JPH072345Y2 - ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents
ブレーキ液圧制御装置Info
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- JPH072345Y2 JPH072345Y2 JP1989062170U JP6217089U JPH072345Y2 JP H072345 Y2 JPH072345 Y2 JP H072345Y2 JP 1989062170 U JP1989062170 U JP 1989062170U JP 6217089 U JP6217089 U JP 6217089U JP H072345 Y2 JPH072345 Y2 JP H072345Y2
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- pressure control
- fluid pressure
- brake
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車等のブレーキ装置の後輪ブレーキ系統
に取り付けられ、自動車の減速度に応じて、ブレーキ液
圧を制御する後輪ブレーキ系統のブレーキ液圧制御装置
に関するものである。
に取り付けられ、自動車の減速度に応じて、ブレーキ液
圧を制御する後輪ブレーキ系統のブレーキ液圧制御装置
に関するものである。
(従来の技術) 自動車等の四輪車には全輪にブレーキ装置が装備されて
いるが、車輪が走行中に作用する慣性力の影響を受ける
ので、これを作動させるにあたっては、ブレーキの液圧
を前輪と後輪とで変える必要が生ずる。すなわち、ブレ
ーキングの初期の状態においては前後輪共に同様な圧力
を加えるが、制動力が作用してくると、車体の慣性が前
輪に掛ってくるので後輪の圧力を弱めてやらないと後輪
がロックする虞がある。このため、ブレーキ液圧制御弁
をマスタシリンダとホイールシリンダとの間に設けて、
後輪への液圧の効きかたを前輪への効きかたと変るよう
にしている。
いるが、車輪が走行中に作用する慣性力の影響を受ける
ので、これを作動させるにあたっては、ブレーキの液圧
を前輪と後輪とで変える必要が生ずる。すなわち、ブレ
ーキングの初期の状態においては前後輪共に同様な圧力
を加えるが、制動力が作用してくると、車体の慣性が前
輪に掛ってくるので後輪の圧力を弱めてやらないと後輪
がロックする虞がある。このため、ブレーキ液圧制御弁
をマスタシリンダとホイールシリンダとの間に設けて、
後輪への液圧の効きかたを前輪への効きかたと変るよう
にしている。
本考案に係るブレーキ液圧制御装置の前提となるブレー
キ液圧制御弁を、第4図にもとづいて説明する。1はハ
ウジングであって、実際に車体に装備する場合には図に
おける右方を左方に対して適当角度だけ高くして取付け
ることになる。このハウジング1の前端部にはホイール
シリンダ(図示せず)への接続口2が形成されており、
後端部に装着されたキャップ3にはマスターシリンダ
(図示せず)への接続口4が形成されている。
キ液圧制御弁を、第4図にもとづいて説明する。1はハ
ウジングであって、実際に車体に装備する場合には図に
おける右方を左方に対して適当角度だけ高くして取付け
ることになる。このハウジング1の前端部にはホイール
シリンダ(図示せず)への接続口2が形成されており、
後端部に装着されたキャップ3にはマスターシリンダ
(図示せず)への接続口4が形成されている。
そして、このハウジング1の内部には、中央に孔5を設
けたピストン6が摺動自在に嵌挿されている。また、こ
のピストン6よりマスターシリンダへの接続口4側には
ピストン6の中央に設けられた孔5の開閉制御をするボ
ール7が移動自在に収納されている。
けたピストン6が摺動自在に嵌挿されている。また、こ
のピストン6よりマスターシリンダへの接続口4側には
ピストン6の中央に設けられた孔5の開閉制御をするボ
ール7が移動自在に収納されている。
さらに詳述すると、ハウジング1の内部にはその一部に
おいてピストン6を摺動自在に嵌挿するシリンダ部8
と、ボール7の収納部9と、を一体に形成した筒体10が
図の左方から挿入されている。そして、この筒体10と前
述のキャップ3との間には、ボール7の戻り位置を規制
するフロープレート11がシール用のOリング12を介して
組付けられている。
おいてピストン6を摺動自在に嵌挿するシリンダ部8
と、ボール7の収納部9と、を一体に形成した筒体10が
図の左方から挿入されている。そして、この筒体10と前
述のキャップ3との間には、ボール7の戻り位置を規制
するフロープレート11がシール用のOリング12を介して
組付けられている。
また、フロープレート11の面部にはブレーキ液の流れを
変えるとともに、ブレーキ液の昇圧を押えて、ボール7
の移動を安定させるブレーキ液通過用の孔13が穿設され
ている。孔13は第5図に示すように、フロープレート11
の面部の中央に1箇所、外周部近傍の対称位置に4箇
所、合計5箇所設けられている。中央部の孔13はキャッ
プ3の接続口4の中央に設けられた孔14に対向してい
る。
変えるとともに、ブレーキ液の昇圧を押えて、ボール7
の移動を安定させるブレーキ液通過用の孔13が穿設され
ている。孔13は第5図に示すように、フロープレート11
の面部の中央に1箇所、外周部近傍の対称位置に4箇
所、合計5箇所設けられている。中央部の孔13はキャッ
プ3の接続口4の中央に設けられた孔14に対向してい
る。
筒体10のボール7の収納部9にはボールガイド部15が形
成されると共に、複数条の溝16が形成されている。この
ボールガイド部15は第5図に示すように筒体10の中心線
に対して放射状に複数条形成されている。ピストン6の
中央端部のボール7側の部分には、孔5の周囲にシール
部材17が設けられており、ボール7が第4図における右
方に移動して孔5に当接したとき良好に密着して孔5を
完全に塞ぐようになっている。
成されると共に、複数条の溝16が形成されている。この
ボールガイド部15は第5図に示すように筒体10の中心線
に対して放射状に複数条形成されている。ピストン6の
中央端部のボール7側の部分には、孔5の周囲にシール
部材17が設けられており、ボール7が第4図における右
方に移動して孔5に当接したとき良好に密着して孔5を
完全に塞ぐようになっている。
ハウジング1の内部のピストン6より右方部分に形成さ
れる部屋18にはブリーディングディスク19が設けられて
いる。なお、このブリーディングディスク19には突起
(図示せず)が設けられる等してブレーキ液が流通する
のに支障を与えないようになっている。
れる部屋18にはブリーディングディスク19が設けられて
いる。なお、このブリーディングディスク19には突起
(図示せず)が設けられる等してブレーキ液が流通する
のに支障を与えないようになっている。
このような構成のブレーキ液圧制御弁は、前述のように
ハウジング1の図における右側を左側に対して所定角度
高くして車体に取りつけられる。このとき、接続口2に
は後輪のホイールシリンダ(図示せず)が接続され、接
続口4にはマスターシリンダ(図示せず)が接続され
る。前輪のホイールシリンダはこのようなブレーキ液圧
制御弁を介さずに、直接にマスターシリンダに接続され
る。
ハウジング1の図における右側を左側に対して所定角度
高くして車体に取りつけられる。このとき、接続口2に
は後輪のホイールシリンダ(図示せず)が接続され、接
続口4にはマスターシリンダ(図示せず)が接続され
る。前輪のホイールシリンダはこのようなブレーキ液圧
制御弁を介さずに、直接にマスターシリンダに接続され
る。
いま、図示しないブレーキペダルが踏まれてマスターシ
リンダに液圧が生ずると、この液圧は前輪のホイールシ
リンダには直接に与えられ、後輪のホイールシリンダに
はこのブレーキ液圧制御弁を介して与えられることにな
る。したがって、前輪の制動力はブレーキペダルの踏み
角度に対して比例したものとなるが、後輪の制動力はこ
のブレーキ液圧制御弁の影響を受けることになる。
リンダに液圧が生ずると、この液圧は前輪のホイールシ
リンダには直接に与えられ、後輪のホイールシリンダに
はこのブレーキ液圧制御弁を介して与えられることにな
る。したがって、前輪の制動力はブレーキペダルの踏み
角度に対して比例したものとなるが、後輪の制動力はこ
のブレーキ液圧制御弁の影響を受けることになる。
ブレーキペダルの踏み角が小さく、いまだ制動力が大き
く作用しないときには、マスターシリンダからのブレー
キ液は第4図に矢印で示すように、接続口4から孔14、
フロートプレート11の孔13、筒体10のボール7の収納部
9に形成された溝16、そしてボール7の表面を通ってピ
ストン6の孔5に入り、室18から接続口2に至って、後
輪のホイールシリンダに流れることになる。このときの
圧力関係は第6図にP1,P2で示すものであり、直線aの
ようになる。後輪はこれにより制動される。
く作用しないときには、マスターシリンダからのブレー
キ液は第4図に矢印で示すように、接続口4から孔14、
フロートプレート11の孔13、筒体10のボール7の収納部
9に形成された溝16、そしてボール7の表面を通ってピ
ストン6の孔5に入り、室18から接続口2に至って、後
輪のホイールシリンダに流れることになる。このときの
圧力関係は第6図にP1,P2で示すものであり、直線aの
ようになる。後輪はこれにより制動される。
このときにはボール7は自重によって、図における左方
によっているのでピストン6の孔5は閉鎖されず、上記
のように作用する。ブレーキペダルがさらに踏まれて制
動力が増加すると、ボール7は慣性力で筒体10内の斜面
を昇り、ピストン6のシール部材17に密着して孔5を閉
鎖する。
によっているのでピストン6の孔5は閉鎖されず、上記
のように作用する。ブレーキペダルがさらに踏まれて制
動力が増加すると、ボール7は慣性力で筒体10内の斜面
を昇り、ピストン6のシール部材17に密着して孔5を閉
鎖する。
これにより後輪のホイールシリンダに作用するブレーキ
液圧はピストン6の孔5より先の部分で閉じ込まれ、第
6図に直線bで示すようにマスターシリンダ側すなわち
接続口4側の液圧増大に関わりなく不変状態を保つこと
になる。
液圧はピストン6の孔5より先の部分で閉じ込まれ、第
6図に直線bで示すようにマスターシリンダ側すなわち
接続口4側の液圧増大に関わりなく不変状態を保つこと
になる。
さらに、ブレーキペダルが踏まれてマスターシリンダ側
の液圧が上昇すると、この液圧はピストン6の受圧面
(ボール7側の面)に作用し、孔5がボール7によって
閉鎖された状態を維持したままピストン6を図における
右方に押圧する。
の液圧が上昇すると、この液圧はピストン6の受圧面
(ボール7側の面)に作用し、孔5がボール7によって
閉鎖された状態を維持したままピストン6を図における
右方に押圧する。
これによりピストン6の孔5内から室18の内部、さらに
ホイールシリンダに至る管路内のブレーキ液が圧力を受
け、ホイールシリンダには第6図の直線cで示すような
液圧の上昇が行なわれる。このような作用によって、後
輪へのブレーキ液圧が制御され、後輪のロックが防止さ
れる。
ホイールシリンダに至る管路内のブレーキ液が圧力を受
け、ホイールシリンダには第6図の直線cで示すような
液圧の上昇が行なわれる。このような作用によって、後
輪へのブレーキ液圧が制御され、後輪のロックが防止さ
れる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のブレーキ液圧制御弁において
は、ボール収納部内に流れ込むブレーキ液の流れ方向が
慣性力で前進するボールの移動方向と同一であるため、
ブレーキペダルを踏んだとき、ブレーキ液の流速によっ
てボールの移動速度が変わりやすくなる問題点があっ
た。
は、ボール収納部内に流れ込むブレーキ液の流れ方向が
慣性力で前進するボールの移動方向と同一であるため、
ブレーキペダルを踏んだとき、ブレーキ液の流速によっ
てボールの移動速度が変わりやすくなる問題点があっ
た。
特に、ブレーキペダルを踏む速度が速い場合、ブレーキ
液の流速及び昇圧速度も早くなり、ボールの挙動が不安
定となって、ボールのピストンの孔を塞ぐ速度にばらつ
きが生じ、所定の特性が得られない問題点があった。
液の流速及び昇圧速度も早くなり、ボールの挙動が不安
定となって、ボールのピストンの孔を塞ぐ速度にばらつ
きが生じ、所定の特性が得られない問題点があった。
なお、後輪のブレーキ系統に配設され車両の減速度に応
動してブレーキ液圧を制御するブレーキ液圧制御弁とし
て、マスタシリンダに連通する入口室と圧力の方向を変
える制御室との間の液通路に、制御ピストンの移動量が
所定値を越えたときに、液通路の断面積を増加させる絞
り部材を設けたもの(実公昭61-22055号公報)がある
が、この出願のものは、空載時、満載時共に必要な制御
開始液圧を得るものであり、ボールの移動を安定させる
ものではない。
動してブレーキ液圧を制御するブレーキ液圧制御弁とし
て、マスタシリンダに連通する入口室と圧力の方向を変
える制御室との間の液通路に、制御ピストンの移動量が
所定値を越えたときに、液通路の断面積を増加させる絞
り部材を設けたもの(実公昭61-22055号公報)がある
が、この出願のものは、空載時、満載時共に必要な制御
開始液圧を得るものであり、ボールの移動を安定させる
ものではない。
本考案は、上記従来の問題点を解決するためになされた
もので、後輪のブレーキ系統のマスタシリンダとブレー
キ液圧制御弁との間に、ブレーキ液の上昇速度をオリフ
ィスによって制御するブレーキ液圧制御補助弁を介装し
て、ブレーキ液圧制御弁内部のブレーキ液の流速を安定
させるブレーキ液圧制御装置を提供することを目的とす
る。
もので、後輪のブレーキ系統のマスタシリンダとブレー
キ液圧制御弁との間に、ブレーキ液の上昇速度をオリフ
ィスによって制御するブレーキ液圧制御補助弁を介装し
て、ブレーキ液圧制御弁内部のブレーキ液の流速を安定
させるブレーキ液圧制御装置を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は、マスタシリンダとホイールシリンダとの間に
減速度に応じてブレーキ液通路を閉鎖するブレーキ液圧
制御弁を介装した後輪ブレーキ系統のブレーキ液圧制御
装置において、ハウジングの前端部に前記ブレーキ液圧
制御弁への接続口を形成し、後端部に前記マスタシリン
ダへの接続口を形成し、前記ハウジングの内部に、中央
部に軸線方向の突出部を設け、外周部近傍の180度対称
位置に1個ずつ合計2個のオリフィスを設けた円板を複
数枚、前記オリフィスを交互に90度ずつずらして配設さ
せる共に、該円板を前記一方の接続口側に付勢するばね
を配設したブレーキ液圧制御補助弁を設け、該ブレーキ
液圧制御補助弁を前記マスタシリンダと前記ブレーキ液
圧制御弁との間に接続したことを特徴とするものであ
る。
減速度に応じてブレーキ液通路を閉鎖するブレーキ液圧
制御弁を介装した後輪ブレーキ系統のブレーキ液圧制御
装置において、ハウジングの前端部に前記ブレーキ液圧
制御弁への接続口を形成し、後端部に前記マスタシリン
ダへの接続口を形成し、前記ハウジングの内部に、中央
部に軸線方向の突出部を設け、外周部近傍の180度対称
位置に1個ずつ合計2個のオリフィスを設けた円板を複
数枚、前記オリフィスを交互に90度ずつずらして配設さ
せる共に、該円板を前記一方の接続口側に付勢するばね
を配設したブレーキ液圧制御補助弁を設け、該ブレーキ
液圧制御補助弁を前記マスタシリンダと前記ブレーキ液
圧制御弁との間に接続したことを特徴とするものであ
る。
(作用) 本考案に係る後輪ブレーキ系統のブレーキ液圧制御装置
は、マスタシリンダとブレーキ液圧制御弁との間に介装
させたブレーキ液圧制御補助弁のハウジングの内部に、
軸線方向の突出部を設けた円板を複数枚嵌挿させたの
で、これら複数枚の円板の各々の間隔を、円板に設けた
突出部で保つことが可能になる。
は、マスタシリンダとブレーキ液圧制御弁との間に介装
させたブレーキ液圧制御補助弁のハウジングの内部に、
軸線方向の突出部を設けた円板を複数枚嵌挿させたの
で、これら複数枚の円板の各々の間隔を、円板に設けた
突出部で保つことが可能になる。
また、ハウジングの内部に複数枚嵌挿させた円板の外周
部近傍の180度対称位置に1個ずつ合計2個のオリフィ
スを設け、円板はオリフィスが交互に90度ずつずれて配
設されるようにしたので、ブレーキ液の流れ方向はこの
オリフィスによって確実に変えることが可能になる。
部近傍の180度対称位置に1個ずつ合計2個のオリフィ
スを設け、円板はオリフィスが交互に90度ずつずれて配
設されるようにしたので、ブレーキ液の流れ方向はこの
オリフィスによって確実に変えることが可能になる。
さらに、ハウジングの内部に、円板を一方の接続口側に
付勢するばねを配設したので、円板の組み付けが容易に
なり、必要数に応じた円板をハウジングの内部に設置す
ることが可能となる。
付勢するばねを配設したので、円板の組み付けが容易に
なり、必要数に応じた円板をハウジングの内部に設置す
ることが可能となる。
また、本考案に係るブレーキ液圧制御装置は、このよう
なブレーキ液圧制御補助弁を後輪ブレーキ系統のマスタ
シリンダとブレーキ液圧制御弁との間に配設したもので
あるから、ブレーキペダルの踏み込み速度が通常の早さ
のときは、マスタシリンダとの接続口からブレーキ液は
円板に形成したオリフィスを通って流れ、ブレーキ液圧
制御弁との接続口からブレーキ液圧制御弁内に流れ込
む。
なブレーキ液圧制御補助弁を後輪ブレーキ系統のマスタ
シリンダとブレーキ液圧制御弁との間に配設したもので
あるから、ブレーキペダルの踏み込み速度が通常の早さ
のときは、マスタシリンダとの接続口からブレーキ液は
円板に形成したオリフィスを通って流れ、ブレーキ液圧
制御弁との接続口からブレーキ液圧制御弁内に流れ込
む。
また、ブレーキペダルの踏み込み速度が早くなった場合
は、マスタシリンダからブレーキ液圧制御補助弁に流れ
込んだブレーキ液は、複数枚配設された円板のオリフィ
スによって絞られる。すなわち、ブレーキ液圧制御弁に
流れ込むブレーキ液の液圧はブレーキ液圧制御補助弁の
オリフィスによって制御される。
は、マスタシリンダからブレーキ液圧制御補助弁に流れ
込んだブレーキ液は、複数枚配設された円板のオリフィ
スによって絞られる。すなわち、ブレーキ液圧制御弁に
流れ込むブレーキ液の液圧はブレーキ液圧制御補助弁の
オリフィスによって制御される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図にもとづい
て説明する。なお、第4図と同一部材には同一の符合を
付してその説明は省略する。本考案のブレーキ液圧制御
装置は、第3図のブロック図で示すように、後輪ブレー
キ系統のマスタシリンダ20と、ホイールシリンダ21に接
続したブレーキ液圧制御弁22との間にブレーキ液圧制御
補助弁23を介装したものである。
て説明する。なお、第4図と同一部材には同一の符合を
付してその説明は省略する。本考案のブレーキ液圧制御
装置は、第3図のブロック図で示すように、後輪ブレー
キ系統のマスタシリンダ20と、ホイールシリンダ21に接
続したブレーキ液圧制御弁22との間にブレーキ液圧制御
補助弁23を介装したものである。
このブレーキ液圧制御補助弁23について説明する。第1
図において、24はハウジングである。このハウジング24
の前端部(図中右側)にはホイールシリンダ21に接続し
たブレーキ液圧制御弁22への接続口25が形成されてお
り、後端部(図中左側)に装着したキャップ26にはマス
タシリンダ20への接続口27が形成されている。
図において、24はハウジングである。このハウジング24
の前端部(図中右側)にはホイールシリンダ21に接続し
たブレーキ液圧制御弁22への接続口25が形成されてお
り、後端部(図中左側)に装着したキャップ26にはマス
タシリンダ20への接続口27が形成されている。
そして、このハウジング24の内部には、中央部に突出部
28を設け、外周部近傍の180度対称位置に1個ずつ合計
2個のオリフィス29を形成した円板30(第2図参照)が
嵌挿している。この円板30はオリフィス29を交互に90度
ずつずらして5枚配設されれている。この円板30の各々
の間隔は、円板30の中央部の突出部28によって保持され
ることになる。さらに、ハウジング24内部の、円板30と
キャップ26の間には円板30を接続口25側に付勢するばね
31が嵌挿している。図中、32はOリングである。
28を設け、外周部近傍の180度対称位置に1個ずつ合計
2個のオリフィス29を形成した円板30(第2図参照)が
嵌挿している。この円板30はオリフィス29を交互に90度
ずつずらして5枚配設されれている。この円板30の各々
の間隔は、円板30の中央部の突出部28によって保持され
ることになる。さらに、ハウジング24内部の、円板30と
キャップ26の間には円板30を接続口25側に付勢するばね
31が嵌挿している。図中、32はOリングである。
このようなブレーキ液圧制御補助弁23が、後輪のブレー
キ系統のマスタシリンダ20と、ホイールシリンダ21に接
続したブレーキ液圧制御弁22と、の間に介装されてブレ
ーキ液圧制御装置が構成される。このとき、ブレーキ液
圧制御補助弁23のハウジング24前端側の接続口25はブレ
ーキ液圧制御弁22に接続され、後端側の接続口27はマス
タシリンダ20に接続される。
キ系統のマスタシリンダ20と、ホイールシリンダ21に接
続したブレーキ液圧制御弁22と、の間に介装されてブレ
ーキ液圧制御装置が構成される。このとき、ブレーキ液
圧制御補助弁23のハウジング24前端側の接続口25はブレ
ーキ液圧制御弁22に接続され、後端側の接続口27はマス
タシリンダ20に接続される。
いま、図示しないブレーキペダルが踏まれてマスタシリ
ンダ20に液圧が生ずると、この液圧はブレーキ液圧制御
補助弁23及びブレーキ液圧制御弁22を介して後輪のホイ
ールシリンダ21に与えられることになる。
ンダ20に液圧が生ずると、この液圧はブレーキ液圧制御
補助弁23及びブレーキ液圧制御弁22を介して後輪のホイ
ールシリンダ21に与えられることになる。
そして、通常の穏やかなブレーキ操作時には、ブレーキ
液は、第1図の実線で示すように、キャップ26に設けた
接続口27からブレーキ液圧制御補助弁23のハウジング24
内部に入り、円板30に形成したオリフィス29を順次通っ
て接続口25からブレーキ液圧制御弁22に流れ込む。この
とき、ブレーキ液の速度の変化はない。
液は、第1図の実線で示すように、キャップ26に設けた
接続口27からブレーキ液圧制御補助弁23のハウジング24
内部に入り、円板30に形成したオリフィス29を順次通っ
て接続口25からブレーキ液圧制御弁22に流れ込む。この
とき、ブレーキ液の速度の変化はない。
一方、ブレーキペダルを急激に踏んだときは、円板30の
外周部近傍に形成した2個のオリフィス29を次々に通過
していく間に、このオリフィス29よって、ブレーキ液の
昇圧速度は一定以下に降下して接続口25よりブレーキ液
圧制御弁22に流れ込む。
外周部近傍に形成した2個のオリフィス29を次々に通過
していく間に、このオリフィス29よって、ブレーキ液の
昇圧速度は一定以下に降下して接続口25よりブレーキ液
圧制御弁22に流れ込む。
したがって、急激にブレーキペダルを踏んでも、このブ
レーキ液圧制御補助弁23によりブレーキ液の昇圧速度は
遅くなり、下流側にあるブレーキ液圧制御弁22のボール
7はこのブレーキ液の影響を受けることがなくなる。こ
のようにボール7の挙動が安定するとブレーキ液圧制御
弁22の基本性能も安定する。
レーキ液圧制御補助弁23によりブレーキ液の昇圧速度は
遅くなり、下流側にあるブレーキ液圧制御弁22のボール
7はこのブレーキ液の影響を受けることがなくなる。こ
のようにボール7の挙動が安定するとブレーキ液圧制御
弁22の基本性能も安定する。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案に係る後輪ブレーキ系統の
ブレーキ液圧制御装置は、マスタシリンダとブレーキ液
圧制御弁との間に介装させたブレーキ液圧制御補助弁の
ハウジングの内部に、軸線方向の突出部を設けた円板を
複数枚嵌挿させたので、これら複数枚の円板の各々の間
隔を、円板に設けた突出部で保つことができる。これに
よって、オリフィス効果、すなわち、絞りの効果を常に
一定に保つことができる。
ブレーキ液圧制御装置は、マスタシリンダとブレーキ液
圧制御弁との間に介装させたブレーキ液圧制御補助弁の
ハウジングの内部に、軸線方向の突出部を設けた円板を
複数枚嵌挿させたので、これら複数枚の円板の各々の間
隔を、円板に設けた突出部で保つことができる。これに
よって、オリフィス効果、すなわち、絞りの効果を常に
一定に保つことができる。
また、ハウジングの内部に複数枚嵌挿させた円板の外周
部近傍の180度対称位置に1個ずつ合計2個のオリフィ
スを設け、円板はオリフィスを交互に90度ずつずらして
配設されるようにしたので、ブレーキ液の流れ方向はこ
のオリフィスによって確実に変えられ、これにおいても
オリフィス効果を常に一定に保つことができる。
部近傍の180度対称位置に1個ずつ合計2個のオリフィ
スを設け、円板はオリフィスを交互に90度ずつずらして
配設されるようにしたので、ブレーキ液の流れ方向はこ
のオリフィスによって確実に変えられ、これにおいても
オリフィス効果を常に一定に保つことができる。
さらに、ハウジングの内部に、円板を一方の接続口側に
付勢するばねを配設したので、円板の組付けが容易にな
り、必要数に応じた円板をハウジングの内部に設置する
ことができる。
付勢するばねを配設したので、円板の組付けが容易にな
り、必要数に応じた円板をハウジングの内部に設置する
ことができる。
さらに、本考案に係る後輪ブレーキ系統のブレーキ液圧
制御装置は、突出部およびオリフィスを有する円板をハ
ウジングに嵌挿させたブレーキ液圧制御補助弁を後輪ブ
レーキ系統のマスタシリンダとブレーキ液圧制御弁との
間に配設したものであるから、ブレーキ液圧制御弁に流
れ込むブレーキ液の液圧はこのブレーキ液圧制御補助弁
のオリフィスによって制御されることになる。
制御装置は、突出部およびオリフィスを有する円板をハ
ウジングに嵌挿させたブレーキ液圧制御補助弁を後輪ブ
レーキ系統のマスタシリンダとブレーキ液圧制御弁との
間に配設したものであるから、ブレーキ液圧制御弁に流
れ込むブレーキ液の液圧はこのブレーキ液圧制御補助弁
のオリフィスによって制御されることになる。
したがって、どのような早さのブレーキペダルの踏み込
み操作においても、ブレーキ液圧は急激に上昇すること
がなく、ブレーキ液圧制御弁に流れ込むブレーキ液は緩
やかなものとなり、ブレーキ液圧制御弁内のブレーキ液
の流速を常に一定にすることができる。これによって、
ボールの移動を安定させることができる。
み操作においても、ブレーキ液圧は急激に上昇すること
がなく、ブレーキ液圧制御弁に流れ込むブレーキ液は緩
やかなものとなり、ブレーキ液圧制御弁内のブレーキ液
の流速を常に一定にすることができる。これによって、
ボールの移動を安定させることができる。
また、このようにブレーキ液の昇圧速度が押えられて、
ブレーキ液圧制御弁内のブレーキ液の流速が安定したの
で、ブレーキ系統を構成する各部材の保護を図ることが
できる。
ブレーキ液圧制御弁内のブレーキ液の流速が安定したの
で、ブレーキ系統を構成する各部材の保護を図ることが
できる。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図のブレーキ液圧制御補助弁に嵌挿した円板の斜視図、
第3図は後輪ブレーキ系統におけるブレーキ液圧制御補
助弁の配設位置を示すブロック図、第4図はブレーキ液
圧制御弁の断面図、第5図は第4図のV−V線に沿う断
面図、第6図はブレーキ液圧制御弁の作動を説明するグ
ラフである。 20……マスタシリンダ 21……ホイールシリンダ 22……ブレーキ液圧制御弁 23……ブレーキ液圧制御補助弁 24……ハウジング 25,27……接続口 29……オリフィス 30……円板 31……ばね
図のブレーキ液圧制御補助弁に嵌挿した円板の斜視図、
第3図は後輪ブレーキ系統におけるブレーキ液圧制御補
助弁の配設位置を示すブロック図、第4図はブレーキ液
圧制御弁の断面図、第5図は第4図のV−V線に沿う断
面図、第6図はブレーキ液圧制御弁の作動を説明するグ
ラフである。 20……マスタシリンダ 21……ホイールシリンダ 22……ブレーキ液圧制御弁 23……ブレーキ液圧制御補助弁 24……ハウジング 25,27……接続口 29……オリフィス 30……円板 31……ばね
Claims (1)
- 【請求項1】マスタシリンダとホイールシリンダとの間
に減速度に応じてブレーキ液通路を閉鎖するブレーキ液
圧制御弁を介装した後輪ブレーキ系統のブレーキ液圧制
御装置において、ハウジングの前端部に前記ブレーキ液
圧制御弁への接続口を形成し、後端部に前記マスタシリ
ンダへの接続口を形成し、前記ハウジングの内部に、中
央部に軸線方向の突出部を設け、外周部近傍の180度対
称位置に1個ずつ合計2個のオリフィスを設けた円板を
複数枚、前記オリフィスを交互に90度ずつずらして配設
させる共に、該円板を前記一方の接続口側に付勢するば
ねを配設したブレーキ液圧制御補助弁を設け、該ブレー
キ液圧制御補助弁を前記マスタシリンダと前記ブレーキ
液圧制御弁との間に接続したことを特徴とする後輪ブレ
ーキ系統のブレーキ液圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989062170U JPH072345Y2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | ブレーキ液圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989062170U JPH072345Y2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | ブレーキ液圧制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH031871U JPH031871U (ja) | 1991-01-10 |
| JPH072345Y2 true JPH072345Y2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=31591075
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989062170U Expired - Lifetime JPH072345Y2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | ブレーキ液圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072345Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6122055U (ja) * | 1984-07-16 | 1986-02-08 | 北辰工業株式会社 | 電子複写機の熱定着ロ−ラ |
| JPS63173617U (ja) * | 1987-05-06 | 1988-11-10 |
-
1989
- 1989-05-29 JP JP1989062170U patent/JPH072345Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH031871U (ja) | 1991-01-10 |
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