JPH0729055B2 - 含炭素化合物を酸化するための触媒およびその製造方法 - Google Patents
含炭素化合物を酸化するための触媒およびその製造方法Info
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- JPH0729055B2 JPH0729055B2 JP2417009A JP41700990A JPH0729055B2 JP H0729055 B2 JPH0729055 B2 JP H0729055B2 JP 2417009 A JP2417009 A JP 2417009A JP 41700990 A JP41700990 A JP 41700990A JP H0729055 B2 JPH0729055 B2 JP H0729055B2
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J23/00—Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
- B01J23/38—Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of noble metals
- B01J23/40—Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of noble metals of the platinum group metals
- B01J23/44—Palladium
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D53/00—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
- B01D53/34—Chemical or biological purification of waste gases
- B01D53/74—General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
- B01D53/86—Catalytic processes
- B01D53/864—Removing carbon monoxide or hydrocarbons
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J21/00—Catalysts comprising the elements, oxides, or hydroxides of magnesium, boron, aluminium, carbon, silicon, titanium, zirconium, or hafnium
- B01J21/02—Boron or aluminium; Oxides or hydroxides thereof
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は含炭素化合物を酸化する
ための触媒およびその製造方法に関する。
ための触媒およびその製造方法に関する。
【0002】より詳細には、本発明は触媒温度が800
℃以上になっても性能の劣化することがなく、例えば水
素、一酸化炭素、メタン、プロパン、ブタンのような可
燃性ガスを含む気体燃料や燃焼排ガスの他、灯油、軽
油、アルコール等の液体燃料や可燃性有機化合物を含む
ガスの接触酸化に適した触媒及びその製造方法に関す
る。
℃以上になっても性能の劣化することがなく、例えば水
素、一酸化炭素、メタン、プロパン、ブタンのような可
燃性ガスを含む気体燃料や燃焼排ガスの他、灯油、軽
油、アルコール等の液体燃料や可燃性有機化合物を含む
ガスの接触酸化に適した触媒及びその製造方法に関す
る。
【0003】
【従来技術】近時比較的高濃度の燃料や有機溶剤あるい
は炭化水素等の可燃性成分を含んだガスを酸化し、高温
のガスを得て直接ヒーター、ボイラーやガスタービン等
の熱源としたり、熱交換器を利用して間接的にボイラー
の熱源に利用したりするために接触酸化技術を応用する
動きが強まってきている。
は炭化水素等の可燃性成分を含んだガスを酸化し、高温
のガスを得て直接ヒーター、ボイラーやガスタービン等
の熱源としたり、熱交換器を利用して間接的にボイラー
の熱源に利用したりするために接触酸化技術を応用する
動きが強まってきている。
【0004】これらの中には使用条件下で使用する触媒
の温度が700℃以上となり、場合によっては約140
0℃の高温を必要とするシステムも存在する。従ってこ
のような高温域においては、触媒の性能が保持できるた
めの耐熱性が必要となるのみならず、ガス体の熱膨脹に
よる高いSV(単位時間当りのガス流量/触媒の体
積)、速いLV(線速度)に対応できる高活性な酸化触
媒が必要となって来ている。
の温度が700℃以上となり、場合によっては約140
0℃の高温を必要とするシステムも存在する。従ってこ
のような高温域においては、触媒の性能が保持できるた
めの耐熱性が必要となるのみならず、ガス体の熱膨脹に
よる高いSV(単位時間当りのガス流量/触媒の体
積)、速いLV(線速度)に対応できる高活性な酸化触
媒が必要となって来ている。
【0005】従来前記したような燃料成分や可燃性成分
に対してはγ‐アルミナ、シリカ、シリカアルミナの担
体上に白金及び/又はパラジウムを担持した触媒が最も
活性がよいとされ、広く用いられてきた。
に対してはγ‐アルミナ、シリカ、シリカアルミナの担
体上に白金及び/又はパラジウムを担持した触媒が最も
活性がよいとされ、広く用いられてきた。
【0006】しかしながら、これらの触媒では高温度に
曝されるとγ‐アルミナ、シリカ、シリカアルミナ等の
担体の表面積の減少が起こってくる。白金触媒は600
℃以上で使用すると分散していた白金微粒子の凝集が起
こり、活性が低下する。また気相酸化の用途では一般的
に耐熱性に優れるパラジウム触媒では830℃付近で活
性種の酸化パラジウムが還元パラジウムに変質し酸化活
性が急激に低下することが知られている。そこで高濃度
ガスの接触酸化の場合には、そのガスをわざわざ大気に
て希釈して燃焼成分濃度を下げ、酸化反応による触媒温
度が600℃以上にならないように工夫して使用した
り、触媒層を多段にして前段に目の粗いハニカム状担体
にパラジウム及び/または白金を担持させた触媒を配置
して物理的に反応率を下げ、出口温度を600〜800
℃以下に抑え、触媒に熱的負担をかけないようにした触
媒の使用方法の工夫を行なつているが、前者は装置が大
きくなることや触媒の使用量が増し経済的に不利になる
欠点が有り、後者は未反応燃焼成分が残り、総じて満足
な結果が得られていなかった。
曝されるとγ‐アルミナ、シリカ、シリカアルミナ等の
担体の表面積の減少が起こってくる。白金触媒は600
℃以上で使用すると分散していた白金微粒子の凝集が起
こり、活性が低下する。また気相酸化の用途では一般的
に耐熱性に優れるパラジウム触媒では830℃付近で活
性種の酸化パラジウムが還元パラジウムに変質し酸化活
性が急激に低下することが知られている。そこで高濃度
ガスの接触酸化の場合には、そのガスをわざわざ大気に
て希釈して燃焼成分濃度を下げ、酸化反応による触媒温
度が600℃以上にならないように工夫して使用した
り、触媒層を多段にして前段に目の粗いハニカム状担体
にパラジウム及び/または白金を担持させた触媒を配置
して物理的に反応率を下げ、出口温度を600〜800
℃以下に抑え、触媒に熱的負担をかけないようにした触
媒の使用方法の工夫を行なつているが、前者は装置が大
きくなることや触媒の使用量が増し経済的に不利になる
欠点が有り、後者は未反応燃焼成分が残り、総じて満足
な結果が得られていなかった。
【0007】γ‐アルミナのような担体の耐熱性を良く
する試みとして特開昭50−113487号にカルシウ
ム、ストロンチウム、バリウム、珪素、錫などの金属の
酸化物を混合焼成することが提案されているが、これら
の複合酸化物では耐熱性が不十分である。
する試みとして特開昭50−113487号にカルシウ
ム、ストロンチウム、バリウム、珪素、錫などの金属の
酸化物を混合焼成することが提案されているが、これら
の複合酸化物では耐熱性が不十分である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、触媒温度が
800℃以上となるような比較的高濃度の可燃性ガス等
の酸化に対して、長期の触媒寿命を保持することのでき
る酸化触媒及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
800℃以上となるような比較的高濃度の可燃性ガス等
の酸化に対して、長期の触媒寿命を保持することのでき
る酸化触媒及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明に従
い、4〜19重量%のシリカと3〜10重量%の酸化ほ
う素と残部がアルミナからなる複合酸化物粉体上に、該
粉体1l当り3〜100gのパラジウムを担持させたこ
とを特徴とする含炭素化合物を酸化するための触媒(触
媒I)により解決される。
い、4〜19重量%のシリカと3〜10重量%の酸化ほ
う素と残部がアルミナからなる複合酸化物粉体上に、該
粉体1l当り3〜100gのパラジウムを担持させたこ
とを特徴とする含炭素化合物を酸化するための触媒(触
媒I)により解決される。
【0010】また、上記目的は、本発明に従い、4〜1
9重量%のシリカと3〜10重量%の酸化ほう素と残部
がアルミナからなる複合酸化物成形体上に、該成形体1
l当り3〜100gのパラジウムを担持させたことを特
徴とする含炭素化合物を酸化するための触媒(触媒I
I)により解決される。
9重量%のシリカと3〜10重量%の酸化ほう素と残部
がアルミナからなる複合酸化物成形体上に、該成形体1
l当り3〜100gのパラジウムを担持させたことを特
徴とする含炭素化合物を酸化するための触媒(触媒I
I)により解決される。
【0011】さらに、上記目的は、本発明に従い、上記
の触媒Iを耐熱性担体上に担持させたことを特徴とする
含炭素化合物を酸化するための触媒(触媒III)によ
り解決される。
の触媒Iを耐熱性担体上に担持させたことを特徴とする
含炭素化合物を酸化するための触媒(触媒III)によ
り解決される。
【0012】またさらに、上記目的は、本発明に従い、
4〜19重量%のシリカと3〜10重量%の酸化ほう素
と残部がアルミナからなる複合酸化物粉体を担持させた
耐熱性担体上に、該担体1l当り3〜100gのパラジ
ウムを担持させたことを特徴とする含炭素化合物を酸化
するための触媒(触媒IV)により解決される。
4〜19重量%のシリカと3〜10重量%の酸化ほう素
と残部がアルミナからなる複合酸化物粉体を担持させた
耐熱性担体上に、該担体1l当り3〜100gのパラジ
ウムを担持させたことを特徴とする含炭素化合物を酸化
するための触媒(触媒IV)により解決される。
【0013】また、上記目的は、本発明に従い、4〜1
9重量%のシリカと3〜10重量%の酸化ほう素と残部
がアルミナからなる複合酸化物粉体をパラジウムを含有
する溶液に浸漬し、乾燥し、焼成することを特徴とする
触媒Iの製造方法(方法I)により解決される。
9重量%のシリカと3〜10重量%の酸化ほう素と残部
がアルミナからなる複合酸化物粉体をパラジウムを含有
する溶液に浸漬し、乾燥し、焼成することを特徴とする
触媒Iの製造方法(方法I)により解決される。
【0014】さらに、上記目的は、本発明に従い、4〜
19重量%のシリカと3〜10重量%の酸化ほう素と残
部がアルミナからなる複合酸化物成形体をパラジウムを
含有する溶液に浸漬し、乾燥し、焼成することを特徴と
する触媒IIの製造方法(方法II)により解決され
る。
19重量%のシリカと3〜10重量%の酸化ほう素と残
部がアルミナからなる複合酸化物成形体をパラジウムを
含有する溶液に浸漬し、乾燥し、焼成することを特徴と
する触媒IIの製造方法(方法II)により解決され
る。
【0015】また、上記目的は、本発明に従い、4〜1
9重量%のシリカと3〜10重量%の酸化ほう素と残部
がアルミナからなる複合酸化物粉体をパラジウムを含有
する溶液に浸漬し、乾燥し、焼成してパラジウム担持複
合酸化物粉体を調製し、次いで該パラジウム担持複合酸
化物粉体、粘着剤および水からスラリーを調製し、該ス
ラリーを耐熱性担体上に付着し、乾燥し、焼成すること
を特徴とする触媒IIIの製造方法(方法III)によ
り解決される。
9重量%のシリカと3〜10重量%の酸化ほう素と残部
がアルミナからなる複合酸化物粉体をパラジウムを含有
する溶液に浸漬し、乾燥し、焼成してパラジウム担持複
合酸化物粉体を調製し、次いで該パラジウム担持複合酸
化物粉体、粘着剤および水からスラリーを調製し、該ス
ラリーを耐熱性担体上に付着し、乾燥し、焼成すること
を特徴とする触媒IIIの製造方法(方法III)によ
り解決される。
【0016】さらにまた、上記目的は、本発明に従い、
4〜19重量%のシリカと3〜10重量%の酸化ほう素
と残部がアルミナからなる複合酸化物粉体、粘着剤およ
び水からスラリーを調製し、該スラリーを耐熱性担体上
に付着し、乾燥し、焼成して該複合酸化物を担持した耐
熱性担体を調製し、該耐熱性担体をパラジウムを含有す
る溶液に浸漬し、乾燥し、焼成することを特徴とする触
媒IVの製造方法(方法IV)により解決される。
4〜19重量%のシリカと3〜10重量%の酸化ほう素
と残部がアルミナからなる複合酸化物粉体、粘着剤およ
び水からスラリーを調製し、該スラリーを耐熱性担体上
に付着し、乾燥し、焼成して該複合酸化物を担持した耐
熱性担体を調製し、該耐熱性担体をパラジウムを含有す
る溶液に浸漬し、乾燥し、焼成することを特徴とする触
媒IVの製造方法(方法IV)により解決される。
【0017】以下、本発明についてさらに説明する。
【0018】本発明者等は、上記目的を達成するため
に、耐熱安定性を向上させる触媒を得るためには骨格と
なる担体の組成物として耐熱安定性に優れるものが必要
であると考え、種々の複合酸化物の素材、比率等を検討
した結果、4〜19重量%のシリカと3〜10重量%の
酸化ほう素と残部がアルミナからなる複合酸化物が耐熱
安定性に優れており、この複合酸化物上に担持した3〜
100g/lのパラジウムが800℃以上でも酸化パラ
ジウムとして安定に存在できることを見出した。このシ
リカと酸化ほう素とアルミナとの熱安定性に優れた複合
酸化物粉体はそのまま担体として利用しても良いが、成
型体とし3〜100g/lのパラジウムを担持した方が酸
化触媒としての利用範囲が広い。
に、耐熱安定性を向上させる触媒を得るためには骨格と
なる担体の組成物として耐熱安定性に優れるものが必要
であると考え、種々の複合酸化物の素材、比率等を検討
した結果、4〜19重量%のシリカと3〜10重量%の
酸化ほう素と残部がアルミナからなる複合酸化物が耐熱
安定性に優れており、この複合酸化物上に担持した3〜
100g/lのパラジウムが800℃以上でも酸化パラ
ジウムとして安定に存在できることを見出した。このシ
リカと酸化ほう素とアルミナとの熱安定性に優れた複合
酸化物粉体はそのまま担体として利用しても良いが、成
型体とし3〜100g/lのパラジウムを担持した方が酸
化触媒としての利用範囲が広い。
【0019】また、本発明者等は、耐熱性の多孔性担
体、例えばコージエライト、アルミナなどの耐熱セラミ
ックス素材からなるハニカム構造体、孔あき板あるいは
耐熱合金性孔あき板の表面に、このシリカと酸化ほう素
とアルミナとの熱安定性に優れた複合酸化物粉体とパラ
ジウムからなる被覆層を、パラジウムが担体の単位容積
当り3〜100g/lになる様に担持した酸化触媒及び
その製造方法を見出して本発明に到達した。
体、例えばコージエライト、アルミナなどの耐熱セラミ
ックス素材からなるハニカム構造体、孔あき板あるいは
耐熱合金性孔あき板の表面に、このシリカと酸化ほう素
とアルミナとの熱安定性に優れた複合酸化物粉体とパラ
ジウムからなる被覆層を、パラジウムが担体の単位容積
当り3〜100g/lになる様に担持した酸化触媒及び
その製造方法を見出して本発明に到達した。
【0020】上記のシリカと酸化ほう素とアルミナとの
複合酸化物は1200℃焼成品でも45m2/gという
従来に見られない高いBET比表面積を有している。
複合酸化物は1200℃焼成品でも45m2/gという
従来に見られない高いBET比表面積を有している。
【0021】当該シリカと酸化ほう素とアルミナとの複
合酸化物はそれ自身で球状、押しだし品、ペレット状等
の耐熱性の成形担体として使用しても良いが、圧損を有
利にする為に多孔性担体の表面に被覆して使用すること
も出来る。多孔性担体を使用する場合には、この複合酸
化物を被覆しやすくする為に容積当りの見掛け上の表面
積を大きくすることが必要で、素材としては耐熱セラミ
ックスや耐熱合金で、形状がハニカム状、網目状、多孔
板等で、例えばコージエライト、ムライト、アルミナシ
リカ、アルミナチタネート、ジルコニア、炭化珪素、窒
化珪素等の耐熱セラミックスで出来た多孔体や、鉄、ニ
ッケル、銅、チタニウム、クロム、タングステン等の耐
熱金属や合金で出来た金網、メタルフォーム、エキスパ
ンションメタル等の金属多孔体を用いることができる。
合酸化物はそれ自身で球状、押しだし品、ペレット状等
の耐熱性の成形担体として使用しても良いが、圧損を有
利にする為に多孔性担体の表面に被覆して使用すること
も出来る。多孔性担体を使用する場合には、この複合酸
化物を被覆しやすくする為に容積当りの見掛け上の表面
積を大きくすることが必要で、素材としては耐熱セラミ
ックスや耐熱合金で、形状がハニカム状、網目状、多孔
板等で、例えばコージエライト、ムライト、アルミナシ
リカ、アルミナチタネート、ジルコニア、炭化珪素、窒
化珪素等の耐熱セラミックスで出来た多孔体や、鉄、ニ
ッケル、銅、チタニウム、クロム、タングステン等の耐
熱金属や合金で出来た金網、メタルフォーム、エキスパ
ンションメタル等の金属多孔体を用いることができる。
【0022】複合酸化物の高温での熱安定性を評価する
指針としては、一般的にその素材の高温焼成後の窒素吸
着によるBET比表面積の大小により評価出来る。
指針としては、一般的にその素材の高温焼成後の窒素吸
着によるBET比表面積の大小により評価出来る。
【0023】まずアルミナの熱安定性を向上させるシリ
カの最適添加量は図1に示す様に10〜20wt%が良
い。次にこのアルミナ−シリカに対する酸化ほう素の最
適量は図2に示す様に酸化ほう素5wt%前後で最大を
示し、シリカ−アルミナの酸化物より耐熱性が良い。
又、アルミナに酸化ほう素を添加した酸化物では図3に
示す様に酸化ほう素の含有量が高い方が良いが、その耐
熱性はシリカ−酸化ほう素−アルミナの三元系よりはる
かに劣る。
カの最適添加量は図1に示す様に10〜20wt%が良
い。次にこのアルミナ−シリカに対する酸化ほう素の最
適量は図2に示す様に酸化ほう素5wt%前後で最大を
示し、シリカ−アルミナの酸化物より耐熱性が良い。
又、アルミナに酸化ほう素を添加した酸化物では図3に
示す様に酸化ほう素の含有量が高い方が良いが、その耐
熱性はシリカ−酸化ほう素−アルミナの三元系よりはる
かに劣る。
【0024】よって、耐熱性組成物としてシリカと酸化
ほう素とアルミナの三成分による複合酸化物が優れ、そ
の最適量比はSiO2が4〜19重量%、B2O3が3
〜10重量%の範囲が良く、SiO2が4重量%未満及
び19重量%以上、B2O3が3重量%未満及び10重
量%以上の組成物では耐熱性が低下し、ひいては高温下
での長期の使用に於て比表面積が著しく低下する。
ほう素とアルミナの三成分による複合酸化物が優れ、そ
の最適量比はSiO2が4〜19重量%、B2O3が3
〜10重量%の範囲が良く、SiO2が4重量%未満及
び19重量%以上、B2O3が3重量%未満及び10重
量%以上の組成物では耐熱性が低下し、ひいては高温下
での長期の使用に於て比表面積が著しく低下する。
【0025】シリカと酸化ほう素とアルミナの複合酸化
物が高い耐熱性を有するのは、1200〜1400℃で
焼成された複合酸化物が安定で、かつ耐熱性の高いムラ
イト構造とほう酸アルミニウム構造とを含む結晶からな
るためであると推定される。すなわち、一般にムライト
構造は3Al2O3・2SiO2の組成からなり、ほう酸
アルミニウム構造は9Al2O3・2B2O3の組成からな
り、共に斜方晶系の結晶構造を採っているが、該複合酸
化物は過剰のAl2O3がムライト中に固溶し、この過剰
のAl2O3とB2O3とが結合して、9Al2O3・2B2
O3相を形成し熱安定性を増し、且つ酸化パラジウムの
酸素がこれらの安定な酸化物の格子酸素と相互作用を持
ちパラジウム酸化物の熱安定性を増し、それらの総合し
た結果、高い耐熱燃焼性を発揮出来ているものと思われ
る。
物が高い耐熱性を有するのは、1200〜1400℃で
焼成された複合酸化物が安定で、かつ耐熱性の高いムラ
イト構造とほう酸アルミニウム構造とを含む結晶からな
るためであると推定される。すなわち、一般にムライト
構造は3Al2O3・2SiO2の組成からなり、ほう酸
アルミニウム構造は9Al2O3・2B2O3の組成からな
り、共に斜方晶系の結晶構造を採っているが、該複合酸
化物は過剰のAl2O3がムライト中に固溶し、この過剰
のAl2O3とB2O3とが結合して、9Al2O3・2B2
O3相を形成し熱安定性を増し、且つ酸化パラジウムの
酸素がこれらの安定な酸化物の格子酸素と相互作用を持
ちパラジウム酸化物の熱安定性を増し、それらの総合し
た結果、高い耐熱燃焼性を発揮出来ているものと思われ
る。
【0026】シリカと酸化ほう素が共存しないアルミナ
−シリカやアルミナ−酸化ほう素の二成分酸化物では、
それらの二成分酸化物自身の高温安定性が不足している
ばかりでなく、担持した酸化パラジウムとこれらの二成
分酸化物との相互作用が少なく、高温下でパラジウム酸
化物が可燃性ガスの燃焼活性の低いパラジウムや低原子
価のパラジウム酸化物に熱分解してしまう。
−シリカやアルミナ−酸化ほう素の二成分酸化物では、
それらの二成分酸化物自身の高温安定性が不足している
ばかりでなく、担持した酸化パラジウムとこれらの二成
分酸化物との相互作用が少なく、高温下でパラジウム酸
化物が可燃性ガスの燃焼活性の低いパラジウムや低原子
価のパラジウム酸化物に熱分解してしまう。
【0027】よって、当該酸化触媒はアルミナを媒体と
したムライトとほう酸アルミニウムの三成分複合酸化物
上にパラジウムが担持されていることが必要である。
したムライトとほう酸アルミニウムの三成分複合酸化物
上にパラジウムが担持されていることが必要である。
【0028】図4に当該触媒と従来触媒の熱重量分析に
よる温度−重量減の測定結果を示すが約820℃で急激
な重量減が見られる。この重量減は触媒上の酸化パラジ
ウムから酸素が脱離したことによるものであり、その表
面パラジウムの状態はXPS(X‐ray Photoelectron
Spectroscopy)で測定し表1に記述してある。当該触媒
は活性種としてパラジウムは表面上に酸化パラジウムと
して存在しており、高温下でも酸素の脱離量が少なく酸
化パラジウムの状態が維持されていることが判る。従来
触媒では酸素の脱離量が大きくXPSの結果からも還元
パラジウムや低原子価のパラジウムの状態になつている
ことが判る。
よる温度−重量減の測定結果を示すが約820℃で急激
な重量減が見られる。この重量減は触媒上の酸化パラジ
ウムから酸素が脱離したことによるものであり、その表
面パラジウムの状態はXPS(X‐ray Photoelectron
Spectroscopy)で測定し表1に記述してある。当該触媒
は活性種としてパラジウムは表面上に酸化パラジウムと
して存在しており、高温下でも酸素の脱離量が少なく酸
化パラジウムの状態が維持されていることが判る。従来
触媒では酸素の脱離量が大きくXPSの結果からも還元
パラジウムや低原子価のパラジウムの状態になつている
ことが判る。
【0029】使用するシリカと酸化ほう素とアルミナの
複合酸化物は、例えば硫酸アルミニウム水溶液とアルミ
ン酸ナトリウム水溶液との加水分解により生成するアル
ミナ水和物スラリーに珪酸ナトリウム水溶液を添加して
得られるアルミナ−シリカ水和物スラリーを濾過・洗浄
して得られるアルミナ−シリカ水和物ケーキに、B2O3
として3〜10重量%範囲になるようにオルトほう酸水
溶液を添加して充分混合し次に、得られたアルミナ−シ
リカ−ほう素混合水和物を噴霧乾燥した後、600〜1
400℃で焼成して得られる、このままでも使用するこ
とができるが、前期アルミナ−シリカ−ほう素混合水和
物を加温ジャケット付きニーダー中で加熱捏和し、所望
の形状のダイスを有する成形機により押出し成型した
後、80〜120℃で乾燥し、600〜1400℃で焼
成し使用するか、多孔性担体に被覆する為には更に平均
粒径25μm以下に粉砕した粉体として使用する。
複合酸化物は、例えば硫酸アルミニウム水溶液とアルミ
ン酸ナトリウム水溶液との加水分解により生成するアル
ミナ水和物スラリーに珪酸ナトリウム水溶液を添加して
得られるアルミナ−シリカ水和物スラリーを濾過・洗浄
して得られるアルミナ−シリカ水和物ケーキに、B2O3
として3〜10重量%範囲になるようにオルトほう酸水
溶液を添加して充分混合し次に、得られたアルミナ−シ
リカ−ほう素混合水和物を噴霧乾燥した後、600〜1
400℃で焼成して得られる、このままでも使用するこ
とができるが、前期アルミナ−シリカ−ほう素混合水和
物を加温ジャケット付きニーダー中で加熱捏和し、所望
の形状のダイスを有する成形機により押出し成型した
後、80〜120℃で乾燥し、600〜1400℃で焼
成し使用するか、多孔性担体に被覆する為には更に平均
粒径25μm以下に粉砕した粉体として使用する。
【0030】活性成分であるパラジウムをこの複合酸化
物に担持させる方法は、いわゆるパラジウム塩の浸漬
法、吸液法で調製出来る。シリカと酸化ほう素とアルミ
ナの複合酸化物に、パラジウムを担持させるための貴金
属塩は、塩化物、硝酸塩、酢酸塩、アンミン錯塩、有機
錯塩等のパラジウムを使用すればよい。すなわちこれら
のパラジウム塩溶液に複合酸化物の成型体や複合酸化物
を被覆した担体を浸漬しパラジウム塩を吸着させた後、
液より取り出し乾燥し、焼成及び/又は還元することに
より触媒を製造出来る。又、先にこれらの複合酸化物の
粉体にパラジウム塩を担持し焼成及び/又は還元後押し
だし成型機で成型したり、スラリー化し耐熱性多孔性担
体表面にこれらをコートして製造することも出来る。担
持量はパラジウムを金属として触媒担体容積当り3g〜
100g/lの濃度とすることが必要で、特にパラジウ
ムを5〜80g/l担持させた触媒が優れた性能を示
す。担持量が触媒担体容積当り3g/l未満であると耐
熱性が不十分で高温で使用すると寿命が短く、100g
/lを越えても性能の向上が少なく経済性を考慮すると
これ以上担持する必要はない。
物に担持させる方法は、いわゆるパラジウム塩の浸漬
法、吸液法で調製出来る。シリカと酸化ほう素とアルミ
ナの複合酸化物に、パラジウムを担持させるための貴金
属塩は、塩化物、硝酸塩、酢酸塩、アンミン錯塩、有機
錯塩等のパラジウムを使用すればよい。すなわちこれら
のパラジウム塩溶液に複合酸化物の成型体や複合酸化物
を被覆した担体を浸漬しパラジウム塩を吸着させた後、
液より取り出し乾燥し、焼成及び/又は還元することに
より触媒を製造出来る。又、先にこれらの複合酸化物の
粉体にパラジウム塩を担持し焼成及び/又は還元後押し
だし成型機で成型したり、スラリー化し耐熱性多孔性担
体表面にこれらをコートして製造することも出来る。担
持量はパラジウムを金属として触媒担体容積当り3g〜
100g/lの濃度とすることが必要で、特にパラジウ
ムを5〜80g/l担持させた触媒が優れた性能を示
す。担持量が触媒担体容積当り3g/l未満であると耐
熱性が不十分で高温で使用すると寿命が短く、100g
/lを越えても性能の向上が少なく経済性を考慮すると
これ以上担持する必要はない。
【0031】シリカと酸化ほう素とアルミナの複合酸化
物、又はこの複合酸化物にパラジウムを担持したものを
耐熱性多孔性担体表面に被覆するには、例えば前記複合
酸化物を濃度40%程度の水性スラリーとして、この中
に耐熱性多孔性担体を浸漬した後、引き揚げて加圧され
た空気流で余分のスラリ−を吹き飛ばし乾燥させ、次い
で約500℃で焼成し表面被覆固形分が担体容積当り3
0g〜180g/l、好ましくは60〜150g/lにな
るような方法で行うことが出来る。
物、又はこの複合酸化物にパラジウムを担持したものを
耐熱性多孔性担体表面に被覆するには、例えば前記複合
酸化物を濃度40%程度の水性スラリーとして、この中
に耐熱性多孔性担体を浸漬した後、引き揚げて加圧され
た空気流で余分のスラリ−を吹き飛ばし乾燥させ、次い
で約500℃で焼成し表面被覆固形分が担体容積当り3
0g〜180g/l、好ましくは60〜150g/lにな
るような方法で行うことが出来る。
【0032】
【0033】
【実施例1】内容積100lの撹拌機付きステンレス反
応槽に水49.5lを入れ、これにAl2O3として77
4gを含む硫酸アルミニウム水溶液9540gを加え、
70℃まで加温し、保持し、撹拌しつつAl2O3として
1275gを含むアルミン酸ナトリウム水溶液を滴下し
てpH9.0のアルミナ水和物スラリーを得た。次いで、
該スラリーに濃度30%の硝酸55gを加えてpHを5.
4とし、次いで、撹拌しつつ、SiO2として252g
を含む珪酸ナトリウム水溶液1800gを滴下してpH
8.5のアルミナ−シリカ水和物を得、濾過し、洗浄し
てアルミナ−シリカ水和物ケ−キを得た。このアルミナ
−シリカ水和物ケ−キ6760g(アルミナ−シリカと
して1014g)に、試薬特級のオルトほう酸94.4
g(B2O3として53.4g)を80℃の温水1416
mlで溶解して得た溶液を加え、30分間撹拌しスラリ
−を得、この一部を噴霧乾燥し、更に電気炉で1200
℃で10時間焼成しSiO2 10.5%、B2O3 5.0
%、Al2O3 84.5%のシリカ−酸化ほう素−アルミ
ナからなる平均粒径5μmの複合酸化物粉体Aを得た。
次いで、前記スラリーの残部をニーダー中で加熱捏和
し、直径5.0mmのダイスを有する押出し成形機にて
成形し、乾燥し、電気炉で1200℃で10時間焼成し
直径5mm、長さ3〜5mmの成形担体Bを得た。又そ
の後その成形体を粉砕し平均粒径20μmのシリカ−酸
化ほう素−アルミナからなる複合酸化物粉体Cを得た。
これらの粉体や成形体の比表面積を窒素を用いたBET
法により測定したところ、いずれも45m2/gであっ
た。
応槽に水49.5lを入れ、これにAl2O3として77
4gを含む硫酸アルミニウム水溶液9540gを加え、
70℃まで加温し、保持し、撹拌しつつAl2O3として
1275gを含むアルミン酸ナトリウム水溶液を滴下し
てpH9.0のアルミナ水和物スラリーを得た。次いで、
該スラリーに濃度30%の硝酸55gを加えてpHを5.
4とし、次いで、撹拌しつつ、SiO2として252g
を含む珪酸ナトリウム水溶液1800gを滴下してpH
8.5のアルミナ−シリカ水和物を得、濾過し、洗浄し
てアルミナ−シリカ水和物ケ−キを得た。このアルミナ
−シリカ水和物ケ−キ6760g(アルミナ−シリカと
して1014g)に、試薬特級のオルトほう酸94.4
g(B2O3として53.4g)を80℃の温水1416
mlで溶解して得た溶液を加え、30分間撹拌しスラリ
−を得、この一部を噴霧乾燥し、更に電気炉で1200
℃で10時間焼成しSiO2 10.5%、B2O3 5.0
%、Al2O3 84.5%のシリカ−酸化ほう素−アルミ
ナからなる平均粒径5μmの複合酸化物粉体Aを得た。
次いで、前記スラリーの残部をニーダー中で加熱捏和
し、直径5.0mmのダイスを有する押出し成形機にて
成形し、乾燥し、電気炉で1200℃で10時間焼成し
直径5mm、長さ3〜5mmの成形担体Bを得た。又そ
の後その成形体を粉砕し平均粒径20μmのシリカ−酸
化ほう素−アルミナからなる複合酸化物粉体Cを得た。
これらの粉体や成形体の比表面積を窒素を用いたBET
法により測定したところ、いずれも45m2/gであっ
た。
【0034】
【実施例2】次に、得られた前記シリカ−酸化ほう素−
アルミナからなる複合酸化物粉体Aに粘着剤として市販
アルミナゾル、純水と共にスラリー化し、コージエライ
ト質ハニカム担体基材(直径4インチ×長さ2インチ、
容積0.412l、400セル/in2)上に前記スラ
リーを担体基材1l当り乾量で80g被覆し、90℃で
12時間乾燥後、600℃で3時間大気中で焼成し触媒
担体とした。次いで担体に対し7g/lのパラジウムを
含むように塩化パラジウム酸水溶液中にて30分間室温
で浸漬した後、90℃にて1時間加温担持させた。その
後90℃で12時間乾燥し500℃で3時間空気中で焼
成し200℃で2時間水素気流中で還元して試料No.
1の触媒を得た。
アルミナからなる複合酸化物粉体Aに粘着剤として市販
アルミナゾル、純水と共にスラリー化し、コージエライ
ト質ハニカム担体基材(直径4インチ×長さ2インチ、
容積0.412l、400セル/in2)上に前記スラ
リーを担体基材1l当り乾量で80g被覆し、90℃で
12時間乾燥後、600℃で3時間大気中で焼成し触媒
担体とした。次いで担体に対し7g/lのパラジウムを
含むように塩化パラジウム酸水溶液中にて30分間室温
で浸漬した後、90℃にて1時間加温担持させた。その
後90℃で12時間乾燥し500℃で3時間空気中で焼
成し200℃で2時間水素気流中で還元して試料No.
1の触媒を得た。
【0035】実施例1に記した複合酸化物粉体Cを用い
実施例2と全く同様の製法にて試料No.2の触媒を得
た。
実施例2と全く同様の製法にて試料No.2の触媒を得
た。
【0036】
【実施例3】実施例1で得られた成形担体B、100m
lを使用し、担体に対し7g/l担持する量のパラジウム
を含む塩化パラジウム酸水溶液中にて60分間室温で浸
漬した後、90℃にて1時間加温担持させた。その後9
0℃で12時間乾燥し500℃で3時間空気中で焼成し
200℃で2時間水素気流中で還元して試料No.3の触
媒を得た。
lを使用し、担体に対し7g/l担持する量のパラジウム
を含む塩化パラジウム酸水溶液中にて60分間室温で浸
漬した後、90℃にて1時間加温担持させた。その後9
0℃で12時間乾燥し500℃で3時間空気中で焼成し
200℃で2時間水素気流中で還元して試料No.3の触
媒を得た。
【0037】
【実施例4】Al2O3/SiO2として重量比80/2
0、95/5となるようにアルミナ水和物スラリーに添
加する珪酸ナトリウム水溶液の添加量を変化させたこと
以外実施例1のBを得る製造方法を用いてSiO2 1
9.0%、B2O3 5.0%、Al2O3 76.0%とSi
O2 4.8%、B2O3 5.0%、Al2O3 90.2%、
のシリカ−酸化ほう素−アルミナからなる複合酸化物粉
体D、Eを得た。これらの粉体の比表面積を窒素を用い
たBET法により測定したところ、各々45、40m2
/gであった。次に、この得られた前記シリカ−酸化ほ
う素−アルミナからなる複合酸化物粉体D、Eを実施例
2の触媒製造方法を用いて各々試料No.4、5の触媒を
得た。
0、95/5となるようにアルミナ水和物スラリーに添
加する珪酸ナトリウム水溶液の添加量を変化させたこと
以外実施例1のBを得る製造方法を用いてSiO2 1
9.0%、B2O3 5.0%、Al2O3 76.0%とSi
O2 4.8%、B2O3 5.0%、Al2O3 90.2%、
のシリカ−酸化ほう素−アルミナからなる複合酸化物粉
体D、Eを得た。これらの粉体の比表面積を窒素を用い
たBET法により測定したところ、各々45、40m2
/gであった。次に、この得られた前記シリカ−酸化ほ
う素−アルミナからなる複合酸化物粉体D、Eを実施例
2の触媒製造方法を用いて各々試料No.4、5の触媒を
得た。
【0038】
【実施例5】実施例1のAを得る製造方法を用いて焼成
温度を600℃、1000℃、1100℃、1300
℃、1400℃と変化させて、シリカ−酸化ほう素−ア
ルミナからなる複合酸化物粉体の焼成粉体F、G、H、
I、Jを得た。これらの粉体の比表面積を窒素を用いた
BET法により測定したところ、それぞれ387、12
3、66、28、11m2/gであった。次に、これら
の複合酸化物粉体の焼成粉体F〜Jを実施例2の触媒を
得る製造方法を用いてそれぞれ試料No.6、7、8、
9、10の触媒を得た。
温度を600℃、1000℃、1100℃、1300
℃、1400℃と変化させて、シリカ−酸化ほう素−ア
ルミナからなる複合酸化物粉体の焼成粉体F、G、H、
I、Jを得た。これらの粉体の比表面積を窒素を用いた
BET法により測定したところ、それぞれ387、12
3、66、28、11m2/gであった。次に、これら
の複合酸化物粉体の焼成粉体F〜Jを実施例2の触媒を
得る製造方法を用いてそれぞれ試料No.6、7、8、
9、10の触媒を得た。
【0039】
【実施例6】実施例1のシリカ−酸化ほう素−アルミナ
からなる複合酸化物粉体Cを用いて、この複合酸化物粉
体に対して12重量%のパラジウムを均一に含有するシ
リカ−酸化ほう素−アルミナからなる複合酸化物粉体の
触媒を予め調製し、該触媒粉体に粘着剤として市販アル
ミナゾル、純水と共にスラリー化し、コージエライト質
ハニカム担体基材上に前記触媒を含むスラリーを担体基
材1l当り乾量で60g被覆し、パラジウムが担体に対
して7.2g/lとなるように調製後、90℃で12時間
乾燥し、550℃で3時間大気中で焼成し、試料No.1
1の触媒を得た。
からなる複合酸化物粉体Cを用いて、この複合酸化物粉
体に対して12重量%のパラジウムを均一に含有するシ
リカ−酸化ほう素−アルミナからなる複合酸化物粉体の
触媒を予め調製し、該触媒粉体に粘着剤として市販アル
ミナゾル、純水と共にスラリー化し、コージエライト質
ハニカム担体基材上に前記触媒を含むスラリーを担体基
材1l当り乾量で60g被覆し、パラジウムが担体に対
して7.2g/lとなるように調製後、90℃で12時間
乾燥し、550℃で3時間大気中で焼成し、試料No.1
1の触媒を得た。
【0040】
【比較例1】実施例1で示したアルミナ−シリカ水和物
ケーキを噴霧乾燥し11.0%シリカ−89.0%アルミ
ナを得、1200℃、10時間大気中で焼成しシリカ−
アルミナの複合酸化物焼成粉体Kを得た。これを実施例
2と同様にハニカム担体基材にコートし、パラジウムを
7g/l担持し試料No.12を得た。
ケーキを噴霧乾燥し11.0%シリカ−89.0%アルミ
ナを得、1200℃、10時間大気中で焼成しシリカ−
アルミナの複合酸化物焼成粉体Kを得た。これを実施例
2と同様にハニカム担体基材にコートし、パラジウムを
7g/l担持し試料No.12を得た。
【0041】同様にアルミナ水和物スラリーにオルトホ
ウ酸水溶液を加えたスラリーを噴霧乾燥し5.6%の酸
化ほう素−94.4%アルミナを得、1200℃、10
時間大気中焼成し複合酸化物焼成粉Lを得た。これを実
施例2と同様にハニカム担体基材にコートし、パラジウ
ムを7g/l担持し試料No.13を得た。
ウ酸水溶液を加えたスラリーを噴霧乾燥し5.6%の酸
化ほう素−94.4%アルミナを得、1200℃、10
時間大気中焼成し複合酸化物焼成粉Lを得た。これを実
施例2と同様にハニカム担体基材にコートし、パラジウ
ムを7g/l担持し試料No.13を得た。
【0042】
【比較例2】市販の擬ベーマイトアルミナ水和物に硝酸
ランタン、硝酸ストロンチウム、硝酸バリウムの水溶液
をAl2O3に対し金属酸化物として10重量%になるよ
うに80℃の温水2000mlで溶解して得た溶液を加
え、30分間撹拌しスラリーを得、次いで、噴霧乾燥
し、更に電気炉で1000℃で10時間焼成しアルミナ
−ランタン酸化物粉体M、アルミナ−ストロンチウム酸
化物粉体N、アルミナ−バリウム酸化物粉体Oを得た。
次に、得られた前記酸化物粉体を実施例2の触媒を得る
製造方法を用いて試料No.14、15、16の触媒を得
た。
ランタン、硝酸ストロンチウム、硝酸バリウムの水溶液
をAl2O3に対し金属酸化物として10重量%になるよ
うに80℃の温水2000mlで溶解して得た溶液を加
え、30分間撹拌しスラリーを得、次いで、噴霧乾燥
し、更に電気炉で1000℃で10時間焼成しアルミナ
−ランタン酸化物粉体M、アルミナ−ストロンチウム酸
化物粉体N、アルミナ−バリウム酸化物粉体Oを得た。
次に、得られた前記酸化物粉体を実施例2の触媒を得る
製造方法を用いて試料No.14、15、16の触媒を得
た。
【0043】
【実施例7】実施例2の触媒製造方法で担体に対してパ
ラジウム担持量を3g/l、5g/l、10g/l、40
g/l、80g/l担持し各々試料No.17、18、1
9、20、21の触媒を得た。
ラジウム担持量を3g/l、5g/l、10g/l、40
g/l、80g/l担持し各々試料No.17、18、1
9、20、21の触媒を得た。
【0044】
【比較例3】実施例2の触媒製造方法で担体に対してパ
ラジウム担持量を2g/l担持し試料No.22の触媒を得
た。
ラジウム担持量を2g/l担持し試料No.22の触媒を得
た。
【0045】触媒性能の試験方法 前記した実施例2〜7及び比較例1〜3で得られた各触
媒試料について、夫々固定床流通式反応装置を用いてメ
タンの酸化反応特性を評価した。反応条件はガス流速1
01/min、反応ガス組成CH41容量%、O23.
5容量%、残部N2ガスで、触媒量5ml、SV=1.
2×105hr−1である。
媒試料について、夫々固定床流通式反応装置を用いてメ
タンの酸化反応特性を評価した。反応条件はガス流速1
01/min、反応ガス組成CH41容量%、O23.
5容量%、残部N2ガスで、触媒量5ml、SV=1.
2×105hr−1である。
【0046】触媒の初期活性は転化率95%の際の反応
温度にて評価した。より低温の値を示すもの程活性の高
い触媒であることを示唆している。触媒の耐熱性は空気
中で1200℃で10時間熱処理後、反応温度600℃
における転化率にて評価した。又、それら実施例と比較
例での触媒性能、特に耐熱性の違いを調べる為に120
0℃で10時間熱焼成後の触媒表面のパラジウムの酸化
状態をXPSによりPd3dのピ−クスペクトルによっ
て調べた。
温度にて評価した。より低温の値を示すもの程活性の高
い触媒であることを示唆している。触媒の耐熱性は空気
中で1200℃で10時間熱処理後、反応温度600℃
における転化率にて評価した。又、それら実施例と比較
例での触媒性能、特に耐熱性の違いを調べる為に120
0℃で10時間熱焼成後の触媒表面のパラジウムの酸化
状態をXPSによりPd3dのピ−クスペクトルによっ
て調べた。
【0047】尚、何れの触媒のパラジウムの状態も熱処
理前は、PdO2であった。
理前は、PdO2であった。
【0048】各実施例、比較例の配合比率、触媒の性
能、熱焼成後の表面パラジウムの状態を第1表にまとめ
て示す。
能、熱焼成後の表面パラジウムの状態を第1表にまとめ
て示す。
【0049】第1表に示す触媒の評価結果から、実施例
2〜7の触媒試料No.1〜11及び17〜21に示す
ように、当該シリカ−酸化ほう素−アルミナからなる複
合酸化物粉体を押しだし成形した成型担体やコージエラ
イト質ハニカム担体基材上にコートした担体に活性成分
であるパラジウムを高濃度担持して得た触媒は、120
0℃焼成後もパラジウムが酸化物として存在し、初期活
性の反応温度は低く、且つ、耐熱性も格段に優れている
ことが確認されたが、比較例1に示す触媒試料No.1
2、13のコージエライト質ハニカム担体基材上にシリ
カ−アルミナ、酸化ほう素−アルミナの酸化物粉体を被
覆した後、パラジウムを担持して得た触媒や比較例2に
示す触媒試料No.14〜16のコージエライト質ハニ
カム担体基材上にアルミナ−ランタン、アルミナ−スト
ロンチウム、アルミナ−バリウムの酸化物粉体を被覆し
た後、パラジウムを担持して得た触媒はいずれも耐熱性
が極めて劣っていることが明らかであり、その耐熱性が
劣る原因が熱処理後活性点のパラジウム酸化物がより低
原子価のパラジウム酸化物ないし完全に0価のパラジウ
ムに熱分解するからであることも明らかである。
2〜7の触媒試料No.1〜11及び17〜21に示す
ように、当該シリカ−酸化ほう素−アルミナからなる複
合酸化物粉体を押しだし成形した成型担体やコージエラ
イト質ハニカム担体基材上にコートした担体に活性成分
であるパラジウムを高濃度担持して得た触媒は、120
0℃焼成後もパラジウムが酸化物として存在し、初期活
性の反応温度は低く、且つ、耐熱性も格段に優れている
ことが確認されたが、比較例1に示す触媒試料No.1
2、13のコージエライト質ハニカム担体基材上にシリ
カ−アルミナ、酸化ほう素−アルミナの酸化物粉体を被
覆した後、パラジウムを担持して得た触媒や比較例2に
示す触媒試料No.14〜16のコージエライト質ハニ
カム担体基材上にアルミナ−ランタン、アルミナ−スト
ロンチウム、アルミナ−バリウムの酸化物粉体を被覆し
た後、パラジウムを担持して得た触媒はいずれも耐熱性
が極めて劣っていることが明らかであり、その耐熱性が
劣る原因が熱処理後活性点のパラジウム酸化物がより低
原子価のパラジウム酸化物ないし完全に0価のパラジウ
ムに熱分解するからであることも明らかである。
【0050】また実施例2の触媒試料No.1、2及び実
施例4の触媒試料No.4、5に示すように、B2O3とし
て5重量%、SiO2として5〜19重量%、Al2O3
として76〜90重量%の範囲のシリカ−酸化ほう素−
アルミナからなる複合酸化物粉体をコージエライト質ハ
ニカム担体基材上に被覆し、パラジウムを担持して得た
触媒の性能が優れていることも明らかである。
施例4の触媒試料No.4、5に示すように、B2O3とし
て5重量%、SiO2として5〜19重量%、Al2O3
として76〜90重量%の範囲のシリカ−酸化ほう素−
アルミナからなる複合酸化物粉体をコージエライト質ハ
ニカム担体基材上に被覆し、パラジウムを担持して得た
触媒の性能が優れていることも明らかである。
【0051】更に実施例2の触媒試料No.1、2及び実
施例5の触媒試料No.6〜10に示すように、シリカ−
酸化ほう素−アルミナからなる複合酸化物粉体の焼成温
度が600〜1400℃の範囲で焼成したものをコ−ジ
エライト質ハニカム担体基材上に被覆し、パラジウムを
担持して得た触媒の性能が優れていることも明らかであ
る。
施例5の触媒試料No.6〜10に示すように、シリカ−
酸化ほう素−アルミナからなる複合酸化物粉体の焼成温
度が600〜1400℃の範囲で焼成したものをコ−ジ
エライト質ハニカム担体基材上に被覆し、パラジウムを
担持して得た触媒の性能が優れていることも明らかであ
る。
【0052】活性成分であるパラジウムの担持量につい
ては比較例3の触媒試料No.22及び実施例2の触媒試
料No.2、実施例7の触媒試料No.17、18、19、2
0、21に示すように、パラジウムの担持量を2、3、
5、7、10、40、80g/1と増すと初期活性、耐
熱性共に増加し、パラジウム3g/1以上で満足のいく結
果が得られた。
ては比較例3の触媒試料No.22及び実施例2の触媒試
料No.2、実施例7の触媒試料No.17、18、19、2
0、21に示すように、パラジウムの担持量を2、3、
5、7、10、40、80g/1と増すと初期活性、耐
熱性共に増加し、パラジウム3g/1以上で満足のいく結
果が得られた。
【0053】また、実施例6の触媒試料No.11に示す
様に、コージエライト質ハニカム担体基材上にシリカ−
酸化ほう素−アルミナからなる複合酸化物粉体を予めパ
ラジウム触媒化後にこれらを被覆して製造する方法で
も、耐熱性の優れた触媒が得られることが明らかであ
る。
様に、コージエライト質ハニカム担体基材上にシリカ−
酸化ほう素−アルミナからなる複合酸化物粉体を予めパ
ラジウム触媒化後にこれらを被覆して製造する方法で
も、耐熱性の優れた触媒が得られることが明らかであ
る。
【0054】前述の実施例及び比較例ではシリカ−酸化
ほう素−アルミナからなる複合酸粉体等をハニカム構造
の耐熱性多孔性担体を使用し活性金属を担持させたが、
同様にして製造したシリカ−酸化ほう素−アルミナから
なる複合酸化物粉体をセラミックス孔あき板、クロス状
繊維物、金属製孔あき板、金網、エキスパンドメタル、
金属フオ−ムを使用し、活性金属成分を担持させた触媒
を得て試験したところ前記した例と略々類似の結果が得
られた。
ほう素−アルミナからなる複合酸粉体等をハニカム構造
の耐熱性多孔性担体を使用し活性金属を担持させたが、
同様にして製造したシリカ−酸化ほう素−アルミナから
なる複合酸化物粉体をセラミックス孔あき板、クロス状
繊維物、金属製孔あき板、金網、エキスパンドメタル、
金属フオ−ムを使用し、活性金属成分を担持させた触媒
を得て試験したところ前記した例と略々類似の結果が得
られた。
【0055】
【発明の効果】本発明の酸化触媒は、使用するシリカと
酸化ほう素とアルミナの複合酸化物が耐熱安定性に優れ
ているため、高温における使用で比表面積の減少が小さ
く、被覆層中に担持された活性成分の酸化パラジウムが
これらの複合酸化物との相互作用で還元パラジウムへ変
化することも防止し得る。
酸化ほう素とアルミナの複合酸化物が耐熱安定性に優れ
ているため、高温における使用で比表面積の減少が小さ
く、被覆層中に担持された活性成分の酸化パラジウムが
これらの複合酸化物との相互作用で還元パラジウムへ変
化することも防止し得る。
【0056】本発明による酸化触媒は、従来触媒や従来
方法によって製造された酸化触媒に比して大巾にその耐
熱性が改善され、反応活性が低温においても高温におい
ても優れていて長期間の使用に耐えることが出来る。
方法によって製造された酸化触媒に比して大巾にその耐
熱性が改善され、反応活性が低温においても高温におい
ても優れていて長期間の使用に耐えることが出来る。
【0057】
【表1】
【0058】
【表2】
【0059】
【表3】
【図1】図1は、SiO 2 −Al2O3系のSiO2含
有量と比表面積の関係を示す。
有量と比表面積の関係を示す。
【図2】図2は、Al2O3−SiO 2 にB2O3を添
加した複合酸化物に於けるB2O3の量と比表面積の関
係を示す。
加した複合酸化物に於けるB2O3の量と比表面積の関
係を示す。
【図3】図3は、Al2O3にB2O3を添加したAl
2O3 −B 2O3におけるB2O3の量と比表面積の関
係を示す。
2O3 −B 2O3におけるB2O3の量と比表面積の関
係を示す。
【図4】図4は、実施例1で得られた触媒(試料No.
1)と比較例2で得られた触媒(試料No.14)の加
熱時の重量減少を示す。
1)と比較例2で得られた触媒(試料No.14)の加
熱時の重量減少を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/94 B01J 35/04 301 P 8017−4G ZAB 8017−4G F23D 14/18 E
Claims (10)
- 【請求項1】 4〜19重量%のシリカと3〜10重量
%の酸化ほう素と残部がアルミナからなる複合酸化物粉
体上に、該粉体1l当り3〜100gのパラジウムを担
持させたことを特徴とする含炭素化合物を酸化して二酸
化炭素と水を含んでなる酸化生成物にするための触媒。 - 【請求項2】 4〜19重量%のシリカと3〜10重量
%の酸化ほう素と残部がアルミナからなる複合酸化物成
形体上に、該成形体1l当り3〜100gのパラジウム
を担持させたことを特徴とする含炭素化合物を酸化して
二酸化炭素と水を含んでなる酸化生成物にするための触
媒。 - 【請求項3】 請求項1記載の触媒を耐熱性担体上に担
持させたことを特徴とする含炭素化合物を酸化して二酸
化炭素と水を含んでなる酸化生成物にするための触媒。 - 【請求項4】 4〜19重量%のシリカと3〜10重量
%の酸化ほう素と残部がアルミナからなる複合酸化物粉
体を担持させた耐熱性担体上に、該担体1l当り3〜1
00gのパラジウムを担持させたことを特徴とする含炭
素化合物を酸化して二酸化炭素と水を含んでなる酸化生
成物にするための触媒。 - 【請求項5】 該耐熱性担体は、コージエライト、ムラ
イト、アルミナ、シリカ、アルミナチタネート、ジルコ
ニア、シリコンカーバイド、窒化珪素のうち少なくとも
1種類を主成分とする耐熱セラミックス素材からなるハ
ニカム構造体、孔あき板あるいはクロス状繊維物である
ことを特徴とする請求項3または4記載の触媒。 - 【請求項6】 該耐熱性担体は、鉄、銅、ニッケル、ク
ロム、チタン、タングステン、ジルコニウムの耐熱金属
またはこれらを主成分とした耐熱合金製の孔あき板、金
網、パンチングメタル、エキスパンドメタルあるいは金
属フォームから成る多孔金属板であることを特徴とする
請求項3または4記載の触媒。 - 【請求項7】 4〜19重量%のシリカと3〜10重量
%の酸化ほう素と残部がアルミナからなる複合酸化物粉
体をパラジウムを含有する溶液に浸漬し、乾燥し、焼成
することを特徴とする請求項1記載の触媒の製造方法。 - 【請求項8】 4〜19重量%のシリカと3〜10重量
%の酸化ほう素と残部がアルミナからなる複合酸化物成
形体をパラジウムを含有する溶液に浸漬し、乾燥し、焼
成することを特徴とする請求項2記載の触媒の製造方
法。 - 【請求項9】 4〜19重量%のシリカと3〜10重量
%の酸化ほう素と残部がアルミナからなる複合酸化物粉
体をパラジウムを含有する溶液に浸漬し、乾燥し、焼成
してパラジウム担持複合酸化物粉体を調製し、次いで該
パラジウム担持複合酸化物粉体、粘着剤および水からス
ラリーを調製し、該スラリーを耐熱性担体上に付着し、
乾燥し、焼成することを特徴とする請求項3記載の触媒
の製造方法。 - 【請求項10】 4〜19重量%のシリカと3〜10重
量%の酸化ほう素と残部がアルミナからなる複合酸化物
粉体、粘着剤および水からスラリーを調製し、該スラリ
ーを耐熱性担体上に付着し、乾燥し、焼成して該複合酸
化物を担持した耐熱性担体を調製し、該耐熱性担体をパ
ラジウムを含有する溶液に浸漬し、乾燥し、焼成するこ
とを特徴とする請求項4記載の触媒の製造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2417009A JPH0729055B2 (ja) | 1990-12-29 | 1990-12-29 | 含炭素化合物を酸化するための触媒およびその製造方法 |
| US07/813,795 US5171728A (en) | 1990-12-29 | 1991-12-26 | Catalyst for oxidizing carbon-containing compounds and method for the production of the same |
| EP91122268A EP0493803B1 (en) | 1990-12-29 | 1991-12-27 | Catalyst for oxidizing carbon-containing compounds and method for the production of the same |
| DE69110650T DE69110650T2 (de) | 1990-12-29 | 1991-12-27 | Katalysator zur Oxidation von Kohlenstoff enthaltenden Verbindungen und Verfahren zu seiner Herstellung. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2417009A JPH0729055B2 (ja) | 1990-12-29 | 1990-12-29 | 含炭素化合物を酸化するための触媒およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04250852A JPH04250852A (ja) | 1992-09-07 |
| JPH0729055B2 true JPH0729055B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=18525169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2417009A Expired - Lifetime JPH0729055B2 (ja) | 1990-12-29 | 1990-12-29 | 含炭素化合物を酸化するための触媒およびその製造方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5171728A (ja) |
| EP (1) | EP0493803B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0729055B2 (ja) |
| DE (1) | DE69110650T2 (ja) |
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| TW267951B (ja) * | 1993-09-24 | 1996-01-11 | Ikemukyatto Kk N | |
| DE4424235A1 (de) | 1994-07-09 | 1996-01-11 | Man Nutzfahrzeuge Ag | Sorptionskatalysator zur sorptiven und oxidativen Reinigung der Abgase von Dieselmotoren |
| US6673236B2 (en) * | 2001-08-29 | 2004-01-06 | Her Majesty The Queen In Right Of Canada, As Represented By The Minister Of Natural Resources | Method for the production of hydrocarbon fuels with ultra-low sulfur content |
| JP2005021880A (ja) * | 2003-06-13 | 2005-01-27 | Nissan Motor Co Ltd | 排ガス浄化用触媒及び排ガス浄化用触媒システム |
| JP5588935B2 (ja) * | 2011-07-19 | 2014-09-10 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 排ガス再結合器及びそれを備えた沸騰水型原子力発電所の気体廃棄物処理系 |
| DE102013221423A1 (de) * | 2013-10-22 | 2015-04-23 | Umicore Ag & Co. Kg | Katalysator zur Oxidation von CO und HC bei niedrigen Temperaturen |
| CN106582456B (zh) * | 2015-10-14 | 2019-07-09 | 中国石油化工股份有限公司 | 复合加氢催化剂床 |
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| JPS5134890A (ja) * | 1974-09-18 | 1976-03-24 | Hitachi Maxell | |
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-
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- 1990-12-29 JP JP2417009A patent/JPH0729055B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-12-26 US US07/813,795 patent/US5171728A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-12-27 DE DE69110650T patent/DE69110650T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-12-27 EP EP91122268A patent/EP0493803B1/en not_active Expired - Lifetime
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|---|---|
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| EP0493803A1 (en) | 1992-07-08 |
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