JPH0790213B2 - 写真処理廃液の処理装置 - Google Patents
写真処理廃液の処理装置Info
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- JPH0790213B2 JPH0790213B2 JP62301360A JP30136087A JPH0790213B2 JP H0790213 B2 JPH0790213 B2 JP H0790213B2 JP 62301360 A JP62301360 A JP 62301360A JP 30136087 A JP30136087 A JP 30136087A JP H0790213 B2 JPH0790213 B2 JP H0790213B2
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Description
[産業上の利用分野] この発明は、写真用自動現像機による写真感光材料の現
像処理に伴い発生する廃液(以下、写真処理廃液ないし
廃液と略称)を蒸発処理する処理装置に係り、特に、自
動現像機内若しくは自動現像機の近傍に配置して処理す
るのに適した写真処理廃液の処理装置に関する。 [従来の技術] 一般に、ハロゲン化銀写真感光材料の写真処理は、黒白
感光材料の場合には現像、定着、水洗等、カラー感光材
料の場合には発色現像、漂白定着(又は漂白、定着)、
水洗、安定化等の機能の1つ又は2つ以上を有する処理
液を用いた工程を組合わせ行なわれている。 そして、多量の感光材料を処理する写真処理において
は、処理によって消費された成分を補充し一方、処理に
よって処理液中に溶出或いは蒸発によって濃化する成分
(例えば現像液における臭化物イオン、定着液における
銀錯塩のような)を除去して処理液成分を一定に保つこ
とによって処理液の性能を一定に維持する手段が採られ
ており、補充のために補充液が処理液に補充され、写真
処理における濃厚化成分の除去のために処理液の一部が
廃棄されている。 近年、補充液は水洗の補充液である水洗水を含めて公害
上や経済的理由から補充の量を大幅に減少させたシステ
ムに変わりつつあるが、写真処理廃液は自動現像機の処
理槽から廃液管によって導かれ、水洗水の廃液や自動現
像機の冷却水等で稀釈されて下水道等に配置されてい
る。 しかしながら、近年の公害規制の強化により、水洗水や
冷却水の下水道や河川への廃棄は可能であるが、これら
以外の写真処理液[例えば、現像液、定着液、発色現像
液、漂白定着液(又は漂白液、定着液)、安定液等]の
廃棄は、実質的に不可能となっている。このため、各写
真処理業者は廃液を専門の廃液処理業者に回収料金を払
って回収してもらったり公害処理設備を設置したりして
いる。しかしながら、廃液処理業者に委託する方法は、
廃液を貯溜しておくのにかなりのスペースが必要となる
し、またコスト的にも極めて高価であり、さらに公害処
理設備は初期投資(イニシャルコスト)が極めて大き
く、設備するのにかなり広大な場所を必要とする等と欠
点を有している。従って、一般には廃液回収業者によっ
て回収され、二次三次処理され無害化されているが、回
収費の高騰により廃液引き取り価格は年々高くなるばか
りでなく、ミニラボ等では回収効率は悪いため、なかな
か回収に来てもらうことができず、廃液が店に充満する
等の問題を生じている。 これらの問題を解決するために写真処理廃液の処理をミ
ニラボ等でも容易に行えることを目的として、写真処理
廃液を加熱して水分を蒸発乾固ないし固化することが研
究されており、例えば、実開昭60−70841号等に示され
ている。ところで、発明者等の研究では写真処理廃液を
蒸発処理した場合、亜硫酸ガス、硫化水素、アンモニア
ガス等の有害ないし極めて悪臭性のガスが発生する。こ
れは写真処理液の定着液漂白定着液としてよく用いられ
るチオ硫酸アンモニウムや亜硫酸塩(アンモニウム塩、
ナトリウム塩又はカリウム塩)が高温のため分割するこ
とによって発生することがわかった。更に蒸発処理時に
は処理写真廃液中の水分等が蒸気となって気体化するこ
とにより体積が膨張し、蒸発釜中の圧力が増大する。こ
のためこの圧力によって蒸発処理装置から前記有害ない
し悪臭性ガスが装置外部へもれ出してしまい、作業環境
上極めて好ましくないことが起こる。 そこで、これらを解決するために実開昭60−70841号に
は蒸発処理装置の排気管部に活性炭等の排ガス処理部を
設ける方法を開示されている。しかし、この方法は処理
廃液中の多量の水分による水蒸気により、排ガス処理部
で結露又は凝結し、ガス吸収処理剤を水分が覆い、ガス
吸収能力を瞬時に失わせてしまう重大な欠点を有してお
り、未だ実用には供し得ないものであった。これらの問
題点を解決するために、この発明者等は写真処理廃液を
蒸発処理するに際し、蒸発によって生じる蒸気を凝縮さ
せる冷却凝縮手段を設け、さらに凝縮によって生じる凝
縮液を処理するとともに非凝縮成分についても処理して
外部へ放出する写真処理廃液の濃縮処理方法及び装置に
ついて先に提案した。 [発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記提案によれば、次のような問題点が
あることを見い出した。すなわち、蒸発処理によって生
じる蒸気は冷却凝縮手段で凝縮されるが、冷却凝縮効率
が悪いと、凝縮されないで装置外部へ放出される蒸気の
比率が高くなり、たとえば活性炭で処理したとしても、
悪臭で有害なガスが装置外部へ放出される比率も高くな
る。さらに冷却凝縮手段によって凝縮された凝縮液も、
たとえ活性炭で処理したとしても、廃棄する時に落下し
たり、公害負荷が高くそのまま下水等に排水できない場
合もある。さらに、イオウ系の悪臭ガスが凝縮液より発
生しており、しかもヨウ素消費量の低減に対しては活性
炭によるものでは十分な効果が期待できない。 このため、この発明者等はこの凝縮液の公害負荷を軽減
すべく種々の研究、実験を行なったところ、加熱手段の
加熱によって生じる沈殿物が、加熱手段の近傍に長く留
まって加熱され続けると、沈殿物が過熱分解して、イオ
ウ系の悪臭の発生と、ヨウ素消費が高くなることを見い
出した。 従って、写真処理廃液を蒸発濃縮するための加熱処理手
段によって、沈殿物が過熱分解することがないようにす
ると共に、蒸発濃縮によって得られる沈殿物を極力分離
して迅速に排出するようにすると、蒸発濃縮で生じる凝
縮液のイオウ系臭気を効果的に防止でき、ヨウ素消費量
の大幅な低減が可能になる。 この発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであ
り、この発明の第1の目的は写真処理廃液の蒸発濃縮処
理によって生じる蒸気を冷却凝縮して得られる凝縮液の
公害負荷を低コストで低減できる写真処理廃液の処理装
置を提供することである。この発明の第2の目的は蒸発
濃縮処理によって生じる蒸気を冷却凝縮として得られる
凝縮液のイオウ系臭気を防止し、さらに沈殿物の熱分解
を軽減し、かつヨウ素消費量を大幅に低減する写真処理
廃液の処理装置を提供することである。 [課題を解決するための手段] この発明の前記課題を解決するために、蒸発手段に貯留
された写真処理廃液を、加熱手段で加熱して蒸発濃縮せ
しめる写真処理廃液の処理装置において、前記加熱手段
及び/又は蒸発手段の写真処理廃液と接触する表面に生
成される蒸気泡の離脱を促進させる気泡離脱手段と、蒸
発濃縮によって生じる沈殿物を除去する沈殿分離とを備
え、前記加熱手段の加熱容量を20W/cm2以下となし、ま
た前記沈殿分離手段にフィルタを使用して、このフィル
タの孔サイズが1〜200μmであることを特徴としてい
る。 従って、写真処理廃液を加熱手段で加熱して蒸発濃縮
し、これによって生じる沈殿物は沈殿分離手段で分離し
て排出される。さらに、このとき加熱手段及び/又は蒸
発手段の写真処理廃液と接触する表面に組成される蒸気
泡を気泡離脱手段により、その離脱を促進するため、加
熱手段の加熱によって生じる沈殿物が加熱部近傍に長く
留まって局部的に加熱されて過熱分解することが防止さ
れ、イオウ系の悪臭の発生を抑え、ヨウ素消費量を低減
させることができる。 また、加熱手段により加熱する加熱容量を20W/cm2以下
に設定すると、沈殿物の過熱分解を軽減することができ
好ましく、さらに好ましくは1〜15W/cm2の範囲で、よ
り好ましくは2〜10W/cm2の範囲で使用され、加熱容量
を高くすると、沈殿物の過熱分割が生じ易く、低くする
と熱を写真処理廃液へ伝達することができなくなるた
め、2W/cm2以上が好ましい。 この発明において、沈殿分離手段は例えば、円筒フィル
ム、フィルタバッグ等のフィルタが使用されるが、さら
に遠心分離器や、サイクロン等を使用してもよい。フィ
ルタを使用する場合には孔のサイズが好ましくは1〜20
0μmであり、加熱手段により加熱する加熱容量を20W/c
m2以下に設定し、沈殿分離手段として孔のサイズ1〜20
0μmのフィルタを組み合わせて使用することで、沈殿
物の熱分解を軽減することができ、かつヨウ素消費量を
より効果的に低減できる。フィルタの孔サイズは、さら
に好ましくは5〜200μm、最も好ましくは5〜100μm
の範囲である。 この発明は蒸発手段で蒸発濃縮され、これによって生成
された沈殿物を蒸発手段の下部から取り出し、上部に戻
すようにすることが沈殿物の取り出しや循環が易で好ま
しい。 さらに、この発明では沈殿分離手段の後段に、廃液供給
タンクを備え、この廃液供給タンクを介して蒸発手段へ
循環させるようにする。 この発明において加熱手段は、ニクロム線であても良い
し、カートリッジヒータ、石英ヒータ、テフロンヒー
タ、棒ヒータやパネルヒータのように加工成型されたヒ
ーターまたはマイクロウェーブによる加熱であっても良
い。また、写真処理廃液に導電材料を直接接触させ、こ
の導電材料によって写真処理廃液中に電流を流すと共
に、加熱するようにしてもよい。 この加熱手段は全体を写真処理廃液中に浸漬するように
配置され、或いは一部を浸漬して配置され、このように
写真処理廃液の蒸発は、蒸発手段による加熱によって生
じるようになすことが、廃液処理効率(処理速度)の向
上を図ることができ好ましい。 この蒸発手段は、いかなる形態であてもよく、立方体、
円柱、四角注をはじめとする多角注、円錐、四角錐をは
じめとする多角錐やこれらのうちのいくつかを組合せた
ものであっても良いが、加熱手段近傍と底部における写
真処理廃液の温度差が大きくなるように縦長であること
が好ましく、さらに突沸による吹き出し事故を最大限少
なくするために、蒸発手段中の廃液表面から上の空間を
できるだけ広くした方が好ましい。 蒸発手段の材質は、耐熱性ガラス、チタン、ステンレ
ス、カーボンスチール、耐熱プラスチック等の耐熱性の
材質であればいかなる素材であってもよいが、安全性や
耐腐食性の点からステンレス(好ましくはSUS304やSUS3
16、特に好ましくはSUS316)やチタンが好ましい。 この発明の気泡離脱手段は、蒸発手段内の写真廃液中に
気体を供給して撹拌するように構成される。この場合、
気体として空気、窒素等を供給し、その供給量は蒸気発
生量の2%以上とし、好ましくは10%以上100%以下で
あり、より好ましくは30〜50%の範囲が蒸気泡の過熱に
よる熱損失低下を防止する点で好ましい。 また、気体の供給により、蒸発手段内の写真処理廃液の
温度を沸点以下、80℃以上とし、より好ましくは100〜9
0℃とすることが好ましい。さらに、気体の供給位置は
加熱手段の表面近傍が好ましく、特に加熱手段の下方位
置に供給することが、蒸気泡の離脱が確実に行なわれ好
ましい。 この発明の気泡離脱手段は、蒸発手段内の写真処理廃液
を強制的に循環させて撹拌するように構成されること
が、加熱手段の表面に生成される蒸気泡を早期に離脱す
ることができ好ましい。このときの拡散速度を上昇線速
で表現すると、0.05〜1m/sec、より好ましくは1〜50cm
/sec、さらに好ましくは2〜20cm/secである。また、LH
SV値で表現すると、100〜10,000L/hr、より好ましくは3
00〜2000L/hrである。 また、この発明の気泡離脱手段は、蒸発手段内の加熱手
段に振動を与えるように構成することができる。この場
合、加熱手段を直接振動させる。 また、気泡離脱手段は、蒸発手段内の写真処理廃液に超
音波で振動させるように構成され、これにより写真処理
廃液を振動して、加熱手段に生成される蒸気泡の離脱を
促進させることができる。 超音波の周波数は、好ましくは10KHz〜100KHzが用いら
れ、より好ましくは15KHz〜50KHzが用いられ、この周波
数は超音波発生手段が備えられる場所や、写真処理廃液
の温度や濃度等によって任意に設定され、超音波の強度
は1〜300dB、さらに好ましくは2〜200dBである。 この発明においては、気泡離脱手段を併用することが好
ましく、特に空気もしくはガスの吹き込みと、濃縮写真
処理廃液を循環とを併用することが好ましい。 さらに、この発明の加熱手段や蒸発手段の凹凸加工する
ことができる。この場合、セラミック(例えば、Al
2O3、TiO2、ZrO2、SnO2等)、金属、金属酸化物等のコ
ーティング材でコーティングされた加工であることが、
耐食性、耐熱性を有し好ましい。この場合、コーティン
グ材としては0.1μm単位以上の粒子が用いられ、各種
溶射技術を使用してコーティングする。 このコーティング方法としては、電解メッキ法、ハケ塗
り法を使用することが好ましい。この電解メッキ法とし
て、表面に電解メッキ法で塊状の金属をメッキする。金
属としては、Ni、Cr等を使用する。また、分解メッキ法
等により、活性炭、アルミナ等の非電解質の粒子を表面
にメッキしてもよい。 さらに、ハケ塗り法として、アルミナ、シリカアルミ
ナ、カーボン、金属パウダー等の種々の粒子を適切な、
例えばテフロン、その他有機高分子の接着剤等の溶剤中
に分散させ、表面に塗布した後、例えば加熱法等を用い
て強固に接着する。 また、この発明の凹凸加工は、ブラスト処理、又はサン
ドブラスト処理で施された加工であってもよい。これら
の処理は表面をヤスリ、サンドペーパーで充分にきずを
入れ、凹凸状態にしたり、目の粗い研磨処理によって凹
凸加工する。きずは深くかつ細かい程、蒸気泡の離脱効
果が高い。この凹凸加工は、ポーラス状の凹凸加工であ
ることが、泡が早期に離脱でき好ましく、例えば厚さが
1μm単位以上、10mm未満の加工をする。このポーラス
状の凹凸加工として前記の名種溶射、電解メッキ法、ハ
ケ塗り法が用いられる。 さらに、この発明は前記のように表面加工する代りに、
同様な手段で加工された部材を表面に取付けることもで
きる。例えば加工して材料として、金属粒子を使用する
焼結金属や、金属網等を加熱手段や蒸発手段の表面に取
付けて、その表面を多孔質化する。 次に、この発明による処理を行うことができる写真処理
廃液の代表例については、この出願人が先に出願した特
願昭62−194615号明細書等に記載されるものが用いれ、
特に、この発明の処理装置においては、チオ硫酸塩、亜
流酸塩、アンモニウム塩を多量に含有する写真処理廃液
の場合に有効であり、特に有機酸第2鉄錯塩及びチオ硫
酸塩を含有する場合極めて有効である。 この発明の好ましい適用例としては自動現像機による写
真感光材料の現像処理に伴ない発生する写真処理廃液を
自動現像機内もしくはその金傍にて処理を行なうのに適
している。ここで、自動現像機及び写真処理廃液につい
て説明する。 自動現像機 第1図において自動現像機は符号100で指示されてお
り、図示のものはロール状の写真感光材料Fを、発色現
像槽CD、漂白定着槽BF、安定化処理槽Sbに連続的に案内
して写真処理し、乾燥D後、巻き取る方式のものであ
る。101は補充液タンクでありセンサ102により写真感光
材料Fの写真処理量を検知し、その検出情報に従い制御
装置103により各処理槽に補充液の補充が行われる。 各写真処理槽に対し補充液の補充が行われるとオーバー
フロー廃液として処理槽から排出され、ストックタンク
104に集められる。オーバーフローした写真処理廃液を
ストックタンク104に移す手段としては、案内管を通し
て自然落下させるのが簡易の方法である。ポンプ等より
強制移送する場合もあり得る。 また上記した如く、各写真処理槽CD、BF、Sbに写真処理
廃液中の成分に相違が有るが、この発明においては、全
ての写真処理廃液を混合し一括処理することが好まし
い。 [実施例] 第2図はこの発明の写真処理廃液の処理装置を示す概略
構成図である。 図において符号1は蒸発手段としての蒸発釜で、直径が
大きい筒状の上部1aと、直径が小さい筒状の下部1bとか
ら構成され、上部1aには加熱手段2が配置されている。
加熱手段2は写真処理廃液中に浸漬して設けられ、加熱
容量は20W/cm2以下で加熱して蒸発濃縮するようになっ
ている。蒸発釜1の下部1bと上部1aとの間には循環系70
が備えられている。この循環系70にはポンプ71と沈殿分
離手段72がえれら、ポンプ71の駆動で蒸発釜1の下部1b
の底部から沈殿が取り出される、この分離による残りの
液は蒸発釜1の上部1aへ戻される。 沈殿分離手段72をフィルタバッグ72aで構成したもの
で、このフィルタバッグ72aは、例えば孔径2mmの鋼72b
を介して受容器72cに分離された液分は蒸発釜1に戻さ
れる。さらに、蒸発釜1の上部1aに蒸気排出管9が設け
られており、この蒸気排出管9は熱交換器10及び凝縮手
段11を通って、溜液導入管12に接続される。 凝縮手段11では、蒸気排出管9に多数の冷却用放熱板12
が設けられ、さらに液面レベルセンサ14が設けられてい
る。凝縮手段11の下部には、冷却水導入管15が設けら
れ、冷却水循環ポンプ16を介して、多数の小孔が穿設さ
れたシャワーパイプ17に接続している。 凝縮手段11内の空気は、空冷用扇風機18によって、処理
装置外へ放出される。溜液導入管12は、溜液タンク19内
に接続するが、溜液導入管12の先端12aは溜液タンク19
の溜液面下に位置しており、バブリング機構20を構成し
ている。さらに、溜液タンク19の上部には、活性炭を収
納する活性炭カートリッジ21が設けられている。溜液タ
ンク19にはまた、空気導入管22が設けられ、エアーポン
プ23を介して蒸発釜1の廃液中に導入されている。24は
廃液供給タンクで、廃液導入管25が設けられ、ベローズ
ポンプ26、熱交換器10を介して蒸発釜上部1aに接続され
ている。廃液供給タンク24にはさらに液面レベル計27が
設けられている。蒸発釜1の上部1aには案内管28が更に
設けられ、プランジャーディスク29を介して廃液供給タ
ンク24に接続され、この蒸発釜1の上部1aにはまた温度
センサ30が設けられている。 蒸発釜1の上部1aには加熱手段2の下方位置に供給管80
が接続され、ここから空気が導入されるようになってい
る。この空気は写真処理廃液中を上昇して加熱手段2の
表面を撹拌して、蒸気泡を剥離させる。このとき、空気
の上昇で写真処理廃液が流動して、蒸気法の剥離を一層
容易にしている。 なお、この空気の供給管80の取付け位置は限定されず、
限定されず、例えば加熱手段2に向けて直結供給するよ
うにしてもよい。 また、加熱手段2は例えばヒータで構成され、このヒー
タ表面には凹凸加工を施してもよく、この場合、蒸気泡
の表面に対する接触角が大きくなり、蒸気泡が早期に離
脱することが促進される。 このように、加熱手段2の表面に蒸気泡がいつまでも付
着して加熱される現象がなくなるため、加熱手段2の表
面温度上昇して、過熱分解して写真処理廃液中にあるチ
オ硫酸成分が熱分解して硫化水素が発生することが軽減
される。また、水蒸気泡を過熱することによる熱効率の
低下が防止される。 次に、この装置を用いて加熱、蒸発処理するプロセスの
概略を説明する。 自動現像機からのオーバーフロー液約20を廃液供給タ
ンク24に貯溜し、溜液タンク19には活性炭を詰めた活性
炭カートリッジ21、溜液導入管12及び空気導入管22を接
続する。 凝縮手段11内に水を供給した後、スイッチをONすると、
エアーポンプ23が作動し、溜液タンク19内の空気が空気
導入管22を介して蒸発釜1内に導入される。 そして、空冷用扇風機18、冷却水循環ポンプ16の順に作
動し、ため水が冷却水導入管15を通ってシャワーパイプ
17か、凝縮手段11内に納めらえた蒸気排出管9の放熱板
13上に供給され、再び凝縮手段11の下部にたまるという
具合に循環する。 ベローズポンプ26が作動し、廃液供給タンク24内の廃液
が廃液導入管25を通って、熱交換手段10を通過した後、
蒸発釜1内に送られる。蒸発釜1中に廃液量が増加し、
液面レベルセンサ4によって液面が例えば3秒間以上検
知されると、ベローズポンプ26の作動が停止し、同時に
加熱手段2にスイッチが入り、加熱蒸発が開始される。 加熱蒸発によって蒸発濃縮されるが、供給管70から空気
が導入され、この撹拌で加熱手段2から蒸発泡が早期に
離脱して、泡が細いため加熱分解が軽減され、蒸発濃縮
により発生する蒸気中に存在する臭気ガスを大幅に低下
させることができる。また、濃縮が進行しても沈殿物は
蒸発釜1の下部1bから、ポンプ71の駆動によって取り出
され、沈殿分離手段72に供給され、ここで一層高濃度な
沈殿物に分離されて排出される。そして、残りの液が蒸
発釜1に戻され、蒸発濃縮処理中このような循環が行な
われて沈殿物が順次取出されるため、加熱手段2の近傍
に溜ることがない。従って、加熱手段2によって、沈殿
物が加熱分解することが防止され、濃縮が進行しても硫
化水素、イオウ系の臭気の発生を軽減する。 この処理によって、蒸発釜1中の廃液の液量が減少し、
液面レベルが低下し、液面レベルセンサ4によって液面
が3秒間以上検知されなくなると、再びベローズポンプ
26のスイッチが入り、廃液供給タンク24内の廃液が蒸発
釜1中に供給されるという動作が繰り返される。 蒸発釜1から蒸発した蒸気は、蒸気排出管9を通り、こ
の蒸気が熱交換器10内で廃液と熱交換した後、凝縮手段
11を通過すると、その一部が凝縮されて凝縮液となる。
この凝縮液は蒸気中の残りの気体と共に溜液導入管12を
通り、溜液タンク19内に送られ、溜液面下の先端12aか
ら放出され、凝縮水は溜液タンク19内に貯溜される。こ
のとき、溜液面下から放出された気体が溜液の中を上昇
することでバブリングが行なわれ、このバブリングによ
って溜液中に溶融する硫化水素等の気体が液外に追い出
され、この気体はエアーポンプ23の作動で、空気導入管
22を介して溜液タンク19から蒸発釜1内の下部に位置す
る写真処理廃液中に戻される。 なお、この溜液タンク19は活性炭を詰めた活性炭カート
リッジ21を介して大気と連通しており、臭気を大気に放
出することを防止している。そして、廃液供給タンク24
内の廃液がなくなったことが、液面レベルセンサ27によ
って検知されると、ベローズポンプ26の作動が停止し、
加熱手段2のスイッチがOFFとなり、2時間後に冷却水
循環ポンプ16、空冷用扇風機18が停止し、ランプが点灯
するとともに、ブザーが鳴って蒸発濃縮処理が完了した
ことを知らせるとともに、エアーポンプ23が停止する。
ここで、ボールバルブ3を開けて、蒸発釜1中のスラッ
ジをポリプロピレン製バッグ中に落下させた後、Oリン
グ8を外して取り出す。 なお、蒸発濃縮過程中で、凝縮手段11のため水がなくな
ったことが、液面レベルセンサ14によって検知される
と、ランプが点灯するとともにブザーが鳴って、ため水
がなくなったことを知らせる。 また、蒸発濃縮過程中で、何らかの理由で蒸発釜1中の
液面が異常低下し、空だきによって蒸発釜1中の温度が
120℃に上昇したことを、温度センサ30が検知すると、
ランプが点灯し、警告ブザーが鳴るとともに、加熱手段
2のスイッチがOFFになり以後、前記したような一連の
動作によって蒸発濃縮処理が中断する。 第3図は蒸発釜1の加熱手段2の近傍位置に循環系70を
備え、この循環系70のポンプ71の駆動で写真処理廃液を
下方から上方へ循環させている。これにより写真処理廃
液が加熱手段2の表面を撹拌し、蒸気泡を早期に離脱さ
せることができるようにしている。 第4図は蒸発釜1の加熱手段2を蒸発釜1の下部の下部
1bの外周に備え、外から加熱するようになっている。そ
して、加熱手段2の近傍の下方位置に超音波発信機73を
備え、この作動で写真処理廃液を振動させ、加熱手段2
が位置する蒸発釜1の下部1bの内壁に生成される蒸気泡
を早期に離脱させるようになっている。 第5図は蒸発釜1の上部1aから加熱手段2を写真処理廃
液中に備え、この加熱手段2自体を機械的手段の振動機
74によって強制的に振動させる、この加熱手段2の振動
で、表面に生成される蒸気泡を強制的に離脱させるよう
になっている。このときの振動の周波数は任意に設定可
能である。 第6図はガスの吹き込みと、写真処理廃液の循環を併用
したものである。即ち、循環ポンプ75を備え、この循環
ポンプ75が駆動で蒸発釜の1の下部1bから濃縮される写
真処理廃液を配管76を介して循環させ、加熱手段2が備
えられた位置の蒸発釜1の内壁に向けて吹き付けるよう
にしている。また、エアーポンプ23の駆動で、溜液導入
管12からのガスを蒸発手段2の下方位置から内部に吹き
込むようになっている。 第7図乃至第9図は沈殿分離手段72のさらに他の実施例
を示し、第7図は円筒フィルタ72dを用いたものであ
る。第8図は網状の大きな孔を有する支持台72eにフィ
ルタバッグ72aを備え、このフィルタバッグ72aは金具72
fで着脱可能になっている。第9図は下部容器72gと上部
容器72hとを連結部72iで接続し、上部容器72hにフィル
タ72jを配置して、下部容器喪72gに沈殿物を取り出すよ
うになっている。沈殿物を取り出す際には、ポンプ77を
駆動して液抜きが行なわれる。 なお、前記した各沈殿分離手段や気泡離脱手段はそれぞ
れ併用してもよく、またこれらを任意に組合せて用いる
ことも可能である。
像処理に伴い発生する廃液(以下、写真処理廃液ないし
廃液と略称)を蒸発処理する処理装置に係り、特に、自
動現像機内若しくは自動現像機の近傍に配置して処理す
るのに適した写真処理廃液の処理装置に関する。 [従来の技術] 一般に、ハロゲン化銀写真感光材料の写真処理は、黒白
感光材料の場合には現像、定着、水洗等、カラー感光材
料の場合には発色現像、漂白定着(又は漂白、定着)、
水洗、安定化等の機能の1つ又は2つ以上を有する処理
液を用いた工程を組合わせ行なわれている。 そして、多量の感光材料を処理する写真処理において
は、処理によって消費された成分を補充し一方、処理に
よって処理液中に溶出或いは蒸発によって濃化する成分
(例えば現像液における臭化物イオン、定着液における
銀錯塩のような)を除去して処理液成分を一定に保つこ
とによって処理液の性能を一定に維持する手段が採られ
ており、補充のために補充液が処理液に補充され、写真
処理における濃厚化成分の除去のために処理液の一部が
廃棄されている。 近年、補充液は水洗の補充液である水洗水を含めて公害
上や経済的理由から補充の量を大幅に減少させたシステ
ムに変わりつつあるが、写真処理廃液は自動現像機の処
理槽から廃液管によって導かれ、水洗水の廃液や自動現
像機の冷却水等で稀釈されて下水道等に配置されてい
る。 しかしながら、近年の公害規制の強化により、水洗水や
冷却水の下水道や河川への廃棄は可能であるが、これら
以外の写真処理液[例えば、現像液、定着液、発色現像
液、漂白定着液(又は漂白液、定着液)、安定液等]の
廃棄は、実質的に不可能となっている。このため、各写
真処理業者は廃液を専門の廃液処理業者に回収料金を払
って回収してもらったり公害処理設備を設置したりして
いる。しかしながら、廃液処理業者に委託する方法は、
廃液を貯溜しておくのにかなりのスペースが必要となる
し、またコスト的にも極めて高価であり、さらに公害処
理設備は初期投資(イニシャルコスト)が極めて大き
く、設備するのにかなり広大な場所を必要とする等と欠
点を有している。従って、一般には廃液回収業者によっ
て回収され、二次三次処理され無害化されているが、回
収費の高騰により廃液引き取り価格は年々高くなるばか
りでなく、ミニラボ等では回収効率は悪いため、なかな
か回収に来てもらうことができず、廃液が店に充満する
等の問題を生じている。 これらの問題を解決するために写真処理廃液の処理をミ
ニラボ等でも容易に行えることを目的として、写真処理
廃液を加熱して水分を蒸発乾固ないし固化することが研
究されており、例えば、実開昭60−70841号等に示され
ている。ところで、発明者等の研究では写真処理廃液を
蒸発処理した場合、亜硫酸ガス、硫化水素、アンモニア
ガス等の有害ないし極めて悪臭性のガスが発生する。こ
れは写真処理液の定着液漂白定着液としてよく用いられ
るチオ硫酸アンモニウムや亜硫酸塩(アンモニウム塩、
ナトリウム塩又はカリウム塩)が高温のため分割するこ
とによって発生することがわかった。更に蒸発処理時に
は処理写真廃液中の水分等が蒸気となって気体化するこ
とにより体積が膨張し、蒸発釜中の圧力が増大する。こ
のためこの圧力によって蒸発処理装置から前記有害ない
し悪臭性ガスが装置外部へもれ出してしまい、作業環境
上極めて好ましくないことが起こる。 そこで、これらを解決するために実開昭60−70841号に
は蒸発処理装置の排気管部に活性炭等の排ガス処理部を
設ける方法を開示されている。しかし、この方法は処理
廃液中の多量の水分による水蒸気により、排ガス処理部
で結露又は凝結し、ガス吸収処理剤を水分が覆い、ガス
吸収能力を瞬時に失わせてしまう重大な欠点を有してお
り、未だ実用には供し得ないものであった。これらの問
題点を解決するために、この発明者等は写真処理廃液を
蒸発処理するに際し、蒸発によって生じる蒸気を凝縮さ
せる冷却凝縮手段を設け、さらに凝縮によって生じる凝
縮液を処理するとともに非凝縮成分についても処理して
外部へ放出する写真処理廃液の濃縮処理方法及び装置に
ついて先に提案した。 [発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記提案によれば、次のような問題点が
あることを見い出した。すなわち、蒸発処理によって生
じる蒸気は冷却凝縮手段で凝縮されるが、冷却凝縮効率
が悪いと、凝縮されないで装置外部へ放出される蒸気の
比率が高くなり、たとえば活性炭で処理したとしても、
悪臭で有害なガスが装置外部へ放出される比率も高くな
る。さらに冷却凝縮手段によって凝縮された凝縮液も、
たとえ活性炭で処理したとしても、廃棄する時に落下し
たり、公害負荷が高くそのまま下水等に排水できない場
合もある。さらに、イオウ系の悪臭ガスが凝縮液より発
生しており、しかもヨウ素消費量の低減に対しては活性
炭によるものでは十分な効果が期待できない。 このため、この発明者等はこの凝縮液の公害負荷を軽減
すべく種々の研究、実験を行なったところ、加熱手段の
加熱によって生じる沈殿物が、加熱手段の近傍に長く留
まって加熱され続けると、沈殿物が過熱分解して、イオ
ウ系の悪臭の発生と、ヨウ素消費が高くなることを見い
出した。 従って、写真処理廃液を蒸発濃縮するための加熱処理手
段によって、沈殿物が過熱分解することがないようにす
ると共に、蒸発濃縮によって得られる沈殿物を極力分離
して迅速に排出するようにすると、蒸発濃縮で生じる凝
縮液のイオウ系臭気を効果的に防止でき、ヨウ素消費量
の大幅な低減が可能になる。 この発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであ
り、この発明の第1の目的は写真処理廃液の蒸発濃縮処
理によって生じる蒸気を冷却凝縮して得られる凝縮液の
公害負荷を低コストで低減できる写真処理廃液の処理装
置を提供することである。この発明の第2の目的は蒸発
濃縮処理によって生じる蒸気を冷却凝縮として得られる
凝縮液のイオウ系臭気を防止し、さらに沈殿物の熱分解
を軽減し、かつヨウ素消費量を大幅に低減する写真処理
廃液の処理装置を提供することである。 [課題を解決するための手段] この発明の前記課題を解決するために、蒸発手段に貯留
された写真処理廃液を、加熱手段で加熱して蒸発濃縮せ
しめる写真処理廃液の処理装置において、前記加熱手段
及び/又は蒸発手段の写真処理廃液と接触する表面に生
成される蒸気泡の離脱を促進させる気泡離脱手段と、蒸
発濃縮によって生じる沈殿物を除去する沈殿分離とを備
え、前記加熱手段の加熱容量を20W/cm2以下となし、ま
た前記沈殿分離手段にフィルタを使用して、このフィル
タの孔サイズが1〜200μmであることを特徴としてい
る。 従って、写真処理廃液を加熱手段で加熱して蒸発濃縮
し、これによって生じる沈殿物は沈殿分離手段で分離し
て排出される。さらに、このとき加熱手段及び/又は蒸
発手段の写真処理廃液と接触する表面に組成される蒸気
泡を気泡離脱手段により、その離脱を促進するため、加
熱手段の加熱によって生じる沈殿物が加熱部近傍に長く
留まって局部的に加熱されて過熱分解することが防止さ
れ、イオウ系の悪臭の発生を抑え、ヨウ素消費量を低減
させることができる。 また、加熱手段により加熱する加熱容量を20W/cm2以下
に設定すると、沈殿物の過熱分解を軽減することができ
好ましく、さらに好ましくは1〜15W/cm2の範囲で、よ
り好ましくは2〜10W/cm2の範囲で使用され、加熱容量
を高くすると、沈殿物の過熱分割が生じ易く、低くする
と熱を写真処理廃液へ伝達することができなくなるた
め、2W/cm2以上が好ましい。 この発明において、沈殿分離手段は例えば、円筒フィル
ム、フィルタバッグ等のフィルタが使用されるが、さら
に遠心分離器や、サイクロン等を使用してもよい。フィ
ルタを使用する場合には孔のサイズが好ましくは1〜20
0μmであり、加熱手段により加熱する加熱容量を20W/c
m2以下に設定し、沈殿分離手段として孔のサイズ1〜20
0μmのフィルタを組み合わせて使用することで、沈殿
物の熱分解を軽減することができ、かつヨウ素消費量を
より効果的に低減できる。フィルタの孔サイズは、さら
に好ましくは5〜200μm、最も好ましくは5〜100μm
の範囲である。 この発明は蒸発手段で蒸発濃縮され、これによって生成
された沈殿物を蒸発手段の下部から取り出し、上部に戻
すようにすることが沈殿物の取り出しや循環が易で好ま
しい。 さらに、この発明では沈殿分離手段の後段に、廃液供給
タンクを備え、この廃液供給タンクを介して蒸発手段へ
循環させるようにする。 この発明において加熱手段は、ニクロム線であても良い
し、カートリッジヒータ、石英ヒータ、テフロンヒー
タ、棒ヒータやパネルヒータのように加工成型されたヒ
ーターまたはマイクロウェーブによる加熱であっても良
い。また、写真処理廃液に導電材料を直接接触させ、こ
の導電材料によって写真処理廃液中に電流を流すと共
に、加熱するようにしてもよい。 この加熱手段は全体を写真処理廃液中に浸漬するように
配置され、或いは一部を浸漬して配置され、このように
写真処理廃液の蒸発は、蒸発手段による加熱によって生
じるようになすことが、廃液処理効率(処理速度)の向
上を図ることができ好ましい。 この蒸発手段は、いかなる形態であてもよく、立方体、
円柱、四角注をはじめとする多角注、円錐、四角錐をは
じめとする多角錐やこれらのうちのいくつかを組合せた
ものであっても良いが、加熱手段近傍と底部における写
真処理廃液の温度差が大きくなるように縦長であること
が好ましく、さらに突沸による吹き出し事故を最大限少
なくするために、蒸発手段中の廃液表面から上の空間を
できるだけ広くした方が好ましい。 蒸発手段の材質は、耐熱性ガラス、チタン、ステンレ
ス、カーボンスチール、耐熱プラスチック等の耐熱性の
材質であればいかなる素材であってもよいが、安全性や
耐腐食性の点からステンレス(好ましくはSUS304やSUS3
16、特に好ましくはSUS316)やチタンが好ましい。 この発明の気泡離脱手段は、蒸発手段内の写真廃液中に
気体を供給して撹拌するように構成される。この場合、
気体として空気、窒素等を供給し、その供給量は蒸気発
生量の2%以上とし、好ましくは10%以上100%以下で
あり、より好ましくは30〜50%の範囲が蒸気泡の過熱に
よる熱損失低下を防止する点で好ましい。 また、気体の供給により、蒸発手段内の写真処理廃液の
温度を沸点以下、80℃以上とし、より好ましくは100〜9
0℃とすることが好ましい。さらに、気体の供給位置は
加熱手段の表面近傍が好ましく、特に加熱手段の下方位
置に供給することが、蒸気泡の離脱が確実に行なわれ好
ましい。 この発明の気泡離脱手段は、蒸発手段内の写真処理廃液
を強制的に循環させて撹拌するように構成されること
が、加熱手段の表面に生成される蒸気泡を早期に離脱す
ることができ好ましい。このときの拡散速度を上昇線速
で表現すると、0.05〜1m/sec、より好ましくは1〜50cm
/sec、さらに好ましくは2〜20cm/secである。また、LH
SV値で表現すると、100〜10,000L/hr、より好ましくは3
00〜2000L/hrである。 また、この発明の気泡離脱手段は、蒸発手段内の加熱手
段に振動を与えるように構成することができる。この場
合、加熱手段を直接振動させる。 また、気泡離脱手段は、蒸発手段内の写真処理廃液に超
音波で振動させるように構成され、これにより写真処理
廃液を振動して、加熱手段に生成される蒸気泡の離脱を
促進させることができる。 超音波の周波数は、好ましくは10KHz〜100KHzが用いら
れ、より好ましくは15KHz〜50KHzが用いられ、この周波
数は超音波発生手段が備えられる場所や、写真処理廃液
の温度や濃度等によって任意に設定され、超音波の強度
は1〜300dB、さらに好ましくは2〜200dBである。 この発明においては、気泡離脱手段を併用することが好
ましく、特に空気もしくはガスの吹き込みと、濃縮写真
処理廃液を循環とを併用することが好ましい。 さらに、この発明の加熱手段や蒸発手段の凹凸加工する
ことができる。この場合、セラミック(例えば、Al
2O3、TiO2、ZrO2、SnO2等)、金属、金属酸化物等のコ
ーティング材でコーティングされた加工であることが、
耐食性、耐熱性を有し好ましい。この場合、コーティン
グ材としては0.1μm単位以上の粒子が用いられ、各種
溶射技術を使用してコーティングする。 このコーティング方法としては、電解メッキ法、ハケ塗
り法を使用することが好ましい。この電解メッキ法とし
て、表面に電解メッキ法で塊状の金属をメッキする。金
属としては、Ni、Cr等を使用する。また、分解メッキ法
等により、活性炭、アルミナ等の非電解質の粒子を表面
にメッキしてもよい。 さらに、ハケ塗り法として、アルミナ、シリカアルミ
ナ、カーボン、金属パウダー等の種々の粒子を適切な、
例えばテフロン、その他有機高分子の接着剤等の溶剤中
に分散させ、表面に塗布した後、例えば加熱法等を用い
て強固に接着する。 また、この発明の凹凸加工は、ブラスト処理、又はサン
ドブラスト処理で施された加工であってもよい。これら
の処理は表面をヤスリ、サンドペーパーで充分にきずを
入れ、凹凸状態にしたり、目の粗い研磨処理によって凹
凸加工する。きずは深くかつ細かい程、蒸気泡の離脱効
果が高い。この凹凸加工は、ポーラス状の凹凸加工であ
ることが、泡が早期に離脱でき好ましく、例えば厚さが
1μm単位以上、10mm未満の加工をする。このポーラス
状の凹凸加工として前記の名種溶射、電解メッキ法、ハ
ケ塗り法が用いられる。 さらに、この発明は前記のように表面加工する代りに、
同様な手段で加工された部材を表面に取付けることもで
きる。例えば加工して材料として、金属粒子を使用する
焼結金属や、金属網等を加熱手段や蒸発手段の表面に取
付けて、その表面を多孔質化する。 次に、この発明による処理を行うことができる写真処理
廃液の代表例については、この出願人が先に出願した特
願昭62−194615号明細書等に記載されるものが用いれ、
特に、この発明の処理装置においては、チオ硫酸塩、亜
流酸塩、アンモニウム塩を多量に含有する写真処理廃液
の場合に有効であり、特に有機酸第2鉄錯塩及びチオ硫
酸塩を含有する場合極めて有効である。 この発明の好ましい適用例としては自動現像機による写
真感光材料の現像処理に伴ない発生する写真処理廃液を
自動現像機内もしくはその金傍にて処理を行なうのに適
している。ここで、自動現像機及び写真処理廃液につい
て説明する。 自動現像機 第1図において自動現像機は符号100で指示されてお
り、図示のものはロール状の写真感光材料Fを、発色現
像槽CD、漂白定着槽BF、安定化処理槽Sbに連続的に案内
して写真処理し、乾燥D後、巻き取る方式のものであ
る。101は補充液タンクでありセンサ102により写真感光
材料Fの写真処理量を検知し、その検出情報に従い制御
装置103により各処理槽に補充液の補充が行われる。 各写真処理槽に対し補充液の補充が行われるとオーバー
フロー廃液として処理槽から排出され、ストックタンク
104に集められる。オーバーフローした写真処理廃液を
ストックタンク104に移す手段としては、案内管を通し
て自然落下させるのが簡易の方法である。ポンプ等より
強制移送する場合もあり得る。 また上記した如く、各写真処理槽CD、BF、Sbに写真処理
廃液中の成分に相違が有るが、この発明においては、全
ての写真処理廃液を混合し一括処理することが好まし
い。 [実施例] 第2図はこの発明の写真処理廃液の処理装置を示す概略
構成図である。 図において符号1は蒸発手段としての蒸発釜で、直径が
大きい筒状の上部1aと、直径が小さい筒状の下部1bとか
ら構成され、上部1aには加熱手段2が配置されている。
加熱手段2は写真処理廃液中に浸漬して設けられ、加熱
容量は20W/cm2以下で加熱して蒸発濃縮するようになっ
ている。蒸発釜1の下部1bと上部1aとの間には循環系70
が備えられている。この循環系70にはポンプ71と沈殿分
離手段72がえれら、ポンプ71の駆動で蒸発釜1の下部1b
の底部から沈殿が取り出される、この分離による残りの
液は蒸発釜1の上部1aへ戻される。 沈殿分離手段72をフィルタバッグ72aで構成したもの
で、このフィルタバッグ72aは、例えば孔径2mmの鋼72b
を介して受容器72cに分離された液分は蒸発釜1に戻さ
れる。さらに、蒸発釜1の上部1aに蒸気排出管9が設け
られており、この蒸気排出管9は熱交換器10及び凝縮手
段11を通って、溜液導入管12に接続される。 凝縮手段11では、蒸気排出管9に多数の冷却用放熱板12
が設けられ、さらに液面レベルセンサ14が設けられてい
る。凝縮手段11の下部には、冷却水導入管15が設けら
れ、冷却水循環ポンプ16を介して、多数の小孔が穿設さ
れたシャワーパイプ17に接続している。 凝縮手段11内の空気は、空冷用扇風機18によって、処理
装置外へ放出される。溜液導入管12は、溜液タンク19内
に接続するが、溜液導入管12の先端12aは溜液タンク19
の溜液面下に位置しており、バブリング機構20を構成し
ている。さらに、溜液タンク19の上部には、活性炭を収
納する活性炭カートリッジ21が設けられている。溜液タ
ンク19にはまた、空気導入管22が設けられ、エアーポン
プ23を介して蒸発釜1の廃液中に導入されている。24は
廃液供給タンクで、廃液導入管25が設けられ、ベローズ
ポンプ26、熱交換器10を介して蒸発釜上部1aに接続され
ている。廃液供給タンク24にはさらに液面レベル計27が
設けられている。蒸発釜1の上部1aには案内管28が更に
設けられ、プランジャーディスク29を介して廃液供給タ
ンク24に接続され、この蒸発釜1の上部1aにはまた温度
センサ30が設けられている。 蒸発釜1の上部1aには加熱手段2の下方位置に供給管80
が接続され、ここから空気が導入されるようになってい
る。この空気は写真処理廃液中を上昇して加熱手段2の
表面を撹拌して、蒸気泡を剥離させる。このとき、空気
の上昇で写真処理廃液が流動して、蒸気法の剥離を一層
容易にしている。 なお、この空気の供給管80の取付け位置は限定されず、
限定されず、例えば加熱手段2に向けて直結供給するよ
うにしてもよい。 また、加熱手段2は例えばヒータで構成され、このヒー
タ表面には凹凸加工を施してもよく、この場合、蒸気泡
の表面に対する接触角が大きくなり、蒸気泡が早期に離
脱することが促進される。 このように、加熱手段2の表面に蒸気泡がいつまでも付
着して加熱される現象がなくなるため、加熱手段2の表
面温度上昇して、過熱分解して写真処理廃液中にあるチ
オ硫酸成分が熱分解して硫化水素が発生することが軽減
される。また、水蒸気泡を過熱することによる熱効率の
低下が防止される。 次に、この装置を用いて加熱、蒸発処理するプロセスの
概略を説明する。 自動現像機からのオーバーフロー液約20を廃液供給タ
ンク24に貯溜し、溜液タンク19には活性炭を詰めた活性
炭カートリッジ21、溜液導入管12及び空気導入管22を接
続する。 凝縮手段11内に水を供給した後、スイッチをONすると、
エアーポンプ23が作動し、溜液タンク19内の空気が空気
導入管22を介して蒸発釜1内に導入される。 そして、空冷用扇風機18、冷却水循環ポンプ16の順に作
動し、ため水が冷却水導入管15を通ってシャワーパイプ
17か、凝縮手段11内に納めらえた蒸気排出管9の放熱板
13上に供給され、再び凝縮手段11の下部にたまるという
具合に循環する。 ベローズポンプ26が作動し、廃液供給タンク24内の廃液
が廃液導入管25を通って、熱交換手段10を通過した後、
蒸発釜1内に送られる。蒸発釜1中に廃液量が増加し、
液面レベルセンサ4によって液面が例えば3秒間以上検
知されると、ベローズポンプ26の作動が停止し、同時に
加熱手段2にスイッチが入り、加熱蒸発が開始される。 加熱蒸発によって蒸発濃縮されるが、供給管70から空気
が導入され、この撹拌で加熱手段2から蒸発泡が早期に
離脱して、泡が細いため加熱分解が軽減され、蒸発濃縮
により発生する蒸気中に存在する臭気ガスを大幅に低下
させることができる。また、濃縮が進行しても沈殿物は
蒸発釜1の下部1bから、ポンプ71の駆動によって取り出
され、沈殿分離手段72に供給され、ここで一層高濃度な
沈殿物に分離されて排出される。そして、残りの液が蒸
発釜1に戻され、蒸発濃縮処理中このような循環が行な
われて沈殿物が順次取出されるため、加熱手段2の近傍
に溜ることがない。従って、加熱手段2によって、沈殿
物が加熱分解することが防止され、濃縮が進行しても硫
化水素、イオウ系の臭気の発生を軽減する。 この処理によって、蒸発釜1中の廃液の液量が減少し、
液面レベルが低下し、液面レベルセンサ4によって液面
が3秒間以上検知されなくなると、再びベローズポンプ
26のスイッチが入り、廃液供給タンク24内の廃液が蒸発
釜1中に供給されるという動作が繰り返される。 蒸発釜1から蒸発した蒸気は、蒸気排出管9を通り、こ
の蒸気が熱交換器10内で廃液と熱交換した後、凝縮手段
11を通過すると、その一部が凝縮されて凝縮液となる。
この凝縮液は蒸気中の残りの気体と共に溜液導入管12を
通り、溜液タンク19内に送られ、溜液面下の先端12aか
ら放出され、凝縮水は溜液タンク19内に貯溜される。こ
のとき、溜液面下から放出された気体が溜液の中を上昇
することでバブリングが行なわれ、このバブリングによ
って溜液中に溶融する硫化水素等の気体が液外に追い出
され、この気体はエアーポンプ23の作動で、空気導入管
22を介して溜液タンク19から蒸発釜1内の下部に位置す
る写真処理廃液中に戻される。 なお、この溜液タンク19は活性炭を詰めた活性炭カート
リッジ21を介して大気と連通しており、臭気を大気に放
出することを防止している。そして、廃液供給タンク24
内の廃液がなくなったことが、液面レベルセンサ27によ
って検知されると、ベローズポンプ26の作動が停止し、
加熱手段2のスイッチがOFFとなり、2時間後に冷却水
循環ポンプ16、空冷用扇風機18が停止し、ランプが点灯
するとともに、ブザーが鳴って蒸発濃縮処理が完了した
ことを知らせるとともに、エアーポンプ23が停止する。
ここで、ボールバルブ3を開けて、蒸発釜1中のスラッ
ジをポリプロピレン製バッグ中に落下させた後、Oリン
グ8を外して取り出す。 なお、蒸発濃縮過程中で、凝縮手段11のため水がなくな
ったことが、液面レベルセンサ14によって検知される
と、ランプが点灯するとともにブザーが鳴って、ため水
がなくなったことを知らせる。 また、蒸発濃縮過程中で、何らかの理由で蒸発釜1中の
液面が異常低下し、空だきによって蒸発釜1中の温度が
120℃に上昇したことを、温度センサ30が検知すると、
ランプが点灯し、警告ブザーが鳴るとともに、加熱手段
2のスイッチがOFFになり以後、前記したような一連の
動作によって蒸発濃縮処理が中断する。 第3図は蒸発釜1の加熱手段2の近傍位置に循環系70を
備え、この循環系70のポンプ71の駆動で写真処理廃液を
下方から上方へ循環させている。これにより写真処理廃
液が加熱手段2の表面を撹拌し、蒸気泡を早期に離脱さ
せることができるようにしている。 第4図は蒸発釜1の加熱手段2を蒸発釜1の下部の下部
1bの外周に備え、外から加熱するようになっている。そ
して、加熱手段2の近傍の下方位置に超音波発信機73を
備え、この作動で写真処理廃液を振動させ、加熱手段2
が位置する蒸発釜1の下部1bの内壁に生成される蒸気泡
を早期に離脱させるようになっている。 第5図は蒸発釜1の上部1aから加熱手段2を写真処理廃
液中に備え、この加熱手段2自体を機械的手段の振動機
74によって強制的に振動させる、この加熱手段2の振動
で、表面に生成される蒸気泡を強制的に離脱させるよう
になっている。このときの振動の周波数は任意に設定可
能である。 第6図はガスの吹き込みと、写真処理廃液の循環を併用
したものである。即ち、循環ポンプ75を備え、この循環
ポンプ75が駆動で蒸発釜の1の下部1bから濃縮される写
真処理廃液を配管76を介して循環させ、加熱手段2が備
えられた位置の蒸発釜1の内壁に向けて吹き付けるよう
にしている。また、エアーポンプ23の駆動で、溜液導入
管12からのガスを蒸発手段2の下方位置から内部に吹き
込むようになっている。 第7図乃至第9図は沈殿分離手段72のさらに他の実施例
を示し、第7図は円筒フィルタ72dを用いたものであ
る。第8図は網状の大きな孔を有する支持台72eにフィ
ルタバッグ72aを備え、このフィルタバッグ72aは金具72
fで着脱可能になっている。第9図は下部容器72gと上部
容器72hとを連結部72iで接続し、上部容器72hにフィル
タ72jを配置して、下部容器喪72gに沈殿物を取り出すよ
うになっている。沈殿物を取り出す際には、ポンプ77を
駆動して液抜きが行なわれる。 なお、前記した各沈殿分離手段や気泡離脱手段はそれぞ
れ併用してもよく、またこれらを任意に組合せて用いる
ことも可能である。
MPS処理システムペーパー自動現像機RP−800(コニカ株
式会社製)を使用し、市販のカラー写真ペーパー(コニ
カ株式会社製)を絵焼き後、次の処理工程と処理液を使
用して連続処理を行なった。 基準処理工程 (1)発色現像 40℃ 3分 (2)漂白定着 38℃ 1分30秒 (3)安定化処理 25℃〜35℃ 3分 (4)乾燥 75℃〜100℃ 約2分 処理液組成 [発色現像タンク液] エチレングリコール 15ml 亜硫酸カルシウム 2.0g 臭化カリウム 1.3g 塩化ナトリウム 0.2g 炭酸カリウム 24.0g 3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N− (β−メタンスルホンアミドエチル)アニリン硫酸塩5.
5g 蛍光増白剤(4,4′ −ジアミノスチルベンジスルホン酸誘導体) 1.0g ヒドロキシルアミン硫酸塩 3.0g 1−ヒドロキシエチリンデン−1,1−ニホスホン酸 0.4g ヒドロキシエチルイミノジ酢酸 5.0g 塩化マグネシウム・6水塩 0.7g 1,2−ジヒドロキシベンゼン−3,5 −ジスルホン酸−二ナトリウム塩 0.2g 水を加えて1とし、水酸化カリウムと硫酸でpH10.20
とする。 [発色現像補充液] エチレングリコール 20ml 亜硫酸カリウム 3.0g 炭酸カリウム 24.0g ヒドロキシアミン硫酸塩 4.0g 3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N− (β−メタンスルホナミドエチル)アニリン硫酸塩7.5g 蛍光増白剤(4,4′ −ジアミノスチルベンジスルホン酸誘導体) 2.5g 1−ヒドロキシエチリンデン−1,1−二ホスホン酸 0.5g ヒドロキシエチルイミノジ酢酸 5.0g 塩化マグネシウム・6水塩 0.8g 1,2−ジヒドロキシベンゼン−3,5 −ジスルホン酸−二ナトリウム塩 0.3g 水を加えて1とし、水酸化カリウムと硫酸でpH10.70
とする。 [漂白定着タンク液] エチレンジアミンテトラ酢酸第2鉄アンモニウム2水塩
60.0g エチレンジアミンテトラ酢酸 3.0g チオ硫酸アンモニウム(70%溶液) 100.ml 亜硫酸アンモニウム(40%溶液) 27.5ml 水を加えて全量を1とし、炭酸カリウムまたは氷酢酸
でpH7.1に調整する。 [漂白定着補充液A] エチレンジアミンテトラ酢酸第2鉄アンモニウム2水塩
260.0g 炭酸カリウム 42.0g 水を加えて全量1とする。 この溶液のpHは酢酸又はアンモニア水を用いて6.7±0.1
とする。 [漂白定着補充液B] チオ硫酸アンモニウム(70%溶液) 250.0ml 亜硫酸アンモニウム(40%溶液) 25.0ml エチレンジアミンテトラ酢酸 17.0g 氷酢酸 85.0ml 水を加えて全量1とする。 この溶液はpHは酢酸又はアンモニア水を用いて5.3±0.1
である。 [水洗代替安定タンク液及び補充液] エチレングリコール 1.0g 2−メチル−4−イソアゾリン−3−オン 0.20g 1−ヒドロキシエチリデン−1,1 −二ホスホン酸(60%水溶液) 1.0 g アンモニア水(水酸化アンモニウム25%水溶液) 2.0 g 水で1とし、50%硫酸でpH7.0とする。自動現像機に
上記の発色現像タンク液、漂白定着タンク液及び安定タ
ンク液を満たし、前記市販のカラー写真ペーパー試料を
処理しながら、上記した発色現像補充液と漂白定着補充
液A、Bと安定補充液をベローズポンプを通じて補充し
ながらランニングテストを行った。補充量はカラーペー
パー1m2当りそれぞれ発色現像タンクへの補充量として1
90ml、漂白定着タンクへの補充量として漂白定着補充液
A,B各々50ml、安定化槽への補充量として水洗代替安定
補充液を250ml補充した。なお、自動現像機の安定化槽
は試料の流れの方向から第1槽〜第3槽となる安定槽と
し、最終槽から補充を行ない、最終槽からのオーバーフ
ロー液をその前段の槽へ流入させ、さらにこのオーバー
フロー液をまたその前段の槽に流入させる多層向流方式
とした。 水洗代替安定液の総補充量が安定タンク容量の3倍とな
るまで連続処理を行った。 また、カラーネガフィルムGX−100(コニカ株式会社
製)をそれぞれ常法により露光をした後、ネガフィルム
プロセッサーNPS−FP34(コニカ株式会社製)を改造し
た自動現像機を用い、下記の現像処理条件で連続的に処
理を行なった。 無水洗安定(第2槽)から無水洗安定(第1槽)へは、
カウンターカレント方式(2段向流)とし、漂白定着に
ついても同様に漂白定着(第2槽)から漂白定着(第1
層)へのカウンターカレント式とした。 なお、各槽の前槽からの処理液の持込量は0.6ml/dm2で
あった。 以下に、タンク液と各補充液の処方を示す。 発発色現像タンク液; 炭酸カリウム 30 g 亜硫酸ナトリウム 2.0g ヒドロキシルアミン硫酸塩 2.0g 1−ヒドロキシエチリデン−1, 1−ジホスホン酸(60%水溶液) 1.0g ヒドロキシエチルイミノ二酢酸 3.0g 塩化マグネシウム 0.3g 臭化カリウム 1.2g 水酸化ナトリウム 3.4g N−エチレン−N−β−ヒドロキシエチル −3−メチル−4−アミノアニリン塩酸塩 4.6g 水を加えて1とし、水酸化ナトリウムでpH0.1に調整
した。 発色現像補充液; 炭酸カリウム 40 g 亜硫酸ナトリウム 3.0g ヒドロキシルアミン硫酸塩 3.0g ジエチレントリアミン五酢酸 3.0g 臭化カリウム 0.9g 水酸化ナトリウム 3.4g N−エチレン−N−β−ヒドロキシエチル −3−メチル−4−アミノアニリン塩酸塩 5.6g 水を加えて1とし、水酸化ナトリウムでpH10.1に調整
した。 漂白定着タンク液及び補充液; ジエチレントリアミン五酢酸 第二鉄アンモニウム塩 0.5モル ヒドロキシエチルイミノ二酢酸 20 g チオ硫酸アンモニウム(70% wt/VO) 250ml 亜硫酸アンモニウム 15 g 2−アミノ−5−メルカプト−1,3,4−チアジアゾール
1.0g アンモニア水(28%) 20ml 水で1とし、酢酸とアンモニア水でpH7.6に調整し
た。 無水洗安定タンク液及び補充液; 5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オ
ン 0.01g 2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン 0.01g エチレングリコール 2.0 g ジエチレントリアミン五酢酸第二鉄アンモニウム塩0.03
モル 水で1に仕上げ、アンモニウムと硫酸でpH10.0に調整
する。 安定タンク液及び補充液; ホルマリン(37%水溶液) 3ml コニダックス(コニカ株式会社製) 7ml 水を加えて1に仕上げる。 発色現像液の槽補充量が発色現像液タンク容量の3倍と
なるまで連続処理を行なった。 前記カラーネガフィルムとカラーペーパーの廃液を1対
1の割合で混合して使用した。
式会社製)を使用し、市販のカラー写真ペーパー(コニ
カ株式会社製)を絵焼き後、次の処理工程と処理液を使
用して連続処理を行なった。 基準処理工程 (1)発色現像 40℃ 3分 (2)漂白定着 38℃ 1分30秒 (3)安定化処理 25℃〜35℃ 3分 (4)乾燥 75℃〜100℃ 約2分 処理液組成 [発色現像タンク液] エチレングリコール 15ml 亜硫酸カルシウム 2.0g 臭化カリウム 1.3g 塩化ナトリウム 0.2g 炭酸カリウム 24.0g 3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N− (β−メタンスルホンアミドエチル)アニリン硫酸塩5.
5g 蛍光増白剤(4,4′ −ジアミノスチルベンジスルホン酸誘導体) 1.0g ヒドロキシルアミン硫酸塩 3.0g 1−ヒドロキシエチリンデン−1,1−ニホスホン酸 0.4g ヒドロキシエチルイミノジ酢酸 5.0g 塩化マグネシウム・6水塩 0.7g 1,2−ジヒドロキシベンゼン−3,5 −ジスルホン酸−二ナトリウム塩 0.2g 水を加えて1とし、水酸化カリウムと硫酸でpH10.20
とする。 [発色現像補充液] エチレングリコール 20ml 亜硫酸カリウム 3.0g 炭酸カリウム 24.0g ヒドロキシアミン硫酸塩 4.0g 3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N− (β−メタンスルホナミドエチル)アニリン硫酸塩7.5g 蛍光増白剤(4,4′ −ジアミノスチルベンジスルホン酸誘導体) 2.5g 1−ヒドロキシエチリンデン−1,1−二ホスホン酸 0.5g ヒドロキシエチルイミノジ酢酸 5.0g 塩化マグネシウム・6水塩 0.8g 1,2−ジヒドロキシベンゼン−3,5 −ジスルホン酸−二ナトリウム塩 0.3g 水を加えて1とし、水酸化カリウムと硫酸でpH10.70
とする。 [漂白定着タンク液] エチレンジアミンテトラ酢酸第2鉄アンモニウム2水塩
60.0g エチレンジアミンテトラ酢酸 3.0g チオ硫酸アンモニウム(70%溶液) 100.ml 亜硫酸アンモニウム(40%溶液) 27.5ml 水を加えて全量を1とし、炭酸カリウムまたは氷酢酸
でpH7.1に調整する。 [漂白定着補充液A] エチレンジアミンテトラ酢酸第2鉄アンモニウム2水塩
260.0g 炭酸カリウム 42.0g 水を加えて全量1とする。 この溶液のpHは酢酸又はアンモニア水を用いて6.7±0.1
とする。 [漂白定着補充液B] チオ硫酸アンモニウム(70%溶液) 250.0ml 亜硫酸アンモニウム(40%溶液) 25.0ml エチレンジアミンテトラ酢酸 17.0g 氷酢酸 85.0ml 水を加えて全量1とする。 この溶液はpHは酢酸又はアンモニア水を用いて5.3±0.1
である。 [水洗代替安定タンク液及び補充液] エチレングリコール 1.0g 2−メチル−4−イソアゾリン−3−オン 0.20g 1−ヒドロキシエチリデン−1,1 −二ホスホン酸(60%水溶液) 1.0 g アンモニア水(水酸化アンモニウム25%水溶液) 2.0 g 水で1とし、50%硫酸でpH7.0とする。自動現像機に
上記の発色現像タンク液、漂白定着タンク液及び安定タ
ンク液を満たし、前記市販のカラー写真ペーパー試料を
処理しながら、上記した発色現像補充液と漂白定着補充
液A、Bと安定補充液をベローズポンプを通じて補充し
ながらランニングテストを行った。補充量はカラーペー
パー1m2当りそれぞれ発色現像タンクへの補充量として1
90ml、漂白定着タンクへの補充量として漂白定着補充液
A,B各々50ml、安定化槽への補充量として水洗代替安定
補充液を250ml補充した。なお、自動現像機の安定化槽
は試料の流れの方向から第1槽〜第3槽となる安定槽と
し、最終槽から補充を行ない、最終槽からのオーバーフ
ロー液をその前段の槽へ流入させ、さらにこのオーバー
フロー液をまたその前段の槽に流入させる多層向流方式
とした。 水洗代替安定液の総補充量が安定タンク容量の3倍とな
るまで連続処理を行った。 また、カラーネガフィルムGX−100(コニカ株式会社
製)をそれぞれ常法により露光をした後、ネガフィルム
プロセッサーNPS−FP34(コニカ株式会社製)を改造し
た自動現像機を用い、下記の現像処理条件で連続的に処
理を行なった。 無水洗安定(第2槽)から無水洗安定(第1槽)へは、
カウンターカレント方式(2段向流)とし、漂白定着に
ついても同様に漂白定着(第2槽)から漂白定着(第1
層)へのカウンターカレント式とした。 なお、各槽の前槽からの処理液の持込量は0.6ml/dm2で
あった。 以下に、タンク液と各補充液の処方を示す。 発発色現像タンク液; 炭酸カリウム 30 g 亜硫酸ナトリウム 2.0g ヒドロキシルアミン硫酸塩 2.0g 1−ヒドロキシエチリデン−1, 1−ジホスホン酸(60%水溶液) 1.0g ヒドロキシエチルイミノ二酢酸 3.0g 塩化マグネシウム 0.3g 臭化カリウム 1.2g 水酸化ナトリウム 3.4g N−エチレン−N−β−ヒドロキシエチル −3−メチル−4−アミノアニリン塩酸塩 4.6g 水を加えて1とし、水酸化ナトリウムでpH0.1に調整
した。 発色現像補充液; 炭酸カリウム 40 g 亜硫酸ナトリウム 3.0g ヒドロキシルアミン硫酸塩 3.0g ジエチレントリアミン五酢酸 3.0g 臭化カリウム 0.9g 水酸化ナトリウム 3.4g N−エチレン−N−β−ヒドロキシエチル −3−メチル−4−アミノアニリン塩酸塩 5.6g 水を加えて1とし、水酸化ナトリウムでpH10.1に調整
した。 漂白定着タンク液及び補充液; ジエチレントリアミン五酢酸 第二鉄アンモニウム塩 0.5モル ヒドロキシエチルイミノ二酢酸 20 g チオ硫酸アンモニウム(70% wt/VO) 250ml 亜硫酸アンモニウム 15 g 2−アミノ−5−メルカプト−1,3,4−チアジアゾール
1.0g アンモニア水(28%) 20ml 水で1とし、酢酸とアンモニア水でpH7.6に調整し
た。 無水洗安定タンク液及び補充液; 5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オ
ン 0.01g 2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン 0.01g エチレングリコール 2.0 g ジエチレントリアミン五酢酸第二鉄アンモニウム塩0.03
モル 水で1に仕上げ、アンモニウムと硫酸でpH10.0に調整
する。 安定タンク液及び補充液; ホルマリン(37%水溶液) 3ml コニダックス(コニカ株式会社製) 7ml 水を加えて1に仕上げる。 発色現像液の槽補充量が発色現像液タンク容量の3倍と
なるまで連続処理を行なった。 前記カラーネガフィルムとカラーペーパーの廃液を1対
1の割合で混合して使用した。
【実験1】 前記廃液を用いて、第2図の写真処理廃液の処理装置に
より、沈殿分離手段と気泡離脱手段を備えない場合と、
沈殿分離手段にフィルタバッグの孔サイズを20μmを用
いたものに対して、気泡離脱手段として第2図に示す気
体供給するもの、第3図に示す液を循環させるもの、第
4図に示す超音波を与えるもの、第5図に示す機械的に
振動させるものとを組合せて実験した。 この実験で、ヨウ素消費量(単位ppm)を測定した測定
結果を表−1に示す。 この表から明らかなように、沈殿分離手段と気泡離脱手
段とを併用すると、ヨウ素消費量を大幅に軽減すること
ができた。
より、沈殿分離手段と気泡離脱手段を備えない場合と、
沈殿分離手段にフィルタバッグの孔サイズを20μmを用
いたものに対して、気泡離脱手段として第2図に示す気
体供給するもの、第3図に示す液を循環させるもの、第
4図に示す超音波を与えるもの、第5図に示す機械的に
振動させるものとを組合せて実験した。 この実験で、ヨウ素消費量(単位ppm)を測定した測定
結果を表−1に示す。 この表から明らかなように、沈殿分離手段と気泡離脱手
段とを併用すると、ヨウ素消費量を大幅に軽減すること
ができた。
【実験2】 第2図に示す処理装置を用い、沈殿分離手段のフィルタ
バッグの孔サイズを0.2〜5000μmまで下表のごとく変
化させ、かつ気泡離脱手段として第2図に示す気体供給
と、第3図に示す液循環を併用して実験した。この処理
において、運転時間1時間後と、12時間後のヨウ素消費
量を測定した。 この測定結果を表−2に示す。 この表から明らかなように、沈殿分離手段に、さらに複
数の気泡離脱手段を併用すると、より一層ヨウ素消費量
を軽減することができた。
バッグの孔サイズを0.2〜5000μmまで下表のごとく変
化させ、かつ気泡離脱手段として第2図に示す気体供給
と、第3図に示す液循環を併用して実験した。この処理
において、運転時間1時間後と、12時間後のヨウ素消費
量を測定した。 この測定結果を表−2に示す。 この表から明らかなように、沈殿分離手段に、さらに複
数の気泡離脱手段を併用すると、より一層ヨウ素消費量
を軽減することができた。
【実験3】 また、第2図に示す処理装置において、沈殿分離手段を
備えない場合と、沈殿分離手段としてフィルタバッグを
備え、その孔サイズを20μmとした場合について、加熱
容量を変化して実験を行なった。 この実験で所定運転後のヨウ素消費量を測定した。 この測定結果を表−3に示す。 この表に示すように、加熱容量によってヨウ素消費量が
変化し、20W/cm2以下が好ましいことがわかる。 [発明の効果] この発明は前記のように、写真処理廃液の処理装置は、
加熱手段及び/又は蒸発手段の写真処理廃液と接触する
表面に生成される蒸気泡の離脱を促進させる気泡離脱手
段と、蒸発濃縮によって生じる沈殿物を除去する沈殿分
離手段とを備えたので、加熱手段及び/又は蒸発手段の
写真処理廃液と接触する表面に生成される蒸気泡を気泡
離脱手段により、その離脱を促進するため、加熱手段の
加熱によって生じる沈殿物が加熱部近傍に長く留まって
局部的に加熱されて加熱分解することが防止され、イオ
ウ系の悪臭の発生を抑え、ヨウ素消費量が軽減し、公害
負荷を低コストで低減することが可能である。 また、加熱手段により加熱する加熱容量を20W/cm2以下
に設定し、かつ沈殿分離手段にフィルタを使用し、この
フィルタの孔サイズを1〜200μmとすることにより、
沈殿物の熱分解を軽減することができ、かつヨウ素消費
量をより効果的に低減させることができる。
備えない場合と、沈殿分離手段としてフィルタバッグを
備え、その孔サイズを20μmとした場合について、加熱
容量を変化して実験を行なった。 この実験で所定運転後のヨウ素消費量を測定した。 この測定結果を表−3に示す。 この表に示すように、加熱容量によってヨウ素消費量が
変化し、20W/cm2以下が好ましいことがわかる。 [発明の効果] この発明は前記のように、写真処理廃液の処理装置は、
加熱手段及び/又は蒸発手段の写真処理廃液と接触する
表面に生成される蒸気泡の離脱を促進させる気泡離脱手
段と、蒸発濃縮によって生じる沈殿物を除去する沈殿分
離手段とを備えたので、加熱手段及び/又は蒸発手段の
写真処理廃液と接触する表面に生成される蒸気泡を気泡
離脱手段により、その離脱を促進するため、加熱手段の
加熱によって生じる沈殿物が加熱部近傍に長く留まって
局部的に加熱されて加熱分解することが防止され、イオ
ウ系の悪臭の発生を抑え、ヨウ素消費量が軽減し、公害
負荷を低コストで低減することが可能である。 また、加熱手段により加熱する加熱容量を20W/cm2以下
に設定し、かつ沈殿分離手段にフィルタを使用し、この
フィルタの孔サイズを1〜200μmとすることにより、
沈殿物の熱分解を軽減することができ、かつヨウ素消費
量をより効果的に低減させることができる。
第1図は自動現像機の概略図、第2図乃至第6図はこの
発明の実施例を示す概略構成図,第7図乃至第9図は沈
殿分離手段の他の実施例の概略図である。 図面中符号1は蒸発釜、2は加熱手段、11は凝縮手段、
19は溜液タンク、24は廃液供給タンク、70は循環系、71
はポンプ、72は沈殿分離手段、73は超音波発信機、74は
振動機である。
発明の実施例を示す概略構成図,第7図乃至第9図は沈
殿分離手段の他の実施例の概略図である。 図面中符号1は蒸発釜、2は加熱手段、11は凝縮手段、
19は溜液タンク、24は廃液供給タンク、70は循環系、71
はポンプ、72は沈殿分離手段、73は超音波発信機、74は
振動機である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高林 直樹 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内 (56)参考文献 特開 昭63−236585(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】蒸発手段に貯留された写真処理廃液を、加
熱手段で加熱して蒸発濃縮せしめる写真処理廃液の処理
装置において、前記加熱手段及び/又は蒸発手段の写真
処理廃液と接触する表面に生成される蒸気泡の離脱を促
進させる気泡離脱手段と、蒸発濃縮によって生じる沈殿
物を除去する沈殿分離手段とを備え、前記加熱手段の加
熱容量を20W/cm2以下となし、また前記沈殿分離手段に
フィルタを使用し、このフィルタの孔サイズが1〜200
μmであることを特徴とする写真処理廃液の処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62301360A JPH0790213B2 (ja) | 1987-11-29 | 1987-11-29 | 写真処理廃液の処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62301360A JPH0790213B2 (ja) | 1987-11-29 | 1987-11-29 | 写真処理廃液の処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01143679A JPH01143679A (ja) | 1989-06-06 |
| JPH0790213B2 true JPH0790213B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=17895931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62301360A Expired - Lifetime JPH0790213B2 (ja) | 1987-11-29 | 1987-11-29 | 写真処理廃液の処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0790213B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0732904B2 (ja) * | 1987-03-24 | 1995-04-12 | コニカ株式会社 | 写真処理廃液の蒸発濃縮処理装置 |
-
1987
- 1987-11-29 JP JP62301360A patent/JPH0790213B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01143679A (ja) | 1989-06-06 |
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