JPH07180072A - エッチング加工部品の製造方法 - Google Patents
エッチング加工部品の製造方法Info
- Publication number
- JPH07180072A JPH07180072A JP28414594A JP28414594A JPH07180072A JP H07180072 A JPH07180072 A JP H07180072A JP 28414594 A JP28414594 A JP 28414594A JP 28414594 A JP28414594 A JP 28414594A JP H07180072 A JPH07180072 A JP H07180072A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- etching
- carbon content
- etched
- nickel
- alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- ing And Chemical Polishing (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 エッチング速度が飛躍的に向上し、アラビ発
生が防止されたエッチング加工部品の製造方法を提供す
る。 【構成】 冷間圧延によって製造される板厚0.020
〜0.40mmの42%Ni−Fe合金よりなるエッチ
ング加工用のニッケル−鉄合金素材であって、該素材中
の炭素含有量が0.01%以下のエッチング加工用素材
の表面にレジストパターンを形成し、次いで、前記エッ
チング加工用素材をエッチングするに際して、前記炭素
含有量が0.02%のエッチング加工用素材をエッチン
グする場合と比較して25〜30%速いエッチング速度
で前記エッチング加工用素材のエッチングを行うように
したことを特徴とする、エッチング加工部品の製造方
法。
生が防止されたエッチング加工部品の製造方法を提供す
る。 【構成】 冷間圧延によって製造される板厚0.020
〜0.40mmの42%Ni−Fe合金よりなるエッチ
ング加工用のニッケル−鉄合金素材であって、該素材中
の炭素含有量が0.01%以下のエッチング加工用素材
の表面にレジストパターンを形成し、次いで、前記エッ
チング加工用素材をエッチングするに際して、前記炭素
含有量が0.02%のエッチング加工用素材をエッチン
グする場合と比較して25〜30%速いエッチング速度
で前記エッチング加工用素材のエッチングを行うように
したことを特徴とする、エッチング加工部品の製造方
法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエッチング加工用素材に
係り、更に詳しくはIC用リードフレーム等のエッチン
グ加工部品の製造方法に関する。
係り、更に詳しくはIC用リードフレーム等のエッチン
グ加工部品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】IC用リードフレームの多くは板厚0.
10〜0.30mmの42合金と呼ばれる42%−ニッ
ケル−鉄合金をプレス打ち抜き加工、あるいはエッチン
グ加工によって製造されている。また、表示管等の各種
電子部品用素材として50%ニッケル−鉄合金や52%
ニッケル−鉄合金等のニッケル−鉄合金が用いられてい
る。
10〜0.30mmの42合金と呼ばれる42%−ニッ
ケル−鉄合金をプレス打ち抜き加工、あるいはエッチン
グ加工によって製造されている。また、表示管等の各種
電子部品用素材として50%ニッケル−鉄合金や52%
ニッケル−鉄合金等のニッケル−鉄合金が用いられてい
る。
【0003】しかしながら、ニッケル−鉄合金よりなる
素材をエッチング加工する場合、比較的長いエッチング
時間を要し、特に細かいパターンをエッチング加工する
ときにエッチング時間が長くなることから、フォトレジ
ストと素材の密着力が低下し、エッチングによって形成
される製品の加工部の直線性等が損なわれるという問題
があった。
素材をエッチング加工する場合、比較的長いエッチング
時間を要し、特に細かいパターンをエッチング加工する
ときにエッチング時間が長くなることから、フォトレジ
ストと素材の密着力が低下し、エッチングによって形成
される製品の加工部の直線性等が損なわれるという問題
があった。
【0004】また、エッチングによって形成される断面
がアラビと呼ばれる状態になり、ガサツキが生じてしま
うという問題があった。
がアラビと呼ばれる状態になり、ガサツキが生じてしま
うという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
の従来の欠点を解消したエッチング加工部品を提供する
ことにある。
の従来の欠点を解消したエッチング加工部品を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記の問題点
を解決すべく研究の結果、素材中の炭素含有量を0.0
1%以下にすることにより、初期の目的を達成し得るこ
とを見いだし、かかる知見に基づいて本発明を完成した
ものである。
を解決すべく研究の結果、素材中の炭素含有量を0.0
1%以下にすることにより、初期の目的を達成し得るこ
とを見いだし、かかる知見に基づいて本発明を完成した
ものである。
【0007】すなわち、本発明の第1の態様に係るエッ
チング加工部品の製造方法は、冷間圧延によって製造さ
れる板厚0.020〜0.40mmの42%Ni−Fe
合金よりなるエッチング加工用のニッケル−鉄合金素材
であって、該素材中の炭素含有量が0.01%以下のエ
ッチング加工用素材の表面にレジストパターンを形成
し、次いで、前記エッチング加工用素材をエッチングす
るに際して、前記炭素含有量が0.02%のエッチング
加工用素材をエッチングする場合と比較して25〜30
%速いエッチング速度で前記エッチング加工用素材のエ
ッチングを行うようにしたことを特徴とするものであ
る。
チング加工部品の製造方法は、冷間圧延によって製造さ
れる板厚0.020〜0.40mmの42%Ni−Fe
合金よりなるエッチング加工用のニッケル−鉄合金素材
であって、該素材中の炭素含有量が0.01%以下のエ
ッチング加工用素材の表面にレジストパターンを形成
し、次いで、前記エッチング加工用素材をエッチングす
るに際して、前記炭素含有量が0.02%のエッチング
加工用素材をエッチングする場合と比較して25〜30
%速いエッチング速度で前記エッチング加工用素材のエ
ッチングを行うようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0008】更に、本発明の第2の態様に係るエッチン
グ加工部品の製造方法は、冷間圧延によって製造される
板厚0.020〜0.40mmの36%Ni−Fe合金
よりなるエッチング加工用のニッケル−鉄合金素材であ
って、該素材中の炭素含有量が0.01%以下のエッチ
ング加工用素材の表面にレジストパターンを形成し、次
いで、前記エッチング加工用素材をエッチングするに際
して、前記炭素含有量が0.02%のエッチング加工用
素材をエッチングする場合と比較して25〜30%速い
エッチング速度で前記エッチング加工用素材のエッチン
グを行うようにしたことを特徴とするものである。
グ加工部品の製造方法は、冷間圧延によって製造される
板厚0.020〜0.40mmの36%Ni−Fe合金
よりなるエッチング加工用のニッケル−鉄合金素材であ
って、該素材中の炭素含有量が0.01%以下のエッチ
ング加工用素材の表面にレジストパターンを形成し、次
いで、前記エッチング加工用素材をエッチングするに際
して、前記炭素含有量が0.02%のエッチング加工用
素材をエッチングする場合と比較して25〜30%速い
エッチング速度で前記エッチング加工用素材のエッチン
グを行うようにしたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】しかして本発明において炭素含有量を0.01
%以下にすることによりエッチング速度は早められると
ともにアラビが解消されるものである。
%以下にすることによりエッチング速度は早められると
ともにアラビが解消されるものである。
【0010】ニッケル−鉄合金のエッチング速度はニッ
ケル含有量によって変わり、ニッケル含有量が少ないほ
ど早くなる傾向はあるが、ニッケル含有量が50%以下
のニッケル−鉄合金について調べた結果、複数のニッケ
ル含有量が異なるニッケル−鉄合金について炭素含有量
が0.01%以下のときエッチング速度が早いという共
通の現象が認められた。
ケル含有量によって変わり、ニッケル含有量が少ないほ
ど早くなる傾向はあるが、ニッケル含有量が50%以下
のニッケル−鉄合金について調べた結果、複数のニッケ
ル含有量が異なるニッケル−鉄合金について炭素含有量
が0.01%以下のときエッチング速度が早いという共
通の現象が認められた。
【0011】なお、上記のようなエッチング加工用素材
は、通常、所定の板厚に加工するために、熱間圧延、冷
間圧延、焼鈍等の工程が繰り返して行われるが、特に冷
間圧延はIC用リードフレームやシャドウマスク等のエ
ッチング加工用素材に必須の工程である。また、これら
のエッチング加工用素材としては、一般に0.020〜
0.40mmの範囲の板厚に加工され、所定のエッチン
グが施される。板厚が0.020mm未満では、素材形
状の維持、強度の点からエッチング加工用素材として不
利であり、一方、板厚が0.40mmを超えるとエッチ
ング時間が増大し、レジストの強度も不足して寸法精度
が勢い悪くなるので好ましくない。
は、通常、所定の板厚に加工するために、熱間圧延、冷
間圧延、焼鈍等の工程が繰り返して行われるが、特に冷
間圧延はIC用リードフレームやシャドウマスク等のエ
ッチング加工用素材に必須の工程である。また、これら
のエッチング加工用素材としては、一般に0.020〜
0.40mmの範囲の板厚に加工され、所定のエッチン
グが施される。板厚が0.020mm未満では、素材形
状の維持、強度の点からエッチング加工用素材として不
利であり、一方、板厚が0.40mmを超えるとエッチ
ング時間が増大し、レジストの強度も不足して寸法精度
が勢い悪くなるので好ましくない。
【0012】図1は42%ニッケル−鉄合金について求
めた炭素含有量によるエッチング速度の変化を示す。
めた炭素含有量によるエッチング速度の変化を示す。
【0013】この図から明らかなように炭素含有量が
0.02%のときのエッチング速度を1とすると0.0
1%以下の炭素含有量のときには1.25〜1.30と
炭素含有量が0.02%の場合に比して25%〜30%
早くなる。
0.02%のときのエッチング速度を1とすると0.0
1%以下の炭素含有量のときには1.25〜1.30と
炭素含有量が0.02%の場合に比して25%〜30%
早くなる。
【0014】また、図2は、36%ニッケル−鉄合金に
ついて求めた炭素含有量によるエッチング速度の変化を
示す。
ついて求めた炭素含有量によるエッチング速度の変化を
示す。
【0015】36%ニッケル−鉄合金についても42%
ニッケル−鉄合金の場合も同様に炭素含有量が0.01
%以下のときにエッチング速度が早くなっている。
ニッケル−鉄合金の場合も同様に炭素含有量が0.01
%以下のときにエッチング速度が早くなっている。
【0016】
【実施例】板厚0.15mmのNi%;41.5%、C
%;0.007%であるニッケル−鉄合金よりなる素材
の両面に100ピンのリードフレームのレジストパター
ンを設け、液温70℃の48°B′eFeCl3腐食液
を用い、2.0Kg/cm2 のスプレイ圧で両面からス
プレイエッチングして、製品を得た。比較例 板厚0.15mmのNi%;41.8%、C%;0.0
23%であるニッケル−鉄合金よりなる素材に対して実
施例と同様にしてレジスト製版したのち、液温70℃の
48°B′eFeCl3腐食液を用い、2.0Kg/c
m2 のスプレイ圧で両面からスプレイエッチングし、製
品を得た。
%;0.007%であるニッケル−鉄合金よりなる素材
の両面に100ピンのリードフレームのレジストパター
ンを設け、液温70℃の48°B′eFeCl3腐食液
を用い、2.0Kg/cm2 のスプレイ圧で両面からス
プレイエッチングして、製品を得た。比較例 板厚0.15mmのNi%;41.8%、C%;0.0
23%であるニッケル−鉄合金よりなる素材に対して実
施例と同様にしてレジスト製版したのち、液温70℃の
48°B′eFeCl3腐食液を用い、2.0Kg/c
m2 のスプレイ圧で両面からスプレイエッチングし、製
品を得た。
【0017】表1に実施例および比較例の結果を示す。
【0018】 表 1 Ni% C % エッチング速度 エッチング状態 実施例 41.5 0.007 1.25 良好 比較例 41.8 0.023 1.0 アラビ有り (注) エッチング速度は炭素含有量が0.023%の
素材をエッチングした時所定の寸法に達するまでの速度
を1としたものである。
素材をエッチングした時所定の寸法に達するまでの速度
を1としたものである。
【0019】表1に示すように本願発明によるものは従
来のものよりも早く、精度良く、エッチング加工するこ
とができ、また、アラビは見られなかった。図3は上記
比較例におけるエッチング断面部のSEM写真(400
倍)であり、図4は上記実施例における同様の写真であ
る。この写真から比較例においてはエッチング断面にア
ラビが認められ、実施例においてはアラビが存在しない
ことが確認できる。
来のものよりも早く、精度良く、エッチング加工するこ
とができ、また、アラビは見られなかった。図3は上記
比較例におけるエッチング断面部のSEM写真(400
倍)であり、図4は上記実施例における同様の写真であ
る。この写真から比較例においてはエッチング断面にア
ラビが認められ、実施例においてはアラビが存在しない
ことが確認できる。
【0020】
【発明の効果】以上詳記した通り、本発明の方法によれ
ば早く、精度良くエッチング加工することができ、アラ
ビは見られず、品質の良いエッチング製品を製造するこ
とができる。
ば早く、精度良くエッチング加工することができ、アラ
ビは見られず、品質の良いエッチング製品を製造するこ
とができる。
【図1】42%Ni−Fe合金について求めた炭素量に
よるエッチング速度の変化を示すグラフ。
よるエッチング速度の変化を示すグラフ。
【図2】36%Ni−Fe合金について求めた炭素量に
よるエッチング速度の変化を示すグラフ。
よるエッチング速度の変化を示すグラフ。
【図3】比較例におけるエッチング断面部の金属組織の
SEM写真(400倍)。
SEM写真(400倍)。
【図4】実施例におけるエッチング断面部の金属組織の
SEM写真(400倍)。
SEM写真(400倍)。
Claims (2)
- 【請求項1】冷間圧延によって製造される板厚0.02
0〜0.40mmの42%Ni−Fe合金よりなるエッ
チング加工用のニッケル−鉄合金素材であって、該素材
中の炭素含有量が0.01%以下のエッチング加工用素
材の表面にレジストパターンを形成し、 次いで、前記エッチング加工用素材をエッチングするに
際して、前記炭素含有量が0.02%のエッチング加工
用素材をエッチングする場合と比較して25〜30%速
いエッチング速度で前記エッチング加工用素材のエッチ
ングを行うようにしたことを特徴とする、エッチング加
工部品の製造方法。 - 【請求項2】冷間圧延によって製造される板厚0.02
0〜0.40mmの36%Ni−Fe合金よりなるエッ
チング加工用のニッケル−鉄合金素材であって、該素材
中の炭素含有量が0.01%以下のエッチング加工用素
材の表面にレジストパターンを形成し、 次いで、前記エッチング加工用素材をエッチングするに
際して、前記炭素含有量が0.02%のエッチング加工
用素材をエッチングする場合と比較して25〜30%速
いエッチング速度で前記エッチング加工用素材のエッチ
ングを行うようにしたことを特徴とする、エッチング加
工部品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28414594A JPH07180072A (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | エッチング加工部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28414594A JPH07180072A (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | エッチング加工部品の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20477684A Division JPS6182453A (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | エツチング加工用素材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07180072A true JPH07180072A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=17674757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28414594A Pending JPH07180072A (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | エッチング加工部品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07180072A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6033337A (ja) * | 1983-08-05 | 1985-02-20 | Nisshin Steel Co Ltd | 電子部品用高Νi−Fe合金 |
| JPS6164853A (ja) * | 1984-09-06 | 1986-04-03 | Toshiba Corp | 管内部品用素材とその製造方法 |
| JPS61117856A (ja) * | 1984-11-14 | 1986-06-05 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ヒ−トシンク |
-
1994
- 1994-10-25 JP JP28414594A patent/JPH07180072A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6033337A (ja) * | 1983-08-05 | 1985-02-20 | Nisshin Steel Co Ltd | 電子部品用高Νi−Fe合金 |
| JPS6164853A (ja) * | 1984-09-06 | 1986-04-03 | Toshiba Corp | 管内部品用素材とその製造方法 |
| JPS61117856A (ja) * | 1984-11-14 | 1986-06-05 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ヒ−トシンク |
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