JPH0760636B2 - 含浸形カソ−ドの製造方法 - Google Patents
含浸形カソ−ドの製造方法Info
- Publication number
- JPH0760636B2 JPH0760636B2 JP61054783A JP5478386A JPH0760636B2 JP H0760636 B2 JPH0760636 B2 JP H0760636B2 JP 61054783 A JP61054783 A JP 61054783A JP 5478386 A JP5478386 A JP 5478386A JP H0760636 B2 JPH0760636 B2 JP H0760636B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pellet
- cup
- emitter
- sleeve
- agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、含浸形カソードの製作方法に関する。
従来の含浸形カソードは、例えば、特開昭59−108233号
公報に記載されているように陰極基体となるペレットと
してタングステンの多孔質体を使用し、これにエミッタ
剤を含浸させ、ペレットとカップとの間に接合材を介在
させ溶接を行っていた。
公報に記載されているように陰極基体となるペレットと
してタングステンの多孔質体を使用し、これにエミッタ
剤を含浸させ、ペレットとカップとの間に接合材を介在
させ溶接を行っていた。
しかし、上記溶接、固着作業は、エミッタ剤の融点と高
融点金属製のカップ及びスリーブのそれとの相違につい
て配慮されていなかった。
融点金属製のカップ及びスリーブのそれとの相違につい
て配慮されていなかった。
従来技術は、エミッタ剤を含浸させたWペレットとカッ
プ及びスリーブの溶接固着作業の際、エミッタ剤とカッ
プ、スリーブの融点の相違について配慮されておらず、
高融点金属製のカップ、スリーブに対し、エミッタ剤の
融点は1750℃と低いため溶接固着作業の際、Wペレット
に含浸されたエミッタ剤が溶融爆発を引き起こし、エミ
ッタ剤が蒸発すると共に溶接部に穴があき、溶接が極め
て困難となる問題があった。
プ及びスリーブの溶接固着作業の際、エミッタ剤とカッ
プ、スリーブの融点の相違について配慮されておらず、
高融点金属製のカップ、スリーブに対し、エミッタ剤の
融点は1750℃と低いため溶接固着作業の際、Wペレット
に含浸されたエミッタ剤が溶融爆発を引き起こし、エミ
ッタ剤が蒸発すると共に溶接部に穴があき、溶接が極め
て困難となる問題があった。
本発明の目的は、ペレット、カップ、スリーブの溶接固
着作業そして、次のエミッタ剤をペレットに含浸する作
業を容易にすることにある。
着作業そして、次のエミッタ剤をペレットに含浸する作
業を容易にすることにある。
上記目的を達成するために本発明においては、多孔質焼
結体であるペレットと、このペレットの厚みより深い、
望ましくは2倍以上の深さを持ち、かつエミッタ剤を上
部に挿入するスペースを残した高融点金属製のカップを
用いることにより達成される。
結体であるペレットと、このペレットの厚みより深い、
望ましくは2倍以上の深さを持ち、かつエミッタ剤を上
部に挿入するスペースを残した高融点金属製のカップを
用いることにより達成される。
エミッタ剤含浸前のペレットとカップ及びスリーブの溶
接固着は、エミッタ剤が含まれていないため融点の相違
が小さく容易に溶接ができる。
接固着は、エミッタ剤が含まれていないため融点の相違
が小さく容易に溶接ができる。
また、次にエミッタ剤含浸プロセスにおいては、望まし
くはペレット厚みの2倍以上の深さを持ち、かつエミッ
タ剤を上部に挿入するスペースを残したカップを用いる
ことで、エミッタ剤含浸の際エミッタ剤のカップ、スリ
ーブ外周への回り込みを防止でき、さらにエミッタ剤含
浸後余剰エミッタ剤の除去及びペレット上部の電子放射
面の整形が容易にできる。
くはペレット厚みの2倍以上の深さを持ち、かつエミッ
タ剤を上部に挿入するスペースを残したカップを用いる
ことで、エミッタ剤含浸の際エミッタ剤のカップ、スリ
ーブ外周への回り込みを防止でき、さらにエミッタ剤含
浸後余剰エミッタ剤の除去及びペレット上部の電子放射
面の整形が容易にできる。
第1図は本発明の一実施例を模式的に示した溶接前側断
面図、第2図は同じく模式的に示した溶接後エミッタ剤
含浸前側断面図である。両図において1はタングステン
の多孔質焼結体を示すWペレット、2はこのWペレット
1を入れる高融点金属モリブデン製のカップ、3はWペ
レット1をカップ2を介して端部に支持する高融点金属
モリブデン製のスリーブ、4は溶接を行うレーザビー
ム、5はエミッタ剤である。Wペレット1は、空孔率20
〜25%のタングステンの多孔質焼結体である。カップ2
は、含浸の際エミッタ剤5を挿入できるスペースを残す
ため、Wペレット1の厚みtwの2倍の深さtmに整形加工
したモリブデン製を用いた。カップ2にWペレット1を
挿入する際Wペレット1は、上面以外の面を全て密接す
るように収納させる。このカップ2をさらにモリブデン
製のスリーブ3の上端部にWペレット1表面を一致させ
るように装着する。
面図、第2図は同じく模式的に示した溶接後エミッタ剤
含浸前側断面図である。両図において1はタングステン
の多孔質焼結体を示すWペレット、2はこのWペレット
1を入れる高融点金属モリブデン製のカップ、3はWペ
レット1をカップ2を介して端部に支持する高融点金属
モリブデン製のスリーブ、4は溶接を行うレーザビー
ム、5はエミッタ剤である。Wペレット1は、空孔率20
〜25%のタングステンの多孔質焼結体である。カップ2
は、含浸の際エミッタ剤5を挿入できるスペースを残す
ため、Wペレット1の厚みtwの2倍の深さtmに整形加工
したモリブデン製を用いた。カップ2にWペレット1を
挿入する際Wペレット1は、上面以外の面を全て密接す
るように収納させる。このカップ2をさらにモリブデン
製のスリーブ3の上端部にWペレット1表面を一致させ
るように装着する。
このようにエミッタ剤5含浸前のWペレット1とカップ
2、スリーブ3を組立て、レーザビーム4により溶接固
着作業を行う。このためエミッタ剤5の溶融爆発現象が
防止でき溶接固着作業が容易にできた。
2、スリーブ3を組立て、レーザビーム4により溶接固
着作業を行う。このためエミッタ剤5の溶融爆発現象が
防止でき溶接固着作業が容易にできた。
溶接固着作業後カップ2内にエミッタ剤5としてバリウ
ム、カルシウム、アルミネートのペレット又は、混合粉
末を挿入し含浸を行う。このエミッタ剤5の量は、Wペ
レット1に充分含浸できるように規定量以上挿入しても
よい。
ム、カルシウム、アルミネートのペレット又は、混合粉
末を挿入し含浸を行う。このエミッタ剤5の量は、Wペ
レット1に充分含浸できるように規定量以上挿入しても
よい。
エミッタ剤5の含浸終了後、余剰カップ部と余剰エミッ
タ剤は、研磨剤により第2図のA−A面まで研磨し完成
させる。
タ剤は、研磨剤により第2図のA−A面まで研磨し完成
させる。
本発明によれば、エミッタ剤含浸前に溶接固着作業を行
い、含浸の際Wペレットの厚さ以上の望ましくは約2倍
以上のカップを用いるので、溶接固着の信頼性が高くな
ると共に含浸の際、エミッタ剤がカップ、スリーブの外
周へ回り込むのを防止でき、また含浸後余剰エミッタ剤
の除去及び整形が容易になる。
い、含浸の際Wペレットの厚さ以上の望ましくは約2倍
以上のカップを用いるので、溶接固着の信頼性が高くな
ると共に含浸の際、エミッタ剤がカップ、スリーブの外
周へ回り込むのを防止でき、また含浸後余剰エミッタ剤
の除去及び整形が容易になる。
第1図は本発明の一実施例を模式的に示した溶接前側断
面図、第2図は本発明の一実施例を模式的に示した溶接
後エミッタ剤含浸前側断面図である。 1……ペレット、2……カップ、3……スリーブ、4…
…レーザビーム、5……エミッタ剤。
面図、第2図は本発明の一実施例を模式的に示した溶接
後エミッタ剤含浸前側断面図である。 1……ペレット、2……カップ、3……スリーブ、4…
…レーザビーム、5……エミッタ剤。
Claims (1)
- 【請求項1】エミッタ剤を含浸させるタングステンから
なる多孔質焼結体ペレットと、このペレットを挿入する
高融点金属製のカップと、前記ペレットを前記カップを
介して支持する高融点金属製のスリーブとを有する含浸
形カソードの製造方法において、前記ペレットをこのペ
レット厚より深い深さを有するカップに挿入し両者を組
立て固着した後、このカップを前記スリーブの上端部に
前記ペレットの上表面がほぼ一致するように前記スリー
ブ内に固着し、前記カップ内の前記ペレット上に前記カ
ップの上端面を越えない量の前記エミッタ剤を挿入しこ
のエミッタ剤を前記ペレットに含浸させた後に、前記ス
リーブの上端部より上に位置する前記カップの部分及び
前記エミッタ剤の余剰分を研磨により除去することを特
徴とする含浸形カソードの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61054783A JPH0760636B2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 含浸形カソ−ドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61054783A JPH0760636B2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 含浸形カソ−ドの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62213034A JPS62213034A (ja) | 1987-09-18 |
| JPH0760636B2 true JPH0760636B2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=12980361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61054783A Expired - Lifetime JPH0760636B2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 含浸形カソ−ドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0760636B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4890177A (ja) * | 1972-02-28 | 1973-11-24 |
-
1986
- 1986-03-14 JP JP61054783A patent/JPH0760636B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62213034A (ja) | 1987-09-18 |
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