JPH07114563A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH07114563A
JPH07114563A JP5283925A JP28392593A JPH07114563A JP H07114563 A JPH07114563 A JP H07114563A JP 5283925 A JP5283925 A JP 5283925A JP 28392593 A JP28392593 A JP 28392593A JP H07114563 A JPH07114563 A JP H07114563A
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JP5283925A
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Inventor
Takashi Akutsu
隆 阿久津
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既存の文書に対して修正を行って新しい版の
文書を作成する場合に、各版ごとの文書中の変更部分
に、変更内容を示す属性コードを付加した実データの状
態で作成した文書を保持することにより、変更履歴のテ
ーブルやファイル等を不要にする。 【構成】 文書処理装置において、文書データに、以前
に作成された版であることを示す履歴情報の属性コード
を付加する手段を備え、当該文書データの保存時に、該
手段によって属性コードを付加することにより、文書の
変更履歴の情報を文書データに中に記憶する。 【効果】 特別な管理テーブルや変更履歴ファイルを使
用しないで、文書の変更に関する履歴を保存することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、日本語ワードプロセ
ッサ等の文書編集機能を有する文書処理装置の改良に係
り、特に、既存の文書に対して修正を行って新しい版の
文書を作成する場合に、各版ごとの文書中の変更部分
に、変更内容を示す属性コードを付加した実データの状
態で作成した文書を保持することにより、変更履歴のテ
ーブルやファイル等を不要にした文書処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ワードプロセッサ等の文書処理装置で
は、作成済みの文書のデータを保存しておき、必要に応
じて文書データに新たな修正を加えて使用する文書作成
方法がしばしば行われる。このような既存の文書に対し
て修正を行う際に、その変更履歴を管理する方法が、す
でにいくつか提案されており、例えば1単位の修正に対
して、変更テーブルや変更操作を行ったファイルを保持
する方法が提案されている。
【0003】具体的にいえば、既存文書に対する操作者
のオペレーションを別ファイル(コマンドファイル)と
して記憶しておき、既存文書とコマンドファイルから、
修正個所の判断や変更の管理を行う(例えば特開平1−
142858号公報)。また、文書データ、および変更
履歴のテーブルやファイルを設けて、各種の編集機能を
実現する(例えば特開昭62−54346号公報)。
【0004】このような管理方法としては、その他に、
最新の(最終変更後の)文書を取り出す際に、最初の修
正履歴データから順に保存文書を変更していく方法も知
られている。しかし、これらの方法では、データの他
に、それらのデータを管理する必要があるので、文書デ
ータの管理や保存が複雑化する。
【0005】その上、折角変更履歴を保存しているにも
かかわらず、各変更ごとの変更済み文書データを保存す
るなどの無駄が生じると共に、変更が多くなると、処理
スピードも低下する、等の不都合がある。一方、修正個
所の表示やマーク付け印刷を行う方法も提案されてい
る。
【0006】すなわち、キーボードなどに専用の修正登
録/解除キーを設け、このキーの操作によって、登録し
たデータに対して修正記号の付加処理を行う(例えば特
開昭58−169239号公報)。この方法では、専用
の指示装置や指示コマンドが必要であり、また、十分な
自動化も行われていない、という問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
変更履歴の管理機能を有する文書処理装置におけるこれ
らの不都合、すなわち、変更テーブルや変更操作のファ
イルを必要としたり、あるいは専用の指示装置や指示コ
マンドを必要とする上、処理スピードも低下する等の多
くの不都合を解決し、簡単かつ確実に変更履歴の管理を
行えると共に、文書の取り出し時の処理スピードも低下
しないようにして、処理能率を向上させた文書処理装置
を提供することを第1の目的とする(請求項1の発
明)。第2に、第1の目的の文書処理装置を改良し、指
定された時点の文書が迅速に復元できるようにした文書
処理装置を提供することを目的とする(請求項2の発
明)。
【0008】第3に、同じく第1の目的の文書処理装置
を改良し、2つの時点の異なるページが出力できるよう
にした文書処理装置を提供することを目的とする(請求
項3の発明)。第4に、第1の目的の文書処理装置を改
良し、履歴情報の参照機能を備えた文書処理装置を提供
することを目的とする(請求項4の発明)。
【0009】第5に、第1の目的の文書処理装置を改良
し、マーク付け処理の自動化機能を備えた文書処理装置
を提供することを目的とする(請求項5の発明)。第6
に、第1の目的の文書処理装置を改良し、編集中に過去
の文書を参照することができる参照機能を備えた文書処
理装置を提供することを目的とする(請求項6の発
明)。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
文字・領域等のデータからなる文書を入力する手段と、
これらの文書データを記憶・保存する手段と、記憶され
た文書を出力する手段と、文書を表示・再編集する手段
とを具備する文書処理装置において、文書データに、以
前に作成された版であることを示す履歴情報の属性コー
ドを付加する属性コード付加手段を備え、当該文書デー
タの保存時に、該属性コード付加手段によって履歴情報
の属性コードを付加することにより、文書の変更履歴の
情報を文書データ中に記憶するようにしている。
【0011】第2に、上記第1の文書処理装置におい
て、記憶された変更履歴の情報を用いて、指定の版の文
書を出力するようにしている。
【0012】第3に、上記第1の文書処理装置におい
て、記憶された変更履歴の情報を用いて、2つの指定さ
れた版の間で、異なる頁の文書のみを出力するようにし
ている。
【0013】第4に、上記第1の文書処理装置におい
て、記憶・保存された変更履歴の情報を、変更履歴一覧
表としてリスト出力するようにしている。
【0014】第5に、上記第1の文書処理装置におい
て、記憶された変更履歴の情報を用いて、変更された部
分にマーク付けを行うようにしている。
【0015】第6に、上記第1の文書処理装置におい
て、記憶された変更履歴の情報を用いて、指定された版
の文書を編集中に表示するようにしている。
【0016】
【作用】この発明では、実際の文書の変更処理は、挿入
か削除かの2種類のみであるという点に着目し、文書の
変更に関する情報(履歴保存用の履歴コードや、文字を
修飾するための属性付けコードなどの情報)を、テキス
トデータと共に、文書の実データの中に保存することよ
って、特別な管理テーブルや変更履歴ファイルの使用を
不要にしている。まず、この発明の文書処理装置で使用
する履歴保存用の属性コードについて、詳しく説明す
る。なお、アンダーラインや網かけ等の装飾された文字
に付加する属性付けの制御コード(以下、制御コードと
いう)については、後で述べる。
【0017】図2は、履歴保存用の属性コードについ
て、そのコード構成の一実施例を示す図である。
【0018】この図2に示すように、履歴保存用の属性
コード(以下、履歴コードという)は、挿入ID、削除
ID、挿入日時、削除日時、の各情報から構成される。
これらの情報は、以降の文書データを挿入したことを示
す挿入ID、同じく以降の文書データを削除したことを
示す削除ID、およびその編集日時である。
【0019】なお、IDは、「1」から始まる数値で、
ある1つの編集の区切るで増加される。一般的には、こ
のIDは、文書の版を表わす。ただし、挿入IDが
「0」の場合には、文書データの最後尾を表わし、ま
た、削除IDが「0」の場合には、削除されていないこ
とを表わしている、ものとする。
【0020】このような履歴コードは、1個ずつ独立し
て使用され(入れ子にすることはできない)、次の履歴
コードが入力されるまで有効である。また、編集の区切
り、すなわち、現在編集中IDの更新は、ユーザが文書
を登録するときに、編集中登録か、版としての確定登録
か、を指示することによって行い、後者の場合には、版
としての確定登録を行った時点で、編集中IDを「1」
増やす。
【実施例1】この実施例は、主として、請求項1の発明
に対応しているが、請求項2から請求項6の発明にも関
連している。
【0021】図1は、この発明の文書処理装置につい
て、その要部構成の一実施例を示す機能ブロック図であ
る。図において、1は表示部、2はキー入力部、3はポ
インティングデバイス、4は操作部、5は制御部、6は
編集中データ格納メモリ、7は版作成部、8は文書デー
タ処理部、9は履歴テーブル作成部、10はテーブル展
開部、11は文書記憶部、12はテーブル記憶部、13
は出力制御部、14は出力装置を示す。
【0022】この図1に示すこの発明の文書処理装置
は、ハード的には、履歴テーブル作成部9と、テーブル
展開部10と、テーブル記憶部12とが付加された点
で、従来の装置と異なっている。各部の機能は、概略次
のとおりである。表示部1は、編集中の文書の内容や、
操作上のメッセージ等を可視パターンで表示するディス
プレイである。
【0023】キー入力部2は、キーボードからの入力を
受け付ける機能を有している。ポインティング・デバイ
ス入力部3は、同じく、ポインティング・デバイスから
の入力を受け付ける機能を有している。
【0024】操作部4は、各種の入力装置からの入力を
制御し、制御部5に対して指示を行う。制御部5は、シ
ステム全体の制御を司る機能を有する。編集中データ格
納メモリ6は、編集中の文書データを格納し、また、格
納されたデータに対して処理を行うための記憶装置であ
る。
【0025】版作成部7は、文書データから各種の版を
組み上げる機能を有している。文書データ処理部8は、
文書データや文書作成の機能を有し、また、格納された
文書データのフォーマット情報による処理等の制御を司
る。履歴テーブル作成部9は、文書データから履歴情報
を作成する。
【0026】テーブル展開部10は、履歴テーブルから
履歴一覧表を作成する機能を有している。文書記憶部1
1は、文書を保管する記憶装置である。テーブル記憶部
12は、履歴テーブルを一時記憶し、処理を行う。
【0027】出力制御部13は、出力データおよび出力
装置14の制御を司る機能を有している。出力装置14
は、プリンタやファクシミリ等のハードコピーを作成す
る出力手段である。
【0028】すでに述べたように、この発明では、文書
の変更に関する情報は、文書の実データの中に保存され
ており、特別な管理テーブルや変更履歴ファイルは使用
しない。すなわち、新たに付加された履歴テーブル作成
部9は、文書データから履歴情報を作成し、また、テー
ブル記憶部12は、作成された履歴テーブルを一時記憶
するだけであって、従来のように、履歴テーブルそれ自
体は不要である。
【0029】次に、この発明の文書処理装置において、
挿入/削除時における内部処理について詳しく説明す
る。以下の説明では、理解を容易にするために、履歴コ
ードの挿入IDと削除IDとを、それぞれ1桁の数値と
して、「R13」等で表わすことにする。
【0030】例えば、この「R13」は、以降のデータ
が、第1版で挿入され、第3版で削除されたことを表わ
す。この実施例における文書処理装置の文書データ構造
は、次の図3から図6に示すとおりである。具体的な文
書作成時の処理について、文書の変更の一例と、そのと
きの内部データ(実データ)とを対比して説明する。
【0031】図3は、この発明の文書処理装置におい
て、文書の変更と、そのときの内部データとを対比した
一例を示す図である。図において、A31は第1版の文
書、A32は第1版の文書の実データ、A33は第1版
の文書に挿入される文書、A34は第2版の文書、A3
5は第2版の文書の実データ、A36は第2版の文書か
ら削除される文書、A37は第3版の文書、A38は第
3版の文書の実データを示す。
【0032】まず、図3にA31で示すような、第1版
の文書を作成すると、この第1版の文書の実データ(内
部データ)は、A32のようになる。すなわち、内部デ
ータは、A32のように、文書の先頭に、第1版時点の
履歴コードとして、「R10」(挿入ID)が入り、そ
の後に、第1版の文書A31の文字列データが並び、最
後に、「R00」(削除ID、削除されていないことを
示す「0」の削除ID)が入る。
【0033】次に、第2版として、第1版の文書A31
に対し、A33で示すような文書の挿入を行う。すなわ
ち、‘お’と‘か’の間に、‘カキクケコ’を挿入する
(A33)。
【0034】この場合には、まず、挿入位置に履歴コー
ド「R20」を入れ、その後に挿入する文字列データを
入れる。最後に、挿入位置の以前(第1版時点)の履歴
コード「R10」を入れる。
【0035】その結果、文書の実データは、A35で示
すようになる。すなわち、第2版で挿入された文字列デ
ータ‘カキクケコ’(A33)は、先頭に、第2版で挿
入されたことを示す履歴コード「R20」が、最後に、
以後の文字列データは、第1版のときと変更がないこと
を示す「R10」が、それぞれ付加された状態に変更さ
れる。
【0036】この第2版の文書A34(実データはA3
5)について、さらに、第3版で、A36のように削除
を行うとする。図3では、文書A34中から、文字列デ
ータ‘タタ’(A36)の2文字を削除する場合とす
る。
【0037】この場合には、削除開始位置の以前(第2
版時点)の履歴コード「R10」を取得し、そのコード
の削除IDを3にした履歴コード「R13」を、A36
の文字列データ‘タタ’の先頭へ入れ、また、最後に、
以後の文字列データは、それ以前と変更がないことを示
す履歴コード「R10」(この場合には、第1版と第2
版とで変更がないので、実質的には第1版で作成された
データであることを示す「R10」となる)を入れる。
したがって、第3版の文書としては、文書A34中から
文字列データ‘タタ’(A36)が削除されて、第3版
の文書A37(実データはA38)が表示されることに
なる。
【0038】すなわち、第3版の実データA38は、第
2版の実データA35について、A36の‘タタ’が削
除されるが、その文字列データ‘タタ’の前に、第1版
で挿入(作成)され、第3版で削除されたことを示す履
歴コード「R13」が、その後には、後続の文字列デー
タが第1版で作成されたデータであることを示す履歴コ
ード「R10」が、それぞれ加えられた形にされる。こ
のように、過去の版に対する削除処理を行った場合、A
37に示すように、削除された文字列データは、表示画
面から消えるが、内部の実データには、履歴コード「R
13」が付加されるだけであり、実際には、削除対象の
文字列データの削除は行われず、そのまま保持されてい
る。
【0039】以上に述べた図3の一例は、第1版として
作成された文書A31に、A33の文字列データを挿入
して第2版の文書A34に変更し、さらに、A36の文
字列データを削除して第3版の文書A37を作成する処
理であり、比較的簡単な変更を行う場合である。次に、
新たに挿入された部分に、削除の処理が行われる場合を
説明する。
【0040】図4は、この発明の文書処理装置におい
て、文書の変更と、そのときの内部データとを対比した
他の一例を示す図である。図において、A41は第2版
の文書、A42は第2版の文書の実データ、A43は第
2版の文書から削除される文書、A44は第3版の文
書、A45は第3版の文書の実データを示す。
【0041】この図4では、A41で示すように、第1
版の文書、すなわち、文字列データ‘あいうえお’に、
履歴コード「R20」以下の文字列データ‘カキクケ
コ’を挿入して、第2版の文書を作成した状態を示して
いる。したがって、表示画面上には、A41で示すよう
な文字列‘あいうえおカキクケコ’が表示されている。
【0042】この場合に、実データ(内部データ)は、
A42のようになっている。この第2版の文書A41に
対して、第3版として、A43で示す文字列データ‘え
おカキク’を削除すると、A44に示すような文書が作
成される。この状態では、第3版の文書は、A44に示
すように、文字列‘あいうケコ’となる。
【0043】また、実データは、A44に示すように、
第1版で作成された削除対象の文字列データ‘えお’の
前に、履歴コード「R13」が挿入され、また、第2版
で作成された削除対象の文字列データ‘カキク’の前
に、履歴コード「R23」が挿入される。そして、第2
版で作成され、第3版の文書でも残される文書列データ
‘ケコ’の前に、履歴コード「R20」が挿入される。
【0044】このように、例えば、第3版で削除する範
囲に、すでに履歴コードがある場合には、削除コードが
「0」のコードは、編集中ID(履歴コードの一位の1
桁の「2」を「3」)に変更する。この図4では、第1
版で作成された文字列には、履歴コード「R13」が、
また、第2版で作成された文字列には、履歴コード「R
23」が、それぞれ与えられる。
【0045】したがって、図4のA45に示す内部デー
タ(第3版)を、A42の内部データ(第2版)と比較
すれば、履歴コード「R13」が、文字列データ‘え’
の直前に新たに挿入され、すでに存在していた履歴コー
ド「R20」が「R23」に変更され、履歴コード「R
20」が、文字列データ‘ケ’の直前に新たに挿入され
ることになる。
【0046】一方、「0」のコードでない場合、すなわ
ち、すでに削除済みの場合には、そのままにする。ま
た、範囲の始点と終点の処理は、先の図3と同様である
(削除範囲始点の文字の直前が履歴コードの場合には、
範囲の中間にある場合と同様である)。
【0047】以上に説明したこの発明で使用する履歴コ
ードは、次のように要約することができる。ここでは、
第n版の文書を作成している場合とする。この場合に、
挿入や削除を行うときには、次のようにする。挿入のと
きは、カーソル位置(および範囲)の履歴コードが「R
n0」であるとすれば、通常の操作と同様に、文書デー
タのみ挿入する。
【0048】他方、第n版以前の文書に対して変更を加
えるときには、変更対象の第k版の文書については、そ
の挿入(作成)時の数字と、変更を行った第n版の数字
とで示す履歴コード「Rkn」を使用する。ただし、k
<nである。すなわち、第n版であることは、履歴コー
ド中のnの有無で判断され、もし、十位の桁であれば、
第n版で挿入され、一位の桁であれば、第n版で削除さ
れたことが示される。
【0049】以上に述べた図3と図4では、各版の文書
が、文字列データだけが作成されている場合である。し
かし、この発明は、アンダーラインや網かけ等の装飾さ
れた文字(属性付けの制御コード)が混在している場合
にも、同様に実施することができる。
【0050】図5は、この発明の文書処理装置につい
て、その文書の画面表示と内部データの対応関係の一実
施例を示す図で、(1) は画面表示、(2) は内部データ、
(3) は属性付けの制御コードを示す。図において、UN
Donはアンダーラインの開始、UNDoff はアンダーラ
インの終了、NETonは網かけの開始、NEToff は網
かけの終了を意味している。
【0051】この図5(1) に示すような文書が画面表示
されているとする。ここで、属性とは、アンダーライン
や網かけのように、文字に付ける装飾を意味している。
この場合の内部データ(実データ)は、図5(2) に示す
ように、文字列や句点等のキャラクタコードを示すデー
タと、アンダーラインの開始UNDon,終了UNDoff
、および網かけの開始NETon,終了NEToff を示
す属性付けの制御コードから構成されている。
【0052】また、変更履歴の保存には、履歴保存用の
属性コードを、文書データに埋め込むようにしている。
ここで、制御コード(属性付けの制御コード)を有する
文書に対して、削除の処理が行われる場合を説明する。
【0053】図6は、この発明の文書処理装置におい
て、属性付けの制御コードを有する文書の変更と、その
ときの内部データとを対比した一例を示す図である。図
において、A61は第1版の文書、A62は第1版の文
書の実データ、A63は第1版の文書から削除される文
書、A64は第2版の文書、A65は第2版の文書の実
データ、A66は挿入された属性コードを示し、UND
onはアンダーラインの開始、UNDoff はアンダーライ
ンの終了を示す制御コードである。
【0054】この図6では、A61で示すように、第1
版の文書の一部、すなわち、文字列データ‘カキクケ
コ’に、アンダーラインが付けられている場合である。
この場合の実データ(内部データ)は、A62に示すよ
うに、第1版の文書として作成されたことを示す履歴コ
ード「R10」と、その最後を示す履歴コード「R0
0」の他に、アンダーラインの開始を示す制御コード
「UNDon」が、文字列データ‘カキクケコ’の先頭に
入り、また、その最後に、アンダーラインの終了を示す
制御コード「UNDoff 」が入っている。
【0055】この第1版の文書A61に対して、A63
に示す文字列データ‘えおカキク’を削除して第2版の
文書を作成すると、表示画面上には、A64に示すよう
な第2版の文書が得られる。また、その実データは、A
65に示すように変化する。すなわち、削除対象の文字
列データ‘えおカキク’の先頭に、履歴コード「R1
2」(第1版で作成されて、第2版で削除されたことを
示す履歴コード)が入る。
【0056】この場合には、削除対象の文字列に、アン
ダーラインが付けられた文字列データ‘カキク’も含ま
れているので、その文字列の最後、すなわち、この第2
版でアンダーラインが開始される文字‘ケ’の先頭に、
履歴コード「R20」と、アンダーラインの開始を示す
制御コード「UNDon」とを挿入し、その後に、先の図
3や図4で述べたように、履歴コード「R10」を挿入
する。この図6のように、削除範囲に、アンダーライン
や網かけのような制御コードの片方が含まれている場合
には、その削除範囲内にある制御コード(削除IDが
「0」の領域内の属性文書データ)を、出現順に削除範
囲の最終位置に挿入すればよい。
【0057】すなわち、図6の場合には、アンダーライ
ンが付けられた文字列データ‘カキク’が削除範囲内に
あるので、このコード(アンダーラインの開始を示す制
御コード「UNDon」)を、削除対象文字列の最終位置
へ、履歴コード「R20」に続けて挿入する。以上のよ
うに、変更される文字列(修正対象の文字列)に、アン
ダーラインや網かけのような属性が付けられた文字が含
まれている場合でも、履歴コードに続けて、その変更を
指示する制御コードを挿入すれば、文書の変更履歴を含
む実データが得られる。
【0058】このような履歴コードや制御コードに関す
る処理は、図1の文書データ処理部8によって実行され
る。以上に詳しく説明したように、第1の実施例では、
文書の変更に関する履歴保存用の属性コード(履歴コー
ド)や属性付けの制御コードなどの情報を、文書の実デ
ータの中に保存することより、特別な管理テーブルや変
更履歴ファイルの使用を不要にしている。
【0059】
【実施例2】次に、第2の実施例を説明する。この実施
例は、請求項2の発明に対応している。
【0060】この第2の実施例では、請求項1の文書処
理装置において、保存された文書から履歴情報を自動的
に抽出するようにした点に特徴を有している。保存され
た履歴情報を含む文書データから第n版の文書を取り出
すには、挿入IDがn以下で、かつ削除IDが「0」ま
たは「n」より大きいものを抽出すればよい。
【0061】図7は、第1版から第4版の文字列データ
と、各版における変更部分との対応関係の一例、および
第4版の実データを示す図で、(1) は第1版から第4版
の文字列データと、各版における変更部分、(2) は第4
版の実データを示す。図において、A71は第1版の文
字列データ、A72は第2版の文字列データ、A73は
第3版の文字列データ、A74は第4版の文字列デー
タ、A75は第2版の文字列に挿入される文字列デー
タ、A76は第3版の文字列に挿入される文字列デー
タ、A77は第4版で削除される文字列データ、A78
は第4版の実データを示す。
【0062】この図7(1) の文書から、第2版を取り出
すときは、次のようにする。 (挿入ID≦2)AND{(削除ID=0)OR(削除
ID>2)} に一致する履歴コードに付随する文書データを抜き出
す。この図7(2) の第4版の文書データA78中で、上
記の条件を満たす履歴コードは、「R10」,「R1
4」,「R24」の3つである。
【0063】そこで、これら3つの履歴コードに続く文
字列を抽出すると、第2版の文書A72が得られること
になる。以上のような機能、すなわち、任意の版を取り
出す処理は、図1に示した版作成部7によって行われ、
抽出された文書は、別文書として文書記憶部11に保存
される。
【0064】以上のように、この第2の実施例では、保
存された文書から履歴情報を自動的に抽出できるように
している。したがって、第2の実施例によれば、先の第
1の実施例(請求項1)の文書処理装置の効果に加え
て、任意の版を取り出すことができる。
【0065】
【実施例3】次に、第3の実施例を説明する。この実施
例は、請求項3の発明に対応している。
【0066】ここでは、保存された履歴情報を含む文書
データから、例えば、第m版と第n版(m>n)の異な
るページを取り出す場合を述べる。この場合の履歴コー
ドの検索条件は、次の〜であり、 挿入ID≦n、かつ、n<削除ID≦m n<挿入ID<m、かつ、削除ID=0(またはm<
削除ID) 挿入ID=m の内のいずれか1つを満たす履歴コードを検索し、該当
する履歴コードを含むページを出力する。
【0067】例えば、図7の文書から第2版と第3版の
異なるページを取り出す場合、その条件,,は、 挿入ID≦2、かつ、2<削除ID≦3 2<挿入ID<3、かつ、削除ID=0(または3<
削除ID) 挿入ID=3 となり、先の図7(2) に示す第4版の文書データA78
の中で、これに一致するのは、「R34」と「R30」
である。したがって、結局、文字列‘さしすせそ’を含
むページが選択される。
【0068】以上の処理は、図1の文書データ処理部8
によって実行さる。以上のように、この第3の実施例で
は、任意の2つの版の文書の差分ページが欲しいとき
に、その抽出が自動的に行えるようにしている。したが
って、第3の実施例によれば、先の第1の実施例(請求
項1)の文書処理装置の効果に加えて、任意の2つの版
の文書の差分ページを自動的に得ることができる。
【0069】
【実施例4】次に、第4の実施例を説明する。この実施
例は、請求項4の発明に対応しているが、請求項1の発
明にも関連している。
【0070】請求項4の文書処理装置では、請求項1の
文書処理装置において、文書の変更履歴の情報を一覧表
として作成する作業が、自動的に行えるようにした点に
特徴を有している。文書の変更履歴一覧表を作成するに
は、文書中の「R10」以外の履歴コードを探し、見付
かったコードに対して、そのコードの挿入/削除ID、
文書データ内の位置、および文書を展開したときのペー
ジ、行を記録して、次の図8のような履歴コードテーブ
ルを作成する。
【0071】図8は、この発明の文書処理装置におい
て、作成される履歴コードテーブルの一実施例を示す図
である。
【0072】履歴コードテーブルは、この図8に示すよ
うに、例えば、「挿入/削除ID」と「分類」、「文書
データ内の位置」、「ページ」、「行」のように、探し
出された履歴コード(挿入IDや削除ID)、文書デー
タ内の位置、および文書に展開したときの「ページ数」
と「行数」などの情報を用いて作成される
【0073】この図8に示す履歴コードテーブルの作成
処理は、図1の履歴テーブル作成部9によって行われ、
作成されたテーブルは、テーブル記憶部12に一時保存
される。ここでは、一例として、次の図9に示すような
作成済みの文書について、そのテーブルの作成方法につ
いて説明する。
【0074】図9は、この発明の文書処理装置におい
て、文書の変更と、そのときの内部データとを対比した
第4の実施例を示す図である。図において、A91は第
1版の文書、A92は第1版の文書の実データ、A93
は第1版の文書に挿入される文書、A94は第2版の文
書、A95は第2版の文書の実データ、A96は第2版
の文書に挿入される文書、A97は第3版の文書、A9
8は第3版の文書の実データ、B1〜B3は分断された
文字列データを示す。
【0075】この図9では、第1版から第3版までの改
訂が行われた場合であり、図9にA91で示すような文
字列データ‘ああああ’の第1版の文書を作成すると、
この第1版の文書の実データ(内部データ)は、A92
のようになる。すなわち、内部データは、A92のよう
に、文書の先頭に、第1版時点の履歴コードとして、
「R10」(挿入ID)が入り、最後に、履歴コード
「R00」(削除ID、削除されていないことを示す
「0」の削除ID)が入る。
【0076】次に、この第1版の文書A91に、A93
に示す文字列データ‘いいいい’を挿入すると、A94
のような表示画面となり、第2版の文書の実データ(内
部データ)は、A95のようになる。さらに、この第2
版の文書A94に、A96に示す文字列データ‘うう’
を挿入すると、A97のような表示画面となり、第3版
の文書の実データ(内部データ)は、A98のようにな
る。
【0077】すなわち、第2版で挿入された文字列の中
間の位置に、第3版の改訂時に文字列データ‘うう’を
挿入すると、第2版の挿入文字列データ‘いいいい’は
分断されてしまう。この場合を一般的に表現すれば、第
n版で挿入された文字列の中間に、第(n+1)版の文
字列を挿入すると、第n版の挿入文字列は分断されてし
まう、ということになる。
【0078】すなわち、単純に、履歴コードを先頭から
見ていくと、実際には文字列「A93」と「A96」の
2回の挿入操作しか行っていないのに、図9にA98で
示した実データでは、文字列データ‘いい’(B1)、
‘うう’(B2)、‘いい’(B3)の計3回の挿入を
行った、と判断されるので、誤った履歴表を作成してし
まう。そこで、この第4の実施例では、挿入IDの検索
は再帰的に行うことにして、このような誤った検出が行
われるのを回避する。
【0079】これらの処理は、図1に示した履歴テーブ
ル作成部9によって行われ、作成されたテーブルは、テ
ーブル記憶部12に一時保存される。この第4の実施例
によるテーブル作成の動作を、フローで説明する。最初
に、挿入IDについて述べる。
【0080】図10は、この発明の文書処理装置につい
て、履歴テーブル作成時における挿入IDの検索の主要
な処理の流れを示すフローチャートである。図におい
て、#1〜#4はステップを示す。
【0081】ステップ#1で、次の履歴コードをサーチ
する。ステップ#2へ進み、挿入ID=0であるかどう
かチェックする。もし、挿入ID=0であれば、この図
10のフローを終了する。
【0082】これに対して、挿入ID=0でなければ、
ステップ#3へ進み、挿入ID=1であるかどうかチェ
ックする。もし、挿入ID=1であれば、再び先のステ
ップ#1へ戻り、以下同様の処理を繰り返えす。
【0083】また、先のステップ#3でチェックした結
果、挿入ID=1でなければ、ステップ#4へ進む。ス
テップ#4で、登録のサブルーチンを実行して、挿入I
Dが「1」以外の履歴コードを、一旦テーブルに登録
し、再び先のステップ#2へ戻り、以下同様の処理を繰
り返えす。
【0084】以上の処理を、ステップ#2で、挿入ID
=0となるまで、繰り返えし、全ての履歴コードのサー
チが完了すると、この図10のフローを終了する。次
に、登録のサブルーチンについて説明する。
【0085】図11は、図10に示した挿入ID検索時
におけるテーブル登録の主要な処理の流れを示すフロー
チャートである。図において、#11〜#16はステッ
プを示す。
【0086】ステップ#11で、挿入IDが「1」以外
の履歴コードを、テーブルに登録する。ステップ#12
で、その挿入IDを、次の履歴コードと比較するために
保持する。
【0087】ステップ#13へ進み、次の履歴コードを
サーチする。ステップ#14で、その履歴コードの挿入
IDと、先のステップ#12で保持した挿入IDとの大
小関係を比較する。
【0088】もし、同じ挿入IDであれば、先のステッ
プ#13へ戻り、次の履歴コードをサーチする。また、
ステップ#14でチェックした結果、次の履歴コードの
挿入IDが、先のステップ#12で保持した挿入IDよ
り大きいときは、その文字列は分断されたことになるの
で、ステップ#15へ進み、登録のサブルーチンを実行
して、再びステップ#14へ戻る。このように、再帰的
に検索を続ける。
【0089】これに対して、ステップ#14でチェック
した結果、次の履歴コードの挿入IDが、先のステップ
#12で保持した挿入IDより小さいときは、その挿入
IDでの一連の挿入文字列の最後を表わしているので、
ステップ#16へ進み、検索のループを抜ける。以上の
ステップ#11〜#16の処理を行うことによって、図
9に示したように、その後の改訂により一連の文字列
が、新たに挿入された文字列によって分断された場合で
も、各版ごとの履歴コードの挿入IDを検索することが
でき、正確な履歴コードテーブルを作成することが可能
になる。
【0090】挿入に関するテーブルの作成が終了する
と、次に、同様の処理によって削除に関するテーブルを
作成する。この削除IDの場合にも、再帰的にサーチを
行う。削除の検索処理を、次の図12と図13のフロー
に示す。
【0091】図12は、この発明の文書処理装置につい
て、履歴テーブル作成時における削除IDの検索の主要
な処理の流れを示すフローチャートである。図におい
て、#21〜#24はステップを示す。
【0092】ステップ#21で、次の履歴コードをサー
チする。ステップ#22へ進み、挿入ID=0であるか
どうかチェックする。もし、挿入ID=0であれば、こ
の図12のフローを終了する。
【0093】これに対して、挿入ID=0でなければ、
ステップ#23へ進み、削除ID=0であるかどうかチ
ェックする。もし、削除ID=0であれば、再び先のス
テップ#21へ戻り、以下同様の処理を繰り返えす。
【0094】また、先のステップ#23でチェックした
結果、削除ID=0でなければ、ステップ#24へ進
む。ステップ#24で、登録のサブルーチンを実行し
て、削除IDが「0」以外の履歴コードを、一旦テーブ
ルに登録し、再び先のステップ#22へ戻り、以下同様
の処理を繰り返えす。
【0095】以上の処理を、ステップ#22で、挿入I
D=0となるまで、繰り返えし、全ての履歴コードのサ
ーチが完了すると、この図12のフローを終了する。次
に、登録のサブルーチンについて説明する。
【0096】図13は、図12に示した削除ID検索時
におけるテーブル登録の主要な処理の流れを示すフロー
チャートである。図において、#31〜#36はステッ
プを示す。
【0097】ステップ#31で、削除IDが「0」以外
の履歴コードを、テーブルに登録する。ステップ#32
で、その削除IDを、次の履歴コードと比較するために
保持する。
【0098】ステップ#33へ進み、次の履歴コードを
サーチする。ステップ#34で、その履歴コードの削除
IDと、先のステップ#32で保持した削除IDとの大
小関係を比較する。
【0099】もし、同じ削除IDであれば、先のステッ
プ#33へ戻り、次の履歴コードをサーチする。また、
ステップ#34でチェックした結果、次の履歴コードの
削除IDが、先のステップ#32で保持した削除IDよ
り大きいときは、ステップ#35へ進み、登録のサブル
ーチンを実行して、再びステップ#34へ戻る。このよ
うに、再帰的に検索を続ける。
【0100】これに対して、ステップ#34でチェック
した結果、次の履歴コードの削除IDが、先のステップ
#32で保持した削除IDより小さいときは、ステップ
#36へ進み、検索のループを抜ける。以上のステップ
#31〜#36の処理を行うことによって、各版ごとの
履歴コードの削除IDを検索することができ、正確な履
歴コードテーブルを作成することが可能になる。
【0101】次に、各版ごとの履歴の作成処理について
説明する。版ごとの履歴表を作成するには、先に詳しく
述べた挿入IDと削除IDのテーブルを、挿入/削除I
Dを小さい番号順にソートする。
【0102】また、ページごとの履歴表が欲しいとき
は、その値でソートしておく。そして、作成されたテー
ブルの先頭から順番にデータを取り出し、次の図14の
ようなテーブルを作成する。
【0103】図14は、この発明の文書処理装置で作成
される文書改訂履歴表の一実施例を示す図である。図に
おいて、C1は版、C2は修正日付、C3は分類、C4
は頁、C5は行、C6は変更内容を示す。
【0104】この図14で、変更内容C6には、先に作
成された履歴コードテーブルの文書データ位置の情報に
基いて、文書の実データから取り出した内容を記録す
る。その他の欄の内容についても、各文書中の実データ
の情報から取り出すことができる。
【0105】以上の処理は、テーブル展開部10が、文
書記憶部11の中の文書データと、テーブル記憶部12
に保持されている履歴コードテーブルとを参照して行わ
れ、図14のような文書改訂履歴表が作成される。した
がって、この第4の実施例によれば、先の第1の実施例
(請求項1)の文書処理装置の効果に加えて、文書の変
更履歴の情報の一覧表を、容易に作成することができ
る。
【0106】
【実施例5】次に、第5の実施例を説明する。この実施
例は、請求項5の発明に対応しているが、請求項1の発
明にも関連している。この第5の実施例では、文書の変
更部分に対するマーク付けを自動的に行えるようにした
点に特徴を有している。
【0107】第1版からの変更部分に対して、ページ余
白にマークを付ける場合には、「R10」以外の履歴コ
ードを検索する。そして、見つかった履歴コード「R1
0」を含む行、またはそのコードの有効範囲に対して、
次の図15に示すようにマーク付けを行う。
【0108】図15は、この発明の文書処理装置におい
て、各版の文書の変更部分に対してページ余白に目印の
マークを表示した一実施例を示す図で、(1) は文書デー
タ、(2) は表示画面を示す。図のA〜Cは文書データの
変更部分に付けられるマークを示す。
【0109】この図15(1) に示すように、履歴コード
を含む文書データがあり、その後の版で改訂(変更)さ
れた場合には、それぞれの改訂部分の余白に、マークA
〜Cを付けておく。そして、表示画面上では、その該当
する領域に、目立つようなマーク、例えば黒(非輝点)
のマーク部を表示する。
【0110】一般的に、第n版を基準にして、この図1
5に示すように、それ以降の変更部分に対してマーク付
けを行うには、文書の実データ中から、削除IDや挿入
IDがnより大きいものを探せばよい。以上の処理は、
図1の版作成部7と、テーブル展開部10によって実行
され、出力制御部13を制御して表示部1の画面上に表
示する。
【0111】このように、この第5の実施例では、文書
の変更部分に対するマーク付けが自動的に行えるように
している。したがって、第5の実施例によれば、先の第
1の実施例(請求項1)の文書処理装置の効果に加え
て、文書の変更部分に対するマーク付け作業を容易に行
うことが可能となり、編集時の操作性が向上される。
【0112】
【実施例6】次に、第6の実施例を説明する。この実施
例は、請求項6の発明に対応しているが、請求項1の発
明にも関連している。
【0113】この第6の実施例では、履歴情報が、文書
中のその位置に保存されている点に着目し、表示画面上
に、現在の版の文書と、過去の版の文書とを並べて表示
させることによって、編集作業の操作性を向上させる点
に特徴を有している。
【0114】すでに他の実施例で説明したように、履歴
情報は、文書中のその位置に保存されているので、先の
第2の実施例で図7に関連して述べたように、履歴情報
によって所望の版の文書に展開することができる。そこ
で、例えば、編集画面を2分割し、その上半分の領域に
現在の版の文書、下半分の領域に過去の版の文書を表示
させることができる。
【0115】この場合にも、文書の展開の順序は、第2
の実施例で述べたのと同様に、表示する部分から展開す
る。これらの処理は、図1の文書データ処理部8が版作
成部7を制御し、展開したデータを表示部1へ与えて画
面上に表示することにより実行される。
【0116】したがって、この第6の実施例によれば、
現在の版の編集中に、過去の版を参照することができる
ので、先の第1の実施例(請求項1)の文書処理装置の
効果に加えて、過去の文書を見ながら編集作業を行うこ
とが可能になり、操作性が一層向上される。
【0117】
【発明の効果】請求項1の文書処理装置では、文書の変
更履歴の情報を自動的に保存するようにしている。した
がって、文書の変更履歴の情報の管理を容易に行うこと
ができる。
【0118】請求項2の文書処理装置では、請求項1の
文書処理装置において、保存された文書から履歴の情報
が自動的に抽出できるようにしている。したがって、請
求項1の文書処理装置の効果に加えて、任意の版を取り
出すことができる。
【0119】請求項3の文書処理装置では、請求項1の
文書処理装置において、任意の2つの版の文書の差分ペ
ージが欲しいときに、その抽出が自動的に行えるように
している。したがって、請求項1の文書処理装置の効果
に加えて、任意の2つの版の文書の差分ページを自動的
に得ることができる。
【0120】請求項4の文書処理装置では、請求項1の
文書処理装置において、文書の変更履歴の情報を一覧表
として作成する作業が、自動的に行えるようにしてい
る。したがって、請求項1の文書処理装置の効果に加え
て、文書の変更履歴の情報の一覧表を、容易に作成する
ことができる。
【0121】請求項5の文書処理装置では、請求項1の
文書処理装置において、文書の変更部分に対するマーク
付けが自動的に行えるようにしている。したがって、請
求項1の文書処理装置の効果に加えて、文書の変更部分
に対するマーク付け作業を容易に行うことができ、編集
時の操作性が向上される。
【0122】請求項6の文書処理装置では、請求項1の
文書処理装置において、編集中の過去の版を参照するこ
とができる。したがって、請求項1の文書処理装置の効
果に加えて、過去の文書を見ながら編集作業を行うこと
が可能になり、操作性が一層向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の文書処理装置について、その要部構
成の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図2】履歴保存用の属性コードについてそのコード構
成の一実施例を示す図である。
【図3】この発明の文書処理装置において、文書の変更
と、そのときの内部データとを対比した一例を示す図で
ある。
【図4】この発明の文書処理装置において、文書の変更
と、そのときの内部データとを対比した他の一例を示す
図である。
【図5】この発明の文書処理装置について、その文書の
画面表示と内部データの対応関係の一実施例を示す図で
ある。
【図6】この発明の文書処理装置において、属性付けの
制御コードを有する文書の変更と、そのときの内部デー
タとを対比した一例を示す図である。
【図7】第1版から第4版の文字列データと、各版にお
ける変更部分との対応関係の一例、および第4版の実デ
ータを示す図である。
【図8】この発明の文書処理装置において、作成される
履歴コードテーブルの一実施例を示す図である。
【図9】この発明の文書処理装置において、文書の変更
と、そのときの内部データとを対比した第4の実施例を
示す図である。
【図10】この発明の文書処理装置について、履歴テー
ブル作成時における挿入IDの検索の主要な処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図11】図10に示した挿入ID検索時におけるテー
ブル登録の主要な処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図12】この発明の文書処理装置について、履歴テー
ブル作成時における削除IDの検索の主要な処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図13】図12に示した削除ID検索時におけるテー
ブル登録の主要な処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図14】この発明の文書処理装置で作成される文書改
訂履歴表の一実施例を示す図である。
【図15】この発明の文書処理装置において、各版の文
書の変更部分に対してページ余白に目印のマークを表示
した一実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 表示部 2 キー入力部 3 ポインティングデバイス 4 操作部 5 制御部 6 編集中データ格納メモリ 7 版作成部 8 文書データ処理部 9 履歴テーブル作成部 10 テーブル展開部 11 文書記憶部 12 テーブル記憶部 13 出力制御部 14 出力装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】このように、例えば、第3版で削除する範
囲に、すでに履歴コードがある場合には、削除コードが
「0」のコードは、編集中ID(履歴コードの一位の1
桁の「」を「3」)に変更する。この図4では、第1
版で作成された文字列には、履歴コード「R13」が、
また、第2版で作成された文字列には、履歴コード「R
23」が、それぞれ与えられる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0108
【補正方法】変更
【補正内容】
【0108】図15は、この発明の文書処理装置におい
て、各版の文書の変更部分に対してページ余白に目印の
マークを表示した表示例を示す図で、(1) はマークとし
て文字を用いた場合の表示例、(2) はマークとして黒塗
の図形を用いた場合の表示を示す。図のA〜Cは文書
データの変更部分に付けられるマークを示す。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0109
【補正方法】変更
【補正内容】
【0109】この図15(1) に示すように、その後の版
で改訂(変更)された場合には、それぞれの改訂部分の
余白に、マークA〜Cを表示するようにしている
た、図15(2) のように、マークA〜Cの代わりに例え
ば黒(非輝点)のマーク部を表示するようにしてもよ
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】この発明の文書処理装置において、各版の文
書の変更部分に対してページ余白に目印のマークを表示
した表示例を示す図である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字・領域等のデータからなる文書を入
    力する手段と、これらの文書データを記憶・保存する手
    段と、記憶された文書を出力する手段と、文書を表示・
    再編集する手段とを具備する文書処理装置において、 文書データに、以前に作成された版であることを示す履
    歴情報の属性コードを付加する属性コード付加手段を備
    え、 当該文書データの保存時に、該属性コード付加手段によ
    って履歴情報の属性コードを付加することにより、文書
    の変更履歴の情報を文書データ中に記憶することを特徴
    とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の文書処理装置において、 記憶された変更履歴の情報を用いて、指定の版の文書を
    出力することを特徴とする文書処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の文書処理装置において、 記憶された変更履歴の情報を用いて、2つの指定された
    版の間で、異なる頁の文書のみを出力することを特徴と
    する文書処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の文書処理装置において、 記憶・保存された変更履歴の情報を、変更履歴一覧表と
    してリスト出力することを特徴とする文書処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1の文書処理装置において、 記憶された変更履歴の情報を用いて、変更された部分に
    マーク付けを行うことを特徴とする文書処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1の文書処理装置において、 記憶された変更履歴の情報を用いて、指定された版の文
    書を編集中に表示することを特徴とする文書処理装置。
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