JPH08279596A - 集積回路装置,及びその製造方法 - Google Patents
集積回路装置,及びその製造方法Info
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- JPH08279596A JPH08279596A JP7080221A JP8022195A JPH08279596A JP H08279596 A JPH08279596 A JP H08279596A JP 7080221 A JP7080221 A JP 7080221A JP 8022195 A JP8022195 A JP 8022195A JP H08279596 A JPH08279596 A JP H08279596A
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 トランジスタの発振を容易に防止することが
できる集積回路装置,及びその製造方法を提供する。 【構成】 ゲート側バイアス線路61をまたいで設けら
れた磁性体9は、フェライトの粒子を含んだ熱可塑性ポ
リイミド,または板状あるいはビーズ状の形状を有する
フェライトからなり、半導体基板1上のゲート側バイア
ス線路61の両脇の領域に形成された熱可塑性ポリイミ
ド層8に接着されることにより、半導体基板1に固定さ
れている。 【効果】 トランジスタ7を動作させ、その発振特性を
評価した後、磁性体9をゲート側バイアス線路61上に
形成することができるので、この発振特性に応じて、磁
性体9の形状及び設置位置を適切に選択することが可能
となり、どのようなトランジスタについてもその発振を
容易に防止することができる。
できる集積回路装置,及びその製造方法を提供する。 【構成】 ゲート側バイアス線路61をまたいで設けら
れた磁性体9は、フェライトの粒子を含んだ熱可塑性ポ
リイミド,または板状あるいはビーズ状の形状を有する
フェライトからなり、半導体基板1上のゲート側バイア
ス線路61の両脇の領域に形成された熱可塑性ポリイミ
ド層8に接着されることにより、半導体基板1に固定さ
れている。 【効果】 トランジスタ7を動作させ、その発振特性を
評価した後、磁性体9をゲート側バイアス線路61上に
形成することができるので、この発振特性に応じて、磁
性体9の形状及び設置位置を適切に選択することが可能
となり、どのようなトランジスタについてもその発振を
容易に防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は集積回路装置,及びそ
の製造方法に関し、特に高周波半導体集積回路装置,及
びその製造方法に関するものである。
の製造方法に関し、特に高周波半導体集積回路装置,及
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7(a) は従来の半導体モノリシック集
積回路装置の一例を示す上面図である。1はGaAs,
Siなどの半導体基板,3はバイアホール,4は金属膜
/絶縁膜/金属膜を積層したMIM(Metal/Insulator/
Metal )コンデンサ,7はトランジスタ(FET),2
1は入力電極パッド,22は接地電極パッド,23はゲ
ートバイアス電極パッド,24はドレインバイアス電極
パッド,51,52は信号伝送線路,61はゲート側バ
イアス線路,62はドレイン側バイアス線路である。
積回路装置の一例を示す上面図である。1はGaAs,
Siなどの半導体基板,3はバイアホール,4は金属膜
/絶縁膜/金属膜を積層したMIM(Metal/Insulator/
Metal )コンデンサ,7はトランジスタ(FET),2
1は入力電極パッド,22は接地電極パッド,23はゲ
ートバイアス電極パッド,24はドレインバイアス電極
パッド,51,52は信号伝送線路,61はゲート側バ
イアス線路,62はドレイン側バイアス線路である。
【0003】この集積回路装置は、高周波用の半導体モ
ノリシック集積回路装置であり、高周波信号は入力電極
パッド21からMIMコンデンサ4を通過し、信号伝送
線路51を伝わってトランジスタ7のゲートに入力す
る。さらに、トランジスタ7からの出力信号はトランジ
スタのドレインから信号伝送線路52を伝わって次段の
回路に送られる。一方、ゲートバイアス電圧はゲートバ
イアス電極パッド23からゲート側バイアス線路61及
び信号伝送線路51を通してゲートに印加され、ドレイ
ンバイアス電圧はドレインバイアス電極パッド24から
ドレイン側バイアス線路62及び信号伝送線路52を通
してドレインに印加される。また、バイアホール3は、
接地電極パッド22と半導体基板裏面の金属層を接続す
るためのものであり、MIMコンデンサ4は、入力電極
パッド21とトランジスタ7のゲートとの間を高周波的
に接続し、直流的には絶縁している。
ノリシック集積回路装置であり、高周波信号は入力電極
パッド21からMIMコンデンサ4を通過し、信号伝送
線路51を伝わってトランジスタ7のゲートに入力す
る。さらに、トランジスタ7からの出力信号はトランジ
スタのドレインから信号伝送線路52を伝わって次段の
回路に送られる。一方、ゲートバイアス電圧はゲートバ
イアス電極パッド23からゲート側バイアス線路61及
び信号伝送線路51を通してゲートに印加され、ドレイ
ンバイアス電圧はドレインバイアス電極パッド24から
ドレイン側バイアス線路62及び信号伝送線路52を通
してドレインに印加される。また、バイアホール3は、
接地電極パッド22と半導体基板裏面の金属層を接続す
るためのものであり、MIMコンデンサ4は、入力電極
パッド21とトランジスタ7のゲートとの間を高周波的
に接続し、直流的には絶縁している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の半導体集
積回路装置においては、ゲート及びドレインバイアス電
圧印加時にトランジスタの発振が起こり易いという問題
がある。この発振を抑えるため、図7(b) に示すような
バイアス線路と接続するMIMコンデンサ41を備えた
発振防止回路11を設けることも行われている。この
際、トランジスタの発振を止めるためには、トランジス
タ特性のバラツキにより個々のトランジスタの発振特性
が異なるため、これらの発振特性に応じて上記発振防止
回路11のMIMコンデンサ41の容量をそれぞれ異な
ったものとする必要がある。しかしながら、この発振防
止回路11は通常トランジスタ7やバイアス線路61と
同時に形成されるため、トランジスタ7及びバイアス線
路61がともに形成され、トランジスタの発振特性を評
価した後に、この発振防止回路11のMIMコンデンサ
41の容量を変えることはできない。従って、この発振
防止回路11によって全てのトランジスタの発振を防止
することは不可能である。
積回路装置においては、ゲート及びドレインバイアス電
圧印加時にトランジスタの発振が起こり易いという問題
がある。この発振を抑えるため、図7(b) に示すような
バイアス線路と接続するMIMコンデンサ41を備えた
発振防止回路11を設けることも行われている。この
際、トランジスタの発振を止めるためには、トランジス
タ特性のバラツキにより個々のトランジスタの発振特性
が異なるため、これらの発振特性に応じて上記発振防止
回路11のMIMコンデンサ41の容量をそれぞれ異な
ったものとする必要がある。しかしながら、この発振防
止回路11は通常トランジスタ7やバイアス線路61と
同時に形成されるため、トランジスタ7及びバイアス線
路61がともに形成され、トランジスタの発振特性を評
価した後に、この発振防止回路11のMIMコンデンサ
41の容量を変えることはできない。従って、この発振
防止回路11によって全てのトランジスタの発振を防止
することは不可能である。
【0005】また、上記の発振防止回路11は、図7
(b) に示したように、半導体基板上の一定領域に形成さ
れたMIMコンデンサ41及びこれとバイアス線路とを
接続するための配線からなるため、その面積分だけ集積
回路装置のチップ面積が大きくなるという問題がある。
(b) に示したように、半導体基板上の一定領域に形成さ
れたMIMコンデンサ41及びこれとバイアス線路とを
接続するための配線からなるため、その面積分だけ集積
回路装置のチップ面積が大きくなるという問題がある。
【0006】この発明は上記のような問題点に鑑みなさ
れたものであり、トランジスタの発振を容易に防止する
ことができる集積回路装置,及びその製造方法を提供す
ることを目的とするものである。
れたものであり、トランジスタの発振を容易に防止する
ことができる集積回路装置,及びその製造方法を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明(請求項1)に
係る集積回路装置は、基板上に、能動素子,及びこの能
動素子に直流バイアス電圧を印加するためのバイアス線
路を含む回路要素を備えた集積回路装置において、この
基板上の領域に形成された熱可塑性材料層と、この熱可
塑性材料層に接着されて支持され、上記バイアス線路上
の所要の領域を含む上記基板上の領域に設けられた一つ
または複数の磁性体とを備えたものである。
係る集積回路装置は、基板上に、能動素子,及びこの能
動素子に直流バイアス電圧を印加するためのバイアス線
路を含む回路要素を備えた集積回路装置において、この
基板上の領域に形成された熱可塑性材料層と、この熱可
塑性材料層に接着されて支持され、上記バイアス線路上
の所要の領域を含む上記基板上の領域に設けられた一つ
または複数の磁性体とを備えたものである。
【0008】この発明(請求項2)に係る集積回路装置
は、上記の集積回路装置(請求項1)において、上記熱
可塑性材料層が、上記バイアス線路を挟んで対向する上
記基板上の二つの領域に形成されており、上記磁性体
が、上記熱可塑性材料層に接着されて支持され、上記バ
イアス線路をまたいで設けられているものである。
は、上記の集積回路装置(請求項1)において、上記熱
可塑性材料層が、上記バイアス線路を挟んで対向する上
記基板上の二つの領域に形成されており、上記磁性体
が、上記熱可塑性材料層に接着されて支持され、上記バ
イアス線路をまたいで設けられているものである。
【0009】この発明(請求項3)に係る集積回路装置
は、上記の集積回路装置(請求項1)において、上記熱
可塑性材料層が、上記バイアス線路上の領域を含む上記
基板上の領域に形成されているものである。
は、上記の集積回路装置(請求項1)において、上記熱
可塑性材料層が、上記バイアス線路上の領域を含む上記
基板上の領域に形成されているものである。
【0010】この発明(請求項4)に係る集積回路装置
は、上記の集積回路装置(請求項1)において、上記熱
可塑性材料層が、上記バイアス線路を挟んで対向する二
つの領域に形成され、この各領域の各々においては複数
の島状の熱可塑性材料層が設けられており、上記磁性体
が、上記熱可塑性材料層に接着されて支持され、上記バ
イアス線路をまたいで設けられているものである。
は、上記の集積回路装置(請求項1)において、上記熱
可塑性材料層が、上記バイアス線路を挟んで対向する二
つの領域に形成され、この各領域の各々においては複数
の島状の熱可塑性材料層が設けられており、上記磁性体
が、上記熱可塑性材料層に接着されて支持され、上記バ
イアス線路をまたいで設けられているものである。
【0011】この発明(請求項5)に係る集積回路装置
は、上記の集積回路装置(請求項1ないし4のいずれ
か)において、上記熱可塑性材料層が、熱可塑性ポリイ
ミドからなるものである。
は、上記の集積回路装置(請求項1ないし4のいずれ
か)において、上記熱可塑性材料層が、熱可塑性ポリイ
ミドからなるものである。
【0012】この発明(請求項6)に係る集積回路装置
は、上記の集積回路装置(請求項1ないし5のいずれ
か)において、上記磁性体が、フェライト成分を含む熱
可塑性材料からなるものである。
は、上記の集積回路装置(請求項1ないし5のいずれ
か)において、上記磁性体が、フェライト成分を含む熱
可塑性材料からなるものである。
【0013】この発明(請求項7)に係る集積回路装置
は、上記の集積回路装置(請求項1ないし5のいずれ
か)において、上記磁性体が、フェライトからなるもの
である。
は、上記の集積回路装置(請求項1ないし5のいずれ
か)において、上記磁性体が、フェライトからなるもの
である。
【0014】この発明(請求項8)に係る集積回路装置
は、上記の集積回路装置(請求項1ないし7のいずれ
か)において、上記集積回路装置が、半導体モノリシッ
ク集積回路装置であるものである。
は、上記の集積回路装置(請求項1ないし7のいずれ
か)において、上記集積回路装置が、半導体モノリシッ
ク集積回路装置であるものである。
【0015】この発明(請求項9)に係る集積回路装置
の製造方法は、基板上に能動素子,及びこの能動素子に
直流バイアス電圧を印加するためのバイアス線路を含む
回路要素を形成する工程と、この基板上の領域に熱可塑
性材料層を形成する工程と、この熱可塑性材料層に一つ
または複数の磁性体を圧着し、かつこれらを加熱して接
着し、上記バイアス線路上の所要の領域を含む上記基板
上の領域にこの磁性体を形成する工程とを含むものであ
る。
の製造方法は、基板上に能動素子,及びこの能動素子に
直流バイアス電圧を印加するためのバイアス線路を含む
回路要素を形成する工程と、この基板上の領域に熱可塑
性材料層を形成する工程と、この熱可塑性材料層に一つ
または複数の磁性体を圧着し、かつこれらを加熱して接
着し、上記バイアス線路上の所要の領域を含む上記基板
上の領域にこの磁性体を形成する工程とを含むものであ
る。
【0016】この発明(請求項10)に係る集積回路装
置の製造方法は、上記の集積回路装置の製造方法(請求
項9)において、上記回路要素を形成する工程の後に、
上記能動素子に直流バイアス電圧を印加し、この能動素
子の発振特性を評価する工程を含み、上記磁性体を形成
する工程が、この能動素子の発振特性を評価する工程の
後にこの能動素子の発振特性に応じて適切な形状の磁性
体を適切な位置に形成するものである。
置の製造方法は、上記の集積回路装置の製造方法(請求
項9)において、上記回路要素を形成する工程の後に、
上記能動素子に直流バイアス電圧を印加し、この能動素
子の発振特性を評価する工程を含み、上記磁性体を形成
する工程が、この能動素子の発振特性を評価する工程の
後にこの能動素子の発振特性に応じて適切な形状の磁性
体を適切な位置に形成するものである。
【0017】この発明(請求項11)に係る集積回路装
置の製造方法は、上記の集積回路装置の製造方法(請求
項9または10)において、上記熱可塑性材料層を形成
する工程が、この熱可塑性材料層を上記バイアス線路を
挟んで対向する上記基板上の二つの領域に形成するもの
であり、上記磁性体を形成する工程が、この磁性体を上
記熱可塑性材料層に圧着し、かつこれらを加熱して接着
し、この磁性体を上記バイアス線路をまたぐように形成
するものである。
置の製造方法は、上記の集積回路装置の製造方法(請求
項9または10)において、上記熱可塑性材料層を形成
する工程が、この熱可塑性材料層を上記バイアス線路を
挟んで対向する上記基板上の二つの領域に形成するもの
であり、上記磁性体を形成する工程が、この磁性体を上
記熱可塑性材料層に圧着し、かつこれらを加熱して接着
し、この磁性体を上記バイアス線路をまたぐように形成
するものである。
【0018】この発明(請求項12)に係る集積回路装
置の製造方法は、上記の集積回路装置の製造方法(請求
項9または10)において、上記熱可塑性材料層を形成
する工程が、この熱可塑性材料層を上記バイアス線路上
の所定の領域を含む上記基板上の領域に形成するもので
ある。
置の製造方法は、上記の集積回路装置の製造方法(請求
項9または10)において、上記熱可塑性材料層を形成
する工程が、この熱可塑性材料層を上記バイアス線路上
の所定の領域を含む上記基板上の領域に形成するもので
ある。
【0019】この発明(請求項13)に係る集積回路装
置の製造方法は、上記の集積回路装置の製造方法(請求
項9または10)において、上記熱可塑性材料層を形成
する工程が、上記バイアス線路を挟んで対向する二つの
領域の各々に、複数の島状の熱可塑性材料層を形成する
ものであり、上記磁性体を形成する工程が、この磁性体
を上記熱可塑性材料層に圧着し、かつこれらを加熱して
接着し、この磁性体を上記バイアス線路をまたぐように
形成するものである。
置の製造方法は、上記の集積回路装置の製造方法(請求
項9または10)において、上記熱可塑性材料層を形成
する工程が、上記バイアス線路を挟んで対向する二つの
領域の各々に、複数の島状の熱可塑性材料層を形成する
ものであり、上記磁性体を形成する工程が、この磁性体
を上記熱可塑性材料層に圧着し、かつこれらを加熱して
接着し、この磁性体を上記バイアス線路をまたぐように
形成するものである。
【0020】この発明(請求項14)に係る集積回路装
置の製造方法は、上記の集積回路装置の製造方法(請求
項9ないし13のいずれか)において、上記熱可塑性材
料層が、熱可塑性ポリイミドからなるものである。
置の製造方法は、上記の集積回路装置の製造方法(請求
項9ないし13のいずれか)において、上記熱可塑性材
料層が、熱可塑性ポリイミドからなるものである。
【0021】この発明(請求項15)に係る集積回路装
置の製造方法は、上記の集積回路装置の製造方法(請求
項9ないし14のいずれか)において、上記磁性体が、
フェライト成分を含む熱可塑性材料からなるものであ
る。
置の製造方法は、上記の集積回路装置の製造方法(請求
項9ないし14のいずれか)において、上記磁性体が、
フェライト成分を含む熱可塑性材料からなるものであ
る。
【0022】この発明(請求項16)に係る集積回路装
置の製造方法は、上記の集積回路装置の製造方法(請求
項9ないし14のいずれか)において、上記磁性体が、
フェライトからなるものである。
置の製造方法は、上記の集積回路装置の製造方法(請求
項9ないし14のいずれか)において、上記磁性体が、
フェライトからなるものである。
【0023】この発明(請求項17)に係る集積回路装
置の製造方法は、上記の集積回路装置の製造方法(請求
項9ないし16のいずれか)において、上記集積回路装
置が、半導体モノリシック集積回路装置であるものであ
る。
置の製造方法は、上記の集積回路装置の製造方法(請求
項9ないし16のいずれか)において、上記集積回路装
置が、半導体モノリシック集積回路装置であるものであ
る。
【0024】
【作用】この発明(請求項1)に係る集積回路装置で
は、基板上に、能動素子,及びこの能動素子に直流バイ
アス電圧を印加するためのバイアス線路を含む回路要素
を備えた集積回路装置において、この基板上の領域に形
成された熱可塑性材料層と、この熱可塑性材料層に接着
されて支持され、上記バイアス線路上の所要の領域を含
む上記基板上の領域に設けられた一つまたは複数の磁性
体とを備えたから、トランジスタ等の上記能動素子の発
振特性に応じて、適切な形状の磁性体をバイアス線路上
の適切な位置に容易に形成することができ、この磁性体
によって上記能動素子の発振周波数成分を吸収すること
により容易に上記能動素子の発振を防止することができ
る。また、上記磁性体はバイアス線路上に形成されるた
め、前述の従来の発振防止回路を用いることによる集積
回路装置のチップ面積の増大を回避することができる。
は、基板上に、能動素子,及びこの能動素子に直流バイ
アス電圧を印加するためのバイアス線路を含む回路要素
を備えた集積回路装置において、この基板上の領域に形
成された熱可塑性材料層と、この熱可塑性材料層に接着
されて支持され、上記バイアス線路上の所要の領域を含
む上記基板上の領域に設けられた一つまたは複数の磁性
体とを備えたから、トランジスタ等の上記能動素子の発
振特性に応じて、適切な形状の磁性体をバイアス線路上
の適切な位置に容易に形成することができ、この磁性体
によって上記能動素子の発振周波数成分を吸収すること
により容易に上記能動素子の発振を防止することができ
る。また、上記磁性体はバイアス線路上に形成されるた
め、前述の従来の発振防止回路を用いることによる集積
回路装置のチップ面積の増大を回避することができる。
【0025】この発明(請求項2)に係る集積回路装置
では、上記の集積回路装置(請求項1)において、上記
熱可塑性材料層が、上記バイアス線路を挟んで対向する
上記基板上の二つの領域に形成されており、上記磁性体
が、上記熱可塑性材料層に接着されて支持され、上記バ
イアス線路をまたいで設けられているから、上記のよう
に容易にトランジスタ等の上記能動素子の発振を防止す
ることができ、また、前述の従来の発振防止回路を用い
ることによる集積回路装置のチップ面積の増大を回避す
ることができる。
では、上記の集積回路装置(請求項1)において、上記
熱可塑性材料層が、上記バイアス線路を挟んで対向する
上記基板上の二つの領域に形成されており、上記磁性体
が、上記熱可塑性材料層に接着されて支持され、上記バ
イアス線路をまたいで設けられているから、上記のよう
に容易にトランジスタ等の上記能動素子の発振を防止す
ることができ、また、前述の従来の発振防止回路を用い
ることによる集積回路装置のチップ面積の増大を回避す
ることができる。
【0026】この発明(請求項3)に係る集積回路装置
では、上記の集積回路装置(請求項1)において、上記
熱可塑性材料層が、上記バイアス線路上の領域を含む上
記基板上の領域に形成されているから、上記のように容
易にトランジスタ等の上記能動素子の発振を防止するこ
とができ、また、前述の従来の発振防止回路を用いるこ
とによる集積回路装置のチップ面積の増大を回避するこ
とができる。
では、上記の集積回路装置(請求項1)において、上記
熱可塑性材料層が、上記バイアス線路上の領域を含む上
記基板上の領域に形成されているから、上記のように容
易にトランジスタ等の上記能動素子の発振を防止するこ
とができ、また、前述の従来の発振防止回路を用いるこ
とによる集積回路装置のチップ面積の増大を回避するこ
とができる。
【0027】この発明(請求項4)に係る集積回路装置
では、上記の集積回路装置(請求項1)において、上記
熱可塑性材料層が、上記バイアス線路を挟んで対向する
二つの領域に形成され、この各領域の各々においては複
数の島状の熱可塑性材料層が設けられており、上記磁性
体が、上記熱可塑性材料層に接着されて支持され、上記
バイアス線路をまたいで設けられているから、上記のよ
うに容易にトランジスタ等の上記能動素子の発振を防止
することができ、また、前述の従来の発振防止回路を用
いることによる集積回路装置のチップ面積の増大を回避
することができる。
では、上記の集積回路装置(請求項1)において、上記
熱可塑性材料層が、上記バイアス線路を挟んで対向する
二つの領域に形成され、この各領域の各々においては複
数の島状の熱可塑性材料層が設けられており、上記磁性
体が、上記熱可塑性材料層に接着されて支持され、上記
バイアス線路をまたいで設けられているから、上記のよ
うに容易にトランジスタ等の上記能動素子の発振を防止
することができ、また、前述の従来の発振防止回路を用
いることによる集積回路装置のチップ面積の増大を回避
することができる。
【0028】この発明(請求項5)に係る集積回路装置
では、上記の集積回路装置(請求項1ないし4のいずれ
か)において、上記熱可塑性材料層が、熱可塑性ポリイ
ミドからなるから、上記のように容易にトランジスタ等
の上記能動素子の発振を防止することができ、また、前
述の従来の発振防止回路を用いることによる集積回路装
置のチップ面積の増大を回避することができる。
では、上記の集積回路装置(請求項1ないし4のいずれ
か)において、上記熱可塑性材料層が、熱可塑性ポリイ
ミドからなるから、上記のように容易にトランジスタ等
の上記能動素子の発振を防止することができ、また、前
述の従来の発振防止回路を用いることによる集積回路装
置のチップ面積の増大を回避することができる。
【0029】この発明(請求項6)に係る集積回路装置
では、上記の集積回路装置(請求項1ないし5のいずれ
か)において、上記磁性体が、フェライト成分を含む熱
可塑性材料からなるから、上記のように容易にトランジ
スタ等の上記能動素子の発振を防止することができ、ま
た、前述の従来の発振防止回路を用いることによる集積
回路装置のチップ面積の増大を回避することができる。
では、上記の集積回路装置(請求項1ないし5のいずれ
か)において、上記磁性体が、フェライト成分を含む熱
可塑性材料からなるから、上記のように容易にトランジ
スタ等の上記能動素子の発振を防止することができ、ま
た、前述の従来の発振防止回路を用いることによる集積
回路装置のチップ面積の増大を回避することができる。
【0030】この発明(請求項7)に係る集積回路装置
では、上記の集積回路装置(請求項1ないし5のいずれ
か)において、上記磁性体が、フェライトからなるか
ら、上記のように容易にトランジスタ等の上記能動素子
の発振を防止することができ、また、前述の従来の発振
防止回路を用いることによる集積回路装置のチップ面積
の増大を回避することができる。
では、上記の集積回路装置(請求項1ないし5のいずれ
か)において、上記磁性体が、フェライトからなるか
ら、上記のように容易にトランジスタ等の上記能動素子
の発振を防止することができ、また、前述の従来の発振
防止回路を用いることによる集積回路装置のチップ面積
の増大を回避することができる。
【0031】この発明(請求項8)に係る集積回路装置
では、上記の集積回路装置(請求項1ないし7のいずれ
か)において、上記集積回路装置が、半導体モノリシッ
ク集積回路装置であるから、上記のように容易にトラン
ジスタ等の上記能動素子の発振を防止することができ、
また、前述の従来の発振防止回路を用いることによる集
積回路装置のチップ面積の増大を回避することができ
る。
では、上記の集積回路装置(請求項1ないし7のいずれ
か)において、上記集積回路装置が、半導体モノリシッ
ク集積回路装置であるから、上記のように容易にトラン
ジスタ等の上記能動素子の発振を防止することができ、
また、前述の従来の発振防止回路を用いることによる集
積回路装置のチップ面積の増大を回避することができ
る。
【0032】この発明(請求項9)に係る集積回路装置
の製造方法では、基板上に能動素子,及びこの能動素子
に直流バイアス電圧を印加するためのバイアス線路を含
む回路要素を形成する工程と、この基板上の領域に熱可
塑性材料層を形成する工程と、この熱可塑性材料層に一
つまたは複数の磁性体を圧着し、かつこれらを加熱して
接着し、上記バイアス線路上の所要の領域を含む上記基
板上の領域にこの磁性体を形成する工程とを含むから、
この磁性体によって上記能動素子の発振周波数成分を吸
収することにより上記能動素子の発振を防止することが
できる。また、上記磁性体はバイアス線路上に形成され
るため、前述の従来の発振防止回路を用いることによる
集積回路装置のチップ面積の増大を回避することができ
る。
の製造方法では、基板上に能動素子,及びこの能動素子
に直流バイアス電圧を印加するためのバイアス線路を含
む回路要素を形成する工程と、この基板上の領域に熱可
塑性材料層を形成する工程と、この熱可塑性材料層に一
つまたは複数の磁性体を圧着し、かつこれらを加熱して
接着し、上記バイアス線路上の所要の領域を含む上記基
板上の領域にこの磁性体を形成する工程とを含むから、
この磁性体によって上記能動素子の発振周波数成分を吸
収することにより上記能動素子の発振を防止することが
できる。また、上記磁性体はバイアス線路上に形成され
るため、前述の従来の発振防止回路を用いることによる
集積回路装置のチップ面積の増大を回避することができ
る。
【0033】この発明(請求項10)に係る集積回路装
置の製造方法では、上記の集積回路装置の製造方法(請
求項9)において、上記回路要素を形成する工程の後
に、上記能動素子に直流バイアス電圧を印加し、この能
動素子の発振特性を評価する工程を含み、上記磁性体を
形成する工程が、この能動素子の発振特性を評価する工
程の後にこの能動素子の発振特性に応じて適切な形状の
磁性体を適切な位置に形成するものであるから、容易に
上記能動素子の発振を防止することができる。また、上
記磁性体はバイアス線路上に形成されるため、前述の従
来の発振防止回路を用いることによる集積回路装置のチ
ップ面積の増大を回避することができる。
置の製造方法では、上記の集積回路装置の製造方法(請
求項9)において、上記回路要素を形成する工程の後
に、上記能動素子に直流バイアス電圧を印加し、この能
動素子の発振特性を評価する工程を含み、上記磁性体を
形成する工程が、この能動素子の発振特性を評価する工
程の後にこの能動素子の発振特性に応じて適切な形状の
磁性体を適切な位置に形成するものであるから、容易に
上記能動素子の発振を防止することができる。また、上
記磁性体はバイアス線路上に形成されるため、前述の従
来の発振防止回路を用いることによる集積回路装置のチ
ップ面積の増大を回避することができる。
【0034】この発明(請求項11)に係る集積回路装
置の製造方法では、上記の集積回路装置の製造方法(請
求項9または10)において、上記熱可塑性材料層を形
成する工程が、この熱可塑性材料層を上記バイアス線路
を挟んで対向する上記基板上の二つの領域に形成するも
のであり、上記磁性体を形成する工程が、この磁性体を
上記熱可塑性材料層に圧着し、かつこれらを加熱して接
着し、この磁性体を上記バイアス線路をまたぐように形
成するものであるから、上記のように、能動素子の発振
状態を評価した後、この発振を止めるように、適切な形
状の磁性体をバイアス線路上の適切な位置に容易に形成
することができ、また、前述の従来の発振防止回路を用
いることによる集積回路装置のチップ面積の増大を回避
することができる。
置の製造方法では、上記の集積回路装置の製造方法(請
求項9または10)において、上記熱可塑性材料層を形
成する工程が、この熱可塑性材料層を上記バイアス線路
を挟んで対向する上記基板上の二つの領域に形成するも
のであり、上記磁性体を形成する工程が、この磁性体を
上記熱可塑性材料層に圧着し、かつこれらを加熱して接
着し、この磁性体を上記バイアス線路をまたぐように形
成するものであるから、上記のように、能動素子の発振
状態を評価した後、この発振を止めるように、適切な形
状の磁性体をバイアス線路上の適切な位置に容易に形成
することができ、また、前述の従来の発振防止回路を用
いることによる集積回路装置のチップ面積の増大を回避
することができる。
【0035】この発明(請求項12)に係る集積回路装
置の製造方法では、上記の集積回路装置の製造方法(請
求項9または10)において、上記熱可塑性材料層を形
成する工程が、この熱可塑性材料層を上記バイアス線路
上の領域を含む上記基板上の領域に形成するものである
から、上記のように、能動素子の発振状態を評価した
後、この発振を止めるように、適切な形状の磁性体をバ
イアス線路上の適切な位置に容易に形成することがで
き、また、前述の従来の発振防止回路を用いることによ
る集積回路装置のチップ面積の増大を回避することがで
きる。
置の製造方法では、上記の集積回路装置の製造方法(請
求項9または10)において、上記熱可塑性材料層を形
成する工程が、この熱可塑性材料層を上記バイアス線路
上の領域を含む上記基板上の領域に形成するものである
から、上記のように、能動素子の発振状態を評価した
後、この発振を止めるように、適切な形状の磁性体をバ
イアス線路上の適切な位置に容易に形成することがで
き、また、前述の従来の発振防止回路を用いることによ
る集積回路装置のチップ面積の増大を回避することがで
きる。
【0036】この発明(請求項13)に係る集積回路装
置の製造方法では、上記の集積回路装置の製造方法(請
求項9または10)において、上記熱可塑性材料層を形
成する工程が、上記バイアス線路を挟んで対向する二つ
の領域の各々に、複数の島状の熱可塑性材料層を形成す
るものであり、上記磁性体を形成する工程が、この磁性
体を上記熱可塑性材料層に圧着し、かつこれらを加熱し
て接着し、この磁性体を上記バイアス線路をまたぐよう
に形成するものであるから、上記のように、能動素子の
発振状態を評価した後、この発振を止めるように、適切
な形状の磁性体をバイアス線路上の適切な位置に容易に
形成することができ、また、前述の従来の発振防止回路
を用いることによる集積回路装置のチップ面積の増大を
回避することができる。
置の製造方法では、上記の集積回路装置の製造方法(請
求項9または10)において、上記熱可塑性材料層を形
成する工程が、上記バイアス線路を挟んで対向する二つ
の領域の各々に、複数の島状の熱可塑性材料層を形成す
るものであり、上記磁性体を形成する工程が、この磁性
体を上記熱可塑性材料層に圧着し、かつこれらを加熱し
て接着し、この磁性体を上記バイアス線路をまたぐよう
に形成するものであるから、上記のように、能動素子の
発振状態を評価した後、この発振を止めるように、適切
な形状の磁性体をバイアス線路上の適切な位置に容易に
形成することができ、また、前述の従来の発振防止回路
を用いることによる集積回路装置のチップ面積の増大を
回避することができる。
【0037】この発明(請求項14)に係る集積回路装
置の製造方法では、上記の集積回路装置の製造方法(請
求項9ないし13のいずれか)において、上記熱可塑性
材料層が、熱可塑性ポリイミドからなるから、上記のよ
うに、能動素子の発振状態を評価した後、この発振を止
めるように、適切な形状の磁性体をバイアス線路上の適
切な位置に容易に形成することができ、また、前述の従
来の発振防止回路を用いることによる集積回路装置のチ
ップ面積の増大を回避することができる。
置の製造方法では、上記の集積回路装置の製造方法(請
求項9ないし13のいずれか)において、上記熱可塑性
材料層が、熱可塑性ポリイミドからなるから、上記のよ
うに、能動素子の発振状態を評価した後、この発振を止
めるように、適切な形状の磁性体をバイアス線路上の適
切な位置に容易に形成することができ、また、前述の従
来の発振防止回路を用いることによる集積回路装置のチ
ップ面積の増大を回避することができる。
【0038】この発明(請求項15)に係る集積回路装
置の製造方法では、上記の集積回路装置の製造方法(請
求項9ないし14のいずれか)において、上記磁性体
が、フェライト成分を含む熱可塑性材料からなるから、
上記のように、能動素子の発振状態を評価した後、この
発振を止めるように、適切な形状の磁性体をバイアス線
路上の適切な位置に容易に形成することができ、また、
前述の従来の発振防止回路を用いることによる集積回路
装置のチップ面積の増大を回避することができる。
置の製造方法では、上記の集積回路装置の製造方法(請
求項9ないし14のいずれか)において、上記磁性体
が、フェライト成分を含む熱可塑性材料からなるから、
上記のように、能動素子の発振状態を評価した後、この
発振を止めるように、適切な形状の磁性体をバイアス線
路上の適切な位置に容易に形成することができ、また、
前述の従来の発振防止回路を用いることによる集積回路
装置のチップ面積の増大を回避することができる。
【0039】この発明(請求項16)に係る集積回路装
置の製造方法では、上記の集積回路装置の製造方法(請
求項9ないし14のいずれか)において、上記磁性体
が、フェライトからなるから、上記のように、能動素子
の発振状態を評価した後、この発振を止めるように、適
切な形状の磁性体をバイアス線路上の適切な位置に容易
に形成することができ、また、前述の従来の発振防止回
路を用いることによる集積回路装置のチップ面積の増大
を回避することができる。
置の製造方法では、上記の集積回路装置の製造方法(請
求項9ないし14のいずれか)において、上記磁性体
が、フェライトからなるから、上記のように、能動素子
の発振状態を評価した後、この発振を止めるように、適
切な形状の磁性体をバイアス線路上の適切な位置に容易
に形成することができ、また、前述の従来の発振防止回
路を用いることによる集積回路装置のチップ面積の増大
を回避することができる。
【0040】この発明(請求項17)に係る集積回路装
置の製造方法では、上記の集積回路装置の製造方法(請
求項9ないし16のいずれか)において、上記集積回路
装置が、半導体モノリシック集積回路装置であるから、
上記のように、能動素子の発振状態を評価した後、この
発振を止めるように、適切な形状の磁性体をバイアス線
路上の適切な位置に容易に形成することができ、また、
前述の従来の発振防止回路を用いることによる集積回路
装置のチップ面積の増大を回避することができる。
置の製造方法では、上記の集積回路装置の製造方法(請
求項9ないし16のいずれか)において、上記集積回路
装置が、半導体モノリシック集積回路装置であるから、
上記のように、能動素子の発振状態を評価した後、この
発振を止めるように、適切な形状の磁性体をバイアス線
路上の適切な位置に容易に形成することができ、また、
前述の従来の発振防止回路を用いることによる集積回路
装置のチップ面積の増大を回避することができる。
【0041】
実施例1.この発明の第1の実施例について説明する。
図1は本実施例1による高周波用半導体モノリシック集
積回路装置を示す上面図である。図において、1はGa
As,Siなどの半導体基板,3はバイアホール,4は
金属膜/絶縁膜/金属膜を積層したMIM(Metal/Insu
lator/Metal )コンデンサ,7はトランジスタ(FE
T),8は熱可塑性ポリイミド層,9は磁性体,21は
入力電極パッド,22は接地電極パッド,23はゲート
バイアス電極パッド,24はドレインバイアス電極パッ
ド,51,52は信号伝送線路,61はゲート側バイア
ス線路,62はドレイン側バイアス線路である。
図1は本実施例1による高周波用半導体モノリシック集
積回路装置を示す上面図である。図において、1はGa
As,Siなどの半導体基板,3はバイアホール,4は
金属膜/絶縁膜/金属膜を積層したMIM(Metal/Insu
lator/Metal )コンデンサ,7はトランジスタ(FE
T),8は熱可塑性ポリイミド層,9は磁性体,21は
入力電極パッド,22は接地電極パッド,23はゲート
バイアス電極パッド,24はドレインバイアス電極パッ
ド,51,52は信号伝送線路,61はゲート側バイア
ス線路,62はドレイン側バイアス線路である。
【0042】この集積回路装置においては、高周波信号
は入力電極パッド21からMIMコンデンサ4を通り、
信号伝送線路51を伝わってトランジスタ7のゲートに
入力され、さらに、このトランジスタの出力信号はその
ドレインから信号伝送線路52を伝わって次段の回路に
送られる。一方、ゲートバイアス電圧はゲートバイアス
電極パッド23からゲート側バイアス線路61及び信号
伝送線路51を通してゲートに印加され、ドレインバイ
アス電圧はドレインバイアス電極パッド24からドレイ
ン側バイアス線路62及び信号伝送線路52を通してド
レインに印加される。バイアホール3は、接地電極パッ
ド22と半導体基板裏面の金属層を接続し、MIMコン
デンサ4は、入力電極パッド21とトランジスタ7のゲ
ートを高周波的に接続し、直流的には絶縁している。ゲ
ート側バイアス線路61をまたいで設けられた磁性体9
は、フェライトの粒子を含んだ熱可塑性ポリイミド,ま
たは板状あるいはビーズ状の形状を有するフェライトか
らなり、半導体基板1上のゲート側バイアス線路61の
両脇の領域に形成された熱可塑性ポリイミド層8に接着
されることにより、半導体基板1に固定されている。
は入力電極パッド21からMIMコンデンサ4を通り、
信号伝送線路51を伝わってトランジスタ7のゲートに
入力され、さらに、このトランジスタの出力信号はその
ドレインから信号伝送線路52を伝わって次段の回路に
送られる。一方、ゲートバイアス電圧はゲートバイアス
電極パッド23からゲート側バイアス線路61及び信号
伝送線路51を通してゲートに印加され、ドレインバイ
アス電圧はドレインバイアス電極パッド24からドレイ
ン側バイアス線路62及び信号伝送線路52を通してド
レインに印加される。バイアホール3は、接地電極パッ
ド22と半導体基板裏面の金属層を接続し、MIMコン
デンサ4は、入力電極パッド21とトランジスタ7のゲ
ートを高周波的に接続し、直流的には絶縁している。ゲ
ート側バイアス線路61をまたいで設けられた磁性体9
は、フェライトの粒子を含んだ熱可塑性ポリイミド,ま
たは板状あるいはビーズ状の形状を有するフェライトか
らなり、半導体基板1上のゲート側バイアス線路61の
両脇の領域に形成された熱可塑性ポリイミド層8に接着
されることにより、半導体基板1に固定されている。
【0043】次に、本実施例1による集積回路装置の製
造方法について説明する。図2はこの集積回路装置の製
造方法を示す上面図である。図2において、図1と同一
部分には同一符号を付している。(以下の図でも同様で
ある。)まず、図2に示すように、半導体基板1上にバ
イアホール3,MIMコンデンサ4,トランジスタ(F
ET)7,電極パッド21〜24,信号伝送線路51,
52,バイアス線路61,62を形成し、さらに熱可塑
性ポリイミド層8を形成した後、トランジスタのゲート
及びドレインに直流バイアス電圧を印加し、トランジス
タの発振特性の評価を行う。この際、トランジスタが発
振していれば、フェライトの粒子を含んだ熱可塑性ポリ
イミド,または板状あるいはビーズ状の形状を有するフ
ェライトからなる磁性体9を熱可塑性ポリイミド層8に
圧着し、かつ加熱して接着することにより、磁性体9を
半導体基板1に固定する。これによって、図1に示し
た、ゲート側バイアス線路61上にトランジスタの発振
を防止するための磁性体9が設けられた集積回路装置が
作製される。もし、上記のトランジスタの発振特性の評
価において、トランジスタが発振していないことが確認
された場合は、磁性体9を取り付ける必要はない。
造方法について説明する。図2はこの集積回路装置の製
造方法を示す上面図である。図2において、図1と同一
部分には同一符号を付している。(以下の図でも同様で
ある。)まず、図2に示すように、半導体基板1上にバ
イアホール3,MIMコンデンサ4,トランジスタ(F
ET)7,電極パッド21〜24,信号伝送線路51,
52,バイアス線路61,62を形成し、さらに熱可塑
性ポリイミド層8を形成した後、トランジスタのゲート
及びドレインに直流バイアス電圧を印加し、トランジス
タの発振特性の評価を行う。この際、トランジスタが発
振していれば、フェライトの粒子を含んだ熱可塑性ポリ
イミド,または板状あるいはビーズ状の形状を有するフ
ェライトからなる磁性体9を熱可塑性ポリイミド層8に
圧着し、かつ加熱して接着することにより、磁性体9を
半導体基板1に固定する。これによって、図1に示し
た、ゲート側バイアス線路61上にトランジスタの発振
を防止するための磁性体9が設けられた集積回路装置が
作製される。もし、上記のトランジスタの発振特性の評
価において、トランジスタが発振していないことが確認
された場合は、磁性体9を取り付ける必要はない。
【0044】本実施例1においては、直流バイアス電圧
が印加されたトランジスタ7における発振の周波数成分
は磁性体9によって吸収されるため、トランジスタの発
振を防止することができる。また、半導体基板1上にト
ランジスタ7,バイアス線路61,62,信号伝送線路
51,52等を形成して、トランジスタ7を動作させ、
その発振特性を評価した後、磁性体9をゲート側バイア
ス線路61上に形成するので、この発振特性に応じて、
磁性体9の形状及び設置位置を適切に選択することが可
能となり、どのようなトランジスタについてもその発振
を容易に防止することができる。さらに、上記磁性体は
バイアス線路上に形成され、この磁性体を半導体基板1
に固定するための熱可塑性ポリイミド層8は、バイアス
線路61の両脇の上記磁性体を固定するのに必要な最小
限の領域に形成されればよいから、図7(b) に示した従
来の発振防止回路を用いることによる集積回路装置のチ
ップ面積の増大を回避することができる。
が印加されたトランジスタ7における発振の周波数成分
は磁性体9によって吸収されるため、トランジスタの発
振を防止することができる。また、半導体基板1上にト
ランジスタ7,バイアス線路61,62,信号伝送線路
51,52等を形成して、トランジスタ7を動作させ、
その発振特性を評価した後、磁性体9をゲート側バイア
ス線路61上に形成するので、この発振特性に応じて、
磁性体9の形状及び設置位置を適切に選択することが可
能となり、どのようなトランジスタについてもその発振
を容易に防止することができる。さらに、上記磁性体は
バイアス線路上に形成され、この磁性体を半導体基板1
に固定するための熱可塑性ポリイミド層8は、バイアス
線路61の両脇の上記磁性体を固定するのに必要な最小
限の領域に形成されればよいから、図7(b) に示した従
来の発振防止回路を用いることによる集積回路装置のチ
ップ面積の増大を回避することができる。
【0045】なお、上記磁性体9はゲート側バイアス線
路61上に形成されているが、これをドレイン側バイア
ス線路62上に形成するようにしてもよく、さらに、こ
れらの両方に形成するようにしてもよい。また、熱可塑
性ポリイミド層に接着する磁性体は、1個ではなく複数
個であってもよい。
路61上に形成されているが、これをドレイン側バイア
ス線路62上に形成するようにしてもよく、さらに、こ
れらの両方に形成するようにしてもよい。また、熱可塑
性ポリイミド層に接着する磁性体は、1個ではなく複数
個であってもよい。
【0046】実施例2.この発明の第2の実施例につい
て説明する。図3は本実施例2による高周波用半導体モ
ノリシック集積回路装置を示す上面図である。なお、図
1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は
省略する。
て説明する。図3は本実施例2による高周波用半導体モ
ノリシック集積回路装置を示す上面図である。なお、図
1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は
省略する。
【0047】この集積回路装置において、高周波信号の
伝送経路,直流バイアス電圧の印加経路は実施例1に示
した集積回路装置と同じである。ドレイン側バイアス線
路62上に熱可塑性ポリイミド層8が形成され、この熱
可塑性ポリイミド層8上にフェライトの粒子を含んだ熱
可塑性ポリイミド,または板状あるいはビーズ状の形状
を有するフェライトからなる磁性体9が設けられてい
る。磁性体9は熱可塑性ポリイミド層8に接着されるこ
とにより、半導体基板1に固定されている。この熱可塑
性ポリイミド層8は、実施例1とは異なり、バイアス線
路上にも形成されている。
伝送経路,直流バイアス電圧の印加経路は実施例1に示
した集積回路装置と同じである。ドレイン側バイアス線
路62上に熱可塑性ポリイミド層8が形成され、この熱
可塑性ポリイミド層8上にフェライトの粒子を含んだ熱
可塑性ポリイミド,または板状あるいはビーズ状の形状
を有するフェライトからなる磁性体9が設けられてい
る。磁性体9は熱可塑性ポリイミド層8に接着されるこ
とにより、半導体基板1に固定されている。この熱可塑
性ポリイミド層8は、実施例1とは異なり、バイアス線
路上にも形成されている。
【0048】次に、本実施例2による集積回路装置の製
造方法について説明する。図4はこの集積回路装置の製
造方法を示す上面図である。まず、図4に示すように、
半導体基板1上にバイアホール3,MIMコンデンサ
4,トランジスタ(FET)7,電極パッド21〜2
4,信号伝送線路51,52,バイアス線路61,62
を形成し、さらに熱可塑性ポリイミド層8を形成した
後、トランジスタのゲート及びドレインに直流バイアス
電圧を印加し、トランジスタの発振特性の評価を行う。
この際、トランジスタが発振していれば、フェライトの
粒子を含んだ熱可塑性ポリイミド,または板状あるいは
ビーズ状の形状を有するフェライトからなる磁性体9を
熱可塑性ポリイミド層8に圧着し、かつ加熱して接着す
ることにより、磁性体9を半導体基板1に固定する。こ
れによって、図3に示した、ドレイン側バイアス線路6
2上にトランジスタの発振を防止するための磁性体9が
設けられた集積回路装置が作製される。もし、上記のト
ランジスタの発振特性の評価において、トランジスタが
発振していないことが確認された場合は、磁性体9を取
り付ける必要はない。
造方法について説明する。図4はこの集積回路装置の製
造方法を示す上面図である。まず、図4に示すように、
半導体基板1上にバイアホール3,MIMコンデンサ
4,トランジスタ(FET)7,電極パッド21〜2
4,信号伝送線路51,52,バイアス線路61,62
を形成し、さらに熱可塑性ポリイミド層8を形成した
後、トランジスタのゲート及びドレインに直流バイアス
電圧を印加し、トランジスタの発振特性の評価を行う。
この際、トランジスタが発振していれば、フェライトの
粒子を含んだ熱可塑性ポリイミド,または板状あるいは
ビーズ状の形状を有するフェライトからなる磁性体9を
熱可塑性ポリイミド層8に圧着し、かつ加熱して接着す
ることにより、磁性体9を半導体基板1に固定する。こ
れによって、図3に示した、ドレイン側バイアス線路6
2上にトランジスタの発振を防止するための磁性体9が
設けられた集積回路装置が作製される。もし、上記のト
ランジスタの発振特性の評価において、トランジスタが
発振していないことが確認された場合は、磁性体9を取
り付ける必要はない。
【0049】本実施例2においても、実施例1と同様
に、トランジスタ7の発振周波数成分は磁性体9によっ
て吸収され、トランジスタの発振を防止することができ
る。また、トランジスタ7を動作させ、その発振特性を
評価した後、磁性体9をドレイン側バイアス線路62上
に形成するので、この発振特性に応じて、磁性体9の形
状及び設置位置を適切に選択することが可能となり、ど
のようなトランジスタについてもその発振を容易に防止
することができる。さらに、上記磁性体はバイアス線路
上に形成され、熱可塑性ポリイミド層8は、バイアス線
路62上の領域を含む上記磁性体を固定するのに必要な
最小限の領域に形成されればよいから、図7(b) に示し
た従来の発振防止回路を用いることによる集積回路装置
のチップ面積の増大を回避することができる。
に、トランジスタ7の発振周波数成分は磁性体9によっ
て吸収され、トランジスタの発振を防止することができ
る。また、トランジスタ7を動作させ、その発振特性を
評価した後、磁性体9をドレイン側バイアス線路62上
に形成するので、この発振特性に応じて、磁性体9の形
状及び設置位置を適切に選択することが可能となり、ど
のようなトランジスタについてもその発振を容易に防止
することができる。さらに、上記磁性体はバイアス線路
上に形成され、熱可塑性ポリイミド層8は、バイアス線
路62上の領域を含む上記磁性体を固定するのに必要な
最小限の領域に形成されればよいから、図7(b) に示し
た従来の発振防止回路を用いることによる集積回路装置
のチップ面積の増大を回避することができる。
【0050】なお、上記磁性体9はドレイン側バイアス
線路62上に形成されているが、これをゲート側バイア
ス線路61上に形成するようにしてもよく、さらに、こ
れらの両方に形成するようにしてもよい。また、いずれ
か一方のバイアス線路に本実施例2の磁性体及び熱可塑
性ポリイミド層を用い、他のバイアス線路に上記実施例
1の磁性体及び熱可塑性ポリイミド層を用いてもよい。
また、熱可塑性ポリイミド層に接着する磁性体は、2個
ではなく1個あるいは3個以上の複数個であってもよ
い。
線路62上に形成されているが、これをゲート側バイア
ス線路61上に形成するようにしてもよく、さらに、こ
れらの両方に形成するようにしてもよい。また、いずれ
か一方のバイアス線路に本実施例2の磁性体及び熱可塑
性ポリイミド層を用い、他のバイアス線路に上記実施例
1の磁性体及び熱可塑性ポリイミド層を用いてもよい。
また、熱可塑性ポリイミド層に接着する磁性体は、2個
ではなく1個あるいは3個以上の複数個であってもよ
い。
【0051】実施例3.この発明の第3の実施例につい
て説明する。図5は本実施例3による高周波用半導体モ
ノリシック集積回路装置を示す上面図である。図におい
て、10は島状熱可塑性ポリイミド層である。なお、図
1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は
省略する。
て説明する。図5は本実施例3による高周波用半導体モ
ノリシック集積回路装置を示す上面図である。図におい
て、10は島状熱可塑性ポリイミド層である。なお、図
1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は
省略する。
【0052】この集積回路装置において、高周波信号の
伝送経路,直流バイアス電圧の印加経路は実施例1,2
に示した集積回路装置と同じである。半導体基板1上の
ゲート側バイアス線路61の両脇の領域には、島状熱可
塑性ポリイミド層10が形成されている。ゲート側バイ
アス線路61をまたいで設けられた磁性体9は、フェラ
イトの粒子を含んだ熱可塑性ポリイミド,または板状あ
るいはビーズ状の形状を有するフェライトからなり、上
記の島状熱可塑性ポリイミド層10に接着されることに
より、半導体基板1に固定されている。実施例1,2で
は、平板状の熱可塑性ポリイミド層8を用いているのに
対して、本実施例3では、半導体基板上に形成された複
数の熱可塑性ポリイミドの島からなる島状熱可塑性ポリ
イミド層10を用いている。
伝送経路,直流バイアス電圧の印加経路は実施例1,2
に示した集積回路装置と同じである。半導体基板1上の
ゲート側バイアス線路61の両脇の領域には、島状熱可
塑性ポリイミド層10が形成されている。ゲート側バイ
アス線路61をまたいで設けられた磁性体9は、フェラ
イトの粒子を含んだ熱可塑性ポリイミド,または板状あ
るいはビーズ状の形状を有するフェライトからなり、上
記の島状熱可塑性ポリイミド層10に接着されることに
より、半導体基板1に固定されている。実施例1,2で
は、平板状の熱可塑性ポリイミド層8を用いているのに
対して、本実施例3では、半導体基板上に形成された複
数の熱可塑性ポリイミドの島からなる島状熱可塑性ポリ
イミド層10を用いている。
【0053】次に、本実施例3による集積回路装置の製
造方法について説明する。図6はこの集積回路装置の製
造方法を示す上面図である。まず、図6に示すように、
半導体基板1上にバイアホール3,MIMコンデンサ
4,トランジスタ(FET)7,電極パッド21〜2
4,信号伝送線路51,52,バイアス線路61,62
を形成し、さらに島状熱可塑性ポリイミド層10を形成
した後、トランジスタのゲート及びドレインに直流バイ
アス電圧を印加し、トランジスタの発振特性の評価を行
う。この際、トランジスタが発振していれば、フェライ
トの粒子を含んだ熱可塑性ポリイミド,または板状ある
いはビーズ状の形状を有するフェライトからなる磁性体
9を島状熱可塑性ポリイミド層10に圧着し、かつ加熱
して接着することにより、磁性体9を半導体基板1に固
定する。これによって、図5に示した、ゲート側バイア
ス線路61上にトランジスタの発振を防止するための磁
性体9が設けられた集積回路装置が作製される。もし、
上記のトランジスタの発振特性の評価において、トラン
ジスタが発振していないことが確認された場合は、磁性
体9を取り付ける必要はない。
造方法について説明する。図6はこの集積回路装置の製
造方法を示す上面図である。まず、図6に示すように、
半導体基板1上にバイアホール3,MIMコンデンサ
4,トランジスタ(FET)7,電極パッド21〜2
4,信号伝送線路51,52,バイアス線路61,62
を形成し、さらに島状熱可塑性ポリイミド層10を形成
した後、トランジスタのゲート及びドレインに直流バイ
アス電圧を印加し、トランジスタの発振特性の評価を行
う。この際、トランジスタが発振していれば、フェライ
トの粒子を含んだ熱可塑性ポリイミド,または板状ある
いはビーズ状の形状を有するフェライトからなる磁性体
9を島状熱可塑性ポリイミド層10に圧着し、かつ加熱
して接着することにより、磁性体9を半導体基板1に固
定する。これによって、図5に示した、ゲート側バイア
ス線路61上にトランジスタの発振を防止するための磁
性体9が設けられた集積回路装置が作製される。もし、
上記のトランジスタの発振特性の評価において、トラン
ジスタが発振していないことが確認された場合は、磁性
体9を取り付ける必要はない。
【0054】本実施例3においても、実施例1,2と同
様に、トランジスタ7の発振周波数成分は磁性体9によ
って吸収され、トランジスタの発振を防止することがで
きる。また、トランジスタ7を動作させ、その発振特性
を評価した後、磁性体9をゲート側バイアス線路61上
に形成するので、この発振特性に応じて、磁性体9の形
状及び設置位置を適切に選択することが可能となり、ど
のようなトランジスタについてもその発振を容易に防止
することができる。さらに、上記磁性体はバイアス線路
上に形成され、島状熱可塑性ポリイミド層10は、バイ
アス線路61の両脇の上記磁性体を固定するのに必要な
最小限の領域に形成されればよいから、図7(b) に示し
た従来の発振防止回路を用いることによる集積回路装置
のチップ面積の増大を回避することができる。
様に、トランジスタ7の発振周波数成分は磁性体9によ
って吸収され、トランジスタの発振を防止することがで
きる。また、トランジスタ7を動作させ、その発振特性
を評価した後、磁性体9をゲート側バイアス線路61上
に形成するので、この発振特性に応じて、磁性体9の形
状及び設置位置を適切に選択することが可能となり、ど
のようなトランジスタについてもその発振を容易に防止
することができる。さらに、上記磁性体はバイアス線路
上に形成され、島状熱可塑性ポリイミド層10は、バイ
アス線路61の両脇の上記磁性体を固定するのに必要な
最小限の領域に形成されればよいから、図7(b) に示し
た従来の発振防止回路を用いることによる集積回路装置
のチップ面積の増大を回避することができる。
【0055】なお、上記磁性体9はゲート側バイアス線
路61上に形成されているが、これをドレイン側バイア
ス線路62上に形成するようにしてもよく、さらに、こ
れらの両方に形成するようにしてもよい。また、いずれ
か一方のバイアス線路に本実施例3の磁性体及び島状熱
可塑性ポリイミド層を用い、他のバイアス線路に上記実
施例1または2の磁性体及び熱可塑性ポリイミド層を用
いてもよい。また、島状熱可塑性ポリイミド層に接着す
る磁性体は、1個ではなく複数個であってもよい。
路61上に形成されているが、これをドレイン側バイア
ス線路62上に形成するようにしてもよく、さらに、こ
れらの両方に形成するようにしてもよい。また、いずれ
か一方のバイアス線路に本実施例3の磁性体及び島状熱
可塑性ポリイミド層を用い、他のバイアス線路に上記実
施例1または2の磁性体及び熱可塑性ポリイミド層を用
いてもよい。また、島状熱可塑性ポリイミド層に接着す
る磁性体は、1個ではなく複数個であってもよい。
【0056】
【発明の効果】以上のようにこの発明(請求項1)に係
る集積回路装置によれば、基板上に、能動素子,及びこ
の能動素子に直流バイアス電圧を印加するためのバイア
ス線路を含む回路要素を備えた集積回路装置において、
この基板上の領域に形成された熱可塑性材料層と、この
熱可塑性材料層に接着されて支持され、上記バイアス線
路上の所要の領域を含む上記基板上の領域に設けられた
一つまたは複数の磁性体とを備えたので、トランジスタ
等の上記能動素子の発振特性に応じて、磁性体を形成す
ることができ、これによって容易にトランジスタの発振
を防止することができる。また、上記磁性体はバイアス
線路上に形成されるため、前述の従来の発振防止回路を
用いることによる集積回路装置のチップ面積の増大を回
避することができる。
る集積回路装置によれば、基板上に、能動素子,及びこ
の能動素子に直流バイアス電圧を印加するためのバイア
ス線路を含む回路要素を備えた集積回路装置において、
この基板上の領域に形成された熱可塑性材料層と、この
熱可塑性材料層に接着されて支持され、上記バイアス線
路上の所要の領域を含む上記基板上の領域に設けられた
一つまたは複数の磁性体とを備えたので、トランジスタ
等の上記能動素子の発振特性に応じて、磁性体を形成す
ることができ、これによって容易にトランジスタの発振
を防止することができる。また、上記磁性体はバイアス
線路上に形成されるため、前述の従来の発振防止回路を
用いることによる集積回路装置のチップ面積の増大を回
避することができる。
【0057】また、この発明(請求項2)に係る集積回
路装置によれば、上記の集積回路装置(請求項1)にお
いて、上記熱可塑性材料層が、上記バイアス線路を挟ん
で対向する上記基板上の二つの領域に形成されており、
上記磁性体が、上記熱可塑性材料層に接着されて支持さ
れ、上記バイアス線路をまたいで設けられているので、
上記のように容易にトランジスタ等の上記能動素子の発
振を防止することができ、また、前述の従来の発振防止
回路を用いることによる集積回路装置のチップ面積の増
大を回避することができる。
路装置によれば、上記の集積回路装置(請求項1)にお
いて、上記熱可塑性材料層が、上記バイアス線路を挟ん
で対向する上記基板上の二つの領域に形成されており、
上記磁性体が、上記熱可塑性材料層に接着されて支持さ
れ、上記バイアス線路をまたいで設けられているので、
上記のように容易にトランジスタ等の上記能動素子の発
振を防止することができ、また、前述の従来の発振防止
回路を用いることによる集積回路装置のチップ面積の増
大を回避することができる。
【0058】また、この発明(請求項3)に係る集積回
路装置によれば、上記の集積回路装置(請求項1)にお
いて、上記熱可塑性材料層が、上記バイアス線路上の領
域を含む上記基板上の領域に形成されているので、上記
のように容易にトランジスタ等の上記能動素子の発振を
防止することができ、また、前述の従来の発振防止回路
を用いることによる集積回路装置のチップ面積の増大を
回避することができる。
路装置によれば、上記の集積回路装置(請求項1)にお
いて、上記熱可塑性材料層が、上記バイアス線路上の領
域を含む上記基板上の領域に形成されているので、上記
のように容易にトランジスタ等の上記能動素子の発振を
防止することができ、また、前述の従来の発振防止回路
を用いることによる集積回路装置のチップ面積の増大を
回避することができる。
【0059】また、この発明(請求項4)に係る集積回
路装置によれば、上記の集積回路装置(請求項1)にお
いて、上記熱可塑性材料層が、上記バイアス線路を挟ん
で対向する二つの領域に形成され、この各領域の各々に
おいては複数の島状の熱可塑性材料層が設けられてお
り、上記磁性体が、上記熱可塑性材料層に接着されて支
持され、上記バイアス線路をまたいで設けられているの
で、上記のように容易にトランジスタ等の上記能動素子
の発振を防止することができ、また、前述の従来の発振
防止回路を用いることによる集積回路装置のチップ面積
の増大を回避することができる。
路装置によれば、上記の集積回路装置(請求項1)にお
いて、上記熱可塑性材料層が、上記バイアス線路を挟ん
で対向する二つの領域に形成され、この各領域の各々に
おいては複数の島状の熱可塑性材料層が設けられてお
り、上記磁性体が、上記熱可塑性材料層に接着されて支
持され、上記バイアス線路をまたいで設けられているの
で、上記のように容易にトランジスタ等の上記能動素子
の発振を防止することができ、また、前述の従来の発振
防止回路を用いることによる集積回路装置のチップ面積
の増大を回避することができる。
【0060】また、この発明(請求項5)に係る集積回
路装置によれば、上記の集積回路装置(請求項1ないし
4のいずれか)において、上記熱可塑性材料層が、熱可
塑性ポリイミドからなるので、上記のように容易にトラ
ンジスタ等の上記能動素子の発振を防止することがで
き、また、前述の従来の発振防止回路を用いることによ
る集積回路装置のチップ面積の増大を回避することがで
きる。
路装置によれば、上記の集積回路装置(請求項1ないし
4のいずれか)において、上記熱可塑性材料層が、熱可
塑性ポリイミドからなるので、上記のように容易にトラ
ンジスタ等の上記能動素子の発振を防止することがで
き、また、前述の従来の発振防止回路を用いることによ
る集積回路装置のチップ面積の増大を回避することがで
きる。
【0061】また、この発明(請求項6)に係る集積回
路装置によれば、上記の集積回路装置(請求項1ないし
5のいずれか)において、上記磁性体が、フェライト成
分を含む熱可塑性材料からなるので、上記のように容易
にトランジスタ等の上記能動素子の発振を防止すること
ができ、また、前述の従来の発振防止回路を用いること
による集積回路装置のチップ面積の増大を回避すること
ができる。
路装置によれば、上記の集積回路装置(請求項1ないし
5のいずれか)において、上記磁性体が、フェライト成
分を含む熱可塑性材料からなるので、上記のように容易
にトランジスタ等の上記能動素子の発振を防止すること
ができ、また、前述の従来の発振防止回路を用いること
による集積回路装置のチップ面積の増大を回避すること
ができる。
【0062】また、この発明(請求項7)に係る集積回
路装置によれば、上記の集積回路装置(請求項1ないし
5のいずれか)において、上記磁性体が、フェライトか
らなるので、上記のように容易にトランジスタ等の上記
能動素子の発振を防止することができ、また、前述の従
来の発振防止回路を用いることによる集積回路装置のチ
ップ面積の増大を回避することができる。
路装置によれば、上記の集積回路装置(請求項1ないし
5のいずれか)において、上記磁性体が、フェライトか
らなるので、上記のように容易にトランジスタ等の上記
能動素子の発振を防止することができ、また、前述の従
来の発振防止回路を用いることによる集積回路装置のチ
ップ面積の増大を回避することができる。
【0063】また、この発明(請求項8)に係る集積回
路装置によれば、上記の集積回路装置(請求項1ないし
7のいずれか)において、上記集積回路装置が、半導体
モノリシック集積回路装置であるので、上記のように容
易にトランジスタ等の上記能動素子の発振を防止するこ
とができ、また、前述の従来の発振防止回路を用いるこ
とによる集積回路装置のチップ面積の増大を回避するこ
とができる。
路装置によれば、上記の集積回路装置(請求項1ないし
7のいずれか)において、上記集積回路装置が、半導体
モノリシック集積回路装置であるので、上記のように容
易にトランジスタ等の上記能動素子の発振を防止するこ
とができ、また、前述の従来の発振防止回路を用いるこ
とによる集積回路装置のチップ面積の増大を回避するこ
とができる。
【0064】また、この発明(請求項9)に係る集積回
路装置の製造方法によれば、基板上に能動素子,及びこ
の能動素子に直流バイアス電圧を印加するためのバイア
ス線路を含む回路要素を形成する工程と、この基板上の
領域に熱可塑性材料層を形成する工程と、この熱可塑性
材料層に一つまたは複数の磁性体を圧着し、かつこれら
を加熱して接着し、上記バイアス線路上の所要の領域を
含む上記基板上の領域にこの磁性体を形成する工程とを
含むので、この磁性体によって上記能動素子の発振周波
数成分を吸収することにより上記能動素子の発振を防止
することができる。また、上記磁性体はバイアス線路上
に形成されるため、前述の従来の発振防止回路を用いる
ことによる集積回路装置のチップ面積の増大を回避する
ことができる。
路装置の製造方法によれば、基板上に能動素子,及びこ
の能動素子に直流バイアス電圧を印加するためのバイア
ス線路を含む回路要素を形成する工程と、この基板上の
領域に熱可塑性材料層を形成する工程と、この熱可塑性
材料層に一つまたは複数の磁性体を圧着し、かつこれら
を加熱して接着し、上記バイアス線路上の所要の領域を
含む上記基板上の領域にこの磁性体を形成する工程とを
含むので、この磁性体によって上記能動素子の発振周波
数成分を吸収することにより上記能動素子の発振を防止
することができる。また、上記磁性体はバイアス線路上
に形成されるため、前述の従来の発振防止回路を用いる
ことによる集積回路装置のチップ面積の増大を回避する
ことができる。
【0065】また、この発明(請求項10)に係る集積
回路装置の製造方法によれば、上記の集積回路装置の製
造方法(請求項9)において、上記回路要素を形成する
工程の後に、上記能動素子に直流バイアス電圧を印加
し、この能動素子の発振特性を評価する工程を含み、上
記磁性体を形成する工程が、この能動素子の発振特性を
評価する工程の後にこの能動素子の発振特性に応じて適
切な形状の磁性体を適切な位置に形成するものであるの
で、容易に上記能動素子の発振を防止することができ
る。また、上記磁性体はバイアス線路上に形成されるた
め、前述の従来の発振防止回路を用いることによる集積
回路装置のチップ面積の増大を回避することができる。
回路装置の製造方法によれば、上記の集積回路装置の製
造方法(請求項9)において、上記回路要素を形成する
工程の後に、上記能動素子に直流バイアス電圧を印加
し、この能動素子の発振特性を評価する工程を含み、上
記磁性体を形成する工程が、この能動素子の発振特性を
評価する工程の後にこの能動素子の発振特性に応じて適
切な形状の磁性体を適切な位置に形成するものであるの
で、容易に上記能動素子の発振を防止することができ
る。また、上記磁性体はバイアス線路上に形成されるた
め、前述の従来の発振防止回路を用いることによる集積
回路装置のチップ面積の増大を回避することができる。
【0066】また、この発明(請求項11)に係る集積
回路装置の製造方法によれば、上記の集積回路装置の製
造方法(請求項9または10)において、上記熱可塑性
材料層を形成する工程が、この熱可塑性材料層を上記バ
イアス線路を挟んで対向する上記基板上の二つの領域に
形成するものであり、上記磁性体を形成する工程が、こ
の磁性体を上記熱可塑性材料層に圧着し、かつこれらを
加熱して接着し、この磁性体を上記バイアス線路をまた
ぐように形成するものであるので、上記のように、能動
素子の発振状態を評価した後、この発振を止めるよう
に、適切な形状の磁性体をバイアス線路上の適切な位置
に容易に形成することができ、また、前述の従来の発振
防止回路を用いることによる集積回路装置のチップ面積
の増大を回避することができる。
回路装置の製造方法によれば、上記の集積回路装置の製
造方法(請求項9または10)において、上記熱可塑性
材料層を形成する工程が、この熱可塑性材料層を上記バ
イアス線路を挟んで対向する上記基板上の二つの領域に
形成するものであり、上記磁性体を形成する工程が、こ
の磁性体を上記熱可塑性材料層に圧着し、かつこれらを
加熱して接着し、この磁性体を上記バイアス線路をまた
ぐように形成するものであるので、上記のように、能動
素子の発振状態を評価した後、この発振を止めるよう
に、適切な形状の磁性体をバイアス線路上の適切な位置
に容易に形成することができ、また、前述の従来の発振
防止回路を用いることによる集積回路装置のチップ面積
の増大を回避することができる。
【0067】また、この発明(請求項12)に係る集積
回路装置の製造方法によれば、上記の集積回路装置の製
造方法(請求項9または10)において、上記熱可塑性
材料層を形成する工程が、この熱可塑性材料層を上記バ
イアス線路上の領域を含む上記基板上の領域に形成する
ものであるので、上記のように、能動素子の発振状態を
評価した後、この発振を止めるように、適切な形状の磁
性体をバイアス線路上の適切な位置に容易に形成するこ
とができ、また、前述の従来の発振防止回路を用いるこ
とによる集積回路装置のチップ面積の増大を回避するこ
とができる。
回路装置の製造方法によれば、上記の集積回路装置の製
造方法(請求項9または10)において、上記熱可塑性
材料層を形成する工程が、この熱可塑性材料層を上記バ
イアス線路上の領域を含む上記基板上の領域に形成する
ものであるので、上記のように、能動素子の発振状態を
評価した後、この発振を止めるように、適切な形状の磁
性体をバイアス線路上の適切な位置に容易に形成するこ
とができ、また、前述の従来の発振防止回路を用いるこ
とによる集積回路装置のチップ面積の増大を回避するこ
とができる。
【0068】また、この発明(請求項13)に係る集積
回路装置の製造方法によれば、上記の集積回路装置の製
造方法(請求項9または10)において、上記熱可塑性
材料層を形成する工程が、上記バイアス線路を挟んで対
向する二つの領域の各々に、複数の島状の熱可塑性材料
層を形成するものであり、上記磁性体を形成する工程
が、この磁性体を上記熱可塑性材料層に圧着し、かつこ
れらを加熱して接着し、この磁性体を上記バイアス線路
をまたぐように形成するものであるので、上記のよう
に、能動素子の発振状態を評価した後、この発振を止め
るように、適切な形状の磁性体をバイアス線路上の適切
な位置に容易に形成することができ、また、前述の従来
の発振防止回路を用いることによる集積回路装置のチッ
プ面積の増大を回避することができる。
回路装置の製造方法によれば、上記の集積回路装置の製
造方法(請求項9または10)において、上記熱可塑性
材料層を形成する工程が、上記バイアス線路を挟んで対
向する二つの領域の各々に、複数の島状の熱可塑性材料
層を形成するものであり、上記磁性体を形成する工程
が、この磁性体を上記熱可塑性材料層に圧着し、かつこ
れらを加熱して接着し、この磁性体を上記バイアス線路
をまたぐように形成するものであるので、上記のよう
に、能動素子の発振状態を評価した後、この発振を止め
るように、適切な形状の磁性体をバイアス線路上の適切
な位置に容易に形成することができ、また、前述の従来
の発振防止回路を用いることによる集積回路装置のチッ
プ面積の増大を回避することができる。
【0069】また、この発明(請求項14)に係る集積
回路装置の製造方法によれば、上記の集積回路装置の製
造方法(請求項9ないし13のいずれか)において、上
記熱可塑性材料層が、熱可塑性ポリイミドからなるの
で、上記のように、能動素子の発振状態を評価した後、
この発振を止めるように、適切な形状の磁性体をバイア
ス線路上の適切な位置に容易に形成することができ、ま
た、前述の従来の発振防止回路を用いることによる集積
回路装置のチップ面積の増大を回避することができる。
回路装置の製造方法によれば、上記の集積回路装置の製
造方法(請求項9ないし13のいずれか)において、上
記熱可塑性材料層が、熱可塑性ポリイミドからなるの
で、上記のように、能動素子の発振状態を評価した後、
この発振を止めるように、適切な形状の磁性体をバイア
ス線路上の適切な位置に容易に形成することができ、ま
た、前述の従来の発振防止回路を用いることによる集積
回路装置のチップ面積の増大を回避することができる。
【0070】また、この発明(請求項15)に係る集積
回路装置の製造方法によれば、上記の集積回路装置の製
造方法(請求項9ないし14のいずれか)において、上
記磁性体が、フェライト成分を含む熱可塑性材料からな
るので、上記のように、能動素子の発振状態を評価した
後、この発振を止めるように、適切な形状の磁性体をバ
イアス線路上の適切な位置に容易に形成することがで
き、また、前述の従来の発振防止回路を用いることによ
る集積回路装置のチップ面積の増大を回避することがで
きる。
回路装置の製造方法によれば、上記の集積回路装置の製
造方法(請求項9ないし14のいずれか)において、上
記磁性体が、フェライト成分を含む熱可塑性材料からな
るので、上記のように、能動素子の発振状態を評価した
後、この発振を止めるように、適切な形状の磁性体をバ
イアス線路上の適切な位置に容易に形成することがで
き、また、前述の従来の発振防止回路を用いることによ
る集積回路装置のチップ面積の増大を回避することがで
きる。
【0071】また、この発明(請求項16)に係る集積
回路装置の製造方法によれば、上記の集積回路装置の製
造方法(請求項9ないし14のいずれか)において、上
記磁性体が、フェライトからなるので、上記のように、
能動素子の発振状態を評価した後、この発振を止めるよ
うに、適切な形状の磁性体をバイアス線路上の適切な位
置に容易に形成することができ、また、前述の従来の発
振防止回路を用いることによる集積回路装置のチップ面
積の増大を回避することができる。
回路装置の製造方法によれば、上記の集積回路装置の製
造方法(請求項9ないし14のいずれか)において、上
記磁性体が、フェライトからなるので、上記のように、
能動素子の発振状態を評価した後、この発振を止めるよ
うに、適切な形状の磁性体をバイアス線路上の適切な位
置に容易に形成することができ、また、前述の従来の発
振防止回路を用いることによる集積回路装置のチップ面
積の増大を回避することができる。
【0072】また、この発明(請求項17)に係る集積
回路装置の製造方法によれば、上記の集積回路装置の製
造方法(請求項9ないし16のいずれか)において、上
記集積回路装置が、半導体モノリシック集積回路装置で
あるので、上記のように、能動素子の発振状態を評価し
た後、この発振を止めるように、適切な形状の磁性体を
バイアス線路上の適切な位置に容易に形成することがで
き、また、前述の従来の発振防止回路を用いることによ
る集積回路装置のチップ面積の増大を回避することがで
きる。
回路装置の製造方法によれば、上記の集積回路装置の製
造方法(請求項9ないし16のいずれか)において、上
記集積回路装置が、半導体モノリシック集積回路装置で
あるので、上記のように、能動素子の発振状態を評価し
た後、この発振を止めるように、適切な形状の磁性体を
バイアス線路上の適切な位置に容易に形成することがで
き、また、前述の従来の発振防止回路を用いることによ
る集積回路装置のチップ面積の増大を回避することがで
きる。
【図1】 この発明の第1の実施例による半導体集積回
路装置を示す上面図である。
路装置を示す上面図である。
【図2】 この発明の第1の実施例による半導体集積回
路装置の製造方法を示す上面図である。
路装置の製造方法を示す上面図である。
【図3】 この発明の第2の実施例による半導体集積回
路装置を示す上面図である。
路装置を示す上面図である。
【図4】 この発明の第2の実施例による半導体集積回
路装置の製造方法を示す上面図である。
路装置の製造方法を示す上面図である。
【図5】 この発明の第3の実施例による半導体集積回
路装置を示す上面図である。
路装置を示す上面図である。
【図6】 この発明の第3の実施例による半導体集積回
路装置の製造方法を示す上面図である。
路装置の製造方法を示す上面図である。
【図7】 従来の半導体集積回路装置(図7(a) )、及
び従来の発振防止回路を有する半導体集積回路装置(図
7(b) )を示す上面図である。
び従来の発振防止回路を有する半導体集積回路装置(図
7(b) )を示す上面図である。
1 半導体基板(GaAs,Si)、3 バイアホー
ル、4,41 MIMコンデンサ、7 トランジスタ
(FET)、8 熱可塑性ポリイミド層、9 磁性体、
10 島状熱可塑性ポリイミド層、11 発振防止回
路、21 入力電極パッド、22 接地電極パッド、2
3 ゲートバイアス電極パッド、24 ドレインバイア
ス電極パッド、51,52 信号伝送線路、61 ゲー
ト側バイアス線路、62 ドレイン側バイアス線路。
ル、4,41 MIMコンデンサ、7 トランジスタ
(FET)、8 熱可塑性ポリイミド層、9 磁性体、
10 島状熱可塑性ポリイミド層、11 発振防止回
路、21 入力電極パッド、22 接地電極パッド、2
3 ゲートバイアス電極パッド、24 ドレインバイア
ス電極パッド、51,52 信号伝送線路、61 ゲー
ト側バイアス線路、62 ドレイン側バイアス線路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03F 3/60 (72)発明者 野谷 佳弘 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社光・マイクロ波デバイス開発研究 所内 (72)発明者 太田 行雄 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社光・マイクロ波デバイス開発研究 所内 (72)発明者 井上 晃 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社光・マイクロ波デバイス開発研究 所内 (72)発明者 中島 康晴 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社光・マイクロ波デバイス開発研究 所内
Claims (17)
- 【請求項1】 基板上に、能動素子,及び該能動素子に
直流バイアス電圧を印加するためのバイアス線路を含む
回路要素を備えた集積回路装置において、 該基板上の領域に形成された熱可塑性材料層と、 該熱可塑性材料層に接着されて支持され、上記バイアス
線路上の所要の領域を含む上記基板上の領域に設けられ
た一つまたは複数の磁性体とを備えたことを特徴とする
集積回路装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の集積回路装置におい
て、 上記熱可塑性材料層は、上記バイアス線路を挟んで対向
する上記基板上の二つの領域に形成されており、 上記磁性体は、上記熱可塑性材料層に接着されて支持さ
れ、上記バイアス線路をまたいで設けられていることを
特徴とする集積回路装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の集積回路装置におい
て、 上記熱可塑性材料層は、上記バイアス線路上の領域を含
む上記基板上の領域に形成されていることを特徴とする
集積回路装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の集積回路装置におい
て、 上記熱可塑性材料層は、上記バイアス線路を挟んで対向
する二つの領域に形成され、該各領域の各々においては
複数の島状の熱可塑性材料層が設けられており、 上記磁性体は、上記熱可塑性材料層に接着されて支持さ
れ、上記バイアス線路をまたいで設けられていることを
特徴とする集積回路装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の集
積回路装置において、 上記熱可塑性材料層は、熱可塑性ポリイミドからなるこ
とを特徴とする集積回路装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の集
積回路装置において、 上記磁性体は、フェライト成分を含む熱可塑性材料から
なることを特徴とする集積回路装置。 - 【請求項7】 請求項1ないし5のいずれかに記載の集
積回路装置において、 上記磁性体は、フェライトからなることを特徴とする集
積回路装置。 - 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の集
積回路装置において、 上記集積回路装置は、半導体モノリシック集積回路装置
であることを特徴とする集積回路装置。 - 【請求項9】 基板上に能動素子,及び該能動素子に直
流バイアス電圧を印加するためのバイアス線路を含む回
路要素を形成する工程と、 該基板上の領域に熱可塑性材料層を形成する工程と、 該熱可塑性材料層に一つまたは複数の磁性体を圧着し、
かつこれらを加熱して接着し、上記バイアス線路上の所
要の領域を含む上記基板上の領域に該磁性体を形成する
工程とを含むことを特徴とする集積回路装置の製造方
法。 - 【請求項10】 請求項9に記載の集積回路装置の製造
方法において、 上記回路要素を形成する工程の後に、上記能動素子に直
流バイアス電圧を印加し、該能動素子の発振特性を評価
する工程を含み、 上記磁性体を形成する工程は、該能動素子の発振特性を
評価する工程の後に該能動素子の発振特性に応じて適切
な形状の上記磁性体を適切な位置に形成するものである
ことを特徴とする集積回路装置の製造方法。 - 【請求項11】 請求項9または10に記載の集積回路
装置の製造方法において、 上記熱可塑性材料層を形成する工程は、該熱可塑性材料
層を上記バイアス線路を挟んで対向する上記基板上の二
つの領域に形成するものであり、 上記磁性体を形成する工程は、該磁性体を上記熱可塑性
材料層に圧着し、かつこれらを加熱して接着し、該磁性
体を上記バイアス線路をまたぐように形成するものであ
ることを特徴とする集積回路装置の製造方法。 - 【請求項12】 請求項9または10に記載の集積回路
装置の製造方法において、 上記熱可塑性材料層を形成する工程は、該熱可塑性材料
層を上記バイアス線路上の領域を含む上記基板上の領域
に形成するものであることを特徴とする集積回路装置の
製造方法。 - 【請求項13】 請求項9または10に記載の集積回路
装置の製造方法において、 上記熱可塑性材料層を形成する工程は、上記バイアス線
路を挟んで対向する二つの領域の各々に、複数の島状の
熱可塑性材料層を形成するものであり、 上記磁性体を形成する工程は、該磁性体を上記熱可塑性
材料層に圧着し、かつこれらを加熱して接着し、該磁性
体を上記バイアス線路をまたぐように形成するものであ
ることを特徴とする集積回路装置の製造方法。 - 【請求項14】 請求項9ないし13のいずれかに記載
の集積回路装置の製造方法において、 上記熱可塑性材料層は、熱可塑性ポリイミドからなるこ
とを特徴とする集積回路装置の製造方法。 - 【請求項15】 請求項9ないし14のいずれかに記載
の集積回路装置の製造方法において、 上記磁性体は、フェライト成分を含む熱可塑性材料から
なることを特徴とする集積回路装置の製造方法。 - 【請求項16】 請求項9ないし14のいずれかに記載
の集積回路装置の製造方法において、 上記磁性体は、フェライトからなることを特徴とする集
積回路装置の製造方法。 - 【請求項17】 請求項9ないし16のいずれかに記載
の集積回路装置の製造方法において、 上記集積回路装置は、半導体モノリシック集積回路装置
であることを特徴とする集積回路装置の製造方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7080221A JPH08279596A (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | 集積回路装置,及びその製造方法 |
| US08/587,527 US5675184A (en) | 1995-04-05 | 1996-01-17 | Integrated circuit device |
| EP96100652A EP0736902B1 (en) | 1995-04-05 | 1996-01-17 | Integrated circuit device and method for fabricating integrated circuit device |
| DE69615437T DE69615437T2 (de) | 1995-04-05 | 1996-01-17 | Integrierte Schaltungsanordnung und Herstellungsverfahren |
| EP00117641A EP1059666A1 (en) | 1995-04-05 | 1996-01-17 | Monolithic semiconductor integrated circuit device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7080221A JPH08279596A (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | 集積回路装置,及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08279596A true JPH08279596A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=13712321
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7080221A Pending JPH08279596A (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | 集積回路装置,及びその製造方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5675184A (ja) |
| EP (2) | EP1059666A1 (ja) |
| JP (1) | JPH08279596A (ja) |
| DE (1) | DE69615437T2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2009017351A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Mitsubishi Electric Corp | 高周波増幅器 |
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| JP4804643B2 (ja) * | 2001-05-08 | 2011-11-02 | 三菱電機株式会社 | 高周波回路装置とその製造方法 |
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| US8827992B2 (en) | 2010-03-26 | 2014-09-09 | Aesculap Ag | Impedance mediated control of power delivery for electrosurgery |
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- 1996-01-17 EP EP00117641A patent/EP1059666A1/en not_active Withdrawn
- 1996-01-17 DE DE69615437T patent/DE69615437T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-01-17 US US08/587,527 patent/US5675184A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-01-17 EP EP96100652A patent/EP0736902B1/en not_active Expired - Lifetime
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