JPH07281451A - 感光性平版印刷版の処理方法及び装置 - Google Patents

感光性平版印刷版の処理方法及び装置

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JPH07281451A
JPH07281451A JP6098138A JP9813894A JPH07281451A JP H07281451 A JPH07281451 A JP H07281451A JP 6098138 A JP6098138 A JP 6098138A JP 9813894 A JP9813894 A JP 9813894A JP H07281451 A JPH07281451 A JP H07281451A
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JP
Japan
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printing plate
lithographic printing
photosensitive lithographic
water
cleaning means
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Application number
JP6098138A
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English (en)
Inventor
Yoko Yamashita
葉子 山下
Hideyuki Nakai
英之 中井
Ryoji Hattori
良司 服部
Akio Kasakura
暁夫 笠倉
Kenji Kaneda
健志 金田
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Mitsubishi Chemical Corp
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、印刷汚れの原因となる成分が版面に
付着・残存することを低コストで効果的に防止すること
ができる感光性平版印刷版の処理方法及び装置に関す
る。 【構成】本発明は、画像露光した感光性平版印刷版をア
ルカリ現像液で現像処理した後に水洗水で水洗処理する
と共に、該水洗水を引き出し再び水洗部に循環させる系
の途中に清浄化手段を有する感光性平版印刷版の処理方
法において、前記清浄化手段が孔径を異にするフィルタ
を孔径の粗いものから順次重ねた多層フィルタで形成さ
れる濾過手段であることを特徴とする感光性平版印刷版
の処理方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性平版印刷版の処
理方法及び装置に関し、更に詳しくは、印刷汚れの原因
となる成分が版面に付着・残存することを低コストで効
果的に防止することができる感光性平版印刷版の処理方
法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭57−158643号公報には、
水洗処理を行った水洗水を濾過・浄化処理した後に再び
水洗水として利用する製版方法及び装置が開示されてい
る。
【0003】上記公報は、水洗水の循環系に濾過・浄化
手段を配置すること、複数の水洗槽を利用することなど
を開示しており、また、水洗水の濾過手段として、濾
紙、濾布、網などの有機物質濾材や砂、ケイ砂、アンス
ラサイト(無煙炭)などを利用すること、好ましい濾材
として10〜100μmのメッシュのものを利用するこ
とを開示しており、更に、水洗槽に持ち込まれた疲労現
像液を除去するための水洗水の浄化手段としてイオン交
換膜、イオン交換樹脂、活性炭、ゼオライト、ケイ酸
塩、分子ふるい吸着剤、逆浸透法によるものなどを利用
することを開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】感光性平版印刷版(以
下、本明細書では単に印刷版と略称する)は、画像露光
の後アルカリ現像液で現像処理して、更に、リンス処理
・水洗処理・乾燥処理を行ってはじめて印刷に用いられ
る印刷版となるものであるが、印刷版それ自体は勿論、
処理液の組成、現像処理方式、現像装置の機構その他に
関して様々な工夫がなされている。例えば、水洗処理を
行わない方式が特開昭54−8002 号、同55−1
2921号、同55−115045号などに示されてお
り、これらは水洗処理に代えて界面活性剤を主剤とする
リンス液により現像処理後の印刷版の後処理を行うもの
であるが、印刷汚れの防止の観点から、リンス処理・水
洗処理を共に行う方式が広く行われている。
【0005】水洗処理は、本来、大量の流水で行うのが
理想ではあるが、そうすると大量に使用する水洗水それ
自体が、コスト高、枯渇化傾向の水資源、公害防止、設
備のコンパクト化などの問題とからんで難題として浮上
することになる。そこで上記した公報に示されている如
く、水洗水を浄化して再使用する考えが登場することに
なる。
【0006】印刷版の汚れは、主として印刷版の搬送に
伴って現像槽より持ち込まれる現像液成分や溶出感光層
成分によって引き起こされ、これらがリンス処理、水洗
処理によっても版面から十分に除去されない場合に生じ
る。そこで、水洗処理を浄化した水洗水を再利用して行
おうとするには、水洗水中に洗い出されたこれら現像液
成分や溶出感光層成分を十分に分離する浄化を行わない
と、水洗不十分となり印刷版の汚れが解消できないこと
になる。また、水洗水の浄化効率が高くともメンテナン
スに手間がかかり過ぎるのも問題である。例えば、上記
の公報に示されているような水洗水濾過手段では、細か
いメッシュのフィルタを利用するとフィルタの目詰まり
が速いので、フィルタの費用や交換の手間を考えると実
用的でなく、粗いメッシュのフィルタでは十分な濾過が
できないと云うジレンマが生じることとなる。
【0007】上記から明らかな如く、本発明は、現像槽
から持ち込まれた印刷汚れの原因となる成分を低コスト
で効率よく除去することができる改善された水洗工程を
有する印刷版の処理方法及び装置を明らかにすることを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る印刷版の処
理方法は、画像露光した感光性平版印刷版をアルカリ
現像液で現像処理した後に水洗水で水洗処理すると共
に、該水洗水を引き出し再び水洗部に循環させる系の途
中に清浄化手段を有する感光性平版印刷版の処理方法に
おいて、前記清浄化手段が孔径を異にするフィルタを孔
径の粗いものから順次重ねた多層フィルタで形成される
濾過手段であること、前記清浄化手段が石炭系活性炭
を利用した濾過手段であること、前記清浄化手段が分
画分子量1000〜20000の少なくとも2種の限外
濾過膜で形成される濾過手段であること、前記清浄化
手段が該水洗水中に炭酸ガスを吐出させる構成であるこ
と、前記清浄化手段が該水洗水中に酸又は酸性塩を含
有させる構成であること、前記清浄化手段が、フィル
タ、石炭系活性炭又は限外濾過膜の少なくとも1つであ
ること、前記清浄化手段が、孔径を異にするフィルタ
を孔径の粗いものから順次重ねた多層フィルタで形成さ
れる濾過手段、石炭系活性炭を利用した濾過手段、分画
分子量1000〜20000の少なくとも2種の限外濾
過膜で形成される濾過手段、該水洗水中に炭酸ガスを吐
出させると構成、該水洗水中に酸又は酸性塩を含有させ
る構成の少なくとも1つであること、画像露光した感
光性平版印刷版をアルカリ現像液で現像処理した後に水
洗水で水洗処理すると共に、該水洗水を引き出し再び水
洗部に循環させる系の途中で、該水洗水を、孔径を異に
するフィルタを孔径の粗いものから順次重ねた多層フィ
ルタで形成される濾過手段、石炭系活性炭を利用した濾
過手段、又は、限外濾過膜で形成される濾過手段を通過
させ、更に、該水洗水中に炭酸ガスを吐出させること、
及び/又は、酸又は酸性塩を添加すること、多層フィ
ルタとして、最初に配置される粗いフィルタが200μ
mを越え2mm以下のメッシュものであり、2番目以降
に配置されるフィルタが200μm以下のメッシュのも
の、特に100〜200μmのメッシュのものが少なく
とも1つと、2〜100μm未満のものが少なくとも1
つ利用されること、をそれぞれ特徴とする。
【0009】又、本発明に係る印刷版の処理装置は、
画像露光した感光性平版印刷版をアルカリ現像液で現像
処理した後に水洗水で水洗処理すると共に、該水洗水を
引き出し再び水洗部に循環させる系の途中に清浄化手段
を有する感光性平版印刷版の処理装置であり、前記清浄
化手段が孔径を異にするフィルタを孔径の粗いものから
順次重ねた多層フィルタで形成される濾過手段であるこ
と、前記清浄化手段が石炭系活性炭を利用した濾過手
段であること、前記清浄化手段が分画分子量1000
〜20000の少なくとも2種の限外濾過膜で形成され
る濾過手段であること、前記清浄化手段が該水洗水中
に炭酸ガスを吐出させる構成であること、前記清浄化
手段が該水洗水中に酸又は酸性塩を含有させる構成であ
ること、清浄化手段が、フィルタ、活性炭又は限外濾
過膜の少なくとも1つであること、清浄化手段が、孔
径を異にするフィルタを孔径の粗いものから順次重ねた
多層フィルタで形成される濾過手段、石炭系活性炭を利
用した濾過手段、分画分子量1000〜20000の少
なくとも2種の限外濾過膜で形成される濾過手段、該水
洗水中に炭酸ガスを吐出させると構成、該水洗水中に酸
又は酸性塩を含有させる構成の少なくとも1つであるこ
と、画像露光した印刷版をアルカリ現像液で現像処理
する現像部と、水洗処理する水洗部を有する処理装置で
あり、水洗部の水洗水を引き出しこれをポンプにより再
び水洗部に循環させる水洗水循環系を備え、この水洗水
循環系の途中に、孔径を異にするフィルタを孔径の粗い
ものから順次重ねた多層フィルタで形成される濾過手
段、石炭系活性炭を利用した濾過手段又は限外濾過膜で
形成される濾過手段からなる水洗水濾過手段と配置する
と共に、該水洗水中に炭酸ガスを吐出させる手段、及び
/又は、酸又は酸性塩を添加させる手段を配置したこ
と、多層フィルタとして、最初に配置される粗いフィ
ルタが200μmを越え2mm以下のメッシュものであ
り、2番目以降に配置されるフィルタが200μm以下
のメッシュのもの、特に10〜200μmのメッシュの
ものが少なくとも1つと、2〜100μmのものが少な
くとも1つ利用されること、をそれぞれ特徴とする。
【0010】
【発明の具体的構成】次に、本発明の具体的な構成を詳
細に説明するが、これに先立ち、本発明を適用し得る自
動現像機の一例を図1に従って概略説明する。
【0011】図1に示されている態様の自動現像機は、
印刷版を挿入する挿入部A、現像処理を行う現像部B、
水洗処理を行う水洗部C、リンス処理を行うリンス部
D、乾燥処理を行う乾燥部Eで構成されており、挿入さ
れた印刷版の面積、搬送系の駆動状態、処理液の量や供
給状態などを検出する各種のセンサー、センサーの検出
情報に従って作動を制御する制御機構を含んでいる。図
において、符号PSは印刷版ないしその搬走路を示して
いる。
【0012】挿入部Aには、印刷版PSの装置への挿入
を案内する挿入台1、挿入される印刷版PSを反射光で
検出する光学センサー2、挿入された印刷版PSを一対
のローラによりニップして取り込み、装置内に搬入する
ニップ搬送ローラ3Aなどが備えられている。
【0013】光学センサー2は、挿入される印刷版PS
の面積を検出するもので、その検出情報で各種の機構の
作動が自動制御される。例えば、印刷版PSの挿入方向
に直角で等間隔に多数の光学センサー2を配置しておく
ことで、反射光により印刷版PSの幅を検出し、この検
出情報と搬送スピードとの演算で挿入された印刷版PS
の面積を算出することができ、この算出情報によって補
充用の処理液やリンス液の供給を制御することができ
る。尚、挿入された印刷版PSの総面積に関係なく、単
位時間当たり一定量の補充液を補充する態様も本発明が
適用される自動現像機に実施可能である。
【0014】ニップ搬送ローラ3Aによって現像部Bに
送り込まれた印刷版PSは、搬送ローラ4、ニップ搬送
ローラ3B・3Cなどにより案内されて、現像処理液が
溜められている処理槽5中を若干湾曲した状態で搬送さ
れ、その搬送の途中で浸漬処理される。処理槽5内に
は、現像処理の促進・安定化を目的として、処理液吐出
ノズル6A・6B(マグネットポンプ7により循環され
る処理液が利用される)、印刷版PSの表面を擦るため
のブラシローラ8・押えローラ9、現像処理液の温度を
所定の温度範囲に維持するためのヒータ10が配置され
ている。
【0015】符号11〜13は、それぞれベローズポン
プであり、ベローズポンプ11は、オーバーフローした
処理液を処理槽5に戻すために、ベローズポンプ12
は、補充液タンク14に用意されている濃縮補充液を処
理槽5に供給するために、ベローズポンプ13は、タン
ク15に用意されている希釈水を処理槽5に供給するた
めにそれぞれ利用される。尚、符号16は、後述するリ
ンス部Dで利用される濃縮リンス補充液のタンクであ
り、17は現像処理液の廃液タンクである。
【0016】水洗部Cでは、水洗水槽20に用意されて
いる水洗水をマグネットポンプ21により供給し、水洗
水を吐出させるノズル22・23を介してニップ搬送ロ
ーラ3E・3F間にある印刷版PSの版面に吐出させる
ことによって水洗処理が行われる。
【0017】リンス部Dでは、リンス液槽30に用意さ
れているリンス液をマグネットポンプ31により供給
し、リンス液吐出ノズル32・33を介してニップ搬送
ローラ3G・3H間にある印刷版PSの版面に吐出させ
ることによってリンス処理が行われる。
【0018】前述したように、濃縮リンス補充液がタン
ク16に用意されており、ベローズポンプ34によりリ
ンス液槽30に供給され、タンク15に用意されており
ベローズポンプ35により供給される希釈水により混合
・希釈される。尚、濃縮リンス補充液と希釈水とを混合
・希釈したものをリンス液槽30に供給する態様も本発
明が適用される自動現像機に包含される。
【0019】乾燥部Eでは、ニップ搬送ローラ3Iによ
り搬出される途中の印刷版PSの版面にノズル40・4
1から噴出される加熱乾燥空気を版面に吹き付けること
によって乾燥処理が行われ、現像処理の全工程が完了と
なる。以上説明した自動現像機は、本発明が適用可能で
ある装置の1例を示すものであり、以下に説明する本発
明の適用を阻害しない範囲で、挿入部Aから乾燥部Eに
至るまでの各機構の設計変更が可能である。
【0020】次に、上記した自動現像機に対して本発明
がどのように適用されるかを詳細に説明する。上述した
ように、水洗部Cでは、水洗水槽20に用意されている
水洗水をマグネットポンプ21により供給し、水洗水を
吐出させるノズル22・23を介してニップ搬送ローラ
3E・3F間にある印刷版PSの版面に吐出させること
によって水洗処理が行われるのであるが、本発明におい
ては、一度利用した水洗水は、浄化されて再利用され
る。即ち、水洗水を循環させるマグネットポンプの前段
又は後段に水洗水浄化タンク24が配置され、第1の態
様では多層フィルタ、第2の態様では活性炭による水洗
水の浄化が行われ、第3の態様では、限外濾過膜による
水洗水の浄化が行われる。
【0021】本発明の他の態様では、ボンベ25に用意
した炭酸ガスを、バルブ26により吐出量を調整しなが
ら、水洗水槽20に溜められている水洗水の中に、又
は、水洗水浄化タンク24に溜められている水洗水の中
に吐出させる。炭酸ガスを水洗水中に吐出させる際に
は、炭酸ガスの気泡を細かくすることが好ましく、気泡
を細かくするには、例えば吐出口の前にフィルタ27を
介在させるとか、或いは、攪拌羽根を利用することなど
が採用可能である。尚、符号28は廃液タンクを示す。
本発明の更に他の態様では、浄化しようとする水洗水中
に酸性塩の投入が行われる。
【0022】水洗水浄化タンク24に配置される多層フ
ィルタとしては、例えばナイロン、ポリエステル、ポリ
エチレン、ポリプロピレン製などのものが利用でき、そ
の形状は平膜、ポール、バッグなど公知の形状を取るこ
とができる。多層フィルタは、メッシュを異にする2層
以上のフィルタで構成され、下流側に配置されるもの程
細かいメッシュのものが利用される。即ち、処理液中に
混入した粉塵や溶出感光層成分などが多く含まれている
上流側では、粗いメッシュのものを利用し、これら粗い
浮遊物が除去された下流側では細かいメッシュのものを
利用することにより、フィルタが短い間に目詰まりして
しまうのが防止される構造となっている。
【0023】最初に配置される粗いフィルタは200μ
mを越え2mm以下のメッシュものが好ましく、2番目
以降に配置されるフィルタの中には20μm以下のメッ
シュのものが好ましい。特に好ましくは、上記2番目以
降に100〜200μmのメッシュのものが少なくとも
1つと、2〜100μm未満のものが少なくとも1つ含
まれているいることである。異なるメッシュ径のフィル
タを順に重ねる際に、同一のメッシュ径のフィルタを2
以上配置するようにしてもよい。
【0024】水洗水中の現像液成分及び溶出感光層成分
の吸着を行う活性炭としては、粒状や粉末など様々な形
状のものが利用できるが、好ましくは平均粒度が10〜
100のものが利用される。活性炭としては、石炭系の
ものであり、粉末炭、顆粒炭、造粒炭、粒状炭、繊維状
炭など各種の形状を用いることができる。石炭系活性炭
は前記したフィルタの間にサンドイッチ状に介在させて
利用してもよいし1又は2以上の活性炭層として独立し
て配置するようにしてもよい。
【0025】水洗水の浄化を行う限外濾過膜は水洗水中
に搬入された現像液成分及び感光性成分の濾過を行うも
のであり、これら成分の分子量から想定して、分画分子
量が1000〜20000のものが好ましく利用され、
特に15000以上のものから1種以上、5000〜1
5000未満のものから1種以上組み合わせて利用する
ことが好ましい。
【0026】限外濾過膜としては、例えば、中空糸、平
膜単層、平膜積層など公知のものを使用することができ
る。素材には、金属酸化物の無機材料、二酸化ジルコニ
ウム系、ポリオレフィン系、ポリスルホン系、ポリイミ
ド系、ポリアクリロニトリル系など種々あるが、耐薬品
性の良好なポリイミド系の材質が好ましい。限外濾過膜
と上記した多層フィルタを併用する場合、限外濾過膜を
多層フィルタの下流側に配置する。
【0027】本発明において、浄化しようとする水洗水
中に炭酸ガスを吐出させるのは、水洗水のpHを下げる
ことによって、水洗水中に溶解している感光層成分を析
出させ、濾過など清浄化手段の効果を高めるためであ
る。炭酸ガスは100%炭酸ガスである必要はなく、窒
素や酸素など他のガスが混合されたものであってもよ
く、空気であってもよい。また、ドライアイスの塊を水
洗水中に投入するようにしても目的を達成することが可
能である。吐出させる炭酸ガスの量は、20ml/mi
n以上であることが好ましい。
【0028】本発明において、浄化しようとする水洗水
中に酸又は酸性塩を投入するのは、炭酸ガスと同様に、
固形分の析出を促進する効果があるからである。水洗水
の浄化に利用される酸又は酸性塩としては、特に限定さ
れず、pH10〜12の水系の溶液に溶解する公知の酸
又は酸性塩を用いることができる。好ましくは炭酸水素
塩、硫酸水素塩、燐酸水素塩等の酸性塩であり、特に好
ましくは硫酸水素塩である。投入する酸又は酸性塩の濃
度、量については、特に限定されず、適当な添加量は、
現像液交換からの時間や1日の処理枚数などの処理条件
によって大きく異なるが、0.1〜40.0g/リット
ルの範囲で添加することができる。
【0029】本発明によって処理される印刷版において
用いられる支持体としては、通常の平版印刷版にセット
できるたわみ性と印刷時に加わる荷重に耐えるものが好
ましく、例えばアルミニウム、マグネシウム、亜鉛、ク
ロム、鉄、銅、ニッケル等の金属板、及びこれらの金属
の合金板等が挙げられ、更にはクロム、亜鉛、銅、ニッ
ケル、アルミニウム及び鉄等がメッキまたは蒸着によっ
て被覆されている金属板でもよい。これらのうち好まし
い支持体は、アルミニウムまたはその合金である。
【0030】支持体には、この技術分野において通常使
用されている脱脂処理、砂目立て処理及び陽極酸化処理
等が施されるが、少なくとも砂目立て処理及び陽極酸化
処理がこの順で行われた支持体を用いることが好まし
い。
【0031】アルミニウム表面の圧延油を除去するため
の脱脂処理としてはトリクレン、シンナー等による溶剤
脱脂、ケロシンとトリエタノール等によるエマルジョン
脱脂等がある。また、脱脂のみでは除去できない汚れや
自然酸化皮膜を除去するために、濃度1〜10%の苛性
ソーダ等のアルカリ溶液に、20〜70℃で5秒〜10
分浸漬し、次いで濃度10〜20%の硝酸または硫酸等
の酸性溶液に10〜50℃で5秒〜5分浸漬し、アルカ
リエッチング後の中和及びスマットの除去を行う方法等
が挙げられる。
【0032】感光層との密着性を良好にし、かつ保水性
を改善するために行われる砂目立て処理方法としては、
機械的に表面を粗面化する、いわゆる機械的粗面化法
と、電気化学的に表面を粗面化する、いわゆる電気化学
的粗面化法がある。機械的粗面化法には例えばボール研
磨、ブラシ研磨、ブラスト研磨、バフ研磨等の方法があ
る。また電気化学的粗面化法には、例えば塩酸または硝
酸等を含む電解液中で交流或いは直流によって支持体を
電解処理する方法等がある。この内のいずれか1つ、も
しくは2つ以上の方法を併用することにより、支持体を
砂目立てすることができる。
【0033】前述のような砂目立て処理して得られた支
持体の表面には、スマットが生成しているので、このス
マットを除去するために適宜水洗あるいはアルカリエッ
チング等の処理を行うことが一般に好ましい。このよう
な処理としては、例えば特公昭48−28123号公報
に記載されているアルカリエッチング法や特開昭53−
12739号公報に記載されている硫酸デスマット法等
の処理方法が挙げられる。
【0034】支持体には、通常、耐摩耗性、耐薬品性、
保水性を向上させるために、陽極酸化によって酸化被膜
を形成させる。この陽極酸化では一般的に、硫酸および
/またはリン酸等を10〜50%の濃度で含む水溶液を
電解液として電流密度1〜10A/dm2で電解する方
法が好ましく用いられるが、他に米国特許第1,41
2,768号明細書に記載されている硫酸中で高電流密
度で電解する方法や米国特許第3,511,661号明
細書に記載されている燐酸を用いて電解する方法等があ
る。支持体は、陽極酸化処理の後、熱水等による封孔処
理や、弗化ジルコニウム酸カリウム水溶液への浸漬など
による表面処理を施されることが好ましい。
【0035】次に、上記表面処理された支持体上に感光
性組成物からなる感光層を塗布することにより印刷版が
得られる。この感光層中に用いられる感光性物質は、特
に限定されるものではなく、通常、印刷版に用いられて
いる、例えば下記のような各種のものが使用される。
【0036】1)光架橋系感光性樹脂組成物 光架橋系感光性樹脂組成物中の感光成分は、分子中に不
飽和二重結合を有する感光性樹脂からなるもので、例え
ば米国特許第3,030,208号明細書、同第3,4
35,237号明細書及び同第3,622,320号明
細書等に記載されている如き、重合体主鎖中に感光基と
して
【0037】
【化1】
【0038】を含む感光性樹脂、及び重合体の側鎖に感
光基を有するポリビニルシンナメート等が挙げられる。
【0039】2)光重合系感光性樹脂組成物 付加重合性不飽和化合物を含む光重合成性組成物であっ
て、二重結合を有する単量体、または二重結合を有する
単量体と高分子バインダーとからなり、このような組成
物の代表的なものは、例えば米国特許第2,760,8
63号明細書及び同第2,791,504号明細書等に
記載されている。
【0040】一例を挙げるとメタクリル酸メチルを含む
組成物、メタクリル酸メチル及びポリメチルメタクリレ
ートを含む組成物、メタクリル酸メチル、ポリメチルメ
タクリレート及びポリエチレングリコールメタクリレー
トモノマーを含む組成物、メタクリル酸メチル、アルキ
ッド樹脂とポリエチレングリコールジメタクリレートモ
ノマーを含む組成物等の光重合性組成物が用いられる。
この光重合系感光性樹脂組成物には、この技術分野で通
常知られている光重合開始剤(例えばベンゾインメチル
エーテル等のベンゾイン誘導体、ベンゾフェノン等のベ
ンゾフェノン誘導体、チオキサントン誘導体、アントラ
キノン誘導体、アクリドン誘導体等)が添加される。
【0041】3)ジアゾ化合物を含む感光性組成物 この感光性組成物中のジアゾ化合物は、例えば、好まし
くは芳香族ジアゾニウム塩とホルムアルデヒドまたはア
セトアルデヒドとの縮合物で代表されるジアゾ樹脂であ
る。特に好ましくは、p−ジアゾフェニルアミンとホル
ムアルデヒドまたはアセトアルデヒドとの縮合物の塩、
例えばヘキサフルオロホウ燐酸塩、テトラフルオロホウ
酸塩、過塩素酸塩または過ヨウ素酸塩と前記縮合物との
反応生成物であるジアゾ樹脂無機塩や、米国特許第3,
300,309号明細書中に記載されているような、前
記縮合物とスルホン酸類との反応生成物であるジアゾ樹
脂有機塩等が挙げられる。さらにジアゾ樹脂は、好まし
くは結合剤と共に使用される。かかる結合剤としては種
々の高分子化合物を使用することができるが、好ましく
は特開昭54−98613号公報に記載されているよう
な芳香族性水酸基を有する単量体、例えばN−(4−ヒ
ドロキシフェニル)アクリルアミド、N−(4−ヒドロ
キシフェニル)メタクリルアミド、o−、m−、または
p−ヒドロキシスチレン、o−、m−、またはp−ヒド
ロキシフェニルメタクリレート等と他の単量体との共重
合体、米国特許第4,123,276号明細書中に記載
されているようなヒドロキシエチルアクリレート単位ま
たはヒドロキシエチルメタクリレート単位を主な繰り返
し単位として含むポリマー、シェラック、ロジン等の天
然樹脂、ポリビニルアルコール、米国特許第3,75
1,257号明細書中に記載されているような線状ポリ
ウレタン樹脂、ポリビニルアルコールのフタレート化樹
脂、ビスフェノールAとエピクロルヒドリンから縮合さ
れたエポキシ樹脂、酢酸セルロース、セルロースアセテ
ートフタレート等のセルロール誘導体が包含される。
【0042】 4)o−キノンジアジド化合物を含む感光性組成物 o−キノンジアジド化合物を含む感光性組成物において
は、o−キノンジアジド化合物とアルカリ可溶性樹脂を
併用することが好ましい。o−キノンジアジド化合物と
しては、例えばo−ナフトキノンジアジドスルホン酸
と、フェノール類及びアルデヒドまたはケトンの重縮合
樹脂とのエステル化合物が挙げられる。
【0043】前記フェノール類としては、例えば、フェ
ノール、o−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾ
ール、3,5−キシレノール、カルバクロール、チモー
ル等の一価フェノール、カテコール、レゾルシン、ヒド
ロキノン等の二価フェノール、ピロガロール、フロログ
ルシン等の三価フェノール等が挙げられる。前記アルデ
ヒドとしてはホルムアルデヒド、ベンズアルデヒド、ア
セトアルデヒド、クロトンアルデヒド、フラフラール等
が挙げられる。これらのうち好ましいものはホルムアル
デヒド及びベンズアルデヒドである。前記ケトンとして
はアセトン、メチルエチルケトン等が挙げられる。
【0044】前記重縮合樹脂の具体的な例としては、フ
ェノール・ホルムアルデヒド樹脂、m−クレゾール・ホ
ルムアルデヒド樹脂、m−、p−混合クレゾール・ホル
ムアルデヒド樹脂、レゾルシン・ベンズアルデヒド樹
脂、ピロガロール・アセトン樹脂等が挙げられる。前記
o−ナフトキノンジアジド化合物のフェノール類のOH
基に対するo−ナフトキノンジアジドスルホン酸の縮合
率(OH基1個に対する反応率)は、15〜80%が好
ましく、より好ましいのは20〜45%である。
【0045】更にo−キノンジアジド化合物としては特
開昭58−43451号公報に記載のある以下の化合物
も使用できる。即ち、例えば1,2−ベンゾキノンジア
ジドスルホン酸エステル、1,2−ナフトキノンジアジ
ドスルホン酸エステル、1,2−ベンゾキノンジアジド
スルホン酸アミド、1,2−ナフトキノンジアジドスル
ホン酸アミドなどの公知の1,2−キノンジアジド化合
物、更に具体的にはジェイ・コサール(J.Kosa
r)著「ライト−センシティブ・システムズ」(Lig
ht−Sensitive Systems)第339
〜352頁(1965年)、ジョン・ウィリー・アンド
・サンズ(John Willey &Sons)社
(ニューヨーク)やダブリュ・エス・ディ・フォレスト
(W.S.De Forest)著「フォトレジスト」
(Photoresist)第50巻(1975年)、
マックローヒル(Mc Graw Hill)社(ニュ
ーヨーク)に記載されている1,2−ベンゾキノンジア
ジド−4−スルホン酸フェニルエステル、1,2,1
´,2´−ジ−(ベンゾキノンジアジド−4−スルホニ
ル)−ジヒドロキシビフェニル、1,2−ベンゾキノン
ジアジド−4−(N−エチル−M−β−ナフチル)−ス
ルホンアミド、1,2−ナフトキノンジアジド−5−ス
ルホン酸シクロヘキシルエステル、1−(1,2−ナフ
トキノンジアジド−5−スルホニル)−3,5−ジメチ
ルピラゾール、1,2−ナフトキノンジアジド−5−ス
ルホン−4´−ヒドロキシジフェニル−4´−アゾ−β
−ナフトール−エステル、N,N−ジ−(1,2−ナフ
トキノンジアジド−5−スルホニル)−アニリン、2´
−(1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホニルオ
キシ)−1−ヒドロキシ−アントラキノン、1,2−ナ
フトキノンジアジド−5−スルホン−2,4−ジヒドロ
キシベンゾフェノンエステル、1,2−ナフトキノノジ
アジド−5−スルホン酸−2,3,4−トリヒドロキシ
ベンゾフェノンエステル、1,2−ナフトキノンジアジ
ド−5−スルホン酸クロリド2モルと4,4´−ジアミ
ノベンゾフェノン1モルとの縮合物、1,2−ナフトキ
ノンジアジド−5−スルホン酸クロリド2モルと4,4
´−ジヒドロキシ−1,1´−ジフェニルスルホン1モ
ルとの縮合物、1,2−ナフトキノンジアジド−5−ス
ルホン酸クロリド1モルとプルプロガリン1モルとの縮
合物、1,2−ナフトキノンジアジド−5−(N−ジヒ
ドロアビエチル)−スルホンアミド等の1,2−キノン
ジアジド化合物を例示することができる。また、特公昭
37−1953号、同37−3627号、同37−13
109号、同40−26126号、同40−3801
号、同45−5604号、同45−27345号、同5
1−13013号、特開昭48−96575号、同48
−63802号、同48−63803号各公報に記載さ
れた1,2−キノンジアジド化合物も挙げることができ
る。
【0046】上記o−キノンジアジド化合物のうち、
1,2−ベンゾキノンジアジドスルホニルクロリド又は
1,2−ナフトキノンジアジドスルホニルクロリドをピ
ロガロール・アセトン縮合樹脂又は2,3,4−トリヒ
ドロキシベンゾフェノンと反応させて得られるo−キノ
ンジアジドエステル化合物が特に好ましい。本発明に用
いられるo−キノンジアジド化合物としては上記化合物
を各々単独で用いてもよいし、2種以上組合せて用いて
もよい。
【0047】o−キノンジアジド化合物の感光性組成物
中に占める割合は、6〜60重量%が好ましく、特に好
ましいのは、10〜50重量%である。アルカリ可溶性
樹脂としては、ノボラック樹脂、フェノール性水酸基を
有するビニル系重合体、特開昭55−57841号公報
に記載されている多価フェノールとアルデヒド又はケト
ンとの縮合樹脂等が挙げられる。
【0048】上記ノボラック樹脂としては、例えばフェ
ノール・ホルムアルデヒド樹脂、クレゾール・ホルムア
ルデヒド樹脂、特開昭55−57841号公報に記載さ
れているようなフェノール・クレゾール・ホルムアルデ
ヒド共重合体樹脂、特開昭55−127553号公報に
記載されているようなp−置換フェノールとフェノール
もしくは、クレゾールとホルムアルデヒドとの共重合体
樹脂等が挙げられる。
【0049】前記ノボラック樹脂の分子量(ポリスチレ
ン標準)は、好ましくは数平均分子量Mnが3.00×
102〜7.50×103、重量平均分子量Mwが1.
00×103〜3.00×104、より好ましくはMn
が5.00×102〜4.00×103、Mwが3.0
0×103〜2.00×104である。上記ノボラック
樹脂は単独で用いてもよいし、2種以上組合せて用いて
もよい。
【0050】上記ノボラック樹脂の感光性組成物中に占
める割合は5〜95重量%が好ましい。又、好ましく用
いられるフェノール性水酸基を有するビニル系共重合体
としては、該フェノール性水酸基を有する単位を分子構
造中に有する重合体であり、下記一般式[I]〜[V]
の少なくとも1つの構造単位を含む重合体が好ましい。
【0051】
【化2】
【0052】[式中、R1およびR2はそれぞれ水素原
子、アルキル基又はカルボキシル基、好ましくは水素原
子を表わす。R3は水素原子、ハロゲン原子又はアルキ
ル基を表わし、好ましくは水素原子又はメチル基、エチ
ル基等のアルキル基を表わす。R4は水素原子、アルキ
ル基、アリール基又はアラルキル基を表わし、好ましく
は水素原子を表わす。Aは窒素原子又は酸素原子と芳香
族炭素原子とを連結する、置換基を有していてもよいア
ルキレン基を表わし、mは0〜10の整数を表わし、B
は置換基を有していてもよいフェニレン基又は置換基を
有してもよいナフチレン基を表わす。]
【0053】用いられる重合体としては共重合体型の構
造を有するものが好ましく、前記一般式[I]〜一般式
[V]でそれぞれ示される構造単位と組合せて用いるこ
とができる単量体単位としては、例えばエチレン、プロ
ピレン、イソブチレン、ブタジエン、イソプレン等のエ
チレン系不飽和オフィレン類、例えばスチレン、α−メ
チルスチレン、p−メチルスチレン、p−クロロスチレ
ン等のスチレン類、例えばアクリル酸、メタクリル酸等
のアクリル酸類、例えばイタコン、マレイン酸、無水マ
レイン酸等の不飽和脂肪族ジカルボン酸類、例えばアク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸−n−ブ
チル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸ドデシル、ア
クリル酸−2−クロロエチル、アクリル酸フェニル、α
−クロロアクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸エチル等のα−メチレン
脂肪族モノカルボン酸のエステル類、例えばアクリロニ
トリル、メタアクリロニトリル等のニトリル類、例えば
アクリルアミド等のアミド類、例えばアクリルアニリ
ド、p−クロロアクリルアニリド、m−ニトロアクリル
アニリド、m−メトキシアクリルアニリド等のアニリド
類、例えば酢酸ビニル、プロピアン酸ビニル、ベンゾエ
酸ビニル、酢酸ビニル等のビニルエステル類、例えばメ
チルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、イソブチ
ルビニルエーテル、β−クロロエチルビニルエーテル等
のビニルエーテル類、塩化ビニル、ビニリデンクロライ
ド、ビニリデンシアナイド、例えば1−メチル−1−メ
トキシエチレン、1,1−ジメトキシエチレン、1,2
−ジメトキシエチレン、1,1−ジメトキシカルボニル
エチレン、1−メチル−1−ニトロエチレン等のエチレ
ン誘導体類、例えばN−ビニルピロール、N−ビニルカ
ルバゾール、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリ
デン、N−ビニルピロリドン等のN−ビニル系単量体が
ある。これらのビニル系単量体は、不飽和二重結合が開
裂した構造で高分子化合物中に存在する。
【0054】上記の単量体のうち脂肪族モノカルボン酸
のエステル類、ニトリル類が本発明の目的に対して優れ
た性能を示し、好ましい。これらの単量体は、用いられ
る重合体中にブロックまたはランダムのいずれかの状態
で結合していてもよい。
【0055】上記ビニル系重合体の感光性組成物中に占
める割合は0.5〜70重量%である。ビニル系重合体
は、上記重合体を単独で用いてもよいし、又2種以上組
合せて用いてもよい。又、他の高分子化合物等と組合せ
て用いることもできる。
【0056】感光性組成物には、露光より可視画像を形
成させるプリントアウト材料を添加することができる。
プリントアウト材料は露光により酸もしくは遊離基を生
成する化合物と相互作用することによってその色調を変
える有機染料よりなるもので、露光により酸もしくは遊
離基を生成する化合物としては、例えば特開昭50−3
6209号公報に記載のo−ナフトキノンジアジド−4
−スルホン酸ハロゲニド、特開昭53−36223号公
報に記載されているo−ナフトキノンジアジド−4−ス
ルホン酸クロライドと電子吸引性置換基を有するフェノ
ール類、またはアニリン酸とのエステル化合物またはア
ミド化合物、特開昭55−77742号公報、特開昭5
7−148784号公報等に記載のハロメチルビニルオ
キサジアゾール化合物及びジアゾニウム塩等が挙げられ
る。
【0057】また前記の有機染料としては、ビクトリア
ピュアーブルーBOH(保土谷化学(株)製)、パテン
トピュアーブルー(住友三国化学(株)製)、オイルブ
ルー#603(オリエント化学工業(株)製)、スーダ
ンブルーII(BASF製)、クリスタルバイオレッ
ト、マラカイトグリーン、フクシン、メチルバイオレッ
ト、エチルバイオレット、メチルオレンジ、ブリリアン
トグリーン、コンゴーレッド、エオシン、ローダミン6
6等を挙げることができる。また感光性組成物には、上
記の素材の他、必要に応じて可塑剤、界面活性剤、有機
酸、酸無水物などを添加することができる。
【0058】感光性組成物には、該感光性組成物の感脂
性を向上するために例えば、p−tert−ブチルフェ
ノールホルムアルデヒド樹脂やp−n−オクチルフェノ
ールホルムアルデヒド樹脂や、あるいはこれらの樹脂が
o−キノンジアジド化合物で部分的にエステル化されて
いる樹脂などを添加することもできる。これらの各成分
を下記の溶媒に溶解させ、上記支持体表面に塗布乾燥さ
せることにより、感光層を設けて、印刷版を製造するこ
とができる。
【0059】感光性組成物を溶解する際に使用し得る溶
媒としては、メチルセロソルブ、メチルセロソルブアセ
テート、エチルセロソルブ、エチルセロソルブアセテー
ト、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエ
チルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノイソプロピルエーテル、
プロピレングリコール、プロピレングリコールモノエチ
ルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノブチ
ルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、ジプロピレングリコールジカルボン酸メチルエーテ
ル、ジプロピレングリコールメチルエチルエーテル、ギ
酸エチル、ギ酸プロピル、ギ酸ブチル、ギ酸アミル、酢
酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、プ
ロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、酪酸メチル、
酪酸エチル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド、ジオキサン、アセトン、メチルエチルケトン、シ
クロヘキサノン、メチルシクロヘキサノン、ジアセトン
アルコール、アセチルアセトン、γ−ブチロラクトン等
が挙げられる。これらの溶媒は、単独あるいは2種以上
混合して使用することができる。
【0060】感光性組成物を支持体表面に塗布する際に
用いる塗布方法としては、従来公知の方法、例えば、回
転塗布、ワイヤーバー塗布、ディップ塗布、エアーナイ
フ塗布、ロール塗布、ブレード塗布及びカーテン塗布等
が用いられる。この際塗布量は用途により異なるが、例
えば固形分として0.05〜5.0g/m2 の塗布量
が好ましい。こうして得られた印刷版の使用に際して
は、従来から常用されている方法を適用することがで
き、例えば線画像、網点画像などを有する透明原画を感
光面に密着して露光し、次いでこれを適当な現像液を用
いて非画像部の感光性層を除去することによりレリーフ
像が得られる。露光に好適な光源としては、水銀灯、メ
タルハライドランプ、キセノンランプ、ケミカルラン
プ、カーボンアーク灯などが使用され、また現像に使用
される現像液としては、アルカリ水溶液が好ましく、例
えば、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、第三リン酸ナトリウム、第二リン
酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の水溶
液のようなアルカリ水溶液がある。このときのアルカリ
水溶液の濃度は、感光性組成物及びアルカリの種類によ
り異なるが、概して0.1〜10重量%の範囲が適当で
あり、又酸アルカリ水溶液には必要に応じ界面活性剤や
アルコール等のような有機溶媒(例えば0.1〜20重
量%)を加えることもできる。
【0061】本発明で用いられるネガ型及びポジ型用現
像液は、アルカリ剤、有機溶媒、アニオン系界面活性
剤、水溶性還元剤及び非イオン型界面活性剤及び/又は
カチオン系界面活性剤を含有する。
【0062】本発明の現像液に用いられるアルカリ剤と
しては、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、水酸化ナトリ
ウム、水酸化リチウム、第三リン酸ナトリウム、第二リ
ン酸ナトリウム、第三リン酸カリウム、第二リン酸カリ
ウム、第三リン酸アンモニウム、第二リン酸アンモニウ
ム、メタ珪酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、炭酸アンモニウムなどのような
無機アルカリ剤、モノ−、ジ−またはトリエタノールア
ミン及び水酸化テトラアルキルアンモニウムのような有
機アルカリ剤及び有機珪酸アンモニウムなどが有用であ
る。これらの中で珪酸塩アルカリが最も好ましい。アル
カリ剤の現像液中における含有量は、0.05〜20重
量%の範囲で用いるのが好適であり、より好ましくは、
0.1〜10重量%である。
【0063】本発明で用いられる有機溶媒としては20
℃において水に対する溶解度が10重量%以下であるも
のが好ましいが、このような有機溶媒としては、例え
ば、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、酢酸アミ
ル、酢酸ベンジル、エチレングリコールモノブチルアセ
テート、乳酸ブチル、レブリン酸ブチルのようなカルボ
ン酸エステル;エチルブチルケトン、メチルイソブチル
ケトン、シクロヘキサンのようなケトン類;エチレング
リコールモノブチルエーテル、エチレングリコールベン
ジルモノフェニルエーテル、ベンジルアルコール、エチ
ルフェニルカルビノール、n−アミルアルコール、メチ
ルアミルアルコールのようなアルコール類;キシレンの
ようなアルキル置換芳香族炭化水素、メチレンジクロラ
イド、エチレンジクロライド、モノクロルベンジンのよ
うなハロゲン化炭化水素などがある。これら有機溶媒は
一種以上用いてもよい。これらの有機溶媒の中では、エ
チレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリ
コールベンジルエーテル及びベンジルアルコールが特に
好ましい。また、含有量は、一般に0.0001重量%
から20重量%が好ましい。
【0064】該有機溶媒は、ネガ型とポジ型の両印刷版
に対して現像性を向上させるための優れた添加剤であ
る。
【0065】また、本発明に用いられるアニオン系界面
活性剤としては、高級アルコール(C8 〜C22)硫
酸エステル塩類[例えば、ラウリルアルコールサルフェ
ートのナトリウム塩、オクチルアルコールサルフェート
のナトリウム塩、ラウリルアルコールサルフェートのア
ンモニウム塩、「ティーボールB−81」(商品名・シ
ェル化学製)、第二ナトリウムアルキルサルフェートな
ど]、脂肪族アルコールリン酸エステル塩類(例えば、
セチルアルコールリン酸エステルのナトリウム塩な
ど)、アルキルアリールスルホン酸塩類(例えば、ドデ
シルベンジンスルホン酸ナトリウム塩、イソプロピルナ
フタレンスルホン酸のナトリウム塩、ジナフタリンジス
ルホン酸のナトリウム塩、メタニトロベンゼンスルホン
酸のナトリウム塩など)、アルキルアミドのスルホン酸
塩類(例えば、下記化1で示される化合物、二塩基性脂
肪族エステルのスルホン酸塩類(例えば、ナトリウムス
ルホコハク酸ジオクチルエステル、ナトリウムスルホコ
ハク酸ジヘキシルエステルなど)がある。これらの中で
特にアルキルナフタレンスルホン酸塩類が好適に用いら
れる。
【0066】
【化3】
【0067】上記アニオン系界面活性剤の濃度は好まし
くは、0.2〜10重量%、特に1〜5重量%の範囲が
好ましい。また、本発明で用いられる現像液には水溶性
還元剤が含有されるが、この水溶性還元剤としては、有
機及び無機の還元剤が含まれる。
【0068】有機の還元剤としては、例えば、ハイドロ
キノン、メトール、メトキシキノンなどのフェノール化
合物、フェニレンジアミン、フェニルヒドラジンなどの
アミン化合物があり、無機の還元剤としては、例えば亜
硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸アンモニウ
ム、亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸水素カリウムなどの
亜硫酸塩、亜リン酸ナトリウム、亜リン酸カリウム、亜
リン酸水素ナトリウム、亜リン酸水素カリウム、亜リン
酸二水素ナトリウム、亜リン酸水素二カリウムなどのリ
ン酸塩、ヒドラジン、チオ硫酸ナトリウム、亜ジチオン
酸ナトリウム、などを挙げることができるが、本発明に
おいて特に優れている還元剤は亜硫酸塩である。
【0069】上記した水溶性還元剤の水溶性と云う意味
の中には、アルカリ可溶性をも含むものであり、これら
水溶性還元剤は、0.1〜10重量%、より好ましく
は、0.5〜5重量%の範囲で含有される。
【0070】更に、本発明で用いられる現像液には、非
イオン系及び又はカチオン系界面活性剤が含有されるこ
とが好ましい。
【0071】非イオン型界面活性剤としては、各種の化
合物を用いることができるが、大別するとポリエチレン
グリコール系化合物と多価アルコール系化合物に分ける
ことができ、ポリエチレングリコール系化合物がより好
ましく使用される。中でも、オキシエチレン単位が3以
上の繰返し構造を有し且つHLB値(Hydoroph
ile−Lipophile Balance)が5以
上、更に好ましくは、10〜20の非イオン系界面活性
剤が好適である。即ち、上記の好ましい非イオン系界面
活性剤を一般式で表わすと下記の化2の通りである。
【0072】
【化4】 ここでn、m、a、b、c、x、yは1〜40の整数を
表す。
【0073】上記一般式で表わされる化合物の具体例を
挙げると下記の通りである。例えば、エチレングリコー
ル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシ
エチレンノニルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエ
ーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリ
オキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレン
べへニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロ
ピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレンべへニルエーテル、ポリオキシエチレンオク
チルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンステアリル
アミン、ポリオキシエチレンオレイルアミン、ポリオキ
シエチレンステアリン酸アミド、ポリオキシエチレンヒ
マシ油、ポリオキシエチレンアビエチルエーテル、ポリ
オキシエチレンラノリンエーテル、ポリオキシエチレン
モノラウレート、ポリオキシエチレンモノステアレー
ト、ポリオキシエチレングリセリルモノオレート、ポリ
オキシエチレングリセリルモノステアレート、ポリオキ
シエチレンプロピレングリコールモノステアレート、オ
キシエチレンオキシプロピレンブロックポリマー、ジス
チレン化フェノールポリエチレンオキシド付加物、トリ
ベンジルフェノールポリエチレンオキシド付加物、オク
チルフェノールポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ン付加物、グリセロールモノステアレート、ソルビタン
モノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノラ
ウレートなどを挙げることができる。
【0074】これらの非イオン系界面活性剤の添加量
は、好ましくは0.001〜1.0重量%であり、より
好ましくは0.01〜1.0重量%の範囲である。ま
た、これら非イオン系界面活性剤の重量平均分子量は、
300〜50,000が好ましく、特に好ましくは50
0〜50000の範囲である。本発明においては、上記
した非イオン系界面活性剤は単独で用いられてもよい
し、2種以上を併用してもよい。
【0075】一方、本発明で用いられるカチオン系界面
活性剤としては、各種の化合物があるが、有機アミン系
化合物と第四級アンモニウム塩系化合物を挙げることが
できる。有機アミン系化合物の例としては、ポリオキシ
エチレンアルキルアミン、N−アルキルプロピレンジア
ミン、N−アルキルポリエチレンポリアミン、N−アル
キルポリエチレンポリアミン、N−アルキルポリエチレ
ンポリアミンジメチル硫酸塩、アルキルビグアニド、長
鎖アミンオキシド、アルキルイミダゾリン、1−ヒドロ
キシエチル−2−アルキルイミダゾリン、1−アセチル
アミノエチル−2−アルキルイミダゾリン、2−アルキ
ル−4−メチル−4−ヒドロキシメチルオキサゾリンな
どがある。
【0076】また、第四級アンモニウム塩化合物の例と
しては、長鎖第1アミン塩、アルキルトリメチルアンモ
ニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキ
ルメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルア
ンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、アルキルキノ
リニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、アルキルビ
リジニウム硫酸塩、ステアミドメチルピリジニウム塩、
アシルアミノエチルジエチルアミン塩、アシルアミノエ
チルメチルジエチルアンモニウム塩、アルキルアミドプ
ロピルジメチルベンジルアンモニウム塩、脂肪族ポリエ
チレンポリアミドアシルアミノエチルビリジニウム塩、
アシルコラミノホルミルメチルビリジニウム塩、ステア
ロオキシメチルビリジニウム塩、脂肪酸トリエタノール
アミン、脂肪酸トリエタノールアミンギ酸塩、トリオキ
シエチレン脂肪酸トリエタノールアミン、脂肪酸ジブチ
ルアミノエタノール、セチルオキシメチルビリジニウム
塩、p−イソオクチルフェノキシエトキシエチルジメチ
ルベンジルアンモニウム塩などがある。
【0077】これらの化合物の中では、特に水溶性の第
四級アンモニウム塩のカチオン系界面活性剤が効果に優
れており、アルキルトリメチルアンモニウム塩、アルキ
ルジメチルベンジルアンモニウム塩、エチレンオキシド
付加アンモニウム塩などを挙げることができる。また、
カチオン成分をくり返し単位として有する重合体も一般
的にはカチオン系界面活性剤であり、本発明の目的を達
成するの効果的である。特に、親油性モノマーと共重合
して得られた第四級アンモニウム塩を含む重合体は好適
に用いることができる。
【0078】上記カチオン系界面活性剤の添加量は非イ
オン系界面活性剤と同じく、好ましくは0.001〜5
重量%、より好ましくは0.01〜1.0重量%の範囲
である。また、重量平均分子量は、300〜50,00
0の範囲で、特に好ましくは500〜5,000の範囲
である。これらカチオン型界面活性剤は単独で用いられ
るが、2種以上を併用してもよい。更に、本発明によれ
ば、非イオン系界面活性剤とカチオン系界面活性剤とを
併用しても発明の効果を得ることができる。
【0079】本発明で用いられる現像液には、更に現像
性を高めるために以下のような添加剤を加えることがで
きる。例えば、特開昭58−75152号記載のNaC
l、KCl、KBrなどの中性塩、特開昭58−190
952号記載のEDTA、NTAなどのキレート剤、特
開昭59−121336号記載の[Co(NH3 )6
]Cl3 などの錯体、特開昭50−51324号記
載のアルキルフタレンスルホン酸ナトリウム、N−テト
ラデジル−N、N−ジヒドロキシエチルベタインなどの
アニオンまたは両性界面活性剤、特開昭55−9594
6号記載のp−ジメチルアミノメチルオリスチレンのメ
チルクロライド4級化物などのカチオニックポリマー、
特開昭56−142528号記載のビニルベンジルトリ
メチルアンモニウムクロライドとアクリル酸ナトリウム
の共重合体などの両性高分子電解質、特開昭57−19
2952号記載の還元性無機塩、特開昭58−5944
4号記載の塩化リチウムなどの無機リチウム化合物、特
公昭50−34442号記載の安息香酸リチウムなどの
有機リチウム化合物、特開昭59−75255号記載の
Si、Tiなどを含む有機金属界面活性剤、特開昭59
−84241号記載の有機ホウ素化合物などが挙げられ
る。
【0080】本発明を適用し得る印刷版の画像形成層
は、感光性物質を含んでおり、感光性物質として露光又
はその後の現像処理により、その物理的、化学的性質が
変化するもので、例えば露光により現像液に対する溶解
性に差が生じるもの、露光の前後で分子間の接着力に差
が生じるもの、露光又は現像処理により水及び油に対す
る親和性に差が生じるもの、電子写真方式により画像部
を形成できるもの、更に特開昭55−166645号に
記載されている多層構造のものが包含される。
【0081】
【実施例】以下実施例を挙げて本発明を例証する。 実施例1 図1に示した自動現像機を用い、水洗処理部Cに多層フ
ィルタによる水洗水浄化手段を配置した。多層フィルタ
は、水洗水の循環を行うマグネットポンプ21の顆粒側
に配置した。フィルタはナイロン製で、NGG20、N
−NO125T、N−NO420T(何れも商品名、N
BC 工業社製フィルタで、メッシュは1番目のもの1
000μm、2番目のもの133μm、3番目のもの2
5μmである)でこの順に積層状態に配列して20×3
0cmのバッグ型多層フィルタを形成した。
【0082】処理した印刷版は、露光処理済のポジPS
版KM(商品名、コニカ社製)で、処理速度50cm2
/hに設定し、以下に示す処理液A(現像液)を20リ
ットル処理槽に用意し、また、以下に示す処理液B(補
充液)を20ml/m2の分量で補充を行いながら30
℃の液温で現像処理し、10リットル用意した水洗水を
30m2/1リットル、即ち300m2の印刷版の処理
を行った。水洗水吐出ノズル22・23を有するシャワ
ーパイプの流量は15リットル/分で処理の最初から最
後まで変化がなかった。
【0083】以上の処理により、処理性(水洗水の適正
な供給状況、フィルタの目詰まり発生など)を評価し、
処理した印刷版により印刷を行って印刷適正(汚れ及び
着肉性)を評価した。結果を表1に示す。着肉性は、
○:問題なし、△:やや不良、×:不良とし、2つの符
号は両者の中間評価である。
【0084】実施例2 処理した印刷版を、画線を露光処理済のネガPS版SW
N−X(商品名、コニカ社製)とし、処理液A(現像
液)及び処理液B(補充液)に代え、補充量を40ml
/m2とした外は実施例1と同一の条件で処理を行い、
処理性の評価及び印刷汚れの発生を検証した。結果を表
1に示す。尚、水洗水吐出ノズル22・23を有するシ
ャワーパイプの流量は15リットル/分で処理の最初か
ら最後まで変化がなかった。
【0085】実施例3 露光処理済のポジPS版KM(商品名、コニカ社製)と
露光処理済のネガPS版SWN−X(商品名、コニカ社
製)を8:2の割で処理し、処理液A(現像液)を処理
液D(現像液)に、処理液B(補充液)を処理液E(補
充液)に代え、補充量を40ml/m2とした外は実施
例1と同一の条件で処理を行い、処理性の評価及び印刷
汚れの発生を検証した。結果を表1に示す。尚、水洗水
吐出ノズル22・23を有するシャワーパイプの流量は
15リットル/分で処理の最初から最後まで変化がなか
った。
【0086】実施例4 水洗水浄化手段として、多層フィルタに代えて粒状活性
炭CAL(東洋カルゴン社製石炭径活性炭、粒度12×
40)を200g利用した外は実施例1と同一の条件で
処理を行い、処理性の評価及び印刷汚れの発生を検証し
た。結果を表1に示す。尚、水洗水吐出ノズル22・2
3を有するシャワーパイプの流量は15リットル/分で
処理の最初から最後まで変化がなかった。
【0087】実施例5 図1に示した自動現像機を用い、実施例1で利用した多
層フィルタに代えて、チュウブラー型UFモジュールN
TU4220及びNTU−4208(日東電工社製限外
濾過膜で分画分子量は前者が20000で、後者が80
00である)を用いた外は実施例3と同一の条件で処理
を行い、処理性の評価及び印刷汚れの発生を検証した。
結果を表1に示す。尚、水洗水吐出ノズル22・23を
有するシャワーパイプの流量は15リットル/分で処理
の最初から最後まで変化がなかった。
【0088】実施例6 実施例1で利用した自動現像機を用い、水洗水槽に溜め
られている水洗水中に炭酸ガスを30ml/min吐出
させた外は、実施例1と同一の条件で処理を行い、処理
性の評価及び印刷汚れの発生を検証した。結果を表1に
示す。尚、水洗水吐出ノズル22・23を有するシャワ
ーパイプの流量は15リットル/分で処理の最初から最
後まで変化がなかった。
【0089】実施例7 実施例3で利用した自動現像機の水洗水槽に硫酸水素ナ
トリウムを100g(1リットル当たり10.0g)投
入した外は実施例3と同一の条件で処理を行い、処理性
の評価及び印刷汚れの発生を検証した。結果を表1に示
す。尚、水洗水吐出ノズル22・23を有するシャワー
パイプの流量は15リットル/分で処理の最初から最後
まで変化がなかった。
【0090】実施例8 水洗水槽に溜められている水洗水中に炭酸ガスを30m
l/min吐出させた外は実施例4と同一の条件で処理
を行い、処理性の評価及び印刷汚れの発生を検証した。
結果を表1に示す。尚、水洗水吐出ノズル22・23を
有するシャワーパイプの流量は15リットル/分で処理
の最初から最後まで変化がなかった。
【0091】実施例9 水洗水槽に硫酸水素ナトリウムを100g(1リットル
当たり10.0g)投入した外は実施例4と同一の条件
で処理を行い、処理性の評価及び印刷汚れの発生を検証
した。結果を表1に示す。尚、水洗水吐出ノズル22・
23を有するシャワーパイプの流量は15リットル/分
で処理の最初から最後まで変化がなかった。
【0092】比較例1 多層フィルタに代えて、単層フィルタNGG20(商品
名、NBC工業社製、メッシュ1000μm)を用いた
外は実施例3と同一の条件で処理を行い、処理性の評価
及び印刷汚れの発生を検証した。結果を表2に示す。印
刷版の処理量が23m2/リットル になったところで
水洗不良による印刷汚れが発生した。
【0093】比較例2 多層フィルタに代えて、単層フィルタN−NO420T
(商品名、NBC工業社製、メッシュ25μm)を用い
た外は実施例3と同一の条件で処理を行い、処理性の評
価及び印刷汚れの発生を検証した。結果を表2に示す。
印刷版の処理量が10m2/リットルに達したところで
フィルタが目詰まりして、フィルタを交換しないと水洗
水の流量が減少して水洗不良による印刷汚れが発生し
た。
【0094】比較例3 粒状活性炭ゼオコールY−M(日本エージ社製、ヤシガ
ラ活性炭、粒度8〜32)を200g利用した外は実施
例4と同一の条件で処理を行い、処理性の評価及び印刷
汚れの発生を検証した。結果を表2に示す。
【0095】比較例4 チュウブラー型UFモジュールNTU4220及びNT
U−4208に代えて前者のNTU4220の方だけを
利用した以外は実施例5と同一の条件で処理を行い、処
理性の評価及び印刷汚れの発生を検証した。結果を表2
に示す。
【0096】比較例5 実施例6において、多層フィルタの使用を止めたことの
みを異ならせて処理を行い、処理性の評価及び印刷汚れ
の発生を検証した。結果を表2に示す。
【0097】比較例6 実施例7において、多層フィルタの使用を止めたことの
みを異ならせて処理を行い、処理性の評価及び印刷汚れ
の発生を検証した。結果を表2に示す。
【0098】実施例10 比較例1において、水洗水槽に溜められている水洗水中
に炭酸ガス30ml/minを吐出させたことのみを異
ならせて処理を行い、処理性の評価及び印刷汚れの発生
を検証した。結果を表2に示す。尚、水洗水吐出ノズル
22・23を有するシャワーパイプの流量は15リット
ル/分で処理の最初から最後まで変化がなかった。
【0099】実施例11 比較例3において、水洗水槽に溜められている水洗水中
に炭酸ガス30ml/minを吐出させたことのみを異
ならせて処理を行い、処理性の評価及び印刷汚れの発生
を検証した。結果を表2に示す。尚、水洗水吐出ノズル
22・23を有するシャワーパイプの流量は15リット
ル/分で処理の最初から最後まで変化がなかった。
【0100】実施例12 比較例1において、水洗水槽に炭酸水素ナトリウムを1
00g投入したことのみを異ならせて処理を行い、処理
性の評価及び印刷汚れの発生を検証した。結果を表2に
示す。尚、水洗水吐出ノズル22・23を有するシャワ
ーパイプの流量は15リットル/分で処理の最初から最
後まで変化がなかった。
【0101】実施例13 比較例3において、水洗水槽に炭酸水素ナトリウムを1
00g投入したことのみを異ならせて処理を行い、処理
性の評価及び印刷汚れの発生を検証した。結果を表2に
示す。尚、水洗水吐出ノズル22・23を有するシャワ
ーパイプの流量は15リットル/分で処理の最初から最
後まで変化がなかった。
【0102】処理液A(現像液) A珪酸カリウム 120重量部 水酸化カリウム 13重量部 水 620重量部
【0103】処理液B(補充液) A珪酸カリウム 70重量部 水酸化カリウム 30重量部 水 350重量部
【0104】処理液C(現像液) ベンジルアルコール 72重量部 ジエタノールアミン 42重量部 ペレックスNBL(花王社製) 18重量部 亜硫酸カリウム 9重量部 水 300重量部
【0105】処理液D(現像液) プロピレングリコール 7重量部 p−t−ブチル安息香酸 4重量部 50%水酸化カリウム 30重量部 エマルゲン147 1重量部 A珪酸カリウム 31重量部 トリエタノールアミン 6重量部 水 159重量部
【0106】処理液E(補充液) プロピレングリコール 7重量部 p−t−ブチル安息香酸 4重量部 50%水酸化カリウム 60重量部 エマルゲン147 1重量部 A珪酸カリウム 31重量部 トリエタノールアミン 6重量部 水 159重量部
【0107】
【表1】
【0108】
【表2】
【0109】
【発明の効果】本発明に係る印刷版の処理方法及び装置
によれば、印刷汚れの原因となる成分が版面に残留する
ことが低コストで効果的に防止でき、頭記した課題が解
決可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される自動現像機の概略図
【符号の説明】
A−挿入部 B−現像部 C−水洗部 D−リンス部 E−乾燥部 PS−印刷版(感光性平版印刷版) 1−挿入台 2−光学センサー 3A−ニップ搬送ローラ 3B−ニップ搬送ローラ 3C−ニップ搬送ローラ 3D−ニップ搬送ローラ 3E−ニップ搬送ローラ 3F−ニップ搬送ローラ 3G−ニップ搬送ローラ 3H−ニップ搬送ローラ 3I−ニップ搬送ローラ 4−搬送ローラ 5−処理槽 6A−処理液吐出ノズル 6B−処理液吐出ノズル 7−マグネットポンプ 8−ブラシローラ 9−押えローラ 10−ヒータ 11−ベローズポンプ 12−ベローズポンプ 13−ベローズポンプ 14−補充液タンク 15−希釈水タンク 16−リンス補充液タンク 17−廃液タンク 20−水洗水槽 21−マグネットポンプ 22−水洗水吐出ノズル 23−水洗水吐出ノズル 24−水洗水浄化タンク 25−ボンベ 26−バルブ 27−フィルタ 28−廃液タンク 30−リンス液槽 31−マグネットポンプ 32−リンス液吐出ノズル 33−リンス液吐出ノズル 34−ベローズポンプ 35 ベローズポンプ 40−乾燥空気噴出ノズル 41−乾燥空気噴出ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 9/00 H G 503 G 504 B G03F 7/00 503 7/32 501 (72)発明者 服部 良司 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内 (72)発明者 笠倉 暁夫 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三 菱化成株式会社総合研究所内 (72)発明者 金田 健志 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三 菱化成株式会社総合研究所内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像露光した感光性平版印刷版をアルカリ
    現像液で現像処理した後に水洗水で水洗処理すると共
    に、該水洗水を引き出し再び水洗部に循環させる系の途
    中に清浄化手段を有する感光性平版印刷版の処理方法に
    おいて、前記清浄化手段が孔径を異にするフィルタを孔
    径の粗いものから順次重ねた多層フィルタで形成される
    濾過手段であることを特徴とする感光性平版印刷版の処
    理方法。
  2. 【請求項2】画像露光した感光性平版印刷版をアルカリ
    現像液で現像処理した後に水洗水で水洗処理すると共
    に、該水洗水を引き出し再び水洗部に循環させる系の途
    中に清浄化手段を有する感光性平版印刷版の処理方法に
    おいて、前記清浄化手段が石炭系活性炭を利用した濾過
    手段であることを特徴とする感光性平版印刷版の処理方
    法。
  3. 【請求項3】画像露光した感光性平版印刷版をアルカリ
    現像液で現像処理した後に水洗水で水洗処理すると共
    に、該水洗水を引き出し再び水洗部に循環させる系の途
    中に清浄化手段を有する感光性平版印刷版の処理方法に
    おいて、前記清浄化手段が分画分子量1000〜200
    00の少なくとも2種の限外濾過膜で形成される濾過手
    段であることを特徴とする感光性平版印刷版の処理方
    法。
  4. 【請求項4】画像露光した感光性平版印刷版をアルカリ
    現像液で現像処理した後に水洗水で水洗処理すると共
    に、該水洗水を引き出し再び水洗部に循環させる系の途
    中に清浄化手段を有する感光性平版印刷版の処理方法に
    おいて、前記清浄化手段が該水洗水中に炭酸ガスを吐出
    させる構成であることを特徴とする感光性平版印刷版の
    処理方法。
  5. 【請求項5】画像露光した感光性平版印刷版をアルカリ
    現像液で現像処理した後に水洗水で水洗処理すると共
    に、該水洗水を引き出し再び水洗部に循環させる系の途
    中に清浄化手段を有する感光性平版印刷版の処理方法に
    おいて、前記清浄化手段が該水洗水中に酸性塩を含有さ
    せる構成であることを特徴とする感光性平版印刷版の処
    理方法。
  6. 【請求項6】清浄化手段が、フィルタ、石炭系活性炭又
    は限外濾過膜の少なくとも1つであることを特徴とする
    請求項4又は5記載の感光性平版印刷版の処理方法。
  7. 【請求項7】清浄化手段が、孔径を異にするフィルタを
    孔径の粗いものから順次重ねた多層フィルタで形成され
    る濾過手段、石炭系活性炭を利用した濾過手段、分画分
    子量1000〜20000の少なくとも2種の限外濾過
    膜で形成される濾過手段、該水洗水中に炭酸ガスを吐出
    させると構成、該水洗水中に酸又は酸性塩を含有させる
    構成の少なくとも1つであることを特徴とする請求項4
    又は5記載の感光性平版印刷版の処理方法。
  8. 【請求項8】画像露光した感光性平版印刷版をアルカリ
    現像液で現像処理した後に水洗水で水洗処理すると共
    に、該水洗水を引き出し再び水洗部に循環させる系の途
    中で、該水洗水を、孔径を異にするフィルタを孔径の粗
    いものから順次重ねた多層フィルタで形成される濾過手
    段、石炭系活性炭を利用した濾過手段、又は、限外濾過
    膜で形成される濾過手段を通過させ、更に、該水洗水中
    に炭酸ガスを吐出させること、及び/又は、酸又は酸性
    塩を添加することを特徴とする感光性平版印刷版の処理
    方法。
  9. 【請求項9】多層フィルタとして、最初に配置される粗
    いフィルタが200μmを越え2mm以下のメッシュも
    のであり、2番目以降に配置されるフィルタが200μ
    m以下のメッシュのもの、特に100〜200μmのメ
    ッシュのものが少なくとも1つと、2〜100μm未満
    のものが少なくとも1つ利用されることを特徴とする請
    求項1、6又は7に記載の感光性平版印刷版の処理方
    法。
  10. 【請求項10】画像露光した感光性平版印刷版をアルカ
    リ現像液で現像処理した後に水洗水で水洗処理すると共
    に、該水洗水を引き出し再び水洗部に循環させる系の途
    中に清浄化手段を有する感光性平版印刷版の処理装置で
    あり、前記清浄化手段が孔径を異にするフィルタを孔径
    の粗いものから順次重ねた多層フィルタで形成される濾
    過手段であることを特徴とする感光性平版印刷版の処理
    装置。
  11. 【請求項11】画像露光した感光性平版印刷版をアルカ
    リ現像液で現像処理した後に水洗水で水洗処理すると共
    に該水洗水を引き出し再び水洗部に循環させる系の途中
    に清浄化手段を有する感光性平版印刷版の処理装置であ
    り、前記清浄化手段が石炭系活性炭を利用した濾過手段
    であることを特徴とする感光性平版印刷版の処理装置。
  12. 【請求項12】画像露光した感光性平版印刷版をアルカ
    リ現像液で現像処理した後に水洗水で水洗処理すると共
    に、該水洗水を引き出し再び水洗部に循環させる系の途
    中に清浄化手段を有する感光性平版印刷版の処理装置で
    あり、前記清浄化手段が分画分子量1000〜2000
    0の少なくとも2種の限外濾過膜で形成される濾過手段
    であることを特徴とする感光性平版印刷版の処理装置。
  13. 【請求項13】画像露光した感光性平版印刷版をアルカ
    リ現像液で現像処理した後に水洗水で水洗処理すると共
    に、該水洗水を引き出し再び水洗部に循環させる系の途
    中に清浄化手段を有する感光性平版印刷版の処理装置で
    あり、前記清浄化手段が該水洗水中に炭酸ガスを吐出さ
    せる構成であることを特徴とする感光性平版印刷版の処
    理装置。
  14. 【請求項14】画像露光した感光性平版印刷版をアルカ
    リ現像液で現像処理した後に水洗水で水洗処理すると共
    に、該水洗水を引き出し再び水洗部に循環させる系の途
    中に清浄化手段を有する感光性平版印刷版の処理装置で
    あり、前記清浄化手段が該水洗水中に酸性塩を含有させ
    る構成であることを特徴とする感光性平版印刷版の処理
    装置。
  15. 【請求項15】清浄化手段が、フィルタ、石炭系活性炭
    又は限外濾過膜の少なくとも1つであることを特徴とす
    る請求項13又は14記載の感光性平版印刷版の処理装
    置。
  16. 【請求項16】清浄化手段が、孔径を異にするフィルタ
    を孔径の粗いものから順次重ねた多層フィルタで形成さ
    れる濾過手段、石炭系活性炭を利用した濾過手段、分画
    分子量1000〜20000の少なくとも2種の限外濾
    過膜で形成される濾過手段、該水洗水中に炭酸ガスを吐
    出させると構成、該水洗水中に酸又は酸性塩を含有させ
    る構成の少なくとも1つであることを特徴とする請求項
    13又は14記載の感光性平版印刷版の処理装置。
  17. 【請求項17】画像露光した感光性平版印刷版をアルカ
    リ現像液で現像処理する現像部と、水洗処理する水洗部
    を有する処理装置であり、水洗部の水洗水を引き出しこ
    れをポンプにより再び水洗部に循環させる水洗水循環系
    を備え、この水洗水循環系の途中に、孔径を異にするフ
    ィルタを孔径の粗いものから順次重ねた多層フィルタで
    形成される濾過手段、石炭系活性炭を利用した濾過手段
    又は限外濾過膜で形成される濾過手段からなる水洗水濾
    過手段を配置すると共に、該水洗水中に炭酸ガスを吐出
    させる手段、及び/又は、酸又は酸性塩を添加させる手
    段を配置したことを特徴とする感光性平版印刷版の処理
    装置。
  18. 【請求項18】多層フィルタとして、最初に配置される
    粗いフィルタが200μmを越え2mm以下のメッシュ
    ものであり、2番目以降に配置されるフィルタが200
    μm以下のメッシュのもの、特に100〜200μmの
    メッシュのものが少なくとも1つと、2〜100μmの
    ものが少なくとも1つ利用されることを特徴とする請求
    項10、16又は17に記載の感光性平版印刷版の処理
    装置。
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Cited By (3)

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WO2014196358A1 (ja) * 2013-06-03 2014-12-11 住友理工株式会社 印刷版現像液の処理方法および印刷版現像液の処理システム
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