JPH08324849A - 記録媒体製造方法及び装置 - Google Patents

記録媒体製造方法及び装置

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JPH08324849A
JPH08324849A JP7131357A JP13135795A JPH08324849A JP H08324849 A JPH08324849 A JP H08324849A JP 7131357 A JP7131357 A JP 7131357A JP 13135795 A JP13135795 A JP 13135795A JP H08324849 A JPH08324849 A JP H08324849A
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JP
Japan
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roll
recording medium
polygonal
wrinkles
medium manufacturing
Prior art date
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Pending
Application number
JP7131357A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Inaba
純一 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7131357A priority Critical patent/JPH08324849A/ja
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オーディオ、ビデオ、コンピュータ用テープ
を製作する場合、塗工、カレンダ、スリット、蒸着、ス
パッタなど、材料を搬送する工程で発生するシワ、傷、
異物付着などの不良要因を、多角形断面のロールを使用
することで防ぎ、良質で高性能な記録媒体を高歩留まり
で提供することを目的とする。 【構成】 原材料11の搬送ローラの一部に多角柱ロー
ル13を使用し、この多角柱ロール13の前後に円形断
面の円柱ロール12、14を配置し、材質、硬度を適度
に選定することで原材料11にシワ、傷、異物付着など
の不良要因を発生させない、高信頼性の記録媒体が製作
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、布、紙、プラスティッ
クフィルムなどの帯状に連続した長尺材料を連続的に加
工、処理する際、材料に発生するシワを防止する方法及
び装置に関するものである。特に、肉厚が薄く、強度、
剛性の低い材料を処理し、カード、テープ、ディスクな
どの記録媒体を製作する場合に必要な、塗布、カレン
ダ、スリット、真空処理などの方法及び装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、産業界では高付加価値商品の開
発、創造的要素技術の開発へのシフトが盛んであり、記
録媒体も軽薄短小化の傾向が著しい。記録装置の小型化
に伴い、記録媒体に使用される材料も薄肉化が進み、オ
ーディオテープやビデオテープでは6μm〜8μmの厚
さの高分子材料も用いられている。この様な材料は強度
的に非常に弱く、加工途中でシワや傷が発生しやすい。
また、記録密度の向上と共に記録する信号波長も短縮化
の一途をたどり、媒体表面の平滑性が記録性能に大きな
影響を持つようになり、表面粗さRaが10nm程度のも
のも開発されている。このような平滑な材料は滑り難
く、材料を搬送するローラに密着しやすい上に、一般的
にはたるみや厚みムラも大きいため、加工途中でシワや
傷が発生しやすい。そのため、従来の機構による記録媒
体製造方法及び装置では、新しい素材開発に対応できな
くなっている。この様な材料を損傷することなく搬送、
処理することができる機構を持った方法や装置の開発が
近年特に著しい。
【0003】以下、上述した従来の記録媒体製造方法及
び装置について説明する。図9は従来の記録媒体製造方
法の第1の例を示すものである。図9に於て、1は原材
料、2は材料走行用回転ロール、3はエキスパンドロー
ルである。以下、その動作について説明する。原材料1
は通常は円筒状に巻かれた形で保管されている。この原
材料1を加工するために、工程では軸を回転させながら
順次ほどいていき、処理が終われば順次別の軸に巻き取
っていく。このとき、円筒状のロール2の間に弓状に曲
がった軸を持つ弾性ロール(3、エキスパンドロール)
を適宜配置し、このロール上で材料はロールの軸の曲率
に応じた幅方向の力を受け、外側に引っ張られる。この
力で材料のたるみ、シワを伸ばすことができる。
【0004】次に図10は従来の記録媒体製造方法の第
2の例を示すものである。図10に於て、1は原材料、
2は材料走行用回転ロール、4はスパイラル状溝付きロ
ールである。以下、その動作について説明する。原材料
1を走行中支持する円筒状の回転ロール2の間に、スパ
イラル状に溝を切ったロール(4、スパイラルロール)
を配置する。このロール上で溝の中の空気が外側に流れ
ることによって、材料は外側に引っ張られ、材料のシ
ワ、たるみを伸ばすことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の例のような構成では、エキスパンドロールの材料と
して高分子材料などの弾性体を用いる必要があるため、
この弾性体からにじみ出る可塑剤などの添加物等による
汚染が避けられないという課題を有していた。また第2
の例のような構成では、スパイラル状の溝のエッジによ
る傷の発生が避けられないという課題を有していた。本
発明は上記従来の問題点を解決するもので、弾性体や溝
を用いる必要がなく、記録媒体材料の表面を汚染したり
傷つける恐れのない記録媒体製造装置を提供するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の記録媒体製造方法及び装置は使用する回転ロ
ールに多角形状の断面を有する多角柱回転ロールを使用
するという構成を備えたものである。
【0007】
【作用】この構成によって、多角形断面のロールが回転
するにつれて材料にかかる張力が周期的に変化する。こ
の多角柱回転ロールの前後に円形断面の回転ロールを配
置し、多角柱ロールの前に位置する円柱ロールは多角形
の内接円に等しいか又はそれより小さい直径とし、多角
柱ロールの後に位置する円柱ロールは多角形の外接円に
等しいか又はそれより大きい直径として回転数は同一に
設定する。このとき、多角柱ロールの前後で張力が周期
的に変動するが、多角柱ロールの前後に配置するロール
径を前述のように選べば、少なくとも張力が0以下とな
ることはない。この時、張力の増大につれて、ポアッソ
ン比に応じて幅方向に材料が縮まろうとする力が働く。
そのため材料のたるみ、シワを除去する効果がある。ま
た、張力の変動が大きく、張力が材料とロール間の摩擦
力を上回ると、滑りが発生し、材料に傷が発生するが、
これを防ぐため、多角形の角数を選べば、張力変化の幅
を小さく制限でき、その結果、張力の変動のために発生
する材料の傷を防ぐ効果がある。
【0008】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の一実施例について、図面を
参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例に
於ける記録媒体製造装置を示すものである。図1に於て
11は帯状の原材料、12は材料が多角柱ロールに入る
前に配置されたロール、13は多角柱ロール、14は多
角柱ロールを出た後に配置されたロールである。以上の
ように構成された記録媒体製造装置について、図2ない
し図3を用いてその動作を説明する。まず図2は多角柱
ロールの概観を示すものであって、図3は多角柱形ロー
ルの断面を示すものである。ロールの回転につれて材料
を引張り出す速度vは
【0009】
【数1】
【0010】で表される。ただし、計算を簡単にするた
めに前後のロールが無限遠の位置にあると仮定する。
【0011】このとき、材料にかかる張力Tの変化の様
子を図4に示す。一般に、クリープ現象による材料のダ
メージは短時間に応力が減少する場合、少なくてすむた
め、この様に、張力を周期的に変化させることにより、
より高い張力の使用が可能となり、シワ防止の効果が増
大する。
【0012】本実施例による記録媒体製造方法で、ビデ
オ用蒸着磁気テープを製作した場合、材料に発生するシ
ワとダメージの状況を従来例と本実施例の場合につい
て、
【0013】
【表1】
【0014】に比較して示している。この(表1)から
明らかなように、本実施例による記録媒体製造方法によ
れば、製造工程で発生するシワ、傷、異物付着を防止す
る点で優れた効果が得られる。
【0015】以上のように本実施例によれば、多角柱回
転ロールを使用することにより、材料に幅方向の収縮力
を発生させることができ、シワ等の発生を防止すること
が可能となる。
【0016】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図5は本発明の第
2の実施例を示す記録媒体製造装置を示す配置図であ
る。同図に於て11は原材料、13は多角柱ロール、1
2、14は円柱ロールである。図6は図5と同様なもの
であり、図5の構成と異なるのは円柱ロールの内12、
14のいずれかまたは両方が、巻き出し軸もしくは巻き
取り軸15となっている点である。
【0017】上記のように構成された記録媒体製造装置
について、以下その動作を説明する。
【0018】原材料11は円柱ロール12を通過した後
に多角柱ロール13にはいり、周期的な張力増加を受
け、幅方向の収縮力によりシワやたるみが除去される。
多角柱ロール13を通過後、円柱ロール14に至る間
で、更に周期的な張力増加によりシワやたるみが除去さ
れる。この多角柱ロールは前後に円形断面の回転体を用
いたときに最もその効果を発揮し、多角柱ロールを2本
以上連続して用いると、張力の変動が相殺されて効果が
著しく減少し、実用性がなくなる。多角柱形ロールの使
用本数について性能の比較を行ったものを
【0019】
【表2】
【0020】に比較して示している。この(表2)から
明らかなように、本実施例による記録媒体製造装置によ
り、多角柱ロールを単独で用いるのが最も効果的であ
る。
【0021】以上のように多角形断面の回転ロールの前
後に、円形断面の回転ロールまたは巻き取り軸または巻
き出し軸を配置することにより、低コストでシワや傷の
ない処理が可能となる。
【0022】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図7は本発明の第
3の例を示す配置図である。図7に於て11は原材料、
12、14は円柱ロール、16は多角柱ロールであり、
以上は図5の構成と同様なものである。図5の構成と異
なるのは多角柱ロール16が硬度HB30以上500以
下の金属または高分子材料または紙でできていることで
ある。上記のように構成された記録媒体製造装置につい
て、以下その動作を説明する。供給された材料11は円
柱ロール12を通過し、多角柱ロール16に入り、張力
の増大によりシワなどを伸ばしながら円柱ロール14に
出ていく。このときの多角柱ロール16の硬度により性
能に大きな差がでてくる。この性能の比較を図8に示
す。以上のように多角柱ロールの硬度をHB30以上5
00以下とすることで、低コストで材料への傷や汚染の
影響のない処理が可能となる。
【0023】なお、第1の実施例で多角形の角部分に面
取りやR部を設けてもよく、また、ロール外周部の周速
さえ規定すれば、ロールの直径や回転数に制約がある訳
ではないことは言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、材料を搬送する
ロールに断面が多角形をした多角柱状のロールを使用
し、ロールの配置、硬度、材質を選ぶことにより、薄く
強度の低い材料を使用して記録媒体を製作する場合に必
要な塗工、カレンダ、スリット、蒸着などの真空処理を
する場合にシワや傷、異物付着のない、優れた効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における記録媒体製造装
置の配置図
【図2】同多角柱ロールの概観図
【図3】同断面図
【図4】材料にかかる張力の変化を示す図
【図5】本発明の第2の実施例における多角柱ロールと
前後の円柱ロールの配置図
【図6】本発明の第2の実施例における多角柱ロールと
巻き取り、巻き出し軸の配置図
【図7】本発明の第3及び第4の実施例における多角柱
ロールの配置図
【図8】本発明の第3の実施例におけるローラの硬度と
効果の比較図
【図9】従来の真空表面処理装置の第1の例に於けるロ
ーラ配置図
【図10】従来の真空表面処理装置の第2の例に於ける
ローラ配置図
【符号の説明】
1 原材料 2 円柱回転ロール 3 エキスパンドロール 4 スパイラルロール 11 原材料 12 円柱ロール(前) 13 多角柱ロール 14 円注ロール(後) 15 巻き取り軸 16 多角柱ロール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の製作工程で、帯状に連続した
    材料を搬送する回転ロールに多角形状の断面を有する多
    角柱回転ロールを使用することにより、材料の幅方向に
    周期的に変化する収縮力を発生させることを特徴とする
    記録媒体製造方法。
  2. 【請求項2】 前記多角形断面の多角柱回転ロールの材
    料が通過する前後の位置それぞれに、円形断面を有する
    円柱回転ロール、又は巻き取り軸、又は巻き出し軸を配
    置することを特徴とする記録媒体製造装置。
  3. 【請求項3】 多角柱回転ロールの材料と接触する表面
    が硬度HB30以上500以下の金属又は高分子材料又
    は紙で覆われていることを特徴とする記録媒体製造装
    置。
JP7131357A 1995-05-30 1995-05-30 記録媒体製造方法及び装置 Pending JPH08324849A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021152962A1 (ja) * 2020-01-27 2021-08-05

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021152962A1 (ja) * 2020-01-27 2021-08-05
WO2021152962A1 (ja) * 2020-01-27 2021-08-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 記録再生用多層膜の製造方法、及び、記録再生用多層膜の製造装置
JP2024159982A (ja) * 2020-01-27 2024-11-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 記録再生用多層膜の製造方法、及び、記録再生用多層膜の製造装置

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