JPH0723314Y2 - 自動車のベルトリーチャー装置 - Google Patents
自動車のベルトリーチャー装置Info
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- JPH0723314Y2 JPH0723314Y2 JP8390088U JP8390088U JPH0723314Y2 JP H0723314 Y2 JPH0723314 Y2 JP H0723314Y2 JP 8390088 U JP8390088 U JP 8390088U JP 8390088 U JP8390088 U JP 8390088U JP H0723314 Y2 JPH0723314 Y2 JP H0723314Y2
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- reacher
- door
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Description
【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は自動車のベルトリーチャー装置に関する。
従来技術 自動車のフロントシート用にシートベルトは、そのウェ
ビングを案内するベルトガイドが車体のセンターピラー
に設けられているため、フロントシートに着座した乗員
がシートベルトを装着する際、シートに着座したままの
姿勢ではウェビングを取りにくいことがある。特に2ド
アタイプの自動車においては、リヤシートへの乗降性を
高めるべく、ドア開口を広くとってあるため、フロント
シートがセンターピラーよりも前方に位置することが多
く、フロントシートからベルトガイドまでの距離が大き
くならざるを得ない。このためフロントシートに着座し
た乗員がシートベルトを装着するとき、体を大きく後方
にねじらせてウェビングを取り、これを引かなければな
らない。
ビングを案内するベルトガイドが車体のセンターピラー
に設けられているため、フロントシートに着座した乗員
がシートベルトを装着する際、シートに着座したままの
姿勢ではウェビングを取りにくいことがある。特に2ド
アタイプの自動車においては、リヤシートへの乗降性を
高めるべく、ドア開口を広くとってあるため、フロント
シートがセンターピラーよりも前方に位置することが多
く、フロントシートからベルトガイドまでの距離が大き
くならざるを得ない。このためフロントシートに着座し
た乗員がシートベルトを装着するとき、体を大きく後方
にねじらせてウェビングを取り、これを引かなければな
らない。
上記不具合を除去するため、センターピラーにリーチャ
ーアームを回動可能に枢支し、その先端部にベルトガイ
ドを設け、フロントシートの着座者がシートベルトを装
着するときはリーチャーアームを回動させてベルトガイ
ドを前方側へ移動させ、該ガイドに掛けられたウェビン
グを容易に取り出せるようにしたベルトリーチャー装置
が既に実用化されている。ドアを開いて人が車内に出入
りするときは、リーチャーアームをその邪魔とならぬ位
置に回動させる。
ーアームを回動可能に枢支し、その先端部にベルトガイ
ドを設け、フロントシートの着座者がシートベルトを装
着するときはリーチャーアームを回動させてベルトガイ
ドを前方側へ移動させ、該ガイドに掛けられたウェビン
グを容易に取り出せるようにしたベルトリーチャー装置
が既に実用化されている。ドアを開いて人が車内に出入
りするときは、リーチャーアームをその邪魔とならぬ位
置に回動させる。
ところが上記従来のベルトリーチャー装置は、リーチャ
ーアームをその都度手操作で回動させなければならぬた
め、その操作が大変面倒である。
ーアームをその都度手操作で回動させなければならぬた
め、その操作が大変面倒である。
そこで、ドアの開閉時の動きを利用してリーチャーアー
ムを回動させ、ドアを閉鎖したときはリーチャーアーム
が使用位置にくるように、またドアを開放すると該アー
ムが格納位置に納められるように構成したベルトリーチ
ャー装置が提案されている。この装置によればリーチャ
ーアームを手で動かす必要がないため、特別な操作が不
要となり大変都合がよい。
ムを回動させ、ドアを閉鎖したときはリーチャーアーム
が使用位置にくるように、またドアを開放すると該アー
ムが格納位置に納められるように構成したベルトリーチ
ャー装置が提案されている。この装置によればリーチャ
ーアームを手で動かす必要がないため、特別な操作が不
要となり大変都合がよい。
ところが、従来提案されている上記形式のベルトリーチ
ャー装置は、ドアを閉じてリーチャーアームを使用位置
にもたらしたとき、該アームが不動に固定されてしまう
ため、何らかの理由によってリーチャーアームが邪魔と
なったようなときも、これを動かすことができない。ま
たリーチャーアームが不動であると、シートベルトを装
着した着座者に多少窮屈感を与える恐れもある。
ャー装置は、ドアを閉じてリーチャーアームを使用位置
にもたらしたとき、該アームが不動に固定されてしまう
ため、何らかの理由によってリーチャーアームが邪魔と
なったようなときも、これを動かすことができない。ま
たリーチャーアームが不動であると、シートベルトを装
着した着座者に多少窮屈感を与える恐れもある。
目的 本考案は上述した新規な認識に基きなされたものであっ
て、その目的とするところは、シートベルトを装着した
ときもリーチャーアームを回動させることの可能なベル
トリーチャー装置を提供することである。
て、その目的とするところは、シートベルトを装着した
ときもリーチャーアームを回動させることの可能なベル
トリーチャー装置を提供することである。
構成 本考案は上記目的を達成するため、車体のセンターピラ
ーに固定された枢ピンと、先端側にベルトガイドを有
し、基端側が前記枢ピンに回動自在に支持されたリーチ
ャーアームと、同じく枢ピンに回動自在に支持された回
動プレートと、リーチャーアームと回動プレートが互い
に開拡する方向にこれらを付勢するばねと、リーチャー
アームと回動プレートの成す角度が所定角度より大きく
なることを阻止し、かつリーチャーアームと回動プレー
トの成す角度が所定角度以下となる方向には、当該リー
チャーアームと回動プレートが枢ピンのまわりに相対的
に回動することを許容する角度規制手段と、ドアの開鎖
により押圧されて、初期位置から作動位置に回動し、ド
アの開放によって押圧を解除されるように車体に回動可
能に支持された被押圧部材と、該被押圧部材をその初期
位置へ向けて付勢するばねと、被押圧部材と回動プレー
トとに連結された伝動部材とを具備し、該伝動部材は、
被押圧部材が初期位置に在するとき前記ベルトガイドが
ドア開口よりも後方の格納位置を占め、被押圧部材がド
アによって作動位置に押圧されたときはベルトガイドが
前記格納位置よりも前方の使用位置を占めるように、被
押圧部材の動きを回動プレートに伝えることを特徴とす
る自動車のベルトリーチャー装置を提案する。
ーに固定された枢ピンと、先端側にベルトガイドを有
し、基端側が前記枢ピンに回動自在に支持されたリーチ
ャーアームと、同じく枢ピンに回動自在に支持された回
動プレートと、リーチャーアームと回動プレートが互い
に開拡する方向にこれらを付勢するばねと、リーチャー
アームと回動プレートの成す角度が所定角度より大きく
なることを阻止し、かつリーチャーアームと回動プレー
トの成す角度が所定角度以下となる方向には、当該リー
チャーアームと回動プレートが枢ピンのまわりに相対的
に回動することを許容する角度規制手段と、ドアの開鎖
により押圧されて、初期位置から作動位置に回動し、ド
アの開放によって押圧を解除されるように車体に回動可
能に支持された被押圧部材と、該被押圧部材をその初期
位置へ向けて付勢するばねと、被押圧部材と回動プレー
トとに連結された伝動部材とを具備し、該伝動部材は、
被押圧部材が初期位置に在するとき前記ベルトガイドが
ドア開口よりも後方の格納位置を占め、被押圧部材がド
アによって作動位置に押圧されたときはベルトガイドが
前記格納位置よりも前方の使用位置を占めるように、被
押圧部材の動きを回動プレートに伝えることを特徴とす
る自動車のベルトリーチャー装置を提案する。
また、上記構成に加え、被押圧部材が作動位置に静止し
た状態で、リーチャーアームに対して、ベルトガイドが
使用位置から上方に持ち上げられる向きに外力を加えら
れたとき、該アームが前記回動プレートと共に回動し得
るように、前記伝動部材が被押圧部材に形成された長孔
に嵌合していると特に有利である。
た状態で、リーチャーアームに対して、ベルトガイドが
使用位置から上方に持ち上げられる向きに外力を加えら
れたとき、該アームが前記回動プレートと共に回動し得
るように、前記伝動部材が被押圧部材に形成された長孔
に嵌合していると特に有利である。
作用 上記第1の構成によれば、ドアの閉鎖時には被押圧部材
がドアにより押圧され、その動きが伝動部材を介して回
動プレートに伝えられ、該プレートがリーチャーアーム
と共に前方側へ回動し、ベルトガイドが使用位置にもた
らされる。このときリーチャーアームに対して、ベルト
ガイドが下げられる向きに外力を加えられると、該アー
ムは枢ピンのまわりを回動する。ドアを開くと、被押圧
部材への押圧作用が解除され、ベルトガイドが格納位置
に戻される。
がドアにより押圧され、その動きが伝動部材を介して回
動プレートに伝えられ、該プレートがリーチャーアーム
と共に前方側へ回動し、ベルトガイドが使用位置にもた
らされる。このときリーチャーアームに対して、ベルト
ガイドが下げられる向きに外力を加えられると、該アー
ムは枢ピンのまわりを回動する。ドアを開くと、被押圧
部材への押圧作用が解除され、ベルトガイドが格納位置
に戻される。
第2の構成によれば、ベルトガイドが使用位置にあると
きも、リーチャーアームに対して、ベルトガイドが持ち
上げられる向きに外力を加えられたとき、該アームはそ
のまま回動することができる。
きも、リーチャーアームに対して、ベルトガイドが持ち
上げられる向きに外力を加えられたとき、該アームはそ
のまま回動することができる。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に従って説明する。
第1図は2ドアタイプの自動車の車内から、運転席側の
フロントシートを見た状態を示す図であり、1は車体10
0のセンターピラー、2はセンターピラーの前方のドア
開口3に配置されたドア、そして4はフロントシートを
それぞれ示している。第2図はドア2を開いたときの第
1図と同様な図である。またセンターピラー1の車内側
面には、第3図にもその一部を示すようにガーニッシュ
8が設けられている。
フロントシートを見た状態を示す図であり、1は車体10
0のセンターピラー、2はセンターピラーの前方のドア
開口3に配置されたドア、そして4はフロントシートを
それぞれ示している。第2図はドア2を開いたときの第
1図と同様な図である。またセンターピラー1の車内側
面には、第3図にもその一部を示すようにガーニッシュ
8が設けられている。
シート4に着座した乗員の体にはシートベルトのウェビ
ング9が装着されるが、このウェビング9は、車体のサ
イド部構造内部空間に配置されたシートベルトリトラク
タ6から上方に延び、開口7から車内側に出た後、後述
するベルトガイド10にスライド自在に掛けられ、車体下
部の係留部106に係止されている。
ング9が装着されるが、このウェビング9は、車体のサ
イド部構造内部空間に配置されたシートベルトリトラク
タ6から上方に延び、開口7から車内側に出た後、後述
するベルトガイド10にスライド自在に掛けられ、車体下
部の係留部106に係止されている。
第2図はシートベルトを装着していないときの状態を示
しており、この状態からベルトを装着するには、第1図
のようにシート4に着座した乗員がウェビング9を引い
てこれを体に掛け、ウェビングの中間部にスライド可能
に設けられたタングプレート11を車内中央部に付設され
たバックル12に係止する。
しており、この状態からベルトを装着するには、第1図
のようにシート4に着座した乗員がウェビング9を引い
てこれを体に掛け、ウェビングの中間部にスライド可能
に設けられたタングプレート11を車内中央部に付設され
たバックル12に係止する。
ところで、第1図及び第2図に示した如き2ドアタイプ
自動車では、先にも説明したように図示していないリヤ
シートへの乗降性を高めるように、ドア開口3が大きく
形成され、従ってフロントシート4はセンターピラー1
よりも前方に位置することが多い。このため、前述のベ
ルトガイド10をセンターピラー1に直に取付けたとする
と、フロントシート4に着座した乗員がシートベルトを
装着するとき、ベルトガイド10に掛けられたウェビング
9を自分の体のところまで引き寄せにくく、その操作性
が低下する。このような不具合を解消するため、本考案
に係るベルトリーチャー装置13が設けられている。以
下、その詳細を明らかにする。
自動車では、先にも説明したように図示していないリヤ
シートへの乗降性を高めるように、ドア開口3が大きく
形成され、従ってフロントシート4はセンターピラー1
よりも前方に位置することが多い。このため、前述のベ
ルトガイド10をセンターピラー1に直に取付けたとする
と、フロントシート4に着座した乗員がシートベルトを
装着するとき、ベルトガイド10に掛けられたウェビング
9を自分の体のところまで引き寄せにくく、その操作性
が低下する。このような不具合を解消するため、本考案
に係るベルトリーチャー装置13が設けられている。以
下、その詳細を明らかにする。
第3図及至第5図に示すように、センターピラー1の車
内側パネル1aには枢ピン14が固定され、このピン14にリ
ーチャーアーム15と回動プレート16の基端側がそれぞれ
回動自在に支持されている。このリーチャーアーム15の
先端側に、前述のベルトガイド10が回動可能に取付けら
れ、該ガイド10にウェビング9が掛けられている。また
第3図から判るように、リーチャーアーム15は前述のガ
ーニッシュ8よりも車内側に位置し、回動プレート16は
ガーニッシュ8より車外側に位置していて、枢ピン14の
車内側の部分は、ガーニッシュに8係止されたカバー18
(第4図及び第5図には示さず)によって覆われてい
る。
内側パネル1aには枢ピン14が固定され、このピン14にリ
ーチャーアーム15と回動プレート16の基端側がそれぞれ
回動自在に支持されている。このリーチャーアーム15の
先端側に、前述のベルトガイド10が回動可能に取付けら
れ、該ガイド10にウェビング9が掛けられている。また
第3図から判るように、リーチャーアーム15は前述のガ
ーニッシュ8よりも車内側に位置し、回動プレート16は
ガーニッシュ8より車外側に位置していて、枢ピン14の
車内側の部分は、ガーニッシュに8係止されたカバー18
(第4図及び第5図には示さず)によって覆われてい
る。
第3図及び第5図に示すように、枢ピン14のまわりには
第1のねじりコイルばね17が巻回され、その各端部は回
動プレート16とリーチャーアーム15にそれぞれ係止さ
れ、該ばね17によってプレート16とアーム15は、第4図
(a),(b)に矢印Aで示す如く互いに開拡する方向
に付勢されている。
第1のねじりコイルばね17が巻回され、その各端部は回
動プレート16とリーチャーアーム15にそれぞれ係止さ
れ、該ばね17によってプレート16とアーム15は、第4図
(a),(b)に矢印Aで示す如く互いに開拡する方向
に付勢されている。
また枢ピン14のまわりには第2のねじりコイルばね19が
巻回され、その各端部はセンターピラー1の車内側パネ
ル1aと回動プレート16とに係止され、このばね19によっ
て回動プレート16が第4図(a),(b)に矢印Bを付
した方向に付勢されている。
巻回され、その各端部はセンターピラー1の車内側パネ
ル1aと回動プレート16とに係止され、このばね19によっ
て回動プレート16が第4図(a),(b)に矢印Bを付
した方向に付勢されている。
回動プレート16には、枢ピン14を中心とした円弧状の長
孔20が形成され、リーチャーアーム15に付設された突片
21が長孔20に突入している。このとき、回動プレート16
とリーチャーアーム15は、第1のねじりコイルばね17に
よって互いに開拡する向きに付勢されているので、突片
21が長孔20の一方の端部に第4図(a),(b)に示す
ように圧接し、アーム15とプレート16の成す角度が所定
の角度θより大きくなることが阻止される。但し、リー
チャーアーム15と回動プレート16は、これらの成す角度
が上記角度θ以下となる方向には回動することができ
る。このように、本例では、回動プレート16に形成され
た長孔20と、リーチャーアーム15に付設された突片21
が、リーチャーアームと回動プレートの成す角度が所定
角度より大きくなることを阻止し、かつリーチャーアー
ムと回動プレートの成す角度が所定角度以下となる方向
には、当該リーチャーアームと回動プレートが枢ピンの
まわりに相対的に回動することを許容する角度規制手段
を構成する。
孔20が形成され、リーチャーアーム15に付設された突片
21が長孔20に突入している。このとき、回動プレート16
とリーチャーアーム15は、第1のねじりコイルばね17に
よって互いに開拡する向きに付勢されているので、突片
21が長孔20の一方の端部に第4図(a),(b)に示す
ように圧接し、アーム15とプレート16の成す角度が所定
の角度θより大きくなることが阻止される。但し、リー
チャーアーム15と回動プレート16は、これらの成す角度
が上記角度θ以下となる方向には回動することができ
る。このように、本例では、回動プレート16に形成され
た長孔20と、リーチャーアーム15に付設された突片21
が、リーチャーアームと回動プレートの成す角度が所定
角度より大きくなることを阻止し、かつリーチャーアー
ムと回動プレートの成す角度が所定角度以下となる方向
には、当該リーチャーアームと回動プレートが枢ピンの
まわりに相対的に回動することを許容する角度規制手段
を構成する。
一方、ドア開口下部の車体部分には、第6図及び第7図
にも示すように被押圧部材22が回動自在に支持されてい
る。図示した例では、車体100に固定されたブラケット2
3の中心孔に被押圧部材22の軸部24が回転自在に支持さ
れ、軸部24の車外側の端部にはアウタレバー25が、また
内側の端部にはインナーレバー26がそれぞれ一体に付設
されている。
にも示すように被押圧部材22が回動自在に支持されてい
る。図示した例では、車体100に固定されたブラケット2
3の中心孔に被押圧部材22の軸部24が回転自在に支持さ
れ、軸部24の車外側の端部にはアウタレバー25が、また
内側の端部にはインナーレバー26がそれぞれ一体に付設
されている。
アウターレバー25の先端部は開閉されるドア2の回動軌
跡内に突出しており、ドア2が開いているときは、被押
圧部材22は第3図及び第4図(a)、並びに第6図に実
線で示す初期位置を占めているが、ドア2を閉じると、
第6図に鎖線で示すようにアウターレバー25がドア2に
よって押圧され、第4図(b)に示した作動位置に回動
する。
跡内に突出しており、ドア2が開いているときは、被押
圧部材22は第3図及び第4図(a)、並びに第6図に実
線で示す初期位置を占めているが、ドア2を閉じると、
第6図に鎖線で示すようにアウターレバー25がドア2に
よって押圧され、第4図(b)に示した作動位置に回動
する。
被押圧部材22の軸部24のまわりには第6図に示すように
第3のねじりコイルばね27が巻回され、その各端部が車
体と被押圧部材22に係止され、これにより被押圧部材22
は常に第3図における反時計方向に付勢されている。従
ってドア2の開放によって被押圧部材22に加えられてい
た押圧作用が解除されると、該部材22は第3図及び第4
図(a)に示した初期位置にばね27の作用で復帰する。
その際、被押圧部材22は、図示していないストッパによ
って初期位置と作動位置の範囲よりも外方に回動しない
ようにその動きが規制される。
第3のねじりコイルばね27が巻回され、その各端部が車
体と被押圧部材22に係止され、これにより被押圧部材22
は常に第3図における反時計方向に付勢されている。従
ってドア2の開放によって被押圧部材22に加えられてい
た押圧作用が解除されると、該部材22は第3図及び第4
図(a)に示した初期位置にばね27の作用で復帰する。
その際、被押圧部材22は、図示していないストッパによ
って初期位置と作動位置の範囲よりも外方に回動しない
ようにその動きが規制される。
被押圧部材22と回動プレート16には、図示する如きロッ
ド28又はワイヤ等から成る伝動部材の上下の端部が連結
されている。ロッド28の曲折した上端は回動プレート16
に形成された丸穴に枢着されているが、ロッド28の曲折
した下端は、被押圧部材22のインナーレバー26に形成さ
れた円弧状の長孔29に摺動可能に嵌合している。
ド28又はワイヤ等から成る伝動部材の上下の端部が連結
されている。ロッド28の曲折した上端は回動プレート16
に形成された丸穴に枢着されているが、ロッド28の曲折
した下端は、被押圧部材22のインナーレバー26に形成さ
れた円弧状の長孔29に摺動可能に嵌合している。
次にベルトリーチャー装置の動作を説明する。
第2図並びに第6図に実線で示すようにドア2が開いて
いるときは、先にも説明した如く被押圧部材22は第3図
及び第4図(a)並びに第6図に示した初期位置を占め
ている。このとき、第2のねじりコイルばね19によって
矢印B方向に付勢された回動プレート16は、ロッド28を
上方に持ち上げるように作用するが、ロッド28の下端が
被押圧部材22の長孔29の上端に当るため、ロッド28と回
動プレート16は第4図(a)に示した位置に静止する。
その際、回動プレート16とリーチャーアーム15は第1の
ねじりコイルばね17によって互に開拡する方向に付勢さ
れているので、リーチャーアーム15も回動プレート16に
対して所定の角度θを保ったまま、第2図に示したドア
開口3よりも後方の位置を占める。よってアーム15に取
付けられたベルトガイド10も、ドア開口3よりも後方の
格納位置にて静止している。
いるときは、先にも説明した如く被押圧部材22は第3図
及び第4図(a)並びに第6図に示した初期位置を占め
ている。このとき、第2のねじりコイルばね19によって
矢印B方向に付勢された回動プレート16は、ロッド28を
上方に持ち上げるように作用するが、ロッド28の下端が
被押圧部材22の長孔29の上端に当るため、ロッド28と回
動プレート16は第4図(a)に示した位置に静止する。
その際、回動プレート16とリーチャーアーム15は第1の
ねじりコイルばね17によって互に開拡する方向に付勢さ
れているので、リーチャーアーム15も回動プレート16に
対して所定の角度θを保ったまま、第2図に示したドア
開口3よりも後方の位置を占める。よってアーム15に取
付けられたベルトガイド10も、ドア開口3よりも後方の
格納位置にて静止している。
上述のように、ドア2を開いているときは、リーチャー
アーム15とベルトガイド10がドア開口3から後方に退い
た格納位置に納まるため、乗員が自動車に乗り降りする
際、アーム15やウェビング9が何ら邪魔となることはな
い。
アーム15とベルトガイド10がドア開口3から後方に退い
た格納位置に納まるため、乗員が自動車に乗り降りする
際、アーム15やウェビング9が何ら邪魔となることはな
い。
乗員が車内に乗り込み、フロントシート4に着座してド
ア2を閉じると、その動きによって被押圧部材22は第4
図(a)の初期位置から第4図(b)に示した作動位置
まで時計方向に回動する。このため、ロッド28が下方に
下げられ、回動プレート16も第4図(a)に示した位置
から第4図(b)に示した位置まで時計方向に回動す
る。その際、第1のねじりコイルばね17の作用によっ
て、リーチャーアーム15が回動プレート16と共に一体的
に回動し、第1図及び第4図(b)に示した位置、即ち
ドア開口3に突出した位置を占める。よってベルトガイ
ド10も第4図(a)の格納位置よりも前方の使用位置に
もたらされる。即ち、ウェビング9を掛けたベルトガイ
ド10が、フロントシート4に着座した乗員に近づくので
ある。このため乗員はシート4に着座したまま、楽な姿
勢でウェビング9を自分の体のところに容易に引き寄
せ、これを装着することができる。
ア2を閉じると、その動きによって被押圧部材22は第4
図(a)の初期位置から第4図(b)に示した作動位置
まで時計方向に回動する。このため、ロッド28が下方に
下げられ、回動プレート16も第4図(a)に示した位置
から第4図(b)に示した位置まで時計方向に回動す
る。その際、第1のねじりコイルばね17の作用によっ
て、リーチャーアーム15が回動プレート16と共に一体的
に回動し、第1図及び第4図(b)に示した位置、即ち
ドア開口3に突出した位置を占める。よってベルトガイ
ド10も第4図(a)の格納位置よりも前方の使用位置に
もたらされる。即ち、ウェビング9を掛けたベルトガイ
ド10が、フロントシート4に着座した乗員に近づくので
ある。このため乗員はシート4に着座したまま、楽な姿
勢でウェビング9を自分の体のところに容易に引き寄
せ、これを装着することができる。
再びドア2を開けば、各要素は第3図及び第4図(a)
の状態に戻ることは当然である。
の状態に戻ることは当然である。
尚、ロッド28は第3図に示すように車体の車内側のパネ
ル1aを貫通しているが、ここには合成樹脂製のガイドピ
ース30が嵌着され、その内部をロッド28が上下するの
で、ロッド28は円滑に作動することができる。
ル1aを貫通しているが、ここには合成樹脂製のガイドピ
ース30が嵌着され、その内部をロッド28が上下するの
で、ロッド28は円滑に作動することができる。
第4図(b)に示したようにリーチャーアーム15がほぼ
水平の姿勢を保っているとき、該アーム15に対して、こ
れを下側に回動させる外力F1が加わると、このアーム15
は枢ピン14に回動自在に支持されているため、第8図に
示すようにピン14のまわりをそのまま回動する。このと
きリーチャーアーム15の突片21が回動プレート16の長孔
20内を移動するので、アーム15の回動が阻害されること
はない。その際、回動プレート16は第4図(b)の位置
に静止したままである。
水平の姿勢を保っているとき、該アーム15に対して、こ
れを下側に回動させる外力F1が加わると、このアーム15
は枢ピン14に回動自在に支持されているため、第8図に
示すようにピン14のまわりをそのまま回動する。このと
きリーチャーアーム15の突片21が回動プレート16の長孔
20内を移動するので、アーム15の回動が阻害されること
はない。その際、回動プレート16は第4図(b)の位置
に静止したままである。
またドア2を閉じたまま、即ち被押圧部材22を作動位置
に静止させたまま、第4図(b)の位置にあるリーチャ
ーアーム15に対して、ベルトガイド10を持ち上げる方向
に外力F2が加えられたときも、該アーム15は回動プレー
ト6と共に所定の角度θを保ちながら回動することがで
きる。即ち、このときロッド28は下方に作動するが、そ
の下端が被押圧部材22の長孔29に沿って移動できるた
め、被押圧部材22が作動位置にロック状態に固定されて
いても、ロッド28は支障なく作動し、リーチャーアーム
15が第4図(b)の位置よりも時計方向に自由に回動す
ることができるのである。
に静止させたまま、第4図(b)の位置にあるリーチャ
ーアーム15に対して、ベルトガイド10を持ち上げる方向
に外力F2が加えられたときも、該アーム15は回動プレー
ト6と共に所定の角度θを保ちながら回動することがで
きる。即ち、このときロッド28は下方に作動するが、そ
の下端が被押圧部材22の長孔29に沿って移動できるた
め、被押圧部材22が作動位置にロック状態に固定されて
いても、ロッド28は支障なく作動し、リーチャーアーム
15が第4図(b)の位置よりも時計方向に自由に回動す
ることができるのである。
ドア2を開き、被押圧部材が初期位置で静止している第
4図(a)の状態のときに、リーチャーアーム15に対
し、時計方向又は反時計方向の外力が加えられたとき
も、該アーム15はいずれの方向にも、実質的に自由に回
動できることは先の説明からも明らかである。
4図(a)の状態のときに、リーチャーアーム15に対
し、時計方向又は反時計方向の外力が加えられたとき
も、該アーム15はいずれの方向にも、実質的に自由に回
動できることは先の説明からも明らかである。
上述のようにシートベルトを装着した状態でもリーチャ
ーアーム15を回動させることができるので、シート4に
着座した乗員が体を動かしてアーム15に外力を加えたと
き、該アーム15は自由に回動し、乗員に対して欝陶しい
拘束感を与えることはない。またリーチャーアーム15が
回動できるので、これに加えられた外力によってアーム
15が変形するような不具合も阻止できる。
ーアーム15を回動させることができるので、シート4に
着座した乗員が体を動かしてアーム15に外力を加えたと
き、該アーム15は自由に回動し、乗員に対して欝陶しい
拘束感を与えることはない。またリーチャーアーム15が
回動できるので、これに加えられた外力によってアーム
15が変形するような不具合も阻止できる。
尚、ロッド28の下端を、被押圧部材22の長孔29ではな
く、該部材22の丸穴に枢着し、被押圧部材22の動きが、
ロッド28を介して直に回動プレート16に伝えられるよう
に構成したときは、第2のばね19を省略することができ
る。
く、該部材22の丸穴に枢着し、被押圧部材22の動きが、
ロッド28を介して直に回動プレート16に伝えられるよう
に構成したときは、第2のばね19を省略することができ
る。
以上、運転席側のフロントシート用のベルトリーチャー
装置について説明したが、助手席側のシートのベルトリ
ーチャー装置にも本考案の適用できることは当然であ
る。
装置について説明したが、助手席側のシートのベルトリ
ーチャー装置にも本考案の適用できることは当然であ
る。
効果 本考案によれば、ドアの開閉に連動させてリーチャーア
ームを作動させることができるため、該アームを手操作
で動かす如き特別な操作は不要となる。しかも、ドアを
閉じた状態でもリーチャーアームを動かすことができ、
その実用性を一段と向上させることができる。
ームを作動させることができるため、該アームを手操作
で動かす如き特別な操作は不要となる。しかも、ドアを
閉じた状態でもリーチャーアームを動かすことができ、
その実用性を一段と向上させることができる。
第1図は車内からフロントシートとベルトリーチャー装
置を見た状態を示す図、第2図はドアを開いたときの、
第1図と同様な図、第3図は車体を鎖線で表わした、ベ
ルトリーチャー装置の側面図、第4図(a)はドアを開
いたときのベルトリーチャー装置の正面図であって、被
押圧部材を、実際の取付状態を示した第3図の位置から
90°回転して示した図、第4図(b)はドアを閉じたと
きの、第4図(a)と同様な正面図、第5図は第1図の
V−V線断面図であって、一部を省略して示した図、第
6図は第2図のVI-VI線断面図であって、ドアを鎖線で
付加した図、第7図は被押圧部材の斜視図、第8図はド
アを閉じたままリーチャーアームを回動させた状態を示
す正面図である。 1……センターピラー、2……ドア 10……ベルトガイド、14……枢ピン 15……リーチャーアーム、16……回動プレート 19,27……ばね、22……被押圧部材 29……長孔、100……車体 θ……所定角
置を見た状態を示す図、第2図はドアを開いたときの、
第1図と同様な図、第3図は車体を鎖線で表わした、ベ
ルトリーチャー装置の側面図、第4図(a)はドアを開
いたときのベルトリーチャー装置の正面図であって、被
押圧部材を、実際の取付状態を示した第3図の位置から
90°回転して示した図、第4図(b)はドアを閉じたと
きの、第4図(a)と同様な正面図、第5図は第1図の
V−V線断面図であって、一部を省略して示した図、第
6図は第2図のVI-VI線断面図であって、ドアを鎖線で
付加した図、第7図は被押圧部材の斜視図、第8図はド
アを閉じたままリーチャーアームを回動させた状態を示
す正面図である。 1……センターピラー、2……ドア 10……ベルトガイド、14……枢ピン 15……リーチャーアーム、16……回動プレート 19,27……ばね、22……被押圧部材 29……長孔、100……車体 θ……所定角
Claims (2)
- 【請求項1】車体のセンターピラーに固定された枢ピン
と、先端側にベルトガイドを有し、基端側が前記枢ピン
に回動自在に支持されたリーチャーアームと、同じく枢
ピンに回動自在に支持された回動プレートと、リーチャ
ーアームと回動プレートが互いに開拡する方向にこれら
を付勢するばねと、リーチャーアームと回動プレートの
成す角度が所定角度より大きくなることを阻止し、かつ
リーチャーアームと回動プレートの成す角度が所定角度
以下となる方向には、当該リーチャーアームと回動アー
ムが枢ピンのまわりに相対的に回動することを許容する
角度規制手段と、ドアの開鎖により押圧されて、初期位
置から作動位置に回動し、ドアの開放によって押圧を解
除されるように車体に回動可能に支持された被押圧部材
と、該被押圧部材をその初期位置へ向けて付勢するばね
と、被押圧部材と回動プレートとに連結された伝動部材
とを具備し、該伝動部材は、被押圧部材が初期位置に在
するとき前記ベルトガイドがドア開口よりも後方の格納
位置を占め、被押圧部材がドアによって作動位置に押圧
されたときはベルトガイドが前記格納位置よりも前方の
使用位置を占めるように、被押圧部材の動きを回動プレ
ートに伝えることを特徴とする自動車のベルトリーチャ
ー装置。 - 【請求項2】前記被押圧部材が作動位置に静止した状態
で、リーチャーアームに対して、ベルトガイドが使用位
置から上方に持ち上げられる向きに外力を加えられたと
き、該アームが前記回動プレートと共に回動し得るよう
に、前記伝動部材が被押圧部材に形成された長孔に嵌合
している請求項1記載のベルトリーチャー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8390088U JPH0723314Y2 (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 自動車のベルトリーチャー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8390088U JPH0723314Y2 (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 自動車のベルトリーチャー装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH027052U JPH027052U (ja) | 1990-01-17 |
| JPH0723314Y2 true JPH0723314Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=31308605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8390088U Expired - Lifetime JPH0723314Y2 (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 自動車のベルトリーチャー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0723314Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4896961U (ja) * | 1972-02-17 | 1973-11-17 | ||
| JPS4965258U (ja) * | 1972-09-16 | 1974-06-07 |
-
1988
- 1988-06-27 JP JP8390088U patent/JPH0723314Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH027052U (ja) | 1990-01-17 |
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