JPH0768916A - 表示盤の製造方法 - Google Patents

表示盤の製造方法

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JPH0768916A
JPH0768916A JP21762393A JP21762393A JPH0768916A JP H0768916 A JPH0768916 A JP H0768916A JP 21762393 A JP21762393 A JP 21762393A JP 21762393 A JP21762393 A JP 21762393A JP H0768916 A JPH0768916 A JP H0768916A
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JP
Japan
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photopolymerizable
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image
adhesive layer
transparent resin
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Pending
Application number
JP21762393A
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English (en)
Inventor
Yoshio Nishimura
善雄 西村
Tsunehisa Ueda
倫久 上田
Yuji Eguchi
勇司 江口
Shigeru Danjo
滋 壇上
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光重合性着色層がアルカリ現像されて、基盤上
に画像層形成される表示盤で、耐久性に優れ且つ表面の
光沢度が適度に抑えられた表示盤を製造する方法を提供
刷る。 【構成】基盤上に光重合性接着層を設け、画像は剥離可
能な支持体上に光重合性着色層を設けた画像シ−トをそ
の光重合性接着層に積層し、次いで露光、現像し支持体
を剥離し形成される。画像形成シ−トを積層し、露光、
現像を行いその積層された画像層の表面に透明樹脂を積
層する。光重合性接着層、透明樹脂層には紫外線吸収剤
を添加する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種装置の計器盤、地
図や風景を配した表示板、車輌用スピ−ドメ−タ−の文
字盤等に利用される表示盤の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、支持体上に所定の着色画像が
形成された各種装置の計器盤、地図や風景を配した表示
板、車輌用スピ−ドメタ−の文字盤等の着色画像の形成
には、印刷法が用いられ、特にスクリ−ン印刷法、オフ
セット印刷法等が用いられていが、近年商品の高級化、
多様化が進み、上記着色画像の装飾性や視認性の向上が
要望される中で、スクリ−ン印刷法では、インクの粘度
調整と乾燥硬化が必要であるため作業に手間がかかって
い。
【0003】更に、スクリ−ン印刷法では、印刷インク
が版に残存するので溶剤による版の洗浄が必要となるた
め作業に手間がかかる。
【0004】オフセット印刷法では、インクの塗膜を厚
くすることができないため表示盤に必要とされる色濃度
が得られない。
【0005】上記印刷法にかわる方法として、例えば、
光重合性着色層を有する画像形成シ−トを用いて、露
光、現像により画像を形成した後、熱と圧力を加えて受
像層に転写して画像を得る方法が特開昭47−4183
0号公報及び特開昭48−93337号公報に開示され
ている。
【0006】更に、表示盤を製造する他の方法として
は、例えば、画像形成シ−トを用いて画像を形成し、そ
の画像を光重合性樹脂層を設けた基盤上に転写し、その
上に透明な光重合性樹脂層を積層して耐久性のよい表示
盤を製造する方法が、特開平2−210220号公報に
開示されている。
【0007】しかしながら、上記方法による表示盤の製
造では、現像された画像が基盤に転写されるので、基盤
と画像の密着性が十分でなく、剥がれ、浮きが生じやす
かった。また、使用中に太陽光や蛍光灯による画像の変
色や褪色や製造工程中の紫外線露光による光重合性樹脂
層の変色があった。
【0008】更に、前記特開平2−210220号公報
記載の方法では、表面硬度と適度な屈曲性を両立させる
ことが難しく耐久性のある表示盤を得ることが難しかっ
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、その目的とするところは画像と基
盤との密着性に優れ、且つ変色、褪色がなく、しかも、
耐久性に優れた表示盤の製造方法を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の製造方法の第一
工程においては、光重合性接着層が設けられた基盤の光
重合性接着層上に上、光重合性着色層を積層し、該光重
合性着色層をネガマスクを通して、露光、硬化し、未硬
化部を除去することにより、画像形成パタ−ンが形成さ
れる。
【0011】上記基盤としては、適度の可撓性と熱で変
形しにくいものであればよく、例えば、ポリカ−ボネ−
ト樹脂;ポリエチレンテレフタレ−ト;ポリエステル樹
脂;ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン
樹脂;ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のハロゲ
ン含有樹脂;ポリアミド樹脂及びポリ(メタ)アクリル
酸エステル樹脂等の板状体、ガラス板、セラミックス
板、金属板等が挙げられる。
【0012】上記光重合性接着層は、例えば、(イ)有
機高分子、(ロ)光重合可能な不飽和化合物、(ハ)光
重合開始剤及び必要に応じて添加される紫外線吸収剤、
可塑剤、熱重合禁止剤、酸化防止剤、熱安定剤からなる
光重合性接着組成物から製造される。
【0013】上記有機高分子(イ)はα、β−不飽和エ
チレン系単量体を構成成分とするものが好ましく、例え
ば、スチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレ
ン、p−メチルスチレン、α−メチルスチレン、p−エ
チルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、p−n−ヘ
キシルスチレン、p−n−オクチルスチレン、p−メト
キシスチレン、p−フェニルスチレン、3,4−ジメチ
ルクロルスチレン等のスチレン類;α−ビニルナフタレ
ン等のビニルナフタレン類;エチレン、プロピレン、ブ
チレン又はC5 〜C30のα−オレフィン類;塩化ビニ
ル、臭化ビニル等のハロゲン化ビニル;酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、酪酸ビニル等のビニルエステル類;
(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸プロピ
ル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル
酸n−オクチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メ
タ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸2−エチ
ルヘキシル、(メタ)アクリル酸2−クロルエチル、α
−クロル(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル
酸フェニル、(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル
等の(メタ)アクリル酸エステル類;ビニルメチルエ−
テル、ビニルエチルエ−テル等のビニルエ−テル類;ビ
ニルメチルケトン、ビニルエチルケトン等のビニルケト
ン類;N−ビニルピロ−ル、N−ビニルインド−ル等の
N−ビニル化合物;(メタ)アクリロニトリル、(メ
タ)アクリル酸アミド類等が挙げられる。これらは単独
で使用されてもよいし、2種以上が併用されてもよい。
【0014】上記有機高分子(イ)の重量平均分子量
は、小くなると光重合性接着層を塗工し、ロ−ル状に巻
いて保存している間に皺が入りやすく、大くなると塗工
時の粘度が高くなりすぎて塗工むらができるので2万〜
100万が好ましく、より好ましくは5万〜50万であ
る。
【0015】前記光重合可能な不飽和化合物(ロ)は、
(メタ)アクリル酸誘導体等であり例えば、トリエチレ
ングリコ−ル(メタ)アクリレ−ト、テトラエチレング
リコ−ルジ(メタ)アクリレ−ト、ノナエチレングリコ
−ルジ(メタ)アクリレ−ト、ポリエチレグリコ−ルジ
(メタ)アクリレ−ト、トリプロピレングリコ−ルジ
(メタ)アクリレ−ト、テトラプロピレングリコ−ルジ
(メタ)アクリレ−ト、ノナプロピレングリコ−ルジ
(メタ)アクリレ−ト、ポリプロピレングリコ−ルジ
(メタ)アクリレ−ト、ペンタエリスリト−ルトリ(メ
タ)アクリレ−ト、ペンタエリスリト−ルテトラ(メ
タ)アクリレ−ト、エトキシ化ペンタエリスリト−ルテ
トラ(メタ)アクリレ−ト、プロポキシ化ペンタエリス
リト−ルテトラ(メタ)アクリレ−ト、ジペンタエリス
リト−ルペンタ(メタ)アクリレ−ト、ジペンタエリス
リト−ルヘキサ(メタ)アクリレ−ト、トリメチロ−ル
プロパントリ(メタ)アクリレ−ト、エトキシ化トリメ
チロ−ルプロパントリ(メタ)アクリレ−ト、プロポキ
シ化トリメチロ−ルプロパントリ(メタ)アクリレ−
ト、2,2−ビス〔4−(アクリロキシジエトキシ)フ
ェニル〕プロパン、2,2−ビス〔4−(メタクリロキ
シジエトキシ)フェニル〕プロパン、3−フェノキシ−
2−プロパノイルアクリレ−ト、1、6−ビス(3−ア
クリロキシ−2−ヒドロキシプロピル)ヘキシルエ−テ
ル等の多官能性モノマ−;メチル(メタ)アクリレ−
ト、ベンジル(メタ)アクリレ−トなどの単官能モノマ
−;ウレタンやポリエステルのアクリレ−トオリゴマ−
等が挙げられる。
【0016】上記光重合開始剤(ハ)としては、紫外
線、可視光線等の活性光線により上記光重合可能な不飽
和化合物(ロ)を活性化し、重合を開始させる性質を有
するものであればよく、例えば、ソジウムメチルジチオ
カ−バメイトサルファイト、テトラメチルチウラムモノ
サルファイト、ジフェニルモノサルファイト、ジベンゾ
チアゾイルモノサルファイト、ジベンゾチアゾイルジサ
ルファイト等のサルファイト類;チオキサントン、2−
エチルチオキサントン、2−クロロチオキサントン2,
4ジエチルチオキサントン等のチオキサントン誘導体;
ヒドラゾン、アゾイソブチロニトリル、ベンゼンジアゾ
ニウム等のジアゾ化合物;ベンゾイン、ベンゾインメチ
ルエ−テル、ベンゾインエチルエ−テル、ベンゾインイ
ソポロピルエ−テル、ベンゾフェノン、ジメチルアミノ
ベンゾフェノン、ミヒラ−ケトン、ベンジルアントラキ
ノン、t−ブチルアントラキノン、2−メチルアントラ
キノン2−エチルアントラキノン、2−アミノアントラ
キノン、2−クロロアントラキノン、ベンジルジメチル
ケタ−ル、メチルフェニルグリオキシレ−ト等の芳香族
カルボニル化合物;4−(2−ヒドロキシエトキシ)フ
ェニル(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン、α−
ヒドロキシ−α,α’−ジメチルアセトフェノン、2,
2−ジエトキシアセトフェノン、2,2−ジメトキシア
セトフェノン等のアセトフェノン誘導体;p−ジメチル
アミノ安息香酸メチル、p−ジメチルアミノ安息香酸エ
チル、p−ジメチルアミノ安息香酸ブチル、p−ジエチ
ルアミノ安息香酸イソプロピル等のジアルキルアミノ安
息香酸エステル類;ベンゾイルパ−オキサイド、ジ−t
−ブチルパ−オキサイド、ジクミルパ−オキサイド、キ
ュメンヒドロパ−オキサイド等の過酸化物;9−フェニ
ルアクリジン、9−p−メトキシフェニルアクリジン、
9−アセチルアミノアクリジン、ベンズアクリジン等の
アクリジン誘導体;9,10−ジメチルベンゾフェナジ
ン、9−メチルベンズフェナジン、10−メトキシベン
ズフェナジン等のフェナジン誘導体;6,4’,4”−
トリメトキシ−2,3−ジフェニルキノサリン等のキノ
サリン誘導体、2,4,5−トリフェニルイミダゾイル
2量体;ハロゲン化ケトン、2,4,6−トリメチルベ
ンゾイルフェニルホスフィンオキシド、アシルホスフェ
−ト等のアシル化燐化合物;2−ニトロフルオレン、
2,4,6−トリフェニルビリリウム四弗化ホウ素塩、
2,4,6−トリス(トリクロロメチル)−1,3,5
−トリアジン、3,3’−カルボニルビスクマリン、チ
オミヒラ−ケトンなどが挙げられる。
【0017】上記光重合性接着組成物の光重合開始剤
(ハ)の添加量は、少くなると硬化が不充分となり、多
くなると硬化した光重合性接着層が着色したり、脆くな
ったりするので、前記有機高分子(イ)100重量部に
対して0.1〜10重量部が好ましい。
【0018】上記紫外線吸収剤としては公知の物が使用
され、例えば、フェニルサリシレ−ト、p−tert−
ブチルフェニルサリシレ−ト、p−オクチルフェニルサ
リシレ−ト等のサリチル酸系紫外線吸収剤;2,4−ジ
ヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メト
キシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクトキシ
ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシ
ベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキ
シベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’
−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メ
トキシ−5−スルフォベンゾフェノン等のベンゾフェノ
ン系紫外線吸収剤;2−(2’−ヒドロキシ−5’−メ
チルフェニル)ベンゾトリアゾ−ル、2−(2’−ヒド
ロキシ−5’−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリ
アゾ−ル、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−te
rt−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾ−ル、2−
(2’−ヒドロキシ−3’−tert−ブチル−5’−
メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾ−ル、2
−(2’−ヒドロキシ−3’、5’−ジ−tert−ブ
チルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾ−ル、2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−アミ
ルフェニル)ベンゾトリアゾ−ル、2−(2’−ヒドロ
キシ−4’−オクトキシフェニル)ベンゾトリアゾ−
ル、2−〔2’−ヒドロキシ−3’−(3”,4”,
5”,6”−テトラヒドロフタルイミドメチル)−5’
−メチルフェニル〕ベンゾトリアゾ−ル、メチル−3−
〔3−(2−ベンゾトリアゾ−ル−2−イル)−5−t
ert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル〕プロピオネ
−トとポリエチレングリコ−ル300との反応物(チバ
ガイギ−製、商品名;チヌビン1130)等のベンゾト
リアゾ−ル系紫外線吸収剤;2−エチルヘキシル−2−
シアノ−3,3’−ジフェニルアクリレ−ト、エチル−
2−シアノ−3,3’−ジフェニルアクリレ−ト等のシ
アノアクリレ−ト系紫外線吸収剤などが挙げられ、これ
らは単独で使用されてもよいし、2種以上が併用されて
もよい。
【0019】上記紫外線吸収剤の添加量は、少なくなる
と硬化した時光重合性接着層が黄変し、多くなると硬化
が不充分になるので、前記有機高分子(イ)100重量
部に対して0.01〜1重量部が好ましい。
【0020】前記光重合性接着層の厚さは、薄くなると
接着性が不充分となり、厚くなると硬化が不充分となる
ので好ましくは1.0〜30μmで、より好ましくは
3.0〜20μmである。
【0021】本発明の第一工程で、基盤上に光重合性接
着層を形成する方法としては、例えば、光重合性接着組
成物を溶剤に溶解して得られる塗工液をコ−タ−で直接
基盤上に塗工、乾燥する方法、支持体フィルム上に塗工
液を塗工し、乾燥して光重合性接着層を積層された接着
層シ−トを作成した後、基盤に光重合性接着層が接する
ように積層し、次いで支持体フィルムを剥離する方法な
どが挙げられるが、後者の方法がより好ましい。
【0022】上記光重合性接着組成物を溶解するための
溶剤としては、上記フィルムを膨潤又は溶解しないもの
が好ましく、例えば、メチルエチルケトン、トルエン、
テトラヒドロフラン、アセトン、シクロヘキサノン、酢
酸エチルなどが挙げられる。
【0023】上記支持体フィルムとしては、特に限定さ
れるものではなく、例えば、ポリエチレンテレフタレ−
ト;ポリエステル樹脂;ポリエチレン、ポリプロピレン
等のポリオレフィン樹脂;ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ
ニリデン等のハロゲン含有樹脂;ポリアミド樹脂;ポリ
カ−ボネ−ト樹脂を用いて製造されるフィルムが使用で
きる。特に、2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィ
ルムは好適に使用される。
【0024】上記支持体フィルムは剥離性をよくするた
め、剥離処理が施されているものが好ましい。剥離処理
としては、例えば、公知のシリコ−ン系やフッ素系離形
剤で表面を処理する方法が挙げられる。
【0025】前記接着層シ−トをロ−ル状で保存するた
めには、光重合性接着層面に保護フィルムを設けるか、
前記支持体フィルムの光重合性接着層が設けられている
反対面が剥離処理されていることが好ましい。
【0026】前記第一工程で使用される光重合性樹脂着
色層は、例えば、線状重合体、光重合可能な不飽和化合
物、光重合開始剤及び着色剤からなり、必要に応じて可
塑剤、熱重合禁止剤、酸化防止剤、安定剤、紫外線吸収
剤等が添加された光重合性着色組成物から製造される。
【0027】上記線状重合体は、例えば、カルボキシル
基を含有するα、β−不飽和エチレン系単量体とカルボ
キシル基を含有しないα、β−不飽和エチレン系単量体
との共重合体が挙げられ、カルボキシル基を含有する
α、β−不飽和エチレン系単量体としては、例えば、
(メタ)アクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マ
レイン酸、フマ−ル酸、イタコン酸等の不飽和カルボン
酸類が挙げられ、これらは単独使用されもよいし、2種
以上が併用されてもよい。
【0028】カルボキシル基を含有しないα、β−不飽
和エチレン系単量体は、上記カルボキシル基を含有する
α、β−不飽和エチレン系単量体と共重合しうるもので
あればよく、例えば、前記有機高分子(イ)を構成する
α、β−不飽和エチレン系単量体として挙げられたもの
の中から選択して使用でき、これらは単独使用されもよ
いし、2種以上が併用されてもよい。
【0029】上記線状重合体中のカルボキシル基を含有
するα、β−不飽和エチレン系単量体の成分は、少なく
なるとアルカリ現像液に溶解し難くなり、現像性が低下
し、多くなると塗工溶剤に溶解し難くなり厚み精度が低
下し、表示盤の画像の解像度が低下するので10〜40
重量%が好ましく、より好ましくは15〜35重量%で
ある。
【0030】上記線状重合体の重量平均分子量は、小さ
くなると保存中に光重合性着色層に皺が入りやすくな
り、大きくなると、アルカリ溶液に溶解し難くなり現像
性が低下するので2万〜50万が好ましく、より好まし
くは5万〜30万である。
【0031】上記光重合性樹脂着色組成物中の光重合性
不飽和化合物は活性光線で重合が開始される性質を有す
るものであればよく、例えば、前記光重合性接着組成物
に用いる光重合性の不飽和化合物(ロ)挙げられる。
【0032】上記光重合性不飽和化合物の添加量は、少
なくなると光重合性樹脂着色の硬化が不充分となり、多
くなると未露光部分の粘着性が強くなり、画像形成性が
低下するので、前記線状重合体100重量部に対し10
〜200重量部が好ましく、より好ましくは30〜15
0重量部である。
【0033】上記光重合開始剤は、活性光線によって前
記光重合性不飽和化合物の重合を開始するものであれば
よく、例えば、光重合性接着組成物に用いる光重合性開
始剤(ハ)が挙げられ、その添加量は、少なくなると光
重合性樹脂着色の硬化が不充分となり画像形成性が低下
し、多くなると光重合性樹脂着色層が黄変したり、脆く
なるので、前記線状重合体100重量部に対して0.1
〜10重量部が好ましい。
【0034】上記着色剤としては、公知のが顔料を用い
ることができ、例えば、イエロ−系顔料としては、ハン
ザイエロ−、ベンジジンイエロ−、カドミウム黄、黄鉛
G、ジンククロメ−ト、レモンイエロ−、ストロシアン
イエロ−、イソインドリノインイエロ−、インデアンイ
エロ−等が挙げられ、マゼンタ系顔料としては、ロ−ダ
ミンBレ−キ、カドミウム赤、ベンガラ、クロムバ−ミ
リオン、ピラゾロンレッド、リソ−ルレッド、鉛丹、キ
ナクリドンレッド、ウォチングレッド等が挙げられ、シ
アン系顔料としはウルトラマリンブル−、プルシアンブ
ル−、コバルトブル−、セルリアンブル−、マンガニ−
ズブル、フタロシアニンブル−等が挙げられ、ブラック
系顔料としては、カ−ボンブラック、チタンブラック、
鉄黒等挙げられる。
【0035】上記顔料は単独で使用されもよいし、2色
以上併用されもよい。
【0036】上記着色剤の添加量は、少なくなると着色
が充分でなくなり、多くなると光重合性樹脂着色層が脆
くなるので、前記線状重合体100重量部に対して0.
1〜300重量部が好ましい。
【0037】上記光重合性樹脂着色層の厚みは、特に制
限はないが、薄くなると充分な画像濃度が得られず、厚
くなると画像部に段差が生じるので0.5〜20μmが
好ましく、より好ましくは1.0〜10μmである。
【0038】前記光重合性接着層上に光重合性着色層を
形成する方法としては、例えば、光重合性樹脂着色組成
物を溶剤に溶解して得られる塗工液をコ−タ−で直接光
重合性接着層上に塗工、乾燥する方法、支持体フィルム
上に塗工液を塗工、乾燥して得られる光重合性樹脂着色
層が積層された画像形成シ−トを作成した後、光重合性
接着層に接するように積層し、次いで支持体フィルムを
剥離する方法が挙げられるが、後者の方法がより好まし
い。
【0039】上記光重合性樹脂着色層組成物を溶解する
溶剤としては、支持体フィルムを膨潤又は溶解しないも
のが好ましく、例えば、メチルエチルケトン、トルエ
ン、テトラヒドロフラン、アセトン、シクロヘキサノ
ン、酢酸エチル等が挙げられる。
【0040】上記支持体フィルムとしては、例えば、前
記接着層シ−トに使用されるものが挙げられる。
【0041】上記支持体フィルムは光重合性着色層との
剥離性をよくするために、シリコン処理、フッ素コ−ト
等の処理がなされているものを使用することが好まし
い。
【0042】上記支持体フィルムの厚みは、薄すぎると
光重合性着色層を均一に塗布するのが難しく厚すぎると
画像形成のための露光に時間がかかるので5〜200μ
mが好ましくより好ましくは10〜150μmである。
【0043】上記画像形成シ−トは取扱時光重合性樹脂
着色層にキズや汚れを防止するため光重合性樹脂着色層
をフィルム側の反対面に保護層を設けられることが好ま
しい。
【0044】上記保護層としては、例えば、ポリエチレ
ンテレフタレ−ト;ポリエステル樹脂類;ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂類等のフィ
ルムが挙げられる。
【0045】上記第一工程において、光重合性接着層上
に、画像パ−ンを形成する方法としては、例えば、原画
のネガマスク作成し、これを、基盤/光重合性接着層/
光重合性樹脂着色層/支持体フィルムの順に重ね積層さ
れた積層体の支持体フィルム側に重ね露光し、硬化す
る。
【0046】次いで、支持体フィルムを剥離し、光重合
性着色層の未露光部をアルカリ現像液で未露光部を溶解
除去し、基盤/光重合性接着層/画像パタ−ンの順にな
っている積層体を得る。
【0047】上記光重合性樹脂着色層の露光、硬化する
ための光源としては、例えば、超高圧水銀灯、メタルハ
ライドランプ等が挙げられる。
【0048】上記アルカリ現像液としては、例えば、1
重量%炭酸ナトリウム水溶液が挙げられる。
【0049】本発明の第二工程では、上記積層体の画像
パタ−ン側に透明樹脂層を積層し、該透明樹脂層側から
全面露光し、表示盤を製造する。
【0050】上記透明樹脂層は透明性に優れ、薄いフィ
ルムにしたとき充分な膜強度を有するものであれば熱可
塑性樹脂組成物から構成されてもよいし、熱硬化性樹脂
性樹脂組成物から構成されてもよい。
【0051】上記熱可塑性樹脂組成物は、例えば、熱可
塑性樹脂と、必要に応じて添加される、可塑剤、安定
剤、酸化防止剤及び紫外線吸収剤とからなるが挙げられ
る。
【0052】上記熱可塑性樹脂としては、透明性に優
れ、且つ加熱により粘着性をおびるものが好ましく、例
えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィ
ン類;エチレン−酢酸ビニル共重合体;エチレン−(メ
タ)アクリル酸共重合体;エチレン−(メタ)アクリル
酸エステル共重合体;エチレン系共重合体;アイオノマ
−樹脂;ポリ酢酸ビニル及び酢酸ビニル系共重合体;ポ
リ塩化ビニル及び塩化ビニル系共重合体;ポリ塩化ビニ
リデン及び塩化ビニリデン系共重合体;ポリ(メタ)ア
クリル酸エステル及び(メタ)アクリル酸エステル系共
重合体;ポリスチレン及びスチレン−ブタジエン共重合
体;スチレン−イソプレン共重合体;スチレン系共重合
体;ポリアミド;飽和ポリエステル;ポリエステルウレ
タン;ポリアクリロニトリル;ポリビニルアルコ−ル;
ポリビニルアセタ−ル;ポリビニルブチラ−ル;ポリ−
N−ビニルカルバゾ−ル;ポリビニルピロリドンなどが
挙げられ、多価飽和カルボン酸と多価飽和アルコ−ルと
の共重合体である飽和ポリエステル樹脂が好適に使用さ
れる。
【0053】上記多価飽和カルボン酸としては、例え
ば、テレフタル酸、イソフタル酸、オルトフタル酸等の
芳香族ジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボ
ン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、スベリン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジオン酸等の
脂肪族ジカルボン酸等が挙げられ、多価飽和アルコ−ル
としては、例えば、エチレングリコ−ル、1,2−プロ
ピレングリコ−ル、1,4ブタンジオ−ル、1,5−ペ
ンタンジオ−ル、1,6−ヘキサンジオ−ル、ネオペン
チルグリコ−ル、ジエチレングリコ−ル、トリエチレン
グリコ−ル、ポリエチレングリコ−ル、ポリテトラメチ
レングリコ−ル、1,4−シクロヘキサンジメタノ−
ル、ビスフェノ−ルAのエチレンオキサイド付加物等が
挙げられる。
【0054】前記飽和ポリエステル樹脂の軟化点は、低
くなると粘着性が高くなり、取扱に手間がかかり、高く
なると画像パタ−ンとの密着性が低下するので、50〜
150℃が好ましい。
【0055】上記軟化点は環球法によって測定される。
【0056】前記熱可塑性樹脂組成物に添加される紫外
線吸収剤としては、例えば、前記光重合性接着組成物で
使用されるものが挙げられる。
【0057】前記熱硬化性樹脂を用いる透明樹脂層とし
ては、例えば、光重合性接着組成物と同様の組成物が用
いられ、必要に応じて紫外線吸収剤が添加されてもよ
い。
【0058】本発明の第二工程で前記画像パタ−ン上に
透明樹脂層を形成する方法は、例えば、透明樹脂組成物
を溶剤に溶解して得られる塗工液をコ−タ−で直接基盤
上に塗工、乾燥する方法、支持体フィルム上に塗工液を
塗工、乾燥して得られる透明樹脂シ−トを作製した後、
画像パタ−ンが透明樹脂層に接するように積層し、次い
でフィルムを剥離して、転写する方法などが挙げられる
が、後者の方法がより好ましい。
【0059】上記支持体フィルムとしては、例えば、本
発明の接着層シ−トに使用されるものが挙げられ、特に
2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムは好適に
使用される。
【0060】上記支持体フィルムの厚みは、薄くなると
透明樹脂層を均一塗工性が低下し、厚くなると全面露光
に時間がかかるので5〜200μmが好ましく、より好
ましくは10〜150μmである。
【0061】上記透明樹脂シ−トは取扱時キズや汚れを
防止するためにフィルムと反対面の透明樹脂層の表面に
保護層を設けられることが好ましい。
【0062】また、上記支持体フィルムは剥離せずにそ
のまま表示盤としてもよい。
【0063】本発明の製造方法においては、前記透明樹
脂シ−トを、片面が粗化処理されている支持体フィルム
のフィルム処理面に透明樹脂層を設けて形成されことが
好ましい。
【0064】上記粗化処理は支持体フィルムの表面を粗
くして、透明樹脂層の表面で光が乱反射されるようにす
ることを目的として行われるもので、例えば、支持体フ
ィルムの表面に砂、グリッド又はカ−ボランダムを吹き
つけて粗化する物理的方法や溶剤等で表面を浸食して粗
化する化学的方法などが挙げられる。
【0065】上記透明樹脂シ−トは、画像パタ−ン上に
積層する時気泡の巻き込みを少なくするために、支持体
フィルムの粗化処理された面に透明樹脂層が設けられ、
更に、透明樹脂層の表面が粗化処理されているものを用
いることも好ましい。
【0066】上記透明樹脂層の表面の粗化処理は、例え
ば、表面に砂、グリッド又はカ−ボランダムを吹きつけ
て粗化する物理的方法と溶剤等で表面を浸食して粗化す
る化学的方法が挙げられるが、好ましくは、表面が粗化
処理された樹脂シ−トを用いその加工面を透明樹脂層に
接するようにラミネ−トし、次いで、樹脂シ−トを剥離
し、表面粗化する方法である。
【0067】上記樹脂シ−トの粗化処理面は剥離し易く
するため、例えば、シリコ−ン処理やフッ素処理等の剥
離処理が施されていることが好ましい。
【0068】樹脂シ−トとしては、化学的及び熱的に安
定で表面硬度の高いものであればよく、例えば、前記支
持体フィルムに使用できるものが挙げられるが、特に2
軸延伸ポリエチレンフタレ−トフィルムが好適である。
【0069】前記透明樹脂層に紫外線吸収剤が添加され
ることも好ましい。
【0070】上記紫外線吸収剤としては公知のものが使
用され、例えば、本発明の光重合性接着層に添加される
ものが挙げられる。
【0071】本発明で使用される光重合性接着組成物、
光重合性樹脂着色組成物及び透明樹脂組成物において
は、必要に応じて用いられる可塑剤としては、例えば、
ジオクチルフタレ−ト、エチレングリコ−ルジアセテ−
ト、p−トルエンスルフォンアミド、N−エチルトルエ
ンスルフォンアミド等が挙げられ、熱重合禁止剤として
は、例えば、ヒドロキノン、p−メトキシフェノ−ルな
どが挙げられる。
【0072】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。なお、以
下「部」とあるのは「重量部」を意味する。
【0073】(実施例1) (基盤上への接着層の形成)光重合性接着層の塗工液を
表1に示すように、重量平均分子量が6万のポリメチル
メタクリル酸メチル(住友化学社製、商品名;スミペッ
クLO6)、としてオリゴエステルアクリレ─ト(東亜
合成社製、商品名;M−6100)及びオリゴエステル
アクリレ─ト(東亜合成社製、商品名;M─803
0)、光重合開始剤としてBASF社製のルシリンTP
Oを使用して100μmのポリエチレンテレフタレ−ト
上に塗布、乾燥して5μmの光重合性接着層が設けられ
た光重合性接着層シ─トを製造した。
【0074】
【表1】
【0075】上記光重合性接着層シ─トを厚さ500μ
mのポリカ─ボネ─トシ─ト上に光重合性接着層を接す
るようにラミネ─タを用いて積層し、次いで超高圧水銀
灯で300mJ/cm2 の紫外線に全面露光し、上記光
重合性接着層を重合硬化させポリカ─ボネ─トシ─ト上
に重合硬化された光重合性接着層を有する基盤を製造し
た。
【0076】表2に示すように、メタクリル酸メチル、
メタクリル酸ブチル及びメタクリル酸がそれぞれ50
部、25部及び25部からなる重量平均分子量が15万
の線状重合体、光重合性不飽和化合物としてトリメチロ
−ルプロパントリアクリレ−ト(新中村化学製、商品
名;A−TMPT)、光重合開始剤としてベンジルジメ
チルケタ─ル(チバガイギ─製、商品名;イルガキュア
─651)、ブラッ系顔料として(大日精化製、商品
名;FPF−40Sブラック)の光重合性着色層組成物
の塗布液製造し、厚さ25μmのポリエチレンテレフタ
レ−トフィルム上に塗布、乾燥して3μmの光重合性樹
脂着色層が設けられているポリエチレンテレフタレ−ト
フィルムからなる画像形成シ−トを得た。
【0077】上記画像形成シ−トを前記光重合性接着層
を設けられた基盤に接着剤層と光重合性樹脂着色層が接
するように重ね合わせ、ラミネ─タを用いて積層し、基
盤/光重合性接着層/光重合性樹脂着色層/ポリエチレ
ンテレフタレ−トフィルムの層構成を有する積層体を得
た。
【0078】ブラック色分解されたネガマスクをポリエ
チレンテレフタレ−トフィルム側に重ね、ネガマスク通
じて、超高圧水銀灯で500mJ/cm2 の紫外線に露
光し、次いで、ポリエチレンテレフタレ−トフィルムを
剥離し、1重量%炭酸ナトリムの水溶液で1分間現像、
未露光部を溶解除去してブラックの画像パタ−ンを有す
る、基盤/光重合性接着層/画像パタ−ンの層構成の積
層体を得た。
【0079】
【表2】
【0080】透明樹脂層の塗工液表3に示すように、平
均分子量11万のポリメチルメタクリレ─ト(旭化成
製、商品名;デルッペトLP)と多官能モノマ─とし
て、トリメチロ─ルプロパントリアクリレ─ト(新中村
化学製、商品名;A−TMPT)エトキシ化ペンタエリ
スリト─ルテトラアクリレ─ト(新中村化学製、商品
名;ATM−4E)、光重合開始剤としてアシルホスフ
ィンオキシド系の商品名;ルシリン(BASF製)紫外
線吸収剤として2,4─ジヒドロキシベンゾフェノンを
用い、製造し、厚み100μmの表面粗化処理されてい
るポリエチレンテレフタレ−トフィルム面の処理面に、
乾燥厚み20μmになるように塗工乾燥し、ポリエチレ
ンテレフタレ−トフィルム上に透明樹脂層が設けられた
透明樹脂シ−トを得た。
【0081】
【表3】
【0082】前記積層体の画像パタ−ンと上記透明樹脂
シ−トの透明樹脂層が接するように重ね合わせ、ラミネ
─タを用いて積層し、次いで、ポリエチレンテレフタレ
−トフィルム側から超高圧水銀灯で1000mJ/cm
2 の紫外線に全面露光し、次いでポリエチレンテレフタ
レ−トフィルムを剥離し、表示盤を製造した。
【0083】(実施例2〜5)実施例1の紫外線吸収剤
を表3及び表4に示す様に、実施例2では2−ヒドロキ
シ−4−オクトキシベンゾフェノンに、実施例3では2
−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾ
トリアゾ−ルに、実施例4では2−(2’ヒドロキシ−
3’,5’−ジ−tert−ブチルフェニル)ベンゾト
リアゾ−ルに、実施例5では2−(2’ヒドロキシ−
3’,5’−ジ−tert−ブチルフェニ ル)−5
−クロロベンゾトリアゾ−ルに換えた以外は実施例1と
同様にして表示 盤を製造した。
【0084】
【表4】
【0085】(実施例6)表5に示すように、GPC測
定による重量平均分子量が11万のポリメチルメタクリ
レ─ト(旭化成製、商品名;デルペットLP−1)、多
官能モノマ─としてトリメチロ─ルプロパントリアクリ
レ─ト(新中村化学製、商品名;A−TMPT)、単官
能モノマ─としてオリゴエステルアクリレ─ト(東亜合
成製、商品名;M−6100)光重合開始剤として、
2,4,6─トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィ
ンオキシド(BASF製、商品名;ルシリンTPO)紫
外線吸収剤として2−(2’−ヒドロキシ−5’−te
rt−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾ−ルを使用し
塗工液を製造し、これを厚さ50μmのポリエチレンテ
レフタレ−トフィルムに塗工、乾燥して10μmの光重
合性接着層が設けられたポリエチレンテレフタレ−トフ
ィルムの積層体を得た。
【0086】得られた積層体をポリカ−ボネ−ト基盤に
接着層が接するように重ねラミネ−タを用い温度120
℃、圧力4kg/cm2 、ライン速度1.2m/分でラ
ミネ−トし、ポリエチレンテレフタレ−トフィルムを剥
離し光重合性接着 層を設けられた基盤を得た。
【0087】
【表5】
【0088】上記基盤上を用いて、表6に示す光重合性
樹脂着色組成物塗工液の茶色を用いて厚さ38μmのポ
リエチレンテレフタレ−トフィルムに塗工、乾燥厚み4
μmの光重合性樹脂着色層が設けられたポリエチレンテ
レフタレ−トフィルムからなる茶色画像形成シ−トを光
重合性接着層が設けられた基盤に光重合性接着層が光重
合性樹脂着色層と接するように重ね、ラミネ−タ−を用
いて、温度120℃、圧力4kg/cm2 、ライン速度
1.2m/分でラミネ−トし、ネガマスクを光重合性樹
脂着色層に重ね、ネガマスク通じて、超高圧水銀灯で5
00mJ/cm 2 の紫外線に露光した。
【0089】
【表6】
【0090】画像形成シ−トのポリエチレンテレフタレ
−トフィルムを剥離し、1重量%炭酸ナトリムの水溶液
で1分間現像、未露光部を溶解除去して、基盤/光重合
性接着層/茶色の画像パタ−ンの積層体を得た。
【0091】上記積層体を用いた以外は実施例1と同様
にして表示盤を製造した。
【0092】(実施例7)実施例1と同じ組成の透明性
樹脂層の塗工液を用い、厚み100μmの表面粗化処理
されているポリエチレンテレフタレ−トフィルム(帝人
製、商品名;ピュ−レックス#42−SM)の処理面
に、塗布、乾燥し20μmの透明樹脂層の透明樹脂シ−
トを用いた以外実施例1と同様の方法で表示盤を製造し
た。
【0093】(実施例8)実施例1と同様の方法で得ら
れた透明樹脂シ─トのポリエチレンテレフタレ−トフィ
ルムに接していない透明樹脂層の表面に粗化処理されて
いる38μmのポリエチレンテレフタレ−トフィルムを
積層し、2枚のポリエチレンテレフタレ−トフィルムの
間に透明樹脂層が挟まれている積層体を得た。
【0094】上記積層体の38μmのポリエチレンテレ
フタレ−トフィルムを剥離し、透明樹脂層と実施例1と
同様の方法で得られた基盤/光重合性接着層/画像パタ
−ンの層構成を有する積層体の画像層が接するように重
ね合わせ、ラミネ─タを用いて積層し、基盤/光重合性
接着層/画像パタ−ン/透明樹脂層/ポリエチレンテレ
フタレ−トの層構成の積層体を得、次いで、ポリエチレ
ンテレフタレ−ト側から超高圧水銀灯で1000mJ/
cm2 の紫外線に全面露光し、次いでポリエチレンテレ
フタレ−トフィルムを剥離し、表示盤を製造した。
【0095】(実施例9〜12)実施例9では、表3に
示す様に紫外線吸収剤を2─ヒドロキシ─4─オクトキ
シベンゾフェノンとし実施例10では2─(2’─ヒド
ロキシ─5─メチルフェニル)ベンゾトリアゾ−ルと
し、実施例11では2─(2’−ヒドロキシ─3’,
5’−ジ−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾ
−ルとし、実施例12では2−(2−ヒドロキシ−
3’,5’−ジ−tert−ブチルフェニル)−5−ク
ロロベンゾトリアゾ−ルとした以外は実施例8と同様の
方法で表示盤を製造した。
【0096】(比較例1)光重合性接着層に紫外線吸収
剤を添加しなかった以外は実施例1と同様にして表示盤
を製造した。
【0097】(比較例2)実施例8の透明樹脂シ─トの
ポリエチレンテレフタレ−トフィルムと表面が粗化処理
されている38μmのポリエチレンテレフタレ−トフィ
ルムをいずれも表面が粗化処理されていないポリエチレ
ンテレフタレ−トフィルムにかえた以外は実施例8と同
様にして表示盤を製造した。
【0098】(比較例3)実施例8の表面が粗化処理さ
れている38μmのポリエチレンテレフタレ−トフィル
ムを表面が粗化処理されていないポリエチレンテレフタ
レ−トフィルムにかえた以外は実施例8と同様にして表
示盤を製造した。
【0099】(比較例4)透明樹脂層に紫外線吸収剤が
添加しなかった以外は実施例1と同様にして表示盤を製
造した。
【0100】(比較例5)実施例1の2,4−ジヒドロ
キシべンゾフェノンの添加量を0.4重量部から3重量
部にした以外は実施例2と同様にして表示盤を製造し
た。
【0101】(比較例6)実施例1の2,4−ジヒドロ
キシべンゾフェノンの添加量を0.4重量部から0.0
08重量部にした以外は実施例2と同様にして表示盤を
製造した。 (表示盤の性能評価) (1)密着性試験 JIS K−5400に従い、得られた表示盤の基盤と
反対面からNTカッタ−で接着層表面に達する1ミリ角
の碁盤目の切れ込みを入れ、ニット−ポリエステル粘着
テ−プ(日東電工製、商品名;NO31)を貼り、次い
で基盤を固定しテ−プを剥離した時、接着層、画像層及
び透明樹脂層間の剥離の有無を試験した。
【0102】剥離のあったものを×、無かったものを○
とした。
【0103】(2)転写性試験 得られた表示盤の画像部周辺を顕微鏡で観察次の3段階
で評価した。 ○:画像周囲に空気の巻き込みが無い。 △:画像周囲に空気の巻き込みが若干見られる。 ×:画像周囲にかなり空気の巻き込みが見られる。
【0104】(3)耐光性試験 得られた表示盤の着色画像の設けられていない部分につ
いて、塗料用褪色試験機(スガ試験機社製、商品名;F
M−1)を用い500時間後の黄変度(デルタEと言
う)をJIS K−7103に従い、カラ−コンピュタ
−(スガ試験機社製、商品名;SM−3)で測定した。
【0105】基準には光重合性接着層を設けられたポリ
カ−ボネ−トの接着層面から超高圧水銀灯を用いて10
0mJ/cm2 の露光をしたものを用いた。
【0106】(4)光沢性試験 得られた表示盤の表面の光沢度をJIS Z−8741
に準拠しデジタル変角光沢計(スガ試験機社製、商品
名;UGV−5D)で入射角60°、受光角60°で測
定、評価した。
【0107】(4)表面硬度試験 得られた表示盤の表面の硬度をJIS K−540に準
拠し、鉛筆硬度計で測定、評価した。
【0108】実施例及び比較例について行った試験の結
果を表7、表8及び表9に示す。
【0109】
【表7】
【0110】
【表8】
【0111】
【表9】
【0112】
【発明の効果】本発明の表示盤の製造方法では、画像層
が、基盤に光重合性接着層を介し光重合性樹脂着色層を
有する画像形成シ−トを積層し、露光、現像して製造さ
れるので、基盤に強く密着し、光による変色、褪色も少
ない表示盤を製造することができる。
【0113】本発明では画像パタ−ンが表面粗化加工さ
れた透明樹脂層でカバ−されるため、光沢度が低くな
り、印刷法に近い光沢のものが容易に製造できる。
【0114】本発明では画像層が両面表面粗化された透
明樹脂層でカバ−されるため、積層工程でのエア−の巻
き込みがなく、また、透明樹脂層として、紫外線吸収剤
を添加されたもの、適当な可撓性を有する樹脂を選択で
きるため、光による変色、褪色も少なく、取扱時に湾曲
しても画像層と透明樹脂層間の剥離が生じない耐久性に
優れた表示盤を製造することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光重合性接着層が設けられた基盤の光重合
    性接着層上に,ブラック系、イエロ−系、マゼンタ系及
    びシアン系からなる群より選ばれる少なくとも1種以上
    の着色剤を含む光重合性樹脂着色層を積層し、ネガマス
    クを通して、該光重合性樹脂着色層を露光、硬化し、未
    硬化部を除去することにより、画像パタ−ンを形成する
    第一工程、上記画像パタ−ン上に、紫外線吸収剤を添加
    された透明樹脂層を積層し、該透明樹脂層側から全面露
    光する第二工程からなることを特徴とする表示盤の製造
    方法。
JP21762393A 1993-09-01 1993-09-01 表示盤の製造方法 Pending JPH0768916A (ja)

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