JPH0794383B2 - パツプ剤 - Google Patents
パツプ剤Info
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- JPH0794383B2 JPH0794383B2 JP61296219A JP29621986A JPH0794383B2 JP H0794383 B2 JPH0794383 B2 JP H0794383B2 JP 61296219 A JP61296219 A JP 61296219A JP 29621986 A JP29621986 A JP 29621986A JP H0794383 B2 JPH0794383 B2 JP H0794383B2
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- JP
- Japan
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- polyvalent metal
- compound
- acrylic
- metal compound
- polyacrylic acid
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K47/00—Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient
- A61K47/30—Macromolecular organic or inorganic compounds, e.g. inorganic polyphosphates
- A61K47/32—Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. carbomers, poly(meth)acrylates, or polyvinyl pyrrolidone
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
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- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
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- Veterinary Medicine (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は骨折,打撲,捻挫等の消炎鎮痛に利用するパ
ップ剤に関するものである。
ップ剤に関するものである。
骨折,打撲,捻挫に際して患部に貼付して消炎鎮痛の硬
化を発揮するパップ剤は,通常薬効剤やその他の所要物
質を含有する含水ゲル膏体を不織布等の支持体面に塗布
展延し,この塗布面を剥離,性のフィルムで覆って保護
したもので,使用にあたってはこの剥離性フィルムを剥
離して患部に貼付するものである。
化を発揮するパップ剤は,通常薬効剤やその他の所要物
質を含有する含水ゲル膏体を不織布等の支持体面に塗布
展延し,この塗布面を剥離,性のフィルムで覆って保護
したもので,使用にあたってはこの剥離性フィルムを剥
離して患部に貼付するものである。
かゝるパップ剤は,前記ゲル膏体を構成するための成分
として,従来よりポリアクリル酸やポリアクリル酸ナト
リウム等のポリアクリル酸塩が使用されている。
として,従来よりポリアクリル酸やポリアクリル酸ナト
リウム等のポリアクリル酸塩が使用されている。
前記のポリアクリル酸,ポリアクリル酸塩は,パップ剤
としての保水性に優れ,使用時の皮膚への密着性,使用
後の剥離性等において幾多の長所を有するものである
が,かゝるポリアクリル酸,ポリアクリル酸塩の架橋が
弱い場合には支持体に対するゲル膏体の滲み出やダレが
生ずることが知られている。
としての保水性に優れ,使用時の皮膚への密着性,使用
後の剥離性等において幾多の長所を有するものである
が,かゝるポリアクリル酸,ポリアクリル酸塩の架橋が
弱い場合には支持体に対するゲル膏体の滲み出やダレが
生ずることが知られている。
このようなポリアクリル酸又はポリアクリル酸塩の欠点
を改良するため,例えば架橋剤を添加して架橋を強くし
たり,或いは他の水溶性高分子物質を添加したりするこ
とが行われている。
を改良するため,例えば架橋剤を添加して架橋を強くし
たり,或いは他の水溶性高分子物質を添加したりするこ
とが行われている。
しかしながら,この場合には混練時の粘度上昇が著しく
なって,調製したゲル膏体を支持体に塗布展延する際に
好適な展延を行うことができず,塗布展延作業に支障を
きたすと共に,ゲル膏体が硬くなって,皮膚に対する粘
着性が低下する等の諸種の弊害が生ずる。
なって,調製したゲル膏体を支持体に塗布展延する際に
好適な展延を行うことができず,塗布展延作業に支障を
きたすと共に,ゲル膏体が硬くなって,皮膚に対する粘
着性が低下する等の諸種の弊害が生ずる。
これを解決するために水酸化アルミニウムや,合成ケイ
酸アルミニウム等の難溶性が物質を添加する方法も知ら
れているが,ゲル膏体調製時の作業性は一応良好である
ものゝ,時間の経過につれて接着の状態やゲル膏体自身
に状態変化が生じ,支持体裏面へのゲルの滲み出しや粘
着性が悪くなるという問題を有し,根本的な解決策とは
なっていない。
酸アルミニウム等の難溶性が物質を添加する方法も知ら
れているが,ゲル膏体調製時の作業性は一応良好である
ものゝ,時間の経過につれて接着の状態やゲル膏体自身
に状態変化が生じ,支持体裏面へのゲルの滲み出しや粘
着性が悪くなるという問題を有し,根本的な解決策とは
なっていない。
この発明はかゝる現状に鑑み鋭意研究の結果,アクリル
系化合物に水溶性の多価金属化合物及び難溶性の多価金
属化合物を作用させると,架橋させた不溶性塩を適当な
スピードで生成し,優れたパップ剤用のゲル膏体が得ら
れことを見出し,パップ剤製造時における作業性がよ
く,しかも支持体裏面へのゲル膏体の滲み出しや,使用
時のダレなどのない新規なパップ剤を完成させたもので
ある。
系化合物に水溶性の多価金属化合物及び難溶性の多価金
属化合物を作用させると,架橋させた不溶性塩を適当な
スピードで生成し,優れたパップ剤用のゲル膏体が得ら
れことを見出し,パップ剤製造時における作業性がよ
く,しかも支持体裏面へのゲル膏体の滲み出しや,使用
時のダレなどのない新規なパップ剤を完成させたもので
ある。
すなわち,この発明は,アクリル系化合物を,水溶性の
多価金属化合物と難溶性の多価金属化合物によって架橋
して得た架橋アクリル系化合物をゲル膏体成分としたこ
とを特徴とするパップ剤である。
多価金属化合物と難溶性の多価金属化合物によって架橋
して得た架橋アクリル系化合物をゲル膏体成分としたこ
とを特徴とするパップ剤である。
この発明においてゲル膏体とは,患部に対して直接消
炎,鎮痛の作用を発揮する薬効成分,及び粉末基剤,湿
潤剤,その他改質剤ならびに水等を混練して得られる含
水ゲル状の物質であって,支持体に塗布するまでに調製
したものをいう。
炎,鎮痛の作用を発揮する薬効成分,及び粉末基剤,湿
潤剤,その他改質剤ならびに水等を混練して得られる含
水ゲル状の物質であって,支持体に塗布するまでに調製
したものをいう。
かゝるゲル膏体成分を構成するためのアクリル系化合物
は,具体的には,〔A〕アクリル酸とアルリル酸塩との
共重合体,〔B〕前記のアクリル酸とアクリル酸塩との
共重合体とポリアクリル酸と混合物,及び〔C〕ポリア
クリル酸とポリアクリル酸塩との混合物がある。
は,具体的には,〔A〕アクリル酸とアルリル酸塩との
共重合体,〔B〕前記のアクリル酸とアクリル酸塩との
共重合体とポリアクリル酸と混合物,及び〔C〕ポリア
クリル酸とポリアクリル酸塩との混合物がある。
前記〔A〕のアクリル酸とアクリル酸塩との共重合体に
おいて,アクリル酸塩としては,例えばアクリル酸ナト
リウム,アクリル酸カリウム,アクリル酸アルカノール
アミン等がある。
おいて,アクリル酸塩としては,例えばアクリル酸ナト
リウム,アクリル酸カリウム,アクリル酸アルカノール
アミン等がある。
なお,このアクリル酸塩は,アクリル酸にアルカリ金属
化合物やアミン類を添加してその一部をアクリル酸塩と
したアクリル酸含有アクリル酸塩であってもよく,これ
をアクリル酸と共重合して得た共重合体も使用すること
ができる。
化合物やアミン類を添加してその一部をアクリル酸塩と
したアクリル酸含有アクリル酸塩であってもよく,これ
をアクリル酸と共重合して得た共重合体も使用すること
ができる。
かゝる共重合体における,アクリル酸とアクリル酸塩と
の使用比率は特に制限がなく,具体的な市販品としては
アロンビスAH(日本純薬(株)製)がある。
の使用比率は特に制限がなく,具体的な市販品としては
アロンビスAH(日本純薬(株)製)がある。
前記〔B〕のアクリル酸−アクリル酸塩共重合体とポリ
アクリル酸との混合物において,共重合体に混合される
ポリアクリル酸は特に制限されるものでなく,直鎖状,
分枝状,架橋状のいずれのタイプであっても,また種々
の分子量のものであっても使用することができる。
アクリル酸との混合物において,共重合体に混合される
ポリアクリル酸は特に制限されるものでなく,直鎖状,
分枝状,架橋状のいずれのタイプであっても,また種々
の分子量のものであっても使用することができる。
このポリアクリル酸のゲル膏体に対する好ましい使用量
は,概ね20%(重量%;以下同じ)以下,特に1〜8%
の範囲が好ましく,具体的な市販品としては,ジュリマ
ーAC−10H,ジュリマーAC−10SH,ジュンロンPW−110,ジ
ュンロンPW−111(いずれも日本純薬(株)製)があ
る。
は,概ね20%(重量%;以下同じ)以下,特に1〜8%
の範囲が好ましく,具体的な市販品としては,ジュリマ
ーAC−10H,ジュリマーAC−10SH,ジュンロンPW−110,ジ
ュンロンPW−111(いずれも日本純薬(株)製)があ
る。
前記〔C〕のポリアクリル酸とポリアクリル酸塩との混
合物において,ポリアクリル酸塩としてはいずれの塩も
使用することができるが,ポリアクリル酸にアルカリ金
属化合物やアミン類を添加してその一部をポリアクリル
酸塩としたポリアクリル酸含有ポリアクリル酸塩も使用
することができ,特にポリアクリル酸ソーダ,ポリアク
リル酸カリウム,ポリアクリル酸アルカノールアミンが
好適に使用できる。
合物において,ポリアクリル酸塩としてはいずれの塩も
使用することができるが,ポリアクリル酸にアルカリ金
属化合物やアミン類を添加してその一部をポリアクリル
酸塩としたポリアクリル酸含有ポリアクリル酸塩も使用
することができ,特にポリアクリル酸ソーダ,ポリアク
リル酸カリウム,ポリアクリル酸アルカノールアミンが
好適に使用できる。
このポリアクリル酸塩のゲル膏体に対する使用量は,1〜
20%,特に4〜15%の範囲が好ましい。
20%,特に4〜15%の範囲が好ましい。
前記〔A〕の共重合体,〔B〕および〔C〕の混合物
は,いずれもゲル膏体の全量に対して3〜30%の範囲に
おいて使用するもので,好ましくは5〜15%の範囲であ
って,その配合比によりゲル膏体のpHを2.5〜8.5の範囲
で自由に調製することが可能である。
は,いずれもゲル膏体の全量に対して3〜30%の範囲に
おいて使用するもので,好ましくは5〜15%の範囲であ
って,その配合比によりゲル膏体のpHを2.5〜8.5の範囲
で自由に調製することが可能である。
かゝる〔A〕〜〔C〕の化合物のゲル膏体全量に対する
使用量が3%未満の場合には,粘度が低いためゲル状に
固まらず,支持体に塗布展延したときダレが生じ易く,
使用量が30%を超えると水不溶性の傾向が大きくなって
硬いゲル膏体となるため,作業性が悪くなる。
使用量が3%未満の場合には,粘度が低いためゲル状に
固まらず,支持体に塗布展延したときダレが生じ易く,
使用量が30%を超えると水不溶性の傾向が大きくなって
硬いゲル膏体となるため,作業性が悪くなる。
前記のアクリル系化合物に対して加える多価金属化合物
は,水溶性の多価金属化合物と難溶性の多価金属化合物
であるが,水溶性の多価金属化合物としては,例えば塩
化アルミニウム,硫酸アルミニウム,塩化カルシウム,
カリミョウバン,塩化マグネシウム,鉄ミョウバン,硫
酸第二鉄,アンモニウムミョウバン等があり,これら水
溶性の多価金属化合物の1種若しくは2種以上を使用す
るものである。
は,水溶性の多価金属化合物と難溶性の多価金属化合物
であるが,水溶性の多価金属化合物としては,例えば塩
化アルミニウム,硫酸アルミニウム,塩化カルシウム,
カリミョウバン,塩化マグネシウム,鉄ミョウバン,硫
酸第二鉄,アンモニウムミョウバン等があり,これら水
溶性の多価金属化合物の1種若しくは2種以上を使用す
るものである。
また,難溶性の多価金属化合物としては,例えば水酸化
アルミニウム,ケイ酸アルミニウム,リン酸アルミニウ
ム,クエン酸鉄,酸化マグネシウム,酸化カルシウム等
があり,これら難溶性の多価金属化合物の1種若しくは
2種以上を使用するものである。
アルミニウム,ケイ酸アルミニウム,リン酸アルミニウ
ム,クエン酸鉄,酸化マグネシウム,酸化カルシウム等
があり,これら難溶性の多価金属化合物の1種若しくは
2種以上を使用するものである。
かゝる多価金属化合物の使用量(水溶性及ば難溶性の多
価金属化合物の合計量)は,前記のアクリル系化合物に
対し,好ましくは0.01〜1.0当量の範囲,特に好ましく
は0.03〜0.4当量の範囲である。
価金属化合物の合計量)は,前記のアクリル系化合物に
対し,好ましくは0.01〜1.0当量の範囲,特に好ましく
は0.03〜0.4当量の範囲である。
また,水溶性多価金属化合物と難溶性多価金属化合物の
好ましい使用比率は,水溶性多価金属化合物/難溶性多
価金属化合物として9/1〜3/7(重量比)の範囲である。
好ましい使用比率は,水溶性多価金属化合物/難溶性多
価金属化合物として9/1〜3/7(重量比)の範囲である。
上記の配合範囲を逸脱して水溶性多価金属化合物が過剰
となると,架橋反応が早く進行してゲル膏体が固まり易
くなり,逆に難溶性多価金属化合物が過剰となると架橋
反応が遅くなってダレの多いゲル膏体となる。
となると,架橋反応が早く進行してゲル膏体が固まり易
くなり,逆に難溶性多価金属化合物が過剰となると架橋
反応が遅くなってダレの多いゲル膏体となる。
この発明のパップ剤は,前記のアクリル系化合物と,水
溶性,難溶性の多価金属化合物,及び患部に対して直接
消炎,鎮痛の効果を発揮する薬効成分やその他のカオリ
ン,ベントナイト,酸化亜鉛などの粉末基剤,グリセリ
ン,プロピレングリコール,ポリエチレングリコールな
どの湿潤剤ならびに水等の所望成分と共に,これを練合
してペースト状に調製してゲル膏体となすのである。
溶性,難溶性の多価金属化合物,及び患部に対して直接
消炎,鎮痛の効果を発揮する薬効成分やその他のカオリ
ン,ベントナイト,酸化亜鉛などの粉末基剤,グリセリ
ン,プロピレングリコール,ポリエチレングリコールな
どの湿潤剤ならびに水等の所望成分と共に,これを練合
してペースト状に調製してゲル膏体となすのである。
このようにして得たゲル膏体は,例えばネル等の布地
や,繊維状のナイロン,レーヨン,ポリエステル,ポル
オレフィン等をバインダーで結合して得た不織布などに
塗布展延し,必要に応じてポリエチレンフィルム等でそ
の塗布面を保護することによってパップ剤として市販に
供するもので,施用に当たっては前記の保護フィルムを
剥離して患部に貼着するものである。
や,繊維状のナイロン,レーヨン,ポリエステル,ポル
オレフィン等をバインダーで結合して得た不織布などに
塗布展延し,必要に応じてポリエチレンフィルム等でそ
の塗布面を保護することによってパップ剤として市販に
供するもので,施用に当たっては前記の保護フィルムを
剥離して患部に貼着するものである。
この発明のパップ剤は,前記〔A〕のアクリル酸とアク
リル酸塩との共重合体,又は〔B〕のアクリル酸とアク
リル酸塩との共重合体とポリアクリル酸との混合物,若
しくは〔C〕のポリアクリル酸とポリアクリル酸塩との
混合物のいずれかよりなるアクリル系化合物に,水溶性
多価金属化合物及び難溶性多価金属化合物の両者を作用
させるものであるが,このアクリル系化合物に,水溶性
多価金属化合物及び難溶性多価金属化合物を作用させる
と,架橋化された不溶性塩が適当なスピードで生成さ
れ,パップ剤用のゲル膏体として優れた不溶性の架橋ア
クリル系化合物が得られる。
リル酸塩との共重合体,又は〔B〕のアクリル酸とアク
リル酸塩との共重合体とポリアクリル酸との混合物,若
しくは〔C〕のポリアクリル酸とポリアクリル酸塩との
混合物のいずれかよりなるアクリル系化合物に,水溶性
多価金属化合物及び難溶性多価金属化合物の両者を作用
させるものであるが,このアクリル系化合物に,水溶性
多価金属化合物及び難溶性多価金属化合物を作用させる
と,架橋化された不溶性塩が適当なスピードで生成さ
れ,パップ剤用のゲル膏体として優れた不溶性の架橋ア
クリル系化合物が得られる。
かくして得られたゲル膏体は,調製後の暫くの間(少な
くとも数分)は,ゲル膏体の練合や塗布展延作業に手頃
な軟らかさを保持するもので,その後の時間の経過につ
れて架橋が進んで人体患部への貼付に適当な硬さとなる
ものである。
くとも数分)は,ゲル膏体の練合や塗布展延作業に手頃
な軟らかさを保持するもので,その後の時間の経過につ
れて架橋が進んで人体患部への貼付に適当な硬さとなる
ものである。
したがって,ゲル膏体の練合時及び支持体塗布時等にお
ける作業性に優れ,かつ塗布後の使用におけるゲル膏体
のダレや支持体裏面へ滲み出しがなく快適な使用感が得
られる。
ける作業性に優れ,かつ塗布後の使用におけるゲル膏体
のダレや支持体裏面へ滲み出しがなく快適な使用感が得
られる。
この状態は水溶性,難溶性の多価金属化合物を添加せず
して得たゲル膏体とは無論のこと,いずれが一方のみを
添加して得たゲル膏体に比較しても圧倒的に優れたもの
で,好適な粘着性を維持したパップ剤を得ることができ
る。
して得たゲル膏体とは無論のこと,いずれが一方のみを
添加して得たゲル膏体に比較しても圧倒的に優れたもの
で,好適な粘着性を維持したパップ剤を得ることができ
る。
以下,実施例及び比較例を掲げてこの発明をより具体的
に説明する。
に説明する。
実施例1及び比較例1 下記第1表の処方に従って実施例1のパップ剤及び比較
例1のパップ剤の製造を行った。
例1のパップ剤の製造を行った。
製造における操作手順は以下のとおりである。
先ず,水にポリアクリル酸20%水溶液(ジュリマーAC−
10H)を溶解し,これにカオリン,酸化チタン,薬効成
分としてサルチル酸メチル,l−メントール,dl−カンフ
ル,ハッカ油,及び活性剤としてポリソルベート80(日
本薬局方)を加えてよく分散させた。
10H)を溶解し,これにカオリン,酸化チタン,薬効成
分としてサルチル酸メチル,l−メントール,dl−カンフ
ル,ハッカ油,及び活性剤としてポリソルベート80(日
本薬局方)を加えてよく分散させた。
一方,グリセリンにアクリル酸−アクリル酸ソーダ共重
合体としてアロンビスAH(日本純薬(株)製),硫酸ア
ルミニウム10%水溶液及び乾燥水酸化アルミニウムゲル
(日本薬局方)を加えてよく分散させた。
合体としてアロンビスAH(日本純薬(株)製),硫酸ア
ルミニウム10%水溶液及び乾燥水酸化アルミニウムゲル
(日本薬局方)を加えてよく分散させた。
これら二つの分散物を混合して均一に練合し,ペースト
状のパップ剤用のゲル膏体を得,これを不織布上に塗布
展延し,その表面をポリエチレンフィルムで保護してパ
ップ剤を得た。
状のパップ剤用のゲル膏体を得,これを不織布上に塗布
展延し,その表面をポリエチレンフィルムで保護してパ
ップ剤を得た。
実施例2及び比較例2 下記第2表の処方に従って実施例2のパップ剤及び比較
例2のパップ剤の製造を行った。
例2のパップ剤の製造を行った。
製造における操作手順は以下のとおりである。
先ず,水にポリアクリル酸10%水溶液(ジュリマーAC−
10SH;日本純薬(株)製)を溶解し,これにカオリン,
薬効成分としてサリチル酸メチル,l−メントール,dl−
カンフル及びハッカ油,活性剤としてポリソルベート80
を加えてよく分散させた。
10SH;日本純薬(株)製)を溶解し,これにカオリン,
薬効成分としてサリチル酸メチル,l−メントール,dl−
カンフル及びハッカ油,活性剤としてポリソルベート80
を加えてよく分散させた。
一方,グリセリンにポリアクリル酸ソーダ(アロンビス
SS;日本純薬(株)製),塩化カルシウム20%水溶液,
カリミョウバン10%水溶液,及び水酸化マグネシウムを
加えてよく分散させた。
SS;日本純薬(株)製),塩化カルシウム20%水溶液,
カリミョウバン10%水溶液,及び水酸化マグネシウムを
加えてよく分散させた。
これら二つの分散物を混合して均一に練合し,ペースト
状のパップ剤用ゲル膏体とし,これを不織布上に塗布展
延し,その表面をポリエチレンフィルムで保護してパッ
プ剤を得た。
状のパップ剤用ゲル膏体とし,これを不織布上に塗布展
延し,その表面をポリエチレンフィルムで保護してパッ
プ剤を得た。
前記実施例1,2及び比較例1,2の各パップ剤について,製
造時の作業性,塗布後の支持体裏面への滲み出し,皮膚
への粘着性を調べた。
造時の作業性,塗布後の支持体裏面への滲み出し,皮膚
への粘着性を調べた。
この場合,作業性は混練時及び塗布時の作業性で評価
し,裏面への滲み出しは,製造後1週間迄の裏面滲み出
しの有無,粘着性は製造後1カ月での評価とした。
し,裏面への滲み出しは,製造後1週間迄の裏面滲み出
しの有無,粘着性は製造後1カ月での評価とした。
これらの結果を第3表に示す。
なお,上記表において,◎,○,×はそれぞれ以下の意
味を有するものである。
味を有するものである。
◎:非常に容易 ○:ほゞ良好 ×:困難 〔滲み出し評価基準〕 ◎:滲み出し全くなし ○:滲み出しあり ×:著しく多く滲み出しあり 〔粘着性評価基準〕 ◎:強い粘着性あり ○:粘着性あり ×:粘着性なし 〔発明の効果〕 この発明のパップ剤は,アクリル酸とアクリル酸塩との
共重合体,又は該重合体とポリアクリル酸との混合物若
しくはポリアクリル酸とポリアクリル酸塩との混合物の
いずれからなるアクリル系化合物を,それぞれ少なくと
も1種以上の水溶性の多価金属化合物と難溶性の多価金
属化合物によって架橋することによって,適当なスピー
ドでアルカリ系化合物に不溶性塩を生成させて架橋アク
リル系化合物を得ると共に,この架橋アクリル系化合物
に薬効成分などを混合してゲル膏体としたものがある。
共重合体,又は該重合体とポリアクリル酸との混合物若
しくはポリアクリル酸とポリアクリル酸塩との混合物の
いずれからなるアクリル系化合物を,それぞれ少なくと
も1種以上の水溶性の多価金属化合物と難溶性の多価金
属化合物によって架橋することによって,適当なスピー
ドでアルカリ系化合物に不溶性塩を生成させて架橋アク
リル系化合物を得ると共に,この架橋アクリル系化合物
に薬効成分などを混合してゲル膏体としたものがある。
したがって,得られたゲル膏体は不織布などの支持体に
塗布する場合,適度の粘度を有するために作業性がきわ
めて良好であるので,パップ剤製造時における生産能率
を飛躍的に向上させることができる。
塗布する場合,適度の粘度を有するために作業性がきわ
めて良好であるので,パップ剤製造時における生産能率
を飛躍的に向上させることができる。
また,得られたゲル膏体を支持体に塗布した場合,ゲル
膏体が適度な粘性を有しているため,支持体裏面へのゲ
ル膏体の滲み出しが一切なく,かつ使用時のダレが全く
生ずることなく,しかも的確な保水性と適当な弾性性及
び柔軟性によって優れた粘着性を維持しているので,患
部に対する密着性を高め快適な使用感が得られるなど実
用上多大な利点を有するものである。
膏体が適度な粘性を有しているため,支持体裏面へのゲ
ル膏体の滲み出しが一切なく,かつ使用時のダレが全く
生ずることなく,しかも的確な保水性と適当な弾性性及
び柔軟性によって優れた粘着性を維持しているので,患
部に対する密着性を高め快適な使用感が得られるなど実
用上多大な利点を有するものである。
Claims (6)
- 【請求項1】アクリル系化合物を,水溶性の多価金属化
合物の難溶性の多価金属化合物によって架橋して得た架
橋アクリル系化合物をゲル膏体成分としたことを特徴と
するパップ剤。 - 【請求項2】前記アクリル系化合物は,アクリル酸とア
クリル酸塩との共重合体であることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載のパップ剤。 - 【請求項3】前記アクリル系化合物は,アクリル酸とア
クリル酸塩との共重合体とポリアクリル酸との混合物で
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のパッ
プ剤。 - 【請求項4】前記アクリル系化合物は,ポリアクリル酸
とポリアクリル酸塩との混合物よりなることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載のパップ剤。 - 【請求項5】前記水溶性の多価金属化合物は,塩化アル
ミニウム,硫酸アルミニウム,塩化カルシウム,カリミ
ョウバン,塩化マグネシウム,鉄ミョウバン,硫酸第二
鉄,及びアンモニウムミョウバンより選ばれた1種若し
くは2種以上の化合物であることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載のパップ剤。 - 【請求項6】前記難溶性の多価金属化合物は,水酸化ア
ルミニウム,ケイ酸アルミニウム,リン酸アルミニウ
ム,クエン酸鉄,酸化マグネシウム,及び酸化カルシウ
ムより選ばれた1種若しくは2種以上の化合物であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のパップ剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61296219A JPH0794383B2 (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 | パツプ剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61296219A JPH0794383B2 (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 | パツプ剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63150222A JPS63150222A (ja) | 1988-06-22 |
| JPH0794383B2 true JPH0794383B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=17830718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61296219A Expired - Lifetime JPH0794383B2 (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 | パツプ剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0794383B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03123727A (ja) * | 1989-10-04 | 1991-05-27 | Nitto Denko Corp | 経皮吸収製剤 |
| EP0510210A4 (en) * | 1990-11-09 | 1992-11-25 | Teikoku Seiyaku Co., Ltd. | Procaterol-containing plaster |
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| JP2006321792A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-30 | Showa Denko Kk | 含水ゲル体及びその製造方法 |
| EP3871663A4 (en) * | 2018-07-31 | 2022-07-20 | Dia Pharmaceutical Co., Ltd. | AQUEOUS DRESSING |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5562013A (en) * | 1978-11-02 | 1980-05-10 | Rakuule Yakuhin Hanbai Kk | Aqueous poultice comprising transcutaneous absorbable anti-inflammatory agent |
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| JPS59118719A (ja) * | 1982-12-25 | 1984-07-09 | Ss Pharmaceut Co Ltd | パツプ剤ゲル膏体の製造法 |
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| JPS60226808A (ja) * | 1985-03-11 | 1985-11-12 | Watanabe Yakuhin Kogyo Kk | シツプ薬 |
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-
1986
- 1986-12-12 JP JP61296219A patent/JPH0794383B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63150222A (ja) | 1988-06-22 |
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