JPH07254147A - 磁気記録媒体の研磨装置 - Google Patents

磁気記録媒体の研磨装置

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Publication number
JPH07254147A
JPH07254147A JP6042254A JP4225494A JPH07254147A JP H07254147 A JPH07254147 A JP H07254147A JP 6042254 A JP6042254 A JP 6042254A JP 4225494 A JP4225494 A JP 4225494A JP H07254147 A JPH07254147 A JP H07254147A
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JP
Japan
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recording medium
felt
magnetic recording
roll
polishing
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Application number
JP6042254A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Suzuki
宏 鈴木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP6042254A priority Critical patent/JPH07254147A/ja
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気記録媒体の平滑性を損なうことなく、磁
性層極表層に存在する有機物遍在層を効率良く除去する
ことのできる磁気記録媒体の研磨装置を提供する。 【構成】 磁気テープ10の巻出し軸1と巻取り軸7と
の間に、円柱形状もしくは円筒形状のフェルト回転ロー
ル4と、これを駆動するための駆動系とからなるクリー
ニング機構を設ける。フェルト材には、有機バインダを
用いて分散した無機粉末の研磨剤を含浸・固着させる。
そして、フェルト回転ロール4を磁気テープ10の走行
方向に対して逆方向に高速回転させながら磁性層に接触
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像、音響、情報機器
の記憶メディアとして広く用いられている塗布型磁気記
録媒体の製造装置に関し、そのうち特に、磁気記録媒体
を連続的にクリーニングする磁気記録媒体の研磨装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】塗布型磁気記録媒体は、磁性塗料を塗布
乾燥させた後、鏡面仕上げを行うためにカレンダリング
処理を施し、所定の形状に打ち抜いたり裁断したりして
作製されるが、これらの工程を経る過程で磁性層の上に
塗料や塗膜のカスあるいは異物又は裁断時の切り粉等が
付着したり埋没したりすることがあり、磁性層の欠陥と
して信号品質の低下を招く虞れがある。
【0003】これを改善するために、個々の工程の後で
行うクリーニング処理について様々な検討がなされてき
ている。特に、磁気記録媒体の最終工程を初めとする各
工程の後で古くから用いられている手法として、払拭布
やクリーニングティッシュ等を使用する方法を挙げるこ
とができる。これらの手法は、磁気記録媒体の上に軽く
接触している程度のごみや埃を拭い取るためのものであ
り、磁性層内に埋没した異物や磁性層に強く付着してい
る異物等の除去には効果がない。
【0004】そこで、研磨剤を塗布して形成した研磨シ
ート又は研磨テープによるクリーニング法、あるいはシ
ャープエッジを有する結晶体のブレードを磁性層に接触
させる手法が主流となってきている。また、比較的新し
いものとしては、金属加工技術から派生した技術として
ダイヤモンド砥粒をメタルバインダで結合させたダイヤ
モンド砥石をロール状に加工し、磁気記録媒体の搬送方
向とは逆方向に回転させながら磁性層に接触させる方法
が知られている。また、セラミック成形技術や超鋼の加
工技術の向上により、これらの材質で作られたシャープ
エッジを有するブレード等も広く使われ始めている。
【0005】これらの手法は、いずれも異物を強制的に
排除しようというものであり、磁性層の粗さや異物の大
きさ、あるいは付着している状況によってクリーニング
の度合を調整することができる点に特徴がある。
【0006】しかし、昨今の磁性層構成材料の進歩や塗
料精製技術、クリーン化技術の進歩により、従来から問
題とされていた大きな形状の塗膜欠陥が発生する確率が
大幅に低減している。
【0007】一方、記録波長の短い領域における録再特
性への要求が高まるにつれ、磁気記録媒体そのものの表
面粗度としてかなり優れたものが要求されるようになっ
てきた。この要求に応えるために、塗布型磁気記録媒体
を支える材料技術、塗料化技術、塗布技術、及び鏡面加
工技術の各分野で検討が進められている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のような取組みに
よって外見上の表面粗度はかなり向上してきているが、
新たに表面粗度以外の要因による空隙損失が発生し、こ
れが短波長域における録再特性の妨げとなっていること
が分かってきた。それは、磁性層の内部に存在するもの
であり、具体的には、磁性層の極めて表層では有機物質
が多く遍在して磁性粉末がしっかりと充填されていない
ことによるものである。そして、このような有機物遍在
層は、磁性粉の密度が安定する深さまでの区間におい
て、磁気信号を有効に記録することができない層として
作用してしまう。尚、この有機物遍在層の厚みは非常に
薄く、記録特性から300〜1000オングストローム
と見積られている。
【0009】この有機物遍在層を磁性層形成後に従来技
術を応用した加工方法によって薄くする試みが検討され
ているが、払拭布やクリーニングティッシュでは全く効
果がなく、また、砥石ロールや各種ブレード、研磨テー
プ等を用いた積極的なクリーニング方法を用いても効率
良く減らすことはできない。その原因は、処理する磁気
記録媒体とこれらクリーニングエレメントとの接触状態
にあり、有機物遍在層を効果的にクリーニングできる条
件では磁性層の優れた表面性を損ねてしまう。また、磁
性層表面を維持できる条件で必要な除去作業を行おうと
すると、極端にクリーニング効率が低下してしまうため
に処理回数が多くなったり、十分な除去ができなかった
りしてしまう。特に、これらクリーニングエレメント
は、アルミナ粒子や酸化クロム粒子あるいはダイヤモン
ドの砥粒やシャープエッジ等の無機素材であり、物理的
に異物や汚れを掻き取るものである。その掻き取る作用
には以下のような特徴がある。すなわち、ブレードの有
するシャープエッジは線接触に近い状態における一回処
理であり、砥粒によるエレメントは砥粒密度及び相対速
度で接触確率を稼ぐ形となっている。従って、ある特定
の異物を掻き取る目的に対しては十分な接触確率であっ
ても、磁性層全面にわたって存在する極表層の有機物成
分を洩れなく精密にクリーニングするには効率の悪いメ
カニズムとなっている。
【0010】本発明は、従来技術における上記のような
課題を解決するため、磁気記録媒体の平滑性を損なうこ
となく、磁性層極表層に存在する有機物遍在層を効率良
く除去することのできる磁気記録媒体の研磨装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る磁気記録媒体の研磨装置の構成は、円
柱形状もしくは円筒形状を有するフェルト材の中心に回
転軸を設けてなるフェルト回転ロールと、前記フェルト
回転ロールを駆動する駆動系とからなるクリーニング機
構を有し、前記フェルト回転ロールを磁気記録媒体の走
行方向に対して逆方向に高速回転させながら磁性層に接
触させるものである。
【0012】また、前記構成においては、フェルト材が
獣毛からなるのが好ましい。また、前記構成において
は、無機粉末の研磨剤を有機バインダで分散し、これを
フェルト材に含浸・固着させるのが好ましく、この場合
にはさらに、研磨剤が平均粒径0.1〜1.0μmの酸
化クロム、酸化アルミ及び酸化鉄から選ばれる少なくと
も1つであるのが好ましい。
【0013】また、前記構成においては、無機粉末の研
磨剤を脂肪族系の油脂で分散し、これをフェルト材に含
浸・固着させるのが好ましく、この場合にはさらに、研
磨剤が平均粒径0.1〜1.0μmの酸化クロム、酸化
アルミ及び酸化鉄から選ばれる少なくとも1つであるの
が好ましい。
【0014】また、前記構成においては、磁気記録媒体
の単位長さを処理する間に接触するフェルト材の積算接
触長さの比が5〜400を満たすような磁気記録媒体の
搬送速度並びにフェルト回転ロールの回転速度及びロー
ル径に設定されるのが好ましい。
【0015】また、前記構成においては、磁気記録媒体
の非処理面側からフェルト回転ロールに向けてエアを吹
き付けるのが好ましい。また、前記構成においては、フ
ェルト回転ロールによるクリーニング機構の少なくとも
前後いずれか一方側に研磨テープによるクリーニング機
構を設け、前記研磨テープをその研磨面が磁気記録媒体
の磁性層に接するように走行させるのが好ましい。
【0016】また、前記構成においては、フェルト回転
ロールによるクリーニング機構の少なくとも前後いずれ
か一方側にシャープエッジを有する超硬サファイアもし
くはダイヤモンド製のブレードを設け、前記ブレードを
そのシャープエッジが磁気記録媒体の磁性層に接するよ
うに走行させるのが好ましい。
【0017】また、前記構成においては、フェルト回転
ロールによるクリーニング機構の少なくとも前後いずれ
か一方側に、ダイヤモンド砥粒をメタルバインダで結合
させた円柱形状もしくは円筒形状の砥粒回転ロールを設
け、前記砥粒回転ロールを磁気記録媒体の走行方向に対
して逆方向に高速回転させながら磁性層に接触させるの
が好ましく、この場合にはさらに、ダイヤモンド砥粒の
粒径が2〜20μmであるのが好ましい。
【0018】
【作用】前記本発明の構成によれば、親油性に優れたフ
ェルト材の繊維が高速で磁性層の表面を摺動することに
より、繊維の断面方向が接触する場合はブラッシング効
果を生じ、繊維の長手方向が接触する場合は払拭効果を
生じるので、極表層の有機物質を効率良く除去すること
ができる。また、繊維そのものの有する柔軟性のため
に、磁性層表面への物理的なダメージを抑えることがで
き、優れた表面性を維持することができる。
【0019】また、前記構成において、フェルト材が獣
毛からなるという好ましい構成によれば、極表層の有機
物質を効率良く除去するのに十分な繊維の硬度及び柔軟
性を得ることができる。
【0020】また、前記構成において、無機粉末の研磨
剤を有機バインダで分散し、これをフェルト材に含浸・
固着させるという好ましい構成によれば、磁気記録媒体
表層にある結合剤樹脂等の有機浮遊成分を単に獣毛繊維
のブラッシング作用と払拭作用によって取り除くだけで
なく、繊維表面に固着した微細な研磨剤が繊維の持つ柔
軟性によって適度にコントロールされながら磁性層表面
にダメージを発生させることなく有機物遍在層を効果的
に切削することができる。
【0021】また、前記構成において、無機粉末の研磨
剤を脂肪族系の油脂で分散し、これをフェルト材に含浸
・固着させるという好ましい構成によれば、研磨材を分
散させた脂肪族系の油脂が磁性層表面を処理する際に転
写し、磁性層の潤滑剤として作用させることができる。
【0022】また、研磨剤を用いる場合に、研磨剤が平
均粒径0.1〜1.0μmの酸化クロム、酸化アルミ及
び酸化鉄から選ばれる少なくとも1つであるという好ま
しい構成によれば、磁性層の表面性や磁性層極表層の硬
さとのマッチングに優れ、研削ダメージを抑えることが
できる。
【0023】また、前記構成において、磁気記録媒体の
非処理面側からフェルト回転ロールに向けてエアを吹き
付けるという好ましい構成によれば、フェルト回転ロー
ルへの接触圧を可変させることができるので、超高速回
転でクリーニング処理を行う場合にも、磁気記録媒体と
フェルト回転ロールとの接触を安定に保つことができ
る。
【0024】また、前記構成において、フェルト回転ロ
ールによるクリーニング機構の少なくとも前後いずれか
一方側に研磨テープによるクリーニング機構を設け、前
記研磨テープをその研磨面が磁気記録媒体の磁性層に接
するように走行させるという好ましい構成によれば、フ
ェルト材が高速摺動することによってもたらされるブラ
ッシング作用及び払拭作用の前に大きな異物やゴミ等を
取り払う作用を発揮したり、フェルト材から脱落した短
繊維や研磨剤等が巻き込まれて悪影響を与えないように
除去することができる。また、前記構成において、フェ
ルト回転ロールによるクリーニング機構の少なくとも前
後いずれか一方側にシャープエッジを有する超硬サファ
イアもしくはダイヤモンド製のブレードを設け、前記ブ
レードをそのシャープエッジが磁気記録媒体の磁性層に
接するように走行させるという好ましい構成、又は、前
記構成において、フェルト回転ロールによるクリーニン
グ機構の少なくとも前後いずれか一方側に、ダイヤモン
ド砥粒をメタルバインダで結合させた円柱形状もしくは
円筒形状の砥粒回転ロールを設け、前記砥粒回転ロール
を磁気記録媒体の走行方向に対して逆方向に高速回転さ
せながら磁性層に接触させるという好ましい構成によっ
ても、同様の効果を得ることができる。
【0025】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明をさらに具体的
に説明する。 (実施例1)図1は本発明に係る磁気記録媒体の研磨装
置の一実施例を示す1/2インチVTR用磁気テープの
研磨装置の構成図である。図1において、10は磁気テ
ープ、1は磁気テープ10の巻き出し軸、2は磁気テー
プ10の走行を規制するためのテープ規制ロール、3は
磁気テープ10の速度を検出するための測長ロール、4
はフェルト材によって作られたフェルト回転ロール、5
は磁気テープ10をフェルト回転ロール4に押し付ける
ためのエアノズル、6は磁気テープ10のテンションを
検知するためのテープテンション検出ロール、7は磁気
テープ10の巻き取り軸、8は巻き取りタッチロール、
9はタッチロールアームである。具体的には、研磨装置
本体として市販されているビデオテープクリーナーを使
用し、このビデオテープクリーナーにフェルト回転ロー
ル4とこれを駆動するための駆動系を設けたものであ
る。
【0026】フェルト回転ロール4としては、ロール径
及び回転数並びに磁気テープ10の走行速度から算出さ
れる磁気テープ10の単位長さを処理する間のフェルト
材の積算接触長さの比が5〜400となるような条件に
するのが効果的である。これは、例えば200m/mi
nで走行する磁気テープ10に対しては、ロール径が直
径30mm、回転数が1061〜84882rpmの場
合に相当する。回転精度及び磁気テープ10との接触状
態さえ確保できれば、20000rpm以上の高速回転
で処理するのが好ましい。
【0027】フェルト回転ロール4は、ロール径が30
mm、幅が20mmであり、その中心には直径3mmの
回転軸が設けられている。フェルト回転ロール4自体
は、厚さ20mmのシート状フェルトから打ち抜いた円
柱の中心に回転軸を打ち込んだものである。ここで、フ
ェルト材としては、繊維の硬度や柔軟性の点から獣毛に
よるものが好ましく、中でもウールフェルトやファーフ
ェルトが好ましい。特に、繊維そのものに含まれる油成
分の多いファーフェルトが好適である。
【0028】フェルト回転ロール4の駆動には、市販の
マイクログラインダー等に用いられるDCモーターが使
用されており、2500rpmから100000rpm
まで無段階可変で設定することができるような構成とな
っている。ここで、DCモーターの先端には直径3mm
のチャッキング部が設けられており、フェルト回転ロー
ル4を自由に付け換えることができるような構成となっ
ている。
【0029】エアノズル5は、フェルト回転ロール4の
ロール径に合わせて設置されており、一次圧縮エアをレ
ギュレーターでコントロールして供給/停止する構成と
なっている。そして、このようにエアノズル5を設け、
磁気テープ10の非処理面側からエアを吹き付けること
により、フェルト回転ロール4への接触圧を変えること
ができるので、超高速回転でクリーニング処理を行った
場合でも、磁気テープ10とフェルト回転ロール4との
接触を安定に保つことができる。尚、この手法を用いな
くても、磁気テープ10をフェルト回転ロール4へ通す
際の入り側及び出側のテンションを調整することによっ
てその接触状態をコントロールすることができるが、磁
気テープ10のように厚みの薄い磁気記録媒体を処理す
る場合には本手法が有効である。
【0030】磁気テープ10のテンションはテープテン
ション検出ロール6によって電気的に検知され、巻き出
し軸1及び巻き取り軸7の駆動系にフィードバックされ
る。尚、磁気テープ10のテンションは、従来条件に合
わせて60gに設定し、磁気テープ10の走行速度は従
来条件に合わせて200m/minに設定した。
【0031】図2は本発明のフェルト材による回転ロー
ルの作用を示したモデル図であり、(a)はフェルト材
中の繊維断面で磁気テープ10の表面に接触した際のブ
ラッシング作用を示し、(b)はフェルト材中の繊維側
面で磁気テープ10の表面に接触した際の払拭作用を示
す。図2において、11はフェルト繊維、12は磁性層
極表層(以下「極表層」という)に遍在する有機物質、
13は磁性層安定領域である。ブラッシング作用(a)
によって極表層の汚れや有機成分が削り出され、払拭作
用(b)によって削り出された汚れ成分が拭い取られた
り掃き出されたりする。このような2つの作用が高速で
回転するフェルト回転ロール4によってもたらされ、磁
気テープ10の極表層に存在する有機成分を効果的にク
リーニングすることができる。
【0032】また、無機粉末の研磨剤を有機バインダを
用いて分散し、これをフェルト材に含浸・固着させるこ
とにより、さらに大きな効果を得ることができる。この
ようにすると、磁気テープ10の極表層に存在する結合
剤樹脂等の有機浮遊成分が単にフェルト繊維11のブラ
ッシング作用(a)及び払拭作用(b)によって取り除
かれるだけでなく、フェルト繊維11の表面に固着した
微細な研磨剤が繊維の有する柔軟性によって適度にコン
トロールされながら極表面にダメージを与えることなく
有機物遍在層が効果的に切削されるからである。尚、本
実施例1においては、フェルト材への研磨剤の含浸処理
はロール形状に加工する前のシートの状態で行った。
【0033】研磨剤としては、磁性層の表面性や極表層
の硬さとのマッチングに優れ、研削ダメージが出にくい
ことから、平均粒径0.1〜1.0μmの酸化クロム、
酸化アルミ及び酸化鉄から選ばれる少なくとも1つであ
るのが好ましい。
【0034】さらに、上記研磨剤を脂肪族系の油脂を用
いて分散し、これをフェルト材に含浸・固着させる手法
も効果的である。その理由は、研磨材を分散させた脂肪
族系の油脂が磁気テープ10の磁性層表面を処理する際
に転写し、磁性層の潤滑剤として作用するからである。
【0035】脂肪族系の油脂としては、炭素数が14か
ら22までの飽和あるいは不飽和のものを用いるのが好
ましい。以上のように研磨剤を含浸させたフェルト材を
用いれば、フェルト繊維11の表面に固着した微細な研
磨剤がブラッシング作用(a)及び払拭作用(b)の接
触状態のいずれにおいても汚れを削り出す作用を高める
ことができる。
【0036】(実施例2)図3は本発明に係る磁気記録
媒体の研磨装置の他の実施例を示す1/2インチVTR
用磁気テープの研磨装置の構成図である。図3に示すよ
うに、本実施例2の研磨装置は、フェルト回転ロール4
及びエアノズル5による研磨ユニットの前にテープ規制
ロール2を介してシャープエッジを有する超硬サファイ
ア製のブレード14が設けられている以外は、実施例1
の構成(図1)と同じである。そして、このような構成
において、磁気テープ10がフェルト回転ロール4に接
触する前にブレード14をそのシャープエッジが磁気テ
ープ10の磁性層に接するように走行させれば、磁性層
表面にダメージを与えるような異物がフェルト材によっ
て捕捉されることはないので、フェルト回転ロール4に
よる本発明の効果が阻害されることはない。
【0037】尚、本実施例2においては、ブレード14
によるクリーニング機構をフェルト回転ロール4による
クリーニング機構の前に設けているが、必ずしもこの構
成に限定されるものではなく、フェルト回転ロール4に
よるクリーニング機構の後に設けてもよく、また、フェ
ルト回転ロール4によるクリーニング機構の前後2箇所
に設けてもよい。ブレード14によるクリーニング機構
をフェルト回転ロール4によるクリーニング機構の後に
設ければ、フェルト材から脱落した短繊維や研磨剤等を
除去することができるので、それらが磁気テープ10に
巻き込まれて悪影響を与えることはない。
【0038】また、本実施例2においては、超硬サファ
イア製のブレード14を用いているが、素材としては必
ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、ダイヤ
モンド製のブレードを用いても同様の効果を得ることが
できる。
【0039】(実施例3)図4は本発明に係る磁気記録
媒体の研磨装置のさらに他の実施例を示す1/2インチ
VTR用磁気テープの研磨装置の構成図である。図4に
示すように、本実施例3の研磨装置は、フェルト回転ロ
ール4及びエアノズル5による研磨ユニットの前にテー
プ規制ロール2を介して研磨テープユニットが設けられ
ている以外は、実施例1の構成(図1)と同じである。
ここで、研磨テープユニットは、研磨テープ18と、研
磨テープ18を掛ける研磨テープポスト15と、研磨テ
ープ巻き出し軸16及び研磨テープ巻き取り軸17とに
より構成されている。また、研磨テープ18としては、
従来条件に合わせて#10000の粗さのカーボランダ
ム砥粒のものを用いた。そして、このような構成におい
て、磁気テープ10がフェルト回転ロール4に接触する
前に研磨テープ18をその研磨面が磁気テープ10の磁
性層に接するように走行させれば、上記実施例2の場合
と同様に、磁性層表面にダメージを与えるような異物が
フェルト材によって捕捉されることはないので、フェル
ト回転ロール4による本発明の効果が阻害されることは
ない。
【0040】尚、本実施例4においては、研磨テープ1
8によるクリーニング機構をフェルト回転ロール4によ
るクリーニング機構の前に設けているが、必ずしもこの
構成に限定されるものではなく、フェルト回転ロール4
によるクリーニング機構の後に設けてもよく、また、フ
ェルト回転ロール4によるクリーニング機構の前後に設
けてもよい。研磨テープ18によるクリーニング機構を
フェルト回転ロール4によるクリーニング機構の後に設
ければ、フェルト材から脱落した短繊維や研磨剤等を除
去することができるので、それらが磁気テープ10に巻
き込まれて悪影響を与えることはない。
【0041】(実施例4)図5は本発明に係る磁気記録
媒体の研磨装置のさらに他の実施例を示す1/2インチ
VTR用磁気テープの研磨装置の構成図である。図5に
示すように、本実施例4の研磨装置は、フェルト回転ロ
ール4及びエアノズル5による研磨ユニットの前にテー
プ規制ロール2を介して砥粒回転ロール19が設けられ
ている以外は、実施例1の構成(図1)と同じである。
ここで、砥粒回転ロール19は、粒径が5〜10μmの
ダイヤモンド砥粒をメタルバインダで結合させて円筒状
に形成したものであり、ロール外径は40mm、幅は1
インチである。そして、このような構成において、砥粒
回転ロール19を磁気テープ10の走行方向に対して逆
方向に高速回転させながら磁性層に接触させれば、上記
実施例2の場合と同様に、磁性層表面にダメージを与え
るような異物がフェルト材によって捕捉されることはな
いので、フェルト回転ロール4による本発明の効果が阻
害されることはない。
【0042】尚、本実施例4においては、砥粒回転ロー
ル19によるクリーニング機構をフェルト回転ロール4
によるクリーニング機構の前に設けているが、必ずしも
この構成に限定されるものではなく、フェルト回転ロー
ル4によるクリーニング機構の後に設けてもよく、ま
た、フェルト回転ロール4によるクリーニング機構の前
後に設けてもよい。砥粒回転ロール19によるクリーニ
ング機構をフェルト回転ロール4によるクリーニング機
構の後に設ければ、フェルト材から脱落した短繊維や研
磨剤等を除去することができるので、それらが磁気テー
プ10に巻き込まれて悪影響を与えることはない。
【0043】また、本実施例4においては、ダイヤモン
ド砥粒として粒径が5〜10μmのものを用いている
が、必ずしもこの範囲の粒径のものに限定されるもので
はなく、2〜20μmの範囲内のものであれば同様の効
果を得ることができる。
【0044】(比較例1)図6は従来技術の代表的な1
/2インチVTR用磁気テープの研磨装置の構成図であ
る。図6に示すように、この研磨装置は、シャープエッ
ジを有する超硬サファイア製のブレード14及び研磨テ
ープユニットによって構成されている。ここで、研磨テ
ープユニットは、研磨テープ18と、研磨テープ18を
掛ける研磨テープポスト15と、研磨テープ巻き出し軸
16及び研磨テープ巻き取り軸17とにより構成されて
いる。
【0045】以上の実施例1〜4及び比較例1を用い
て、実際に1/2インチVTR用磁気テープのクリーニ
ング性を比較した。具体的には、最新の業務用デジタル
VTR規格であるD−3フォーマットに則った性能を有
する塗布型メタルテープを用いて行った。実施例1にお
いては、フェルトの材質、フェルト回転ロール4の回転
数、エアノズル5の有無、研磨剤含浸の有無や種類及び
含浸方法について比較した。また、実施例2〜4では2
種類の研磨方法を有効に作用させることから、設定した
テンション60g中で無理なくテープを走行させること
のできる条件下で行った。
【0046】具体的な比較は以下のようにして行った。
まず、各研磨装置の構成で処理回数を変えたサンプルを
作製し、D−3フォーマットの90分テープとしてカセ
ットに巻き込み、ドロップアウトの基準値を満足する処
理回数を求めた。
【0047】ドロップアウトの基準値は、以下のように
設定した。すなわち、D−3方式のビデオテープレコー
ダー(松下電器産業製、形式AJ−D350)による全
長の測定結果が、1分間当たりの平均値及び最大値が5
0μsec×−8dBにてそれぞれ0.5個以下と10
個以下、0.2μsec×−8dBにてそれぞれ400
個以下と1000個以下を基準値とした。
【0048】従来の方法によるクリーニング処理におい
て、ドロップアウト基準値を満足させるためには、比較
例1の構成による研磨装置にて7パス処理することが必
要であった。このときの処理条件は、テープテンション
が60g、テープ速度が200m/minであり、使用
する研磨テープは#10000の粗さのカーボランダム
砥粒のものである。
【0049】この基準値を満たすような処理条件を同様
に実施例1〜4について検討した。いずれの場合におい
ても、テープテンション及びテープ速度は従来法と同じ
条件に設定した。
【0050】さらに、このドロップアウト基準値を満た
すような研磨条件によって作製したサンプルテープにつ
いて、高域におけるC/N特性についても従来法との比
較を行った。具体的には、AJ−350に内蔵する信号
発信回路を用いて、キャリア信号として33.5MHz
での単一波を記録・再生し、キャリアに対する±2MH
zでの再生ノイズレベルの平均値とキャリア信号の再生
レベルの差をC/N特性とした。
【0051】実施例1〜4で検討した内容とそれらの結
果を下記(表1)に示す。尚、C/N特性に関しては、
比較例1のC/N値に対する相対値で示した。
【0052】
【表1】
【0053】(表1)から明らかなように、フェルト回
転ロール4によるクリーニング機構を採用すれば、比較
例1よりも少ない処理回数でドロップアウト基準値を達
成できることが分かる。特に、エアノズル5による磁気
テープ10の押し当てを併用すれば、フェルト回転ロー
ル4の駆動回転数を高速にした場合でもクリーニング効
率を高く維持することができ、その結果、処理回数をさ
らに減らせることが分かる。また、研磨剤を含浸させた
フェルト材を用いた場合には、研磨剤の種類や含浸方法
によらず一応に処理回数が減っており、クリーニング効
率に優れていることが分かる。さらに、研磨テープ18
やブレード14あるいは砥粒回転ロール19による他の
クリーニング機構を併設することにより、クリーニング
処理回数を大幅に減らせることが分かる。
【0054】一方、C/N特性の比較を見てみると、フ
ェルト回転ロール4によるクリーニング機構を採用する
ことにより、他のクリーニング機構を併設した実施例2
〜4の場合も含めてすべて比較例1より高い結果が得ら
れることが分かる。
【0055】以上の結果から明らかなように、フェルト
回転ロール4によるクリーニング機構を採用することに
より、磁性層表面へ物理的なダメージを与えることな
く、従来法では拭い切れなかった極表層の有機成分を効
率良く除去できることが分かる。
【0056】尚、上記実施例においては、1/2インチ
幅の磁気テープの研磨装置を例に挙げて説明したが、必
ずしもこの装置に限定されるものではなく、他の幅の磁
気テープの研磨装置や磁気テープの原反幅での研磨装置
にも適用することができる。
【0057】また、処理される磁気記録媒体としても磁
気テープ10のような長尺のものに限定されるものでは
なく、例えば、フロッピーディスク等のような円盤状の
磁気記録媒体であっても、ディスク半径の長さを有する
フェルト回転ロールをディスクの回転方向に対して逆方
向に回転させながら接触させることにより、磁気テープ
10等の場合と同様にその極表層の有機成分を効果的に
クリーニングすることができる。
【0058】また、フェルト回転ロール4のサイズや作
製方法も上記実施例に示したものに限定されるものでは
なく、種々の方法により目的に合わせた形で作製するこ
とができる。例えば、原反幅での処理に当たっては、1
0〜30mm程度の厚みのフェルトシートから打ち抜い
た円盤状もしくはドーナツ状のものを数枚〜数十枚重ね
合わせることによって作製した幅広のフェルト回転ロー
ルや、金属製の幅広ロールの上からシート状のフェルト
材を巻き付けて作製したフェルト回転ロールを用いても
同様の効果を得ることができる。
【0059】さらに、上記実施例においては、磁気記録
媒体の研磨のみを機能として有する装置を例に挙げて説
明したが、本発明は必ずしもこのような構成のものに限
定されるものではなく、他の機能を有する装置に組み込
むことも可能である。例えば、スリッター装置やテープ
巻き込み装置において、磁気記録媒体の走行経路中に本
発明の研磨装置を組み込んでも同様の効果を発揮させる
ことができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る磁気
記録媒体の研磨装置によれば、親油性に優れたフェルト
材の繊維が高速で磁性層の表面を摺動することにより、
繊維の断面方向が接触する場合はブラッシング効果を生
じ、繊維の長手方向が接触する場合は払拭効果を生じる
ので、極表層の有機物質を効率良く除去することができ
る。また、繊維そのものの有する柔軟性のために、磁性
層表面への物理的なダメージを抑えることができ、優れ
た表面性を維持することができる。これにより、従来よ
りも少ない処理回数で非常に浅く細かいレベルのドロッ
プアウトを低減することができるばかりでなく、高域に
おける録再特性を大幅に改善することができる。
【0061】また、前記構成において、フェルト材が獣
毛からなるという好ましい構成によれば、極表層の有機
物質を効率良く除去するのに十分な繊維の硬度及び柔軟
性を得ることができる。
【0062】また、前記構成において、無機粉末の研磨
剤を有機バインダで分散し、これをフェルト材に含浸・
固着させるという好ましい構成によれば、磁気記録媒体
表層にある結合剤樹脂等の有機浮遊成分を単に獣毛繊維
のブラッシング作用と払拭作用によって取り除くだけで
なく、繊維表面に固着した微細な研磨剤が繊維の持つ柔
軟性によって適度にコントロールされながら磁性層表面
にダメージを発生させることなく有機物遍在層を効果的
に切削することができる。
【0063】また、前記構成において、無機粉末の研磨
剤を脂肪族系の油脂で分散し、これをフェルト材に含浸
・固着させるという好ましい構成によれば、研磨材を分
散させた脂肪族系油脂が磁性層表面を処理する際に転写
し、磁性層の潤滑剤として作用させることができる。
【0064】また、研磨剤を用いる場合に、研磨剤が平
均粒径0.1〜1.0μmの酸化クロム、酸化アルミ及
び酸化鉄から選ばれる少なくとも1つであるという好ま
しい構成によれば、磁性層の表面性や磁性層極表層の硬
さとのマッチングに優れ、研削ダメージを抑えることが
できる。
【0065】また、前記構成において、磁気記録媒体の
非処理面側からフェルト回転ロールに向けてエアを吹き
付けるという好ましい構成によれば、フェルト回転ロー
ルへの接触圧を可変させることができるので、超高速回
転でクリーニング処理を行う場合にも、磁気記録媒体と
フェルト回転ロールとの接触を安定に保つことができ
る。
【0066】また、前記構成において、フェルト回転ロ
ールによるクリーニング機構の少なくとも前後いずれか
一方側に研磨テープによるクリーニング機構を設け、前
記研磨テープをその研磨面が磁気記録媒体の磁性層に接
するように走行させるという好ましい構成によれば、フ
ェルト材が高速摺動することによってもたらされるブラ
ッシング作用及び払拭作用の前に大きな異物やゴミ等を
取り払う作用を発揮したり、フェルト材から脱落した短
繊維や研磨剤等が巻き込まれて悪影響を与えないように
除去することができる。また、前記構成において、フェ
ルト回転ロールによるクリーニング機構の少なくとも前
後いずれか一方側にシャープエッジを有する超硬サファ
イアもしくはダイヤモンド製のブレードを設け、前記ブ
レードをそのシャープエッジが磁気記録媒体の磁性層に
接するように走行させるという好ましい構成、又は、前
記構成において、フェルト回転ロールによるクリーニン
グ機構の少なくとも前後いずれか一方側に、ダイヤモン
ド砥粒をメタルバインダで結合させた円柱形状もしくは
円筒形状の砥粒回転ロールを設け、前記砥粒回転ロール
を磁気記録媒体の走行方向に対して逆方向に高速回転さ
せながら磁性層に接触させるという好ましい構成によっ
ても、同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気記録媒体の研磨装置の一実施
例を示す1/2インチVTR用磁気テープ研磨装置の構
成図である。
【図2】本発明のフェルト材による回転ロールの作用を
示したモデル図である。
【図3】本発明に係る磁気記録媒体の研磨装置の他の実
施例を示す1/2インチVTR用磁気テープ研磨装置の
構成図である。
【図4】本発明に係る磁気記録媒体の研磨装置のさらに
他の実施例を示す1/2インチVTR用磁気テープ研磨
装置の構成図である。
【図5】本発明に係る磁気記録媒体の研磨装置のさらに
他の実施例を示す1/2インチVTR用磁気テープ研磨
装置の構成図である。
【図6】従来技術における代表的な1/2インチVTR
用磁気テープ研磨装置の構成図である。
【符号の説明】
1 磁気テープ巻き出し軸 2 テープ規制ロール 3 測長ロール 4 フェルト回転ロール 5 エアノズル 6 テープテンション検出ロール 7 磁気テープ巻き取り軸 8 巻取りタッチロール 9 タッチロールアーム 10 磁気テープ 11 フェルト繊維 12 磁性層極表層の有機物質 13 磁性層安定領域 14 超硬サファイア製のブレード 15 研磨テープポスト 16 研磨テープ巻き出し軸 17 研磨テープ巻き取り軸 18 研磨テープ 19 砥粒回転ロール

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱形状もしくは円筒形状を有するフェ
    ルト材の中心に回転軸を設けてなるフェルト回転ロール
    と、前記フェルト回転ロールを駆動する駆動系とからな
    るクリーニング機構を有し、前記フェルト回転ロールを
    磁気記録媒体の走行方向に対して逆方向に高速回転させ
    ながら磁性層に接触させる磁気記録媒体の研磨装置。
  2. 【請求項2】 フェルト材が獣毛からなる請求項1に記
    載の磁気記録媒体の研磨装置。
  3. 【請求項3】 無機粉末の研磨剤を有機バインダで分散
    し、これをフェルト材に含浸・固着させた請求項1に記
    載の磁気記録媒体の研磨装置。
  4. 【請求項4】 無機粉末の研磨剤を脂肪族系の油脂で分
    散し、これをフェルト材に含浸・固着させた請求項1に
    記載の磁気記録媒体の研磨装置。
  5. 【請求項5】 研磨剤が平均粒径0.1〜1.0μmの
    酸化クロム、酸化アルミ及び酸化鉄から選ばれる少なく
    とも1つである請求項3又は4に記載の磁気記録媒体の
    研磨装置。
  6. 【請求項6】 磁気記録媒体の単位長さを処理する間に
    接触するフェルト材の積算接触長さの比が5〜400を
    満たすような磁気記録媒体の搬送速度並びにフェルト回
    転ロールの回転速度及びロール径に設定された請求項1
    に記載の磁気記録媒体の研磨装置。
  7. 【請求項7】 磁気記録媒体の非処理面側からフェルト
    回転ロールに向けてエアを吹き付ける請求項1に記載の
    磁気記録媒体の研磨装置。
  8. 【請求項8】 フェルト回転ロールによるクリーニング
    機構の少なくとも前後いずれか一方側に研磨テープによ
    るクリーニング機構を設け、前記研磨テープをその研磨
    面が磁気記録媒体の磁性層に接するように走行させる請
    求項1に記載の磁気記録媒体の研磨装置。
  9. 【請求項9】 フェルト回転ロールによるクリーニング
    機構の少なくとも前後いずれか一方側にシャープエッジ
    を有する超硬サファイアもしくはダイヤモンド製のブレ
    ードを設け、前記ブレードをそのシャープエッジが磁気
    記録媒体の磁性層に接するように走行させる請求項1に
    記載の磁気記録媒体の研磨装置。
  10. 【請求項10】 フェルト回転ロールによるクリーニン
    グ機構の少なくとも前後いずれか一方側に、ダイヤモン
    ド砥粒をメタルバインダで結合させた円柱形状もしくは
    円筒形状の砥粒回転ロールを設け、前記砥粒回転ロール
    を磁気記録媒体の走行方向に対して逆方向に高速回転さ
    せながら磁性層に接触させる請求項1に記載の磁気記録
    媒体の研磨装置。
  11. 【請求項11】 ダイヤモンド砥粒の粒径が2〜20μ
    mである請求項10に記載の磁気記録媒体の研磨装置。
JP6042254A 1994-03-14 1994-03-14 磁気記録媒体の研磨装置 Pending JPH07254147A (ja)

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