JPH0747340B2 - ドツト印字ヘツドの駆動制御回路 - Google Patents

ドツト印字ヘツドの駆動制御回路

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JPH0747340B2
JPH0747340B2 JP29773386A JP29773386A JPH0747340B2 JP H0747340 B2 JPH0747340 B2 JP H0747340B2 JP 29773386 A JP29773386 A JP 29773386A JP 29773386 A JP29773386 A JP 29773386A JP H0747340 B2 JPH0747340 B2 JP H0747340B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/22Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/23Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
    • B41J2/30Control circuits for actuators

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  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はドットプリンタの制御回路、特にドット印字ヘ
ッドの過熱を防止するための駆動制御回路に関するもの
である。
(従来の技術) 従来からドット印字ヘッド(以下、単に印字ヘッドとい
う)の過熱を防止するために種々の対策が取られてき
た。
その内の1つに、印字ヘッドにサーミスタ等の温度検出
素子を取り付けて印字ヘッドの温度を検出し、それが設
定温度以上になると印字を中断させたり、印字速度を低
下させたりする方法がある。
他には、特開昭57−4782号公報に記載のものがある。以
下それを簡単に説明する。
この方法というのは、所定量のドットパターンデータ
(印字データ)の中の印字されるドットの数を計数し、
その計数値が予め設定しておいた複数の区分のうちのい
ずれに属しているのか調べ、属している区分に応じて印
字速度を変化させるものである。例えば、1行分のドッ
ト数を100%とするとき、区分1を0〜20%、区分2を2
0〜40%、区分3を40〜60%、区分4を60〜80%、区分
5を80〜100%とし、ドットパターンデータ中の論理
“1"の数がこの区分1から区分5のいずれに該当するか
を判定する。例えば区分1に該当する場合には、印字速
度を最高にする。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記いずれの方法にしても満足できるも
のではなかった。
前者の方法だと、温度検出素子を必要とするので素子自
体の費用、取り付け費用、配線のための費用等がかか
り、装置の値段が上がってしまうという問題点があっ
た。また温度検出素子が印字ヘッドと一緒に左右に動く
ので、温度検出素子自体の故障や断線が生じ易く、そう
なった場合に印字ヘッドの過熱を防止できなくなって印
字ヘッドを駄目にしてしまうという問題点もあった。
後者の方法だと、温度検出素子を必要としないので前記
問題点は生じないが、印字ヘッドの局部的な温度上昇に
対して何ら考慮されていなかった。例えば、表1、表2
に示すドットパターンを印字する場合、印字するドット
数は表1のパターンより表2のパターンの方が多いので
総発熱量は表2のパターンの方が多い。しかし、同一印
字素子(#2)で印字するドット数は表1のパターンの
方が多いので局部的な発熱量は表1の方が多い。従っ
て、表1のようなパターンを印字した場合、その印字素
子の温度が耐熱温度を越えても総発熱量が基準値を越え
ないことが生じ、印字速度を変える等の過熱防止対策が
とれないで最悪、その印字素子を駄目にしてしまうとい
う問題点があった。また、この問題点は前者の方法にも
同様にあった。
さらに、後者の方法は印字されるドット数そのもので印
字ヘッドの発熱量を予測しているので、あまり確度の高
い予測とは言えず、不要に印字スループットを低下させ
るという問題点もあった。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、低価格で、確実
に、印字ヘッドの過熱を精度良く防止する回路を提供す
ることである。
本発明の他の目的は、不要に印字スループットを低下さ
せることなく、印字ヘッドの過熱を防止する回路を提供
することである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、印字データを格納する印字データバッファ
と、該印字データバッファから読出された印字データに
応じて印字ヘッドを駆動する印字ヘッド駆動回路と、印
字ヘッドを印字方向に移動させるスペースモータと、該
スペースモータを駆動するスペースモータ駆動回路と、
該スペースモータ駆動回路及び印字ヘッド駆動回路を制
御する制御回路とを具備するドット印字ヘッドの駆動制
御回路に係る。
本発明は上記駆動制御回路において、前記印字データバ
ッファに格納される印字データに基づき、該印字データ
を印字した際の印字ヘッド全体の温度を予測する第1の
ディジタルフィルタと、 前記印字データバッファに格納される印字データに基づ
き、印字ヘッドの各印字素子毎に、該印字データを印字
した際の印字素子の温度を予測する第2のディジタルフ
ィルタと、 第1のディジタルフィルタで予測された温度と該温度の
基準値とを比較する第1の比較器と、 第2のディジタルフィルタで予測された温度と該温度の
基準値とを比較する第2の比較器とを設け、 前記制御回路は第1及び第2の比較器の比較結果に基づ
き、前記印字ヘッド駆動回路及びスペースモータ駆動回
路を制御して前記印字データバッファ内の印字データの
印字速度を制御するよう構成した。
(作用) 印字データ(例えば1行分)は印字データバッファに逐
次入力される。この印字データは同時に、第1及び第2
のディジタルフィルタに入力される。第1のディジタル
フィルタはこの印字データから、該印字データを印字し
た際の印字ヘッド全体の温度を予測し、また第2のディ
ジタルフィルタは前記印字データを印字した際の印字素
子の温度を予測する。第1及び第2のディジタルフィル
タの出力はそれぞれ第1及び第2の比較器で、それぞれ
の基準値と比較される。この比較の結果、予測される印
字ヘッドの温度又は印字素子の温度が正常な印字ヘッド
の動作に支障があると判断されたときは、制御回路は例
えば印字速度を低下させるよう印字ヘッド駆動回路及び
スペースモータ駆動回路とを制御する。これにより、印
字データバッファ内の印字データは、印字ヘッドが予測
された温度に達することなく印字ヘッドの許容温度内で
印字できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。同図に
おいて、印字データバッファ1は図示しない上位装置か
らの1回の印字動作で印字される印字データ(1行分の
印字データ)を格納する。印字ヘッド4は例えばワイヤ
ドット型のもので、所定のドット数を有している。この
ドットワイヤの数は印字データのビット数と一定の関係
を有しており、例えば24ピン(24ワイヤドット)印字ヘ
ッドに対し1バイト(=8ビット)構成の印字データを
用いる場合、印字データ3バイト分が1度の印字データ
量となる(以下、この例で説明を進める)。印字ヘッド
駆動回路3は印字データバッファ1から3バイト毎に読
出される印字データに応じて、印字ヘッド2を駆動させ
る。スペースモータ4は印字ヘッド2を印字方向(スペ
ース方向)に移動させる。スペースモータ駆動回路5は
スペースモータ4を駆動させる。バッテリ6は印字ヘッ
ド駆動回路3及びスペースモータ駆動回路5に電力を供
給する。
印字データ101はまた、第1ディジタルフィルタ7A及び
第2ディジタルフィルタ7Bに与えられる。第1ディジタ
ルフィルタ7Aは、印字データバッファ1に格納された1
行分の印字データに基づき、印字の際の印字ヘッド2全
体の温度を予測する。第2ディジタルフィルタ7Bは、印
字ヘッド2の各印字素子(上記の例では24ピン)毎に、
印字データバッファ1に格納された1行分の印字データ
中の連続して印字すべきドットの有無に基づき、印字ヘ
ッド2の各印字素子毎の印字の際の温度を予測し、この
うち最大の温度を選択して出力する。比較器8Aは、第1
ディジタルフィルタ7Aから出力される印字ヘッド2全体
の温度予測値と、比較信号発生器9から供給される制御
温度値とを比較する。比較器8Bは第2ディジタルフィル
タ7Bから出力される印字ヘッド2の印字素子の最大の温
度予測値と、比較信号発生器9から供給される制御温度
値とを比較する。
制御回路10はマイクロプロセッサ又は制御ロジック回路
で構成され、比較器8A及び8Bの出力に基づき、印字ヘッ
ド駆動回路3及びスペースモータ駆動回路5を制御し
て、後述する第1の印字モードで印字動作を行なわせ
る。また、制御回路10は印字ヘッド駆動回路3及びスペ
ースモータ駆動回路5に加え、印字データバッファ1を
制御することにより、後述する第2の印字モードで印字
動作を行なわせることもできる。更に、制御回路10は比
較信号発生器9が出力すべき制御温度値を指示する。
第2図は第1ディジタルフィルタ7A及び第2ディジタル
フィルタ7Bの詳細な構成を示すブロック図である。第1
ディジタルフィルタ7Aは図示するようにビット加算器1
1、加算器12、遅延回路13、剰算器14、ラッチ回路15、
加算器16及びラッチ回路17で構成されている。ビット加
算器11は図示しない上位装置から送られてくる1行分の
印字データ101を3バイトごとに受取り、この印字デー
タ(以下、3バイト分の印字データを1印字データとす
る)中の印字するドットの数(論理“1"のドットの数)
を算出する。この1印字データ中の印字するドットの数
は、加算器12の入力となる。加算器12、遅延回路13、剰
算器14及びラッチ回路15は次式の演算を行なう。
An=Nn+K1・An-1 ……(1) Nn:n番目の1印字データ中の印字ドット数 An:n番目の印字データまでの演算結果 K1:剰算係数 ここで、剰算係数K1はラッチ回路15にラッチされている
固定値である。この固定値は装置仕様や印字ヘッド仕様
等(特に放熱特性)に応じて決定されるものであって、
予め制御回路10によりセットされる(尚、第1図ではこ
のための信号線を省略してある)。
(1)式は以下の意味を持つ。印字ヘッド2の総合的な
(全体的な)温度上昇は、印字ヘッド2にて消費される
電力に比例し、この消費される電力は印字ドット数と比
例関係にある。ここで、印字ヘッド2における印字は時
系列的に行なわれるため、現時点より前に印字を行なっ
た際に発生したジュール熱は、印字ヘッド2の持つ熱時
定数(熱抵抗)により徐々に冷えていく。この発熱に関
するステップ応答は、以下のとおり近似できる。
Δt=P・Kn ……(2) Δt:温度上昇分 P:あるステップにて消費した電力 K:熱時定数(1>K>0) n:サンプリング時系列の数 ここで、前述した如く、印字ヘッド2にて1回の印字時
に消費される電力は印字ヘッド2の印字ドット数に比例
するため、サンプリング時の温度上昇をtnとすれば、 なる関係が成立する。従って、(1)式のAn、すなわち
加算器12の出力は、n番目までの印字データを印字した
際に予測される温度上昇値に相当する。加算器16は3バ
イトごとに演算されるAnと、毎行印字後に印字ヘッド2
の温度値として計算しセットされている(この計算は制
御回路10が行なう)ラッチ回路17の出力とを加算する。
従って、加算器16の出力はn番目までの印字データを印
字した際の印字ヘッド2全体の温度予測値に相当する。
第2ディジタルフィルタ7Bはシフトレジスタ18、遅延回
路19、論理積回路20、加算器21、遅延回路22、剰算器2
3、ラッチ回路24、加算器25、ラッチ回路26及び選択回
路27から構成されている。ここで、前記表1に示す如き
印字パターンを印字する場合、論理“1"に対応する印字
素子中の励磁コイルは連続的に通電されるため、この励
磁コイルの温度は上昇する。しかしながら、印字ヘッド
2全体の温度は連続的に通電される励磁コイルから印字
ヘッド2全体への熱抵抗のため、短時間(1行を印字す
るに要する時間程度)ではそれほど上昇しない。このた
め、印字ヘッド2全体としてみれば許容温度内にあるに
もかかわらず、連続して通電された励磁コイルはコイル
線材の耐熱温度を越えてしまう場合がある。従って、本
実施例では第1ディジタルフィルタ7Aで印字ヘッド2全
体の温度を予測するとともに、第2ディジタルフィルタ
7Bで各印字素子毎の温度を予測して、印字動作を制御す
ることとしている。
シフトレジスタ18は3バイト毎に、シリアルな印字デー
タ101をパラレルな印字データに変換して出力する。こ
の印字ヘッド2の各印字素子、すなわち各ドットに対応
するビット情報は、遅延回路19及び論理積回路20に入力
される。論理積回路20は印字ヘッド2の各ドット毎に、
シフトレジスタ18の出力と1回前のシフトレジスタ18の
出力との論理積を演算し、連続通電の有無を検出する。
そして、論理積回路20は連続通電が行なわれることを検
出したときに出力を発する。論理積回路20の出力は加算
器21、遅延回路22、剰算器23及びラッチ回路24により、
前記(1)式と同様にして各ドット毎に演算処理され
る。従って、加算器21の出力は印字ヘッド2の各ドット
毎、すなわち各励磁コイル毎の温度上昇の予測値に相当
する。この各励磁コイル毎に演算される温度上昇の予測
値を一方の入力とする加算器25は、この予測値と、ラッ
チ回路26に1行印字毎に格納される各励磁コイル毎の温
度値(毎行印字後に、制御装置10が印字停止時間におけ
る放熱分を演算し、セットする)とを加算する。従っ
て、加算器25の出力は、印字データバッファ1に格納さ
れたn番目までの印字データを印字した際の各励磁コイ
ル毎の温度の予測値である。選択回路27は、各励磁コイ
ル毎に予測された温度の予測値の中で最大のものを選択
し、比較器8Bに出力する。
次に、本実施例の動作を説明する。
図示しない上位装置からの1行分のシリアルな印字デー
タ101は、印字データバッファ1に印字する順序で逐次
格納される。同時に、印字データ101は3バイト毎に、
第1ディジタルフィルタ7A及び第2ディジタルフィルタ
7Bに与えられる。第1ディジタルフィルタ7Aに3バイト
毎に与えられた印字データ101は、第2図に示すビット
加算器11に入力され、当該1印字データ中の印字すべき
ドットの数が演算される。加算器12は前記(1)式に従
い、このドットの数Nnとの剰算器14から出力されるK1
An-1とを加算し、Anを演算する。前述したように、この
Anはn番目までの印字データを印字した際に生ずる印字
ヘッド2全体の温度上昇の予測値に相当する。このAn
加算器16でラッチ回路17からの印字ヘッド2の温度と加
算され、当該n番目までの印字データを印字した際の印
字ヘッド2全体の温度値として、比較器8Aに逐次出力さ
れる。
一方、第2ディジタルフィルタ7Bに3バイト毎に与えら
れた印字データ101は、第2図に示すシフトレジスタ18
に入力され、印字ヘッド2の各ドットに対応する各ビッ
ト情報に変換される。この各ビット情報は論理積回路20
で、遅延回路19からの1回前の対応する各ビット情報と
論理積演算され、各ドット毎に連続通電の有無が検出さ
れる。論理積演算回路20の出力は加算器21、遅延回路2
2、剰算器23及びラッチ回路24で前記(1)式に従い演
算処理される。これにより、加算器21からは各ドット毎
の温度上昇の予測値が出力される。この各ドット毎の温
度上昇の予測値は加算器25で、ラッチ回路26に格納され
ている各ドット毎の温度値と加算され、各ドット毎の温
度の予測値が求められる。これらの各ドット毎の温度の
予測値は選択回路27で比較され、最大の温度予測値が選
択されて逐次比較器8Bに出力される。
比較回路8Aは、第1ディジタルフィルタ7Aから1印字デ
ータ毎に出力された印字ヘッド2全体の温度予測値と比
較信号発生器9から出力された制御温度値とを比較し、
温度予測値が制御温度値を越えた場合に出力を発する。
制御回路10はこの比較結果に基づき、第3図(a)に示
す第1の印字モード又は第3図(b)に示す第2の印字
モードのいずれかに従って印字動作を制御する。第3図
(a)及び(b)はそれぞれ温度予測値に応じた時間と
印字速度との関係を示す図である。はじめに、第3図
(a)に示す第1の印字モードについて説明する。
第1の印字モードは、比較器8Aの出力に応じて印字速度
そのものを変えるものである。制御回路10は3バイトの
1印字データ毎に出力される比較器8Aの出力を受取り、
比較器8Aが出力を発するごとに比較信号発生器9に指示
を与え比較信号、すなわち制御温度値を増加させる。そ
して、制御回路10は1行分の印字データが印字データバ
ッファ1に格納された時点での制御温度値に応じて印字
速度を決定し、印字ヘッド駆動回路3及びスペースモー
タ駆動回路5を制御する。第3図(a)のS1は通常印字
時の印字速度、S2は1行分の印字を実行した際にある程
度の温度上昇が予想される場合(換言すれば、1行分の
印字データ中に印字するドットの数が比較的多い場合)
の印字速度、S3はかなりの温度上昇が予想される場合
(換言すれば、1行分の印字データ中に印字するドット
の数が非常に多い場合)の印字速度を示す。制御回路10
は、最終的な制御温度値に応じてこのS1〜S3のいずれか
1つの印字速度を選択し、印字データバッファ1内の印
字データを印字させる。
これに対し、第3図(b)に示す第2の印字モードは印
字速度を通常印字速度に固定する一方で、印字を間けつ
的に、換言すれば1行分の印字データを分割して印字す
る。制御回路10は比較器8Bから出力が発せられた時点
で、印字データバッファ1への印字データ101の格納を
中止させる。そして、現時点までの印字データを印字速
度を低下させずに通常印字速度で印字させる。この場合
には、次の印字データの格納までの時間及びスペースモ
ータ4の加減速時間を利用して印字ヘッド2の温度を低
下させることができる。第3図(b)のS4は通常印字時
を示し、S5はある程度の温度上昇が予測される場合、S6
はかなりの温度上昇が予測される場合を示す。
一方、比較器8Bは比較信号発生器9から発せられる励磁
コイルの制御温度値と第2ディジタルフィルタ7Bから出
力された1印字データ毎の温度予測値とを比較し、温度
予測値が制御温度値を越えた場合に出力を発する。この
出力を入力する制御回路10は、前述した第1又は第2の
印字モードのいずれかに従って、印字動作を行なわせ
る。
以上、本発明の一実施例を説明した。ここで、前記
(1)式は前述したように温度上昇に相当するものであ
ったが、印字ヘッド2への電力は印字ドット数と比例関
係にあるため、印字ヘッド2の消費電力にも当てはまる
ものである。すなわち、K1=1とした場合のAnは消費電
力総和に相当するので、An/nは1回の印字動作時の平均
電力の予測値を示す。具体的には、第2図の第1ディジ
タルフィルタ7Aの加算器12の出力Anをnで割った値を求
めれば、この平均電力の予測値が求まる。そして、この
予測値を印字ヘッド2の許容電力と比較することによ
り、印字ヘッド2の許容電力に極めて近いところで印字
動作を行なわせることができる。従って、この演算を行
なうディジタルフィルタを第1ディジタルフィルタ7A及
び第2ディジタルフィルタ7Bに加えて設けることによ
り、必要以上に印字速度を低下させることなく印字動作
可能となり、プリンタとして総印字時間の短縮(スルー
プットの向上)が一層図られる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、印字データバッ
ファに格納される印字データに基づき、該印字データの
印字前に、印字ヘッド全体の温度及び局部的な印字ヘッ
ドの印字素子の温度を予測して、予測温度値に応じて印
字動作を制御することにより、印字ヘッドの温度が常に
許容温度以下になるようにしたため、極めて精度良くか
つ確実に各印字素子を含めた印字ヘッドの過熱を防止す
ることができる。従って、印字のスループットを極めて
高く保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は第1
図に示す第1ディジタルフィルタ及び第2ディジタルフ
ィルタの詳細なブロック図、及び第3図は本実施例の印
字モードを示す図である。 1……印字データバッファ、2……印字ヘッド、3……
印字ヘッド駆動回路、4……スペースモータ、5……ス
ペースモータ駆動回路、6……バッテリ、7A……第1デ
ィジタルフィルタ、7B……第2ディジタルフィルタ、8
A,8B……比較器、9……比較信号発生器、10……制御回
路、11……ビット加算器、12……加算器、13……遅延回
路、14……剰算器、15……ラッチ回路、16……加算器、
17……ラッチ回路、18……シフトレジスタ、19……遅延
回路、20……論理積回路、21……加算器、22……遅延回
路、23……剰算器、24……ラッチ回路、25……加算器、
26……ラッチ回路、27……選択回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字データを格納する印字データバッファ
    と、該印字データバッファから読出された印字データに
    応じて印字ヘッドを駆動する印字ヘッド駆動回路と、印
    字ヘッドを印字方向に移動させるスペースモータと、該
    スペースモータを駆動するスペースモータ駆動回路と、
    該スペースモータ駆動回路及び印字ヘッド駆動回路を制
    御する制御回路とを具備するドット印字ヘッドの駆動制
    御回路において、 前記印字データバッファに格納される印字データに基づ
    き、該印字データを印字した際の印字ヘッド全体の温度
    を予測する第1のディジタルフィルタと、 前記印字データバッファに格納される印字データに基づ
    き、印字ヘッドの各印字素子毎に、該印字データを印字
    した際の印字素子の温度を予測する第2のディジタルフ
    ィルタと、 第1のディジタルフィルタで予測された温度と該温度の
    基準値とを比較する第1の比較器と、 第2のディジタルフィルタで予測された温度と該温度の
    基準値とを比較する第2の比較器とを設け、 前記制御回路は第1及び第2の比較器の比較結果に基づ
    き、前記印字ヘッド駆動回路及びスペースモータ駆動回
    路を制御して前記印字データバッファ内の印字データの
    印字速度を制御することを特徴とするドット印字ヘッド
    の駆動制御回路。
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