JPH07247449A - 潤滑性絶縁塗料及び絶縁電線 - Google Patents
潤滑性絶縁塗料及び絶縁電線Info
- Publication number
- JPH07247449A JPH07247449A JP6648194A JP6648194A JPH07247449A JP H07247449 A JPH07247449 A JP H07247449A JP 6648194 A JP6648194 A JP 6648194A JP 6648194 A JP6648194 A JP 6648194A JP H07247449 A JPH07247449 A JP H07247449A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating coating
- weight
- insulated wire
- insulating
- lubricating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 絶縁塗料の安定性に優れると共に、コイル巻
加工性に優れた自己潤滑性を有する絶縁電線を与える潤
滑性絶縁塗料及びこれを用いた絶縁電線を提供するこ
と。 【構成】 平均分子量5,000以下、平均粒子径10
μm以下及び酸価20以上の酸化型ポリエチレン微粉末
を、絶縁塗料の樹脂分に対して0.1〜10重量%の割
合で配合してなることを特徴とする潤滑性絶縁塗料、及
び該潤滑性絶縁塗料を他の絶縁物を介して導体に塗布及
び焼付けてなることを特徴とする絶縁電線。
加工性に優れた自己潤滑性を有する絶縁電線を与える潤
滑性絶縁塗料及びこれを用いた絶縁電線を提供するこ
と。 【構成】 平均分子量5,000以下、平均粒子径10
μm以下及び酸価20以上の酸化型ポリエチレン微粉末
を、絶縁塗料の樹脂分に対して0.1〜10重量%の割
合で配合してなることを特徴とする潤滑性絶縁塗料、及
び該潤滑性絶縁塗料を他の絶縁物を介して導体に塗布及
び焼付けてなることを特徴とする絶縁電線。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自己潤滑性に優れ且つ
耐加工劣化性が向上した自己潤滑性絶縁電線を与える潤
滑性絶縁塗料及び絶縁電線に関する。
耐加工劣化性が向上した自己潤滑性絶縁電線を与える潤
滑性絶縁塗料及び絶縁電線に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電機メーカーにおいては、電気、
通信機器等のコイル巻線加工に際して、その工程の迅速
化を図る為に、高速自動巻線機が広く使用される様にな
ってきている。この為に絶縁電線の絶縁層の表面には十
分な滑り性又は耐摩耗性が要求されている。
通信機器等のコイル巻線加工に際して、その工程の迅速
化を図る為に、高速自動巻線機が広く使用される様にな
ってきている。この為に絶縁電線の絶縁層の表面には十
分な滑り性又は耐摩耗性が要求されている。
【0003】即ち、巻線加工時には、絶縁電線はニード
ル及びプーリー部分にて摩擦を受けて絶縁層に機械的損
傷を受ける。従って巻線速度が向上するにつれて絶縁電
線の不良率は増加しており、この不良率の低減が求めら
れている。又、コイル成型する場合には、絶縁電線同士
及び絶縁電線と機器との間の滑り性が悪いと、コイル占
積率が大きくなり、モーターのスロットへの挿入性が低
下する。これらの問題に伴い、滑り性の良好な絶縁電線
が要求されてきている。
ル及びプーリー部分にて摩擦を受けて絶縁層に機械的損
傷を受ける。従って巻線速度が向上するにつれて絶縁電
線の不良率は増加しており、この不良率の低減が求めら
れている。又、コイル成型する場合には、絶縁電線同士
及び絶縁電線と機器との間の滑り性が悪いと、コイル占
積率が大きくなり、モーターのスロットへの挿入性が低
下する。これらの問題に伴い、滑り性の良好な絶縁電線
が要求されてきている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】これらの要求に対
応する為に、従来は絶縁電線の上にワックス又は潤滑油
等の潤滑剤を薄く塗布する方法、及びナイロンやポリエ
チレン等の摩擦係数の低い樹脂をオーバーコートした絶
縁電線等が用いられているが、前者は絶縁電線の外層に
潤滑剤を均一に塗布することが極めて困難であり、近年
の過酷な巻線条件には潤滑剤のみでは上記問題の解決が
困難となっている。後者の方法は、オーバーコート層が
絶縁被膜と異なる材料である為に製造工程が増える欠点
や、オーバーコート層の材料に起因する特性上の欠点が
ある。
応する為に、従来は絶縁電線の上にワックス又は潤滑油
等の潤滑剤を薄く塗布する方法、及びナイロンやポリエ
チレン等の摩擦係数の低い樹脂をオーバーコートした絶
縁電線等が用いられているが、前者は絶縁電線の外層に
潤滑剤を均一に塗布することが極めて困難であり、近年
の過酷な巻線条件には潤滑剤のみでは上記問題の解決が
困難となっている。後者の方法は、オーバーコート層が
絶縁被膜と異なる材料である為に製造工程が増える欠点
や、オーバーコート層の材料に起因する特性上の欠点が
ある。
【0005】そこで上述方法に代わる手法として、絶縁
被膜を形成する絶縁塗料に、平均分子量5,000以下
の低分子量ポリエチレンを溶液若しくは微粒子分散液と
して特定量配合したり(特公昭51−28420号公
報、同53−9392号公報参照)、平均粒子径10μ
m以下で平均分子量8,000以下の低分子量ポリエチ
レンを溶液若しくは微粒子分散液として特定量配合する
(特開平2−199710号公報参照)ことが提案され
ている。
被膜を形成する絶縁塗料に、平均分子量5,000以下
の低分子量ポリエチレンを溶液若しくは微粒子分散液と
して特定量配合したり(特公昭51−28420号公
報、同53−9392号公報参照)、平均粒子径10μ
m以下で平均分子量8,000以下の低分子量ポリエチ
レンを溶液若しくは微粒子分散液として特定量配合する
(特開平2−199710号公報参照)ことが提案され
ている。
【0006】上記の各提案手段では、ポリエチレン微粉
末を絶縁塗料に配合することによって絶縁被膜の摩擦係
数の低減と耐摩耗性の向上が果たされ、前記の潤滑成分
を用いたり、上塗り層を形成する手段より好結果が得ら
れる。しかしながら、ポリエチレン溶液若しくは微粒子
分散液は絶縁塗料と相溶性が乏しく、長時間使用すると
両者の相分離が起こり、絶縁被膜の摩擦係数にバラツキ
が生じるという問題が生じていた。従って本発明の目的
は、上記従来技術の問題点を解決し、絶縁塗料の安定性
に優れると共に、コイル巻加工性に優れた自己潤滑性を
有する絶縁電線を与える潤滑性絶縁塗料及びこれを用い
た絶縁電線を提供することである。
末を絶縁塗料に配合することによって絶縁被膜の摩擦係
数の低減と耐摩耗性の向上が果たされ、前記の潤滑成分
を用いたり、上塗り層を形成する手段より好結果が得ら
れる。しかしながら、ポリエチレン溶液若しくは微粒子
分散液は絶縁塗料と相溶性が乏しく、長時間使用すると
両者の相分離が起こり、絶縁被膜の摩擦係数にバラツキ
が生じるという問題が生じていた。従って本発明の目的
は、上記従来技術の問題点を解決し、絶縁塗料の安定性
に優れると共に、コイル巻加工性に優れた自己潤滑性を
有する絶縁電線を与える潤滑性絶縁塗料及びこれを用い
た絶縁電線を提供することである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明に
よって達成される。即ち、本発明は、平均分子量5,0
00以下、平均粒子径10μm以下及び酸価20以上の
酸化型ポリエチレン微粉末を、絶縁塗料の樹脂分に対し
て0.1〜10重量%の割合で配合してなることを特徴
とする潤滑性絶縁塗料、及び該潤滑性絶縁塗料を他の絶
縁物を介して導体に塗布及び焼付けてなることを特徴と
する絶縁電線である。
よって達成される。即ち、本発明は、平均分子量5,0
00以下、平均粒子径10μm以下及び酸価20以上の
酸化型ポリエチレン微粉末を、絶縁塗料の樹脂分に対し
て0.1〜10重量%の割合で配合してなることを特徴
とする潤滑性絶縁塗料、及び該潤滑性絶縁塗料を他の絶
縁物を介して導体に塗布及び焼付けてなることを特徴と
する絶縁電線である。
【0008】
【作用】平均分子量5,000以下、平均粒子径10μ
m以下及び酸価20以上の酸化型ポリエチレン微粉末
を、絶縁塗料に、絶縁樹脂の0.1〜10重量%割合で
配合することによって、滑剤の分散性と共に絶縁塗料の
安定性が著しく向上されることにより、これを他の絶縁
物を介して導体に塗布及び焼付けてオーバーコートした
絶縁電線は長さ方向に安定した滑り性及び耐摩耗性を有
する。
m以下及び酸価20以上の酸化型ポリエチレン微粉末
を、絶縁塗料に、絶縁樹脂の0.1〜10重量%割合で
配合することによって、滑剤の分散性と共に絶縁塗料の
安定性が著しく向上されることにより、これを他の絶縁
物を介して導体に塗布及び焼付けてオーバーコートした
絶縁電線は長さ方向に安定した滑り性及び耐摩耗性を有
する。
【0009】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて本
発明を更に詳細に説明する。本発明を主として特徴づけ
る酸化型ポリエチレン微粉末は、その平均分子量5,0
00以下、平均粒子径10μm以下及び酸価20以上の
ものであれば特に制限はない。好ましい平均分子量は、
約1,000〜5,000であり、好ましい平均粒子径
は約2〜10μmである。酸価が20未満では絶縁塗料
の安定性が劣り、絶縁電線の摩擦係数が長さ方向にバラ
ツキが生じる。
発明を更に詳細に説明する。本発明を主として特徴づけ
る酸化型ポリエチレン微粉末は、その平均分子量5,0
00以下、平均粒子径10μm以下及び酸価20以上の
ものであれば特に制限はない。好ましい平均分子量は、
約1,000〜5,000であり、好ましい平均粒子径
は約2〜10μmである。酸価が20未満では絶縁塗料
の安定性が劣り、絶縁電線の摩擦係数が長さ方向にバラ
ツキが生じる。
【0010】上記酸化型ポリエチレン微粉末の添加量
は、絶縁塗料の樹脂分に対して0.1〜10重量%、好
ましくは0.2〜5重量%である。添加量が0.1重量
%未満では得られる絶縁電線の滑り性の効果が劣り、1
0重量%を越えると絶縁塗料の安定性がなくなり、得ら
れる絶縁電線の外観が悪化する。
は、絶縁塗料の樹脂分に対して0.1〜10重量%、好
ましくは0.2〜5重量%である。添加量が0.1重量
%未満では得られる絶縁電線の滑り性の効果が劣り、1
0重量%を越えると絶縁塗料の安定性がなくなり、得ら
れる絶縁電線の外観が悪化する。
【0011】本発明に用いられる絶縁塗料には特に制限
はなく、例えば、ポリビニルホルマール、ポリウレタ
ン、ポリエステルイミドウレタン、ポリエステル、ポリ
エステルイミド、ポリエステルアミドイミド、ポリヒダ
ントイン、ポリアミドイミド、ポリイミド等の樹脂を適
当な溶剤に溶解又は分散させた従来公知のいずれの絶縁
塗料も使用することが出来る。又、融着塗料には、例え
ば、ポリアミド、ポリエステル、フェノキシ、ブチラー
ル等の樹脂を適当な溶剤に溶解又は分散させた従来公知
のいずれの融着塗料も使用することが出来る。
はなく、例えば、ポリビニルホルマール、ポリウレタ
ン、ポリエステルイミドウレタン、ポリエステル、ポリ
エステルイミド、ポリエステルアミドイミド、ポリヒダ
ントイン、ポリアミドイミド、ポリイミド等の樹脂を適
当な溶剤に溶解又は分散させた従来公知のいずれの絶縁
塗料も使用することが出来る。又、融着塗料には、例え
ば、ポリアミド、ポリエステル、フェノキシ、ブチラー
ル等の樹脂を適当な溶剤に溶解又は分散させた従来公知
のいずれの融着塗料も使用することが出来る。
【0012】これら絶縁塗料中に酸化型ポリエチレン微
粉末を配合する手段は、分散性の点から、微粉末をトル
エン、キシレン、ナフサ等の溶剤に分散させた分散液形
態で添加混合する方法が好適である。
粉末を配合する手段は、分散性の点から、微粉末をトル
エン、キシレン、ナフサ等の溶剤に分散させた分散液形
態で添加混合する方法が好適である。
【0013】本発明の潤滑性絶縁塗料を他の絶縁物を介
して導体に塗布及び焼付けてオーバーコートすることに
より滑り性に優れた絶縁電線を得ることが出来る。他の
絶縁物としては特に制限はなく、例えば、ポリビニルホ
ルマール系、ポリウレタン系、ポリエステルイミドウレ
タン系、ポリエステル系、ポリエステルイミド系、ポリ
エステルアミドイミド系、ポリヒダントイン系、ポリア
ミドイミド系、ポリイミド系等の絶縁皮膜が挙げられ
る。
して導体に塗布及び焼付けてオーバーコートすることに
より滑り性に優れた絶縁電線を得ることが出来る。他の
絶縁物としては特に制限はなく、例えば、ポリビニルホ
ルマール系、ポリウレタン系、ポリエステルイミドウレ
タン系、ポリエステル系、ポリエステルイミド系、ポリ
エステルアミドイミド系、ポリヒダントイン系、ポリア
ミドイミド系、ポリイミド系等の絶縁皮膜が挙げられ
る。
【0014】 本発明の潤滑性絶縁塗料によって絶縁皮膜
を形成する方法は従来公知の方法に準拠すればよく、例
えば、フェルト絞り方式やダイス絞り方式の如き方法に
より絶縁塗料を塗布し、連続的に350〜550℃の温
度の焼付炉中又は複数の焼付炉中に数回又は重数回通す
ことによって所望の絶縁皮膜が形成される。その絶縁皮
膜の厚さは、JIS、NEMA或いはIEC等の規格に
規定された皮膜厚さであり、その内自己潤滑性皮膜は1
5μm以下、好ましくは3〜10μmの厚さである。こ
の様な皮膜厚さは1回の塗布及び焼き付けでは形成され
ない場合には、必要回数繰り返して塗布及び焼き付けを
行なえばよい。
を形成する方法は従来公知の方法に準拠すればよく、例
えば、フェルト絞り方式やダイス絞り方式の如き方法に
より絶縁塗料を塗布し、連続的に350〜550℃の温
度の焼付炉中又は複数の焼付炉中に数回又は重数回通す
ことによって所望の絶縁皮膜が形成される。その絶縁皮
膜の厚さは、JIS、NEMA或いはIEC等の規格に
規定された皮膜厚さであり、その内自己潤滑性皮膜は1
5μm以下、好ましくは3〜10μmの厚さである。こ
の様な皮膜厚さは1回の塗布及び焼き付けでは形成され
ない場合には、必要回数繰り返して塗布及び焼き付けを
行なえばよい。
【0015】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明するが、本発明はこれの実施例に限定され
るものではない。 実施例1 キシレン90重量部に平均分子量3,500、平均粒子
径7μm、酸価30の酸化型ポリエチレン微粉末を10
重量部を加え、ホモミキサーで分散させて分散液を得
た。この分散液8重量部をポリエステル絶縁塗料(テレ
ベックE1050、大日精化工業製、樹脂分40重量
%)100重量部に添加し、撹拌分散させ本発明の潤滑
性絶縁塗料を得た。
具体的に説明するが、本発明はこれの実施例に限定され
るものではない。 実施例1 キシレン90重量部に平均分子量3,500、平均粒子
径7μm、酸価30の酸化型ポリエチレン微粉末を10
重量部を加え、ホモミキサーで分散させて分散液を得
た。この分散液8重量部をポリエステル絶縁塗料(テレ
ベックE1050、大日精化工業製、樹脂分40重量
%)100重量部に添加し、撹拌分散させ本発明の潤滑
性絶縁塗料を得た。
【0016】実施例2 実施例1におけるポリエステル絶縁塗料の代わりに、ポ
リアミドイミド絶縁塗料(アロターム602、大日精化
工業製、樹脂分30重量%)を用いて、実施例1の分散
液6重量部を100重量部のアロターム602に添加
し、撹拌分散させて本発明の潤滑性絶縁塗料を得た。
リアミドイミド絶縁塗料(アロターム602、大日精化
工業製、樹脂分30重量%)を用いて、実施例1の分散
液6重量部を100重量部のアロターム602に添加
し、撹拌分散させて本発明の潤滑性絶縁塗料を得た。
【0017】実施例3 キシレン90重量部に平均分子量3,000、平均粒子
径7μm、酸価25の酸化型ポリエチレン微粉末を10
重量部を加えホモミキサーで分散させて分散液を得た。
この分散液8重量部を100重量部のポリエステル絶縁
塗料(テレベックE1050)に添加し、撹拌分散させ
て本発明の潤滑性絶縁塗料を得た。
径7μm、酸価25の酸化型ポリエチレン微粉末を10
重量部を加えホモミキサーで分散させて分散液を得た。
この分散液8重量部を100重量部のポリエステル絶縁
塗料(テレベックE1050)に添加し、撹拌分散させ
て本発明の潤滑性絶縁塗料を得た。
【0018】実施例4 実施例3におけるポリエステル絶縁塗料の代わりに、ポ
リアミドイミド絶縁塗料(アロターム602)を用い
て、実施例3の分散液6重量部を100重量部のアロタ
ーム602に添加し、撹拌分散させて本発明の潤滑性絶
縁塗料を得た。
リアミドイミド絶縁塗料(アロターム602)を用い
て、実施例3の分散液6重量部を100重量部のアロタ
ーム602に添加し、撹拌分散させて本発明の潤滑性絶
縁塗料を得た。
【0019】比較例1 キシレン90重量部に平均分子量2,000、平均粒子
径5μm、酸価15の酸化型ポリエチレン微粉末を10
重量部を加えホモミキサーで分散させて分散液を得た。
この分散液8重量部を100重量部のポリエステル絶縁
塗料(テレベックE1050)に添加し、撹拌分散させ
比較例の潤滑性絶縁塗料を得た。
径5μm、酸価15の酸化型ポリエチレン微粉末を10
重量部を加えホモミキサーで分散させて分散液を得た。
この分散液8重量部を100重量部のポリエステル絶縁
塗料(テレベックE1050)に添加し、撹拌分散させ
比較例の潤滑性絶縁塗料を得た。
【0020】比較例2 比較例1におけるポリエステル絶縁塗料の代わりに、ポ
リアミドイミド絶縁塗料(アロターム602)を用い
て、比較例1の分散液6重量部を100重量部のアロタ
ーム602に添加し、撹拌分散させ比較例の潤滑性絶縁
塗料を得た。
リアミドイミド絶縁塗料(アロターム602)を用い
て、比較例1の分散液6重量部を100重量部のアロタ
ーム602に添加し、撹拌分散させ比較例の潤滑性絶縁
塗料を得た。
【0021】比較例3 キシレン90重量部に平均分子量2,500、平均粒子
径5μmのポリエチレン微粉末を10重量部を加えホモ
ミキサーで分散させて分散液を得た。この分散液8重量
部を100重量部のポリエステル絶縁塗料(テレベック
E1050)に添加し、撹拌分散させ比較例の潤滑性絶
縁塗料を得た。
径5μmのポリエチレン微粉末を10重量部を加えホモ
ミキサーで分散させて分散液を得た。この分散液8重量
部を100重量部のポリエステル絶縁塗料(テレベック
E1050)に添加し、撹拌分散させ比較例の潤滑性絶
縁塗料を得た。
【0022】比較例4 比較例3におけるポリエステル絶縁塗料の代わりに、ポ
リアミドイミド絶縁塗料(アロターム602)を用い
て、比較例3の分散液6重量部を100重量部のアロタ
ーム602に添加し、撹拌分散させ比較例の潤滑性絶縁
塗料を得た。
リアミドイミド絶縁塗料(アロターム602)を用い
て、比較例3の分散液6重量部を100重量部のアロタ
ーム602に添加し、撹拌分散させ比較例の潤滑性絶縁
塗料を得た。
【0023】〔試験例〕導体径1.0mmφ及び被膜厚
30μmのPEW(テレベックE1050を塗布焼付
け)を用い、実施例1〜4及び比較例1〜4の潤滑性絶
縁塗料を被膜厚4〜5μmになる様に塗布及び焼付けを
行い潤滑性絶縁電線を作成し、得られた潤滑性絶縁電線
の特性をJIS C3003に準じて試験し、結果を表
1及び表2に示す。
30μmのPEW(テレベックE1050を塗布焼付
け)を用い、実施例1〜4及び比較例1〜4の潤滑性絶
縁塗料を被膜厚4〜5μmになる様に塗布及び焼付けを
行い潤滑性絶縁電線を作成し、得られた潤滑性絶縁電線
の特性をJIS C3003に準じて試験し、結果を表
1及び表2に示す。
【0024】
【表1】 作成直後の塗料と電線特性
【0025】(表1の続き)
【0026】
【表2】 40℃で1週間放置後の塗料と電線特性
【0027】(表2の続き) 1)JIS C3003−1976 2)東洋紡精機社製の電線滑り試験器を用いて測定。 表1及び表2から明らかな様に、本発明の潤滑性絶縁塗
料から得られた絶縁電線は、優れた滑り性と耐摩耗性を
示すと共に、優れた分散安定性を有する。
料から得られた絶縁電線は、優れた滑り性と耐摩耗性を
示すと共に、優れた分散安定性を有する。
【0028】
【発明の効果】実施例から明らかな様に、本発明の潤滑
性絶縁塗料は高温における分散安定性が良く、長期間保
存しても酸化型ポリエチレン微粉末が分離することはな
い。又、本発明の潤滑性絶縁塗料を塗布及び焼付けるこ
とによって、滑り性及び耐摩耗性に優れると共に外観の
良好な絶縁電線が得られ、近年の過酷な巻線、加工及び
組立作業に有用である。
性絶縁塗料は高温における分散安定性が良く、長期間保
存しても酸化型ポリエチレン微粉末が分離することはな
い。又、本発明の潤滑性絶縁塗料を塗布及び焼付けるこ
とによって、滑り性及び耐摩耗性に優れると共に外観の
良好な絶縁電線が得られ、近年の過酷な巻線、加工及び
組立作業に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 正雄 東京都中央区日本橋馬喰町1丁目7番6号 大日精化工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 平均分子量5,000以下、平均粒子径
10μm以下及び酸価20以上の酸化型ポリエチレン微
粉末を、絶縁塗料の樹脂分に対して0.1〜10重量%
の割合で配合してなることを特徴とする潤滑性絶縁塗
料。 - 【請求項2】 請求項1に記載の絶縁塗料を他の絶縁物
を介して導体に塗布及び焼付けてなることを特徴とする
絶縁電線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6648194A JP2870685B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 潤滑性絶縁塗料及び絶縁電線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6648194A JP2870685B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 潤滑性絶縁塗料及び絶縁電線 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07247449A true JPH07247449A (ja) | 1995-09-26 |
| JP2870685B2 JP2870685B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=13317025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6648194A Expired - Lifetime JP2870685B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 潤滑性絶縁塗料及び絶縁電線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2870685B2 (ja) |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP6648194A patent/JP2870685B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2870685B2 (ja) | 1999-03-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0572684B2 (ja) | ||
| US4400430A (en) | Magnet wires | |
| JP3419226B2 (ja) | 絶縁電線 | |
| JP3414063B2 (ja) | 新規な絶縁電線 | |
| JPH01144504A (ja) | 絶縁電線 | |
| JPH0657145A (ja) | 減摩剤およびこれを用いた潤滑性絶縁電線 | |
| JPH07247449A (ja) | 潤滑性絶縁塗料及び絶縁電線 | |
| JP3337084B2 (ja) | 電気絶縁用樹脂組成物およびエナメル線 | |
| JPH07105745A (ja) | 自己潤滑性絶縁電線 | |
| JP2002124132A (ja) | 自己潤滑性エナメル線 | |
| JPH07134913A (ja) | 自己潤滑性絶縁電線 | |
| JPH0762967B2 (ja) | 自己潤滑性絶縁電線 | |
| JPH0644823A (ja) | 電気絶縁用樹脂組成物及びエナメル線 | |
| JPH04115411A (ja) | 絶縁電線 | |
| JPH0817250A (ja) | 絶縁電線 | |
| JPH07134912A (ja) | 自己潤滑性絶縁電線 | |
| JPH0892507A (ja) | 潤滑性絶縁塗料、およびこれを用いた自己潤滑性絶縁電線 | |
| JPH01144505A (ja) | 自己融着性絶縁電線 | |
| JPH06275128A (ja) | 電気絶縁用樹脂組成物および絶縁電線 | |
| JPH0810567B2 (ja) | 自己潤滑性を有する絶縁電線 | |
| JPH01260714A (ja) | 絶縁電線 | |
| JP2001351441A (ja) | 潤滑性電気絶縁塗料及びこれを用いた絶縁電線 | |
| JPH05166413A (ja) | 電気絶縁用樹脂組成物およびエナメル線 | |
| JPH06150720A (ja) | 電気絶縁用樹脂組成物およびエナメル線 | |
| JPH0945142A (ja) | 絶縁電線 |