JPH07165105A - 四輪操舵車の後輪転舵装置 - Google Patents
四輪操舵車の後輪転舵装置Info
- Publication number
- JPH07165105A JPH07165105A JP34208893A JP34208893A JPH07165105A JP H07165105 A JPH07165105 A JP H07165105A JP 34208893 A JP34208893 A JP 34208893A JP 34208893 A JP34208893 A JP 34208893A JP H07165105 A JPH07165105 A JP H07165105A
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- JP
- Japan
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- hydraulic
- cylinder
- check valve
- passage
- steering
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- Pending
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- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 後輪での油圧失陥時の後輪切り増し方向への
転舵を防ぎ、中立位置に復旧させる油圧失陥チェックバ
ルブ機構の信頼性向上と低コスト化を図る。 【構成】 左、右弁プレートに、環状通路溝が、ピスト
ンロッド51を取り囲んで形成される。本体ボディ50
内に、油圧失陥チェックバルブ機構100の油圧通路1
01,102とチェックバルブ103とが形成される。
さらに、本体ボディ50内に、左、右プランジャの反係
合端側に相手側の油圧通路中の圧力を導く左、右パイロ
ット通路114,115も内部通路として形成される。
チェックバルブ102,103、これを開動作するプラ
ンジャ104,105およびこれに付随する通路が、チ
ェックバルブユニット120としてカートリッジボディ
121内に組込まれる。これらは本体ボディへのプラグ
イン方式で組込まれる。
転舵を防ぎ、中立位置に復旧させる油圧失陥チェックバ
ルブ機構の信頼性向上と低コスト化を図る。 【構成】 左、右弁プレートに、環状通路溝が、ピスト
ンロッド51を取り囲んで形成される。本体ボディ50
内に、油圧失陥チェックバルブ機構100の油圧通路1
01,102とチェックバルブ103とが形成される。
さらに、本体ボディ50内に、左、右プランジャの反係
合端側に相手側の油圧通路中の圧力を導く左、右パイロ
ット通路114,115も内部通路として形成される。
チェックバルブ102,103、これを開動作するプラ
ンジャ104,105およびこれに付随する通路が、チ
ェックバルブユニット120としてカートリッジボディ
121内に組込まれる。これらは本体ボディへのプラグ
イン方式で組込まれる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば低速走行時の
小回り性を得るために後輪を舵取り時に前輪と逆方向に
転舵させるようにした四輪操舵車における後輪転舵装置
に関する。
小回り性を得るために後輪を舵取り時に前輪と逆方向に
転舵させるようにした四輪操舵車における後輪転舵装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】後輪を前輪の操舵量(転舵量)に応じて
逆方向または同方向に転舵させることにより、低速走行
時の小回り性や中、高速走行時の走行安定性を向上させ
得る四輪操舵車が注目されている。たとえば低速走行時
には大きな操舵角をもって前輪操舵が行なわれるが、こ
のとき前、後輪の転舵方向を逆位相(逆方向操舵)とす
れば、車輌旋回半径が最小となり旋回(小回り)性能が
向上することになり、特にトラックのような車長の長い
車輌等に適用して好適である。この種の後輪転舵装置と
しては種々の構造が知られており、たとえば特開昭59−
128054号公報、特開昭59−143769号公報、実開昭61-532
71号公報、特開昭61-67665号公報等に示されるような油
圧式のものが周知である。
逆方向または同方向に転舵させることにより、低速走行
時の小回り性や中、高速走行時の走行安定性を向上させ
得る四輪操舵車が注目されている。たとえば低速走行時
には大きな操舵角をもって前輪操舵が行なわれるが、こ
のとき前、後輪の転舵方向を逆位相(逆方向操舵)とす
れば、車輌旋回半径が最小となり旋回(小回り)性能が
向上することになり、特にトラックのような車長の長い
車輌等に適用して好適である。この種の後輪転舵装置と
しては種々の構造が知られており、たとえば特開昭59−
128054号公報、特開昭59−143769号公報、実開昭61-532
71号公報、特開昭61-67665号公報等に示されるような油
圧式のものが周知である。
【0003】ところで、従来装置は、構造面からも動作
性能面からも一長一短で、実用化にあたって解決すべき
問題がある。たとえば後輪転舵装置では、構成部品点数
を必要最小限とし、各部の加工性、組立性等を向上させ
て製造コスト等を低減し、さらに油圧配管や電気配線等
も効率よく配設でき、しかも各種駆動制御も適切に行な
え、中、高速走行時における直進走行性や雪路等の低摩
擦路での走行安定性を確保するとともに、必要時にのみ
後輪転舵系を作動可能な状態とし常時は二輪操舵状態を
確保し、また油圧系、電気系等のフェール時には後輪を
転舵不能な状態にロックする対策も充分であること等が
望まれる。
性能面からも一長一短で、実用化にあたって解決すべき
問題がある。たとえば後輪転舵装置では、構成部品点数
を必要最小限とし、各部の加工性、組立性等を向上させ
て製造コスト等を低減し、さらに油圧配管や電気配線等
も効率よく配設でき、しかも各種駆動制御も適切に行な
え、中、高速走行時における直進走行性や雪路等の低摩
擦路での走行安定性を確保するとともに、必要時にのみ
後輪転舵系を作動可能な状態とし常時は二輪操舵状態を
確保し、また油圧系、電気系等のフェール時には後輪を
転舵不能な状態にロックする対策も充分であること等が
望まれる。
【0004】特に、このような要請のなかで必要とされ
ることに、油圧式後輪転舵装置における後輪転舵駆動系
での失陥による駆動力消失や後輪転舵制御系での命令伝
達系で失陥等が生じたフェール時に後輪を不転舵状態に
保持しなければならないことがある。そして、このよう
な油圧系失陥時等では、後輪が逆位相に転舵している途
中でフェールした時における対策が重要な課題となる。
すなわち、このような油圧系失陥等が生じた際には、後
輪を中立位置に復帰させ、直進状態を確保してロックす
る必要があるが、後輪を転舵可能に支持する舵取リンク
機構に中立位置への復帰力を作用できないばかりでな
く、この後輪は自由に転舵可能な状態となり、車速や走
行条件によっては安全性に欠けるという不具合を招く虞
れがある。
ることに、油圧式後輪転舵装置における後輪転舵駆動系
での失陥による駆動力消失や後輪転舵制御系での命令伝
達系で失陥等が生じたフェール時に後輪を不転舵状態に
保持しなければならないことがある。そして、このよう
な油圧系失陥時等では、後輪が逆位相に転舵している途
中でフェールした時における対策が重要な課題となる。
すなわち、このような油圧系失陥等が生じた際には、後
輪を中立位置に復帰させ、直進状態を確保してロックす
る必要があるが、後輪を転舵可能に支持する舵取リンク
機構に中立位置への復帰力を作用できないばかりでな
く、この後輪は自由に転舵可能な状態となり、車速や走
行条件によっては安全性に欠けるという不具合を招く虞
れがある。
【0005】このため、従来装置において後輪を常に中
立位置に復帰させる付勢力をセンタリングスプリング機
構等で作用させ、常時はこれに打ち勝つ力を与えて転舵
させることが考えられているが、実用面で問題がある。
すなわち、後輪を中立位置に復帰させるには大きな付勢
力が必要とされる一方、これに打ち勝って後輪を転舵さ
せるには不必要な力を必要としエネルギ効率の点でロス
となる。また、上述したスプリング機構では、油圧系失
陥時等が生じた際に後輪が転舵状態から急激に中立位置
に復帰し、走行安定性を確保するうえで問題であり、こ
れらの問題点を解決し得る何らかの対策をじることが望
まれる。
立位置に復帰させる付勢力をセンタリングスプリング機
構等で作用させ、常時はこれに打ち勝つ力を与えて転舵
させることが考えられているが、実用面で問題がある。
すなわち、後輪を中立位置に復帰させるには大きな付勢
力が必要とされる一方、これに打ち勝って後輪を転舵さ
せるには不必要な力を必要としエネルギ効率の点でロス
となる。また、上述したスプリング機構では、油圧系失
陥時等が生じた際に後輪が転舵状態から急激に中立位置
に復帰し、走行安定性を確保するうえで問題であり、こ
れらの問題点を解決し得る何らかの対策をじることが望
まれる。
【0006】このような要請に応えるために本出願人
は、特開平4-260869号公報等により、後輪転舵用パワー
シリンダ左、右室に対し前輪側の転舵に応じて油圧源を
接続する左、右油圧通路途中に油圧失陥時に後輪を中立
位置側にのみ復旧転舵させる油圧制御を行なう油圧失陥
チェックバルブ機構を、左、右通路途中でシリンダ側か
らの圧油の流れを阻止する左、右チェックバルブと、常
時は各チェックバルブと非係合状態を維持するように付
勢されその係合端が係合した時には各チェックバルブを
強制的に開動作させる左、右プランジャと、これら各プ
ランジャの反係合端側に互いに相対向する側の通路中の
圧力を導く左、右パイロット通路と、各油圧通路途中か
ら分岐されそれぞれのチェックバルブを迂回してシリン
ダ左、右室のエンド部に開口して接続される左、右バイ
パス通路と、これらのパイパス通路の各シリンダ室への
開口端を油圧失陥時に閉塞可能な状態でパワーシリンダ
のピストンロッド上に摺動自在に設けた左、右弁プレー
トとによって構成した後輪転舵装置を、先に提案してい
る。
は、特開平4-260869号公報等により、後輪転舵用パワー
シリンダ左、右室に対し前輪側の転舵に応じて油圧源を
接続する左、右油圧通路途中に油圧失陥時に後輪を中立
位置側にのみ復旧転舵させる油圧制御を行なう油圧失陥
チェックバルブ機構を、左、右通路途中でシリンダ側か
らの圧油の流れを阻止する左、右チェックバルブと、常
時は各チェックバルブと非係合状態を維持するように付
勢されその係合端が係合した時には各チェックバルブを
強制的に開動作させる左、右プランジャと、これら各プ
ランジャの反係合端側に互いに相対向する側の通路中の
圧力を導く左、右パイロット通路と、各油圧通路途中か
ら分岐されそれぞれのチェックバルブを迂回してシリン
ダ左、右室のエンド部に開口して接続される左、右バイ
パス通路と、これらのパイパス通路の各シリンダ室への
開口端を油圧失陥時に閉塞可能な状態でパワーシリンダ
のピストンロッド上に摺動自在に設けた左、右弁プレー
トとによって構成した後輪転舵装置を、先に提案してい
る。
【0007】このような構成によれば、常時は前輪側の
転舵動作で後輪を所要の状態で転舵させ、油圧失陥時に
は、油圧失陥チェックバルブ機構の働きでシリンダ左、
右室のうち、転舵方向側の室への油圧通路は閉塞状態と
しかつ中立位置側への室への油圧通路のみを低圧側に開
放することで、後輪の失陥時以上の転舵を不能とすると
ともに、後輪の中立位置側への転舵動作を可能とし、接
地側からの反力で後輪を中立位置に緩やかに復旧転舵さ
せて後輪のロックが可能となる。
転舵動作で後輪を所要の状態で転舵させ、油圧失陥時に
は、油圧失陥チェックバルブ機構の働きでシリンダ左、
右室のうち、転舵方向側の室への油圧通路は閉塞状態と
しかつ中立位置側への室への油圧通路のみを低圧側に開
放することで、後輪の失陥時以上の転舵を不能とすると
ともに、後輪の中立位置側への転舵動作を可能とし、接
地側からの反力で後輪を中立位置に緩やかに復旧転舵さ
せて後輪のロックが可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た後輪転舵装置にあっても、実用化にあたってまだまだ
解決すべき問題がある。すなわち、従来構造では、油圧
失陥時において後輪転舵用パワーシリンダの左、右室で
の油圧制御を行なう油圧失陥チェックバルブ機構を、シ
リンダ本体ボディの側部に一体的に付設されるチェック
バルブボディ内に組込み配置させるとともに、これらの
チェックバルブとシリンダ左、右室とを、外部配管を介
して接続しており、これらの外部配管部分に失陥を生じ
た場合には、このチェックバルブ機構による所要のフェ
ール動作を得ることができず、フェール時の信頼性を向
上させることができない。
た後輪転舵装置にあっても、実用化にあたってまだまだ
解決すべき問題がある。すなわち、従来構造では、油圧
失陥時において後輪転舵用パワーシリンダの左、右室で
の油圧制御を行なう油圧失陥チェックバルブ機構を、シ
リンダ本体ボディの側部に一体的に付設されるチェック
バルブボディ内に組込み配置させるとともに、これらの
チェックバルブとシリンダ左、右室とを、外部配管を介
して接続しており、これらの外部配管部分に失陥を生じ
た場合には、このチェックバルブ機構による所要のフェ
ール動作を得ることができず、フェール時の信頼性を向
上させることができない。
【0009】また、上述した従来構造では、油圧失陥チ
ェックバルブ機構を、シリンダ本体ボディの側部に、別
体構成によるバルブボディを一体的に付設して設け、そ
の内部にバルブ構成部品等を組込み配置してなる構成で
あり、バルブボディを始め、配管等を含めて構成部品点
数が多く、組立性やコスト面で問題であり、このような
問題点を一掃し得る何らかの対策を講じることが望まれ
ている。
ェックバルブ機構を、シリンダ本体ボディの側部に、別
体構成によるバルブボディを一体的に付設して設け、そ
の内部にバルブ構成部品等を組込み配置してなる構成で
あり、バルブボディを始め、配管等を含めて構成部品点
数が多く、組立性やコスト面で問題であり、このような
問題点を一掃し得る何らかの対策を講じることが望まれ
ている。
【0010】特に、上述したような油圧失陥時に必要な
油圧失陥チェックバルブ機構を構成するうえで必要とさ
れることは、このような油圧失陥阻止機構を、可能な限
り簡単にしかもコンパクトに構成するとともに、その動
作上での信頼性を確保し、さらに各部の加工性、組立性
を向上させ、低コスト化を図ることであり、このような
点を考慮することが必要となっている。
油圧失陥チェックバルブ機構を構成するうえで必要とさ
れることは、このような油圧失陥阻止機構を、可能な限
り簡単にしかもコンパクトに構成するとともに、その動
作上での信頼性を確保し、さらに各部の加工性、組立性
を向上させ、低コスト化を図ることであり、このような
点を考慮することが必要となっている。
【0011】本発明はこのような事情に鑑み、油圧系失
陥時等において後輪を転舵状態からゆっくりと中立位置
に戻し、中立位置でロック可能であり、動作上での信頼
性を大幅に向上させ、しかも全体構成が簡単で、加工
性、組立性に優れ、低コスト化が可能となる四輪操舵車
の後輪転舵装置を得ることを目的としている。
陥時等において後輪を転舵状態からゆっくりと中立位置
に戻し、中立位置でロック可能であり、動作上での信頼
性を大幅に向上させ、しかも全体構成が簡単で、加工
性、組立性に優れ、低コスト化が可能となる四輪操舵車
の後輪転舵装置を得ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本発明に係る四輪操舵車の後輪転舵装置は、後輪
転舵用パワーシリンダ左、右室に接続される左、右油圧
通路途中に設けられ油圧失陥時に後輪を中立位置側にの
み復旧転舵させる油圧失陥チェックバルブ機構を、左、
右油圧通路途中でシリンダ左、右室からの圧油を阻止す
る位置に配設される左、右チェックバルブとこれらを常
時は閉状態に維持するとともにシリンダ一方室に至るチ
ェックバルブ上流側の圧力よりもシリンダ他方室からの
パイロット圧が大きくなったときに係合して強制的に開
動作させる左、右プランジャと、ピストンロッド上で摺
動自在に支持され常時はパワーシリンダ左、右室のエン
ド部に圧接して配置されるとともにピストンロッドが中
立位置より相手側のシリンダ室に向って移動したときに
油圧通路をチェックバルブを通らずにシリンダ室に接続
するバイパス路を形成する略リング状を呈する左、右弁
プレートとから構成し、これら左、右弁プレートとシリ
ンダ左、右室のエンド部の接合面間に、本体ボディの内
部通路である油圧源、タンクに接続される供給側油圧通
路、チェックバルブに至る接続用油圧通路、左、右プラ
ンジャの反係合端側に相手側の油圧通路中の圧力を導く
左、右パイロット通路が接続される環状通路溝を、ピス
トンロッドを取り囲むように形成しており、かつチェッ
クバルブ、これを開動作するプランジャおよびこれに付
随する通路を、左、右チェックバルブユニットとしてカ
ートリッジボディ内に組込み、これを本体ボディの組付
け孔部にプラグイン方式によって組込んで取付けるよう
にしたものである。
ために本発明に係る四輪操舵車の後輪転舵装置は、後輪
転舵用パワーシリンダ左、右室に接続される左、右油圧
通路途中に設けられ油圧失陥時に後輪を中立位置側にの
み復旧転舵させる油圧失陥チェックバルブ機構を、左、
右油圧通路途中でシリンダ左、右室からの圧油を阻止す
る位置に配設される左、右チェックバルブとこれらを常
時は閉状態に維持するとともにシリンダ一方室に至るチ
ェックバルブ上流側の圧力よりもシリンダ他方室からの
パイロット圧が大きくなったときに係合して強制的に開
動作させる左、右プランジャと、ピストンロッド上で摺
動自在に支持され常時はパワーシリンダ左、右室のエン
ド部に圧接して配置されるとともにピストンロッドが中
立位置より相手側のシリンダ室に向って移動したときに
油圧通路をチェックバルブを通らずにシリンダ室に接続
するバイパス路を形成する略リング状を呈する左、右弁
プレートとから構成し、これら左、右弁プレートとシリ
ンダ左、右室のエンド部の接合面間に、本体ボディの内
部通路である油圧源、タンクに接続される供給側油圧通
路、チェックバルブに至る接続用油圧通路、左、右プラ
ンジャの反係合端側に相手側の油圧通路中の圧力を導く
左、右パイロット通路が接続される環状通路溝を、ピス
トンロッドを取り囲むように形成しており、かつチェッ
クバルブ、これを開動作するプランジャおよびこれに付
随する通路を、左、右チェックバルブユニットとしてカ
ートリッジボディ内に組込み、これを本体ボディの組付
け孔部にプラグイン方式によって組込んで取付けるよう
にしたものである。
【0013】
【作用】本発明によれば、油圧通路やシリンダ他方室か
らのパイロット通路等を、本体ボディ内に内部通路とし
て形成でき、さらに要部であるチェックバルブ機能を得
るための部材を、チェックバルブユニットとして構成
し、これを本体ボディに組込むことから、構成部品点数
が少なく、構造が簡単で、しかも組立性等に優れている
ばかりでなく、ユニット単体での作動チェックも行な
え、信頼性を向上させ得る。
らのパイロット通路等を、本体ボディ内に内部通路とし
て形成でき、さらに要部であるチェックバルブ機能を得
るための部材を、チェックバルブユニットとして構成
し、これを本体ボディに組込むことから、構成部品点数
が少なく、構造が簡単で、しかも組立性等に優れている
ばかりでなく、ユニット単体での作動チェックも行な
え、信頼性を向上させ得る。
【0014】また、本発明によれば、常時は油圧源また
はタンク側の油圧通路が、パワーシリンダ左、右室の弁
プレートに形成した環状通路溝を介して、チェックバル
ブに至る油圧通路に接続され、チェックバルブが適宜開
動作されて、パワーシリンダの左、右室に接続されるこ
とにより、ピストンロッドを、前輪側の転舵動作で後輪
を所要の状態で転舵させる。
はタンク側の油圧通路が、パワーシリンダ左、右室の弁
プレートに形成した環状通路溝を介して、チェックバル
ブに至る油圧通路に接続され、チェックバルブが適宜開
動作されて、パワーシリンダの左、右室に接続されるこ
とにより、ピストンロッドを、前輪側の転舵動作で後輪
を所要の状態で転舵させる。
【0015】また、油圧失陥時においては、油圧失陥チ
ェックバルブ機構の働きでシリンダ左、右室のうち、転
舵方向側の室への油圧通路は閉塞状態とされ、かつ中立
位置側への室への油圧通路のみを低圧側に開放すること
で、後輪の失陥時以上の転舵を不能とするとともに、後
輪の中立位置側への転舵動作を可能とし、接地側からの
反力により後輪を緩やかに復旧転舵させて中立位置に復
帰させ、中立位置での後輪のロックを可能とする。
ェックバルブ機構の働きでシリンダ左、右室のうち、転
舵方向側の室への油圧通路は閉塞状態とされ、かつ中立
位置側への室への油圧通路のみを低圧側に開放すること
で、後輪の失陥時以上の転舵を不能とするとともに、後
輪の中立位置側への転舵動作を可能とし、接地側からの
反力により後輪を緩やかに復旧転舵させて中立位置に復
帰させ、中立位置での後輪のロックを可能とする。
【0016】
【実施例】図1ないし図9は本発明に係る四輪操舵車の
後輪転舵装置の一実施例を示し、本実施例では図5およ
び図6に示したように前、後輪転舵用舵取リンク機構
(後輪側のみを符号1で示し前輪側は図示を省略してい
る)をそれぞれ油圧式パワーシリンダ2,3による独立
駆動形式とし、かつ前輪側の転舵変位情報のみを油圧信
号として後輪転舵駆動系に伝達させるとともに、後輪側
転舵変位(パワーシリンダ3のロッド移動量)をフィー
ドバックケーブル4で制御系(後述する後輪転舵用制御
バルブ11)にフィードバックする信号系5を装備して
なる構成による後輪転舵装置10について説明する。
後輪転舵装置の一実施例を示し、本実施例では図5およ
び図6に示したように前、後輪転舵用舵取リンク機構
(後輪側のみを符号1で示し前輪側は図示を省略してい
る)をそれぞれ油圧式パワーシリンダ2,3による独立
駆動形式とし、かつ前輪側の転舵変位情報のみを油圧信
号として後輪転舵駆動系に伝達させるとともに、後輪側
転舵変位(パワーシリンダ3のロッド移動量)をフィー
ドバックケーブル4で制御系(後述する後輪転舵用制御
バルブ11)にフィードバックする信号系5を装備して
なる構成による後輪転舵装置10について説明する。
【0017】ここで、図5および図6中符号6,7は
前、後輪側パワーシリンダ2,3に圧油を供給するため
のオイルポンプ、8はオイルタンクで、前輪側ポンプ6
からの圧油は油圧配管6aで前輪側パワーシリンダ2に
導かれ戻り配管6bでオイルタンク8に還流されるとい
う周知の前輪側動力舵取装置が構成される。また、9は
車載バッテリであり、さらにこの図5中油圧配管は太い
実線で、電気配線は細い実線で示している。なお、オイ
ルポンプ6,7としては、図示しない自動車エンジンで
同時に駆動される二連式ポンプである場合を例示した
が、本発明はこれに限定されず、前、後輪を独立した油
圧系で構成するものでもよい。
前、後輪側パワーシリンダ2,3に圧油を供給するため
のオイルポンプ、8はオイルタンクで、前輪側ポンプ6
からの圧油は油圧配管6aで前輪側パワーシリンダ2に
導かれ戻り配管6bでオイルタンク8に還流されるとい
う周知の前輪側動力舵取装置が構成される。また、9は
車載バッテリであり、さらにこの図5中油圧配管は太い
実線で、電気配線は細い実線で示している。なお、オイ
ルポンプ6,7としては、図示しない自動車エンジンで
同時に駆動される二連式ポンプである場合を例示した
が、本発明はこれに限定されず、前、後輪を独立した油
圧系で構成するものでもよい。
【0018】また、この実施例装置10は、舵取り操作
に伴なう前輪側での転舵変位情報を後輪側を転舵制御す
るための後輪転舵用制御バルブ機構部11に所要の遊び
(不感帯)をもって選択的に伝達する後輪転舵用変位伝
達制御手段として、舵取りハンドルが中立位置から一定
角度以内で操舵されている間は回転伝達を行わず、それ
以上操舵されたときに所定の特性をもって回転変位を送
出するように構成された不感帯リンク機構等による変位
伝達制御機構12を用いている。
に伴なう前輪側での転舵変位情報を後輪側を転舵制御す
るための後輪転舵用制御バルブ機構部11に所要の遊び
(不感帯)をもって選択的に伝達する後輪転舵用変位伝
達制御手段として、舵取りハンドルが中立位置から一定
角度以内で操舵されている間は回転伝達を行わず、それ
以上操舵されたときに所定の特性をもって回転変位を送
出するように構成された不感帯リンク機構等による変位
伝達制御機構12を用いている。
【0019】なお、この変位伝達制御機構12には、舵
取りハンドルの操舵方向および操舵状態を検出するため
の操舵検出スイッチSW1,SW2が付設され、かつこ
れらのスイッチSW1,SW2のオン・オフにより操舵
方向表示ランプ13a,13bが点灯することで、運転
席等で前、後輪の操舵方向表示を行えるようになってい
る。ここで、これらの操舵検出スイッチSW1,SW2
は、ハンドル操作角が直進状態(中立位置)からたとえ
ば約300度以内でオフし、それ以上操舵されたときにそ
れぞれオンするように構成される。
取りハンドルの操舵方向および操舵状態を検出するため
の操舵検出スイッチSW1,SW2が付設され、かつこ
れらのスイッチSW1,SW2のオン・オフにより操舵
方向表示ランプ13a,13bが点灯することで、運転
席等で前、後輪の操舵方向表示を行えるようになってい
る。ここで、これらの操舵検出スイッチSW1,SW2
は、ハンドル操作角が直進状態(中立位置)からたとえ
ば約300度以内でオフし、それ以上操舵されたときにそ
れぞれオンするように構成される。
【0020】また、図5に示したバッテリ9から後輪転
舵装置10に至る電気回路において、符号14は運転者
が走行中に異常を感じた時に後輪転舵装置10を手動に
て強制的にオフし前輪のみの2WS状態とするためのエ
マージェンシースイッチ、15はケーブル・戻りばね失
陥検出手段としての検出スイッチ、16,16は後輪転
舵用舵取りリンク機構1を構成するパワーシリンダ3の
一部に付設され後輪の中立位置をオフ信号として検出す
る中立位置検出スイッチ、17は後述する負作動型クラ
ッチ機構への通電電流制御を行なうためのノーマルクロ
ーズタイプのリレースイッチである。
舵装置10に至る電気回路において、符号14は運転者
が走行中に異常を感じた時に後輪転舵装置10を手動に
て強制的にオフし前輪のみの2WS状態とするためのエ
マージェンシースイッチ、15はケーブル・戻りばね失
陥検出手段としての検出スイッチ、16,16は後輪転
舵用舵取りリンク機構1を構成するパワーシリンダ3の
一部に付設され後輪の中立位置をオフ信号として検出す
る中立位置検出スイッチ、17は後述する負作動型クラ
ッチ機構への通電電流制御を行なうためのノーマルクロ
ーズタイプのリレースイッチである。
【0021】さらに、図5および図6において18は後
輪転舵用オイルポンプ7からの油圧配管7aと後述する
制御バルブからの戻り配管7bとの間のバイパス路を開
閉するノーマルオープンタイプのバイパスバルブで、こ
のバイパスバルブ18は、バッテリ9からの通電によっ
てソレノイド(sol.)がオンすることでバイパス路が閉じ
られるとともに、前記エマージェンシースイッチ14や
ケーブル・戻りばね失陥検出用スイッチ15等がオフさ
れて通電がなくなることでバイパス路を開放し、後輪転
舵を行わない2WS状態となる。
輪転舵用オイルポンプ7からの油圧配管7aと後述する
制御バルブからの戻り配管7bとの間のバイパス路を開
閉するノーマルオープンタイプのバイパスバルブで、こ
のバイパスバルブ18は、バッテリ9からの通電によっ
てソレノイド(sol.)がオンすることでバイパス路が閉じ
られるとともに、前記エマージェンシースイッチ14や
ケーブル・戻りばね失陥検出用スイッチ15等がオフさ
れて通電がなくなることでバイパス路を開放し、後輪転
舵を行わない2WS状態となる。
【0022】ここで、上述した変位伝達制御手段から伝
達される回転変位によって後輪側を転舵制御するための
後輪転舵用制御バルブ機構部11は、たとえば特開平4ー
260868号公報等に示されるように、前記変位伝達制御機
構12で得られた変位量に応じて後輪側油圧源であるオ
イルポンプ7からの油圧通路の切換え制御を行ない前記
後輪転舵用パワーステアリング3を作動させる回転式の
後輪転舵用制御バルブ(図示せず)と、この後輪転舵用
制御バルブに対しその入、出力軸に同軸上に配置される
フィードバック軸上に軸支されて後輪側舵取りリンク機
構1の動きをフィードバックするフィードバック信号系
5を構成するフィードバックケーブル4の巻取り用プー
リ、この巻取りプーリをケーブル4の巻取り方向に付勢
する戻りばねからなるケーブル巻取り機構(図示せず)
を備えている。
達される回転変位によって後輪側を転舵制御するための
後輪転舵用制御バルブ機構部11は、たとえば特開平4ー
260868号公報等に示されるように、前記変位伝達制御機
構12で得られた変位量に応じて後輪側油圧源であるオ
イルポンプ7からの油圧通路の切換え制御を行ない前記
後輪転舵用パワーステアリング3を作動させる回転式の
後輪転舵用制御バルブ(図示せず)と、この後輪転舵用
制御バルブに対しその入、出力軸に同軸上に配置される
フィードバック軸上に軸支されて後輪側舵取りリンク機
構1の動きをフィードバックするフィードバック信号系
5を構成するフィードバックケーブル4の巻取り用プー
リ、この巻取りプーリをケーブル4の巻取り方向に付勢
する戻りばねからなるケーブル巻取り機構(図示せず)
を備えている。
【0023】さらに、上述した制御バルブ、ケーブル巻
取り機構を組み込んだボディ内でこれらの機構部間に、
制御バルブ側の出力軸とフィードバック軸との間に介在
されこれら両軸を相対的に回転変位可能な状態で連結す
ることで舵取り操作に対する後輪側での転舵遅れを吸収
するための遅れ吸収用スプリング機構や、この遅れ吸収
用スプリング機構と前記制御バルブとの間に介在され両
者を選択的に連結する負作動型クラッチ機構(共に図示
せず)とが、共に組み込まれて配設されている。そし
て、前記ケーブル巻取り機構の一部には、前記戻りばね
やケーブル4のいずれかが失陥したときに生じる該ケー
ブル巻取り機構での動きに連動して作動され失陥信号を
送出するケーブル・戻りばね失陥検出手段20が付設さ
れるが、その詳細な説明はここでは省略する。
取り機構を組み込んだボディ内でこれらの機構部間に、
制御バルブ側の出力軸とフィードバック軸との間に介在
されこれら両軸を相対的に回転変位可能な状態で連結す
ることで舵取り操作に対する後輪側での転舵遅れを吸収
するための遅れ吸収用スプリング機構や、この遅れ吸収
用スプリング機構と前記制御バルブとの間に介在され両
者を選択的に連結する負作動型クラッチ機構(共に図示
せず)とが、共に組み込まれて配設されている。そし
て、前記ケーブル巻取り機構の一部には、前記戻りばね
やケーブル4のいずれかが失陥したときに生じる該ケー
ブル巻取り機構での動きに連動して作動され失陥信号を
送出するケーブル・戻りばね失陥検出手段20が付設さ
れるが、その詳細な説明はここでは省略する。
【0024】以上の構成による後輪転舵装置10におい
て後輪転舵制御は、まず、エンジン始動によってポンプ
6,7から圧油が前輪側および後輪側の転舵系に給送さ
れ、通常走行時には前輪側の制御バルブ、後輪側の制御
バルブまたはバイパスバルブ18を介してタンク8に戻
る循環路が構成される。この状態において、舵取りハン
ドルがいずれかの方向に操舵され、前輪側の舵取りリン
ク機構が前輪側の制御バルブによる流路切換え機能にて
圧油が前輪側パワーシリンダ2のいずれかのシリンダ室
に送られ、前輪が操舵方向に所要の状態で転舵される。
て後輪転舵制御は、まず、エンジン始動によってポンプ
6,7から圧油が前輪側および後輪側の転舵系に給送さ
れ、通常走行時には前輪側の制御バルブ、後輪側の制御
バルブまたはバイパスバルブ18を介してタンク8に戻
る循環路が構成される。この状態において、舵取りハン
ドルがいずれかの方向に操舵され、前輪側の舵取りリン
ク機構が前輪側の制御バルブによる流路切換え機能にて
圧油が前輪側パワーシリンダ2のいずれかのシリンダ室
に送られ、前輪が操舵方向に所要の状態で転舵される。
【0025】一方、前輪側での操舵角度が一定角度以上
となった時点で操舵検出スイッチSW1,SW2のいず
れかがオンし、これによりバイパスバルブ18がオン
し、後輪転舵用の流路が構成され、また制御バルブ機構
部11内で負作動型クラッチへの通電が停止され、クラ
ッチ継の状態となることで4WSの準備状態となる。こ
の状態で前輪側の転舵角度がそれ以上となり、後輪転舵
用変位伝達制御機構12からの回転変位によって後輪側
の制御バルブが、その入、出力軸間に生じる相対的な回
転変位による流路切換えによって、後輪側の舵取りリン
ク機構1側の後輪転舵用パワーシリンダ3のいずれかの
シリンダ室に圧油が給送されることになる。
となった時点で操舵検出スイッチSW1,SW2のいず
れかがオンし、これによりバイパスバルブ18がオン
し、後輪転舵用の流路が構成され、また制御バルブ機構
部11内で負作動型クラッチへの通電が停止され、クラ
ッチ継の状態となることで4WSの準備状態となる。こ
の状態で前輪側の転舵角度がそれ以上となり、後輪転舵
用変位伝達制御機構12からの回転変位によって後輪側
の制御バルブが、その入、出力軸間に生じる相対的な回
転変位による流路切換えによって、後輪側の舵取りリン
ク機構1側の後輪転舵用パワーシリンダ3のいずれかの
シリンダ室に圧油が給送されることになる。
【0026】また、これと同時に、ロック解除用シリン
ダ機構が給送される圧油によって作動され、後述する後
輪中立位置ロック機構としてのデッドロックポイント機
構部40,40を解除動作させ、そのいずれか一方側の
ロック状態を解除する。そして、このロック解除後に、
パワーシリンダ3の働きにより、後輪側舵取りリンク機
構1が作動され、後輪を所要の方向に転舵制御する。こ
の後輪転舵状態は、ケーブル4により前述した後輪転舵
用制御バルブ機構部11において巻取り機構から制御バ
ルブ側にフィードバックされる。
ダ機構が給送される圧油によって作動され、後述する後
輪中立位置ロック機構としてのデッドロックポイント機
構部40,40を解除動作させ、そのいずれか一方側の
ロック状態を解除する。そして、このロック解除後に、
パワーシリンダ3の働きにより、後輪側舵取りリンク機
構1が作動され、後輪を所要の方向に転舵制御する。こ
の後輪転舵状態は、ケーブル4により前述した後輪転舵
用制御バルブ機構部11において巻取り機構から制御バ
ルブ側にフィードバックされる。
【0027】一方、上述した操舵状態から舵取りハンド
ルを所定角度戻すと、この動きは制御バルブに伝わり、
後輪側の転舵状態のフィードバックとの関係において制
御される圧油の流れに基づいて後輪側の舵取りリンク装
置1が戻り方向に転舵制御される。そして、後輪が中立
位置状態となると、デッドロックポイント機構部40,
40により後輪がロックされるとともに、中立位置検出
スイッチ16,16がオフする。さらに、舵取りハンド
ルが中立位置に戻されると、操舵検出スイッチがオフ
し、バイパスバルブ18への通電が停止されるととも
に、後輪転舵用制御バルブ機構部11における負作動型
クラッチへの通電が行われ、クラッチ断の状態となり、
2WSの状態となる。
ルを所定角度戻すと、この動きは制御バルブに伝わり、
後輪側の転舵状態のフィードバックとの関係において制
御される圧油の流れに基づいて後輪側の舵取りリンク装
置1が戻り方向に転舵制御される。そして、後輪が中立
位置状態となると、デッドロックポイント機構部40,
40により後輪がロックされるとともに、中立位置検出
スイッチ16,16がオフする。さらに、舵取りハンド
ルが中立位置に戻されると、操舵検出スイッチがオフ
し、バイパスバルブ18への通電が停止されるととも
に、後輪転舵用制御バルブ機構部11における負作動型
クラッチへの通電が行われ、クラッチ断の状態となり、
2WSの状態となる。
【0028】さて、上述した後輪転舵装置10におい
て、後輪転舵用舵取りリンク機構1の側部で前述した制
御バルブから後輪転舵用パワーシリンダ3の左、右室3
a,3b(図3、図4、図6、図7等参照)に至る油圧
配管等からなる油圧通路41a,41bの途中には、油
圧失陥時に後輪を中立位置側にのみ復旧転舵させるよう
な油圧制御を行なうための油圧失陥チェックバルブ機構
100が設けられる。
て、後輪転舵用舵取りリンク機構1の側部で前述した制
御バルブから後輪転舵用パワーシリンダ3の左、右室3
a,3b(図3、図4、図6、図7等参照)に至る油圧
配管等からなる油圧通路41a,41bの途中には、油
圧失陥時に後輪を中立位置側にのみ復旧転舵させるよう
な油圧制御を行なうための油圧失陥チェックバルブ機構
100が設けられる。
【0029】ここで、この油圧失陥チェックバルブ機構
100は、図1ないし図4、図6ないし図9等から明ら
かなように、パワーシリンダ3の本体ボディ50内に形
成した左、右油圧通路101,102途中でシリンダ
左、右室3a,3bからの圧油を阻止する位置に組込み
配置されたボール103a,104aを有する逆止弁に
よる左、右チェックバルブ103,104と、これら各
チェックバルブ103,104を常時は閉状態に維持す
るとともにシリンダ一方室3aまたは3bに至るチェッ
クバルブ103,104上流側の圧力よりもシリンダ他
方室3bまたは3aからのパイロット圧が大きくなった
ときに係合して強制的に開動作させるように組込み配置
された左、右プランジャ105,106と、パワーシリ
ンダ3のピストンロッド51上で摺動自在に支持され常
時はパワーシリンダ左、右室3a,3bのエンド部10
7,108に圧接して配置されるとともにピストンロッ
ド51が相手側のシリンダ室3bまたは3aに向って移
動したときに前記油圧通路101,102をチェックバ
ルブ103,104を通らずにシリンダ室3a,3bに
接続するバイパス路{図8の(a),(b)においてエ
ンド部107,108との間の間隙と通路孔53a,5
4aによる}を形成する略リング状を呈する左、右弁プ
レート53,54を備えている。
100は、図1ないし図4、図6ないし図9等から明ら
かなように、パワーシリンダ3の本体ボディ50内に形
成した左、右油圧通路101,102途中でシリンダ
左、右室3a,3bからの圧油を阻止する位置に組込み
配置されたボール103a,104aを有する逆止弁に
よる左、右チェックバルブ103,104と、これら各
チェックバルブ103,104を常時は閉状態に維持す
るとともにシリンダ一方室3aまたは3bに至るチェッ
クバルブ103,104上流側の圧力よりもシリンダ他
方室3bまたは3aからのパイロット圧が大きくなった
ときに係合して強制的に開動作させるように組込み配置
された左、右プランジャ105,106と、パワーシリ
ンダ3のピストンロッド51上で摺動自在に支持され常
時はパワーシリンダ左、右室3a,3bのエンド部10
7,108に圧接して配置されるとともにピストンロッ
ド51が相手側のシリンダ室3bまたは3aに向って移
動したときに前記油圧通路101,102をチェックバ
ルブ103,104を通らずにシリンダ室3a,3bに
接続するバイパス路{図8の(a),(b)においてエ
ンド部107,108との間の間隙と通路孔53a,5
4aによる}を形成する略リング状を呈する左、右弁プ
レート53,54を備えている。
【0030】このような構成において、左、右弁プレー
ト53,54とパワーシリンダ左、右室3a,3bのエ
ンド部107,108との接合面間で前記ピストンロッ
ド51を取り囲むような環状通路溝として環状溝部11
0,111を形成し(本実施例では左、右弁プレート5
3,54外側の端面に形成している)、かつ前記油圧
源、タンク側の制御バルブ機構部11(図5、図6参
照)に接続される供給側の油圧通路101,102と、
前記チェックバルブ103,104に至る接続用の油圧
通路112,113と、前記左、右プランジャ105,
106の反係合端側に相手側の油圧通路102,101
中の圧力を導く左、右パイロット通路114,115と
を、前記本体ボディ50の内部に軸線方向に沿った内部
通路として形成し、これらの通路101,102;11
2,113;114,115を、前記環状溝部110,
111に対し開口させて接続している。
ト53,54とパワーシリンダ左、右室3a,3bのエ
ンド部107,108との接合面間で前記ピストンロッ
ド51を取り囲むような環状通路溝として環状溝部11
0,111を形成し(本実施例では左、右弁プレート5
3,54外側の端面に形成している)、かつ前記油圧
源、タンク側の制御バルブ機構部11(図5、図6参
照)に接続される供給側の油圧通路101,102と、
前記チェックバルブ103,104に至る接続用の油圧
通路112,113と、前記左、右プランジャ105,
106の反係合端側に相手側の油圧通路102,101
中の圧力を導く左、右パイロット通路114,115と
を、前記本体ボディ50の内部に軸線方向に沿った内部
通路として形成し、これらの通路101,102;11
2,113;114,115を、前記環状溝部110,
111に対し開口させて接続している。
【0031】ここで、反対側のシリンダ室からの圧力を
導くための左、右パイロット通路114,115を、本
体ボディ50の外側部寄りの部分に軸線方向に沿って形
成したボディ内通路とし、かつこれらを後述するロック
解除用シリンダ機構部43,43のプランジャ43a,
43a部分を介して前記左、右弁プレート53,54の
環状溝部110,111に接続するように構成してい
る。これにより、シリンダ他方室からのパイロット圧通
路112,113をも含めて全体の油圧通路を、本体ボ
ディ50内での内部通路によって構成でき、外部付設用
の配管が全く不要となることから、動作上での信頼性を
大幅に向上させ得るものである。
導くための左、右パイロット通路114,115を、本
体ボディ50の外側部寄りの部分に軸線方向に沿って形
成したボディ内通路とし、かつこれらを後述するロック
解除用シリンダ機構部43,43のプランジャ43a,
43a部分を介して前記左、右弁プレート53,54の
環状溝部110,111に接続するように構成してい
る。これにより、シリンダ他方室からのパイロット圧通
路112,113をも含めて全体の油圧通路を、本体ボ
ディ50内での内部通路によって構成でき、外部付設用
の配管が全く不要となることから、動作上での信頼性を
大幅に向上させ得るものである。
【0032】また、図1ないし図4や図7等において1
16,117はチェックバルブ103,104を通過し
た圧油を、シリンダ室3a,3bに、ピストンロッド5
1と本体ボディ50内壁部の環状溝118,119、前
記弁プレート53,54の通路孔53a,54aを介し
て供給するための通路孔である。
16,117はチェックバルブ103,104を通過し
た圧油を、シリンダ室3a,3bに、ピストンロッド5
1と本体ボディ50内壁部の環状溝118,119、前
記弁プレート53,54の通路孔53a,54aを介し
て供給するための通路孔である。
【0033】さらに、図中52a,52b(片側のみを
図示する)はピストン52の両側で弁プレート53,5
4との間に介装したばね、53b,54bは弁プレート
53,54をピストンロッド51の他方室側への移動時
においてロッド51と共に移動させる係止リングであ
る。また、図中105a,106aはプランジャ10
5,106においてチェックバルブ103,104のボ
ール103a,104aを強制的に押圧して油圧路を開
放するための係合端である。なお、図4において符号5
0aはパワーシリンダ3部分を形成する筒状部材であ
る。
図示する)はピストン52の両側で弁プレート53,5
4との間に介装したばね、53b,54bは弁プレート
53,54をピストンロッド51の他方室側への移動時
においてロッド51と共に移動させる係止リングであ
る。また、図中105a,106aはプランジャ10
5,106においてチェックバルブ103,104のボ
ール103a,104aを強制的に押圧して油圧路を開
放するための係合端である。なお、図4において符号5
0aはパワーシリンダ3部分を形成する筒状部材であ
る。
【0034】さらに、図2ないし図4において43,4
3は後述するロック解除用シリンダ機構で、その押上げ
プランジャ43a,43aが、デッドロックポイント機
構部40,40のロック状態を解除し得るように設けら
れ、これらのプランジャ43a,43aが、本体ボディ
50に前記環状溝部110,111に開口するように形
成されている通路44a,44bにより、導かれる圧油
で押圧動作されるようになっている。
3は後述するロック解除用シリンダ機構で、その押上げ
プランジャ43a,43aが、デッドロックポイント機
構部40,40のロック状態を解除し得るように設けら
れ、これらのプランジャ43a,43aが、本体ボディ
50に前記環状溝部110,111に開口するように形
成されている通路44a,44bにより、導かれる圧油
で押圧動作されるようになっている。
【0035】そして、上述した構成において、本発明に
よれば、上述した油圧通路101,102途中でシリン
ダ各室3a,3bからの圧油を阻止する位置に配設され
るチェックバルブ103,104、これを常時は閉状態
に維持しシリンダ一方室3a,3bに至るチェックバル
ブ103,104の上流側の圧力よりもシリンダ他方室
3b,3aからのパイロット圧が大きくなったときに係
合して強制的に開動作させるプランジャ105,106
およびこれに付随する通路を、チェックバルブユニット
120,120としてカートリッジボディ121,12
1内に組込み、これを本体ボディ50の組付け孔部12
2,122にプラグイン方式によって組込んで取付ける
ように構成している。
よれば、上述した油圧通路101,102途中でシリン
ダ各室3a,3bからの圧油を阻止する位置に配設され
るチェックバルブ103,104、これを常時は閉状態
に維持しシリンダ一方室3a,3bに至るチェックバル
ブ103,104の上流側の圧力よりもシリンダ他方室
3b,3aからのパイロット圧が大きくなったときに係
合して強制的に開動作させるプランジャ105,106
およびこれに付随する通路を、チェックバルブユニット
120,120としてカートリッジボディ121,12
1内に組込み、これを本体ボディ50の組付け孔部12
2,122にプラグイン方式によって組込んで取付ける
ように構成している。
【0036】このような構成によれば、油圧通路10
1,102やシリンダ他方室からのパイロット通路11
4,115等を、本体ボディ50内に内部通路として形
成でき、さらに要部であるチェックバルブ機能を得るた
めの部材(103,104;105,106)を、チェ
ックバルブユニット120,120として構成し、これ
を本体ボディ50に組込むように構成しているので、油
圧失陥チェックバルブ機構100としての構成部品点数
が少なく、構造が簡単で、しかも組立性等に優れている
ばかりでなく、ユニット120単体での作動チェックも
行なえ、油圧失陥チェックバルブとしての信頼性を向上
させ得るものである。
1,102やシリンダ他方室からのパイロット通路11
4,115等を、本体ボディ50内に内部通路として形
成でき、さらに要部であるチェックバルブ機能を得るた
めの部材(103,104;105,106)を、チェ
ックバルブユニット120,120として構成し、これ
を本体ボディ50に組込むように構成しているので、油
圧失陥チェックバルブ機構100としての構成部品点数
が少なく、構造が簡単で、しかも組立性等に優れている
ばかりでなく、ユニット120単体での作動チェックも
行なえ、油圧失陥チェックバルブとしての信頼性を向上
させ得るものである。
【0037】特に、油圧失陥チェックバルブ機構100
を構成するチェックバルブ103,104やその開動作
用プランジャ105,106を、チェックバルブユニッ
ト120,120として構成し、本体ボディ50に組込
んでいることから、従来のような別体のバルブボディや
接続用油圧配管を不要とし、油圧失陥時における動作上
の信頼性を向上させるとともに、構成部品点数の削減に
よって、組立性の向上、さらに装置全体の小型化や低コ
スト化を図ることができる。
を構成するチェックバルブ103,104やその開動作
用プランジャ105,106を、チェックバルブユニッ
ト120,120として構成し、本体ボディ50に組込
んでいることから、従来のような別体のバルブボディや
接続用油圧配管を不要とし、油圧失陥時における動作上
の信頼性を向上させるとともに、構成部品点数の削減に
よって、組立性の向上、さらに装置全体の小型化や低コ
スト化を図ることができる。
【0038】また、油圧失陥チェックバルブ機構100
の主要部を、チェックバルブユニット120,120と
して構成していることから、これを本体ボディ50に組
込むことなく、作動確認がきわめて簡単かつ適切に行な
えるばかりでなく、故障の修理時においてのアッセンブ
リ交換が可能となる。
の主要部を、チェックバルブユニット120,120と
して構成していることから、これを本体ボディ50に組
込むことなく、作動確認がきわめて簡単かつ適切に行な
えるばかりでなく、故障の修理時においてのアッセンブ
リ交換が可能となる。
【0039】さらに、上述した構成では、弁プレート5
3,54とパワーシリンダ左、右室3a,3bのエンド
部107,108との接合面間に形成した環状溝部11
0,111の周方向に任意の位置に、図1ないし図3、
図7から明らかなように、各油圧通路101,102;
112,113;44a,44b等を適宜開口させて形
成しているので、斜め穴穿け加工等が少なくなり、内部
通路構成が簡単で、かつ通路等のレイアウト構成の自由
度が増し、本体ボディ内への通路形成が容易にしかも確
実に行なえ、また本体ボディ50のデッドスペースを利
用した通路変更が自由に行なえる。
3,54とパワーシリンダ左、右室3a,3bのエンド
部107,108との接合面間に形成した環状溝部11
0,111の周方向に任意の位置に、図1ないし図3、
図7から明らかなように、各油圧通路101,102;
112,113;44a,44b等を適宜開口させて形
成しているので、斜め穴穿け加工等が少なくなり、内部
通路構成が簡単で、かつ通路等のレイアウト構成の自由
度が増し、本体ボディ内への通路形成が容易にしかも確
実に行なえ、また本体ボディ50のデッドスペースを利
用した通路変更が自由に行なえる。
【0040】以上の構成によれば、図8の(a),
(b)の概略構成図から明らかなように、常時は油圧源
7またはタンク8に制御バルブ機構部11を介して接続
される油圧通路101(41a),102(41b)
が、パワーシリンダ左、右室3a,3bの弁プレート5
3,54に形成した環状溝部110,111を介して、
チェックバルブ103,104に至る油圧通路112,
113に接続され、チェックバルブ103,104が適
宜開動作されて、パワーシリンダ左、右室3a,3bに
接続されることで、ピストンロッド51を、前輪側での
転舵で後輪を所要の状態で転舵させ得る。
(b)の概略構成図から明らかなように、常時は油圧源
7またはタンク8に制御バルブ機構部11を介して接続
される油圧通路101(41a),102(41b)
が、パワーシリンダ左、右室3a,3bの弁プレート5
3,54に形成した環状溝部110,111を介して、
チェックバルブ103,104に至る油圧通路112,
113に接続され、チェックバルブ103,104が適
宜開動作されて、パワーシリンダ左、右室3a,3bに
接続されることで、ピストンロッド51を、前輪側での
転舵で後輪を所要の状態で転舵させ得る。
【0041】また、油圧失陥時においては、図9の
(a),(b)から明らかなように、油圧失陥チェック
バルブ機構100の働きでシリンダ左、右室3a,3b
のうち、転舵方向側の室3bまたは3aへの油圧通路1
01(41a),102(41b)は閉塞状態とされ、
かつ中立位置側への室への油圧通路101または102
のみを低圧側(タンクT側)に開放することで、後輪の
失陥時以上の転舵を不能とするとともに、後輪の中立位
置側への転舵動作を可能とし、接地側からの反力により
後輪を緩やかに復旧転舵させて中立位置に復帰させ、中
立位置での後輪のロックを可能とする。
(a),(b)から明らかなように、油圧失陥チェック
バルブ機構100の働きでシリンダ左、右室3a,3b
のうち、転舵方向側の室3bまたは3aへの油圧通路1
01(41a),102(41b)は閉塞状態とされ、
かつ中立位置側への室への油圧通路101または102
のみを低圧側(タンクT側)に開放することで、後輪の
失陥時以上の転舵を不能とするとともに、後輪の中立位
置側への転舵動作を可能とし、接地側からの反力により
後輪を緩やかに復旧転舵させて中立位置に復帰させ、中
立位置での後輪のロックを可能とする。
【0042】要は、上述したような油圧失陥チェックバ
ルブ機構100を用いることで、常時は前輪側の転舵動
作で後輪を所要の状態で転舵させるとともに、油圧失陥
時において、この機構100,100の働きでシリンダ
左、右室3a,3bのうち、転舵方向側の室への油圧通
路101(41a),102(41b)は閉塞状態とし
かつ中立位置側への室への油圧通路のみを低圧側に開放
することで、後輪の失陥時以上の転舵を不能とするとと
もに、後輪の中立位置側への転舵動作を可能とし、接地
側からの反力により該後輪を緩やかに復旧転舵させて中
立位置に復帰させ、中立位置での後輪のロックを可能と
すればよい。なお、このような油圧失陥チェックバルブ
機構100の動作等については、たとえば特開平4-2608
69号公報等に示される構造によるものと略同等で、詳細
な説明は省略する。
ルブ機構100を用いることで、常時は前輪側の転舵動
作で後輪を所要の状態で転舵させるとともに、油圧失陥
時において、この機構100,100の働きでシリンダ
左、右室3a,3bのうち、転舵方向側の室への油圧通
路101(41a),102(41b)は閉塞状態とし
かつ中立位置側への室への油圧通路のみを低圧側に開放
することで、後輪の失陥時以上の転舵を不能とするとと
もに、後輪の中立位置側への転舵動作を可能とし、接地
側からの反力により該後輪を緩やかに復旧転舵させて中
立位置に復帰させ、中立位置での後輪のロックを可能と
すればよい。なお、このような油圧失陥チェックバルブ
機構100の動作等については、たとえば特開平4-2608
69号公報等に示される構造によるものと略同等で、詳細
な説明は省略する。
【0043】ここで、図7は中立状態での油圧失陥チェ
ックバルブ機構100の概略構成を、図8において
(a)は図中左側にピストンロッド51を移動させて転
舵を行なう切り込み側の場合を、(b)は図中右側にピ
ストンロッド51を移動させて転舵を行なう戻し側の場
合を示し、さらに図9の(a)は油圧失陥状態であって
中立位置方向への力が加わった場合を、(b)は切り増
し方向に力が加わった場合を示している。また、図3は
後輪転舵系を舵角が増大する方向に転舵制御したときの
油圧失陥チェックバルブ機構100での正常作動状態を
示す。
ックバルブ機構100の概略構成を、図8において
(a)は図中左側にピストンロッド51を移動させて転
舵を行なう切り込み側の場合を、(b)は図中右側にピ
ストンロッド51を移動させて転舵を行なう戻し側の場
合を示し、さらに図9の(a)は油圧失陥状態であって
中立位置方向への力が加わった場合を、(b)は切り増
し方向に力が加わった場合を示している。また、図3は
後輪転舵系を舵角が増大する方向に転舵制御したときの
油圧失陥チェックバルブ機構100での正常作動状態を
示す。
【0044】ここで、上述したような後輪転舵装置10
は、図1ないし図4等から明らかな通り、後輪転舵用パ
ワーシリンダ3に並設され後輪側舵取リンク機構を中立
位置に復帰させるセンタリングスプリング71(71
a,71b)およびその左、右側ボディ部72,72か
らなるセンタリングスプリング機構部70と、その両側
ボディ部72,72に一端が枢支されるとともに後輪側
舵取リンク機構1を構成するパワーシリンダ3の本体ボ
ディ50に回動自在に枢支される第1のリンク40a,
40aとパワーシリンダ3のピストンロッド51(舵取
リンク機構のタイロッドを兼ねる)の両端側部分に一端
が枢支される第2のリンク40b,40bとこれらを連
結し各リンク40a,40bの枢支点o,q間を結ぶ線
分hを死点越えする連結ピン40c,40cによる左、
右デッドロックポイント機構部40,40を備えてい
る。
は、図1ないし図4等から明らかな通り、後輪転舵用パ
ワーシリンダ3に並設され後輪側舵取リンク機構を中立
位置に復帰させるセンタリングスプリング71(71
a,71b)およびその左、右側ボディ部72,72か
らなるセンタリングスプリング機構部70と、その両側
ボディ部72,72に一端が枢支されるとともに後輪側
舵取リンク機構1を構成するパワーシリンダ3の本体ボ
ディ50に回動自在に枢支される第1のリンク40a,
40aとパワーシリンダ3のピストンロッド51(舵取
リンク機構のタイロッドを兼ねる)の両端側部分に一端
が枢支される第2のリンク40b,40bとこれらを連
結し各リンク40a,40bの枢支点o,q間を結ぶ線
分hを死点越えする連結ピン40c,40cによる左、
右デッドロックポイント機構部40,40を備えてい
る。
【0045】また、上述したセンタリングスプリング機
構部70の左、右側ボディ部72,72を、その間隔を
調整可能な状態で互いに嵌合されるボス部72a,72
aと、その外方端側で前記センタリングスプリング71
をボス部72a,72aに嵌装した状態で介在させるフ
ランジ部72b,72bと、このフランジ部72b,7
2b外側でデッドロックポイント機構部40,40を構
成する第1のリンク40a,40aの一端を枢支する枢
支ピン73が予め組付け結合される軸支部72c,72
cとで構成し、かつこれら左、右側ボディ部72,72
におけるフランジ部72b,72bに、両フランジ部7
2b,72b間にセンタリングスプリング71をボス部
72a,72aに嵌装した状態で介在させ、このスプリ
ング71を設定長以下に撓ませた状態で、両フランジ部
72b,72bを一体的に仮止めする仮止めボルト7
6,76の挿通孔やねじ孔による組付用孔部77を形成
している。
構部70の左、右側ボディ部72,72を、その間隔を
調整可能な状態で互いに嵌合されるボス部72a,72
aと、その外方端側で前記センタリングスプリング71
をボス部72a,72aに嵌装した状態で介在させるフ
ランジ部72b,72bと、このフランジ部72b,7
2b外側でデッドロックポイント機構部40,40を構
成する第1のリンク40a,40aの一端を枢支する枢
支ピン73が予め組付け結合される軸支部72c,72
cとで構成し、かつこれら左、右側ボディ部72,72
におけるフランジ部72b,72bに、両フランジ部7
2b,72b間にセンタリングスプリング71をボス部
72a,72aに嵌装した状態で介在させ、このスプリ
ング71を設定長以下に撓ませた状態で、両フランジ部
72b,72bを一体的に仮止めする仮止めボルト7
6,76の挿通孔やねじ孔による組付用孔部77を形成
している。
【0046】なお、本実施例では、二本の仮止めボルト
76,76を、略ひし形形状によるフランジ部72b,
72b両側に設けた孔部77を利用して固定している。
76,76を、略ひし形形状によるフランジ部72b,
72b両側に設けた孔部77を利用して固定している。
【0047】このようなセンタリングスプリング機構部
70を構成するセンタリングスプリング71を、左、右
側ボディ部72,72のフランジ部72b,72b間で
ボス部72a,72aに嵌装されて介在され、かつ設定
長以下に撓ませられた状態で、両フランジ部72b,7
2bの挿通孔やねじ孔による組付用孔部77,77によ
り仮止めボルト76,76を組付けることで、この機構
部70全体を仮止めし得るものである。
70を構成するセンタリングスプリング71を、左、右
側ボディ部72,72のフランジ部72b,72b間で
ボス部72a,72aに嵌装されて介在され、かつ設定
長以下に撓ませられた状態で、両フランジ部72b,7
2bの挿通孔やねじ孔による組付用孔部77,77によ
り仮止めボルト76,76を組付けることで、この機構
部70全体を仮止めし得るものである。
【0048】さらに、その左、右側ボディ部72,72
での軸支部72c,72cに、デッドロックポイント機
構部40,40を構成する第1のリンク40a,40a
を、枢支ピン73,73により予め一体的に結合してア
ッセンブリ化を図り、その基端部の枢支軸75,75
を、本体ボディ50の所定個所に軸支することにより、
これら両機構部70,40の本体ボディ50への組付け
性を簡素化し、かつ組付け時の安全性を向上できる。
での軸支部72c,72cに、デッドロックポイント機
構部40,40を構成する第1のリンク40a,40a
を、枢支ピン73,73により予め一体的に結合してア
ッセンブリ化を図り、その基端部の枢支軸75,75
を、本体ボディ50の所定個所に軸支することにより、
これら両機構部70,40の本体ボディ50への組付け
性を簡素化し、かつ組付け時の安全性を向上できる。
【0049】このとき、第1のリンク40a,40aに
連結ピン40c,40cを介して第2のリンク40b,
40bも連結しておき、この第2のリンク40b,40
bをピストンロッド51側に軸支するようにしてもよ
い。また、これら第1、第2のリンク40a,40b
は、図示からも明らかな通り、必要な部分をステイ等で
一体的に形成した場合を示す。
連結ピン40c,40cを介して第2のリンク40b,
40bも連結しておき、この第2のリンク40b,40
bをピストンロッド51側に軸支するようにしてもよ
い。また、これら第1、第2のリンク40a,40b
は、図示からも明らかな通り、必要な部分をステイ等で
一体的に形成した場合を示す。
【0050】しかる後、仮止めボルト76,76を外す
と、センタリングスプリング機構部70、さらには左、
右デッドロックポイント機構部40,40は、所要の初
期状態になり、組付けがきわめて簡単かつ適切に完了す
る。
と、センタリングスプリング機構部70、さらには左、
右デッドロックポイント機構部40,40は、所要の初
期状態になり、組付けがきわめて簡単かつ適切に完了す
る。
【0051】また、上述した構成では、センタリングス
プリング機構部70をアッセンブリ化した状態での組付
けが可能であり、従来のような組付けのための余分なス
ペースが不要で、全体の小型化が可能となる。特に、上
述した組付け性の利点は、センタリングスプリング機構
部70を、第1のリンク40a,40aを介してデッド
ロックポイント機構部40,40と共に、予めアッセン
ブリ化することにより、より一層の効果を発揮できる。
プリング機構部70をアッセンブリ化した状態での組付
けが可能であり、従来のような組付けのための余分なス
ペースが不要で、全体の小型化が可能となる。特に、上
述した組付け性の利点は、センタリングスプリング機構
部70を、第1のリンク40a,40aを介してデッド
ロックポイント機構部40,40と共に、予めアッセン
ブリ化することにより、より一層の効果を発揮できる。
【0052】このような利点は、第1のリンク40a,
40aの枢支ピン73,73をも含めてセンタリングス
プリング機構部70をアッセンブリ化をすると、枢支ピ
ン73,73が予め組み付けられることから、本体ボデ
ィ50との干渉問題はなく、このセンタリングスプリン
グ機構部70や枢支ピン73,73の位置をボディ側に
寄せて位置でき、スプリング固定用のスペースも不要
で、小型化を図れる。
40aの枢支ピン73,73をも含めてセンタリングス
プリング機構部70をアッセンブリ化をすると、枢支ピ
ン73,73が予め組み付けられることから、本体ボデ
ィ50との干渉問題はなく、このセンタリングスプリン
グ機構部70や枢支ピン73,73の位置をボディ側に
寄せて位置でき、スプリング固定用のスペースも不要
で、小型化を図れる。
【0053】また、本実施例では、左、右デッドロック
ポイント機構部40,40の連結ピン40c,40c
(連結点)をシリンダ左、右室3a,3bに給送される
圧油にて死点越えさせるように作動される一対の押上げ
プランジャ43a,43aを有する左、右ロック解除用
シリンダ機構43,43(図4では片側のみを示す)を
備えている。
ポイント機構部40,40の連結ピン40c,40c
(連結点)をシリンダ左、右室3a,3bに給送される
圧油にて死点越えさせるように作動される一対の押上げ
プランジャ43a,43aを有する左、右ロック解除用
シリンダ機構43,43(図4では片側のみを示す)を
備えている。
【0054】すなわち、デッドロックポイント機構部4
0,40の死点越えによるロック状態を解除する左、右
ロック解除用シリンダ機構43,43として、第1のリ
ンク40a,40aの第2のリンク40b,40bとの
中折れ連結点となる連結ピン40c,40cの両端部を
押上げ可能に構成することで、それぞれの連結点を死点
越えさせてロック解除する一対の押上げプランジャ43
a,43a(片側のみを示す)を設けている。
0,40の死点越えによるロック状態を解除する左、右
ロック解除用シリンダ機構43,43として、第1のリ
ンク40a,40aの第2のリンク40b,40bとの
中折れ連結点となる連結ピン40c,40cの両端部を
押上げ可能に構成することで、それぞれの連結点を死点
越えさせてロック解除する一対の押上げプランジャ43
a,43a(片側のみを示す)を設けている。
【0055】このような構成では、2WSやフェール時
には後輪を中立位置に復帰させその状態をデッドロック
ポイント機構部40,40による死点越えでロック状態
を確実に維持できるとともに、この死点越えによるロッ
ク時においてデッドロックポイント機構部40,40で
の連結ピン40c,40cの両端部を、左、右ロック解
除用シリンダ機構43,43での片側二個づつの押上げ
プランジャ43a,43a先端部によって係止保持する
ことができる。
には後輪を中立位置に復帰させその状態をデッドロック
ポイント機構部40,40による死点越えでロック状態
を確実に維持できるとともに、この死点越えによるロッ
ク時においてデッドロックポイント機構部40,40で
の連結ピン40c,40cの両端部を、左、右ロック解
除用シリンダ機構43,43での片側二個づつの押上げ
プランジャ43a,43a先端部によって係止保持する
ことができる。
【0056】さらに、ロック解除時には、シリンダ左、
右室3a,3bに給送する圧油で作動される片側二個づ
つのプランジャ43a,43aによって、デッドロック
ポイント機構部40,40の第1のリンク40a,40
a上であって最も支点oからの距離を取れる第2のリン
ク40b,40bとの連結点pでの連結ピン40c,4
0cの両端部という二位置で押上げて回動させることに
より死点越えさせるように回動し、ロック解除させてい
ることから、従来のように支点oからの距離が短い部分
に設けた係合ピンを押上げる場合に比べ、その係合部分
間での荷重が大きく、高面圧となることを防ぎ、これに
より比較的小さい力を得るプランジャ43a,43aで
ロック解除することができ、動作上の信頼性が向上す
る。
右室3a,3bに給送する圧油で作動される片側二個づ
つのプランジャ43a,43aによって、デッドロック
ポイント機構部40,40の第1のリンク40a,40
a上であって最も支点oからの距離を取れる第2のリン
ク40b,40bとの連結点pでの連結ピン40c,4
0cの両端部という二位置で押上げて回動させることに
より死点越えさせるように回動し、ロック解除させてい
ることから、従来のように支点oからの距離が短い部分
に設けた係合ピンを押上げる場合に比べ、その係合部分
間での荷重が大きく、高面圧となることを防ぎ、これに
より比較的小さい力を得るプランジャ43a,43aで
ロック解除することができ、動作上の信頼性が向上す
る。
【0057】なお、図中42は各プランジャ43a,4
3aの先端部にころがり接触可能に当接し、死点越えし
た位置で係止する連結ピン40c,40cの両端部に設
けたローラで、ころがり接触状態により、それぞれの当
接部分での摩耗等を防ぎ、耐久性を向上させ得る。
3aの先端部にころがり接触可能に当接し、死点越えし
た位置で係止する連結ピン40c,40cの両端部に設
けたローラで、ころがり接触状態により、それぞれの当
接部分での摩耗等を防ぎ、耐久性を向上させ得る。
【0058】また、図2において、左、右ロック解除用
シリンダ機構43,43における押上げプランジャ43
a,43aに、各デッドロックポイント機構部40,4
0の連結ピン40c,40cが死点越えした位置でその
リンク系の一部(本実施例では第1のリンク40a,4
0a)がボディ50に当接してこれを係止するときに、
リンク系との衝突力を緩和するダンパ手段として油圧ダ
ンパ45が付設されている。
シリンダ機構43,43における押上げプランジャ43
a,43aに、各デッドロックポイント機構部40,4
0の連結ピン40c,40cが死点越えした位置でその
リンク系の一部(本実施例では第1のリンク40a,4
0a)がボディ50に当接してこれを係止するときに、
リンク系との衝突力を緩和するダンパ手段として油圧ダ
ンパ45が付設されている。
【0059】ここで、各ロック解除用シリンダ機構43
は、図2および図4から明らかなように、ピストンロッ
ド51の両側でこのピストンロッド51と直交した状態
で配置されている。そして、押上げプランジャ43a
は、これを摺動自在に保持する保持孔43bの基端側に
形成された圧力室43cが、デッドロックポイント機構
部40のデッドロック状態を外すために、油圧通路41
aまたは41bの一部と通路44a,44bを介して連
通され、その圧油にて押上げプランジャ43aをロック
解除方向に押上げ動作させるようになっている。この押
上げプランジャ43aが押上げ動作すると、その先端部
がデッドロックポイント機構部40,40におけるリン
ク40a,40b間を連結する連結ピン40cを死点越
えするように強制的に移動させ、これにより中折れリン
クのロック状態が解除されることになる。
は、図2および図4から明らかなように、ピストンロッ
ド51の両側でこのピストンロッド51と直交した状態
で配置されている。そして、押上げプランジャ43a
は、これを摺動自在に保持する保持孔43bの基端側に
形成された圧力室43cが、デッドロックポイント機構
部40のデッドロック状態を外すために、油圧通路41
aまたは41bの一部と通路44a,44bを介して連
通され、その圧油にて押上げプランジャ43aをロック
解除方向に押上げ動作させるようになっている。この押
上げプランジャ43aが押上げ動作すると、その先端部
がデッドロックポイント機構部40,40におけるリン
ク40a,40b間を連結する連結ピン40cを死点越
えするように強制的に移動させ、これにより中折れリン
クのロック状態が解除されることになる。
【0060】なお、このような押上げプランジャ43a
の基端部には、図2に示したように、軸線方向に移動可
能な状態で可動ピストン46が設けられ、この可動ピス
トン46は、その内部の軸孔46aとこの軸孔46aを
外周部に連通させるためのオリフィス46bを有し、ば
ね46cにより常時保持孔43bの基端部に向って付勢
されており、これにより油圧ダンパ45が構成されてい
る。
の基端部には、図2に示したように、軸線方向に移動可
能な状態で可動ピストン46が設けられ、この可動ピス
トン46は、その内部の軸孔46aとこの軸孔46aを
外周部に連通させるためのオリフィス46bを有し、ば
ね46cにより常時保持孔43bの基端部に向って付勢
されており、これにより油圧ダンパ45が構成されてい
る。
【0061】すなわち、この油圧ダンパ45は、通路4
4a,44bを介して保持孔43b内の圧力室43cに
流入する圧油によって押上げプランジャ43aが押上げ
られた状態において、ピストン軸孔46a内も、圧力室
43cと同圧に保たれるが、この押上げプランジャ43
aに、ローラ42が当接してこれを押し下げると、先に
ピストン46の基端部が、保持孔43bの基端部に当接
し、軸孔46a内を封入空間とし、さらにこの軸孔46
a内の圧油が、オリフィス46bを介して外周側の圧力
室43cに徐々に流れることにより、油圧ダンパ45と
して機能するものである。
4a,44bを介して保持孔43b内の圧力室43cに
流入する圧油によって押上げプランジャ43aが押上げ
られた状態において、ピストン軸孔46a内も、圧力室
43cと同圧に保たれるが、この押上げプランジャ43
aに、ローラ42が当接してこれを押し下げると、先に
ピストン46の基端部が、保持孔43bの基端部に当接
し、軸孔46a内を封入空間とし、さらにこの軸孔46
a内の圧油が、オリフィス46bを介して外周側の圧力
室43cに徐々に流れることにより、油圧ダンパ45と
して機能するものである。
【0062】このような構成では、2WSやフェール時
には後輪を中立位置に復帰させその状態をデッドロック
ポイント機構部40,40の中折れリンクによる死点越
えで確実なロック状態を維持し、かつこの死点越えによ
るロック時に、デッドロックポイント機構部40,40
における連結ピン40c,40c(またはリンク系の一
部)が、左、右ロック解除用シリンダ機構43,43に
おける押上げプランジャ43a,43aに当接すること
により、このプランジャに付設した油圧ダンパ45,4
5によって衝突力を緩和吸収し、衝突速度を遅くするこ
とによって、衝打音の発生を抑えることが可能となり、
連結ピン40cが中立位置に復帰するために死点越えを
行ってボディ50側に係止される際の衝撃音を、可能な
限り緩和し、従来に比べ打音等の騒音問題を未然に防止
し得る。
には後輪を中立位置に復帰させその状態をデッドロック
ポイント機構部40,40の中折れリンクによる死点越
えで確実なロック状態を維持し、かつこの死点越えによ
るロック時に、デッドロックポイント機構部40,40
における連結ピン40c,40c(またはリンク系の一
部)が、左、右ロック解除用シリンダ機構43,43に
おける押上げプランジャ43a,43aに当接すること
により、このプランジャに付設した油圧ダンパ45,4
5によって衝突力を緩和吸収し、衝突速度を遅くするこ
とによって、衝打音の発生を抑えることが可能となり、
連結ピン40cが中立位置に復帰するために死点越えを
行ってボディ50側に係止される際の衝撃音を、可能な
限り緩和し、従来に比べ打音等の騒音問題を未然に防止
し得る。
【0063】特に、この実施例では、押上げプランジャ
43a,43aでデッドロックポイント機構部40の中
折れリンク(40a,40b)の連結点である連結ピン
40cを死点越えさせるように押上げ可能に構成してお
り、これにより中折れリンク系の軸線方向での長さを必
要最小限とし、これにより後輪転舵装置10全体の小型
化を図るように構成している。しかし、これに限定され
ず、いずれか一方のリンク40aまたはリンク40bの
一部に設けた係合部を押圧して押上げ回動させるように
構成してもよい。また、ピストンロッド51の両側に設
けられる一対の押上げプランジャ43a,43aのそれ
ぞれに、油圧ダンパ45,45が組込まれているが、片
側のみであってもよい。
43a,43aでデッドロックポイント機構部40の中
折れリンク(40a,40b)の連結点である連結ピン
40cを死点越えさせるように押上げ可能に構成してお
り、これにより中折れリンク系の軸線方向での長さを必
要最小限とし、これにより後輪転舵装置10全体の小型
化を図るように構成している。しかし、これに限定され
ず、いずれか一方のリンク40aまたはリンク40bの
一部に設けた係合部を押圧して押上げ回動させるように
構成してもよい。また、ピストンロッド51の両側に設
けられる一対の押上げプランジャ43a,43aのそれ
ぞれに、油圧ダンパ45,45が組込まれているが、片
側のみであってもよい。
【0064】さらに、上述した後輪転舵装置10では、
図4等から明らかなように、後輪転舵系が中立位置にあ
るか否かを検出する中立位置検出手段80を構成する中
立位置検出スイッチ16,16(一方のみを図示する)
を、前記パワーシリンダ3の本体ボディ50の左、右両
側部に付設した場合を示している。すなわち、前述した
デッドロックポイント機構部40,40において第1の
リンク40a,40aの一部に設けられる連結ピン40
c,40cに対し、側方から臨ませて設け、その動きを
検出することにより、第1のリンク40a,40aの動
きを介してデッドロックポイント機構部40,40がロ
ック状態であるか否かによって、後輪転舵系が中立位置
であるかを検出している。
図4等から明らかなように、後輪転舵系が中立位置にあ
るか否かを検出する中立位置検出手段80を構成する中
立位置検出スイッチ16,16(一方のみを図示する)
を、前記パワーシリンダ3の本体ボディ50の左、右両
側部に付設した場合を示している。すなわち、前述した
デッドロックポイント機構部40,40において第1の
リンク40a,40aの一部に設けられる連結ピン40
c,40cに対し、側方から臨ませて設け、その動きを
検出することにより、第1のリンク40a,40aの動
きを介してデッドロックポイント機構部40,40がロ
ック状態であるか否かによって、後輪転舵系が中立位置
であるかを検出している。
【0065】そして、上述した中折れリンク系が中立位
置でロック状態となると、連結ピン40cに押圧されて
スイッチ16のセンサ部が電気的にはオフ信号となり、
中立位置の検出が行なえる。また、ロック状態が解除さ
れると、連結ピン40cによる押圧力がなくなるため、
センサ部は電気的にはオン信号となるものである。
置でロック状態となると、連結ピン40cに押圧されて
スイッチ16のセンサ部が電気的にはオフ信号となり、
中立位置の検出が行なえる。また、ロック状態が解除さ
れると、連結ピン40cによる押圧力がなくなるため、
センサ部は電気的にはオン信号となるものである。
【0066】さらに、本実施例では、左、右デッドロッ
クポイント機構部40,40やセンタリングスプリング
機構部70を含めた後輪転舵用パワーシリンダ3のほと
んどを、筒状カバー90(90a,90b)により覆う
ことにより、泥をかぶったり、可動部に石等が挾まるこ
とを防止し、各部の動作上での信頼性を確保するように
している。なお、図中91a,91bは左、右両側で可
動するピストンロッド51の端部との間に設けられる蛇
腹状ブーツで、またカバー90はボルト93等でシリン
ダ本体ボディ50側の取付部92等に連結している。こ
のようにすれば、各機構部等の可動部分を覆うようにブ
ーツを設ける必要がなくなり、センタリングスプリング
機構部70等の必要個所の防水性、動作上での信頼性は
勿論、部品点数や組立性の面で優れている。
クポイント機構部40,40やセンタリングスプリング
機構部70を含めた後輪転舵用パワーシリンダ3のほと
んどを、筒状カバー90(90a,90b)により覆う
ことにより、泥をかぶったり、可動部に石等が挾まるこ
とを防止し、各部の動作上での信頼性を確保するように
している。なお、図中91a,91bは左、右両側で可
動するピストンロッド51の端部との間に設けられる蛇
腹状ブーツで、またカバー90はボルト93等でシリン
ダ本体ボディ50側の取付部92等に連結している。こ
のようにすれば、各機構部等の可動部分を覆うようにブ
ーツを設ける必要がなくなり、センタリングスプリング
機構部70等の必要個所の防水性、動作上での信頼性は
勿論、部品点数や組立性の面で優れている。
【0067】さらに、上述した構成によれば、後輪転舵
系が中立位置にあるか否かを検出する中立位置検出手段
80を構成する中立位置検出スイッチ16,16(一方
のみを図示する)を、前記パワーシリンダ3の本体ボデ
ィ50の左、右両側部に付設した場合を示している。
系が中立位置にあるか否かを検出する中立位置検出手段
80を構成する中立位置検出スイッチ16,16(一方
のみを図示する)を、前記パワーシリンダ3の本体ボデ
ィ50の左、右両側部に付設した場合を示している。
【0068】なお、本発明は上述した実施例構造に限定
されず、後輪転舵装置10各部の形状、構造等を適宜変
形、変更することは自由で、種々の変形例が考えられ
る。たとえば上述した実施例では、環状通路溝となる環
状溝部110,111を、弁プレート53,53の端面
に形成した場合を示したが、シリンダ左、右室3a,3
bのエンド部での本体ボディ50側の端面、あるいはこ
れら両部材間に跨って形成してもよいことは勿論であ
る。
されず、後輪転舵装置10各部の形状、構造等を適宜変
形、変更することは自由で、種々の変形例が考えられ
る。たとえば上述した実施例では、環状通路溝となる環
状溝部110,111を、弁プレート53,53の端面
に形成した場合を示したが、シリンダ左、右室3a,3
bのエンド部での本体ボディ50側の端面、あるいはこ
れら両部材間に跨って形成してもよいことは勿論であ
る。
【0069】また、前述した実施例では、後輪転舵用変
位伝達制御機構12等としての具体的な開示は省略した
が、前輪側の転舵動作に連動して後輪側への転舵信号が
得られるような構成であればよく、種々の変形例が考え
られよう。さらに、後輪転舵用の制御バルブを含めた制
御バルブ機構部11等としても、種々の変形例が考えら
れよう。
位伝達制御機構12等としての具体的な開示は省略した
が、前輪側の転舵動作に連動して後輪側への転舵信号が
得られるような構成であればよく、種々の変形例が考え
られよう。さらに、後輪転舵用の制御バルブを含めた制
御バルブ機構部11等としても、種々の変形例が考えら
れよう。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る四輪操
舵車の後輪転舵装置によれば、油圧失陥チェックバルブ
機構を構成する左、右弁プレートのシリンダ左、右室の
エンド部との接合面間に形成される環状通路溝に接続さ
れる油圧源、タンクに接続される供給側油圧通路、チェ
ックバルブに至る接続用油圧通路、左、右プランジャの
反係合端側に相手側の油圧通路中の圧力を導く左、右パ
イロット通路を、本体ボディの内部通路として形成する
とともに、油圧通路途中でシリンダ各室からの圧油を阻
止する位置に配設されるチェックバルブ、これを常時は
閉状態に維持しシリンダ一方室に至るチェックバルブ上
流側の圧力よりもシリンダ他方室からのパイロット圧が
大きくなったときに係合して強制的に開動作させるプラ
ンジャおよびこれに付随する通路を、チェックバルブユ
ニットとしてカートリッジボディ内に組込み、これを本
体ボディの組付け孔部にプラグイン方式によって組込ん
で取付けるようにしたので、簡単な構造にもかかわら
ず、以下に列挙する種々優れた効果を奏する。
舵車の後輪転舵装置によれば、油圧失陥チェックバルブ
機構を構成する左、右弁プレートのシリンダ左、右室の
エンド部との接合面間に形成される環状通路溝に接続さ
れる油圧源、タンクに接続される供給側油圧通路、チェ
ックバルブに至る接続用油圧通路、左、右プランジャの
反係合端側に相手側の油圧通路中の圧力を導く左、右パ
イロット通路を、本体ボディの内部通路として形成する
とともに、油圧通路途中でシリンダ各室からの圧油を阻
止する位置に配設されるチェックバルブ、これを常時は
閉状態に維持しシリンダ一方室に至るチェックバルブ上
流側の圧力よりもシリンダ他方室からのパイロット圧が
大きくなったときに係合して強制的に開動作させるプラ
ンジャおよびこれに付随する通路を、チェックバルブユ
ニットとしてカートリッジボディ内に組込み、これを本
体ボディの組付け孔部にプラグイン方式によって組込ん
で取付けるようにしたので、簡単な構造にもかかわら
ず、以下に列挙する種々優れた効果を奏する。
【0071】油圧失陥チェックバルブ機構を構成する
チェックバルブやその開動作用プランジャを、チェック
バルブユニットとして構成し、本体ボディに組込んでい
ることから、従来のような別体のバルブボディや接続用
油圧配管を不要とし、油圧失陥時における動作上の信頼
性を向上させるとともに、構成部品点数の削減によっ
て、組立性の向上、さらに装置全体の小型化や低コスト
化を図ることができる。
チェックバルブやその開動作用プランジャを、チェック
バルブユニットとして構成し、本体ボディに組込んでい
ることから、従来のような別体のバルブボディや接続用
油圧配管を不要とし、油圧失陥時における動作上の信頼
性を向上させるとともに、構成部品点数の削減によっ
て、組立性の向上、さらに装置全体の小型化や低コスト
化を図ることができる。
【0072】油圧失陥チェックバルブ機構においてチ
ェックバルブ機能の要部構成であるチェックバルブやプ
ランジャ等を全てカートリッジボディ内に組込み、チェ
ックバルブユニットとして構成していることから、これ
を本体ボディに組込むことなく、作動確認がきわめて簡
単かつ適切に行なえるばかりでなく、故障の修理時にお
いてのアッセンブリ交換が可能となる。
ェックバルブ機能の要部構成であるチェックバルブやプ
ランジャ等を全てカートリッジボディ内に組込み、チェ
ックバルブユニットとして構成していることから、これ
を本体ボディに組込むことなく、作動確認がきわめて簡
単かつ適切に行なえるばかりでなく、故障の修理時にお
いてのアッセンブリ交換が可能となる。
【0073】シリンダ他方室からのパイロット圧通路
をも含めて全体の油圧通路を、本体ボディ内での内部通
路で構成でき、外部付設用の配管が全く不要となること
から、動作上での信頼性を大幅に向上させることができ
る。
をも含めて全体の油圧通路を、本体ボディ内での内部通
路で構成でき、外部付設用の配管が全く不要となること
から、動作上での信頼性を大幅に向上させることができ
る。
【0074】さらに、弁プレートとパワーシリンダ
左、右室のエンド部との接合面間に形成した環状通路溝
の周方向に任意の位置に、各油圧通路等を適宜接続して
いることから、内部通路構造が簡単となり、通路等のレ
イアウト上の自由度が増し、本体ボディ内への通路形成
が容易にしかも確実に行なえ、また本体ボディのデッド
スペースを利用した通路変更が自由に行なえる。
左、右室のエンド部との接合面間に形成した環状通路溝
の周方向に任意の位置に、各油圧通路等を適宜接続して
いることから、内部通路構造が簡単となり、通路等のレ
イアウト上の自由度が増し、本体ボディ内への通路形成
が容易にしかも確実に行なえ、また本体ボディのデッド
スペースを利用した通路変更が自由に行なえる。
【0075】油圧失陥チェックバルブ機構によって、
常時は前輪側の転舵動作によって後輪を所要の状態で転
舵させ、油圧失陥時にはパワーシリンダ左、右室のう
ち、転舵方向側の室への油圧通路は閉塞状態とし、かつ
中立位置側への室への油圧通路のみを低圧側に開放する
ことで、後輪の油圧失陥時以上の転舵を不能とするとと
もに後輪の中立位置への転舵動作を可能とし、接地側か
らの反力で後輪を中立位置に緩やかに復旧転舵させ、中
立位置での後輪を確実にロックし得る。
常時は前輪側の転舵動作によって後輪を所要の状態で転
舵させ、油圧失陥時にはパワーシリンダ左、右室のう
ち、転舵方向側の室への油圧通路は閉塞状態とし、かつ
中立位置側への室への油圧通路のみを低圧側に開放する
ことで、後輪の油圧失陥時以上の転舵を不能とするとと
もに後輪の中立位置への転舵動作を可能とし、接地側か
らの反力で後輪を中立位置に緩やかに復旧転舵させ、中
立位置での後輪を確実にロックし得る。
【図1】本発明に係る四輪操舵車の後輪転舵装置におい
て特徴とする油圧失陥チェックバルブ機構の本体ボディ
への組込み部を示す要部拡大断面図である。
て特徴とする油圧失陥チェックバルブ機構の本体ボディ
への組込み部を示す要部拡大断面図である。
【図2】同じく要部となるデッドロックポイント機構部
とロック解除用シリンダ機構との要部拡大断面図であ
る。
とロック解除用シリンダ機構との要部拡大断面図であ
る。
【図3】本発明を特徴づける油圧失陥チェックバルブ機
構における油圧の流れを説明するための概略斜視図であ
る。
構における油圧の流れを説明するための概略斜視図であ
る。
【図4】本発明に係る四輪操舵車の後輪転舵装置におい
て後輪転舵用パワーシリンダ機構部における要部拡大断
面図である。
て後輪転舵用パワーシリンダ機構部における要部拡大断
面図である。
【図5】後輪転舵装置全体の概略構成を説明するための
概略図である。
概略図である。
【図6】本発明に係る後輪転舵装置における油圧回路図
である。
である。
【図7】本発明に係る四輪操舵車の後輪転舵装置におい
て特徴とする油圧失陥チェックバルブ機構の作動状態を
説明するための概略図である。
て特徴とする油圧失陥チェックバルブ機構の作動状態を
説明するための概略図である。
【図8】図7の機構において正常作動状態を(a),
(b)により説明するための概略図である。
(b)により説明するための概略図である。
【図9】図7の機構において油圧失陥時の作動状態を
(a),(b)により説明するための概略図である。
(a),(b)により説明するための概略図である。
1 後輪側舵取りリンク機構 3 後輪転舵用パワーシリンダ 10 後輪転舵装置 11 後輪転舵用制御バルブ機構部 16 中立位置検出スイッチ 40 デッドロックポイント機構部 40a 第1のリンク 40b 第2のリンク 40c 連結ピン 41a 油圧通路 41b 油圧通路 43 ロック解除用シリンダ機構 43a 押上げプランジャ 50 パワーシリンダの本体ボディ 51 ピストンロッド 70 センタリングスプリング機構部 100 油圧失陥チェックバルブ機構 101 油圧通路 102 油圧通路 103 チェックバルブ 104 チェックバルブ 105 プランジャ 106 プランジャ 107 シリンダ室エンド部 108 シリンダ室エンド部 110 環状溝部(環状通路溝) 111 環状溝部(環状通路溝 112 通路 113 通路 114 パイロット通路 115 パイロット通路 116 通路孔 117 通路孔 120 チェックバルブユニット 121 カートリッジボディ 122 組付け孔部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 久幸 神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25番1号 いすゞ自動車株式会社川崎工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 後輪転舵用パワーシリンダ左、右室に対
し油圧源、タンクを前輪側の転舵動作に伴なって接続す
る左、右油圧通路途中に設けられ油圧失陥時に後輪を中
立位置側にのみ復旧転舵させるような油圧制御を行なう
油圧失陥チェックバルブ機構を備えてなり、 この油圧失陥チェックバルブ機構は、 パワーシリンダの本体ボディ内に形成した左、右油圧通
路途中でシリンダ左、右室からの圧油を阻止する位置に
配設される左、右チェックバルブと、 これら各チェックバルブを常時は閉状態に維持するとと
もに前記シリンダの一方室に至るチェックバルブ上流側
の圧力よりもシリンダ他方室からのパイロット圧が大き
くなったときに係合して強制的に開動作させる左、右プ
ランジャと、 前記パワーシリンダのピストンロッド上で摺動自在に支
持され常時はパワーシリンダ左、右室のエンド部に圧接
して配置されるとともにピストンロッドが中立位置より
相手側のシリンダ室に向って移動したときに前記油圧通
路をチェックバルブを通らずにシリンダ室に接続するバ
イパス路を形成する略リング状を呈する左、右弁プレー
トとから構成され、 これら左、右弁プレートとパワーシリンダ左、右室のエ
ンド部との接合面間には、前記油圧源、タンクに接続さ
れる供給側の油圧通路と、前記チェックバルブに至るよ
うに前記本体ボディ内に形成した接続用の油圧通路と、
前記左、右プランジャの反係合端側に相手側の油圧通路
中の圧力を導くように前記本体ボディ内に形成した左、
右パイロット通路とを接続する環状通路溝が、前記ピス
トンロッドを取り囲むように形成されており、 前記チェックバルブ、これを選択的に開動作するプラン
ジャおよびこれに付随する通路をカートリッジボディ内
に組込むことにより、左、右チェックバルブユニットを
構成し、これらを前記本体ボディに形成した組付け孔部
にプラグイン方式によって一体に組込んで取付けるよう
にしたことを特徴とする四輪操舵車の後輪転舵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34208893A JPH07165105A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 四輪操舵車の後輪転舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34208893A JPH07165105A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 四輪操舵車の後輪転舵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07165105A true JPH07165105A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18351071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34208893A Pending JPH07165105A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 四輪操舵車の後輪転舵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07165105A (ja) |
-
1993
- 1993-12-14 JP JP34208893A patent/JPH07165105A/ja active Pending
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