JPH08247262A - 自動変速機のオイルパン保護構造 - Google Patents

自動変速機のオイルパン保護構造

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JPH08247262A
JPH08247262A JP7053883A JP5388395A JPH08247262A JP H08247262 A JPH08247262 A JP H08247262A JP 7053883 A JP7053883 A JP 7053883A JP 5388395 A JP5388395 A JP 5388395A JP H08247262 A JPH08247262 A JP H08247262A
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Tsutomu Saito
勤 齋藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動変速機をオイルパンが変形しづらいよう
な構造にする。 【構成】 コンバータハウジング18には、A/T12
の下方に突出するマウント用ブラケット取付ボス18b
が形成される。A/T12のオイルパン20の底部に
は、車両16後部側に、A/T12の軸方向全長にわた
って下方に突出する凸曲げ部20aが形成される。A/
T12は、これが床26に置かれた際には、凸曲げ部2
0aにより、A/T12の軸に直交する軸回りの回転が
防止され、マウント用ブラケット取付ボス18bと、凸
曲げ部20aと、により、A/T12の軸回りの回転が
防止されて、マウント用ブラケット取付ボス18bと、
凸曲げ部20aと、により、A/T12の荷重が分散さ
れて支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機のオイルパ
ン保護構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動変速機のオイルパン保護構造
としては、実開平3ー46057号公報に示されるもの
がある。これに示される自動変速機のオイルパン保護構
造は、オイルパンの最下面の形状が、広い範囲にわたっ
てほぼ平面状に形成されているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動変速機のオイルパン保護構造では、A/T(自
動変速機)ユニットの組立時や、運搬時に、A/Tユニ
ット単体で床などの上に置かれた場合に、A/Tユニッ
トの荷重が直接オイルパンにかかるため、これが変形し
てしまう場合がある。このため、オイルパンの底部を変
形しづらくするために、剛性を向上させる必要があり、
オイルパンの底部の板厚を厚くするなどの対策がとられ
るため、オイルパンの重量が重くなるという問題があ
る。本発明は、このような課題を解決するためのもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動変速機の
コンバータハウジングに自動変速機の下方に突出する突
出部を形成し、自動変速機のオイルパンの底部に、自動
変速機が床などに置かれた際に、自動変速機の軸に直交
する軸回りの回転を防止可能であるとともに、コンバー
タハウジングの突出部とともに自動変速機の軸回りの回
転を防止可能である支持部を形成することにより、上記
課題を解決する。すなわち、請求項1記載の本発明の自
動変速機のオイルパン保護構造は、自動変速機(12)
のコンバータハウジング(18)には、自動変速機(1
2)の下方に突出する突出部(18b)が形成されてお
り、自動変速機(12)のオイルパン(20)の底部に
は、自動変速機(12)が床(26)などに置かれた際
に、オイルパン(20)の底部の少なくとも2点にて、
自動変速機(12)を、これの軸に直交する軸回りの回
転を防止可能に支持するとともに、上記コンバータハウ
ジング(18)の突出部(18b)とともに、自動変速
機(12)を、これの軸回りの回転を防止可能に支持す
る支持部(20a)が形成されている、ことを特徴とす
る。
【0005】また、請求項2記載の本発明の自動変速機
のオイルパン保護構造は、上記コンバータハウジング
(18)の突出部(18b)は、コンバータハウジング
(18)のエンジン(10)への取付フランジ面(18
a)の下端部に形成される、自動変速機(12)を車両
(16)に取付けるためのマウント用ブラケット取付ボ
ス(18b)である、ことを特徴とする。
【0006】また、請求項3記載の本発明の自動変速機
のオイルパン保護構造は、上記コンバータハウジング
(18)の突出部(18b)は、コンバータハウジング
(18)のエンジン(10)への取付フランジ面(18
a)の下端部から下方に突出して形成される突起であ
る、ことを特徴とする。
【0007】また、請求項4記載の本発明の自動変速機
のオイルパン保護構造は、上記オイルパン(20)の支
持部(20a)は、オイルパン(20)の車両(16)
後部側に、自動変速機(12)の軸方向全長にわたって
下方に突出する凸曲げ部(20a)である、ことを特徴
とする。なお、上記かっこ内の符号は、後述する実施例
の対応する部材を示す。
【0008】
【作用】請求項1記載の本発明においては、自動変速機
12は、これが床26などに置かれた際に、オイルパン
20の支持部20aによって、自動変速機12の軸に直
交する軸回りの回転が防止されるように支持されるとと
もに、オイルパン20の支持部20aと、コンバータハ
ウジング18の突出部18bと、によって、自動変速機
12の軸回りの回転が防止されるように支持される。こ
れにより、自動変速機12は、これが床26などに置か
れた際に、オイルパン20の支持部20aと、コンバー
タハウジング18の突出部18bと、により支持される
ことになるため、自動変速機12の荷重は、オイルパン
20及びコンバータハウジング18の両方に分散してか
かることになる。このため、オイルパン20にかかる自
動変速機12の荷重が減少する。また、自動変速機12
の荷重は、オイルパン20の底部全面にかかるわけでは
なく、変形に強い小面積の支持部20aにかかるため、
オイルパン20が変形しづらくなる。したがって、変形
防止のためにオイルパン20底部の剛性を向上させる必
要がないので、これの板厚を厚くする必要がなく、オイ
ルパン20の重量増を抑えることができる。
【0009】また、請求項2記載の本発明においては、
コンバータハウジング18の取付フランジ面18aの下
部にマウント用ブラケット取付ボス18bが形成され
る。これにより、自動変速機12は、これが床26など
に置からた際には、オイルパン20の支持部20aと、
コンバータハウジング18のマウント用ブラケット取付
ボス18bと、により、支持されるため、自動変速機1
2の荷重は、オイルパン20及びコンバータハウジング
18の両方に分散してかかることになる。これにより、
オイルパン20にかかる荷重を減少させることができ
る。
【0010】また、請求項3記載の本発明においては、
コンバータハウジング18の取付フランジ面18aの下
部から下方に突出して突起が形成される。これにより、
自動変速機12は、これが床26などに置かれた際に、
オイルパン20の支持部20aと、コンバータハウジン
グ18の突起と、により支持されるため、自動変速機1
2の荷重は、オイルパン20及びコンバータハウジング
18の両方に分散してかかることになる。これにより、
オイルパン20にかかる荷重を減少させることができ
る。
【0011】また、請求項4記載の本発明においては、
オイルパン20底部の車両16後部側に、自動変速機1
2の軸方向全長にわたって下方に突出する凸曲げ部20
aが形成される。これにより、自動変速機12が床26
などに置かれた際に、オイルパン20にかかる自動変速
機12の荷重は、オイルパン20の凸曲げ部20aにか
かることになる。凸曲げ形状は、変形に強い形状である
ため、オイルパン20を変形しづらくすることができ
る。
【0012】
【実施例】図1、図2、図3及び図4に本発明の自動変
速機のオイルパン保護構造を示す。フロントエンジン/
フロントドライブのエンジン10及びA/T(自動変速
機)12のユニット14が、車両16の幅方向に配置さ
れている。A/T12のエンジン10との取付側に配置
されるコンバータハウジング18には、これのエンジン
10との取付フランジ面18aの下部から下方に突出す
るマウント用ブラケット取付ボス(突出部)18bが形
成されている。また、A/T12の下端部に設けられる
オイルパン20の底部には、これの車両16後部側にA
/T12の軸方向全長にわたって突出する凸曲げ部(支
持部)20aが形成されている。
【0013】ユニット14の車両16への取付は、図4
に示されるように、コンバータハウジング18のマウン
ト用ブラケット取付ボス18bが、マウント用ブラケッ
ト24を介して、車両16の下部に設けられるシャーシ
22に連結されるとともに、エンジン10のA/T12
連結側とは反対側の端部、及びA/T12のコンバータ
ハウジング18側とは反対側の端部が、それぞれブラケ
ット30を介して車両16に連結されることにより行わ
れる。
【0014】図5及び図6に示されるように、A/T1
2は、これが床26に置かれた際に、コンバータハウジ
ング18のマウント用ブラケット取付ボス18b及びオ
イルパン20の凸曲げ部20aが床26に接するため、
これらによって支持される。A/T12は、これの軸と
直交する軸回りの回転が、オイルパン20の凸曲げ部2
0aによって防止され、A/T12の軸回りの回転が、
オイルパン20の凸曲げ部20aと、コンバータハウジ
ング18のマウント用ブラケット取付ボス18bと、に
よって防止されるため、安定した状態が維持される。こ
れにより、A/T12の荷重は、コンバータハウジング
18のマウント用ブラケット取付ボス18bと、オイル
パン20の凸曲げ部20aと、に分散してかかることに
なるため、オイルパン20にかかる荷重が軽減される。
また、オイルパン20は、変形に強い凸曲げ部20aの
みが床26に接することになるため、変形しづらくな
る。これにより、オイルパン20底部の剛性を向上させ
るために、これの板厚を厚くする必要がないので、オイ
ルパン20の重量増を抑えることができる。
【0015】なお、上記実施例においては、コンバータ
ハウジング18にマウント用ブラケット取付ボス18b
を形成したが、これに限るものではなく、コンバータハ
ウジング18の取付フランジ面18aの下部に、下方に
突出した突起を形成してもよい。また、オイルパン20
よりも下方に突出する突起であるならば、コンバータハ
ウジング18の取付フランジ面18a部分以外の位置に
設けてもよい。
【0016】また、上記実施例においては、オイルパン
20の底部に、凸曲げ部20aを形成したが、これに限
るものではなく、A/T12の軸と直交する軸回りの回
転を防止することができるとともに、コンバータハウジ
ング18のマウント用ブラケット取付ボス18bととも
にA/T12の軸回りの回転を防止することができれ
ば、オイルパン20の底部は、これの少なくとも2点以
上でA/T12を支持できるような形状に形成すればよ
い。
【0017】また、上記実施例においては、フロントエ
ンジン/フロントドライブの自動変速機について説明し
たが、フロントエンジン/リアドライブの自動変速機に
ついても適用することができる。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、自動変
速機は、これが床などに置かれた際に、オイルパンの底
部の支持部と、コンバータハウジングの突出部と、によ
り支持されることになるため、自動変速機の荷重は、オ
イルパン及びコンバータハウジングの両方に分散してか
かることになる。このため、オイルパンにかかる自動変
速機の荷重が減少する。また、自動変速機の荷重は、オ
イルパンの底部全面にかかるわけではなく、変形に強い
小面積の支持部にかかるため、オイルパンが変形しづら
くなる。これにより、変形防止のためにオイルパン底部
の剛性を向上させる必要がないので、これの板厚を厚く
する必要がなく、オイルパンの重量増を抑えることがで
きる。
【0019】また、請求項2記載の本発明によれば、自
動変速機が床などに置かれた際に、オイルパンの支持部
と、コンバータハウジングのマウント用ブラケット取付
ボスと、により自動変速機を支持することができる。こ
れにより、自動変速機の荷重は、オイルパン及びコンバ
ータハウジングの両方に分散してかかることになるの
で、オイルパンにかかる荷重を減少させることができ
る。
【0020】また、請求項3記載の本発明によれば、自
動変速機が床などに置かれた際に、オイルパンの支持部
と、コンバータハウジングの突起と、により自動変速機
を支持することができる。これにより、自動変速機の荷
重は、オイルパン及びコンバータハウジングの両方に分
散してかかることになるので、オイルパンにかかる荷重
を減少させることができる。
【0021】また、請求項4記載の本発明によれば、自
動変速機が床などに置かれた際に、オイルパンにかかる
自動変速機の荷重は、オイルパンの凸曲げ部にかかるこ
とになる。凸曲げ形状は、変形に強い形状であるため、
オイルパンを変形しづらくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動変速機を車両の正面から見た図である。
【図2】自動変速機を車両の側面から見た図である。
【図3】自動変速機を車両の底部から見た図である。
【図4】コンバータハウジングのマウント用ブラケット
取付ボスを車両のシャーシに連結した状態を示す図であ
る。
【図5】床に置かれた自動変速機の側面図である。
【図6】床に置かれた自動変速機の正面図である。
【符号の説明】
10 エンジン 12 A/T(自動変速機) 16 車両 18 コンバータハウジング 18a 取付フランジ面 18b マウント用ブラケット取付ボス(突出部) 20 オイルパン 20a 凸曲げ部(支持部) 26 床

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速機(12)のコンバータハウジ
    ング(18)には、自動変速機(12)の下方に突出す
    る突出部(18b)が形成されており、 自動変速機(12)のオイルパン(20)の底部には、
    自動変速機(12)が床(26)などに置かれた際に、
    オイルパン(20)の底部の少なくとも2点にて、自動
    変速機(12)を、これの軸に直交する軸回りの回転を
    防止可能に支持するとともに、上記コンバータハウジン
    グ(18)の突出部(18b)とともに、自動変速機
    (12)を、これの軸回りの回転を防止可能に支持する
    支持部(20a)が形成されている、 自動変速機のオイルパン保護構造。
  2. 【請求項2】 上記コンバータハウジング(18)の突
    出部(18b)は、コンバータハウジング(18)のエ
    ンジン(10)への取付フランジ面(18a)の下端部
    に形成される、自動変速機(12)を車両(16)に取
    付けるためのマウント用ブラケット取付ボス(18b)
    である、 請求項1記載の自動変速機のオイルパン保護構造。
  3. 【請求項3】 上記コンバータハウジング(18)の突
    出部(18b)は、コンバータハウジング(18)のエ
    ンジン(10)への取付フランジ面(18a)の下端部
    から下方に突出して形成される突起である、 請求項1記載の自動変速機のオイルパン保護構造。
  4. 【請求項4】 上記オイルパン(20)の支持部(20
    a)は、オイルパン(20)の車両(16)後部側に、
    自動変速機(12)の軸方向全長にわたって下方に突出
    する凸曲げ部(20a)である、 請求項1、2又は3記載の自動変速機のオイルパン保護
    構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009236189A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Mazda Motor Corp 変速機のマウントブラケット取付構造
CN109563921A (zh) * 2016-08-16 2019-04-02 腓特烈斯港齿轮工厂股份公司 用于机动车的变速器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009236189A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Mazda Motor Corp 変速機のマウントブラケット取付構造
CN109563921A (zh) * 2016-08-16 2019-04-02 腓特烈斯港齿轮工厂股份公司 用于机动车的变速器
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