JPH08142364A - 熱記録装置 - Google Patents
熱記録装置Info
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- JPH08142364A JPH08142364A JP6289609A JP28960994A JPH08142364A JP H08142364 A JPH08142364 A JP H08142364A JP 6289609 A JP6289609 A JP 6289609A JP 28960994 A JP28960994 A JP 28960994A JP H08142364 A JPH08142364 A JP H08142364A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 特殊紙にだけでなく、普通紙に対しても高品
位な昇華性染料像を出力でき、かつ、記録紙の後端まで
圧接ローラを圧接することにより、濡れた状態で記録紙
が出力されることのない熱記録装置を提供する。 【構成】 中間転写媒体2上に染着層3bを形成し、こ
の染着層3bに昇華性染料像15を形成し、その後、圧
接ローラ8により昇華性染料像15が形成された染着層
3bを記録紙12に熱転写する。また、記録紙12への
染着層3bの転写時は、記録紙12の後端部まで圧接ロ
ール8を確実に圧接する。
位な昇華性染料像を出力でき、かつ、記録紙の後端まで
圧接ローラを圧接することにより、濡れた状態で記録紙
が出力されることのない熱記録装置を提供する。 【構成】 中間転写媒体2上に染着層3bを形成し、こ
の染着層3bに昇華性染料像15を形成し、その後、圧
接ローラ8により昇華性染料像15が形成された染着層
3bを記録紙12に熱転写する。また、記録紙12への
染着層3bの転写時は、記録紙12の後端部まで圧接ロ
ール8を確実に圧接する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、FAX、プリン
タ等に用いられ、電気信号に応じて所望の画像または文
字などを記録紙上に出力するための熱記録装置に関す
る。
タ等に用いられ、電気信号に応じて所望の画像または文
字などを記録紙上に出力するための熱記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンタ等に用いられる記録方式
として、特開平1−275163号公報に示されている
如く、サーマルヘッドと昇華性染料を保持したインクシ
ートを用いた昇華型熱記録方式が実用化されている。
として、特開平1−275163号公報に示されている
如く、サーマルヘッドと昇華性染料を保持したインクシ
ートを用いた昇華型熱記録方式が実用化されている。
【0003】以下、この熱記録方式を用いた従来の熱記
録装置の一例について説明する。図8は従来の昇華性染
料を用いた熱記録装置の構成図である。図8において、
112は合成紙などの厚手の基材上に染着層を設けた記
録紙であり、104は、記録紙112の幅方向に列状に
配列した多数の発熱素子105を有したサーマルヘッド
である。103はインクシートであり、フィルム状基材
103aの上に昇華性染料を含む染料層103cが塗布
されている。サーマルヘッド104はインクシート10
3の染料層103cとを記録紙112と合わせた状態で
プラテン117に押し当てている。
録装置の一例について説明する。図8は従来の昇華性染
料を用いた熱記録装置の構成図である。図8において、
112は合成紙などの厚手の基材上に染着層を設けた記
録紙であり、104は、記録紙112の幅方向に列状に
配列した多数の発熱素子105を有したサーマルヘッド
である。103はインクシートであり、フィルム状基材
103aの上に昇華性染料を含む染料層103cが塗布
されている。サーマルヘッド104はインクシート10
3の染料層103cとを記録紙112と合わせた状態で
プラテン117に押し当てている。
【0004】この状態でプラテン117、記録紙11
2、及びインクシート103をそれぞれ矢印の方向に移
動させながら記録信号にしたがって発熱素子105を発
熱させ、これに対向した部分の染料層103cの昇華性
染料を加熱し、記録紙112の染着層に移行させる。こ
の動作により記録紙112に昇華性染料像115を得る
ことが出来る。さらに、Y、M、Cの3色の昇華性染料
を含む染料層103cを用いれば、高精細なフルカラー
画像を得ることができる。
2、及びインクシート103をそれぞれ矢印の方向に移
動させながら記録信号にしたがって発熱素子105を発
熱させ、これに対向した部分の染料層103cの昇華性
染料を加熱し、記録紙112の染着層に移行させる。こ
の動作により記録紙112に昇華性染料像115を得る
ことが出来る。さらに、Y、M、Cの3色の昇華性染料
を含む染料層103cを用いれば、高精細なフルカラー
画像を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
昇華性染料を用いた記録装置では、記録紙として特殊紙
を使用する必要があり、所望の記録紙に出力することが
不可能である。また、この特殊紙は高価なものであるた
め、ランニングコストが高いという欠点を有していた。
昇華性染料を用いた記録装置では、記録紙として特殊紙
を使用する必要があり、所望の記録紙に出力することが
不可能である。また、この特殊紙は高価なものであるた
め、ランニングコストが高いという欠点を有していた。
【0006】また、中間転写媒体と、染着層を支持した
染着層シートと、染料層を支持した染料層シートと、サ
ーマルヘッドと、熱ロールからなる転写手段とを使用
し、一旦この中間転写媒体に染着層を形成し、この染着
層に昇華性染料像を形成し、その後、中間転写媒体に記
録紙を介して熱ロールを圧接することにより、昇華性染
料像が形成された染着層を記録紙に熱転写させ出力を得
るという方法も考えられる。この方法であれば、特殊紙
を使用する必要がなく、普通紙に対しても昇華性染料像
を得ることができる。しかしながら、熱ロールの記録紙
を介しての中間転写媒体への圧接方法と、熱ロール表面
の材質とを十分に考慮しなければ、以下のような課題が
発生してしまう。記録紙を熱ロールで中間転写媒体に圧
接走行させると、記録紙に含まれていた水分がしごか
れ、記録紙の後部へと記録紙中を水分が移動していく。
染着層の後端部を記録紙に熱転写した後、記録紙の後端
部を中間転写媒体に圧接し終わっていない状態で熱ロー
ルを中間転写媒体から離間すると、記録紙の離間時に対
応する部分が濡れた状態となってしまう。記録紙が濡れ
た状態で出力されるというのは装置の完成度としては非
常に低いものであり、また、その後記録紙が乾いても水
分がついていた部分が紙しわの状態となる場合が多く、
出力画像として低品質のものとなってしまう。
染着層シートと、染料層を支持した染料層シートと、サ
ーマルヘッドと、熱ロールからなる転写手段とを使用
し、一旦この中間転写媒体に染着層を形成し、この染着
層に昇華性染料像を形成し、その後、中間転写媒体に記
録紙を介して熱ロールを圧接することにより、昇華性染
料像が形成された染着層を記録紙に熱転写させ出力を得
るという方法も考えられる。この方法であれば、特殊紙
を使用する必要がなく、普通紙に対しても昇華性染料像
を得ることができる。しかしながら、熱ロールの記録紙
を介しての中間転写媒体への圧接方法と、熱ロール表面
の材質とを十分に考慮しなければ、以下のような課題が
発生してしまう。記録紙を熱ロールで中間転写媒体に圧
接走行させると、記録紙に含まれていた水分がしごか
れ、記録紙の後部へと記録紙中を水分が移動していく。
染着層の後端部を記録紙に熱転写した後、記録紙の後端
部を中間転写媒体に圧接し終わっていない状態で熱ロー
ルを中間転写媒体から離間すると、記録紙の離間時に対
応する部分が濡れた状態となってしまう。記録紙が濡れ
た状態で出力されるというのは装置の完成度としては非
常に低いものであり、また、その後記録紙が乾いても水
分がついていた部分が紙しわの状態となる場合が多く、
出力画像として低品質のものとなってしまう。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、昇華
性染料を用いたフルカラー画像を特殊紙にだけでなく、
普通紙に対しても出力できる熱記録装置を提供するもの
である。また、記録紙の後端部が濡れた状態で出力され
ることのないプロセスの安定した熱記録装置を提供する
ものである。
性染料を用いたフルカラー画像を特殊紙にだけでなく、
普通紙に対しても出力できる熱記録装置を提供するもの
である。また、記録紙の後端部が濡れた状態で出力され
ることのないプロセスの安定した熱記録装置を提供する
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の熱記録装置は、中間転写媒体と、フィルム
状の基材に染着層を有する染着層シートと、フィルム状
の基材に昇華性染料を含む染料層を有する染料層シート
と、染着層シートの染着層を中間転写媒体上に形成する
染着層形成手段と、染料層シートの染料層を選択的に加
熱して中間転写媒体上に形成された染着層に昇華性染料
像を形成する熱像形成手段と、記録紙を介して中間転写
媒体と圧接し、中間転写媒体上に形成した染着層をその
上に形成した昇華性染料像とともに記録紙に熱転写させ
る転写手段とを備え、記録紙を介して中間転写媒体と転
写手段とを圧接した後は記録紙の後端部を圧接し終るま
では中間転写媒体と転写手段とを離間しないという構成
を備えたものである。
めに本発明の熱記録装置は、中間転写媒体と、フィルム
状の基材に染着層を有する染着層シートと、フィルム状
の基材に昇華性染料を含む染料層を有する染料層シート
と、染着層シートの染着層を中間転写媒体上に形成する
染着層形成手段と、染料層シートの染料層を選択的に加
熱して中間転写媒体上に形成された染着層に昇華性染料
像を形成する熱像形成手段と、記録紙を介して中間転写
媒体と圧接し、中間転写媒体上に形成した染着層をその
上に形成した昇華性染料像とともに記録紙に熱転写させ
る転写手段とを備え、記録紙を介して中間転写媒体と転
写手段とを圧接した後は記録紙の後端部を圧接し終るま
では中間転写媒体と転写手段とを離間しないという構成
を備えたものである。
【0009】また、転写手段が、所望の温度に加熱保温
する手段を備えた圧接ロールからなり、かつ記録紙を介
して中間転写媒体と圧接される面は、熱伝導率が0.0
8〜5W/m・℃の物質で形成されたものである。
する手段を備えた圧接ロールからなり、かつ記録紙を介
して中間転写媒体と圧接される面は、熱伝導率が0.0
8〜5W/m・℃の物質で形成されたものである。
【0010】好適には、染着層シートと染料層シートと
してフィルム状の基材に染料層と染着層とを面順次に塗
布した形態であるものを用い、かつ熱像形成手段がサー
マルヘッドであり、このサーマルヘッドを染着層形成手
段としても用いる。また、染着層形成部分は少なくとも
シリコーンゴムを含んで成る中間転写媒体を用いるもの
である。
してフィルム状の基材に染料層と染着層とを面順次に塗
布した形態であるものを用い、かつ熱像形成手段がサー
マルヘッドであり、このサーマルヘッドを染着層形成手
段としても用いる。また、染着層形成部分は少なくとも
シリコーンゴムを含んで成る中間転写媒体を用いるもの
である。
【0011】
【作用】本発明は上記したように、中間転写媒体上に染
着層を形成し、この染着層に昇華性染料像を記録し、さ
らに、昇華性染料像が記録された染着層を記録紙に熱転
写させる方式であるため、特殊紙にだけでなく普通紙に
対しても高精細なフルカラー画像を出力することができ
る。
着層を形成し、この染着層に昇華性染料像を記録し、さ
らに、昇華性染料像が記録された染着層を記録紙に熱転
写させる方式であるため、特殊紙にだけでなく普通紙に
対しても高精細なフルカラー画像を出力することができ
る。
【0012】また、記録紙を介して中間転写媒体と転写
手段とを圧接した後は記録紙の後端部を圧接し終るまで
は中間転写媒体と転写手段とを離間しないという構成を
備えたものであるため、記録紙中の水分を記録紙の後端
部から記録紙外へ放出する事ができる。したがって、記
録紙の後端部が濡れた状態で出力されることのないプロ
セスの安定した熱記録装置を提供するものである。
手段とを圧接した後は記録紙の後端部を圧接し終るまで
は中間転写媒体と転写手段とを離間しないという構成を
備えたものであるため、記録紙中の水分を記録紙の後端
部から記録紙外へ放出する事ができる。したがって、記
録紙の後端部が濡れた状態で出力されることのないプロ
セスの安定した熱記録装置を提供するものである。
【0013】また、転写手段が、所望の温度に加熱保温
する手段を備えた圧接ロールからなり、かつ記録紙を介
して中間転写媒体と圧接される面は、熱伝導率が5W/
m・℃以下の物質で形成されたものであるため、記録紙
から放出された水分が圧接ロールに接触した時、水分が
急激に蒸発して異常音を発生するのを防ぐことができ
る。また、熱伝導率が0.08W/m・℃以上であるた
め記録紙に良好に熱を伝える事ができ、これにより、染
着層を良好に記録紙に転写することができる。
する手段を備えた圧接ロールからなり、かつ記録紙を介
して中間転写媒体と圧接される面は、熱伝導率が5W/
m・℃以下の物質で形成されたものであるため、記録紙
から放出された水分が圧接ロールに接触した時、水分が
急激に蒸発して異常音を発生するのを防ぐことができ
る。また、熱伝導率が0.08W/m・℃以上であるた
め記録紙に良好に熱を伝える事ができ、これにより、染
着層を良好に記録紙に転写することができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例の熱記録装置について、
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
【0015】図1において、1は金属製の中間転写ドラ
ムであり、その表面には適度な離型性を保持したシリコ
ーンゴムからなる中間転写媒体2が設けられており、駆
動手段(図示せず)により所望の速度で回転される。シ
リコーンゴムの硬度は20度〜70度、膜厚は0.1m
m〜2mmのものが好ましく用いられるが、本実施例で
は、硬度50度、膜厚0.4mmのものを用いている。
ムであり、その表面には適度な離型性を保持したシリコ
ーンゴムからなる中間転写媒体2が設けられており、駆
動手段(図示せず)により所望の速度で回転される。シ
リコーンゴムの硬度は20度〜70度、膜厚は0.1m
m〜2mmのものが好ましく用いられるが、本実施例で
は、硬度50度、膜厚0.4mmのものを用いている。
【0016】本実施例では中間転写媒体2を適度な離型
性を保持したシリコーンゴムで形成したが、これはシリ
コーンゴムに粘着性材料を保持させたものでも良く、ま
た適度な離型性を保持したものであれば、例えば、フッ
素系高分子材料、シリコーン系高分子材料、さらには、
PET、ポリイミド樹脂でも良い。
性を保持したシリコーンゴムで形成したが、これはシリ
コーンゴムに粘着性材料を保持させたものでも良く、ま
た適度な離型性を保持したものであれば、例えば、フッ
素系高分子材料、シリコーン系高分子材料、さらには、
PET、ポリイミド樹脂でも良い。
【0017】3は、染着層シートと染料層シートとの両
者を組み合わせたインクシートである。このインクシー
ト3の詳細を図2に示す。インクシート3は、膜厚3〜
9μm程度のPETフィルムからなる基材3a上に、染
着層3b、染料層3cとを塗布したものである。染着層
3bには、ポリビニルブチラール樹脂を用いている。染
料層3cは、少なくとも昇華性染料と結着材から構成さ
れる。昇華性染料としては分散染料、油溶染料、塩基性
染料等が用いられる。結着材にはポリエステル、アクリ
ルスチレン樹脂等が用いられる。インクシート3は、染
着層3bとY、M、Cの染料層3cとが面順次に形成さ
れている。また、基材3aの裏面には耐熱滑性処理を施
している。
者を組み合わせたインクシートである。このインクシー
ト3の詳細を図2に示す。インクシート3は、膜厚3〜
9μm程度のPETフィルムからなる基材3a上に、染
着層3b、染料層3cとを塗布したものである。染着層
3bには、ポリビニルブチラール樹脂を用いている。染
料層3cは、少なくとも昇華性染料と結着材から構成さ
れる。昇華性染料としては分散染料、油溶染料、塩基性
染料等が用いられる。結着材にはポリエステル、アクリ
ルスチレン樹脂等が用いられる。インクシート3は、染
着層3bとY、M、Cの染料層3cとが面順次に形成さ
れている。また、基材3aの裏面には耐熱滑性処理を施
している。
【0018】4はサーマルヘッドであり、染着層形成手
段と熱像形成手段とを兼ねたものであり、先端部には、
通電により発熱する発熱素子5が列状に形成されてい
る。6はサーマルヘッド離接レバーであり、サーマルヘ
ッド4を中間転写媒体2に離接可能に支持されている。
7はサーマルヘッド4を中間転写媒体2に押圧するため
のばねである。
段と熱像形成手段とを兼ねたものであり、先端部には、
通電により発熱する発熱素子5が列状に形成されてい
る。6はサーマルヘッド離接レバーであり、サーマルヘ
ッド4を中間転写媒体2に離接可能に支持されている。
7はサーマルヘッド4を中間転写媒体2に押圧するため
のばねである。
【0019】8は金属製の圧接ロールであり、この圧接
ロール8の外周面には被覆層9を形成している。被覆層
9は、厚み0.5mm、ゴム硬度50度、熱伝導率0.
2W/m・℃のシリコーンゴムを使用している。本実施
例では被覆層9にシリコーンゴムを用いたが、熱伝導率
が0.08〜5W/m・℃で、かつ耐熱性が良好なもの
であれば、例えば、フッ素ゴム、フッ素樹脂、ポリイミ
ド等でも好ましく用いられる。圧接ロール8はレバー1
0とばね11により回転自在に支持されかつ記録紙12
を介して中間転写媒体2に所望の圧力で圧接可能に構成
されている。13はハロゲンランプであり、圧接ロール
8を加熱保温する為のものである。14は被覆層13の
表面温度を検出するサーミスタであり、図示なき温度制
御手段に接続されており、サーミスタ14の検知する温
度にしたがって、ハロゲンランプ13のON、OFFを
行い被覆層9表面を所望の温度に制御する。これら、圧
接ロール8、被覆層9、レバー10、ばね11、ハロゲ
ンランプ13、サーミスタ14にて転写手段を構成して
いる。また、図3において、15は中間転写媒体2上に
形成された染着層3bに形成された昇華性染料像であ
る。
ロール8の外周面には被覆層9を形成している。被覆層
9は、厚み0.5mm、ゴム硬度50度、熱伝導率0.
2W/m・℃のシリコーンゴムを使用している。本実施
例では被覆層9にシリコーンゴムを用いたが、熱伝導率
が0.08〜5W/m・℃で、かつ耐熱性が良好なもの
であれば、例えば、フッ素ゴム、フッ素樹脂、ポリイミ
ド等でも好ましく用いられる。圧接ロール8はレバー1
0とばね11により回転自在に支持されかつ記録紙12
を介して中間転写媒体2に所望の圧力で圧接可能に構成
されている。13はハロゲンランプであり、圧接ロール
8を加熱保温する為のものである。14は被覆層13の
表面温度を検出するサーミスタであり、図示なき温度制
御手段に接続されており、サーミスタ14の検知する温
度にしたがって、ハロゲンランプ13のON、OFFを
行い被覆層9表面を所望の温度に制御する。これら、圧
接ロール8、被覆層9、レバー10、ばね11、ハロゲ
ンランプ13、サーミスタ14にて転写手段を構成して
いる。また、図3において、15は中間転写媒体2上に
形成された染着層3bに形成された昇華性染料像であ
る。
【0020】次に、以上のように構成された熱記録装置
の動作を図面を参照しながら説明する。
の動作を図面を参照しながら説明する。
【0021】まず、図1において、装置の電源がONに
なると、ハロゲンランプ13が発光する。その後サーミ
スタ14の検知する温度にしたがって、ハロゲンランプ
13の発光、消灯を繰り返すことにより、圧接ロール8
上の被覆層9表面を設定温度に加熱保温することが出来
る。被覆層9の設定温度は中間転写媒体2の材質、染着
層3bの材質、圧接ロール8の中間転写媒体2に対する
圧接力等により異なるが、本実施例では150℃に設定
している。
なると、ハロゲンランプ13が発光する。その後サーミ
スタ14の検知する温度にしたがって、ハロゲンランプ
13の発光、消灯を繰り返すことにより、圧接ロール8
上の被覆層9表面を設定温度に加熱保温することが出来
る。被覆層9の設定温度は中間転写媒体2の材質、染着
層3bの材質、圧接ロール8の中間転写媒体2に対する
圧接力等により異なるが、本実施例では150℃に設定
している。
【0022】次に、サーマルヘッド4をインクシート3
を介して中間転写ドラム1に圧接させ、かつインクシー
ト3の染着層3bが中間転写媒体2に接触する位置に保
持する。この状態で中間転写ドラム1を図示の矢印の方
向に回転させるとともに、インクシート3を中間転写媒
体2との相対速度がゼロとなるように図示の矢印の方向
に走行させる。中間転写ドラム1の周速は10mm/s
ecに設定している。この時、制御手段(図示せず)に
よりサーマルヘッド4に駆動信号を与え、サーマルヘッ
ド4の先端部にある発熱素子5を発熱させる。この熱に
より、中間転写媒体2と染着層3bとの付着力を、染着
層3bと基材3aとの付着力よりも大きくする事が出来
る。よって、中間転写媒体2上にインクシート3の染着
層3bを形成することができる。本実施例では、染着層
3bの形成時、サーマルヘッド4を発熱させたが、中間
転写媒体2と染着層3bとの付着力が常温においても十
分にある場合は、必ずしも発熱させる必要はない。
を介して中間転写ドラム1に圧接させ、かつインクシー
ト3の染着層3bが中間転写媒体2に接触する位置に保
持する。この状態で中間転写ドラム1を図示の矢印の方
向に回転させるとともに、インクシート3を中間転写媒
体2との相対速度がゼロとなるように図示の矢印の方向
に走行させる。中間転写ドラム1の周速は10mm/s
ecに設定している。この時、制御手段(図示せず)に
よりサーマルヘッド4に駆動信号を与え、サーマルヘッ
ド4の先端部にある発熱素子5を発熱させる。この熱に
より、中間転写媒体2と染着層3bとの付着力を、染着
層3bと基材3aとの付着力よりも大きくする事が出来
る。よって、中間転写媒体2上にインクシート3の染着
層3bを形成することができる。本実施例では、染着層
3bの形成時、サーマルヘッド4を発熱させたが、中間
転写媒体2と染着層3bとの付着力が常温においても十
分にある場合は、必ずしも発熱させる必要はない。
【0023】次に、中間転写媒体2に形成された染着層
3bへの昇華性染料像15の形成動作について図3を用
いて説明する。図3において、インクシート3の染料層
3cのY色の部分を中間転写媒体2に形成した染着層3
bと接触する位置に配置し、染着層3bの形成時と同様
に中間転写媒体2とインクシート3を走行させる。この
時、制御手段(図示せず)によりサーマルヘッド4に駆
動信号を与え、画像パターンに応じてサーマルヘッド4
の発熱素子5を発熱させる。これにより、染料層3cが
加熱され、中間転写媒体2上に形成された染着層3bに
染料層3cの昇華性染料が熱拡散転写し、染着層3bに
Y色の昇華性染料像15が得られる。さらに、同様の動
作をM、C色の染料層3cについて行なうことにより、
染着層3bにY、M、Cの3色の昇華性染料像15を得
ることができる。
3bへの昇華性染料像15の形成動作について図3を用
いて説明する。図3において、インクシート3の染料層
3cのY色の部分を中間転写媒体2に形成した染着層3
bと接触する位置に配置し、染着層3bの形成時と同様
に中間転写媒体2とインクシート3を走行させる。この
時、制御手段(図示せず)によりサーマルヘッド4に駆
動信号を与え、画像パターンに応じてサーマルヘッド4
の発熱素子5を発熱させる。これにより、染料層3cが
加熱され、中間転写媒体2上に形成された染着層3bに
染料層3cの昇華性染料が熱拡散転写し、染着層3bに
Y色の昇華性染料像15が得られる。さらに、同様の動
作をM、C色の染料層3cについて行なうことにより、
染着層3bにY、M、Cの3色の昇華性染料像15を得
ることができる。
【0024】次に、昇華性染料像15の形成された染着
層3bの記録紙12への転写の動作について図4を参照
して説明する。まず、紙送り手段(図示せず)により記
録紙12を搬送する。この状態で図4に示す様に加熱保
温された圧接ロール8を記録紙12を介して中間転写媒
体2に圧接することにより、中間転写媒体2上の昇華性
染料像15の形成された染着層3bを記録紙12に熱転
写することができる。この時、圧接ロール8の中間転写
媒体2への圧接力は、線圧2kgf/cmとなるように
構成している。この圧接力であれば、中間転写ドラム1
の周速が10mm/sec、被覆層9の加熱保温温度1
50℃の時に、ベック平滑度3秒、厚み150μmの記
録紙12に対して染着層3bを良好に転写する事が出来
た。この時、中間転写媒体2は柔軟なシリコーンゴムで
形成しているため、記録紙12の表面の凹凸にシリコー
ンゴムを倣わすことができる。これにより染着層3bを
記録紙12の凹凸に十分に倣わすことができ、定着性の
良好な出力を得ることができた。
層3bの記録紙12への転写の動作について図4を参照
して説明する。まず、紙送り手段(図示せず)により記
録紙12を搬送する。この状態で図4に示す様に加熱保
温された圧接ロール8を記録紙12を介して中間転写媒
体2に圧接することにより、中間転写媒体2上の昇華性
染料像15の形成された染着層3bを記録紙12に熱転
写することができる。この時、圧接ロール8の中間転写
媒体2への圧接力は、線圧2kgf/cmとなるように
構成している。この圧接力であれば、中間転写ドラム1
の周速が10mm/sec、被覆層9の加熱保温温度1
50℃の時に、ベック平滑度3秒、厚み150μmの記
録紙12に対して染着層3bを良好に転写する事が出来
た。この時、中間転写媒体2は柔軟なシリコーンゴムで
形成しているため、記録紙12の表面の凹凸にシリコー
ンゴムを倣わすことができる。これにより染着層3bを
記録紙12の凹凸に十分に倣わすことができ、定着性の
良好な出力を得ることができた。
【0025】次に、染着層3bの記録紙12への転写動
作時における、記録紙12の含有している水分の状態に
ついて、図5、図6、図7を用いて説明する。図5は、
圧接ロール8を記録紙12を介して中間転写媒体2に圧
接している状態を示す部分拡大図である。ここで16は
水分を表わしている。記録紙12中の水分16は中間転
写媒体2に圧接される前は、ほぼ記録紙12中に均等に
存在していたが、圧接ロール8にて中間転写媒体2に圧
接されると、水分16が圧接ロール8と中間転写媒体2
とのニップを通過し難いため、ニップ手前に溜っていく
状態となる。この時、記録紙12中の水分16は液体状
態ではなく水蒸気の状態で移動していくものが多いと考
えられ、水分16のかなりの量がニップを通過せず記録
紙12の後部へ移動していく。また、水分16のある量
は水蒸気となって、記録紙12の外へ移動すると考えら
れる。さらに、記録紙12の染着層3bが転写される面
の反対側の面から加熱されることにより、水分16は記
録紙12の染着層3bが転写される側に溜り易い。
作時における、記録紙12の含有している水分の状態に
ついて、図5、図6、図7を用いて説明する。図5は、
圧接ロール8を記録紙12を介して中間転写媒体2に圧
接している状態を示す部分拡大図である。ここで16は
水分を表わしている。記録紙12中の水分16は中間転
写媒体2に圧接される前は、ほぼ記録紙12中に均等に
存在していたが、圧接ロール8にて中間転写媒体2に圧
接されると、水分16が圧接ロール8と中間転写媒体2
とのニップを通過し難いため、ニップ手前に溜っていく
状態となる。この時、記録紙12中の水分16は液体状
態ではなく水蒸気の状態で移動していくものが多いと考
えられ、水分16のかなりの量がニップを通過せず記録
紙12の後部へ移動していく。また、水分16のある量
は水蒸気となって、記録紙12の外へ移動すると考えら
れる。さらに、記録紙12の染着層3bが転写される面
の反対側の面から加熱されることにより、水分16は記
録紙12の染着層3bが転写される側に溜り易い。
【0026】次に、圧接ロール8を記録紙12の後端ま
で完全に圧接しなかった場合について図6を用いて説明
する。図6は、図5の状態から圧接ロール8を中間転写
媒体2から離間した状態を示した部分拡大図である。図
6において、染着層3bの記録紙12への転写を完全に
終了してから圧接ロール8を中間転写媒体2から離間し
ていることは言うまでもない。図5の状態で記録紙12
が中間転写媒体2への圧接が解除されると、圧接ロール
8と中間転写媒体2とのニップ手前に溜っていた水分は
その状態で移動が終了してしまうため、記録紙12の染
着層3bが転写される面が濡れた状態となってしまう。
記録紙12が濡れた状態で出力されるというのは、画像
部分に直接悪影響を与えはしないが、装置として完成度
が低いものである。また、濡れた状態で出力された記録
紙12がその後乾いても、濡れていた部分が紙しわの状
態となってしまうため、出力画像として低品質のものと
なってしまう。
で完全に圧接しなかった場合について図6を用いて説明
する。図6は、図5の状態から圧接ロール8を中間転写
媒体2から離間した状態を示した部分拡大図である。図
6において、染着層3bの記録紙12への転写を完全に
終了してから圧接ロール8を中間転写媒体2から離間し
ていることは言うまでもない。図5の状態で記録紙12
が中間転写媒体2への圧接が解除されると、圧接ロール
8と中間転写媒体2とのニップ手前に溜っていた水分は
その状態で移動が終了してしまうため、記録紙12の染
着層3bが転写される面が濡れた状態となってしまう。
記録紙12が濡れた状態で出力されるというのは、画像
部分に直接悪影響を与えはしないが、装置として完成度
が低いものである。また、濡れた状態で出力された記録
紙12がその後乾いても、濡れていた部分が紙しわの状
態となってしまうため、出力画像として低品質のものと
なってしまう。
【0027】次に、圧接ロール8を記録紙12の後端ま
で完全に圧接した場合について図7を用いて説明する。
図7は記録紙12の後端まで完全に圧接した直後の状態
を示す部分拡大図である。図5で圧接ロール8と中間転
写媒体2とのニップ手前に溜っていた水分16は、次々
と記録紙12の後端部に移動していき、ついには記録紙
12の後端から記録紙12の外へ放出される。この状態
では記録紙12には水分16が溜った状態がなく、圧接
ローラ8の中間転写媒体2からの離間を行なっても、記
録紙12が濡れた状態で出力されることはない。また、
記録紙12の後端の圧接が終わった直後、圧接ロール8
と中間転写媒体2とのニップ手前に溜った水分16も、
圧接ロール8の被覆層9に直接接することになるため、
短時間で蒸発してしまう。また、圧接ロール8と中間転
写媒体2とのニップに溜った水分16が多量であり、短
時間で蒸発しない場合においても、水分16を中間転写
媒体2上の染着層3bの形成を行なわない位置に容易に
とどめることができるため、水分16が出力画像に全く
影響を与えない構成を容易に実現できる。
で完全に圧接した場合について図7を用いて説明する。
図7は記録紙12の後端まで完全に圧接した直後の状態
を示す部分拡大図である。図5で圧接ロール8と中間転
写媒体2とのニップ手前に溜っていた水分16は、次々
と記録紙12の後端部に移動していき、ついには記録紙
12の後端から記録紙12の外へ放出される。この状態
では記録紙12には水分16が溜った状態がなく、圧接
ローラ8の中間転写媒体2からの離間を行なっても、記
録紙12が濡れた状態で出力されることはない。また、
記録紙12の後端の圧接が終わった直後、圧接ロール8
と中間転写媒体2とのニップ手前に溜った水分16も、
圧接ロール8の被覆層9に直接接することになるため、
短時間で蒸発してしまう。また、圧接ロール8と中間転
写媒体2とのニップに溜った水分16が多量であり、短
時間で蒸発しない場合においても、水分16を中間転写
媒体2上の染着層3bの形成を行なわない位置に容易に
とどめることができるため、水分16が出力画像に全く
影響を与えない構成を容易に実現できる。
【0028】さらに、被覆層9の熱伝導率の重要性につ
いて説明をする。被覆層8の熱伝導率が低い場合は染着
層3bの記録紙12への転写動作時、記録紙12に熱を
伝え難く、被覆層9の保温温度を高くしていく必要が生
じる。被覆層9の保温温度は、装置内温度の上昇、消費
電力、各種材質の耐熱性等の観点から、染着層3bを良
好に記録紙12に転写できる範囲内で低ければ低いほど
好ましい。このような観点から実験を行なった結果、被
覆層9の材質の熱伝導率は0.08W/m・℃以上であ
る必要があった。また、被覆層9の熱伝導率が高い場
合、記録紙12の後の圧接が終わった直後、圧接ロール
8と中間転写媒体2とのニップ手前に溜った水分16に
被覆層9が直接接した時、水分16が急激に水蒸気に変
わるため異常音が発生する。異常音自体は、出力画像に
直接悪影響を与えるものではないが、装置としては好ま
しいものではない。そこで異常音の発生の有無という観
点から実験を行なった結果、被覆層9の材質の熱伝導率
は5W/m・℃以下である必要があった。したがって、
本実施例では、熱伝導率に十分考慮しているため、染着
層3bを記録紙12に良好に転写でき、かつ異常音の発
生を防止することができる。
いて説明をする。被覆層8の熱伝導率が低い場合は染着
層3bの記録紙12への転写動作時、記録紙12に熱を
伝え難く、被覆層9の保温温度を高くしていく必要が生
じる。被覆層9の保温温度は、装置内温度の上昇、消費
電力、各種材質の耐熱性等の観点から、染着層3bを良
好に記録紙12に転写できる範囲内で低ければ低いほど
好ましい。このような観点から実験を行なった結果、被
覆層9の材質の熱伝導率は0.08W/m・℃以上であ
る必要があった。また、被覆層9の熱伝導率が高い場
合、記録紙12の後の圧接が終わった直後、圧接ロール
8と中間転写媒体2とのニップ手前に溜った水分16に
被覆層9が直接接した時、水分16が急激に水蒸気に変
わるため異常音が発生する。異常音自体は、出力画像に
直接悪影響を与えるものではないが、装置としては好ま
しいものではない。そこで異常音の発生の有無という観
点から実験を行なった結果、被覆層9の材質の熱伝導率
は5W/m・℃以下である必要があった。したがって、
本実施例では、熱伝導率に十分考慮しているため、染着
層3bを記録紙12に良好に転写でき、かつ異常音の発
生を防止することができる。
【0029】この様にして、従来の昇華性染料を用いた
熱記録方法では画像を得ることが出来なかった特殊紙以
外の記録紙に対しても高品位なフルカラー画像を得るこ
とができ、これによりランニングコストの低減を図るこ
とができる。また、異常音が発性することなく、かつ濡
れた状態で記録紙が出力されることのない熱記録装置を
提供することができる。
熱記録方法では画像を得ることが出来なかった特殊紙以
外の記録紙に対しても高品位なフルカラー画像を得るこ
とができ、これによりランニングコストの低減を図るこ
とができる。また、異常音が発性することなく、かつ濡
れた状態で記録紙が出力されることのない熱記録装置を
提供することができる。
【0030】また、本実施例では中間転写ドラム1を用
いたが、これらは、ベルト状の基材に中間転写媒体2を
形成したものでも好ましく用いることができる。
いたが、これらは、ベルト状の基材に中間転写媒体2を
形成したものでも好ましく用いることができる。
【0031】また、本実施例では染着層3bとY、M、
Cの染料層3cとが面順次に形成されたインクシート3
を用いたが、これは、染着層3bとY、M、Cの染料層
3cとが別のシートに形成されたものでもよく、さらに
Y、M、Cの各染料層3cもそれぞれ別のシートに形成
されたものでもよい。
Cの染料層3cとが面順次に形成されたインクシート3
を用いたが、これは、染着層3bとY、M、Cの染料層
3cとが別のシートに形成されたものでもよく、さらに
Y、M、Cの各染料層3cもそれぞれ別のシートに形成
されたものでもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明は、中間転写媒体上
に染着層を形成し、この染着層に昇華性染料像を記録
し、さらに、昇華性染料像が記録された染着層を記録紙
に熱転写させる方式であるため、特殊紙にだけでなく普
通紙に対しても高精細なフルカラー画像を出力すること
ができる。
に染着層を形成し、この染着層に昇華性染料像を記録
し、さらに、昇華性染料像が記録された染着層を記録紙
に熱転写させる方式であるため、特殊紙にだけでなく普
通紙に対しても高精細なフルカラー画像を出力すること
ができる。
【0033】また、記録紙を介して中間転写媒体と転写
手段とを圧接した後は記録紙の後端部を圧接し終るまで
は中間転写媒体と転写手段とを離間しないという構成を
備えたものであるため、記録紙中の水分を記録紙の後端
部から記録紙外へ放出する事ができる。したがって、記
録紙の後端部が濡れた状態で出力されることのないプロ
セスの安定した熱記録装置を提供するものである。
手段とを圧接した後は記録紙の後端部を圧接し終るまで
は中間転写媒体と転写手段とを離間しないという構成を
備えたものであるため、記録紙中の水分を記録紙の後端
部から記録紙外へ放出する事ができる。したがって、記
録紙の後端部が濡れた状態で出力されることのないプロ
セスの安定した熱記録装置を提供するものである。
【0034】また、転写手段が、所望の温度に加熱保温
する手段を備えた圧接ロールからなり、かつ記録紙を介
して中間転写媒体と圧接される面は、熱伝導率が5W/
m・℃以下の物質で形成されたものであるため、記録紙
から放出された水分が圧接ロールに接触した時、水分が
急激に蒸発して異常音を発生するのを防ぐことができ
る。また、熱伝導率が0.08W/m・℃以上であるた
め記録紙に良好に熱を伝える事ができ、これにより、染
着層を良好に記録紙に転写することができる。
する手段を備えた圧接ロールからなり、かつ記録紙を介
して中間転写媒体と圧接される面は、熱伝導率が5W/
m・℃以下の物質で形成されたものであるため、記録紙
から放出された水分が圧接ロールに接触した時、水分が
急激に蒸発して異常音を発生するのを防ぐことができ
る。また、熱伝導率が0.08W/m・℃以上であるた
め記録紙に良好に熱を伝える事ができ、これにより、染
着層を良好に記録紙に転写することができる。
【図1】本発明の実施例における熱記録装置の概略構成
図
図
【図2】同実施例におけるインクシートの詳細図
【図3】同実施例における昇華性染料像の形成動作を示
す概略図
す概略図
【図4】同実施例における染着層の記録紙への転写動作
を示す概略図
を示す概略図
【図5】同実施例における圧接ロールを記録紙を介して
中間転写媒体に圧接している状態を示す部分拡大図
中間転写媒体に圧接している状態を示す部分拡大図
【図6】同実施例における圧接ロールを記録紙の後端ま
で完全に圧接せずに、圧接ロールを中間転写媒体から離
間した状態を示す部分拡大図
で完全に圧接せずに、圧接ロールを中間転写媒体から離
間した状態を示す部分拡大図
【図7】同実施例における圧接ロールを記録紙の後端ま
で完全に圧接した後に、圧接ロールを中間転写媒体から
離間した状態を示す部分拡大図
で完全に圧接した後に、圧接ロールを中間転写媒体から
離間した状態を示す部分拡大図
【図8】従来の熱記録装置の概略構成図
2 中間転写媒体 3 インクシート(染着層シート及び染料層シートを兼
ねたもの) 3a 基材 3b 染着層 3c 染料層 4 サーマルヘッド(昇華記録手段と染着層形成手段と
を兼ねたもの) 5 発熱素子 8 圧接ロール 9 被覆層 13 ハロゲンランプ 14 サーミスタ 15 昇華性染料像
ねたもの) 3a 基材 3b 染着層 3c 染料層 4 サーマルヘッド(昇華記録手段と染着層形成手段と
を兼ねたもの) 5 発熱素子 8 圧接ロール 9 被覆層 13 ハロゲンランプ 14 サーミスタ 15 昇華性染料像
Claims (5)
- 【請求項1】中間転写媒体と、フィルム状の基材に染着
層を有する染着層シートと、フィルム状の基材に昇華性
染料を含む染料層を有する染料層シートと、前記染着層
シートの染着層を前記中間転写媒体上に形成する染着層
形成手段と、前記染料層シートの染料層を選択的に加熱
して前記中間転写媒体上に形成された染着層に昇華性染
料像を形成する熱像形成手段と、記録紙を介して前記中
間転写媒体と圧接し、前記中間転写媒体上に形成した染
着層を染着層上に形成した昇華性染料像とともに記録紙
に熱転写させる転写手段とを備え、記録紙を介して前記
中間転写媒体と前記転写手段とを圧接した後は記録紙の
後端部を圧接し終るまでは前記中間転写媒体と前記転写
手段とを離間しないことを特徴とする熱記録装置。 - 【請求項2】転写手段が、所望の温度に加熱保温する手
段を備えた圧接ロールからなり、かつ記録紙を介して中
間転写媒体と圧接される面は、熱伝導率が0.08〜5
W/m・℃の物質で形成されたことを特徴とする請求項
1記載の熱記録装置。 - 【請求項3】熱像形成手段はサーマルヘッドであること
を特徴とする請求項1記載の熱記録装置。 - 【請求項4】熱像形成手段が染着層形成手段を兼ね、か
つ染着層シートと染料層シートとがフィルム状の基材に
染着層と染料層とを面順次に塗布した形態であることを
特徴とする請求項3記載の熱記録装置。 - 【請求項5】染着層形成部分は少なくともシリコーンゴ
ムを含んで成る中間転写媒体であることを特徴とする請
求項1記載の熱記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6289609A JPH08142364A (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 熱記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6289609A JPH08142364A (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 熱記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08142364A true JPH08142364A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17745461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6289609A Pending JPH08142364A (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 熱記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08142364A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001260399A (ja) * | 2000-03-15 | 2001-09-25 | Toshiba Corp | ヒートローラおよびこのヒートローラを用いた画像記録装置 |
-
1994
- 1994-11-24 JP JP6289609A patent/JPH08142364A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001260399A (ja) * | 2000-03-15 | 2001-09-25 | Toshiba Corp | ヒートローラおよびこのヒートローラを用いた画像記録装置 |
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