JPH0749119Y2 - 軸受支持回転体の遊転抑止装置 - Google Patents

軸受支持回転体の遊転抑止装置

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JPH0749119Y2
JPH0749119Y2 JP1987158864U JP15886487U JPH0749119Y2 JP H0749119 Y2 JPH0749119 Y2 JP H0749119Y2 JP 1987158864 U JP1987158864 U JP 1987158864U JP 15886487 U JP15886487 U JP 15886487U JP H0749119 Y2 JPH0749119 Y2 JP H0749119Y2
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JP
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bearing
bearing support
arm
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rotating body
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元章 村上
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服部歯車製作株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、軸受支持回転体の遊転抑止装置に関する。
クラッチ機構が配設され動力系統に連結される回転主軸
の回転により、軸受支持回転体を回転させ、クラッチの
脱離により回転主軸の回転から軸受支持回転体を解放す
る機構は、回転主軸に慣性モーメントを付与することを
目的とする機構を中心に、諸動力機関に広く利用されて
いるが、この軸受支持回転体の遊転が不都合な結果をも
たらす場面もありうる。
特に車輪使用機関等の走行試験に係る検査器機において
は、単一の回転主軸に列設される軸受支持回転体を負荷
加重手段として利用することが多く、このような器機に
あっては、軸受支持回転体の遊転が測定結果に好ましか
らざる要因となる。
本考案は、上記のような場合において、測定時の初期設
定状況を保全するための、軸受支持回転体の遊転抑止装
置に関する。
従来の技術 従来より見られる回転体の回転抑止固定装置には、回転
体ないし回転主軸にバンドブレーキやデイスクブレーキ
等を取り付けて、その遊転を抑止するようにしたものが
多い。
また上記産業上の利用分野に関連し、回転主軸ないし回
転主軸に連結された回転体の遊転を抑止もしくは停止さ
せ固定する技術としては、実公昭51-52100号ならびに特
公昭49-128422号があげられる。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、回転体ないし回転主軸にバンドブレーキ
やデイスクブレーキ等を取り付ける従来例にあっては、
そのブレーキを作動させるために、動力系統を具設した
操作制御機構を別途に設けざるをえず、そのために装置
自体が複雑化するだけでなく、そのブレーキ操作を逐一
行わなければならないため、操作が煩雑化するといった
問題点がある。
また上記提示の2先行技術、即ち実公昭51-52100号なら
びに特公昭49-128422号は、回転主軸の遊転抑止もしく
は回転主軸に連結される回転体の遊転抑止ないし停止固
定を企図するものであり、本考案の産業上の利用分野に
実施するには不都合が生じる。
本考案はこのような問題点にかんがみ、回転主軸の回転
からの解放時における軸受支持回転体の遊転を回転開始
に至るまで抑止固定することが、簡便な操作により実現
可能な、軸受支持回転体の遊転抑止装置を提供すること
を目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案軸受支持回転体の遊転抑止装置は、クラッチ機構
が軸方向に摺動自在に敷設された回転主軸および該回転
主軸に外嵌されクラッチ部材の添設された軸受支持回転
体において、該軸受支持回転体側面に装設される繋合環
と、上記回転主軸上クラッチ機構に連設されるフランジ
付環状溝と、固設回動軸に根幹部が固着され両先端にベ
アリング機構が突設されたY字形状アームと、該アーム
主幹部に上記軸受支持回転体に向かって垂設されたつめ
繋合体とにより構成され、上記フランジ付環状溝中にベ
アリング機構が介置されるとともに、上記アームの傾動
により上記クラッチ機構離脱時には上記繋合環とつめ繋
合体とが繋合し、上記クラッチ機構連結時には上記繋合
環およびつめ繋合体とが繋着部位を有しないことを上記
問題点を解決するための手段としている。
作用 上述の構成により、回転主軸に敷設のクラッチ機構と軸
受支持回転体に配設のクラッチ部材を連結させ、回転主
軸を回転駆動させると、軸受支持回転体は回転する。
クラッチ機構連結時の機序は以下のごとくである。固設
回動軸を回動させ、Y字形状アームを傾動させると、こ
のアームの傾動により、アーム先端に突設されたベアリ
ング機構を介しフランジ付環状溝の一方のフランジに軸
受支持回転体側方向の押力が加わり、回転主軸に敷設の
クラッチ機構が摺動して軸受支持回転体配設のクラッチ
部材に嵌着し、クラッチが連結される。アーム傾動時に
は、上記ベアリング機構とフランジとの接合点は下方に
若干摺移するが、回転主軸の回転阻害は僅少である。
このときアームは回転主軸に対し傾斜交差面上にあり、
軸受支持回転体側面に装設された繋合環とアーム主幹部
に上記軸受支持回転体に向かって垂設されたつめ繋合体
とは繋着部位を有せず、離間する。従って軸受支持回転
体の回転は保全される。
クラッチ機構離脱時の機序は以下のごとくである。回転
主軸の回転駆動を止め、軸受支持回転体の静止を待つ。
軸受支持回転体の静止後、固設回動軸を上記クラッチ機
構連結時に回動させた回転方向と反対方向に回動させ、
Y字形状アームを同じく反対方向に傾動させると、この
アームの傾動により、アーム先端に突設されたベアリン
グ機構を介しフランジ付環状溝の他方のフランジに軸受
支持回転体側と反対方向に押力が加わり、回転主軸に敷
設のクラッチ機構が、軸受支持回転体側と反対方向に摺
動して軸受支持回転体に配設のクラッチ部材より脱嵌
し、クラッチが離脱する。アーム傾動時には、上記ベア
リング機構とフランジとの接合点は上方に若干摺移す
る。
このときアームは回転主軸に対し垂直交差面上にあり、
上記繋合環とアーム主幹部に垂設の上記つめ繋合体とは
繋合する。この両者の繋合により軸受支持回転体の遊転
は抑止され、軸受支持回転体は静止固定される。従って
軸受摩擦による軸受支持回転体の遊転は生起しない。
またこのような軸受支持回転体静止固定状況設定の後
は、再び回転主軸が回転を始めても、回転体が軸受支持
であるため回転阻害は殆ど生じない。
実施例 以下本考案軸受支持回転体の遊転抑止装置の実施例を図
面に基づき説明する。
第1図に示されるように、回転主軸1にはベアリング軸
受3を介し、軸受支持回転体2が外嵌されている。この
軸受支持回転体2の一側面には凸環部2aが凸設され、こ
の凸環部2aには繋合環歯車6が装設されている。
上記軸受支持回転体側面凸環部2aの中心部はクラッチ嵌
合凹部が形成され、このクラッチ嵌合凹部の内側壁には
クラッチ部材4bが添設されている。
クラッチ機構4のうち回転主軸敷設の構成部材4aはフラ
ンジ5a、5bを有するフランジ付環状溝5と一体形成して
連設され、回転主軸1の外側面に、軸方向に摺動自在に
敷設されており、このクラッチ機構4のクラッチ部材4a
は、上記クラッチ部材4bに嵌脱自在に着接する。
上記軸受支持回転体凸環部2aに装設される繋合環歯車6
には、つめ繋合体9のつめ部9aが噛合ないし繋合するつ
め歯6aが、第3図に示されるように、縁部に形成されて
いる。
Y字形状アーム7はアーム部7a、主幹部7bより構成さ
れ、このアーム根幹部は系外に回動自在に固設される固
設回動軸8に固着されている。アーム主幹部7bにはつめ
繋合体9が軸受支持回転体2に向かって垂設され、この
つめ繋合体9の先端には、第4図に示されるような、上
記つめ歯6aに噛合ないし嵌合するつめ部9aが形成されて
いる。またアーム部7aの両先端には、第2図に示される
ように、ベアリング機構10が上記フランジ付環状溝5中
に突設介置されている。
このベアリング機構10はベアリング支持杆10aとベアリ
ング環10bより構成され、ベアリング支持杆10aの先端は
第2図に示されるように、環状溝底部に当接せず、その
根幹部は上記アーム部7aの先端に埋設固定されている。
ベアリング環10bはベアリング支持杆10aに回動自在に遊
嵌され、クラッチ機構摺動時には、フランジ5a、5bの少
なくとも一方に当接点を有する。
以上のような構成により、回転主軸1を回転駆動させ、
回転主軸1に敷設のクラッチ機構の構成部であるクラッ
チ部材4aと軸受支持回転体2に配設のクラッチ部材4bを
嵌合連結させると、軸受支持回転体2は回転する。
クラッチ機構連結時の機序について説明すると、固設回
動軸8を回動させ、第1図における点線の状態にまでY
字形状アーム7を傾動させると、このアーム7の傾動に
より、アーム先端に突設されたベアリング機構10を介し
フランジ付環状溝5の一方のフランジ5aに軸受支持回転
体側方向の押力が加わり、回転主軸1に配設のクラッチ
機構4が摺動してクラッチが嵌合連結される。アーム7
の傾動時には、上記ベアリング機構10の構成部分である
ベアリング環10bとフランジ5aとの接合点は下方に若干
摺移するが、回転主軸1の回転阻害は僅少である。
このときアーム7は回転主軸1に対し傾斜交差面上にあ
り、軸受支持回転体2の側面に装設された繋合環歯車6
のつめ歯6aとアーム主幹部7bに上記軸受支持回転体2に
向かって垂設されたつめ繋合体9のつめ部9aとは繋着部
位を有せず、繋合環歯車6とつめ繋合体9とは離間す
る。従って軸受支持回転体2の回転は阻害されない。
クラッチ機構離脱時の機序は以下のごとくである。
まず回転主軸1の回転駆動を止め、軸受支持回転体2の
静止を待つ。軸受支持回転体2の静止後、固設回動軸8
を上記クラッチ機構連結時に回動させた回転方向と反対
方向に回動させ、Y字形状アーム7を同じく反対方向に
傾動させると、このアーム7の傾動により、アーム先端
に突設されたベアリング機構10を介しフランジ付環状溝
の他方のフランジ5bに軸受支持回転体側と反対方向に押
力が加わり、回転主軸1に敷設のクラッチ機構4の構成
部であるクラッチ部材4aが、軸受支持回転体側と反対方
向に摺動して軸受支持回転体2に配設のクラッチ部材4b
より脱嵌し、クラッチが離脱する。アーム7の傾動時に
は、上記ベアリング機構10の構成部材であるベアリング
環10bとフランジ5bとの接合点は上方に若干摺移する。
このときアーム7は回転主軸1に対し垂直交差面上にあ
り、上記繋合環歯車6のつめ歯6aとアーム主幹部7bに垂
設の上記つめ繋合体つめ部9aとは繋合する。この両者の
繋合により軸受支持回転体2の遊転は抑止され、軸受支
持回転体2は静止固定されるため、軸受摩擦による軸受
支持回転体2の遊転は生起しない。
またこのような軸受支持回転体2静止固定状況設定の後
は、再び回転主軸1が回転を始めても、回転体がベアリ
ング軸受3による支持であるため回転阻害は殆ど生じな
い。
従って軸受支持回転体2の静止固定状況、いわゆる初期
設定は、クラッチ操作を行わない限り、回転主軸1の回
転に影響されることなく保全される。
考案の効果 以上詳述したように、本考案軸受支持回転体の遊転抑止
装置によれば、クラッチ機構が軸方向に摺動自在に敷設
された回転主軸および該回転主軸に外嵌されクラッチ部
材の添設された軸受支持回転体において、回転主軸の回
転からの解放時即ちクラッチ離脱時における軸受支持回
転体の遊転を回転開始に至るまで抑止固定することが、
簡便な操作により実現可能な、軸受支持回転体の遊転抑
止装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案軸受支持回転体の遊転抑止装置の実施例を
示すもので、第1図は装置の概略構成を示す部分断面側
面図、第2図は同正面図、第3図は本考案に係る繋合環
歯車の構成態様を示す斜視図、第4図は同Y字形状アー
ムの主幹部に垂設されるつめ繋合体の構成態様を示す斜
視図である。 1……回転主軸、2……軸受支持回転体、2a……軸受支
持回転体側面凸環部、3……ベアリング軸受、4……ク
ラッチ機構、4a,4b……クラッチ部材、5……フランジ
付環状溝、5a,5b……フランジ、6……繋合環歯車、6a
……繋合環歯車つめ歯、7……Y字形状アーム、7a……
Y字形状アーム先端部、7b……Y字形状アーム主幹部、
8……固設回動軸、9……つめ繋合体、9a……つめ繋合
体つめ部、10……ベアリング機構、10a……ベアリング
支持杆、10b……ベアリング環。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クラッチ機構が軸方向に摺動自在に敷設さ
    れた回転主軸および該回転主軸に外嵌されクラッチ部材
    の添設された軸受支持回転体において、該軸受支持回転
    体側面に装設される繋合環と、上記回転主軸上クラッチ
    機構に連設されるフランジ付環状溝と、固設回動軸に根
    幹部が固着され両先端にベアリング機構が突設されたY
    字形状アームと、該アーム主幹部に上記軸受支持回転体
    に向かって垂設されたつめ繋合体とにより構成され、上
    記フランジ付環状溝中にベアリング機構が介置されると
    ともに、上記アームの傾動により上記クラッチ機構離脱
    時には上記繋合環とつめ繋合体とが繋合し、上記クラッ
    チ機構連結時には上記繋合環およびつめ繋合体とが繋着
    部位を有しないことを特徴とする軸受支持回転体の遊転
    抑止装置。
JP1987158864U 1987-10-16 1987-10-16 軸受支持回転体の遊転抑止装置 Expired - Lifetime JPH0749119Y2 (ja)

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JPH0165975U JPH0165975U (ja) 1989-04-27
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2500649Y2 (ja) * 1991-06-21 1996-06-12 新明和工業株式会社 高圧洗浄車における旋回体の旋回固縛装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5232495B2 (ja) * 1973-04-16 1977-08-22
JPS5152100U (ja) * 1974-10-17 1976-04-20

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JPH0165975U (ja) 1989-04-27

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