JPH07203884A - 乾麺の製造法 - Google Patents

乾麺の製造法

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JPH07203884A
JPH07203884A JP5354937A JP35493793A JPH07203884A JP H07203884 A JPH07203884 A JP H07203884A JP 5354937 A JP5354937 A JP 5354937A JP 35493793 A JP35493793 A JP 35493793A JP H07203884 A JPH07203884 A JP H07203884A
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JP
Japan
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salt
noodle
water
natural
natural salt
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Pending
Application number
JP5354937A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Shirai
謙治 白井
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SUMIO SEIMEN KK
Original Assignee
SUMIO SEIMEN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 乾麺の製法に関して、詳しくはカルシウム
含量0.1%以上、マグネシウム含量0.4〜0.5%
の自然塩を水に溶解させ、製麺原料粉に添加混練した
後、麺帯にして熟成させることにより、強度があり、更
に食感で歯応え、歯切れ、弾力性等の食感が良い乾麺が
得られる乾麺の製法に関する。 【構 成】 カルシウム含量0.1%以上、マグネシウ
ム含量0.4%〜0.5%の自然塩を水に溶解させて製
麺原料粉に添加混練し、麺帯にして熟成させることを特
徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は乾麺の製造法に関するも
ので、カルシウム含量0.1%以上、マグネシウム含量
が0.4%〜0.5%の自然塩を水に溶解させ、その水
溶液を製麺原料粉に添加し、麺帯にして熟成させること
によって強度があって歯ごたえ、歯切れ、弾力性等の食
感が良い乾麺の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】食生活の変化や嗜好のバラエティー化で
いろいろな乾麺が販売されている。このような乾麺に共
通する主な特徴としては下記の2点が挙げられる。歯
ごたえ歯切れ、弾力性等の食感が良い。長期保存が可
能である。については、小麦粉、食塩、その他の資材
及び製法により研究工夫されている。
【0003】更に具体的には小麦粉の蛋白含量や、食塩
量を調節したり、バイタルグルテン卵白、澱粉等を使用
したり、又は加水量を多くしたり、熟成時間を長くした
りしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、食塩の
種類についての研究工夫はされておらず、又、自然塩に
は不純物(ニガリ成分)があり、麺には不適とされてい
て、麺への有効性についいては注目されていない。更
に、熟成との併用効果に対しても充分な研究がなされて
いない。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような事情から、本
発明者らは種々検討した結果、乾麺の製造に際し、カル
シウム含量0.1%以上、マグネシウム含量0.4%〜
0.5%の自然塩を水に溶解させ、その水溶液を製麺原
料粉に添加し、麺帯にして熟成させることによって強度
があって、歯ごたえ、歯切れ、弾力性等の食感が良い、
乾麺が得られることを見い出し本発明を完成するに至っ
た。
【0006】食塩を大別すると次の3種類に分かれる。
1.専売塩(並塩、食塩、精製塩etcの外原塩、粉砕
塩の天日輸入塩),2.特例塩(上記の成分値、粒径の
多少の差が有り、自主流通塩と云われる),3.特殊塩
(一般的に自然塩、天然塩、粗塩、ミネラル塩、にがり
塩と呼ばれる)。自然塩については、商品アイテムは約
600、種々な成分値を持つ物が市販されている。
【0007】
【表1】
【0008】本発明者では上記の表の自然塩、自然塩
、自然塩の3種類の自然塩を用いた。
【0009】
【実施例1】下記の原料及び配合を使用し、定法により
製麺した。食塩は水に溶解させ原料粉に添加した。 <うどん生地の配合組成>原料粉100部、食塩3部、
水32部食塩として、自然塩、自然塩、自然塩、
並塩を使用した。 <製造方法> 原料粉100部に上記食塩3部を水に
溶解させ、加水混練し、複合及び圧延をして最終麺厚
2.2mmとし、#10角で切り出し定法どおり乾燥し
た。同様に、自然塩を使い、麺帯の状態で60分間熟
成させて乾燥した。
【0010】<テクスチャー(歯応え)の測定> <測定方法> 一定麺厚の試料100gを沸騰したお
湯1lで18分間ゆで、冷水で30秒間冷却し、水切り
後5分間経過し以下の条件でテクスチュロメーターで測
定した。測定は7回行い平均値を求めて測定結果とし
た。
【0011】<測定条件> 試料の厚さ:2.6m
m,プランジャー:ルサイト18φ,クリアランス0.
3mm,電圧3V,チャート速度750mm/min <測定結果>
【0012】
【表2】
【0013】<テクスチャー特性値> テクスチャー
特性値については図1に示す。
【0014】
【図1】
【0015】この表より自然塩を使った物はHard
ness、Areaが共に並塩の場合より大きく、歯応
えのある食感になり、自然塩、自然塩を使った物よ
り差が大きい。更に自然塩を使い麺帯熟成を60分間
した物は、HardnessAreaが更に大きくなっ
ている。
【0016】以上の事は、自然塩の含有成分であるミネ
ラル分、特にマグネシウムの含有量によって起こるもの
と考えられ、更に麺帯の熟成を行うと麺質の向上に役だ
つ。 <官能試験> 一定麺厚の試料100gを沸騰したお
湯1lで18分間ゆで、冷水で30秒間冷却し、水切り
後5分間経過して試食を行った。 <官能試験結果>
【0017】
【表3】
【0018】この表から、自然塩(カルシウム含量
0.1%、マグネシウム含量0.4%)の自然塩を使
い、麺帯の状態で60分間熟成させると、硬さ、粘弾
性、滑らかさ等の食感の優れた乾うどんが出来ることが
分かる。
【0019】
【実施例2】下記の原料及び配合を使用し、定法により
製麺した。食塩は水に溶解させ原料粉に添加した。 <そうめん生地の配合組成> 原料粉100部、食塩4部、水33部 食塩として、自然塩、自然塩、自然塩、並塩を使
用した。 <製造方法> 原料粉100部に上記食塩4部を水に
溶解させ、加水混練し、複合及び圧延をして最終麺厚
1.2mmとし、#30丸で切り出し定法どおり乾燥さ
せた。同様に、自然塩を使い、麺帯の状態で60分熟
成させて乾燥させた <引張強度及び曲げ強度の測定> <引張試験> そうめんを介して吊るした容器に、鉛
散弾を流下させ、そうめんが切断した時の荷重を測定し
引張強度を求めた。(各試料につき10回測定しその平
均値を求めた。断面は円として計算とした。) <曲げ試験> 曲げ強度試験用載荷台に試料を乗せ、
2等分線載荷法により一定速度で除々に荷重を加え(ク
ロスヘッドスピード 0.5mm/分)、破断時の最大
荷重を測定し、曲げ強度を求めた。(各試料につき10
回測定しその平均値を求め、断面は円として計算とし
た。)。尚、破断時のそうめんのたわみも併せて測定し
た。 <測定結果>
【0020】
【表4】
【0021】
【表5】
【0022】この表から、(1)自然塩を使い、麺帯
の熟成を併用すると、強度が大きく弾力性のあるそうめ
んが出来ることがわかる。(2)並塩を使うと、熟成工
程の有無に強度の点で特に差が見られなかったが、熟成
有りの方がやや、弾力性があった。 <官能試験> 一定麺厚の試料100gを沸騰したお
湯1lで2分間ゆでた後冷水で30秒間冷却し、直ちに
試食を行った。 <官能試験結果>
【0023】
【表6】
【0024】この表から、自然塩(カルシウム含量
0.1%、マグネシウム含量0.4%)の自然塩を使
い、麺帯の状態で60分間熟成させると、硬さ、粘弾
性、滑らかさ等の食感の優れた乾そうめんが出来ること
が分かる。
【0025】
【実施例3】下記の原料及び配合を使用し、定法により
製麺した。食塩は水に溶解させ原料粉に添加した。 <そうめん生地の配合組成> 原料粉100部、食塩4部、水33部 食塩としてマグネシウム含量0.4%の自然塩に塩化
マグネシウムを添加してマグネシウム含量を0.5%、
0.6%にしたものを使用した。 <製造方法> 原料粉100部に上記食塩4部を水に
溶解させ、加水混練し、複合及び圧延をして最終麺厚
1.2mmとし、#30丸で切り出し定法どおり乾燥し
た。 <官能試験> 一定麺厚の試料100gを沸騰したお
湯1lで1分30秒間ゆでた後、冷水で30秒間冷却
し、直ちに試食を行った。 <官能試験結果>
【0026】
【表7】
【0027】マグネシウム含量0.5%の物は食味が
6.4、マグネシウム含量0.6%の物は食味が4.6
となり、0.5%の場合は、わずかに苦みがあり食味が
悪いが、0.6%になると、かなり苦みが強く、食に供
しない結果となった。この結果より、マグネシウム含量
は0.5%程度までが限界と考えられる。
【0028】
【実施例4】下記の原料及び配合を使用し、定法により
製麺した。食塩は水に溶解させ原料粉に添加した。 <うどん生地の配合組成> 原料粉100部,食塩3部,水32部 食塩として、自然塩,自然塩,並塩を使用した。 <製造方法> 原料粉100部に上記食塩4部を水に
溶解させ、加水混練し、麺帯を作成した。麺帯は縦×横
×厚み=160×40×2.2(mm)にした。 <麺帯強度の測定> <測定方法> 熟成温度を10℃,20℃,30℃と
し、熟成時間を30分,60分,90分に設定し、エキ
ステンソグラフによるR/Eのデータを求めた。 <測定結果>
【0029】
【表8】 <エキステンソグラフの特性値> エキステンソグラ
フの特性値は図2に示す
【0030】
【図2】
【0031】この表より、10℃では自然塩と並塩の差
は出ないが、20℃,30℃では、30分で自然塩と並
塩の差はわずかであるが、60分で並塩と自然塩の差
は自然塩の場合よりはっきりとしている。又、各々の
場合でも60分と90分の間での差も少ない。
【0032】この結果より、自然塩の自然塩を使い、
麺帯にして20℃〜30℃で60分間熟成させることが
効果的であることが分かる。
【0033】
【発明の効果】乾麺ではそうめんは強度,うどんは粘弾
性、滑らかさが求められているが、カルシウム0.1%
以上、マグネシウム0.4%〜0.5%の自然塩を使
い、麺帯にして20℃〜30℃で60分間熟成させる
と、従来の食塩では得られなかった麺質の乾麺を大量生
産する事ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図 1】テクスチャー特性値を示した説明図である。
【図 2】エキステンソグラムの特性値を示した説明図
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルシウム含量0.1%以上、マグネ
    シウム含量0.4%〜0.5%の自然塩を所定の方法で
    水に溶解させ、その水溶液の所定量を製麺原料粉に添加
    混練し麺帯にして、熟成させることを特徴とする乾麺の
    製造法。
JP5354937A 1993-12-25 1993-12-25 乾麺の製造法 Pending JPH07203884A (ja)

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JP5354937A JPH07203884A (ja) 1993-12-25 1993-12-25 乾麺の製造法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006006138A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Futaba:Kk 製麺方法
JP2019013199A (ja) * 2017-07-10 2019-01-31 吉原食糧株式会社 製麺用粉末組成物の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006006138A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Futaba:Kk 製麺方法
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