JPH0734519U - 架空裸アルミ撚線 - Google Patents
架空裸アルミ撚線Info
- Publication number
- JPH0734519U JPH0734519U JP6896093U JP6896093U JPH0734519U JP H0734519 U JPH0734519 U JP H0734519U JP 6896093 U JP6896093 U JP 6896093U JP 6896093 U JP6896093 U JP 6896093U JP H0734519 U JPH0734519 U JP H0734519U
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- wire
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 架空裸アルミ撚線のアークに基づく断線を防
止する。 【構成】 中心撚線部12を複数本のチタン被覆アルミ
系金属素線11を撚り合わせて構成する。チタン被覆ア
ルミ系金属素線11は,アルミ系金属素線11aの外周
にチタン11bを被覆してなる。外側撚線部14の素線
には例えば単なるアルミ系金属素線13を用いる。短絡
時や雷撃時に,チタン被覆アルミ系金属素線11は融点
の高いチタン11bで保護され,中心撚線部12がアー
クにより溶損,溶断するのを防止し,架空裸アルミ撚線
15の断線を防ぐ。最外層撚線の素線にチタン被覆アル
ミ系金属素線を用いた場合も,同じ効果を奏する。
止する。 【構成】 中心撚線部12を複数本のチタン被覆アルミ
系金属素線11を撚り合わせて構成する。チタン被覆ア
ルミ系金属素線11は,アルミ系金属素線11aの外周
にチタン11bを被覆してなる。外側撚線部14の素線
には例えば単なるアルミ系金属素線13を用いる。短絡
時や雷撃時に,チタン被覆アルミ系金属素線11は融点
の高いチタン11bで保護され,中心撚線部12がアー
クにより溶損,溶断するのを防止し,架空裸アルミ撚線
15の断線を防ぐ。最外層撚線の素線にチタン被覆アル
ミ系金属素線を用いた場合も,同じ効果を奏する。
Description
【0001】
この考案は,架空電線,架空地線等の架空線に用いられる架空裸アルミ撚線に 関する。
【0002】
従来,架空電線や架空地線等に用いる裸撚線の一種として,図3に示すように ,アルミ系金属(アルミニゥムまたはアルミニゥム合金)の素線1の複数本を撚 り合わせてテンションメンバー機能を兼ねた中心撚線部2を形成し,この中心撚 線部2の外側に,同じくアルミ系金属の素線3の複数本を撚り合わせて電流通路 となる導電体機能を主とする外側撚線部4を形成し,これら中心撚線部2と外側 撚線部4とで架空裸アルミ撚線5を構成してなるものが知られている。この場合 ,中心撚線部2の素線1にアルミ合金線を用い外側撚線部4の素線3にアルミ線 を用いる場合,中心撚線部2の素線1および外側撚線部4の素線3のいずれにも アルミ合金線を用いる場合,中心撚線部2の素線1および外側撚線部4の素線3 のいずれにもアルミ線を用いる場合がある。
【0003】 上記構成の架空裸アルミ撚線5は,総ての素線1,3がアルミ系金属からなる ので,同一断面積のACSR(鋼心アルミ撚線)と比べた場合,その導電面積が 大きく,したがって,送電容量が同じである場合に,ACSRよりも外径が小さ くなるので電線のコンパクト化を図ることができ,またACSRよりも重量が軽 くなるので電線の軽量化を図ることもできる特長がある。
【0004】
しかし,ACSRと異なり,テンションメンバーとしての役目を果たす中心撚 線部2までもが融点の低いアルミ系金属からなるために,短絡が生じたり,雷撃 を受けた際に該中心撚線部2がアークにより溶損し,これが原因で電線が破断す るに至るおそれが生じるもので,耐アーク特性に問題があった。
【0005】 本考案は上記従来の欠点を解消するためになされたもので,架空裸アルミ撚線 の短絡時や雷撃時の耐アーク特性を向上させることを目的とする。
【0006】
上記課題を解決する請求項1の架空裸アルミ撚線は,中心撚線部を複数本のチ タン被覆アルミ系金属素線を撚り合わせて構成したことを特徴とする。
【0007】 請求項2の架空裸アルミ撚線は,少なくとも最外層撚線を複数本のチタン被覆 アルミ系金属素線を撚り合わせて構成したことを特徴とする。
【0008】
請求項1の架空裸アルミ撚線において,短絡や雷撃が発生した時,外側撚線部 の素線が溶損あるいは溶断しても,テンションメンバー機能を兼ねた中心撚線部 を形成する各チタン被覆アルミ系金属素線は融点の高いチタンにより保護されて いるので,該中心撚線部がアークにより溶損,溶断する恐れは少ない。
【0009】 請求項2の架空裸アルミ撚線において,短絡や雷撃が発生した時,最外層撚線 を形成する各チタン被覆アルミ系金属素線は融点の高いチタンにより保護されて いるので,該最外層撚線がアークにより溶損,溶断する恐れは少ない。
【0010】
図1は請求項1の考案の一実施例の架空裸アルミ撚線15の断面図を示す。こ の架空裸アルミ撚線15は,アルミ系金属素線11aの外周にチタン11bを被 覆してなるチタン被覆アルミ系金属素線11を複数本撚り合わせて中心撚線部1 2を構成している。そして,この中心撚線部12の外側に複数本のアルミ系金属 素線13を例えば2層に撚り合わせて外側撚線部14を構成している。 上記の架空裸アルミ撚線15におけるアルミ系金属素線11a,13としては ,中心撚線部12のチタン被覆アルミ系金属素線11のアルミ系金属素線11a にアルミ合金線を用い,外側撚線部14のアルミ系金属素線13にアルミ線を用 いる場合と,中心撚線部12のチタン被覆アルミ系金属素線11のアルミ系金属 素線11aおよび外側撚線部14のアルミ系金属素線13のいずれにもアルミ合 金線を用いる場合と,中心撚線部12のチタン被覆アルミ系金属素線11のアル ミ系金属素線11aおよび外側撚線部14のアルミ系金属素線13のいずれにも アルミ線を用いる場合とのいずれでもよい。
【0011】 なお,前記のチタン被覆アルミ系金属素線11を得る方法としては,連続して 送られるアルミ系金属素線11aを芯材として,その上にテープ状のチタンを縦 沿え円筒状に成形して合わせ目を溶接した後,ダイスを通して縮径(伸線)する ことによりアルミ系金属素線11aの外周にチタンを圧着する等の方法が考えら れるが,その製造方法自体はこれに限らず任意である。
【0012】 上記の架空裸アルミ撚線15において,これが雷撃を受けたり短絡を生じた際 には,外側撚線部14のアルミ系金属素線13はアークによる溶損や溶断を生じ やすいが,主として張力を分担している,すなわちテンションメンバー機能を兼 ねる中心撚線部12を形成する各チタン被覆アルミ系金属素線11は,融点の高 いチタン11bにより保護されているので,上記中心撚線部12がアークにより 溶損,溶断する恐れは少なく,架空裸アルミ撚線15のアークに基づく断線が防 止され,その耐アーク特性が向上する。なお,チタンの融点は1675℃であり ,アルミニゥムの融点660℃よりも遥かに高いものであり,アーク熱に十分耐 えうるものである。
【0013】 図2は請求項2の考案の一実施例の架空裸アルミ撚線25の断面図を示す。こ の架空裸アルミ撚線25は,その外側撚線部24を構成する二層の撚線の内の最 外層撚線を,アルミ系金属素線23aの外周にチタン23bを被覆してなるチタ ン被覆アルミ系金属素線23を複数本撚り合わせて構成している。なお,中心撚 線部22は単なるアルミ系金属素線21を複数本撚り合わせて構成し,また,外 側撚線部24の内層撚線も単なるアルミ系金属素線23’を複数本撚り合わせて 構成している。
【0014】 上記の架空裸アルミ撚線25におけるアルミ系金属素線23a,23’,21 としては,外側撚線部24のチタン被覆アルミ系金属素線23のアルミ系金属素 線23a,アルミ系金属素線23’および中心撚線部22のアルミ系金属素線2 1のいずれにもアルミ合金線を用いる場合と,外側撚線部24のチタン被覆アル ミ系金属素線23のアルミ系金属素線23aおよびアルミ系金属素線23’にア ルミ合金線を用い中心撚線部22のアルミ系金属素線21にアルミ線を用いる場 合と,外側撚線部24のチタン被覆アルミ系金属素線23のアルミ系金属素線2 3a,アルミ系金属素線23’および中心撚線部22のアルミ系金属素線21の いずれにもアルミ線を用いる場合とのいずれでもよい。
【0015】 上記の架空裸アルミ撚線25において,これが短絡を生じたり雷撃を受けたり した際には,最外層撚線を構成する各チタン被覆アルミ系金属素線23が融点の 高いチタン23bにより保護されているので,最外層撚線がアークにより溶損, 溶断する恐れは少なく,したがって,その内層の各素線もアーク熱から保護され ,架空裸アルミ撚線25のアークに基づく断線が防止され,その耐アーク特性向 上が効果的に図られる。
【0016】 なお,図2の架空裸アルミ撚線25において,外側撚線部24のうちの内層撚 線を形成する各アルミ系金属素線23’にもチタン被覆アルミ系金属素線を用い てもよい。 さらに,架空裸アルミ撚線の中心撚線部および外側撚線部のすべてのアルミ系 金属素線をチタン被覆アルミ系金属素線で構成することも可能である。
【0017】
以上説明した本考案の架空裸アルミ撚線によれば,その中心撚線部または少な くとも最外層撚線が,融点の高いチタンを被覆してなるチタン被覆アルミ系金属 素線を撚り合わせて構成されているので,短絡時や雷撃時に中心撚線部または最 外層撚線がアークにより溶損したり溶断したりする恐れが少なく,架空裸アルミ 撚線のアークに基づく断線を防止し,その耐アーク特性を向上させることができ る。
【0018】 また,チタンは耐食性に優れているので,上記効果をもたらす特性を長期にわ たって維持することができる。
【図1】本考案の一実施例の架空裸アルミ撚線を示す横
断面図である。
断面図である。
【図2】本考案の他の実施例の架空裸アルミ撚線を示す
横断面図である。
横断面図である。
【図3】従来の架空裸アルミ撚線を示す横断面図であ
る。
る。
11,23 チタン被覆アルミ系金属素線 11a,13,21,23a,23’ アルミ系金属素
線 11b,23b チタン 12,22 中心撚線部 14,24 外側撚線部 15,25 架空裸アルミ撚線
線 11b,23b チタン 12,22 中心撚線部 14,24 外側撚線部 15,25 架空裸アルミ撚線
Claims (2)
- 【請求項1】 中心撚線部(12)を複数本のチタン被
覆アルミ系金属素線(11)を撚り合わせて構成したこ
とを特徴とする架空裸アルミ撚線。 - 【請求項2】 少なくとも最外層撚線(26)を複数本
のチタン被覆アルミ系金属素線(23)を撚り合わせて
構成したことを特徴とする架空裸アルミ撚線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6896093U JPH0734519U (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 架空裸アルミ撚線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6896093U JPH0734519U (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 架空裸アルミ撚線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0734519U true JPH0734519U (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=13388759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6896093U Pending JPH0734519U (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 架空裸アルミ撚線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0734519U (ja) |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP6896093U patent/JPH0734519U/ja active Pending
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