JPH0781087B2 - 水溶性モノアゾ色素およびそれを用いる染色方法 - Google Patents

水溶性モノアゾ色素およびそれを用いる染色方法

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JPH0781087B2
JPH0781087B2 JP62005570A JP557087A JPH0781087B2 JP H0781087 B2 JPH0781087 B2 JP H0781087B2 JP 62005570 A JP62005570 A JP 62005570A JP 557087 A JP557087 A JP 557087A JP H0781087 B2 JPH0781087 B2 JP H0781087B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規な構造を有するオレンジ乃至赤紫色系のり
水溶性モノアゾ色素およびそれを用いる染色方法に関す
るものであり、詳しくは、構造中に少なくとも1個のビ
ニルスルホン型反応基と2個のハロゲノトリアジニル型
反応基を同時に有し、特にセルロースまたは含窒素繊維
の染色(特に吸尽染色)に用いた場合に、染着性、ビル
ドアツプ性に優れ、濃厚な被染物を得ることができるモ
ノアゾ色素に関するものである。
(従来の技術) セルロースまたは含窒素繊維を含有する繊維類を染色す
る場合、通常、水溶性の反応染料が用いられる。この反
応染料としては、その応用分野により種々の特性を有す
るものが要求され、従来、数多くの化合物が提案されて
いる。ところが、一般的に、染色物の色調が鮮明で、し
かも、湿潤堅牢度(例えば、洗濯堅牢度、汗堅牢度)が
優れている反応染料はセルロースまたは含窒素繊維との
染着性(反応率)が低いという問題点がある。この問題
点を改良するための反応染料として、例えば、下記構造
式〔ア〕で示されるモノアゾ系化合物が知られている。
(特公昭57−25679号参照) (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、この反応染料は、かなり染着性は改善さ
れているものの、未だ十分なものとは言えず、また、ビ
ルドアツプ性に問題があり、更に改善の余地があつた。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、本発明の
目的は、特にセルロース繊維に対し、より一層優れた反
応固着率を示す水溶性色素を提供することにある。本発
明の他の目的は、セルロース又は含窒素繊維を含有する
繊維を染色する方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の上記目的は、遊離酸の形で下記一般式〔I〕 〔式中、Z1およびZ2はハロゲン原子を表わし、V1および
V2-OR1基、-O-R2-OR3基または-O-R2-O-R2-OR3基を表わす
が、少なくとも一方は を表わし、nは0または1の数を表わし、また、ここ
で、R0は水素原子または水酸基、シアノ基、ハロゲン原
子もしくはアルコキシ基で夫々されていてもよい低級ア
ルキル基、R1は水酸基、シアノ基もしくはハロゲン原子
で置換されていてもよい低級アルキル基、R2は低級アル
キレン基、R3は低級アルキル基、Xは置換基を有してい
てもよいフエニレン基もしくはナフチレン基、Yは-SO2
CH=CH2基または-SO2CH2CH2W基(但し、Wはアルカリの
作用により脱離する基である)を表わす〕で示される水
溶性モノアゾ色素を用いることにより達成されることを
見い出し本発明を完成した。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の前示一般式〔I〕で示されるモノアゾ色素は水
溶性のオレンジ乃至赤紫色系の色素である。
前示一般式〔I〕において、Z1およびZ2で表わされるハ
ロゲン原子としては、通常、弗素原子、塩素原子、臭素
原子が挙げられ、特に、弗素原子または塩素原子が好ま
しい。
V1およびV2は、少なくとも一方は必ず、 であり、その場合、他方は-OR1基、-O-R2-OR3基または-
O-R2-O-R2-OR3基である。
また、R0で表わされる低級アルキル基としては、例え
ば、C1〜C4の直鎖状または分岐鎖状の無置換のアルキル
基、または2−ヒドロキシエチル、2−シアノエチル、
シアノメチル、2−クロロエチル、3−エトキシプロピ
ル等の水酸基、シアノ基、ハロゲン原子またはアルコキ
シ基で置換されたアルキル基があげられる。
Xで表わされる置換基を有していてもよいフエニレン基
もしくはナフチレン基としては、無置換のフエニレン基
又はナフチレン基のほか、例えば、メチル基、エチル基
等の低級アルキル基、メトキシ基、エトキシ基等の低級
アルコキシ基、塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子お
よびスルホン酸基等から選ばれた1又は2個の置換基に
より置換されたフエニレン基もしくはナフチレン基があ
げられる。
これらR0およびXより構成される一般式 で表わされる基の具体例としては、例えば、下記のもの
があげられる。
また、−Wで表わされるアルカリの作用によつて脱離す
る基としては、硫酸エステル基、チオ硫酸エステル基、
リン酸エステル基、酢酸エステル基、ハロゲン原子等が
挙げられ、特に、硫酸エステル基が好ましい。
R1およびR3で表わされる低級アルキル基としては、例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基等のC1〜C4の直鎖
状または分岐鎖状のアルキル基が挙げられる。更に、R1
で表わされる低級アルキル基の場合には、水酸基、シア
ノ基もしくはハロゲン原子で置換されたものでもよい
が、これらの具体例としては、例えば、2−ヒドロキシ
エチル基、4−ヒドロキシブチル基、2−シアノエチル
基、シアノメチル基、3−クロロプロピル基などが挙げ
られる。
また、R2で表わされる低級アルキレン基としては、例え
ば、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン
基のC1〜C4のアルキレン基が挙げられる。
本発明のモノアゾ化合物は遊離酸の形で、またはその塩
の形で存在するが、塩としては通常、アルカリ金属およ
びアルカリ土類金属塩であり、特にリチウム塩、ナトリ
ウム塩、カリウム塩が好ましい。
前記一般式〔I〕で表わされるモノアゾ化合物は、次の
ようにして製造することができる。例えば、ジアミノベ
ンゼンスルホン酸1モル割合と、下記式〔II〕 (式中、Z1およびV1は前記定義に同じ)で示されるトリ
アジン化合物1モル割合と水媒体中、15〜20℃で縮合さ
せ、下記一般式〔III〕 (式中、Z1およびV1は前記定義に同じ)の化合物を得
る。次いで、この化合物1モル割合をジアゾ化した後、
下記一般式〔IV〕 (式中、Z2、V2およびnは前記定義に同じ)で示される
化合物1モル割合にpH7〜8でカツプリングすることに
より製造することができる。なお、反応液から目的物を
得るには通常の塩析法が用いられるが、反応液をそのま
まスプレー乾燥することによることも出来る。
本発明のモノアゾ色素は繊維、布を染色するための染
料、紙、合成樹脂を着色するための色素、更に、インク
ジエツト式プリンター用などの色素として広く利用する
ことができるが、特に染料としての適性が優れている。
本発明のモノアゾ色素を染料として用いる場合には、対
象となる繊維としては、木綿、ビスコースレーヨン、キ
ユブラアンモニウムレーヨン、麻などのセルロース系繊
維、更にポリアミド、羊毛、絹等の含窒素繊維が挙げら
れるが、セルロース繊維が特に望ましい。また、これら
の繊維は例えば、ポリエステル、トリアセテート、ポリ
アクリロニトリルなどの混合繊維でも差し支えない。
本発明のモノアゾ色素を用いてセルロースまたは含窒素
繊維類を染色するには、通常、重炭酸ソーダ、炭酸ソー
ダ等の無機アルカリまたはトリエチルアミン等の有機塩
基よりなる酸結合剤の存在下、常法に従つて染色するこ
とができる。
本発明の染色法においては、特に吸尽染色法が好適であ
り、染色温度は、通常、40〜80℃程度が好適である。ま
た、本発明のモノアゾ色素は、コールドパツドバツチ
法、パツドスチーム法、捺染法などのビニルスルホン型
反応性染料が適用できるその他の染色法に適用すること
もできる。
(実施例) 次に、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、
本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定さ
れるものではない。
実施例1 下記の構造式 で表わされる化合物1モル割合に、下記構造式 で表わされるアミノ化合物1モル割合を常法に従いジア
ゾ化した後、水媒体中、0〜5℃の温度でpH7〜8の条
件下、カツプリング反応させた。カツプリング終了後、
塩化カリウムで塩析、過、乾燥して、下記の構造式
(遊離酸の形で示す。)および最大吸収波長を有するモ
ノアゾ色素を得た。
上記のようにして得られたモノアゾ色素0.1gおよび0.4g
を各々水200mlに溶解し、芒硝10gを加え溶解して調製し
た夫々の染浴に、シルケツト綿メリヤス10gを浸漬し30
分を要して60℃迄昇温した。次いで炭酸ソーダ3.0gを添
加し60℃で1時間染色した後、水洗ソーピング、水洗、
乾燥を行い青味赤色の染色物を得た。
この各染色テストにおける色素の繊維に対する反応固着
率は良好であり、また、ビルドアツプ性も良好であつ
た。例えば、モノアゾ色素0.2gを使用した場合の染着率
は86%と非常に高い数値であつた。
また、得られた染色物の耐光堅牢度(JIS L−0842)は
5級と優れ、また、耐塩素堅牢度(JIS L−0884に準拠
し有効塩素20ppm)は4−5級と非常に優れ、更に、汗
日光堅牢度(JIS L−0888A法アルカリ)は3−4級と非
常に良好であつた。
実施例2 遊離酸の形で下記構造式 で示されるモノアゾ色素0.2gを水200mlに溶解し、芒硝1
0gを加え溶解して調製した染浴に、シルケツト綿メリヤ
ス10gを浸漬し、30分を要して60℃迄昇温した。次い
で、炭酸ソーダ3.0gを添加し60℃で1時間染色した後、
水洗、ソーピング、水洗、乾燥を行い青味赤色の染色物
を得た。
この染色テストにおける色素の繊維に対する反応固着率
は良好であり、得られた染色物の耐光堅牢度(JIS L−0
842)は、5級と優れ、また、耐塩素堅牢度(JIS L−08
84に準拠し有効塩素20ppm)は4−5級と非常に優れ、
更に汗日光堅牢度(JIS L−0888A法アルカリ)は3−4
級と非常に良好であつた。
なお、実施例2で使用したモノアゾ色素は実施例1に準
じて製造した。
実施例3 第1表に示す本発明のモノアゾ色素(遊離酸の形で示
す。)を実施例1の方法に準じて合成し、実施例1と同
様の方法で綿布を染色したところ、各々濃厚な染色がで
きた。
(発明の効果) 本発明のモノアゾ色素は構造中に反応基として少なくと
も1個のビニルスルホン型反応基と2個のハロゲノトリ
アジニル型反応基を同時に有する水溶性のベンゼンアゾ
ナフタレン型のモノアゾ色素であり、特に、セルロース
または含窒素繊維を40〜80℃の温度で吸尽染色する場合
の反応染料として適しており、各種堅牢度が良好な上、
染着性、ビルドアツプ性にも優れている。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊離酸の形で下記一般式〔I〕 〔式中、Z1およびZ2はハロゲン原子を表わし、V1および
    V2、-OR1基、-O-R2-OR3基または-O-R2-O-R2-OR3基を表わ
    すが、少なくとも一方は を表わし、nは0または1の数を表わし、また、ここ
    で、R0は水素原子または水酸基、シアノ基、ハロゲン原
    子もしくはアルコキシ基で置換されていてもよい低級ア
    ルキル基、R1は水酸基、シアノ基もしくはハロゲン原子
    で置換されていてもよい低級アルキル基、R2は低級アル
    キレン基R3は低級アルキル基、Xは置換基を有していて
    もよいフエニレン基もしくはナフチレン基、Yは-SO2CH
    =CH2基または -SO2CH2CH2W基(但し、Wはアルカリの作用により脱離
    する基である)を表わす〕で示される水溶性モノアゾ色
    素。
  2. 【請求項2】セルロースまたは含窒素繊維を反応染料を
    用いて染色する方法において、反応染料として、遊離酸
    の形で下記一般式〔I〕 〔式中、Z1およびZ2はハロゲン原子を表わし、V1および
    V2-OR1基、-O-R2-OR3基または-O-R2-O-R2-OR3基を表わす
    が、少なくとも一方は を表わし、nは0または1の数を表わし、また、ここ
    で、R0は水素原子または水酸基、シアノ基、ハロゲン原
    子もしくはアルコキシ基で置換されていてもよい低級ア
    ルキル基、R1は水酸基、シアノ基もしくはハロゲン原子
    で置換されていてもよい低級アルキル基、R2は低級アル
    キレン基、R3は低級アルキル基、Xは置換基を有してい
    てもよいフエニレン基もしくはナフチレン基、Yは-SO2
    CH=CH2基または-SO2CH2CH2W基(但し、Wはアルカリの
    作用により脱離する基である)を表わす〕で示される水
    溶性モノアゾ色素を用いることを特徴とする染色方法。
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JPH09324130A (ja) * 1996-06-05 1997-12-16 Sumitomo Chem Co Ltd モノアゾ化合物及びそれを用いる繊維材料の染色又は捺染方法

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