JPH08215232A - 温熱治療器 - Google Patents

温熱治療器

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JPH08215232A
JPH08215232A JP2417095A JP2417095A JPH08215232A JP H08215232 A JPH08215232 A JP H08215232A JP 2417095 A JP2417095 A JP 2417095A JP 2417095 A JP2417095 A JP 2417095A JP H08215232 A JPH08215232 A JP H08215232A
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cloth
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Tatsuo Toto
辰男 遠渡
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Sakura Aluminum Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 布状発熱体2の温度制御および給電時間制御
が可能な温熱治療器を提供すること。 【構成】 温熱治療を施すにあたっては、治療箇所に布
状発熱体2を密着させる。そして、温度制御装置12に
より布状発熱体2の発熱温度を設定し、時間設定器18
により布状発熱体2に対する給電時間を設定する。する
と、温度制御装置12が布状発熱体2の設定温度と現在
温度とを比較し、高レベル電圧および低レベル電圧を布
状発熱体2に選択的に供給することにより、布状発熱体
2を設定温度に保持する。そして、設定した給電時間が
経過すると、時間設定器18がオフされ、布状発熱体2
に対する給電動作が自動的に停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体を局所的に加温し
て治療する構成の温熱治療器に関する。
【0002】
【従来の技術】温熱治療器の一例として、本出願人から
出願された「実公昭58−50905号公報」および
「実公昭63−48283号公報」の装置があげられ
る。これらの装置は、布状発熱体を抵抗発熱させて治療
箇所を加温する構成であり、「実公昭58−50905
号公報」には、トライアック等を用いた位相制御により
布状発熱体に対する通電量を調整することが記載されて
いる。また、「実公昭63−48283号公報」には、
布状発熱体の発熱温度を検出する温度センサおよび発熱
温度を設定する操作ダイアルが開示されており、温度セ
ンサの検出温度と操作ダイアルの設定温度とに基いて、
布状発熱体に対する通電量を調整することになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、「実公
昭58−50905号公報」の装置は、布状発熱体の温
度を設定できないため、使用者が布状発熱体の温度を体
感しながら給電量を調整しなくてはならない。この点、
「実公昭63−48283号公報」の装置は、操作ダイ
アルを有しているため、感覚的に給電量を調整する煩わ
しさが解消されている。しかしながら、この装置は、温
度制御に関する具体的な記載がないため、実現性に乏し
いばかりか、布状発熱体に対する通電時間を設定できな
いため、使い勝手の点で配慮に欠けている。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、布状発熱体の温度制御および通電時
間制御を行うことが可能で使い勝手が良好な温熱治療器
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の温熱治療
器は、布状発熱体の発熱温度を設定する温度設定手段
と、前記布状発熱体の発熱温度を検出する温度検出手段
と、前記温度設定手段の設定温度と前記温度検出手段の
検出温度とを比較する比較手段と、この比較手段の比較
結果に基づいて、前記布状発熱体に対する給電量を調整
する給電量調整手段と、前記布状発熱体に対する給電時
間を設定する給電時間設定手段とを備えたところに特徴
を有する。請求項2記載の温熱治療器は、給電量調整手
段が、比較手段の比較結果に基づいて高レベル電圧およ
び低レベル電圧を布状発熱体に選択的に供給する構成で
あるところに特徴を有する。
【0006】請求項3記載の温熱治療器は、給電量調整
手段が、高レベル電圧を抵抗により降圧して低レベル電
圧を作成する構成であるところに特徴を有する。請求項
4記載の温熱治療器は、給電時間設定手段により設定さ
れた給電時間が経過したことを報知する報知手段を備え
たところに特徴を有する。請求項5記載の温熱治療器
は、布状発熱体が、カーボンが添加されたポリエチレン
製の横糸と、この横糸に通電して該横糸を抵抗発熱させ
る金属製の縦糸とを有しているところに特徴を有する。
【0007】
【作用】請求項1記載の手段によれば、温熱治療を施す
にあたっては、人体の治療箇所に布状発熱体を装着し、
布状発熱体の発熱温度および布状発熱体に対する給電時
間を設定する。すると、布状発熱体の設定温度と現在温
度とが比較され、この比較結果に基づいて布状発熱体に
対する給電量が調整され、布状発熱体が設定温度に保持
される。そして、設定した給電時間が経過すると、布状
発熱体に対する給電動作が自動的に停止する。従って、
布状発熱体の温度制御および通電時間制御が可能にな
り、使い勝手が向上する。
【0008】請求項2記載の手段によれば、布状発熱体
の設定温度と現在温度との比較結果に基づいて、高レベ
ル電圧および低レベル電圧が布状発熱体に選択的に供給
される。従って、布状発熱体を通断電制御する場合に比
べて布状発熱体の温度変動が少なくなり、治療効果が増
大する。請求項3記載の手段によれば、高レベル電圧を
抵抗により降圧することに伴い低レベル電圧が作成され
る。従って、低レベル電圧を作成する専用の電源装置を
設ける必要がなくなり、構成が簡素化される。
【0009】請求項4記載の手段によれば、給電時間設
定手段により設定された給電時間が経過すると、報知手
段が給電時間の経過を報知する。従って、治療終了を知
ることができ、その結果、使い勝手が向上する。請求項
5記載の手段によれば、金属製の縦糸を介して横糸に通
電され、横糸に添加されたカーボンが抵抗発熱する。こ
の場合、横糸がポリエチレン製であるため、布状発熱体
が折曲げに強くなり、人体の治療箇所に密着する。従っ
て、治療箇所の各部が均一に加熱され、その結果、治療
効果が向上する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。まず、図5において、袋状体1は、絶縁シート
1a,1aの周縁部を溶着することにより袋状に形成さ
れたものであり、各絶縁シート1aは、耐熱性や柔軟性
や耐水性等に富んだビニールから構成されている。ま
た、袋状体1の内部には布状発熱体2が収容されてい
る。この布状発熱体2は、図6に示すように、フィラメ
ント2aとポリエチレン繊維2bと銅糸2cとを平織り
することから製造されている。
【0011】フィラメント2aは耐熱性を有するポリエ
チレン樹脂を基材とし、該ポリエチレン樹脂に28〜3
0%(重量比)のリン片状カーボンを含有させたもので
あり、布状発熱体2の横糸として使用されている。ま
た、ポリエチレン繊維2bは布状発熱体2の中央部分の
縦糸として使用され、銅糸2cは布状発熱体2の両側部
分の縦糸として使用されている。
【0012】銅糸2cには、図4に示すように、ケーブ
ル3が接続されている。従って、ケーブル3を通して銅
糸2cに電源を供給すると、フィラメント2aに含有さ
れたリン片状カーボンが発熱し、布状発熱体2から遠赤
外線が放射される。尚、ケーブル3は、複数の心線3a
を絶縁被膜3bにより被覆することから構成されてい
る。
【0013】ケーブル3の先端部には、図2に示すよう
に、オス側のコネクタ4aが接続されており、このコネ
クタ4aを制御ボックス5のコネクタ4b(図1参照)
に差込むと、図3に示すように、布状発熱体2が制御回
路6に接続されるようになっている。この制御回路6は
制御ボックス5内に収容されたものであり、制御回路6
には、制御ボックス5の電源コンセント5aを通して商
用交流電源が供給される。尚、コネクタ4bは、図1に
示すように、7本の端子A1 ,B2 ,C3 ,D4 ,E5
,F6 ,G7 を有するものであり、布状発熱体2は端
子E5 ,F6 に接続される。
【0014】制御ボックス5の前面には、図2に示すよ
うに、操作パネル5bが設けられ、操作パネル5bには
電源スイッチ7および赤色の電源ランプ8が設けられて
いる。そして、図1に示すように、電源スイッチ7は制
御回路6の電源ライン6aに介挿され、電源ランプ8は
制御回路6の電源ライン6a,6b間に接続されてお
り、電源スイッチ7がオンされると、電源ライン6a,
6bを通して電源ランプ8に電源が供給される。
【0015】操作パネル5bには、図2に示すように、
始動スイッチ9および緑色の始動ランプ10が設けられ
ている。そして、始動スイッチ9および始動ランプ10
は、図1に示すように、制御回路6の電源ライン6a,
6b間に直列接続されており、始動スイッチ9がオンさ
れると、始動ランプ10に電源が供給される。
【0016】電源ライン6a,6b間には、ミニパワー
リレー11のa接点11a−1および励磁コイル11c
が直列接続されている。これらa接点11a−1および
励磁コイル11cは、始動スイッチ9および始動ランプ
10に対して並列接続されたものであり、始動スイッチ
9がオンされると、励磁コイル11cに電源が供給さ
れ、励磁コイル11cの励磁に伴いa接点11a−1が
自己保持状態になる。
【0017】操作パネル5bには、図2に示すように、
温度設定手段に相当する温度制御装置12が設けられて
いる。この温度制御装置12には操作ダイアル12aが
設けられており、操作ダイアル12aを回動操作するこ
とに伴い、布状発熱体2の発熱温度(電圧信号)を設定
する。そして、温度制御装置12は、図1に示すよう
に、ミニパワーリレー11のa接点11a−2を介して
制御回路6の電源ライン6a,6b間に接続されてお
り、励磁コイル11cの励磁に伴いa接点11a−2が
オンすると、電源ライン6a,6bから温度制御装置子
12に電源が供給される。尚、操作ダイアル12aの温
度設定範囲は「0〜100°C」である。
【0018】袋状体1内には、図4に示すように、布状
発熱体2の温度を検出するサーミスタ13が収容され、
サーミスタ13はケーブル3に接続されている。このサ
ーミスタ13は温度検出手段に相当するものであり、ケ
ーブル3のコネクタ4aを制御ボックス5のコネクタ4
bに差込むと、図1に示すように、サーミスタ13がコ
ネクタ4bの端子A1 ,B2 に接続される。
【0019】温度制御装置12はコネクタ4bの端子A
1 ,B2 に接続されており、温度制御装置12には、コ
ネクタ4bの端子A1 ,B2 を介してサーミスタ13の
検出温度(電圧信号)が入力される。尚、温度制御装置
12には表示部12bが設けられており、サーミスタ1
3の検出温度は表示部12bに表示される。
【0020】温度制御装置12には、比較手段に相当す
る比較回路12cが設けられている。この比較回路12
cはコンパレータを主体に構成されたものであり、操作
ダイアル12aにより布状発熱体2の温度が設定される
と、この設定温度とサーミスタ13の検出温度とを比較
し、その比較結果に応じてHiレベル信号およびLoレ
ベル信号を出力する。
【0021】温度制御装置12には、トランジスタを主
体に構成されたスイッチング回路12dが設けられ、ス
イッチング回路12dには、昇温用給電路14aと抵抗
15が介挿された保温用給電路14bとが並列接続され
ている。そして、昇温用給電路14aおよび保温用給電
路14bは、コネクタ4bの端子F6 に接続されてお
り、スイッチング回路12dは、比較回路12cの出力
信号に応じて昇温用給電路14aおよび保温用給電路1
4bを選択的に有効化する。
【0022】制御回路6の電源ライン6a,6b間に
は、ミニパワーリレー11のa接点11a−3を介して
安定化電源装置16が接続されており、励磁コイル11
cの励磁に伴いa接点11a−3がオンされると、電源
ライン6a,6bから安定化電源装置16に電源が供給
される。この安定化電源装置16は、スイッチングパワ
ーサプライからなるものであり、電源ライン6a,6b
を通して供給される電源を平滑して安定化直流電源(1
5V,10W,0.7A)を作成する。
【0023】安定化電源装置16のマイナス端子16a
は温度制御装置12に接続され、プラス端子16bはコ
ネクタ4bの端子E5 に接続されている。従って、スイ
ッチング回路12dが昇温用給電路14aを有効化する
と、下記(1)の経路で布状発熱体2に高レベル電圧
(15V,10W,0.7A)が供給される。 (1)安定化電源装置16→温度制御装置12→昇温用
給電路14a→布状発熱体2
【0024】また、スイッチング回路12dが保温用給
電路14bを有効化すると、下記(2)の経路で布状発
熱体2に低レベル電圧(5V,0.7A)が供給され
る。 (2)安定化電源装置16→温度制御装置12→保温用
給電路14b→布状発熱体2 尚、符号22は、温度制御装置12と昇温用給電路14
aと保温用給電路14bと抵抗15と安定化電源装置1
6とから構成される給電量調整手段を示す。
【0025】制御回路6の電源ライン6a,6b間に
は、ミニパワーリレー11のa接点11a−4と接点1
7と時間設定器18とが直列接続されており、a接点1
1a−4は、励磁コイル11cの励磁に伴いオンされ
る。また、接点17は、コネクタ4bの端子C3 ,D4
に接続されており、ケーブル3のコネクタ4aをコネク
タ4bに差込むと、コネクタ4aの短絡された端子PX
によりオンされる。
【0026】時間設定器18は、モータ駆動式のタイマ
ーからなるものであり、布状発熱体2に対する給電時間
を設定する給電時間設定手段に相当する。そして、a接
点11a−4および接点17がオンされると、電源ライ
ン6a,6bを通して時間設定器18に電源が供給さ
れ、時間設定器18が計時動作を開始する。尚、時間設
定器18の操作ダイアル18aは、図2に示すように、
操作パネル5bに配置されており、15分から60分の
間の任意の時間で使用者がタイマー設定を行うことにな
る。
【0027】ミニパワーリレー11の励磁コイル11c
に対する給電路には、時間設定器18のb限時接点18
bが介挿されている。従って、時間設定器18の設定時
間が経過すると、b限時接点18bがオフされ、ミニパ
ワーリレー11の励磁コイル11cに対する給電動作が
停止し、励磁コイル11cが釈放される。これにより、
ミニパワーリレー11のa接点11a−1〜11a−4
がオフされ、安定化電源装置16および始動ランプ9に
対する給電動作が停止する。尚、時間設定器18は、計
時動作の停止に伴い操作摘み18aが自動的にリセット
されるように構成されている。
【0028】制御回路6の電源ライン6a,6b間に
は、ミニパワーリレー19のa接点19a−1および励
磁コイル19cが直列接続されている。このミニパワー
リレー19のa接点19a−1には時間設定器18のa
限時接点18aが並列接続されており、時間設定器18
の設定時間が経過してa限時接点18aがオンされる
と、励磁コイル19cに電源が供給される。これによ
り、励磁コイル19cが励磁され、a接点19a−1が
自己保持状態になる。
【0029】励磁コイル19cには、報知手段に相当す
るブザー20が並列接続されている。従って、a接点1
9a−1が自己保持状態になると、ブザー20に電源が
供給され、ブザー20が鳴動する。
【0030】制御回路6の電源ライン6a,6b間に
は、ミニパワーリレー11のb接点11bとミニパワー
リレー19のa接点19a−2と遅延回路21とが直列
接続されている。従って、ミニパワーリレー11の励磁
コイル11cが釈放されるとb接点11bがオンされ、
ミニパワーリレー19の励磁コイル19cが励磁される
とa接点19a−2がオンされ、電源ライン6a,6b
を通して遅延回路21に電源が供給される。
【0031】ブザー20に対する給電路には、遅延回路
21のb限時接点21bが介挿されている。従って、遅
延回路21の設定時間(10秒)が経過すると、b限時
接点21bがオフされ、ブザー20に対する給電動作が
停止し、ブザー21の鳴動が停止する。これと共に、ミ
ニパワーリレー19の励磁コイル19cが釈放され、a
接点19a−1〜19a−2がオフされる。
【0032】次に上記構成の作用について説明する。図
2において、袋状体1を人体の治療箇所に密着させ、電
源スイッチ7をオンすると、図1において、電源ランプ
8に電源が供給され、電源ランプ8が赤色に点灯する。
尚、袋状体1を人体の治療箇所に密着させるにあたって
は、ゴムバンドや両面テープ等を用いて行う。
【0033】電源ランプ8が赤色に点灯したら、図2に
おいて、まず、温度制御装置12の操作ダイアル12a
を操作し、布状発熱体2の発熱温度(例えば40°C)
を設定する。次に、時間設定器18の操作ダイアル18
aを操作し、布状発熱体2に対する給電時間(例えば1
5min)を設定した後、始動スイッチ9をオンする。
すると、図1において、始動ランプ10に電源が供給さ
れ、始動ランプ10が緑色に点灯する。これと共に、励
磁コイル11cが励磁され、a接点11a−1〜11a
−4がオンされる。
【0034】a接点11a−1〜11a−4がオンされ
ると、温度制御装置12および安定化電源装置16に電
源が供給され、温度制御装置12および安定化電源装置
16が駆動し、温度制御装置12の比較回路12cがサ
ーミスタ13の出力温度を検出する。この場合、布状発
熱体2が加熱されていないので、比較回路12cが「サ
ーミスタ13の検出温度<設定温度」を検出し、Hiレ
ベル信号を出力する。すると、スイッチング回路12d
が昇温用給電路14aを有効化するので、安定化電源装
置16および温度制御装置12から昇温用給電路14a
を通して布状発熱体2に15Vの高レベル電圧が供給さ
れ、布状発熱体2が昇温する。これと共に時間設定器1
8に電源が供給され、時間設定器18が計時動作を開始
する。
【0035】この後、布状発熱体2が基準値まで昇温
し、比較回路12cが「サーミスタ13の検出温度>設
定温度」を検出してLoレベル信号を出力すると、スイ
ッチング回路12dが保温用給電路14bを有効化す
る。従って、安定化電源装置16および温度制御装置1
2から保温用給電路14bを通して布状発熱体2に5V
の低レベル電圧が供給され、布状発熱体2の温度が、設
定温度を「1°C」程度越えた後、ゆっくりと低下す
る。
【0036】布状発熱体2の温度が設定温度まで低下
し、比較回路12cが「サーミスタ13の検出温度<設
定温度」を検出してHiレベル信号を出力すると、スイ
ッチング回路12dが昇温用給電路14aを有効化する
ので、布状発熱体2に高レベル電圧が供給され、布状発
熱体2が再度昇温する。そして、「サーミスタ13の検
出温度>設定温度」の検出→Loレベル信号の出力→
「サーミスタ13の検出温度<設定温度」の検出→Hi
レベル信号の出力……を繰返すことにより、布状発熱体
2が設定温度に保持される。
【0037】尚、比較回路12cはヒステリシス特性を
有している。このため、「サーミスタ13の検出温度>
設定温度」を検出する際の設定温度と、「サーミスタ1
3の検出温度<設定温度」を検出する際の設定温度とが
相違しており、前者をTo、後者をTo´とすると、T
o>To´という関係になっている。
【0038】布状発熱体2が設定温度に保持されている
うちに、時間設定器18の設定時間が経過すると、時間
設定器18のb限時接点18bがオフされ、励磁コイル
11cが釈放される。そして、ミニパワーリレー11の
a接点11a−1〜11a−4がオフされ、安定化電源
装置16および始動ランプ10に対する給電動作が停止
する。
【0039】これと共に、時間設定器18のa限時接点
18aがオンされ、励磁コイル19cに電源が供給され
る。これにより、励磁コイル19cが励磁され、a接点
19a−1が自己保持状態になる。そして、ブザー20
に電源が供給され、ブザー20が鳴動する。従って、ブ
ザー20の鳴動により治療時間が経過したことを確認
し、治療箇所から袋状体1を取外す。
【0040】ブザー20が鳴動を始めると、励磁コイル
11cの釈放に伴いb接点11bがオンされ、励磁コイ
ル19cの励磁に伴いa接点19a−2がオンされ、遅
延回路21に電源が供給される。この後、遅延回路21
の設定時間が経過すると、遅延回路21のb限時接点2
1bがオフされ、ブザー20に対する給電動作が停止
し、ブザー21の鳴動が停止する。これと共に、ミニパ
ワーリレー19の励磁コイル19cが釈放され、a接点
19a−1〜19a−2がオフされる。
【0041】尚、この状態から始動スイッチ10をオン
すると、上述の温度制御および給電時間制御が再度行わ
れる。また、装置を停止するときには、電源スイッチ7
をオフする。
【0042】上記実施例によれば、布状発熱体2の設定
温度と現在温度とを比較し、この比較結果に基づいて布
状発熱体2に対する給電量を調整する構成とした。この
ため、布状発熱体2の温度制御が可能になり、その結
果、使い勝手が向上する。しかも、設定した給電時間が
経過すると、布状発熱体2に対する給電動作が自動的に
停止する構成とした。このため、布状発熱体2の通電時
間制御が可能になり、その結果、使い勝手が一層向上す
る。
【0043】また、高レベル電圧および低レベル電圧を
布状発熱体2に選択的に供給する構成とした。このた
め、布状発熱体2を通断電制御する場合に比べて布状発
熱体2の温度変動が少なくなるので、治療効果が増大す
る。また、高レベル電圧を抵抗15により降圧すること
に伴い低レベル電圧を作成する構成とした。このため、
低レベル電圧を作成する専用の電源装置を設ける必要が
なくなり、その結果、構成が簡素化される。
【0044】また、時間設定器18の設定時間が経過す
ることに伴いブザー20を鳴動させる構成とした。この
ため、治療時間の終了を耳で知ることができ、その結
果、使い勝手が一層向上する。また、フィラメント2a
とポリエチレン繊維2bと銅糸2cとを平織りすること
により布状発熱体2を製造した。このため、布状発熱体
2が折曲げに強くなり、布状発熱体2が人体の治療箇所
に密着するようになるので、治療箇所の各部が均一に加
熱されその結果、治療効果が一層向上する。
【0045】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。尚、上記実施例と同一の部材については同一の符号
を付して説明を省略し、以下、異なる部材についてのみ
説明を行う。操作ダイアル12aにより布状発熱体2の
温度が設定されると、温度制御装置12は、設定温度か
ら所定値ΔTを減算して基準温度(電圧信号)を作成
し、この基準温度とサーミスタ13の検出温度とを比較
し、その比較結果に応じてHiレベル信号およびLoレ
ベル信号を出力する。
【0046】この構成の場合、布状発熱体2が基準温度
まで昇温すると、布状発熱体2に5Vを越える比較的大
きな低レベル電圧を供給し、布状発熱体2の温度を、基
準温度をΔTだけ越えた時点、即ち操作ダイアル12a
の設定温度で横ばい状態にする。従って、布状発熱体2
の温度変動が一層低減され、その結果、治療効果が一層
増大する。
【0047】尚、上記第1および第2実施例において
は、比較回路12cのHiレベル信号およびLoレベル
信号に基いてスイッチング回路12dを駆動する構成と
したが、これに限定されるものではなく、例えば、マイ
クロコンピュータによりスイッチング回路12dを駆動
する構成としても良い。
【0048】また、上記第1および第2実施例において
は、昇温用給電路14aおよび保温用給電路14bを選
択的に有効化する手段として、スイッチング素子からな
るスイッチング回路12dを用いたが、これに限定され
るものではなく、例えば切換接点を用いても良い。
【0049】また、上記第1および第2実施例において
は、温熱治療器を、1台の制御ボックス5に1個の布状
発熱体2が接続された構成としたが、これに限定される
ものではなく、例えば、複数の制御ボックス5から制御
ボックスユニットを形成し、該制御ボックスユニットの
各制御ボックス5に布状発熱体2を接続する構成として
も良い。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の温熱治療器は以下の効果を奏する。請求項1記載の手
段によれば、布状発熱体の設定温度と現在温度とを比較
し、この比較結果に基づいて布状発熱体に対する給電量
を調整する構成とした。このため、布状発熱体の温度制
御が可能になり、その結果、使い勝手が向上する。しか
も、設定した給電時間が経過すると、布状発熱体に対す
る給電動作が自動的に停止する構成とした。このため、
布状発熱体の通電時間制御が可能になり、その結果、使
い勝手が一層向上する。
【0051】請求項2記載の手段によれば、高レベル電
圧および低レベル電圧を布状発熱体に選択的に供給する
構成とした。このため、布状発熱体を通断電制御する場
合に比べて布状発熱体の温度変動が少なくなり、治療効
果が増大する。請求項3記載の手段によれば、高レベル
電圧を抵抗により降圧して低レベル電圧を作成する構成
とした。このため、低レベル電圧を作成する専用の電源
装置を設ける必要がなくなり、その結果、構成が簡素化
される。
【0052】請求項4記載の手段によれば、給電時間の
経過を報知する構成とした。このため、治療終了を知る
ことができ、その結果、使い勝手が向上する。請求項5
記載の手段によれば、カーボンが添加されたポリエチレ
ン製の横糸を抵抗発熱させる構成とした。このため、布
状発熱体が折曲げに強くなり、人体の治療箇所に密着す
るようになる。従って、治療箇所の各部が均一に加熱さ
れ、その結果、治療効果が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す制御回路のブロック
【図2】全体構成を示す斜視図
【図3】電気的構成を概略的に示す図
【図4】布状発熱体の斜視図
【図5】布状発熱体の断面図図
【図6】布状発熱体を示す図
【符号の説明】
2は布状発熱体、2aはフィラメント(横糸)、2cは
銅糸(縦糸)、12は温度制御装置(温度設定手段)、
12cは比較回路(比較手段)、13はサーミスタ(温
度検出手段)、15は抵抗、18は時間設定器(給電時
間設定手段)、20はブザー(報知手段)、22は給電
量調整手段を示す。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】尚、上記実施例においては、操作ダイアル
12aにより布状発熱体2の温度が設定されると、温度
制御装置12、設定温度から所定値ΔTを減算して基
準温度(電圧信号)を作成し、この基準温度とサーミス
タ13の検出温度とを比較し、その比較結果に応じてH
iレベル信号およびLoレベル信号を出力する構成とし
ても良い
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】 本発明の実施例を示す制御回路のブロック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布状発熱体の発熱温度を設定する温度設
    定手段と、 前記布状発熱体の発熱温度を検出する温度検出手段と、 前記温度設定手段の設定温度と前記温度検出手段の検出
    温度とを比較する比較手段と、 この比較手段の比較結果に基づいて、前記布状発熱体に
    対する給電量を調整する給電量調整手段と、 前記布状発熱体に対する給電時間を設定する給電時間設
    定手段とを備えたことを特徴とする温熱治療器。
  2. 【請求項2】 給電量調整手段は、比較手段の比較結果
    に基づいて高レベル電圧および低レベル電圧を布状発熱
    体に選択的に供給する構成であることを特徴とする請求
    項1記載の温熱治療器。
  3. 【請求項3】 給電量調整手段は、高レベル電圧を抵抗
    により降圧して低レベル電圧を作成する構成であること
    を特徴とする請求項2記載の温熱治療器。
  4. 【請求項4】 給電時間設定手段により設定された給電
    時間が経過したことを報知する報知手段を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の温熱治療器。
  5. 【請求項5】 布状発熱体は、カーボンが添加されたポ
    リエチレン製の横糸と、この横糸に通電して該横糸を抵
    抗発熱させる金属製の縦糸とを有していることを特徴と
    する請求項1記載の温熱治療器。
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