JPH08323904A - 内装用化粧材 - Google Patents
内装用化粧材Info
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- JPH08323904A JPH08323904A JP16146995A JP16146995A JPH08323904A JP H08323904 A JPH08323904 A JP H08323904A JP 16146995 A JP16146995 A JP 16146995A JP 16146995 A JP16146995 A JP 16146995A JP H08323904 A JPH08323904 A JP H08323904A
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Abstract
毒ガスの発生や発煙の少ない無公害性に優れた内装用化
粧材を提供する。 【構成】 難燃性の基材1上に、発泡剤を含有するアル
キルアクリレート系樹脂層2を設け、その表面に一般イ
ンキ3と発泡抑制インキ4で所望の柄を印刷した後、発
泡させてなる凹凸模様の発泡化粧材である。上記アルキ
ルアクリレート系樹脂層2は、樹脂成分として、炭素数
1〜8のアルキル基を有するアクリル酸アルキルエステ
ルまたはメタクリル酸アルキルエステル単量体と、1個
以上の遊離カルボキシル基を有する炭素数3〜9のα,
β−エチレン性不飽和カルボン酸の単量体とから得られ
る重合度1000〜3000のアルキルアクリレート系
共重合体樹脂からなる。
Description
して使用する発泡壁紙等の化粧材に関するもので、建築
基準法の準不燃(2級)及び不燃(1級)に合格する無
公害性の高い内装用化粧材に関するものである。
ては、主に軟質ポリ塩化ビニルが用いられている。しか
し、このポリ塩化ビニルを用いた壁紙は、燃焼時に有毒
ガスである塩酸ガス及び大量の黒煙が発生するため、人
体やまわりの環境に与える悪影響の点で問題があった。
紙の欠点を改良するため、アクリル系、オレフィン系等
の水性エマルジョンを用いた壁紙が開発された。水性エ
マルジョンを用いることにより、ポリ塩化ビニル壁紙の
ような有毒ガスの発生は無くなるが、従来、発泡壁紙の
表面に凹凸模様を形成するための発泡抑制インキを用い
た発泡抑制技術をこの水性エマルジョン壁紙に適用しよ
うとすると、発泡抑制効果が十分得られず、表面の凹凸
模様による意匠性の高いものが得られないという問題が
あった。
因について検討したところ、発泡樹脂層に用いられる樹
脂成分の重合度が影響していることが判明した。従来の
水性エマルジョン壁紙に使用されている発泡樹脂層の樹
脂成分は、重合度が3000を超える比較的重合度の高
いものが用いられていた。
問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところ
は、発泡抑制技術を可能にし、且つ、燃焼時の有毒ガス
の発生や発煙の少ない無公害性に優れた内装用化粧材を
提供することにある。
め、本発明の内装用化粧材は、難燃性の基材上に、炭素
数1〜8のアルキル基を有するアクリル酸アルキルエス
テルまたはメタクリル酸アルキルエステル単量体と、1
個以上の遊離カルボキシル基を有する炭素数3〜9の
α,β−エチレン性不飽和カルボン酸の単量体とから得
られる重合度1000〜3000のアルキルアクリレー
ト系共重合体樹脂、および、発泡剤を少なくとも含有す
るアルキルアクリレート系樹脂層を設け、発泡抑制イン
キで所望の柄を印刷した後、発泡させてなることを特徴
としている。
明する。
泡壁紙の断面図である。
に、アルキルアクリレート系樹脂層2を設け、その表面
に一般インキ3と発泡抑制インキ4で所望の柄を印刷し
た後、発泡させたものである。
層2は、樹脂成分として重合度1000〜3000のア
ルキルアクリレート系共重合体樹脂を使用し、少なくと
も発泡剤を添加し、通常はこれに更に可塑剤、無機質充
填剤、安定剤、希釈剤等を混合して得られるプラスチゾ
ルを基材1上に塗布することにより形成される。
レート系共重合体樹脂は、炭素数1〜8のアルキル基を
有するアクリル酸アルキルエステルまたはメタクリル酸
アルキルエステル単量体と、1個以上の遊離カルボキシ
ル基を有する炭素数3〜9のα,β−エチレン性不飽和
カルボン酸の単量体とから得られる。
ル酸アルキルエステルまたはメタクリル酸アルキルエス
テルとしては、例えば、エチルアクリレート、プロピル
アクリレート、n−ブチルアクリレート、エチルメタク
リレート、n−ブチルメタクリレートなどが挙げられ、
これらは1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み
合わせて用いてもよい。
素数3〜9のα,β−エチレン性不飽和カルボン酸の単
量体としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、エ
タクリル酸などが挙げられ、これらは1種を単独で用い
てもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
するアクリル酸アルキルエステルまたはメタクリル酸ア
ルキルエステル単量体と、1個以上の遊離カルボキシル
基を有する炭素数3〜9のα,β−エチレン性不飽和カ
ルボン酸の単量体とから公知の重合法によりアルキルア
クリレート系共重合体樹脂を得ることが出来るが、本発
明では、このようなアルキルアクリレート系共重合体樹
脂のうち、重合度が1000〜3000のものを使用す
る。重合度が1000未満のものでは、強度等の物性面
で問題があり、重合度が3000を超えるものでは、発
泡抑制インキを用いたときの発泡抑制効果が十分に得ら
れないという問題がある。重合度が1000〜3000
の共重合体を得る方法としては、通常、乳化重合或いは
微細懸濁液重合で反応する際、連鎖移動剤を添加して分
子量調整を行う等の重合条件を調整したり、あるいは、
重合調整剤などを用いたりする。
ゾジカルボン酸アミド系の有機発泡剤が好ましい。具体
的には、従来ポリ塩化ビニル系発泡壁紙に用いられてい
る発泡剤などが全て使用可能である。発泡開始温度は1
80〜200℃の範囲のものが好ましい。発泡剤の配合
量は、樹脂固形分100重量部に対して3〜7重量部が
好ましい。配合量が3重量部未満では発泡抑制効果が劣
り、7重量部を超えると発泡セルが粗野な状態となる。
子量が360〜480のフタル酸アルキルエステル系可
塑剤が好ましく、具体的には、ジブチルフタレート、ジ
−n−ノニルフタレート、ジ−2−エチルヘキシルフタ
レート、ジ−n−ノニルフタレート等が挙げられる。可
塑剤の配合量は、樹脂固形分100重量部に対して50
〜80重量部が好ましい。配合量が50重量部未満では
ゾルの粘度が高すぎて塗布が良好に行えず、80重量部
を超えると余分な可塑剤が表面に滲み出してくるブリー
ド現象が起こるようになる。
えば水酸化アルミニウムなどが好適である。粒径として
は3〜10μmのものが好ましく、3μm未満の場合は
粘度が上昇し、10μmを超える場合は、沈降分離を起
こす可能性がある。水酸化アルミニウムの配合量は、樹
脂固形分100重量部に対して50〜150重量部が好
ましい。配合量が50重量部未満では難燃性が不足し、
150重量部を超えると粘度、強度に対して悪影響を与
え好ましくない。また、水酸化アルミニウムの代わりに
周期律表I〜III族に属する金属の水酸化物や炭酸カルシ
ウムなどを使用することもでき、配合量のトータルが1
50重量部以下であれば、これらの化合物を2種以上併
用することも可能である。
nOを中心としてNa、Ca、K、Ba等の金属イオン
を有するものが好適であり、一般的にポリ塩化ビニルの
ケミカルエンボス用に用いられているものは使用可能で
ある。安定剤の配合量は、樹脂固形分100重量部に対
して2〜5重量部が好ましい。配合量が2重量部未満で
は発泡抑制効果が不十分であり、5重量部を超えると発
泡状態が粗野になりやすい。
の使用も可能であり、とくに酸化チタン顔料が好ましく
使用される。配合量は樹脂固形分100重量部に対して
10〜20重量部程度が適当である。
る目的で通常は希釈剤が使用される。希釈剤としては、
特に脂肪族系炭化水素が好ましい。芳香族系の炭化水素
は粘度が経時で上昇するためあまり望ましくない。希釈
剤の配合量は、樹脂固形分100重量部に対して10〜
20重量部が好ましい。配合量が10重量部未満では高
速塗布が困難であり、20重量部を超えるとプラスチゾ
ルの粘度が高剪断力下でダイラタントな傾向になる。
ゾルを基材1上に塗布する方法としては、従来公知の塗
布方法、例えばコンマコーター、ロールコーター、バー
コーター、ナイフコーター等を用いて行うことが可能で
ある。したがって、上記プラスチゾルの混合及び塗布は
ポリ塩化ビニル樹脂の場合と同様の装置を使用すること
も可能である。塗布後は、乾燥炉等を通して、発泡剤が
発泡しない程度の温度で塗布層を乾燥させる。
に限定されるわけではないが、得られる化粧材のボリュ
ーム感を考えると、200〜300g/m2程度の範囲
が適当である。
としては、通常使用される難燃紙、無機紙等が適当であ
り、ポリ塩化ビニル壁紙の場合と同様の裏打紙が使用可
能である。
ト系樹脂層を形成した後、一般インキ3及び発泡抑制イ
ンキ4を用いて、グラビア印刷等により所望の柄を印刷
した後、加熱発泡或いは抑制させることにより、図1の
発泡壁紙が得られる。加熱発泡は、原反を乾燥炉を通し
て熱風により加熱することにより行う。
ル壁紙のケミカルエンボスに用いられる発泡抑制インキ
は全て使用可能である。本発明では、特に、抑制剤とし
てトリメリット酸またはベンゾトリアゾールを含むイン
キが好ましい。
囲の重合度を持つアルキルアクリレート系樹脂層を設け
ることにより、発泡抑制インキによる良好な発泡抑制効
果が得られ、表面の凹凸模様による意匠性の高い発泡化
粧材が得られる。
アルキルアクリレート系樹脂層を設けた非塩ビ系の化粧
材が得られるため、塩ビ系化粧材のような燃焼時の有毒
ガスの発生がなく、発煙も少ないので、無公害性の環境
にやさしい化粧材が得られる。
的に説明する。
メタクリレート70重量部及びブチルメタクリレート2
7重量部と、不飽和カルボン酸単量体としてメタクリル
酸3重量部とから公知の懸濁重合法により重合度200
0のアルキルアクリレート系樹脂を得た。
ト系樹脂に対して以下の配合を行った後、コンマコータ
ーを用いて難燃紙(80g/m2)上に乾燥後の厚さが
0.15mmとなるように塗布を行い、150〜170
℃の乾燥炉で乾燥を行った。
ト酸含有の発泡抑制インキを用いてそれぞれ所定の柄を
印刷した後、200〜220℃の乾燥炉で加熱発泡を行
い、凹凸模様の発泡壁紙を得た。
試験を建設省公示第1372号に従い、「JIS A 1
321−1975」に準拠して行った。すなわち、得ら
れた発泡壁紙を不燃石膏ボード基材に設け、塩酸ガスの
発生量をNBS法により測定したところ、発熱量(td
θ)=46、発煙量(CA)=6であり、塩酸ガスは検
知されなかった。
れば、難燃性の基材上に、特定の範囲の重合度を持つア
ルキルアクリレート系樹脂層を設けることにより、発泡
抑制インキによる良好な発泡抑制効果が得られ、表面の
凹凸模様による意匠性の高い発泡化粧材を提供すること
ができる。
アルキルアクリレート系樹脂層を設けた非塩ビ系の化粧
材が得られるため、塩ビ系化粧材のような燃焼時の有毒
ガスの発生がなく、発煙も少ないので、無公害性の高い
環境にやさしい化粧材を提供することができる。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 難燃性の基材上に、炭素数1〜8のアル
キル基を有するアクリル酸アルキルエステルまたはメタ
クリル酸アルキルエステル単量体と、1個以上の遊離カ
ルボキシル基を有する炭素数3〜9のα,β−エチレン
性不飽和カルボン酸の単量体とから得られる重合度10
00〜3000のアルキルアクリレート系共重合体樹
脂、および、発泡剤を少なくとも含有するアルキルアク
リレート系樹脂層を設け、発泡抑制インキで所望の柄を
印刷した後、発泡させてなることを特徴とする内装用化
粧材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16146995A JP3664183B2 (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 内装用化粧材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16146995A JP3664183B2 (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 内装用化粧材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08323904A true JPH08323904A (ja) | 1996-12-10 |
| JP3664183B2 JP3664183B2 (ja) | 2005-06-22 |
Family
ID=15735694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16146995A Expired - Fee Related JP3664183B2 (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 内装用化粧材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3664183B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10180917A (ja) * | 1996-12-20 | 1998-07-07 | Dainippon Printing Co Ltd | 発泡化粧シート |
-
1995
- 1995-06-05 JP JP16146995A patent/JP3664183B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10180917A (ja) * | 1996-12-20 | 1998-07-07 | Dainippon Printing Co Ltd | 発泡化粧シート |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3664183B2 (ja) | 2005-06-22 |
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