JPH078903B2 - 制振材 - Google Patents

制振材

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JPH078903B2
JPH078903B2 JP61198940A JP19894086A JPH078903B2 JP H078903 B2 JPH078903 B2 JP H078903B2 JP 61198940 A JP61198940 A JP 61198940A JP 19894086 A JP19894086 A JP 19894086A JP H078903 B2 JPH078903 B2 JP H078903B2
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Japan
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acid
mol
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copolyester
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JP61198940A
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Inventor
仁 古賀
橋本  幹夫
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三井石油化学工業株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/3605Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by their material

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は制振材に関し、詳しくは高温領域とくに80〜10
0℃付近で優れた制振性能を示し、オイルパンなとのエ
ンジン周辺部品の高温制振材として有用な制振材に関す
る。
〔従来の技術〕 従来、各種の機械装置、電気装置、構造物等から発生す
る騒音や振動を抑制し、または防止するために、粘弾性
を有する樹脂や樹脂組成物を制振材として金属板のよう
な基板間に積層介在させ、上記制振材の剪断変形による
内部摩擦を利用して、制振性能を発現させるようにした
制振複合積層体が提案され、あるいは実用化されてい
る。このような制振材組成物の一例としては、特開昭54
−43251号公報あるいは特開昭54−43252号公報には、ポ
リイソブチレンを主成分とし、これにジエン系炭化水素
重合体または環状オレフイン重合体と無機充填剤とを配
合した組成物が記載されている。特開昭57−34949号公
報には、エチレン・酢酸ビニル共重合体とからなる制振
材が記載されている。
特開昭61−89842号公報には、特定の性質を有するポリ
エステルあるいはポリエステルとポリオレフインからな
る制振材が記載されている。
また、制振材としての記載はないが、特開昭55−123458
号公報には、ジカルボン酸成分としてテレフタル酸と少
量のイソフタル酸を用いた非晶性ポリエチレンテレフタ
レートと金属との複合積層体が記載されている。
さらに、本発明の制振材を構成するポリエステルの一種
と同じものが特開昭58−167617号に記載されている。
〔従来の技術の問題点〕
上述した従来の技術のうち、特開昭54−43251号公報、
特開昭54−43252号公報、特開昭57−34949号公報に開示
されたものは制振性が充分でなく、とくに高温での制振
性能が悪く、たとえばエンジンの周辺部の高温制振材と
して使用できないという問題がある。特開昭61−89842
号公報に開示されたものは、比較的伸びが大きくて軟か
い非結晶性ポリエステルを制振材に応用したものであ
り、また、その記載中で、テレフタル酸とイソフタル酸
の共重合ポリエステルとして例示されているイーストマ
ン・コダツク社のKODAR PCTA樹脂A-150はイソフタル酸
含量が25モル%と少ない。しかも温度の損失係数ηに対
する影響は非常に大きく、高いη値を示す温度領域が極
端に狭い。特開昭55−123458号公報には、前述したよう
に制振材としての利用については全く示唆がないうえ、
実施例中に記載されている非結晶性ポリエチレンテレフ
タレートはイソフタル酸含量が20モル%と少ない。そし
て仮にこのイソフタル酸含量の少ない共重合ポリエステ
ルを制振材として評価してみても、成る程従来の制振材
に比べて高温領域での制振性能が優れるものの、とくに
エンジン周辺の制振材として求められる80〜100℃の温
度領域での制振性能が充分とは言えず、さらに改良が望
まれている。特開昭58−167617公報には、本発明の制振
材を構成する共重合ポリエステルの一種がガスバリヤー
性に優れよつて中空容器や包装用フイルムに有用である
旨しか示されておらず、制振性能に優れて制振材として
有用であることについては全く示唆がない。
〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明の目的は、新規な制振材を提供することにある。
本発明の他の目的は、制振性能を示す温度領域幅の広い
制振材を提供することにある。さらに他の目的は、高温
領域での制振性能に優れる制振材に関する。また別の目
的は、制振性能を示す損失係数ηの値が80〜100℃の間
で高い値を示す制振材を提供することにある。本発明の
さらに他の目的は、本明細書の記載から明らかになるで
あろう。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち本発明によれば、 ジカルボン酸成分の80〜100モル%がイソフタル酸であ
り、0〜20モル%が他のジカルボン酸であり、かつ ジヒドロキシ化合物成分の5〜15モル%が1,3-ビス(2-
ヒドロキシエトキシ)ベンゼンおよび/または1,4-ビス
(2-ヒドロキシエトキシ)ベンゼンであり、75〜95モル
%がエチレングリコールである非晶性共重合ポリエステ
ルからなる制振材が提供される。
〔作 用〕
本発明に係る制振材を構成する共重合ポリエステルは、
ジカルボン酸成分がイソフタル酸成分と他のジカルボン
酸成分とからなるが、ジカルボン酸成分の80〜100モル
%がイソフタル酸であり、0〜20モル%が他のジカルボ
ン酸であり、ジヒドロキシ化合物成分の5〜15モル%が
1,3−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼンおよび
/または1,4−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼ
ンであり、75〜95モル%がエチレングリコールである。
イソフタル酸とともに使用することのできる他のジカル
ボン酸成分としては、テレフタル酸、2,6−ナフタリン
カルボン酸等の芳香族ジカルボン酸、シュウ酸、コハク
酸、アジピン酸、セバシン酸、ウンデカジカルボン酸等
の脂肪族ジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸等の
脂環族ジカルボン酸、あるいはこれらの2種以上から選
ばれたものであり、これらのなかでもとくにテレフタル
酸が最も一般的である。
また共重合ポリエステルの他の成分であるジヒドロキシ
化合物として、上記のエチレングリコール、1,3−ビス
(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、1,4−ビス(ヒ
ドロキシエトキシ)ベンゼンプロピレングリコールとと
もに、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、ヘキサメチレングリコール等の脂肪族グリコール、
シクロヘキサンジメタノール等の脂環族グリコール、ビ
スフェノール等の芳香族ジヒドロキシ化合物、あるいは
これらの2以上から選ばれたジヒドロキシ化合物を使用
することもできる。
また共重合ポリエステルは熱可塑性を示す限り、少量の
トリオールやトリカルボン酸の如き3価以上のポリヒド
ロキシ化合物やポリカルボン酸などで変性されていても
よい。
前記共重合ポリエステルの中でも、ジカルボン酸成分の
残部がテレフタル酸およびジヒドロキシ化合物の5〜15
モル%が1,3−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼ
ンあるいは1,4−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベン
ゼンであり、75〜95モル%がエチレングリコールからな
る共重合ポリエステルが、制振性能のピーク温度が90±
5℃の範囲に来るうえ、損失係数ηの値も大きくて高温
用制振材として好適である。
本発明の共重合ポリエステルはイソフタル酸含量が多い
ことから非晶性である。また、ガラス転移温度(Tg)は
組成によつて変化するが、好ましくは50〜70℃の範囲の
ものがよい。
本発明における非晶性とは、190℃の雰囲気下で3時間
以上放置した場合に結晶化による失透を生じない樹脂で
あり、かつDSCによる測定では明確な結晶化或いは結晶
融解ピークを持たない樹脂である。TgはDSCにより昇温
速度10℃/minで昇温時の潜熱の転移点から求めた値であ
る。分子量はフイルム形成性を阻害しないものであれば
特に限定はされないが、通常o−クロロフエノール25℃
におけるI.V.が0.6dl/g以上、好ましくは0.8〜0.9dl/g
の範囲のものである。
本発明の制振材の使用形態としては、金属板との複合積
層体の形態で使用することも可能であるし、複合組成物
の形態で使用することも可能である。
共重合ポリエステルを複合積層体からなる制振材として
利用する方法について次に説明する。該制振材用複合積
層体は少なくとも外側層を金属とし、少なくとも中間層
の1層を前記共重合ポリエステルとするものであり、金
属層は外側層のみならず、中間層の1層を形成しても差
しつかえない、該複合積層体の構成としては、次の構成
のものを例示することができる。
(i)金属/共重合ポリエステル (ii)金属/共重合ポリエステル/金属 (iii)金属/共重合ポリエステル/金属/共重合ポリ
エステル (iv)金属/共重合ポリエステル/金属/共重合ポリエ
ステル/金属 これらの構成の複合積層体のうちでは(ii)の三層構造
の複合積層体がとくに好適に使用される。該複合積層体
の構造は、板状体、円筒状体、角柱状体、その他の任意
の構造の形状体として利用することができる。
該複合積層体を構成する金属としては、鉄、鋼、銅、ア
ルミニウム、ステンレススチール、真ちゅうなどを例示
することができる。該金属の厚さは任意であるが、通常
は0.1〜2mm、好ましくは0.3〜1mmの範囲である。
該複合積層体を構成する中間層としては共重合ポリエス
テルを単独で使用することもできるし、他の重合体をブ
レンドして使用することも可能であるし、さらには種々
の無機充填剤を配合することも可能である。たとえば、
金属への接着性を向上するためにあるいは制振パターン
を変化させるために変性ポリオレフイン類を配合しても
差しつかえない。変性ポリオレフイン類としては、アク
リル酸、メタアクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、シ
トラコン酸、ビシクロ〔2.2.1〕ヘプト−2−エン−5,6
-ジカルボン酸などの不飽和カルボン酸、その酸無水
物、その塩またはそのエステルからなる不飽和カルボン
酸誘導体成分単位をグラフト共重合した変性オレフイン
系重合体を配合することが好適である。オレフイン共重
合としては、エチレン、プロピレン、1−ブテン、4−
メチル−1ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1
−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキ
サデセン、1−オクタデセンなどのα‐オレフインの単
独重合体であつても差しつかえないし、二種以上の共重
合体であつても差しつかえない。共重合ポリエステルに
必要に応じ配合される無機充填剤して具体的には、グラ
フアイト、マイカ、チタン酸化物、亜鉛華、クレイ、タ
ルク、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、カーボンブ
ラツクが例示できる。
中間層とからなる共重合ポリエステル層の厚さは任意で
あるが、通常は0.02〜3mm、好ましくは0.03〜0.15mmの
範囲である。
共重合ポリエステル又はそれを含む組成物を金属板上又
は複数の金属板の中間層とした複合積層板の作成方法と
しては、従来から公知の方法を採用することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、高温領域とくに80〜100℃の間での制
振性能に優れる制振材を提供でき、よつてオイルパン、
シリンダーヘツドカバー等のエンジン周辺部の高温制振
材として優れた特性を発揮することができる。
[実施例] 以下に本発明の好適な例でもって本発明の内容を詳説す
るが、とくにことわりのない限り本発明は何らこれらの
例に制限されるものではない。
尚表中、TAはテレフタル酸、IAはイソフタル酸、EGはエ
チレングリコール、1,3BHEBは1,3−ビス(2−ヒドロキ
シエトキシ)ベンゼン、1,4BHEBは1,4−ビス(2−ヒド
ロキシエトキシ)ベンゼン、THMPはトリヒドロキシメチ
ルプロピレンである。
実施例1 本実施例はジヒドロキシ化合物成分に1,3−ビス(2−
ヒドロキシエトキシ)ベンゼンを導入した例を示す。
ジカルボン酸成分としてイソフタル酸90モル、テレフタ
ル酸10モル、ジヒドロキシ化合物成分として1,3−ビス
(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン15モル、エチレン
グリコール85モル、さらにトリオール成分としてトリヒ
ドロキシメチルプロピレン0.3モルとからなるI.V.=0.8
5dl/gの共重合ポリエステルのフィルムの両面にホット
プレスでもって鋼を積層し、鋼/樹脂/鋼=0.8/0.1/0.
8(単位mm)の複合積層体を得た。
この複合積層体を用いて、500Hzにおける振動損失係数
ηを片持梁共振点振動減衰による方法で測定した。結果
を表1に示す。
なお、本測定法では加振停止時の加振力過渡特性より、
η測定値の上限が0.6程度に制限されるため、η=0.2〜
0.6の範囲は、実際の値よりやや低めに圧縮されたもの
となっていること附記する。その結果、500Hzでの損失
係数ηは25℃で0.0056、70℃で0.032、80℃で0.11、90
℃で0.34、100℃で0.26であり、ηのピーク温度が90℃
付近に存在することが判る。よって80〜100℃の間での
制振性能が非常に優れる。参考までに結果を第1図に示
す。
実施例2 テレフタル酸10モル、イソフタル酸90モル、エチレング
リコール92.5モル、1,4−ビス(2−ヒドロキシエトキ
シ)ベンゼン7.5モル、トリヒドロキシメチルプロピレ
ン0.3モルとからなるI.V.=0.86dl/gの共重合ポリエス
テルを用いる以外は実施例1と同様に行った。その結果
500Hzでの損失係数は、70℃で0.03、80℃で0.09、90℃
で0.30、100℃で0.27であった。
比較例1〜2 ジカルボン酸成分がイソフタル酸とテレフタル酸、ジヒ
ドロキシ化合物成分がエチレングリコールからなる共重
合ポリエステルを用いて、実施例1と同様に測定した、
結果を表1および第2図(500Hz)、第3図(1KHz)に
示す。
比較例3 ジカルボン酸成分がイソフタル酸とテレフタル酸、ジヒ
ドロキシ化合物成分がエチレングリコール、さらにトリ
オールまたはトリカルボン酸からなる共重合ポリエステ
ルを用いて、実施例1と同様に測定した、結果を表1に
示す。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、本発明品と対象品の制振性能を示す
図であり、第1図と第2図は周波数500Hz、第3図は1KH
zでの測定結果である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジカルボン酸成分の80〜100モル%がイソ
    フタル酸であり、0〜20モル%が他のジカルボン酸であ
    り、かつ ジヒドロキシ化合物成分の5〜15モル%が1,3−ビス
    (2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼンおよび/または1,
    4−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼンであり、7
    5〜95モル%がエチレングリコールである非晶性共重合
    ポリエステルからなる制振材。
  2. 【請求項2】共重合ポリエステルが3価以上のポリヒド
    ロキシ化合物および/またはポリカルボン酸で変性され
    ている特許請求の範囲第1項に記載の制振材。
  3. 【請求項3】他のカルボン酸がテレフタル酸である特許
    請求の範囲第1項または第2項に記載の制振材。
  4. 【請求項4】損失係数ηのピーク温度が90±5℃の範囲
    にある特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに
    記載の制振材。
  5. 【請求項5】共重合ポリエステルと金属との積層体であ
    る特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載
    の制振材。
  6. 【請求項6】エンジン・オイルパンまたはシリンダーヘ
    ッドカバー用である特許請求の範囲第1項ないし第5項
    のいずれかに記載の制振材。
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