JPH07326061A - 光ディスクのトラックアクセス装置 - Google Patents

光ディスクのトラックアクセス装置

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JPH07326061A
JPH07326061A JP11899594A JP11899594A JPH07326061A JP H07326061 A JPH07326061 A JP H07326061A JP 11899594 A JP11899594 A JP 11899594A JP 11899594 A JP11899594 A JP 11899594A JP H07326061 A JPH07326061 A JP H07326061A
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lens
track
circuit
target
actuator
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Kenichi Ito
憲一 伊藤
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズアクチュエータのコイルに流す電流を
小さく保ちながらシーク時間を短縮する。 【構成】 レンズ位置目標値発生回路31は、カウンタ
22のカウント値に応じて予め設定されたレンズ位置目
標値を極性反転回路32に出力する。極性反転回路32
では、アクセス時の移動方向によって外部制御回路21
から出力される方向指示信号に従って、レンズ位置目標
値が極性反転されて、レンズ位置誤差検出回路33に入
力され、レンズ位置誤差検出回路33でレンズ位置検出
器7の出力との差が演算された後、位相補償回路14に
入力されて、増幅回路15によって増幅されヘッドアク
チュエータ10に入力される。これにより、光ヘッド1
は集光レンズ2とベース部6の相対位置ずれが、レンズ
位置目標値発生回路31の出力と一致するように位置制
御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラック上に情報が記
録され、あるいは既に記録されている情報が再生される
光ディスクのトラックアクセス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザ光を光源とし、このレーザ
光を外部情報源からのパルス信号で変調し、光ヘッドよ
りディスク状の光記録媒体に照射することで、光記録媒
体に情報の記録あるいは再生を行う光学式情報記録再生
装置が種々開発されている。
【0003】このような光学式情報記録再生装置におい
ては、情報を正確に記録あるいは再生するために、レー
ザ光の焦点が光記録媒体の記録面に位置するようにフォ
ーカス制御が行われると共に、レーザ光による光スポッ
トが光記録媒体のトラック上に位置するようにトラッキ
ング制御が行われ、所望のトラックに光ヘッドをアクセ
スさせ情報の記録あるいは再生を行っている。
【0004】ところで、光ヘッドの別トラックへの移
動、いわゆるシーク動作においては、従来は光ヘッドを
ヘッドアクチュエータによりトラックと直角な方向に加
減速させ粗位置決め(粗シーク動作)を行い、続いてレ
ンズアクチュエータにより光ヘッドの集光レンズを移動
させ精位置決め(精シーク)を行う2段制御により行わ
れていた。
【0005】ところが、このようなシーク制御において
は、ヘッドアクチュエータによって光ヘッド全体の移動
を行わせる際に、シークの高速化をはかるためには大き
な加速度を発生させる必要があるが、このような大きな
加速度を光ヘッドが受けると、加減速時に光ヘッドの集
光レンズの位置が大きく変位し減衰振動が発生し、特に
減速時の減衰振動により粗シーク後の精シークを直ちに
行うことができず、その結果高速なシーク動作が行えな
い。
【0006】そこで、例えば特開昭61−177640
号公報に示されるように、集光レンズを基準速度で速度
制御し、ヘッドアクチュエータが集光レンズの光ヘッド
に対するトラッキング方向の位置がゼロとなるように光
ヘッドを移動させることで、所望のトラックに移動させ
るトラックアクセス装置が提案されている。
【0007】このトラックアクセス装置では、図6に示
すように、光ヘッド1に搭載された集光レンズ2によっ
て集光された光スポットが光ディスクである記録媒体3
の面の情報トラックに対して照射され、情報が記録また
は再生される。集光レンズ2は、少なくとも前記情報ト
ラックと直交する方向にレンズアクチュエータ4によっ
て前記光ヘッド1に相対的に移動可能なように、弾性支
持体5によって前記光ヘッド1のベース部6と連結され
ている。レンズ位置センサ7は、前記集光レンズ2の前
記ベース部6に対する位置を検出してレンズ位置信号を
出力する。光ヘッド1には光検出器8が搭載されてい
て、記録媒体3に照射した光スポットの反射光を検出
し、トラッキングエラー検出回路(TES回路)9によ
って光スポットと情報トラックの位置ずれを示すトラッ
ク誤差信号を得る。光ヘッド1はヘッドアクチュエータ
10によって、前記情報トラックと直交する方向に移動
されるようになっている。
【0008】光スポットを特定のトラックに位置決めす
るときは、トラック誤差信号を位相補償回路11に入力
してサーボ系の安定化のための位相補償を施した後、切
り換え回路12を経て、増幅器13によって信号増幅
し、レンズアクチュエータ4に入力する。レンズアクチ
ュエータ4はトラック誤差信号をゼロとするように集光
レンズ2の位置を調整する。
【0009】また、レンズ位置信号を位相補償回路14
によってサーボ系の安定化のための補償を施した後、増
幅回路15によって増幅し、ヘッドアクチュエータ10
に入力する。これにより光ヘッド1はレンズ位置信号が
ゼロ、すなわち集光レンズが光ヘッド1のベース部6に
対して中立位置となるように位置決めされる。
【0010】そして、現在位置しているトラックから別
のトラックへ光スポットを移動する時(シーク動作時)
は、外部制御回路21から目標トラックまでの移動トラ
ック数がカウンタ22にプリセットされ、そのカウンタ
出力は、基準速度発生回路23およびコントロール回路
24に入力される。パルス化回路25はトラッキング誤
差信号のゼロクロスに対応してパルスを発生し、そのパ
ルスはカウンタ22と速度検出回路26に入力される。
カウンタ22はプリセットされたカウンタ値からパルス
が入力されるごとにカウント値を減じ、基準速度発生回
路23はそのカウント値に応じて予め設定された基準速
度を出力する。速度検出回路26は入力されるパルスの
周期から光スポットの移動速度を検出して出力する。基
準速度信号と速度検出信号は速度誤差検出器27に入力
され、速度誤差が演算される。速度誤差検出器27の出
力は極性反転回路28に入力され、外部制御回路21が
出力する移動方向指示信号に応じて極性が反転される。
その後、切り換え回路12に入力される。
【0011】コントロール回路24は光スポットの移動
開始時に切り換え回路12を制御し、極性反転回路28
の出力が切り換え回路12の出力として選択されるよう
にする。これにより、極性反転回路28の出力は増幅器
13を経て増幅され、レンズアクチュエータ4に入力さ
れ、光スポットは基準速度に従い、目標トラックの方向
に向かって移動するように速度制御される。目標トラッ
ク付近に到達すると、コントロール回路24は切り換え
回路12を制御して、Aの側に切り換え、光スポットは
目標トラック上に位置決めされる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭61−177640号公報に示されるようなトラッ
クアクセス装置では、光スポットを他のトラックに移動
させるとき、図7(b)に示すように集光レンズの光ヘ
ッドに対する位置ずれがゼロになるように光ヘッドを集
光レンズに追従させて移動させるので、図7(a)に示
す速度制御による光ヘッドの移動においては、レンズア
クチュエータによって集光レンズに移動方向に加速度を
作用させる必要があり、レンズアクチュエータには図7
(c)に示すように加減速時には常に駆動電流を供給し
なければならない。
【0013】一方、トラックから他のトラックへ光スポ
ットを移動させるのに要するシーク時間を短くするため
に、より大きな加速度で光ヘッドを移動させることが要
求されている。
【0014】そのため、レンズアクチュエータも大きな
加速度を発生させる必要があるが、コイルの温度上昇の
制限により十分な電流を流すことができず、シーク時間
を短縮できないという問題点がある。
【0015】また、上述した従来の光ヘッドをヘッドア
クチュエータによりトラックと直角な方向に加減速させ
粗位置決め(粗シーク動作)を行い、続いてレンズアク
チュエータにより光ヘッドの集光レンズを移動させ精位
置決め(精シーク)を行う2段制御によるシーク動作を
行うトラックアクセス装置においても、加減速時に光ヘ
ッドの集光レンズの位置が大きく変位し減衰振動が発生
するのを防止するためには、加減速時に常に駆動電流を
供給し集光レンズを保持しなけれなならず、同様な問題
を有している。
【0016】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、レンズアクチュエータのコイルに流す電流を小
さく保ちながらシーク時間を短縮することが可能な光デ
ィスクのトラックアクセス装置を提供することを目的と
している。
【0017】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の光デ
ィスクのトラックアクセス装置は、情報が記録あるいは
再生される光ディスクのトラックに光ビームを照射する
光ヘッドを駆動するヘッドアクチュエータと、前記光ヘ
ッド内に設けられ復元力作用手段によって保持された集
光レンズを、駆動するレンズアクチュエータとを備えた
光ディスクのトラックアクセス装置において、前記集光
レンズの前記光ヘッドに対するトラック方向の位置を検
出するレンズ位置検出手段と、前記レンズ位置検出手段
により検出された前記集光レンズの前記光ヘッドに対す
る検出位置が前記復元力作用手段の中立点に対して、前
記集光レンズによって集光された光スポットを移動させ
る目標トラックと反対方向または前記目標トラックの方
向にずれた位置目標値を発生するレンズ位置目標発生手
段と、前記検出位置と前記位置目標値との誤差を検出す
る位置誤差検出手段とを備え、前記集光レンズによって
集光された光スポットを現在トラックから前記目標トラ
ックへ移動する際、前記位置誤差検出手段の出力によっ
て、前記ヘッドアクチュエータまたは前記レンズアクチ
ュエータを制御することで、レンズアクチュエータのコ
イルに流す電流を小さく保ちながらシーク時間を短縮す
ることを可能とする。
【0018】
【実施例】図面を参照して本発明の実施例について説明
する。
【0019】図1ないし図3は本発明の第1実施例に係
わり、図1はトラックアクセス装置の構成を示すブロッ
ク図、図2は図1のトラックアクセス装置の作用を説明
する説明図、図3は図1のトラックアクセス装置により
制御される光ヘッドの集光レンズ駆動装置の構成を示す
外観図である。
【0020】図3に示すように、本実施例における光ヘ
ッド1の集光レンズ駆動装置1aでは、集光レンズ2
は、例えば一体成形よりなるコイルボビン52のレンズ
ホルダ53に固定されている。そしてコイルボビン52
は、固定部材であるヨーク54に復元力作用手段である
4本のワイヤを内挿したゴムダンパ55により光軸が傾
くことなく光軸方向及び光軸方向と直角方向に移動可能
に支持されている。
【0021】ヨーク54の両側にはマグネット56が設
けられ、コイルボビン52はその間に配置されている。
コイルボビン52の側面にはフォーカスコイル57が巻
かれており、コイルボビン52とマグネット56との間
にはトラッキングコイル58が配設されており、このフ
ォーカスコイル57及びトラッキングコイル58にプリ
ント基板59に実装される駆動回路より電流を通電する
ことにより、コイルボビン52をヨーク54に対して集
光レンズ2の光軸が傾くことなくフォーカス、トラッキ
ング方向に移動可能に構成している。
【0022】そして、本実施例の光ディスクのトラック
アクセス装置では、図1に示すように、光ヘッド1に搭
載された集光レンズ2によって集光された光スポットが
光ディスクである記録媒体3の記録面の情報トラックに
対して照射され、情報が記録または再生される。集光レ
ンズ2は、少なくとも前記情報トラックと直交する方向
にレンズアクチュエータ4(図3におけるフォーカスコ
イル57及びトラッキングコイル58)によって前記光
ヘッド1に相対的に移動可能なように、復元力作用手段
としての弾性支持体5(図3におけるゴムダンパ55)
によって前記光ヘッド1のベース部6(図3におけるヨ
ーク54)と連結されている。
【0023】レンズ位置検出手段としてのレンズ位置セ
ンサ7は、前記集光レンズ2の前記ベース部6に対する
位置を検出してレンズ位置信号を出力する。光ヘッド1
には光検出器8が搭載されていて、記録媒体3に照射し
た光スポットの反射光を検出し、トラッキングエラー検
出回路(以下、TES検出回路)9によって光スポット
と情報トラックの位置ずれを示すトラック誤差信号を得
る。また、光ヘッド1は、レンズ位置センサ7からのレ
ンズ位置信号に基づいて、ヘッドアクチュエータ10に
よって前記情報トラックと直交する方向に移動されるよ
うになっている。
【0024】光スポットを特定のトラックに位置決めす
るときは、TES検出回路9からのトラック誤差信号を
位相補償回路11に入力してサーボ系の安定化のための
位相補償を施した後、切り換え回路12を経て、増幅器
13によって信号増幅し、レンズアクチュエータ4に入
力する。レンズアクチュエータ4は、トラック誤差信号
をゼロとするように集光レンズ2の位置を調整する。ま
た、レンズ位置センサ7からのレンズ位置信号を後述す
る位置誤差検出手段としてのレンズ位置誤差検出回路3
3を介して位相補償回路14に出力し、位相補償回路1
4でサーボ系の安定化のための補償を施した後、増幅回
路15によって増幅し、ヘッドアクチュエータ10に入
力する。これにより光ヘッド1はレンズ位置信号がゼ
ロ、すなわち集光レンズ2が光ヘッド1のベース部6に
対して中立位置となるように位置決めされる。
【0025】そして、現在位置しているトラックから別
のトラックへ光スポットを移動する時(シーク動作時)
は、外部制御回路21から目標トラックまでの移動トラ
ック数がカウンタ22にプリセットされ、そのカウンタ
出力は、基準速度発生回路23およびコントロール回路
24に入力される。パルス化回路25はTES検出回路
9からのトラッキング誤差信号のゼロクロスに対応して
パルスを発生し、そのパルスはカウンタ22と速度検出
回路26に入力される。カウンタ22はプリセットされ
たカウンタ値からパルス化回路25からのパルスが入力
されるごとにカウント値を減じ、基準速度発生回路23
はそのカウント値に応じて予め設定された基準速度を速
度誤差検出器27に出力する。また、速度検出回路26
は入力されるパルスの周期から光スポットの移動速度を
検出して速度誤差検出器27に出力する。速度誤差検出
器27では入力された基準速度信号と速度検出信号より
速度誤差が演算される。速度誤差検出器27の出力は、
極性反転回路28に入力され、外部制御回路21が出力
する移動方向指示信号に応じて極性が反転される。その
後、前記切り換え回路12に入力される。
【0026】コントロール回路24は、光スポットの移
動開始時に切り換え回路12をBの側に制御し、極性反
転回路28の出力が切り換え回路12の出力として選択
されるようにする。これにより、極性反転回路28の出
力は増幅器13を経て増幅され、レンズアクチュエータ
4に入力され、光スポットは基準速度に従い、目標トラ
ックの方向に向かって移動するように速度制御される。
目標トラック付近に到達すると、コントロール回路24
は切り換え回路12を制御して、Aの側に切り換え、光
スポットは目標トラック上に位置決めされる。
【0027】カウンタ22はカウント値をレンズ位置目
標発生手段としてのレンズ位置目標値発生回路31にも
出力しており、レンズ位置目標値発生回路31はカウン
タ22のカウント値に応じて予め設定されたレンズ位置
目標値を極性反転回路32に出力する。そして極性反転
回路32では、アクセス時の移動方向によって外部制御
回路21から出力される方向指示信号に従って、レンズ
位置目標値が極性反転される。極性反転回路32の出力
はレンズ位置誤差検出回路33に入力され、レンズ位置
誤差検出回路33でレンズ位置検出器6の出力であるレ
ンズ位置信号との差が演算される。レンズ位置誤差検出
回路33の出力は位相補償回路12に入力されて位相補
償を施された後、増幅器13によって増幅され、ヘッド
アクチュエータ10に入力される。これにより、光ヘッ
ド1は集光レンズ2と光ヘッド1のベース部6の相対位
置ずれが、レンズ位置目標値発生回路31の出力と一致
するように位置制御される。
【0028】ここで、レンズ位置目標値発生回路31
は、カウンタ22の出力に応じて、基準速度が増加する
加速領域、基準速度が一定の定速領域、基準速度が減少
する減速領域の各領域で、レンズ位置目標値である出力
を−側の一定値、ゼロ、+側の一定値のいずれかに切り
換える。レンズ位置目標値は、集光レンズ2と記録媒体
3の相対速度を増加させる加速領域では、集光レンズ2
がベース部6に対して移動方向と反対側にシフトし、一
定速度で移動する定速領域では中立位置になり、減速領
域では移動方向の側にシフトするように発生させる。
【0029】このように構成することで、本実施例のト
ラックアクセス装置では、前述した従来方式(図7参
照)ではトラッキングアクチュエータの駆動信号は、基
準速度の変化率によって決まる加速度に応じた値となっ
ているが、図2(a)に示す速度制御による加速および
減速開始の直後を除いて、図2(c)に示すようにレン
ズアクチュエータ4の駆動信号は概略ゼロ付近に保たれ
ている。
【0030】これは、図2(b)に示すように集光レン
ズ2をシフトさせると、弾性支持体3が集光レンズ2に
シフト量と方向に応じた復元力を作用させ、その復元力
が光ヘッド1を移動させるときに光ヘッド1のベース部
6と集光レンズ2の相対位置を一定に保つのに必要な加
速度を発生させるので、レンズアクチュエータ4が集光
レンズ2に対して力を作用させて加速あるいは減速する
必要がなくなるためである。
【0031】従って、図2(c)に示すようにレンズア
クチュエータ4の駆動信号は概略ゼロ付近にすることが
でき、レンズアクチュエータ4のコイルに流す電流を小
さく保ちながらシーク時間を短縮することができる。
【0032】尚、レンズを中立位置からずらすのは加速
時と減速時の両方でなくとも良い。すなわち、加速時あ
るいは減速時のどちらか一方の場合だけずらしても、レ
ンズアクチュエータ4に流れる電流を削減する効果があ
り、シーク時間を短縮することできる。
【0033】また、本実施例のトラックアクセス装置に
より制御される光ヘッドの集光レンズ駆動装置を図3に
示すように構成するとしたが、これに限らず、復元力作
用手段により対物レンズが支持される構成の集光レンズ
駆動装置であればよい。
【0034】すなわち、(1)復元力作用手段を線状弾
性支持部材により構成した、例えば特開昭62−287
440号公報に示されるレンズ駆動装置、(2)復元力
作用手段を磁気的吸引力により復元力を発生させて構成
した、例えば特開平1−317234号公報に示される
レンズ駆動装置、(3)復元力作用手段を摺動式でゴム
等によりレンズを中立位置に保持するように構成した、
例えば特開平2−110833号公報に示されるレンズ
駆動装置、(4)復元力作用手段を回動ヒンジにより構
成した、例えば特開平4−147440号公報に示され
るレンズ駆動装置、(5)復元力作用手段を板バネによ
り構成した、例えば特開平5−28508号公報に示さ
れるレンズ駆動装置等のように構成されたものでも良
い。
【0035】次に第2実施例について説明する。図4は
第2実施例に係るトラックアクセス装置の構成を示すブ
ロック図である。第2実施例は第1実施例とほとんど同
じであるので、異なる構成のみ説明し、同一の構成には
同じ符号をつけ説明は省略する。
【0036】第2実施例のトラックアクセス装置では、
図4に示すように、基準速度発生回路23の出力を微分
回路61に入力し、基準速度の変化すなわち加速度を検
出する。微分回路61の出力はレベル判定回路62に入
力され、上記加速度が(1)正、(2)ゼロ付近、
(3)負のいずれの領域にあるか判定して、その結果に
応じてレンズ位置目標発生手段としての切り換え回路6
3の出力を”−C”、”0”、”+C”のいずれかに切
り換える。切り換え回路63の出力を極性反転回路32
に入力して、移動方向に応じて極性を反転させ、レンズ
位置誤差検出回路33に入力する。
【0037】その他の構成、作用及び効果は第1実施例
と同じである。
【0038】尚、図示しないが、速度誤差検出器27の
出力をレベル判定回路62に入力することで、速度誤差
検出器27の出力の極性に応じてレンズ位置目標値を切
り換えるように構成しても良い。
【0039】また、第1実施例と同様に、集光レンズ2
を中立位置からずらすのは加速時と減速時の両方でなく
とも良く、加速時あるいは減速時のどちらか一方の場合
だけずらしても、レンズアクチュエータに流れる電流を
削減する効果がある。
【0040】次に第3実施例について説明する。図5は
第3実施例に係るトラックアクセス装置の構成を示すブ
ロック図である。
【0041】本実施例では、光スポットを特定のトラッ
クに位置決めするときは、第1実施例と同様に、TES
検出回路9からのトラック誤差信号を位相補償回路11
に入力してサーボ系の安定化のための位相補償を施した
後、切り換え回路12を経て、増幅器13によって信号
増幅し、レンズアクチュエータ4に入力する。レンズア
クチュエータ4はトラック誤差信号をゼロとするように
集光レンズ2の位置を調整する。
【0042】また、レンズ位置センサ7からのレンズ位
置信号を位相補償回路14によってサーボ系の安定化の
ための補償を施した後、切り換え回路71を経て、増幅
回路15によって増幅し、ヘッドアクチュエータ10に
入力する。これにより光ヘッド1はレンズ位置信号がゼ
ロ、すなわち集光レンズ2が光ヘッド1のベース部6に
対して中立位置となるように位置決めされる。
【0043】現在位置しているトラックから別のトラッ
クへ光スポットを移動するときは、外部制御回路21か
ら目標トラックまでの移動トラック数がカウンタ22に
プリセットされ、そのカウンタ出力は、基準速度発生回
路23およびコントロール回路24に入力される。パル
ス化回路25はトラッキング誤差信号のゼロクロスに対
応してパルスを発生し、そのパルスはカウンタ22と速
度検出回路26に入力される。カウンタ22はプリセッ
トされたカウンタ値からパルスが入力されるごとにカウ
ント値を減じ、基準速度発生回路23はそのカウント値
に応じて予め設定された基準速度を出力する。速度検出
回路26は入力されるパルスの周期から光スポットの移
動速度を検出して出力する。
【0044】そして、基準速度発生回路23からの基準
速度信号と速度検出回路26からの速度検出信号は、速
度誤差検出器27に入力され速度誤差が演算される。速
度誤差検出器27の出力は、極性反転回路28に入力さ
れ、外部制御回路21が出力する移動方向指示信号に応
じて極性が反転され、その後切り換え回路71に入力さ
れる。コントロール回路24は光スポットの移動開始時
に切り換え回路71を制御し、極性反転回路28の出力
が切り換え回路71の出力として選択されるようにす
る。これにより、極性反転回路28の出力は増幅回路1
5を経て増幅され、ヘッドアクチュエータ10に入力さ
れ、光ヘッド1が基準速度に従い、目標トラックの方向
に向かって移動するように速度制御される。
【0045】レンズ位置目標値発生回路31は、カウン
タ22の出力に応じて基準速度が増幅する加速領域、基
準速度が一定の定速領域、基準速度が減少する減速領域
の各領域で、出力を−側の一定値、ゼロ、+側の一定値
のいずれかに切り換える。レンズ位置目標値発生回路3
1の出力は極性反転回路32に入力され、アクセス時の
移動方向によって外部制御回路21から出力される方向
指示信号に従って、極性反転される。極性反転回路32
の出力はレンズ位置誤差検出回路33に入力され、レン
ズ位置検出器7の出力であるレンズ位置信号との差が演
算される。レンズ位置誤差検出回路33の出力は、位相
補償回路72に入力され位相補償が施された後、切り換
え回路12を経て増幅器13によって増幅され、レンズ
アクチュエータ4に入力される。これにより、集光レン
ズ2は光ヘッド1のベース部6との相対位置ずれが、レ
ンズ位置目標値発生回路31の出力と一致するように位
置制御される。
【0046】レンズ位置目標値は、光ヘッド1と記録媒
体3の相対速度を増加させる加速領域では、集光レンズ
2がベース部6に対して移動方向と反対側にシフトした
状態になり、一定速度で移動する定速領域では中立位置
になり、減速領域では移動方向の側にシフトした状態に
なるように発生させる。
【0047】コントロール回路24は、カウンタ22の
カウント値がほぼゼロになって目標トラック付近に到達
したことを検出し、切り換え回路12と切り換え回路7
1をAの側に切り換えて、トラック位置決め動作に入
る。
【0048】すなわち、第3実施例では、トラッキング
誤差信号に基づいた速度誤差検出回路27の出力により
ヘッドアクチュエータを駆動し光ヘッド1をシークさ
せ、その際にレンズアクチュエータ4をレンズ目標位置
に位置制御させる実施例であり、第1及び第2実施例が
シーク動作を集光レンズの移動に対して光ヘッドを追従
させて行わせる実施例に対し、本実施例はシーク動作を
光ヘッドの移動に対して集光レンズをレンズ目標位置に
追従させることで行わせるものである。
【0049】従って、本実施例では、第1実施例の効果
に加え、一般的にレンズアクチュエータよりも性能の劣
るヘッドアクチュエータにより速度制御を行うことで、
ヘッドアクチュエータの出せる最大速度を引き出すこと
ができる。
【0050】尚、レンズ目標位置の発生は、レンズ位置
目標値発生回路31により行うとしたが、これに限ら
ず、第2実施例と同様に微分回路61、レベル判定回路
62及び切り換え回路63(図4参照)により発生させ
るように構成しても良いことはいうまでもない。
【0051】[付記] 1)前記光スポットが横断するトラック数をカウントす
るトラックカウント手段(図1のカウンタ22)を備
え、前記レンズ位置目標発生手段は、前記トラックカウ
ント手段の出力に応じて目標値を切り換える請求項1な
いし3のいずれか1つに記載の光ディスクのトラックア
クセス装置。
【0052】2)前記光スポットの移動する速度の基準
となる基準速度発生手段(図4の基準速度発生回路2
3)を備え、前記レンズ位置目標発生手段(図4の切り
換え回路63)は、前記基準速度発生手段の出力の変化
に応じて目標値を切り換える。
【0053】請求項1ないし3のいずれか1つに記載の
光ディスクのトラックアクセス装置。
【0054】3)前記光スポットが移動する速度を検出
する速度検出手段を備え、前記レンズ位置目標発生手段
は、前記基準速度発生手段の出力と前記速度検出手段と
の出力の差の変化に応じて目標値を切り換える付記2に
記載の光ディスクのトラックアクセス装置。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
クのトラックアクセス装置によれば、集光レンズによっ
て集光された光スポットを現在トラックから目標トラッ
クへ移動する際、位置誤差検出手段の出力によってヘッ
ドアクチュエータまたはレンズアクチュエータを制御す
るので、シーク動作時の加速あるいは減速するためにレ
ンズアクチュエータに流す必要のある電流の量を削減し
て、レンズアクチュエータのコイルの発熱を抑え、高速
に所望トラックにアクセスすることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るトラックアクセス装
置の構成を示すブロック図
【図2】図1のトラックアクセス装置の作用を説明する
説明図
【図3】図1のトラックアクセス装置により制御される
光ヘッドの集光レンズ駆動装置の構成を示す外観図
【図4】本発明の第2実施例に係るトラックアクセス装
置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の第3実施例に係るトラックアクセス装
置の構成を示すブロック図
【図6】従来実施例に係るトラックアクセス装置の構成
を示すブロック図
【図7】図6のトラックアクセス装置の作用を説明する
説明図
【符号の説明】
1…光ヘッド 2…集光レンズ 3…記録媒体 4…レンズアクチュエータ 5…弾性支持体 6…ベース部 7…レンズ位置センサ 8…光検出器 9…TES検出回路 10…ヘッドアクチュエータ 11、14、72…位相補償回路 12、63、71…切り換え回路 13…増幅器 15…増幅回路 21…外部制御回路 22…カウンタ 23…基準速度発生回路 24…コントロール回路 25…パルス化回路 26…速度検出回路 27…速度誤差検出器 28、32…極性反転回路 31…レンズ位置目標値発生回路 33…位置誤差検出回路 61…微分回路 62…レベル判定回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報が記録あるいは再生される光ディス
    クのトラックに光ビームを照射する光ヘッドを駆動する
    ヘッドアクチュエータと、 前記光ヘッド内に設けられ復元力作用手段によって保持
    された集光レンズを、駆動するレンズアクチュエータと
    を備えた光ディスクのトラックアクセス装置において、 前記集光レンズの前記光ヘッドに対するトラック方向の
    位置を検出するレンズ位置検出手段と、 前記レンズ位置検出手段により検出された前記集光レン
    ズの前記光ヘッドに対する検出位置が前記復元力作用手
    段の中立点に対して、前記集光レンズによって集光され
    た光スポットを移動させる目標トラックと反対方向また
    は前記目標トラックの方向にずれた位置目標値を発生す
    るレンズ位置目標発生手段と、 前記検出位置と前記位置目標値との誤差を検出する位置
    誤差検出手段とを備え、 前記集光レンズによって集光された光スポットを現在ト
    ラックから前記目標トラックへ移動する際、 前記位置誤差検出手段の出力によって、前記ヘッドアク
    チュエータまたは前記レンズアクチュエータを制御する
    ことを特徴とする光ディスクのトラックアクセス装置。
  2. 【請求項2】 前記位置目標値を前記現在トラックから
    前記目標トラックへ移動する間に変化させることを特徴
    とする請求項1に記載の光ディスクのトラックアクセス
    装置。
  3. 【請求項3】 前記位置目標値は、 前記目標トラックへの移動時において、 加速領域では目標トラックと反対方向にずれた位置に対
    応する値であり、 減速領域では目標トラックの方向に中立位置からずれた
    位置に対応する値であることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の光ディスクのトラックアクセス装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008269676A (ja) * 2007-04-17 2008-11-06 Victor Co Of Japan Ltd 光ディスク装置

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