JPH072214B2 - 硝酸パラジウムキレート錯体触媒の再生方法 - Google Patents

硝酸パラジウムキレート錯体触媒の再生方法

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JPH072214B2
JPH072214B2 JP62316435A JP31643587A JPH072214B2 JP H072214 B2 JPH072214 B2 JP H072214B2 JP 62316435 A JP62316435 A JP 62316435A JP 31643587 A JP31643587 A JP 31643587A JP H072214 B2 JPH072214 B2 JP H072214B2
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、硝酸パラジウムキレート錯体触媒の再生方法
に関する。
[発明の背景] パラジウム塩と1,10−フェナントロリン、2,2′−ビピ
リジンなどの塩基性二座配位子とから形成されるパラジ
ウム塩のキレート錯体を、o−フタル酸ジエステルを酸
化カップリングさせてビフェニルテトラカルボン酸テト
ラエステルを製造する際の触媒として使用することが提
案されている(特開昭60−51150号公報および特開昭60
−51151号公報)。
また、パラジウム塩、塩基性二座配位子および銅塩から
なる触媒が、o−フタル酸ジエステルを酸化カップリン
グさせてビフェニルテトラカルボン酸テトラエステルを
製造する際に使用できることは、すでに知られている。
上記酸化カップリング反応は高温で行なわれるため、触
媒を添加する際に上記各成分をただ単に混合物として添
加する場合には、パラジウム塩が分解し、触媒活性の失
われた金属パラジウムとして析出することがある。一
方、パラジウム塩と塩基性二座配位子とから形成された
錯体は熱安定性に優れているため、上記酸化カップリン
グ反応において金属パラジウムが析出することなく有利
に使用することができる。上記特開昭60−51151号公報
には、パラジウム塩として無機酸パラジウム塩、特に硝
酸パラジウムを使用した場合に、さらに熱安定性に優れ
たパラジウム塩のキレート錯体が得られることが記載さ
れている。
上記公報に記載されたパラジウム塩のキレート錯体の製
造法は、硝酸パラジウムに対してほぼ等モルの塩基性二
座配位子を反応させる方法であって、このようにして一
般式[II]; L・Pd(NO3)2 ・・・[II] (ただし、Lは、塩基性二座配位子を表わす)で表わさ
れる硝酸パラジウムモノキレート錯体が得られる。しか
し、上記の方法において塩基性二座配位子を硝酸パラジ
ウムに対して過剰に用いると、一般式[I]; L2・Pd(NO3)2 ・・・[I] (ただし、Lは、塩基性二座配位子を表わす)で表わさ
れる硝酸パラジウムビスキレート錯体ができる。
本発明者の検討によれば、上記の二種の錯体はいずれも
上記酸化カップリング反応の触媒として使用することが
できるが、硝酸パラジウムビスキレート錯体は、硝酸パ
ラジウムモノキレート錯体に比較して誘導期(反応開始
後、反応速度が充分大きくなるまでに必要とする時間)
が長いことが判明した。
硝酸パラジウムと塩基性二座配位子とから形成されたキ
レート錯体からなる触媒の存在下でo−フタル酸ジエス
テルを酸化カップリング反応させてビフェニルテトラカ
ルボン酸テトラエステルを製造する公知の製法で生成す
る反応液からは、目的物質のビフェニルテトラカルボン
酸テトラエステルが取り出されるが、パラジウムもまた
硝酸パラジウム溶液として回収される。そして、この硝
酸パラジウム溶液と、1,10−フェナントロリン、2,2′
−ビピリジンなどの塩基性二座配位子とをキレート化反
応させて硝酸パラジウムキレート錯体に変え(再生)、
これを再度と触媒として用いることが一般的に行なわれ
ている。
上記の触媒の再生工程において、硝酸パラジウムと塩基
性二座配位子との反応では、回収した硝酸パラジウムを
有効に利用するために、塩基性二座配位子を過剰量用い
ている。しかしながら、本発明者の検討によると、この
ように塩基性二座配位子を過剰に用いた場合、反応液か
ら回収された硝酸パラジウム中に残留している塩基性二
座配位子の量も影響し、このため塩基性二座配位子の量
がかなり過剰となり、その場合には、得られる硝酸パラ
ジウムキレート錯体は、モノキレート錯体とビスキレー
ト錯体との混合物となることが判明した。そして、この
ようなモノキレート錯体とビスキレート錯体との混合物
を再生触媒として用いた場合には、前記の本発明者の新
たな知見から明らかなように、モノキレート錯体のみの
触媒を用いた場合に比較して、誘導期が長くなるとの欠
点がある。
[発明の目的] 本発明は、硝酸パラジウムと1,10−フェナントロリンも
しくは2,2′−ビピリジンとから形成されたキレート錯
体の存在下でo−フタル酸ジエステルを酸化カップリン
グ反応させてビフェニルテトラカルボン酸テトラエステ
ルを製造した反応液から回収された硝酸パラジウムを含
む溶液を用いて触媒能力の高い硝酸パラジウムキレート
錯体触媒を再生する方法を提供することを目的とする。
[発明の要旨] 本発明は、硝酸パラジウムと1,10−フェナントロリンも
しくは2,2′−ビピリジンとから形成されたキレート錯
体の存在下でo−フタル酸ジエステルを酸化カップリン
グ反応させてビフェニルテトラカルボン酸テトラエステ
ルを製造した反応液から回収された硝酸パラジウムを含
む溶液と、1,10−フェナントロリンもしくは2、2′−
ビピリジンとのキレート化反応により得られる硝酸パラ
ジウムビスキレート錯体と硝酸パラジウムモノキレート
錯体との混合物と、該混合物に含まれる硝酸パラジウム
ビスキレート錯体に対して1〜2倍モルの硝酸パラジウ
ムとを水溶液中にて反応させ、硝酸パラジウムモノキレ
ート錯体からなる生成物を得ることからなる硝酸パラジ
ウムキレート錯体触媒の再生方法にある。
なお、本発明において、硝酸パラジウムビスキレート錯
体とは、下記式で表わされる錯体である。
L2・Pd(NO3)2 (ただし、Lは1,10−フェナントロリンもしくは2,2′
−ビピリジンを意味する。) また、硝酸パラジウムモノキレート錯体は、下記式で表
わされる錯体である。
L・Pd(NO3)2 (Lは上記と同じ意味を表わす。) [発明の詳細な説明] 本発明は、硝酸パラジウムと1,10−フェナントロリンも
しくは2,2′−ビピリジンとから形成されたキレート錯
体の存在下でo−フタル酸ジエステルを酸化カップリン
グ反応させてビフェニルテトラカルボン酸テトラエステ
ルを製造した反応液から回収された硝酸パラジウムを含
む溶液を用いて硝酸パラジウムキレート錯体触媒を再生
する際に、触媒反応における誘導期を短縮できるなどの
触媒能力が高い錯体触媒を得る目的で有利に利用でき
る。すなわち、本発明の再生処理対象物は、ビフェニル
テトラカルボン酸テトラエステルを製造した反応液から
回収された硝酸パラジウムを含む溶液と、1,10−フェナ
ントロリンもしくは2,2′−ビピリジンとのキレート化
反応により得られる硝酸パラジウムビスキレート錯体と
硝酸パラジウムモノキレート錯体との混合物である。
上記混合物としては、パラジウム成分とともに銅を含ん
でいてもよく、パラジウム塩、塩基性二座配位子(本発
明では、1,10−フェナントロリン、2,2′−ビピリジ
ン、あるいはその混合物を意味する。)および銅塩から
なる触媒を用いて、o−フタル酸ジエステルを酸化カッ
プリングさせてビフェニルテトラカルボン酸テトラエス
テルを製造した反応液中から回収された金属パラジウム
および金属銅の混合物から金属パラジウムを上記酸化カ
ップリング反応の触媒として再生する際に、塩基性二座
配位子を金属パラジウムに対して等モルよりも多く用い
て、モノ錯体とともにビス錯体が生成した混合物を挙げ
ることもできる。上記反応液中から回収された金属パラ
ジウムおよび金属銅の混合物から、金属パラジウムを上
記酸化カップリング反応の触媒として再生する方法につ
いては、特開昭60−102939号公報の実施例4に詳しい記
載がある。
本発明の方法は、上記混合物中のビス錯体と、該錯体に
対して等モル以上(但し、2倍モル以下)の硝酸パラジ
ウムとを、水溶液中にて反応させ、モノ錯体を生成させ
ることを特徴とする。
上記硝酸パラジウムは、水溶液として使用することが好
ましい。硝酸パラジウムを水溶液とすることにより、該
水溶液を上記各錯体の溶媒とすることができるので好都
合である。上記硝酸パラジウム水溶液は、硝酸パラジウ
ムを水に溶解して調製してもよいが、硝酸パラジウムに
は潮解性があるので、金属パラジウム(パラジウム黒と
もいう)を濃硝酸に溶解したのち水で希釈して調製する
ことが好ましい。上記金属パラジウムは、塩化パラジウ
ム、硫酸パラジウム、および酢酸パラジウムなどのパラ
ジウム潮を還元することにより容易に得ることができ
る。濃硝酸の濃度は、50%以上であることが好ましく、
さらに好ましくは60%以上である。その使用量は、金属
パラジウムを溶解し、溶液が酸性を示す程度で充分であ
り、通常は金属パラジウム1モル当り、150〜1000mlの
範囲である。金属パラジウムの溶解が不充分であるとき
には、金属パラジウムを還元して賦活してもよい。上記
の金属パラジウムの賦活方法については、特公昭53−20
009号公報に詳細な記載がある。上記の金属パラジウム
を濃硝酸に溶解したのち水を加えて希釈し、硝酸パラジ
ウム水溶液を調製する。希釈水の量は特に限定するもの
ではないが、金属パラジウム10g当り100〜1000mlで充分
である。
上記硝酸パラジウム水溶液に、ビス錯体が含まれる混合
物を添加する。硝酸パラジウムの使用量は、ビス錯体に
対して等モル以上であることが必要であり、1〜2倍モ
ル、特に1〜1.2倍モルの範囲にあることが好ましい。
硝酸パラジウムは過剰に用いても差支えないが、パラジ
ウムの溶存量が増大する傾向があるため、不利となる。
また、硝酸パラジウムの使用量が、ビス錯体に対して等
モル未満である場合には、生成物がモノ錯体とビス錯体
との混合物になるので好ましくない。
次いで上述の水溶液を20〜250℃、好ましくは20〜100℃
の範囲に加熱し、10分〜10時間反応させる。反応終了
後、反応液を硝酸酸性にして、モノ錯体を完全に析出さ
せたのち、該錯体を濾過して分離、回収する。
錯体を濾過したのちの濾液にはパラジウムが溶存してい
る。このパラジウムは、特願昭62−316433号明細書に記
載の方法により回収することができる。
前述の、パラジウム塩、塩基性二座配位子および銅塩か
らなる触媒を用いて、o−フタル酸ジエステルを酸化カ
ップリングさせてビフェニルテトラカルボン酸テトラエ
ステルを製造した反応液中から回収された金属パラジウ
ムおよび金属銅の混合物からモノ錯体を再生する場合に
は、硝酸パラジウム−塩基性二座配位子錯体の外に、さ
らに硝酸銅−塩基性二座配位子錯体が形成され、生成物
がこれら各種錯体からなる混合物になることがある。上
記硝酸銅−塩基性二座配位子錯体についても、パラジウ
ムビスキレート錯体をパラジウムモノキレート錯体に変
換する方法と同様にして、該銅錯体に配位している塩基
性二座配位子から形成されるパラジウムモノキレート錯
体に相当する量に対して等モル以上の硝酸パラジウムを
反応させることにより、パラジウムモノキレート錯体に
変換することができる。
[発明の効果] 本発明の方法により、硝酸パラジウム1,10−フェナント
ロリンもしくは2,2′−ビピリジンとから形成されたキ
レート錯体の存在下でo−フタル酸ジエステルを酸化カ
ップリング反応させてビフェニルテトラカルボン酸テト
ラエステルを製造した反応液から回収された硝酸パラジ
ウムを含む溶液と、1,10−フェナントロリンもしくは2,
2′−ビピリジンとのキレート化反応により得られる硝
酸パラジウムビスキレート錯体と硝酸パラジウムモノキ
レート錯体との混合物を、工業的に容易な操作により、
硝酸パラジウムモノキレート錯体に変換し、実質的にビ
ス錯体を含まないモノ錯体のみを得ることができる。
次に本発明の実施例を示す。
[実施例1] o−フタル酸エステルの二量化反応液から回収したパラ
ジウムと銅との混合物2gを濃硝酸5mlに溶解したのち、
水で希釈して、全量104gの水溶液を得た。該水溶液に
は、1.64重量%のパラジウムおよび0.29重量%の銅が含
有されていることが、原子吸光分析により確認された。
この水溶液13gは、硝酸パラジウム2ミリモルおよび硝
酸銅0.6ミリモルを含有する。
上記水溶液13gに、1,10−フェナントロリン−水塩0.515
g(2.6ミリモル)を添加して、80℃にて30分加熱した。
反応液を放冷後、0.5N−硝酸10mlを加え、析出した固体
0.905gを濾取した。該固体の元素分析の結果を、モノ
(1,10−フェナントロリン)ジニトラトパラジウム(モ
ノ錯体と略記する)およびビス(1,10−フェナントロリ
ン)ジニトラトパラジウム(ビス錯体と略記する)の元
素組成の計算値とともに示す。
C H N 実験値 37.72 2.16 14.49 モノ錯体の計算値 35.10 1.96 13.65 ビス錯体の計算値 48.79 2.73 14.22 (モノ錯体:C12H8N4O6Pd=410.62) (ビス錯体:C24H16N6O6Pd=590.83) 元素分析およびIRスペクトルから、上記の固体は、モノ
錯体とビス錯体との混合物であることがわかった(モノ
錯体:ビス錯体=76:24、モル比)。
硝酸パラジウム0.069g(0.3ミリモル)を含む水溶液5ml
に、上記で得られた黄色固体0.5gを加えて、1時間還流
した。反応液を放冷後、6N−硝酸を0.5ml加えて、黄色
固体0.510gを得た。この固体のIRスペクトルは、標品の
モノ(1,10−フェナントロリン)ジニトラトパラジウム
と一致した。次にこの固体の元素分析の結果を示す。
C H N 実験値 35.33 1.90 13.69 計算値 35.10 1.96 13.65 (C12H8N4O6Pd=410.62) [参考例1] 硝酸パラジム0.046g(0.2ミリモル)を含む水溶液5ml
に、ビス(1,10−フェナントロリン)ジニトラトパラジ
ウム0.118g(0.2ミリモル)を加えて、1時間還流し
た。反応液を放冷後、6N−硝酸を0.5ml加えて、黄色固
体0.154gを得た。この固体のIRスペクトルは、標品のモ
ノ(1,10−フェナントロリン)ジニトラトパラジウムと
一致した。収率は、94%であった。次にこの固体の元素
分析の結果を示す。
C H N 実験値 35.55 1.94 13.92 計算値 35.10 1.96 13.65 (C12H8N4O6Pd=410.62) 上記で使用した、ビス(1,10−フェナントロリン)ジニ
トラトパラジウムは、次のようにして合成した。
モノ(1,10−フェナントロリン)ジニトラトパラジウム
2.053g(5ミリモル)と1,10−フェナントロリン−水塩
1.031g(5.2ミリモル)とを酢酸50mlに溶解し、該溶液
を1時間還流した。放冷後、沈殿を濾過し、クロロホル
ムで洗浄、乾燥して、ビス(1,10−フェナントロリン)
ジニトラトパラジウム2.750gを得た(収率93%)。さら
に水から再結晶して黄色板状結晶を得た。次にこの黄色
板状結晶の元素分析の結果を示す。
C H N 実験値 48.96 2.73 14.49 計算値 48.79 2.73 14.22 (C24H16N6O6Pd=590.83) [参考例2] 硝酸パラジム0.115g(0.5ミリモル)を含む水溶液10ml
に、ビス(2,2′−ビピリジン)ジニトラトパラジウム
0.271g(0.5ミリモル)を加えて、30分間還流した。反
応液を放冷後、6N−硝酸を0.5ml加えて、黄色の固体0.3
67gを得た。この固体のIRスペクトルは、標品のモノ
(2,2′−ビピリジン)ジニトラトパラジウムと一致し
た。収率は、95%であった。次に元素分析の結果を示
す。
C H N 実験値 31.20 2.07 14.53 計算値 31.07 2.08 14.49 (C10H8N4O6Pd=386.60) 上記で使用した、ビス(2,2′−ビピリジン)ジニトラ
トパラジウムは、次のようにして合成した。
モノ(2,2′−ビピリジン)ジニトラトパラジウム0.773
g(2ミリモル)と2,2′−ビピリジン0.328g(2.1ミリ
モル)とをメタノール20mlに溶解し、該溶液を30分間還
流した。放冷後、沈殿を濾過し、クロロホルムで洗浄、
乾燥して、ビス(2,2′−ビピリジン)ジニトラトパラ
ジウム0.964gを得た(収率89%)。次に元素分析の結果
を示す。
C H N 実験値 44.73 2.94 15.80 計算値 44.26 2.97 15.48 (C20H16N6O6Pd=542.79) [参考例3] パラジウム錯体0.4ミリモルおよび酢酸銅−水塩0.12ミ
リモルを触媒に用いて、o−フタル酸ジメチル(以下、
DMPと略記する)119gを300mlフラスコ中で空気を300ml/
分で通気し、500rpmで攪拌しながら220℃にて、酸化カ
ップリング反応を行なった。
添付した図面に、パラジウム錯体に、モノ(1,10−フェ
ナントロリン)ジニトラトパラジウム(○印)、およ
び、ビス(1,10−フェナントロリン)ジニトラトパラジ
ウム(×印)を用いた場合のDMPの二量化による3,3′,
4,4′−ビフェニルテトラカルボン酸テトラメチルの収
率の経時変化曲線を示す。
それぞれの錯体を用いた場合の曲線の傾きの変化から、
ビス錯体がモノ錯体に比較して誘導期が長いことが明ら
かである。
【図面の簡単な説明】 第1図は、パラジウム錯体を触媒に用いて、o−フタル
酸ジメチルの酸化カップリング反応を行なった際の3,
3′,4,4′−ビフェニルテトラカルボン酸テトラメチル
の収率の経時変化曲線を示したものであり、○印はパラ
ジウム錯体にモノ((1,10−フェナントロリン)ジニト
ラトパラジウムを、×印はビス(1,10−フェナントロリ
ン)ジニトラトパラジウムを用いた場合をそれぞれ示
す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】硝酸パラジウムと1,10−フェナントロリン
    もしくは2,2′−ビピリジンとから形成されたキレート
    錯体の存在下でo−フタル酸ジエステルを酸化カップリ
    ング反応させてビフェニルテトラカルボン酸テトラエス
    テルを製造した反応液から回収された硝酸パラジウムを
    含む溶液と、1,10−フェナントロリンもしくは2、2′
    −ビピリジンとのキレート化反応により得られる硝酸パ
    ラジウムビスキレート錯体と硝酸パラジウムモノキレー
    ト錯体との混合物と、該混合物に含まれる硝酸パラジウ
    ムビスキレート錯体に対して1〜2倍モルの硝酸パラジ
    ウムとを水溶液中にて反応させ、硝酸パラジウムモノキ
    レート錯体からなる生成物を得ることからなる硝酸パラ
    ジウムキレート錯体触媒の再生方法。
  2. 【請求項2】硝酸パラジウムビスキレート錯体と硝酸パ
    ラジウムモノキレート錯体との混合物と、該混合物に含
    まれる硝酸パラジウムビスキレート錯体に対して1〜1.
    2倍モルの硝酸パラジウムとを水溶液中にて反応させ
    て、硝酸パラジウムモノキレート錯体からなる生成物を
    得ることからなる特許請求の範囲第1項記載の硝酸パラ
    ジウムキレート錯体触媒の再生方法。
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