JPH07205194A - 樹脂製積層体の製造方法 - Google Patents

樹脂製積層体の製造方法

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JPH07205194A
JPH07205194A JP6007154A JP715494A JPH07205194A JP H07205194 A JPH07205194 A JP H07205194A JP 6007154 A JP6007154 A JP 6007154A JP 715494 A JP715494 A JP 715494A JP H07205194 A JPH07205194 A JP H07205194A
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JP
Japan
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resin layer
layer
resin
unfoamed
mold
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JP6007154A
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English (en)
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Hozumi Noda
穂積 野田
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DaikyoNishikawa Corp
Original Assignee
Nishikawa Kasei Co Ltd
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Publication date
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パウダースラッシュ成形法に起因する表皮材
の発泡樹脂層のばらつきをなくして見栄えの良い積層体
を得る。 【構成】 ソリッド樹脂層3の裏面に未発泡樹脂層が積
層されてなる二層シート状物を成形型9(上型11)に
セットする。次いで、成形型9を型締めもしくは型締め
した状態でキャビティ15に硬質樹脂原料を注入し硬質
樹脂層17´を成形した後、成形型9を表皮材7´の発
泡樹脂層5´の層厚L1 と二層シート状物の未発泡樹脂
層5の層厚L2 との差に相当する寸法L3 だけ型開きす
る。二層シート状物の未発泡樹脂層5を発泡させること
により、表皮材7´の発泡樹脂層5´の裏面に硬質樹脂
層17´が積層されてなる樹脂製積層体21を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂製積層体の製造方
法の改良に関し、特に表面層を構成する表皮材の見栄え
対策に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば自動車の内装品としての
ドアトリムやインストルメントパネル等は、クッション
性を得るため裏面に発泡樹脂層を備えたポリ塩化ビニル
等の樹脂製表皮材の裏面に基材としてのポリプロピレン
等の熱可塑性樹脂からなる硬質樹脂層を一体に積層して
なる樹脂製積層体で構成されている。このような積層体
の製造方法として、例えば特公平5−19888号公報
に開示されているように、パウダースラッシュ成形法に
よって成形したソリッド樹脂層の裏面に発泡樹脂層が積
層されてなる二層構造の表皮材を成形型にセットし、該
成形型を完全に型締めする前に硬質樹脂原料をキャビテ
ィに注入することにより、樹脂圧の表皮材に及ぼす影響
を少なくし、これにより表皮材が注入時の樹脂圧によっ
て位置ずれしたり、破損したりしないようにし、表皮材
ひいては積層体の表面性状を良くしてその見栄えを向上
させる方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の如く
二層構造の表皮材がパウダースラッシュ成形法で成形さ
れたものである場合には、表皮材の発泡樹脂層はその成
形方法に起因して層厚にばらつきが生じ、発泡密度が発
泡樹脂層全体に亘って一様でない。この発泡密度のばら
つきにより基材となる硬質樹脂層成形の樹脂圧で表皮材
の表面に凹凸が表われて見栄えが悪くなるという問題が
ある。
【0004】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、二層構造の表皮材の裏
面層を構成する発泡樹脂層を予めパウダースラッシュ成
形法によって成形するのではなく、基材となる硬質樹脂
層成形時に同時に成形することにより、パウダースラッ
シュ成形法に起因する発泡樹脂層の裏面の凹凸、層厚お
よび発泡密度のばらつきをなくし、表皮材ひいては積層
体の表面性状を良くしてその見栄えを向上させんとする
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、ソリッド樹脂層の裏面に発泡樹脂層が積
層されてなる表皮材の上記発泡樹脂層の裏面に硬質樹脂
層が積層されてなる樹脂製積層体を製造する方法を対象
とし、次のような解決手段を講じた。
【0006】すなわち、本発明の第1の解決手段は、ま
ず、上記ソリッド樹脂層の裏面に未発泡樹脂層が積層さ
れてなる二層シート状物を成形型にセットする。次い
で、上記成形型を型締め途中もしくは型締めした状態で
キャビティに硬質樹脂原料を注入し硬質樹脂層を成形す
る。その後、上記成形型を上記表皮材の発泡樹脂層の層
厚と二層シート状物の未発泡樹脂層の層厚との差に相当
する寸法だけ型開きする。上記二層シート状物の未発泡
樹脂層を発泡させることにより、表皮材の発泡樹脂層の
裏面に硬質樹脂層が積層されてなる樹脂製積層体を得る
ことを特徴とする。
【0007】本発明の第2の解決手段は、第1の解決手
段において、硬質樹脂原料の注入温度を二層シート状物
の未発泡樹脂層の発泡温度と較べ略同一温度以上に設定
したことを特徴とする。
【0008】本発明の第3の解決手段は、第1の解決手
段において、二層シート状物のソリッド樹脂層および未
発泡樹脂層を共にパウダースラッシュ成形法により成形
したことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記の構成により、本発明の第1〜3の解決手
段では、ソリッド樹脂層の裏面に未発泡樹脂層が積層さ
れてなる二層シート状物がセットされた成形型は、型締
め途中もしくは型締め状態でキャビティに硬質樹脂原料
が注入され硬質樹脂層が成形された後、表皮材の発泡樹
脂層の層厚と二層シート状物の未発泡樹脂層の層厚との
差に相当する寸法だけ型開きされ、この状態で、上記二
層シート状物の未発泡樹脂層が発泡することにより、表
皮材の発泡樹脂層の裏面に硬質樹脂層が積層されてなる
樹脂製積層体が得られる。
【0010】このことから、上記二層シート状物の未発
泡樹脂層は硬質樹脂層の成形後にキャビティ内で発泡す
るため、発泡により成形される発泡樹脂層が発泡過程で
その裏面側に積層される硬質樹脂層で押さえられ、発泡
樹脂層の層厚が全体に亘って均一になる。また、この発
泡樹脂層は型締め状態の成形型のキャビティ内、つまり
密閉空間内で発泡成形されるため、発泡圧が全体で均一
に働くので発泡密度がばらつくことなく均一になる。し
たがって、得られる積層体は成形法や硬質樹脂層成形の
樹脂圧に起因する凹凸のない表面性状に優れた見栄えの
良いものとなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1〜5は本発明の実施例に係る樹脂製積
層体製造方法の製造工程図を示す。この製造工程図に基
づいて本発明方法を説明するに、まず、図1に示すよう
に、スラッシュ成形型1の成形面に表皮材7´(図5に
表われる)の第一層目となるソリッド樹脂層3を成形す
る。このソリッド樹脂層3は、例えばポリ塩化ビニルや
ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂からなる粉末樹脂原料
を上記スラッシュ成形型1の成形面に供給して加熱溶融
させる従来より周知のパウダースラッシュ成形法により
成形されるものである。
【0013】次いで、図2に示すように、上記スラッシ
ュ成形型1のソリッド樹脂層3の裏面に表皮材7´の第
二層目となる未発泡樹脂層5を積層し、二層シート状物
7を得る。この未発泡樹脂層5も、上記の場合と同様に
ポリ塩化ビニルやポリプロピレン等の熱可塑性樹脂を用
いて従来より周知のパウダースラッシュ成形法により成
形されるものである。この際、未発泡樹脂層5が発泡し
ないように、例えば該未発泡樹脂層5の成形温度すなわ
ち溶融温度が200〜220℃であれば、未発泡樹脂層
5の発泡温度すなわち未発泡樹脂層5に含有される発泡
剤の分解温度を上記成形温度より高い240〜260℃
に設定する。
【0014】その後、上記スラッシュ成形型1(二層シ
ート状物7)を冷却した後、二層シート状物7をスラッ
シュ成形型1から脱型し、図3に示すように、型開き状
態にある成形型9の上型11にセットする。ここで必要
に応じて二層シート状物7の裏面に硬質樹脂層17´と
の接着剤を塗布してもよい。
【0015】しかる後、図4に示すように、上記上型1
1を下降させて下型13に重ね、成形型9を例えば30
〜40kg/cm2 のプレス圧で型締めし、この型締め状態
で上型11と下型13との間に形成されるキャビティ1
5に例えばポリプロピレン等の熱可塑性樹脂からなる硬
質樹脂原料17を射出機19から射出充填(注入)し硬
質樹脂層17´を成形する。または、型を完全に締め切
る前の型締め途中に上記キャビティ15に硬質樹脂原料
17を射出機19から射出充填(注入)するとともに型
締めによるプレスを行い硬質樹脂層17´を成形する。
この際、上記二層シート状物7の未発泡樹脂層5の発泡
温度が240〜260℃であれば、硬質樹脂原料17の
射出温度もこれと略同一温度以上に設定することが望ま
しい。なお、硬質樹脂原料17は熱可塑性樹脂に限らず
熱硬化性樹脂であってもよい。
【0016】そして、この時、硬質樹脂原料17と未発
泡樹脂層5とが接触し、硬質樹脂原料17から未発泡樹
脂層5へ該未発泡樹脂層5の発泡に必要な熱が供給され
る。
【0017】次いで、図5に示すように、上型11を僅
かに上昇させ、上記成形型9を表皮材7´の発泡樹脂層
5´の層厚L1 と二層シート状物7の未発泡樹脂層5の
層厚L2 との差に相当する寸法L3 だけ型開きする。
【0018】そして、上記二層シート状物7の未発泡樹
脂層5を硬質樹脂原料17からの熱で未発泡樹脂層5に
含まれる発泡剤を分解しガスを発生させて発泡させるこ
とにより、ソリッド樹脂層3の裏面に発泡樹脂層5´が
積層されてなる表皮材7´を成形し、かつこれとほぼ同
時に該表皮材7´の発泡樹脂層5´の裏面に硬質樹脂層
17´が積層されてなる樹脂製積層体21を得る。
【0019】この際、上記二層シート状物7の未発泡樹
脂層5の発泡により成形される発泡樹脂層5´を発泡過
程でその裏面側に積層される硬質樹脂層17´で押さえ
ていることから、発泡樹脂層5´の層厚L1 を全体に亘
って均一にすることができる。また、上記発泡樹脂層5
´を型締め状態の成形型9の密閉空間であるキャビティ
15内で発泡成形させるため、発泡密度をばらつくこと
なく均一にすることができる。したがって、成形法や硬
質樹脂層成形の樹脂圧に起因する凹凸のない表面性状に
優れた見栄えの良い積層体21を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜3に係
る本発明方法によれば、ソリッド樹脂層の裏面に未発泡
樹脂層が積層されてなる二層シート状物がセットされた
成形型の型締め途中もしくは型締め状態で、硬質樹脂原
料をキャビティに注入し硬質樹脂層を成形した後、上記
成形型を表皮材の発泡樹脂層の層厚と二層シート状物の
未発泡樹脂層の層厚との差に相当する寸法だけ型開き
し、上記二層シート状物の未発泡樹脂層を発泡させるの
で、発泡樹脂層の層厚や発泡密度のばらつきを防止する
ことができ、表面性状に優れた見栄えの良い積層体を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スラッシュ成形型にソリッド樹脂層を成形した
状態を示す断面図である。
【図2】スラッシュ成形型のソリッド樹脂層に未発泡樹
脂層を積層した状態を示す断面図である。
【図3】ソリッド樹脂層および未発泡樹脂層からなる二
層シート状物を型開き状態の成形型の上型にセットした
状態を示す断面図である。
【図4】型締め状態において成形型のキャビティに硬質
樹脂原料を注入した状態を示す断面図である。
【図5】成形型を型締め状態から僅かに開いた状態で二
層シート状物の未発泡樹脂層を発泡させた状態を示す断
面図である。
【符号の説明】
3 ソリッド樹脂層 5 未発泡樹脂層 5´ 発泡樹脂層 7 二層シート状物 7´ 表皮材 9 成形型 15 キャビティ 17 硬質樹脂原料 17´ 硬質樹脂層 21 積層体 L1 発泡樹脂層の層厚 L2 未発泡樹脂層の層厚 L3 発泡樹脂層の層厚と未発泡樹脂層の層厚との差に
相当する寸法

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソリッド樹脂層の裏面に発泡樹脂層が積
    層されてなる表皮材の上記発泡樹脂層の裏面に硬質樹脂
    層が積層されてなる樹脂製積層体を製造する方法であっ
    て、 上記ソリッド樹脂層の裏面に未発泡樹脂層が積層されて
    なる二層シート状物を成形型にセットし、 次いで、上記成形型を型締め途中もしくは型締めした状
    態でキャビティに硬質樹脂原料を注入して硬質樹脂層を
    成形した後、上記成形型を上記表皮材の発泡樹脂層の層
    厚と二層シート状物の未発泡樹脂層の層厚との差に相当
    する寸法だけ型開きし、 上記二層シート状物の未発泡樹脂層を発泡させることに
    より、表皮材の発泡樹脂層の裏面に硬質樹脂層が積層さ
    れてなる樹脂製積層体を得ることを特徴とする樹脂製積
    層体の製造方法。
  2. 【請求項2】 硬質樹脂原料の注入温度は、二層シート
    状物の未発泡樹脂層の発泡温度に較べ略同一温度以上に
    設定されていることを特徴とする請求項1記載の樹脂製
    積層体の製造方法。
  3. 【請求項3】 二層シート状物のソリッド樹脂層および
    未発泡樹脂層は共に、パウダースラッシュ成形法により
    成形されていることを特徴とする請求項1記載の樹脂製
    積層体の製造方法。
JP6007154A 1994-01-26 1994-01-26 樹脂製積層体の製造方法 Withdrawn JPH07205194A (ja)

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