JPH076347A - 磁気記録媒体用バインダー樹脂及び磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体用バインダー樹脂及び磁気記録媒体Info
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- JPH076347A JPH076347A JP14885593A JP14885593A JPH076347A JP H076347 A JPH076347 A JP H076347A JP 14885593 A JP14885593 A JP 14885593A JP 14885593 A JP14885593 A JP 14885593A JP H076347 A JPH076347 A JP H076347A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】磁性粉との親和力に優れ、磁性粉を高密度、高
配向で充填可能であり、これらの要求される品質に適合
するように容易に製造しうる塩化ビニル系磁気記録用バ
インダー樹脂ならびに電磁特性、耐熱性、耐久性及び耐
摩耗性に優れた磁気塗膜を有する磁気記録媒体。 【構成】 官能基を含有するビニルモノマー、水酸基を
含有するビニルモノマー及び塩化ビニルモノマーからな
る共重合体よりなる。
配向で充填可能であり、これらの要求される品質に適合
するように容易に製造しうる塩化ビニル系磁気記録用バ
インダー樹脂ならびに電磁特性、耐熱性、耐久性及び耐
摩耗性に優れた磁気塗膜を有する磁気記録媒体。 【構成】 官能基を含有するビニルモノマー、水酸基を
含有するビニルモノマー及び塩化ビニルモノマーからな
る共重合体よりなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録媒体用バイン
ダー樹脂及びそれを用いた磁気記録媒体に関するもので
ある。
ダー樹脂及びそれを用いた磁気記録媒体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】磁気テープや磁気カード等の塗布型磁気
記録媒体は一般にポリエステルフィルム上に、磁性粉及
びバインダー樹脂を含む磁性塗料を塗布し磁性層を形成
することにより製造されている。この磁気記録媒体に要
求される品質としては、磁性粉を高密度、高配向性をも
たせて充填することにより得られる電磁変換特性と、磁
気へッドとの摩擦等に耐えうる耐久性が挙げられる。
記録媒体は一般にポリエステルフィルム上に、磁性粉及
びバインダー樹脂を含む磁性塗料を塗布し磁性層を形成
することにより製造されている。この磁気記録媒体に要
求される品質としては、磁性粉を高密度、高配向性をも
たせて充填することにより得られる電磁変換特性と、磁
気へッドとの摩擦等に耐えうる耐久性が挙げられる。
【0003】このため、磁気記録媒体に用いられるバイ
ンダー樹脂には、磁性粉を磁性塗料中に高分散させて磁
性塗膜に優れた電磁変換特性を持たせると共に、イソシ
アネート化合物等の架橋剤と結合させることにより磁性
塗膜に強度を与えることが行われている。また、磁気記
録媒体の品質及び長時間にわたり磁気特性を維持するた
めに、磁性塗膜中の磁性粉を劣化させないことが必要で
ある。
ンダー樹脂には、磁性粉を磁性塗料中に高分散させて磁
性塗膜に優れた電磁変換特性を持たせると共に、イソシ
アネート化合物等の架橋剤と結合させることにより磁性
塗膜に強度を与えることが行われている。また、磁気記
録媒体の品質及び長時間にわたり磁気特性を維持するた
めに、磁性塗膜中の磁性粉を劣化させないことが必要で
ある。
【0004】最近では、AV機器等の発達に伴い、磁気
記録媒体にも高品質が要求されるようになり、磁性粉を
より高密度で磁性塗膜中に充填させるために磁性粉粒子
は一層微粒化されていく傾向にある。このため、今まで
以上に分散性の優れたバインダー樹脂が要求されるよう
になってきた。
記録媒体にも高品質が要求されるようになり、磁性粉を
より高密度で磁性塗膜中に充填させるために磁性粉粒子
は一層微粒化されていく傾向にある。このため、今まで
以上に分散性の優れたバインダー樹脂が要求されるよう
になってきた。
【0005】従来より、分散性に優れた塩化ビニル系の
バインダー樹脂として、磁性粉との親和力を得るため
に、親水性の高い官能基とイソシアネート化合物等と架
橋反応する水酸基を含有する塩化ビニル共重合体が一般
的に用いられている。特に、磁性粉との親和力が強い親
水性の官能基としては、例えば、−COOH、−SO3
Na、−PO(OH)2 等〔日本接着協会誌 17、1
55(1981)〕が報告されており、特公平1−26
625号公報には、高分散性を有し架橋剤との反応性に
優れた塩化ビニル系バインダー樹脂として、例えば、塩
化ビニル、硫黄又はリンを含む強酸根を有する不飽和単
量体及び−X−OH基(Xは有機残基である)からなる
塩化ビニル系共重合体が開示されている。
バインダー樹脂として、磁性粉との親和力を得るため
に、親水性の高い官能基とイソシアネート化合物等と架
橋反応する水酸基を含有する塩化ビニル共重合体が一般
的に用いられている。特に、磁性粉との親和力が強い親
水性の官能基としては、例えば、−COOH、−SO3
Na、−PO(OH)2 等〔日本接着協会誌 17、1
55(1981)〕が報告されており、特公平1−26
625号公報には、高分散性を有し架橋剤との反応性に
優れた塩化ビニル系バインダー樹脂として、例えば、塩
化ビニル、硫黄又はリンを含む強酸根を有する不飽和単
量体及び−X−OH基(Xは有機残基である)からなる
塩化ビニル系共重合体が開示されている。
【0006】また、特公平3−79764号公報には、
同様な性能を得るために、スルホン酸基、カルボキシル
基、リン酸基を含有する塩化ビニル系のバインダー樹脂
が開示され、特公平1−26627号公報には、エポキ
シ基含有単量体に強酸のアルカリ金属塩を塩化ビニルと
共重合させた磁性塗料用樹脂が開示されている。
同様な性能を得るために、スルホン酸基、カルボキシル
基、リン酸基を含有する塩化ビニル系のバインダー樹脂
が開示され、特公平1−26627号公報には、エポキ
シ基含有単量体に強酸のアルカリ金属塩を塩化ビニルと
共重合させた磁性塗料用樹脂が開示されている。
【0007】しかしながら、依然として磁性粉の分散性
が不足しており、高性能の磁性塗膜を得ることは困難で
あった。
が不足しており、高性能の磁性塗膜を得ることは困難で
あった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みてなされたものであり、その目的は、磁性粉との親
和力に優れ、磁性粉を高密度、高配向で充填可能であ
り、これらの要求される品質に適合するように容易に製
造しうる塩化ビニル系磁気記録媒体用バインダー樹脂な
らびに電磁特性、耐熱性、耐久性及び耐磨耗性に優れた
磁気塗膜を有する磁気記録媒体を提供することにある。
鑑みてなされたものであり、その目的は、磁性粉との親
和力に優れ、磁性粉を高密度、高配向で充填可能であ
り、これらの要求される品質に適合するように容易に製
造しうる塩化ビニル系磁気記録媒体用バインダー樹脂な
らびに電磁特性、耐熱性、耐久性及び耐磨耗性に優れた
磁気塗膜を有する磁気記録媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気記録媒体用
バインダー樹脂は、官能基を含有するビニルモノマー、
水酸基を含有するビニルモノマー及び塩化ビニルモノマ
ーからなる共重合体よりなる。
バインダー樹脂は、官能基を含有するビニルモノマー、
水酸基を含有するビニルモノマー及び塩化ビニルモノマ
ーからなる共重合体よりなる。
【0010】上記官能基を含有するビニルモノマーとし
ては、エポキシ基を含有するビニルモノマー、カルボキ
シル基を含有するビニルモノマー、第三級アミン基を含
有するビニルモノマー、第四級アンモニウム塩基を含有
するビニルモノマー、SO3M1 基(M1 は水素、NH
4 + 又はアルカリ金属を示す)を含有するビニルモノマ
ー、PO2(OM2)2 基(M2 は水素、アルカリ金属又は
炭化水素基を示す)及びスルホベタインを含有するビニ
ルモノマーが挙げられ、これらは単独で使用されてもよ
く、2種以上が併用されてもよい。
ては、エポキシ基を含有するビニルモノマー、カルボキ
シル基を含有するビニルモノマー、第三級アミン基を含
有するビニルモノマー、第四級アンモニウム塩基を含有
するビニルモノマー、SO3M1 基(M1 は水素、NH
4 + 又はアルカリ金属を示す)を含有するビニルモノマ
ー、PO2(OM2)2 基(M2 は水素、アルカリ金属又は
炭化水素基を示す)及びスルホベタインを含有するビニ
ルモノマーが挙げられ、これらは単独で使用されてもよ
く、2種以上が併用されてもよい。
【0011】上記エポキシ基を含有するビニルモノマー
としては、グリシジルメタクリレート、アリルグリシジ
ルエーテル等が挙げられる。
としては、グリシジルメタクリレート、アリルグリシジ
ルエーテル等が挙げられる。
【0012】上記カルボキシル基を含有するビニルモノ
マーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸、コハク酸
モノ(メタ)アクリロイルオキシエチルエステル、フタ
ル酸モノ(メタ)アクリロイルオキシエチルエステル、
コハク酸モノメタクリロイルオキシエチルエステル等の
分子中に1個のカルボキシル基を有するものや、マレイ
ン酸、フマール酸等の分子中に複数個のカルボキシル基
を有するものが挙げられる。
マーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸、コハク酸
モノ(メタ)アクリロイルオキシエチルエステル、フタ
ル酸モノ(メタ)アクリロイルオキシエチルエステル、
コハク酸モノメタクリロイルオキシエチルエステル等の
分子中に1個のカルボキシル基を有するものや、マレイ
ン酸、フマール酸等の分子中に複数個のカルボキシル基
を有するものが挙げられる。
【0013】上記第三級アミン基を含有するビニルモノ
マーとしては、例えば、ジメチルアミノプロピルメタク
リルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピルアクリル
アミド等が挙げられる。
マーとしては、例えば、ジメチルアミノプロピルメタク
リルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピルアクリル
アミド等が挙げられる。
【0014】上記第四級アンモニウム塩基を含有するビ
ニルモノマーとしては、例えば、2−ヒドロキシ−3−
メタクリロイルオキシプロピルトリメチルアンモニウム
クロライド、メタクリロイルオキシエチルトリメチルア
ンモニウムクロライド、トリメチル−3−メタクリルア
ミド−プロピルアンモニウムクロライド等が挙げられ
る。
ニルモノマーとしては、例えば、2−ヒドロキシ−3−
メタクリロイルオキシプロピルトリメチルアンモニウム
クロライド、メタクリロイルオキシエチルトリメチルア
ンモニウムクロライド、トリメチル−3−メタクリルア
ミド−プロピルアンモニウムクロライド等が挙げられ
る。
【0015】上記SO3 M1 基を含有するビニルモノマ
ーとしては、例えば、エチレンスルホン酸ソーダ、エチ
レンスルホン酸カリウム、2−アクリルアミド−2−メ
チルプロパンスルホン酸ソーダ、2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸アンモニウム、エチルス
ルホン酸ソーダメタクリレート、アリルスルホン酸、メ
タクリルスルホン酸、スチレンスルホン酸等が挙げられ
る。
ーとしては、例えば、エチレンスルホン酸ソーダ、エチ
レンスルホン酸カリウム、2−アクリルアミド−2−メ
チルプロパンスルホン酸ソーダ、2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸アンモニウム、エチルス
ルホン酸ソーダメタクリレート、アリルスルホン酸、メ
タクリルスルホン酸、スチレンスルホン酸等が挙げられ
る。
【0016】上記PO2(OM2)2 基を含有するビニルモ
ノマーとしては、例えば、アシッドホスホキシエチル
(メタ) アクリレート、アシッドホスホキシプロピル
(メタ)アクリレート、3−クロロ−2−アシッドホス
ホキシプロピル(メタ)アクリレート、メタクリロイル
オキシエチルアシッドホスフェートモノエタノールアミ
ンハーフソルト等が挙げられる。
ノマーとしては、例えば、アシッドホスホキシエチル
(メタ) アクリレート、アシッドホスホキシプロピル
(メタ)アクリレート、3−クロロ−2−アシッドホス
ホキシプロピル(メタ)アクリレート、メタクリロイル
オキシエチルアシッドホスフェートモノエタノールアミ
ンハーフソルト等が挙げられる。
【0017】上記スルホベタインを含有するビニルモノ
マーとしては、例えば、N−(3−スルホプロピル)−
N−メタクリルアミドプロピル−N,N−ジメチルアン
モニウムベタイン、N−(3−スルホプロピル)−N−
メタクリロキシル−N,N−ジメチルアンモニウムベタ
イン、1−(3−スルホプロピル)−2−ビニルピリジ
ニウムベタイン等が挙げられる。また、N,N−ジメチ
ルアミノエチルアクリレート等の第三級アミン基を有す
るビニルモノマーと1,3−プロパンサルトン等のサル
トン誘導体との反応生成物を使用することもできる。
マーとしては、例えば、N−(3−スルホプロピル)−
N−メタクリルアミドプロピル−N,N−ジメチルアン
モニウムベタイン、N−(3−スルホプロピル)−N−
メタクリロキシル−N,N−ジメチルアンモニウムベタ
イン、1−(3−スルホプロピル)−2−ビニルピリジ
ニウムベタイン等が挙げられる。また、N,N−ジメチ
ルアミノエチルアクリレート等の第三級アミン基を有す
るビニルモノマーと1,3−プロパンサルトン等のサル
トン誘導体との反応生成物を使用することもできる。
【0018】上記共重合体中、官能基を含有するビニル
モノマーの含有量は少なくると、磁性粉とバインダー樹
脂樹脂との親和力が不十分となって磁性粉を高分散させ
ることが困難となり、多くなると官能基同士の相互作用
により磁性塗料の粘度が上昇して磁性粉の分散性が低下
するので、該ビニルモノマーの含有量は0.1〜40重
量 %が好ましく、より好ましくは0.4〜9重量%で
ある。
モノマーの含有量は少なくると、磁性粉とバインダー樹
脂樹脂との親和力が不十分となって磁性粉を高分散させ
ることが困難となり、多くなると官能基同士の相互作用
により磁性塗料の粘度が上昇して磁性粉の分散性が低下
するので、該ビニルモノマーの含有量は0.1〜40重
量 %が好ましく、より好ましくは0.4〜9重量%で
ある。
【0019】上記水酸基を含有するビニルモノマーとし
ては、(メタ)アクリル酸と多価アルコールとの反応物
や(メタ)アクリル酸系アミド等が挙げられる。
ては、(メタ)アクリル酸と多価アルコールとの反応物
や(メタ)アクリル酸系アミド等が挙げられる。
【0020】上記(メタ)アクリル酸と多価アルコール
との反応物としては、例えば、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アク
リレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、CH2 =CR7 −COO−〔CH2
CH(CH3)- O〕p −H(R7 は水素又はメチル基、
p は2〜6の整数を示す)で表されるポリプロピレング
リコールモノ(メタ)アクリレート、CH2 =CR8−
COO−(CH2 CH2 O)q −H(R8 は水素又はメ
チル基、q は2〜9の整数を示す)で表されるポリエチ
レングリコールモノ(メタ)アクリレート、2−ヒドロ
キシエチル−2’−アクリロイルオキシフタレート、C
H2 =C(R9)−COOCH2 CH2 −O−(CO−C
5 H10O)r −H(R9 は水素又はメチル基、r は1〜
5の整数を示す) で表されるラクトン(メタ)アクリレ
ート等が挙げられる。
との反応物としては、例えば、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アク
リレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、CH2 =CR7 −COO−〔CH2
CH(CH3)- O〕p −H(R7 は水素又はメチル基、
p は2〜6の整数を示す)で表されるポリプロピレング
リコールモノ(メタ)アクリレート、CH2 =CR8−
COO−(CH2 CH2 O)q −H(R8 は水素又はメ
チル基、q は2〜9の整数を示す)で表されるポリエチ
レングリコールモノ(メタ)アクリレート、2−ヒドロ
キシエチル−2’−アクリロイルオキシフタレート、C
H2 =C(R9)−COOCH2 CH2 −O−(CO−C
5 H10O)r −H(R9 は水素又はメチル基、r は1〜
5の整数を示す) で表されるラクトン(メタ)アクリレ
ート等が挙げられる。
【0021】また、上記(メタ)アクリル酸系アミドと
しては、例えば、N−メチロール(メタ)アクリルアミ
ド等が挙げられる。
しては、例えば、N−メチロール(メタ)アクリルアミ
ド等が挙げられる。
【0022】上記共重合体中、水酸基を含有するビニル
モノマーの含有量は少なくなると、イソシアネートとの
反応性が不足するので耐久性が低下し、多くなると溶剤
溶解性が低下し、水酸基の相互作用により磁性塗料の粘
度が上昇するので、1〜50重量%が好ましく、より好
ましくは2〜20重量%である。
モノマーの含有量は少なくなると、イソシアネートとの
反応性が不足するので耐久性が低下し、多くなると溶剤
溶解性が低下し、水酸基の相互作用により磁性塗料の粘
度が上昇するので、1〜50重量%が好ましく、より好
ましくは2〜20重量%である。
【0023】上記共重合体の重合度は、小さくなると磁
性塗膜の機械的強度が低下し、高くなると粘度が上昇す
ると共に溶剤溶解性が低下するので100〜900が好
ましく、より好ましくは150〜600である。
性塗膜の機械的強度が低下し、高くなると粘度が上昇す
ると共に溶剤溶解性が低下するので100〜900が好
ましく、より好ましくは150〜600である。
【0024】上記共重合体には、必要に応じて、共重合
可能な不飽和基を有するモノマーが共重合されてもよ
い。
可能な不飽和基を有するモノマーが共重合されてもよ
い。
【0025】このようなモノマーとしては、例えば、エ
チレン、プロピレン、1−ヘキセン等のα−オレフィン
類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステ
ル類;ブチルビニルエーテル、セチルビニルエーテル、
フェニルビニルエーテル等のビニルエーテル類;スチレ
ン、α−メチルスチレン等の芳香族ビニル類;(メタ)
アクリロニトリル等のシアン化ビニル類;塩化ビニリデ
ン、フッ化ビニル等のハロゲン化ビニル類;マレイン酸
ジメチル、フマル酸ジメチル等の不飽和ジカルボン酸エ
ステル類;無水マレイン酸等の不飽和ジカルボン酸無水
物;N−フェニルマレイミド、N−シクロヘキシルマレ
イミド等のN−置換マレイミド類;メチルメタクリレー
ト、n−ブチルアクリレート等に代表される、式CH2
=CR4-COO−(CH2)s −CH3(Rは水素又はメチ
ル基、s は0〜10の整数を示す)で表されるアルキル
(メタ)アクリレート類;1,7,7−トリメチルビシ
クロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イルアクリラート等が
挙げられる。
チレン、プロピレン、1−ヘキセン等のα−オレフィン
類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステ
ル類;ブチルビニルエーテル、セチルビニルエーテル、
フェニルビニルエーテル等のビニルエーテル類;スチレ
ン、α−メチルスチレン等の芳香族ビニル類;(メタ)
アクリロニトリル等のシアン化ビニル類;塩化ビニリデ
ン、フッ化ビニル等のハロゲン化ビニル類;マレイン酸
ジメチル、フマル酸ジメチル等の不飽和ジカルボン酸エ
ステル類;無水マレイン酸等の不飽和ジカルボン酸無水
物;N−フェニルマレイミド、N−シクロヘキシルマレ
イミド等のN−置換マレイミド類;メチルメタクリレー
ト、n−ブチルアクリレート等に代表される、式CH2
=CR4-COO−(CH2)s −CH3(Rは水素又はメチ
ル基、s は0〜10の整数を示す)で表されるアルキル
(メタ)アクリレート類;1,7,7−トリメチルビシ
クロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イルアクリラート等が
挙げられる。
【0026】特に、共重合体の溶剤溶解性を向上し粘度
を低くするために、n−ブチルアクリレート、1,7,
7−トリメチルビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イ
ルアクリラートが好ましい。
を低くするために、n−ブチルアクリレート、1,7,
7−トリメチルビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イ
ルアクリラートが好ましい。
【0027】前記共重合体は、上記各種モノマーを、一
般式(1)、(2)及び(3)で表される反応性二重結
合を有する界面活性剤(反応性乳化剤)のうちいずれか
1種以上を使用して、油溶性ラジカル開始剤の存在下で
溶液重合させることにより得られる。
般式(1)、(2)及び(3)で表される反応性二重結
合を有する界面活性剤(反応性乳化剤)のうちいずれか
1種以上を使用して、油溶性ラジカル開始剤の存在下で
溶液重合させることにより得られる。
【0028】上記界面活性剤は、一般式(1)〜(3)
で表されるものである。
で表されるものである。
【0029】
【化4】
【0030】
【化5】
【0031】
【化6】
【0032】一般式(1)〜(3)において、R1 、R
2 及びR3 はアルキル基であり、炭素数が大きくなると
疎水性が強くなるので炭素数は1〜22に限定される。
また、R4 、R5 及びR6 は、H、Na、K又はNH4
である。w 、x 、y 及び zは整数であり、大きくなると
乳化効果が低下するので1〜30に限定される。
2 及びR3 はアルキル基であり、炭素数が大きくなると
疎水性が強くなるので炭素数は1〜22に限定される。
また、R4 、R5 及びR6 は、H、Na、K又はNH4
である。w 、x 、y 及び zは整数であり、大きくなると
乳化効果が低下するので1〜30に限定される。
【0033】上記溶液重合において、界面活性剤の添加
量が少なくなるとポリマー中に共重合されるモノマー量
が少なくなると共に磁性粉を分散する能力が低下し、多
くなると他のモノマーの収率等反応に対する悪影響が大
きくなるので、使用する塩化ビニルモノマー100重量
部に対して0.1〜10重量部が好ましく、より好まし
くは0.2〜3重量部である。
量が少なくなるとポリマー中に共重合されるモノマー量
が少なくなると共に磁性粉を分散する能力が低下し、多
くなると他のモノマーの収率等反応に対する悪影響が大
きくなるので、使用する塩化ビニルモノマー100重量
部に対して0.1〜10重量部が好ましく、より好まし
くは0.2〜3重量部である。
【0034】上記油溶性ラジカル開始剤としては、特に
限定されるものではなく、従来の塩化ビニル樹脂の重合
に用いられているものが使用可能であり、例えば、アゾ
ビスイソブチロニトリル、ジメチルアゾビスバレロニト
リル等のアゾビス系開始剤;ラウロイルパーオキサイ
ド、ベンゾイルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオ
キサイド、ジ−t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキ
サネート、t−ブチルパーオキシイソブチレート、ジ−
2−エチルヘキシルパーオキシジカーボネート等の有機
過酸化物等が挙げられる。
限定されるものではなく、従来の塩化ビニル樹脂の重合
に用いられているものが使用可能であり、例えば、アゾ
ビスイソブチロニトリル、ジメチルアゾビスバレロニト
リル等のアゾビス系開始剤;ラウロイルパーオキサイ
ド、ベンゾイルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオ
キサイド、ジ−t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキ
サネート、t−ブチルパーオキシイソブチレート、ジ−
2−エチルヘキシルパーオキシジカーボネート等の有機
過酸化物等が挙げられる。
【0035】上記溶液重合において用いられる溶剤とし
て、例えば、n−ヘキサン、メタノール及びエタノール
等の低級アルコール、その他一般的に溶液重合で使用さ
れる溶剤等が挙げられる。
て、例えば、n−ヘキサン、メタノール及びエタノール
等の低級アルコール、その他一般的に溶液重合で使用さ
れる溶剤等が挙げられる。
【0036】次に、本発明の2について説明する。本発
明2の磁気記録媒体は支持体の片面に磁性層が形成さ
れ、他面に非磁性層が形成されており、磁性層は磁性粉
とバインダー樹脂よりなり、非磁性層はバインダー樹脂
からなる。そして、バインダー樹脂の少なくとも一方が
本発明の磁気記録媒体用バインダー樹脂が使用される。
明2の磁気記録媒体は支持体の片面に磁性層が形成さ
れ、他面に非磁性層が形成されており、磁性層は磁性粉
とバインダー樹脂よりなり、非磁性層はバインダー樹脂
からなる。そして、バインダー樹脂の少なくとも一方が
本発明の磁気記録媒体用バインダー樹脂が使用される。
【0037】上記支持体としては、例えば、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリ
エステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、セルローストリア
セテート、セルロースジアセテート等のセルロール誘導
体、ビニル系樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド系樹脂
等のフィルムもしくはシート;さらにアルミニウム、銅
等の非磁性金属箔;紙、セラミックシート等が挙げられ
る。
ンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリ
エステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、セルローストリア
セテート、セルロースジアセテート等のセルロール誘導
体、ビニル系樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド系樹脂
等のフィルムもしくはシート;さらにアルミニウム、銅
等の非磁性金属箔;紙、セラミックシート等が挙げられ
る。
【0038】上記磁性層は、磁性粉と本発明の磁気記録
媒体用バインダー樹脂から得られた磁性塗料を塗布、乾
燥することにより形成され、上記非磁性層は、本発明の
磁気記録媒体用バインダー樹脂から得られた非磁性塗料
を塗布、乾燥することにより形成される。
媒体用バインダー樹脂から得られた磁性塗料を塗布、乾
燥することにより形成され、上記非磁性層は、本発明の
磁気記録媒体用バインダー樹脂から得られた非磁性塗料
を塗布、乾燥することにより形成される。
【0039】上記磁性塗料は、磁気記録媒体用バインダ
ー樹脂樹脂組成物、磁性粉及び溶剤から製造される。
ー樹脂樹脂組成物、磁性粉及び溶剤から製造される。
【0040】上記磁性粉としては、例えば、γーFe2
O3 、Co含有のγ−Fe2 O3 、Fe3 O4 、Co含
有のFe3 O4 、CrO2 、Co−Ni−P合金、Fe
−Co−Ni合金、Coフェライト、Baフェライト、
Srフェライト、Fe合金、Co合金、Ni合金等の公
知の強磁性粉が挙げられる。
O3 、Co含有のγ−Fe2 O3 、Fe3 O4 、Co含
有のFe3 O4 、CrO2 、Co−Ni−P合金、Fe
−Co−Ni合金、Coフェライト、Baフェライト、
Srフェライト、Fe合金、Co合金、Ni合金等の公
知の強磁性粉が挙げられる。
【0041】上記溶剤としては、例えば、アセトン、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、エチルイ
ソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;酢酸
メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸グリコールモノ
エチルエーテル等の等のエステル類;グリコールジメチ
ルエーテル、ジオキサン等のグリコールエーテル類;ベ
ンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;メ
チレンクロライド、エチレンクロライド、四塩化炭素、
クロロホルム、エチレンクロルヒドリン、ジクロルベン
ゼン等の塩素化炭化水素等が挙げられ、これらは単独も
しくは数種を混合して用いられる。
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、エチルイ
ソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;酢酸
メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸グリコールモノ
エチルエーテル等の等のエステル類;グリコールジメチ
ルエーテル、ジオキサン等のグリコールエーテル類;ベ
ンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;メ
チレンクロライド、エチレンクロライド、四塩化炭素、
クロロホルム、エチレンクロルヒドリン、ジクロルベン
ゼン等の塩素化炭化水素等が挙げられ、これらは単独も
しくは数種を混合して用いられる。
【0042】また、磁性塗料中には、必要に応じて、硬
化剤、研磨剤、潤滑剤、分散剤、帯電防止剤、安定剤等
の各種添加剤が添加されてもよい。
化剤、研磨剤、潤滑剤、分散剤、帯電防止剤、安定剤等
の各種添加剤が添加されてもよい。
【0043】上記硬化剤としては、ポリイソシアネート
化合物等公知のものが用いられ、潤滑剤としては、例え
ば、ジアルキルポリシロキサン、フェニルポリシロキサ
ン、フロロアルキルポリシロキサン(アルキル基の炭素
数1〜5)等のシリコンオイル、二硫化モリブデン、二
硫化タングステン等の無機粉末、不飽和脂肪族炭化水素
等が挙げられる。
化合物等公知のものが用いられ、潤滑剤としては、例え
ば、ジアルキルポリシロキサン、フェニルポリシロキサ
ン、フロロアルキルポリシロキサン(アルキル基の炭素
数1〜5)等のシリコンオイル、二硫化モリブデン、二
硫化タングステン等の無機粉末、不飽和脂肪族炭化水素
等が挙げられる。
【0044】また上記分散剤としては、例えば、カプリ
ル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミ
チン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸等の炭
素数12〜18の脂肪酸等が挙げられる。
ル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミ
チン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸等の炭
素数12〜18の脂肪酸等が挙げられる。
【0045】上記帯電防止剤としては、例えば、カーボ
ンブラック等の導電性粉末、アルキレンオキサイド系、
グリセリン系のノニオン界面活性剤;高級アルキルアミ
ン類、第四級アンモニウム塩類等のカチオン界面活性
剤;カルボキシル基、リン酸基、スルホン基等の酸性基
を含むアニオン界面活性剤;アミノ酸類、アミノスルホ
ン酸類等の両性界面活性剤等が挙げられる。
ンブラック等の導電性粉末、アルキレンオキサイド系、
グリセリン系のノニオン界面活性剤;高級アルキルアミ
ン類、第四級アンモニウム塩類等のカチオン界面活性
剤;カルボキシル基、リン酸基、スルホン基等の酸性基
を含むアニオン界面活性剤;アミノ酸類、アミノスルホ
ン酸類等の両性界面活性剤等が挙げられる。
【0046】上記安定剤としては、例えば、一般式C17
H35COOM5(式中、M5 はPb、Cd、Ba、Ca、
Zn、Mg又はAlを示す)で表される金属石鹸;有機
錫マレート、有機錫ラウレート、有機錫メルカプト、メ
チル錫、ブチル錫、オクチル錫等の有機錫化合物等が挙
げられる。
H35COOM5(式中、M5 はPb、Cd、Ba、Ca、
Zn、Mg又はAlを示す)で表される金属石鹸;有機
錫マレート、有機錫ラウレート、有機錫メルカプト、メ
チル錫、ブチル錫、オクチル錫等の有機錫化合物等が挙
げられる。
【0047】上記バインダー樹脂を用いて磁性塗料を製
造するには、磁性粉末をバインダー樹脂溶液(バインダ
ー樹脂及びポリウレタン系樹脂又はポリカーボネートポ
リウレタン樹脂等を溶剤中に溶解したもの)と共に、混
練、分散するが、二本ロールミル、三本ロールミル、オ
ープンニーダー、加圧ニーダー、連続ニーダー等で前分
散し、次いで、サンドグラインダー、ボールミル等で後
分散する方法が一般に用いられる。
造するには、磁性粉末をバインダー樹脂溶液(バインダ
ー樹脂及びポリウレタン系樹脂又はポリカーボネートポ
リウレタン樹脂等を溶剤中に溶解したもの)と共に、混
練、分散するが、二本ロールミル、三本ロールミル、オ
ープンニーダー、加圧ニーダー、連続ニーダー等で前分
散し、次いで、サンドグラインダー、ボールミル等で後
分散する方法が一般に用いられる。
【0048】磁気記録媒体を得るには、支持体に磁性層
を形成した後、磁性層を電磁石(ソレノイド)中を通し
配向させるのが好ましい。
を形成した後、磁性層を電磁石(ソレノイド)中を通し
配向させるのが好ましい。
【0049】又、非磁性塗料は磁気記録媒体用バインダ
ー樹脂と溶剤から製造される。
ー樹脂と溶剤から製造される。
【0050】磁性塗料及び非磁性塗料を支持体に塗布す
る方法としては、エアードクターコート、ブレードコー
ト、ロッドコート、押出しコート、エアナイフコート、
スクイズコート、含浸コート、リバースロールコート、
トランスファーロールコート、グラビアコート、キスコ
ート、キャストコート、スプレーコート、スピンコート
等が挙げられる。
る方法としては、エアードクターコート、ブレードコー
ト、ロッドコート、押出しコート、エアナイフコート、
スクイズコート、含浸コート、リバースロールコート、
トランスファーロールコート、グラビアコート、キスコ
ート、キャストコート、スプレーコート、スピンコート
等が挙げられる。
【0051】上記磁性層と支持体の間に非磁性層が積層
される場合は、この非磁性層に非強磁性粉末を分散する
ためにも、本発明の磁気記録媒体用バインダー樹脂を使
用してもよい。
される場合は、この非磁性層に非強磁性粉末を分散する
ためにも、本発明の磁気記録媒体用バインダー樹脂を使
用してもよい。
【0052】上記非強磁性粉末としては、カーボンブラ
ック、グラファイト、酸化チタン、硫酸バリウム、Zn
S、MgCO3 、ZnO、CaO、γ−酸化鉄、二硫化
モリブデン、窒化ホウ素、MgO、SnO2 、Si
O2 、CrO3 、Cr2 O3 、α−Al2 O3 、Si
C、酸化セリウム、コランダム、人造ダイヤモンド、α
−酸化鉄、ザクロ石、ガーネット、ケイ石、窒化ケイ
素、炭化ケイ素、炭化モリブデン、炭化タングステン、
チタンカーバイト、トリポリ、ケイソウ土、ドロマイト
等が挙げられる。
ック、グラファイト、酸化チタン、硫酸バリウム、Zn
S、MgCO3 、ZnO、CaO、γ−酸化鉄、二硫化
モリブデン、窒化ホウ素、MgO、SnO2 、Si
O2 、CrO3 、Cr2 O3 、α−Al2 O3 、Si
C、酸化セリウム、コランダム、人造ダイヤモンド、α
−酸化鉄、ザクロ石、ガーネット、ケイ石、窒化ケイ
素、炭化ケイ素、炭化モリブデン、炭化タングステン、
チタンカーバイト、トリポリ、ケイソウ土、ドロマイト
等が挙げられる。
【0053】上記磁気記録媒体は、例えば、オーディオ
用カセットテープ、VTRテープ等の磁気テープ;フロ
ッピーディスク等の磁気ディスク;磁気カードとして使
用される。
用カセットテープ、VTRテープ等の磁気テープ;フロ
ッピーディスク等の磁気ディスク;磁気カードとして使
用される。
【0054】
【実施例】本発明の実施例につき以下に説明する。共重合体の製 造 〔初期仕込み〕攪拌機の備えられた内容積18リットル
のステンレス製オートクレーブに、メタノール6800
重量部、一般式(Ia)で表される反応性乳化剤20重量
部、重合開始剤としてt−ブチルパーオキシネオデカノ
エート28重量部を仕込んだ後、アスピレータで5分間
排気して残存する空気を排除した後、塩化ビニルモノマ
ー2800重量部を仕込んだ。
のステンレス製オートクレーブに、メタノール6800
重量部、一般式(Ia)で表される反応性乳化剤20重量
部、重合開始剤としてt−ブチルパーオキシネオデカノ
エート28重量部を仕込んだ後、アスピレータで5分間
排気して残存する空気を排除した後、塩化ビニルモノマ
ー2800重量部を仕込んだ。
【0055】〔後添加仕込み〕3リットルの吊り下げ可
能なステンレス製容器(以下添加容器という)の空気を
排除した後、2−ヒドロキシプロピルアリレート300
重量部、2−アクリロイルオキシエチルフタル酸55重
量部及びメタノール1095重量部を吸引させ更に塩化
ビニルモノマー1400重量部を圧入した。次いで、こ
の添加容器を振とうし内容物を十分に混合溶解してバネ
秤に吊るし、容器底部にある弁からフレキシブルチュー
ブを使用して重合反応容器に設けてある添加ノズルに接
続した。
能なステンレス製容器(以下添加容器という)の空気を
排除した後、2−ヒドロキシプロピルアリレート300
重量部、2−アクリロイルオキシエチルフタル酸55重
量部及びメタノール1095重量部を吸引させ更に塩化
ビニルモノマー1400重量部を圧入した。次いで、こ
の添加容器を振とうし内容物を十分に混合溶解してバネ
秤に吊るし、容器底部にある弁からフレキシブルチュー
ブを使用して重合反応容器に設けてある添加ノズルに接
続した。
【0056】〔重合反応操作〕重合反応機の攪拌機の回
転数250rpmにし、添加容器から重合反応器へ混合
溶液62重量部を添加し、ジャケットに温水を通すこと
によって反応器の内温を53℃まで昇温した。内温が5
3℃に達した時点で、添加容器から重合反応容器へ混合
溶液を62重量部添加し、その後重合反応の進行に応じ
て5分毎に合計48回に分割して添加した。また、重合
反応器の内温は昇温して53℃になった時点から温度調
整を行い、反応中は常に53℃で一定になるようにし
た。最後の添加が終了して5分後内温を25℃まで冷却
し重合反応を停止した。冷却後は重合反応器内部に残存
する塩化ビニルモノマーを排出し、さらに窒素ガスを通
気し十分に塩化ビニルモノマーを除去した。その後、重
合反応器下部からスラリーを抜き出し、濾過した後に5
0℃で10時間真空乾燥して白色粉末の共重合体170
0重量部を得た。得られた共重合体の重合度及び組成を
表1に示した。
転数250rpmにし、添加容器から重合反応器へ混合
溶液62重量部を添加し、ジャケットに温水を通すこと
によって反応器の内温を53℃まで昇温した。内温が5
3℃に達した時点で、添加容器から重合反応容器へ混合
溶液を62重量部添加し、その後重合反応の進行に応じ
て5分毎に合計48回に分割して添加した。また、重合
反応器の内温は昇温して53℃になった時点から温度調
整を行い、反応中は常に53℃で一定になるようにし
た。最後の添加が終了して5分後内温を25℃まで冷却
し重合反応を停止した。冷却後は重合反応器内部に残存
する塩化ビニルモノマーを排出し、さらに窒素ガスを通
気し十分に塩化ビニルモノマーを除去した。その後、重
合反応器下部からスラリーを抜き出し、濾過した後に5
0℃で10時間真空乾燥して白色粉末の共重合体170
0重量部を得た。得られた共重合体の重合度及び組成を
表1に示した。
【0057】(実施例2〜8)表1及び2に示した所定
割合の各種成分を、実施例1と同様にして重合させ、共
重合体を得た。得られた重合体の重合度及び組成を表1
及び2に示した。
割合の各種成分を、実施例1と同様にして重合させ、共
重合体を得た。得られた重合体の重合度及び組成を表1
及び2に示した。
【0058】(比較例1)共重合体の製 造 〔初期仕込み〕攪拌機の備えられた内容積18リットル
のステンレス製オートクレーブに、メタノール7000
重量部、重合開始剤としてt−ブチルパーオキシネオデ
カノエート21重量部を仕込んだ後、アスピレータで5
分間排気して残存する空気を排除し、次いで、塩化ビニ
ルモノマー3100重量部を仕込んだ。
のステンレス製オートクレーブに、メタノール7000
重量部、重合開始剤としてt−ブチルパーオキシネオデ
カノエート21重量部を仕込んだ後、アスピレータで5
分間排気して残存する空気を排除し、次いで、塩化ビニ
ルモノマー3100重量部を仕込んだ。
【0059】〔後添加仕込み〕3リットルの添加容器の
空気を排除した後、メタクリロイルオキシエチルトリメ
チルアンモニウム11重量部、2−ヒドロキシプロピル
アクリレート300重量部及びメタノール1029重量
部を吸引させ更に塩化ビニルモノマー1450重量部を
圧入したこと以外は、実施例1と同様にして重合を行
い、共重合体1600重量部を得た。得られた共重合体
の重合度及び組成を表3に示した。
空気を排除した後、メタクリロイルオキシエチルトリメ
チルアンモニウム11重量部、2−ヒドロキシプロピル
アクリレート300重量部及びメタノール1029重量
部を吸引させ更に塩化ビニルモノマー1450重量部を
圧入したこと以外は、実施例1と同様にして重合を行
い、共重合体1600重量部を得た。得られた共重合体
の重合度及び組成を表3に示した。
【0060】(比較例2、3)表3に示した所定割合の
各種成分を、比較例1と同様にして重合させ、共重合体
を得た。得られた重合体の重合度及び組成を表3に示し
た。
各種成分を、比較例1と同様にして重合させ、共重合体
を得た。得られた重合体の重合度及び組成を表3に示し
た。
【0061】磁性塗料の作製 上記実施例及び比較例で得られた共重合体を、トルエン
/メチルエチルケトンの混合溶媒(重量比1:1)に共
重合体が15重量%となるように溶解した溶液に、共重
合体の4倍量(重量)の金属粉(BET値55m2 /
g)とイソシアネート化合物(日本ポリウレタン工業社
製「コロネートL」)6.5重量部を加えペイントコン
ディショナー(レッドデビル社製)にて6時間振とうし
て分散させ、磁性塗料を作製した。
/メチルエチルケトンの混合溶媒(重量比1:1)に共
重合体が15重量%となるように溶解した溶液に、共重
合体の4倍量(重量)の金属粉(BET値55m2 /
g)とイソシアネート化合物(日本ポリウレタン工業社
製「コロネートL」)6.5重量部を加えペイントコン
ディショナー(レッドデビル社製)にて6時間振とうし
て分散させ、磁性塗料を作製した。
【0062】磁性塗料の物性測定 上記磁性塗料につき下記の物性測定を行い、その結果を
表1〜3に示した。 (1)光沢度 上記磁性塗料をポリエステルフィルム上に塗布、配向、
乾燥して十分に架橋反応を行わせて磁気塗膜を作製し
た。この磁気塗膜につき、デジタル変角光沢計(日本電
色工業社製「VG−1G」)を用いて、入射角度及び反
射角度60度時の光沢度を測定した。 (2)角形比 前記光沢度を測定したサンプルを4.5×7cmの大き
さに切り、直流磁化特性記録装置(横河電気社製「T/
3256−30」)により測定した。
表1〜3に示した。 (1)光沢度 上記磁性塗料をポリエステルフィルム上に塗布、配向、
乾燥して十分に架橋反応を行わせて磁気塗膜を作製し
た。この磁気塗膜につき、デジタル変角光沢計(日本電
色工業社製「VG−1G」)を用いて、入射角度及び反
射角度60度時の光沢度を測定した。 (2)角形比 前記光沢度を測定したサンプルを4.5×7cmの大き
さに切り、直流磁化特性記録装置(横河電気社製「T/
3256−30」)により測定した。
【0063】
【表1】
【0064】
【表2】
【0065】
【表3】
【0066】尚、界面活性剤は下記のものを使用した。
【0067】
【化7】
【0068】
【化8】
【0069】
【化9】
【0070】
【化10】 (但し、m + n=20)
【0071】
【発明の効果】本発明の磁気記録媒体用バインダー樹脂
の構成は、上述の通りであり、磁性粉との親和力に優
れ、磁性粉を高密度、高配向で充填可能であり、要求品
質に対応して種々の樹脂設計が容易であり、多品種の磁
性塗料の提供が可能である。本発明の2の磁気記録媒体
は、電磁特性に優れ、耐熱性、耐久性及び耐磨耗性に優
れた磁気塗膜を有するので、磁気テープ、磁気ディス
ク、磁気カード等に好適に使用される。
の構成は、上述の通りであり、磁性粉との親和力に優
れ、磁性粉を高密度、高配向で充填可能であり、要求品
質に対応して種々の樹脂設計が容易であり、多品種の磁
性塗料の提供が可能である。本発明の2の磁気記録媒体
は、電磁特性に優れ、耐熱性、耐久性及び耐磨耗性に優
れた磁気塗膜を有するので、磁気テープ、磁気ディス
ク、磁気カード等に好適に使用される。
Claims (2)
- 【請求項1】エポキシ基を含有するビニルモノマー、カ
ルボキシル基を含有するビニルモノマー、第三級アミン
基を含有するビニルモノマー、第四級アンモニウム塩基
を含有するビニルモノマー、SO3 M1 基(M1 は水
素、NH4 + 又はアルカリ金属を示す)を含有するビニ
ルモノマー、PO2(OM2)2 基(M2 は水素、アルカリ
金属又は炭化水素基を示す)及びスルホベタインを含有
するビニルモノマーからなる群より選ばれた少なくとも
1種以上の官能基を含有するビニルモノマーと、水酸基
を含有するビニルモノマーと、塩化ビニルモノマーと
を、一般式(1)、(2)及び(3)で表される反応性
二重結合を有する界面活性剤(反応性乳化剤)のうちい
ずれか1種以上を使用して、油溶性ラジカル開始剤の存
在下で溶液重合させることにより得られた共重合体から
なることを特徴とする磁気記録媒体用バインダー樹脂。 【化1】 【化2】 【化3】 〔式中、R1 、R2 及びR3 は炭素数1〜22のアルキ
ル基、R4 、R5 及びR 6 はH、Na、K、NH4 を示
し、w 、x 、 y 及び zは1〜30の整数である。〕 - 【請求項2】支持体の片面に磁性粉とバインダー樹脂か
らなる磁性層が形成され、他面にバインダー樹脂からな
る非磁性層が形成された磁気記録媒体において、上記バ
インダー樹脂の少なくとも一方が、請求項1記載の磁気
記録媒体用バインダー樹脂であることを特徴とする磁気
記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14885593A JPH076347A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 磁気記録媒体用バインダー樹脂及び磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14885593A JPH076347A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 磁気記録媒体用バインダー樹脂及び磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH076347A true JPH076347A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15462252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14885593A Pending JPH076347A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 磁気記録媒体用バインダー樹脂及び磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076347A (ja) |
-
1993
- 1993-06-21 JP JP14885593A patent/JPH076347A/ja active Pending
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