JPH08301087A - キャリパ内組込み型アンチロック制御装置 - Google Patents
キャリパ内組込み型アンチロック制御装置Info
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- JPH08301087A JPH08301087A JP7110495A JP11049595A JPH08301087A JP H08301087 A JPH08301087 A JP H08301087A JP 7110495 A JP7110495 A JP 7110495A JP 11049595 A JP11049595 A JP 11049595A JP H08301087 A JPH08301087 A JP H08301087A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/42—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition having expanding chambers for controlling pressure, i.e. closed systems
- B60T8/4208—Debooster systems
- B60T8/4266—Debooster systems having an electro-mechanically actuated expansion unit, e.g. solenoid, electric motor, piezo stack
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】ブレーキキャリパに形成したホイールシリンダ
に調圧ピストンを配置し、この調圧ピストンを制御する
ことによりホイールシリンダの液圧室容積を調整してブ
レーキ液圧を増減圧できるアンチロック制御装置を提供
する。 【構成】走行中に車輪がロックするとモータ22が駆動
され、ピニオン18を介してカム14が反時計方向に回
転することにより、カム面17の作用でローラ13が移
動し、スイングアームが揺動しさらにプッシュロッド9
も右方に移動する。この結果、調圧ピストン8は液圧室
7a内の液圧によって右方に移動し、調圧ピストンの外
周溝8aとキャリパ内周面の内周溝3aとが非重合状態
となり弁機構が開じるとともに、液圧室7aの容積が拡
大されてブレーキ液圧が減圧され、ブレーキ力が弱めら
れる。
に調圧ピストンを配置し、この調圧ピストンを制御する
ことによりホイールシリンダの液圧室容積を調整してブ
レーキ液圧を増減圧できるアンチロック制御装置を提供
する。 【構成】走行中に車輪がロックするとモータ22が駆動
され、ピニオン18を介してカム14が反時計方向に回
転することにより、カム面17の作用でローラ13が移
動し、スイングアームが揺動しさらにプッシュロッド9
も右方に移動する。この結果、調圧ピストン8は液圧室
7a内の液圧によって右方に移動し、調圧ピストンの外
周溝8aとキャリパ内周面の内周溝3aとが非重合状態
となり弁機構が開じるとともに、液圧室7aの容積が拡
大されてブレーキ液圧が減圧され、ブレーキ力が弱めら
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両ブレーキ等におい
て、急ブレーキ(急加圧時)をかけた時に発生する車輪
ロックを制御するのに好適なアンチロック制御装置に関
するものであり、更に詳細には、ディスクブレーキのキ
ャリパ内にアンチロック制御装置を組み込んだ小型軽量
のアンチロック制御装置に関するものである。
て、急ブレーキ(急加圧時)をかけた時に発生する車輪
ロックを制御するのに好適なアンチロック制御装置に関
するものであり、更に詳細には、ディスクブレーキのキ
ャリパ内にアンチロック制御装置を組み込んだ小型軽量
のアンチロック制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、制動時の操縦安定性を向上させ運
転者の運転操作を容易にすることを目的としたアンチロ
ック制御装置の開発が積極的に進められている。この種
の車両用アンチロック制御装置としては特開昭64−4
7650号公報あるいは特公平6−30582号公報に
記載されたもの等が知られている。
転者の運転操作を容易にすることを目的としたアンチロ
ック制御装置の開発が積極的に進められている。この種
の車両用アンチロック制御装置としては特開昭64−4
7650号公報あるいは特公平6−30582号公報に
記載されたもの等が知られている。
【0003】このうち前者の公報に記載されたアンチロ
ック制御装置は、マスタシリンダとホイールシリンダと
を接続する配管途中にアンチロック制御用モジュレータ
を配置し、このモジュレータ内のボール弁をステップモ
ータを使用して精密に制御し、車輪のロック現象を解消
しようとするものである。
ック制御装置は、マスタシリンダとホイールシリンダと
を接続する配管途中にアンチロック制御用モジュレータ
を配置し、このモジュレータ内のボール弁をステップモ
ータを使用して精密に制御し、車輪のロック現象を解消
しようとするものである。
【0004】しかし、上記アンチロック制御装置にあっ
ては、車輪側に取付けてあるブレーキ装置とは別に、ア
ンチロック制御を実行するためのモジュレータをブレー
キ配管の途中に設ける必要があり、装置が大型化してし
まうという問題がある。また、これとは別にアンチロッ
ク制御装置の小型化を図るために、ブレーキキャリパ内
にモジュレータを組み込んだものも提案されている(特
開昭61−166759号公報)。このアンチロック制
御装置は、ブレーキキャリパ内に圧電式のブレーキ制御
機構を組み込み、ブレーキ制御を圧電素子の変形を利用
して行うものである。しかしこの装置もブレーキピスト
ンの移動量を大きくとるために変位部材を設ける必要が
あり、構成が複雑になり、製造コストも高価となる、さ
らには車体のバネ下に位置するキャリパには重量、サイ
ズに制限がある等の点で複雑な機構のものを組込むこと
は困難である等々の問題がある。
ては、車輪側に取付けてあるブレーキ装置とは別に、ア
ンチロック制御を実行するためのモジュレータをブレー
キ配管の途中に設ける必要があり、装置が大型化してし
まうという問題がある。また、これとは別にアンチロッ
ク制御装置の小型化を図るために、ブレーキキャリパ内
にモジュレータを組み込んだものも提案されている(特
開昭61−166759号公報)。このアンチロック制
御装置は、ブレーキキャリパ内に圧電式のブレーキ制御
機構を組み込み、ブレーキ制御を圧電素子の変形を利用
して行うものである。しかしこの装置もブレーキピスト
ンの移動量を大きくとるために変位部材を設ける必要が
あり、構成が複雑になり、製造コストも高価となる、さ
らには車体のバネ下に位置するキャリパには重量、サイ
ズに制限がある等の点で複雑な機構のものを組込むこと
は困難である等々の問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、ブレ
ーキキャリパに形成したホイールシリンダに調圧ピスト
ンを配置するとともに調圧ピストンの移動によって液圧
室とマスタシリンダとの流路を開閉する弁機構を形成
し、この調圧ピストンをカム機構などからなる駆動機構
を利用して制御することにより、弁機構の開閉を制御す
るとともにホイールシリンダの液圧室容積を調整してブ
レーキ液圧を増減圧できる新規なアンチロック制御装置
を提案し、上記諸問題を解決することを目的とする。
ーキキャリパに形成したホイールシリンダに調圧ピスト
ンを配置するとともに調圧ピストンの移動によって液圧
室とマスタシリンダとの流路を開閉する弁機構を形成
し、この調圧ピストンをカム機構などからなる駆動機構
を利用して制御することにより、弁機構の開閉を制御す
るとともにホイールシリンダの液圧室容積を調整してブ
レーキ液圧を増減圧できる新規なアンチロック制御装置
を提案し、上記諸問題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明のキャリ
パ内組込み型アンチロック制御装置は、ブレーキ装置の
キャリパ3内に形成したホイールシリンダ7と、該ホイ
ールシリンダ7内に配置された摺動自在のピストン6
と、前記ピストンによってホイールシリンダ7内に区画
された液圧室7aと、前記液圧室7a内に出没し液圧室
の容積を変えることができる調圧ピストン8と、前記液
圧室7aとマスタシリンダとを連通する流路20と、前
記調圧ピストン8の移動に伴って前記流路20を開閉す
る弁機構と、前記調圧ピストン8の移動量を制御する制
御機構と、前記制御機構を制御する電子制御装置(EC
U)とを備えていることを特徴とするものであり、これ
を課題解決の手段とするものである。
パ内組込み型アンチロック制御装置は、ブレーキ装置の
キャリパ3内に形成したホイールシリンダ7と、該ホイ
ールシリンダ7内に配置された摺動自在のピストン6
と、前記ピストンによってホイールシリンダ7内に区画
された液圧室7aと、前記液圧室7a内に出没し液圧室
の容積を変えることができる調圧ピストン8と、前記液
圧室7aとマスタシリンダとを連通する流路20と、前
記調圧ピストン8の移動に伴って前記流路20を開閉す
る弁機構と、前記調圧ピストン8の移動量を制御する制
御機構と、前記制御機構を制御する電子制御装置(EC
U)とを備えていることを特徴とするものであり、これ
を課題解決の手段とするものである。
【0007】
〔通常ブレーキ時〕ブレーキぺダル1を踏み込みマスタ
シリンダ2に液圧が発生すると、この液圧は流路20→
流路3b→キャリパの内周溝3a→調圧ピストン8の外
周溝8a→流路8bを介して液圧室7aに供給され、ピ
ストン6を押圧して制動作用を実行する。ブレーキぺダ
ルの踏み込みを開放すると、液圧室7a内の液圧は前記
とは逆の経路でマスタシリンダに還流され、ブレーキが
緩められる。
シリンダ2に液圧が発生すると、この液圧は流路20→
流路3b→キャリパの内周溝3a→調圧ピストン8の外
周溝8a→流路8bを介して液圧室7aに供給され、ピ
ストン6を押圧して制動作用を実行する。ブレーキぺダ
ルの踏み込みを開放すると、液圧室7a内の液圧は前記
とは逆の経路でマスタシリンダに還流され、ブレーキが
緩められる。
【0008】〔アンチロック制御時〕走行中に車輪がロ
ックするとモータ22が駆動され、ピニオン18を介し
て溝カム14を反時計方向に回転する。溝カム14の回
転により、カム面17の作用でローラ13が移動し、こ
れによってスイングアームが揺動しさらにプッシュロッ
ド9も右方に移動する。この結果、調圧ピストン8は液
圧室7a内の液圧によって右方に移動し、調圧ピストン
の外周溝8aとキャリパ内周面の内周溝3aとが非重合
状態となり弁機構が開じるとともに、液圧室7aの容積
が拡大されてブレーキ液圧が減圧され、ブレーキ力が弱
められ、車輪のロック状態が解消される。再加圧時に
は、モータ22を逆転し、スイングアームを初期位置方
向に移動しながら調圧ピストンを液圧室7a内に押し戻
し、再加圧を実行する。また、ブレーキ液圧保持状態の
指令が出されると、モータ22が停止し液圧室7aのブ
レーキ液圧を保持する。
ックするとモータ22が駆動され、ピニオン18を介し
て溝カム14を反時計方向に回転する。溝カム14の回
転により、カム面17の作用でローラ13が移動し、こ
れによってスイングアームが揺動しさらにプッシュロッ
ド9も右方に移動する。この結果、調圧ピストン8は液
圧室7a内の液圧によって右方に移動し、調圧ピストン
の外周溝8aとキャリパ内周面の内周溝3aとが非重合
状態となり弁機構が開じるとともに、液圧室7aの容積
が拡大されてブレーキ液圧が減圧され、ブレーキ力が弱
められ、車輪のロック状態が解消される。再加圧時に
は、モータ22を逆転し、スイングアームを初期位置方
向に移動しながら調圧ピストンを液圧室7a内に押し戻
し、再加圧を実行する。また、ブレーキ液圧保持状態の
指令が出されると、モータ22が停止し液圧室7aのブ
レーキ液圧を保持する。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。第1図は本発明の実施例に係るアンチロック制御
装置の一部断面図、図2は図1中のA矢視方向の一部断
面図、図3は図1中のB矢視図である。図1〜図3にお
いて1はブレーキペダル、2はマスタシリンダ、3はブ
レーキ装置内のキャリパ、4はディスクパッド、5はデ
ィスク、6は片側ディスクパッド4を保持するピストン
であり、これらによってディスクブレーキが組み立てら
れている。前記キャリパ3内にはホイールシリンダ7が
形成され、このホイールシリンダ7内にピストン6が摺
動自在に配置されている。ピストン6はホイールシリン
ダ7内に液圧室7aを区画しており、この液圧室7aに
は、調圧ピストン8が摺動自在に設けられており。
する。第1図は本発明の実施例に係るアンチロック制御
装置の一部断面図、図2は図1中のA矢視方向の一部断
面図、図3は図1中のB矢視図である。図1〜図3にお
いて1はブレーキペダル、2はマスタシリンダ、3はブ
レーキ装置内のキャリパ、4はディスクパッド、5はデ
ィスク、6は片側ディスクパッド4を保持するピストン
であり、これらによってディスクブレーキが組み立てら
れている。前記キャリパ3内にはホイールシリンダ7が
形成され、このホイールシリンダ7内にピストン6が摺
動自在に配置されている。ピストン6はホイールシリン
ダ7内に液圧室7aを区画しており、この液圧室7aに
は、調圧ピストン8が摺動自在に設けられており。
【0010】上述した調圧ピストン8には、その内部に
液圧室7aと連通している流路8bが、また外周面には
同流路8bと連通する外周溝8aが形成されており、一
方調圧ピストン8を摺動自在に保持しているキャリパ側
の内周面には内周溝3aが、またキャリパ本体内には内
周溝3aと連通している流路3bが形成されている。流
路3bは流路20を介してマスタシリンダ2と連通して
おり、この流路20は、調圧ピストン8の無駄ストロー
クをできるだけ少なくするために通常の流路よりも大径
のパイプで形成されている。そして、調圧ピストン8の
外周溝8aとキャリパ3の内周溝3aとによってスプー
ルタイプ型の弁機構を構成している。即ち、この弁機構
は図1に示す如く調圧ピストンの外周溝8aとキャリパ
内周面の内周溝3aとが重なりあっている時は液圧室7
aとマスタシリンダ2とを連通しており、後述する態様
でアンチロック制御が実行され調圧ピストン8が移動し
た時には内周溝3aと外周溝8aとが非重合となり、液
圧室7aとマスタシリンダ2との連通を断つ機能を有し
ている。なお、調圧ピストン8の外周溝8aとキャリパ
3の内周溝3aとが重なりあう角部のいづれか一方ある
いは両方に傾斜面を形成し、これによって外周溝8aと
内周溝3aの重なりが徐々に行なわれるようにして、流
路を閉じる際に発生する騒音等を小さくすることもでき
る。
液圧室7aと連通している流路8bが、また外周面には
同流路8bと連通する外周溝8aが形成されており、一
方調圧ピストン8を摺動自在に保持しているキャリパ側
の内周面には内周溝3aが、またキャリパ本体内には内
周溝3aと連通している流路3bが形成されている。流
路3bは流路20を介してマスタシリンダ2と連通して
おり、この流路20は、調圧ピストン8の無駄ストロー
クをできるだけ少なくするために通常の流路よりも大径
のパイプで形成されている。そして、調圧ピストン8の
外周溝8aとキャリパ3の内周溝3aとによってスプー
ルタイプ型の弁機構を構成している。即ち、この弁機構
は図1に示す如く調圧ピストンの外周溝8aとキャリパ
内周面の内周溝3aとが重なりあっている時は液圧室7
aとマスタシリンダ2とを連通しており、後述する態様
でアンチロック制御が実行され調圧ピストン8が移動し
た時には内周溝3aと外周溝8aとが非重合となり、液
圧室7aとマスタシリンダ2との連通を断つ機能を有し
ている。なお、調圧ピストン8の外周溝8aとキャリパ
3の内周溝3aとが重なりあう角部のいづれか一方ある
いは両方に傾斜面を形成し、これによって外周溝8aと
内周溝3aの重なりが徐々に行なわれるようにして、流
路を閉じる際に発生する騒音等を小さくすることもでき
る。
【0011】調圧ピストン8の端部にはプッシュロッド
9が当接しており、このプッシュロッド9はスイングア
ーム10にピン11により連結されており、さらにスイ
ングアーム10はその一端が軸12によってキャリパ3
側に回転自在に軸支され、他端には図2に示す如くロー
ラ13が回転自在に設けられている。ローラ13は軸1
6によってキャリパ3に回転自在に取り付けられている
溝カム14に形成された溝15(図3参照)に嵌合して
いる。溝15の内周縁はローラ13を図2において水平
方向に移動させる機能を有するカム面17を形成してい
る。また、溝カム14の外周は歯車として形成されてお
り、この歯車にはピニオン18がかみ合っており、さら
にピニオン18はモータ22の出力軸に取り付けられて
いる(なお、上記調圧ピストンの移動量を制御する機構
を調圧ピストンの制御機構とする)。このため、図2の
状態から溝カム14が軸16を中心に反時計方向に回転
すると、カム面17の作用(スイングアーム揺動手段)
により、ローラ13が図2において右方に向かって水平
方向に移動することになり、これによって図1に示す調
圧ピストン8は液圧室7a内の液圧により図1中右方に
移動することになる。
9が当接しており、このプッシュロッド9はスイングア
ーム10にピン11により連結されており、さらにスイ
ングアーム10はその一端が軸12によってキャリパ3
側に回転自在に軸支され、他端には図2に示す如くロー
ラ13が回転自在に設けられている。ローラ13は軸1
6によってキャリパ3に回転自在に取り付けられている
溝カム14に形成された溝15(図3参照)に嵌合して
いる。溝15の内周縁はローラ13を図2において水平
方向に移動させる機能を有するカム面17を形成してい
る。また、溝カム14の外周は歯車として形成されてお
り、この歯車にはピニオン18がかみ合っており、さら
にピニオン18はモータ22の出力軸に取り付けられて
いる(なお、上記調圧ピストンの移動量を制御する機構
を調圧ピストンの制御機構とする)。このため、図2の
状態から溝カム14が軸16を中心に反時計方向に回転
すると、カム面17の作用(スイングアーム揺動手段)
により、ローラ13が図2において右方に向かって水平
方向に移動することになり、これによって図1に示す調
圧ピストン8は液圧室7a内の液圧により図1中右方に
移動することになる。
【0012】また、モータ22は電子制御装置(EC
U)と接続されており、電子制御装置20はスピードセ
ンサ23からの信号に基づいて前記モータ22を回転駆
動し、後述する態様でアンチロック制御を実行する。な
お、図中、24はピストン6とシリンダとの間のダスト
シールであり、25はシール部材を示す。
U)と接続されており、電子制御装置20はスピードセ
ンサ23からの信号に基づいて前記モータ22を回転駆
動し、後述する態様でアンチロック制御を実行する。な
お、図中、24はピストン6とシリンダとの間のダスト
シールであり、25はシール部材を示す。
【0013】上記構成に係わるアンチロック制御装置の
作動を説明する。 〔通常ブレーキ時〕通常ブレーキ時には、電子制御装置
からの指令がないためモータ22は作動せず、また溝カ
ム14は図2に示す初期位置をとり、さらにローラ1
3、スイングアーム10および調圧ピストン8も作動し
ないため、全体として図1に示す状態を保持している。
したがって、この状態の時には、調圧ピストンの外周溝
8aとキャリパ内周面の内周溝3aとが重なりあって弁
機構は開いており(図4の拡大図参照)、この結果液圧
室7aは流路8b→外周溝8a→キャリパの内周溝3a
→流路3b→流路20を介してマスタシリンダ2と連通
している。したがって、ブレーキぺダル1を踏み込みマ
スタシリンダ2に液圧が発生すると、この液圧は前述の
経路を介して液圧室7aに供給されピストン6を図中左
方に押圧して制動作用を実行する。ブレーキぺダルの踏
み込みを開放すると、液圧室7a内の液圧は前記とは逆
の経路でマスタシリンダに還流され、ブレーキが緩めら
れる。
作動を説明する。 〔通常ブレーキ時〕通常ブレーキ時には、電子制御装置
からの指令がないためモータ22は作動せず、また溝カ
ム14は図2に示す初期位置をとり、さらにローラ1
3、スイングアーム10および調圧ピストン8も作動し
ないため、全体として図1に示す状態を保持している。
したがって、この状態の時には、調圧ピストンの外周溝
8aとキャリパ内周面の内周溝3aとが重なりあって弁
機構は開いており(図4の拡大図参照)、この結果液圧
室7aは流路8b→外周溝8a→キャリパの内周溝3a
→流路3b→流路20を介してマスタシリンダ2と連通
している。したがって、ブレーキぺダル1を踏み込みマ
スタシリンダ2に液圧が発生すると、この液圧は前述の
経路を介して液圧室7aに供給されピストン6を図中左
方に押圧して制動作用を実行する。ブレーキぺダルの踏
み込みを開放すると、液圧室7a内の液圧は前記とは逆
の経路でマスタシリンダに還流され、ブレーキが緩めら
れる。
【0014】〔アンチロック制御時〕車両にブレーキを
かけるためにブレーキペダル1を踏むとマスターシリン
ダ2で液圧が発生する。この液圧は前述の通りホイール
シリンダ内の液圧室7aに供給され車輪に制動力を与え
る。ところで、この状態の時には、車輪の状態は車輪の
スキッド状態を検知するセンサ(たとえばスピードセン
サ)23で常時検知されており、検知信号が公知の電子
制御装置に入力され、電子制御装置はこの入力に基づい
て車輪速度、スリップ率、減速度などを演算する。そし
てこの演算結果により車輪のスキッド状態を評価し以下
のようにモータ22を制御して、ブレーキ液圧の減圧、
保持、再加圧等の種々の態様を実行する。
かけるためにブレーキペダル1を踏むとマスターシリン
ダ2で液圧が発生する。この液圧は前述の通りホイール
シリンダ内の液圧室7aに供給され車輪に制動力を与え
る。ところで、この状態の時には、車輪の状態は車輪の
スキッド状態を検知するセンサ(たとえばスピードセン
サ)23で常時検知されており、検知信号が公知の電子
制御装置に入力され、電子制御装置はこの入力に基づい
て車輪速度、スリップ率、減速度などを演算する。そし
てこの演算結果により車輪のスキッド状態を評価し以下
のようにモータ22を制御して、ブレーキ液圧の減圧、
保持、再加圧等の種々の態様を実行する。
【0015】即ち、走行中に車輪がロックし、前記電子
制御装置(ECU)からブレーキ緩め信号が出力される
とモータ22が駆動され、ピニオン18を介して溝カム
14を図2中反時計方向に回転する。溝カム14の回転
により、カム面17の作用でローラ13が図2中右方に
移動し、これによってスイングアームが軸12を中心に
図1中右方に揺動しさらにプッシュロッド9も右方に移
動する。この結果、調圧ピストン8は液圧室7a内の液
圧によって右方に移動する。調圧ピストン8の移動によ
り、図5の拡大図に示すように調圧ピストンの外周溝8
aとキャリパ内周面の内周溝3aとが非重合状態となり
弁機構が開じるとともに、液圧室7aの容積が拡大され
てブレーキ液圧が減圧され、ブレーキ力が弱められ、車
輪のロック状態が解消される。
制御装置(ECU)からブレーキ緩め信号が出力される
とモータ22が駆動され、ピニオン18を介して溝カム
14を図2中反時計方向に回転する。溝カム14の回転
により、カム面17の作用でローラ13が図2中右方に
移動し、これによってスイングアームが軸12を中心に
図1中右方に揺動しさらにプッシュロッド9も右方に移
動する。この結果、調圧ピストン8は液圧室7a内の液
圧によって右方に移動する。調圧ピストン8の移動によ
り、図5の拡大図に示すように調圧ピストンの外周溝8
aとキャリパ内周面の内周溝3aとが非重合状態となり
弁機構が開じるとともに、液圧室7aの容積が拡大され
てブレーキ液圧が減圧され、ブレーキ力が弱められ、車
輪のロック状態が解消される。
【0016】さらに、再加圧時には、モータ22を逆転
し、スイングアームを初期位置方向に移動しながら調圧
ピストンを液圧室7a内に押し戻し、再加圧を実行す
る。また、ブレーキ液圧保持状態の指令が出されると、
モータ22が停止し液圧室7aのブレーキ液圧を保持す
る。上記のように本実施例によれば、液圧室7a内の圧
力は、調圧ピストン8の作動により制御され、これによ
りブレーキ液圧の減圧、保持、再加圧が実行される。
し、スイングアームを初期位置方向に移動しながら調圧
ピストンを液圧室7a内に押し戻し、再加圧を実行す
る。また、ブレーキ液圧保持状態の指令が出されると、
モータ22が停止し液圧室7aのブレーキ液圧を保持す
る。上記のように本実施例によれば、液圧室7a内の圧
力は、調圧ピストン8の作動により制御され、これによ
りブレーキ液圧の減圧、保持、再加圧が実行される。
【0017】また、前記ブレーキ装置の液圧制御(減
圧、保持、再加圧)は各車輪の状態に応じてそれぞれ独
立してあるいは各チャンネルの車輪毎に行なう。アンチ
ロック制御の解除は、電子制御装置からの信号が無くな
ることにより行われる。即ち、電子制御装置からの信号
が無くなると、モータ22により溝カム14が初期位置
に復帰し、さらに調圧ピストンも初期位置に復帰して図
1状態となり、通常ブレーキ状態となる。なお、スプー
ルタイプの弁機構を用いたため調圧ピストンの僅かなス
トロークにより弁機構が閉じ、応答性が良い。
圧、保持、再加圧)は各車輪の状態に応じてそれぞれ独
立してあるいは各チャンネルの車輪毎に行なう。アンチ
ロック制御の解除は、電子制御装置からの信号が無くな
ることにより行われる。即ち、電子制御装置からの信号
が無くなると、モータ22により溝カム14が初期位置
に復帰し、さらに調圧ピストンも初期位置に復帰して図
1状態となり、通常ブレーキ状態となる。なお、スプー
ルタイプの弁機構を用いたため調圧ピストンの僅かなス
トロークにより弁機構が閉じ、応答性が良い。
【0018】なお、スイングアーム揺動手段として上記
実施例ではカム機構としてみぞカムを採用したが、図4
(イ)に示すようにモータの駆動で上下方向に移動する
カムをはじめ種々の形態のカム機構を採用することがで
き、また、図4(ロ)に示すようなリンク機構を使用し
てスイングアームを揺動させることもできる。
実施例ではカム機構としてみぞカムを採用したが、図4
(イ)に示すようにモータの駆動で上下方向に移動する
カムをはじめ種々の形態のカム機構を採用することがで
き、また、図4(ロ)に示すようなリンク機構を使用し
てスイングアームを揺動させることもできる。
【0019】次に本発明の第2実施例を図6、図7を参
照して説明する。第2実施例は、第1実施例のスプール
タイプの弁機構に代えて、ポペット弁機構を採用した点
で相違しており他の構成は第1実施例と同じである。図
6、図7において、キャリパ3に形成した流路3b内に
はスプリング3dによって弁座3eに向けて付勢されて
いるポペット弁3cが配置されている。このポペット弁
3cにはロッド3fが取付けられており、同ロッド3f
は非アンチロック制御時には図6に示すように調圧ピス
トンの外周面と当接してポペット弁を図中上方に押上
げ、流路3bを開く作用をしている。一方調圧ピストン
8の外周には案内溝8a´が形成されており、調圧ピス
トン8が図6中右方に移動した時にはポペット弁のロッ
ド3fが案内溝8a´内に落ち込み流路3bを閉じる作
用をする。案内溝8aの端部は傾斜面8cとして形成さ
れており、この傾斜面により、ポペット弁による流路遮
断がスムーズに行われ、水撃による騒音等の発生を防止
できる。案内溝8a´は第1実施例と同様に流路8bを
介して液圧室7aと連通している。即ち、このポペット
弁は図6に示す如く調圧ピストンの外周によってロッド
cがスプリング3dの付勢力に抗して図中上方に押し上
げられている時には流路3aを開くようになっており、
調圧ピストン8が図6中右方に移動し、図7状態とた時
にはポペット弁のロッド3fが案内溝8a´内に落ち込
み流路3bを閉じるようになっている。
照して説明する。第2実施例は、第1実施例のスプール
タイプの弁機構に代えて、ポペット弁機構を採用した点
で相違しており他の構成は第1実施例と同じである。図
6、図7において、キャリパ3に形成した流路3b内に
はスプリング3dによって弁座3eに向けて付勢されて
いるポペット弁3cが配置されている。このポペット弁
3cにはロッド3fが取付けられており、同ロッド3f
は非アンチロック制御時には図6に示すように調圧ピス
トンの外周面と当接してポペット弁を図中上方に押上
げ、流路3bを開く作用をしている。一方調圧ピストン
8の外周には案内溝8a´が形成されており、調圧ピス
トン8が図6中右方に移動した時にはポペット弁のロッ
ド3fが案内溝8a´内に落ち込み流路3bを閉じる作
用をする。案内溝8aの端部は傾斜面8cとして形成さ
れており、この傾斜面により、ポペット弁による流路遮
断がスムーズに行われ、水撃による騒音等の発生を防止
できる。案内溝8a´は第1実施例と同様に流路8bを
介して液圧室7aと連通している。即ち、このポペット
弁は図6に示す如く調圧ピストンの外周によってロッド
cがスプリング3dの付勢力に抗して図中上方に押し上
げられている時には流路3aを開くようになっており、
調圧ピストン8が図6中右方に移動し、図7状態とた時
にはポペット弁のロッド3fが案内溝8a´内に落ち込
み流路3bを閉じるようになっている。
【0020】上記構成に係わるアンチロック制御装置の
作動を説明する。 〔通常ブレーキ時〕通常ブレーキ時には、電子制御装置
からの指令がないためモータ22は作動せず、また溝カ
ム14は図3に示す初期位置をとり、さらにローラ1
3、スイングアーム10および調圧ピストン8も作動し
ないため、図1に示す状態を保持している。したがっ
て、この状態の時には図6の拡大図に示すように、ポペ
ット弁は調圧ピストンの外周によってスプリング3dの
付勢力に抗して図中上方に押し上げられており、流路3
aを開いている。この結果液圧室7aは流路8b→案内
溝8a´→開いているポペット弁3c→流路3b→流路
20を介してマスタシリンダ2と連通しており、ブレー
キぺダル1を踏み込みマスタシリンダ2に液圧が発生す
ると、この液圧は前述の経路を介して液圧室7aに供給
されピストン6を図中左方に押圧して制動作用を実行す
ることになる。またブレーキぺダルの踏み込みを開放す
ると、液圧室7a内の液圧は前記とは逆の経路でマスタ
シリンダに還流され、ブレーキが緩められる。
作動を説明する。 〔通常ブレーキ時〕通常ブレーキ時には、電子制御装置
からの指令がないためモータ22は作動せず、また溝カ
ム14は図3に示す初期位置をとり、さらにローラ1
3、スイングアーム10および調圧ピストン8も作動し
ないため、図1に示す状態を保持している。したがっ
て、この状態の時には図6の拡大図に示すように、ポペ
ット弁は調圧ピストンの外周によってスプリング3dの
付勢力に抗して図中上方に押し上げられており、流路3
aを開いている。この結果液圧室7aは流路8b→案内
溝8a´→開いているポペット弁3c→流路3b→流路
20を介してマスタシリンダ2と連通しており、ブレー
キぺダル1を踏み込みマスタシリンダ2に液圧が発生す
ると、この液圧は前述の経路を介して液圧室7aに供給
されピストン6を図中左方に押圧して制動作用を実行す
ることになる。またブレーキぺダルの踏み込みを開放す
ると、液圧室7a内の液圧は前記とは逆の経路でマスタ
シリンダに還流され、ブレーキが緩められる。
【0021】〔アンチロック制御時〕走行中に車輪がロ
ックし、前記電子制御装置(ECU)からブレーキ緩め
信号が出力されるとモータ22が駆動され、ピニオン1
8を介して溝カム14を反時計方向に回転する。溝カム
14の回転により、カム面17の作用でローラ13が図
3中右方に移動し、これによってスイングアームが軸1
2を中心に図1中右方に揺動しさらにプッシュロッド9
も右方に移動する。この結果、調圧ピストン8は液圧室
7a内の液圧によって右方に移動する。調圧ピストン8
の図6中右方への移動によりポペット弁のロッド3fが
案内溝8a´内に落ち込みポペット弁が流路3bを閉じ
るとともに、液圧室7aの容積が拡大されてブレーキ液
圧が減圧され、ブレーキ力が弱められ、車輪のロック状
態が解消される。
ックし、前記電子制御装置(ECU)からブレーキ緩め
信号が出力されるとモータ22が駆動され、ピニオン1
8を介して溝カム14を反時計方向に回転する。溝カム
14の回転により、カム面17の作用でローラ13が図
3中右方に移動し、これによってスイングアームが軸1
2を中心に図1中右方に揺動しさらにプッシュロッド9
も右方に移動する。この結果、調圧ピストン8は液圧室
7a内の液圧によって右方に移動する。調圧ピストン8
の図6中右方への移動によりポペット弁のロッド3fが
案内溝8a´内に落ち込みポペット弁が流路3bを閉じ
るとともに、液圧室7aの容積が拡大されてブレーキ液
圧が減圧され、ブレーキ力が弱められ、車輪のロック状
態が解消される。
【0022】さらに、再加圧時には、モータ22を逆転
し、スイングアームを初期位置方向に移動しながら調圧
ピストンを液圧室7a内に押し戻し、再加圧を実行す
る。また、ブレーキ液圧保持状態の指令が出されると、
モータ22が停止し液圧室7aのブレーキ液圧を保持す
る。上記のように本実施例によれば、液圧室7a内の圧
力は、調圧ピストン8の作動により制御され、これによ
りブレーキ液圧の減圧、保持、再加圧が実行される。ま
た、弁機構にポペット弁を採用した場合には、調圧ピス
トンのストロークを少なくすることができる。
し、スイングアームを初期位置方向に移動しながら調圧
ピストンを液圧室7a内に押し戻し、再加圧を実行す
る。また、ブレーキ液圧保持状態の指令が出されると、
モータ22が停止し液圧室7aのブレーキ液圧を保持す
る。上記のように本実施例によれば、液圧室7a内の圧
力は、調圧ピストン8の作動により制御され、これによ
りブレーキ液圧の減圧、保持、再加圧が実行される。ま
た、弁機構にポペット弁を採用した場合には、調圧ピス
トンのストロークを少なくすることができる。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に述べた如く本発明は、ブレー
キキャリパに形成したホイールシリンダに調圧ピストン
を配置し、この調圧ピストンを制御することにより、ホ
イールシリンダ内の容積を制御し、ブレーキ液圧を増減
圧してアンチロック制御を実行するようにしたため、キ
ャリパ内に組み込む機構が単純化されアンチロック制御
装置を極めて小型、安価に製作することができる。ま
た、スイングアームを揺動させる機構に円盤状のカムを
使用した場合、回転慣性を小さくできアンチロック制御
の精度を向上できる。さらに、調圧ピストンとキャリパ
とによって弁機構を形成したり、あるいはキャリパ内に
ポペット弁からなる弁機構を配置したため、マスタシリ
ンダからの流路を閉じるための電磁弁が不要となり、構
成が簡略化される。また、電磁弁が不要となるため、マ
スタシリンダとキャリパ内流路とを連通する流路の内径
を大きくとることができ、これにより、調圧ピストンの
無駄ストロークを排除できる。さらにブレーキ装置を構
成するキャリパ3は車両のサスペンションのバネ下に位
置するため、キャリパ3に組み込むアンチロック制御装
置はできるだけ小型であることが望ましいが、本発明に
係わるアンチロック制御装置は、こうした要望にも十分
対応できるものである。等々の優れた作用効果を奏する
ことができる。
キキャリパに形成したホイールシリンダに調圧ピストン
を配置し、この調圧ピストンを制御することにより、ホ
イールシリンダ内の容積を制御し、ブレーキ液圧を増減
圧してアンチロック制御を実行するようにしたため、キ
ャリパ内に組み込む機構が単純化されアンチロック制御
装置を極めて小型、安価に製作することができる。ま
た、スイングアームを揺動させる機構に円盤状のカムを
使用した場合、回転慣性を小さくできアンチロック制御
の精度を向上できる。さらに、調圧ピストンとキャリパ
とによって弁機構を形成したり、あるいはキャリパ内に
ポペット弁からなる弁機構を配置したため、マスタシリ
ンダからの流路を閉じるための電磁弁が不要となり、構
成が簡略化される。また、電磁弁が不要となるため、マ
スタシリンダとキャリパ内流路とを連通する流路の内径
を大きくとることができ、これにより、調圧ピストンの
無駄ストロークを排除できる。さらにブレーキ装置を構
成するキャリパ3は車両のサスペンションのバネ下に位
置するため、キャリパ3に組み込むアンチロック制御装
置はできるだけ小型であることが望ましいが、本発明に
係わるアンチロック制御装置は、こうした要望にも十分
対応できるものである。等々の優れた作用効果を奏する
ことができる。
【図1】本発明に係る第1実施例としてのアンチロック
制御装置の概略断面図である。
制御装置の概略断面図である。
【図2】図1中のA矢視断面図である。
【図3】図1中のB矢視図である。
【図4】図1中の弁機構の拡大図であり、非アンチロッ
ク制御状態を示す図である。
ク制御状態を示す図である。
【図5】図1中の弁機構の拡大図であり、アンチロック
制御状態を示す図である。
制御状態を示す図である。
【図6】第2実施例としての弁機構の拡大図であり、非
アンチロック制御状態を示す図である。
アンチロック制御状態を示す図である。
【図7】第2実施例としての弁機構の拡大図であり、ア
ンチロック制御状態を示す図である。
ンチロック制御状態を示す図である。
1 ブレーキペダル 2 マスタシリンダ 3 キャリパ 3a 内周溝 3b 流路 4 ディスクパッド 5 ディスク 7 ホイールシリンダ 7a 液圧室 8 調圧ピストン 8a 外周溝 8b 流路 9 プッシュロッド 10 スイングアーム 12 軸 13 ローラ 14 溝カム 15 カム溝 17 カム面 20 電子制御装置 22 モータ
Claims (6)
- 【請求項1】ブレーキ装置のキャリパ3内に形成したホ
イールシリンダ7と、 該ホイールシリンダ7内に配置された摺動自在のピスト
ン6と、 前記ピストンによってホイールシリンダ7内に区画され
た液圧室7aと、 前記液圧室7a内に出没し液圧室の容積を変えることが
できる調圧ピストン8と、 前記液圧室7aとマスタシリンダとを連通する流路20
と、 前記調圧ピストン8の移動に伴って前記流路20を開閉
する弁機構と、 前記調圧ピストン8の移動量を制御する制御機構と、 前記制御機構を制御する電子制御装置(ECU)とを備
えていることを特徴とするキャリパ内組込み型アンチロ
ック制御装置。 - 【請求項2】 前記弁機構は、調圧ピストンの外周に形
成した溝と該溝を液圧室に連通する同ピストン内に形成
した流路と、ホイールシリンダ内周面に形成した溝と該
溝とマスタシリンダとを連通する流路とを備え、前記調
圧ピストンに形成した溝とホイールシリンダ内周面に形
成した溝とが調圧ピストンの移動によって非重合状態と
なった時にマスタシリンダと前記液圧室との連通が断た
れるべく構成されていることを特徴とする請求項1に記
載のキャリパ内組込み型アンチロック制御装置。 - 【請求項3】 前記弁機構は、ホイールシリンダとマス
タシリンダとを連通するキャリパ内に形成された流路内
に配置されたポペット弁を備え、該ポペット弁は調圧ピ
ストンの移動によって流路を閉じるように作動すべく構
成されていることを特徴とする請求項1に記載のキャリ
パ内組込み型アンチロック制御装置。 - 【請求項4】 前記弁機構は、ホイールシリンダとマス
タシリンダとを連通するキャリパ内に形成された流路内
に配置されたポペット弁を備え、該ポペット弁は調圧ピ
ストンの移動によって調圧ピストンに形成した凹所に嵌
入することにより流路を閉じるべく構成されていること
を特徴とする請求項3に記載のキャリパ内組込み型アン
チロック制御装置。 - 【請求項5】 前記調圧ピストンの制御機構は、キャリ
パに揺動自在に設けたスイングアーム10と、このスイ
ングアームの動きを調圧ピストン8に伝達するプッシュ
ロッド9と、スイングアームを揺動させる手段とからな
ることを特徴とする請求項1〜請求項4に記載のキャリ
パ内組込み型アンチロック制御装置。 - 【請求項6】 前記スイングアームを揺動させる手段
が、カム機構であることを特徴とする請求項5に記載の
キャリパ内組込み型アンチロック制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7110495A JPH08301087A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | キャリパ内組込み型アンチロック制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7110495A JPH08301087A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | キャリパ内組込み型アンチロック制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08301087A true JPH08301087A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14537210
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7110495A Withdrawn JPH08301087A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | キャリパ内組込み型アンチロック制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08301087A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005063534A1 (en) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Tancheng Huang | Hydraulic disc brake |
-
1995
- 1995-05-09 JP JP7110495A patent/JPH08301087A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005063534A1 (en) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Tancheng Huang | Hydraulic disc brake |
| EP1698534A4 (en) * | 2003-12-26 | 2007-11-14 | Tan-Cheng Huang | HYDRAULIC DISC BRAKE |
| CN100364823C (zh) * | 2003-12-26 | 2008-01-30 | 黄潭城 | 油压碟式制动器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |