JPH09118959A - エッチング加工用素材 - Google Patents
エッチング加工用素材Info
- Publication number
- JPH09118959A JPH09118959A JP23808196A JP23808196A JPH09118959A JP H09118959 A JPH09118959 A JP H09118959A JP 23808196 A JP23808196 A JP 23808196A JP 23808196 A JP23808196 A JP 23808196A JP H09118959 A JPH09118959 A JP H09118959A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- etching
- alloy
- nickel
- carbon content
- stock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エッチング速度が飛躍的に向上し、アラビ発
生が防止されたエッチング加工用素材を提供すること。 【解決手段】 冷間圧延によって製造される板厚0.0
20〜0.40mmの42%Ni−Fe合金または36
%Ni−Fe合金よりなるエッチング加工用のニッケル
−鉄合金素材であって、該素材中の炭素含有量が0.0
1%以下であることを特徴とする、IC用リードフレー
ム、シャドウマスクなどのエッチング加工用素材。
生が防止されたエッチング加工用素材を提供すること。 【解決手段】 冷間圧延によって製造される板厚0.0
20〜0.40mmの42%Ni−Fe合金または36
%Ni−Fe合金よりなるエッチング加工用のニッケル
−鉄合金素材であって、該素材中の炭素含有量が0.0
1%以下であることを特徴とする、IC用リードフレー
ム、シャドウマスクなどのエッチング加工用素材。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエッチング加工用素
材に係り、特に、IC用リードフレーム、シャドウマス
クなどのエッチング加工用素材に関する。
材に係り、特に、IC用リードフレーム、シャドウマス
クなどのエッチング加工用素材に関する。
【0002】
【従来の技術】IC用リードフレームの多くは板厚0.
10〜0.30mmの42合金と呼ばれる42%−ニッ
ケル−鉄合金をプレス打ち抜き加工、あるいはエッチン
グ加工によって製造されている。また、表示管等の各種
電子部品用素材として50%ニッケル−鉄合金や52%
ニッケル−鉄合金等のニッケル−鉄合金が用いられてい
る。
10〜0.30mmの42合金と呼ばれる42%−ニッ
ケル−鉄合金をプレス打ち抜き加工、あるいはエッチン
グ加工によって製造されている。また、表示管等の各種
電子部品用素材として50%ニッケル−鉄合金や52%
ニッケル−鉄合金等のニッケル−鉄合金が用いられてい
る。
【0003】しかしながら、ニッケル−鉄合金よりなる
素材をエッチング加工する場合、比較的長いエッチング
時間を要し、特に細かいパターンをエッチング加工する
ときにエッチング時間が長くなることから、フォトレジ
ストと素材の密着力が低下し、エッチングによって形成
される製品の加工部の直線性等が損なわれるという問題
があった。
素材をエッチング加工する場合、比較的長いエッチング
時間を要し、特に細かいパターンをエッチング加工する
ときにエッチング時間が長くなることから、フォトレジ
ストと素材の密着力が低下し、エッチングによって形成
される製品の加工部の直線性等が損なわれるという問題
があった。
【0004】また、エッチングによって形成される断面
がアラビと呼ばれる状態になり、ガサツキが生じてしま
うという問題があった。
がアラビと呼ばれる状態になり、ガサツキが生じてしま
うという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、上記の従来の欠点を解消したエッチング加工用素材
を提供することにある。
は、上記の従来の欠点を解消したエッチング加工用素材
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記の問題点
を解決すべく研究したの結果、素材中の炭素含有量を
0.01%以下に制限することにより、初期の目的を達
成し得ることを見出し、かかる知見に基づいて本発明を
完成したものである。
を解決すべく研究したの結果、素材中の炭素含有量を
0.01%以下に制限することにより、初期の目的を達
成し得ることを見出し、かかる知見に基づいて本発明を
完成したものである。
【0007】すなわち、本発明の第1の態様に係るエッ
チング加工用素材は、冷間圧延によって製造される板厚
0.020〜0.40mmの42%Ni−Fe合金より
なるエッチング加工用のニッケル−鉄合金素材であっ
て、該素材中の炭素含有量が0.01%以下であること
を特徴とするものである。
チング加工用素材は、冷間圧延によって製造される板厚
0.020〜0.40mmの42%Ni−Fe合金より
なるエッチング加工用のニッケル−鉄合金素材であっ
て、該素材中の炭素含有量が0.01%以下であること
を特徴とするものである。
【0008】更に、本発明の第2の態様に係るエッチン
グ加工用素材は、冷間圧延によって製造される板厚0.
020〜0.40mmの36%Ni−Fe合金よりなる
エッチング加工用のニッケル−鉄合金素材であって、該
素材中の炭素含有量が0.01%以下であることを特徴
とするものである。ここで、42%Ni−Fe合金およ
び36%Ni−Fe合金というのは、たとえばMili
tary規格(MIL−I−23011C(1974年
3月29日)「ALLOYS FOR SEALING
TO GLASSES ANDCERAMICS」
(Table II Class5、Class7参照)
で規定される公知のいわゆる42%合金、36%合金を
意味し、具体的には、42%程度のNiを含有する、あ
るいは36%程度のNiを含有するNi−Fe合金を意
味する。
グ加工用素材は、冷間圧延によって製造される板厚0.
020〜0.40mmの36%Ni−Fe合金よりなる
エッチング加工用のニッケル−鉄合金素材であって、該
素材中の炭素含有量が0.01%以下であることを特徴
とするものである。ここで、42%Ni−Fe合金およ
び36%Ni−Fe合金というのは、たとえばMili
tary規格(MIL−I−23011C(1974年
3月29日)「ALLOYS FOR SEALING
TO GLASSES ANDCERAMICS」
(Table II Class5、Class7参照)
で規定される公知のいわゆる42%合金、36%合金を
意味し、具体的には、42%程度のNiを含有する、あ
るいは36%程度のNiを含有するNi−Fe合金を意
味する。
【0009】
【作用】しかして本発明において炭素含有量を0.01
%以下にすることによりエッチング速度は早められると
ともにアラビが解消されるものである。
%以下にすることによりエッチング速度は早められると
ともにアラビが解消されるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】ニッケル−鉄合金のエッチング速
度はニッケル含有量によって変わり、ニッケル含有量が
少ないほど早くなる傾向はあるが、ニッケル含有量が5
0%以下のニッケル−鉄合金について調べた結果、複数
のニッケル含有量が異なるニッケル−鉄合金について炭
素含有量が0.01%以下のときエッチング速度が早い
という共通の現象が認められた。
度はニッケル含有量によって変わり、ニッケル含有量が
少ないほど早くなる傾向はあるが、ニッケル含有量が5
0%以下のニッケル−鉄合金について調べた結果、複数
のニッケル含有量が異なるニッケル−鉄合金について炭
素含有量が0.01%以下のときエッチング速度が早い
という共通の現象が認められた。
【0011】なお、上記のようなエッチング加工用素材
は、通常、所定の板厚に加工するために、熱間圧延、冷
間圧延、焼鈍等の工程が繰り返して行われるが、特に冷
間圧延はIC用リードフレームやシャドウマスク等のエ
ッチング加工用素材に必須の工程である。また、これら
のエッチング加工用素材としては、一般に0.020〜
0.40mmの範囲の板厚に加工され、所定のエッチン
グが施される。板厚が0.020mm未満では、素材形
状の維持、強度の点からエッチング加工用素材として不
利であり、一方、板厚が0.40mmを超えるとエッチ
ング時間が増大し、レジストの強度も不足して寸法精度
が勢い悪くなるので好ましくない。
は、通常、所定の板厚に加工するために、熱間圧延、冷
間圧延、焼鈍等の工程が繰り返して行われるが、特に冷
間圧延はIC用リードフレームやシャドウマスク等のエ
ッチング加工用素材に必須の工程である。また、これら
のエッチング加工用素材としては、一般に0.020〜
0.40mmの範囲の板厚に加工され、所定のエッチン
グが施される。板厚が0.020mm未満では、素材形
状の維持、強度の点からエッチング加工用素材として不
利であり、一方、板厚が0.40mmを超えるとエッチ
ング時間が増大し、レジストの強度も不足して寸法精度
が勢い悪くなるので好ましくない。
【0012】図1は42%ニッケル−鉄合金について求
めた炭素含有量によるエッチング速度の変化を示す。
めた炭素含有量によるエッチング速度の変化を示す。
【0013】この図から明らかなように炭素含有量が
0.02%のときのエッチング速度を1とすると0.0
1%以下の炭素含有量のときには1.25〜1.30と
炭素含有量が0.02%の場合に比して25%〜30%
速くなる。
0.02%のときのエッチング速度を1とすると0.0
1%以下の炭素含有量のときには1.25〜1.30と
炭素含有量が0.02%の場合に比して25%〜30%
速くなる。
【0014】また、図2は、36%ニッケル−鉄合金に
ついて求めた炭素含有量によるエッチング速度の変化を
示す。
ついて求めた炭素含有量によるエッチング速度の変化を
示す。
【0015】36%ニッケル−鉄合金についても42%
ニッケル−鉄合金の場合も同様に炭素含有量が0.01
%以下のときにエッチング速度が早くなっている。
ニッケル−鉄合金の場合も同様に炭素含有量が0.01
%以下のときにエッチング速度が早くなっている。
【0016】
【実施例】板厚0.15mmのNi%;41.5%、C
%;0.007%であるニッケル−鉄合金よりなる素材
の両面に100ピンのリードフレームのレジストパター
ンを設け、液温70℃の48°B′eFeCl3腐食液
を用い、2.0Kg/cm2 のスプレイ圧で両面からス
プレイエッチングして、製品を得た。
%;0.007%であるニッケル−鉄合金よりなる素材
の両面に100ピンのリードフレームのレジストパター
ンを設け、液温70℃の48°B′eFeCl3腐食液
を用い、2.0Kg/cm2 のスプレイ圧で両面からス
プレイエッチングして、製品を得た。
【0017】比較例 板厚0.15mmのNi%;41.8%、C%;0.0
23%であるニッケル−鉄合金よりなる素材に対して実
施例と同様にしてレジスト製版したのち、液温70℃の
48°B′eFeCl3腐食液を用い、2.0Kg/c
m2 のスプレイ圧で両面からスプレイエッチングし、製
品を得た。
23%であるニッケル−鉄合金よりなる素材に対して実
施例と同様にしてレジスト製版したのち、液温70℃の
48°B′eFeCl3腐食液を用い、2.0Kg/c
m2 のスプレイ圧で両面からスプレイエッチングし、製
品を得た。
【0018】表1に実施例および比較例の結果を示す。 表 1 Ni% C % エッチング速度 エッチング状態 実施例 41.5 0.007 1.25 良好 比較例 41.8 0.023 1.0 アラビ有り (注) エッチング速度は炭素含有量が0.023%の素材をエッチングした時 所定の寸法に達するまでの速度を1としたものである。
【0019】表1に示すように本願発明によるものは従
来のものよりも早く、精度良く、エッチング加工するこ
とができ、また、アラビは見られなかった。
来のものよりも早く、精度良く、エッチング加工するこ
とができ、また、アラビは見られなかった。
【0020】
【発明の効果】以上詳記した通り、本発明の素材によれ
ば速く、しかも精度良くエッチング加工することがで
き、アラビの発生を防止して、高品質のエッチング製品
を得ることができる。
ば速く、しかも精度良くエッチング加工することがで
き、アラビの発生を防止して、高品質のエッチング製品
を得ることができる。
【図1】42%Ni−Fe合金について求めた炭素量に
よるエッチング速度の変化を示すグラフ。
よるエッチング速度の変化を示すグラフ。
【図2】36%Ni−Fe合金について求めた炭素量に
よるエッチング速度の変化を示すグラフ。
よるエッチング速度の変化を示すグラフ。
Claims (2)
- 【請求項1】冷間圧延によって製造される板厚0.02
0〜0.40mmの42%Ni−Fe合金よりなるエッ
チング加工用のニッケル−鉄合金素材であって、該素材
中の炭素含有量が0.01%以下であることを特徴とす
る、IC用リードフレーム、シャドウマスクなどのエッ
チング加工用素材。 - 【請求項2】冷間圧延によって製造される板厚0.02
0〜0.40mmの36%Ni−Fe合金よりなるエッ
チング加工用のニッケル−鉄合金素材であって、該素材
中の炭素含有量が0.01%以下であることを特徴とす
る、IC用リードフレーム、シャドウマスクなどのエッ
チング加工用素材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23808196A JPH09118959A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | エッチング加工用素材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23808196A JPH09118959A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | エッチング加工用素材 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59204776A Division JPS6182453A (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | エツチング加工用素材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09118959A true JPH09118959A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17024883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23808196A Pending JPH09118959A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | エッチング加工用素材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09118959A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6144157A (ja) * | 1984-08-09 | 1986-03-03 | Nippon Mining Co Ltd | プレス打抜き性に優れたFe−Ni系合金 |
-
1996
- 1996-09-09 JP JP23808196A patent/JPH09118959A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6144157A (ja) * | 1984-08-09 | 1986-03-03 | Nippon Mining Co Ltd | プレス打抜き性に優れたFe−Ni系合金 |
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