JPH0779761A - 果実酒速成装置 - Google Patents
果実酒速成装置Info
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- JPH0779761A JPH0779761A JP23172093A JP23172093A JPH0779761A JP H0779761 A JPH0779761 A JP H0779761A JP 23172093 A JP23172093 A JP 23172093A JP 23172093 A JP23172093 A JP 23172093A JP H0779761 A JPH0779761 A JP H0779761A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- attached
- main body
- inner cylinder
- tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Alcoholic Beverages (AREA)
- Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヒータの弛み等が生じないのみならず、装
置製造時にヒータを簡単に取り付けることができ、しか
も高い熱効率が得られる果実酒速成装置を提供する。 【構成】 果実酒速成装置1の本体2を構成する内筒
部21の外周面21に、これを取り囲むように両面粘着
テープ51を介してヒータ52を貼着し、そのヒータ5
2側のテープ面全体にアルミ箔53を貼り付けて、その
アルミ箔53によりヒータ52を覆う。
置製造時にヒータを簡単に取り付けることができ、しか
も高い熱効率が得られる果実酒速成装置を提供する。 【構成】 果実酒速成装置1の本体2を構成する内筒
部21の外周面21に、これを取り囲むように両面粘着
テープ51を介してヒータ52を貼着し、そのヒータ5
2側のテープ面全体にアルミ箔53を貼り付けて、その
アルミ箔53によりヒータ52を覆う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、果実酒や薬酒等(この
明細書において、単に「果実酒」という)を通常よりも
短時間で製造できる果実酒速成装置に関する。
明細書において、単に「果実酒」という)を通常よりも
短時間で製造できる果実酒速成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭などで果実酒を比較的短時間で作ら
れるようにする果実酒速成装置として、従来において
は、例えば実公平1−9439号に記載されたようなも
のが知られている。
れるようにする果実酒速成装置として、従来において
は、例えば実公平1−9439号に記載されたようなも
のが知られている。
【0003】これは、有底の内外筒からなり且つその両
筒間に断熱層が設けられた合成樹脂製の容器本体内に、
透光性合成樹脂からなる有底筒状の内容器を着脱可能に
組み込む一方、上記内筒の外周に、発熱体を絶縁被覆で
包んでなるコード状のヒータを多段に巻き付けたもので
ある。これによれば、内容器の中に例えば果実、ホワイ
トリカー、砂糖等の材料を入れて容器本体にセットした
状態で、ヒータを発熱させて内容器内の材料を所定温度
(例えば、60°C前後)に保つことにより、家庭で作
るのに通常数カ月程度必要な果実酒を半日から1日半ほ
どで作ることができる。
筒間に断熱層が設けられた合成樹脂製の容器本体内に、
透光性合成樹脂からなる有底筒状の内容器を着脱可能に
組み込む一方、上記内筒の外周に、発熱体を絶縁被覆で
包んでなるコード状のヒータを多段に巻き付けたもので
ある。これによれば、内容器の中に例えば果実、ホワイ
トリカー、砂糖等の材料を入れて容器本体にセットした
状態で、ヒータを発熱させて内容器内の材料を所定温度
(例えば、60°C前後)に保つことにより、家庭で作
るのに通常数カ月程度必要な果実酒を半日から1日半ほ
どで作ることができる。
【0004】ところで、このような果実酒速成装置にお
いては、内筒の外周に多段状に巻き付けられたヒータが
緩んで加熱密度が不均一になったり、ヒータどうしが相
互接触して異常加熱を生じたりする懸念がある。そこ
で、上記公報記載の装置では、内筒の外周に周方向にリ
ブを設け、これらのリブ間にヒータを配設することによ
り、ヒータの弛みやヒータどうしの相互接触を防止する
ようにしている。
いては、内筒の外周に多段状に巻き付けられたヒータが
緩んで加熱密度が不均一になったり、ヒータどうしが相
互接触して異常加熱を生じたりする懸念がある。そこ
で、上記公報記載の装置では、内筒の外周に周方向にリ
ブを設け、これらのリブ間にヒータを配設することによ
り、ヒータの弛みやヒータどうしの相互接触を防止する
ようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来におけ
る上記のような果実酒速成装置においては、内筒にヒー
タを取り付ける際に、その内筒の外周にコード状のヒー
タを何周も巻き付けるといった面倒で煩雑な作業を行わ
なければならないため、ヒータ取り付け作業に手間がか
かるといった問題がある。
る上記のような果実酒速成装置においては、内筒にヒー
タを取り付ける際に、その内筒の外周にコード状のヒー
タを何周も巻き付けるといった面倒で煩雑な作業を行わ
なければならないため、ヒータ取り付け作業に手間がか
かるといった問題がある。
【0006】また、発熱体を絶縁被覆してなるコード状
のヒータを内筒の外周に巻き付けただけの上記のような
構成によると、放熱を生じて熱効率があまり良くないた
め、内筒を所定温度まで上昇させるのに比較的時間がか
かる(つまり、温度の立ち上がりが遅い)という問題が
ある。そのため、砂糖分を十分に溶出させることができ
ず、結果として甘味に乏しい酸っぱい果実酒ができる可
能性がある。このような問題は、ヒータの容量を大きく
することで解消することができるが、ヒータ容量を増せ
ば放熱量も大きくなるため、それだけ熱エネルギーが無
駄に消費されてしまうことになる。
のヒータを内筒の外周に巻き付けただけの上記のような
構成によると、放熱を生じて熱効率があまり良くないた
め、内筒を所定温度まで上昇させるのに比較的時間がか
かる(つまり、温度の立ち上がりが遅い)という問題が
ある。そのため、砂糖分を十分に溶出させることができ
ず、結果として甘味に乏しい酸っぱい果実酒ができる可
能性がある。このような問題は、ヒータの容量を大きく
することで解消することができるが、ヒータ容量を増せ
ば放熱量も大きくなるため、それだけ熱エネルギーが無
駄に消費されてしまうことになる。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、ヒータの弛み等が生じないのみならず、装置
製造時にヒータを簡単に取り付けることができ、しかも
高い熱効率が得られる果実酒速成装置を提供することを
目的とする。
たもので、ヒータの弛み等が生じないのみならず、装置
製造時にヒータを簡単に取り付けることができ、しかも
高い熱効率が得られる果実酒速成装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明は、有底の内筒部および外筒部からなる本体と、そ
の内筒部の外周面に取り付けられたヒータ部とを有し、
材料を収容した中容器を上記本体内にセットした状態
で、上記ヒータ部により内筒部を加温して中容器を所定
温度に保つことにより果実酒を速成する果実酒速成装置
において、上記ヒータ部を、基材の両面に粘着剤層が設
けられ且つ上記内筒部外周面にこれを取り囲むように貼
り付けられた両面粘着テープと、その貼り付けられた面
とは反対側のテープ面に上記内筒部を取り囲むように貼
着されたヒータと、このヒータを覆うように上記テープ
面に貼り付けられた金属箔とによって構成したことを特
徴とする。
発明は、有底の内筒部および外筒部からなる本体と、そ
の内筒部の外周面に取り付けられたヒータ部とを有し、
材料を収容した中容器を上記本体内にセットした状態
で、上記ヒータ部により内筒部を加温して中容器を所定
温度に保つことにより果実酒を速成する果実酒速成装置
において、上記ヒータ部を、基材の両面に粘着剤層が設
けられ且つ上記内筒部外周面にこれを取り囲むように貼
り付けられた両面粘着テープと、その貼り付けられた面
とは反対側のテープ面に上記内筒部を取り囲むように貼
着されたヒータと、このヒータを覆うように上記テープ
面に貼り付けられた金属箔とによって構成したことを特
徴とする。
【0009】なお、金属箔としては、後述する本発明実
施例ではアルミ箔を用いたが、他の種類の金属からなる
箔もしくはシート材も使用可能である。
施例ではアルミ箔を用いたが、他の種類の金属からなる
箔もしくはシート材も使用可能である。
【0010】
【作用】上記の構成によれば、本体内筒部の外周面に貼
り付けられた両面粘着テープの外側のテープ面にヒータ
が貼着されていることにより、ヒータの弛みが生じなく
なるから、そのようなヒータの弛みよる加熱密度の不均
一やヒータの相互接触も防止されることになる。
り付けられた両面粘着テープの外側のテープ面にヒータ
が貼着されていることにより、ヒータの弛みが生じなく
なるから、そのようなヒータの弛みよる加熱密度の不均
一やヒータの相互接触も防止されることになる。
【0011】また、ヒータが貼着されている側のテープ
面にはそのヒータを覆うように金属箔が貼り付けられて
いることにより、ヒータからの熱が金属箔の内側にこも
って外側へ逃げにくくなるとともに、その金属箔を介し
て内筒部がその全周にわたって効率良く加熱されるの
で、それだけ熱効率が高められ、しかも加熱密度も一層
均一化されることになる。
面にはそのヒータを覆うように金属箔が貼り付けられて
いることにより、ヒータからの熱が金属箔の内側にこも
って外側へ逃げにくくなるとともに、その金属箔を介し
て内筒部がその全周にわたって効率良く加熱されるの
で、それだけ熱効率が高められ、しかも加熱密度も一層
均一化されることになる。
【0012】さらに、本体の内筒部の外周面にヒータ部
を取り付ける際には、両面粘着テープの片方のテープ面
にヒータおよび金属箔をあらかじめ貼り付けた状態で、
その反対側のテープ面を内筒部外周面に貼り付けること
により、ヒータ部の取り付け作業が極めて簡単に行える
ことになる。
を取り付ける際には、両面粘着テープの片方のテープ面
にヒータおよび金属箔をあらかじめ貼り付けた状態で、
その反対側のテープ面を内筒部外周面に貼り付けること
により、ヒータ部の取り付け作業が極めて簡単に行える
ことになる。
【0013】なお、本体内筒部にヒータ部を取り付ける
前に、両面粘着テープにおける粘着剤層が外部に露出し
ていると、その部分が手などに付着してテープの取り扱
いが厄介になるため、内筒部に貼り付けられる側のテー
プ面には、あからじめ離型紙を貼り付けておき、内筒部
への取り付け時にその離型紙を剥がすようにするのが望
ましい。
前に、両面粘着テープにおける粘着剤層が外部に露出し
ていると、その部分が手などに付着してテープの取り扱
いが厄介になるため、内筒部に貼り付けられる側のテー
プ面には、あからじめ離型紙を貼り付けておき、内筒部
への取り付け時にその離型紙を剥がすようにするのが望
ましい。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本実施例に係る果実酒速成装置の全体構成を示す
ものである。
1は、本実施例に係る果実酒速成装置の全体構成を示す
ものである。
【0015】同図に示すように、この果実酒速成装置1
は、有底の内筒部21および外筒部22からなる二重構
造の本体2を有する。この本体2の内筒部21および外
筒部22は、所要の耐熱性を有する例えばポリプロピレ
ンからなる合成樹脂によって構成されており、両筒部2
1、22間には断熱空間Sが形成されている。
は、有底の内筒部21および外筒部22からなる二重構
造の本体2を有する。この本体2の内筒部21および外
筒部22は、所要の耐熱性を有する例えばポリプロピレ
ンからなる合成樹脂によって構成されており、両筒部2
1、22間には断熱空間Sが形成されている。
【0016】また、本体2には、その内筒部21内に、
果実、ホワイトリカー、砂糖等の果実酒材料を収容する
蓋31付きの中容器(本実施例では、ガラス製容器)3
が、その上部を内筒部上方に突出させた状態で着脱自在
に備えられているとともに、この中容器3を覆って本体
2の上方を閉鎖するカバー4が着脱自在に装着されてい
る。
果実、ホワイトリカー、砂糖等の果実酒材料を収容する
蓋31付きの中容器(本実施例では、ガラス製容器)3
が、その上部を内筒部上方に突出させた状態で着脱自在
に備えられているとともに、この中容器3を覆って本体
2の上方を閉鎖するカバー4が着脱自在に装着されてい
る。
【0017】さらに、この果実酒速成装置1において
は、本体内筒部21を加熱して所定温度に保つ手段とし
て、その内筒部21の外周面21aに本発明の特徴部分
をなすシート状のヒータ部5が巻き付けられているとと
もに、このヒータ部5に電気を供給する電気配線部6が
設けられている。この電気配線部6は、一端側6aがヒ
ータ部5に接続され、他端側6bが、外筒部22の底を
形成している底部材22aから外部に引き出されて、そ
の引き出された先端に差し込みプラグ61が設けられて
いる。
は、本体内筒部21を加熱して所定温度に保つ手段とし
て、その内筒部21の外周面21aに本発明の特徴部分
をなすシート状のヒータ部5が巻き付けられているとと
もに、このヒータ部5に電気を供給する電気配線部6が
設けられている。この電気配線部6は、一端側6aがヒ
ータ部5に接続され、他端側6bが、外筒部22の底を
形成している底部材22aから外部に引き出されて、そ
の引き出された先端に差し込みプラグ61が設けられて
いる。
【0018】なお、図例では、電気配線部6に接続され
たインジケータ62が外筒部22の近傍に配置されてお
り、外筒部22に設けられた窓22bを通じてインジケ
ータ62を見ることで外部から本装置1の通電状態が確
認できるようになっている。また、内筒部21の底部2
1bは、上記底部材22aにネジ止めされた支持部材7
によって支持されている。
たインジケータ62が外筒部22の近傍に配置されてお
り、外筒部22に設けられた窓22bを通じてインジケ
ータ62を見ることで外部から本装置1の通電状態が確
認できるようになっている。また、内筒部21の底部2
1bは、上記底部材22aにネジ止めされた支持部材7
によって支持されている。
【0019】次に、本発明の特徴部分をなす上記ヒータ
部5について、さらに詳しく説明する。このヒータ部5
は、図2に単体で展開して示すように、両面粘着テープ
51の片方のテープ面51aにヒータ52を一定ピッチ
で蛇行するように貼着し、その上からアルミ箔3をその
ヒータ52側のテープ面51aの全体に貼り付けた構成
である。
部5について、さらに詳しく説明する。このヒータ部5
は、図2に単体で展開して示すように、両面粘着テープ
51の片方のテープ面51aにヒータ52を一定ピッチ
で蛇行するように貼着し、その上からアルミ箔3をその
ヒータ52側のテープ面51aの全体に貼り付けた構成
である。
【0020】上記両面粘着テープ51は、図1における
本体内筒部21の外周面21aのほぼ全面を取り囲みう
る所定の幅および長さを有し、図3に示すように、基材
51’の両面に粘着剤層51”をそれぞれ設けた構成と
されている。そして、その一方のテープ面51aに上記
のようにヒータ52およびアルミ箔53が貼り付けられ
た状態で、他方のテープ面51bが粘着剤層51”を介
して図1の本体内筒部21の外周面21aに貼り付けら
れている。なお、本体内筒部21に貼り付けられる前の
状態においては、取り扱いに便利なように、上記他方の
テープ面51bには離型紙(図示せず)が貼り付けられ
ており、本体内筒部21へのヒータ部5の取り付け時に
その離型紙を剥がした上でそのテープ面51b側を内筒
部外周面21aに貼り付けるようになっている。
本体内筒部21の外周面21aのほぼ全面を取り囲みう
る所定の幅および長さを有し、図3に示すように、基材
51’の両面に粘着剤層51”をそれぞれ設けた構成と
されている。そして、その一方のテープ面51aに上記
のようにヒータ52およびアルミ箔53が貼り付けられ
た状態で、他方のテープ面51bが粘着剤層51”を介
して図1の本体内筒部21の外周面21aに貼り付けら
れている。なお、本体内筒部21に貼り付けられる前の
状態においては、取り扱いに便利なように、上記他方の
テープ面51bには離型紙(図示せず)が貼り付けられ
ており、本体内筒部21へのヒータ部5の取り付け時に
その離型紙を剥がした上でそのテープ面51b側を内筒
部外周面21aに貼り付けるようになっている。
【0021】一方、ヒータ52は、その両端側が接続子
54、リード線55および端子56を介して図1の電気
配線部6に接続されているが、そのうちの一端側には、
さらに感温リードスイッチ57が設けられている。この
感温リードスイッチ57は、上記アルミ箔53の外面
(ヒータ52に接していない面)側に配置されており、
その上には当該リードスイッチ57およびその周辺部分
を覆うように他のアルミ箔58が貼り付けられている。
そして、この感温リードスイッチ57が所定温度でON
・OFF状態を繰り返す(例えば、約60°CでONと
なり、約65°CでOFFとなる)ことによって、ヒー
タ52への通電が制御されて本体内筒部21が所定温度
に保たれるようになっている。なお、ヒータ52は、図
4に示すように、ガラス製の芯材52aに抵抗線52b
を巻き付けて、その外側を絶縁体52cで被覆した構成
である。
54、リード線55および端子56を介して図1の電気
配線部6に接続されているが、そのうちの一端側には、
さらに感温リードスイッチ57が設けられている。この
感温リードスイッチ57は、上記アルミ箔53の外面
(ヒータ52に接していない面)側に配置されており、
その上には当該リードスイッチ57およびその周辺部分
を覆うように他のアルミ箔58が貼り付けられている。
そして、この感温リードスイッチ57が所定温度でON
・OFF状態を繰り返す(例えば、約60°CでONと
なり、約65°CでOFFとなる)ことによって、ヒー
タ52への通電が制御されて本体内筒部21が所定温度
に保たれるようになっている。なお、ヒータ52は、図
4に示すように、ガラス製の芯材52aに抵抗線52b
を巻き付けて、その外側を絶縁体52cで被覆した構成
である。
【0022】このような果実酒速成装置1において、中
容器3内に果実、ホワイトリカー、砂糖等の材料を入れ
て本体2の内筒部21内にセットし、かつ、その上方に
カバー4を装着した状態で、内筒部21の外周面21a
に貼り付けられたヒータ部5を通電させると、そのヒー
タ部5におけるヒータ52が発熱して中容器3が加熱さ
れる。そして、その中容器3の外周に位置する感温リー
ドスイッチ57の温度が例えば約65°Cまで上昇した
時に同スイッチ57が切れることによりヒータ52の発
熱が停止し、その結果、同スイッチ57の温度が例えば
約60°まで下がった時に再びヒータ52の発熱が開始
される。
容器3内に果実、ホワイトリカー、砂糖等の材料を入れ
て本体2の内筒部21内にセットし、かつ、その上方に
カバー4を装着した状態で、内筒部21の外周面21a
に貼り付けられたヒータ部5を通電させると、そのヒー
タ部5におけるヒータ52が発熱して中容器3が加熱さ
れる。そして、その中容器3の外周に位置する感温リー
ドスイッチ57の温度が例えば約65°Cまで上昇した
時に同スイッチ57が切れることによりヒータ52の発
熱が停止し、その結果、同スイッチ57の温度が例えば
約60°まで下がった時に再びヒータ52の発熱が開始
される。
【0023】こうして、ヒータ52に対する感温リード
スイッチ57のON・OFF制御により、中容器3が所
定温度に保たれて果実酒が速成されるが、その場合、上
記の構成によれば、本体内筒部21の外周面21aに両
面粘着テープ51を介してヒータ52が貼着されている
ので、ヒータ52が弛んだり位置がズレたりすることが
ない。したがって、そのようなヒータ52の弛み等よっ
て生じる加熱密度の不均一やヒータ52の相互接触を確
実に防止することができる。
スイッチ57のON・OFF制御により、中容器3が所
定温度に保たれて果実酒が速成されるが、その場合、上
記の構成によれば、本体内筒部21の外周面21aに両
面粘着テープ51を介してヒータ52が貼着されている
ので、ヒータ52が弛んだり位置がズレたりすることが
ない。したがって、そのようなヒータ52の弛み等よっ
て生じる加熱密度の不均一やヒータ52の相互接触を確
実に防止することができる。
【0024】また、上記ヒータ52は、本体内筒部21
の外周面21aを一定ピッチで蛇行しながらその全周を
取り囲むように配設されているとともに、そのヒータ5
2側のテープ面51aに貼り付けられたアルミ箔53に
よって完全に覆われているので、通電時にヒータ52か
らの熱がアルミ箔53の内側にこもって外側へ逃げにく
くなる。したがって、それだけ熱効率が高められるか
ら、ヒータ容量を特に大きくしなくても本体内筒部21
の温度を素早く立ち上げることができる。しかも、上記
アルミ箔53によっても本体内筒部21のほぼ全周が均
一に温められるので、加熱密度が一層均一化される。こ
の結果、砂糖分の溶出量の多い甘味のある果実酒が比較
的短時間(例えば、半日)で作られることになる。
の外周面21aを一定ピッチで蛇行しながらその全周を
取り囲むように配設されているとともに、そのヒータ5
2側のテープ面51aに貼り付けられたアルミ箔53に
よって完全に覆われているので、通電時にヒータ52か
らの熱がアルミ箔53の内側にこもって外側へ逃げにく
くなる。したがって、それだけ熱効率が高められるか
ら、ヒータ容量を特に大きくしなくても本体内筒部21
の温度を素早く立ち上げることができる。しかも、上記
アルミ箔53によっても本体内筒部21のほぼ全周が均
一に温められるので、加熱密度が一層均一化される。こ
の結果、砂糖分の溶出量の多い甘味のある果実酒が比較
的短時間(例えば、半日)で作られることになる。
【0025】また、上記の構成によると、本装置の製造
工程において本体内筒部21にヒータ部5を取り付ける
場合、片面51aにヒータ52やアルミ箔53等があら
かじめ貼り付けられた両面粘着テープ51を本体内筒部
21の外周面21aに貼り付けるだけで、ヒータ部5の
取り付け作業を完了することができる。したがって、ヒ
ータの取り付けが従来のものより簡単に行えることとな
る。
工程において本体内筒部21にヒータ部5を取り付ける
場合、片面51aにヒータ52やアルミ箔53等があら
かじめ貼り付けられた両面粘着テープ51を本体内筒部
21の外周面21aに貼り付けるだけで、ヒータ部5の
取り付け作業を完了することができる。したがって、ヒ
ータの取り付けが従来のものより簡単に行えることとな
る。
【0026】ここで、本実施例の効果を確認するために
行った温度比較試験等について説明する。まず、図5に
示すように、本体内筒部21にシート状のヒータ部5を
巻き付けた上記実施例に係る果実酒速成装置1と、本体
内筒部121の周囲がコード状のヒータ105で取り囲
んだ比較例に係る果実酒速成装置101とを用い、それ
ぞれ中容器3’内に同量(500ml)の水を入れて各
内筒部21、121内にセットした。そして、この状態
で通電して、各中容器3’内の下部Aおよび上部B、感
温リードスイッチ57、157の近傍C、中容器3’の
表面D、中容器3’とカバー4、104との間の空間部
分E、室温Fの各部の温度を経時的に測定した。
行った温度比較試験等について説明する。まず、図5に
示すように、本体内筒部21にシート状のヒータ部5を
巻き付けた上記実施例に係る果実酒速成装置1と、本体
内筒部121の周囲がコード状のヒータ105で取り囲
んだ比較例に係る果実酒速成装置101とを用い、それ
ぞれ中容器3’内に同量(500ml)の水を入れて各
内筒部21、121内にセットした。そして、この状態
で通電して、各中容器3’内の下部Aおよび上部B、感
温リードスイッチ57、157の近傍C、中容器3’の
表面D、中容器3’とカバー4、104との間の空間部
分E、室温Fの各部の温度を経時的に測定した。
【0027】ただし、両装置1および121における感
温リードスイッチ57、157は60°CでON、65
°CでOFFとなるものを使用し、中容器3’はいずれ
も同容量のガラス容器を使用した。また、いずれも供給
電圧は100V(60Hz)、消費電力は33Wであ
る。
温リードスイッチ57、157は60°CでON、65
°CでOFFとなるものを使用し、中容器3’はいずれ
も同容量のガラス容器を使用した。また、いずれも供給
電圧は100V(60Hz)、消費電力は33Wであ
る。
【0028】その結果、図6の表1に示すように、本実
施例の果実酒速成装置1では、中容器3’内の上部B等
の各部について、いずれも比較例に比べて温度の立ち上
がりが速く、比較例装置101よりも短い時間で所定温
度に達することが判明した。これにより、本実施例の果
実酒速成装置では、高い熱効率が得られることが確認さ
れた。
施例の果実酒速成装置1では、中容器3’内の上部B等
の各部について、いずれも比較例に比べて温度の立ち上
がりが速く、比較例装置101よりも短い時間で所定温
度に達することが判明した。これにより、本実施例の果
実酒速成装置では、高い熱効率が得られることが確認さ
れた。
【0029】また、ホワイトリカー(350ml)、グ
レープフルーツ(1/2個)、果皮(10g)等からな
る材料を使用して、上記実施例装置と比較例装置とによ
り実際に果実酒を製造し(ただし、通電時間は8時
間)、各々できた果実酒の味を7名で比較したところ、
7名とも本実施例装置による果実酒の方が比較例装置に
よる果実酒よりも甘味があり、飲みやすいと判定した。
これは、本実施例のものはヒート部の熱効率が高いた
め、同じように8時間だけ通電しても中容器の温度が比
較例のものに比べて高くなり(表1参照)、その温度差
分だけ砂糖の溶け具合が多いためと考えられる。
レープフルーツ(1/2個)、果皮(10g)等からな
る材料を使用して、上記実施例装置と比較例装置とによ
り実際に果実酒を製造し(ただし、通電時間は8時
間)、各々できた果実酒の味を7名で比較したところ、
7名とも本実施例装置による果実酒の方が比較例装置に
よる果実酒よりも甘味があり、飲みやすいと判定した。
これは、本実施例のものはヒート部の熱効率が高いた
め、同じように8時間だけ通電しても中容器の温度が比
較例のものに比べて高くなり(表1参照)、その温度差
分だけ砂糖の溶け具合が多いためと考えられる。
【0030】なお、上記実施例では、図1に示したよう
に、両面粘着テープ51に貼着されたヒータ52は、本
体内筒部21の外周面21aに取り付けられた状態で、
同図の上下方向(内筒部21の高さ方向)に振動する波
状ないし蛇行状のパターンを有するように配設されてい
るが、ヒータの配設パターンは、このようなものに限ら
ない。例えば、両面粘着テープの長手方向のほぼ全長に
わたって振動しつつ短手方向に進行する波状パターンに
配設することにより、内筒部にヒータ部を貼り付けた時
に内筒部のほぼ全周をヒータが多段に取り巻くようにし
てもよい。また、その場合の波形状は、方形、三角その
他どんな形状であってもよいことは勿論である。
に、両面粘着テープ51に貼着されたヒータ52は、本
体内筒部21の外周面21aに取り付けられた状態で、
同図の上下方向(内筒部21の高さ方向)に振動する波
状ないし蛇行状のパターンを有するように配設されてい
るが、ヒータの配設パターンは、このようなものに限ら
ない。例えば、両面粘着テープの長手方向のほぼ全長に
わたって振動しつつ短手方向に進行する波状パターンに
配設することにより、内筒部にヒータ部を貼り付けた時
に内筒部のほぼ全周をヒータが多段に取り巻くようにし
てもよい。また、その場合の波形状は、方形、三角その
他どんな形状であってもよいことは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、本体内
筒部の外周面に両面粘着テープを介してヒータを貼着し
たことにより、ヒータの弛みが生じないので、そのよう
なヒータの弛みよる加熱密度の不均一やヒータの相互接
触を確実に防止することができる。
筒部の外周面に両面粘着テープを介してヒータを貼着し
たことにより、ヒータの弛みが生じないので、そのよう
なヒータの弛みよる加熱密度の不均一やヒータの相互接
触を確実に防止することができる。
【0032】また、両面粘着テープに貼着されたヒータ
が金属箔で覆われていることにより、ヒータからの熱が
金属箔の内側にこもって外側へ逃げにくくなるので、そ
れだけ熱効率が高められる。しかも、その金属箔を介し
て本体の内筒部がその全周にわたって加熱されるから、
加熱密度も均一になる。これにより、ヒータ容量を大き
くしなくても甘味のある果実酒を短時間で製造すること
が可能となる。
が金属箔で覆われていることにより、ヒータからの熱が
金属箔の内側にこもって外側へ逃げにくくなるので、そ
れだけ熱効率が高められる。しかも、その金属箔を介し
て本体の内筒部がその全周にわたって加熱されるから、
加熱密度も均一になる。これにより、ヒータ容量を大き
くしなくても甘味のある果実酒を短時間で製造すること
が可能となる。
【0033】さらに、装置製造時においては、片面にヒ
ータおよび金属箔があらかじめ貼り付けられた両面粘着
テープを本体の内筒部外周面に巻くように貼り付けるだ
けで、ヒータ部を取り付けることができるから、ヒータ
部の取り付け作業が極めて簡単に行えることとなる。
ータおよび金属箔があらかじめ貼り付けられた両面粘着
テープを本体の内筒部外周面に巻くように貼り付けるだ
けで、ヒータ部を取り付けることができるから、ヒータ
部の取り付け作業が極めて簡単に行えることとなる。
【図1】本発明の実施例に係る果実酒速成装置の全体構
成を示す一部切り欠き正面図
成を示す一部切り欠き正面図
【図2】同装置におけるヒータ部のみを展開して示す展
開図
開図
【図3】図3のIII −III 線で切断した部分断面図
【図4】上記装置におけるヒータの一部を切り欠いて示
す構造図
す構造図
【図5】上記実施例の効果を確認するために行った温度
比較試験の説明で使用した装置の概略構成を示す断面図
比較試験の説明で使用した装置の概略構成を示す断面図
【図6】上記温度比較試験における測定結果を示す表
【符号の説明】 1・・・果実酒速成装置 2・・・本体 3・・・中容器 5・・・ヒータ部 21・・・内筒部 21a・・・内筒部外周面 22・・・外筒部 51・・・両面粘着テープ 51’・・・基材 51”・・・粘着剤層(または接着剤層) 52・・・ヒータ 53・・・金属箔(アルミ箔)
Claims (1)
- 【請求項1】 有底の内筒部および外筒部からなる本体
と、その内筒部の外周面に取り付けられたヒータ部とを
有し、材料を収容した中容器を上記本体内にセットした
状態で、上記ヒータ部により内筒部を加温して中容器を
所定温度に保つことにより果実酒を速成する果実酒速成
装置であって、上記ヒータ部が、基材の両面に粘着剤層
が設けられ且つ上記内筒部外周面にこれを取り囲むよう
に貼り付けられた両面粘着テープと、その貼り付けられ
た面とは反対側のテープ面に上記内筒部を取り囲むよう
に貼着されたヒータと、このヒータを覆うように上記テ
ープ面に貼り付けられた金属箔とで構成されていること
を特徴とする果実酒速成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23172093A JPH0779761A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 果実酒速成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23172093A JPH0779761A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 果実酒速成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0779761A true JPH0779761A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=16927970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23172093A Pending JPH0779761A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 果実酒速成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0779761A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108395957A (zh) * | 2018-05-28 | 2018-08-14 | 江西省农业科学院农产品质量安全与标准研究所 | 一种用于酿酒的发酵装置 |
-
1993
- 1993-09-17 JP JP23172093A patent/JPH0779761A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108395957A (zh) * | 2018-05-28 | 2018-08-14 | 江西省农业科学院农产品质量安全与标准研究所 | 一种用于酿酒的发酵装置 |
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