JPH0788032B2 - ウェザーストリップの製造方法 - Google Patents

ウェザーストリップの製造方法

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JPH0788032B2
JPH0788032B2 JP62292589A JP29258987A JPH0788032B2 JP H0788032 B2 JPH0788032 B2 JP H0788032B2 JP 62292589 A JP62292589 A JP 62292589A JP 29258987 A JP29258987 A JP 29258987A JP H0788032 B2 JPH0788032 B2 JP H0788032B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ウェザーストリップの製造方法に関し、特
に押し出し成形と同時に成形品表面にコーティング液や
塗料を塗布できるようにした口金構造を用いた製造方法
に関する。
従来の技術 例えば自動車用ドアウェザーストリップやグラスランの
ように長尺でかつ同一断面形状をなすウェザーストリッ
プは、一般にゴムや合成樹脂の押し出し成形によって形
成されるが、その表面に、コーティング液や塗料等の塗
布材料を塗布する場合がある。
一例として、自動車のウィンドガラス端面を摺動可能に
シールする断面略U字状のグラスランにあっては、ウィ
ンドガラスと接する底部表面並びに両シールリップの内
壁面に、摺動抵抗の低減を図るためのコーティング液を
塗布する必要がある。
従来、このコーティング液を塗布するには、押し出し成
形されたグラスランを加硫処理した後に、スプレーでも
ってコーティング液を吹き付けるようにしていた。
発明が解決しようとする問題点 従って、そのコーティング工程が別工程となって非常に
面倒であるのは勿論のこと、コーティング処理のための
設備が押出成形機とは別に必要となる不具合があった。
また、このようにスプレーで塗布する方法では、グラス
ランの必要部位に最小限に塗布することが困難であり、
コーティング液が余分に消費されて材料コストが嵩んで
しまう。
勿論、上記グラスランに限られず、ウェザーストリップ
等の一部を車体色に塗装するような場合にも同様の不具
合を生じる。
問題点を解決するための手段 そこで、この発明は、押し出し成形の段階で同時にコー
ティング液や塗料の塗布を行うようにした。すなわち、
この発明に係るウェザーストリップの製造方法は、ウェ
ザーストリップの断面形状に応じた材料通路を有する押
出成形機の主口金から加熱したゴム材料を押出成形する
とともに、この押出成形と同時に、主口金の外側に重ね
た塗布用口金から塗布材料を主口金通過直後の材料表面
に供給し、所定の幅に連続的に塗布するようにしたこと
を特徴としている。
作用 押出成形機内部で可塑化したゴム材料は、上記主口金の
材料通路を通して押し出されることによって、所定断面
形状の成形品に成形される。そして、主口金から押し出
された成形品は、続いて塗布用口金の開口部を通過する
が、その際に、送り出される液状の塗布材料、例えばコ
ーティング液や塗料が成形品表面に所定の幅で連続的に
塗布される。
このように加熱したゴム材料を押出成形する際に、同時
に塗布材料を塗布していけば、押出成形されたゴム材料
が通過する加硫工程において塗布材料が同時に熱を受け
ることになり、別途に焼き付け工程を要することなく堅
固な塗膜が形成される。
実施例 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は、第3図に示すようなゴムを材料とした断
面略U字形のグラスラン31の押し出し成形に適用した例
であり、図示せぬウィンドガラスと接する底部32の中央
部表面並びにシールリップ33,34の内側の表面にコーテ
ィング液35を塗布するようにしたものである。
第2図は、この発明の製造方法に用いられる口金構造を
備えた押出成形機の要部を示している。
同図において、1は、内部にスクリュー2を有し、かつ
該スクリュー2によって混練されたゴム材料を供給する
シリンダバレル、3はこのシリンダバレル1先端部外周
に嵌合配置されたヘッド部である。上記シリンダバレル
1内の先端部には、可塑化したゴム材料の流れを整流す
るブレーカプレート4が配設されている。そして、上記
シリンダバレル1の先端に、円盤状をなす主口金5が配
設されているとともに、この主口金5の外側に同じく円
盤状をなす塗布用口金6が配設されている。上記主口金
5および塗布用口金6は、互いに密に重ねられており、
ヘッド部3先端部に螺合する押さえ部材7によってシリ
ンダバレル1先端に取り付けられている。また上記ヘッ
ド部3は、蒸気の通流通によってゴム材料を加熱するた
めの加熱筒8を備えている。尚、この押出成形機の出口
側には、所定断面形状に押出成形されたゴム材料を高周
波加熱等により加熱して加硫させる図示せぬ加硫装置が
配置されている。
第1図は、上記主口金5および塗布用口金の詳細を示す
断面図であり、また第4図は、上記主口金5の表側の
面、つまり第1図で右側の面を示している。これらの図
から明らかなように、上記主口金5には、上記グラスラ
ン31の断面形状に応じた形状をなす材料通路9が貫通形
成されている。従って、スクリュー2によって順次加圧
供給されたゴム材料は、上記主口金5の材料通路9を通
して所定形状に押し出されることになる。また、その比
較的上部に3個のねじ孔10が設けられているとともに、
比較的下部に2個の位置決め孔11が凹設されている。
次に、第5図は上記塗布用口金6の表側の面、つまり第
1図で右側の面を示しており、また第6図は上記塗布用
口金6の裏側の面、つまり第1図で左側の面を示してい
る。これらの図から明らかなように、上記塗布用口金6
には、上記主口金5の材料通路9より若干大きい開口部
12が貫通形成されている。なお、前述したコーティング
液35の塗布部位では、特にその内壁面12aが材料通路9
の内壁面9aに対し、僅かな段差(0.5mm程度)を持つよ
うに精度良く加工されており、それ以外の部分では、上
記材料通路9に対しかなり大きな余裕を持った形状とな
っている。また、上記塗布用口金6の比較的上部には、
上部主口金5のねじ孔10に合致する3個の貫通孔13が設
けられているとともに、その比較的下部には、上記主口
金5の位置決め孔11に嵌合する位置決めピン14が植設さ
れている。この塗布用口金6は、上記位置決めピン14の
嵌合によって主口金5に対し位置決めされた上で、3個
のねじ15によって第1図に示すように一体に固定されて
いる。
一方、上記塗布用口金6の表側に3個の液供給管16が固
定されている。そして、上記塗布用口金6の裏側の面
に、上記液供給管16に連なる通路孔20から所望の液塗布
部位に至る溝状の液供給通路15が扇形に広がった形に凹
設されている。この液供給通路17先端の液吐出口18は、
第1図,第6図に示すように、開口部12の内壁面12aに
開口している。また、この液吐出口18部分は、第7図に
詳示するように、その溝深さが液供給通路17の通路孔20
寄りの部分よりも浅く形成されており、かつここに、液
の流れ方向に沿った多数の溝19aからなる流量制御部19
が設けられている。なお、上記液供給管16は、それぞれ
図示せぬゴムチューブ等を介してコーティング液供給装
置に接続され、ウレタン系樹脂等からなるコーティング
液が適宜な圧力で供給されるようになっている。
従って、上記構成の口金構造においては、主口金5の材
料通路9を通して所定形状に押し出された成形品の所定
部位に、各液吐出口18から供給されるコーティング液が
連続的に塗布されることになる。すなわち、グラスラン
31の押し出し成形とコーティング液の塗布とを同時に処
理することができる。
特に、上記構成では、液吐出口18部分に多数の溝19aか
らなる流量制御部19を設けてあるので、液吐出口18の全
体に亘って均一にコーティング液を供給でき、この結
果、グラスラン31におけるコーティング液35の塗布厚さ
を均一なものとすることができる。すなわち、上記流量
制御部19を具備しない場合には、液供給通路17内で扇形
に広がった液の流れは中央部(第7図のB部)に偏り易
く、両側部(第7図のA部)の流量が少なくなる虞れが
あるが、上記構成によれば、このような流量の偏りを防
止できる。しかも、その溝19aの深さ等を調整すること
によって、各液吐出口18からの吐出流量を簡単に調整す
ることができる。
また、上記のように加熱したゴム材料を主口金5から押
出成形すると同時に、ウレタン系樹脂等からなるコーテ
ィング液の塗布を行うことにより、コーティング液がゴ
ム材料の加硫工程において同時に熱を受け、一種の焼き
付け状態となる。つまり、別途に焼き付け工程を要する
ことなく堅固な塗膜が形成される。
次に第8図は、液供給通路17内に設けられる流量制御部
の異なる実施例を示している。この実施例は、扇形をな
す液供給通路17の中央部に略菱形もしくはハート形をな
す突起部12を形成したもので、上記突起部21によりコー
ティング液が両側に積極的に案内される結果、液吐出口
18から流れ出るコーティング液の流量を各部均一なもの
とすることができる。
また第9図に示す実施例は、流量制御部として円弧状の
段部22を設けたものである。なお、上記段塗22の円弧は
流れ方向に向かって凸となっている。この実施例におい
ても、上記段部22の湾曲に伴って、液の流れが両側に曲
げられるため、液吐出口18から吐出するコーティング液
の流量を各部均一にすることができる。
なお、上記実施例では、グラスラン31にコーティング液
を塗布する例を説明したが、この発明はこれに限定され
るものではなく、種々のウェザーストリップにおいて、
コーティング液や塗料等を塗布する場合に適用すること
ができる。特に、中空状をなすウェザーストリップの内
周面に液を塗布する場合にも適用可能である。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、この発明によれば、グラ
スランやドアウェザーストリップ等の押し出し成形と同
時に、押出成形機の口金部分においてコーティング液や
塗料の塗布を連続的に行うので、従来のようにスプレー
にて塗布を行う場合に比較して、作業工程が著しく簡略
化できるとともに、スプレー塗布のための設備が不要と
なる。特に、ゴムの加硫のための熱を利用して塗膜が焼
き付けられるため、別途に焼き付け工程を要することな
く堅固な塗膜を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の製造方法に用いられる口金構造を示
す断面図であって、第6図のI−I線に沿った断面図、
第2図はこの口金構造を備えた押出成形機要部の断面
図、第3図はこの口金構造によって成形されるウェザー
ストリップの一例を示す断面図、第4図は主口金の表側
の面を示す平面図、第5図は塗布用口金の表側の面を示
す平面図、第6図は塗布用口の裏側の面を示す平面図、
第7図は液供給通路部分を拡大して示す斜視図、第8図
および第9図はそれぞれ口金構造の異なる実施例を示す
液供給通路部分の拡大斜視図である。 5……主口金、6……塗布用口金、9……材料通路、12
……開口部、16……液供給管、17……液供給通路、18…
…液吐出口、19……流量制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウェザーストリップの断面形状に応じた材
    料通路を有する押出成形機の主口金から加熱したゴム材
    料を押出成形するとともに、この押出成形と同時に、主
    口金の外側に重ねた塗布用口金から塗布材料を主口金通
    過直後の材料表面に供給し、所定の幅に連続的に塗布す
    るようにしたことを特徴とするウェザーストリップの製
    造方法。
JP62292589A 1987-11-19 1987-11-19 ウェザーストリップの製造方法 Expired - Fee Related JPH0788032B2 (ja)

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JPS6037780A (ja) * 1983-08-10 1985-02-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電界効果型トランジスタの製造方法
JPS6268569A (ja) * 1985-09-20 1987-03-28 Meiji Kikai Seisakusho:Kk 接着剤塗付具

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