JPH07304271A - 熱転写受像シートおよび画像形成方法 - Google Patents
熱転写受像シートおよび画像形成方法Info
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- JPH07304271A JPH07304271A JP7061375A JP6137595A JPH07304271A JP H07304271 A JPH07304271 A JP H07304271A JP 7061375 A JP7061375 A JP 7061375A JP 6137595 A JP6137595 A JP 6137595A JP H07304271 A JPH07304271 A JP H07304271A
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Abstract
への簡便な画像形成方法、およびそれに用いる熱転写受
像シートを提供する。 【構成】 基材シート21上に少なくとも染料受容層2
2が設けられた熱転写受像シート2において、基材シー
ト21と染料受容層22間に親水性物質を含有する染料
放出層23が設けられていることを特徴とする熱転写受
像シート2。上記の熱転写受像シート2の染料受容層2
2に染料画像を形成し、次いで該熱転写受像シート2の
染料受容層22側を被転写体に接触し加熱することによ
り、前記染料画像を被転写体に移行させ、その後熱転写
受像シート2を被転写体から剥がすことを特徴とする画
像形成方法。
Description
用して被転写体上に画像を形成する方法およびそれに用
いる中間媒体としての熱転写受像シートに関する。
方法が公知であるが、これらの中で、熱により昇華又は
拡散するいわゆる昇華性染料を色材として用いた感熱昇
華転写方式は、ポリエステルフィルム等の支持体上の片
面に昇華性染料を結着剤樹脂中に担持させた染料担持層
を設けた熱転写シートを使用するものである。この熱転
写シートは、耐熱性を有する支持体上に、結着剤樹脂に
昇華性染料を混合したインキ又は塗液を印刷又は塗工し
て乾燥形成したものである。そして、サーマルヘッド等
の加熱手段を有するプリンタにより熱転写シートを背面
側から選択的に加熱して、基材シート上に染料で染着可
能な染料受容層を設けた熱転写受像シートに画像を形成
する。形成された染料画像は、使用する色材が染料であ
ることから鮮明で且つ透明性に優れているため、中間調
の再現性や階調性に優れている。このため、3色又は4
色の多数の色ドットを熱転写受像シートに転移させて形
成するフルカラー画像の再現に適しており、従来のオフ
セット印刷やグラビア印刷による画像と同等で、しかも
フルカラー写真画像と同等の高品質画像の形成が可能で
ある。このようなことから、感熱昇華転写方式は、コン
ピュータ画像やビデオ画像のフルカラーのハードコピー
を極めて短時間且つ容易に得られる点で重宝でありよく
用いられてきている。
画像はプリンターの機構上、熱転写受像シートのような
シート状の被熱転写材以外には直接形成することは、非
常に困難であった。それゆえ、シート状の被熱転写材以
外の、任意の形状の被転写体に、上記の熱転写シートを
用いた染料画像の形成方法が試みられてきた。例えば、
特開昭62−66997号公報及び特開昭60−203
494号公報では、染料画像が形成された熱転写受像シ
ートの基材シートごと被転写体にラベルの如く貼着する
方法が提案されている。しかし、この方法では貼着部周
囲に熱転写受像シートの厚みに相当する段差が付き、そ
こから剥がれやすいという難点があった。そこで、上記
段差の問題については、特開平4−229292号公報
にて、染料画像が形成された染料受容層を熱転写受像シ
ートの基材シートから剥離し、その染料受容層を被転写
体に接触させて高温に加熱して、染料画像のみを被転写
体に転移させた後、染料受容層を被転写体から剥離する
という染料画像のみを転写する再転写方法が提案され、
この方法によれば段差の問題については解決する。とこ
ろが、上記特開平4−229292号公報の方法では、
熱転写受像シートの基材シートから染料受容層を一旦剥
離して被転写体に圧接するという面倒な工程を必要とす
る上、このような剥離機能を有す為に基材シート及び染
料受容層の双方の材質選定上の制約や、剥離した染料受
容層のみを取り扱う必要性から、染料受容層は適度の強
度と厚みが必要であるなど、染料の受容性等以外の要求
性能を満たすための材質選定上の制約もあった。さら
に、使用される熱転写シートの材料に特に限定がなく、
記載された熱転写シートを用いて被転写体に染料画像を
再転写すると、再転写時の高温加熱により染料が変色し
てしまうものがあることが見いだされた。このため、感
熱昇華転写方式の優れた特徴であるフルカラー画像の再
現性を著しく損ない、原画像の色再現を実質上不可能と
するものであった。
転写受像シートから染料受容層を剥離せずに熱転写受像
シートごと使用できる簡便な再転写方式による画像形成
方法およびそれに用いるのに適した熱転写受像シートを
提供することを目的とする。
受像シートは、基材シート上に少なくとも染料受容層が
設けられた熱転写受像シートにおいて、基材シートと染
料受容層間に親水性物質を含有する染料放出層が設けら
れていることを特徴とするものである。また、本発明の
画像形成方法は、上記熱転写受像シートの染料受容層に
染料画像を形成し、次いで該熱転写受像シートの染料受
容層側を被転写体に接触し、加熱することにより前記染
料画像を被転写体に移行させ、その後熱転写受像シート
を剥がすことを特徴とするものである。
て染料画像の再転写方法である本発明の画像形成方法か
ら詳述する。先ず、熱転写シートを用いた熱転写受像シ
ートへの染料画像の形成は、従来公知の方法により、サ
ーマルプリンタ、ビデオプリンタ等の公知の熱転写印刷
装置を用いて行えばよい。図1は、サーマルヘッド5を
用いた熱転写印刷装置により、熱転写シート1からの染
料を熱転写受像シート2に移行させ、シート2上に染料
画像3を形成しているところを示すものであり、このよ
うにして、図2に示すように染料画像3が形成された中
間媒体としての熱転写受像シート2aが得られる。次い
で、熱転写受像シート2aから被転写体に染料画像3を
再転写させる。図3では、被転写体として外表面が二次
曲面をしたセラミックス製の飲料用カップであるマグカ
ップ4の外表面に熱転写受像シート2aを接触させつつ
あり、これから加熱して再転写せんとするところを示し
ている。再転写させるには、染料画像3が転写された熱
転写受像シート2aの染料受容層側面を、被転写体の被
転写面に接触させる。被転写面への接触は、熱転写受像
シートとの間に空隙があると、得られる染料画像の濃度
が低下したり、ぼけが発生しやすくなるため、加圧密着
する。要は再転写中に浮いたり、ずれたりしない程度に
密接あるいは密着していれば良いのであり、熱転写受像
シートの被転写面への加圧力は大きい必要はない。密着
を維持する手段として、被転写体の転写面と密着性の少
ないゴム等の弾性体を介して力を加え、熱転写受像シー
トを被転写体に圧接するようにするのが好ましい。また
加熱は熱転写受像シート側から、あるいは被転写体側か
ら、あるいは両面から行えば良い。被転写体がマグカッ
プのような円柱状物体でその外表面に再転写する場合
は、転写すべき外表面部分に熱転写受像シートをあてが
い、熱転写受像シートをゴムシートで覆った上、さらに
その外側から円弧状のヒータで周囲を覆って、圧接して
加熱すれば良い。
が被転写体側へ十分に移行するに足る温度及び時間で且
つ、熱転写受像シートが被転写体面に融着したり、ある
いは染料が品質を該するほど熱変色したりしない程度を
加えるが、被転写体の耐熱性、熱容量等によって変わっ
てくる。例えば、図3、図4にて例示するマグカップの
ような被転写体に対しては、通常100〜250℃で1
〜10分程度の加熱を行う。所要時間加熱後、被転写体
を空冷もしくは水冷して温度が室温付近まで冷えてか
ら、熱転写受像シートを被転写体から引き剥がす。以上
で、被転写体に染料画像が形成される。図4は、このよ
うにして得られた、染料画像3が再転写したマグカップ
4aと、染料画像が抜けた熱転写受像シート2bを示し
ている。
詳述する。図5は上記した本発明の画像形成方法で用い
うる熱転写受像シートの一例を示す縦断面図であり、同
図では、熱転写受像シート2は、基材シート21と染料
受容層22との間に染料放出層23を介在させた構成で
ある。また、本発明の熱転写受像シートは図6に示す様
に、基材シート21の背面に裏面層24を設けてもよ
い。裏面層により、再転写時に熱転写受像シートの背面
側からゴム等の弾性体で圧力を加える際に弾性体への密
着を防止できる。熱転写受像シート2に用いられる基材
シート21としては、例えば、ポリオレフィン系やポリ
スチレン系等の合成紙類、アート紙、コート紙、キャス
トコート紙等の塗工紙、グラシン紙、コンデンサー紙、
パラフィン紙等の薄葉紙、上質紙等の紙類、あるいはポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレー
ト、1,4‐ポリシクロヘキシレンジメチルテレフタレ
ート等のポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹
脂、セロハン、酢酸セルロース等のセルロース系樹脂、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリフ
ェニレンスルフィド、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デン、ナイロン、ポリイミド、ポリビニルアルコール、
フッ素樹脂、塩化ゴム、アイオノマー等の樹脂等のフィ
ルム類、あるいは不織布類、あるいは例えば、紙類と樹
脂フィルム類の積層体、又は紙類に樹脂を塗工した複合
体のように、上記合成紙類、紙類、樹脂フィルム類相互
の複合体であってもよい。また、樹脂中に白色顔料や充
填剤を添加して成膜して白色不透明化させたり発泡させ
たシートとして、この上に上記した樹脂の層を溶融押出
法等により設けたものも使用できる。なお、基材シート
としては透明又は不透明のものが使用できる。基材シー
トの厚みは、一般に30〜300μm、好ましくは15
0〜200μmである。
行してくる熱移行性染料を受容して染料画像を保持し、
次いで、最終的な被転写体にその受容した染料画像を熱
により再度移行させる、すなわち放出させる中間媒体と
しての機能を果たす。このような、熱移行性染料の受容
性と放出性という一見矛盾する特性が要求される染料受
容層22であるが、基本的には染料を受容する温度条件
及び染料を放出する温度条件、並びに用いる染料、熱転
写シートの染料担持層及び染料受容層を形成する樹脂等
の材料の選択によって、従来公知の染料受容層22を構
成する樹脂でも、相当の目的は達成される。ただし、好
ましくは、被転写体への転写時に、被転写体表面と融着
を起こしにくいものを使用するのが良い。上記の染料受
容層22としては、従来公知の熱可塑性樹脂が使用で
き、例えば、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹
脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のハロゲン
含有樹脂、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等の酢酸ビニル
系樹脂、ポリビニルアセタール系樹脂、(メタ)アクリ
ル酸エステル等のアクリル系樹脂、ポリスチレン等のポ
リスチレン系樹脂、エチレンやプロピレン等のオレフィ
ン系モノマーと他のビニルモノマーとの共重合体、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート
等のポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、酢
酸セルロース等のセルロース系樹脂、ポリアミド、アイ
オノマー等の一種又は二種以上の混合物が使用される。
な有機ケイ素化合物を含有させたり、架橋剤を添加して
熱硬化性樹脂としたものは、被転写体と融着を起こしに
くく、好ましいものである。使用する有機ケイ素化合物
としては、アミノ基、水酸基、メルカプト基、エポキシ
基、イソシアネート基、カルボキシル基、ビニル基等の
官能基を含有するシリコーンオイル等の反応性有機ケイ
素化合物をその前駆体として用いる。そして、当該前駆
体としての反応性有機ケイ素化合物と反応しうる官能基
を有する反応性熱可塑性樹脂とを反応させることによっ
て得られる、グラフトポリマーとした有機ケイ素化合物
が先ず挙げられる。なお、ここで反応性熱可塑性樹脂と
は、反応性を有す官能基がありさえすれば、上記した熱
可塑性樹脂群の中から選ばれるものでよい。あるいは、
有機ケイ素化合物として上記以外に、ポリイソシアネー
ト、ポリアミン等の多官能反応性化合物を架橋剤として
用いて、これらと反応しうる官能基を有する、前記反応
性有機ケイ素化合物と前記反応性熱可塑性樹脂とを反応
させてグラフトポリマーとした有機ケイ素化合物でもよ
い。あるいは、ビニル基を有するシリコーンオイル等の
反応性有機ケイ素化合物と、ビニル基やアクリロイル基
等を有する一般的なモノマーとを共重合させてグラフト
ポリマーとした有機ケイ素化合物であってもよい。この
ようにして得られる有機ケイ素化合物を染料受容層を構
成する樹脂中に添加すると、グラフト化された反応性有
機ケイ素化合物から構成される枝ポリマー部分が染料受
容層の表面に分配され、一方、反応性熱可塑性樹脂から
構成される幹ポリマー部分は染料受容層を形成する樹脂
と相溶している結果、染料受容層の表面に優れた撥油性
及び印字時の滑り性を付与し、また特に再転写の際の被
転写体との融着防止効果を付与することも出来る。これ
らの有機ケイ素化合物の添加量は、染料受容層を構成す
る樹脂100重量部当たり1〜50重量部の範囲で使用
するのが好ましい。添加量が少なすぎると撥油性及び滑
り性が不十分となり、望ましい耐指紋性、耐可塑剤性及
び耐擦過性が得られない。逆に添加量が多すぎると、熱
転写シートからの染料の移行性が不十分となり高濃度の
転写画像が得られず、染料受容層の皮膜強度も低下し、
好ましくない。
しては、ポリイソシアネート化合物、エポキシ基を有す
るポリエポキシド化合物、ポリアミン化合物、下記式7
で示すようなキレート化合物、アルコラート、エステル
ガム等が挙げられ、特にキレート化合物が好ましい。 (R1−O)m−M(X)n 式7 式7中、 M :金属原子(チタン、アルミニウム、ジルコニウ
ム) R1:アルキル基、アリール基又は水素等 m+n=3又は4 X :グリコール、β−ジケトン、ヒドロキシカルボン
酸、ケトエステル、ケトアルコール を表わす。また、次の(1)〜(5)は、金属原子Mへ
の配位様式を例示したものである。なお、R2〜R
9は、アルキル基、アリール基、又は水素等である。
塑性樹脂の種類、官能基数、架橋剤の分子量、官能基数
等によって適宜調整するが、熱可塑性樹脂100重量部
当たり0.5〜20重量部程度が好ましい。架橋剤の使
用により、被転写体への熱転写受像シートの融着性を防
止する効果がある。
るには、従来公知の方法によって行えば良い。すなわ
ち、前記した熱可塑性樹脂、必要に応じて有機ケイ素化
合物や架橋剤、さらにその他任意の添加成分を加えて、
これらを適当な溶剤と共に溶解もしくは分散して染料受
容層形成用塗液又はインキを調整し、これを公知の塗工
方法又は印刷方法によって基材シート上に施して、溶剤
成分を乾燥させ、さらに必要に応じて架橋剤を用いる場
合には加熱硬化させればよい。このようにして形成する
染料受容層22の厚さは、1〜10μm、好ましくは2
〜5μm程度の厚さである。
6に示すように、基材シート21と熱転写受像層22と
の間に染料放出層23が設けられている。この染料放出
層23により、熱転写受像シートに転移した染料画像の
被転写体への移行が促進される。染料放出層23は、親
水性物質を含有する、染料の拡散性が低い層である。親
水性物質の具体例としては、寒天やアルギン酸ソーダ等
の海草抽出物、アラビアゴムやトロロアオイ等の植物粘
物質、カゼインやゼラチン等の動物性蛋白、プルランや
デキストラン等の発酵粘物質、デンプン及びデンプン
質、メチルセルロースやカルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース系物質、ポ
リビニルピロリドンやポリビニルエーテル、ポリマレイ
ン酸共重合体、極性基含有アクリル系共重合体、ポリビ
ニルアルコール等の合成高分子、ポリリン酸ソーダ等の
無機高分子等が挙げられる。その中で特に好適な物質
は、ポリビニルピロリドン系樹脂、及びアルキルビニル
エーテル/無水マレイン酸共重合体樹脂であり、これら
の樹脂の特徴としては、高い染料放出効果を有すると共
に、多くの基材シートや染料受容層との接着にも優れ、
さらに形成された被膜の強度が高く、耐熱性にも優れる
ために、熱転写受像シートに画像を形成する時や、被転
写体に画像を再転写する時に、染料受容層が基材シート
から剥がれてしまったり、染料転写フィルムや被転写体
と熱転写受像シートが熱融着してしまうのを防止するこ
とができる。また、ポリビニルピロリドン系樹脂やアル
キルビニルエーテル/無水マレイン酸共重合体樹脂は、
水溶性であると同時にエチルアルコールやイソプロピル
アルコール等のアルコール系溶剤、あるいはメチルエチ
ルケトンやメチルイソブチルケトン等のケトン系溶剤等
といった比較的沸点が低く乾燥除去が容易な有機溶剤に
対しても溶解性が高い物質であり、有機溶剤に可溶な多
くの樹脂との相溶性も高く、このことが有機、無機の多
くの物質との接着性が高い所以となっている。
料受容層を形成する樹脂中には、白色度の向上、強度及
び硬度の向上、耐光性等を目的として必要に応じて種々
の添加剤を含有させてもよい。白色度を向上させておけ
ば、熱転写受像シートに形成された染料画像を中間画像
の段階でその良否を判断し、最終的な被転写体にまで転
写すべきかを判断できる。添加剤としては、例えば、シ
リカ、アルミナ、クレイ、タルク、炭酸カルシウム、硫
酸バリウム等の無機充填剤、酸化チタン、酸化亜鉛等の
白色顔料、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン
樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミ
ン樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂等の樹脂粒子又は
微粒子等の充填剤、あるいは蛍光増白剤、紫外線吸収
剤、酸化防止剤等が挙げられる。添加剤の添加量は、染
料放出層を形成する樹脂100重量部当たり10〜30
0重量部の範囲であり、蛍光増白剤の場合は少量で良
い。また、染料放出層を形成する上記樹脂以外に、その
他の樹脂を目的を逸脱しない範囲で基材シート及び染料
受容層との密着性を向上する目的等で必要に応じて混合
使用してもよい。
るには、従来公知の塗膜形成方法によって行えば良い。
すなわち、上記の樹脂、その他任意の添加成分を加え
て、これらをメタノール、イソプロピルアルコール、
水、アセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、トル
エン、キシレン、シクロヘキサノン等の適当な溶剤と共
に溶解もしくは分散して染料放出層形成用塗液又はイン
キを調整し、これを公知の塗工方法又は印刷方法、例え
ば、グラビアコート法、リバースロールコート法、グラ
ビアリバースロールコート法、グラビア印刷法、スクリ
ーン印刷法等によって基材シート上に施して、溶剤成分
を乾燥させればよい。このようにして形成する染料放出
層23の厚さは、0.05〜5、好ましくは0.1〜3
μm程度の厚さである。厚さが薄すぎると、再転写画像
の濃度が低下したり、基材シートとの密着が低下して、
染料受容層がはがれてしまう等の問題が生じるおそれが
あり、厚すぎると非経済的である。
層との間の染料放出層の介在により、再転写工程にて染
料受像層中に転写形成された染料画像の被転写体への転
写が促進される。このメカニズムの詳細は不明である
が、次のように推定される。すなわち、染料放出層は親
水性物質から成り、且つ染料は水不溶性であることか
ら、第1に染料と染料放出層とは親和性が悪い。従って
染料放出層は背面のバリヤー層として働き、再転写時に
染料分子の背面方向への拡散移動を抑えることで、被転
写体方向への拡散移動を促進する。第2に、染料放出層
は吸湿性が他の層に比べて高い。従って、通常の使用下
で染料放出層に平衡吸収されている水分が、再転写工程
で染料受容層内に拡散移動して進入する。この時、非水
溶性の染料と水との親和性が悪い為に反発力が働き、ま
た、水が染料受容層の樹脂に対して可塑剤的に働き、染
料受容層内の染料分子の拡散速度を増大させる。以上の
染料放出層の作用により、被転写体に形成される染料画
像の濃度が向上する。また、染料移行の促進により再転
写に要する熱および時間が減ずる結果、染料受容層及び
被転写体の染料画像の形成される層の双方で染料分子の
横方向への拡散移動量を垂直方向の拡散移動量に対して
相対的に減少させることになり、画像のぼけが減少する
と考えられる。また、再転写に要する熱および時間が減
少する結果、熱転写受像シートの染料受容層が被転写体
に融着しにくくなる。
合、アクリル系樹脂、ポリビニルアセトアセタール、ポ
リビニルブチラール等のポリビニルアセタール系樹脂、
セルロース系樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアラミド樹
脂、等が使用できるが、画像を被転写体へ再転写する際
に熱転写受像シートが熱によって劣化してしまうのを防
止する為には、裏面層を構成する樹脂のガラス転移温度
を160℃以上、特に好ましくは180℃以上にするこ
とが望ましく、酢酸セルロース樹脂等のセルロース系樹
脂、ポリイミド樹脂等が好適である。また裏面層中に
は、シリカ、タルク等の無機充填剤、テフロン等のフッ
素樹脂、シリコーン、ポリアミド樹脂等の樹脂微粒子、
ポリエチレンワックス、カルナバワックス等のワックス
類、変性シリコーンオイル等の滑剤等を添加してもよ
い。なお、本発明の熱転写受像シートは、一度熱転写シ
ートから染料画像の転移を受け、この染料画像を最終的
な被転写体に再度転写する上記本発明の方法において中
間媒体として使用されるものである。しかし、中間媒体
としてではなく、熱転写受像シート自身を最終的な被転
写材として用いるものであってもよい。
で対象となる被転写体について述べる。被転写体として
は、上記した熱転写受像シートのように染料画像をプリ
ンタにて形成するのと違い、プリンタの機構上の制約を
受けない。機構状の制約とは、被転写体の厚さ、大き
さ、熱容量、外形形状などである。その結果、任意の形
を有する被転写体全てを対象と出来る。例えば、具体的
には図4に示すような、陶器、磁器、ほうろう、金属、
プラスチック等で出来た飲料用のマグカップ等のコップ
が挙げられる。このような、曲面を有する被転写体にも
染料画像を形成できる点が、熱転写受像シートを中間媒
体として用いる再転写方法の利点である。さらに、被転
写体の材質としては上記した様な陶器、磁器、さらにガ
ラス等のセラミックス、金属、ほうろう、プラスチック
等、材質を選ばない。また、形状は、上記したカップ状
は一例であり、この他、ガラス板、プラスチック板、タ
イル、金属板等の薄板及び厚板状のもの、円柱状、多角
形柱状、湾曲物等であってもよい。あるいは、熱転写受
像シートの様に薄いシート状のものであってもよい。上
記のように被転写体としては、形状、材質の限定は受け
ないが、ガラス、セラミックス等の材質、あるいはプラ
スチックでも、熱転写受像シートからの染料画像の受容
性を確保ないしは向上させて高濃度の画像を得る目的
で、被転写体の表面に染料染着性を有する特定の樹脂の
表面層を形成しておくことが良い。かかる樹脂として
は、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂等を主体とする樹
脂が好ましい。例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹
脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、フェノールノボ
ラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキ
シ樹脂、あるいは臭素化エポキシ樹脂、スチレン変性エ
ポキシ樹脂等が挙げられる。これらの樹脂を硬化剤とし
て、例えばアミン系化合物、酸無水物系化合物、フェノ
ール樹脂、アミノ樹脂、メルカプタン系化合物、ジシア
ンジアミド、ルイス酸錯化合物等を用いて硬化させたも
のを用いる。被転写体の表面に形成する上記樹脂の表面
層の厚みは、染料を受容するに足る厚みがあればよく、
一般に0.5〜20μm程度である。なお、かかる樹脂
層は被転写体の少なくとも被転写面にあれば良い。
使用する染料について述べる。かような染料としては、
熱により昇華又は拡散して熱転写受像シート等の染料供
与体から被転写体に移行する熱移行性の染料であり、耐
光性、被転写体への染着性等が有れば特に限定されな
い。しかし、被転写体が飲料コップのようなものであれ
ば、当然に非水溶性の染料が適しているように、被転写
体の用途により適宜選択使用されるものであるが、一般
的には分散染料、油溶染料が好ましく用いられる。ま
た、熱転写受像シートの染料放出層の効果により再転写
の温度、時間条件をより緩和にできる為、使用できる染
料の選択範囲は従来より広い。これらの染料としては、
例えばジアリールメタン系、トリアリールメタン系、チ
アゾール系、メロシアニン等のメチン系、インドアニリ
ン、アセトフェノンアゾメチン、ピラゾロアゾメチン、
イミダゾルアゾメチン、イミダゾアゾメチン、ピリドン
アゾメチンに代表されるアゾメチン系、キサンテン系、
オキサジン系、ジシアノスチレン、トリシアノスチレン
に代表されるシアノメチレン系、チアジン系、アジン
系、アクリジン系、ベンゼンアゾ系、ピリドンアゾ、チ
オフェンアゾ、イソチアゾールアゾ、ピロールアゾ、ピ
ラゾールアゾ、イミダゾールアゾ、チアジアゾールア
ゾ、トリアゾールアゾ、ジスアゾ等のアゾ系、スピロピ
ラン系、インドリノスピロピラン系、フルオラン系、ロ
ーダミンラクタム系、ナフトキノン系、アントラキノン
系、キノフタロン系等のものが挙げられる。具体的には
例えば以下のような染料が挙げられる。 C.I.(Color Index )ディスパースイエロー51,
3,54,79,60,23,7,141,201,2
31 C.I.ディスパースブルー24,56,14,30
1,334,165,19,72,87,287,15
4,26,354 C.I.ディスパースレッド135,146,59,
1,73,60,167 C.I.ディスパースバイオレット4,13,26,3
6,56,31 C.I.ディスパースオレンヂ149 C.I.ソルベントイエロー56,14,16,29 C.I.ソルベントブルー70,35,63,36,5
0,49,111,105,97,11 C.I.ソルベントレッド135,81,18,25,
19,23,24,143,146,182 C.I.ソルベントバイオレット13、C.I.ソルベ
ントブラック3、C.I.ソルベントグリーン3
としてカヤセットブルー714(日本化薬製、ソルベン
トブルー63)、フォロンブリリアントブルーS−R
(サンド製、ディスパースブルー354)、ワクソリン
AP−FW(ICI製、ソルベントブルー36)、マゼ
ンタ染料としてMS−REDG(三井東圧製、ディスパ
ースレッド60)、マクロレックスレッドバイオレット
R(バイエル製、ディスパースバイオレット26)、イ
エロー染料としてフォロンブリリアントイエローS−6
GL(サンド製、ディスパースイエロー231)、マク
ロレックスイエロー6G(バイエル製、ディスパースイ
エロー201)、さらに以下に示す骨格のものが挙げら
れる。
28451号、同60−28453号、同60−535
64号、同61−148096号、同60−28929
0号、同60−31565号、同60−30393号、
同60−53565号、同60−27594号、同61
−262191号、同60−152563号、同61−
244595号及び同62−196186号及び国際公
開WO92/05032に記載の昇華性イエロー染料、
同60−223862号、同60−28452号、同6
0−31563号、同59−78896号、同60−3
1564号、同60−30391号、同61−2270
92号、同61−227091号、同60−30392
号、同60−30394号、同60−131293号、
同61−227093号、同60−159091号、同
61−262190号、米国特許4,698,651号
及び特願昭62−220793号、米国特許5,07
9,365号に記載の昇華性マゼンタ染料、特開昭59
−78894号、同59−227490号、同60−1
51098号、同59−227493号、同61−24
4594号、同59−227948号、同60−131
292号、同60−172591号、同60−1510
97号、同60−131294号、同60−21726
6号、同60−31559号、同60−53563号、
同61−255897号、同60−239289号、同
61−22993号、同61−19396号、同61−
268493号、同61−35994号、同61−31
467号、同61−148269号、同61−4989
3号、同61−57651号、同60−239291
号、同60−239292号、同61−284489
号、同62−191191号公報及び特願昭62−17
6625号、米国特許5,079,365号等の公報や
明細書に記載の昇華性シアン染料も好適に用いられる。
なかでも、好ましい染料を一般式として例示すると下記
の如くなる。
の置換基を表わす。 R1及びR2 置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換のシクロ
アルキル基、又は置換又は非置換のアラルキル基。 R3 置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換のアルコ
キシ基、置換又は非置換のアルキルカルボニルアミノ
基、置換又は非置換のアルキルスルホニルアミノ基、置
換又は非置換のアルキルアミノカルボニル基、置換又は
非置換のアルキルアミノスルホニル基、又はハロゲン原
子。 R4 置換又は非置換のアルコキシカルボニル基、置換又は非
置換のアルキルアミノカルボニル基、置換又は非置換の
アルコキシ基、置換又は非置換のアルキル基、置換又は
非置換のシクロアルキル基、複素環基、又はハロゲン原
子。 R5 置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換のアルコ
キシカルボニル基、置換又は非置換のアルキルアミノカ
ルボニル基、置換又は非置換のアルコキシ基、置換又は
非置換のアルキルアミノスルホニル基、置換又は非置換
のシクロアルキル基、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原
子、又は水素原子。 R6 置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換のアリー
ル基、置換又は非置換のアミノ基、置換又は非置換のシ
クロアルキル基、シアノ基、ニトロ基、又はハロゲン原
子。 R7 置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換のアミノ
基、置換又は非置換のアルコキシ基、置換又は非置換の
アルコキシカルボニル基、又はハロゲン原子。 R8 置換又は非置換のアリール基、芳香族複素環基、シアノ
基、ニトロ基、ハロゲン原子、又は他の電子吸引基。 R9 CONHR10、SO2NHR10、NHCOR11、NHS
O2R11、又はハロゲン原子。 R10 置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換のシクロ
アルキル基、置換又は非置換のアリール基、又は置換又
は非置換の芳香族複素環基。 R11 置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換のシクロ
アルキル基、置換又は非置換のアミノ基、置換又は非置
換のアリール基、又は置換又は非置換の芳香族複素環
基。 R12 置換又は非置換のアルキル基。 R13 アミノ基、又は水酸基。 X ハロゲン原子。 Y 置換又は非置換のアリール基、又は置換又は非置換の芳
香族複素環基。
が、特に下記式1〜式6の染料が耐熱性が優れており、
再転写による染料画像の画像形成方法に適している。
マゼンタ、式6はシアンの色相を示す。これらの染料は
単独で用いてもよいが、特にマゼンタ用の染料は混合使
用することが好ましい。式4及び式5は耐熱性が優れて
いるが、再転写では濃度が薄くなることがあり、式3を
混合使用すると濃度低下を抑え高濃度の再転写画像が得
られる。また、これら式1〜式6の染料を主体に用い、
必要に応じさらに上記した染料を色相調整のために併用
する使用法もある。本発明の画像形成方法に使用する熱
転写シートとしては、前記した式1〜式6の染料を有す
る熱転写シートを用いれば、より優れた色再現性等を示
す被転写体が得られる点を除けば、従来公知の熱転写シ
ートを用いることができる。
すように、少なくとも支持体11と染料担持層12とか
ら構成される。支持体11としては、熱転写時の熱に耐
えうる耐熱性と強度を有するものであればよく、例えば
ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレー
ト、1,4−ポリシクロヘキシレンジメチルテレフタレ
ート等のポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹
脂、セロハン、酢酸セルロース等のセルロース系樹脂、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリフ
ェニレンスルフィド、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デン、ナイロン、ポリイミド、ポリビニルアルコール、
フッ素樹脂、塩化ゴム、アイオノマー等の樹脂等のフィ
ルムが使用できる。またコンデンサー紙、パラフィン紙
等の紙類、不織布等、あるいはこれらのものと前記樹脂
との複合体であってもよい。これらの中でも一般的なの
はポリエチレンテレフタレートフィルムである。支持体
11の厚さは、その機械的強度及び熱伝導性等が適切に
なるように、用途、素材に応じて適宜選択すれば良く、
一般には例えば、1.5〜50μm程度、好ましくは2
〜10μmである。
より昇華又は拡散して被転写材に移行する熱移行性を有
する染料を任意の結着剤樹脂中に溶解あるいは分散する
ことにより担持させた層である。結着剤樹脂としては、
従来公知のものが使用されうる。かような結着剤樹脂と
して具備すべき特性としては、染料と適度の親和性があ
り、且つサーマルヘッド等の加熱手段による加熱により
結着剤樹脂中の染料が昇華あるいは拡散して被転写材と
しての熱転写受像シート等に転写する移行性がよく、ま
た染料担持層が露出している場合に加熱されても結着剤
樹脂そのものは被転写材に融着したり転移したりしない
ことである。このような結着剤樹脂としては、例えばエ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、エチル
ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、メチルセルロース、硝酸セルロース、酢酸セル
ロース、酢酸・酪酸セルロース等のセルロース系樹脂、
ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブ
チラール、ポリビニルアセトアセタール等のポリビニル
アセタール系樹脂、ポリアクリルアミド、ポリビニルピ
ロリドン等のビニル系樹脂、ポリエステル、ポリアミ
ド、無水マレイン酸共重合体樹脂等の樹脂が挙げられ
る。これらの樹脂は単独又は混合物として使用される。
これらのなかでも耐熱性、染料移行性の点から、特にポ
リビニルブチラール、ポリビニルアセトアセタール等の
ポリビニルアセタール系樹脂等を主体とした結着剤樹脂
を使用することが好ましい。
は、前記した各種染料、特に好ましくは式1〜式6に示
される染料を用いる。これらの染料は単独で用いてもよ
いが、必要に応じて混合使用してもよい。通常、フルカ
ラー画像用の熱転写シートは、イエロー、マゼンタ、シ
アンの3色の染料を使用し、さらにこれに必要に応じて
ブラックを加えた4色の染料を使用する。熱転写シート
は、これら複数の色成分を有する染料担持層12を、連
続した支持体11上に面順次に形成するのが普通であ
り、面順次で配列する順番は任意である。あるいは、互
いに独立した単色の熱転写シートを複数使うことでも目
的は達成される。染料担持層12に含有させる染料の割
合は、昇華(又は溶融)温度、染料移行性等によって適
宜調整するが、通常は、染料担持層の全重量に対して5
〜75重量%、好ましくは10〜60重量%である。5
重量%未満であると熱転写受像シートへの印字濃度や熱
感度が低下し、逆に75重量%を越えると熱転写シート
の保存性や染料担持層と支持体との密着性が低下する。
染料担持層12を支持体11上に設けるには、従来公知
の方法によって行えば良い。すなわち、染料、結着剤樹
脂その他任意の添加成分を加えて、これらを適当な溶剤
と共に溶解もしくは分散して染料担持層形成用塗液又は
インキを調整し、これを公知の塗工方法又は印刷方法に
よって支持体上に施して、溶剤成分を乾燥させればよ
い。このようにして形成する染料担持層12の厚さは、
0.2〜5.0μm、好ましくは0.4〜2.0μm程
度の厚さである。
シートは、図8に示すように、熱転写シート1の背面に
滑性層13が設けられた構成のものでもよい。さらに、
染料担持層12と支持体11、滑性層13と支持体11
の密着性を改良する意味で、コロナ放電処理やアンカー
層の設置等の公知の易接着処理を支持体11に施したも
のでもよい。なお、これら易接着処理は、一種のみ、あ
るいは任意の複数の組み合わせで使用される。また、図
示はしないが、染料担持層の表面上にさらに粘着防止層
を設けた構成もある。滑性層13は、熱転写時に熱転写
シートの背面に接触するサーマルヘッドとの融着を防止
し且つ滑りをよくするためのものであり、通常は耐熱性
がある例えばウレタン樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹
脂、ケイ素樹脂、あるいはイソシアネートとポリビニル
ブチラールやポリビニルアセトアセタール等の活性水素
含有樹脂との反応物を用い、さらに必要に応じてこれに
公知の帯電防止剤、滑剤、充填剤等の添加剤を含有させ
てなる層を0.5〜5μm、好ましくは1〜2μm程度
の厚さで設けたものである。
シート等の被転写材との熱転写時の融着を防止するもの
であり、粘着防止性の無機粉末を付着させたのみでもか
なりの程度の効果を発揮するが、さらに例えば、ケイ素
樹脂、アクリル樹脂、フッ素含有樹脂の如き離型性に優
れた離型性樹脂からなる層を0.01〜5μm、好まし
くは0.05〜2μm程度の厚さで設けたものである。
あるいは、結着剤樹脂に上記の粘着防止性の離型性樹脂
を混合又はそれらの微粒子や無機微粒子を混合して染料
担持層に含有させても良い。また、ポリシロキサンセグ
メント等の離型性セグメントを上述した結着剤樹脂にグ
ラフト重合した離型性結着剤樹脂を用いることもでき
る。なお、本発明の画像形成方法で使用しうる熱転写シ
ートの形態は、所要の寸法に断裁した枚葉シートであっ
てもよく、また連続状あるいは巻き取り状であってもよ
く、さらに幅の狭いリボン状であってもよい。
に具体的に説明する。尚、実施例の記載において「部」
とあるのは、重量部を意味する。実施例1 基材シートとして、コート紙(新王子製紙(株)製、サ
テン金藤 坪量84.9g/m2 )の心材の両面に、内
部に微細空隙を有する合成紙(王子油化合成紙(株)製
FPU−60)を、通常のドライラミネーション法によ
り貼り合わせた積層シートを用い、その片面に染料放出
層として下記組成の染料放出層形成用塗液を乾燥時塗布
量が0.7g/m2 になるようにバーコート法にて塗
布、乾燥し、次いで、染料受容層として下記組成の染料
受容層形成用塗液を乾燥時塗布量が1.5g/m2 にな
るように同様に塗布、乾燥して本発明の熱転写受像シー
トを得た。染料放出層形成用塗工液 ポリビニルピロリドン樹脂 10部 (ISP社製 PVP K−90) イソプロピルアルコール 90部染料受容層形成用塗工液 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 20部 (電気化学工業社製 #1000A) アミノ変成シリコーン 4部 (信越化学工業社製 KF−393) エポキシ変成シリコーン 4部 (信越化学工業社製 X−22−343) トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部
施例1と同様にして、熱転写受像シートを得た。染料放出層形成用塗工液 メチルビニルエーテル/無水マレイン酸共重合体 10部 (ISP社製 ガントレッツ AN−169) イソプロピルアルコール 20部 水 70部
施例1と同様にして、熱転写受像シートを得た。染料放出層形成用塗工液 水溶性アクリル樹脂 10部 (日本純薬社製 ジュリマー SP−65T) イソプロピルアルコール 20部 水 70部
施例1と同様にして、熱転写受像シートを得た。染料放出層形成用塗工液 セルロース系水溶性樹脂 10部 (ダイセル化学工業社製 HEC SP−200) イソプロピルアルコール 10部 水 80部
1.5g/m2 となるように塗布した以外は実施例1と
同様にして、熱転写受像シートを得た。耐熱性裏面層形成用塗工液 酢酸セルロース樹脂 5部 (ダイセル化学工業社製 L−70) メチルエチルケトン 70部 メチルイソブチルケトン 25部
時塗布量が0.7g/m2 とした以外は実施例1と同様
にして、熱転写受像シートを得た。プライマー層形成用塗工液 ウレタン樹脂 10部 (日本ポリウレタン工業社製 N−5137) メチルエチルケトン 45部 トルエン 45部
時塗布量が0.7g/m2 とした以外は実施例1と同様
にして、熱転写受像シートを得た。プライマー層形成用塗工液 ポリエステル樹脂 10部 (東洋紡績社製 バイロン 200) メチルエチルケトン 45部 トルエン 45部
エチレンテレフタレートフィルムを用い、その片面に染
料担持層として下記組成の染料担持層形成用塗液を乾燥
時塗布量が1.0g/m2 になるようにグラビアコート
法にて塗布、乾燥して熱転写シートAとした。なお、各
色を塗布した熱転写シートは面順次につなぎ合わせた。染料担持層形成用塗液 (A) イエロー成分 式2の染料 3.2部 下記式(i) の染料 4.8部 ポリビニルアセトアセタール樹脂 3.5部 (積水化学工業(株)製 KS−5) 溶剤 70部 (トルエン/メチルエチルケトン=1/1) (B) マゼンタ成分 下記式(ii)の染料 2.6部 式4の染料 3.4部 式5の染料 2.3部 ポリビニルアセトアセタール樹脂 3.5部 (積水化学工業(株)製 KS−5) 溶剤 70部 (トルエン/メチルエチルケトン=1/1) (C) シアン成分 下記式(iii) の染料 3.1部 下記式(iv)の染料 1.5部 式6の染料 3.1部 ポリビニルアセトアセタール樹脂 3.5部 (積水化学工業(株)製 KS−5) 溶剤 70部 (トルエン/メチルエチルケトン=1/1)
の樹脂組成物の液に浸漬して、150℃10分間加熱硬
化させて、外表面に厚さ10μmのエポキシ樹脂層を形
成した。 ビスフェノールA型エポキシ樹脂 100部 (東都化成(株)製 エピコート YD8125) ポリアミド系硬化剤 25部 (東都化成(株)製 グッドマイド G700)
シートおよび上記実施例で得た熱転写受像シートを使用
し、ビデオプリンタ((株)日立製作所製 VY−20
0)により受像シート上に染料画像を転写した。ここ
で、転写用原画としては16段グレースケールを用い
た。次いで、上記のマグカップに染料画像が転写された
熱転写受像シートを圧接し、140℃2分間、及び17
0℃2分間加熱加圧して、染料画像を再転写した。
体のマグカップに再転写されたグレースケール画像のう
ちの最暗色部分(16段目)の濃度をマクベス社製反射
濃度計RD−918で測定した。結果を表1に示す。
テン金藤 坪量84.9g/m2 )の心材の両面に中密
度ポリエチレンと低密度ポリエチレンの1:1の混合物
を溶融押出し法で表裏共30μmにコーティングした樹
脂コート紙を用い、その片面に染料放出層として下記組
成の染料放出層形成用塗液を乾燥時塗布量が1.5g/
m2 になるようにバーコート法にて塗布、乾燥し、次い
で、染料受容層として下記組成の染料受容層形成用塗液
を乾燥時塗布量が3g/m2 になるように同様に塗布、
乾燥して熱転写受像シートを得た。染料放出層形成用塗液 極性基含有アクリル系樹脂(帯電防止樹脂) 20部 (日本純薬(株)製 ジュリマー SP−65T) イソプロピルアルコール 80部染料受容層形成用塗液 塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体 50部 (電気化学工業(株)製 #1000GK) ポリエステル樹脂 50部 (東洋紡績(株)製 バイロン 600) チタネート系キレート剤 10部 〔(C3H7O)2Ti(C5H7O2)2〕 エポキシ変性シリコーン 5部 (信越化学工業(株) X−22−343) メチルエチルケトン/トルエン(1:1) 400部
と同様にして熱転写受像シートを得た。染料放出層形成用塗液 極性基含有アクリル系樹脂(帯電防止樹脂) 50部 (綜研化学(株)製 エレコンド PQ−50B) メタノール 20部
と同様にして熱転写受像シートを得た。染料放出層形成用塗液 極性基含有アクリル系樹脂(帯電防止樹脂) 10.0部 (日本純薬(株)製 ジュリマー SP−65T) ポリビニルアルコール 3.4部 (日本合成化学(株)製 ゴーセノール C−500) イソプロピルアルコール 40.0部 水 46.6部
と同様にして熱転写受像シートを得た。染料放出層形成用塗液 ポリビニルアルコール 6.8部 (日本合成化学(株)製 ゴーセノール C−500) 水 93.2部
と同様にして熱転写受像シートを得た。染料受容層形成用塗液 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 50部 (電気化学工業(株)製 #1000GK) ポリエステル樹脂 50部 (東洋紡績(株)製 バイロン 200) エポキシ変性シリコーン 5部 (信越化学工業(株)製 X−22−343) メチルエチルケトン/トルエン(1:1) 400部
にして熱転写受像シートを得た。
と同様にして熱転写受像シートを得た。染料放出層形成用塗液 ポリエステル樹脂 20部 (東洋紡績(株)製 バイロン 200) メチルエチルケトン/トルエン(1:1) 80部
エチレンテレフタレートフィルムを用い、その片面に染
料担持層として下記組成の染料担持層形成用塗液を乾燥
時塗布量が1.0g/m2 になるようにグラビアコート
法にて塗布、乾燥して熱転写シートBとした。なお、各
色を塗布した熱転写シートは面順次につなぎ合わせた。染料担持層形成用塗液 (A) イエロー成分 式1の染料 3部 ポリビニルアセトアセタール樹脂 4.5部 (積水化学工業(株)製 KS−5) 溶剤 90部 (トルエン/メチルエチルケトン=1/1) (B) マゼンタ成分 式3の染料 1部 式4の染料 1部 式5の染料 1部 ポリビニルアセトアセタール樹脂 4.5部 (積水化学工業(株)製 KS−5) 溶剤 90部 (トルエン/メチルエチルケトン=1/1) (C) シアン成分 式6の染料 3部 ポリビニルアセトアセタール樹脂 4.5部 (積水化学工業(株)製 KS−5) 溶剤 90部 (トルエン/メチルエチルケトン=1/1)熱転写シートC イエロー成分を下記とした以外は、熱転写シートBと同
様にして熱転写シートCを得た。染料担持層形成用塗液 (A) イエロー成分 式1の染料 1.5部 式2の染料 1.5部
カップを下記の樹脂組成物の液に浸漬して、150℃1
0分間加熱硬化させて、外表面に厚さ10μmのエポキ
シ樹脂層を形成した。 ビスフェノールA型エポキシ樹脂 100部 (東都化成(株)製 エピコート YD8125) ポリアミド系硬化剤 25部 (東都化成(株)製 グッドマイド G700)
シートおよび上記実施例で得た熱転写受像シートを使用
し、ビデオプリンタ((株)日立製作所製 VY−20
0)により受像シート上に染料画像を転写した。ここ
で、転写用原画としては16段グレースケールを用い
た。次いで、上記のマグカップに染料画像が転写された
熱転写受像シートを圧接し、200℃3分間加熱加圧し
て、染料画像を再転写した。下表2に上記画像形成試験
に用いた熱転写シートおよび熱転写受像シートの組合せ
を示す。
体のマグカップに再転写された染料画像の濃度を目視に
て評価した結果を表3に示す。
トは、その染料放出層の作用により、上記本発明の画像
形成方法に使用した場合、被転写体上に得られる染料画
像の濃度向上、画像ボケ解消、更には、被転写体への熱
転写受像シートの融着解消といった優れた効果を奏す
る。また、本発明の画像形成方法によれば、わざわざ熱
転写受像シートから染料受容層のみ剥離して被転写体に
貼り付ける必要がなく、熱転写受像シートをそのまま貼
り付ければ良く簡便に画像形成が行える。
シートから熱転写受像シートに転写中の工程を示す図)
図。(染料画像が転写された熱転写受像シートを示す
図)
像転写済熱転写受像シートを被転写体に熱転写する直前
の図)
図。(染料画像が転写された被転写体と使用済み熱転写
受像シートを示す図)
図。
の一例の縦断面図。
の他の例の縦断面図。
Claims (4)
- 【請求項1】基材シート上に少なくとも染料受容層が設
けられた熱転写受像シートにおいて、基材シートと染料
受容層間に親水性物質を含有する染料放出層が設けられ
ていることを特徴とする熱転写受像シート。 - 【請求項2】水溶性物質がポリビニルピロリドン系樹脂
またはアルキルビニルエーテル/無水マレイン酸共重合
体樹脂である、請求項1に記載の熱転写受像シート。 - 【請求項3】基材シートの非染料放出層側にガラス転移
温度が160℃以上の樹脂を主成分とする裏面層が更に
設けられている、請求項1または2に記載の熱転写受像
シート。 - 【請求項4】請求項1〜3のいずれか一項に記載の熱転
写受像シートの染料受容層に染料画像を形成し、次いで
該熱転写受像シートの染料受容層側を被転写体に接触
し、加熱することにより前記染料画像を被転写体に移行
させ、その後熱転写受像シートを被転写体から剥がすこ
とを特徴とする画像形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06137595A JP3578507B2 (ja) | 1994-03-18 | 1995-03-20 | 熱転写受像シートを用いた画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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1995
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