JPH0764797B2 - 2―アミノペンタン酸化合物およびその免疫抑制剤としての用途 - Google Patents
2―アミノペンタン酸化合物およびその免疫抑制剤としての用途Info
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- JPH0764797B2 JPH0764797B2 JP2178733A JP17873390A JPH0764797B2 JP H0764797 B2 JPH0764797 B2 JP H0764797B2 JP 2178733 A JP2178733 A JP 2178733A JP 17873390 A JP17873390 A JP 17873390A JP H0764797 B2 JPH0764797 B2 JP H0764797B2
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Heterocyclic Compounds Containing Sulfur Atoms (AREA)
- Furan Compounds (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、医薬、特に免疫抑制剤として有用な2−アミ
ノペンタン酸化合物類に関する。
ノペンタン酸化合物類に関する。
近年、臓器移植の際に生ずる拒否反応を抑制するために
シクロスポリンが使用されている。開発中の化合物も含
めて、いわゆる免疫抑制剤は、さらに関節リウマチ等の
治療薬としても期待されてきている。前記シクロスポリ
ンは、しかしながら、腎障害などの副作用を生起すると
いう問題点を有している。
シクロスポリンが使用されている。開発中の化合物も含
めて、いわゆる免疫抑制剤は、さらに関節リウマチ等の
治療薬としても期待されてきている。前記シクロスポリ
ンは、しかしながら、腎障害などの副作用を生起すると
いう問題点を有している。
一方、特開平1−104087号公報には、冬虫夏草菌(Isar
ia sinclairii)の液体培養物から免疫抑制物質が採取
されることが記載され、当該物質は米国特許第3928572
号明細書に開示された式 により表わされる(2S,3R,4R)−(E)−アミノ−3,4
−ジヒドロキシ−2−ヒドロキシメチル−14−オキソエ
イコサ−6−エン酸であることが確認されている。
ia sinclairii)の液体培養物から免疫抑制物質が採取
されることが記載され、当該物質は米国特許第3928572
号明細書に開示された式 により表わされる(2S,3R,4R)−(E)−アミノ−3,4
−ジヒドロキシ−2−ヒドロキシメチル−14−オキソエ
イコサ−6−エン酸であることが確認されている。
本発明の目的は優れた免疫抑制作用を示し、かつ副作用
の少ない新規な2−アミノペンタン酸化合物類を提供す
ることである。
の少ない新規な2−アミノペンタン酸化合物類を提供す
ることである。
本発明は一般式 〔式中、Rはアルキル、ヒドロキシアルキル、 式 −CH=CH(CH2)nCH=CH−CH(OH)−(CH2)mCH3 (ここで、n、mはそれぞれ1〜10の整数を示す。)、 −CH=CH(CH2)p−C(=X)−(CH2)qCH3 (ここで、>C=X基は (Aはアルキレンを示す。)、>C=N−OB(Bは水素
またはアルキルを示す。)もしくは>CHNH2を示す。
p、qはそれぞれ1〜10の整数を示す。))または−CH
=CH−Y(Yはアルキルを示す。)により表わされる基
を示す。〕 により表わされる2−アミノペンタン酸化合物、その塩
またはその保護基により保護された化合物に関する。
またはアルキルを示す。)もしくは>CHNH2を示す。
p、qはそれぞれ1〜10の整数を示す。))または−CH
=CH−Y(Yはアルキルを示す。)により表わされる基
を示す。〕 により表わされる2−アミノペンタン酸化合物、その塩
またはその保護基により保護された化合物に関する。
または本発明は、一般式 (式中、Rは前記と同義である。)により表されるγ−
ラクトン化合物またはその保護基により保護された化合
物に関する。
ラクトン化合物またはその保護基により保護された化合
物に関する。
本明細書中のRに関し、アルキルとしてはメチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、第
3級ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、
ヘキシル、オクチル、2−エチルヘキシル、デシル、ド
デシル、テトラデシル、ヘキサデシル、オクタデシル、
エイコシル、ドコシルなどの炭素数1〜30個の直鎖また
は分枝鎖状のアルキルが例示され、ヒドロキシアルキル
としてはヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、3
−ヒドロキシプロピル、1−ヒドロキシメチルエチル、
4−ヒドロキシブチル、6−ヒドロキシヘキシルなどの
炭素数1〜6個のヒドロキシアルキル(アルキル部は分
枝鎖状でもよい)が例示される。
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、第
3級ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、
ヘキシル、オクチル、2−エチルヘキシル、デシル、ド
デシル、テトラデシル、ヘキサデシル、オクタデシル、
エイコシル、ドコシルなどの炭素数1〜30個の直鎖また
は分枝鎖状のアルキルが例示され、ヒドロキシアルキル
としてはヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、3
−ヒドロキシプロピル、1−ヒドロキシメチルエチル、
4−ヒドロキシブチル、6−ヒドロキシヘキシルなどの
炭素数1〜6個のヒドロキシアルキル(アルキル部は分
枝鎖状でもよい)が例示される。
本明細書中の置換基=Xに関し、Aで表わされるアルキ
レンとしては、メチレン、エチレン、トリメチレン、プ
ロピリデン、テトラメチレンなどの炭素数1〜4個のア
ルキレンが例示され、Bで表わされるアルキルとして
は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、第3級ブチルなどの炭素数1〜4個の直鎖または分
枝鎖状のアルキルが例示される。
レンとしては、メチレン、エチレン、トリメチレン、プ
ロピリデン、テトラメチレンなどの炭素数1〜4個のア
ルキレンが例示され、Bで表わされるアルキルとして
は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、第3級ブチルなどの炭素数1〜4個の直鎖または分
枝鎖状のアルキルが例示される。
本明細書中のYに関し、アルキルとはRにおいて説明し
たアルキルと同義である。
たアルキルと同義である。
また、一般式(I)の化合物および一般式(I−a)の
γ−ラクトン化合物において、保護基により保護された
化合物の保護基とは、水酸基またはアミノ基に対し、有
機化学上広く用いられるものであって、アセチル、ベン
ゾイルなどのアシル、第3級ブトキシカルボニルなどの
オキシカルボニル、テトラヒドロピラニルなどがあげら
れる。
γ−ラクトン化合物において、保護基により保護された
化合物の保護基とは、水酸基またはアミノ基に対し、有
機化学上広く用いられるものであって、アセチル、ベン
ゾイルなどのアシル、第3級ブトキシカルボニルなどの
オキシカルボニル、テトラヒドロピラニルなどがあげら
れる。
一般式(I)の化合物の塩としては、ナトリウム塩、カ
リウム塩、カルシウム塩、亜鉛塩、アルミニウム塩など
の金属塩、トリエチルアミンなどのアミンとの塩、リジ
ン、オルニチンなどのアミノ酸との塩などの薬理学的に
許容される塩があげられる。また、水和物またはその他
の溶媒和物も包含され、さらに個々の光学異性体、ジア
ステレオ異性体、ラセミ体も包含される。
リウム塩、カルシウム塩、亜鉛塩、アルミニウム塩など
の金属塩、トリエチルアミンなどのアミンとの塩、リジ
ン、オルニチンなどのアミノ酸との塩などの薬理学的に
許容される塩があげられる。また、水和物またはその他
の溶媒和物も包含され、さらに個々の光学異性体、ジア
ステレオ異性体、ラセミ体も包含される。
一般式(I)の化合物の好ましい化合物は次の通りであ
る。
る。
本発明の一般式(I)の化合物は醗酵法などによって製
造されうる(2S,3R,4R)−(E)−2−アミノ−3,4−
ジヒドロキシ−2−ヒドロキシメチル−14−オキソエイ
コサ−6−エン酸(以下、ISP−Iという)を出発物質
として用いることにより製造されうる。またたとえば化
合物(a)は醗酵法により生産することができるが化合
物(a)を生産しうる微分物としては子のう菌類や不完
全菌類に属するもの、具体的には、不完全菌に属するイ
ザリア属、マイセリア属、子のう菌に属するマイリオコ
ッカム属(チエラビア属)などが挙げられ、それぞれア
メリカン・タイプ・カルチュア・コレクション(Americ
an Type Culture Collection)にイザリア・シンクレイ
リー(Isaria sinclairii)TACC No.24400、マイリオコ
ッカム・アルボマイセス(Myriococcum albomyces)ATC
C No.16425、マイセリア・ステアリリア(Mycelia ster
ilia)ATCC No.20349として寄託されている。また、マ
イリオコッカム・アルボマイセスATCC No.16425は
(財)醗酵研究所(大阪)にIFO32292として寄託されて
いる。
造されうる(2S,3R,4R)−(E)−2−アミノ−3,4−
ジヒドロキシ−2−ヒドロキシメチル−14−オキソエイ
コサ−6−エン酸(以下、ISP−Iという)を出発物質
として用いることにより製造されうる。またたとえば化
合物(a)は醗酵法により生産することができるが化合
物(a)を生産しうる微分物としては子のう菌類や不完
全菌類に属するもの、具体的には、不完全菌に属するイ
ザリア属、マイセリア属、子のう菌に属するマイリオコ
ッカム属(チエラビア属)などが挙げられ、それぞれア
メリカン・タイプ・カルチュア・コレクション(Americ
an Type Culture Collection)にイザリア・シンクレイ
リー(Isaria sinclairii)TACC No.24400、マイリオコ
ッカム・アルボマイセス(Myriococcum albomyces)ATC
C No.16425、マイセリア・ステアリリア(Mycelia ster
ilia)ATCC No.20349として寄託されている。また、マ
イリオコッカム・アルボマイセスATCC No.16425は
(財)醗酵研究所(大阪)にIFO32292として寄託されて
いる。
化合物(a)は、また上記菌株をたとえば、常用される
紫外線、高周波放射線、薬品などによる人工変異手段で
変更した変異株にて製造することもできる。
紫外線、高周波放射線、薬品などによる人工変異手段で
変更した変異株にて製造することもできる。
化合物(a)生産菌は、通常のかび用栄養源を含む種々
の培養基で培養されうる。たとえば、炭素源としてグル
コース、澱粉、グリセリン、糖水あめ、デキストリン、
糖蜜、マルトース、キシロースなど、および窒素源とし
てコーンスティープリカー、ペプトン、イーストエキ
ス、ジャガイモ煎汁、肉汁、大豆粉、小麦胚芽、硝酸カ
リウム、硝酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、カゼイ
ン、グルテンミール、綿実粉、羽根粉などの無機または
有機の窒素化合物があげられ、その他通常の無機塩およ
び菌の発育を助け、化合物(a)の生産を促進する有機
および無機物や消泡剤などの培養に常用される添加剤を
適当に加えることができる。
の培養基で培養されうる。たとえば、炭素源としてグル
コース、澱粉、グリセリン、糖水あめ、デキストリン、
糖蜜、マルトース、キシロースなど、および窒素源とし
てコーンスティープリカー、ペプトン、イーストエキ
ス、ジャガイモ煎汁、肉汁、大豆粉、小麦胚芽、硝酸カ
リウム、硝酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、カゼイ
ン、グルテンミール、綿実粉、羽根粉などの無機または
有機の窒素化合物があげられ、その他通常の無機塩およ
び菌の発育を助け、化合物(a)の生産を促進する有機
および無機物や消泡剤などの培養に常用される添加剤を
適当に加えることができる。
培養法は特に限定されるものではないが、好気的な深部
培養法が適している。培養に適当な温度はイザリア属に
属する菌の場合には20〜35℃、好適には25〜30℃であ
り、マイリオコッカム属またはマイセリア属に属する菌
の場合には30〜50、好適には35〜45℃である。
培養法が適している。培養に適当な温度はイザリア属に
属する菌の場合には20〜35℃、好適には25〜30℃であ
り、マイリオコッカム属またはマイセリア属に属する菌
の場合には30〜50、好適には35〜45℃である。
培養物中に生産された化合物(a)は抽出、吸着など常
用される操作を必要に応じて適宜組み合わせ、培養物中
より取り出される。たとえば、イザリア・シンクレイリ
ー等のイザリア属に属する菌の場合は培養液から菌体な
どの不溶物を濾過、遠心分離などの方法で分離し、培養
濾液をアンバーライトXAD−2に通液させ、化合物
(a)を吸着させることによって取り出される。かくし
て得られた化合物(a)をさらに、たとえば、メタノー
ルで溶出させ、溶出部を更に逆相クロマトグラフィーに
かけて、分画することによって化合物(a)の高度精製
物が得られる。また、マイリオコッカム・アルボマイセ
ス、マイセリア・ステリリア等のマイリオコッカム属ま
たはマイセリア属に属する菌の場合は、培養液から菌体
を濾過、遠心分離などの方法で分離し、培養濾液はイザ
リア属と同様に操作する。一方、分離した菌体からは、
メタノールを用いて化合物(a)を抽出し、抽出液を濾
液と同様アンバーライトXAD−2で処理し、クロマトグ
ラフィーや再結晶により精製し、化合物(a)を得る。
用される操作を必要に応じて適宜組み合わせ、培養物中
より取り出される。たとえば、イザリア・シンクレイリ
ー等のイザリア属に属する菌の場合は培養液から菌体な
どの不溶物を濾過、遠心分離などの方法で分離し、培養
濾液をアンバーライトXAD−2に通液させ、化合物
(a)を吸着させることによって取り出される。かくし
て得られた化合物(a)をさらに、たとえば、メタノー
ルで溶出させ、溶出部を更に逆相クロマトグラフィーに
かけて、分画することによって化合物(a)の高度精製
物が得られる。また、マイリオコッカム・アルボマイセ
ス、マイセリア・ステリリア等のマイリオコッカム属ま
たはマイセリア属に属する菌の場合は、培養液から菌体
を濾過、遠心分離などの方法で分離し、培養濾液はイザ
リア属と同様に操作する。一方、分離した菌体からは、
メタノールを用いて化合物(a)を抽出し、抽出液を濾
液と同様アンバーライトXAD−2で処理し、クロマトグ
ラフィーや再結晶により精製し、化合物(a)を得る。
化合物(b)はISP−I由来のγ−ラクトン体(保護基
により保護されている)、たとえば式 (式中、Acはアセチル基を示す。) により表わされる化合物に3フッ化ホウ素の存在下アル
カンジチオールを反応させて、一般式 (式中、Acは前記と同意義であり、Aはアルキレンを示
す。) により表わされる化合物を得、次いでラネーニッケル、
パラジウム炭素などを用いる還元反応に対すことによ
り、式 (式中、Acは前記と同意義) により表わされる化合物とし、ついでアルカリ加水分解
によりラクトン環を開裂することにより製造される。
により保護されている)、たとえば式 (式中、Acはアセチル基を示す。) により表わされる化合物に3フッ化ホウ素の存在下アル
カンジチオールを反応させて、一般式 (式中、Acは前記と同意義であり、Aはアルキレンを示
す。) により表わされる化合物を得、次いでラネーニッケル、
パラジウム炭素などを用いる還元反応に対すことによ
り、式 (式中、Acは前記と同意義) により表わされる化合物とし、ついでアルカリ加水分解
によりラクトン環を開裂することにより製造される。
化合物(c)は一般式(III)の化合物(但し、Aはエ
チレンを示。)をアルカリ加水分解反応に付すことによ
り、化合物(d)はISP−Iにヒドロキシルアミンを反
応させることにより製造される。なお、化合物(d)に
対応するアルコキシム体は、ISP−IにO−アルキルヒ
ドロキシルアミンを反応させるか、ヒドロキシム体にジ
アルキル硫酸、ヨウ化アルキル等を反応させることによ
っても得られる。また、ヒドロキシム体は常法によりア
ミン化合物に導くことができる。化合物(d)または対
応するアルコキシム体にはアンチ−、シン−の幾何異性
体が存在するが、本発明はこれら個々の異性体およびそ
れらの混合物も包含する。
チレンを示。)をアルカリ加水分解反応に付すことによ
り、化合物(d)はISP−Iにヒドロキシルアミンを反
応させることにより製造される。なお、化合物(d)に
対応するアルコキシム体は、ISP−IにO−アルキルヒ
ドロキシルアミンを反応させるか、ヒドロキシム体にジ
アルキル硫酸、ヨウ化アルキル等を反応させることによ
っても得られる。また、ヒドロキシム体は常法によりア
ミン化合物に導くことができる。化合物(d)または対
応するアルコキシム体にはアンチ−、シン−の幾何異性
体が存在するが、本発明はこれら個々の異性体およびそ
れらの混合物も包含する。
化合物(e)は化合物(II)を例えば水素化ホウ素ナト
リウム、水素化リチウムアルミニウム等の金属水素錯化
合物によって14位をヒドロキシに還元した後、反応に付
してアルコール体とした後、これを1,1′−チオカルボ
ニルジイミダゾールと反応させ、14位を1−イミダゾリ
ルチオカルボニルオキシ置換体とし、たとえば、水素化
トリブチル錫にてラジカル還元することにより、当該置
換基を脱離させ、ついでアルカリ加水分解反応に付すこ
とにより製造される。また別法として二級水酸基をトリ
フルオロメタンスルホネート化し、水素化ホウ素ナトリ
ウムなどによる脱酸素反応を適用することもできる。
リウム、水素化リチウムアルミニウム等の金属水素錯化
合物によって14位をヒドロキシに還元した後、反応に付
してアルコール体とした後、これを1,1′−チオカルボ
ニルジイミダゾールと反応させ、14位を1−イミダゾリ
ルチオカルボニルオキシ置換体とし、たとえば、水素化
トリブチル錫にてラジカル還元することにより、当該置
換基を脱離させ、ついでアルカリ加水分解反応に付すこ
とにより製造される。また別法として二級水酸基をトリ
フルオロメタンスルホネート化し、水素化ホウ素ナトリ
ウムなどによる脱酸素反応を適用することもできる。
化合物(f)はISP−Iのγ−ラクトン体、即ち化合物I
Iをオゾン分解反応に付すか、または酸化オスミウムに
よる1,2−ジオール形成反応、次いで過ヨウ素酸ナトリ
ウムと反応させ、次いで水素化ホウ素ナトリウムなどを
用いて還元することにより得られる。
Iをオゾン分解反応に付すか、または酸化オスミウムに
よる1,2−ジオール形成反応、次いで過ヨウ素酸ナトリ
ウムと反応させ、次いで水素化ホウ素ナトリウムなどを
用いて還元することにより得られる。
一般式(I)の化合物において、Rが−CH=CH−Yであ
る化合物は、ISP−Iをオゾン分解反応に付し、次いで
ウィッティヒ試薬と反応させることにより製造される。
る化合物は、ISP−Iをオゾン分解反応に付し、次いで
ウィッティヒ試薬と反応させることにより製造される。
このようにして得られる化合物は、塩酸、酢酸などの酸
または第3級ペンチルアルコールなどの第3級アルコー
ルで処理することにより対応するγ−ラクトン体とする
ことができる。
または第3級ペンチルアルコールなどの第3級アルコー
ルで処理することにより対応するγ−ラクトン体とする
ことができる。
上記反応は無溶媒下または反応に不活性な溶媒の存在
下、冷却下、室温下または加熱下に5分から50時間程度
で進行する。
下、冷却下、室温下または加熱下に5分から50時間程度
で進行する。
本発明の一般式(I)の化合物、即ち一般式(I)の化
合物、即ちカルボン酸化合物については、常法により上
述した塩とすることができる。また、各種異性体につい
ては、セラミ体、ジアステレオ異性体を光学分割する
か、光学活性な原料を用いることによって製造すること
もできる。
合物、即ちカルボン酸化合物については、常法により上
述した塩とすることができる。また、各種異性体につい
ては、セラミ体、ジアステレオ異性体を光学分割する
か、光学活性な原料を用いることによって製造すること
もできる。
本発明の2−アミノペンタン酸化合物類は優れた免疫抑
制作用を示し、ヒト、ウシ、ウマ、イヌ、マウス、ラッ
トなどの哺乳動物に対して、たとえば臓器や骨髄移植の
際の拒絶反応の抑制剤や関節リウマチ、全身性エリテマ
トーデス、シェーグレン病、多発性硬化症、重症筋無力
症、I型糖尿病、内分泌性眼障害、原発性胆汁性肝硬
変、クローン病、糸球体腎炎、サルコイドーシス、乾
癬、天疱瘡、再生不良性貧血、特発性血小板減少性紫斑
病、アレルギーなどの自己免疫疾患などにおける予防ま
たは治療剤として、あるいは医学、薬学における試薬と
して用いることができる。
制作用を示し、ヒト、ウシ、ウマ、イヌ、マウス、ラッ
トなどの哺乳動物に対して、たとえば臓器や骨髄移植の
際の拒絶反応の抑制剤や関節リウマチ、全身性エリテマ
トーデス、シェーグレン病、多発性硬化症、重症筋無力
症、I型糖尿病、内分泌性眼障害、原発性胆汁性肝硬
変、クローン病、糸球体腎炎、サルコイドーシス、乾
癬、天疱瘡、再生不良性貧血、特発性血小板減少性紫斑
病、アレルギーなどの自己免疫疾患などにおける予防ま
たは治療剤として、あるいは医学、薬学における試薬と
して用いることができる。
これらの化合物類は担体、賦形剤、希釈剤などと混合し
て散剤、カプセル剤、錠剤、注射剤などに製剤化して患
者に投与することができる。また自体既知手段にて凍結
乾燥製剤としてもよい。
て散剤、カプセル剤、錠剤、注射剤などに製剤化して患
者に投与することができる。また自体既知手段にて凍結
乾燥製剤としてもよい。
これらの化合物類の投与量は疾患、症状、体重性別、年
令などによって変わりうるが、たとえば腎移植における
拒絶反応の抑制には、通常成人1日当たり0.01〜10mg
(力価)を1日1〜数回に分けて投与される。
令などによって変わりうるが、たとえば腎移植における
拒絶反応の抑制には、通常成人1日当たり0.01〜10mg
(力価)を1日1〜数回に分けて投与される。
以下に実験例等を挙げて本発明の作用、効果をさらに詳
細に説明する。なお、免疫抑制の活性測定は、下記の方
法で行なった。
細に説明する。なお、免疫抑制の活性測定は、下記の方
法で行なった。
当該活性測定法としては、マウス、ラットあるいはヒト
のリンパ球を用いた種々の免疫反応を用いることができ
るが、たとえば、免疫抑制活性は、マウス、ラット、ヒ
トの同種リンパ球混合反応(同種MLR)を用いることに
より、感度よく測定できる。同種MLRとは、同種でしか
も主要組織適合性抗原が異なる2個体由来のリンパ球、
たとえば、脾細胞、リンパ節細胞、末梢血リンパ球など
を混合培養することによって誘導されるリンパ球の幼若
化反応である。この種MLRは、リンパ球の供与者間の主
要組織適合性抗原の違いを反映し、誘導される現象であ
り、たとえば、一卵性双生児のリンパ球の混合培養によ
るリンパ球の幼若化現象は認められない。そこで同種ML
Rは、たとえば臓器移植における供与者−受容者の選択
に広く用いられている方法である。
のリンパ球を用いた種々の免疫反応を用いることができ
るが、たとえば、免疫抑制活性は、マウス、ラット、ヒ
トの同種リンパ球混合反応(同種MLR)を用いることに
より、感度よく測定できる。同種MLRとは、同種でしか
も主要組織適合性抗原が異なる2個体由来のリンパ球、
たとえば、脾細胞、リンパ節細胞、末梢血リンパ球など
を混合培養することによって誘導されるリンパ球の幼若
化反応である。この種MLRは、リンパ球の供与者間の主
要組織適合性抗原の違いを反映し、誘導される現象であ
り、たとえば、一卵性双生児のリンパ球の混合培養によ
るリンパ球の幼若化現象は認められない。そこで同種ML
Rは、たとえば臓器移植における供与者−受容者の選択
に広く用いられている方法である。
通常、同種MLRを行なう場合には、一方のリンパ球をX
線照射あるいはマイトマイシンC処理などを行なうこと
によって、分裂増殖を阻止した状態で刺激細胞として用
い、他方のリンパ球(反応細胞)の幼若化反応を測定す
る方法(one way−MLR)を用いることができる。
線照射あるいはマイトマイシンC処理などを行なうこと
によって、分裂増殖を阻止した状態で刺激細胞として用
い、他方のリンパ球(反応細胞)の幼若化反応を測定す
る方法(one way−MLR)を用いることができる。
さらに免疫抑制活性は、同種MLRの際に誘導される主要
組織適合性抗原拘束性を有する細胞障害性T細胞の誘導
を抑制する活性としても測定することができる。
組織適合性抗原拘束性を有する細胞障害性T細胞の誘導
を抑制する活性としても測定することができる。
また、免疫抑制活性は、同種MLRの他に、種々のマイト
ージェン(コンカナバリンA、フィトヘムアグルチニ
ン、ポークウィードマイトージェンなど)の刺激による
誘導されるリンパ球の幼若化反応を抑制する活性、また
は、T細胞、B細胞などのリンパ球の分裂増殖を増強も
しくは分化を促進する活性を有するような、サイトカイ
ン(インターロイキン1、2、3、4、5、6など)に
より誘導されるリンパ球の分裂増殖反応、または機能の
発現を抑制する活性としても評価することができる。さ
らに、これらサイトカインのT細胞、マクロファージ等
からの産生を抑制する活性としても評価することが可能
である。
ージェン(コンカナバリンA、フィトヘムアグルチニ
ン、ポークウィードマイトージェンなど)の刺激による
誘導されるリンパ球の幼若化反応を抑制する活性、また
は、T細胞、B細胞などのリンパ球の分裂増殖を増強も
しくは分化を促進する活性を有するような、サイトカイ
ン(インターロイキン1、2、3、4、5、6など)に
より誘導されるリンパ球の分裂増殖反応、または機能の
発現を抑制する活性としても評価することができる。さ
らに、これらサイトカインのT細胞、マクロファージ等
からの産生を抑制する活性としても評価することが可能
である。
さらに化合物をマウス等に腹腔内、経口、静脈内、皮
内、皮下または筋肉内投与をするとによって、たとえ
ば、同種細胞等であらかじめ免疫されたマウスの脾細胞
中に誘導される同種細胞特異的細胞障害性T細胞の誘導
を抑制する活性、ならびに同種細胞等で免疫したマウス
の血清中に産生される同種細胞特異抗体の産生を抑制す
る活性、または同種マウスの臓器移植の際の拒絶反応、
あるいは移植片対宿主反応、あるいは遅延型アレルギ
ー、アジュバント関節炎等を抑制する活性としても評価
することができる。
内、皮下または筋肉内投与をするとによって、たとえ
ば、同種細胞等であらかじめ免疫されたマウスの脾細胞
中に誘導される同種細胞特異的細胞障害性T細胞の誘導
を抑制する活性、ならびに同種細胞等で免疫したマウス
の血清中に産生される同種細胞特異抗体の産生を抑制す
る活性、または同種マウスの臓器移植の際の拒絶反応、
あるいは移植片対宿主反応、あるいは遅延型アレルギ
ー、アジュバント関節炎等を抑制する活性としても評価
することができる。
また、自己免疫疾患のモデル動物であるMRL/lprマウ
ス、NZB/WF1マウス、BXSBマウス、NODマウス等に化合物
を投与することによる、たとえば抗DNA抗体の産生、リ
ウマチ因子の産生、腎炎、リンパ球の増殖異常、尿タン
パク等の抑制活性あるいは延命効果としても評価するこ
とができる。
ス、NZB/WF1マウス、BXSBマウス、NODマウス等に化合物
を投与することによる、たとえば抗DNA抗体の産生、リ
ウマチ因子の産生、腎炎、リンパ球の増殖異常、尿タン
パク等の抑制活性あるいは延命効果としても評価するこ
とができる。
実験例1(免疫抑制物質の免疫抑制作用) 化合物の免疫抑制活性の測定は、マウス同種リンパ球混
合反応(以下、MLRと称することもある。)を用いて行
った。マウス同種MLRは、反応細胞としてBALB/cマウス
(H−2d)の脾細胞を、刺激細胞としてC57BL/6マウス
(H−2b)の脾細胞をマイトマイシンC処理したものを
用い、等比で混合培養することによって行なった。
合反応(以下、MLRと称することもある。)を用いて行
った。マウス同種MLRは、反応細胞としてBALB/cマウス
(H−2d)の脾細胞を、刺激細胞としてC57BL/6マウス
(H−2b)の脾細胞をマイトマイシンC処理したものを
用い、等比で混合培養することによって行なった。
反応細胞の調製法としては、以下の方法で行なった。5
〜6週齢のBALB/cマウスより脾臓を摘出し、熱不活性化
牛胎児血清(以下、FCSと称することもある。)を5%
添加したRPMI1640培地(硫酸カナマイシン60μg/ml、L
−グルタミン2mM、N−2−ヒドロキシエチルピペラジ
ン−N′−2−エタンスルホネート(HEPES)10mM、0.1
%炭酸水素ナトリウム含有)を用いて、脾細胞の単細胞
浮遊液を得た。溶血処理後、10-4M 2−メルカプトエタ
ノールおよび20%FCSを含むRPMI1640培地を用いて、107
個/mlに調製し、反応細胞浮遊液として用いた。
〜6週齢のBALB/cマウスより脾臓を摘出し、熱不活性化
牛胎児血清(以下、FCSと称することもある。)を5%
添加したRPMI1640培地(硫酸カナマイシン60μg/ml、L
−グルタミン2mM、N−2−ヒドロキシエチルピペラジ
ン−N′−2−エタンスルホネート(HEPES)10mM、0.1
%炭酸水素ナトリウム含有)を用いて、脾細胞の単細胞
浮遊液を得た。溶血処理後、10-4M 2−メルカプトエタ
ノールおよび20%FCSを含むRPMI1640培地を用いて、107
個/mlに調製し、反応細胞浮遊液として用いた。
刺激細胞の調製法は以下の方法で行なった。5〜6週齢
の雄性C57BL/6マウスより脾臓を摘出し、RPMI1640培地
を用いて脾細胞の単細胞浮遊液を得た。溶血処理後、40
μg/mlマイトマイシンCで37℃、60分間の処理を行なっ
た。3回洗浄後、10-4M 2−メルカプトエタノールおよ
び20%FCSを含むRPMI1640培地を用いて、107個/mlに調
製し、刺激細胞浮遊液として用いた。
の雄性C57BL/6マウスより脾臓を摘出し、RPMI1640培地
を用いて脾細胞の単細胞浮遊液を得た。溶血処理後、40
μg/mlマイトマイシンCで37℃、60分間の処理を行なっ
た。3回洗浄後、10-4M 2−メルカプトエタノールおよ
び20%FCSを含むRPMI1640培地を用いて、107個/mlに調
製し、刺激細胞浮遊液として用いた。
上述した方法により調製した反応細胞浮遊液50μと刺
激細胞浮遊液50μおよび被検体100μを、96穴平底
マイクロテストプレートに加え、37℃で5%炭酸ガス95
%空気の条件下で4日間培養を行なった。
激細胞浮遊液50μおよび被検体100μを、96穴平底
マイクロテストプレートに加え、37℃で5%炭酸ガス95
%空気の条件下で4日間培養を行なった。
リンパ球の幼若化反応の測定法としては、3H−チミジン
の取り込みを指標とする方法を用いた。すなわち、培養
終了後に、3H−チミジン18.5KBq/ウエルを添加し、4時
間培養後、セルハーベスターにて細胞を収集し、細胞内
に取り込まれた放射活性を液体シンチレーションカウン
ターにて測定し、マウス同種MLRのリンパ球幼若化の指
標とした。マウス同種MLRの抑制は、以下の式により抑
制率を算出し、評価した。その結果を第1A表に示した。
の取り込みを指標とする方法を用いた。すなわち、培養
終了後に、3H−チミジン18.5KBq/ウエルを添加し、4時
間培養後、セルハーベスターにて細胞を収集し、細胞内
に取り込まれた放射活性を液体シンチレーションカウン
ターにて測定し、マウス同種MLRのリンパ球幼若化の指
標とした。マウス同種MLRの抑制は、以下の式により抑
制率を算出し、評価した。その結果を第1A表に示した。
被検体はメタノールに溶解した後、RPMI1640培地で希釈
して用いた。なおメタノールは、0.01%以下で用い、こ
の場合には同種MLRに全く影響は認められなかった。
して用いた。なおメタノールは、0.01%以下で用い、こ
の場合には同種MLRに全く影響は認められなかった。
実施例1の化合物、実施例2の化合物(b)、実施例
3、4の化合物、実施例5の化合物(e)および実施例
6の化合物(f)について、1μg/mlから0.0001μg/ml
の範囲の最終濃度で、マウス同種MLRにおけるリンパ球
幼若化反応活性を測定した結果、第1A表に示すように、
これらの化合物は濃度依存的にマウス同種MLRに対し、
抑制効果を示した。
3、4の化合物、実施例5の化合物(e)および実施例
6の化合物(f)について、1μg/mlから0.0001μg/ml
の範囲の最終濃度で、マウス同種MLRにおけるリンパ球
幼若化反応活性を測定した結果、第1A表に示すように、
これらの化合物は濃度依存的にマウス同種MLRに対し、
抑制効果を示した。
実施例1の化合物、実施例2の化合物(b)、実施例
3、4の化合物、実施例5の化合物(e)および実施例
6の化合物(f)のマウス同種MLRを50%抑制する濃度
(IC50)は、それぞれ1.3×10-2μg/ml、1.6×10-2μg/
ml、2.5×10-1μg/ml、2.5×10-2μg/ml、2.5×10-4μg
/mlおよび4.5×10-2μg/mlであることが明らかとなっ
た。また、第1B表の結果から明らかなように、実施例5
の化合物(e)のナトリウム塩も実施例5の化合物
(e)とほぼ同程度のマウス同種MLR抑制効果を示し
た。
3、4の化合物、実施例5の化合物(e)および実施例
6の化合物(f)のマウス同種MLRを50%抑制する濃度
(IC50)は、それぞれ1.3×10-2μg/ml、1.6×10-2μg/
ml、2.5×10-1μg/ml、2.5×10-2μg/ml、2.5×10-4μg
/mlおよび4.5×10-2μg/mlであることが明らかとなっ
た。また、第1B表の結果から明らかなように、実施例5
の化合物(e)のナトリウム塩も実施例5の化合物
(e)とほぼ同程度のマウス同種MLR抑制効果を示し
た。
リンパ球幼若化反応の測定方法としては、さらに次のよ
うな3−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−2,5
−ジフェニルテトラゾリウムブロマイド(MTT)を用い
る色素定量法を用いることもできる。
うな3−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−2,5
−ジフェニルテトラゾリウムブロマイド(MTT)を用い
る色素定量法を用いることもできる。
培養終了後、各ウエルの上清を100μ除去し、5mg/mlM
TT溶液を20μずつ各ウエルに添加し、4時間、37℃で
培養する。その後、10%ドデシル硫酸ナトリウムを含む
0.01規定塩酸溶液100μを加え、一晩37℃で放置し、
形成された紫色のホルマザンの結晶を溶解させ、マイク
ロプレート吸光光度計(イムノリーダー)を用いて570n
mにおける吸光度を測定し、マウス同種MLRのリンパ球幼
若化の指標とする。マウス同種MLRの抑制は以下の式に
より抑制率を算出することにより評価することができ
る。
TT溶液を20μずつ各ウエルに添加し、4時間、37℃で
培養する。その後、10%ドデシル硫酸ナトリウムを含む
0.01規定塩酸溶液100μを加え、一晩37℃で放置し、
形成された紫色のホルマザンの結晶を溶解させ、マイク
ロプレート吸光光度計(イムノリーダー)を用いて570n
mにおける吸光度を測定し、マウス同種MLRのリンパ球幼
若化の指標とする。マウス同種MLRの抑制は以下の式に
より抑制率を算出することにより評価することができ
る。
実験例2(ヒト同種MLRに対する抑制効果) ヒト同種MLRに対する抑制効果の試験は以下の方法で行
なった。
なった。
正常ヒト末梢血をフィコールパック密度勾配遠心法によ
り分離して得たヒト末梢血リンパ球を10%FCS添加RPMI1
640培地に懸濁し、プラスチックディッシュにまき、5
%炭酸ガス95%空気の条件下、37℃で2時間培養した。
培養終了後、軽くピペッティングした後、上清を回収し
遠心(1000rpm、5分間)することによってプラスチッ
ク非付着性細胞を得た。プラスチック非付着性細胞は、
さらにナイロンウールカラム通過法によりナイロン非付
着性細胞とした後、10%FCS添加RPMI1640培地にて4×1
06個/mlに調製し、反応細胞浮遊液として用いた。
り分離して得たヒト末梢血リンパ球を10%FCS添加RPMI1
640培地に懸濁し、プラスチックディッシュにまき、5
%炭酸ガス95%空気の条件下、37℃で2時間培養した。
培養終了後、軽くピペッティングした後、上清を回収し
遠心(1000rpm、5分間)することによってプラスチッ
ク非付着性細胞を得た。プラスチック非付着性細胞は、
さらにナイロンウールカラム通過法によりナイロン非付
着性細胞とした後、10%FCS添加RPMI1640培地にて4×1
06個/mlに調製し、反応細胞浮遊液として用いた。
また、プラスチック付着性細胞は、5%FCSおよび0.02
%エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム(EDTA)添加リ
ン酸緩衝生理食塩水(PBS)を加え激しくピペッティン
グし、剥離することによって得た。さらに、プラスチッ
ク付着性細胞はマイトマイシンC40μg/mlで、37℃にて6
0分間の処理を行った後、3回洗浄後、10%FCS添加RPMI
1640培地を用いて4×106個/mlに調製し、刺激細胞浮遊
液として用いた。上述した方法により調製した供与者A
あるいはC由来の反応細胞浮遊液50μと供与者Bある
いはD由来の刺激細胞浮遊液50μとをそれぞれ混合
し、さらに被検体100μを添加し37℃で5%炭酸ガス9
5%空気の条件下で5日間培養を行なった。
%エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム(EDTA)添加リ
ン酸緩衝生理食塩水(PBS)を加え激しくピペッティン
グし、剥離することによって得た。さらに、プラスチッ
ク付着性細胞はマイトマイシンC40μg/mlで、37℃にて6
0分間の処理を行った後、3回洗浄後、10%FCS添加RPMI
1640培地を用いて4×106個/mlに調製し、刺激細胞浮遊
液として用いた。上述した方法により調製した供与者A
あるいはC由来の反応細胞浮遊液50μと供与者Bある
いはD由来の刺激細胞浮遊液50μとをそれぞれ混合
し、さらに被検体100μを添加し37℃で5%炭酸ガス9
5%空気の条件下で5日間培養を行なった。
培養終了後に、3H−チミジン37KBq/ウエルを添加し、18
時間培養後、セルハーベスターにて細胞を収集し、細胞
に取り込まれた放射活性を液体シンチレーションカウン
ターにて測定し、ヒト同種MLRのリンパ球幼若化の指標
とした。ヒト同種MLRの抑制は、以下の式により抑制率
を算出し評価した。その結果を第2A表および第2B表に示
した。
時間培養後、セルハーベスターにて細胞を収集し、細胞
に取り込まれた放射活性を液体シンチレーションカウン
ターにて測定し、ヒト同種MLRのリンパ球幼若化の指標
とした。ヒト同種MLRの抑制は、以下の式により抑制率
を算出し評価した。その結果を第2A表および第2B表に示
した。
実施例1の化合物、実施例2の化合物(b)、実施例3
の化合物および実施例5の化合物(e)について、1μ
g/mlから0.0001μg/mlの範囲の最終濃度でヒト同種MLR
におけるリンパ球幼若化反応の抑制活性を測定した。そ
の結果、第2Aおよび第2B表に示すように、これらの化合
物は、濃度依存的にヒト同種MLRに対して抑制効果を示
した。
の化合物および実施例5の化合物(e)について、1μ
g/mlから0.0001μg/mlの範囲の最終濃度でヒト同種MLR
におけるリンパ球幼若化反応の抑制活性を測定した。そ
の結果、第2Aおよび第2B表に示すように、これらの化合
物は、濃度依存的にヒト同種MLRに対して抑制効果を示
した。
実験例3(マウス同種リンパ球混合培養(MLC)による
誘導される同種細胞障害性T細胞に対する抑制効果) 実験例1と同様の方法にて調製したBALB/cマウス(H−
2d)脾細胞浮遊液(2×107個/ml)0.5mlとマイトマイ
シンC処理したC57BL/6マウス(H−2b)脾細胞浮遊液
(2×107個/ml)0.5mlおよび被検体1.0mlを24穴マルチ
ディッシュに加え、37℃で5%炭酸ガス、95%空気の条
件下で6日間培養を行った。
誘導される同種細胞障害性T細胞に対する抑制効果) 実験例1と同様の方法にて調製したBALB/cマウス(H−
2d)脾細胞浮遊液(2×107個/ml)0.5mlとマイトマイ
シンC処理したC57BL/6マウス(H−2b)脾細胞浮遊液
(2×107個/ml)0.5mlおよび被検体1.0mlを24穴マルチ
ディッシュに加え、37℃で5%炭酸ガス、95%空気の条
件下で6日間培養を行った。
培養終了後、遠心により細胞を回収し、10%FCSを含むR
PMI1640培地にて5×106〜6.25×105個/mlに調製し、エ
フェクター細胞として用いた。
PMI1640培地にて5×106〜6.25×105個/mlに調製し、エ
フェクター細胞として用いた。
標的細胞としては、刺激細胞と同系(H−2b)のC57BL/
6マウス由来白血病細胞、EL4を用いた。EL4細胞106個を
370MBqのNa2 51CrO4を用いて、37℃で1時間インキュベ
ートすることにより51Crを細胞質内に取り込ませた後、
洗浄し、104個/mlに調製し、標的細胞として用いた。
6マウス由来白血病細胞、EL4を用いた。EL4細胞106個を
370MBqのNa2 51CrO4を用いて、37℃で1時間インキュベ
ートすることにより51Crを細胞質内に取り込ませた後、
洗浄し、104個/mlに調製し、標的細胞として用いた。
細胞障害活性の測定は、エフェクター細胞浮遊液100μ
と、標的細胞浮遊液100μを、96穴平底マイクロテ
ストプレートに加え、37℃にて4時間培養した後、上清
中に放出される51Cr量を測定し、以下の式により細胞障
害活性を算出した。その結果を第3A表に示した。
と、標的細胞浮遊液100μを、96穴平底マイクロテ
ストプレートに加え、37℃にて4時間培養した後、上清
中に放出される51Cr量を測定し、以下の式により細胞障
害活性を算出した。その結果を第3A表に示した。
なお、上記方法により誘導された細胞障害性T細胞は、
刺激細胞(H−2b)と同系のLE4細胞(H−2b)に対し
ては強い細胞障害活性を示したが、異系のMeth A細胞
(H−2d)、P815細胞(H−2d)、BW5147細胞(H−
2k)に対しては全く細胞障害活性を示さなかったことか
ら、H−2b拘束性の同種細胞障害性T細胞であることが
示唆された。細胞障害性T細胞の活性はlytic unitにて
表示した。Lytic unit(LU)は標的細胞5×103個を25
%破壊するのに必要なエフェクター細胞数を1LUとした
ときのエフェクター細胞106個あたりのLUで示した。
刺激細胞(H−2b)と同系のLE4細胞(H−2b)に対し
ては強い細胞障害活性を示したが、異系のMeth A細胞
(H−2d)、P815細胞(H−2d)、BW5147細胞(H−
2k)に対しては全く細胞障害活性を示さなかったことか
ら、H−2b拘束性の同種細胞障害性T細胞であることが
示唆された。細胞障害性T細胞の活性はlytic unitにて
表示した。Lytic unit(LU)は標的細胞5×103個を25
%破壊するのに必要なエフェクター細胞数を1LUとした
ときのエフェクター細胞106個あたりのLUで示した。
第3A表に示すように、実施例2の化合物(b)および実
施例5の化合物(e)の添加により、同種細胞障害性T
細胞の誘導は著しく抑制されることが明らかとなった。
施例5の化合物(e)の添加により、同種細胞障害性T
細胞の誘導は著しく抑制されることが明らかとなった。
また、C3H/HeNマウス(H−2k)脾細胞浮遊液を反応細
胞とし、マイトマイシンC処理したC57BL/6マウス(H
−2b)脾細胞浮遊液を刺激細胞とした際に、誘導される
同種細胞障害性T細胞の誘導も、実施例5の化合物
(e)の添加により抑制された(第3B表)。
胞とし、マイトマイシンC処理したC57BL/6マウス(H
−2b)脾細胞浮遊液を刺激細胞とした際に、誘導される
同種細胞障害性T細胞の誘導も、実施例5の化合物
(e)の添加により抑制された(第3B表)。
実験例4(マイトージェン刺激マウス脾細胞におけるイ
ンターロイキン2(IL−2)およびIL−3産生に対する
抑制効果) マイトージェン刺激マウス脾細胞によるIL−2およびIL
−3の産生に対する効果の試験は以下の方法で行なっ
た。
ンターロイキン2(IL−2)およびIL−3産生に対する
抑制効果) マイトージェン刺激マウス脾細胞によるIL−2およびIL
−3の産生に対する効果の試験は以下の方法で行なっ
た。
5〜8週齢の雄性C3H/HeNマウスより脾臓を摘出し、RPM
I1640培地を用いて脾細胞の単細胞浮遊液を得た。溶血
処理後、20%FCSを含むRPMI1640培地を用いて107個/ml
に調製し、マイトージェンとしてフィトヘムアグルチニ
ン(PHA)10μg/mlを添加した。この細胞浮遊液1mlと、
被検体1mlとを24穴マルチディッシュに加え、37℃、5
%炭酸ガス95%空気の条件下で24時間培養した。培養終
了後、上清を回収し、PHA刺激マウス脾細胞培養上清と
した。
I1640培地を用いて脾細胞の単細胞浮遊液を得た。溶血
処理後、20%FCSを含むRPMI1640培地を用いて107個/ml
に調製し、マイトージェンとしてフィトヘムアグルチニ
ン(PHA)10μg/mlを添加した。この細胞浮遊液1mlと、
被検体1mlとを24穴マルチディッシュに加え、37℃、5
%炭酸ガス95%空気の条件下で24時間培養した。培養終
了後、上清を回収し、PHA刺激マウス脾細胞培養上清と
した。
PHA刺激マウス脾細胞培養上清中のIL−2活性は次のよ
うにして測定した。IL−2依存性マウス細胞株CTLL−2
を30%FCSを含むRPMI1640培地を用いて2×105個/mlに
調製した。その細胞浮遊液100μと上記PHA刺激マウス
脾細胞培養上清を2倍系列希釈したもの100μとを96
穴平底マイクロテストプレートに加えた。37℃、5%炭
酸ガス、95%空気の条件下で44時間培養した後、実験例
1と同様の方法によるMTTを用いる色素定量法により吸
光度を測定し、IL−2依存性細胞増殖の指標とした。IL
−2活性は、MTT法による吸光度の最大値の50%を与え
る希釈濃度からU/mlで表示した。
うにして測定した。IL−2依存性マウス細胞株CTLL−2
を30%FCSを含むRPMI1640培地を用いて2×105個/mlに
調製した。その細胞浮遊液100μと上記PHA刺激マウス
脾細胞培養上清を2倍系列希釈したもの100μとを96
穴平底マイクロテストプレートに加えた。37℃、5%炭
酸ガス、95%空気の条件下で44時間培養した後、実験例
1と同様の方法によるMTTを用いる色素定量法により吸
光度を測定し、IL−2依存性細胞増殖の指標とした。IL
−2活性は、MTT法による吸光度の最大値の50%を与え
る希釈濃度からU/mlで表示した。
IL−3活性は次のようにして測定した。
IL−3依存性マウス細胞株FDC−P2を10%FCSを含むRPMI
1640培地を用いて2×105個/mlに調製した。その細胞浮
遊液100μと上記PHA刺激マウス脾細胞培養上清を2培
系列希釈したもの100μとを96穴平底マイクロテスト
プレートに加え、37℃、5%炭酸ガス95%空気の条件下
で44時間培養した。培養終了後、上述の方法と同様にMT
Tを用いる色素定量法により、吸光度を測定し、IL−3
依存性細胞増殖の指標とした。IL−3活性はMTT法によ
る吸光度の最大値の50%を与える希釈濃度からU/mlで表
示した。
1640培地を用いて2×105個/mlに調製した。その細胞浮
遊液100μと上記PHA刺激マウス脾細胞培養上清を2培
系列希釈したもの100μとを96穴平底マイクロテスト
プレートに加え、37℃、5%炭酸ガス95%空気の条件下
で44時間培養した。培養終了後、上述の方法と同様にMT
Tを用いる色素定量法により、吸光度を測定し、IL−3
依存性細胞増殖の指標とした。IL−3活性はMTT法によ
る吸光度の最大値の50%を与える希釈濃度からU/mlで表
示した。
第4AおよびB表に示したように、本発明の化合物は、PH
A刺激マウス脾細胞におけるIL−2およびIL−3の産生
を抑制することが示唆された。
A刺激マウス脾細胞におけるIL−2およびIL−3の産生
を抑制することが示唆された。
実験例5(マウス同種リンパ球混合培養(MLC)におけ
るIL−2およびIL−3産生に対する抑制効果) マウス同種MLCは次のように行なった。
るIL−2およびIL−3産生に対する抑制効果) マウス同種MLCは次のように行なった。
すなわち、実験例1と同様に調製された反応細胞浮遊液
および刺激細胞浮遊液をそれぞれ0.5mlずつ、あらかじ
め被検体1mlを入れておいた24穴マルチディッシュに加
え、37℃、5%炭酸ガスの条件下で2日間培養した。培
養終了後、上清を回収してマウス同種MLCの上清とし
た。
および刺激細胞浮遊液をそれぞれ0.5mlずつ、あらかじ
め被検体1mlを入れておいた24穴マルチディッシュに加
え、37℃、5%炭酸ガスの条件下で2日間培養した。培
養終了後、上清を回収してマウス同種MLCの上清とし
た。
マウス同種MLCの上清中のIL−2およびIL−3活性は、
実験例4と同様の方法で測定した。
実験例4と同様の方法で測定した。
第5AおよびB表に示したように、本発明の化合物は、マ
ウス同種MLCにおけるIL−2およびIL−3の産生を抑制
することが示唆された。
ウス同種MLCにおけるIL−2およびIL−3の産生を抑制
することが示唆された。
実験例6(インターロイキン2(IL−2)により誘導さ
れるIL−2依存性マウス細胞株CTLL−2の増殖に対する
抑制効果) IL−2依存性マウス細胞株、CTLL−2を30%FCSを含むR
PMI1640培地にて4×105個/mlに調製した。この細胞浮
遊液50μと、リコンビナントヒトIL−2(rhIL−2)
200U/mlを50μ、および液検体100μとを96穴平底マ
イクロテストプレートに加えた。37℃、5%炭酸ガス95
%空気の条件下で、68時間培養した後、実験例1と同様
の方法によるMTTを用いる色素定量法により、吸光度を
測定し、IL−2依存性細胞増殖の指標とした。抑制率
(%)は以下の式により算出した。
れるIL−2依存性マウス細胞株CTLL−2の増殖に対する
抑制効果) IL−2依存性マウス細胞株、CTLL−2を30%FCSを含むR
PMI1640培地にて4×105個/mlに調製した。この細胞浮
遊液50μと、リコンビナントヒトIL−2(rhIL−2)
200U/mlを50μ、および液検体100μとを96穴平底マ
イクロテストプレートに加えた。37℃、5%炭酸ガス95
%空気の条件下で、68時間培養した後、実験例1と同様
の方法によるMTTを用いる色素定量法により、吸光度を
測定し、IL−2依存性細胞増殖の指標とした。抑制率
(%)は以下の式により算出した。
結果を第6A表、第6B表にまとめた。
第6AおよびB表から明らかなように、本発明化合物は、
リコンビナントヒトIL−2により誘導されるCTLL−2細
胞の分裂増殖を強く抑制することが示唆された。
リコンビナントヒトIL−2により誘導されるCTLL−2細
胞の分裂増殖を強く抑制することが示唆された。
実験例7(マウス胸腺細胞のIL−1、IL−2およびIL−
4応答に対する抑制効果) 雄性6週齢C3H/HeNマウスより胸腺を摘出し、無血清RPM
I1640培地を用いて単細胞浮遊液を得た。3回洗浄後、1
0-4M 2−メルカプトエタノールおよび20%FCSを含むRPM
I1640培地を用いて、1.5×107個/mlの細胞濃度に調製
し、この細胞浮遊液100μと被検体100μとを96穴平
底マイクロテストプレートに加え、フィトヘムアグルチ
ニン(PHA)1μg/mlおよびリコンビナントヒトIL−1
α、リコンビナントヒトIL−2、あるいはリコンビナン
トマウスIL−4存在下にて、37℃、5%炭酸ガス95%空
気の条件下で54時間培養した。培養終了後に、3H−チミ
ジン18.5KBq/ウェルを添加し、18時間培養後、セルハー
ベスターにて細胞を収集し、細胞内に取り込まれた放射
活性を液体シンチレーションカウンターにて測定し、IL
−1、IL−2あるいはIL−4応答の指標とした。IL−
1、IL−2あるいはIL−4応答の抑制は以下の式により
抑制率を算出し、評価した。
4応答に対する抑制効果) 雄性6週齢C3H/HeNマウスより胸腺を摘出し、無血清RPM
I1640培地を用いて単細胞浮遊液を得た。3回洗浄後、1
0-4M 2−メルカプトエタノールおよび20%FCSを含むRPM
I1640培地を用いて、1.5×107個/mlの細胞濃度に調製
し、この細胞浮遊液100μと被検体100μとを96穴平
底マイクロテストプレートに加え、フィトヘムアグルチ
ニン(PHA)1μg/mlおよびリコンビナントヒトIL−1
α、リコンビナントヒトIL−2、あるいはリコンビナン
トマウスIL−4存在下にて、37℃、5%炭酸ガス95%空
気の条件下で54時間培養した。培養終了後に、3H−チミ
ジン18.5KBq/ウェルを添加し、18時間培養後、セルハー
ベスターにて細胞を収集し、細胞内に取り込まれた放射
活性を液体シンチレーションカウンターにて測定し、IL
−1、IL−2あるいはIL−4応答の指標とした。IL−
1、IL−2あるいはIL−4応答の抑制は以下の式により
抑制率を算出し、評価した。
結果を第7A、BおよびC表に示した。
これらの表から明らかなように、本発明の化合物はIL−
1、IL−2あるいはIL−4により誘導されるマウス胸腺
細胞の分裂増殖を強く抑制することが示唆された。
1、IL−2あるいはIL−4により誘導されるマウス胸腺
細胞の分裂増殖を強く抑制することが示唆された。
実験例8(マウスの抗ヒツジ赤血球抗体産生に対する抑
制効果) 5〜7週齢の雄性BALB/cマウスをヒツジ赤血球(5×10
7個/マウス、静脈内投与)で免疫し、被検体を3〜10m
g/kg/日で免疫当日より4日間連日腹腔内投与した。免
疫4日後に脾臓を摘出し、ヒツジ赤血球とモルモット補
体を用いる直接プラーク法により、プラーク形成細胞
(PFC)数を測定することにより、抗ヒツジ赤血球抗体
産生に対する抑制効果を検討した。また、この際、マウ
スの体重、胸腺および脾臓の湿重量、脾細胞数について
も併せて測定した。結果を第8表に示した。
制効果) 5〜7週齢の雄性BALB/cマウスをヒツジ赤血球(5×10
7個/マウス、静脈内投与)で免疫し、被検体を3〜10m
g/kg/日で免疫当日より4日間連日腹腔内投与した。免
疫4日後に脾臓を摘出し、ヒツジ赤血球とモルモット補
体を用いる直接プラーク法により、プラーク形成細胞
(PFC)数を測定することにより、抗ヒツジ赤血球抗体
産生に対する抑制効果を検討した。また、この際、マウ
スの体重、胸腺および脾臓の湿重量、脾細胞数について
も併せて測定した。結果を第8表に示した。
第8表に示したように、実施例2の化合物(b)は抗ヒ
ツジ赤血球抗体産生に対する抑制効果すなわち単位脾細
胞数当たりのPFC数並びに全脾細胞数当たりのPFC数(1
×107個)を減少させる効果を有することが明らかであ
る。
ツジ赤血球抗体産生に対する抑制効果すなわち単位脾細
胞数当たりのPFC数並びに全脾細胞数当たりのPFC数(1
×107個)を減少させる効果を有することが明らかであ
る。
実験例9(マウスの同種細胞免疫による同種細胞障害性
T細胞の誘導に対する抑制効果) 5〜7週齢の雄性BALB/cマウス(H−2d)を、C57BL/6
マウス(H−2b)由来の白血病細胞EL4(107個/マウ
ス、腹腔内投与)で免疫し、免疫当日から被検体を0.00
1〜3mg/kg/日の用量で5回腹腔内あるいは0.3〜10mg/kg
/日の用量で経口投与した。免疫9〜10日後にマウスよ
り脾臓を摘出して単細胞浮遊液とした後、エフェクター
細胞として用いた。実験例3と同様に、EL4細胞を標的
細胞とした51Cr放出試験を行ない細胞障害活性を測定し
た。
T細胞の誘導に対する抑制効果) 5〜7週齢の雄性BALB/cマウス(H−2d)を、C57BL/6
マウス(H−2b)由来の白血病細胞EL4(107個/マウ
ス、腹腔内投与)で免疫し、免疫当日から被検体を0.00
1〜3mg/kg/日の用量で5回腹腔内あるいは0.3〜10mg/kg
/日の用量で経口投与した。免疫9〜10日後にマウスよ
り脾臓を摘出して単細胞浮遊液とした後、エフェクター
細胞として用いた。実験例3と同様に、EL4細胞を標的
細胞とした51Cr放出試験を行ない細胞障害活性を測定し
た。
同種細胞障害性T細胞の活性は、lytic unitにて表示し
た。Lytic unit(LU)は標的細胞5×103個を25%破壊
するのに必要なエフェクター細胞数を1LUとし、脾臓あ
たりのLUで示した。また、この際、マウスの体重および
脾細胞数についても併せて測定した。
た。Lytic unit(LU)は標的細胞5×103個を25%破壊
するのに必要なエフェクター細胞数を1LUとし、脾臓あ
たりのLUで示した。また、この際、マウスの体重および
脾細胞数についても併せて測定した。
結果は第9AおよびB表に示す。
第9AおよびB表に示したように、実施例2の化合物
(b)は、腹腔内あるいは経口の5回投与により、同種
細胞免疫マウスの脾細胞中の同種細胞障害性T細胞の誘
導を強く抑制することが明らかである。一方この際、体
重増加の抑制あるいは脾細胞数の有意な減少は認められ
なかった。
(b)は、腹腔内あるいは経口の5回投与により、同種
細胞免疫マウスの脾細胞中の同種細胞障害性T細胞の誘
導を強く抑制することが明らかである。一方この際、体
重増加の抑制あるいは脾細胞数の有意な減少は認められ
なかった。
また、実施例5の化合物(e)およびそのナトリウム塩
も、第9C〜F表の結果から明らかなように、腹腔内ある
いは経口の5回投与により、同種細胞免疫マウス脾細胞
中の同種細胞障害性T細胞の誘導を強く抑制し、経口10
回投与によって、0.03mg/kgの用量まで有意な抑制効果
が認められた。
も、第9C〜F表の結果から明らかなように、腹腔内ある
いは経口の5回投与により、同種細胞免疫マウス脾細胞
中の同種細胞障害性T細胞の誘導を強く抑制し、経口10
回投与によって、0.03mg/kgの用量まで有意な抑制効果
が認められた。
第9F表に示したように、実施例5の化合物(e)のナト
リウム塩は同種細胞免疫マウスの脾臓細胞の同種細胞障
害性T細胞誘導に対し、腹腔内投与により実施例5の化
合物(e)のナトリウム塩以外の化合物とほぼ同等の抑
制作用を有する。また、静脈内投与により0.03mg/kgの
用量まで有意な抑制作用が認められた。
リウム塩は同種細胞免疫マウスの脾臓細胞の同種細胞障
害性T細胞誘導に対し、腹腔内投与により実施例5の化
合物(e)のナトリウム塩以外の化合物とほぼ同等の抑
制作用を有する。また、静脈内投与により0.03mg/kgの
用量まで有意な抑制作用が認められた。
実験例10(マウスの同種細胞免疫による同種細胞障害性
特異抗体産生に対する抑制効果) 5〜7週齢の雄性BALB/cマウスを、実験例7と同様にC5
7BL/6マウス由来白血病細胞EL4(107個/マウス、腹腔
内投与)で免疫し、免疫当日から被検体を0.001〜3mg/k
g/日の用量で、腹腔内あるいは経口投与を行ない、免疫
9〜10日後にマウスより血清を採取した。得られた血清
を2倍系列希釈したもの50μと、モルモット補体50μ
および標的細胞としての51Crで標識したEL4細胞浮遊
液(5×104個/ml、100μ)とを96穴マイクロテスト
プレートに加え、37℃にて1時間インキュベートした
後、上清中に放出される51Cr量を測定し、以下の式より
補体依存性の細胞障害活性を算出した。
特異抗体産生に対する抑制効果) 5〜7週齢の雄性BALB/cマウスを、実験例7と同様にC5
7BL/6マウス由来白血病細胞EL4(107個/マウス、腹腔
内投与)で免疫し、免疫当日から被検体を0.001〜3mg/k
g/日の用量で、腹腔内あるいは経口投与を行ない、免疫
9〜10日後にマウスより血清を採取した。得られた血清
を2倍系列希釈したもの50μと、モルモット補体50μ
および標的細胞としての51Crで標識したEL4細胞浮遊
液(5×104個/ml、100μ)とを96穴マイクロテスト
プレートに加え、37℃にて1時間インキュベートした
後、上清中に放出される51Cr量を測定し、以下の式より
補体依存性の細胞障害活性を算出した。
なお上記方法により測定した、血清中の同種細胞障害性
特異抗体価は、51Cr標識的細胞を0.1N HCl処理した場合
の51Cr放出量50%を与える希釈濃度から、力価(tite
r)を算出することにより表示した。
特異抗体価は、51Cr標識的細胞を0.1N HCl処理した場合
の51Cr放出量50%を与える希釈濃度から、力価(tite
r)を算出することにより表示した。
第10A〜E表に示したように、本発明の化合物の腹腔内
または経口投与により、同種細胞免疫マウスの血清中の
同種細胞障害性特異抗体の産生は強く抑制されることが
明らかとなった。
または経口投与により、同種細胞免疫マウスの血清中の
同種細胞障害性特異抗体の産生は強く抑制されることが
明らかとなった。
第10E表に示したように、実施例5の化合物(e)ナト
リウム塩は同種細胞免疫マウスの血清中における同種細
胞障害性特異抗体産生に対し、腹腔内投与により実施例
5の化合物(e)のナトリウム塩以外の化合物とほぼ同
等の抑制作用を有する。また、静脈内投与により0.01mg
/kgの用量まで有意な抑制作用が認められた。
リウム塩は同種細胞免疫マウスの血清中における同種細
胞障害性特異抗体産生に対し、腹腔内投与により実施例
5の化合物(e)のナトリウム塩以外の化合物とほぼ同
等の抑制作用を有する。また、静脈内投与により0.01mg
/kgの用量まで有意な抑制作用が認められた。
実験例11(マウス急性移植片対宿主反応(GVHR)に対す
る抑制効果) 5〜7週齢の雌性BDF1マウスの右足蹠にC57BL/6マウス
脾細胞浮遊液(2×107個/マウス)を惹起注射し、注
射7日後に、右膝嚆リンパ節を摘出し、重量を測定し、
対照(生理食塩水注射)の左膝嚆リンパ節重量と比較す
ることにより、急性移植片対宿主反応(GVHR)の指標と
した。惹起注射当日より、実施例5の化合物(e)を6
日間0.3mg/kgの腹腔内投与、1mg/kgの経口投与、および
0.3、1mg/kgの筋肉内投与を行い、7日目に右膝嚆リン
パ節重量を測定した。
る抑制効果) 5〜7週齢の雌性BDF1マウスの右足蹠にC57BL/6マウス
脾細胞浮遊液(2×107個/マウス)を惹起注射し、注
射7日後に、右膝嚆リンパ節を摘出し、重量を測定し、
対照(生理食塩水注射)の左膝嚆リンパ節重量と比較す
ることにより、急性移植片対宿主反応(GVHR)の指標と
した。惹起注射当日より、実施例5の化合物(e)を6
日間0.3mg/kgの腹腔内投与、1mg/kgの経口投与、および
0.3、1mg/kgの筋肉内投与を行い、7日目に右膝嚆リン
パ節重量を測定した。
その結果、第11表に示したように、実施例5の化合物
(e)の腹腔内、経口あるいは筋肉内投与により、マウ
ス急性移植片対宿主反応(GVHR)は、強く抑制されるこ
とが明らかとなった。
(e)の腹腔内、経口あるいは筋肉内投与により、マウ
ス急性移植片対宿主反応(GVHR)は、強く抑制されるこ
とが明らかとなった。
実験例12(種々の培養腫瘍細胞株に対する細胞毒性の検
討) 種々のヒト由来の培養腫瘍細胞株に対する細胞毒性の検
討を以下のように行なった。
討) 種々のヒト由来の培養腫瘍細胞株に対する細胞毒性の検
討を以下のように行なった。
ヒト由来の培養腫瘍細胞株K562、MOLT4、U937およびHL6
0をそれぞれ20%FCSを含むRPMI1640培地にて4×105個/
mlに調製した。この細胞浮遊液50μを、あらかじめ被
検液50μを入れておいた96穴マイクロテストプレート
の各ウェルに加えた。37℃、5%炭酸ガス条件下で72時
間培養した後、実験例1のMTTを用いる色素定量法と同
様の方法により、570nmにおける吸光度を測定した。以
下の式により抑制率を算出し、細胞毒性の指標とした。
0をそれぞれ20%FCSを含むRPMI1640培地にて4×105個/
mlに調製した。この細胞浮遊液50μを、あらかじめ被
検液50μを入れておいた96穴マイクロテストプレート
の各ウェルに加えた。37℃、5%炭酸ガス条件下で72時
間培養した後、実験例1のMTTを用いる色素定量法と同
様の方法により、570nmにおける吸光度を測定した。以
下の式により抑制率を算出し、細胞毒性の指標とした。
その結果を示した第12A〜C表より明らかなように、本
発明の化合物の種々のヒト由来の培養腫瘍細胞株に対す
る細胞毒性は弱く、50%の抑制を与える濃度(IC50)は
10μg/ml以上であった。
発明の化合物の種々のヒト由来の培養腫瘍細胞株に対す
る細胞毒性は弱く、50%の抑制を与える濃度(IC50)は
10μg/ml以上であった。
実施例1 (i)アルボマイセス菌のジャー培養 GCY培地(1あたり、グリコース20g、コーンスティー
プリカー5g、酵母エキス3g、MgSO4・7H2O 0.5g、pH6)
を500ml容頚長振盪フラスコ2本に100mlずつ分注し、12
1℃、20分間オートクレーブで滅菌後、ポテトデキスト
ロース寒天培地上で成育したマイリオコッカム・アルボ
マイセスATCC No.16425の菌糸体の約1cm2を各フラスコ
に接種し、40℃、3日間往復振盪培養(135rpm、振復巾
8cm)を行なった。得られた培養液を種母として上記のG
CY培地と消泡剤(ダウコーニング社製F−18)1gを仕込
んだ10容ジャーファーメンターに接種し、40℃、7日
間、通気撹拌培養(0.5VVM、300rpm)を行なった。
プリカー5g、酵母エキス3g、MgSO4・7H2O 0.5g、pH6)
を500ml容頚長振盪フラスコ2本に100mlずつ分注し、12
1℃、20分間オートクレーブで滅菌後、ポテトデキスト
ロース寒天培地上で成育したマイリオコッカム・アルボ
マイセスATCC No.16425の菌糸体の約1cm2を各フラスコ
に接種し、40℃、3日間往復振盪培養(135rpm、振復巾
8cm)を行なった。得られた培養液を種母として上記のG
CY培地と消泡剤(ダウコーニング社製F−18)1gを仕込
んだ10容ジャーファーメンターに接種し、40℃、7日
間、通気撹拌培養(0.5VVM、300rpm)を行なった。
(ii)アルボマイセス菌の培養液からの化合物(a)の
採取 (i)で得られた培養液4.5を濾過により菌体と培養
濾液に分離した。培養濾液(4)はアンバーライトXA
D−2(φ40mm×h750mm)に通液し、化合物(a)を吸
着後、さらに水1を通液し洗浄した。次に30%メタノ
ール溶液1、50%メタノール溶液1、80%メタノー
ル溶液3を順次通液し、化合物(a)を含む80%メタ
ノール溶出画分を採取した。
採取 (i)で得られた培養液4.5を濾過により菌体と培養
濾液に分離した。培養濾液(4)はアンバーライトXA
D−2(φ40mm×h750mm)に通液し、化合物(a)を吸
着後、さらに水1を通液し洗浄した。次に30%メタノ
ール溶液1、50%メタノール溶液1、80%メタノー
ル溶液3を順次通液し、化合物(a)を含む80%メタ
ノール溶出画分を採取した。
一方、菌体はその湿重量の約5倍量のメタノールにて3
回抽出後、その抽出液に水を加え、30%メタノール溶液
とし、アンバーライトXAD−2(φ40mm×h750mm)に通
液して化合物(a)を吸着させ、30%メタノール溶液1
、50%メタノール溶液1、80%メタノール溶液3
を順次通液し、化合物(a)を含む80%メタノール溶出
画分を採取した。
回抽出後、その抽出液に水を加え、30%メタノール溶液
とし、アンバーライトXAD−2(φ40mm×h750mm)に通
液して化合物(a)を吸着させ、30%メタノール溶液1
、50%メタノール溶液1、80%メタノール溶液3
を順次通液し、化合物(a)を含む80%メタノール溶出
画分を採取した。
上記のようにして得られた培養濾液および菌体からの80
%メタノール溶出画分を合し、減圧濃縮後、凍結乾燥し
て化合物(a)を含む粉末0.5gを得た。
%メタノール溶出画分を合し、減圧濃縮後、凍結乾燥し
て化合物(a)を含む粉末0.5gを得た。
(iii)化合物(a)の精製 (ii)で得られた粉末0.5gをメタノールに溶解し、メタ
ノールと同量の水を加えて50%メタノール溶液とする。
この溶液をアンバーライトXAD−2(φ25mm×h300mm)
に通液し、30%、50%、60%、70%および75%メタノー
ル各500mlを順次通液し、化合物(a)を含む70〜75%
メタノール溶液画分を採取した。この溶出画分に水を加
え、50%メタノール溶液とし、再度アンバーライトXAD
−2のカラムクロマトグラフィーを行い精製し、化合物
(a)28mgを得た。
ノールと同量の水を加えて50%メタノール溶液とする。
この溶液をアンバーライトXAD−2(φ25mm×h300mm)
に通液し、30%、50%、60%、70%および75%メタノー
ル各500mlを順次通液し、化合物(a)を含む70〜75%
メタノール溶液画分を採取した。この溶出画分に水を加
え、50%メタノール溶液とし、再度アンバーライトXAD
−2のカラムクロマトグラフィーを行い精製し、化合物
(a)28mgを得た。
m.p. 145〜147℃1 H−NMR δ(ppm CD3OD):5.55(m),5.40(m),3.87
(m),2.30(t) IR ν(KBr):3300,1625,970cm-1 実施例2 化合物(2−i)1509.5mgを乾燥ジクロロメタン12.5ml
に溶かし、1,2−エチレンジチオール367μ、3フッ化
ホウ素・エーテレート12.5μを加えて、室温で47時間
攪拌した。反応液を5%重曹、飽和塩化ナトリウムで洗
浄し、硫酸マグネシウム乾燥後、減圧濃縮して油状残渣
を得た。これをシリカゲル(50g)カラム(展開溶媒:
酢酸エチル:n−ヘキサン=6:4)で分離し、薄層クロマ
トグラフィー(展開溶媒:酢酸エチル:n−ヘキサン=7:
3)でRf値0.4を示すフラクションを減圧濃縮して無色透
明油状の化合物(2−ii)1538.9mgを得た。
(m),2.30(t) IR ν(KBr):3300,1625,970cm-1 実施例2 化合物(2−i)1509.5mgを乾燥ジクロロメタン12.5ml
に溶かし、1,2−エチレンジチオール367μ、3フッ化
ホウ素・エーテレート12.5μを加えて、室温で47時間
攪拌した。反応液を5%重曹、飽和塩化ナトリウムで洗
浄し、硫酸マグネシウム乾燥後、減圧濃縮して油状残渣
を得た。これをシリカゲル(50g)カラム(展開溶媒:
酢酸エチル:n−ヘキサン=6:4)で分離し、薄層クロマ
トグラフィー(展開溶媒:酢酸エチル:n−ヘキサン=7:
3)でRf値0.4を示すフラクションを減圧濃縮して無色透
明油状の化合物(2−ii)1538.9mgを得た。
1HNMR(200MHz,in CDCl3,Ref.TMS)δ:1H,6.1(br.s.,
−NHAc),1H,5.8(d.,J=4.64,3−H),1H,5.6(dt−t.
like,J=15.38,6.47,7−H),1H,5.4(dt−t.like,J=1
5.38,6.60,6−H),1H,4.7(ddd.,J=8.18,5.37,4.64,4
−H),2H,4,5(s.,21−H2),4H,3.3(s.,1′,2′−
H2),1H,2.4(ddd.,J=14.89,8.18,6.60,5−H),1H,2.
3(ddd.,J=14.89,6.60,5,37,5−H),3H,2.1(s.,A
c),3H,2.05(s,Ac),3H(s.,2.03),2H,2.0(m.,8−
H2),4H,1.9(m.,13,15−H2),16H,1.55(m),1.30(b
r.s.),1.29(br.s.)(9−12,16−19−H2),3H,0.9
(t.,J=6.47,20−H3) EI−MS m/z:585,500,440,398,198,160,43 化合物(2−ii)1422.0mgを乾燥エタノール40mlに溶か
し、ラネーニッケル22gを加えた後、90分間加熱還流し
た。反応液を室温に冷却した後、ラネーニッケルを濾去
した。このラネーニッケルをエタノール200mlで洗浄
し、洗液を濾液と併せ、減圧濃縮し、固体状残渣1062.7
mgを得た。これに無水酢酸5.0ml、ピリジン5.0mlを加
え、一夜室温で攪拌した。反応液を水で希釈し、酢酸エ
チルで抽出した。酢酸エチル層を1規定塩酸、5%重
曹、飽和塩化ナトリウムで順次洗浄し、硫酸マグネシウ
ム上乾燥した。減圧濃縮して得られた白色泡状残渣946.
1mgをシリカゲル(33g)カラムで分離した。展開溶媒:
酢酸エチル:n−ヘキサン=7:3で溶出し、薄層クロマト
グラフィー(展開溶媒:酢酸エチル:n−ヘキサン=7:
3)でRf値0.4を示すフラクションを集め、減圧濃縮して
目的とする化合物(2−iii)862.2mgを白色泡状物質と
して得た。
−NHAc),1H,5.8(d.,J=4.64,3−H),1H,5.6(dt−t.
like,J=15.38,6.47,7−H),1H,5.4(dt−t.like,J=1
5.38,6.60,6−H),1H,4.7(ddd.,J=8.18,5.37,4.64,4
−H),2H,4,5(s.,21−H2),4H,3.3(s.,1′,2′−
H2),1H,2.4(ddd.,J=14.89,8.18,6.60,5−H),1H,2.
3(ddd.,J=14.89,6.60,5,37,5−H),3H,2.1(s.,A
c),3H,2.05(s,Ac),3H(s.,2.03),2H,2.0(m.,8−
H2),4H,1.9(m.,13,15−H2),16H,1.55(m),1.30(b
r.s.),1.29(br.s.)(9−12,16−19−H2),3H,0.9
(t.,J=6.47,20−H3) EI−MS m/z:585,500,440,398,198,160,43 化合物(2−ii)1422.0mgを乾燥エタノール40mlに溶か
し、ラネーニッケル22gを加えた後、90分間加熱還流し
た。反応液を室温に冷却した後、ラネーニッケルを濾去
した。このラネーニッケルをエタノール200mlで洗浄
し、洗液を濾液と併せ、減圧濃縮し、固体状残渣1062.7
mgを得た。これに無水酢酸5.0ml、ピリジン5.0mlを加
え、一夜室温で攪拌した。反応液を水で希釈し、酢酸エ
チルで抽出した。酢酸エチル層を1規定塩酸、5%重
曹、飽和塩化ナトリウムで順次洗浄し、硫酸マグネシウ
ム上乾燥した。減圧濃縮して得られた白色泡状残渣946.
1mgをシリカゲル(33g)カラムで分離した。展開溶媒:
酢酸エチル:n−ヘキサン=7:3で溶出し、薄層クロマト
グラフィー(展開溶媒:酢酸エチル:n−ヘキサン=7:
3)でRf値0.4を示すフラクションを集め、減圧濃縮して
目的とする化合物(2−iii)862.2mgを白色泡状物質と
して得た。
1HNMR(200MHz,in CDCl3,Ref.TMS)δ:1H,6.0(br.s.,
−NHAc),1H,5.8(d.,J=4.39,3−H),1H,4.7(dt.,J
=9.03,4.40,4−H),2H,4.53(s.,21−H2),3H,2.10
(s.,Ac),3H,2.05(s,Ac),3H,2.03(s.,Ac),4H,1.65
(m.,5,6−H2),26H,1.26(br.s.,7−19−H),3H,0.88
(t.,J=6.47,20−H) MS(EI−MS),m/z:497,454,365,322,129,43 (3)化合物(2−iii)→化合物(b)の工程 化合物(2−iii)81.9mgをメタノール4.0mlに溶かし、
1規定水酸化ナトリウム水溶液0.99mlを加えた後、窒素
気流下に一夜還流した。反応液を1規定塩酸水で中和
し、析出した白色不溶物を吸引濾過し、メタノールおよ
び水で洗浄する。乾燥後、メタノールから再結晶する
と、白色結晶として化合物(b)16.1mgを得た。
−NHAc),1H,5.8(d.,J=4.39,3−H),1H,4.7(dt.,J
=9.03,4.40,4−H),2H,4.53(s.,21−H2),3H,2.10
(s.,Ac),3H,2.05(s,Ac),3H,2.03(s.,Ac),4H,1.65
(m.,5,6−H2),26H,1.26(br.s.,7−19−H),3H,0.88
(t.,J=6.47,20−H) MS(EI−MS),m/z:497,454,365,322,129,43 (3)化合物(2−iii)→化合物(b)の工程 化合物(2−iii)81.9mgをメタノール4.0mlに溶かし、
1規定水酸化ナトリウム水溶液0.99mlを加えた後、窒素
気流下に一夜還流した。反応液を1規定塩酸水で中和
し、析出した白色不溶物を吸引濾過し、メタノールおよ
び水で洗浄する。乾燥後、メタノールから再結晶する
と、白色結晶として化合物(b)16.1mgを得た。
m.p. 159.0〜161.0℃ 1HNMR(200MHz,in CD3OD)δ:1H,4.0(d.,J=11.12,21
−H),1H,3.9(d.,J=11.12,21−H),1H,3.8(br.t.,
J=7.08,4−H),1H,3.7(d.,J=1.22,3−H),4H,1.6
(m),26H,1.3(br.s.,5−19−H),3H,0.9(t.,J=6.
47,20−H) MS(FAB),m/z:390,372,291,277,165,104 化合物(2−i)は次のようにして製造される。
−H),1H,3.9(d.,J=11.12,21−H),1H,3.8(br.t.,
J=7.08,4−H),1H,3.7(d.,J=1.22,3−H),4H,1.6
(m),26H,1.3(br.s.,5−19−H),3H,0.9(t.,J=6.
47,20−H) MS(FAB),m/z:390,372,291,277,165,104 化合物(2−i)は次のようにして製造される。
ISP−I 8.10gに室温中ピリジン65mlを加え、激しく攪拌
しながら無水酢酸70mlを加えた。約1時間攪拌を続け、
ISP−Iが完全に溶けた後、攪拌を止め、一夜放置し
た。反応液に氷水を加え、酢酸エチルで抽出後、1N塩
酸、5%炭酸水素ナトリウム、飽和塩化ナトリウム水で
順次洗浄し、有機層を乾燥した。溶媒を留去して得た油
状残渣10.08gを酢酸エチル:ヘキサン=7:3を展開溶媒
としてシリカゲルカラム(300g)で分離した。900〜170
0ml溶出分を併せて減圧濃縮すると化合物(2−i)9.2
9gを無色透明油状物質として得た。(収率91.4%)。
しながら無水酢酸70mlを加えた。約1時間攪拌を続け、
ISP−Iが完全に溶けた後、攪拌を止め、一夜放置し
た。反応液に氷水を加え、酢酸エチルで抽出後、1N塩
酸、5%炭酸水素ナトリウム、飽和塩化ナトリウム水で
順次洗浄し、有機層を乾燥した。溶媒を留去して得た油
状残渣10.08gを酢酸エチル:ヘキサン=7:3を展開溶媒
としてシリカゲルカラム(300g)で分離した。900〜170
0ml溶出分を併せて減圧濃縮すると化合物(2−i)9.2
9gを無色透明油状物質として得た。(収率91.4%)。
IRνmax(CHCl3)(cm-1):2930,1760,1690,1380,12201 HNMR(200MHz,in CDCl3,Ref:TMS),δ:6.05(1H,br.
s.,−NHAc),5.79(1H,d,J=4.4Hz,3−H),5.57(1H,d
t,t−like,J=15.4,6.3Hz,7−H),5.38(1H,dt,t−lik
e,J=15.4,6.4Hz,6−H),4.72(1H,ddd,J=7.6,5.1,4.
6Hz,4−H),4.51(2H,s,21−H2),2.5〜2.2(2H,m,5−
H2),2.38(4H,t,J=7.5Hz,13−,15−H2),2.10 3H,s,
−Ac),2.05(3H,s,−Ac),2.03(3H,s,−Ac),2.1〜1.
9(2H,m,8−H2),1.55(4H,qui.,J=6.8Hz,12,16−
H2),1.27(12H,br.s,9〜11,17〜19−H2),0.88(3H,
t.,J=6.5Hz,20−H3)13 C−NMR(100MHz,in CDCl3,Ref:TMS),δ:211.37(s,
14−C),172.32(s,>C=0),170.08(s,>C=
0),169.27(s,>C=0),168.75(s,>C=0),13
5.04(d,6−C),123.16(d,7−C),81.62(d,4−
C),72.01(d,3−C),62.75(t,21−C),62.73(s,2
−C),42.85,42.77(each t,13,15−C),32.46,32.2
0,31.63(each t,5−,8−18−C),29.11,29.00,28.97,
28.91,23.91,23.85(each t,9〜12,16,17−C),22.76
(q,−COMe),22.50(t,19−C),20.55(q,−COMe),2
0.31(q,−COMe),14.00(q,20−C) EI−MS m/z:509,491,282,348,279,129,43 HREI−MS:C27H43NO8として、計算値:509.2990、実測値:
509.2998 実施例3 化合物(c)の合成 化合物(2−ii)72.6mgをメタノール2.8mlに溶かし、1
N水酸化ナトリウム0.75mlを加えた後、窒素気流下一夜
還流した。反応液を1N塩酸で中和し、減圧下溶媒を留去
した。これに水を加え、不溶物を吸引濾取した。これを
水洗し、風乾後、デシケーター中減圧で乾燥した。こう
して得られた白色物質(23.3mg)をメタノールに加温し
ながら溶かし、不溶物を濾去後、濾液の溶媒を留去し
た。得られた白色残渣に酢酸エチルを加え、不溶物を吸
引濾取、乾燥して白色物質として化合物(c)12.8mgを
得た。
s.,−NHAc),5.79(1H,d,J=4.4Hz,3−H),5.57(1H,d
t,t−like,J=15.4,6.3Hz,7−H),5.38(1H,dt,t−lik
e,J=15.4,6.4Hz,6−H),4.72(1H,ddd,J=7.6,5.1,4.
6Hz,4−H),4.51(2H,s,21−H2),2.5〜2.2(2H,m,5−
H2),2.38(4H,t,J=7.5Hz,13−,15−H2),2.10 3H,s,
−Ac),2.05(3H,s,−Ac),2.03(3H,s,−Ac),2.1〜1.
9(2H,m,8−H2),1.55(4H,qui.,J=6.8Hz,12,16−
H2),1.27(12H,br.s,9〜11,17〜19−H2),0.88(3H,
t.,J=6.5Hz,20−H3)13 C−NMR(100MHz,in CDCl3,Ref:TMS),δ:211.37(s,
14−C),172.32(s,>C=0),170.08(s,>C=
0),169.27(s,>C=0),168.75(s,>C=0),13
5.04(d,6−C),123.16(d,7−C),81.62(d,4−
C),72.01(d,3−C),62.75(t,21−C),62.73(s,2
−C),42.85,42.77(each t,13,15−C),32.46,32.2
0,31.63(each t,5−,8−18−C),29.11,29.00,28.97,
28.91,23.91,23.85(each t,9〜12,16,17−C),22.76
(q,−COMe),22.50(t,19−C),20.55(q,−COMe),2
0.31(q,−COMe),14.00(q,20−C) EI−MS m/z:509,491,282,348,279,129,43 HREI−MS:C27H43NO8として、計算値:509.2990、実測値:
509.2998 実施例3 化合物(c)の合成 化合物(2−ii)72.6mgをメタノール2.8mlに溶かし、1
N水酸化ナトリウム0.75mlを加えた後、窒素気流下一夜
還流した。反応液を1N塩酸で中和し、減圧下溶媒を留去
した。これに水を加え、不溶物を吸引濾取した。これを
水洗し、風乾後、デシケーター中減圧で乾燥した。こう
して得られた白色物質(23.3mg)をメタノールに加温し
ながら溶かし、不溶物を濾去後、濾液の溶媒を留去し
た。得られた白色残渣に酢酸エチルを加え、不溶物を吸
引濾取、乾燥して白色物質として化合物(c)12.8mgを
得た。
m.p. 167.0〜170.0℃1 HNMR(200MHz,in CD3OD)δ:1H,5.5(dt−t.like,Jd=
15.14,Jt=6.27,7−H),1H,5.4(dt−t.like,Jd=14.8
9,Jt=6.60,6−H),1H,4.0(d.,J=10.99,21−H),1
H,3.9(d.J=10.99,21−H),1H,3.84(br.t.,J=7.00,
4−H),1H,3.79(d.,J=0.97,3−H),4H,3.3(s.,
1′,2′−H),2H,2.3(br.t.,J=6.47,5−H),2H,2.0
(dt.,Jd=6.35,Jt=6.35,8−H),4H,1.9(m.,13,15−
H),4H,1.5(m.,12,16−H),12,1.3(m.,9−11,17−1
9−H),3H,0.9(t.,J=6.60,20−H) 実施例4 化合物(d)の合成 炭酸ナトリウム26.9mgを水1.5mlに溶かし、塩酸ヒドロ
キシルアミン35.0mg、次いでエタノール3.5mlを加え
た。この混合液を70℃の水浴中で加温し、ISP−1200.9m
gを加え、溶解するまで振り混ぜた。ISP−Iを完全に溶
解させたのち、さらにこれを6時間、同温度で加温し
た。反応液のpHが7であることを確認後、そのまま減圧
濃縮乾固した。この残渣に水を加え、不溶物を吸引濾取
する。得られた白色物質183.6mgをメタノール9mlに加温
しながら溶かし、室温に戻して一夜静置する。析出した
色白不溶物(未反応のISP−I)を濾去した後、濾液か
ら得られた残渣を再結晶して白色物質化合物(d)(8
7.8mg)を得た。
15.14,Jt=6.27,7−H),1H,5.4(dt−t.like,Jd=14.8
9,Jt=6.60,6−H),1H,4.0(d.,J=10.99,21−H),1
H,3.9(d.J=10.99,21−H),1H,3.84(br.t.,J=7.00,
4−H),1H,3.79(d.,J=0.97,3−H),4H,3.3(s.,
1′,2′−H),2H,2.3(br.t.,J=6.47,5−H),2H,2.0
(dt.,Jd=6.35,Jt=6.35,8−H),4H,1.9(m.,13,15−
H),4H,1.5(m.,12,16−H),12,1.3(m.,9−11,17−1
9−H),3H,0.9(t.,J=6.60,20−H) 実施例4 化合物(d)の合成 炭酸ナトリウム26.9mgを水1.5mlに溶かし、塩酸ヒドロ
キシルアミン35.0mg、次いでエタノール3.5mlを加え
た。この混合液を70℃の水浴中で加温し、ISP−1200.9m
gを加え、溶解するまで振り混ぜた。ISP−Iを完全に溶
解させたのち、さらにこれを6時間、同温度で加温し
た。反応液のpHが7であることを確認後、そのまま減圧
濃縮乾固した。この残渣に水を加え、不溶物を吸引濾取
する。得られた白色物質183.6mgをメタノール9mlに加温
しながら溶かし、室温に戻して一夜静置する。析出した
色白不溶物(未反応のISP−I)を濾去した後、濾液か
ら得られた残渣を再結晶して白色物質化合物(d)(8
7.8mg)を得た。
m.p. 179.5〜180.5℃ 〔α▲〕28 D▼=−5.78゜(c=0.509,メタノール), MS(EI−MS)m/z:398,328,256,128,104,18 実施例5 化合物(2−i)589.4mgをジオキサン26mlに溶かし、
水10mlを加えた。室温で攪拌しながらドライアイス小片
数個加え、固体が消失した後、水素化ホウ素ナトリウム
116mgを加えた。同じ操作をもう一度行い、20分後、1N
塩酸を加えて酸性(pH2以下)にした。10分攪拌後、1N
水酸化ナトリウムで弱酸から中性にした後、減圧濃縮
し、ジオキサンを除去した。残渣に水を加え、酢酸エチ
ルで抽出し、酢酸エチル層を5%重曹、飽和塩化ナトリ
ウムで順次洗浄後、硫酸マグネシウム上乾燥した。減圧
濃縮して得た残渣589.6mgをシリカゲル(30g)カラムで
分離した。クロロホルム:メタノール=98.2で溶出し、
薄層クロマトグラフィー(展開溶媒 クロロホルム:メ
タノール=9:1)でRf0.4を示すフラクションを集め、減
圧濃縮して目的とする化合物(5−i)386.3mgを無色
透明油状物質として得、一方、目的物質を含む前後のフ
ラクションについては各々クロロホルム:メタノール=
95:5、酢酸エチル:n−ヘキサン=8:2を展開溶媒として
プレパラティブ薄層クロマトグラフィーに付し、Rf0.4
のバンドより目的物質30.2mgを無色透明油状物質として
得た。
水10mlを加えた。室温で攪拌しながらドライアイス小片
数個加え、固体が消失した後、水素化ホウ素ナトリウム
116mgを加えた。同じ操作をもう一度行い、20分後、1N
塩酸を加えて酸性(pH2以下)にした。10分攪拌後、1N
水酸化ナトリウムで弱酸から中性にした後、減圧濃縮
し、ジオキサンを除去した。残渣に水を加え、酢酸エチ
ルで抽出し、酢酸エチル層を5%重曹、飽和塩化ナトリ
ウムで順次洗浄後、硫酸マグネシウム上乾燥した。減圧
濃縮して得た残渣589.6mgをシリカゲル(30g)カラムで
分離した。クロロホルム:メタノール=98.2で溶出し、
薄層クロマトグラフィー(展開溶媒 クロロホルム:メ
タノール=9:1)でRf0.4を示すフラクションを集め、減
圧濃縮して目的とする化合物(5−i)386.3mgを無色
透明油状物質として得、一方、目的物質を含む前後のフ
ラクションについては各々クロロホルム:メタノール=
95:5、酢酸エチル:n−ヘキサン=8:2を展開溶媒として
プレパラティブ薄層クロマトグラフィーに付し、Rf0.4
のバンドより目的物質30.2mgを無色透明油状物質として
得た。
1HNMR(200MHz,in CDCl3,Ref TMS)δ:1H,6.1(br.s.,
−NHAc),1H,5.8(d.,J=4.64,3−H),1H,5.6(dt−t,
like,J=15.38,6.47,7−H),1H,5.4(dt−t.like,J=1
5.38,6.59,6−H),1H,4.7(ddd.,J=7.56,5.37,4.64,4
H),2H,4.5(s.,21−H2),1H,3.6(m,14−H),1H,2.5
(ddd.,J=14.77,7.56,6.59,5−H),1H,2.4(ddd.,J=
14.77,6.59,5.37,5−H),3H,2.10(s.,Ac),3H,2.05
(s.,Ac),3H,2.03(s.,Ac),2H,1.99(m,8−H),20H,
1.3(m,9−13,15−19−H),3H,0.9(t.,J=6.42,20−H
3) EI−MS m/z:511,493,426,366,332,263,129,43 化合物(5−i)386.6mgを乾燥1,2−ジクロロエタン2.
1mlに溶かし、1,1′−チオカルボニルジイミダゾール27
3.7mgを加えた。この溶液を70℃の油浴中2時間加温
し、次いで氷水浴中10分間冷却した。黄色透明の反応液
に1,2−ジクロロエタン20mlを加え、水10ml、1N塩酸10m
l(2回)、5%重曹10ml、水10mlで順次洗浄し、1,2−
ジクロロエタン層を硫酸マグネシウム上乾燥した。減圧
濃縮して得た残渣451.9mgをシリカゲル(18g)カラムで
分離した。クロロホルム:メタノール=98:2で溶出し、
薄層クロマトグラフィー(展開溶媒 クロロホルム:メ
タノール=9:1)でRf0.6を示すフラクションを集め、減
圧濃縮して目的とする化合物(5−ii)265.7mgを無色
透明油状物質として得、一方、目的物質を含む前後のフ
ラクションについては各々クロロホルム:メタノール=
95:5を展開溶媒としてプレパラティブ薄層クロマトグラ
フィーに付し、Rf0.4のバンドより目的物質(5−ii)1
21.0mgを無色透明油状物質として得た。
−NHAc),1H,5.8(d.,J=4.64,3−H),1H,5.6(dt−t,
like,J=15.38,6.47,7−H),1H,5.4(dt−t.like,J=1
5.38,6.59,6−H),1H,4.7(ddd.,J=7.56,5.37,4.64,4
H),2H,4.5(s.,21−H2),1H,3.6(m,14−H),1H,2.5
(ddd.,J=14.77,7.56,6.59,5−H),1H,2.4(ddd.,J=
14.77,6.59,5.37,5−H),3H,2.10(s.,Ac),3H,2.05
(s.,Ac),3H,2.03(s.,Ac),2H,1.99(m,8−H),20H,
1.3(m,9−13,15−19−H),3H,0.9(t.,J=6.42,20−H
3) EI−MS m/z:511,493,426,366,332,263,129,43 化合物(5−i)386.6mgを乾燥1,2−ジクロロエタン2.
1mlに溶かし、1,1′−チオカルボニルジイミダゾール27
3.7mgを加えた。この溶液を70℃の油浴中2時間加温
し、次いで氷水浴中10分間冷却した。黄色透明の反応液
に1,2−ジクロロエタン20mlを加え、水10ml、1N塩酸10m
l(2回)、5%重曹10ml、水10mlで順次洗浄し、1,2−
ジクロロエタン層を硫酸マグネシウム上乾燥した。減圧
濃縮して得た残渣451.9mgをシリカゲル(18g)カラムで
分離した。クロロホルム:メタノール=98:2で溶出し、
薄層クロマトグラフィー(展開溶媒 クロロホルム:メ
タノール=9:1)でRf0.6を示すフラクションを集め、減
圧濃縮して目的とする化合物(5−ii)265.7mgを無色
透明油状物質として得、一方、目的物質を含む前後のフ
ラクションについては各々クロロホルム:メタノール=
95:5を展開溶媒としてプレパラティブ薄層クロマトグラ
フィーに付し、Rf0.4のバンドより目的物質(5−ii)1
21.0mgを無色透明油状物質として得た。
1HNMR(200MHz,in CDCl3,Ref.TMS)δ:1H,8.4(br.s.,
イミダゾール環),1H,7.6(br.s.,イミダゾール環),1
H,7.0(d.,J=0.74,イミダゾール環),1H,6.3(br.s.,
−NHAc),1H,5.8(d.,J=4.64,3−H),1H,5.62(qui.,
J=5.94,14−H),1H,5.56(br,dt.,J=15.38,6.35,7−
H),1H,5.4(dt.like,J=15.38,6.66,6−H),1H,4.7
(dt.,J=8.06,4.95,4−H),2H,4.5(s.,21−H2),2H,
2.4(m.,5−H2),3H,2.10(s.,Ac),3H,2.05(s.,Ac),
3H,2.03(s.,Ac),2H,2.00(m,8−H2),4H,1.55(m.,1
3,15−H2),16H,1.31(br.s.,9−12,16−19−H2),3H,
0.88(t.,J=6.48,20−H3) EI−MS m/z:493,433,374,332,263,141,129,43 化合物(5−ii)60.0mgを乾燥ベンゼン4.5mlに溶か
し、水素化トリブチル錫41μ、更に2,2′−アゾ(イ
ソブチロニトリル)5.0mgを加え、一夜還流した。減圧
濃縮して得られた黄色油状残渣をn−ヘキサン−アセト
ニトリル間で分配し、アセトニトリル層を減圧濃縮し
た。この残渣58.6mgをプレパラティブ薄層クロマトグラ
フィー(展開溶媒 ジエチルエーテル:n−ヘキサン=9:
1,二重展開)で分離し、Rf0.4のバンドより目的とする
化合物(5−iii)21.2mgを無色透明油状物質として得
た。
イミダゾール環),1H,7.6(br.s.,イミダゾール環),1
H,7.0(d.,J=0.74,イミダゾール環),1H,6.3(br.s.,
−NHAc),1H,5.8(d.,J=4.64,3−H),1H,5.62(qui.,
J=5.94,14−H),1H,5.56(br,dt.,J=15.38,6.35,7−
H),1H,5.4(dt.like,J=15.38,6.66,6−H),1H,4.7
(dt.,J=8.06,4.95,4−H),2H,4.5(s.,21−H2),2H,
2.4(m.,5−H2),3H,2.10(s.,Ac),3H,2.05(s.,Ac),
3H,2.03(s.,Ac),2H,2.00(m,8−H2),4H,1.55(m.,1
3,15−H2),16H,1.31(br.s.,9−12,16−19−H2),3H,
0.88(t.,J=6.48,20−H3) EI−MS m/z:493,433,374,332,263,141,129,43 化合物(5−ii)60.0mgを乾燥ベンゼン4.5mlに溶か
し、水素化トリブチル錫41μ、更に2,2′−アゾ(イ
ソブチロニトリル)5.0mgを加え、一夜還流した。減圧
濃縮して得られた黄色油状残渣をn−ヘキサン−アセト
ニトリル間で分配し、アセトニトリル層を減圧濃縮し
た。この残渣58.6mgをプレパラティブ薄層クロマトグラ
フィー(展開溶媒 ジエチルエーテル:n−ヘキサン=9:
1,二重展開)で分離し、Rf0.4のバンドより目的とする
化合物(5−iii)21.2mgを無色透明油状物質として得
た。
〔α〕D=+63.8゜(C=0.994,CHCl3) 1HNMR(200MHz,in CDCl3,Ref TMS)δ:1H,6.0(br.s.,
−NHAc),1H,5.8(d.,J=4.39,3−H),1H,5.6(dt−t.
like,J=15.26,6.59,7−H),1H,5.4(dt−t.like,J=1
5.26,7.08,6−H),1H,4.7(ddd.,J=7.08,5.62,4.40,4
−H),2H,4.5(br.s.,21−H2),2H,2.4(m.,5−H2),3
H,2.10(s.,Ac),3H,2.05(s.,Ac),3H,2.03(s.,Ac),
2H,2.01(m,8−H2),22H,1.3(br.s.,9−19−H2),3H,
0.9(t.,J=6.35,20−H3) EI−MS m/z:495,436,376,334,265,151,129,43 (4) 化合物(5−iii)→化合物(e) 化合物(5−iii)40.4mgをメタノール2mlに溶かし、1N
水酸化ナトリウム0.50mlを加えて、窒素気流下一夜還流
した。1N塩酸で中和し、析出した白色物質を吸引濾取し
て水洗した。一方、母液は減圧濃縮、乾固し、水を加え
て不溶物を吸引濾取後、水洗し、メタノールから再結晶
した。両不溶物を合わせ、白色粉末物質として化合物
(e)19.4mgを得た。
−NHAc),1H,5.8(d.,J=4.39,3−H),1H,5.6(dt−t.
like,J=15.26,6.59,7−H),1H,5.4(dt−t.like,J=1
5.26,7.08,6−H),1H,4.7(ddd.,J=7.08,5.62,4.40,4
−H),2H,4.5(br.s.,21−H2),2H,2.4(m.,5−H2),3
H,2.10(s.,Ac),3H,2.05(s.,Ac),3H,2.03(s.,Ac),
2H,2.01(m,8−H2),22H,1.3(br.s.,9−19−H2),3H,
0.9(t.,J=6.35,20−H3) EI−MS m/z:495,436,376,334,265,151,129,43 (4) 化合物(5−iii)→化合物(e) 化合物(5−iii)40.4mgをメタノール2mlに溶かし、1N
水酸化ナトリウム0.50mlを加えて、窒素気流下一夜還流
した。1N塩酸で中和し、析出した白色物質を吸引濾取し
て水洗した。一方、母液は減圧濃縮、乾固し、水を加え
て不溶物を吸引濾取後、水洗し、メタノールから再結晶
した。両不溶物を合わせ、白色粉末物質として化合物
(e)19.4mgを得た。
m.p. 186℃ 〔α〕D+3.2゜〔C=100,MeOH−0.2N NaOH(1:1)〕 1HNMR(200MHz,in CD3OD,Ref.TMS)δ:1H,5.5(dt−t.l
ike,J=15.38,5.86,7−H),1H,5.4(dt−t.like,J=1
5.38,6.10,6−H),1H,4.0(d.,J=10.98,21−H),1H,
3.9(d.,J=10.99,21−H),1H,3.83(br.t.,J=7.33,4
−H),1H,3.78(br.s.,3−H),2H,2.3(br.t.,J=6.8
4,5−H2),2H,2.0(m,8−H2),22H,1.3(br.s.,9−19−
H2),3H,0.9(t.,J=6.47,20−H) FAB−MS m/z:388,104,57,45,29 化合物(e)のナトリウム塩の物性値は次の通りであ
る。
ike,J=15.38,5.86,7−H),1H,5.4(dt−t.like,J=1
5.38,6.10,6−H),1H,4.0(d.,J=10.98,21−H),1H,
3.9(d.,J=10.99,21−H),1H,3.83(br.t.,J=7.33,4
−H),1H,3.78(br.s.,3−H),2H,2.3(br.t.,J=6.8
4,5−H2),2H,2.0(m,8−H2),22H,1.3(br.s.,9−19−
H2),3H,0.9(t.,J=6.47,20−H) FAB−MS m/z:388,104,57,45,29 化合物(e)のナトリウム塩の物性値は次の通りであ
る。
m.p. 182〜185℃ 1HNMR(400MHz,in CD3OD,Ref.TMS)δ:2H,5.5(m,6−H,
7−H),1H,3.8(br,t,J=6.4,4−H),1H,3.75(br.s,
3−H),1H,3.7(d.,J=10.6,21−H),1H,3.6(d,J=1
0.6,21−H),2H,2.3(br.,5−H2),2H,2.0(m,8−
H2),22H,1.3(br.s.,9〜19−H2),3H,0.9(t.,J=6.4
7,20−H3) HPLC保持時間:19.5分 測定条件; カラム:YMCパックAQ−312(ODS)6mm径150mm 溶出液:アセトニトリル−0.05M過塩素酸緩衝液(pH2.
5)(6:4) 流速:1ml/分;カラム温度:40℃ 実施例6 化合物(f)の合成 化合物(2−i)351.3mgをジクロロメタン25mlに溶か
し、−60℃で6分間、オゾンを通した。過剰のオゾンを
酸素吹き込みで追い出し、反応液を室温水浴中で減圧濃
縮した。得られた無色透明油状残渣にジオキサン21.2ml
を加えて溶かし、更に水8mlを加えた。室温で攪拌しな
がらドライアイス小片を数個加えて、固体が消失したと
ころで、水素化ホウ素ナトリウム80.0mgを加えた。30分
後、反応液を1N塩酸で酸性(pH2以下)とし、更に10分
後、1N水酸化ナトリウムで弱酸性から中性にして50℃水
浴中、減圧下濃縮乾固した。アスピレーターで吸引して
水分を完全に無くしてから、一部白色固体残渣にクロロ
ホルムを約10ml加え、加温した後、不溶物を吸引濾去し
た。濾液を減圧濃縮して得られた残渣約350mgをプレパ
ラティブ薄層クロマトグラフィーに付し、展開溶媒 ク
ロロホルム:メタノール=9:1でRf0.3のバンドより目的
とする化合物(6)106.0mgを白色泡状物質として得
た。
7−H),1H,3.8(br,t,J=6.4,4−H),1H,3.75(br.s,
3−H),1H,3.7(d.,J=10.6,21−H),1H,3.6(d,J=1
0.6,21−H),2H,2.3(br.,5−H2),2H,2.0(m,8−
H2),22H,1.3(br.s.,9〜19−H2),3H,0.9(t.,J=6.4
7,20−H3) HPLC保持時間:19.5分 測定条件; カラム:YMCパックAQ−312(ODS)6mm径150mm 溶出液:アセトニトリル−0.05M過塩素酸緩衝液(pH2.
5)(6:4) 流速:1ml/分;カラム温度:40℃ 実施例6 化合物(f)の合成 化合物(2−i)351.3mgをジクロロメタン25mlに溶か
し、−60℃で6分間、オゾンを通した。過剰のオゾンを
酸素吹き込みで追い出し、反応液を室温水浴中で減圧濃
縮した。得られた無色透明油状残渣にジオキサン21.2ml
を加えて溶かし、更に水8mlを加えた。室温で攪拌しな
がらドライアイス小片を数個加えて、固体が消失したと
ころで、水素化ホウ素ナトリウム80.0mgを加えた。30分
後、反応液を1N塩酸で酸性(pH2以下)とし、更に10分
後、1N水酸化ナトリウムで弱酸性から中性にして50℃水
浴中、減圧下濃縮乾固した。アスピレーターで吸引して
水分を完全に無くしてから、一部白色固体残渣にクロロ
ホルムを約10ml加え、加温した後、不溶物を吸引濾去し
た。濾液を減圧濃縮して得られた残渣約350mgをプレパ
ラティブ薄層クロマトグラフィーに付し、展開溶媒 ク
ロロホルム:メタノール=9:1でRf0.3のバンドより目的
とする化合物(6)106.0mgを白色泡状物質として得
た。
1HNMR(200MHz,in CDCl3,Ref.TMS)δ:1H,6.3(br.s.,
−NHAc),1H,5.8(d.,J=4.64,3−H),1H,5.1(ddd.,J
=9.03,4.64,4.39,4−H),2H,4.5br.s.,7−H2),3H,2.
11(s.,Ac),3H,2.07(s.,Ac),3H,2.0(s.,Ac),4H,2.
1−1.8(m,5,6−H2) EI−MS m/z:317,274,185,167,43 (2) 化合物(6)→化合物(f) 化合物(6)70.0mgをメタノール1.33mlに溶かし、これ
に水3.99ml、更に1N水酸化ナトリウム1.33mlを加えた
後、窒素気流下105℃の油浴中で一夜還流した。冷却
後、IRC−50(H+型)6mlを充填したカラムにチャージ
し、水−メタノール(8:2)で溶出した。溶出液(30m
l)を50℃水浴中減圧濃縮し、得られた気褐色残渣を水
酸化ナトリウム上デシケーター中で吸引して酢酸を除去
した。水を2ml弱加え、僅かに生じた不溶物を濾去し、
母液を減圧濃縮して水を加え、全量を2mlを弱にした。
室温でメタノールを、液が僅かに白濁するまで加えた後
3時間放置し、無色透明鱗片状の化合物(f)14.0mgを
得た。
−NHAc),1H,5.8(d.,J=4.64,3−H),1H,5.1(ddd.,J
=9.03,4.64,4.39,4−H),2H,4.5br.s.,7−H2),3H,2.
11(s.,Ac),3H,2.07(s.,Ac),3H,2.0(s.,Ac),4H,2.
1−1.8(m,5,6−H2) EI−MS m/z:317,274,185,167,43 (2) 化合物(6)→化合物(f) 化合物(6)70.0mgをメタノール1.33mlに溶かし、これ
に水3.99ml、更に1N水酸化ナトリウム1.33mlを加えた
後、窒素気流下105℃の油浴中で一夜還流した。冷却
後、IRC−50(H+型)6mlを充填したカラムにチャージ
し、水−メタノール(8:2)で溶出した。溶出液(30m
l)を50℃水浴中減圧濃縮し、得られた気褐色残渣を水
酸化ナトリウム上デシケーター中で吸引して酢酸を除去
した。水を2ml弱加え、僅かに生じた不溶物を濾去し、
母液を減圧濃縮して水を加え、全量を2mlを弱にした。
室温でメタノールを、液が僅かに白濁するまで加えた後
3時間放置し、無色透明鱗片状の化合物(f)14.0mgを
得た。
m.p. 209.5〜219.0℃(分解)1 HNMR(200MHz,in D2O,Ref.DSS)δ:1H,4.03(d.,J=1
1.72,7H),1H,3.95(ddd.,J=8.30,5.12,1.22,4−H),
1H,3.9(d.,J=11.72,7−H),1H,3.8(d.,J=1.2,3−
H),2H,3.7(br.dd.,J=7.08,6.35,6−H2),1H,1.87
(ddt.,J=14.16,8.30,6.10,5−H),1H,1.74(dtd.,J
=14.16,7.08,5.12,5−H)
1.72,7H),1H,3.95(ddd.,J=8.30,5.12,1.22,4−H),
1H,3.9(d.,J=11.72,7−H),1H,3.8(d.,J=1.2,3−
H),2H,3.7(br.dd.,J=7.08,6.35,6−H2),1H,1.87
(ddt.,J=14.16,8.30,6.10,5−H),1H,1.74(dtd.,J
=14.16,7.08,5.12,5−H)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 229/26 251/40 C07D 307/33 339/06 405/12 233 409/06 307 // C12P 13/04 2121−4B 17/00 7432−4B 17/04 7432−4B 17/16 7432−4B (C12P 13/04 C12R 1:645) (C12P 17/00 C12R 1:645) (C12P 17/04 C12R 1:645) (C12P 17/16 C12R 1:645) (72)発明者 千葉 健治 東京都東久留米市小山3丁目6番14号 こ やま台エレガントハウス105号 (72)発明者 星野 幸夫 東京都清瀬市上清戸2丁目12番19号
Claims (4)
- 【請求項1】一般式 〔式中、Rは炭素数1〜30個のアルキル、炭素数1〜6
個のヒドロキシアルキル、式−CH=CH(CH2)nCH=CH−
CH(OH)−(CH2)mCH3 (ここで、n、mはそれぞれ1〜10の整数を示す。)、 −CH=CH(CH2)p−C(=X)−(CH2)qCH3 (ここで、>C=X基は (Aは炭素数1〜4個のアルキレンを示す。)、>C=
N−OB(Bは水素または炭素数1〜4個のアルキルを示
す。)もしくは>CHNH2を示す。(p、qはそれぞれ1
〜10の整数を示す。))または−CH=CH−Y(Yは炭素
数1〜30個のアルキルを示す。)により表わされる基を
示す。〕により表わされる2−アミノペンタン酸化合
物、その塩またはその保護基により保護された化合物。 - 【請求項2】次式(a)〜(f)から選ばれる請求項
(1)記載の化合物、その光学異性体またはその薬理学
的に許容されうる塩。 - 【請求項3】一般式 〔式中、Rは炭素数1〜30個のアルキル、炭素数1〜6
個のヒドロキシアルキル、式−CH=CH(CH2)nCH=CH−
CH(OH)−(CH2)mCH3 (ここで、n、mはそれぞれ1〜10の整数を示す。)、 −CH=CH(CH2)p−C(=X)−(CH2)qCH3 (ここで、>C=X基は (Aは炭素数1〜4個のアルキレンを示す。)、>C=
N−OB(Bは水素または炭素数1〜4個のアルキルを示
す。)もしくは>CHNH2を示す。(p、qはそれぞれ1
〜10の整数を示す。))または−CH=CH−Y(Yは炭素
数1〜30個のアルキルを示す。)により表わされる基を
示す。〕により表わされるγ−ラクトン化合物またはそ
の保護基により保護された化合物。 - 【請求項4】請求項(1)、(2)または(3)記載の
化合物を含有してなる免疫抑制剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2178733A JPH0764797B2 (ja) | 1989-07-07 | 1990-07-05 | 2―アミノペンタン酸化合物およびその免疫抑制剤としての用途 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17691489 | 1989-07-07 | ||
| JP1-176914 | 1989-07-07 | ||
| JP2178733A JPH0764797B2 (ja) | 1989-07-07 | 1990-07-05 | 2―アミノペンタン酸化合物およびその免疫抑制剤としての用途 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03128347A JPH03128347A (ja) | 1991-05-31 |
| JPH0764797B2 true JPH0764797B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=26497650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2178733A Expired - Fee Related JPH0764797B2 (ja) | 1989-07-07 | 1990-07-05 | 2―アミノペンタン酸化合物およびその免疫抑制剤としての用途 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0764797B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2583947A1 (en) * | 2004-10-12 | 2006-04-20 | Forbes Medi-Tech (Research) Inc. | Compounds and methods of treating insulin resistance and cardiomyopathy |
-
1990
- 1990-07-05 JP JP2178733A patent/JPH0764797B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03128347A (ja) | 1991-05-31 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |