JPH074395B2 - 義歯床の製造方法 - Google Patents
義歯床の製造方法Info
- Publication number
- JPH074395B2 JPH074395B2 JP9838391A JP9838391A JPH074395B2 JP H074395 B2 JPH074395 B2 JP H074395B2 JP 9838391 A JP9838391 A JP 9838391A JP 9838391 A JP9838391 A JP 9838391A JP H074395 B2 JPH074395 B2 JP H074395B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- denture base
- resin
- flask
- model
- plaster
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 21
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 10
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 47
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 47
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 30
- 239000011505 plaster Substances 0.000 claims description 16
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 claims description 14
- 238000005219 brazing Methods 0.000 claims description 13
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 claims description 12
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 12
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 12
- 229910052602 gypsum Inorganic materials 0.000 claims description 8
- 239000010440 gypsum Substances 0.000 claims description 8
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 7
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 6
- 239000000155 melt Substances 0.000 claims description 4
- 238000013022 venting Methods 0.000 claims description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 2
- 239000006082 mold release agent Substances 0.000 description 2
- 238000005580 one pot reaction Methods 0.000 description 2
- 238000009933 burial Methods 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000001291 vacuum drying Methods 0.000 description 1
- 229940099259 vaseline Drugs 0.000 description 1
- 238000004018 waxing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Dental Prosthetics (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レジン製義歯床の製
造方法に関し、さらに詳細には、作業性よく実施できか
つ寸法精度の高い成形品を得ることができる義歯床の新
規製造方法に関するものである。
造方法に関し、さらに詳細には、作業性よく実施できか
つ寸法精度の高い成形品を得ることができる義歯床の新
規製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の義歯床の製造方法にあっては、模
型埋没工程、脱ろう工程、乾燥・離型剤塗布工程、レジ
ン注入工程、重合工程、義歯床取り出し工程より成る方
法において、脱ろう工程は第1ポットで実施し、続く乾
燥・離型剤塗布工程は第1ポットとは別の真空ポットで
実施し、さらに重合工程では再び第1ポットにおいて水
蒸気で加熱を行なっていた。
型埋没工程、脱ろう工程、乾燥・離型剤塗布工程、レジ
ン注入工程、重合工程、義歯床取り出し工程より成る方
法において、脱ろう工程は第1ポットで実施し、続く乾
燥・離型剤塗布工程は第1ポットとは別の真空ポットで
実施し、さらに重合工程では再び第1ポットにおいて水
蒸気で加熱を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような方法では、工程によって用いるポットが異なるた
め、操作がはなはだ繁雑になり、また水蒸気による重合
では寸法精度の高い成形品は得られなかった。
ような方法では、工程によって用いるポットが異なるた
め、操作がはなはだ繁雑になり、また水蒸気による重合
では寸法精度の高い成形品は得られなかった。
【0004】この発明の目的は、上記のような実情に鑑
み、脱ろう工程および乾燥・離型剤塗布工程を1つのポ
ットを用いて作業性よく実施し、寸法精度の高い成形品
を得る義歯床の高能率製造方法を提供するにある。
み、脱ろう工程および乾燥・離型剤塗布工程を1つのポ
ットを用いて作業性よく実施し、寸法精度の高い成形品
を得る義歯床の高能率製造方法を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、脱ろうおよ
び重合に特定の熱源を用いることにより上記目的を達成
できるという知見に基づいて完成されたものである。
び重合に特定の熱源を用いることにより上記目的を達成
できるという知見に基づいて完成されたものである。
【0006】すなわち、この発明による義歯床の製造方
法は、 a)ろう製の義歯床模型をフラスコ内のプラスチック製
底部に固定用石膏で固定し、義歯床模型の側部にフラス
コのベント口に至るベント用ろう線を設けると共に義歯
床模型の頂部にろうスプルー用ろう線を立ち上がり状に
設け、フラスコ内に埋没用石膏を流入して義歯床模型を
石膏中に埋没させる模型埋没工程と、 b) フラスコをポット内に配置してフラスコ蓋のスプ
ルー口に導管を接続し、導管からの熱湯によって義歯床
模型のろうを融解して融解物をベント口から排出させる
脱ろう工程と、 c) 上記ポット内において、脱ろうによって形成され
た石膏型を減圧乾燥した後、型内面に離型剤を塗布する
離型剤塗布工程と、 d) フラスコ蓋にレジン注入機をセットして石膏型内
にレジンを圧入するレジン注入工程と、 e) フラスコの下部を熱湯に浸漬してレジンの下部を
加熱し、さらにレジンをマイクロウエーヴで加熱重合さ
せる重合工程と、 f) フラスコから石膏塊を取り出し、石膏塊を砕いて
レジンの重合によって成形された義歯床を取り出す義歯
床取り出し工程とより成るものである。
法は、 a)ろう製の義歯床模型をフラスコ内のプラスチック製
底部に固定用石膏で固定し、義歯床模型の側部にフラス
コのベント口に至るベント用ろう線を設けると共に義歯
床模型の頂部にろうスプルー用ろう線を立ち上がり状に
設け、フラスコ内に埋没用石膏を流入して義歯床模型を
石膏中に埋没させる模型埋没工程と、 b) フラスコをポット内に配置してフラスコ蓋のスプ
ルー口に導管を接続し、導管からの熱湯によって義歯床
模型のろうを融解して融解物をベント口から排出させる
脱ろう工程と、 c) 上記ポット内において、脱ろうによって形成され
た石膏型を減圧乾燥した後、型内面に離型剤を塗布する
離型剤塗布工程と、 d) フラスコ蓋にレジン注入機をセットして石膏型内
にレジンを圧入するレジン注入工程と、 e) フラスコの下部を熱湯に浸漬してレジンの下部を
加熱し、さらにレジンをマイクロウエーヴで加熱重合さ
せる重合工程と、 f) フラスコから石膏塊を取り出し、石膏塊を砕いて
レジンの重合によって成形された義歯床を取り出す義歯
床取り出し工程とより成るものである。
【0007】
【作用】この発明の義歯床製造方法によれば、脱ろう工
程および乾燥・離型剤塗布工程は1つのポットで実施さ
れるので、操作の作業性がすこぶるよい。
程および乾燥・離型剤塗布工程は1つのポットで実施さ
れるので、操作の作業性がすこぶるよい。
【0008】また、重合工程では、まずフラスコの下部
を熱湯に浸漬する。この浸漬によってレジンの下部が若
干重合されると共に、フラスコ内に水が浸入し、この結
果レジンの下部に含水部が形成され、上部に非含水部が
形成される。
を熱湯に浸漬する。この浸漬によってレジンの下部が若
干重合されると共に、フラスコ内に水が浸入し、この結
果レジンの下部に含水部が形成され、上部に非含水部が
形成される。
【0009】ついでレジンをマイクロウエーヴで加熱す
る。その結果、レジンの含水部が優先的に重合硬化さ
れ、ついでレジンの非含水部が重合硬化される。こうし
て、硬化に時間差が設けられるため、寸法精度の高い義
歯床成形品が得られる。
る。その結果、レジンの含水部が優先的に重合硬化さ
れ、ついでレジンの非含水部が重合硬化される。こうし
て、硬化に時間差が設けられるため、寸法精度の高い義
歯床成形品が得られる。
【0010】
【実施例】つぎに、この発明を具体的に説明するため
に、この発明による義歯床製造方法の各工程について、
図面を参照してさらに詳しく説明する。
に、この発明による義歯床製造方法の各工程について、
図面を参照してさらに詳しく説明する。
【0011】a)模型埋没工程では、まず、図1に示す
フラスコ(1) の内面およびFRPのようなプラスチック
製の底板(2) の内面に離型剤としてワセリンを塗布す
る。ついで、セラミック製ないしプラスチック製の義歯
(33)を載せたろう製の義歯床模型(3) をフラスコ(1) 内
に配してプラスチック製底板(2) に固定用石膏(4) で固
定する。固定位置は義歯床模型(3) の上端とフラスコ
(1) のベント口(5) の高さがほぼ等しくなるように設定
する。
フラスコ(1) の内面およびFRPのようなプラスチック
製の底板(2) の内面に離型剤としてワセリンを塗布す
る。ついで、セラミック製ないしプラスチック製の義歯
(33)を載せたろう製の義歯床模型(3) をフラスコ(1) 内
に配してプラスチック製底板(2) に固定用石膏(4) で固
定する。固定位置は義歯床模型(3) の上端とフラスコ
(1) のベント口(5) の高さがほぼ等しくなるように設定
する。
【0012】つぎに、義歯床模型(3) の側部にフラスコ
(1) のベント口(5) に至るベント用ろう線(6) を設ける
と共に義歯床模型の頂部にろうスプルー用ろう線(7) を
立ち上がり状に設ける。
(1) のベント口(5) に至るベント用ろう線(6) を設ける
と共に義歯床模型の頂部にろうスプルー用ろう線(7) を
立ち上がり状に設ける。
【0013】そして、図2に示すように、フラスコ(1)
内に埋没用石膏(8) を流入して義歯床模型(3) を石膏中
に埋没させる。埋没用石膏(8) には好ましくはガラスチ
ップ(10)が混入されている。ガラスチップ(10)の混入に
よって、マイクロウエーヴによるレジンの加熱重合工程
で、レジンの重合に時間差を生じさせることができる。
その後、フラスコ(1) に蓋(9) をし、蓋のスプルー口(1
1)にスプルー用ろう線(7) を通し、蓋(9) をボルト(12)
でフラスコ(1) の上端面に固定する。
内に埋没用石膏(8) を流入して義歯床模型(3) を石膏中
に埋没させる。埋没用石膏(8) には好ましくはガラスチ
ップ(10)が混入されている。ガラスチップ(10)の混入に
よって、マイクロウエーヴによるレジンの加熱重合工程
で、レジンの重合に時間差を生じさせることができる。
その後、フラスコ(1) に蓋(9) をし、蓋のスプルー口(1
1)にスプルー用ろう線(7) を通し、蓋(9) をボルト(12)
でフラスコ(1) の上端面に固定する。
【0014】b)脱ろう工程では、図3および図4に示
すように、2つのフラスコ(1) をポット(13)内に配置し
てフラスコ蓋(9) のスプルー口(11)に分岐管(14)の各射
出ノズル(15)をそれぞれ差し込み、分岐管(14)の基端部
を導管(16)に接続具(19)によって接続する。
すように、2つのフラスコ(1) をポット(13)内に配置し
てフラスコ蓋(9) のスプルー口(11)に分岐管(14)の各射
出ノズル(15)をそれぞれ差し込み、分岐管(14)の基端部
を導管(16)に接続具(19)によって接続する。
【0015】そして、瞬間湯沸機から導管(16)を経て来
る温度95〜100℃程度の熱湯を射出ノズル(15)によ
って約15分間射出し、義歯床模型(3) のろうを融解し
て融解物をベント口(5) から排出させる。ポット(13)の
排水弁(17)は閉じてあるので、ポット(13)内には熱湯が
溜まり、排水口(18)よりオーバーフローする。融解した
ろうは熱湯と共にポット(13)から排出される。
る温度95〜100℃程度の熱湯を射出ノズル(15)によ
って約15分間射出し、義歯床模型(3) のろうを融解し
て融解物をベント口(5) から排出させる。ポット(13)の
排水弁(17)は閉じてあるので、ポット(13)内には熱湯が
溜まり、排水口(18)よりオーバーフローする。融解した
ろうは熱湯と共にポット(13)から排出される。
【0016】ついで、ポット(13)の排水弁(17)を開いて
熱湯を排出する。水位の低下後、ベント口(5) からろう
の排出がないことを確認し、さらに25分間熱湯射出を
続け、脱ろうを完了する。こうして、脱ろうによって石
膏型(22)を形成する。
熱湯を排出する。水位の低下後、ベント口(5) からろう
の排出がないことを確認し、さらに25分間熱湯射出を
続け、脱ろうを完了する。こうして、脱ろうによって石
膏型(22)を形成する。
【0017】c)離型剤塗布工程では、図5に示すよう
に、フラスコ(1) を上記のポット(13)内に入れたまま、
排水弁(17)および排水口(18)を閉じかつ接続具(19)をゴ
ム栓(20)で閉じ、ポット(13)に接続した真空ポンプ(21)
を2分間作動させ、ポット(13)内を減圧する。その結
果、石膏型(22)の内部水分が蒸発し、石膏型(22)は蒸発
熱を奪われることによって冷却される。
に、フラスコ(1) を上記のポット(13)内に入れたまま、
排水弁(17)および排水口(18)を閉じかつ接続具(19)をゴ
ム栓(20)で閉じ、ポット(13)に接続した真空ポンプ(21)
を2分間作動させ、ポット(13)内を減圧する。その結
果、石膏型(22)の内部水分が蒸発し、石膏型(22)は蒸発
熱を奪われることによって冷却される。
【0018】ついで、石膏型(22)の内部にスプルー口(1
1)から離型剤を注入し、ベント口(5) から排出させる。
その後ポット(13)内を真空状態にすることによって余分
な離型剤を除去する。こうして、型内面に離型剤を塗布
する。ついで、石膏型(22)の温度がほぼ室温になるまで
これを放置する。
1)から離型剤を注入し、ベント口(5) から排出させる。
その後ポット(13)内を真空状態にすることによって余分
な離型剤を除去する。こうして、型内面に離型剤を塗布
する。ついで、石膏型(22)の温度がほぼ室温になるまで
これを放置する。
【0019】d)レジン注入工程では、図6に示すよう
に、レジン注入用シリンダー(23)をフラスコ蓋(9) にそ
のスプルー口(11)に通じるようにセットする。ビニール
袋内でレジン液とレジン粉を混合して得られたドウ状の
レジン(24)を袋ごとシリンダー(23)内に置く。ついで、
レジン(24)を加圧プレート(27)を介して油圧プレス機(2
5)によって加圧し、スプルー口(11)から石膏型(22)の内
部に圧入する。
に、レジン注入用シリンダー(23)をフラスコ蓋(9) にそ
のスプルー口(11)に通じるようにセットする。ビニール
袋内でレジン液とレジン粉を混合して得られたドウ状の
レジン(24)を袋ごとシリンダー(23)内に置く。ついで、
レジン(24)を加圧プレート(27)を介して油圧プレス機(2
5)によって加圧し、スプルー口(11)から石膏型(22)の内
部に圧入する。
【0020】フラスコ(1) のベント口(5) から余分のレ
ジンが押出されたならば、図7に示すように、フラスコ
(1) の側面にベントストッパ(26)を装着し、ベント口
(5) を閉じる。この状態で、レジン(24)を油圧プレス機
(25)でさらに加圧する。圧力は約100kg/cm2で
ある。
ジンが押出されたならば、図7に示すように、フラスコ
(1) の側面にベントストッパ(26)を装着し、ベント口
(5) を閉じる。この状態で、レジン(24)を油圧プレス機
(25)でさらに加圧する。圧力は約100kg/cm2で
ある。
【0021】つぎに、レジン加圧の圧力が約100kg
/cm2に安定したならば、油圧プレス機(25)をシリン
ダー(23)から外して代わりに図7に示すスプリング加圧
装置(32)を取り付ける。この装置(32)は、シリンダー(2
3)内に納めるスプリング(28)と、スプリング(28)の上端
に配するスプリング加圧プレート(29)と、同プレート(2
9)をシリンダー(23)上端に保持する袋ナット(30)とより
成る。
/cm2に安定したならば、油圧プレス機(25)をシリン
ダー(23)から外して代わりに図7に示すスプリング加圧
装置(32)を取り付ける。この装置(32)は、シリンダー(2
3)内に納めるスプリング(28)と、スプリング(28)の上端
に配するスプリング加圧プレート(29)と、同プレート(2
9)をシリンダー(23)上端に保持する袋ナット(30)とより
成る。
【0022】e)重合工程では、まず、ポット(13)内に
80℃前後の熱湯を溜め、この中にフラスコ(1) の約下
半部を2〜3分間浸漬して石膏型(22)内のレジン(24)の
下部を加熱する。この浸漬によってレジン(24)の下部が
若干加熱重合されると共に、フラスコ(1) 内に底板(2)
嵌合部から水が浸入し、この結果レジン(24)の下部に含
水部(24a) が形成され、上部に非含水部(24a) が形成さ
れる。
80℃前後の熱湯を溜め、この中にフラスコ(1) の約下
半部を2〜3分間浸漬して石膏型(22)内のレジン(24)の
下部を加熱する。この浸漬によってレジン(24)の下部が
若干加熱重合されると共に、フラスコ(1) 内に底板(2)
嵌合部から水が浸入し、この結果レジン(24)の下部に含
水部(24a) が形成され、上部に非含水部(24a) が形成さ
れる。
【0023】ついで、図8に示すように、スプリング加
圧装置(32)を備えたままのフラスコ(1) を電子レンジ(3
1)内に逆さに配置し、プラスチック製底板(2) を介して
マイクロウエーヴをレジン(24)に約8分間照射する。そ
の結果、レジン(24)の含水部(24a) が優先的に重合硬化
され、ついでレジン(24)の非含水部(24b) が重合硬化さ
れる。硬化に伴いレジン(24)が収縮するが、レジン(24)
はスプリング加圧装置(32)で硬化中も加圧されているの
で、硬化に伴うレジン(24)の収縮分はスプルー口(11)か
ら補給される。こうして、寸法精度の高い成形品が得ら
れる。
圧装置(32)を備えたままのフラスコ(1) を電子レンジ(3
1)内に逆さに配置し、プラスチック製底板(2) を介して
マイクロウエーヴをレジン(24)に約8分間照射する。そ
の結果、レジン(24)の含水部(24a) が優先的に重合硬化
され、ついでレジン(24)の非含水部(24b) が重合硬化さ
れる。硬化に伴いレジン(24)が収縮するが、レジン(24)
はスプリング加圧装置(32)で硬化中も加圧されているの
で、硬化に伴うレジン(24)の収縮分はスプルー口(11)か
ら補給される。こうして、寸法精度の高い成形品が得ら
れる。
【0024】重合の後、約30分間放冷を行ない、さら
に約30分間水冷を行なう。
に約30分間水冷を行なう。
【0025】f)義歯床取り出し工程では、フラスコ
(1) から蓋(9) を取り外し、フラスコ(1) を逆さにして
油圧プレス機(25)で底板(2) を約20kg/cm2で加
圧し、フラスコ(1) から石膏塊を取り出す。ついで、石
膏塊を砕いてその内部の成形品を取り出す。こうして、
レジン製の義歯床を得る。
(1) から蓋(9) を取り外し、フラスコ(1) を逆さにして
油圧プレス機(25)で底板(2) を約20kg/cm2で加
圧し、フラスコ(1) から石膏塊を取り出す。ついで、石
膏塊を砕いてその内部の成形品を取り出す。こうして、
レジン製の義歯床を得る。
【0026】
【発明の効果】この発明の義歯床製造方法によれば、脱
ろう工程および乾燥・離型剤塗布工程を1つのポットで
実施できるので、操作の作業性を大巾に向上することが
できる。
ろう工程および乾燥・離型剤塗布工程を1つのポットで
実施できるので、操作の作業性を大巾に向上することが
できる。
【0027】また、重合工程では、まずフラスコの下部
を熱湯に浸漬するので、この浸漬によってレジンの下部
を若干加熱重合させると共に、フラスコ内に水を浸入さ
せることができる。この結果、レジンの下部に含水部を
形成し、上部に非含水部を形成することができる。
を熱湯に浸漬するので、この浸漬によってレジンの下部
を若干加熱重合させると共に、フラスコ内に水を浸入さ
せることができる。この結果、レジンの下部に含水部を
形成し、上部に非含水部を形成することができる。
【0028】ついでレジンをマイクロウエーヴで加熱す
るので、レジンの含水部を優先的に重合硬化せしめ、つ
いでレジンの非含水部を重合硬化させることができる。
こうして、硬化に時間差を設けることによって、寸法精
度の高い義歯床成形品を得ることができる。
るので、レジンの含水部を優先的に重合硬化せしめ、つ
いでレジンの非含水部を重合硬化させることができる。
こうして、硬化に時間差を設けることによって、寸法精
度の高い義歯床成形品を得ることができる。
【図1】この発明の模型埋没工程内の前工程を示す垂直
断面図である。
断面図である。
【図2】この発明の模型埋没工程内の後工程を示す垂直
断面図である。
断面図である。
【図3】この発明の脱ろう工程を示す一部切欠垂直断面
図である。
図である。
【図4】この発明の脱ろう工程を示す水平断面図であ
る。
る。
【図5】この発明の離型剤塗布工程を示す水平断面図で
ある。
ある。
【図6】この発明のレジン注入工程内の前工程を示す垂
直断面図である。
直断面図である。
【図7】この発明のレジン注入工程内の後工程を示す垂
直断面図である。
直断面図である。
【図8】この発明の重合工程を示す垂直断面図である。
1……フラスコ 2……プラスチック製底板 3……義歯床模型 4……固定用石膏 5……ベント口 6……ベント用ろう線 7……ろうスプルー用ろう線 8……埋没用石膏9……フラスコ蓋 11…スプルー口 13…ポット 16…導管 24…レジン
Claims (1)
- 【請求項1】 a) ろう製の義歯床模型をフラスコ内のプラスチック
製底部に固定用石膏で固定し、義歯床模型の側部にフラ
スコのベント口に至るベント用ろう線を設けると共に義
歯床模型の頂部にろうスプルー用ろう線を立ち上がり状
に設け、フラスコ内に埋没用石膏を流入して義歯床模型
を石膏中に埋没させる模型埋没工程と、 b) フラスコをポット内に配置してフラスコ蓋のスプ
ルー口に導管を接続し、導管からの熱湯によって義歯床
模型のろうを融解して融解物をベント口から排出させる
脱ろう工程と、 c) 上記ポット内において、脱ろうによって形成され
た石膏型を減圧乾燥した後、型内面に離型剤を塗布する
離型剤塗布工程と、 d) フラスコ蓋にレジン注入機をセットして石膏型内
にレジンを圧入するレジン注入工程と、 e) フラスコの下部を熱湯に浸漬してレジンの下部を
加熱し、さらにレジンをマイクロウエーヴで加熱重合さ
せる重合工程と、 f) フラスコから石膏塊を取り出し、石膏塊を砕いて
レジンの重合によって成形された義歯床を取り出す義歯
床取り出し工程とより成る、 義歯床の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9838391A JPH074395B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 義歯床の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9838391A JPH074395B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 義歯床の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04246349A JPH04246349A (ja) | 1992-09-02 |
| JPH074395B2 true JPH074395B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=14218349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9838391A Expired - Lifetime JPH074395B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 義歯床の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074395B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004105407A (ja) * | 2002-09-18 | 2004-04-08 | Mitsuo Mochizuki | レジン床義歯の製作方法及びレジン床義歯製作用の重合機 |
| KR20100131460A (ko) * | 2008-02-22 | 2010-12-15 | 글락소스미스클라인 엘엘씨 | 의치의 화학기계적 폴리싱 |
| US20200215726A1 (en) * | 2017-05-24 | 2020-07-09 | Koninklijke Philips N.V. | Liquid-heated mold and method of using sme |
| WO2026070984A1 (ja) * | 2024-09-25 | 2026-04-02 | Zero Dent合同会社 | 義歯の重合成型モデル及び義歯の作製方法 |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP9838391A patent/JPH074395B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04246349A (ja) | 1992-09-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6159220B2 (ja) | ||
| JPH074395B2 (ja) | 義歯床の製造方法 | |
| KR20070052699A (ko) | 정밀 주조 개선 | |
| JP4059937B2 (ja) | 強化された表面仕上げを有する鋳造品を製造するインベストメント鋳造法 | |
| US5044419A (en) | Hollow post cylindrical sprue casting method | |
| JP3584948B2 (ja) | 液状樹脂の封止成形方法 | |
| US2822592A (en) | Method for making investment molds and castings | |
| US4723904A (en) | Apparatus for use in centrifugal moulding | |
| US3095259A (en) | Hollow enclosed molded articles with molded internal wall surfaces | |
| JPH0564060B2 (ja) | ||
| JPH06132331A (ja) | 半導体封止金型 | |
| GB2159457A (en) | Injection moulding | |
| JPH0345781Y2 (ja) | ||
| JPS6154633A (ja) | 半導体樹脂封止用金型 | |
| JPS61127313A (ja) | 合成樹脂注型成形方法 | |
| JPH056347B2 (ja) | ||
| JPS6136940A (ja) | 半導体樹脂封止装置 | |
| JPH04266754A (ja) | 有床義歯の製造法 | |
| JPS606767B2 (ja) | 工業用試作模型等超硬質樹脂製品の製作方法 | |
| JPS6045534B2 (ja) | 歯科補綴物の製造装置 | |
| JPH04179242A (ja) | 半導体素子の封止方法 | |
| JP2942277B2 (ja) | 樹脂モールド方法 | |
| JPH0240963Y2 (ja) | ||
| JPH0240962Y2 (ja) | ||
| JPH0220409B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19950711 |