JPH07165455A - 硬化性無機質組成物 - Google Patents
硬化性無機質組成物Info
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- JPH07165455A JPH07165455A JP21701594A JP21701594A JPH07165455A JP H07165455 A JPH07165455 A JP H07165455A JP 21701594 A JP21701594 A JP 21701594A JP 21701594 A JP21701594 A JP 21701594A JP H07165455 A JPH07165455 A JP H07165455A
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- inorganic powder
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- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/24—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing alkyl, ammonium or metal silicates; containing silica sols
- C04B28/26—Silicates of the alkali metals
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B14/00—Use of inorganic materials as fillers, e.g. pigments, for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of inorganic materials specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B14/02—Granular materials, e.g. microballoons
- C04B14/04—Silica-rich materials; Silicates
- C04B14/10—Clay
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B18/00—Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B18/04—Waste materials; Refuse
- C04B18/06—Combustion residues, e.g. purification products of smoke, fumes or exhaust gases
- C04B18/08—Flue dust, i.e. fly ash
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
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- Inorganic Chemistry (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】硬化時間を著しく短縮化することができ、強度
が高く、且つ、耐熱性及び耐候性に優れた無機質硬化体
を得ることのできる硬化性無機質組成物を提供する。 【構成】反応性無機質粉体100重量部と、アルカリ金
属珪酸塩1〜300重量部と、水10〜1000重量部
からなり、反応性無機質粉体が、(A)粒径が20μm
以下の粉体80重量%以上含有するフライアッシュ等の
無機質粉体20〜99.5重量%と、(B)アルミナセ
メント粉体等のアルミナ系粉体0.5〜80重量%から
なる。
が高く、且つ、耐熱性及び耐候性に優れた無機質硬化体
を得ることのできる硬化性無機質組成物を提供する。 【構成】反応性無機質粉体100重量部と、アルカリ金
属珪酸塩1〜300重量部と、水10〜1000重量部
からなり、反応性無機質粉体が、(A)粒径が20μm
以下の粉体80重量%以上含有するフライアッシュ等の
無機質粉体20〜99.5重量%と、(B)アルミナセ
メント粉体等のアルミナ系粉体0.5〜80重量%から
なる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は硬化性無機質組成物に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来、アルカリの存在下で熱により硬化
する無機質組成物については、幾つか提案されている。
例えば、特開平4−59648号公報には、アルカリ金
属硅酸塩水溶液とメタカオリン、コランダムあるいはム
ライトの製造時に発生する集塵装置の灰、フライアッシ
ュ等の無機固体成分、充填剤、及び有機ベントナイトか
らなる成形体用組成物が記載されている。更に、特開平
4−6138号公報では、アルカリ金属硅酸塩水溶液と
上記固体成分と充填材を混練後型内に注入し加熱硬化さ
せた成形体が記載されている。
する無機質組成物については、幾つか提案されている。
例えば、特開平4−59648号公報には、アルカリ金
属硅酸塩水溶液とメタカオリン、コランダムあるいはム
ライトの製造時に発生する集塵装置の灰、フライアッシ
ュ等の無機固体成分、充填剤、及び有機ベントナイトか
らなる成形体用組成物が記載されている。更に、特開平
4−6138号公報では、アルカリ金属硅酸塩水溶液と
上記固体成分と充填材を混練後型内に注入し加熱硬化さ
せた成形体が記載されている。
【0003】しかし、上記に示される無機固体成分のう
ち、産業廃棄物でありその有効利用方法が求められてい
るフライアッシュ(JIS A 6201)等はアルカ
リとの反応性が低く建材に適応する品質を持つ硬化体を
得ることが困難であった。又、これらの硬化体は強度、
耐久性ばかりでなく、生産性、高温で熱収縮を生じるな
どの問題もあった。
ち、産業廃棄物でありその有効利用方法が求められてい
るフライアッシュ(JIS A 6201)等はアルカ
リとの反応性が低く建材に適応する品質を持つ硬化体を
得ることが困難であった。又、これらの硬化体は強度、
耐久性ばかりでなく、生産性、高温で熱収縮を生じるな
どの問題もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
を解消し、硬化時間を著しく短縮化することができ、強
度が高く、且つ、耐熱性及び耐候性に優れた無機質硬化
体を得ることのできる硬化性無機質組成物を提供するこ
とにある。
を解消し、硬化時間を著しく短縮化することができ、強
度が高く、且つ、耐熱性及び耐候性に優れた無機質硬化
体を得ることのできる硬化性無機質組成物を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、反応性無機質
粉体100重量部と、アルカリ金属珪酸塩1〜300重
量部と、水10〜1000重量部からなり、反応性無機
質粉体が、 (A).粒径が20μm以下の粉体80重量%以上含
有するフライアッシュ、.400〜1000℃で焼成
された粒径が20μm以下の粉体80重量%以上含有す
るフライアッシュ、.フライアッシュ又は粘土を溶融
し気体中で噴霧することによって得られた無機質粉体、
.粘土に0.1〜30kwh/kgの機械的エネルギ
ーを作用させることにより得られた無機質粉体、.
の無機質粉体を更に100〜750℃で加熱することに
より得られた無機質粉体、.非晶質粘土よりなる群よ
り選ばれる1種以上の無機質粉体20〜99.5重量%
と、 (B)アルミナセメント粉末、γ−アルミナ粉末、溶射
法で形成されたアルミナ粉末よりなる群より選ばれる1
種以上のアルミナ系粉体0.5〜80重量%からなる硬
化性無機質組成物である。
粉体100重量部と、アルカリ金属珪酸塩1〜300重
量部と、水10〜1000重量部からなり、反応性無機
質粉体が、 (A).粒径が20μm以下の粉体80重量%以上含
有するフライアッシュ、.400〜1000℃で焼成
された粒径が20μm以下の粉体80重量%以上含有す
るフライアッシュ、.フライアッシュ又は粘土を溶融
し気体中で噴霧することによって得られた無機質粉体、
.粘土に0.1〜30kwh/kgの機械的エネルギ
ーを作用させることにより得られた無機質粉体、.
の無機質粉体を更に100〜750℃で加熱することに
より得られた無機質粉体、.非晶質粘土よりなる群よ
り選ばれる1種以上の無機質粉体20〜99.5重量%
と、 (B)アルミナセメント粉末、γ−アルミナ粉末、溶射
法で形成されたアルミナ粉末よりなる群より選ばれる1
種以上のアルミナ系粉体0.5〜80重量%からなる硬
化性無機質組成物である。
【0006】本発明において、フライアッシュとは、J
IS A 6201に規定される微粉炭燃焼ボイラーか
ら集塵器で採取する微小な灰の粒子をいい、シリカ45
%以上、湿分1%以下、強熱減量5%以下、比重1.9
5以上、比表面積2700cm2 /g以上、44μm標
準篩を75%以上が通過するものである。
IS A 6201に規定される微粉炭燃焼ボイラーか
ら集塵器で採取する微小な灰の粒子をいい、シリカ45
%以上、湿分1%以下、強熱減量5%以下、比重1.9
5以上、比表面積2700cm2 /g以上、44μm標
準篩を75%以上が通過するものである。
【0007】本発明において、粘土としては、化学組成
として、SiO2 5〜85重量%、Al2 O3 90〜1
0重量%を含有するものが好ましく使用される。このよ
うな粘土の具体例としては、例えば、カオリナイト、デ
ィッカナイト、ナクライト、ハロサイト等のカオリン鉱
物、白雲母、イライト、フェンジャイト、海緑石、セラ
ドナイト、パラゴライト、ブランマライト等の雲母粘土
鉱物、モンモリナイト、バイデライト、ノントロナイ
ト、サボナイト、ソーコナイト等のスメクタイト、緑泥
岩、パイロフィライト、タルク、バーミキュライト、ろ
う石、ばん土頁岩等が挙げられる。
として、SiO2 5〜85重量%、Al2 O3 90〜1
0重量%を含有するものが好ましく使用される。このよ
うな粘土の具体例としては、例えば、カオリナイト、デ
ィッカナイト、ナクライト、ハロサイト等のカオリン鉱
物、白雲母、イライト、フェンジャイト、海緑石、セラ
ドナイト、パラゴライト、ブランマライト等の雲母粘土
鉱物、モンモリナイト、バイデライト、ノントロナイ
ト、サボナイト、ソーコナイト等のスメクタイト、緑泥
岩、パイロフィライト、タルク、バーミキュライト、ろ
う石、ばん土頁岩等が挙げられる。
【0008】本発明において、反応性無機質粉体の
(A)成分の無機質粉体としては、まず、.粒径が2
0μm以下の粉体80重量%以上含有するフライアッシ
ュが使用される。このフライアッシュは、特に、粒径1
0μm以下のものが80重量以上含有されることが好ま
しい。
(A)成分の無機質粉体としては、まず、.粒径が2
0μm以下の粉体80重量%以上含有するフライアッシ
ュが使用される。このフライアッシュは、特に、粒径1
0μm以下のものが80重量以上含有されることが好ま
しい。
【0009】粒径が20μm以下の粉体を80重量%以
上含有しないフライアッシュを用いると、アルカリ金属
珪酸塩との反応性が低下するため、得られる無機質硬化
体の機械的強度が低下してしまう。
上含有しないフライアッシュを用いると、アルカリ金属
珪酸塩との反応性が低下するため、得られる無機質硬化
体の機械的強度が低下してしまう。
【0010】粒径が20μm以下の粉体を80重量%以
上含有するフライアッシュを得る方法はとしては、例え
ば、湿式沈澱分級、風力分級、比重による分離等通常行
われている分級技術や、ジェット粉砕機、ボール媒体ミ
ル、ロール転動型粉砕機等の粉砕機による粉砕技術を使
用することが可能である。
上含有するフライアッシュを得る方法はとしては、例え
ば、湿式沈澱分級、風力分級、比重による分離等通常行
われている分級技術や、ジェット粉砕機、ボール媒体ミ
ル、ロール転動型粉砕機等の粉砕機による粉砕技術を使
用することが可能である。
【0011】更に、風力、篩、動力等を利用する乾式分
級機が粉砕機内に備わった内部分級方式の粉砕分級シス
テム、もしくは上記粉砕機と分級機を連続化した閉回路
粉砕方式の粉砕分級システムを使用すると、粉砕処理率
が向上するため有効である。中でも、ジェット粉砕機と
風力粉砕機が組み合わさった粉砕分級システムが、処理
効率、処理量的に好ましい。
級機が粉砕機内に備わった内部分級方式の粉砕分級シス
テム、もしくは上記粉砕機と分級機を連続化した閉回路
粉砕方式の粉砕分級システムを使用すると、粉砕処理率
が向上するため有効である。中でも、ジェット粉砕機と
風力粉砕機が組み合わさった粉砕分級システムが、処理
効率、処理量的に好ましい。
【0012】又、本発明において、反応性無機質粉体の
(A)成分の無機質粉体として、.400〜1000
℃で焼成された粒径が20μm以下の粉体80重量%以
上含有するフライアッシュが使用される。焼成温度が4
00℃に満たないと、フライアッシュ中の未燃カーボン
を除去することができず、得られる無機質硬化体の色が
黒くて外観が悪くなり、逆に、1000℃を超えると、
フライアッシュの結晶化が進行し、アルカリ金属珪酸塩
との反応性が低下するため、得られる無機質硬化体の機
械的強度が低下してしまう。
(A)成分の無機質粉体として、.400〜1000
℃で焼成された粒径が20μm以下の粉体80重量%以
上含有するフライアッシュが使用される。焼成温度が4
00℃に満たないと、フライアッシュ中の未燃カーボン
を除去することができず、得られる無機質硬化体の色が
黒くて外観が悪くなり、逆に、1000℃を超えると、
フライアッシュの結晶化が進行し、アルカリ金属珪酸塩
との反応性が低下するため、得られる無機質硬化体の機
械的強度が低下してしまう。
【0013】400〜1000℃で焼成された粒径が2
0μm以下の粉体80重量%以上含有するフライアッシ
ュを得る方法としては、粒径が20μm以下の粉体を8
0重量%含有するフライアッシュを用いて、これを40
0〜1000℃で焼成する方法等が採用される。
0μm以下の粉体80重量%以上含有するフライアッシ
ュを得る方法としては、粒径が20μm以下の粉体を8
0重量%含有するフライアッシュを用いて、これを40
0〜1000℃で焼成する方法等が採用される。
【0014】又、本発明において、反応性無機質粉体の
(A)成分の無機質粉体としては、 .フライアッシュ又は粘土を溶融し気体中で噴霧する
ことによって得られた無機質粉体が使用される。フライ
アッシュ又は粘土を溶融し気体中で噴霧することによっ
て得る方法としては、例えば、セラミックコーティング
に用いられる溶射技術が応用できる。その溶射技術は、
好ましくは2000〜16000℃の温度で材料粉末を
溶融し、30〜800m/秒の速度で噴霧させるもので
あり、方法としては、プラズマ溶射法、高エキルギーガ
ス溶射法、爆発溶射法、アーク溶射法等が挙げられる。
(A)成分の無機質粉体としては、 .フライアッシュ又は粘土を溶融し気体中で噴霧する
ことによって得られた無機質粉体が使用される。フライ
アッシュ又は粘土を溶融し気体中で噴霧することによっ
て得る方法としては、例えば、セラミックコーティング
に用いられる溶射技術が応用できる。その溶射技術は、
好ましくは2000〜16000℃の温度で材料粉末を
溶融し、30〜800m/秒の速度で噴霧させるもので
あり、方法としては、プラズマ溶射法、高エキルギーガ
ス溶射法、爆発溶射法、アーク溶射法等が挙げられる。
【0015】この無機質粉体は、比表面積が0.1〜1
00m2 /gのものが好ましく、0.1〜60m2 /g
のものが更に好ましい。
00m2 /gのものが好ましく、0.1〜60m2 /g
のものが更に好ましい。
【0016】又、本発明において、反応性無機質粉体の
(A)成分の無機質粉体として、.粘土に0.1〜3
0kwh/kgの機械的エネルギーを作用させることに
より得られた無機質粉体が使用される。
(A)成分の無機質粉体として、.粘土に0.1〜3
0kwh/kgの機械的エネルギーを作用させることに
より得られた無機質粉体が使用される。
【0017】粘土の粒径は、特に限定されないが、機械
的エネルギーの有効利用の面から平均粒径0.1〜50
0μmが好ましく、0.1〜100μmが特に好まし
い。
的エネルギーの有効利用の面から平均粒径0.1〜50
0μmが好ましく、0.1〜100μmが特に好まし
い。
【0018】機械的エネルギーを作用させるとは、物質
に圧縮力、剪断力、衝撃力等を加えることによって表面
積の増加やその他の構造変化等を起こさせる、いわゆる
メカノケミストリーを意味する。具体的には、例えば、
一般に粉砕を目的として使用されている粉砕機、例え
ば、粉砕の機構において衝撃、摩擦、圧縮、剪断等が複
合したボール媒体ミル(ボールミル、振動ミル、遊星ミ
ル等)、媒体攪拌型ミル、ローラミル、乳鉢等、又は衝
撃、摩砕が主流であるジェット粉砕機を使用することが
可能である。
に圧縮力、剪断力、衝撃力等を加えることによって表面
積の増加やその他の構造変化等を起こさせる、いわゆる
メカノケミストリーを意味する。具体的には、例えば、
一般に粉砕を目的として使用されている粉砕機、例え
ば、粉砕の機構において衝撃、摩擦、圧縮、剪断等が複
合したボール媒体ミル(ボールミル、振動ミル、遊星ミ
ル等)、媒体攪拌型ミル、ローラミル、乳鉢等、又は衝
撃、摩砕が主流であるジェット粉砕機を使用することが
可能である。
【0019】尚、機械的エネルギーは、乾式で加えても
湿式で加えてもよい。又、セメントクリンカーや珪砂、
石灰石等の粉砕時に使用されるメチルアコール等のアル
コール類、又は、トリエタノールアミン等のエタノール
アミン類を中心とした液体系、ステアリン酸ナトリウ
ム、ステアリン酸カルシウム等の固体系、アセトン蒸気
等の気体系の粉砕助剤を使用してもよい。
湿式で加えてもよい。又、セメントクリンカーや珪砂、
石灰石等の粉砕時に使用されるメチルアコール等のアル
コール類、又は、トリエタノールアミン等のエタノール
アミン類を中心とした液体系、ステアリン酸ナトリウ
ム、ステアリン酸カルシウム等の固体系、アセトン蒸気
等の気体系の粉砕助剤を使用してもよい。
【0020】粉体に作用させる機械的エネルギーは、
0.1〜30kwh/kgに限定される。機械的エネル
ギーが0.1kwh/kgより小さいと、無機質粉体の
活性が上がらず、アルカリ金属珪酸塩との反応性が低
い。一方、機械的エネルギーが30kwh/kgより大
きくなると、粉砕装置への負荷が大きく、媒体としての
ボールや容器の摩耗も激しく、又、処理粘土中への汚染
(コンタミ)、コスト等の生産性の面で問題が生じる。
0.1〜30kwh/kgに限定される。機械的エネル
ギーが0.1kwh/kgより小さいと、無機質粉体の
活性が上がらず、アルカリ金属珪酸塩との反応性が低
い。一方、機械的エネルギーが30kwh/kgより大
きくなると、粉砕装置への負荷が大きく、媒体としての
ボールや容器の摩耗も激しく、又、処理粘土中への汚染
(コンタミ)、コスト等の生産性の面で問題が生じる。
【0021】尚、上記の機械的エネルギーは、上記無機
質粉体を入れて運転する時に、粉砕装置に投入した電力
を処理粉体単位重量当りで表したものである。
質粉体を入れて運転する時に、粉砕装置に投入した電力
を処理粉体単位重量当りで表したものである。
【0022】又、粉体に作用させる単位時間当りの機械
的エネルギーは、0.01〜40kw/kgが好まし
い。単位時間当りの機械的エネルギーが0.01kw/
kg未満では、無機質粉体の活性が上がらず、逆に、4
0kw/kgを超えると、粉体装置への負荷が大きく、
媒体としてのボールや容器の消耗も激しく、又、処理粘
土中への汚染、コスト等の生産性の面等で問題が生じ
る。
的エネルギーは、0.01〜40kw/kgが好まし
い。単位時間当りの機械的エネルギーが0.01kw/
kg未満では、無機質粉体の活性が上がらず、逆に、4
0kw/kgを超えると、粉体装置への負荷が大きく、
媒体としてのボールや容器の消耗も激しく、又、処理粘
土中への汚染、コスト等の生産性の面等で問題が生じ
る。
【0023】又、本発明において、反応性無機質粉体の
(A)成分の無機質粉体として、.の無機質粉体を
更に100〜750℃、好ましくは200〜600℃で
加熱することにより得られた無機質粉体が使用される。
(A)成分の無機質粉体として、.の無機質粉体を
更に100〜750℃、好ましくは200〜600℃で
加熱することにより得られた無機質粉体が使用される。
【0024】加熱温度が100℃未満であると、加熱に
よる効果が得られず、逆に、750℃を超えると、無機
質粉体の結晶化が促進され、アルカリ金属珪酸塩との反
応性が低下する。
よる効果が得られず、逆に、750℃を超えると、無機
質粉体の結晶化が促進され、アルカリ金属珪酸塩との反
応性が低下する。
【0025】加熱方法は特に限定されるものではなく、
熱風乾燥機、ロータリーキルン等の従来公知の加熱装置
を使用することができる。
熱風乾燥機、ロータリーキルン等の従来公知の加熱装置
を使用することができる。
【0026】又、本発明において、反応性無機質粉体の
(A)成分の無機質粉体として、.非晶質粘土が使用
される。非晶質粘土とは、粘土のうちX線回折による結
晶ピークがほとんど見られないものをいい、例えば、ア
ロフェン、ヒシンゲル石等の天然の非晶質粘土鉱物、天
然の結晶質粘土鉱物に熱処理を施して非晶質化したも
の、天然の結晶質粘土鉱物を溶射したもの等が挙げられ
る。具体的には、例えば、カオリン鉱物を600〜90
0℃で加熱脱水して得られるメタカオリン等が好適に使
用される。溶射方法としては、上記のフライアッシュと
同様の方法が使用される。
(A)成分の無機質粉体として、.非晶質粘土が使用
される。非晶質粘土とは、粘土のうちX線回折による結
晶ピークがほとんど見られないものをいい、例えば、ア
ロフェン、ヒシンゲル石等の天然の非晶質粘土鉱物、天
然の結晶質粘土鉱物に熱処理を施して非晶質化したも
の、天然の結晶質粘土鉱物を溶射したもの等が挙げられ
る。具体的には、例えば、カオリン鉱物を600〜90
0℃で加熱脱水して得られるメタカオリン等が好適に使
用される。溶射方法としては、上記のフライアッシュと
同様の方法が使用される。
【0027】カオリン鉱物とは、1:1層状珪酸塩で、
Al2 Si2O5(OH)2 の化学式で示され、具体的に
は、カオリナイト、ディッカナイト、ナクライト、ハロ
サイト等が挙げられる。
Al2 Si2O5(OH)2 の化学式で示され、具体的に
は、カオリナイト、ディッカナイト、ナクライト、ハロ
サイト等が挙げられる。
【0028】メタカオリン鉱物は、カオリン鉱物を50
0〜900℃の温度範囲内で熱処理される必要がある
が、これは、熱処理温度が500℃に満たないとカオリ
ン鉱物の水酸基が脱水せず、メタカオリンへの変性が起
こらず、逆に、900℃を超えると結晶化が起こりアル
カリ反応性を著しく低下させるためである。尚、好まし
い範囲は、600〜800℃である。加熱脱水の処理時
間は、5分〜10時間が好ましい。処理時間が短かすぎ
ると、メタカオリンへの変性が起こらず、長すぎてもそ
れ以上の効果が得られない。
0〜900℃の温度範囲内で熱処理される必要がある
が、これは、熱処理温度が500℃に満たないとカオリ
ン鉱物の水酸基が脱水せず、メタカオリンへの変性が起
こらず、逆に、900℃を超えると結晶化が起こりアル
カリ反応性を著しく低下させるためである。尚、好まし
い範囲は、600〜800℃である。加熱脱水の処理時
間は、5分〜10時間が好ましい。処理時間が短かすぎ
ると、メタカオリンへの変性が起こらず、長すぎてもそ
れ以上の効果が得られない。
【0029】メタカオリンの粒径は、特に限定されない
が、機械的エネルギーの有効使用の面から、平均粒径で
0.1〜500μmが好ましく、0.1〜100μmが
更に好ましい。
が、機械的エネルギーの有効使用の面から、平均粒径で
0.1〜500μmが好ましく、0.1〜100μmが
更に好ましい。
【0030】メタカオリンに機械的エネルギーを作用さ
せてもよい。機械的エネルギーを作用させる方法は、上
記のの無機質粉体において説明した方法と同じであ
る。
せてもよい。機械的エネルギーを作用させる方法は、上
記のの無機質粉体において説明した方法と同じであ
る。
【0031】本発明において、反応性無機質粉体の
(B)成分のアルミナ系粉体としては、まず、アルミナ
セメント粉体が使用される。アルミナセメント粉体と
は、アルミン酸カルシウムを主鉱物とするセメントであ
って、化学組成としてAl2 O3 30重量%以上、Ca
O50重量%以下を含有するものをいい、JIS R
2511に規程されるものをさす。
(B)成分のアルミナ系粉体としては、まず、アルミナ
セメント粉体が使用される。アルミナセメント粉体と
は、アルミン酸カルシウムを主鉱物とするセメントであ
って、化学組成としてAl2 O3 30重量%以上、Ca
O50重量%以下を含有するものをいい、JIS R
2511に規程されるものをさす。
【0032】本発明において、反応性無機質粉体の
(B)成分のアルミナ系粉体として、γ−アルミナ粉体
が使用される。γ−アルミナ粉体とは、ダイアスポア以
外の水和物の脱水で生じる結晶性の悪いものの総称であ
る。このようなものとしては、例えば、住友化学社製、
商品名;活性アルミナ等が挙げられる。
(B)成分のアルミナ系粉体として、γ−アルミナ粉体
が使用される。γ−アルミナ粉体とは、ダイアスポア以
外の水和物の脱水で生じる結晶性の悪いものの総称であ
る。このようなものとしては、例えば、住友化学社製、
商品名;活性アルミナ等が挙げられる。
【0033】本発明において、反応性無機質粉体の
(B)成分のアルミナ系粉体として、溶射法で形成され
たアルミナ粉体が使用される。溶射法で形成されたアル
ミナ粉体とは、Al2 O3 を主成分とする組成物を溶射
してなるもので、アルミナの溶射の方法はフライアッシ
ュの溶射と同様の方法が採用される。このようなものと
しては、例えば、マイクロン社製、商品名;ハリマック
等が挙げられる。
(B)成分のアルミナ系粉体として、溶射法で形成され
たアルミナ粉体が使用される。溶射法で形成されたアル
ミナ粉体とは、Al2 O3 を主成分とする組成物を溶射
してなるもので、アルミナの溶射の方法はフライアッシ
ュの溶射と同様の方法が採用される。このようなものと
しては、例えば、マイクロン社製、商品名;ハリマック
等が挙げられる。
【0034】反応性無機質粉体中のアルミナ系粉体
(B)の量は少なくなると反応性無機質粉体の反応性が
低下し、多くなると得られる硬化体の強度が低下するの
で0.5〜80重量%である必要がある。
(B)の量は少なくなると反応性無機質粉体の反応性が
低下し、多くなると得られる硬化体の強度が低下するの
で0.5〜80重量%である必要がある。
【0035】本発明において、使用されるアルカリ金属
珪酸塩としては、M2 O・nSiO 2 (M=K,Na,
Liから選ばれる1種以上の金属)で表される塩の水溶
液であって、n=0.05〜8のものが好ましく、n=
0.1〜3のものが更に好ましく、n=0.5〜2.5
のものが特に好ましい。nが小さすぎると、得られる無
機質硬化体の耐久性が低下し、大きすぎると溶液の粘度
が上昇するため、無機質粉体との混合が困難になるおそ
れがある。
珪酸塩としては、M2 O・nSiO 2 (M=K,Na,
Liから選ばれる1種以上の金属)で表される塩の水溶
液であって、n=0.05〜8のものが好ましく、n=
0.1〜3のものが更に好ましく、n=0.5〜2.5
のものが特に好ましい。nが小さすぎると、得られる無
機質硬化体の耐久性が低下し、大きすぎると溶液の粘度
が上昇するため、無機質粉体との混合が困難になるおそ
れがある。
【0036】アルカリ金属珪酸塩水溶液の添加量は、反
応性無機質粉体100重量部に対して1〜300重量部
に限定され、1〜250重量部が好ましく、10〜15
0重量部が更に好ましい。添加量が1重量部を下回る
と、反応性無機質粉体との反応性が低くなり、逆に、3
00重量部を超えると、得られる無機質硬化体の機械的
強度が低下する。
応性無機質粉体100重量部に対して1〜300重量部
に限定され、1〜250重量部が好ましく、10〜15
0重量部が更に好ましい。添加量が1重量部を下回る
と、反応性無機質粉体との反応性が低くなり、逆に、3
00重量部を超えると、得られる無機質硬化体の機械的
強度が低下する。
【0037】本発明においては、アルカリ金属珪酸塩は
水溶液状態で添加される。水溶液濃度は、特に限定され
ないが、低すぎると無機質粉体との反応性が低下し、逆
に、高すぎると固定分が生じやすくなるので、1%であ
る必要があり、1〜70%が好ましい。
水溶液状態で添加される。水溶液濃度は、特に限定され
ないが、低すぎると無機質粉体との反応性が低下し、逆
に、高すぎると固定分が生じやすくなるので、1%であ
る必要があり、1〜70%が好ましい。
【0038】アルカリ金属珪酸塩水溶液を得るには、ア
ルカリ金属珪酸塩をそのまま水に溶解してもよいが、ア
ルカリ金属水酸化物水溶液に珪砂、珪石粉等のSiO2
成分をnが所定となるように溶解するようにしてもよ
い。
ルカリ金属珪酸塩をそのまま水に溶解してもよいが、ア
ルカリ金属水酸化物水溶液に珪砂、珪石粉等のSiO2
成分をnが所定となるように溶解するようにしてもよ
い。
【0039】本発明において、水の添加量は、無機質粉
体100重量部に対して、10〜1000重量部である
必要があり、10〜750重量部が好ましく、10〜4
00重量部が更に好ましい。添加量が10重量部を下回
ると、無機質粉体と混合することが不可能となり、逆
に、1000重量部を超えると、得られる無機質硬化体
の機械的強度が低下する。
体100重量部に対して、10〜1000重量部である
必要があり、10〜750重量部が好ましく、10〜4
00重量部が更に好ましい。添加量が10重量部を下回
ると、無機質粉体と混合することが不可能となり、逆
に、1000重量部を超えると、得られる無機質硬化体
の機械的強度が低下する。
【0040】本発明において必要に応じて充填材が添加
されてもよい。充填材は、水に溶解せず、硬化性無機質
組成物の硬化反応を阻害せず、本発明の組成物で使用さ
れるあらゆる構成材料の作用を著しく阻害しないものが
好ましく、たとえば珪砂、川砂等のセメントモルタル用
骨材、シリカフラワー、シリカフューム、ベントナイ
ト、高炉スラグ等の混合セメント用混合材、セピオライ
ト、ウォラストナイト、マイカ等の天然鉱物、炭酸カル
シウム、珪藻土などがあげられる。さらに軽量化を図る
目的でシリカバルーン、パーライト、フライアッシュバ
ルーン、シラスバルーン、ガラスバルーン、発泡焼成粘
土等の無機質天然発泡体、フェノール樹脂、ウレタン樹
脂、ポリエチレン等の合成樹脂の発泡体、塩化ビニリデ
ンバルーンなどが添加されてもよい。これらは単独で添
加されてもよいし、2種類以上併用されてもよい。
されてもよい。充填材は、水に溶解せず、硬化性無機質
組成物の硬化反応を阻害せず、本発明の組成物で使用さ
れるあらゆる構成材料の作用を著しく阻害しないものが
好ましく、たとえば珪砂、川砂等のセメントモルタル用
骨材、シリカフラワー、シリカフューム、ベントナイ
ト、高炉スラグ等の混合セメント用混合材、セピオライ
ト、ウォラストナイト、マイカ等の天然鉱物、炭酸カル
シウム、珪藻土などがあげられる。さらに軽量化を図る
目的でシリカバルーン、パーライト、フライアッシュバ
ルーン、シラスバルーン、ガラスバルーン、発泡焼成粘
土等の無機質天然発泡体、フェノール樹脂、ウレタン樹
脂、ポリエチレン等の合成樹脂の発泡体、塩化ビニリデ
ンバルーンなどが添加されてもよい。これらは単独で添
加されてもよいし、2種類以上併用されてもよい。
【0041】上記無機質充填材は、平均粒径が小さいと
最終的に得られる硬化体の強度が低下し、大きくなると
無機質充填材の粒子が分散し難くなるため、衝撃強度が
低下するので、0.03〜500μmが好ましい。上記
無機質充填材は、添加量が多くなると最終的に得られる
硬化体の強度が低下するので水硬性無機物質100重量
部に対し100重量部以下が好ましい。
最終的に得られる硬化体の強度が低下し、大きくなると
無機質充填材の粒子が分散し難くなるため、衝撃強度が
低下するので、0.03〜500μmが好ましい。上記
無機質充填材は、添加量が多くなると最終的に得られる
硬化体の強度が低下するので水硬性無機物質100重量
部に対し100重量部以下が好ましい。
【0042】本発明においてさらに必要に応じて補強繊
維が添加されてもよい。補強繊維は、成形体に付与した
い性能に応じ任意のものが使用でき、たとえば、ビニロ
ン繊維、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ポリプロ
ピレン繊維、カーボン繊維、アラミド繊維、ガラス繊
維、チタン酸カリウム繊維、鋼繊維などが使用できる。
上記補強繊維の繊維径は、細くなると混合時に再凝集
し、交絡によりファイバーボールが形成されやすくな
り、最終的に得られる硬化体の強度はそれ以上改善され
ず、太くなるか又は短くなると引張強度向上などの補強
効果が小さく、又、長くなると繊維の分散性及び配向性
が低下するので、繊維径1〜500デニール、繊維長1
〜15mmが好ましい。上記補強繊維の添加量は多くな
ると繊維の分散性が低下するので、水硬性無機物質10
0重量部に対し、20重量部以下が好ましい。
維が添加されてもよい。補強繊維は、成形体に付与した
い性能に応じ任意のものが使用でき、たとえば、ビニロ
ン繊維、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ポリプロ
ピレン繊維、カーボン繊維、アラミド繊維、ガラス繊
維、チタン酸カリウム繊維、鋼繊維などが使用できる。
上記補強繊維の繊維径は、細くなると混合時に再凝集
し、交絡によりファイバーボールが形成されやすくな
り、最終的に得られる硬化体の強度はそれ以上改善され
ず、太くなるか又は短くなると引張強度向上などの補強
効果が小さく、又、長くなると繊維の分散性及び配向性
が低下するので、繊維径1〜500デニール、繊維長1
〜15mmが好ましい。上記補強繊維の添加量は多くな
ると繊維の分散性が低下するので、水硬性無機物質10
0重量部に対し、20重量部以下が好ましい。
【0043】本発明の組成物から無機質硬化体を得るに
は、反応性無機質粉体、アルカリ金属珪酸塩水溶液、及
び必要に応じて充填材、補強繊維を混合して得られた混
合物を注型、押圧成形、押出成形など従来公知の任意の
方法で所望の形に賦形した後、硬化させればよい。
は、反応性無機質粉体、アルカリ金属珪酸塩水溶液、及
び必要に応じて充填材、補強繊維を混合して得られた混
合物を注型、押圧成形、押出成形など従来公知の任意の
方法で所望の形に賦形した後、硬化させればよい。
【0044】硬化温度は常温でもよいが、50〜200
℃で硬化させることにより、硬化反応を促進でき、機械
的物性を向上することができる。
℃で硬化させることにより、硬化反応を促進でき、機械
的物性を向上することができる。
【0045】
【作用】本発明の硬化性無機質組成物は、反応性無機質
粉体100重量部と、アルカリ金属珪酸塩1〜300重
量部と、水10〜1000重量部からなり、反応性無機
質粉体が、(A).粒径が20μm以下の粉体80重
量%以上含有するフライアッシュ、.400〜100
0℃で焼成された粒径が20μm以下の粉体80重量%
以上含有するフライアッシュ、.フライアッシュ又は
粘土を溶融し気体中で噴霧することによって得られた無
機質粉体、.粘土に0.1〜30kwh/kgの機械
的エネルギーを作用させることにより得られた無機質粉
体、.の無機質粉体を更に100〜750℃で加熱
することにより得られた無機質粉体、.非晶質粘土よ
りなる群より選ばれる1種以上の無機質粉体20〜9
9.5重量%と、(B)アルミナセメント粉末、γ−ア
ルミナ粉末、溶射法で形成されたアルミナ粉末よりなる
群より選ばれる1種以上のアルミナ系粉体0.5〜80
重量%からなることにより、無機質粉体が微細な粒径を
有する粉体であって比表面積が増大されているかあるい
は活性が向上されおり、且つ、実質的に完全非晶質化さ
れているとともに、併存するアルミナ系粉体の硬化促進
剤的作用と相俟って、組成物中の無機質粉体とアルカリ
金属珪酸塩との反応性が高められているので、硬化時間
を著しく短縮化することができるとともに、高い強度を
発現した無機質硬化体を得ることができ、又、アルミナ
系粉体によるアルミナ成分を多く導入することができる
ので、耐熱性及び耐候性の耐久性に優れた無機質硬化体
を得ることができる。更に、焼成した無機質粉体を用い
た場合には、未燃カーボンを除去することができ、外観
に優れた無機質硬化体を得ることができる。
粉体100重量部と、アルカリ金属珪酸塩1〜300重
量部と、水10〜1000重量部からなり、反応性無機
質粉体が、(A).粒径が20μm以下の粉体80重
量%以上含有するフライアッシュ、.400〜100
0℃で焼成された粒径が20μm以下の粉体80重量%
以上含有するフライアッシュ、.フライアッシュ又は
粘土を溶融し気体中で噴霧することによって得られた無
機質粉体、.粘土に0.1〜30kwh/kgの機械
的エネルギーを作用させることにより得られた無機質粉
体、.の無機質粉体を更に100〜750℃で加熱
することにより得られた無機質粉体、.非晶質粘土よ
りなる群より選ばれる1種以上の無機質粉体20〜9
9.5重量%と、(B)アルミナセメント粉末、γ−ア
ルミナ粉末、溶射法で形成されたアルミナ粉末よりなる
群より選ばれる1種以上のアルミナ系粉体0.5〜80
重量%からなることにより、無機質粉体が微細な粒径を
有する粉体であって比表面積が増大されているかあるい
は活性が向上されおり、且つ、実質的に完全非晶質化さ
れているとともに、併存するアルミナ系粉体の硬化促進
剤的作用と相俟って、組成物中の無機質粉体とアルカリ
金属珪酸塩との反応性が高められているので、硬化時間
を著しく短縮化することができるとともに、高い強度を
発現した無機質硬化体を得ることができ、又、アルミナ
系粉体によるアルミナ成分を多く導入することができる
ので、耐熱性及び耐候性の耐久性に優れた無機質硬化体
を得ることができる。更に、焼成した無機質粉体を用い
た場合には、未燃カーボンを除去することができ、外観
に優れた無機質硬化体を得ることができる。
【0046】
【実施例】本発明を実施例により更に詳しく説明する。無機質粉体1〜5の製造
【0047】フライアッシュ(関電化工社製、20ミク
ロン以下50重量%;JIS A6201に準ずる)を
分級機(日清エンジニアリング社製、商品名;ターボク
ラシファイアー、型式;TC−40)により分級し、無
機質粉体1を得た。
ロン以下50重量%;JIS A6201に準ずる)を
分級機(日清エンジニアリング社製、商品名;ターボク
ラシファイアー、型式;TC−40)により分級し、無
機質粉体1を得た。
【0048】フライアッシュ(関電化工社製、20ミク
ロン以下50重量%;JIS A6201に準ずる)を
ジェットミル(マキノ社製)により粉砕し、無機質粉体
2を得た。
ロン以下50重量%;JIS A6201に準ずる)を
ジェットミル(マキノ社製)により粉砕し、無機質粉体
2を得た。
【0049】分級されたフライアッシュ(小野田セメン
ト社製、商品名;スーパーフーロー、以下、無機質粉体
3という。)を2500℃で溶融後80m/秒の速度で
大気中に噴霧し、無機質粉体5(BET比表面積28m
2 /g)を得た。
ト社製、商品名;スーパーフーロー、以下、無機質粉体
3という。)を2500℃で溶融後80m/秒の速度で
大気中に噴霧し、無機質粉体5(BET比表面積28m
2 /g)を得た。
【0050】さらに、メタカオリン(土屋カオリン社
製、以下、無機質粉体4という。)とともに、以下の試
験に供した。
製、以下、無機質粉体4という。)とともに、以下の試
験に供した。
【0051】無機質粉体1〜5の物性 (1)化学組成 無機質粉体1〜5を蛍光X線装置によりSiO2 、Al
2 O3 の組成を分析した。
2 O3 の組成を分析した。
【0052】(2)粒度分布 無機質粉体1〜4をレーザー回折式粒度分布計(セイシ
ン企業社製、型式;PRO−7000S)により粒度分
布を測定した。(1)と(2)の結果を表1に示した。
ン企業社製、型式;PRO−7000S)により粒度分
布を測定した。(1)と(2)の結果を表1に示した。
【0053】
【表1】
【0054】無機質粉体6〜10の製造 無機質粉体1を600℃の温度で焼成し、粒径20μm
以下を粉体を100重量%含有する無機質粉体6を得
た。
以下を粉体を100重量%含有する無機質粉体6を得
た。
【0055】カオリン(化学組成:SiO2 45.7
%、Al2 O3 38.3%、平均粒径8μm、比表面積
5.8m2 /g)を2500℃で溶融後、50m/秒の
速度で大気中に噴霧して、無機質粉体7を回収した。得
られた無機質粉体7は、平均粒径14.8μm、比表面
積2.0m2 /gであり、X線回折分析により結晶性の
ピークは確認されず、実質的に完全非晶質体であった。
%、Al2 O3 38.3%、平均粒径8μm、比表面積
5.8m2 /g)を2500℃で溶融後、50m/秒の
速度で大気中に噴霧して、無機質粉体7を回収した。得
られた無機質粉体7は、平均粒径14.8μm、比表面
積2.0m2 /gであり、X線回折分析により結晶性の
ピークは確認されず、実質的に完全非晶質体であった。
【0056】カオリン(化学組成:SiO2 45.7
%、Al2 O3 38.3%、平均粒径8μm、比表面積
5.8m2 /g)1.7kgを、三菱重工社製、商品名
「ウルトラフインミルAT−20(ジルコニアボール1
0mmφ使用、ボール充填率85%、粉砕助剤としてト
リエタノールアミン25%エタノール75%の混合物を
10g使用)に供給し、25kgh/kg(8時間×
3.125kw/kg)の機械的エネルギーを作用させ
て無機質粉体8を得た。
%、Al2 O3 38.3%、平均粒径8μm、比表面積
5.8m2 /g)1.7kgを、三菱重工社製、商品名
「ウルトラフインミルAT−20(ジルコニアボール1
0mmφ使用、ボール充填率85%、粉砕助剤としてト
リエタノールアミン25%エタノール75%の混合物を
10g使用)に供給し、25kgh/kg(8時間×
3.125kw/kg)の機械的エネルギーを作用させ
て無機質粉体8を得た。
【0057】無機質粉体8を300℃で3時間加熱し
て、無機質粉体9を得た。無機質粉体4の1.7kg
を、三菱重工社製、商品名「ウルトラフインミルAT−
20(ジルコニアボール10mmφ使用、ボール充填率
85%、粉砕助剤としてトリエタノールアミン25%エ
タノール75%の混合物を10g使用)に供給し、9.
9kgh/kg(3時間×3.3kw/kg)の機械的
エネルギーを作用させて無機質粉体10を得た。
て、無機質粉体9を得た。無機質粉体4の1.7kg
を、三菱重工社製、商品名「ウルトラフインミルAT−
20(ジルコニアボール10mmφ使用、ボール充填率
85%、粉砕助剤としてトリエタノールアミン25%エ
タノール75%の混合物を10g使用)に供給し、9.
9kgh/kg(3時間×3.3kw/kg)の機械的
エネルギーを作用させて無機質粉体10を得た。
【0058】実施例1〜26、比較例1〜15 表2〜5に示す所定量の無機質粉体1〜10、フライア
ッシュ(関電化工社製、20ミクロン以下50重量%;
JIS A 6201に準ずる)、アルミナセメント1
(化学組成Al2 O3 40重量%、CaO38重量
%)、アルミナセメント2(化学組成Al2 O3 56重
量%、CaO38重量%)、溶射法で形成されたアルミ
ナ(マイクロン社製、商品名「ハリマック」)、γ−ア
ルミナ(住友化学社製、商品名「活性アルミナ」)、珪
砂(関本建材社製の8号珪砂)、ビニロン繊維(クラレ
社製、商品名「RM182」)、表2〜5に示す濃度、
モル比に調整されたアルカリ金属水溶液またはアルカリ
金属珪酸塩水溶液をミキサーで5分間混合し、得られた
混合物を幅150mm、長さ150mm、深さ10mm
の型枠内に注型し、90℃の熱風乾燥機中で所定時間加
熱して、硬化体を得た。得られた無機質硬化体を150
×50×10mmに切断し、試験片を得た。得られた試
験片を以下の評価に供した。
ッシュ(関電化工社製、20ミクロン以下50重量%;
JIS A 6201に準ずる)、アルミナセメント1
(化学組成Al2 O3 40重量%、CaO38重量
%)、アルミナセメント2(化学組成Al2 O3 56重
量%、CaO38重量%)、溶射法で形成されたアルミ
ナ(マイクロン社製、商品名「ハリマック」)、γ−ア
ルミナ(住友化学社製、商品名「活性アルミナ」)、珪
砂(関本建材社製の8号珪砂)、ビニロン繊維(クラレ
社製、商品名「RM182」)、表2〜5に示す濃度、
モル比に調整されたアルカリ金属水溶液またはアルカリ
金属珪酸塩水溶液をミキサーで5分間混合し、得られた
混合物を幅150mm、長さ150mm、深さ10mm
の型枠内に注型し、90℃の熱風乾燥機中で所定時間加
熱して、硬化体を得た。得られた無機質硬化体を150
×50×10mmに切断し、試験片を得た。得られた試
験片を以下の評価に供した。
【0059】
【表2】
【0060】
【表3】
【0061】
【表4】
【0062】
【表5】
【0063】無機質硬化体の評価 (1)曲げ強度 得られた試験片を50℃で10時間乾燥させた後、24
時間放置し、JISA 1408に準じて曲げ強度を測
定した。
時間放置し、JISA 1408に準じて曲げ強度を測
定した。
【0064】(2)脱型性 所定時間硬化した時点で脱型し、割れずに脱型するもの
には○、端部に欠けが発生したものには△、硬化しない
ものには×を記した。
には○、端部に欠けが発生したものには△、硬化しない
ものには×を記した。
【0065】(3)外観評価 得られた試験片を目視で観察し、割れ、クラックが観察
されないものには○、観察されるものには×を記した。
されないものには○、観察されるものには×を記した。
【0066】(4)熱水試験 90℃で5時間硬化させた硬化体から得られた試験片
を、98℃の熱水に2時間浸漬した後、外観を観察し異
常無いものには○、光沢を失っているものには×を記し
た。さらに(1)と同様にして曲げ強度を測定し、曲げ
強度強度保持率を求めた。
を、98℃の熱水に2時間浸漬した後、外観を観察し異
常無いものには○、光沢を失っているものには×を記し
た。さらに(1)と同様にして曲げ強度を測定し、曲げ
強度強度保持率を求めた。
【0067】(5)熱収縮開始温度 90℃で5時間硬化させた硬化体から得られた試験片
を、熱分析装置(日本電子社製)により熱収縮温度を測
定した。以上の結果を表6〜9に示した。
を、熱分析装置(日本電子社製)により熱収縮温度を測
定した。以上の結果を表6〜9に示した。
【0068】
【表6】
【0069】
【表7】
【0070】
【表8】
【0071】
【表9】
【0072】
【発明の効果】本発明の硬化性無機質組成物は上記の通
りであるので、硬化時間を著しく短縮化することができ
るとともに、強度が高く、耐熱性及び耐候性の耐久性に
優れた無機質硬化体を得ることができる。更に、焼成し
た無機質粉体を用いた場合には、外観に優れた無機質硬
化体を得ることができる。
りであるので、硬化時間を著しく短縮化することができ
るとともに、強度が高く、耐熱性及び耐候性の耐久性に
優れた無機質硬化体を得ることができる。更に、焼成し
た無機質粉体を用いた場合には、外観に優れた無機質硬
化体を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 22:06 Z 18:08 B 22:08 A 14:10) Z 111:28
Claims (1)
- 【請求項1】 反応性無機質粉体100重量部と、アル
カリ金属珪酸塩1〜300重量部と、水10〜1000
重量部からなり、反応性無機質粉体が、 (A).粒径が20μm以下の粉体80重量%以上含
有するフライアッシュ、.400〜1000℃で焼成
された粒径が20μm以下の粉体80重量%以上含有す
るフライアッシュ、.フライアッシュ又は粘土を溶融
し気体中で噴霧することによって得られた無機質粉体、
.粘土に0.1〜30kwh/kgの機械的エネルギ
ーを作用させることにより得られた無機質粉体、.
の無機質粉体を更に100〜750℃で加熱することに
より得られた無機質粉体、.非晶質粘土よりなる群よ
り選ばれる1種以上の無機質粉体20〜99.5重量%
と、 (B)アルミナセメント粉末、γ−アルミナ粉末、溶射
法で形成されたアルミナ粉末よりなる群より選ばれる1
種以上のアルミナ系粉体0.5〜80重量%からなるこ
とを特徴とする硬化性無機質組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21701594A JPH07165455A (ja) | 1993-10-20 | 1994-09-12 | 硬化性無機質組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26244593 | 1993-10-20 | ||
| JP5-262445 | 1993-10-20 | ||
| JP21701594A JPH07165455A (ja) | 1993-10-20 | 1994-09-12 | 硬化性無機質組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07165455A true JPH07165455A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=26521764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21701594A Pending JPH07165455A (ja) | 1993-10-20 | 1994-09-12 | 硬化性無機質組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07165455A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR101322096B1 (ko) * | 2009-12-15 | 2013-10-25 | (주)엘지하우시스 | 조습성 세라믹 성형체, 이의 제조방법 및 이를 이용한 세라믹 타일 |
| US8993462B2 (en) | 2006-04-12 | 2015-03-31 | James Hardie Technology Limited | Surface sealed reinforced building element |
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-
1994
- 1994-09-12 JP JP21701594A patent/JPH07165455A/ja active Pending
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