JPH08309261A - 塗料供給方法および供給装置 - Google Patents

塗料供給方法および供給装置

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JPH08309261A
JPH08309261A JP12194895A JP12194895A JPH08309261A JP H08309261 A JPH08309261 A JP H08309261A JP 12194895 A JP12194895 A JP 12194895A JP 12194895 A JP12194895 A JP 12194895A JP H08309261 A JPH08309261 A JP H08309261A
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paint
coating
pipe
circulation
coating material
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Hirokazu Sugiyama
山 裕 和 杉
Tatsuro Yoshida
田 達 郎 吉
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 分岐して流され且つ所望塗料による塗装にお
いて使用されない塗料の沈殿分離等による廃棄処分の必
要性を回避して、塗料の使用効率を向上させる。 【構成】 分岐して流され且つ所望塗料による塗装にお
いて使用されない他の塗料を塗料戻し管13を通して塗
料循環系S,S,・・・・,Sに戻し可能とし、
特定の被塗物Aから送り出される所望塗料の選択信号が
所望塗料による塗装開始所定時間前にプラグラムブルコ
ントローラ15により検知されたのに合わせて、塗料分
岐管8で分岐して流され且つ特定の被塗物Aの塗装にお
いて選択される所望塗料を塗料循環系S,S,・・
・・,Sに戻す塗料循環を塗装コントローラ14の制
御により塗料切換えバルブ9を切換えて開始するように
した塗料供給方法および供給装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車車体などの被塗
物に対して複数種類の塗料のうちから選択された所望塗
料による塗装を行うのに利用される塗料供給方法および
供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車車体に対しては、色の違いやアル
ミフレーク,マイカ含有の有無などによって用意した複
数種類の塗料のうちから選択された所望塗料による塗装
を行っている。
【0003】図2は、このような複数種類の塗料のうち
から選択された所望塗料による塗装を行うに際して用い
られる従来例の塗料供給装置を示すものであって、この
塗料供給装置51は色毎ないしはアルミフレークやマイ
カ含有の有無毎等にしたがって分けた多数の塗料循環系
,S,・・・・,Sをそなえている。
【0004】そして、各塗料循環系S,S,・・・
・,S毎に、塗料52を入れた塗料タンク53と、前
記塗料52を循環させる塗料循環パイプ54と、塗料循
環用ポンプ55と、背圧レギュレータ56をそなえてい
ると共に、塗料循環パイプ54には途中に塗装レギュレ
ータ57を設けた塗料分岐管58の一端側を接続し、各
塗料分岐管58の他端側は塗料切換えバルブ59の入力
側に連結してあり、塗料切換えバルブ59の出力側には
塗料ホース61を介してスプレー(静電)塗装機(エ
ア,エアレス)や回転(静電)塗装機などの塗装機62
が接続してある。
【0005】また、所望塗料に対応した制御信号を出力
して塗料切換えバルブ59を切換えることによって所望
塗料を塗装機62に供給するようになす塗装コントロー
ラ63を備えている。
【0006】このような構造の塗料供給装置51によっ
て所望塗料を塗装機62に供給するに際しては、各塗料
循環系S,S,・・・・,Sで塗料循環用ポンプ
55を作動させることによってそれぞれの塗料循環系S
,S,・・・・,Sにおいて塗料52を塗料循環
パイプ54を通して循環させると共に、背圧レギュレー
タ56によって塗料循環パイプ54内の塗料52に所要
の圧力を加えておく。
【0007】この状態において、塗装コントローラ63
によって所望塗料(例えば、塗料循環系Sを流れる塗
料)による塗装信号が出力されると、塗料循環系S
接続した塗料分岐管58(S)が連結された塗料切換
えバルブ59(S)が開き、背圧レギュレータ56
(S)によって所要の圧力に高められた所望塗料52
(S)が塗装レギュレータ57(S),塗料分岐管
58(S),塗料切換えバルブ59(S)および塗
料ホース61を通って流れることにより、塗料循環系S
を流れる所望塗料52(S)が塗装機62に供給さ
れる。
【0008】次に、塗装コントローラ63によって他の
所望塗料(例えば、塗料循環系Sを流れる塗料)によ
る塗装信号が出力されると、塗料循環系Sに接続した
塗料分岐管58(S)が連結された塗料切換えバルブ
59(S)が閉じると共に、塗料循環系Sに接続し
た塗料分岐管58(S)が連結された塗料切換えバル
ブ59(S)が開き、背圧レギュレータ56(S
によって所要の圧力に高められた所望塗料52(S
が塗装レギュレータ57(S),塗料分岐管58(S
),塗料切換えバルブ59(S)および塗料ホース
61を通って流れることにより、塗料循環系Sを流れ
る所望塗料52(S)が塗装機62に供給される。
【0009】このようにして、塗装コントローラ63か
らの所望塗料による塗装信号によって塗料切換えバルブ
59が切換え作動することにより、塗料循環系S,S
,・・・・,Sをそれぞれ流れる塗料のうちから選
択された所望塗料が塗装機62に供給されることとな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、塗装コン
トローラ63からの所望塗料による塗装信号に従って、
所望塗料が塗装機62に供給されることとなり、塗料切
換えバルブ59によって閉じられている塗料分岐管58
内の塗料は、次の塗料切換えバルブ59による開作動が
あるまで、それぞれの塗料分岐管58内にとどまってい
ることになる。
【0011】したがって、例えば、供給される頻度が少
ない塗料の場合には塗料分岐管58内にとどまっている
時間が長くなるため、塗料内で顔料,アルミフレーク,
マイカ等の浮沈分離を生じたりして塗装品質に悪影響を
きたしたりすることもありうるので、この場合には、塗
料分岐管58内にとどまっていた塗料を廃棄したのち、
塗料循環系S,S,・・・・,Sから新規に供給
されてきた所望塗料を使用することになることから、塗
料の廃棄量が多くなるという問題点があり、塗料の使用
効率を向上させることが課題としてあった。
【0012】
【発明の目的】本発明は、このような従来の課題にかん
がみてなされたものであって、塗料の種類毎に設けた塗
料循環系から分岐して流れる塗料を選択して所望塗料に
よる塗装を行うに際し、分岐して流され且つ所望塗料に
よる塗装において使用されない塗料の浮沈分離等による
廃棄処分の必要性を回避して、塗料の使用効率を向上さ
せることが可能である塗料供給方法および供給装置を提
供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる塗料供給
方法は、請求項1に記載しているように、塗料の種類毎
に設けた塗料循環系からそれぞれ個別に分岐して流され
る塗料のうちから選択した所望塗料を塗装機に供給する
ことにより所望塗料による塗装を行うに際し、分岐して
流され且つ所望塗料による塗装において使用されない他
の塗料を塗料循環系に戻し可能とした構成としたことを
特徴としている。
【0014】そして、本発明に係わる塗料供給方法の実
施態様においては、請求項2に記載しているように、特
定の被塗物から送り出される所望塗料の選択信号が前記
所望塗料による塗装開始所定時間前に検知されたのに合
わせて、分岐して流され且つ前記特定の被塗物の塗装に
おいて選択される所望塗料を塗料循環系に戻す塗料循環
を開始するようになすことができる。
【0015】また、本発明に係わる塗料供給装置は、請
求項3に記載しているように、塗料の種類毎に塗料タン
クと塗料循環パイプと塗料循環用ポンプをそなえると共
に、各塗料循環パイプに接続した塗料分岐管を流れる塗
料を選択する塗料切換えバルブをそなえ、塗料切換えバ
ルブにより選択された塗料を塗装機に供給する塗料供給
装置において、前記塗料分岐管を流れる塗料を塗料循環
パイプに流す塗料戻し管を設けた構成としたことを特徴
としている。
【0016】そして、本発明に係わる塗料供給装置の実
施態様においては、請求項4に記載しているように、各
塗料循環パイプと塗料切換えバルブとを接続する塗料分
岐管に塗料圧送用ポンプを設けると共に、塗料切換えバ
ルブと各塗料循環パイプとの間に塗料戻し管を設けた構
成のものとすることが可能であり、また、請求項5に記
載しているように、所望塗料による塗装開始所定時間前
に前記所望塗料による塗装が行われる特定の被塗物から
発生される所望塗料の選択信号を検知すると共に前記選
択信号の検知に対応して前記所望塗料の塗料分岐管およ
び塗料戻し管ならびに塗料循環パイプを通して前記所望
塗料を前もって循環させるコントローラを備えた構成の
ものとすることが可能である。
【0017】
【発明の作用】本発明に係わる塗料供給方法では、請求
項1に記載しているように、塗料の種類毎に設けた塗料
循環系からそれぞれ個別に分岐して流される塗料のうち
から選択した所望塗料を塗装機に供給することにより所
望塗料による塗装を行うに際し、分岐して流され且つ所
望塗料による塗装において使用されない他の塗料を塗料
循環系に戻し可能とした構成としたから、所望塗料によ
る塗装において使用されない他の塗料は適宜塗料循環系
に戻すようにすることによって、分岐管内にとどまった
まま浮沈分離を生じて使用不可能になるという事態の発
生が回避されることとなり、浮沈分離を生じた塗料の廃
棄の必要性がなくなって、塗料の使用効率が向上するこ
ととなる。
【0018】そして、本発明に係わる塗料供給方法の実
施態様においては、請求項2に記載しているように、特
定の被塗物から送り出される所望塗料の選択信号が前記
所望塗料による塗装開始所定時間前に検知されたのに合
わせて、分岐して流され且つ前記特定の被塗物の塗装に
おいて選択される所望塗料を塗料循環系に戻す塗料循環
を開始するようになすことによって、所望塗料による塗
装開始所定時間前から所望塗料の循環が行われることと
なるので、たとえ所望塗料において浮沈分離が生じてい
たとしても、塗装開始所定時間前から被塗物がライン等
を搬送されてくる塗装直前の所定時間経過までの間で所
望塗料の循環が行われることとなるため、塗装開始時に
おいては分離等の不具合のない均一な所望塗料が塗装機
に供給されることとなって、塗料の使用効率が著しく向
上するものとなる。
【0019】また、本発明に係わる塗料供給装置は、請
求項3に記載しているように、塗料の種類毎に塗料タン
クと塗料循環パイプと塗料循環用ポンプをそなえると共
に、各塗料循環パイプに接続した塗料分岐管を流れる塗
料を選択する塗料切換えバルブをそなえ、塗料切換えバ
ルブにより選択された塗料を塗装機に供給する塗料供給
装置において、前記塗料分岐管を流れる塗料を塗料循環
パイプに流す塗料戻し管を設けた構成としたから、所望
塗料による塗装において使用されない他の塗料は塗料戻
し管を通して適宜塗料循環パイプに戻されることとなっ
て、塗料分岐管にとどまったまま浮沈分離を生じて使用
不可能になるという事態の発生が回避されることとな
り、浮沈分離を生じた塗料の廃棄の必要性がなくなっ
て、塗料の使用効率が向上することとなる。
【0020】そして、本発明に係わる塗料供給装置の実
施態様においては、請求項4に記載しているように、各
塗料循環パイプと塗料切換えバルブとを接続する塗料分
岐管に塗料圧送用ポンプを設けると共に、塗料切換えバ
ルブと各塗料循環パイプとの間に塗料戻し管を設けた構
成とすることによって、塗料循環パイプを流れる塗料は
塗料圧送用ポンプで引き出されそして塗装機に圧送され
ることとなるので、塗装機に対する塗料の圧送が良好に
なされることとなって確実な塗料の霧化状態が得られる
と共に、塗料循環系に背圧レギュレータを設けなくとも
塗料循環パイプからの塗料の供給が行えるようになる。
【0021】同じく、本発明に係わる塗料供給装置の実
施態様においては、請求項5に記載しているように、所
望塗料による塗装開始所定時間前に前記所望塗料による
塗装が行われる特定の被塗物から発生される所望塗料の
選択信号を検知すると共に前記選択信号の検知に対応し
て前記所望塗料の塗料分岐管および塗料戻し管ならびに
塗料循環パイプを通して前記所望塗料を前もって循環さ
せるコントローラを備えた構成とすることによって、所
望塗料による塗装開始所定時間前から前記塗料戻し管等
を通した所望塗料の循環が行われることとなるので、た
とえ塗料分岐管内の所望塗料において浮沈分離が生じて
いたとしても、塗装開始所定時間前から被塗物がライン
等を搬送されてくる塗装直前の所定時間経過までの間で
所望塗料の循環が行われることとなるため、塗装開始時
においては分離等の不具合のない均一な所望塗料が塗装
機に供給されることとなって、塗料の使用効率が著しく
向上するものとなる。
【0022】
【実施例】図1は、本発明に係わる塗料供給方法の実施
に使用される塗料供給装置の一実施例を示すものであっ
て、この塗料供給装置1は色毎ないしはアルミフレーク
やマイカ含有の有無毎等にしたがって分けた多数の塗料
循環系S,S,・・・・,Sをそなえている。
【0023】そして、各塗料循環系S,S,・・・
・,S毎に、塗料2を入れた塗料タンク3と、前記塗
料2を循環させる塗料循環パイプ4と、塗料循環用ポン
プ5をそなえていると共に、塗料循環パイプ4には途中
に塗料圧送用ポンプ6を設けた塗料分岐管8の一端側を
接続し、各塗料分岐管8の他端側は塗料切換えバルブ9
の入力側に連結してあり、塗料切換えバルブ9の塗料出
力用バルブ切換え部9a側には塗料ホース11を介して
スプレー(静電)塗装機(エア,エアレス)や回転(静
電)塗装機などの塗装機12が接続してある。
【0024】また、塗料切換えバルブ9の各々塗料循環
用バルブ切換え部9bと各塗料循環パイプ4との間には
それぞれ塗料戻し管13が設けてあると共に、所望塗料
に対応した制御信号を出力して塗料切換えバルブ9を切
換えることによって所望塗料を塗装機12に供給するよ
うにしたり塗料を循環させるようにしたりする塗装コン
トローラ14をそなえている。
【0025】さらにまた、所望塗料による塗装開始所定
時間前に塗装機12による塗装ブースよりも上流側で搬
送されていて所定時間後に塗装機12による塗装が行わ
れる被塗物(例えば、自動車車体)Aから発生される所
望塗料の選択信号を塗装開始所定時間前に検知する(具
体的には、自動車車体に吊下された固有情報発信器から
の情報を検知する)と共に、前記選択信号の検知に対応
して塗装コントローラ14に制御信号を送ることにより
塗装開始所定時間前に所望塗料の循環を可能とするプロ
グラマブルコントローラ15をそなえている。
【0026】このような構造の塗料供給装置1によって
所望塗料を塗装機12に供給するに際しては、各塗料循
環系S,S,・・・・,Sで塗料循環用ポンプ5
を作動させることによってそれぞれの塗料循環系S
,・・・・,Sにおいて塗料2を塗料循環パイプ
4を通して循環させる。
【0027】この状態において、所望塗料(例えば、塗
料循環系Sを流れる塗料2(S)による塗装開始所
定時間前に塗装機12による塗装ブースよりも上流側で
搬送されていて所定時間後に塗装機12による塗装が行
われる被塗物(例えば、自動車車体)Aから発生される
所望塗料の選択信号がプログラマブルコントローラ15
によって検知されると、これが塗装コントローラ14に
伝達されることによってこの塗装コントローラ14から
は塗料循環系Sを流れる塗料2(S)の循環信号が
出力され、塗料圧送用ポンプ6(S)が作動して、塗
料循環パイプ4(S)を循環する塗料2(S)が塗
料切換えバルブ9の塗料循環用バルブ切換え部9b(S
)および塗料戻し管13(S)を経て循環を開始す
る。
【0028】このようにして、被塗物Aが塗装機12に
よる塗装ブースで塗装が開始されるまでの所定時間の間
に塗料2(S)は循環することとなるので、所定時間
の循環後には塗料2(S)は均一なものとなる。
【0029】そして、所定時間経過して被塗物Aが塗装
機12による塗装ブースに来ると、これがプログラマブ
ルコントローラ15により検知され、塗装コントローラ
14の指令によって塗料切換えバルブ9は塗料循環用バ
ルブ切換え部9b(S)側から塗料出力用バルブ切換
え部9a側へと切り変わることによって、塗料圧送用ポ
ンプ6(S)により圧送された塗料2(S)が塗料
ホース11より塗装機12に供給される。
【0030】さらに、例えば、塗料循環系Sを流れる
塗料2(S)による塗装が行われることとなっている
被塗物Aが塗装開始所定時間前に塗装機12による塗装
ブースよりも上流側で搬送されてくると、この被塗物A
から発生される所望塗料2(S)の選択信号がプログ
ラマブルコントローラ15によって検知され、これが塗
装コントローラ14に伝達されてこの塗装コントローラ
14からは塗料循環系Sを流れる塗料2(S)の循
環信号が出力され、塗料圧送用ポンプ6(S)が作動
して、塗料循環パイプ4(S)を循環する塗料2(S
)が塗料切換えバルブ9の塗料循環用バルブ切換え部
9b(S)および塗料戻し管13(S)を経て循環
を開始する。
【0031】このようにして、被塗物Aが塗装機12に
よる塗装ブースで塗装が開始されるまでの所定時間の間
に塗料2(S)は循環することとなるので、所定時間
の循環後には塗料2(S)は均一なものとなる。
【0032】そして、所定時間経過して被塗物Aが塗装
機12による塗装ブースに来ると、これがプログラマブ
ルコントローラ15により検知され、塗装コントローラ
14の指令によって塗料切換えバルブ9は塗料循環用バ
ルブ切換え部9b(S)側から塗料出力用バルブ切換
え部9a側へと切り変わることによって、塗料圧送用ポ
ンプ6(S)により圧送された塗料2(S)が塗料
ホース11より塗装機12に供給される。
【0033】なお、上記実施例においては、所望塗料に
よる塗装開始所定時間前(例えば、搬送ラインを流れる
自動車車体の何台か前)に、所望塗料を塗料戻し管13
を通して循環させるようにしているが、所望塗料による
塗装を行わない間は塗料戻し管13を通して継続的に所
望塗料を例えばより低速で循環させるようにしていても
よい。
【0034】
【発明の効果】本発明に係わる塗料供給方法によれば、
請求項1に記載しているように、塗料の種類毎に設けた
塗料循環系からそれぞれ個別に分岐して流される塗料の
うちから選択した所望塗料を塗装機に供給することによ
り所望塗料による塗装を行うに際し、分岐して流され且
つ所望塗料による塗装において使用されない他の塗料を
塗料循環系に戻し可能とした構成としたから、所望塗料
による塗装において使用されない他の塗料は適宜塗料循
環系に戻すようにすることが可能となって、分岐管内に
とどまったまま顔料,アルミフレーク,マイカ等が浮沈
分離を生じて使用不可能になるという事態の発生を回避
することが可能となり、浮沈分離を生じた塗料の廃棄の
必要性をなくすことが可能となって、塗料の使用効率を
より一層向上させることが可能になるという著しく優れ
た効果がもたらされる。
【0035】そして、本発明に係わる塗料供給方法の実
施態様においては、請求項2に記載しているように、特
定の被塗物から送り出される所望塗料の選択信号が前記
所望塗料による塗装開始所定時間前に検知されたのに合
わせて、分岐して流され且つ前記特定の被塗物の塗装に
おいて選択される所望塗料を塗料循環系に戻す塗料循環
を開始するようになすことによって、所望塗料による塗
装開始所定時間前から所望塗料の循環を行うこととなる
ので、たとえ所望塗料において浮沈分離が生じていたと
しても、塗装開始所定時間前から被塗物がライン等を搬
送されてくる塗装直前の所定時間経過までの間で所望塗
料の循環を行うこととなるため、塗装開始時においては
分離等の不具合のない均一な所望塗料を塗装機に供給す
ることが可能となるため、塗料の使用効率を向上させる
ことが可能になるという著しく優れた効果がもたらされ
る。
【0036】また、本発明に係わる塗料供給装置は、請
求項3に記載しているように、塗料の種類毎に塗料タン
クと塗料循環パイプと塗料循環用ポンプをそなえると共
に、各塗料循環パイプに接続した塗料分岐管を流れる塗
料を選択する塗料切換えバルブをそなえ、塗料切換えバ
ルブにより選択された塗料を塗装機に供給する塗料供給
装置において、前記塗料分岐管を流れる塗料を塗料循環
パイプに流す塗料戻し管を設けた構成としたから、所望
塗料による塗装において使用されない他の塗料は塗料戻
し管を通して適宜塗料循環パイプに戻すことが可能とな
って、塗料分岐管にとどまったまま浮沈分離を生じて使
用不可能になるという事態の発生を回避することが可能
となり、浮沈分離を生じた塗料の廃棄の必要性をなくす
ことが可能となって、塗料の使用効率をさらに向上する
ことが可能になるという著しく優れた効果がもたらされ
る。
【0037】そして、本発明に係わる塗料供給装置の実
施態様においては、請求項4に記載しているように、各
塗料循環パイプと塗料切換えバルブとを接続する塗料分
岐管に塗料圧送用ポンプを設けると共に、塗料切換えバ
ルブと各塗料循環パイプとの間に塗料戻し管を設けた構
成とすることによって、塗料循環パイプを流れる塗料は
塗料圧送用ポンプで引き出されそして塗装機に圧送され
ることが可能となるので、塗装機に対する塗料の圧送を
良好に行うことが可能となって確実な塗料の霧化状態を
得ることができると共に、塗料循環系に背圧レギュレー
タを設けなくとも塗料循環パイプからの塗料の供給を行
うことが可能になるという著しく優れた効果がもたらさ
れる。
【0038】同じく、本発明に係わる塗料供給装置の実
施態様においては、請求項5に記載しているように、所
望塗料による塗装開始所定時間前に前記所望塗料による
塗装が行われる特定の被塗物から発生される所望塗料の
選択信号を検知すると共に前記選択信号の検知に対応し
て前記所望塗料の塗料分岐管および塗料戻し管ならびに
塗料循環パイプを通して前記所望塗料を前もって循環さ
せるコントローラを備えた構成とすることによって、所
望塗料による塗装開始所定時間前から前記塗料戻し管等
を通した所望塗料の循環を行うことが可能となるので、
たとえ塗料分岐管内の所望塗料において浮沈分離が生じ
ていたとしても、塗装開始所定時間前から被塗物がライ
ン等を搬送されてくる塗装直前の所定時間経過までの間
で所望塗料の循環を行うことが可能となるため、塗装開
始時においては分離等の不具合のない均一な所望塗料を
塗装機に供給することが可能となって、塗料の使用効率
をさらに向上することが可能になるという著しく優れた
効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による塗料供給方法の実施に使用される
塗料供給装置の一実施例を示す説明図である。
【図2】従来例による塗料供給装置を示す説明図であ
る。
【符号の説明】 1 塗料供給装置 2 塗料 3 塗料タンク 4 塗料循環パイプ 5 塗料循環用ポンプ 6 塗料圧送用ポンプ 8 塗料分岐管 9 塗料切換えバルブ 9a 塗料出力用バルブ切換え部 9b 塗料循環用バルブ切換え部 11 塗料ホース 12 塗装機 13 塗料戻し管 14 塗装コントローラ 15 プログラマブルコントローラ A 被塗物(自動車車体) S,S,・・・・,S 塗料循環系

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗料の種類毎に設けた塗料循環系からそ
    れぞれ個別に分岐して流される塗料のうちから選択した
    所望塗料を塗装機に供給することにより所望塗料による
    塗装を行うに際し、分岐して流され且つ所望塗料による
    塗装において使用されない他の塗料を塗料循環系に戻し
    可能としたことを特徴とする塗料供給方法。
  2. 【請求項2】 特定の被塗物から送り出される所望塗料
    の選択信号が前記所望塗料による塗装開始所定時間前に
    検知されたのに合わせて、分岐して流され且つ前記特定
    の被塗物の塗装において選択される所望塗料を塗料循環
    系に戻す塗料循環を開始する請求項1に記載の塗料供給
    方法。
  3. 【請求項3】 塗料の種類毎に塗料タンクと塗料循環パ
    イプと塗料循環用ポンプをそなえると共に、各塗料循環
    パイプに接続した塗料分岐管を流れる塗料を選択する塗
    料切換えバルブをそなえ、塗料切換えバルブにより選択
    された塗料を塗装機に供給する塗料供給装置において、
    前記塗料分岐管を流れる塗料を塗料循環パイプに流す塗
    料戻し管を設けたことを特徴とする塗料供給装置。
  4. 【請求項4】 各塗料循環パイプと塗料切換えバルブと
    を接続する塗料分岐管に塗料圧送用ポンプを設けると共
    に、塗料切換えバルブと各塗料循環パイプとの間に塗料
    戻し管を設けた請求項1に記載の塗料供給装置。
  5. 【請求項5】 所望塗料による塗装開始所定時間前に前
    記所望塗料による塗装が行われる特定の被塗物から発生
    される所望塗料の選択信号を検知すると共に前記選択信
    号の検知に対応して前記所望塗料の塗料分岐管および塗
    料戻し管ならびに塗料循環パイプを通して前記所望塗料
    を前もって循環させるコントローラを備えた請求項3ま
    たは4に記載の塗料供給装置。
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