JPH0829521B2 - ベニヤ単板の重なり防止方法 - Google Patents

ベニヤ単板の重なり防止方法

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JPH0829521B2
JPH0829521B2 JP6995887A JP6995887A JPH0829521B2 JP H0829521 B2 JPH0829521 B2 JP H0829521B2 JP 6995887 A JP6995887 A JP 6995887A JP 6995887 A JP6995887 A JP 6995887A JP H0829521 B2 JPH0829521 B2 JP H0829521B2
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veneer
impregnated
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water
fiber direction
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由則 小羽
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Meinan Machinery Works Inc
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Meinan Machinery Works Inc
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  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はベニヤ単板の重なり防止方法に関するもので
ある。
[従来技術] ベニヤ単板(以下単板という)には、原木の成長応
力、乾燥処理、作業者の取り扱い等によって木口より繊
維方向に伸びる割れが多数存在しているが、従来、これ
ら割れに対して特別な処理はなされていなかったのであ
る。
[発明が解決すべき問題点] それ故、これら割れは例えば乾燥処理前に生じたもの
の場合、乾燥時の単板の収縮によって、割れにより分断
されていた単板端部の一方が他方に重なったり、また、
収縮によっては重ならない割れであっても、例えば横矧
工程において、単板を繊維と直交する方向に搬送しつつ
単板の木口付近に接着剤を含浸した接着糸等接着材を従
動回転するロールによって圧接しつつ接着する場合、単
板がロールによりしごかれこのことにより割れが重なり
その状態で接着材が接着されるので、単板の木口付近の
位置関係が保持され、割れは重なったまま残ってしまう
のである。
これら木口での重なりを有する単板は、中板用単板と
して通常の方法で他の単板と接着剤によって接着して合
板を製造した場合、得られた合板の表面に中板用単板の
重なりが部分的な膨らみとなって現れ、合板としての品
質が低下してしまうのである。
[問題点を解決するための手段] 本発明はこれら問題点を解決するために、乾燥処理を
されたベニヤ単板の木口より繊維方向の一定距離を除い
て内側の箇所に,水等ベニヤ単板を膨潤させる液体を含
浸させるようにしたものである。
[作用] それ故、単板で前記液体を含浸させた部分だけが膨潤
して繊維と直交方向に伸び、この伸びによって前記部分
の繊維方向で隣接する部分も繊維方向と直交する方向に
伸ばされるのである。
[実施例] 以下本発明の実施例を説明する。
第1図及び第2図に示すように、乾燥処理をされて含
水率が12%程度となった単板1を、繊維方向と直交する
方向にコンベヤ2により搬送して、公知の横矧機3によ
り横矧し且つ同時に単板1の木口付近端部に溶融したホ
ットメルト接着剤を含浸した接着糸4を、従動回転する
冷却ロール5によって繊維方向と直交する方向に連続し
て圧接しつつ接着する工程において行なうものである。
即ち、コンベヤ2の始端において、作業者が目視によ
り搬送される単板1に木口より繊維方向に伸びる割れ6
が或るか否かを判断し、或れば割れ6の繊維方向の内側
端部6bの内側の部分6aに手作業で霧吹き用ノズル(図示
せず)を向けて水を吹き付けるのである。
その結果、単板1の前記内側の部分6aでは、すでに乾
燥され含水率が12%程度となっていたので、横矧機3に
到達するまでの時間で吹き付けられた水7が単板1内に
含浸され、前記部分6aで部分的に膨潤して繊維方向と直
交する方向に伸びを生じるのである。
この伸びにより前記含浸された部分の繊維方向で隣接
する箇所が繊維方向と直交する方向に引張られることと
なり、割れ6が重なっていた場合殆どが重ならぬ状態と
なり、又重なっていなかった場合は割れの間隔を広げら
れるのである。
それ故、単板1が横矧機3によって横矧される際に、
その木口付近端部に溶融したホットメルト接着剤を含浸
した接着糸4を従動回転する冷却ロール5によって圧接
しつつ接着することで該端部がロール5によりしごかれ
ても、前記のように割れ6の重なりがなくなったり間隔
が広げられているので重なることが殆どないのである。
しかも単板1の木口付近端部は接着糸4が連続的に接着
されてしまうので単板1の位置関係が保持されることに
なり、時間が経過することによって前記含浸された水が
蒸発乾燥し単板1が収縮したり、又、その後の工程で単
板1が木口付近端部を同様にしごかれることがあって
も、該割れ6が重なることは殆どないのである。
その結果、これら単板1を用いて合板を製造しても表
面に部分的な膨らみとして現われることがなく、良好な
品質のものとなるのである。
尚、コンベヤ2の長さは、含浸された水が単板1を部
分的に膨潤させ繊維と直交する方向に伸びを生じるため
に十分な時間が取れるように設定するか又は横矧機3の
前は短かいコンベヤとしておき、単板は予め前記同様の
方法で水を含浸させ膨潤するために十分な時間を取った
ものを多数堆積しておき、次いで一枚づつ取り出してコ
ンベヤにのせて横矧機3に供給するようにしてもよいの
である。
また前記実施例において割れ6の存在の確認を作業者
の目視によって行なったが、特公昭53−18907号公報に
記載されているように、コンベヤ2上で単板1の搬送状
態を適宜変化させて割れ6を一時的に離隔させ、その離
隔させた状態で割れ6を検知装置により検知し、検知装
置の搬送方向下手の搬送路上に霧吹き用ノズルを配置
し、該検知装置の検知信号により一定微小時間後に霧吹
き用ノズルの下方を割れ6が通過する時に、霧吹き用ノ
ズルを作動させて水を吹き付けてもよいのである。この
時、木口端部より内側に伸びる割れ6の内側端部6bを検
知することはできぬが、割れ6の長さは長短があるもの
の短い場合は重なることが殆どなく極端に長い場合を除
いて木口より繊維方向で50〜150mmであることが多いの
で、これらの場合の前記内側端部6bの若干内側に相当す
る部分即ち木口より繊維方向で50mm〜180mmの部分に対
して、後述する幅広いの霧吹き用ノズル8と同様のノズ
ルにより前記検知装置からの検知信号に対応して水を吹
き付けるようにすればよいのである。
またこれら特別の検知装置を設けない場合は、第3図
に示すようにコンベヤ2上で前記50〜180mmの部分へ常
時水7を吹き付ける幅の広い霧吹き用ノズル8を備え、
単板1に連続帯状に水を含浸させるようにしてもよいの
である。
尚、前述で水を吹き付ける幅を50mm〜180mmとした
が、単板の割れの状態に応じて適宜変更すればよいこと
は当然である。
また前記実施例では、単板1は水を含浸させた後に木
口付近端部に接着糸4を連続的に接着して位置関係が保
持されるようにしたが、このような保持手段を用いない
場合は以下の如くすればよいのである。
即ち前記と同様にコンベヤ2上で、割れ6の繊維方向
の内側の部分6a又は前記一定の幅で連続帯状に水を含浸
させ、前記のように単板1の割れ6での重なりがなくな
り又は割れ6は広がるための十分な時間を経過した後、
前記含浸した水が蒸発乾燥して収縮が生じる前に、接着
剤を塗布して他の単板と合わせて例えばホットプレスに
より熱圧し接着するのである。
このようにすれば単板1は割れ6が重ならない状態で
合板とすることができるのである。
ここで前記のように水を含浸させた単板1は、含浸さ
せた部分の含水率が高くなっているが、該部分は全体か
らすると割合が小であり且つ単板1の繊維方向での木口
端部に近い部分でありしかも割れもあるのでホットプレ
スにより熱圧した際に水分が外に脱けやすく、接着不良
を起すことはないのである。
尚、単板に含浸させる液体としては、水以外でも単板
を膨潤させるものであれば何でもよい。
[効果] 以上のように本発明によれば、水等液体を含浸するこ
とにより膨潤する程度、即ち繊維飽和点以下の含水率
(通常30%以下)に乾燥された単板の木口より繊維方向
の一定距離を除いた内側の箇所に,水等液体を含浸させ
るものであるので、単板に割れがある場合でも重なるこ
とを殆ど防止することができ、このような単板を用いて
合板や平行合板等を製造しても表面に部分的な膨らみと
なって現れることがなく、品質が向上するのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は側面説明
図、第2図は部分斜視図、第3図は他の実施例の部分斜
視図である。 1……単板、6……割れ、7……水、8……霧吹き用ノ
ズル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乾燥処理をされたベニヤ単板の木口より繊
    維方向の一定距離を除いた内側の部分に,水等ベニヤ単
    板を膨潤させる液体を含浸させることを特徴とするベニ
    ヤ単板の重なり防止方法。
  2. 【請求項2】ベニヤ単板の木口より伸びる割れの繊維方
    向での内側の部分に含浸させることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載されたベニヤ単板の重なり防止方
    法。
  3. 【請求項3】ベニヤ単板の木口より繊維方向の一定距離
    を除いた内側で、繊維方向に一定幅で繊維と直交する方
    向に連続して含浸させることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載されたベニヤ単板の重なり防止方法。
JP6995887A 1987-03-24 1987-03-24 ベニヤ単板の重なり防止方法 Expired - Lifetime JPH0829521B2 (ja)

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JPS63236601A JPS63236601A (ja) 1988-10-03
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