JPH081078Y2 - 合成紙 - Google Patents

合成紙

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JPH081078Y2
JPH081078Y2 JP1989121914U JP12191489U JPH081078Y2 JP H081078 Y2 JPH081078 Y2 JP H081078Y2 JP 1989121914 U JP1989121914 U JP 1989121914U JP 12191489 U JP12191489 U JP 12191489U JP H081078 Y2 JPH081078 Y2 JP H081078Y2
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paper
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polyethylene
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woven fabric
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雄二 岡田
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Unitika Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は引裂強力に優れ、包装紙、印刷紙など多用途
に適した合成紙に関するものであり、さらに詳しくは、
合成紙に要求される隠蔽性、印刷特性、軽量などの諸特
性を兼ね備えた合成紙に関するものである。
従来の技術 従来の合成紙の一つにフィルムタイプのものが知られ
ており、その合成紙はポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレンなどの熱可塑性樹脂に酸化チタン、炭
酸カルシウムなどの無機化合物を添加混合したものを溶
融成膜するものであった。
考案が解決しようとする課題 ところが、上記フィルムタイプの合成紙の場合、単一
層から形成されているため、裂け目が入ると簡単に引き
裂ける欠点があり、機械的特性の面で劣っていた。ま
た、製袋加工時にヒートシール接着を行なうと、同樹脂
が単一成分のため接着部と非接着部の境目の強力が乏し
く、ヒールシール法による製袋品の使用範囲がかなり限
定されたものであった。
本考案はこの課題を解決するもので、引裂強力に優
れ、機械的特性が要求される用途に対しても十分利用で
き、ヒートシール法による製袋加工においても十分な接
着強力があり、広範囲に使用できる合成紙を提供するこ
とを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本考案は、芯成分がポリエ
ステル、鞘成分がポリエチレンの芯鞘型複合繊維からな
る目付15〜50g/m2の長繊維不織布を、軽量でかつ隠蔽度
の高い目付15〜50g/m2の紙の両面にポリエチレンまたは
ポリプロピレンにて貼り合わせてシート状物を構成し、
前記シート状物をカレンダー加工機にて平滑処理してな
るものである。
そこで本考案で使用される不織布は、強力、柔軟性な
どの特性面と生産性の面から長繊維不織布に限定するも
のであり、短繊維不織布は対象とするものではない。さ
らに、不織布を構成する繊維は芯鞘型複合繊維からなる
熱可塑性長繊維フィラメントである。芯鞘型複合繊維は
断面形状が円形をはじめ、三角形や四角形などの異形断
面、中空や偏平断面の何れもが用いられる。高度な平滑
性を要求される場合、フィラメント断面が偏平からなる
ものが好ましく、偏平比が2〜20程度のものが望まし
い。ここで偏平比とは、フィラメント断面の幅をD、厚
さをTとすれば、偏平比=D/Tで求められるものであ
る。
次に、不織布を構成する芯鞘型複合繊維の単糸繊度
は、シート状物の平滑性の面から5デニール以下が好ま
しく、特に1〜3デニールのものが望ましい。単糸デニ
ールが小さい程、シート状物の平滑性が向上するが、繊
度が小さくなり過ぎると生産性の面で劣るため好ましく
ない。
本考案で使用される不織布の鞘成分を構成するポリエ
チレンとしては直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリ
エチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレンの
何れもが使用できる。
一方、芯成分を構成するポリエステルは主たる繰り返
し単位がエチレンテレフタレートを主体とするポリエチ
レンテレフタレートまたは共重合ポリエステルである。
共重合成分としては従来公知の酸性分およびグリコール
成分が使用でき、酸性分としてはイソフタル酸、アジピ
ン酸などが、グリコール成分としてはプロピレングリコ
ール、ジエチレングリコールなどが使用される。なお、
強力の面からエチレンテレフタレート単位が少なくとも
85モル%以上であることが好ましい。
次に、複合繊維における芯鞘成分の割合については、
重量比で1:0.5〜5であることが好ましい。上記芯鞘比
が1:5を超えると風合がソフトで積層体の接着力も向上
するが、得られた不織布強力が低くなるので好ましくな
い。一方、重量比が1:0.1未満の場合強力面で優れてい
るが、接着性の面で劣るため好ましくない。
不織布の目付としては15〜50g/m2の範囲にあることが
必要で、15g/m2未満では繊維量が少ないので合成紙の引
裂強力は低くなる。一方、50g/m2を超えると合成紙の目
付が大きく、かつ厚くなるので合成紙の用途には好まし
くない。
一方、中間体として用いる紙について、軽量、隠蔽性
かつ接着性の上でタバコ巻紙用紙、ストロー包装用紙が
最も適する。また、合成紙としての隠蔽性、また機械的
特性の必要性に応じて、紙目付を15〜50g/m2の間で自由
に組み合わせが可能である。15g/m2未満では隠蔽性が劣
り、また強力不足のため、不織布との貼り合わせ加工上
で問題があり、一方50g/m2を超えると紙の層間剥離の上
で問題があり、また合成紙の目付が大きく、かつ厚くな
るので合成紙用途に好ましくない。
次いで、不織布と紙との接着剤として用いるポリエチ
レンまたはポリプロピレンは双方共に十分な接着力を有
するが、合成紙としての機械的特性の必要性に応じ自由
に選択が可能である。合成紙の硬さが必要な場合、ポリ
プロピレンが適し、一方柔らかさが必要な場合はポリエ
チレンが適する。また、合成紙としての隠蔽度の必要性
に応じ、ベースレジンに対して酸化チタンを5〜20重量
%添加することにより隠蔽度は著しく向上する。5%重
量未満では隠蔽度は期待できず、20重量%を超えると接
着力が低下する恐れがある。
本考案の合成紙は不織布を紙の両側にポリエチレンま
たはポリプロピレンにて貼り合わせてシート状物を形成
するものであるが、生産性の面から押出型ラミネート機
械を使用し、上記ポリエチレンまたはポリプロピレンま
た必要に応じて酸化チタンを5〜20重量%添加したもの
を溶融押出し、厚み5〜50μの範囲で接着体の一方に塗
布した後、同樹脂が固化しないうちにもう一方の被接着
体を貼り合わせる方法が望ましい。塗布量は貼り合わせ
る不織布および紙に応じて適宜決定すればよいが、通常
層間剥離を防止するために接着体の同重量以上塗布させ
ることが望ましい。
次に、シート状物の平滑化については、鏡面仕上金属
ロールとコットンロール、鏡面仕上金属ロールとプラス
チックロールや弾性ロールとの組み合わせからなるカレ
ンダー加工機が好ましく使用される。平滑化条件は不織
布の目付芯鞘比率、接着剤の種類により適宜決定すれば
よいが、本考案で用いられるカレンダー条件としてはロ
ール温度80〜110℃、線圧力150〜200kg/cmが好ましい。
長繊維不織布の製造方法としてはエアージェットを利
用して溶融紡糸した繊維を延伸しつつ、従来公知のフィ
ラメント開繊装置を利用して開繊した後に、移動する網
状体の上に堆積させ、移送させることで不織ウエブを製
造し、引き続きこのウエブを仮圧ローラーで圧接後、エ
ンボスローラーにて熱圧接を行ない、不織シートを得る
いわゆるスパンボンド法が好ましく利用できる。
以下、図面により本考案をさらに説明する。
第1図は本考案の合成紙の斜視図である。芯鞘型複合
繊維からなる長繊維不織布1を軽量でかつ隠蔽度の高い
紙2の両面にポリエチレンまたはポリプロピレンからな
る接着剤層3を介して貼り付けて積層体を構成し、その
積層体の表面にカレンダー加工にて平滑処理を施したも
のである。
作用 上記構成からなる合成紙は、不織布を構成する芯鞘型
複合繊維の芯成分であるポリエステル部分が溶融せず、
繊維の形態で合成紙の中に残っているため、積層体の骨
材として作用し、しかもその繊維の配列がランダムであ
るため、従来のフィルムタイプに比べ引裂強力が向上す
ると考えられる。また、製袋加工時、ヒートシール温度
を芯成分に用いるポリエステル融点より低く設定するこ
とにより、シール部のポリエステルは骨材として作用
し、シール部と非シール部の境目の強力にも十分作用す
る。
さらに、合成紙の隠蔽性につき、中央に挾む紙の選
定、また必要に応じて接着剤であるポリエチレンもしく
はポリプロピレンに酸化チタンを添加する量により自由
に合成紙の隠蔽度の調整が可能である。また、不織布の
多孔性により印刷性の面でも優れたもので、フィルムタ
イプの合成紙と同等レベルの印刷特性を有する。
考案の効果 以上のように、本考案の合成紙は引裂強力に優れてお
り、機械的特性を要求される用途に対しても十分利用で
き、ヒートシール法による製袋加工においても十分な接
着強力があり、広範囲に使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案合成紙の斜視図である。 1……長繊維不織布、2……紙、3……接着剤層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】芯成分がポリエステル、鞘成分がポリエチ
    レンの芯鞘型複合繊維からなる目付15〜50g/m2の長繊維
    不織布を、軽量でかつ隠蔽度の高い目付15〜50g/m2の紙
    の両面にポリエチレンまたはポリプロピレンにて貼り合
    わせてシート状物を構成し、前記シート状物をカレンダ
    ー加工機にて平滑処理してなる合成紙。
JP1989121914U 1989-10-17 1989-10-17 合成紙 Expired - Lifetime JPH081078Y2 (ja)

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JP1989121914U JPH081078Y2 (ja) 1989-10-17 1989-10-17 合成紙

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JP1989121914U JPH081078Y2 (ja) 1989-10-17 1989-10-17 合成紙

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Publication Number Publication Date
JPH0359837U JPH0359837U (ja) 1991-06-12
JPH081078Y2 true JPH081078Y2 (ja) 1996-01-17

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ID=31669937

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA989604A (en) * 1972-08-29 1976-05-25 John C. Oatfield Reinforced paper products
JPS6050595A (ja) * 1983-08-30 1985-03-20 セイコーインスツルメンツ株式会社 ハ−モニ−トレ−ナ−

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Publication number Publication date
JPH0359837U (ja) 1991-06-12

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