JPH0724634Y2 - 圧縮機モータにおけるロータ - Google Patents

圧縮機モータにおけるロータ

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JPH0724634Y2
JPH0724634Y2 JP1989085149U JP8514989U JPH0724634Y2 JP H0724634 Y2 JPH0724634 Y2 JP H0724634Y2 JP 1989085149 U JP1989085149 U JP 1989085149U JP 8514989 U JP8514989 U JP 8514989U JP H0724634 Y2 JPH0724634 Y2 JP H0724634Y2
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pin
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compressor
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、縦形及び横形圧縮機に使用するモータのロー
タに関する。
(従来の技術) 従来、縦形及び横形圧縮機に使用されるモータは、例え
ば実開昭60-105888号公報に記載され、かつ、第8図、
第9図に示したごとく、ロータ(R)の長さ方向両側に
それぞれエンドリング(E)を備え、この各エンドリン
グ(E)の端面に、半円弧形状のバランスウエイト
(W)を設けると共に、前記一方側エンドリング(E)
の端部側にロータ円板(B)を取付けている。
また、以上の縦形及び横形圧縮機において、前記ロータ
円板(B)は、それぞれ異なる目的で使用されるのであ
り、即ち、縦形圧縮機では、前記ロータ円板(B)を油
分離板として使用し、つまり、圧縮要素で圧縮され、前
記ロータ(R)に形成した貫通孔などから上昇される油
混じりの冷媒ガスを、前記ロータ円板(B)に衝突さ
せ、油を効率良く分離させることを目的として設けるの
であり、このことから、第8図で示したように、縦向き
に配設される前記ロータ(R)の上部側でバランスウエ
イト(W)とエンドリング(E)とから、それぞれ複数
のカシメピン(P1)(P2)を突設し、これら各ピン(P
1)(P2)を介して前記ロータ円板(B)を、前記バラ
ンスウエイト(W)やエンドリング(E)の上端面から
所定間隔離間させて取付けるのである。また、横形圧縮
機では、前記ロータ円板(B)にポンプ機能を発揮させ
るべく用いるのであり、つまり、第9図で明らかなごと
く、横向きに配設される前記ロータ(R)の長さ方向一
側部で、前記バランスウエイト(W)とエンドリング
(E)との側部に、それぞれ複数のカシメピン(P1)
(P2)を突設し、該各ピン(P1)(P2)を介して、前記
ロータ円板(B)を前記バランスウエイト(W)の端面
に密接させて取付け、前記ロータ(R)の回転に伴う前
記ロータ円板(B)の遠心力により、ケーシング底部の
油溜から油を汲上げて、駆動軸などの各潤滑部位に給油
させるのである。
(考案が解決しようとする課題) 以上のように、前記ロータ(R)のロータ円板(B)
は、縦形及び横形圧縮機において、それぞれ使用目的並
びに取付態様が異なることから、カシメピン(P1)
(P2)の長さの異なるエンドリング(E)をもったロー
タ(R)が必要となり、この結果、前記ロータ(R)を
各別に製作する必要があり、このため、アルミダイキャ
スト金型を別に製作したり、また、製作された各ロータ
(R)の判別作業などを必要とし、コスト高となってい
たのである。
本考案は以上のような問題に鑑みてなしたもので、その
目的は、前記ロータ円板を取付けるカシメピンに簡単な
変更を加えることにより、縦形及び横形圧縮機において
共通部品となすことができる圧縮機モータのロータを提
供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案では、エンドリング
(2)(2)を備え、これらエンドリング(2)(2)
のうち一方側にロータ円板(4)を取付ける圧縮機モー
タのロータにおいて、前記一方側エンドリング(2)の
端面に、前記ロータ円板(4)に設ける通し穴を挿入し
て端部をカシメ止めすることにより、前記ロータ円板
(4)をエンドリング(2)に固定するカシメピン
(5)を突設すると共に、このピン(5)を、前記エン
ドリング(2)の突設基部から先端部にかけて順次外径
を小さく形成したことを特徴とするものである。
前記カシメピン(5)は、段部(6)を介して外径の異
なる複数の異径部をもった段付きピン、又は、テーパー
面をもったテーパーピンが使用される。
(作用) 以上のロータを縦形圧縮機に用いる場合には、前記カシ
メピン(5)の先端径小部に前記ロータ円板(4)をカ
シメ止めすることにより、この円板(4)を前記エンド
リング(2)との間に所定間隔をあけて支持し、前記円
板(4)を油分離板として使用するのであり、また、横
形圧縮機に用いる場合は、前記カシメピン(5)の基部
径大側に前記円板(4)をカシメ止めすることにより、
該円板(4)を前記エンドリング(2)に密接状に支持
して、前記円板(4)にポンプ機能を発揮させるのであ
る。
また、前記カシメピン(5)として、段付きピンやテー
パーピンを使用することにより、前記ロータ円板(4)
の位置決めが簡単に行えて、該円板(4)を縦形及び横
形圧縮機としての所定取付位置に確実に取付け得るので
ある。
(実施例) 第6図は、縦形圧縮機を示しており、底部に油溜(O)
をもった縦長密閉ケーシング(C)の内方上部にステー
タ(S)とロータ(R)とから成るモータ(M)を配置
すると共に、このモータ(M)の下部側に、前記ロータ
(R)から延びる駆動軸(K)で回転駆動される圧縮要
素(CF)配置する一方、前記ケーシング(C)の側部に
前記圧縮要素(CF)に冷媒を供給する冷媒吸入管(T1)
を接続し、また、前記ケーシング(C)の上部側には、
吐出管(T2)を接続している。
前記圧縮要素(CF)は、内部に圧縮室をもつシリンダ
(CL)と、該シリンダ(CL)の上下部位に配設したフロ
ント及びリヤヘッド(FH)(RH)と、前記シリンダ(C
L)の圧縮室内に回転自由に介装されたローラ(RL)と
を備えており、前記シリンダ(CL)の側部に前記吸入管
(T1)を接続されている。
そして、前記圧縮要素(CF)から吐出される圧縮ガス
を、前記モータ(M)のロータ(R)に上下方向に貫通
形成した貫通孔(A)や、前記ロータ(R)とステータ
(S)との間に設けたエアギャップ(G)などから、前
記ケーシング(C)の内部で前記モータ(M)の上部側
空間へと吐出させ、前記吐出管(T2)を介して外部に取
出すのである。
また、前記モータ(M)のロータ(R)は、多数枚のケ
イ素鋼鈑などを積層して構成されたロータ本体(1)の
上下部位に、それぞれエンドリング(2)(2)を一体
に設けて、これら各エンドリング(2)の上下両面に、
それぞれ半円弧形状をなすバランスウェイト(3)を相
対向状に一体に設けると共に、前記上部側エンドリング
(2)の上方部位で、該エンドリング(2)やバランス
ウェイト(3)から所定間隔離れた位置に、油分離板と
なるロータ円板(4)を取付け、この円板(4)に前記
貫通孔(A)などから上昇される油混じりの冷媒ガスを
衝突させることにより、油を分離して回収するようにし
ている。
また、第7図は横形圧縮機を示しており、この横形圧縮
機は、基本的には前記縦形圧縮機と同様であって、横長
とした密閉ケーシング(C)の内方両側に、前述したも
のと同様のモータ(M)と圧縮要素(CF)とを配設する
と共に、前記ロータ(R)におけるロータ本体(1)の
両側にそれぞれエンドリング(2)(2)を設けて、こ
の反圧縮要素(CF)側のエンドリング(2)に、ポンプ
機能を発揮させるロータ円板(4)を前記バランスウェ
イト(3)と密接状に取付ける一方、前記圧縮要素(C
F)の反モータ(M)側に、前記ケーシング(C)の底
部油溜(O)に臨む油導入管(OT)をもった給油キャッ
プ(OC)を取付けて、前記ロータ(R)の回転に伴う前
記円板(4)の遠心力により、前記油溜(O)から油導
入管(OT)を介して給油キャップ(OC)へと油を汲上
げ、この油を前記駆動軸(K)内に形成した給油通路
(D)から各潤滑部位に給油するようにしている。
しかして、以上のような縦形及び横形圧縮機に使用され
る前記モータ(M)のロータ(R)を共通部品化するに
あたって、次のような構成としたのである。
即ち、前記各エンドリング(2)のうち、前記ロータ円
板(4)の取付側に、前記エンドリング(2)と同一素
材から成るアルミニゥムなどのカシメピン(5)を、前
記エンドリング(2)の成形時に一体に突設させて、前
記ピン(5)の外径をその突設基部から先端部にかけて
順次径小となし、このピン(5)の異径部で前記円板
(4)の位置決めを行って、該円板(4)を縦形及び横
形圧縮機としての所定位置に取付けるようにしたのであ
る。
具体的には、第1図で詳しく示したごとく、前記カシメ
ピン(5)として、2種類の第1及び第2カシメピン
(51)(52)を用い、この第1ピン(51)の2個を前記
エンドリング(2)の上部側に所定間隔をおいて突設
し、また、第2ピン(52)の2個を、前記エンドリング
(2)上に一体形成されたバランスウェイト(3)の上
部側に所定間隔をおいて突設する。
そして、前記第1、第2ピン(51)(52)をそれぞれ複
数の段部(6)をもった段付きピンとなし、即ち、前記
第1ピン(51)に、前記エンドリング(2)の上端基部
側を第1段(61)として、この第1段(61)の上部側で
前記バランスウェイト(3)の上面と同一高さ位置に、
つまり、横形圧縮機として使用する場合の前記ロータ円
板(4)の取付位置に、前記第1段(61)よりも径小と
された第2段(62)を形成すると共に、該第2段(62)
の上部側で、縦形圧縮機として使用する場合の前記円板
(4)の取付位置に、前記第2段(62)よりも径小とさ
れた第3段(63)を形成する。
また、前記第2ピン(52)には、前記バランスウェイト
(3)の上端基部側で、前記第1ピン(51)における第
2段(62)と同一高さ位置に、つまり、横形圧縮機とし
て使用する場合の前記円板(4)の取付位置に、第1段
(64)を設けて、この第1段(64)の上部側で、前記第
1ピン(51)における第3段(63)と同一高さ位置に、
つまり、縦形圧縮機として使用する場合の前記円板
(4)の取付位置に、前記第1段(64)よりも径小とさ
れた第2段(65)を形成する。
更に、前記ロータ円板(4)として、縦形圧縮機に使用
される第1円板(41)と、横形圧縮機に使用される第2
円板(42)とを用意し、前記第1円板(41)には、第2
図でも明らかにしたごとく、前記エンドリング(2)か
ら突設される前記各第1ピン(51)の上部側に挿入され
て、その第3段(63)に当接される2つの第1通し穴
(43)を設けると共に、前記バランスウェイト(3)か
ら突設される前記各第2ピン(52)の上部側に挿入され
て、その第2段(65)に当接される2つの第2通し穴
(44)を設ける。
また、前記第2円板(42)には、第3図でも明らかにし
たごとく、前記エンドリング(2)から突設される前記
各第1ピン(51)の中間部位に挿入されて、その第2段
(62)に当接される2つの第1通し穴(45)を設けると
共に、前記バランスウェイト(3)から突設される前記
各第2ピン(52)の基部側に挿入され、その第1段(6
4)に当接される2つの第2通し穴(46)を設ける。
そして、以上の構成とされたロータ(R)を縦形圧縮機
として使用する場合には、第1図の一点鎖線で示したご
とく、前記第1円板(41)を用い、この円板(41)の第
1通し穴(43)を前記第1ピン(51)の上部側から挿入
して、その第3段(63)に当接させ、かつ、前記第2通
し穴(44)を前記第2ピン(52)の上部側から挿入し
て、その第2段(65)に当接させ、斯かる状態で前記各
ピン(51)(52)の突出先端部を、熱カシメ手段などで
カシメ止めすることにより、前記円板(41)をエンドリ
ング(2)から所定間隔離間させて固定するのである。
また、前記ロータ(R)を横形圧縮機として使用する場
合は、同図の二点鎖線で示したごとく、前記第2円板
(42)を用い、この円板(42)の第1通し穴(45)を前
記第1ピン(51)の上部側から挿入して、その第2段
(62)に当接させ、かつ、前記第2通し穴(46)を前記
第2ピン(52)の基部側にまで挿入して、その第1段
(64)に当接させ、斯かる状態で前記各ピン(51)(5
2)の突出先端部をカシメ止めすることにより、前記円
板(41)を前記バランスウェイト(3)と密接状に固定
するのである。
前記実施例では、前記ロータ円板(4)を固定するカシ
メピン(5)として、段付きピンを使用したが、前記カ
シメピン(5)としては、第4図に示したごとく、先端
が順次径小となるテーパー面をもったテーパーピン
(5)を用い、このピン(5)のテーパー面で前記円板
(4)の位置決めを行って、該円板(4)を縦形及び横
形圧縮機としての所定位置に取付けるようにしてもよ
い。
また、以上の実施例では、前記バランスウェイト(3)
をエンドリング(2)と一体に形成したが、前記バラン
スウェイト(3)は、第5図に示したごとく、前記エン
ドリング(2)と別に形成して、このエンドリング
(2)から突設する前記各カシメピン(5)を介して前
記バランスウェイト(3)を固定するようにしてもよ
い。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案にかかる圧縮機モータのロ
ータでは、ロータ円板(4)を取付けるエンドリング
(2)の端面に、前記円板(4)をカシメ止めするカシ
メピン(5)を突設すると共に、このカシメピン(5)
の外径を前記エンドリング(2)の突設基部から先端部
にかけて順次径小としたから、前記ロータを縦形及び横
形圧縮機の共通部品となし得るに至ったのである。
また、前記カシメピン(5)として、段付きピンやテー
パーピンを使用することにより、前記ロータ円板(4)
の位置決めが簡単にできて、該円板(4)を縦形及び横
形圧縮機としての所定取付位置に確実に取付け得るので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるロータの要部を示す図面、第2
図及び第3図はそれぞれ縦形及び横形圧縮機に使用する
ロータ円板の平面図、第4図及び第5図は他の実施例を
示す図面、第6図は縦形圧縮機を示す縦断面図、第7図
は横形圧縮機を示す縦断面図、第8図及び第9図はそれ
ぞれ従来例を説明する図面である。 (2)……エンドリング (4)……ロータ円板 (5)……カシメピン (6)……段部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンドリング(2)(2)を備え、これら
    エンドリング(2)(2)の一方側にロータ円板(4)
    を取付ける圧縮機モータにおけるロータであって、前記
    一方側エンドリング(2)の端面に、前記ロータ円板
    (4)に設ける通し穴を挿入して端部をカシメ止めする
    ことにより、前記ロータ円板(4)を前記エンドリング
    (2)に固定するカシメピン(5)を突設すると共に、
    該ピン(5)を、前記エンドリング(2)の突設基部か
    ら先端部にかけて順次外径を小さく形成していることを
    特徴とする圧縮機におけるロータ。
  2. 【請求項2】ピン(5)が段部(6)を介して外径の異
    なる複数の異径部をもった段付きピンである請求項1記
    載の圧縮機モータにおけるロータ。
  3. 【請求項3】ピン(5)がテーパー面をもったテーパー
    ピンである請求項1記載の圧縮機モータにおけるロー
    タ。
JP1989085149U 1989-07-19 1989-07-19 圧縮機モータにおけるロータ Expired - Lifetime JPH0724634Y2 (ja)

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JPH0323688U JPH0323688U (ja) 1991-03-12
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