JPH0760562A - 搬送ラインにおけるクランプ装置 - Google Patents

搬送ラインにおけるクランプ装置

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JPH0760562A
JPH0760562A JP21678193A JP21678193A JPH0760562A JP H0760562 A JPH0760562 A JP H0760562A JP 21678193 A JP21678193 A JP 21678193A JP 21678193 A JP21678193 A JP 21678193A JP H0760562 A JPH0760562 A JP H0760562A
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Nobuyuki Ueno
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 台車のスピード変化や搬送ピッチの変化が生
じても、クランプ装置本体と駆動機構との煩雑な位置決
め作業を必要とせず、また、クランプ時に台車が傾く等
の不具合も防ぐことができるクランプ装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 搬送ラインに配置されたレール1上に第一の
台車2が搭載され、第一の台車2にはワーク3をクラン
プするクランプ装置本体4と係合部13、14が配置さ
れている。レール1の側方に走行架台21が設置され、
走行架台21には、第二の台車40が走行架台21に沿
って移動自在に搭載されている。第二の台車40はクラ
ンプ装置本体4を駆動する駆動機構61、および、係合
装置62、63を搭載している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種組立・加工作業を
行なう搬送ラインに用いて好適なワークのクランプ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両や各種装置の組立・加工作
業を行なう搬送ラインにおいては、ワークを搬送ライン
に配置されたレール上を走行させる台車上に保持させ
て、該台車を移動させつつ、各種組立・加工作業を行な
っていく。
【0003】たとえば、自動二輪車の製造ラインにおい
ては、前後の車輪をフレームに取り付けた組立基体を製
作し、この組立基体を製造ラインに配置されたレール上
を走行させる台車上に保持させ、該台車を移動させつ
つ、フレーム、車輪の周辺に必要な各種の部品を順次取
り付けて組立てていく。この製造ラインにおいて、従
来、前記組立基体を台車上に固定するクランプ装置とし
ては、次のようなものが知られている。
【0004】すなわち、台車上にはクランプ装置本体が
設置され、前記レールの側方にはクランプ装置本体を駆
動する駆動機構が設置されたものである。このクランプ
装置は、台車上のクランプ装置本体が駆動機構の前に来
たときに台車を一旦停止させ、駆動機構を起動してクラ
ンプ装置本体を駆動し、前記組立基体をクランプする。
そして、クランプ作業が終わった後は、再度、台車を次
の工程へと移動させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
クランプ装置においては、クランプ作業時に台車を停止
させる必要があるため、台車のスピード変化や搬送ピッ
チの変化が生じるたびに、クランプ装置本体と駆動機構
との煩雑な位置決め作業を必要とした。また、クランプ
時には台車に横方向からの押圧力を加えることとなるの
で、台車が傾く等の不具合が生じ易かった。
【0006】本発明は、前記の事情に鑑みてなされたも
のであって、台車のスピード変化や搬送ピッチの変化が
生じても、クランプ装置本体と駆動機構との煩雑な位置
決め作業を必要とせず、また、クランプ時に台車が傾く
等の不具合も防ぐことができるクランプ装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の搬送ラインにおけるクランプ装置
は、搬送ラインに配置されたレールと、該レール上に搭
載された第一の台車と、該第一の台車を走行させる駆動
機構と、前記第一の台車上に搭載されたワークをクラン
プするクランプ装置本体と、前記レールに沿って配置さ
れた走行架台と、該走行架台上に搭載された第二の台車
と、該第二の台車を走行させる駆動源と、前記第二の台
車に搭載され、第一の台車上のクランプ装置本体を駆動
する駆動機構と、前記第一の台車と第二の台車のいずれ
か一方に設けられた被係合部と、同いずれか他方に設け
られ、前記係合部に係合して前記第一の台車と前記第二
の台車とを一定の位置関係をもって連結する係合装置と
を備えてなることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明の搬送ラインにおけるクランプ装置にお
いては、レール上を走行する第一の台車と共に、前記レ
ールに沿って第二の台車が走行し、第一、第二の台車に
設けられた係合部および係合装置がこれら台車を一定の
位置関係をもって連結する。そして、第二の台車に搭載
された駆動機構によって第一の台車に搭載されたクラン
プ装置本体が駆動され、該クランプ装置本体にワークが
クランプされる。
【0009】
【実施例】つぎに、本発明の一実施例を図1ないし図3
を参照して説明する。ここで説明する実施例は、本発明
を自動二輪車の製造ラインに適用した場合の例である。
【0010】図1ないし図3において自動二輪車の製造
ラインLには、レール1が設置され、レール1上には図
示せぬ駆動機構によって矢印A方向に走行する第一の台
車2が搭載されている。第一の台車2は自動二輪車の組
立基体3(ワーク)をクランプするクランプ装置本体4
を搭載している。組立基体3はフレームに前後の車輪を
取り付けたものであり、この組立基体3に順次各種の部
品が取り付けられることにより自動二輪車となる。
【0011】クランプ装置本体4は、基台5、固定クラ
ンプ部材6、移動クランプ部材7、および、移動クラン
プ部材7の移動装置8から構成されている。固定クラン
プ部材6および移動クランプ部材7は、金属製の板体
9、9の内側に弾性を有する材料からなる押板10、1
0を張付けてなるものである。
【0012】移動装置8として、基台5上に支持部材1
1が設置され、支持部材11にロッド12が搬送ライン
の延在する方向(矢印A、B方向)に直交する方向(矢
印C、D方向)移動自在に装着されている。ロッド12
の先端には移動クランプ部材7が固定され、ロッド12
を矢印C方向に移動することによって固定クランプ部材
6と移動クランプ部材7の間に組立基体3を挟持固定で
きるようになっている。なお、支持部材11の内部には
ロック機構が内蔵されており、ロッド12を矢印C方向
に移動することによって固定クランプ部材6と移動クラ
ンプ部材7の間に組立基体3を挟持固定したときに、ロ
ッド12が移動した位置にロックされ組立基体3の保持
状態が継続して維持されるようになっている。
【0013】また、基台5上には、支持部材11の前方
および後方にピン13、14(係合部)が設けられてい
る。
【0014】一方、レール1の側方には、走行架台21
が設置されている。走行架台21は、レール1に平行し
て(矢印A、B方向)延在する下部フレーム22と、下
部フレーム22に立設された支柱23と、支柱23の上
端に固定されレール1に平行して延在する杆体24とを
有する構成となっている。杆体24の側面には支持板2
5を介して軌条26が固定され、杆体24の上面には支
持板27を介して軌条28が固定されている。また、杆
体24の上面に固定された支持板27の下面端部にはラ
ック29が固定されている。これら二つの軌条26、2
8およびラック29は杆体24と同様にレール1に平行
して延在している。
【0015】走行架台21には、第二の台車40が走行
架台21に沿って(矢印A、B方向)移動自在に搭載さ
れている。第二の台車40の基台41には、その下面に
支持板42、43が固定されている。支持板42の下端
側面には軌条26に係合するガイド部材44が固定さ
れ、基台41の下面には軌条28に係合するガイド部材
45が固定されている。
【0016】支持板43にはエアモーター46が固定さ
れ、エアモーター46の回転出力は図示しない減速機構
を介して出力軸47に取り出されるようになっている。
出力軸47にはピニオン48が固定されており、ピニオ
ン48はラック29に噛み合っている。これらエアモー
ター46およびピニオン48が第二の台車40の駆動機
構を構成する。
【0017】基台41の下面には、エア供給管路51が
固定されており、エア供給管路51にはケーブルベア5
2が接続されている。前記エアモーター46には、これ
らケーブルベア52およびエア供給管路51を通してエ
アが供給されるようになっている。これらの構成のもと
に第二の台車40は搬送ラインに平行な方向(矢印A、
B方向)に移動することができる。
【0018】なお、第二の台車40は矢印B方向に移動
した際、その終端位置においては杆体24の端部上面に
設けられたショックアブソーバー53によって過大な衝
撃力を受けることなしに停止するようになっている。な
お、図1および図2において54はリミットスイッチで
あり、第二の台車40の移動位置が検出できるようにな
っている。
【0019】第二の台車40の基台41にはクランプ装
置本体4を駆動する駆動機構61、および、係合装置6
2、63が、搬送ラインの延在する方向(矢印A、B方
向)に直交する方向(矢印C、D方向)に移動自在に搭
載されている。すなわち、基台41上には矢印C、D方
向に向けてレール64、64が固定されている。そし
て、駆動機構61、および係合装置62、63は支持板
65に固定されている。支持板65の下面にはガイド6
6、66…が固定されており、ガイド66、66…はレ
ール64、64に係合した構成となっていて、支持板6
5が矢印C、D方向へ移動することができる。なお、基
台41には保持体67が固定されており、この保持体6
7の軸部68と支持板65とはフローティングジョイン
ト69によって連結されている。この構成のもとに支持
板65は矢印C、D方向に一定の範囲内でわずかに(1
0〜20mm程度)移動できるようになっている。
【0020】支持板65上に配置された係合装置62、
63は、図3に示すように、それぞれ先端部が鈎状のア
ーム81、82、および、エアシリンダ83、84から
概略構成されている。アーム81、82はピン85、8
5によって支持板65に回動自在に取り付けられ、さら
に、支持板65上に取り付けられたエアシリンダ83、
84のピストンロッド86、87がピン88、88を介
してアーム81、82に回動自在に取り付けられてい
る。この構成において係合装置62はエアシリンダ83
の駆動によりアーム81が矢印E、F方向に回動し、係
合装置63はエアシリンダ84の駆動によりアーム82
が矢印G、H方向に回動する。なお、エアシリンダ8
3、84にはケーブルベア52およびエア供給管路51
を通してエアが供給されるようになっている。
【0021】また、支持板65上には、クランプ装置本
体4を駆動する駆動機構61が設置されている。駆動機
構61は、支持板65に固定されたエアシリンダ91
と、エアシリンダ91の駆動ロッド92の先端に固定さ
れた押圧部材93から構成されている。支持板65に設
置されたアーム81、82は、第一の台車2の基台5に
設けられた係合部13、14に係合されるものである
が、この係合がなされた際に、第一の台車2上のクラン
プ装置本体4のロッド12と、第二の台車40上の駆動
機構61の押圧部材93とが正対して位置するように配
置されていて、エアシリンダ91を起動したときに押圧
部材93が移動してクランプ装置本体4のロッド12を
押すことができるようになっている。
【0022】以下、上記の装置の動作について説明す
る。第一の台車2は、順次、レール1上を矢印A方向に
走行してくる。このとき、第二の台車40は走行架台2
1の矢印B方向の端点において待機していて、係合装置
62のアーム81が図3において矢印E方向に回動され
て二点鎖線で示される位置に配され、係合装置63のア
ーム82が実線で示される位置に配されている。
【0023】第一の台車2の移動によって、係合装置6
2のアーム81が走行してきた第一の台車2上の係合部
13に係合し、第二の台車40が、レール1上を矢印A
方向に走行する第一の台車2に牽引されて、走行架台2
1上を矢印A方向に移動する。この第二の台車40の移
動が検知されると、係合装置63のエアシリンダ84が
起動されてアーム82を矢印G方向に二点鎖線で示され
る位置へと回動させ、第一の台車2上の係合部14に係
合させる。
【0024】このように、第一の台車2上の一対の係合
部13、14に第二の台車40上の一対のアーム81、
82がそれぞれ係合すると、第二の台車40に搭載され
た駆動機構61のエアシリンダ91が起動され、押圧部
材93が第一の台車2に搭載されたクランプ装置本体4
のロッド12を押圧し、組立基体3が第一の台車2上の
クランプ装置本体4にクランプされる。ここで、ロッド
12はその位置にロックされ、組立基体3のクランプが
ロックされる。
【0025】このクランプ作業が終了した後は、第二の
台車40のエアシリンダ83、84が起動してアーム8
1が矢印F方向へ、アーム82が矢印H方向へそれぞれ
回動し、第一の台車2と第二の台車40の連結が解かれ
る。第一の台車2は組立基体3を搭載してレール1上を
A方向に進み次工程へと移る。第二の台車40はエアモ
ーター46が起動されることによって走行架台21上を
矢印B方向に走行し、走行架台21の端点において停止
する。そこで係合装置62のエアシリンダ83が起動さ
れアーム81が矢印E方向に回動し二点鎖線で示される
位置に配された状態で、次の第一の台車2がレール1上
を矢印A方向に走行してくるまで待機する。
【0026】このクランプ装置によれば、第一の台車2
に搭載された一対の係合部13、14と第二の台車40
に搭載された一対の係合装置62、63とによって、第
一の台車2と第二の台車40が連結されて走行するの
で、第一の台車2を停止させる必要なしに組立基体3を
クランプすることができ、第一の台車2のスピード変化
や搬送ピッチの変化が生じても、クランプ装置本体4と
駆動機構61との煩雑な位置決め作業を必要とせず、作
業性が改善される。
【0027】また、第一の台車2に搭載された一対の係
合部13、14と第二の台車40に搭載された一対の係
合装置62、63のアーム81、82とを係合させた状
態で、第二の台車40上の駆動機構61を起動して第一
の台車2上のクランプ装置本体4を駆動し組立基体3を
クランプするので、クランプ時に第一の台車2が傾く等
の不具合を防ぐことができる。
【0028】なお、上記の実施例ではレール1上を走行
する第一の台車2に一対の係合部13、14を配置し、
走行架台21上に移動自在に搭載された第二の台車40
に一対の係合装置62、63を配置した場合について説
明したが、これとは反対に、第一の台車2に一対の係合
装置を配置し、第二の台車40に一対の係合部を配置す
ることもできる。
【0029】また、上記の実施例においては、自動二輪
車の製造ラインにおいて、自動二輪車の組立基体3をク
ランプする場合について説明したが、本発明の搬送ライ
ンにおけるクランプ装置はこの適用例に限られることは
なく、各種の組立・加工作業を行なう搬送ラインにおい
て、一般的なワークをクランプする場合に適用できるク
ランプ装置である。
【0030】
【発明の効果】本発明の搬送ラインにおけるクランプ装
置によれば、第一の台車と第二の台車のいずれか一方に
設けられた係合部と、同いずれか他方に設けられた係合
装置とによって、第一の台車と第二の台車が連結されて
走行するので、第一の台車を停止させる必要なしにワー
クをクランプすることができ、第一の台車のスピード変
化や搬送ピッチの変化が生じても、クランプ装置本体と
クランプ装置本体を駆動する駆動機構との煩雑な位置決
め作業を必要とせず、作業性が改善される。
【0031】また、第一の台車と第二の台車のいずれか
一方に設けられた係合部と、同いずれか他方に設けられ
た係合装置とを係合させた状態で、第二の台車上のクラ
ンプ装置本体を駆動する駆動機構を起動し、第一の台車
上のクランプ装置本体を駆動してワークをクランプする
ので、クランプ時に第一の台車が傾く等の不具合を防ぐ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクランプ装置の一実施例を示す側面図
である。
【図2】同正面図である。
【図3】同平面図である。
【符号の説明】
1 レール 2 第一の台車 3 ワーク(自動二輪車の組立基体) 4 クランプ装置本体 13 係合部 14 係合部 21 走行架台 40 第二の台車 46 エアモーター 61 駆動機構 62 係合装置 63 係合装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ラインに配置されたレールと、該レ
    ール上に搭載された第一の台車と、該第一の台車を走行
    させる駆動機構と、前記第一の台車上に搭載されたワー
    クをクランプするクランプ装置本体と、前記レールに沿
    って配置された走行架台と、該走行架台上に搭載された
    第二の台車と、該第二の台車を走行させる駆動源と、前
    記第二の台車に搭載され、第一の台車上のクランプ装置
    本体を駆動する駆動機構と、前記第一の台車と第二の台
    車のいずれか一方に設けられた被係合部と、同いずれか
    他方に設けられ、前記係合部に係合して前記第一の台車
    と前記第二の台車とを一定の位置関係をもって連結する
    係合装置とを備えてなることを特徴とする搬送ラインに
    おけるクランプ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114893210A (zh) * 2022-04-12 2022-08-12 成都明宇重工机械有限责任公司 一种新型的全圆针梁台车牵引装置

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