JPH07215949A - ピリミジニルオキシフェニルケトン誘導体および除草剤 - Google Patents
ピリミジニルオキシフェニルケトン誘導体および除草剤Info
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- JPH07215949A JPH07215949A JP6025890A JP2589094A JPH07215949A JP H07215949 A JPH07215949 A JP H07215949A JP 6025890 A JP6025890 A JP 6025890A JP 2589094 A JP2589094 A JP 2589094A JP H07215949 A JPH07215949 A JP H07215949A
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 水田雑草および畑地雑草に対して、優れた除
草効果を有し、かつ有用作物に薬害がない新規なピリミ
ジニルオキシフェニルケトン誘導体を提供する。 【構成】 下記一般式で示されるピリミジニルオキシフ
ェニルケトン誘導体および当該化合物を活性成分として
含有する除草剤。 〔式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、ホルミル
基、低級アルキルカルボニル基、2−メチル−1,3−
ジオキソラン−2−イル基、1−(N−メトキシイミ
ノ)エチル基等を表し、R2は、水素原子または低級ア
ルキル基を表し、R3は、低級アルキル基を表し、R
4は、シアノ基、低級アルコキシ基、ベンジルオキシ
基、フェノキシ基、低級アルコキシカルボニル基、低級
アルキルカルボニル基、フェニル基、メトキシメチル
基、トリフルオロアセトキシメチル基等を表す。〕
草効果を有し、かつ有用作物に薬害がない新規なピリミ
ジニルオキシフェニルケトン誘導体を提供する。 【構成】 下記一般式で示されるピリミジニルオキシフ
ェニルケトン誘導体および当該化合物を活性成分として
含有する除草剤。 〔式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、ホルミル
基、低級アルキルカルボニル基、2−メチル−1,3−
ジオキソラン−2−イル基、1−(N−メトキシイミ
ノ)エチル基等を表し、R2は、水素原子または低級ア
ルキル基を表し、R3は、低級アルキル基を表し、R
4は、シアノ基、低級アルコキシ基、ベンジルオキシ
基、フェノキシ基、低級アルコキシカルボニル基、低級
アルキルカルボニル基、フェニル基、メトキシメチル
基、トリフルオロアセトキシメチル基等を表す。〕
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なピリミジニルオ
キシフェニルケトン誘導体および該誘導体を活性成分と
して含有することを特徴とする除草剤に関する。したが
って、本発明は化学工業ならびに農業、特に農薬製造業
分野で有用である。
キシフェニルケトン誘導体および該誘導体を活性成分と
して含有することを特徴とする除草剤に関する。したが
って、本発明は化学工業ならびに農業、特に農薬製造業
分野で有用である。
【0002】
【従来の技術】本発明のピリミジニルオキシフェニルケ
トン誘導体と化学構造上近似の化合物は、下記〜の
文献に記載されている。 ヨーロッパ特許公開第459243号公報には、下
記の一般式で表されるピリミジン誘導体が除草剤の合成
中間体として記載されている。
トン誘導体と化学構造上近似の化合物は、下記〜の
文献に記載されている。 ヨーロッパ特許公開第459243号公報には、下
記の一般式で表されるピリミジン誘導体が除草剤の合成
中間体として記載されている。
【0003】一般式
【化7】 (式中、mは0、1または2の整数を表し、R1および
R2は、同一または相異なり、水素原子、ハロゲン原
子、C1-4アルキル基、C1-4ハロアルキル基、C1-2ア
ルコキシC1-2アルキル基、C1-4アルコキシ基、C1-4
ハロアルコキシ基、C1-4アルキルチオ基、C1-4アルキ
ルアミノ基、またはジ(C1-2アルキル)アミノ基を表
し、R3は、アミノ基、水酸基、ハロゲン原子、C1-4ア
ルキル基、C1-4ハロアルキル基、C1-4アルコキシ基、
C1-4ハロアルコキシ基、C1-4アルキルアミノ基、ジ
(C1-2アルキル)アミノ基、C1-4アルキルカルボニル
アミノ基、C1-4アルコキシカルボニルアミノ基または
C1-4アルキルスルホニルアミノ基を表し、R4は水素原
子またはC1-4アルキル基を表す。)
R2は、同一または相異なり、水素原子、ハロゲン原
子、C1-4アルキル基、C1-4ハロアルキル基、C1-2ア
ルコキシC1-2アルキル基、C1-4アルコキシ基、C1-4
ハロアルコキシ基、C1-4アルキルチオ基、C1-4アルキ
ルアミノ基、またはジ(C1-2アルキル)アミノ基を表
し、R3は、アミノ基、水酸基、ハロゲン原子、C1-4ア
ルキル基、C1-4ハロアルキル基、C1-4アルコキシ基、
C1-4ハロアルコキシ基、C1-4アルキルアミノ基、ジ
(C1-2アルキル)アミノ基、C1-4アルキルカルボニル
アミノ基、C1-4アルコキシカルボニルアミノ基または
C1-4アルキルスルホニルアミノ基を表し、R4は水素原
子またはC1-4アルキル基を表す。)
【0004】 特開昭62−174059号公報に
は、下記の一般式で表されるピリミジン誘導体がタイヌ
ビエ、ウリカワなどの雑草に対して活性成分で土壌処理
の場合、10アール当り1g〜10kgを処理するかまた
は茎葉処理の場合、10〜10000ppmに希釈して施
用することが記載されている。
は、下記の一般式で表されるピリミジン誘導体がタイヌ
ビエ、ウリカワなどの雑草に対して活性成分で土壌処理
の場合、10アール当り1g〜10kgを処理するかまた
は茎葉処理の場合、10〜10000ppmに希釈して施
用することが記載されている。
【0005】一般式
【化8】 (式中、Xは酸素原子または硫黄原子を表し、R1、R2
は同一または相異なり、ハロゲン原子、ハロゲン原子で
置換されてもよい低級アルキル基、ハロゲン原子で置換
されてもよい低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、
ジ低級アルキルアミノ基、トリフルオロメチルフェノキ
シフェノキシ基、トリルオキシ基またはキシリルオキシ
基を表す。)
は同一または相異なり、ハロゲン原子、ハロゲン原子で
置換されてもよい低級アルキル基、ハロゲン原子で置換
されてもよい低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、
ジ低級アルキルアミノ基、トリフルオロメチルフェノキ
シフェノキシ基、トリルオキシ基またはキシリルオキシ
基を表す。)
【0006】 特開昭63−115870号公報に
は、下記の一般式で表される2−フェノキシピリミジン
誘導体がタイヌビエ、ウリカワなどの雑草に対して活性
成分で土壌処理の場合、10アール当り0.1g〜1kg
を処理するか、または茎葉処理の場合1〜10000pp
mに希釈して施用することが記載されている。
は、下記の一般式で表される2−フェノキシピリミジン
誘導体がタイヌビエ、ウリカワなどの雑草に対して活性
成分で土壌処理の場合、10アール当り0.1g〜1kg
を処理するか、または茎葉処理の場合1〜10000pp
mに希釈して施用することが記載されている。
【0007】一般式
【化9】 (式中、R1はホルミル基またはジメトキシメチル基な
どを表し、R2は塩素原子、メチル基、メトキシ基また
はジフルオロメトキシ基を表し、R3はメチル基または
メトキシ基を表し、Xはハロゲン原子、低級アルキル
基、低級アルコキシ基またはアミノ基などを表し、nは
1または2を表す。)
どを表し、R2は塩素原子、メチル基、メトキシ基また
はジフルオロメトキシ基を表し、R3はメチル基または
メトキシ基を表し、Xはハロゲン原子、低級アルキル
基、低級アルコキシ基またはアミノ基などを表し、nは
1または2を表す。)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の〜の文献に記載の化合物は、後記試験例に示すよ
うに除草効力が不十分であったり、作物に薬害を与えた
りすることから、必ずしも満足すべきものとはいいがた
い。そのため、このような欠点のない除草剤の開発が望
まれている。本発明は、このような従来の化合物に代わ
り、優れた除草活性と、作物に対する安全性を有するピ
リミジニルオキシフェニルケトン誘導体およびそれを含
有する水稲および畑作物用除草剤を提供することにあ
る。
の〜の文献に記載の化合物は、後記試験例に示すよ
うに除草効力が不十分であったり、作物に薬害を与えた
りすることから、必ずしも満足すべきものとはいいがた
い。そのため、このような欠点のない除草剤の開発が望
まれている。本発明は、このような従来の化合物に代わ
り、優れた除草活性と、作物に対する安全性を有するピ
リミジニルオキシフェニルケトン誘導体およびそれを含
有する水稲および畑作物用除草剤を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために数多くのピリミジニルオキシフェニ
ルケトン誘導体を合成し、それらの有用性について鋭意
検討した。その結果、下記の一般式(1)で示される新
規なピリミジニルオキシフェニルケトン誘導体が作物に
薬害を与えることなく、しかも水田の雑草、特に水田の
強害雑草であるタイヌビエに対して極めて低薬量で優れ
た除草効果を示すことを見出し、本発明に至った。
的を達成するために数多くのピリミジニルオキシフェニ
ルケトン誘導体を合成し、それらの有用性について鋭意
検討した。その結果、下記の一般式(1)で示される新
規なピリミジニルオキシフェニルケトン誘導体が作物に
薬害を与えることなく、しかも水田の雑草、特に水田の
強害雑草であるタイヌビエに対して極めて低薬量で優れ
た除草効果を示すことを見出し、本発明に至った。
【0010】したがって、第1の本発明の要旨とすると
ころは、一般式(1)
ころは、一般式(1)
【化10】 〔式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、ホルミル
基、低級アルキルカルボニル基または
基、低級アルキルカルボニル基または
【化11】 (基中、R5は、低級アルキル基を表す。)
【化12】 (基中、R5は前記と同じ意味を表し、R6は、水素原
子、低級アルキル基またはベンジル基を表す。)を表
し、R2は、水素原子または低級アルキル基を表し、R3
は、低級アルキル基を表し、R4は、シアノ基、低級ア
ルコキシ基、ベンジルオキシ基、フェノキシ基、低級ア
ルコキシカルボニル基、フェニル基または−CH2OR7
基(基中、R7は、水素原子、低級アルキル基、低級ア
ルケニル基、低級アルキニル基、ベンジル基、低級アル
コキシカルボニルメチル基、低級アルキルカルボニル
基、トリフルオロアセチル基、低級アルケニルカルボニ
ル基、シンナモイル基、モノ低級アルキルカルバモイル
基またはジ低級アルキルカルバモイル基を表す。)〕で
示されるピリミジニルオキシフェニルケトン誘導体にあ
る。
子、低級アルキル基またはベンジル基を表す。)を表
し、R2は、水素原子または低級アルキル基を表し、R3
は、低級アルキル基を表し、R4は、シアノ基、低級ア
ルコキシ基、ベンジルオキシ基、フェノキシ基、低級ア
ルコキシカルボニル基、フェニル基または−CH2OR7
基(基中、R7は、水素原子、低級アルキル基、低級ア
ルケニル基、低級アルキニル基、ベンジル基、低級アル
コキシカルボニルメチル基、低級アルキルカルボニル
基、トリフルオロアセチル基、低級アルケニルカルボニ
ル基、シンナモイル基、モノ低級アルキルカルバモイル
基またはジ低級アルキルカルバモイル基を表す。)〕で
示されるピリミジニルオキシフェニルケトン誘導体にあ
る。
【0011】一般式(1)で示される化合物において、
R1〜R7の定義のうち、低級アルキル基としては、炭素
数1〜6であり、直鎖状もしくは分岐状であってもよ
く、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
プロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブ
チル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、ネオペンチル
基、イソペンチル基、n−ヘキシル基、イソヘキシル基
などが挙げられる。また、低級アルケニル基としては、
炭素数2〜6であり、直鎖状もしくは分岐状であっても
よく、例えばビニル基、1−プロペニル基、アリル基、
1−メチルビニル基、2−メチルアリル基、1−ブテニ
ル基、2−ブテニル基、2−ペンテニル基、2−ヘキセ
ニル基などが挙げられる。また、低級アルキニル基とし
ては、炭素数2〜6であり、直鎖状もしくは分岐状であ
ってもよく、例えば、エチニル基、プロパルギル基、1
−メチルプロパルギル基、2−ブチニル基、1−メチル
ブチニル基などが挙げられる。また、第2の本発明の要
旨とするところは、前記の式(1)化合物を活性成分と
して含有することを特徴とする除草剤にある。
R1〜R7の定義のうち、低級アルキル基としては、炭素
数1〜6であり、直鎖状もしくは分岐状であってもよ
く、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
プロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブ
チル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、ネオペンチル
基、イソペンチル基、n−ヘキシル基、イソヘキシル基
などが挙げられる。また、低級アルケニル基としては、
炭素数2〜6であり、直鎖状もしくは分岐状であっても
よく、例えばビニル基、1−プロペニル基、アリル基、
1−メチルビニル基、2−メチルアリル基、1−ブテニ
ル基、2−ブテニル基、2−ペンテニル基、2−ヘキセ
ニル基などが挙げられる。また、低級アルキニル基とし
ては、炭素数2〜6であり、直鎖状もしくは分岐状であ
ってもよく、例えば、エチニル基、プロパルギル基、1
−メチルプロパルギル基、2−ブチニル基、1−メチル
ブチニル基などが挙げられる。また、第2の本発明の要
旨とするところは、前記の式(1)化合物を活性成分と
して含有することを特徴とする除草剤にある。
【0012】次に本発明の一般式(1)の化合物の代表
的な具体例を表1〜4に示す。なお、化合物No.は以
下の実施例および試験例でも参照される。
的な具体例を表1〜4に示す。なお、化合物No.は以
下の実施例および試験例でも参照される。
【0013】一般式(1)
【化13】
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】
【表3】
【0017】
【表4】
【0018】〔作用〕本発明の一般式(1)の化合物
は、新規化合物である。そして、この一般式(1)の化
合物は、水田、畑作地の各種雑草を防除するための活性
成分として作用する。
は、新規化合物である。そして、この一般式(1)の化
合物は、水田、畑作地の各種雑草を防除するための活性
成分として作用する。
【0019】
(本発明化合物の製造法)第1の本発明による一般式
(1)の化合物の製造は、次の5つの方法すなわち、方
法(A)、方法(B)、方法(C)、方法(D)または
方法(E)により行いうる。
(1)の化合物の製造は、次の5つの方法すなわち、方
法(A)、方法(B)、方法(C)、方法(D)または
方法(E)により行いうる。
【0020】方法(A) 一般式(2)で表されるアシルフェノール誘導体を一般
式(3)で表される4,6−ジメトキシピリミジン誘導
体と反応させることにより、一般式(1)の化合物を製
造することができる。
式(3)で表される4,6−ジメトキシピリミジン誘導
体と反応させることにより、一般式(1)の化合物を製
造することができる。
【化14】 〔式中、R2、R3、R4は、前記と同じであり、R1は、
水素原子、フッ素原子、ホルミル基、低級アルキルカル
ボニル基または
水素原子、フッ素原子、ホルミル基、低級アルキルカル
ボニル基または
【化15】 (基中、R5は低級アルキル基を表す。)を表し、X
は、ハロゲン原子、メタンスルホニル基を表す。〕
は、ハロゲン原子、メタンスルホニル基を表す。〕
【0021】(2)式化合物を(3)式化合物と反応させる
工程は、それぞれ当量の反応成分を使用し、これに1〜
2当量の塩基を加えて適当な有機溶媒中で反応させる。
使用できる溶媒としては、アセトニトリル、プロピオニ
トリルなどのニトリル類、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、スルホラ
ン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリドンなどであ
る。使用できる塩基としては、水素化ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸ナトリウムなどの無機塩基が使用でき
る。
工程は、それぞれ当量の反応成分を使用し、これに1〜
2当量の塩基を加えて適当な有機溶媒中で反応させる。
使用できる溶媒としては、アセトニトリル、プロピオニ
トリルなどのニトリル類、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、スルホラ
ン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリドンなどであ
る。使用できる塩基としては、水素化ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸ナトリウムなどの無機塩基が使用でき
る。
【0022】反応は、室温でも進行するが、溶媒の沸点
までの範囲で加温することにより反応時間を短縮でき
る。反応終了後の反応液は、水を加えて有機溶媒で抽出
し、それを濃縮などの通常の精製操作を行い、必要なら
ば、クロマトグラフィー、再結晶などの操作によって精
製することもできる。方法(A)による製造例を実施例
1に示した。なお、出発原料である(2)式化合物は新
規化合物であり、以下に述べる方法により合成できる。
までの範囲で加温することにより反応時間を短縮でき
る。反応終了後の反応液は、水を加えて有機溶媒で抽出
し、それを濃縮などの通常の精製操作を行い、必要なら
ば、クロマトグラフィー、再結晶などの操作によって精
製することもできる。方法(A)による製造例を実施例
1に示した。なお、出発原料である(2)式化合物は新
規化合物であり、以下に述べる方法により合成できる。
【0023】一般式
【化16】 〔式中、R2、R3、R4は前記と同じであり、R1は、水
素原子、フッ素原子または
素原子、フッ素原子または
【化17】 (基中、R5は低級アルキル基を表す。)を表し、Qは
低級アルコキシメチル基、ベンジル基を表し、Yはハロ
ゲン原子を表す。〕
低級アルコキシメチル基、ベンジル基を表し、Yはハロ
ゲン原子を表す。〕
【0024】すなわち、一般式(4)で示される化合物
を、n−ブチルリチウムなどの有機金属塩基により位置
選択的にメタレーション反応を行った後、(6)式化合
物を反応させることにより製造することができる。
(4)式化合物から(2−1)式化合物を製造する工程
は、それぞれ当量の反応成分を使用し、1当量あるいは
それ以上の有機金属塩基を用いて、適当な溶媒中で反応
させる。反応温度は−80〜100℃の範囲で行い、実
質的に反応が完結するまで混合物を撹拌する。
を、n−ブチルリチウムなどの有機金属塩基により位置
選択的にメタレーション反応を行った後、(6)式化合
物を反応させることにより製造することができる。
(4)式化合物から(2−1)式化合物を製造する工程
は、それぞれ当量の反応成分を使用し、1当量あるいは
それ以上の有機金属塩基を用いて、適当な溶媒中で反応
させる。反応温度は−80〜100℃の範囲で行い、実
質的に反応が完結するまで混合物を撹拌する。
【0025】有機金属塩基としては、n−ブチルリチウ
ム、sec−ブチルリチウム、t−ブチルリチウム、フ
ェニルリチウムなどが使用できる。溶媒としては、n−
ヘキサン、ベンゼン、トルエンなどの炭化水素類、テト
ラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類とこれら
の混合溶媒が使用できる。反応終了後の反応液は、水を
加えて有機溶媒で抽出し、それを濃縮などの通常の精製
操作を行い、必要ならばクロマトグラフィー、再結晶な
どの操作によって精製することもできる。この方法によ
る製造例を参考製造例1に示した。なお、出発原料であ
る(4)式化合物は公知化合物である。
ム、sec−ブチルリチウム、t−ブチルリチウム、フ
ェニルリチウムなどが使用できる。溶媒としては、n−
ヘキサン、ベンゼン、トルエンなどの炭化水素類、テト
ラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類とこれら
の混合溶媒が使用できる。反応終了後の反応液は、水を
加えて有機溶媒で抽出し、それを濃縮などの通常の精製
操作を行い、必要ならばクロマトグラフィー、再結晶な
どの操作によって精製することもできる。この方法によ
る製造例を参考製造例1に示した。なお、出発原料であ
る(4)式化合物は公知化合物である。
【0026】次に得られた(2−1)式化合物を水素添
加または酸処理、ルイス酸処理などの一般的によく知ら
れているエーテル系保護基の除去法を用いて反応させる
ことにより、出発原料である一般式(2)の化合物を得
ることができる。例えば、一般式(2−1)でQがベン
ジル基である(7)式化合物は、メチルアルコール、エ
チルアルコールなどのアルコール溶媒中で、パラジウム
炭素、パラジウムブラックなどの金属触媒の存在下、0
〜50℃の反応温度で水素添加することにより一般式
(2−2)の化合物を製造できる。
加または酸処理、ルイス酸処理などの一般的によく知ら
れているエーテル系保護基の除去法を用いて反応させる
ことにより、出発原料である一般式(2)の化合物を得
ることができる。例えば、一般式(2−1)でQがベン
ジル基である(7)式化合物は、メチルアルコール、エ
チルアルコールなどのアルコール溶媒中で、パラジウム
炭素、パラジウムブラックなどの金属触媒の存在下、0
〜50℃の反応温度で水素添加することにより一般式
(2−2)の化合物を製造できる。
【0027】一般式
【化18】 〔式中、R2、R3、R4は前記と同じであり、R1は、水
素原子、フッ素原子、
素原子、フッ素原子、
【化19】 (基中、R5は低級アルキル基を表す。)を表す。〕こ
の方法による製造例を参考製造例2に示した。
の方法による製造例を参考製造例2に示した。
【0028】また、一般式(7)で表される化合物中、
R1が
R1が
【化20】 の(8)式化合物は以下に示すように、酸触媒存在下、
水と適当な有機溶媒の混合溶媒中で室温から溶媒の沸点
までの温度範囲で反応させることにより一般式(2−
3)で表される化合物へ変換することができる。
水と適当な有機溶媒の混合溶媒中で室温から溶媒の沸点
までの温度範囲で反応させることにより一般式(2−
3)で表される化合物へ変換することができる。
【0029】一般式
【化21】 (式中、R2、R3、R4、R5は前記と同じである。)
【0030】(8)式化合物を(2−3)式化合物へ変換す
る工程は、酸触媒として塩酸、臭化水素酸、硫酸などの
鉱酸類や、酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸など
のカルボン酸類およびp−トルエンスルホン酸などのス
ルホン酸類が使用できる。使用できる有機溶媒として
は、メチルアルコール、エチルアルコールなどのアルコ
ール類、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテ
ル類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類が
あり、通常水との混合溶媒として使用する。この方法に
よる製造例を参考製造例3に示した。
る工程は、酸触媒として塩酸、臭化水素酸、硫酸などの
鉱酸類や、酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸など
のカルボン酸類およびp−トルエンスルホン酸などのス
ルホン酸類が使用できる。使用できる有機溶媒として
は、メチルアルコール、エチルアルコールなどのアルコ
ール類、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテ
ル類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類が
あり、通常水との混合溶媒として使用する。この方法に
よる製造例を参考製造例3に示した。
【0031】さらに、一般式(7)でR1が
【化22】 (基中、R5は、低級アルキル基を表す。)である
(9)式化合物を酸触媒化含水有機溶媒と反応させた
後、得られた(10)式化合物をパラジウム触媒存在下
に水素添加することによっても(2−4)式化合物を得
ることができる。
(9)式化合物を酸触媒化含水有機溶媒と反応させた
後、得られた(10)式化合物をパラジウム触媒存在下
に水素添加することによっても(2−4)式化合物を得
ることができる。
【0032】一般式
【化23】 (式中、R2、R3、R4、R5は前記と同じ)また、一般
式(2−1)で表される化合物中、Qがメトキシメチル
基のような低級アルコキシメチル基である(11)式化
合物は、酸触媒下、水またはアルコール中で反応させる
ことにより、式(2−5)で表される化合物を得ること
ができる。
式(2−1)で表される化合物中、Qがメトキシメチル
基のような低級アルコキシメチル基である(11)式化
合物は、酸触媒下、水またはアルコール中で反応させる
ことにより、式(2−5)で表される化合物を得ること
ができる。
【0033】一般式
【化24】 〔式中、R2、R3、R4は前記と同じであり、R1は、水
素原子、フッ素原子、または
素原子、フッ素原子、または
【化25】 (基中、R5は低級アルキルを表す。)を表し、R8は水
素原子、フッ素原子、低級アルキルカルボニル基を表
す〕。
素原子、フッ素原子、低級アルキルカルボニル基を表
す〕。
【0034】(11)式化合物を(2−5)式化合物へ
変換する反応は、水またはメチルアルコール、エチルア
ルコールなどのアルコール類、これらの溶媒と、アセト
ン、メチルエチルケトンなどのケトン類およびテトラヒ
ドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類との混合溶媒
を使用する。使用できる酸としては、塩酸、臭化水素
酸、硫酸などの鉱酸類、酢酸、プロピオン酸、トリフル
オロ酢酸などのカルボン酸類、p−トルエンスルホン酸
などのスルホン酸類が挙げられる。これらの方法による
製造例を、参考製造例4に示した。
変換する反応は、水またはメチルアルコール、エチルア
ルコールなどのアルコール類、これらの溶媒と、アセト
ン、メチルエチルケトンなどのケトン類およびテトラヒ
ドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類との混合溶媒
を使用する。使用できる酸としては、塩酸、臭化水素
酸、硫酸などの鉱酸類、酢酸、プロピオン酸、トリフル
オロ酢酸などのカルボン酸類、p−トルエンスルホン酸
などのスルホン酸類が挙げられる。これらの方法による
製造例を、参考製造例4に示した。
【0035】方法(B) 一般式(1)でR1が水素原子、ハロゲン原子の化合物
は、(12)式のブロミド化合物をn−ブチルリチウム
などの有機金属塩基でハロゲン−リチウム交換反応を行
った後、(6)式化合物を反応させることによっても製
造することができる。
は、(12)式のブロミド化合物をn−ブチルリチウム
などの有機金属塩基でハロゲン−リチウム交換反応を行
った後、(6)式化合物を反応させることによっても製
造することができる。
【0036】一般式
【化26】 (式中、R2、R3、R4は前記と同じであり、Xは水素
原子、ハロゲン原子を表し、Yはハロゲン原子を表わ
す。)
原子、ハロゲン原子を表し、Yはハロゲン原子を表わ
す。)
【0037】(12)式化合物から(1−B)式化合物
を製造する工程は、それぞれ当量の反応成分と1当量の
有機金属塩基を使用して、適当な有機溶媒中で行う。反
応温度は−80〜50℃までの範囲が使用できるが通常
0℃以下の温度で行い、最終的には、室温まで加温す
る。有機金属塩基としては、n−ブチルリチウム、se
c−ブチルリチウム、tert−ブチルリチウムなどが
使用できる。
を製造する工程は、それぞれ当量の反応成分と1当量の
有機金属塩基を使用して、適当な有機溶媒中で行う。反
応温度は−80〜50℃までの範囲が使用できるが通常
0℃以下の温度で行い、最終的には、室温まで加温す
る。有機金属塩基としては、n−ブチルリチウム、se
c−ブチルリチウム、tert−ブチルリチウムなどが
使用できる。
【0038】溶媒としては、テトラヒドロフラン、ジオ
キサンなどのエーテル類、n−ヘキサン、トルエンなど
の炭化水素類とこれらの混合溶媒が使用できる。反応終
了後は、反応液に水を加えて有機溶媒で抽出し、濃縮な
どの通常の精製操作を行った後、必要ならばクロマトグ
ラフィー、再結晶などの操作によって精製することもで
きる。この方法による製造例を実施例2に示した。なお
出発原料である(12)式化合物は、公知もしくは公知
の方法により合成できる。
キサンなどのエーテル類、n−ヘキサン、トルエンなど
の炭化水素類とこれらの混合溶媒が使用できる。反応終
了後は、反応液に水を加えて有機溶媒で抽出し、濃縮な
どの通常の精製操作を行った後、必要ならばクロマトグ
ラフィー、再結晶などの操作によって精製することもで
きる。この方法による製造例を実施例2に示した。なお
出発原料である(12)式化合物は、公知もしくは公知
の方法により合成できる。
【0039】方法C 一般式(1)でR1が低級アルキルカルボニル基である
(1−C)式化合物は、一般式(1)でR1が
(1−C)式化合物は、一般式(1)でR1が
【化27】 の(14)式化合物を酸触媒存在下に脱ケタール化する
ことにより製造することができる。
ことにより製造することができる。
【0040】一般式
【化28】 (式中、R2、R3、R4、R5は前記に同じである。)
【0041】この反応は、通常、水中あるいは水と有機
溶媒の混合溶媒中で酸を使用して行う。使用できる有機
溶媒としては、メチルアルコール、エチルアルコールな
どのアルコール類、アセトン、メチルエチルケトンなど
のケトン類、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエ
ーテル類が挙げられる。使用できる酸としては、塩酸、
硫酸などの鉱酸類、酢酸、トリフルオロ酢酸などのカル
ボン酸類またはp−トルエンスルホン酸などのスルホン
酸類が使用できる。反応は、通常室温から溶媒の沸点ま
での温度で行う。反応終了後は、水を加えて有機溶媒で
抽出し、それを濃縮などの通常の精製操作を行い、必要
ならば、クロマトグラフィー、再結晶などの操作によっ
て精製することもできる。この方法による製造例を実施
例3に示した。
溶媒の混合溶媒中で酸を使用して行う。使用できる有機
溶媒としては、メチルアルコール、エチルアルコールな
どのアルコール類、アセトン、メチルエチルケトンなど
のケトン類、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエ
ーテル類が挙げられる。使用できる酸としては、塩酸、
硫酸などの鉱酸類、酢酸、トリフルオロ酢酸などのカル
ボン酸類またはp−トルエンスルホン酸などのスルホン
酸類が使用できる。反応は、通常室温から溶媒の沸点ま
での温度で行う。反応終了後は、水を加えて有機溶媒で
抽出し、それを濃縮などの通常の精製操作を行い、必要
ならば、クロマトグラフィー、再結晶などの操作によっ
て精製することもできる。この方法による製造例を実施
例3に示した。
【0042】方法(D) 一般式(1)でR1が
【化29】 の(1−D)式化合物は、(15)式で示される一般式
(1)でR1が低級アルキルカルボニル基の化合物を
(16)式化合物と縮合することにより製造することが
できる。
(1)でR1が低級アルキルカルボニル基の化合物を
(16)式化合物と縮合することにより製造することが
できる。
【0043】一般式
【化30】 (式中、R2、R3、R4、R5、R6は前記と同じであ
り、HXはアミンと塩を生成する酸を表す。)
り、HXはアミンと塩を生成する酸を表す。)
【0044】(15)式化合物と(16)式化合物を縮
合する工程は、(15)式化合物に対して1当量以上の
(16)式化合物と(16)式化合物に対して1当量以
上の脱ハロゲン化水素剤を用いて適当な有機溶媒中、あ
るいは、適当な有機溶媒と水との混合溶媒中で行う。使
用できる有機溶媒としては、メチルアルコール、エチル
アルコールなどのアルコール類、テトラヒドロフラン、
ジオキサンなどのエーテル類、アセトニトリル、プロピ
オニトリルなどのニトリル類、あるいはこれらと水との
混合溶媒が挙げられる。塩基としては、酢酸カリウム、
酢酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの無機塩基、トリエ
チルアミン、ピリジンなどの有機塩基が使用できる。
(16)式で表されるアミンの塩としては、塩酸塩、臭
化水素酸塩、硫酸塩などの鉱酸塩が挙げられる。反応温
度は、室温から溶媒の沸点までの温度で使用できる。反
応終了後は、反応液に水を加えて有機溶媒で抽出し、濃
縮などの通常の精製操作を行った後、必要ならばクロマ
トグラフィー、再結晶などの操作によって精製すること
ができる。この方法による製造例を実施例4に示した。
合する工程は、(15)式化合物に対して1当量以上の
(16)式化合物と(16)式化合物に対して1当量以
上の脱ハロゲン化水素剤を用いて適当な有機溶媒中、あ
るいは、適当な有機溶媒と水との混合溶媒中で行う。使
用できる有機溶媒としては、メチルアルコール、エチル
アルコールなどのアルコール類、テトラヒドロフラン、
ジオキサンなどのエーテル類、アセトニトリル、プロピ
オニトリルなどのニトリル類、あるいはこれらと水との
混合溶媒が挙げられる。塩基としては、酢酸カリウム、
酢酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの無機塩基、トリエ
チルアミン、ピリジンなどの有機塩基が使用できる。
(16)式で表されるアミンの塩としては、塩酸塩、臭
化水素酸塩、硫酸塩などの鉱酸塩が挙げられる。反応温
度は、室温から溶媒の沸点までの温度で使用できる。反
応終了後は、反応液に水を加えて有機溶媒で抽出し、濃
縮などの通常の精製操作を行った後、必要ならばクロマ
トグラフィー、再結晶などの操作によって精製すること
ができる。この方法による製造例を実施例4に示した。
【0045】方法(E) 一般式(1)でR4が−CH2OR7基の化合物は、一般
式(17)で表されるR4がベンジル基の化合物を水素
添加により一般式(18)の化合物へ変換した後、一般
式(19)で表される適当な親電子剤と反応させること
によっても製造することができる。一般式
式(17)で表されるR4がベンジル基の化合物を水素
添加により一般式(18)の化合物へ変換した後、一般
式(19)で表される適当な親電子剤と反応させること
によっても製造することができる。一般式
【化31】 (式中R1、R2、R3は前記と同じである)
【0046】すなわち、(17)式化合物を適当な有機
溶媒中で、パラジウム炭素などの金属触媒の存在下に水
素添加反応を行うことにより(18)式化合物を製造す
る。使用できる有機溶媒としては、メチルアルコール、
エチルアルコールなどのアルコール類、酢酸、プロピオ
ン酸などの有機酸類などが挙げられる。反応温度は室温
から溶媒の沸点までの温度であり、実質的に反応が終結
するまで水素添加を続ける。金属触媒としてはパラジウ
ム炭素、パラジウムブラックなどが使用できる。反応終
了後は、金属触媒を濾別後、溶媒を留去することによ
り、(18)式化合物が定量的に得られる。
溶媒中で、パラジウム炭素などの金属触媒の存在下に水
素添加反応を行うことにより(18)式化合物を製造す
る。使用できる有機溶媒としては、メチルアルコール、
エチルアルコールなどのアルコール類、酢酸、プロピオ
ン酸などの有機酸類などが挙げられる。反応温度は室温
から溶媒の沸点までの温度であり、実質的に反応が終結
するまで水素添加を続ける。金属触媒としてはパラジウ
ム炭素、パラジウムブラックなどが使用できる。反応終
了後は、金属触媒を濾別後、溶媒を留去することによ
り、(18)式化合物が定量的に得られる。
【0047】次に、(18)式化合物を塩基の存在化に
一般式(19)で表される親電子剤と反応させることに
より(1−E)式化合物が得られる。一般式
一般式(19)で表される親電子剤と反応させることに
より(1−E)式化合物が得られる。一般式
【化32】 (式中、R1、R2、R3、R7は前記と同じであり、Xは
ハロゲン原子を表す。)
ハロゲン原子を表す。)
【0048】(18)式化合物を(19)式化合物と反
応させる工程は、(18)式化合物に対し1当量あるい
は、それ以上の(19)式化合物と(19)式化合物に
対し、1当量以上の脱ハロゲン化水素剤を用いて、適当
な溶媒中で行う。反応温度は0〜100℃が適当であ
り、実質的に反応が完結するまで混合物を撹拌する。溶
媒としてはベンゼン、トルエン、キシレンなどの炭化水
素類、クロロホルム、ジクロロメタン、クロルベンゼン
などのハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類、アセト
ン、メチルエチルケトンなどのケトン類、アセトニトリ
ル、プロピオニルなどのニトリル類、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシドなどを使用することができ
る。
応させる工程は、(18)式化合物に対し1当量あるい
は、それ以上の(19)式化合物と(19)式化合物に
対し、1当量以上の脱ハロゲン化水素剤を用いて、適当
な溶媒中で行う。反応温度は0〜100℃が適当であ
り、実質的に反応が完結するまで混合物を撹拌する。溶
媒としてはベンゼン、トルエン、キシレンなどの炭化水
素類、クロロホルム、ジクロロメタン、クロルベンゼン
などのハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類、アセト
ン、メチルエチルケトンなどのケトン類、アセトニトリ
ル、プロピオニルなどのニトリル類、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシドなどを使用することができ
る。
【0049】脱ハロゲン化水素剤としては、トリエチル
アミン、ピリジン、N,N−ジエチルアニリンなどの有
機塩基、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウムなどの無機
塩基が使用できる。反応終了後の反応液は、水を加えて
有機溶媒で抽出し、それを濃縮などの通常の精製操作を
行い、必要ならば、クロマトグラフィー、再結晶などの
操作によって精製することもできる。この方法による製
造例を実施例5〜6に示した。
アミン、ピリジン、N,N−ジエチルアニリンなどの有
機塩基、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウムなどの無機
塩基が使用できる。反応終了後の反応液は、水を加えて
有機溶媒で抽出し、それを濃縮などの通常の精製操作を
行い、必要ならば、クロマトグラフィー、再結晶などの
操作によって精製することもできる。この方法による製
造例を実施例5〜6に示した。
【0050】実施例 1 1−〔2−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イ
ル)オキシ−6−(2−メチル−1,3−ジオキソラン
−2−イル)フェニル〕−2−メトキシ−2−メチル−
1−プロパノン(化合物No.2)の製造(方法A) 1−〔6−(2−メチル−1,3−ジオキソラン−2−
イル)−2−ヒドロキシフェニル〕−2−メトキシ−2
−メチル−1−プロパノン14g、無水炭酸カリウム
7.6g、2−クロル−4,6−ジメトキシピリミジン
8.7gおよびジメチルホルムアミド100mlの混合物
を80℃で3時間撹拌した。無機塩を濾別後、濾液を減
圧下に濃縮し、残渣にクロロホルム200mlを加えて水
洗した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒を
留去すると、褐色の油状物20gが得られた。シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 n−ヘキサ
ン:酢酸エチル=15:1)にて精製すると、無色の油
状物17.5g(収率84%、nD 23=1.5306)が
得られた。
ル)オキシ−6−(2−メチル−1,3−ジオキソラン
−2−イル)フェニル〕−2−メトキシ−2−メチル−
1−プロパノン(化合物No.2)の製造(方法A) 1−〔6−(2−メチル−1,3−ジオキソラン−2−
イル)−2−ヒドロキシフェニル〕−2−メトキシ−2
−メチル−1−プロパノン14g、無水炭酸カリウム
7.6g、2−クロル−4,6−ジメトキシピリミジン
8.7gおよびジメチルホルムアミド100mlの混合物
を80℃で3時間撹拌した。無機塩を濾別後、濾液を減
圧下に濃縮し、残渣にクロロホルム200mlを加えて水
洗した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒を
留去すると、褐色の油状物20gが得られた。シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 n−ヘキサ
ン:酢酸エチル=15:1)にて精製すると、無色の油
状物17.5g(収率84%、nD 23=1.5306)が
得られた。
【0051】実施例 2 3−ベンジルオキシ−2,2−ジメチル−1−〔2−
(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オキシ〕フ
ェニル−1−プロパノン(化合物No.50)の製造
(方法B) 2−(2−ブロモフェノキシ)−4,6−ジメトキシピ
リミジン6.2g、無水テトラヒドロフラン80mlの混
合溶液を窒素雰囲気下に−78℃まで冷却し、1.6モ
ル濃度のn−ブチルリチウムのn−ヘキサン溶液14ml
を滴下した。30分間、−78℃にて撹拌後、3−ベン
ジルオキシ−2,2−ジメチルプロピオニルクロリド5
gを一度に滴下した。滴下後、反応液を撹拌下に徐々に
室温まで昇温し、室温で1時間撹拌した。次に5%炭酸
水素ナトリウム水溶液50mlを滴下した後、n−ヘキサ
ン80mlを加えて分液し、飽和食塩水で洗浄した。無水
硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去すると、淡褐色油
状物8.5gが得られた。シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶出液 n−ヘキサン:クロロホルム=2:
1)にて精製すると、無色油状の標記化合物7g(収率
82%、nD 23=1.5547)が得られた。
(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オキシ〕フ
ェニル−1−プロパノン(化合物No.50)の製造
(方法B) 2−(2−ブロモフェノキシ)−4,6−ジメトキシピ
リミジン6.2g、無水テトラヒドロフラン80mlの混
合溶液を窒素雰囲気下に−78℃まで冷却し、1.6モ
ル濃度のn−ブチルリチウムのn−ヘキサン溶液14ml
を滴下した。30分間、−78℃にて撹拌後、3−ベン
ジルオキシ−2,2−ジメチルプロピオニルクロリド5
gを一度に滴下した。滴下後、反応液を撹拌下に徐々に
室温まで昇温し、室温で1時間撹拌した。次に5%炭酸
水素ナトリウム水溶液50mlを滴下した後、n−ヘキサ
ン80mlを加えて分液し、飽和食塩水で洗浄した。無水
硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去すると、淡褐色油
状物8.5gが得られた。シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶出液 n−ヘキサン:クロロホルム=2:
1)にて精製すると、無色油状の標記化合物7g(収率
82%、nD 23=1.5547)が得られた。
【0052】実施例 3 1−〔6−アセチル−2−(4,6−ジメトキシピリミ
ジン−2−イル)オキシフェニル〕−2−メトキシ−2
−メチル−1−プロパノン(化合物No.1)の製造
(方法C) 1−〔2−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イ
ル)オキシ−6−(2−メチル−1,3−ジオキソラン
−2−イル)フェニル〕−2−メトキシ−2−メチル−
1−プロパノン10.5g、5%塩酸10ml、アセトン
100mlの混合溶液を50℃にて2時間撹拌した。その
後、減圧下で反応液を濃縮し、水100ml、クロロホル
ム100mlを加えて分液した。クロロホルム層を水洗
後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留
去し、無色結晶9g(収率96%、融点134〜135
℃)を得た。
ジン−2−イル)オキシフェニル〕−2−メトキシ−2
−メチル−1−プロパノン(化合物No.1)の製造
(方法C) 1−〔2−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イ
ル)オキシ−6−(2−メチル−1,3−ジオキソラン
−2−イル)フェニル〕−2−メトキシ−2−メチル−
1−プロパノン10.5g、5%塩酸10ml、アセトン
100mlの混合溶液を50℃にて2時間撹拌した。その
後、減圧下で反応液を濃縮し、水100ml、クロロホル
ム100mlを加えて分液した。クロロホルム層を水洗
後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留
去し、無色結晶9g(収率96%、融点134〜135
℃)を得た。
【0053】実施例 4 1−〔2−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イ
ル)オキシ−6−{1−(N−メトキシイミノ)エチ
ル}フェニル〕−2−メトキシ−2−メチル−1−プロ
パノン(化合物No.3)の製造(方法D) 1−〔6−アセチル−2−(4,6−ジメトキシピリミ
ジン−2−イル)オキシフェニル〕−2−メトキシ−2
−メチル−1−プロパノン7.5g、メトキシアミン塩
酸塩2.5g、無水酢酸ナトリウム2.5g、メチルアル
コール200mlの混合物を室温で6時間撹拌した。反応
液を減圧下に濃縮後、水100mlを加えクロロホルム1
00mlにて抽出した。水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、溶媒を減圧下に留去すると、標記化合物が無色の
粗結晶として7.8g得られた。メチルアルコールより
再結晶すると、無色結晶6.2g(収率77%、融点1
19〜120.5℃)が得られた。
ル)オキシ−6−{1−(N−メトキシイミノ)エチ
ル}フェニル〕−2−メトキシ−2−メチル−1−プロ
パノン(化合物No.3)の製造(方法D) 1−〔6−アセチル−2−(4,6−ジメトキシピリミ
ジン−2−イル)オキシフェニル〕−2−メトキシ−2
−メチル−1−プロパノン7.5g、メトキシアミン塩
酸塩2.5g、無水酢酸ナトリウム2.5g、メチルアル
コール200mlの混合物を室温で6時間撹拌した。反応
液を減圧下に濃縮後、水100mlを加えクロロホルム1
00mlにて抽出した。水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、溶媒を減圧下に留去すると、標記化合物が無色の
粗結晶として7.8g得られた。メチルアルコールより
再結晶すると、無色結晶6.2g(収率77%、融点1
19〜120.5℃)が得られた。
【0054】実施例 5 1−〔2−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イ
ル)オキシ−6−(2−メチル−1,3−ジオキソラン
−2−イル)フェニル〕−2,2−ジメチル−3−ヒド
ロキシ−1−プロパノン(化合物No.23)の製造
(方法E) 3−ベンジルオキシ−1−〔2−(4,6−ジメトキシ
ピリミジン−2−イル)オキシ−6−(2−メチル−
1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル〕−2,2−
ジメチル−1−プロパノン25.4g、エチルアルコー
ル500mlの混合溶液にパラジウムブラック0.5gを
加え、撹拌下、常圧にて水素添加を行なった。5時間
後、触媒を濾別し、溶媒を減圧下に留去すると、標記化
合物が無色の結晶として21g得られた。イソプロピル
エーテル−n−ヘキサンより再結晶すると、無色結晶1
8g(収率86%、融点99〜100℃)が得られた。
ル)オキシ−6−(2−メチル−1,3−ジオキソラン
−2−イル)フェニル〕−2,2−ジメチル−3−ヒド
ロキシ−1−プロパノン(化合物No.23)の製造
(方法E) 3−ベンジルオキシ−1−〔2−(4,6−ジメトキシ
ピリミジン−2−イル)オキシ−6−(2−メチル−
1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル〕−2,2−
ジメチル−1−プロパノン25.4g、エチルアルコー
ル500mlの混合溶液にパラジウムブラック0.5gを
加え、撹拌下、常圧にて水素添加を行なった。5時間
後、触媒を濾別し、溶媒を減圧下に留去すると、標記化
合物が無色の結晶として21g得られた。イソプロピル
エーテル−n−ヘキサンより再結晶すると、無色結晶1
8g(収率86%、融点99〜100℃)が得られた。
【0055】実施例 6 3−アセトキシ−1−〔6−アセチル−2−(4,6−
ジメトキシピリミジン−2−イル)オキシフェニル〕−
2,2−ジメチル−1−プロパノン(化合物No.33)
の製造(方法E) 1−〔6−アセチル−2−(4,6−ジメトキシピリミ
ジン−2−イル)オキシフェニル〕−2,2−ジメチル
−3−ヒドロキシ−1−プロパノン7.5g、トリエチ
ルアミン2.4g、クロロホルム100mlの混合溶液
に、氷冷下、アセチルクロリド1.9gを滴下した。滴
下後、室温にて1時間撹拌した。反応液を5%塩酸で洗
浄後水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下に
溶媒を留去し、イソプロピルエーテル、n−ヘキサンの
混合溶媒より再結晶すると、標記化合物が無色結晶とし
て7.1g(収率86%、融点118〜120℃)得られ
た。
ジメトキシピリミジン−2−イル)オキシフェニル〕−
2,2−ジメチル−1−プロパノン(化合物No.33)
の製造(方法E) 1−〔6−アセチル−2−(4,6−ジメトキシピリミ
ジン−2−イル)オキシフェニル〕−2,2−ジメチル
−3−ヒドロキシ−1−プロパノン7.5g、トリエチ
ルアミン2.4g、クロロホルム100mlの混合溶液
に、氷冷下、アセチルクロリド1.9gを滴下した。滴
下後、室温にて1時間撹拌した。反応液を5%塩酸で洗
浄後水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下に
溶媒を留去し、イソプロピルエーテル、n−ヘキサンの
混合溶媒より再結晶すると、標記化合物が無色結晶とし
て7.1g(収率86%、融点118〜120℃)得られ
た。
【0056】参考製造例 1 1−〔2−ベンジルオキシ−6−(2−メチル−1,3
−ジオキソラン−2−イル)フェニル〕−3−メトキシ
−2,2−ジメチル−1−プロパノン〔式(2−1)化合
物〕の製造 2−(3−ベンジルオキシフェニル)−2−メチル−
1,3−ジオキソラン13.5g、n−ヘキサン120ml
の混合溶液に窒素雰囲気下、氷冷下にて1.6モル濃度
のn−ブチルリチウムn−ヘキサン溶液34mlを滴下し
た。滴下後、室温にて4時間撹拌し、氷冷下にて3−メ
トキシ−2,2−ジメチルプロピオニルクロリド12.5
gを滴下した。滴下後、室温にて2時間撹拌し、5%炭
酸水素ナトリウム水溶液100mlを加えた。20分間撹
拌後テトラヒドロフラン100mlを加えて分液し、飽和
食塩水で洗浄した。無水硫酸ナトリウムにて乾燥後溶媒
を留去すると、褐色の油状物が25g得られた。シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液 イソプロピル
エーテル−n−ヘキサン=1:20)にて精製すると、
標記化合物が無色の油状物として16g(収率63%、
nD 23=1.5329)得られた。
−ジオキソラン−2−イル)フェニル〕−3−メトキシ
−2,2−ジメチル−1−プロパノン〔式(2−1)化合
物〕の製造 2−(3−ベンジルオキシフェニル)−2−メチル−
1,3−ジオキソラン13.5g、n−ヘキサン120ml
の混合溶液に窒素雰囲気下、氷冷下にて1.6モル濃度
のn−ブチルリチウムn−ヘキサン溶液34mlを滴下し
た。滴下後、室温にて4時間撹拌し、氷冷下にて3−メ
トキシ−2,2−ジメチルプロピオニルクロリド12.5
gを滴下した。滴下後、室温にて2時間撹拌し、5%炭
酸水素ナトリウム水溶液100mlを加えた。20分間撹
拌後テトラヒドロフラン100mlを加えて分液し、飽和
食塩水で洗浄した。無水硫酸ナトリウムにて乾燥後溶媒
を留去すると、褐色の油状物が25g得られた。シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液 イソプロピル
エーテル−n−ヘキサン=1:20)にて精製すると、
標記化合物が無色の油状物として16g(収率63%、
nD 23=1.5329)得られた。
【0057】参考製造例 2 2−フェノキシ−1−〔2−ヒドロキシ−6−(2−メ
チル−1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル〕−
2−メチル−1−プロパノン〔式(2−2)化合物〕の
製造 1−〔2−ベンジルオキシ−6−(2−メチル−1,3
−ジオキソラン−2−イル)フェニル〕−2−フェノキ
シ−2−メチル−1−プロパノン8.6g、エチルアル
コール150mlの混合溶液に10%パラジウム炭素0.
2gを加え、撹拌下室温で水素添加を行なった。3時間
後、触媒を濾別し、溶媒を留去すると、標記化合物が無
色の結晶として6.6g(収率97%、融点168〜1
69℃)得られた。
チル−1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル〕−
2−メチル−1−プロパノン〔式(2−2)化合物〕の
製造 1−〔2−ベンジルオキシ−6−(2−メチル−1,3
−ジオキソラン−2−イル)フェニル〕−2−フェノキ
シ−2−メチル−1−プロパノン8.6g、エチルアル
コール150mlの混合溶液に10%パラジウム炭素0.
2gを加え、撹拌下室温で水素添加を行なった。3時間
後、触媒を濾別し、溶媒を留去すると、標記化合物が無
色の結晶として6.6g(収率97%、融点168〜1
69℃)得られた。
【0058】参考製造例 3 2−n−ブトキシ−1−(2−ヒドロキシ−6−n−プ
ロパノイルフェニル)−2−メチル−1−プロパノン
〔式(2−3)化合物〕の製造 2−n−ブトキシ−1−〔6−(2−エチル−1,3−
ジオキソラン−2−イル)−2−ヒドロキシフェニル〕
−2−メチル−1−プロパノン7.4g、5%塩酸10m
l、アセトン100mlの混合溶液を50℃で2時間撹拌
した。反応液を減圧下に濃縮し、水100mlを加えてク
ロロホルム100mlで抽出した。水洗後、無水硫酸ナト
リウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去すると、標記化合物
が無色の油状物として6.5g(収率100%、nD 23=
1.5341)が得られた。
ロパノイルフェニル)−2−メチル−1−プロパノン
〔式(2−3)化合物〕の製造 2−n−ブトキシ−1−〔6−(2−エチル−1,3−
ジオキソラン−2−イル)−2−ヒドロキシフェニル〕
−2−メチル−1−プロパノン7.4g、5%塩酸10m
l、アセトン100mlの混合溶液を50℃で2時間撹拌
した。反応液を減圧下に濃縮し、水100mlを加えてク
ロロホルム100mlで抽出した。水洗後、無水硫酸ナト
リウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去すると、標記化合物
が無色の油状物として6.5g(収率100%、nD 23=
1.5341)が得られた。
【0059】参考製造例 4 2−ベンジルオキシ−1−(6−フルオロ−2−ヒドロ
キシフェニル)−2−メチル−1−プロパノン〔式(2
−5)化合物〕の製造 2−ベンジルオキシ−1−(6−フルオロ−2−メトキ
シメトキシフェニル)−2−メチル−1−プロパノン
6.6g、メチルアルコール100mlの混合溶液に5%
塩酸5mlを加えて室温にて4時間撹拌した。反応液を減
圧下に濃縮し、水100mlを加えてトルエン100mlに
て抽出した。水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減
圧下溶媒を留去すると、標記化合物が無色の油状物とし
て5.7g(収率100%、nD 23=1.5337)を得
た。
キシフェニル)−2−メチル−1−プロパノン〔式(2
−5)化合物〕の製造 2−ベンジルオキシ−1−(6−フルオロ−2−メトキ
シメトキシフェニル)−2−メチル−1−プロパノン
6.6g、メチルアルコール100mlの混合溶液に5%
塩酸5mlを加えて室温にて4時間撹拌した。反応液を減
圧下に濃縮し、水100mlを加えてトルエン100mlに
て抽出した。水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減
圧下溶媒を留去すると、標記化合物が無色の油状物とし
て5.7g(収率100%、nD 23=1.5337)を得
た。
【0060】(除草剤の製剤化方法)本発明化合物を除
草剤の活性成分として用いる場合は、通常、固体担体、
液体担体、界面活性剤、その他の製剤の補助剤と混合し
て慣用の処方により乳剤、水和剤、液剤、フロアブル
(ゾル)剤、粉剤、ドリフトレス剤、粒剤、微粒剤、錠
剤などの適宜の形態として調製できる。
草剤の活性成分として用いる場合は、通常、固体担体、
液体担体、界面活性剤、その他の製剤の補助剤と混合し
て慣用の処方により乳剤、水和剤、液剤、フロアブル
(ゾル)剤、粉剤、ドリフトレス剤、粒剤、微粒剤、錠
剤などの適宜の形態として調製できる。
【0061】ここに使用される担体としては、農園芸用
薬剤に常用されるものならば固体または液体のいずれで
も使用でき、特定のものに限定されるものではない。例
えば、これら担体としては、鉱物質粉末(カオリン、ベ
ントナイト、クレー、モンモリロナイト、タルク、珪藻
土、雲母、バーミキュライト、石膏、炭酸カルシウム、
リン灰石、ホワイトカーボン、消石灰、珪砂、硫安、尿
素など)、植物質粉末(大豆粉、小麦粉、木粉、タバコ
粉、デンプン、結晶セルロースなど)、高分子化合物
(石油樹脂、ポリ塩化ビニル、ケトン樹脂、ダンマルガ
ムなど)、アルミナ、ケイ酸塩、糖重合体、高分散性ケ
イ酸、ワックス類などが挙げられる。また、液体担体と
しては、水、アルコール類(メチルアルコール、エチル
アルコール、n−プロピルアルコール、iso−プロピ
ルアルコール、ブタノール、エチレングリコール、ベン
ジルアルコールなど)、芳香族炭化水素類(トルエン、
ベンゼン、キシレン、エチルベンゼン、メチルナフタレ
ンなど)、ハロゲン化炭化水素類(クロロホルム、四塩
化炭素、ジクロルメタン、クロルエチレン、モノクロル
ベンゼン、トリクロルフルオルメタン、ジクロルフルオ
ルメタンなど)、エーテル類(エチルエーテル、エチレ
ンオキシド、ジオキサン、テトラヒドロフランなど)、
ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキ
サノン、メチルイソブチルケトン、イソホロンなど)、
エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル、エチレングリコ
ールアセテート、酢酸アミルなど)、酸アミド類(ジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミドなど)、ニト
リル類(アセトニトリル、プロピオニトリル、アクリロ
ニトリルなど)、スルホキシド類(ジメチルスルホキシ
ドなど)、アルコールエーテル類(エチレングリコール
モノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエ
ーテルなど)、脂肪族または脂環式炭化水素類(n−ヘ
キサン、シクロヘキサンなど)、工業用ガソリン(石油
エーテル、ソルベントナフサなど)、石油留分(パラフ
ィン類、灯油、軽油など)などが挙げられる。
薬剤に常用されるものならば固体または液体のいずれで
も使用でき、特定のものに限定されるものではない。例
えば、これら担体としては、鉱物質粉末(カオリン、ベ
ントナイト、クレー、モンモリロナイト、タルク、珪藻
土、雲母、バーミキュライト、石膏、炭酸カルシウム、
リン灰石、ホワイトカーボン、消石灰、珪砂、硫安、尿
素など)、植物質粉末(大豆粉、小麦粉、木粉、タバコ
粉、デンプン、結晶セルロースなど)、高分子化合物
(石油樹脂、ポリ塩化ビニル、ケトン樹脂、ダンマルガ
ムなど)、アルミナ、ケイ酸塩、糖重合体、高分散性ケ
イ酸、ワックス類などが挙げられる。また、液体担体と
しては、水、アルコール類(メチルアルコール、エチル
アルコール、n−プロピルアルコール、iso−プロピ
ルアルコール、ブタノール、エチレングリコール、ベン
ジルアルコールなど)、芳香族炭化水素類(トルエン、
ベンゼン、キシレン、エチルベンゼン、メチルナフタレ
ンなど)、ハロゲン化炭化水素類(クロロホルム、四塩
化炭素、ジクロルメタン、クロルエチレン、モノクロル
ベンゼン、トリクロルフルオルメタン、ジクロルフルオ
ルメタンなど)、エーテル類(エチルエーテル、エチレ
ンオキシド、ジオキサン、テトラヒドロフランなど)、
ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキ
サノン、メチルイソブチルケトン、イソホロンなど)、
エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル、エチレングリコ
ールアセテート、酢酸アミルなど)、酸アミド類(ジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミドなど)、ニト
リル類(アセトニトリル、プロピオニトリル、アクリロ
ニトリルなど)、スルホキシド類(ジメチルスルホキシ
ドなど)、アルコールエーテル類(エチレングリコール
モノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエ
ーテルなど)、脂肪族または脂環式炭化水素類(n−ヘ
キサン、シクロヘキサンなど)、工業用ガソリン(石油
エーテル、ソルベントナフサなど)、石油留分(パラフ
ィン類、灯油、軽油など)などが挙げられる。
【0062】また、乳剤、水和剤、フロアブル剤などの
製剤に際して、乳化、分散、可溶化、湿潤、発泡、潤
滑、拡展などの目的で各種の界面活性剤(または乳化
剤)が使用される。このような界面活性剤としては、非
イオン型(ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリ
オキシエチレンアルキルエステル、ポリオキシエチレン
ソルビタンアルキルエステルなど)、陰イオン型(アル
キルベンゼンスルホネート、アルキルスルホサクシネー
ト、アルキルサルフェート、ポリオキシエチレンアルキ
ルサルフェート、アリールスルホネートなど)、陽イオ
ン型〔アルキルアミン類(ラウリルアミン、ステアリル
トリメチルアンモニウムクロライド、アルキルジメチル
ベンジルアンモニウムクロライドなど)、ポリオキシエ
チレンアルキルアミン類〕、両性型〔カルボン酸(ベタ
イン型)、硫酸エステル塩など〕などが挙げられるが、
もちろんこれらの例示のみに限定されるものではない。
また、これらの他にポリビニルアルコール(PVA)、
カルボキシメチルセルロース(CMC)、アラビアゴ
ム、ポリビニルアセテート、アルギン酸ソーダ、ゼラチ
ン、トラガカントガムなどの各種補助剤を使用すること
ができる。
製剤に際して、乳化、分散、可溶化、湿潤、発泡、潤
滑、拡展などの目的で各種の界面活性剤(または乳化
剤)が使用される。このような界面活性剤としては、非
イオン型(ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリ
オキシエチレンアルキルエステル、ポリオキシエチレン
ソルビタンアルキルエステルなど)、陰イオン型(アル
キルベンゼンスルホネート、アルキルスルホサクシネー
ト、アルキルサルフェート、ポリオキシエチレンアルキ
ルサルフェート、アリールスルホネートなど)、陽イオ
ン型〔アルキルアミン類(ラウリルアミン、ステアリル
トリメチルアンモニウムクロライド、アルキルジメチル
ベンジルアンモニウムクロライドなど)、ポリオキシエ
チレンアルキルアミン類〕、両性型〔カルボン酸(ベタ
イン型)、硫酸エステル塩など〕などが挙げられるが、
もちろんこれらの例示のみに限定されるものではない。
また、これらの他にポリビニルアルコール(PVA)、
カルボキシメチルセルロース(CMC)、アラビアゴ
ム、ポリビニルアセテート、アルギン酸ソーダ、ゼラチ
ン、トラガカントガムなどの各種補助剤を使用すること
ができる。
【0063】本発明においては、前記した各種製剤を製
造するに際して、本発明化合物を0.001%〜95%
(重量%;以下同じ)、好ましくは0.01%〜75%
の範囲で含有するように製剤化することができる。例え
ば、通常、粉剤、DL粉剤、微粉剤(F)の場合は、
0.01%〜5%、粒剤の場合は、0.01%〜10%、
水和剤、乳剤、液剤の場合は、1%〜75%の範囲で含
有できる。このように調製された製剤は、例えば粒剤の
場合は、そのまま土壌表面、土壌中または水中に活性成
分量として10アール当たり0.3g〜300g程度の
範囲で散布すればよい。水和剤、乳剤およびゾル剤など
の場合は、水または適当な溶剤に希釈し、活性成分量と
して10アール当たり0.3〜300g程度の範囲で希
釈すればよい。
造するに際して、本発明化合物を0.001%〜95%
(重量%;以下同じ)、好ましくは0.01%〜75%
の範囲で含有するように製剤化することができる。例え
ば、通常、粉剤、DL粉剤、微粉剤(F)の場合は、
0.01%〜5%、粒剤の場合は、0.01%〜10%、
水和剤、乳剤、液剤の場合は、1%〜75%の範囲で含
有できる。このように調製された製剤は、例えば粒剤の
場合は、そのまま土壌表面、土壌中または水中に活性成
分量として10アール当たり0.3g〜300g程度の
範囲で散布すればよい。水和剤、乳剤およびゾル剤など
の場合は、水または適当な溶剤に希釈し、活性成分量と
して10アール当たり0.3〜300g程度の範囲で希
釈すればよい。
【0064】また、本発明化合物を除草剤として使用す
るに際して、既知の除草剤、殺虫剤あるいは植物調節剤
などと混用して適用性の拡大を図ることができ、また場
合によっては相乗効果を期待することもできる。
るに際して、既知の除草剤、殺虫剤あるいは植物調節剤
などと混用して適用性の拡大を図ることができ、また場
合によっては相乗効果を期待することもできる。
【0065】前記した一般式(1)の本発明化合物を除
草剤として製剤化する方法について以下の実施例7〜1
0をもって説明する。ただし、本発明はこれらの実施例
のみに限定されるものではなく、他の種々の添加物と任
意の割合で混合でき、また他の除草剤などを任意の割合
で混合し、製剤化することもできる。なお、化合物N
o.は前記の表1に示したものであり、また実施例で部
とは、すべて重量部を示す。
草剤として製剤化する方法について以下の実施例7〜1
0をもって説明する。ただし、本発明はこれらの実施例
のみに限定されるものではなく、他の種々の添加物と任
意の割合で混合でき、また他の除草剤などを任意の割合
で混合し、製剤化することもできる。なお、化合物N
o.は前記の表1に示したものであり、また実施例で部
とは、すべて重量部を示す。
【0066】実施例7(粒剤) 化合物No.1の化合物 1部、ラウリルサルフェート
1部、リグニンスルホン酸カルシウム 1部、ベントナ
イト 30部および白土 67部に水 15部を加えて混
練機で混練した後、造粒機で造粒し、流動乾燥機で乾燥
して、活性成分1%を含む粒剤を得る。
1部、リグニンスルホン酸カルシウム 1部、ベントナ
イト 30部および白土 67部に水 15部を加えて混
練機で混練した後、造粒機で造粒し、流動乾燥機で乾燥
して、活性成分1%を含む粒剤を得る。
【0067】実施例8(水和剤) 化合物No.6の化合物 15部、ホワイトカーボン 1
5部、リグニンスルホン酸カルシウム 3部、ポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテル 2部、珪藻土 5部
およびクレー 60部を粉砕混合機で均一に混合して、
活性成分15%を含む水和剤を得る。
5部、リグニンスルホン酸カルシウム 3部、ポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテル 2部、珪藻土 5部
およびクレー 60部を粉砕混合機で均一に混合して、
活性成分15%を含む水和剤を得る。
【0068】実施例9(乳剤) 化合物No.25の化合物 20部、ソルポール700
H(東邦化学工業株式会社製乳化剤)20部およびキシ
レン 60部を混合して、活性成分20%を含む乳剤を
得る。
H(東邦化学工業株式会社製乳化剤)20部およびキシ
レン 60部を混合して、活性成分20%を含む乳剤を
得る。
【0069】実施例10(粉剤) 化合物No.51の化合物 0.5部、無水珪酸微粉末
0.5部、ステアリン酸カルシウム 0.5部、クレー 5
0部およびタルク 48.5部を均一に混合粉砕して、活
性成分0.5%を含む粉剤を得る。
0.5部、ステアリン酸カルシウム 0.5部、クレー 5
0部およびタルク 48.5部を均一に混合粉砕して、活
性成分0.5%を含む粉剤を得る。
【0070】次に本発明化合物の除草効果を例証するた
めに試験例1〜3に示す 試験例1 ヒエに対する除草効果試験および移植水稲に対する薬害
試験5,000分の1アールの大きさのプラスチック製
ポットに水田土壌(植壌土)を充填し、水を加えて代か
きを行い、表層0〜2cmにタイヌビエ種子50粒を播種
した。そして2葉期の水稲を2cmの深さに1株2本植え
でポット当り3株移植し、水深を3cmに保った。そして
タイヌビエの2葉期に、実施例9に準じて調製した乳剤
を水で希釈し、ポット当り10ml(活性成分の使用量換
算で1アール当り3.0g相当)を滴下した。
めに試験例1〜3に示す 試験例1 ヒエに対する除草効果試験および移植水稲に対する薬害
試験5,000分の1アールの大きさのプラスチック製
ポットに水田土壌(植壌土)を充填し、水を加えて代か
きを行い、表層0〜2cmにタイヌビエ種子50粒を播種
した。そして2葉期の水稲を2cmの深さに1株2本植え
でポット当り3株移植し、水深を3cmに保った。そして
タイヌビエの2葉期に、実施例9に準じて調製した乳剤
を水で希釈し、ポット当り10ml(活性成分の使用量換
算で1アール当り3.0g相当)を滴下した。
【0071】本試験は1薬液濃度区当り2連制で行い、
薬剤処理21日後に下記式により除草率(%)を求め、
以下に示す評価の指標に基づいて除草効果と薬害を調査
した。その結果は表5〜6のとおりである。
薬剤処理21日後に下記式により除草率(%)を求め、
以下に示す評価の指標に基づいて除草効果と薬害を調査
した。その結果は表5〜6のとおりである。
【0072】
【数1】
【0073】
【0074】
【0075】
【表5】
【0076】
【表6】
【0077】比較薬剤A
【化33】 (ヨーロッパ特許公開第459243号公報に記載の化
合物)
合物)
【0078】比較薬剤B
【化34】 (特開昭62−174059号公報に記載の化合物)
【0079】比較薬剤C
【化35】 (特開昭63−115870号公報記載の化合物)
【0080】試験例2 水田雑草に対する除草効果試験および移植水稲に対する
薬害試験 5,000分の1アールの大きさのプラスチック製ポッ
トに水田土壌(植壌土)を充填し、タイヌビエ、広葉雑
草(アゼナ、キカシグサ、ミゾハコベ)、ホタルイの種
子を1〜2cmの深さにそれぞれ30粒ずつを播種した。
播種1日後に湛水し、水深を2cmに保った。播種3日後
に2.5葉期の水稲を移植し、温室内で育成した。水稲
移植1日後に実施例9に準じて調製した乳剤を所定量と
なるように水で希釈し、ポット当り10ml滴下した。本
試験は1薬液濃度区当り2連制で行い、処理21日後に
除草効果および水稲の薬害を試験例1と同様の評価の指
標に基づいて調査した。その結果は表7〜8のとおりで
ある。
薬害試験 5,000分の1アールの大きさのプラスチック製ポッ
トに水田土壌(植壌土)を充填し、タイヌビエ、広葉雑
草(アゼナ、キカシグサ、ミゾハコベ)、ホタルイの種
子を1〜2cmの深さにそれぞれ30粒ずつを播種した。
播種1日後に湛水し、水深を2cmに保った。播種3日後
に2.5葉期の水稲を移植し、温室内で育成した。水稲
移植1日後に実施例9に準じて調製した乳剤を所定量と
なるように水で希釈し、ポット当り10ml滴下した。本
試験は1薬液濃度区当り2連制で行い、処理21日後に
除草効果および水稲の薬害を試験例1と同様の評価の指
標に基づいて調査した。その結果は表7〜8のとおりで
ある。
【0081】
【表7】
【0082】
【表8】
【0083】試験例3 畑作雑草に対する除草効果および作物に対する薬害試験 1) 畑作雑草に対する除草効果試験 5,000分の1アールの大きさの素焼製ポットに畑土
壌(沖積壌土)をつめ、表層1cmの土壌とメヒシバ、エ
ノコログサ、シロザ、イヌビユ、イヌタデの各雑草種子
それぞれ50粒を均一に混合し、表層を軽く押圧した。
播種2日後に実施例9に準じて調製した乳剤を水で希釈
し、10アール当り100リットル(活性成分の施用量
換算で10アール当り100g相当)を土壌表面に噴霧
した。本試験は1薬液濃度区当り2連制で行い、薬剤処
理30日後に除草効果を試験例1と同様の評価の指標に
基づいて調査した。
壌(沖積壌土)をつめ、表層1cmの土壌とメヒシバ、エ
ノコログサ、シロザ、イヌビユ、イヌタデの各雑草種子
それぞれ50粒を均一に混合し、表層を軽く押圧した。
播種2日後に実施例9に準じて調製した乳剤を水で希釈
し、10アール当り100リットル(活性成分の施用量
換算で10アール当り100g相当)を土壌表面に噴霧
した。本試験は1薬液濃度区当り2連制で行い、薬剤処
理30日後に除草効果を試験例1と同様の評価の指標に
基づいて調査した。
【0084】2) 作物に対する薬害試験 10,000分の1アールの素焼製ポットに畑土壌(沖
積壌土)をつめ、各作物の種子(ダイズ5粒、トウモロ
コシ5粒、ビート10粒、ナタネ10粒およびコムギ1
0粒)をそれぞれ別のポットに播種し、表層を軽く押圧
した。播種1日後に実施例9に準じて調製した乳剤を水
で希釈し、10アール当り100リットル(活性成分量
で10アール当り100g相当)を土壌表面に噴霧し
た。本試験は1薬液濃度区当り2連制で行い、薬剤処理
30日後に各作物に対する薬害程度を、試験例1と同様
の評価の指標に基づいて調査した。その結果は表9〜1
0のとおりである。
積壌土)をつめ、各作物の種子(ダイズ5粒、トウモロ
コシ5粒、ビート10粒、ナタネ10粒およびコムギ1
0粒)をそれぞれ別のポットに播種し、表層を軽く押圧
した。播種1日後に実施例9に準じて調製した乳剤を水
で希釈し、10アール当り100リットル(活性成分量
で10アール当り100g相当)を土壌表面に噴霧し
た。本試験は1薬液濃度区当り2連制で行い、薬剤処理
30日後に各作物に対する薬害程度を、試験例1と同様
の評価の指標に基づいて調査した。その結果は表9〜1
0のとおりである。
【0085】
【表9】
【0086】
【表10】
【0087】
【発明の効果】本発明化合物は、既知の類似化合物に比
べ、優れた除草効力を有し、かつ作物と雑草間に優れた
選択性を示す。すなわち、水田の湛水処理において、問
題となる種々の雑草、例えばタイヌビエなどのイネ科雑
草、アゼナ、キカシグサ、ミゾハコベなどの広葉雑草、
タマガヤツリ、ホタルイ、マツバイ、ミズガヤツリなど
のカヤツリグサ科雑草、コナギ、ウリカワなどに幅広く
作用してほぼ完全に除草することができ、しかも水稲に
対しては薬害を与えない。
べ、優れた除草効力を有し、かつ作物と雑草間に優れた
選択性を示す。すなわち、水田の湛水処理において、問
題となる種々の雑草、例えばタイヌビエなどのイネ科雑
草、アゼナ、キカシグサ、ミゾハコベなどの広葉雑草、
タマガヤツリ、ホタルイ、マツバイ、ミズガヤツリなど
のカヤツリグサ科雑草、コナギ、ウリカワなどに幅広く
作用してほぼ完全に除草することができ、しかも水稲に
対しては薬害を与えない。
【0088】また、本発明化合物は畑地の茎葉処理およ
び土壌処理において、問題となるソバカズラ、イヌビ
ユ、イヌタデ、ハコベ、シロザ、アオゲイトウ、ナズ
ナ、イチビ、マルバアサガオなどの広葉雑草、タイヌビ
エ、イヌビエ、エノコログサ、メヒシバ、スズメノカタ
ビラ、カラスムギなどのイネ科雑草、ハマスゲなどのカ
ヤツリグサ科雑草に対しても幅広く作用してほぼ完全に
除草することができ、しかもトウモロコシ、コムギ、イ
ネ、ダイズ、ナタネ、ビートなどの主要作物に対し薬害
を与えない。その上、人畜毒性や魚毒性もない。したが
って、安全に使用できる。
び土壌処理において、問題となるソバカズラ、イヌビ
ユ、イヌタデ、ハコベ、シロザ、アオゲイトウ、ナズ
ナ、イチビ、マルバアサガオなどの広葉雑草、タイヌビ
エ、イヌビエ、エノコログサ、メヒシバ、スズメノカタ
ビラ、カラスムギなどのイネ科雑草、ハマスゲなどのカ
ヤツリグサ科雑草に対しても幅広く作用してほぼ完全に
除草することができ、しかもトウモロコシ、コムギ、イ
ネ、ダイズ、ナタネ、ビートなどの主要作物に対し薬害
を与えない。その上、人畜毒性や魚毒性もない。したが
って、安全に使用できる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 317:12) (72)発明者 楠 雅幸 神奈川県厚木市戸田2385番地 北興化学寮 (72)発明者 石川 弘道 神奈川県厚木市旭町5丁目40番12号 (72)発明者 吉沢 裕和 神奈川県厚木市戸田2190番地の1 クロー バーハイツ303 (72)発明者 竹内 崇 神奈川県厚木市戸田2385番地 北興化学寮
Claims (2)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 〔式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、ホルミル
基、低級アルキルカルボニル基、 【化2】 (基中、R5は、低級アルキル基を表す。)または 【化3】 (基中、R5は、前記と同じ意味を表し、R6は、水素原
子、低級アルキル基またはベンジル基を表す。)を表
し、R2は、水素原子または低級アルキル基を表し、R3
は、低級アルキル基を表し、R4は、シアノ基、低級ア
ルコキシ基、ベンジルオキシ基、フェノキシ基、低級ア
ルコキシカルボニル基、低級アルキルカルボニル基、フ
ェニル基または−CH2OR7基(基中、R7は、水素原
子、低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニ
ル基、ベンジル基、低級アルコキシカルボニルメチル
基、低級アルキルカルボニル基、トリフルオロアセチル
基、低級アルケニルカルボニル基、シンナモイル基、モ
ノ低級アルキルカルバモイル基またはジ低級アルキルカ
ルバモイル基を表す。)〕で示されるピリミジニルオキ
シフェニルケトン誘導体。 - 【請求項2】 一般式 【化4】 〔式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、ホルミル
基、低級アルキルカルボニル基、 【化5】 (基中、R5は、低級アルキル基を表す。)または 【化6】 基(基中、R5は、前記と同じ意味を表し、R6は、水素
原子、低級アルキル基またはベンジル基を表す。)を表
し、R2は、水素原子または低級アルキル基を表し、R3
は、低級アルキル基を表し、R4は、シアノ基、低級ア
ルコキシ基、ベンジルオキシ基、フェノキシ基、低級ア
ルコキシカルボニル基、低級アルキルカルボニル基、フ
ェニル基または−CH2OR7基(基中、R7は、水素原
子、低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニ
ル基、ベンジル基、低級アルコキシカルボニルメチル
基、低級アルキルカルボニル基、トリフルオロアセチル
基、低級アルケニルカルボニル基、シンナモイル基、モ
ノ低級アルキルカルバモイル基またはジ低級アルキルカ
ルバモイル基を表す。)〕で示されるピリミジニルオキ
シフェニルケトン誘導体を活性成分として含有すること
を特徴とする除草剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6025890A JPH07215949A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | ピリミジニルオキシフェニルケトン誘導体および除草剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6025890A JPH07215949A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | ピリミジニルオキシフェニルケトン誘導体および除草剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07215949A true JPH07215949A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=12178392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6025890A Pending JPH07215949A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | ピリミジニルオキシフェニルケトン誘導体および除草剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07215949A (ja) |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP6025890A patent/JPH07215949A/ja active Pending
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