JPH0725228B2 - 感熱転写材及び感熱転写記録方法 - Google Patents
感熱転写材及び感熱転写記録方法Info
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- JPH0725228B2 JPH0725228B2 JP63299075A JP29907588A JPH0725228B2 JP H0725228 B2 JPH0725228 B2 JP H0725228B2 JP 63299075 A JP63299075 A JP 63299075A JP 29907588 A JP29907588 A JP 29907588A JP H0725228 B2 JPH0725228 B2 JP H0725228B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感熱転写記録に用いられる感熱転写材で表面平
滑性の低い被記録体に対し、印字品位の良く、しかもリ
フトオフ消去が可能な記録像が得られる感熱転写材及び
感熱転写記録方法に関するものである。
滑性の低い被記録体に対し、印字品位の良く、しかもリ
フトオフ消去が可能な記録像が得られる感熱転写材及び
感熱転写記録方法に関するものである。
感熱転写記録は、使用する装置が軽量かつコンパクトで
騒音がなく、操作性,保守性に優れるという感熱記録の
一般的特徴に加えて発色型の加工紙が不要であり、また
記録像の耐久性にも優れるという特徴を有しており、最
近広く使用されている。しかしながら、このような感熱
転写記録方法においても、なおいくつか改良すべき点が
ある。
騒音がなく、操作性,保守性に優れるという感熱記録の
一般的特徴に加えて発色型の加工紙が不要であり、また
記録像の耐久性にも優れるという特徴を有しており、最
近広く使用されている。しかしながら、このような感熱
転写記録方法においても、なおいくつか改良すべき点が
ある。
第1点は表面平滑性の悪い紙等の被記録体に対する転写
記録像の品位が悪いという点である。その第2点は、感
熱転写記録方法により得られた転写記録像は、たとえそ
れが誤印字によるものであっても容易に消去することが
できないということである。
記録像の品位が悪いという点である。その第2点は、感
熱転写記録方法により得られた転写記録像は、たとえそ
れが誤印字によるものであっても容易に消去することが
できないということである。
一般的な誤記録の消去手段としては、近年近く用いられ
るようになった隠蔽性の塗料の使用があり、感熱転写記
録方法においても被記録体の色とほぼ同色の隠蔽性着色
材を含有する熱転写性インク層を有する感熱転写材を用
い、誤記録部分をこの転写インク層で被覆する方法も既
に提案されている。しかし、転写インク層で被覆する方
法では被記録体と隠蔽性着色材の色が完全に同一でな
く、且つインク層の被覆で消去部分が盛り上がることに
より、消去部分の判別が容易となり外観上好ましいもの
ではない。また、他の消去手段として、被記録体に形成
された誤記録像を感熱接着テープにより接着剥離させる
方法、すなわちリフトオフ消去法が提案されている。
るようになった隠蔽性の塗料の使用があり、感熱転写記
録方法においても被記録体の色とほぼ同色の隠蔽性着色
材を含有する熱転写性インク層を有する感熱転写材を用
い、誤記録部分をこの転写インク層で被覆する方法も既
に提案されている。しかし、転写インク層で被覆する方
法では被記録体と隠蔽性着色材の色が完全に同一でな
く、且つインク層の被覆で消去部分が盛り上がることに
より、消去部分の判別が容易となり外観上好ましいもの
ではない。また、他の消去手段として、被記録体に形成
された誤記録像を感熱接着テープにより接着剥離させる
方法、すなわちリフトオフ消去法が提案されている。
しかしながら、これら消去方法は被記録体上に転写記録
像を与える感熱転写材、及び転写記録像を消去するため
の消去用シートの双方が必要となり、感熱転写プリンタ
において印字時と消去時でのテープの切り換え機構が必
要となり、プリンタ装置の構造が複雑で大型化するとい
う欠点があった。
像を与える感熱転写材、及び転写記録像を消去するため
の消去用シートの双方が必要となり、感熱転写プリンタ
において印字時と消去時でのテープの切り換え機構が必
要となり、プリンタ装置の構造が複雑で大型化するとい
う欠点があった。
上記欠点を改良する方法として、被記録紙に転写記録像
を与える感熱転写材をそのまま用いてリフトオフ消去も
行なうことができる(セルフコレクタブル)感熱転写材
が提案されている。特開昭58−74368号公報において
は、抵抗性支持体上の活性層により記録と消去の双方を
行うことができる感熱積層体が開示されている。すなわ
ち、この活性層は記録時の加熱温度より低い温度に加熱
された時に接着力を発現し、転写記録像を剥離すること
によって消去できるように構成されている。また、特開
昭61−23992号公報においては、支持体上に着色剤,バ
インダー剤および該バインダー剤より高軟化点を有する
熱粘着剤材料からなる感熱転写剤が提案されており、熱
源としてサーマルヘツドを用い、低い熱エネルギーで記
録を行い、記録時より高い熱エネルギーを印加して誤記
録像の剥離消去を行うことが開示されている。
を与える感熱転写材をそのまま用いてリフトオフ消去も
行なうことができる(セルフコレクタブル)感熱転写材
が提案されている。特開昭58−74368号公報において
は、抵抗性支持体上の活性層により記録と消去の双方を
行うことができる感熱積層体が開示されている。すなわ
ち、この活性層は記録時の加熱温度より低い温度に加熱
された時に接着力を発現し、転写記録像を剥離すること
によって消去できるように構成されている。また、特開
昭61−23992号公報においては、支持体上に着色剤,バ
インダー剤および該バインダー剤より高軟化点を有する
熱粘着剤材料からなる感熱転写剤が提案されており、熱
源としてサーマルヘツドを用い、低い熱エネルギーで記
録を行い、記録時より高い熱エネルギーを印加して誤記
録像の剥離消去を行うことが開示されている。
しかしながら、表面平滑性の低い被記録体に対しても記
録品位の良い転写記録像を与えるとともにセルフコレク
ト作用をも満足する感熱転写材は得られておらず、その
開発が望まれている。従来のセルフコレクタブルな感熱
転写材によると、特に平滑性の低い被記録体では被記録
体の凸部分にある誤記録像しか剥離できず、凹部分に入
った記録像は剥離できない場合が生じ、消去が不完全と
なってしまう場合が多かった。
録品位の良い転写記録像を与えるとともにセルフコレク
ト作用をも満足する感熱転写材は得られておらず、その
開発が望まれている。従来のセルフコレクタブルな感熱
転写材によると、特に平滑性の低い被記録体では被記録
体の凸部分にある誤記録像しか剥離できず、凹部分に入
った記録像は剥離できない場合が生じ、消去が不完全と
なってしまう場合が多かった。
また、特開昭62−156993号公報には、比較的溶融粘度の
低い分離層を支持体上に有するセルフコレクタブルの熱
転写材が開示されている。この分離層に使用する材料は
保存等で変質せず、かつ溶融粘度の低いことが必要であ
るが、このような材料は、一般に硬くもろい傾向が有
り、リフトオフの消去を行う時、支持体からインク層全
体が剥がれ落ちる等の不良が発生し易い。そのため、印
加エネルギー等の使用条件のラチチユードがせまく、ま
た消去が不完全になり易いという欠点を有する。これを
解消するために分離層に比較的粘度の高い成分を使用せ
ざるを得ず、このようにすると今度は記録時に支持体か
らの分離に大きな力が必要となり、表面平滑度の低い被
記録体に対しては欠けの多い記録像となり易い。
低い分離層を支持体上に有するセルフコレクタブルの熱
転写材が開示されている。この分離層に使用する材料は
保存等で変質せず、かつ溶融粘度の低いことが必要であ
るが、このような材料は、一般に硬くもろい傾向が有
り、リフトオフの消去を行う時、支持体からインク層全
体が剥がれ落ちる等の不良が発生し易い。そのため、印
加エネルギー等の使用条件のラチチユードがせまく、ま
た消去が不完全になり易いという欠点を有する。これを
解消するために分離層に比較的粘度の高い成分を使用せ
ざるを得ず、このようにすると今度は記録時に支持体か
らの分離に大きな力が必要となり、表面平滑度の低い被
記録体に対しては欠けの多い記録像となり易い。
本発明は前記従来技術の欠点を解決し、表面平滑性が良
好な被記録体に対しては勿論のこと、表面平滑性の低い
被記録体に対しても濃度が高く、かつ印字切れが良く、
しかも転写欠けのない転写記録像が得られ、更に転写記
録像をリフトオフにより消去することができる感熱転写
材及び該感熱転写材を用いる感熱転写記録方法を提供す
ることを目的とする。
好な被記録体に対しては勿論のこと、表面平滑性の低い
被記録体に対しても濃度が高く、かつ印字切れが良く、
しかも転写欠けのない転写記録像が得られ、更に転写記
録像をリフトオフにより消去することができる感熱転写
材及び該感熱転写材を用いる感熱転写記録方法を提供す
ることを目的とする。
本発明の感熱転写材は、支持体上に、前記支持体側から
順に少なくとも第1のインク層,第2のインク層及び第
3のインク層を有するもので、第1のインク層はガラス
転移温度が−40〜30℃の熱可塑性樹脂を含有する実質的
に非転写性の層で、第2のインク層は加熱して記録を行
うときには、第2のインク層の内部において分断するも
のであり、第3のインク層は熱可塑性樹脂を主成分とす
る層で、少なくとも第3のインク層に着色剤を含有する
ものである。
順に少なくとも第1のインク層,第2のインク層及び第
3のインク層を有するもので、第1のインク層はガラス
転移温度が−40〜30℃の熱可塑性樹脂を含有する実質的
に非転写性の層で、第2のインク層は加熱して記録を行
うときには、第2のインク層の内部において分断するも
のであり、第3のインク層は熱可塑性樹脂を主成分とす
る層で、少なくとも第3のインク層に着色剤を含有する
ものである。
また、本発明の感熱転写記録方法は、支持体上に、前記
支持体側から順に少なくとも第1のインク層、第2のイ
ンク層及び第3のインク層を有し、第1のインク層はガ
ラス転移温度が−40〜30℃の熱可塑性樹脂を含有する実
質的に非転写性の層で、第3のインク層は熱可塑性樹脂
を主成分とする層で、少なくとも第3のインク層に着色
剤を含有する感熱転写材を用いて被記録体上に転写記録
を行うに際し、前記感熱転写材をパターン状に加熱した
直後、第2のインク層の強度が十分強くなる前に、前記
感熱転写材を被記録体から剥離することにより、第2の
インク層の内部で分断して被記録体上に記録像を形成
し、更に前記記録像に前記感熱転写材を当接して加熱し
た後、第2のインク層の強度が十分に強くなったときに
被記録体から前記感熱転写材を剥離することにより被記
録体上の前記記録像を前記被記録体から前記感熱転写材
側に引き剥すものである。
支持体側から順に少なくとも第1のインク層、第2のイ
ンク層及び第3のインク層を有し、第1のインク層はガ
ラス転移温度が−40〜30℃の熱可塑性樹脂を含有する実
質的に非転写性の層で、第3のインク層は熱可塑性樹脂
を主成分とする層で、少なくとも第3のインク層に着色
剤を含有する感熱転写材を用いて被記録体上に転写記録
を行うに際し、前記感熱転写材をパターン状に加熱した
直後、第2のインク層の強度が十分強くなる前に、前記
感熱転写材を被記録体から剥離することにより、第2の
インク層の内部で分断して被記録体上に記録像を形成
し、更に前記記録像に前記感熱転写材を当接して加熱し
た後、第2のインク層の強度が十分に強くなったときに
被記録体から前記感熱転写材を剥離することにより被記
録体上の前記記録像を前記被記録体から前記感熱転写材
側に引き剥すものである。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ本発明の一例を詳
細に説明する。以下の記載において、量比を表わす
「%」および「部」は特に断りのない限り重量基準とす
る。
細に説明する。以下の記載において、量比を表わす
「%」および「部」は特に断りのない限り重量基準とす
る。
第1図に示すように、本発明の感熱転写材1は支持体2
上に支持体側から第1のインク層3,第2のインク層4,第
3のインク層5を順次積層してなる。第1インク層3は
加熱による記録時も、支持体2との界面あるいはその内
部においても分断することなく、支持体2と強固に密着
している。つまり、第1のインク層3は、加熱により軟
化はしても完全溶融せず、支持体1との密着力が低下し
ないで被記録体側に実質的に転写しない、すなわち実質
的に非転写性の層である。第2のインク層4は加熱によ
る記録時には該インク層4の内部において分断し、第3
のインク層5が被記録体に転移し易くする。しかしなが
ら、第2のインク層4の非加熱部は溶融あるいは軟化し
ていないため、第1のインク層3及び第3のインク5と
強固に接着し、該インク層5の被記録体への転写を抑止
する。この加熱部と非加熱部のコントラストが、特に転
写記録像の“切れ”に大きく影響する。
上に支持体側から第1のインク層3,第2のインク層4,第
3のインク層5を順次積層してなる。第1インク層3は
加熱による記録時も、支持体2との界面あるいはその内
部においても分断することなく、支持体2と強固に密着
している。つまり、第1のインク層3は、加熱により軟
化はしても完全溶融せず、支持体1との密着力が低下し
ないで被記録体側に実質的に転写しない、すなわち実質
的に非転写性の層である。第2のインク層4は加熱によ
る記録時には該インク層4の内部において分断し、第3
のインク層5が被記録体に転移し易くする。しかしなが
ら、第2のインク層4の非加熱部は溶融あるいは軟化し
ていないため、第1のインク層3及び第3のインク5と
強固に接着し、該インク層5の被記録体への転写を抑止
する。この加熱部と非加熱部のコントラストが、特に転
写記録像の“切れ”に大きく影響する。
本発明の感熱転写材1は、パターン状に加熱された直
後、第2のインク層4の強度が十分強くなる前に、感熱
転写材1を被記録体から剥離することにより、第2のイ
ンク層4で分断して被記録体上に記録像が形成され、更
に被記録体上記録像に感熱転写材1を当接して加熱した
後、第2のインク層4の強度が十分に強くなったときに
被記録体から感熱転写材1を剥離することにより被記録
体上の記録像が剥離消去される。
後、第2のインク層4の強度が十分強くなる前に、感熱
転写材1を被記録体から剥離することにより、第2のイ
ンク層4で分断して被記録体上に記録像が形成され、更
に被記録体上記録像に感熱転写材1を当接して加熱した
後、第2のインク層4の強度が十分に強くなったときに
被記録体から感熱転写材1を剥離することにより被記録
体上の記録像が剥離消去される。
本発明において、支持体2と第2のインク層4の間に設
けられた第1インク層3は塗工によって形成される層
で、この層が支持体2とインク層全体との密着性を向上
させ、リフトオフ消去を可能にしている。これは、感熱
転写材に使用される支持体2には、一般的にプラスチツ
クフイルムが多く用いられ、耐熱性,引張り強さ,伸
び,引き裂き強さなどの諸特性を満足するように、プラ
スチツクフイルムには一軸あるいは二軸延伸処理が施さ
れるため、前記フイルムの分子鎖は一定方向に配向され
ている。その結果、プラスチツクフイルムの上記諸特性
は向上し、満足し得る水準に至るも、他の特性が低下し
てしまう場合がある。例えばその表面接着性の低下があ
げられる。例えばポリエステルフイルムにおいては接着
性が悪く、第2のインク層4のごときシヤープメルト性
があり、かつ溶融粘度の低い材料を主体とする成分をイ
ンク層としてポリエステルフイルム上に形成した場合、
インク剥れ等の不良が極めて発生し易い。従って、リフ
トオフ消去の機能を持たない従来の感熱転写材で、リフ
トオフ消去を行うと、感熱転写材側に誤記録像を引き剥
すことができずに、支持体とインク層との界面で剥離
し、被記録体側に感熱転写材のインク層が引き剥がされ
る「逆転写」が生じる。この点、本発明の感熱転写材
は、プラスチツクフイルム等の支持体上に第1のインク
層のように塗工によるインク層を形成することにより、
塗工膜中の分子鎖はランダムに存在するため、第2のイ
ンク層と支持体2との接着性が改善され、インク剥れを
回避することができる。
けられた第1インク層3は塗工によって形成される層
で、この層が支持体2とインク層全体との密着性を向上
させ、リフトオフ消去を可能にしている。これは、感熱
転写材に使用される支持体2には、一般的にプラスチツ
クフイルムが多く用いられ、耐熱性,引張り強さ,伸
び,引き裂き強さなどの諸特性を満足するように、プラ
スチツクフイルムには一軸あるいは二軸延伸処理が施さ
れるため、前記フイルムの分子鎖は一定方向に配向され
ている。その結果、プラスチツクフイルムの上記諸特性
は向上し、満足し得る水準に至るも、他の特性が低下し
てしまう場合がある。例えばその表面接着性の低下があ
げられる。例えばポリエステルフイルムにおいては接着
性が悪く、第2のインク層4のごときシヤープメルト性
があり、かつ溶融粘度の低い材料を主体とする成分をイ
ンク層としてポリエステルフイルム上に形成した場合、
インク剥れ等の不良が極めて発生し易い。従って、リフ
トオフ消去の機能を持たない従来の感熱転写材で、リフ
トオフ消去を行うと、感熱転写材側に誤記録像を引き剥
すことができずに、支持体とインク層との界面で剥離
し、被記録体側に感熱転写材のインク層が引き剥がされ
る「逆転写」が生じる。この点、本発明の感熱転写材
は、プラスチツクフイルム等の支持体上に第1のインク
層のように塗工によるインク層を形成することにより、
塗工膜中の分子鎖はランダムに存在するため、第2のイ
ンク層と支持体2との接着性が改善され、インク剥れを
回避することができる。
特に、第1インク層の主成分に、ガラス転移温度の低い
ものを使用することにより、第1インク層の可撓性が向
上して、支持体から第1インク層が剥離することがなく
なり、リフトオフ消去を行っても逆転写の発生すること
がない。また、第1インク層3に可撓性をもたすことに
より、誤記録像を剥離消去する際に第3のインク層5が
誤記録像の凹凸にうまく追随して十分に接触するように
なり好ましい。
ものを使用することにより、第1インク層の可撓性が向
上して、支持体から第1インク層が剥離することがなく
なり、リフトオフ消去を行っても逆転写の発生すること
がない。また、第1インク層3に可撓性をもたすことに
より、誤記録像を剥離消去する際に第3のインク層5が
誤記録像の凹凸にうまく追随して十分に接触するように
なり好ましい。
第1のインク層3は、熱時に凝集力が高く、しかも支持
体に対して密着力が高くなるように熱可塑性樹脂を含有
して構成される。第1のインク層3に含有される熱可塑
性樹脂は、ガラス転移温度が−40℃〜30℃、更には−30
℃〜15℃、特に−18℃〜15℃であることが好ましい。熱
可塑性樹脂が複数種の熱可塑性樹脂の混合されたもので
ある場合、このような熱可塑性樹脂の混合体のガラス転
移温度TgMを、 と定義すると、TgMもやはり上記温度範囲が好ましい。
つまり、熱可塑性樹脂を複数種の樹脂の混合体とした場
合も、混合体のガラス転移温度を上記式(A)のように
定義すれば、熱可塑性樹脂の混合体を単一の樹脂により
構成された熱可塑性樹脂として考えることができる。
尚、上記式(A)でTgnは熱可塑性樹脂混合体を構成す
る1つの熱可塑性樹脂のガラス転移温度、Wは熱可塑性
樹脂混合体の全重量、wnは熱可塑性樹脂混合体を構成す
る1つの熱可塑性樹脂の重量である。熱可塑性樹脂のガ
ラス転移温度が高すぎると柔軟性が失われ支持体との密
着力が低下する。またガラス転移温度が低すぎると粘着
性が過度に出て製造時の取扱いに支障を来す。
体に対して密着力が高くなるように熱可塑性樹脂を含有
して構成される。第1のインク層3に含有される熱可塑
性樹脂は、ガラス転移温度が−40℃〜30℃、更には−30
℃〜15℃、特に−18℃〜15℃であることが好ましい。熱
可塑性樹脂が複数種の熱可塑性樹脂の混合されたもので
ある場合、このような熱可塑性樹脂の混合体のガラス転
移温度TgMを、 と定義すると、TgMもやはり上記温度範囲が好ましい。
つまり、熱可塑性樹脂を複数種の樹脂の混合体とした場
合も、混合体のガラス転移温度を上記式(A)のように
定義すれば、熱可塑性樹脂の混合体を単一の樹脂により
構成された熱可塑性樹脂として考えることができる。
尚、上記式(A)でTgnは熱可塑性樹脂混合体を構成す
る1つの熱可塑性樹脂のガラス転移温度、Wは熱可塑性
樹脂混合体の全重量、wnは熱可塑性樹脂混合体を構成す
る1つの熱可塑性樹脂の重量である。熱可塑性樹脂のガ
ラス転移温度が高すぎると柔軟性が失われ支持体との密
着力が低下する。またガラス転移温度が低すぎると粘着
性が過度に出て製造時の取扱いに支障を来す。
更に第1のインク層3の凝集力を高くするために、第1
のインク層3に含有する熱可塑性樹脂の重量平均分子量
は1万以上、更には5万以上であることが好ましい。
尚、ここでいう重量平均分子量はGPC(ゲルパーミエー
シヨンクロマトグラフイ)により測定した値をいう。ま
た、熱可塑性樹脂が複数の樹脂の混合されたものである
場合には、重量平均分子量は混合物全体としての重量平
均分子量をいう。
のインク層3に含有する熱可塑性樹脂の重量平均分子量
は1万以上、更には5万以上であることが好ましい。
尚、ここでいう重量平均分子量はGPC(ゲルパーミエー
シヨンクロマトグラフイ)により測定した値をいう。ま
た、熱可塑性樹脂が複数の樹脂の混合されたものである
場合には、重量平均分子量は混合物全体としての重量平
均分子量をいう。
第1のインク層3に使用する熱可塑性樹脂としては、例
えば酢酸ビニル−エチレン共重体などのポリ酢酸ビニル
系樹脂,エポキシ系樹脂,ポリウレタン系樹脂,アクリ
ル系樹脂,ポリエステル系樹脂,スチレン−ブタジエン
ゴム,イソプレンゴムなどのエラストマー類を用いるこ
とができる。この中でも特に酢酸ビニル−エチレン共重
体,ポリウレタン樹脂,アクリル樹脂,ポリエステル樹
脂が好ましく使用できる。さらには石油系樹脂,フエノ
ール系樹脂,メラミン系樹脂,尿素系樹脂,ポリスチレ
ン系樹脂を適宜混合して用いてもよい。また、上記材料
に必要に応じて、酸化チタン,クレー,亜鉛華,アルミ
ナ水和物等の充填剤や可塑剤,安定剤等を適宜混合させ
て用いることもできる。
えば酢酸ビニル−エチレン共重体などのポリ酢酸ビニル
系樹脂,エポキシ系樹脂,ポリウレタン系樹脂,アクリ
ル系樹脂,ポリエステル系樹脂,スチレン−ブタジエン
ゴム,イソプレンゴムなどのエラストマー類を用いるこ
とができる。この中でも特に酢酸ビニル−エチレン共重
体,ポリウレタン樹脂,アクリル樹脂,ポリエステル樹
脂が好ましく使用できる。さらには石油系樹脂,フエノ
ール系樹脂,メラミン系樹脂,尿素系樹脂,ポリスチレ
ン系樹脂を適宜混合して用いてもよい。また、上記材料
に必要に応じて、酸化チタン,クレー,亜鉛華,アルミ
ナ水和物等の充填剤や可塑剤,安定剤等を適宜混合させ
て用いることもできる。
第1のインク層3は、上記した材料の分子量,結晶化度
を適度調節したり、あるいは複数混合して得ることがで
きる。
を適度調節したり、あるいは複数混合して得ることがで
きる。
第1のインク層3に占める熱可塑性樹脂の含有量は70%
以上100%以下、更には90%以上100%以下が好ましい。
以上100%以下、更には90%以上100%以下が好ましい。
第1インク層3は記録時に第2のインク層で分断するこ
とを阻害しなければ、完全溶融しても支障はない。溶融
時の粘度、特に150℃における粘度が5000cps以上、好ま
しくは10,000cps以上であればよい。
とを阻害しなければ、完全溶融しても支障はない。溶融
時の粘度、特に150℃における粘度が5000cps以上、好ま
しくは10,000cps以上であればよい。
第2のインク層4としては、加熱によりシヤープメルト
するものが好ましい。第1のインク層3および第3のイ
ンク層4は熱時凝集力が高く、更に熱可塑性樹脂を比較
的多量に含有する。よって第2のインク層4はシヤープ
メルト性の要求から融点が50℃以上であり、150℃にお
ける溶融粘度が500cps以下であることが好ましい。第2
のインク層4を構成する材料としては以下の材料が好ま
しく、特にワツクス類が好適である。
するものが好ましい。第1のインク層3および第3のイ
ンク層4は熱時凝集力が高く、更に熱可塑性樹脂を比較
的多量に含有する。よって第2のインク層4はシヤープ
メルト性の要求から融点が50℃以上であり、150℃にお
ける溶融粘度が500cps以下であることが好ましい。第2
のインク層4を構成する材料としては以下の材料が好ま
しく、特にワツクス類が好適である。
上記ワツクス類としては、天然ワツクスではカルナバワ
ツクス,キヤンデリラワツクス,ライスワツクス,木ろ
うなどの植物系ワツクス、セレシンワツクス,モンタン
ワツクスなどの鉱物系ワツクス、及びそれらの誘導体、
例えばモンタンワツクスの誘導体の例として酸ワツク
ス,エステルワツクス,部分ケン化エステルワツクスな
どがある。また、石油ワツクスではパラフインワツク
ス,マイクロクリスタリンワツクスなどがある。合成ワ
ツクスではポリエチレンワツクス、特に低分子量酸化ポ
リエチレン,フイツシヤートロプシユワツクスなどが使
用可能である。上記ワツクス類は、第2のインク層4に
対して80%以上、更には90%以上含有し、単独もしくは
混合して上記融点及び溶融粘度を満足するよう調製す
る。
ツクス,キヤンデリラワツクス,ライスワツクス,木ろ
うなどの植物系ワツクス、セレシンワツクス,モンタン
ワツクスなどの鉱物系ワツクス、及びそれらの誘導体、
例えばモンタンワツクスの誘導体の例として酸ワツク
ス,エステルワツクス,部分ケン化エステルワツクスな
どがある。また、石油ワツクスではパラフインワツク
ス,マイクロクリスタリンワツクスなどがある。合成ワ
ツクスではポリエチレンワツクス、特に低分子量酸化ポ
リエチレン,フイツシヤートロプシユワツクスなどが使
用可能である。上記ワツクス類は、第2のインク層4に
対して80%以上、更には90%以上含有し、単独もしくは
混合して上記融点及び溶融粘度を満足するよう調製す
る。
第2のインク層4の溶融粘度は、特に150℃において200
cps以下、更に100cps以下であることが好ましい。上記
条件及びシヤープメルト特性においてカルナバワツク
ス,パラフインワツクスが極めて好適である。前記カル
ナバワツクス,パラフインワツクスを第2のインク層4
に含有する全ワツクスに対して40%以上、更には50%以
上含有することによっても、前記特性は十分に満足され
る。
cps以下、更に100cps以下であることが好ましい。上記
条件及びシヤープメルト特性においてカルナバワツク
ス,パラフインワツクスが極めて好適である。前記カル
ナバワツクス,パラフインワツクスを第2のインク層4
に含有する全ワツクスに対して40%以上、更には50%以
上含有することによっても、前記特性は十分に満足され
る。
本発明で云う溶融粘度は、西独国ハーケ社製のロトビス
コRV12型回転粘度計を使用し測定したものである。この
回転粘度計のコーンの種類は、PKI0.3゜(直径28mm,ス
テンレス鋼)であった。
コRV12型回転粘度計を使用し測定したものである。この
回転粘度計のコーンの種類は、PKI0.3゜(直径28mm,ス
テンレス鋼)であった。
また上記ワツクス類に必要に応じて、酸化チタン,クレ
ー,酸化亜鉛,アルミナ水和物等の充填剤や,可塑剤,
界面活性剤,安定剤等を適宜混合して第2のインク層4
とすることもできる。
ー,酸化亜鉛,アルミナ水和物等の充填剤や,可塑剤,
界面活性剤,安定剤等を適宜混合して第2のインク層4
とすることもできる。
第3のインク層5は、平滑性の低い被記録体に対しても
リフトオフ消去が可能な転写像を与える機能を有する。
第3インク層5は熱溶融性材料を主成分として形成し、
熱溶融性材料に加えて必要に応じて着色剤,分散剤,可
塑剤,油剤,充填剤などを成分として構成される。
リフトオフ消去が可能な転写像を与える機能を有する。
第3インク層5は熱溶融性材料を主成分として形成し、
熱溶融性材料に加えて必要に応じて着色剤,分散剤,可
塑剤,油剤,充填剤などを成分として構成される。
第3インク層5を構成する熱溶融性材料としては、熱可
塑性樹脂を使用することにより、平滑性の低い被記録体
に対してもインク層が被記録体表面の凸部と凸部を橋か
けするように転写されるため転写欠け、字くずれがな
く、しかも耐擦過性に優れた転写記録像が得られる。熱
可塑性樹脂は第3のインク層5に対して50%以上、更に
は70%以上含有するのが好ましい。表面平滑性の低い被
記録体に対し良好な転写性を得る為には熱可塑性樹脂の
凝集力,分子量は高い方が望ましい。
塑性樹脂を使用することにより、平滑性の低い被記録体
に対してもインク層が被記録体表面の凸部と凸部を橋か
けするように転写されるため転写欠け、字くずれがな
く、しかも耐擦過性に優れた転写記録像が得られる。熱
可塑性樹脂は第3のインク層5に対して50%以上、更に
は70%以上含有するのが好ましい。表面平滑性の低い被
記録体に対し良好な転写性を得る為には熱可塑性樹脂の
凝集力,分子量は高い方が望ましい。
表面平滑性の低い被記録体に対し良好な転写性を得るた
め,第3インク層の150℃における溶融粘度は、600cps
以上、更には1000cps以上、特に5000cpsとするのが好ま
しい。また、第3のインク層5の示差走査熱量計(DS
C)(以下、本発明において融点は、DSC(使用機種:パ
ーキン−エルマー セブン シリーズ サーマル アナ
リシス システム)により、昇温速度5℃/minで測定し
たときの吸熱ピークの温度とする)による融点は特に制
限されないが、50℃以上200℃以下、更には70℃以上150
℃以下であることが望ましい。融点に関しては200℃を
越えると、支持体に対する耐熱性問題から、支持体の種
類が著しく制限されたり、サーマルヘツドの耐久性を悪
化させたりする為好ましくなく、50℃よりも低いと、樹
脂系の熱溶融性材料を用いても汚れ等不都合が生じ易い
ため余り好ましくない。
め,第3インク層の150℃における溶融粘度は、600cps
以上、更には1000cps以上、特に5000cpsとするのが好ま
しい。また、第3のインク層5の示差走査熱量計(DS
C)(以下、本発明において融点は、DSC(使用機種:パ
ーキン−エルマー セブン シリーズ サーマル アナ
リシス システム)により、昇温速度5℃/minで測定し
たときの吸熱ピークの温度とする)による融点は特に制
限されないが、50℃以上200℃以下、更には70℃以上150
℃以下であることが望ましい。融点に関しては200℃を
越えると、支持体に対する耐熱性問題から、支持体の種
類が著しく制限されたり、サーマルヘツドの耐久性を悪
化させたりする為好ましくなく、50℃よりも低いと、樹
脂系の熱溶融性材料を用いても汚れ等不都合が生じ易い
ため余り好ましくない。
第3のインク層5に含有する熱溶融性材料としては、ポ
リオレフイン系樹脂,ポリアミド系樹脂,ポリエステル
系樹脂,エポキシ系樹脂,ポリウレタン系樹脂,ポリア
クリル系樹脂,ポリ塩化ビニル系樹脂,セルロース系樹
脂,ポリビニルアルコール系樹脂,石油系樹脂,フエノ
ール系樹脂,ポリスチレン系樹脂,酢酸ビニル系樹脂,
天然ゴム,スチレンブタジエンゴム,イソプレンゴム,
クロロプレンゴムなどのエラストマー類,ポリイソブチ
レン,ポリブデンなどが好ましく用いられ、中でもオレ
フインを主成分としたポリマー材料、例えばエチレン−
酢酸ビニル共重合体,酢酸ビニル−エチレン共重合体,
エチレン−アクリル酸共重合体,エチレン−メタアクリ
ル酸共重合体,エチレン−アクリル酸エステル共重合体
等、又ポリアミド,ポリエステルなどを第3インク層に
含有する熱溶融性材料に対して50%以上用いるのが好ま
しい。その他、場合により樹脂以外の鯨ロウ,ミツロ
ウ,ラノリン,カルナバワツクス,キヤンデリラワツク
ス,モンタンワツクス,セレシンワツクスなどの天然ワ
ツクス、パラフインワツクス,マイクロクリスタリンワ
ツクスなどの石油ワツクス、酸化ワツクス,エステルワ
ツクス,フイツシヤートロプシユワツクスなどの合成ワ
ツクス、ラウリン酸,ミリスチン酸,パルミチン酸,ス
テアリン酸,ベヘニン酸などの高級脂肪酸、ステアリル
アルコール,ベヘニルアルコールなどの高級アルコー
ル、シヨ糖の脂肪酸エステル,ソルビタンの脂肪酸エス
テルなどのエステル類、オレイルアミドなどのアミド
類、あるいは可塑剤、鉱油植物油などの油剤を適宜混合
させ、第3のインク層5の融点を50℃以上200℃以下に
調製して用いることが好ましい。
リオレフイン系樹脂,ポリアミド系樹脂,ポリエステル
系樹脂,エポキシ系樹脂,ポリウレタン系樹脂,ポリア
クリル系樹脂,ポリ塩化ビニル系樹脂,セルロース系樹
脂,ポリビニルアルコール系樹脂,石油系樹脂,フエノ
ール系樹脂,ポリスチレン系樹脂,酢酸ビニル系樹脂,
天然ゴム,スチレンブタジエンゴム,イソプレンゴム,
クロロプレンゴムなどのエラストマー類,ポリイソブチ
レン,ポリブデンなどが好ましく用いられ、中でもオレ
フインを主成分としたポリマー材料、例えばエチレン−
酢酸ビニル共重合体,酢酸ビニル−エチレン共重合体,
エチレン−アクリル酸共重合体,エチレン−メタアクリ
ル酸共重合体,エチレン−アクリル酸エステル共重合体
等、又ポリアミド,ポリエステルなどを第3インク層に
含有する熱溶融性材料に対して50%以上用いるのが好ま
しい。その他、場合により樹脂以外の鯨ロウ,ミツロ
ウ,ラノリン,カルナバワツクス,キヤンデリラワツク
ス,モンタンワツクス,セレシンワツクスなどの天然ワ
ツクス、パラフインワツクス,マイクロクリスタリンワ
ツクスなどの石油ワツクス、酸化ワツクス,エステルワ
ツクス,フイツシヤートロプシユワツクスなどの合成ワ
ツクス、ラウリン酸,ミリスチン酸,パルミチン酸,ス
テアリン酸,ベヘニン酸などの高級脂肪酸、ステアリル
アルコール,ベヘニルアルコールなどの高級アルコー
ル、シヨ糖の脂肪酸エステル,ソルビタンの脂肪酸エス
テルなどのエステル類、オレイルアミドなどのアミド
類、あるいは可塑剤、鉱油植物油などの油剤を適宜混合
させ、第3のインク層5の融点を50℃以上200℃以下に
調製して用いることが好ましい。
着色剤としては印刷記録の分野で広く用いられている各
種の染料,顔料が使用される。着色剤は少なくとも第3
のインク層5には含有する。着色剤の含有量は第1,第2,
第3のインク層の全体に対し3〜60%の範囲が適当であ
る。特に、第3のインク層5には着色剤を第3インク層
5に対して3〜80%、更には5〜60%含有するのが好ま
しい。又、第3のインク層5には必要により更に分散剤
あるいは金属微粉末,無機微粉末,金属酸化物等からな
る充填剤などの添加剤を適宜加えても良い。
種の染料,顔料が使用される。着色剤は少なくとも第3
のインク層5には含有する。着色剤の含有量は第1,第2,
第3のインク層の全体に対し3〜60%の範囲が適当であ
る。特に、第3のインク層5には着色剤を第3インク層
5に対して3〜80%、更には5〜60%含有するのが好ま
しい。又、第3のインク層5には必要により更に分散剤
あるいは金属微粉末,無機微粉末,金属酸化物等からな
る充填剤などの添加剤を適宜加えても良い。
本発明の記録媒体に使用する着色剤を具体的に示すと、
例えば、カーボンブラツク,ニグロシン染料,ランプ
黒,スーダンブラツクSM,フアースト・エローG,ベンジ
ジン・エロー,ピグメント・エロー,インドフアースト
・オレンジ,イルガジン・レツド,パラニトロアニリン
・レツド,トルイジン・レツド,カーミンFB,パーマネ
ント・ボルドーFRR,ピグメント・オレンジR,リソール・
レツド2G,レーキ・レツドC,ローダミンFB,ローダミンB
レーキ,メチル・バイオレツトBレーキ,フタロシアニ
ンブルー,ピグメントブルー,ブリリアント・グリーン
B,フタロシアニングリーン,オイルイエローGG,ザボン
・フアーストエローCGG,カヤセツトY963,カヤセツトYG,
スミプラスト・エローGG,ザボン・フアーストオレンジR
R,オイル・スカーレツト,スミプラストオレンジG,オラ
ゾール・ブラウンG,ザボンフアーストスカーレツトCG,
アイゼンスピロン・レツド・BEH,オイルピンクOP,ビク
トリアブルーF4R,フアーストゲンブルー5007,スーダン
ブルー,オイルピーコツクブルーなどの公知の染・顔料
の1種又は2種以上を使用することができる。
例えば、カーボンブラツク,ニグロシン染料,ランプ
黒,スーダンブラツクSM,フアースト・エローG,ベンジ
ジン・エロー,ピグメント・エロー,インドフアースト
・オレンジ,イルガジン・レツド,パラニトロアニリン
・レツド,トルイジン・レツド,カーミンFB,パーマネ
ント・ボルドーFRR,ピグメント・オレンジR,リソール・
レツド2G,レーキ・レツドC,ローダミンFB,ローダミンB
レーキ,メチル・バイオレツトBレーキ,フタロシアニ
ンブルー,ピグメントブルー,ブリリアント・グリーン
B,フタロシアニングリーン,オイルイエローGG,ザボン
・フアーストエローCGG,カヤセツトY963,カヤセツトYG,
スミプラスト・エローGG,ザボン・フアーストオレンジR
R,オイル・スカーレツト,スミプラストオレンジG,オラ
ゾール・ブラウンG,ザボンフアーストスカーレツトCG,
アイゼンスピロン・レツド・BEH,オイルピンクOP,ビク
トリアブルーF4R,フアーストゲンブルー5007,スーダン
ブルー,オイルピーコツクブルーなどの公知の染・顔料
の1種又は2種以上を使用することができる。
第3のインク層5の層構成は、前述した熱溶融材料,着
色剤,分散剤,可塑剤,充填剤などを含有する単層構成
に特に限定するものではなく、サーマルヘツドにより加
熱されたときに被記録体への接着力を発現する機能をも
つ層と着色機能をもつ層の2層に更に機能分離してもよ
いし、さらに3層以上の層構成となってもよい。
色剤,分散剤,可塑剤,充填剤などを含有する単層構成
に特に限定するものではなく、サーマルヘツドにより加
熱されたときに被記録体への接着力を発現する機能をも
つ層と着色機能をもつ層の2層に更に機能分離してもよ
いし、さらに3層以上の層構成となってもよい。
第2図のごとく、第3のインク層5を2層構成とした場
合(支持体側から順に、第1のインク層,第2のインク
層,第3のインク層,第4のインク層とする)、第3イ
ンク層51は着色機能を有し、第4インク層52は熱印加部
の紙に対して接着性する機能を有する。そして、第3イ
ンク層51及び第4インク層52共に第1図に示す第3イン
ク層5と同様に適度な膜強度を有し、平滑性の低い被記
録体に対しても被記録体表面の凸部間に橋かけするよう
に転写する。第3インク層51及び第4インク層52を構成
する材料には先に揚げた第3インク層5の材料がそのま
ま使用できる。第3インク層51及び第4インク層52のい
ずれにも、熱可塑性樹脂をそれぞれの層に対して50%以
上、更には70%以上含有するのが好ましい。
合(支持体側から順に、第1のインク層,第2のインク
層,第3のインク層,第4のインク層とする)、第3イ
ンク層51は着色機能を有し、第4インク層52は熱印加部
の紙に対して接着性する機能を有する。そして、第3イ
ンク層51及び第4インク層52共に第1図に示す第3イン
ク層5と同様に適度な膜強度を有し、平滑性の低い被記
録体に対しても被記録体表面の凸部間に橋かけするよう
に転写する。第3インク層51及び第4インク層52を構成
する材料には先に揚げた第3インク層5の材料がそのま
ま使用できる。第3インク層51及び第4インク層52のい
ずれにも、熱可塑性樹脂をそれぞれの層に対して50%以
上、更には70%以上含有するのが好ましい。
また、第3インク層51、及び第4インク層52の150℃に
おける溶融粘度も、第1図に示す第3インク層5と同様
に600cps以上、更には1000cps以上、特に5000cpsとする
のが好ましい。
おける溶融粘度も、第1図に示す第3インク層5と同様
に600cps以上、更には1000cps以上、特に5000cpsとする
のが好ましい。
第3のインク層5が2層構成の場合、着色剤は第3イン
ク層51のみに含有させるのが好ましいが、第2のインク
層4あるいは第4インク層52に含有されていてもかまわ
ない。着色剤の含有率は第1,第2,第3,第4インク層全体
に対して3〜60%の範囲が好ましい。3%よりも少ない
と濃度が低く、60%よりも多いと転写性が劣化する。第
3インク層51には、特に着色剤を第3インク層5に対し
て3〜80%、更には5〜60%含有するのが好ましい。
ク層51のみに含有させるのが好ましいが、第2のインク
層4あるいは第4インク層52に含有されていてもかまわ
ない。着色剤の含有率は第1,第2,第3,第4インク層全体
に対して3〜60%の範囲が好ましい。3%よりも少ない
と濃度が低く、60%よりも多いと転写性が劣化する。第
3インク層51には、特に着色剤を第3インク層5に対し
て3〜80%、更には5〜60%含有するのが好ましい。
第3インク層51と第4インク層52とは、着色剤の含有量
以外は、基本的に同じ材料を使用することができるが、
第4インク層52には被記録体との接着力が大きな材料、
例えばポリエチレン,ポリプロピレン,ポリイソブチレ
ン,エチレン−酢酸ビニル共重合体,エチレン−アクリ
ル酸共重合体,エチレン−アクリル酸エチル共重合体等
のオレフインの単独または共重合体あるいはこれらの誘
導体や、ポリアミド,ポリエステル,ポリウレタン或は
アクリル系の感熱接着剤、またスチレン−イソブチレ
ン,スチレン−ブタジエン,スチレン−エチレン−ブチ
レン等のスチレン系ブロツク共重合体などの単独または
二種以上の物質を適宜混合してもよい。また、脂環族炭
化水素,テルペン,ロジン等の粘着付与剤やタルク,炭
酸カルシウム等の充填剤,酸化防止剤等の安定剤を配合
してもよい。
以外は、基本的に同じ材料を使用することができるが、
第4インク層52には被記録体との接着力が大きな材料、
例えばポリエチレン,ポリプロピレン,ポリイソブチレ
ン,エチレン−酢酸ビニル共重合体,エチレン−アクリ
ル酸共重合体,エチレン−アクリル酸エチル共重合体等
のオレフインの単独または共重合体あるいはこれらの誘
導体や、ポリアミド,ポリエステル,ポリウレタン或は
アクリル系の感熱接着剤、またスチレン−イソブチレ
ン,スチレン−ブタジエン,スチレン−エチレン−ブチ
レン等のスチレン系ブロツク共重合体などの単独または
二種以上の物質を適宜混合してもよい。また、脂環族炭
化水素,テルペン,ロジン等の粘着付与剤やタルク,炭
酸カルシウム等の充填剤,酸化防止剤等の安定剤を配合
してもよい。
第1のインク層3の厚さは、表面平滑性の低い被記録体
への追随性を考慮すると、0.5μm以上が好ましく、熱
伝導を考慮すると10μm以下、更には5μm以下が好ま
しい。
への追随性を考慮すると、0.5μm以上が好ましく、熱
伝導を考慮すると10μm以下、更には5μm以下が好ま
しい。
第2のインク層4及び第3のインク層5の厚さは、各々
0.5〜10μm、更には0.5〜5μmの範囲が好ましく、第
3のインク層5を2層以上に機能分離する場合も各層に
ついて上記範囲が好ましい。更に第1,2,3のインク層全
体の厚さは2〜20μm、好ましくは3〜15μmが良い。
第3インク層を2層以上に機能分離した場合、インク層
全体の厚みは13〜30μm、更には15〜25μmが好まし
い。
0.5〜10μm、更には0.5〜5μmの範囲が好ましく、第
3のインク層5を2層以上に機能分離する場合も各層に
ついて上記範囲が好ましい。更に第1,2,3のインク層全
体の厚さは2〜20μm、好ましくは3〜15μmが良い。
第3インク層を2層以上に機能分離した場合、インク層
全体の厚みは13〜30μm、更には15〜25μmが好まし
い。
支持体2としては、従来より公知のフイルムをそのまま
使用することができ、例えばポリエステル,ポリカーボ
ネート,トリアセチルセルロース,ポリアミド,ポリイ
ミド等の比較的耐熱性の良いプラスチツクのフイルムな
どが好適に使用できる。
使用することができ、例えばポリエステル,ポリカーボ
ネート,トリアセチルセルロース,ポリアミド,ポリイ
ミド等の比較的耐熱性の良いプラスチツクのフイルムな
どが好適に使用できる。
また感熱転写材に熱を印加する手段として、熱ヘツドを
使用する場合に、熱ヘツドと接触する支持体の表面に、
シリコーン樹脂,ふっ素樹脂,ポリイミド樹脂,エポキ
シ樹脂,フエノール樹脂,メラミン樹脂,ニトロセルロ
ース等からなる耐熱性保護層を設けることにより支持体
の耐熱性を向上することができ、あるいは従来用いるこ
とのできなかった支持体材料を用いることも出来る。
使用する場合に、熱ヘツドと接触する支持体の表面に、
シリコーン樹脂,ふっ素樹脂,ポリイミド樹脂,エポキ
シ樹脂,フエノール樹脂,メラミン樹脂,ニトロセルロ
ース等からなる耐熱性保護層を設けることにより支持体
の耐熱性を向上することができ、あるいは従来用いるこ
とのできなかった支持体材料を用いることも出来る。
支持体2の厚みは、熱転写に際しての熱源として熱ヘツ
ドを考慮する場合には1〜15μ程度であることが望まし
いが、たとえばレーザー光等の熱転写性インク層を選択
的に加熱できる熱源を使用する場合には特に制限はな
い。
ドを考慮する場合には1〜15μ程度であることが望まし
いが、たとえばレーザー光等の熱転写性インク層を選択
的に加熱できる熱源を使用する場合には特に制限はな
い。
本発明の感熱転写材1を得るには、まず前記した熱溶融
性材料と必要に応じて加えられる着色剤,添加剤ととも
に、アトライター等の分散装置を用いて溶融混練する
か、あるいは適当な溶剤とともに混練して熱溶融性ある
いは溶液状ないしは分散液状の塗工インクを得る。次に
該塗工インクを支持体2上にアプリケーターあるいはメ
イヤバー等を用いて塗工し、必要に応じて乾燥させ、感
熱転写材1を完成する。
性材料と必要に応じて加えられる着色剤,添加剤ととも
に、アトライター等の分散装置を用いて溶融混練する
か、あるいは適当な溶剤とともに混練して熱溶融性ある
いは溶液状ないしは分散液状の塗工インクを得る。次に
該塗工インクを支持体2上にアプリケーターあるいはメ
イヤバー等を用いて塗工し、必要に応じて乾燥させ、感
熱転写材1を完成する。
つぎに、本発明の感熱転写材を用いる感熱転写記録方法
について第1図に示した感熱転写材1を用いた場合を例
にとり説明する。
について第1図に示した感熱転写材1を用いた場合を例
にとり説明する。
第3図において、感熱転写材1は第3のインク層5が、
被記録材7と当接され、支持体2側から感熱記録ヘツド
8の発熱素子9からパターン状に熱エネルギーが印加さ
れる。この熱エネルギー印加の直後、第2のインク層の
強度が十分強くなる前(好ましくは、該エネルギーの印
加後、20msec.以下、より好ましくは10msec.以下の間)
に、感熱転写材1を被記録体7から剥離する。前記感熱
転写材1の第1のインク層3は前記熱エネルギー印加に
よっても支持体2に強固に密着して被記録体7側に転写
しない。しかしながら、第3のインク層5は被記録体7
に対して接着力が発現するとともに、適度な膜強度をも
って、被記録体7に転写する。またこのとき、第2のイ
ンク層4の熱印加部はシヤープメルトし、半液体状ある
いは液体状になり、溶融粘度も低下し、凝集破壊を非常
に起しやすくなる。
被記録材7と当接され、支持体2側から感熱記録ヘツド
8の発熱素子9からパターン状に熱エネルギーが印加さ
れる。この熱エネルギー印加の直後、第2のインク層の
強度が十分強くなる前(好ましくは、該エネルギーの印
加後、20msec.以下、より好ましくは10msec.以下の間)
に、感熱転写材1を被記録体7から剥離する。前記感熱
転写材1の第1のインク層3は前記熱エネルギー印加に
よっても支持体2に強固に密着して被記録体7側に転写
しない。しかしながら、第3のインク層5は被記録体7
に対して接着力が発現するとともに、適度な膜強度をも
って、被記録体7に転写する。またこのとき、第2のイ
ンク層4の熱印加部はシヤープメルトし、半液体状ある
いは液体状になり、溶融粘度も低下し、凝集破壊を非常
に起しやすくなる。
ところが、第2のインク層4の非熱印加部は溶融しない
ため、高い凝集力を保持したままとなり、第1のインク
層3と第3のインク層5と強固な接着を維持する。その
結果、熱印加部と非熱印加部との接着力のコントラスト
が極めて明確となり、得られる転写像6の“切れ”が向
上する。更には第2のインク層4のシヤープメルト性か
ら印加熱エネルギーの低減も可能となる。
ため、高い凝集力を保持したままとなり、第1のインク
層3と第3のインク層5と強固な接着を維持する。その
結果、熱印加部と非熱印加部との接着力のコントラスト
が極めて明確となり、得られる転写像6の“切れ”が向
上する。更には第2のインク層4のシヤープメルト性か
ら印加熱エネルギーの低減も可能となる。
つぎに本発明の感熱転写体を用いた消去方法について説
明する。第4図において、被記録体7上には、本発明の
感熱転写材により転写記録像6が形成されている。この
転写記録像6と感熱転写材1の第3のインク層5が当接
され、転写記録像6と同一あるいはより拡大された領域
に支持体2側から感熱記録ヘツド8の発熱素子9より熱
エネルギーが印加される。これにより、感熱転写材1の
第3のインク層5は記録時と同様に接着力を発現し、被
記録体7上の転写記録像6と接着する。このとき感熱転
写材1の第2のインク層4は凝集力が低下するが、第5
図に示すごとく剥離部材10を突出させて被記録体7と感
熱転写材1の剥離を前記第2のインク層の強度、すなわ
ち、第1のインク層3と第3のインク層5との接着力及
び第2のインク層の凝集力が回復したのち(好ましく
は、該エネルギーの印加後、50msec.以上、より好まし
くは100msec.以上の間に)、被記録体と感熱転写材1を
剥離する。このとき、第3のインク層5と転写記録像6
との接着力も増大し、前記感熱転写材1を用いて転写記
録像6のリフトオフ消去が達成される。
明する。第4図において、被記録体7上には、本発明の
感熱転写材により転写記録像6が形成されている。この
転写記録像6と感熱転写材1の第3のインク層5が当接
され、転写記録像6と同一あるいはより拡大された領域
に支持体2側から感熱記録ヘツド8の発熱素子9より熱
エネルギーが印加される。これにより、感熱転写材1の
第3のインク層5は記録時と同様に接着力を発現し、被
記録体7上の転写記録像6と接着する。このとき感熱転
写材1の第2のインク層4は凝集力が低下するが、第5
図に示すごとく剥離部材10を突出させて被記録体7と感
熱転写材1の剥離を前記第2のインク層の強度、すなわ
ち、第1のインク層3と第3のインク層5との接着力及
び第2のインク層の凝集力が回復したのち(好ましく
は、該エネルギーの印加後、50msec.以上、より好まし
くは100msec.以上の間に)、被記録体と感熱転写材1を
剥離する。このとき、第3のインク層5と転写記録像6
との接着力も増大し、前記感熱転写材1を用いて転写記
録像6のリフトオフ消去が達成される。
以下本発明を実施例により更に具体的に説明する。尚、
以下に示す重量比率は固形分の比率である。
以下に示す重量比率は固形分の比率である。
〔実施例1〕 ガラス転移温度0℃、重量平均分子量779000の酢酸ビニ
ル−エチレン共重合樹脂(エチレン含有20%)を使った
エマルジョン(不揮発分40%)を6μmのポリエチレン
テレフタレートフイルム上にアプリケーターを用いて塗
工し、80℃の熱風乾燥中において1分間の乾燥を行い、
厚さ2.0μmの第1のインク層を得た。
ル−エチレン共重合樹脂(エチレン含有20%)を使った
エマルジョン(不揮発分40%)を6μmのポリエチレン
テレフタレートフイルム上にアプリケーターを用いて塗
工し、80℃の熱風乾燥中において1分間の乾燥を行い、
厚さ2.0μmの第1のインク層を得た。
次に前記第1のインク層上に下記の処方1の水分散液を
2倍に希釈し、アプリケーターを用いて塗工し、60℃の
熱風乾燥中において1分間の乾燥を行い、厚さ1.5μm
の第2のインク層を設けた。この第2のインク層の融点
は80℃で、150℃における溶融粘度は20cpsであった。
2倍に希釈し、アプリケーターを用いて塗工し、60℃の
熱風乾燥中において1分間の乾燥を行い、厚さ1.5μm
の第2のインク層を設けた。この第2のインク層の融点
は80℃で、150℃における溶融粘度は20cpsであった。
上記処方2の配合物をプロペラ式撹拌機により均一混合
し、塗工液2を得た。塗工液2を前記第2のインク層の
上にアプリケーターを用いて塗工し、60℃分間の熱風乾
燥を行い、厚さ3.5μmの第3のインク層を形成し、感
熱転写材(I)を得た。
し、塗工液2を得た。塗工液2を前記第2のインク層の
上にアプリケーターを用いて塗工し、60℃分間の熱風乾
燥を行い、厚さ3.5μmの第3のインク層を形成し、感
熱転写材(I)を得た。
〔実施例2〕 上記処方3,4の配合物をプロペラ式撹拌機により均一混
合し、塗工液3,4を得た。塗工液3を実施例1の第2の
インク層の上にアプリケーターを用いて塗工し、60℃1
分間の熱風乾燥を行い、層厚1.5μmの第3のインク層
を得た。その上に塗工液4をアプリケーターを用いて塗
工し、60℃1分間の熱風乾燥により層厚1.7μmの第4
のインク層を設け、感熱転写材(II)を得た。
合し、塗工液3,4を得た。塗工液3を実施例1の第2の
インク層の上にアプリケーターを用いて塗工し、60℃1
分間の熱風乾燥を行い、層厚1.5μmの第3のインク層
を得た。その上に塗工液4をアプリケーターを用いて塗
工し、60℃1分間の熱風乾燥により層厚1.7μmの第4
のインク層を設け、感熱転写材(II)を得た。
〔実施例3〕 実施例1の処方1を、加圧加熱のもとで乳化した上記処
方5の酸化ポリエチレンエマルジヨンの25%溶液にか
え、その他は実施例1と同様にして感熱転写材(III)
を得た。この第2のインク層の融点は100℃で、150℃に
おける溶融粘度は120cpsであった。
方5の酸化ポリエチレンエマルジヨンの25%溶液にか
え、その他は実施例1と同様にして感熱転写材(III)
を得た。この第2のインク層の融点は100℃で、150℃に
おける溶融粘度は120cpsであった。
〔実施例4〕 実施例の1の処方1を、加圧加熱のもとで乳化した上記
処方6の酸化ポリエチレンエマルジヨンの25%溶液にか
え、その他は実施例1と同様にして感熱転写材(IV)を
得た。この第2のインク層の融点は130℃で、150℃にお
ける融点粘度は5500cpsであった。
処方6の酸化ポリエチレンエマルジヨンの25%溶液にか
え、その他は実施例1と同様にして感熱転写材(IV)を
得た。この第2のインク層の融点は130℃で、150℃にお
ける融点粘度は5500cpsであった。
〔実施例5〕 実施例1の厚さ2.0μmの第1のインク層を、ガラス転
移温度−18℃、重量平均分子量1,000,000の酢酸ビニル
−エチレン共重合樹脂(エチレン含有35%)を使ったエ
マルジヨンにかえ、第2,第3のインク層は実施例1と同
様にして感熱転写材(V)を得た。
移温度−18℃、重量平均分子量1,000,000の酢酸ビニル
−エチレン共重合樹脂(エチレン含有35%)を使ったエ
マルジヨンにかえ、第2,第3のインク層は実施例1と同
様にして感熱転写材(V)を得た。
〔実施例6〕 実施例1の厚さ2.0μmの第1のインク層を、ガラス転
移温度7℃のアクリル樹脂エマルジヨン(三菱油化バー
デイツシユ(株)製 アクロナールYJ−1600D)で形成
し、第2,第3のインク層は実施例1と同様にして感熱転
写材(VI)を得た。
移温度7℃のアクリル樹脂エマルジヨン(三菱油化バー
デイツシユ(株)製 アクロナールYJ−1600D)で形成
し、第2,第3のインク層は実施例1と同様にして感熱転
写材(VI)を得た。
〔実施例7〕 実施例1の厚さ2.0μmの第1のインク層を、ガラス転
移温度15℃のアクリル樹脂エマルジヨン(三菱油化バー
デイツシユ(株)製 アクロナールYJ−1560D)で形成
し、第2,第3のインク層は実施例1と同様にして感熱転
写材(VII)を得た。
移温度15℃のアクリル樹脂エマルジヨン(三菱油化バー
デイツシユ(株)製 アクロナールYJ−1560D)で形成
し、第2,第3のインク層は実施例1と同様にして感熱転
写材(VII)を得た。
〔比較例1〕 実施例1の第1のインク層を設けないこと以外は実施例
1と同様にして感熱転写材(VIII)を得た。
1と同様にして感熱転写材(VIII)を得た。
〔比較例2〕 実施例3の第1のインク層を設けないこと以外は実施例
3と同様にして感熱転写材(IX)を得た。
3と同様にして感熱転写材(IX)を得た。
〔比較例3〕 実施例2において第1のインク層を設けず、更に実施例
2の第2のインク層を実施例3の処方5にかえ、その他
は実施例2と同様にして感熱転写材(X)を得た。
2の第2のインク層を実施例3の処方5にかえ、その他
は実施例2と同様にして感熱転写材(X)を得た。
次に上記実施例及び比較例で得た感熱転写材(I)〜
(X)を8mm巾に裁断し、キヤノン(株)製、電子タイ
プライターSP400Xを使用し、被記録体としては平滑性の
低いボンド紙(ベツク平滑度2〜3秒)と平滑性の高い
熱転写専用紙(ベツク平滑度200秒)を用いて記録及び
リフトオフ消去の評価を行った。前記タイプライターSP
400Xは記録動作に先立ち感熱転写材を室温以上に加熱す
る目的で、感熱記録ヘツドに加熱ヒーターが組み込まれ
ているが、本評価においては該ヒーターが作動しないよ
うにした。また、リフトオフ消去は前記SP400Xの感熱修
正用テープ収納部に前記感熱転写材(I)〜(X)を装
填することにより、その評価が可能となる。
(X)を8mm巾に裁断し、キヤノン(株)製、電子タイ
プライターSP400Xを使用し、被記録体としては平滑性の
低いボンド紙(ベツク平滑度2〜3秒)と平滑性の高い
熱転写専用紙(ベツク平滑度200秒)を用いて記録及び
リフトオフ消去の評価を行った。前記タイプライターSP
400Xは記録動作に先立ち感熱転写材を室温以上に加熱す
る目的で、感熱記録ヘツドに加熱ヒーターが組み込まれ
ているが、本評価においては該ヒーターが作動しないよ
うにした。また、リフトオフ消去は前記SP400Xの感熱修
正用テープ収納部に前記感熱転写材(I)〜(X)を装
填することにより、その評価が可能となる。
評価結果を第1表に示す。
以上、説明したように、本発明によれば支持体上に印字
時に支持体と強固に密着している第1のインク層、印字
時に内部において印字を分断する第2のインク層、及び
熱可塑性樹脂を主成分とする第3のインク層を少なくと
も設けた感熱転写材により、平滑性の高い被記録体はも
とより、平滑性の低い被記録体に対しても印字品位の良
い転写記録像が得られ、更に前記感熱転写材を用いてリ
フトオフ消去が可能となるものである。
時に支持体と強固に密着している第1のインク層、印字
時に内部において印字を分断する第2のインク層、及び
熱可塑性樹脂を主成分とする第3のインク層を少なくと
も設けた感熱転写材により、平滑性の高い被記録体はも
とより、平滑性の低い被記録体に対しても印字品位の良
い転写記録像が得られ、更に前記感熱転写材を用いてリ
フトオフ消去が可能となるものである。
第1図及び第2図は本発明の感熱転写材の模式断面図、
第3図は本発明の感熱転写材の一例を用いた時の感熱転
写記録方法を説明する模式断面図、第4図及び第5図は
リフトオフ消去方法を説明する模式断面図である。 1……感熱転写材 2……支持体 3……第1のインク層 4……第2のインク層 5,51……第3のインク層 52……第4のインク層 6……転写記録像 7……被記録体 8……感熱記録ヘツド 9……発熱素子
第3図は本発明の感熱転写材の一例を用いた時の感熱転
写記録方法を説明する模式断面図、第4図及び第5図は
リフトオフ消去方法を説明する模式断面図である。 1……感熱転写材 2……支持体 3……第1のインク層 4……第2のインク層 5,51……第3のインク層 52……第4のインク層 6……転写記録像 7……被記録体 8……感熱記録ヘツド 9……発熱素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 當麻 弘一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 朝岡 正信 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−156993(JP,A) 特開 昭62−183389(JP,A) 特開 昭62−189190(JP,A) 特開 昭62−189191(JP,A) 特開 昭62−189192(JP,A) 特開 昭62−121092(JP,A) 特開 昭62−116187(JP,A) 特開 昭58−220795(JP,A) 特開 昭62−104794(JP,A) 特開 昭61−144393(JP,A) 特開 昭60−101083(JP,A) 特開 昭60−56592(JP,A)
Claims (9)
- 【請求項1】支持体上に、前記支持体側から順に少なく
とも第1のインク層、第2のインク層及び第3のインク
層を有する感熱転写材において、第1のインク層はガラ
ス転移温度が−40〜30℃の熱可塑性樹脂を含有する実質
的に非転写性の層で、第2のインク層は加熱して記録を
行うときには、第2のインク層の内部において分断する
ものであり、第3のインク層は熱可塑性樹脂を主成分と
する層で、少なくとも第3のインク層に着色剤を含有す
るものであることを特徴とする感熱転写材。 - 【請求項2】前記第1インク層中の前記熱可塑性樹脂の
含有量が、70〜100%である請求項第1項記載の感熱転
写材。 - 【請求項3】前記熱可塑性樹脂の含有量が90〜100%で
ある請求項第2項記載の感熱転写材。 - 【請求項4】前記ガラス転移温度が−30〜15℃である請
求項第1項記載の感熱転写材。 - 【請求項5】前記ガラス転移温度が−18〜15℃である請
求項第4項記載の感熱転写材。 - 【請求項6】前記第2のインク層の融点が50℃以上で、
溶融粘度が150℃において500cps以下である請求項第1
項記載の感熱転写材。 - 【請求項7】前記第2インク層中に、ワックスを80%以
上含有する請求項第1項記載の感熱転写材。 - 【請求項8】前記ワックスの含有量が90%以上である請
求項第1項記載の感熱転写材。 - 【請求項9】支持体上に、前記支持体側から順に少なく
とも第1のインク層、第2のインク層及び第3のインク
層を有し、第1のインク層はガラス転移温度が−40〜30
℃の熱可塑性樹脂を含有する実質的に非転写性の層で、
第3のインク層は熱可塑性樹脂を主成分とする層で、少
なくとも第3のインク層に着色剤を含有する感熱転写材
を用いて被記録体上に転写記録を行うに際し、前記感熱
転写材をパターン状に加熱した直後、第2のインク層の
強度が十分強くなる前に、前記感熱転写材を被記録体か
ら剥離することにより、第2のインク層の内部で分断し
て被記録体上に記録像を形成し、更に前記記録像に前記
感熱転写材を当接して加熱した後、第2のインク層の強
度が十分に強くなったときに被記録体から前記感熱転写
材を剥離することにより被記録体上の前記記録像を前記
被記録体から前記感熱転写材側に引き剥すことを特徴と
する感熱転写記録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63299075A JPH0725228B2 (ja) | 1987-11-26 | 1988-11-25 | 感熱転写材及び感熱転写記録方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62-299046 | 1987-11-26 | ||
| JP29904687 | 1987-11-26 | ||
| JP63299075A JPH0725228B2 (ja) | 1987-11-26 | 1988-11-25 | 感熱転写材及び感熱転写記録方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02591A JPH02591A (ja) | 1990-01-05 |
| JPH0725228B2 true JPH0725228B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=26561761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63299075A Expired - Fee Related JPH0725228B2 (ja) | 1987-11-26 | 1988-11-25 | 感熱転写材及び感熱転写記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725228B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN114390977B (zh) | 2019-09-10 | 2024-01-02 | 日声股份有限公司 | 激光诱导的转印法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US4453839A (en) * | 1982-06-15 | 1984-06-12 | International Business Machines Corporation | Laminated thermal transfer medium for lift-off correction and embodiment with resistive layer composition including lubricating contact graphite coating |
| JPS6040294A (ja) * | 1983-08-12 | 1985-03-02 | Hitachi Chem Co Ltd | 熱転写フィルム |
| JPH0630968B2 (ja) * | 1983-09-07 | 1994-04-27 | 松下電器産業株式会社 | 感熱記録用転写体 |
| JPS60101083A (ja) * | 1983-11-08 | 1985-06-05 | Dainippon Printing Co Ltd | 感熱転写シ−ト |
| JPS60127191A (ja) * | 1983-12-14 | 1985-07-06 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 感熱転写記録媒体 |
| JPS61144393A (ja) * | 1984-12-18 | 1986-07-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 感熱転写シ−ト |
| JPS62104794A (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-15 | Dainippon Printing Co Ltd | 多数回印字可能な感熱転写フイルム |
| JPS62116187A (ja) * | 1985-11-15 | 1987-05-27 | Toppan Printing Co Ltd | 訂正可能な熱転写記録体 |
| JPS62121092A (ja) * | 1985-11-21 | 1987-06-02 | Sony Chem Kk | 感熱転写記録用インクリボン |
| JPH0698838B2 (ja) * | 1985-11-27 | 1994-12-07 | ゼネラル株式会社 | 感熱転写記録媒体及びそれを用いる修正方法 |
| JPS62156993A (ja) * | 1985-12-28 | 1987-07-11 | Sony Chem Kk | 熱溶融転写用インクリボン |
| JPS62183389A (ja) * | 1986-02-08 | 1987-08-11 | Sony Chem Kk | 熱転写インクリボン |
| JPS62189190A (ja) * | 1986-02-17 | 1987-08-18 | Canon Inc | 感熱転写材 |
| JPS62189192A (ja) * | 1986-02-17 | 1987-08-18 | Canon Inc | 感熱転写材 |
| JP2572747B2 (ja) * | 1986-02-17 | 1997-01-16 | キヤノン株式会社 | 感熱転写材及び感熱転写記録方法 |
-
1988
- 1988-11-25 JP JP63299075A patent/JPH0725228B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02591A (ja) | 1990-01-05 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |