JPH0777774B2 - 温度指示ラベル - Google Patents
温度指示ラベルInfo
- Publication number
- JPH0777774B2 JPH0777774B2 JP60041865A JP4186585A JPH0777774B2 JP H0777774 B2 JPH0777774 B2 JP H0777774B2 JP 60041865 A JP60041865 A JP 60041865A JP 4186585 A JP4186585 A JP 4186585A JP H0777774 B2 JPH0777774 B2 JP H0777774B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- benzoquinone
- layer
- hydrophobic organic
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、温度指示ラベルに関する。より詳細には2以
上の管理温度を指示させる温度指示ラベルに関する。
上の管理温度を指示させる温度指示ラベルに関する。
冷凍食品、冷蔵食品、生花、医薬品などは、輸送時や保
存時等に厳重な温度管理が必要である。そのため、物品
それぞれ管理すべき温度の下にあったか否かを、出来る
丈容易に知る方法が要求されている。
存時等に厳重な温度管理が必要である。そのため、物品
それぞれ管理すべき温度の下にあったか否かを、出来る
丈容易に知る方法が要求されている。
(従来の技術) 温度管理用インジケーターとしては、既にUSP3954011号
に提案されたような、着色された固体樹脂酸の溶融現象
と吸取紙の毛細管現象を利用したもの、特公昭57−4319
号、同57−28559号等に提案された、リパーゼ酵素が温
度により活性化する程度が異なり、その度合がpH指示薬
で色別出来ることを利用したもの、などが提案されてい
る。
に提案されたような、着色された固体樹脂酸の溶融現象
と吸取紙の毛細管現象を利用したもの、特公昭57−4319
号、同57−28559号等に提案された、リパーゼ酵素が温
度により活性化する程度が異なり、その度合がpH指示薬
で色別出来ることを利用したもの、などが提案されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、これらの方法は、多量に流通する物品の
1つ1つに適用できるような温度管理用インジケータと
しては高価で、手軽に使用できないという欠点がある。
1つ1つに適用できるような温度管理用インジケータと
しては高価で、手軽に使用できないという欠点がある。
本発明の課題は、上記のような従来技術の欠点を解消
し、厳重な温度管理が可能で、かつ手軽に使用できる温
度指示ラベルを提供することである。
し、厳重な温度管理が可能で、かつ手軽に使用できる温
度指示ラベルを提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、このような課題解決のため、既に莫大な
検討を行ない、メチン系色素前駆体および酸化性材料を
用いる発色システムを、温度表示ユニットに適用して、
極めて特徴的、かつ、効果的なユニットを見出した(特
開昭60−053984)。すなわち、そのユニットとは、
(1)任意の融点の疎水性有機化合物、(2)メチン系
色素前駆体、および(3)酸化性材料を必須の構成材料
として用いるものである。そして、この温度管理ユニッ
トは、支持体上に、前記(1)のマイクロカプセル、
(2)および(3)、あるいは、(2)を(1)に溶解
したマイクロカプセルおよび(3)を必須成分として支
持体上に保持してなるものである。
検討を行ない、メチン系色素前駆体および酸化性材料を
用いる発色システムを、温度表示ユニットに適用して、
極めて特徴的、かつ、効果的なユニットを見出した(特
開昭60−053984)。すなわち、そのユニットとは、
(1)任意の融点の疎水性有機化合物、(2)メチン系
色素前駆体、および(3)酸化性材料を必須の構成材料
として用いるものである。そして、この温度管理ユニッ
トは、支持体上に、前記(1)のマイクロカプセル、
(2)および(3)、あるいは、(2)を(1)に溶解
したマイクロカプセルおよび(3)を必須成分として支
持体上に保持してなるものである。
このユニットでは、(1)の疎水性有機化合物は融点を
温度管理すべき適用物品の保管温度上限付近の温度に選
んで用いられる。したがって、このユニットによる保管
温度の管理は、次のような処理と機構によって行われ
る。すなわち、ユニットの物品への適用に際し、支持体
上のマイクロカプセルを適当な方法で破壊する。マイク
ロカプセル中の(1)は、その融点がユニットを適用す
る物品の保管温度上限付近にあるので、物品の所望保管
温度では固体状であり、メチン系色素と酸化性材料の接
触を起させないが、所望管理温度を越えると、(1)が
融解拡散し、上記両者を接触させメチン系色素前駆体を
発色させる。
温度管理すべき適用物品の保管温度上限付近の温度に選
んで用いられる。したがって、このユニットによる保管
温度の管理は、次のような処理と機構によって行われ
る。すなわち、ユニットの物品への適用に際し、支持体
上のマイクロカプセルを適当な方法で破壊する。マイク
ロカプセル中の(1)は、その融点がユニットを適用す
る物品の保管温度上限付近にあるので、物品の所望保管
温度では固体状であり、メチン系色素と酸化性材料の接
触を起させないが、所望管理温度を越えると、(1)が
融解拡散し、上記両者を接触させメチン系色素前駆体を
発色させる。
本ユニットの特徴は、このメチン系色素の非可逆的発色
を利用したものであり、一旦、異常温度の下で発色する
と、消色することがないので、物品の温度管理状況の異
常を確実に知ることができる。
を利用したものであり、一旦、異常温度の下で発色する
と、消色することがないので、物品の温度管理状況の異
常を確実に知ることができる。
本発明は、上記のような温度管理表示ユニットの特徴を
活かし、さらに管理温度を細かに知ることのできる温度
指示ラベルを提供するものである。すなわち、本発明は
任意の融点を有する疎水性有機化合物、メチン系前駆体
色素、および酸化性材料を使用してなる温度管理表示ユ
ニットにおいて、同一支持体上に、メチン系色素前駆体
を溶解した、2種以上の任意の融点を有する疎水性有機
化合物を、それぞれ別個に内包するマイクロカプセルを
保持させて、2以上の管理温度を指示させることを特徴
とする温度指示ラベルであり、メチン系色素前駆体を2
種以上の任意の融点を有する疎水性有機化合物に適応さ
せて2種以上用いてもよい。本発明は、メチン系色素前
駆体を疎水性有機化合物に溶解した後、マイクロカプセ
ル化して用いることにより、温度に対する発色感度を高
めることを目的とするものである。
活かし、さらに管理温度を細かに知ることのできる温度
指示ラベルを提供するものである。すなわち、本発明は
任意の融点を有する疎水性有機化合物、メチン系前駆体
色素、および酸化性材料を使用してなる温度管理表示ユ
ニットにおいて、同一支持体上に、メチン系色素前駆体
を溶解した、2種以上の任意の融点を有する疎水性有機
化合物を、それぞれ別個に内包するマイクロカプセルを
保持させて、2以上の管理温度を指示させることを特徴
とする温度指示ラベルであり、メチン系色素前駆体を2
種以上の任意の融点を有する疎水性有機化合物に適応さ
せて2種以上用いてもよい。本発明は、メチン系色素前
駆体を疎水性有機化合物に溶解した後、マイクロカプセ
ル化して用いることにより、温度に対する発色感度を高
めることを目的とするものである。
本発明の温度指示ラベルにおいて、支持体としては、各
種のフィルム状ウエブ、具体的には、紙、含浸紙、合成
紙(各種の合成樹脂ベースの紙様フィルム)、各種のプ
ラスチックフィルムなどが用いられる。
種のフィルム状ウエブ、具体的には、紙、含浸紙、合成
紙(各種の合成樹脂ベースの紙様フィルム)、各種のプ
ラスチックフィルムなどが用いられる。
温度指示ラベルは、水分の多い環境におかれる冷蔵また
は冷凍食品などに使用されることが多いため、支持体は
耐水性を有する合成紙、各種のプラスチックフィルムま
たは樹脂含浸紙などが好ましい。
は冷凍食品などに使用されることが多いため、支持体は
耐水性を有する合成紙、各種のプラスチックフィルムま
たは樹脂含浸紙などが好ましい。
支持体の厚みは一般的には30〜200μである。
任意の融点を有する疎水性有機化合物(以下、単に疎水
性有機化合物という)とは、マイクロカプセルの内部
で、環境温度によって、固体−液体に相互変換しうるも
のであって、マイクロカプセルから放出されて、所定温
度以下では固体として、所定の温度以上では液体として
挙動する非揮発性の疎水性有機化合物である。具体的な
化合物としては、融点の低い化合物から順に、トリカプ
ロイングリセリド、ノニルベンゼン、ピメリン酸ジエチ
ル、安息香酸−n−ブチル、n−デシルシクロペンタ
ン、1−ペンチルナフタレン、エナント酸オクチル、カ
プリン酸ヘプチル、1−n−ブチルナフタレン、アゼラ
イン酸−ジエチル、カプロン酸メチル、1−ヘキシルナ
フタレン、酢酸ドデシル、リノレインアルコール、カプ
リル酸オクチル、酢酸デシル、ウンデカン酸エチル、デ
シルベンゼン、1,6−ジメチルナフタレン、1−エチル
ナフタレン、1−リノレオ−2,3−ジカプリリン−グリ
セリド、酢酸ウンデシル、1−ラウロ−2,3−ジリノレ
イントリグリセリド、1−カプロイル−2,3−ジステア
リントリグリセリド、カプロン酸ウンデシル、カプリル
酸−ヘプチル、n−ノニルシクロヘキサン、1−プロピ
ルナフタレン、n−ウンデシルシクロペンタン、1−ミ
リスト−2,3−ジリノレイントグリセリド、1−ヘプチ
ルナフタレン、2−エチルナフタレン、1−カプリリル
−2,3−ジオレイン−トリグリセリド、スペリン酸ジエ
チル、ウンデシルベンゼン、n−ドデシル−シクロペン
タン、トリデカン酸エチル、ラウリン酸ブチル、カプロ
ン酸ドデシル、リシノール酸メチル、2−n−ペンチル
ナフタレン、1,3−ジメチルナフタレン、アゼライン酸
ジメチル、スペリン酸ジメチル、2−n−ヘキシルフタ
レン、ラウリル酸ヘプチル、1−n−オクチルナフタレ
ン、ラウリル酸エチル、n−デシルシクロヘキサン、セ
バシン酸ジエチル、1−リノレオ−2,3−ジカプリン−
トリグリセリド、ミリスチン酸ブチル、2−n−ヘプチ
ルナフタレン、カプロン酸テトラデシル、n−ドデシル
ベンゼン、1−オレオ−2,3−ジカプリン−トリグリセ
リド、2−オレオ−1,3−ジカプリン−トリグリセリ
ド、ラウリル酸メチル、n−トリデシルシクロペンタ
ン、n−ウンデシルシクロヘキサン、カプロン酸トリデ
シル、ノニルナフタレン、n−テトラデシルシクロペン
タン、n−ペンタデカン、トリデシルベンゼン、1−ヘ
プタデセン、2−n−オクチルナフタレン、2−n−ノ
ニルナフタレン、2−ウンデカノン、ミリスチン酸エチ
ル、n−ドデシルシクロヘキサン、1−ミリスト−2,3
−ジオレイン−トリグリセリド、パルミチン酸イソブチ
ル、ペンタデカン酸エチル、デシルナフタレン、n−テ
トラデシルベンゼン、カプロン酸ペンタデシル、n−ペ
ンタデシル−シクロペンタン、1−オクタデセン、ヘキ
サデカン、1−パルミト−2,3−ジオレイン−トリグリ
セリド、パルミチン酸ブチル、ミリスチン酸メチル、ペ
ンタデカン酸メチル、パルミチン酸アミル、オレイン酸
メチル、2−n−デシルナフタレン、パルミチン酸プロ
ピル、n−ヘキサデシルシクロペンタン、オクタデカ
ン、アピオール、ベンジリデンマロン酸ジエチル、ノナ
デカン、ケイ皮酸ベンジル、テレフタル酸ジエチル、1
−テトラデカノール、1,2−ジフェニルエタン、1,3,5−
トリメトキシベンゼン、p−ジメトキシベンゼン、オク
タデカノール、9−エチルアントラセン、p−メチルベ
ンゾフェノンなどの−30℃〜70℃にシャープな融点を有
する沸点が200℃以上の疎水性有機化合物が例示される
が、もちろん例示化合物に限定されることはない。
性有機化合物という)とは、マイクロカプセルの内部
で、環境温度によって、固体−液体に相互変換しうるも
のであって、マイクロカプセルから放出されて、所定温
度以下では固体として、所定の温度以上では液体として
挙動する非揮発性の疎水性有機化合物である。具体的な
化合物としては、融点の低い化合物から順に、トリカプ
ロイングリセリド、ノニルベンゼン、ピメリン酸ジエチ
ル、安息香酸−n−ブチル、n−デシルシクロペンタ
ン、1−ペンチルナフタレン、エナント酸オクチル、カ
プリン酸ヘプチル、1−n−ブチルナフタレン、アゼラ
イン酸−ジエチル、カプロン酸メチル、1−ヘキシルナ
フタレン、酢酸ドデシル、リノレインアルコール、カプ
リル酸オクチル、酢酸デシル、ウンデカン酸エチル、デ
シルベンゼン、1,6−ジメチルナフタレン、1−エチル
ナフタレン、1−リノレオ−2,3−ジカプリリン−グリ
セリド、酢酸ウンデシル、1−ラウロ−2,3−ジリノレ
イントリグリセリド、1−カプロイル−2,3−ジステア
リントリグリセリド、カプロン酸ウンデシル、カプリル
酸−ヘプチル、n−ノニルシクロヘキサン、1−プロピ
ルナフタレン、n−ウンデシルシクロペンタン、1−ミ
リスト−2,3−ジリノレイントグリセリド、1−ヘプチ
ルナフタレン、2−エチルナフタレン、1−カプリリル
−2,3−ジオレイン−トリグリセリド、スペリン酸ジエ
チル、ウンデシルベンゼン、n−ドデシル−シクロペン
タン、トリデカン酸エチル、ラウリン酸ブチル、カプロ
ン酸ドデシル、リシノール酸メチル、2−n−ペンチル
ナフタレン、1,3−ジメチルナフタレン、アゼライン酸
ジメチル、スペリン酸ジメチル、2−n−ヘキシルフタ
レン、ラウリル酸ヘプチル、1−n−オクチルナフタレ
ン、ラウリル酸エチル、n−デシルシクロヘキサン、セ
バシン酸ジエチル、1−リノレオ−2,3−ジカプリン−
トリグリセリド、ミリスチン酸ブチル、2−n−ヘプチ
ルナフタレン、カプロン酸テトラデシル、n−ドデシル
ベンゼン、1−オレオ−2,3−ジカプリン−トリグリセ
リド、2−オレオ−1,3−ジカプリン−トリグリセリ
ド、ラウリル酸メチル、n−トリデシルシクロペンタ
ン、n−ウンデシルシクロヘキサン、カプロン酸トリデ
シル、ノニルナフタレン、n−テトラデシルシクロペン
タン、n−ペンタデカン、トリデシルベンゼン、1−ヘ
プタデセン、2−n−オクチルナフタレン、2−n−ノ
ニルナフタレン、2−ウンデカノン、ミリスチン酸エチ
ル、n−ドデシルシクロヘキサン、1−ミリスト−2,3
−ジオレイン−トリグリセリド、パルミチン酸イソブチ
ル、ペンタデカン酸エチル、デシルナフタレン、n−テ
トラデシルベンゼン、カプロン酸ペンタデシル、n−ペ
ンタデシル−シクロペンタン、1−オクタデセン、ヘキ
サデカン、1−パルミト−2,3−ジオレイン−トリグリ
セリド、パルミチン酸ブチル、ミリスチン酸メチル、ペ
ンタデカン酸メチル、パルミチン酸アミル、オレイン酸
メチル、2−n−デシルナフタレン、パルミチン酸プロ
ピル、n−ヘキサデシルシクロペンタン、オクタデカ
ン、アピオール、ベンジリデンマロン酸ジエチル、ノナ
デカン、ケイ皮酸ベンジル、テレフタル酸ジエチル、1
−テトラデカノール、1,2−ジフェニルエタン、1,3,5−
トリメトキシベンゼン、p−ジメトキシベンゼン、オク
タデカノール、9−エチルアントラセン、p−メチルベ
ンゾフェノンなどの−30℃〜70℃にシャープな融点を有
する沸点が200℃以上の疎水性有機化合物が例示される
が、もちろん例示化合物に限定されることはない。
また、メチン系色素前駆体は一般式(I)で示される無
色ないし淡色の化合物の総称である。
色ないし淡色の化合物の総称である。
(式中、X、YおよびZは置換基を有することもあるフ
ェニル基、置換基を有することもあるナフチル基、置換
基を有することもあるβ−スチリル基または置換基を有
することもある芳香族異節環残基を示し、それぞれ同一
であっても異なっていてもよく、X、YおよびZのうち
二個が結合して環を形成してもよい。また、X、Yおよ
びZのうち芳香族異節環残基が一個以下の場合は、フェ
ニル基、ナフチル基またはβ−スチリル基において分子
の中心メチン基に対してパラ位に少なくとも1個のアミ
ノ基、置換アミノ基または低級アルコキシ基を有する) 代表的には、例えば、4,4′,4″−トリス(ジメチルア
ミノ)トリフェニルメタン、4,4′,4″−トリス(ジエ
チルアミノ)トリフェニルメタン、4,4′−ビス(メチ
ルアミノ)−4″−ジメチルアミノトリフェニルメタン
のようなトリアミノトリフェニルメタン系色素、例えば
4,4′−ビス(ジメチルアミノ)トリフェニルメタン、
4,4′−ビス(ジメチルアミノ)−4″−メチルトリフ
ェニルメタン、4,4′−ビス(N−ベンジル−N−エチ
ルアミノ)トリフェニルメタン、4,4′−ビス(ジメチ
ルアミノ)−4″−メトキシトリフェニルメタンのよう
なジアミノトリフェニルメタン系色素、例えば、4,4′
−ジメトキシ−4″−ジメチルアミノトリフェニルメタ
ン、4,4′−ジメトキシ−3″−メチル−4″−メチル
アミノトリフェニルメタンのようなモノアミノトリフェ
ニルメタン系色素、例えば、ビス−(4−ジメチルアミ
ノ−ナフチル−1)−4′−ジメチルアミノフェニルメ
タンのようなナフチルメタン系色素、例えば、ビス(4
−ジメチルアミノフェニル)−β−スチリルメタン、ビ
ス(4−ジメチルアミノフェニル)−β−(4′−ジメ
チルアミノスチリル)−メタンのようなβ−スチリルメ
タン系色素、例えば、ビス(1−エチル−2−メチルイ
ンドール−3−イル)−(4′−エトキシフェニル)−
メタン、ビス(1−エチル−2−メチル−インドール−
3−イル)−(4′−ジメチルアミノフェニル)−メタ
ンのようなインドリルメタン系色素があげられ、その
他、特開昭58−74389号公報に記載のメチン系色素が使
用できる。
ェニル基、置換基を有することもあるナフチル基、置換
基を有することもあるβ−スチリル基または置換基を有
することもある芳香族異節環残基を示し、それぞれ同一
であっても異なっていてもよく、X、YおよびZのうち
二個が結合して環を形成してもよい。また、X、Yおよ
びZのうち芳香族異節環残基が一個以下の場合は、フェ
ニル基、ナフチル基またはβ−スチリル基において分子
の中心メチン基に対してパラ位に少なくとも1個のアミ
ノ基、置換アミノ基または低級アルコキシ基を有する) 代表的には、例えば、4,4′,4″−トリス(ジメチルア
ミノ)トリフェニルメタン、4,4′,4″−トリス(ジエ
チルアミノ)トリフェニルメタン、4,4′−ビス(メチ
ルアミノ)−4″−ジメチルアミノトリフェニルメタン
のようなトリアミノトリフェニルメタン系色素、例えば
4,4′−ビス(ジメチルアミノ)トリフェニルメタン、
4,4′−ビス(ジメチルアミノ)−4″−メチルトリフ
ェニルメタン、4,4′−ビス(N−ベンジル−N−エチ
ルアミノ)トリフェニルメタン、4,4′−ビス(ジメチ
ルアミノ)−4″−メトキシトリフェニルメタンのよう
なジアミノトリフェニルメタン系色素、例えば、4,4′
−ジメトキシ−4″−ジメチルアミノトリフェニルメタ
ン、4,4′−ジメトキシ−3″−メチル−4″−メチル
アミノトリフェニルメタンのようなモノアミノトリフェ
ニルメタン系色素、例えば、ビス−(4−ジメチルアミ
ノ−ナフチル−1)−4′−ジメチルアミノフェニルメ
タンのようなナフチルメタン系色素、例えば、ビス(4
−ジメチルアミノフェニル)−β−スチリルメタン、ビ
ス(4−ジメチルアミノフェニル)−β−(4′−ジメ
チルアミノスチリル)−メタンのようなβ−スチリルメ
タン系色素、例えば、ビス(1−エチル−2−メチルイ
ンドール−3−イル)−(4′−エトキシフェニル)−
メタン、ビス(1−エチル−2−メチル−インドール−
3−イル)−(4′−ジメチルアミノフェニル)−メタ
ンのようなインドリルメタン系色素があげられ、その
他、特開昭58−74389号公報に記載のメチン系色素が使
用できる。
これら一般式(1)で示されるメチン系色素前駆体は、
疎水性有機化合物に溶解されたのち、マイクロカプセル
化されて本発明のラベルに用いられる。これらのメチン
系色素前駆体のうち保存時または光暴露時に徐々に空気
酸化着色する傾向を有するものについては、化合物の保
存安定性を増すために、(1)水溶性アルカノールアミ
ン類、(2)水溶性金属イオン封鎖剤、(3)4級アン
モニウム塩から選択される1種以上を、マイクロカプセ
ルを含有するコーティング用または印刷用組成物に適量
配合する。
疎水性有機化合物に溶解されたのち、マイクロカプセル
化されて本発明のラベルに用いられる。これらのメチン
系色素前駆体のうち保存時または光暴露時に徐々に空気
酸化着色する傾向を有するものについては、化合物の保
存安定性を増すために、(1)水溶性アルカノールアミ
ン類、(2)水溶性金属イオン封鎖剤、(3)4級アン
モニウム塩から選択される1種以上を、マイクロカプセ
ルを含有するコーティング用または印刷用組成物に適量
配合する。
(1)の水溶性アルカノールアミン類としては、第3級
アミノ基を有するアルカノールアミンであって、トリス
−N−(2−ヒドロキシエチル)アミン、トリス−N−
(2−ヒドロキシプロピル)アミン、トリス−N−(3
−ヒドロキシプロピル)アミン、N,N−ジプロピル−N
−(2−ヒドロキシエチル)アミンなどが具体例として
あげられる。
アミノ基を有するアルカノールアミンであって、トリス
−N−(2−ヒドロキシエチル)アミン、トリス−N−
(2−ヒドロキシプロピル)アミン、トリス−N−(3
−ヒドロキシプロピル)アミン、N,N−ジプロピル−N
−(2−ヒドロキシエチル)アミンなどが具体例として
あげられる。
(2)の金属イオン封鎖剤としては、エチレンジアミン
−テトラ酢酸、N−ヒドロキシエチル−エチレンジアミ
ン−N,N′,N′−トリ酢酸、ジエチレントリアミン−ペ
ンタ酢酸、N−ヒドロキシエチル−イミノジ酢酸、エチ
レンジアミン−N,N′−ジ酢酸、1,3−ジアミノプロパン
−2−オールテトラ酢酸、ニトリロトリ酢酸およびそれ
らのアルカリ金属塩などが具体例としてあげられる。さ
らに(3)の第4級アンモニウム塩としては、ラウリル
トリメチルアンモニウムクロライド、ステアリルトリメ
チルアンモニウムクロライド、ジステアリルジメチルア
ンモニウムクロライド、トリメチルベンジルアンモニウ
ムなどが具体例としてあげられる。
−テトラ酢酸、N−ヒドロキシエチル−エチレンジアミ
ン−N,N′,N′−トリ酢酸、ジエチレントリアミン−ペ
ンタ酢酸、N−ヒドロキシエチル−イミノジ酢酸、エチ
レンジアミン−N,N′−ジ酢酸、1,3−ジアミノプロパン
−2−オールテトラ酢酸、ニトリロトリ酢酸およびそれ
らのアルカリ金属塩などが具体例としてあげられる。さ
らに(3)の第4級アンモニウム塩としては、ラウリル
トリメチルアンモニウムクロライド、ステアリルトリメ
チルアンモニウムクロライド、ジステアリルジメチルア
ンモニウムクロライド、トリメチルベンジルアンモニウ
ムなどが具体例としてあげられる。
(1)アルカノールアミン類、(2)金属イオン封鎖
剤、(3)第4級アンモニウム塩を使用する場合、その
使用量は合計でメチン系色素100重量部に対して1〜100
00重量部、好ましくは1〜1000重量部である。
剤、(3)第4級アンモニウム塩を使用する場合、その
使用量は合計でメチン系色素100重量部に対して1〜100
00重量部、好ましくは1〜1000重量部である。
メチン系色素前駆体を溶解した疎水性有機化合物は、公
知の各種方法、例えば(1)ゼラチンを用いるコアセル
ベーション法、(2)界面重合法、あるいは(3)In−
Situ重合法などによりマイクロカプセル化される。これ
らのなかでIn−Situ重合法によるアミノアルデヒド樹脂
を膜材とするマイクロカプセルが、(a)緻密な透過性
の低い壁膜を有すること、(b)高い固型分濃度を有す
ること、(c)腐敗しないこと、などの点で好ましい。
知の各種方法、例えば(1)ゼラチンを用いるコアセル
ベーション法、(2)界面重合法、あるいは(3)In−
Situ重合法などによりマイクロカプセル化される。これ
らのなかでIn−Situ重合法によるアミノアルデヒド樹脂
を膜材とするマイクロカプセルが、(a)緻密な透過性
の低い壁膜を有すること、(b)高い固型分濃度を有す
ること、(c)腐敗しないこと、などの点で好ましい。
酸化性材料としては、後述するメチン系色素前駆体との
分子的接触で、メチン系色素前駆体を酸化して有色の色
素を形成させる能力を有する顕色剤が用いられ、好まし
いものとしては一般式(I)または(II)で表わされる
電子吸引性基で置換された不揮発性ベンゾキノン誘導体
があげられる。
分子的接触で、メチン系色素前駆体を酸化して有色の色
素を形成させる能力を有する顕色剤が用いられ、好まし
いものとしては一般式(I)または(II)で表わされる
電子吸引性基で置換された不揮発性ベンゾキノン誘導体
があげられる。
(式中、R1〜R8はハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、
カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオ
キシカルボニル基、アラルキルオキシカルボニル基、ア
ルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アラルキ
ルスルホニル基、アルコキシスルホニル基、アリールオ
キシスルホニル基、アラルキルオキシスルホニル基、ア
シル基から選ばれる電子吸引性基を少なくとも1個有
し、他は水素原子、アルキル基、アルコキシ基、アラル
キルオキシ基、アルキルチオ基、またアリールチオ基で
あり、隣接するカルボキシル基がイミド環を形成しても
よい) 特に、これらのなかで好ましいベンゾキノン誘導体は、
電子吸引性基で2個以上置換された不揮発性p−ベンゾ
キノン誘導体である。
カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオ
キシカルボニル基、アラルキルオキシカルボニル基、ア
ルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アラルキ
ルスルホニル基、アルコキシスルホニル基、アリールオ
キシスルホニル基、アラルキルオキシスルホニル基、ア
シル基から選ばれる電子吸引性基を少なくとも1個有
し、他は水素原子、アルキル基、アルコキシ基、アラル
キルオキシ基、アルキルチオ基、またアリールチオ基で
あり、隣接するカルボキシル基がイミド環を形成しても
よい) 特に、これらのなかで好ましいベンゾキノン誘導体は、
電子吸引性基で2個以上置換された不揮発性p−ベンゾ
キノン誘導体である。
本発明に使用されるベンゾキノン誘導体の具体的な例と
しては、2,3−ジシアノ−5,6−ジクロル−1,4−ベンゾ
キノン、3,4−ジブロム−5,6−ジシアノ−1,4−ベンゾ
キノン、2,3,5,6−テトラブロモ−1,4−ベンゾキノン、
2,3,5,6−テトラヨード−1,4−ベンゾキノン、2,3,5,6
−テトラエトキシカルボニル−1,4−ベンゾキノン、2,
3,5,6−テトラ−i−ブトキシカルボニル−1,4−ベンゾ
キノン、3,4,5,6−テトラ−プロピルオキシカルボニル
−1,4−ベンゾキノン、2,5−ジエトキシカルボニル−1,
4−ベンゾキノン、2,5−ジ−n−ヘキシルオキシカルボ
ニル−1,4−ベンゾキノン、2,5−ジ−シクロヘキシルオ
キシカルボニル−1,4−ベンゾキノン、2,5−ジベンゾイ
ル−1,4−ベンゾキノン、2,5−ジ−n−ブトキシカルボ
ニル−3,6−ジクロル−1,4−ベンゾキノン、2,5−ジ−
エトキシカルボニル−3,6−ジブロム−1,4−ベンゾキノ
ン、2,5−ジ−n−オクトキシカルボニル−3,6−ジブロ
ム−1,4−ベンゾキノン、2,5−ジ−ベンジルオキシカル
ボニル−3,6−ジクロル−1,4−ベンゾキノン、2,5−ジ
ベンゾイル−3,6−ジクロル−1,4−ベンゾキノン、2,5
−ジアセチル−3,6−ジブロム−1,4−ベンゾキノン、2,
5−ジエトキシカルボニル−3,6−ジフェニルスルホニル
−1,4−ベンゾキノン、2,5−ジ−i−ブトキシカルボニ
ル−3,6−ジ−4′−トリルスルホニル−1,4−ベンゾキ
ノン、2,5−ジ−シクロヘキシルオキシカルボニル−3,6
−ジ−4′−トリルスルホニル−1,4−ベンゾキノン、
2,5−ジ−n−オクチルオキシカルボニル−3,6−ジ−
4′−シクロヘキシルフェニルスルホニル−1,4−ベン
ゾキノン、2,5−ジ−n−ヘキシルオキシカルボニル−
3,6−ジ−(3′,4′−ジメチルフェニルスルホニル)
−1,4−ベンゾキノン、3,4,5,6−テトラエチルスルホニ
ル−1,4−ベンゾキノン、2,3,5,6−テトラ−n−オクチ
ルスルホニル−1,4−ベンゾキノン、2,5−ジ−シクロヘ
キシルオキシカルボニル−3−ベンジルスルホニル−1,
4−ベンゾキノン、2,5−ジ−n−ブトキシカルボニル−
3−(p−トリル)−スルホニル−1,4−ベンゾキノ
ン、2,5−ジエトキシカルボニル−3−(2′,5′−ジ
メチルフェニルスルホニル)−1,4−ベンゾキノン、2,5
−ジ−n−ブトキシカルボニル−3,6−ジ−n−ブトキ
シスルホニル−1,4−ベンゾキノン、2,5−ジ−4′−ト
ルイルスルホニル−3,6−ジブロム−1,4−ベンゾキノ
ン、2−ベンゾイル−1,4−ベンゾキノン、2−フェニ
ルスルホニル−1,4−ベンゾキノン、2−(4′−メチ
ルフェニル)スルホニル−1,4−ベンゾキノン、2−
(4′−ジフェニルスルホニル)−1,4−ベンゾキノ
ン、2−ベンジルスルホニル−1,4−ベンゾキノンなど
のベンゾキノン誘導体が例示されるが、もちろんこれら
に限定されることはない。
しては、2,3−ジシアノ−5,6−ジクロル−1,4−ベンゾ
キノン、3,4−ジブロム−5,6−ジシアノ−1,4−ベンゾ
キノン、2,3,5,6−テトラブロモ−1,4−ベンゾキノン、
2,3,5,6−テトラヨード−1,4−ベンゾキノン、2,3,5,6
−テトラエトキシカルボニル−1,4−ベンゾキノン、2,
3,5,6−テトラ−i−ブトキシカルボニル−1,4−ベンゾ
キノン、3,4,5,6−テトラ−プロピルオキシカルボニル
−1,4−ベンゾキノン、2,5−ジエトキシカルボニル−1,
4−ベンゾキノン、2,5−ジ−n−ヘキシルオキシカルボ
ニル−1,4−ベンゾキノン、2,5−ジ−シクロヘキシルオ
キシカルボニル−1,4−ベンゾキノン、2,5−ジベンゾイ
ル−1,4−ベンゾキノン、2,5−ジ−n−ブトキシカルボ
ニル−3,6−ジクロル−1,4−ベンゾキノン、2,5−ジ−
エトキシカルボニル−3,6−ジブロム−1,4−ベンゾキノ
ン、2,5−ジ−n−オクトキシカルボニル−3,6−ジブロ
ム−1,4−ベンゾキノン、2,5−ジ−ベンジルオキシカル
ボニル−3,6−ジクロル−1,4−ベンゾキノン、2,5−ジ
ベンゾイル−3,6−ジクロル−1,4−ベンゾキノン、2,5
−ジアセチル−3,6−ジブロム−1,4−ベンゾキノン、2,
5−ジエトキシカルボニル−3,6−ジフェニルスルホニル
−1,4−ベンゾキノン、2,5−ジ−i−ブトキシカルボニ
ル−3,6−ジ−4′−トリルスルホニル−1,4−ベンゾキ
ノン、2,5−ジ−シクロヘキシルオキシカルボニル−3,6
−ジ−4′−トリルスルホニル−1,4−ベンゾキノン、
2,5−ジ−n−オクチルオキシカルボニル−3,6−ジ−
4′−シクロヘキシルフェニルスルホニル−1,4−ベン
ゾキノン、2,5−ジ−n−ヘキシルオキシカルボニル−
3,6−ジ−(3′,4′−ジメチルフェニルスルホニル)
−1,4−ベンゾキノン、3,4,5,6−テトラエチルスルホニ
ル−1,4−ベンゾキノン、2,3,5,6−テトラ−n−オクチ
ルスルホニル−1,4−ベンゾキノン、2,5−ジ−シクロヘ
キシルオキシカルボニル−3−ベンジルスルホニル−1,
4−ベンゾキノン、2,5−ジ−n−ブトキシカルボニル−
3−(p−トリル)−スルホニル−1,4−ベンゾキノ
ン、2,5−ジエトキシカルボニル−3−(2′,5′−ジ
メチルフェニルスルホニル)−1,4−ベンゾキノン、2,5
−ジ−n−ブトキシカルボニル−3,6−ジ−n−ブトキ
シスルホニル−1,4−ベンゾキノン、2,5−ジ−4′−ト
ルイルスルホニル−3,6−ジブロム−1,4−ベンゾキノ
ン、2−ベンゾイル−1,4−ベンゾキノン、2−フェニ
ルスルホニル−1,4−ベンゾキノン、2−(4′−メチ
ルフェニル)スルホニル−1,4−ベンゾキノン、2−
(4′−ジフェニルスルホニル)−1,4−ベンゾキノ
ン、2−ベンジルスルホニル−1,4−ベンゾキノンなど
のベンゾキノン誘導体が例示されるが、もちろんこれら
に限定されることはない。
これらのベンゾキノン誘導体は、界面活性剤もしくは保
護コロイド物質の存在下に湿式微粉砕されて水性懸濁液
として、塗液の調製に用いられる 本発明の指示ラベルは、以上の必須成分を支持体上に保
持されるものがあるが、そのほかに、保持層の接着性、
表面特性、発色特性等を調節するために、各種の無機ま
たは有機顔料、例えば、カオリン、タルク、炭化チタ
ン、酸化亜鉛、ホワイトカーボン、シリカ、水酸化アル
ミニウム、尿素ホルムアルデヒド樹脂フィラー、ポリス
チレンデイスパージョンなど、および水溶性バインダ
ー、例えば、ポリビニルアルコール、メチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、可溶性澱粉、カゼイ
ン、植物性ガム質などの水溶性バインダー、更には、マ
イクロカプセルの微小圧力による破壊を防止するための
ステイルト類、例えば、小麦粉澱粉、馬鈴薯澱粉、セル
ロースパウダー各種の合成樹脂粒子などを併用すること
が一般的である。
護コロイド物質の存在下に湿式微粉砕されて水性懸濁液
として、塗液の調製に用いられる 本発明の指示ラベルは、以上の必須成分を支持体上に保
持されるものがあるが、そのほかに、保持層の接着性、
表面特性、発色特性等を調節するために、各種の無機ま
たは有機顔料、例えば、カオリン、タルク、炭化チタ
ン、酸化亜鉛、ホワイトカーボン、シリカ、水酸化アル
ミニウム、尿素ホルムアルデヒド樹脂フィラー、ポリス
チレンデイスパージョンなど、および水溶性バインダ
ー、例えば、ポリビニルアルコール、メチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、可溶性澱粉、カゼイ
ン、植物性ガム質などの水溶性バインダー、更には、マ
イクロカプセルの微小圧力による破壊を防止するための
ステイルト類、例えば、小麦粉澱粉、馬鈴薯澱粉、セル
ロースパウダー各種の合成樹脂粒子などを併用すること
が一般的である。
保持層の構成の例としては、メチン系色素を溶解した疎
水性有機化合物を内包したマイクロカプセルと他の成分
を支持体の同一面または両面に保持させてなるものがあ
げられる。
水性有機化合物を内包したマイクロカプセルと他の成分
を支持体の同一面または両面に保持させてなるものがあ
げられる。
本発明の温度表示ラベルでは、疎水性有機化合物を2種
以上使用するので、支持体上へのとくに疎水性有機化合
物を含有する保持層の形成は印刷方式によるのが好まし
い。
以上使用するので、支持体上へのとくに疎水性有機化合
物を含有する保持層の形成は印刷方式によるのが好まし
い。
したがって、本発明の表示ラベルは、通常、必須成分の
うち疎水性有機化合物の保持層を支持体の最外層に設け
てなるものである。そして、この疎水性有機化合物の保
持層は支持体面に2種以上が互いに混り合わない様に、
好ましくは、疎水性有機化合物の融点、すなわち、表示
温度の順に形成される。
うち疎水性有機化合物の保持層を支持体の最外層に設け
てなるものである。そして、この疎水性有機化合物の保
持層は支持体面に2種以上が互いに混り合わない様に、
好ましくは、疎水性有機化合物の融点、すなわち、表示
温度の順に形成される。
本発明の温度表示ラベルの支持層の代表的例を図−1に
示す。
示す。
図−1において、支持体(6)の上面に酸化性材料を含
有する層(5)を保持させる。この層(5)の上にスペ
ーサー層(4)を、さらにその上にメチン系色素を均一
に溶解した疎水性有機化合物を内包したカプセル層
(1)〜(3)を保持させる。支持体上にこれらの層
(6)、層(5)および層(4)を保持させるには、こ
のような保持層を形成させうる各種の方法が採用でき
る。通常、コーティング方法が多用される。
有する層(5)を保持させる。この層(5)の上にスペ
ーサー層(4)を、さらにその上にメチン系色素を均一
に溶解した疎水性有機化合物を内包したカプセル層
(1)〜(3)を保持させる。支持体上にこれらの層
(6)、層(5)および層(4)を保持させるには、こ
のような保持層を形成させうる各種の方法が採用でき
る。通常、コーティング方法が多用される。
すなわち、酸化性材料を、好ましくは界面活性剤の存在
下に、微粉砕して得た微粒子分散液として、他の各種材
料、例えば、無機顔料、接着剤類と混合して塗液を調製
する。この塗液をエアナイフコーティング、バーコーテ
ィング、ブレードコーティング、キスコーティングなど
の各種のコーティング方式で、支持体上に塗布して乾燥
し、酸化性材料を含有する保持層(5)を形成させる。
コーティング層は2〜20g/m2が一般的である。
下に、微粉砕して得た微粒子分散液として、他の各種材
料、例えば、無機顔料、接着剤類と混合して塗液を調製
する。この塗液をエアナイフコーティング、バーコーテ
ィング、ブレードコーティング、キスコーティングなど
の各種のコーティング方式で、支持体上に塗布して乾燥
し、酸化性材料を含有する保持層(5)を形成させる。
コーティング層は2〜20g/m2が一般的である。
この層(5)の上にスペーサー層(4)を保持させる
が、このスペーサー層は、層(1)、(2)および
(3)の色素を溶解した疎水性有機化合物が融解拡散
し、これが層(5)の酸化性材料と接触し発色するまで
に要する時間を制御する層である。このスペーサー層は
高分子物質を必須成分として含有する層である。
が、このスペーサー層は、層(1)、(2)および
(3)の色素を溶解した疎水性有機化合物が融解拡散
し、これが層(5)の酸化性材料と接触し発色するまで
に要する時間を制御する層である。このスペーサー層は
高分子物質を必須成分として含有する層である。
高分子物質としては、例えば、ポリビニルアルコール、
ポリアクリルアミド、カルボキシメチルセルロース、メ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ゼラチ
ン、カゼイン、澱粉誘導体などの天然、半合成もしくは
合成水溶性高分子類、スチレン、ブタジエンラバーラテ
ックス、メチルメタクリレート−ブタジエンラバーラテ
ックス、クロロプレンラバーラテックスなどの合成ゴム
ラテックス類、およびラテックスの変性物、その他各種
の不飽和モノマーを単独で、あるいは二種類以上の存在
下で乳化重合させて得た合成樹脂分散液、例えば、各種
のアクリル系モノマーの単独重合体および共重合体の分
散液(例えば、スチレン−ブチルアクリレート共重合体
エマルジョン、アクリロニトリル−エチルアクリレート
−ブチルアクリレート共重合体エマルジョン、スチレン
−エチルアクリレート共重合体など)などに代表される
水溶性あるいは水分散性の高分子物質である。これらの
高分子物質は前述のベンゾキノン誘導体を含有する顕色
剤層の上層に全面もしくは部分コーティングされる。コ
ーティングの方法としては、エアナイフコーティング、
メイヤーバーコーティング、ブレードコーティング等の
常用手段が用いられる。コーティング量は、用いる高分
子物質および要求される発色時間特性により適宜決定さ
れる。一般的には、0.5〜10g/m2コーティングされる。
その他、印刷方式またはホットメルトコーティング方式
などの方法により層(4)を形成させてもよい。
ポリアクリルアミド、カルボキシメチルセルロース、メ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ゼラチ
ン、カゼイン、澱粉誘導体などの天然、半合成もしくは
合成水溶性高分子類、スチレン、ブタジエンラバーラテ
ックス、メチルメタクリレート−ブタジエンラバーラテ
ックス、クロロプレンラバーラテックスなどの合成ゴム
ラテックス類、およびラテックスの変性物、その他各種
の不飽和モノマーを単独で、あるいは二種類以上の存在
下で乳化重合させて得た合成樹脂分散液、例えば、各種
のアクリル系モノマーの単独重合体および共重合体の分
散液(例えば、スチレン−ブチルアクリレート共重合体
エマルジョン、アクリロニトリル−エチルアクリレート
−ブチルアクリレート共重合体エマルジョン、スチレン
−エチルアクリレート共重合体など)などに代表される
水溶性あるいは水分散性の高分子物質である。これらの
高分子物質は前述のベンゾキノン誘導体を含有する顕色
剤層の上層に全面もしくは部分コーティングされる。コ
ーティングの方法としては、エアナイフコーティング、
メイヤーバーコーティング、ブレードコーティング等の
常用手段が用いられる。コーティング量は、用いる高分
子物質および要求される発色時間特性により適宜決定さ
れる。一般的には、0.5〜10g/m2コーティングされる。
その他、印刷方式またはホットメルトコーティング方式
などの方法により層(4)を形成させてもよい。
本発明の温度指示ラベルは、この層(4)上に、メチン
系色素前駆体を溶解させた、それぞれ異なる融点を有す
る疎水性化合物をマイクロカプセル化して含有する層
を、2以上互いに混じり合うことなく形成させてなるも
のであるところに特徴がある。層(4)上に形成させる
これらの層の、疎水性化合物の融点の順に並べたり、ま
たは、それぞれラベルのデザインに応じて適宜形成させ
る。
系色素前駆体を溶解させた、それぞれ異なる融点を有す
る疎水性化合物をマイクロカプセル化して含有する層
を、2以上互いに混じり合うことなく形成させてなるも
のであるところに特徴がある。層(4)上に形成させる
これらの層の、疎水性化合物の融点の順に並べたり、ま
たは、それぞれラベルのデザインに応じて適宜形成させ
る。
なお、層(4)はラベルの適用目的によっては必ずしも
必要ではなく、この層を保持させることなく、層(5)
の上に、層(1)、(2)および(3)を直ちに保持さ
せてもよい。
必要ではなく、この層を保持させることなく、層(5)
の上に、層(1)、(2)および(3)を直ちに保持さ
せてもよい。
図−1は3種のそれぞれ融点の異なる疎水性有機化合物
のマイクロカプセルを含有する層(1)、(2)および
(3)を並べて形成させたものを示すものである。これ
らの層を層(4)の上に形成させるには、これらの層
が、いわゆる部分的に形成されるものであるため、通常
は、印刷方式が多用される。
のマイクロカプセルを含有する層(1)、(2)および
(3)を並べて形成させたものを示すものである。これ
らの層を層(4)の上に形成させるには、これらの層
が、いわゆる部分的に形成されるものであるため、通常
は、印刷方式が多用される。
マイクロカプセルを含有する塗液は、マイクロカプセル
スラリーに水分散性または水溶性の接着剤、および必要
に応じて、各種の添加剤を添加して調製される。このよ
うな塗液を印刷する方法としては、スクリーン印刷、フ
レキソ印刷、グラビヤ印刷などの各種の印刷方法が適用
できる。
スラリーに水分散性または水溶性の接着剤、および必要
に応じて、各種の添加剤を添加して調製される。このよ
うな塗液を印刷する方法としては、スクリーン印刷、フ
レキソ印刷、グラビヤ印刷などの各種の印刷方法が適用
できる。
以上のように、図−1に示す温度指示ラベルは、その必
須成分を支持体上に保持させる。この際、マイクロカプ
セルに内含されるメチン系色素前駆体は疎水性有機化合
物に対応させて色相または色調の異なるものを使用すれ
ば、管理状況の識別に都合がよい。
須成分を支持体上に保持させる。この際、マイクロカプ
セルに内含されるメチン系色素前駆体は疎水性有機化合
物に対応させて色相または色調の異なるものを使用すれ
ば、管理状況の識別に都合がよい。
このように必須成分を保持させたラベルは、さらに必要
により保護層を形成させ、裏面に粘着剤層(7)および
離型紙(8)を設ける。
により保護層を形成させ、裏面に粘着剤層(7)および
離型紙(8)を設ける。
(作用および効果) 本発明の温度表示ラベルは、温度管理すべき物品に適用
して、その管理状況を所望の温度との関係で、より厳密
に知ることが可能である。したがって、管理状況の単な
る是か非かの判断のみならず、管理状況の内容までを把
握することができる。すなわち、本発明は、手軽に使用
でき、かつ、温度管理の状況を厳密に知ることのできる
保存温度管理用の温度指示ラベルを提供する。
して、その管理状況を所望の温度との関係で、より厳密
に知ることが可能である。したがって、管理状況の単な
る是か非かの判断のみならず、管理状況の内容までを把
握することができる。すなわち、本発明は、手軽に使用
でき、かつ、温度管理の状況を厳密に知ることのできる
保存温度管理用の温度指示ラベルを提供する。
(実施例) 以下、本発明を実施例により具体的に示す。
実施例1 ポリプロピレンをベースとする合成紙(王子油化合成紙
ユポFPG−90)に、下記組成を有する水性塗液(30%
水分散液として使用) 固型重量部 カオリン 60 軽質炭酸カルシウム 40 分散剤 0.4 バインダー ポリビニルアルコール 6(水溶液として使
用) SBR ラテックス 8(水分散液として使
用) 酸化性材料*1) 4(水系分散液として使用) *1)酸化性材料 2,5−ジ−イソブトキシカルボニル
−3,6−ジ−p−トリルスルホニル−1,4−ベンゾキノン をメイヤーバーコーターを用い、乾燥塗布量が6g/m2と
なるようにして顕色剤層を設けた。その上層に、アクリ
ロニトリルおよびブチルアクリレートを主成分とするア
クリル系エマルジョンを20%迄希釈して、乾燥塗布量が
2.5g/m2となるようにしてスペーサー層を設けた。
ユポFPG−90)に、下記組成を有する水性塗液(30%
水分散液として使用) 固型重量部 カオリン 60 軽質炭酸カルシウム 40 分散剤 0.4 バインダー ポリビニルアルコール 6(水溶液として使
用) SBR ラテックス 8(水分散液として使
用) 酸化性材料*1) 4(水系分散液として使用) *1)酸化性材料 2,5−ジ−イソブトキシカルボニル
−3,6−ジ−p−トリルスルホニル−1,4−ベンゾキノン をメイヤーバーコーターを用い、乾燥塗布量が6g/m2と
なるようにして顕色剤層を設けた。その上層に、アクリ
ロニトリルおよびブチルアクリレートを主成分とするア
クリル系エマルジョンを20%迄希釈して、乾燥塗布量が
2.5g/m2となるようにしてスペーサー層を設けた。
ついで、シリコン処理した80g/m2のグラシン離型紙に、
アクリルエマルジョン系粘着剤を30μの厚みで塗布乾燥
した粘着剤面と、上記コーティングされた合成紙の裏面
を貼り合わせて印刷用原反を得た。
アクリルエマルジョン系粘着剤を30μの厚みで塗布乾燥
した粘着剤面と、上記コーティングされた合成紙の裏面
を貼り合わせて印刷用原反を得た。
次に下記の組成を有する固型分40wt%の水性インキ
〔A〕、〔B〕、〔C〕を作製した。
〔A〕、〔B〕、〔C〕を作製した。
インキ〔A〕 固型重量部 (1)4,4′−ビス−(N− ジメチルアミド)−4″− エトキシトリフェニルメタンを 100 2重量%溶解したウンデカン酸(水分散液として使用) エチルのメラミン樹脂膜のマイ クロカプセル (2)MSBRラテックス 20 (水分散液として使用) (3)トリメチルベンジルアンモ ニウムクロライド 1 (4)アルギン酸ナトリウム 2(水溶液として使用) インキ〔B〕 (1)4,4′,4″−トリス(N−ジメチル アミノ)−トリフェニルメタンを2重量% 100 溶解した1−ミリスト−2,3−ジリノレ イングリセリドのメラミン樹脂膜の マイクロカプセル (2)MSBRラテックス 20 (3)トリメチルベンジルアンモニウムクロリド 1 (4)アルギン酸ナトリウム 2 インキ〔C〕 (1)ビス(1−エチル−2−メチルインドール −3−イル)−4′−ジメチルアミノフェニル 100 メタンを2重量%溶解したスペリン酸 ジエチルのメラミン樹脂膜のマイクロカプセル (2)MSBRラテックス 20 (3)トリメチルベンジルアンモニウムクロリド 1 (4)アルギン酸ナトリウム 2 インキ〔A〕、〔B〕および〔C〕を、印刷原反のそれ
ぞれ異なる位置に、重なり合わないようにスクリーン印
刷した(乾燥塗布量15g/m2)。
ぞれ異なる位置に、重なり合わないようにスクリーン印
刷した(乾燥塗布量15g/m2)。
更に、上層全面に、アクリルエマルジョンを主成分とす
る厚み2μのオーバコート印刷を施し、型抜きして温度
指示ラベルを得た。
る厚み2μのオーバコート印刷を施し、型抜きして温度
指示ラベルを得た。
本ラベルはマイクロカプセルを破壊し、活性化したのち
は、インキ〔A〕印刷部分は−18℃以上で緑色に、イン
キ〔B〕印刷部分は−12℃以上で青紫色に、また、イン
キ〔C〕印刷部分は−8℃以上で赤色に発色する。
は、インキ〔A〕印刷部分は−18℃以上で緑色に、イン
キ〔B〕印刷部分は−12℃以上で青紫色に、また、イン
キ〔C〕印刷部分は−8℃以上で赤色に発色する。
比較例1 実施例1と同様にして合成紙上に、酸化性材料層および
スペーサー層をコーティングした。更に、その上層に、
4,4′−ビス(N−ジメチルアミノ)−4″−エトキシ
トリフェニルメタンを少量のトリエタノールアミンおよ
びポリビニルアルコールの存在下で、湿式微粉砕して得
た水性顕濁液を乾燥塗布量が1g/m2となるように塗布乾
燥して、メチン系色素前駆体含有層を設けた。
スペーサー層をコーティングした。更に、その上層に、
4,4′−ビス(N−ジメチルアミノ)−4″−エトキシ
トリフェニルメタンを少量のトリエタノールアミンおよ
びポリビニルアルコールの存在下で、湿式微粉砕して得
た水性顕濁液を乾燥塗布量が1g/m2となるように塗布乾
燥して、メチン系色素前駆体含有層を設けた。
次いで、シリコン処理した80g/m2のグラシン離型紙にア
クリルエマルジョン系粘着剤を20μmの厚みで塗布乾燥
した粘着剤面と上記コーティングされた合成紙の裏面を
貼り合わせて印刷用原を得た。
クリルエマルジョン系粘着剤を20μmの厚みで塗布乾燥
した粘着剤面と上記コーティングされた合成紙の裏面を
貼り合わせて印刷用原を得た。
次に下記の組成を有する固型分40wt%の水性インキ3種
を作製した。
を作製した。
(インキA、B、C) 固型重量部 疎水性有機溶剤 〔*1)*2)*3〕 のマイクロカプセル 100(水分散液として使用) SBRラテックス 20(水分散液として使用) ヒドロキシエチル セルロース (水溶液として使用) ポリアクリルアミド 0.5(水溶液として使用) *1)ウンデカン酸エチルのメラミン樹脂膜のマイクロ
カプセル *2)1−ミリスタ−2,3−ジリノレイングリセリドの
メラミン樹脂膜のマイクロカプセル *3)スペリン酸ジエチルのメラミン樹脂膜のマイクロ
カプセル 上記3種のインキを、前述の印刷用原反のメチン系色素
前駆体含有層のそれぞれ異なる場所へ、150meshのポリ
エステル繊維紗を有するスクリーン印刷版を用いて部分
印刷を施した。部分印刷部の乾燥塗布量は10g/m2であっ
た。上記のスクリーン印刷したシートをラベル状に型抜
きして温度指示ラベルを得た。
カプセル *2)1−ミリスタ−2,3−ジリノレイングリセリドの
メラミン樹脂膜のマイクロカプセル *3)スペリン酸ジエチルのメラミン樹脂膜のマイクロ
カプセル 上記3種のインキを、前述の印刷用原反のメチン系色素
前駆体含有層のそれぞれ異なる場所へ、150meshのポリ
エステル繊維紗を有するスクリーン印刷版を用いて部分
印刷を施した。部分印刷部の乾燥塗布量は10g/m2であっ
た。上記のスクリーン印刷したシートをラベル状に型抜
きして温度指示ラベルを得た。
本例のラベルは、マイクロカプセルを破壊し活性化した
のち、−18℃以上の温度にさらされると、ウンデカン酸
エチルマイクロカプセルの印刷部が、徐々に緑色に発色
する。また、−12℃以上の温度にさらされると、1−ミ
リスト−2,3−ジリノレイングセリドのマイクロカプセ
ル印刷部が、徐々に緑色に発色する。更に、−8℃以上
の温度にさらされると、スペリン酸ジエチルのマイクロ
カプセル印刷部も緑色に発色する。
のち、−18℃以上の温度にさらされると、ウンデカン酸
エチルマイクロカプセルの印刷部が、徐々に緑色に発色
する。また、−12℃以上の温度にさらされると、1−ミ
リスト−2,3−ジリノレイングセリドのマイクロカプセ
ル印刷部が、徐々に緑色に発色する。更に、−8℃以上
の温度にさらされると、スペリン酸ジエチルのマイクロ
カプセル印刷部も緑色に発色する。
実施例1および比較例1で作製した温度表示ラベルを、
−20℃でマイクロカプセルを破壊し、活性化したのち、
15℃の環境下で保存し、ウンデカン酸エチルカプセル印
刷部の発色挙動(時間と発色濃度の関係)を調べた。結
果を図−2に示した。図−2で判るように、比較例1で
作製した温度表示ラベルは、実施例1のそれに比べ、発
色挙動が遅く、また、到達する濃度も低くかった。
−20℃でマイクロカプセルを破壊し、活性化したのち、
15℃の環境下で保存し、ウンデカン酸エチルカプセル印
刷部の発色挙動(時間と発色濃度の関係)を調べた。結
果を図−2に示した。図−2で判るように、比較例1で
作製した温度表示ラベルは、実施例1のそれに比べ、発
色挙動が遅く、また、到達する濃度も低くかった。
この理由は、次の様に推測される。即ち、実施例1で作
製した温度表示ラベルでは、色素が疎水性有機化合物に
溶解した状態で存在するため、所定の温度で、色素と疎
水性有機化合物が直ちに、スペーサーに浸透し、酸化性
材料の層に達して発色する。一方、比較例1の温度表示
ラベルでは、溶融した疎水性有機化合物がメチン系色素
を溶解しながら、スペーサーに浸透し、酸化性材料の層
に達して発色する。このため、比較例1の温度表示ラベ
ルでは、保存する温度によっては、疎水性有機化合物に
対するメチン系色素の溶解度が異なるため、メチン系色
素が溶解する以前に疎水性有機化合物がスペーサーに浸
透し、メチン系色素が有効に使われないことになる。こ
のような理由のため、比較例1で作製した温度表示ラベ
ルは、実施例1のそれに比べ、発色挙動が遅く、また、
到達する濃度も低くなり、さらには、再現性の良い発色
挙動が得られにくいものと判断される。
製した温度表示ラベルでは、色素が疎水性有機化合物に
溶解した状態で存在するため、所定の温度で、色素と疎
水性有機化合物が直ちに、スペーサーに浸透し、酸化性
材料の層に達して発色する。一方、比較例1の温度表示
ラベルでは、溶融した疎水性有機化合物がメチン系色素
を溶解しながら、スペーサーに浸透し、酸化性材料の層
に達して発色する。このため、比較例1の温度表示ラベ
ルでは、保存する温度によっては、疎水性有機化合物に
対するメチン系色素の溶解度が異なるため、メチン系色
素が溶解する以前に疎水性有機化合物がスペーサーに浸
透し、メチン系色素が有効に使われないことになる。こ
のような理由のため、比較例1で作製した温度表示ラベ
ルは、実施例1のそれに比べ、発色挙動が遅く、また、
到達する濃度も低くなり、さらには、再現性の良い発色
挙動が得られにくいものと判断される。
図−1は、本発明の温度指示ラベルの1つの実施態様を
模式的な断面拡大図で示すものである。図−2は、実施
例1および比較例1で得られた温度表示ラベルについて
の発色挙動を示すものである。 図−1において、各符号は次記の意味を示す。 1、2および3……メチン系色素前駆体とそれぞれ融点
の異なる疎水性有機化合物を内包するマイクロカプセル
の保持層、 4……スペーサー層、 5……酸化性材料の保持層、 6……支持体、 7……接着剤層、 8……離型紙
模式的な断面拡大図で示すものである。図−2は、実施
例1および比較例1で得られた温度表示ラベルについて
の発色挙動を示すものである。 図−1において、各符号は次記の意味を示す。 1、2および3……メチン系色素前駆体とそれぞれ融点
の異なる疎水性有機化合物を内包するマイクロカプセル
の保持層、 4……スペーサー層、 5……酸化性材料の保持層、 6……支持体、 7……接着剤層、 8……離型紙
Claims (2)
- 【請求項1】任意の融点を有する疎水性有機化合物、メ
チン系色素前駆体、および酸化性材料を使用してなる温
度管理表示ユニットにおいて、同一支持体上に、メチン
系色素前駆体を溶解した、2種以上の任意の融点を有す
る疎水性有機化合物を、それぞれ別個に内包するマイク
ロカプセルを保持させて、2以上の管理温度を指示させ
ることを特徴とする温度指示ラベル。 - 【請求項2】メチン系色素前駆体が任意の融点を有する
疎水性有機化合物に適応させたものである特許請求の範
囲第1項記載の温度指示ラベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60041865A JPH0777774B2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 温度指示ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60041865A JPH0777774B2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 温度指示ラベル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61201288A JPS61201288A (ja) | 1986-09-05 |
| JPH0777774B2 true JPH0777774B2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=12620150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60041865A Expired - Lifetime JPH0777774B2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 温度指示ラベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0777774B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6357791A (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-12 | Agency Of Ind Science & Technol | 酸化鉛被覆電解用電極及びその製造方法 |
| JP3166119B2 (ja) * | 1996-02-16 | 2001-05-14 | 矢崎総業株式会社 | 基板用可動コネクタ及びコネクタ端子 |
| JPH10228958A (ja) | 1997-02-14 | 1998-08-25 | Yazaki Corp | コネクタ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0679839B2 (ja) * | 1985-02-20 | 1994-10-12 | 三井東圧化学株式会社 | 保存温度管理用ラベル |
-
1985
- 1985-03-05 JP JP60041865A patent/JPH0777774B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61201288A (ja) | 1986-09-05 |
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