JPH07156776A - キャリパ内組込み型アンチロック制御装置 - Google Patents
キャリパ内組込み型アンチロック制御装置Info
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- JPH07156776A JPH07156776A JP30391393A JP30391393A JPH07156776A JP H07156776 A JPH07156776 A JP H07156776A JP 30391393 A JP30391393 A JP 30391393A JP 30391393 A JP30391393 A JP 30391393A JP H07156776 A JPH07156776 A JP H07156776A
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- 230000006837 decompression Effects 0.000 claims description 9
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract description 4
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
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- KJFBVJALEQWJBS-XUXIUFHCSA-N maribavir Chemical compound CC(C)NC1=NC2=CC(Cl)=C(Cl)C=C2N1[C@H]1O[C@@H](CO)[C@H](O)[C@@H]1O KJFBVJALEQWJBS-XUXIUFHCSA-N 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ブレーキキャリパ内に、電子制御装置からの
信号によって制御される減圧機構を有するアンチロック
制御装置を提供する。 【構成】 電子制御回路20からブレーキ保持の信号が
出力されると、ソレノイドバルブ14に通電され、これ
により弁体14bがバネ14cの付勢力に抗して下方に
移動し、図1中の第1通路10と第2通路11との連通
を断ち、マスターシリンダ2と液圧室7aとの油路の連
通を断つ。この結果、液圧室7a内のブレーキ液圧はそ
の時の液圧に保持され、ブレーキ保持状態が実行され
る。電子制御装置20からブレーキ緩め信号が出力され
ると、ソレノイドバルブに通電されて流路を断つととも
に、この作動に僅か遅れて、回転カム18が回転し、調
圧ピストンが下方に移動する。この結果、圧力調整室1
7の体積がVだけ拡大し、液圧室7aからブレーキ液が
還流して液圧室7aの液圧が低下し、ブレーキが緩めら
れる。
信号によって制御される減圧機構を有するアンチロック
制御装置を提供する。 【構成】 電子制御回路20からブレーキ保持の信号が
出力されると、ソレノイドバルブ14に通電され、これ
により弁体14bがバネ14cの付勢力に抗して下方に
移動し、図1中の第1通路10と第2通路11との連通
を断ち、マスターシリンダ2と液圧室7aとの油路の連
通を断つ。この結果、液圧室7a内のブレーキ液圧はそ
の時の液圧に保持され、ブレーキ保持状態が実行され
る。電子制御装置20からブレーキ緩め信号が出力され
ると、ソレノイドバルブに通電されて流路を断つととも
に、この作動に僅か遅れて、回転カム18が回転し、調
圧ピストンが下方に移動する。この結果、圧力調整室1
7の体積がVだけ拡大し、液圧室7aからブレーキ液が
還流して液圧室7aの液圧が低下し、ブレーキが緩めら
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両ブレーキ等におい
て、急ブレーキ(急加圧時)をかけた時に発生する車輪
ロックを制御するのに好適なアンチロック制御装置に関
するものであり、更に詳細には、ディスクブレーキのキ
ャリパ内にアンチロック制御装置を組み込んだ小型軽量
のアンチロック制御装置に関するものである。
て、急ブレーキ(急加圧時)をかけた時に発生する車輪
ロックを制御するのに好適なアンチロック制御装置に関
するものであり、更に詳細には、ディスクブレーキのキ
ャリパ内にアンチロック制御装置を組み込んだ小型軽量
のアンチロック制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、制動時の操縦安定性を向上させ運
転者の運転操作を容易にすることを目的としたアンチロ
ック制御装置の開発が積極的に進められている。この種
の車両用アンチロック制御装置としては特開昭64−4
7650号公報に記載されたもの等が知られている。
転者の運転操作を容易にすることを目的としたアンチロ
ック制御装置の開発が積極的に進められている。この種
の車両用アンチロック制御装置としては特開昭64−4
7650号公報に記載されたもの等が知られている。
【0003】前記公報に記載されたアンチロック制御装
置は、マスタシリンダとホイールシリンダとを接続する
配管途中にアンチロック制御用モジュレータを配置し、
このモジュレータ内のボール弁をステップモータを使用
して精密に制御し、車輪のロック現象を解消しようとす
るものである。
置は、マスタシリンダとホイールシリンダとを接続する
配管途中にアンチロック制御用モジュレータを配置し、
このモジュレータ内のボール弁をステップモータを使用
して精密に制御し、車輪のロック現象を解消しようとす
るものである。
【0004】しかし、上記アンチロック制御装置にあっ
ては、車輪側に取付けてあるブレーキ装置とは別に、ア
ンチロック制御を実行するためのモジュレータをブレー
キ配管の途中に設ける必要があり、装置が大型化してし
まうという問題がある。また、これとは別にアンチロッ
ク制御装置の小型化を図るために、ブレーキキャリパ内
にモジュレータを組み込んだものも提案されている(特
開昭61−166759号公報)。このアンチロック制
御装置は、ブレーキキャリパ内に圧電式のブレーキ制御
機構を組み込み、ブレーキ制御を圧電素子の変形を利用
して行うものである。しかし、この装置もブレーキピス
トンの移動量を大きくとるために変位部材を設ける必要
があり、構成が複雑になり、製造コストも高価となる等
々の問題がある。
ては、車輪側に取付けてあるブレーキ装置とは別に、ア
ンチロック制御を実行するためのモジュレータをブレー
キ配管の途中に設ける必要があり、装置が大型化してし
まうという問題がある。また、これとは別にアンチロッ
ク制御装置の小型化を図るために、ブレーキキャリパ内
にモジュレータを組み込んだものも提案されている(特
開昭61−166759号公報)。このアンチロック制
御装置は、ブレーキキャリパ内に圧電式のブレーキ制御
機構を組み込み、ブレーキ制御を圧電素子の変形を利用
して行うものである。しかし、この装置もブレーキピス
トンの移動量を大きくとるために変位部材を設ける必要
があり、構成が複雑になり、製造コストも高価となる等
々の問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、ブレ
ーキキャリパ内に、電子制御装置からの信号によって制
御されるソレノイドバルブによって流路を開閉するとと
もに、モータの駆動によって作動されるカムによって、
前記ソレノイドバルブの開閉に同期して減圧室を拡大、
縮小する減圧機構からなるアンチロック制御モジュレー
タを組み込むことによって、構成が簡単で、且つ、安価
に製造することができる新規なアンチロック制御装置を
提案し、上記諸問題を解決することを目的とする。
ーキキャリパ内に、電子制御装置からの信号によって制
御されるソレノイドバルブによって流路を開閉するとと
もに、モータの駆動によって作動されるカムによって、
前記ソレノイドバルブの開閉に同期して減圧室を拡大、
縮小する減圧機構からなるアンチロック制御モジュレー
タを組み込むことによって、構成が簡単で、且つ、安価
に製造することができる新規なアンチロック制御装置を
提案し、上記諸問題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明のキャリ
パ内組込み型アンチロック制御装置は、ブレーキ装置の
キャリパ3内に形成したホイールシリンダ7と、該ホイ
ールシリンダ7内に配置された摺動自在のピストンによ
って区画された液圧室7aと、前記キャリパ3内に配置
され、かつ、前記液圧室とマスタシリンダとを連通する
通路を有するバルブ装置9と、該バルブ装置9内に配置
されアンチロック制御の態様に応じてマスタシリンダと
前記液圧室7aとの連通を断つソレノイドバルブ14
と、前記ソレノイドバルブ14の下流で前記液圧室7a
と連通する流路の途中に配置され、液圧室7a内のブレ
ーキ液を還流する減圧室17を形成する減圧ピストン1
6と、前記減圧ピストン16を作動する減圧ピストン駆
動機構と、アンチロック制御時に前記ソレノイドバルブ
および減圧ピストン駆動機構を制御する電子制御装置と
からなることを特徴とするものであり、これを課題解決
の手段とするものである。
パ内組込み型アンチロック制御装置は、ブレーキ装置の
キャリパ3内に形成したホイールシリンダ7と、該ホイ
ールシリンダ7内に配置された摺動自在のピストンによ
って区画された液圧室7aと、前記キャリパ3内に配置
され、かつ、前記液圧室とマスタシリンダとを連通する
通路を有するバルブ装置9と、該バルブ装置9内に配置
されアンチロック制御の態様に応じてマスタシリンダと
前記液圧室7aとの連通を断つソレノイドバルブ14
と、前記ソレノイドバルブ14の下流で前記液圧室7a
と連通する流路の途中に配置され、液圧室7a内のブレ
ーキ液を還流する減圧室17を形成する減圧ピストン1
6と、前記減圧ピストン16を作動する減圧ピストン駆
動機構と、アンチロック制御時に前記ソレノイドバルブ
および減圧ピストン駆動機構を制御する電子制御装置と
からなることを特徴とするものであり、これを課題解決
の手段とするものである。
【0007】
〔通常ブレーキ時〕ブレーキぺダル1を踏み込むと、マ
スタシリンダ2に液圧が発生し、ここで発生した液圧は
マスタシリンダ2→配管22→キャリパのポート13→
バルブ装置内第2通路11→ソレノイドバルブ14→バ
ルブ装置内第1通路10→液圧室7aに供給され、ピス
トン6を図中左方に押圧して制動作用が行われる。また
ブレーキぺダルの踏み込みを開放すると、液圧室7a内
の液圧は前記とは逆の経路でマスタシリンダに還流さ
れ、ブレーキが緩められる。
スタシリンダ2に液圧が発生し、ここで発生した液圧は
マスタシリンダ2→配管22→キャリパのポート13→
バルブ装置内第2通路11→ソレノイドバルブ14→バ
ルブ装置内第1通路10→液圧室7aに供給され、ピス
トン6を図中左方に押圧して制動作用が行われる。また
ブレーキぺダルの踏み込みを開放すると、液圧室7a内
の液圧は前記とは逆の経路でマスタシリンダに還流さ
れ、ブレーキが緩められる。
【0008】〔アンチロック制御時〕電子制御回路20
からブレーキ保持の信号が出力されると、ソレノイドバ
ルブ14のソレノイドに通電され、これにより弁体14
bがバネ14cの付勢力に抗して下方に移動し、図1中
の第1通路10と第2通路11との連通を断ち、マスタ
ーシリンダ2と液圧室7aとの油路の連通を断つ。この
結果、液圧室7a内のブレーキ液圧はその時の液圧に保
持され、ブレーキ保持状態が実行される。電子制御装置
20からブレーキ緩め信号が出力されると、ソレノイド
バルブに通電されて流路を断つとともに、この作動に僅
か遅れて、回転カム18が回転し、調圧ピストンが下方
に移動する。この結果、圧力調整室17の体積がVだけ
拡大し、この拡大した圧力調整室17内に液圧室7aか
らブレーキ液が還流して液圧室7aの液圧が低下し、ブ
レーキが緩められる。電子制御装置20からブレーキ再
加圧信号が出力されると、前記ブレーキ減圧状態とは逆
に回転カムによって調圧ピストンを上方に移動させるよ
うにモータを回転する。この結果、圧力調整室17の体
積が縮小され、この分のブレーキ液が圧力調整室17内
から液圧室7aに還流して液圧室7aの液圧を上昇させ
ブレーキを再加圧する。
からブレーキ保持の信号が出力されると、ソレノイドバ
ルブ14のソレノイドに通電され、これにより弁体14
bがバネ14cの付勢力に抗して下方に移動し、図1中
の第1通路10と第2通路11との連通を断ち、マスタ
ーシリンダ2と液圧室7aとの油路の連通を断つ。この
結果、液圧室7a内のブレーキ液圧はその時の液圧に保
持され、ブレーキ保持状態が実行される。電子制御装置
20からブレーキ緩め信号が出力されると、ソレノイド
バルブに通電されて流路を断つとともに、この作動に僅
か遅れて、回転カム18が回転し、調圧ピストンが下方
に移動する。この結果、圧力調整室17の体積がVだけ
拡大し、この拡大した圧力調整室17内に液圧室7aか
らブレーキ液が還流して液圧室7aの液圧が低下し、ブ
レーキが緩められる。電子制御装置20からブレーキ再
加圧信号が出力されると、前記ブレーキ減圧状態とは逆
に回転カムによって調圧ピストンを上方に移動させるよ
うにモータを回転する。この結果、圧力調整室17の体
積が縮小され、この分のブレーキ液が圧力調整室17内
から液圧室7aに還流して液圧室7aの液圧を上昇させ
ブレーキを再加圧する。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の実施例に係るアンチロック制御装
置の断面図である。図において1はブレーキペダル、2
はマスタシリンダ、3はブレーキ装置内のキャリパ、4
はディスクパッド、5はディスク、6はピストンであ
り、これら主要部品によってディスクブレーキが構成さ
れている。前記キャリパ3内にはホイールシリンダ7が
形成されており、このホイールシリンダ7内にピストン
6が摺動自在に配置され、このピストン6によってホイ
ールシリンダ7内に液圧室7aを区画している。
する。図1は本発明の実施例に係るアンチロック制御装
置の断面図である。図において1はブレーキペダル、2
はマスタシリンダ、3はブレーキ装置内のキャリパ、4
はディスクパッド、5はディスク、6はピストンであ
り、これら主要部品によってディスクブレーキが構成さ
れている。前記キャリパ3内にはホイールシリンダ7が
形成されており、このホイールシリンダ7内にピストン
6が摺動自在に配置され、このピストン6によってホイ
ールシリンダ7内に液圧室7aを区画している。
【0010】前記液圧室7aに隣接したキャリパ内には
バルブ装置9が設けられており、該バルブ装置9内には
第1通路10と第2通路11とが形成されていて、前記
第1通路10はキャリパ内の通路12を介して前記液圧
室7aに連通し、また、第2通路11はキャリパに形成
したポート13を介してマスタシリンダ2と連通してい
る。
バルブ装置9が設けられており、該バルブ装置9内には
第1通路10と第2通路11とが形成されていて、前記
第1通路10はキャリパ内の通路12を介して前記液圧
室7aに連通し、また、第2通路11はキャリパに形成
したポート13を介してマスタシリンダ2と連通してい
る。
【0011】前記第1通路10と第2通路11との間に
は常時開のソレノイドバルブ14が設けられ、該ソレノ
イドバルブ14の下流側の第1通路10側にはシリンダ
15が第1通路10と連通して形成されている。そし
て、このシリンダ15内に調圧ピストン16が摺動自在
に配置され、該調圧ピストン16が図中下方に移動する
ことによって前記シリンダ15内に圧力調整室17が形
成されるようになっている。前記ソレノイドバルブ14
は、図2に示すようにバルブ装置9内に形成した弁座1
4aに対応して配置した弁体14bと、該弁体14bを
弁座14aから離す方向に付勢するバネ14cと、該バ
ネ14cを支持するバネ座14eと、該バネ14cの付
勢力に抗して弁体14bを押し下げるべく作用するソレ
ノイド14dとより構成されており、後述する電子制御
装置からの信号によってのみ流路を閉じる常開型のバル
ブとなっている。
は常時開のソレノイドバルブ14が設けられ、該ソレノ
イドバルブ14の下流側の第1通路10側にはシリンダ
15が第1通路10と連通して形成されている。そし
て、このシリンダ15内に調圧ピストン16が摺動自在
に配置され、該調圧ピストン16が図中下方に移動する
ことによって前記シリンダ15内に圧力調整室17が形
成されるようになっている。前記ソレノイドバルブ14
は、図2に示すようにバルブ装置9内に形成した弁座1
4aに対応して配置した弁体14bと、該弁体14bを
弁座14aから離す方向に付勢するバネ14cと、該バ
ネ14cを支持するバネ座14eと、該バネ14cの付
勢力に抗して弁体14bを押し下げるべく作用するソレ
ノイド14dとより構成されており、後述する電子制御
装置からの信号によってのみ流路を閉じる常開型のバル
ブとなっている。
【0012】一方、前記調圧ピストン16は、アンチロ
ック制御態様に応じて調圧ピストン16を上下移動する
回転カム18と当接している。回転カム18は図2に示
すように肉圧の異なる円筒形として形成されており、回
転カム18の内周面はバルブ装置9の中心軸とは距離e
だけ遍心して形成されている。そして前記円筒形回転カ
ム18内に前記調圧ピストン16を含むバルブ装置9が
収用されている。前記回転カム18はキャリパ内に軸受
23(図1参照)を介して回転自在に保持されており、
また回転カム18は同回転カム18を回転させるための
超音波モータ19に連結されている。
ック制御態様に応じて調圧ピストン16を上下移動する
回転カム18と当接している。回転カム18は図2に示
すように肉圧の異なる円筒形として形成されており、回
転カム18の内周面はバルブ装置9の中心軸とは距離e
だけ遍心して形成されている。そして前記円筒形回転カ
ム18内に前記調圧ピストン16を含むバルブ装置9が
収用されている。前記回転カム18はキャリパ内に軸受
23(図1参照)を介して回転自在に保持されており、
また回転カム18は同回転カム18を回転させるための
超音波モータ19に連結されている。
【0013】また、前記超音波モータ19は電子制御装
置(ECU)20と連結されており、前記電子制御装置
20は車輪速度センサ21からの信号により超音波モー
タ19とソレノイドバルブ14の開閉とを制御する。前
記超音波モータ19、回転カム18、調圧ピストン16
とは調圧ピストン駆動機構を形成している。したがって
電子制御装置20からの信号でソレノイドバルブ14が
閉じられ、超音波モータ19が駆動されると、回転カム
18が回転し、調圧ピストン16を図2中上下方向に移
動させることができる。なお、図中、24はピストンと
キャリパとの間のシールカバーを、Sはシール部材を示
す。
置(ECU)20と連結されており、前記電子制御装置
20は車輪速度センサ21からの信号により超音波モー
タ19とソレノイドバルブ14の開閉とを制御する。前
記超音波モータ19、回転カム18、調圧ピストン16
とは調圧ピストン駆動機構を形成している。したがって
電子制御装置20からの信号でソレノイドバルブ14が
閉じられ、超音波モータ19が駆動されると、回転カム
18が回転し、調圧ピストン16を図2中上下方向に移
動させることができる。なお、図中、24はピストンと
キャリパとの間のシールカバーを、Sはシール部材を示
す。
【0014】上記構成に係わるアンチロック制御装置の
作動を説明する。 〔通常ブレーキ時〕図3 先ずはじめに通常ブレーキの作動を説明すると、この時
には、超音波モータ19が作動せず、バルブ装置9内の
ソレノイドバルブ14も図3(イ)に示すように流路を
開いており、調圧ピストン16は回転カム18によって
図中最上方に移動させられている。この結果、弁体14
bが弁座14aより離間しており、このため、図1中の
第1通路10と第2通路11とは連通しており、したが
って液圧室7aとマスタシリンダ2は連通している。こ
の状態で、ブレーキぺダル1を踏み込むと、マスタシリ
ンダ2に液圧が発生し、ここで発生した液圧はマスタシ
リンダ2→配管22→キャリパのポート13→バルブ装
置内第2通路11→ソレノイドバルブ14→バルブ装置
内第1通路10→液圧室7aに供給され、ピストン6を
図中左方に押圧して制動作用が行われる。またブレーキ
ぺダルの踏み込みを開放すると、液圧室7a内の液圧は
前記とは逆の経路でマスタシリンダに還流され、ブレー
キが緩められる。
作動を説明する。 〔通常ブレーキ時〕図3 先ずはじめに通常ブレーキの作動を説明すると、この時
には、超音波モータ19が作動せず、バルブ装置9内の
ソレノイドバルブ14も図3(イ)に示すように流路を
開いており、調圧ピストン16は回転カム18によって
図中最上方に移動させられている。この結果、弁体14
bが弁座14aより離間しており、このため、図1中の
第1通路10と第2通路11とは連通しており、したが
って液圧室7aとマスタシリンダ2は連通している。こ
の状態で、ブレーキぺダル1を踏み込むと、マスタシリ
ンダ2に液圧が発生し、ここで発生した液圧はマスタシ
リンダ2→配管22→キャリパのポート13→バルブ装
置内第2通路11→ソレノイドバルブ14→バルブ装置
内第1通路10→液圧室7aに供給され、ピストン6を
図中左方に押圧して制動作用が行われる。またブレーキ
ぺダルの踏み込みを開放すると、液圧室7a内の液圧は
前記とは逆の経路でマスタシリンダに還流され、ブレー
キが緩められる。
【0015】〔アンチロック制御時〕図3(ロ)(ハ) 次にアンチロック制御時の作動を説明すると、車両にブ
レーキをかけるためにブレーキペダル1を踏むとマスタ
ーシリンダ2で液圧が発生する。この液圧は前述の通り
ホイールシリンダ7に供給され車輪に制動力を与える。
ところで、この状態の時には、車輪の状態は車輪速度セ
ンサ21で常時検知されており、検知信号が公知の電子
制御装置20に入力され、電子制御装置20はこの入力
に基づいて車輪速度、スリップ率、減速度などを演算す
る。そしてこの演算結果により車輪のスキッド状態を評
価し以下のようにソレノイドバルブ14および超音波モ
ータ19を制御して、ブレーキ液圧の減圧、保持、再加
圧が実行される。
レーキをかけるためにブレーキペダル1を踏むとマスタ
ーシリンダ2で液圧が発生する。この液圧は前述の通り
ホイールシリンダ7に供給され車輪に制動力を与える。
ところで、この状態の時には、車輪の状態は車輪速度セ
ンサ21で常時検知されており、検知信号が公知の電子
制御装置20に入力され、電子制御装置20はこの入力
に基づいて車輪速度、スリップ率、減速度などを演算す
る。そしてこの演算結果により車輪のスキッド状態を評
価し以下のようにソレノイドバルブ14および超音波モ
ータ19を制御して、ブレーキ液圧の減圧、保持、再加
圧が実行される。
【0016】今、電子制御回路20からブレーキ保持の
信号が出力されると、ソレノイドバルブ14のソレノイ
ドに通電され、これにより弁体14bがバネ14cの付
勢力に抗して下方に移動し、図1中の第1通路10と第
2通路11との連通を断つ(図3ロ参照)。こうしてマ
スターシリンダ2と液圧室7aとの油路が断たれ、液圧
室7a内のブレーキ液圧はその時の液圧に保持され、ブ
レーキ保持状態が実行される。
信号が出力されると、ソレノイドバルブ14のソレノイ
ドに通電され、これにより弁体14bがバネ14cの付
勢力に抗して下方に移動し、図1中の第1通路10と第
2通路11との連通を断つ(図3ロ参照)。こうしてマ
スターシリンダ2と液圧室7aとの油路が断たれ、液圧
室7a内のブレーキ液圧はその時の液圧に保持され、ブ
レーキ保持状態が実行される。
【0017】また、前記電子制御装置20からブレーキ
緩め信号が出力されると、ソレノイドバルブに通電され
て流路を断つとともに、この作動に僅か遅れて、回転カ
ム18が図3(ロ)位置から図3(ハ)の位置まで回転
する。これにより、調圧ピストン16が下方に移動し、
圧力調整室17の体積がVだけ拡大し、この拡大した圧
力調整室17内に液圧室7aからブレーキ液が還流して
液圧室7aの液圧が減圧し、ピストン6が図1中右方に
移動してブレーキが緩められる。
緩め信号が出力されると、ソレノイドバルブに通電され
て流路を断つとともに、この作動に僅か遅れて、回転カ
ム18が図3(ロ)位置から図3(ハ)の位置まで回転
する。これにより、調圧ピストン16が下方に移動し、
圧力調整室17の体積がVだけ拡大し、この拡大した圧
力調整室17内に液圧室7aからブレーキ液が還流して
液圧室7aの液圧が減圧し、ピストン6が図1中右方に
移動してブレーキが緩められる。
【0018】さらに、前記電子制御装置20からブレー
キ再加圧信号が出力されると、前記ブレーキ減圧状態と
は逆に回転カムによって調圧ピストンを上方に移動させ
るようにモータが回転される。この結果、圧力調整室1
7の体積が縮小され、この分のブレーキ液が圧力調整室
17内から液圧室7aに還流して液圧室7aの液圧を上
昇させブレーキを再加圧する。前記アンチロック制御装
置による液圧制御は各車輪の状態に応じてそれぞれ独立
して行なう。アンチロック制御の解除は、電子制御装置
からの信号が無くなり、回転カム18が初期状態(図3
イ状態)に復帰し、通常状態になる。またフェール時に
はソレノイドバルブが開くため、液圧室とマスタシリン
ダとは連通され、通常ブレーキが作動するようになる。
キ再加圧信号が出力されると、前記ブレーキ減圧状態と
は逆に回転カムによって調圧ピストンを上方に移動させ
るようにモータが回転される。この結果、圧力調整室1
7の体積が縮小され、この分のブレーキ液が圧力調整室
17内から液圧室7aに還流して液圧室7aの液圧を上
昇させブレーキを再加圧する。前記アンチロック制御装
置による液圧制御は各車輪の状態に応じてそれぞれ独立
して行なう。アンチロック制御の解除は、電子制御装置
からの信号が無くなり、回転カム18が初期状態(図3
イ状態)に復帰し、通常状態になる。またフェール時に
はソレノイドバルブが開くため、液圧室とマスタシリン
ダとは連通され、通常ブレーキが作動するようになる。
【0019】なお、前記各実施例では調圧ピストン16
はピストン6の移動方向と略直角方向に形成されている
が、必ずしもこの方向である必要はなく、本発明の機能
が発揮できるものであれば、キャリパ内の何処に配置し
てもよい。また、調圧ピストン16を作動するカムも必
ずしも回転カムに限る必要はなく、直線カム等種々のカ
ムを使用することができ、この場合超音波モータはカム
を作動させることができればどのようなモータ等を使用
してもよい。超音波モータの駆動力はギアを介してカム
に伝達することもできる。
はピストン6の移動方向と略直角方向に形成されている
が、必ずしもこの方向である必要はなく、本発明の機能
が発揮できるものであれば、キャリパ内の何処に配置し
てもよい。また、調圧ピストン16を作動するカムも必
ずしも回転カムに限る必要はなく、直線カム等種々のカ
ムを使用することができ、この場合超音波モータはカム
を作動させることができればどのようなモータ等を使用
してもよい。超音波モータの駆動力はギアを介してカム
に伝達することもできる。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に述べた如く本発明によれば、
電子制御装置からの信号によって制御されるソレノイド
バルブによって流路を開閉するとともに、モータの駆動
によって作動されるカムによって、前記ソレノイドバル
ブの開閉に同期して減圧室を拡大、縮小する減圧ピスト
ンからなるアンチロック制御モジュレータをブレーキキ
ャリパ内に組み込むことにより、ポンプやリザーバ等の
油圧ユニットが不要な構成が簡単で、且つ、安価なアン
チロック制御装置を構成することができる。またカムの
移動量によって圧力調整が制御できるため、制御装置を
小型化することができる。さらに常時開のソレノイドバ
ルブを使用することにより、フェールセイフ上で有利で
ある。また、ブレーキ装置を構成するキャリパ3は車両
のサスペンションのバネ下に位置するため、キャリパ3
に組み込むアンチロック制御装置はできるだけ小型であ
ることが望ましいが、本発明に係わるアンチロック制御
装置は、こうした要望にも十分対応できるものである。
等々の優れた作用効果を奏することができる。
電子制御装置からの信号によって制御されるソレノイド
バルブによって流路を開閉するとともに、モータの駆動
によって作動されるカムによって、前記ソレノイドバル
ブの開閉に同期して減圧室を拡大、縮小する減圧ピスト
ンからなるアンチロック制御モジュレータをブレーキキ
ャリパ内に組み込むことにより、ポンプやリザーバ等の
油圧ユニットが不要な構成が簡単で、且つ、安価なアン
チロック制御装置を構成することができる。またカムの
移動量によって圧力調整が制御できるため、制御装置を
小型化することができる。さらに常時開のソレノイドバ
ルブを使用することにより、フェールセイフ上で有利で
ある。また、ブレーキ装置を構成するキャリパ3は車両
のサスペンションのバネ下に位置するため、キャリパ3
に組み込むアンチロック制御装置はできるだけ小型であ
ることが望ましいが、本発明に係わるアンチロック制御
装置は、こうした要望にも十分対応できるものである。
等々の優れた作用効果を奏することができる。
【図1】本発明に係る実施例としてのアンチロック制御
装置の概略断面図である。
装置の概略断面図である。
【図2】図1中のA−A断面図である。
【図3】(イ)は回転カムと調圧ピストンおよびソレノ
イドバルブの通常状態を示す断面図であり、(ロ)は回
転カムと調圧ピストンおよびソレノイドバルブのアンチ
ロック制御時の液圧保持状態を示す断面図であり、
(ハ)は回転カムと調圧ピストンおよびソレノイドバル
ブのアンチロック制御時の減圧状態を示す断面図であ
る。
イドバルブの通常状態を示す断面図であり、(ロ)は回
転カムと調圧ピストンおよびソレノイドバルブのアンチ
ロック制御時の液圧保持状態を示す断面図であり、
(ハ)は回転カムと調圧ピストンおよびソレノイドバル
ブのアンチロック制御時の減圧状態を示す断面図であ
る。
1 ブレーキペダル 2 マスタシリンダ 3 キャリパ 4 ディスクパッド 5 ディスク 6 ピストン 7 ホイールシリンダ 7a 液圧室 9 バルブ装置 10 第1通路 11 第2通路 14 ソレノイドバルブ 16 調圧ピストン 18 回転カム 19 超音波モータ
Claims (3)
- 【請求項1】ブレーキ装置のキャリパ3内に形成したホ
イールシリンダ7と、 該ホイールシリンダ7内に配置された摺動自在のピスト
ンによって区画された液圧室7aと、 前記キャリパ3内に配置され、かつ、前記液圧室とマス
タシリンダとを連通する通路を有するバルブ装置9と、 該バルブ装置9内に配置されアンチロック制御の態様に
応じてマスタシリンダと前記液圧室7aとの連通を断つ
ソレノイドバルブ14と、 前記ソレノイドバルブ14の下流で前記液圧室7aと連
通する流路の途中に配置され、液圧室7a内のブレーキ
液を還流する減圧室17を形成する減圧ピストン16
と、 前記減圧ピストン16を作動する減圧ピストン駆動機構
と、 アンチロック制御時に前記ソレノイドバルブおよび減圧
ピストン駆動機構を制御する電子制御装置とからなるこ
とを特徴とするキャリパ内組込み型アンチロック制御装
置。 - 【請求項2】 前記減圧ピストン駆動機構は、電子制御
装置からの指令によって駆動するモータによって回転す
る回転カムからなることを特徴とする請求項1に記載の
キャリパ内組込み型アンチロック制御装置。 - 【請求項3】 前記回転カム内に、減圧ピストンおよび
バルブ装置9が配置されていることを特徴とする請求項
2に記載のキャリパ内組込み型アンチロック制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30391393A JPH07156776A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | キャリパ内組込み型アンチロック制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30391393A JPH07156776A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | キャリパ内組込み型アンチロック制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07156776A true JPH07156776A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=17926782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30391393A Withdrawn JPH07156776A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | キャリパ内組込み型アンチロック制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07156776A (ja) |
-
1993
- 1993-12-03 JP JP30391393A patent/JPH07156776A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010206 |