JPH071846Y2 - 誘電体共振器の取付構造 - Google Patents

誘電体共振器の取付構造

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JPH071846Y2
JPH071846Y2 JP1988018250U JP1825088U JPH071846Y2 JP H071846 Y2 JPH071846 Y2 JP H071846Y2 JP 1988018250 U JP1988018250 U JP 1988018250U JP 1825088 U JP1825088 U JP 1825088U JP H071846 Y2 JPH071846 Y2 JP H071846Y2
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screw
insertion hole
lower plate
fixing screw
outer case
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JP1988018250U
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容平 石川
博次 阿部
敏朗 平塚
尚 高垣
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は上板,下板および側板とを有し、上板と下板と
の間に柱状誘電体を固定してなる誘電体共振器を、少な
くとも上面が開口した外装ケースの底部に取り付けるた
めの構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、TMモード系の共振を利用した誘電体共振器とし
て、第4図に示すように、上板20,下板21および側板22,
23とでケースを構成し、上板20と下板21との間に柱状誘
電体24を固着したものが知られている。なお、上板20,
下板21および側板22,23は柱状誘電体24と同様の誘電体
で形成され、その内面には導電膜25が形成されている。
上記構造の共振器を用いてフィルタを構成する場合に
は、各共振器を金属製の外装ケース26などに固定する必
要がある。そのため、従来では下板21に孔27を形成し、
この孔27に銀メッキを施した袋ねじ28を嵌合して予め仮
止めするとともに、外装ケース26にねじ挿通孔29を形成
し、外装ケース26の下側より固定ねじ30をねじ挿通孔29
を介して上記袋ねじ28に螺着することにより、共振器を
外装ケース26に固定していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記固定方法の場合には、外装ケース26
の下側より固定ねじ30を挿入し、かつ共振器が外装ケー
ス26に対して位置ずれしないように保持しながらねじ止
め作業を行わなければならないため、極めて作業性が悪
いという問題があった。また、メッキを施した袋ねじ28
のような一般に市販されていない特殊部品を必要とする
ため、コスト上昇を招くという問題もあった。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
は、外装ケースへの取付に際し、取付作業性に優れ、か
つ安価な誘電体共振器の取付構造を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上板,下板および側板とを有し、上板と下板
との間に柱状誘電体を固定してなる誘電体共振器を、少
なくとも上面が開口した外装ケースの底部に取り付ける
ための構造において、上板に形成された工具挿通孔と、
下板の上記工具挿通孔と対応する位置に形成されたねじ
挿通孔と、該ねじ挿通孔に頭部を上側にして挿通され、
上記工具挿通孔に挿通された工具により頭部が回転操作
される固定ねじと、該固定ねじの下方への突出部に嵌着
された弾性を有する抜け止め用リングと、上記誘電体共
振器の下板を支える外装ケースの底部に形成され、上記
固定ねじの突出部が螺合するねじ孔とを具備することに
より、上記目的を達成する。
〔作用〕
即ち、予め下板のねじ挿通孔に固定ねじを挿通し、かつ
その下方への突出部を抜け止めリングによって保持して
おくことにより、固定ねじが誘電体共振器から脱落する
ことなく一体的に取り扱うことができる。しかも、下板
のねじ挿通孔と上板の工具挿通孔とが上下に対応してい
るので、誘電体共振器を外装ケースの内部に載置し、そ
の上方からスクリュードライバーなどの工具を挿入して
固定ねじを操作すれば、外装ケースの上方から作業を行
うことができ、固定ねじや誘電体共振器を一々保持しな
くても簡単にねじ止めできる。
〔実施例〕
第1図〜第3図はTM010モードを用いた誘電体共振器A
の一例を示し、円柱状誘電体1と、ケースを構成する四
角形の上板2,下板3および二枚の側板4,5とを有してい
る。この実施例では、ケースの対向する前後二面が開放
されており、複数の共振器をこの開放部で相互に連結す
ることにより、多段フィルタを構成できる。
上下板2,3および側板4,5は例えば円柱状誘電体1と同一
の材料、つまり誘電体の板で構成され、その内面全面に
銀ペーストを塗布して焼成することにより、導電膜6が
形成されている。上記導電膜6を形成した上下板2,3の
内面は円柱状誘電体1の上下端面に銀ペースト,半田な
どの接合材によって固着される。
上下板2,3および側板4,5に設けられる導電膜6は、内面
に代えて外面に設けてもよい。このときは、円柱状誘電
体1と上下板2,3は銀で接続しても電流が流れないの
で、グレーズなどで接続する必要がある。さらに内外全
面に導電膜6を設けてもよい。いずれにしても導電膜6
が柱状誘電体1を取り囲み、導電路としての機能とシー
ルド機能とを持てばよい。なお、上記のようにケースを
構成する上下板2,3および側板4,5を金属材料で形成して
もよいが、上記のように円柱状誘電体1と同一の材料で
構成した方が優れた温度特性が得られる利点がある。
上板2の4隅部近傍には4個の工具挿通孔7が形成され
ており、この挿通孔7は第2図に示すようにスクリュー
ドライバーなどの回転工具8を挿通し得る直径を有して
いる。また、下板3の上記工具挿通孔7に対応する位置
には4個のねじ挿通孔9が形成されており、このねじ挿
通孔9には、金属製の平座金11とばね座金12とを通した
固定ねじ10がその頭部10aを上板2側に向けた状態で挿
入され、下方に突出した突出部には第3図に示すよう
に、四フッ化エチレン樹脂などの柔弾性を有するリング
13が圧入嵌合されている。そのため、固定ねじ10は共振
器Aを上下反転させても下板3から抜け落ちることがな
い。上記固定ねじ10、平座金11、ばね座金12は共に金属
材料で構成されるため、導電膜6とともにシールド機能
を果たし、下板3のねじ挿通孔9からの電磁波の漏れが
防止される。
なお、上記実施例では上板2の工具挿通孔7と下板3の
ねじ挿通孔9とは同一径で形成されているため、共振器
Aを上下逆にしても使用可能であり、方向性を無くすこ
とができる。
外装ケース14は3枚の金属板によって断面コ字形に形成
されており、その底部には上記ねじ挿通孔9と対応する
位置にねじ孔15が形成されている。また、外装ケース14
の底部上面には第1図に示すように上記リング13と同一
材料、同一厚みのスペーサ16が配置されており、このス
ペーサ16には上記リング13と干渉しないように4箇所の
開口16aが形成されている。上記固定ねじ10の突出部は
外装ケース14のねじ孔15に螺着され、上記スペーサ16は
外装ケース14の底部と共振器Aの下板3との間で挟着さ
れる。そして、スペーサ16とリング13のクッション性に
よって、外装ケース14に加わった振動や衝撃力が内部の
共振器Aに直接伝わらないように緩和している。
なお、上記リング13とスペーサ16とを一枚のシートで構
成し、下板3の底面に固定ねじ10とともに取り付ける
と、第1図のごとき開口16aを有するスペーサ16が不要
となり、構造が簡単になる。
次に、上記構成の誘電体共振器Aを外装ケース14に固定
する方法を説明する。
まず、共振器Aの下板3に予め固定ねじ10をリング13に
よって取り付けておく。そして、この共振器Aをスペー
サ16を配置した外装ケース14内に収容し、固定ねじ10の
突出部を外装ケース14のねじ孔15と合致させる。そし
て、上方より回転工具8を工具挿通孔7に挿通し、工具
8の先端を固定ねじ10の頭部10aに係合させ、固定ねじ1
0をねじ孔15に螺着することにより、共振器Aが外装ケ
ース14に固定される。その後、外装ケース14の上部に第
2図一点鎖線で示す蓋17を固定することにより、フィル
タの組立を完了する。なお、上板2に形成された工具挿
通孔7をシールド部材で閉じてもよいが、この種の誘電
体共振器の場合には電磁波の漏れが少ないので、シール
ド部材は必須ではない。
上記のように、外装ケース14の内部に共振器Aを載置
し、上方より回転工具8を挿入して回転操作するのみ
で、共振器Aを外装ケース14に固定できるので、いわば
片手作業でねじ止めを行うことができ、従来に比べて遥
かに作業性が良く、作業者の負担を軽減できる。
また、固定ねじ10の螺着に際し、固定ねじ10の締め付け
力はばね座金12とリング13およびスペーサ16のクッショ
ン性によって吸収されるため、多少固定ねじ10を締め付
け過ぎても下板3に過大な荷重が集中せず、誘電体から
なる下板3の亀裂や割れを防止できる。
上記実施例では外装ケース14にねじ孔15を形成した場合
を示したが、外装ケースにねじ挿通孔を設け、外装ケー
スの外側に固定ねじに螺合するナットを配置してもよ
い。
また、本考案は柱状誘電体を使用したTMモード形の誘電
体共振器に限らず、その他の形式の誘電体共振器、例え
ばTE01モードを用いる誘電体共振器にも適用できる。
〔考案の効果〕
以上の説明で明らかなように、本考案によれば下板のね
じ挿通孔に固定ねじを挿通し、かつその下方への突出部
を抜け止めリングによって保持しておくことにより、固
定ねじが誘電体共振器から脱落することなく一体的に取
り扱うことができる。しかも、下板のねじ挿通孔と上板
の工具挿通孔とが対応しているので、誘電体共振器の上
方からスクリュードライバーなどの工具を挿入して固定
ねじを操作できる。したがって、従来のように誘電体共
振器を保持しながら作業を行う必要がなく、また固定ね
じが抜け落ちることもないので、極めて作業性が良く、
作業者の負担を軽減できる。
さらに、従来の袋ねじのような特殊部品を必要とせず、
市販のねじを使用できるので、コストを低減できるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる誘電体共振器の取付構造の一例
の斜視図、第2図はその断面図、第3図は固定ねじ取り
付け部分の拡大断面図、第4図は従来例の断面図であ
る。 1……柱状誘電体、2……上板、3……下板、4,5……
側板、7……工具挿通孔、8……工具、9……ねじ挿通
孔、10……固定ねじ、10a……頭部、13……リング、14
……外装ケース、15……ねじ孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高垣 尚 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (56)参考文献 特開 昭61−61503(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上板,下板および側板とを有し、上板と下
    板との間に柱状誘電体を固定してなる誘電体共振器を、
    少なくとも上面が開口した外装ケースの底部に取り付け
    るための構造において、 上板に形成された工具挿通孔と、下板の上記工具挿通孔
    と対応する位置に形成されたねじ挿通孔と、該ねじ挿通
    孔に頭部を上側にして挿通され、上記工具挿通孔に挿通
    された工具により頭部が回転操作される固定ねじと、該
    固定ねじの下方への突出部に嵌着された弾性を有する抜
    け止め用リングと、上記誘電体共振器の下板を支える外
    装ケースの底部に形成され、上記固定ねじの突出部が螺
    合するねじ孔とを具備したことを特徴とする誘電体共振
    器の取付構造。
JP1988018250U 1988-02-15 1988-02-15 誘電体共振器の取付構造 Expired - Lifetime JPH071846Y2 (ja)

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JPS424447Y1 (ja) * 1964-08-15 1967-03-10
JPH0680978B2 (ja) * 1985-03-13 1994-10-12 松下電器産業株式会社 高周波発振ブロツク

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