JPH08325211A - インデン化合物、およびその誘導体の製造法 - Google Patents

インデン化合物、およびその誘導体の製造法

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JPH08325211A
JPH08325211A JP7131631A JP13163195A JPH08325211A JP H08325211 A JPH08325211 A JP H08325211A JP 7131631 A JP7131631 A JP 7131631A JP 13163195 A JP13163195 A JP 13163195A JP H08325211 A JPH08325211 A JP H08325211A
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indene
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JP7131631A
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English (en)
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Masato Okamoto
真人 岡本
Junichi Oshida
淳一 押田
Toshio Tanaka
利男 田中
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1α,25―ジヒドロキシビタミンD3 の合
成における、簡便なCD環部の合成中間体の製造法を提
供する。 【構成】 4―(4―置換インデン―1―イル)―2―
ペンタナール類を出発原料とする下記式(V) [式中、R′は水素、炭素数2〜8のアシル基、または
トリ(炭素数1〜6の炭化水素基)置換シリル基を表わ
す。]で表わされるインデン誘導体の製造法、およびそ
れに用いられるインデン化合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医薬品として有用な1
α,25―ジヒドロキシビタミンD3 の合成中間体に関
するものである。詳細にはA環部とCD環部を結合させ
るコンバージェントな方法での1α,25―ジヒドロキ
シビタミンD3 の合成におけるCD環部の合成中間体と
して有用なインデン化合物、およびその誘導体の製造法
に関する。
【0002】
【従来の技術】下記式(V)
【0003】
【化7】
【0004】で表わされる化合物は、例えば以下のよう
なルートでの合成例が報告されている(Isao Shimizu e
t al, J. Org. Chem.,1993,58,1483)。
【0005】
【化8】
【0006】しかし、このルートでは、入手容易な出発
原料より25工程という非常に長い工程数が必要であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、より短工程で
上記式(V)で表わされる化合物を得ることができれ
ば、一層1α,25―ジヒドロキシビタミンD3 の合成
が簡易になる。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは鋭意
研究した結果、入手容易なビタミンD2 より9工程で得
られる下記式(VI)で表わされる化合物より6工程で前
記式(V)で表わされる化合物を誘導することに成功
し、本発明に到達した。
【0009】すなわち、下記式(I)
【0010】
【化9】
【0011】[式中、Rは水素原子、炭素数2〜8のア
シル基、またはトリ(炭素数1〜6の炭化水素基)置換
シリル基を表わす。]で表わされるインデン化合物を原
料とし、下記式(II)で表わされるインデン化合物、
【0012】
【化10】
【0013】[式中、Rは上記式(I)における定義に
同じである。] 下記式(III )で表わされるインデン化合物、
【0014】
【化11】
【0015】[式中、Rは上記式(I)における定義に
同じである。]を順に経て、下記式(IV)
【0016】
【化12】
【0017】[式中、Rは上記式(I)における定義に
同じである。]で表わされるインデン化合物に変換した
後、メチル化剤を作用させることを特徴とする下記式
(V)
【0018】
【化13】
【0019】[式中、R′は水素原子、炭素数2〜8の
アシル基、またはトリ(炭素数1〜6の炭化水素基)置
換シリル基を表わす。]で表わされるインデン誘導体の
製造法を見出した。したがって、本発明は上記式(I
I)、または(III )で表わされるインデン化合物を、
上記式(IV)で表される化合物に変換した後、メチル化
剤を作用させ、必要により水酸基の保護基を除去させる
ことを特徴とする上記式(V)で表されるインデン誘導
体の製造法である。
【0020】本発明はまた、かかる上記式(I)、(I
I)、または(III )で表わされるインデン化合物であ
る。
【0021】上記式(I)におけるRの炭素数2〜8の
アシル基としては、例えば、アセチル基、ピバロイル
基、ヘキサノイル基、ベンゾイル基、エトキシカルボニ
ル基が挙げられ、好ましくはベンゾイル基が挙げられ
る。
【0022】上記式(I)におけるRのトリ(炭素数1
〜6の炭化水素基)置換シリル基としては、例えば、ト
リメチルシリル基、トリエチルシリル基、t―ブチルジ
メチルシリル基、t―ブチルジフェニルシリル基が挙げ
られ、好ましくはt―ブチルジメチルシリル基が挙げら
れる。
【0023】上記式(I)で表わされるインデン化合物
は下記式(VI)
【0024】
【化14】
【0025】[式中、Rは上記式(I)における定義に
同じである。]で表わされるインデン化合物を、塩基触
媒存在下、ニトロエタンと有機溶媒あるいは有機溶媒と
水との混合溶媒中で反応させることにより得られる。適
当な塩基としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
ナトリウムアルコキシド、カリウムアルコキシド、トリ
エチルアミン、アルミナ、ブチルリチウムが挙げられる
が、なかでもトリエチルアミンに加え、t―ブチルジメ
チルシリルクロライドとテトラブチルアンモニウムフル
オライドを用いることが望ましい。有機溶媒としてはア
ルコール系溶媒、例えばメタノールやエタノール、エー
テル系溶媒、例えばテトラヒドロフランやジエチルエー
テルが挙げられるが、テトラヒドロフランを用いること
が好ましい。この反応は通常−70℃から60℃の温度
範囲で行われるが、0℃から室温の温度範囲が好まし
い。
【0026】上記式(II)で表わされるインデン化合物
は、上記式(I)で表わされるインデン化合物を有機溶
媒中、脱水剤と反応させることにより得られる。脱水剤
としては、フタル酸無水物、ジシクロヘキシルカルボジ
イミド、または塩化メタンスルホニルとトリエチルアミ
ンの組み合わせが用いられるが、塩化メタンスルホニル
とトリエチルアミンの組み合わせが好ましい。有機溶媒
としては炭化水素系溶媒、例えばヘキサンやベンゼン、
エーテル系溶媒、例えばテトラヒドロフランやジエチル
エーテル、ハロゲン系溶媒、例えばジクロロメタンやク
ロロホルムが挙げられるが、ジクロロメタンが好まし
い。この反応は通常0℃から120℃の温度範囲で行わ
れるが、0℃から室温の温度範囲が好ましい。
【0027】上記式(III )で表わされるインデン化合
物は、上記式(II)で表わされるインデン化合物の二重
結合を適当な還元剤により、有機溶媒あるいは有機溶媒
と水の混合溶媒中で反応させることにより得られる。還
元剤としては水素化ホウ素ナトリウム、シアノ水素化ホ
ウ素ナトリウム、トリs―ブチル水素化ホウ素リチウ
ム、トリエチル水素化ホウ素リチウムが挙げられるが、
なかでも、水素化ホウ素ナトリウムが好ましい。有機溶
媒としてはアルコール系溶媒、例えばメタノールやエタ
ノール、エーテル系溶媒、例えばテトラヒドロフランや
ジオキサンが挙げられるが、中でもエタノールとジオキ
サンの混合溶媒が好ましい。この反応は通常0℃から1
00℃の温度範囲で行われるが、室温から40℃の温度
範囲が好ましい。
【0028】上記式(IV)で表わされるインデン化合物
は、上記式(III )で表わされるインデン化合物を、ニ
トロ化合物をケトンに変換しうる試薬で処理することに
より得られる。ニトロ化合物をケトンに変換しうる試薬
としては、強い塩基、例えば水酸化ナトリウムおよびナ
トリウムエトキシドと酸、例えば硫酸および塩酸の組み
合わせ、酸化剤、例えば水酸化カリウム存在下の過マン
ガン酸カリウム、亜硫酸ナトリウムと亜硝酸n―プロピ
ルの組み合わせ、オゾン、塩基性シリカゲル、および三
塩化チタンが挙げられるが、中でも水酸化カリウム存在
下の過マンガン酸カリウムが好ましい。この反応の溶媒
および温度は試薬の種類に応じて選択されるが、水酸化
カリウム存在下の過マンガン酸カリウムを用いる場合
は、水とアルコール系溶媒、例えばメタノールおよびエ
タノールの混合溶媒中、通常−20℃から50℃の温度
範囲、好ましくは0℃から室温の温度範囲で行われる。
【0029】上記式(III )で表わされるインデン化合
物はまた、上記式(II)で表わされるインデン化合物を
ニトロオレフィンをケトンに変換しうる試薬で処理して
も得ることができる。ニトロオレフィンをケトンに変換
しうる試薬としては、酢酸中の亜鉛、塩酸中の鉄、ラネ
ーニッケル、トリs―ブチル水素化ホウ素リチウムと希
硫酸の組み合わせが挙げられる。
【0030】上記式(V)で表わされるインデン誘導体
は、上記式(IV)で表わされるインデン化合物をメチル
化剤、例えばメチルリチウム、メチルマグネシウムブロ
マイドと反応させたのち、必要により、水酸基の保護基
を除去することにより得られる。メチル化剤との反応は
エーテル系溶媒、例えばテトラヒドロフラン、あるいは
ジエチルエーテル中にて、通常−70℃から80℃の温
度範囲、好ましくは約0℃から室温の温度範囲で行われ
る。水酸基の保護基の除去はその保護基の種類に応じた
一般的な方法で行われる。
【0031】上記式(V)におけるR′については、前
述のRと同様の基が挙げられる。
【0032】上記式(VI)で表わされる化合物は、例え
ば以下のルートによりビタミンD2より得られる(特開
平6―263667号公報)。下記反応式中のR0 は炭
素数1〜8のアルキル基を表わす。
【0033】
【化15】
【0034】
【実施例】以下、実施例によって本発明をさらに詳細に
説明する。
【0035】[実施例1]
【0036】
【化16】
【0037】テトラブチルアンモニウムフルオライド3
水和物(450mg、1.40mmol)をTHF(1
0ml)に溶解し、氷冷下、ニトロエタン(0.35m
l、4.90mmol)、(4R)―4―[(4S,7
aS)―4―ベンゾイルオキシ―7a―メチルインデン
―1―イル]―ペンタナール(1)(1.00g、2.
90mmol)のTHF溶液(5ml)、トリエチルア
ミン(0.40ml、2.90mmol)、t―ブチル
ジメチルシリルクロライド(750mg、5.00mm
ol)のTHF溶液(5ml)を順次加え、室温で1時
間攪拌した。反応終了後、水(100ml)を加え、酢
酸エチル(200ml)で抽出した。有機層は水、飽和
食塩水(各200ml)で洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ム上で乾燥後、濾過、濃縮し、粗生成物を得た。シリカ
ゲル(50g)を用い、ヘキサン:酢酸エチル(40:
1→10:1)でカラム精製することにより目的物であ
る(6R)―6―[(4S,7aS)―4―ベンゾイル
オキシ―7a―メチルインデン―1―イル]―2―ニト
ロ―3―ヘプタノール(2)(1.26g、2.90m
mol、100%)を得た。
【0038】1H NMR(CDCl3 ,ppm)δ;
0.94(3H,d,J=6Hz),1.05(3H,
s),1.05〜2.35(20H,m),3.75〜
4.20(1H,m),4.45〜4.65(1H,
m),5.35〜5.45(1H,m),7.40〜
7.60(3H,m),8.00〜8.10(2H,
m) [実施例2]
【0039】
【化17】
【0040】(6R)―6―[(4S,7aS)―4―
ベンゾイルオキシ―7a―メチルインデン―1―イル]
―2―ニトロ―3―ヘプタノール(2)(1.12g、
2.67mmol)をジクロロメタン(10ml)に溶
解し、氷冷下、トリエチルアミン(2.5ml、18.
1mmol)を加え、塩化メタンスルホニル(0.33
ml、4.26mmol)をゆっくり滴下し、そのまま
1時間攪拌した。反応終了後、1N 塩酸(200m
l)を加え、酢酸エチル(200ml)で抽出した。有
機層は飽和食塩水(200ml)で洗浄し、無水硫酸マ
グネシウム上で乾燥後、濾過、濃縮し、粗生成物を得
た。この粗生成物をシリカゲル(50g)を用い、ヘキ
サン:酢酸エチル(30:1→15:1)で精製するこ
とにより目的物である(6R)―6―[(4S,7a
S)―4―ベンゾイルオキシ―7a―メチルインデン―
1―イル]―2―ニトロ―2―ヘプテン(3)(618
mg、1.54mmol、58%)を得た。
【0041】1H NMR(CDCl3 ,ppm)δ;
0.97(3H,d,J=6Hz),1.06(3H,
s),1.10〜2.40(20H,m),5.35〜
5.45(1H,m),7.12(1H,t,J=8H
z),7.40〜7.60(3H,m),8.00〜
8.10(2H,m) [実施例3]
【0042】
【化18】
【0043】水素化ホウ素ナトリウム(240mg、
6.31mmol)をジオキサン(5ml)とエタノー
ル(5ml)に溶解し、(6R)―6―[(4S,7a
S)―4―ベンゾイルオキシ―7a―メチルインデン―
1―イル]―2―ニトロ―2―ヘプテン(3)(522
mg、1.30mmol)のジオキサン(10ml)溶
液を30℃でゆっくり滴下し、そのまま1時間攪拌し
た。反応終了後、酢酸を発泡がなくなるまで加えた後、
水(200ml)を加え、酢酸エチル(200ml)で
抽出した。有機層は飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およ
び飽和食塩水(各200ml)で洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウム上で乾燥後、濾過、濃縮し、粗生成物を得た。
シリカゲル(50g)を用い、ヘキサン:酢酸エチル
(30:1→20:1)で精製することにより目的物で
ある(6R)―6―[(4S,7aS)―4―ベンゾイ
ルオキシ―7a―メチルインデン―1―イル]―2―ニ
トロヘプタン(4)(493mg、1.22mmol、
94%)を得た。
【0044】1H NMR(CDCl3 ,ppm)δ;
0.92(3H,d,J=6Hz),1.03(3H,
s),1.05〜2.15(22H,m),4.45〜
4.65(1H,m),5.35〜5.45(1H,
m),7.40〜7.60(3H,m),8.00〜
8.10(2H,m) [実施例4]
【0045】
【化19】
【0046】(6R)―6―[(4S,7aS)―4―
ベンゾイルオキシ―7a―メチルインデン―1―イル]
―2―ニトロヘプタン(4)(450mg、1.12m
mol)をメタノール(23ml)に溶解し、氷冷下、
0.1N 水酸化カリウムのメタノール溶液(23m
l)をゆっくり滴下し、そのまま1時間攪拌した。反応
液に過マンガン酸カリウム(120mg、0.76mm
ol)および無水硫酸マグネシウム(120mg、1.
00mmol)の水溶液(23ml)を滴下し、さらに
2時間攪拌した。反応終了後、水(200ml)を加
え、酢酸エチル(200ml)で抽出した。有機層は飽
和食塩水(200ml)で洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ム上で乾燥後、濾過、濃縮し、粗生成物を得た。この粗
生成物をシリカゲル(50g)を用い、ヘキサン:酢酸
エチル(30:1→20:1)でカラム精製することに
より目的物である(6R)―6―[(4S,7aS)―
4―ベンゾイルオキシ―7a―メチルインデン―1―イ
ル]―2―オキソヘプタン(5)(298mg、0.8
0mmol、71%)を得た。
【0047】1H NMR(CDCl3 ,ppm)δ;
0.95(3H,d,J=6Hz),1.04(3H,
s),1.05〜2.15(16H,m),2.14
(3H,s),2.30〜2.50(2H,m),5.
35〜5.45(1H,m),7.40〜7.60(3
H,m),8.00〜8.10(2H,m) [実施例5]
【0048】
【化20】
【0049】(6R)―6―[(4S,7aS)―4―
ベンゾイルオキシ―7a―メチルインデン―1―イル]
―2―オキソヘプタン(5)(40mg、0.11mm
ol)をTHF(1ml)に溶解し、氷冷下、メチルマ
グネシウムブロミドの0.93M THF溶液(0.8
ml、0.74mmol)を滴下した。室温で2時間攪
拌後、飽和塩化アンモニウム水溶液(20ml)を加
え、酢酸エチル(15ml×2)で抽出した。有機層は
飽和食塩水(200ml)で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウム上で乾燥後、濾過、濃縮し、粗生成物を得た。得ら
れた粗生成物に4N 水酸化カリウムのメタノール溶液
(4.5ml)および水(0.5ml)を加え、1.5
時間加熱還流した。放冷後、水(35ml)を加え、酢
酸エチル(35ml×2)で抽出した。有機層は飽和硫
酸水素カリウム水溶液および飽和食塩水(各70ml)
で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥後、濾過、濃
縮し、粗生成物を得た。シリカゲル(50g)を用い、
ヘキサン:酢酸エチル(30:1→20:1)でカラム
精製することにより目的物である(6R)―6―[(4
S,7aS)―4―ヒドロキシ―7a―メチルインデン
―1―イル]―2―メチルヘプタン―2―オール(6)
(23mg、0.08mmol、75%)を得た。
【0050】1H NMR(CDCl3 ,ppm)δ;
0.89(3H,d,J=6Hz),0.92(3H,
s),1.00〜2.05(18H,m),1.19
(6H,s),4.05〜4.10(3H,m)
【0051】
【発明の効果】以上示した反応は、すべて操作が容易で
あり、かつ収率も比較的高い。従って、本発明は、短工
程で、効率が良く、簡便な1α,25―ジヒドロキシビ
タミンD3 の合成におけるCD環部の合成中間体の製造
法を提供するものである。また、本明細書に記載のイン
デン化合物は他のビタミンD3 誘導体の合成中間体とし
ての利用も可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 201/06 C07C 201/06 205/41 9450−4H 205/41 C07F 7/18 C07F 7/18 A

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(I) 【化1】 [式中、Rは水素原子、炭素数2〜8のアシル基、また
    はトリ(炭素数1〜6の炭化水素基)置換シリル基を表
    わす。]で表わされるインデン化合物。
  2. 【請求項2】 上記式(I)において、Rがベンゾイル
    基である請求項1に記載のインデン化合物。
  3. 【請求項3】 下記式(II) 【化2】 [式中、Rは上記式(I)における定義に同じであ
    る。]で表わされるインデン化合物。
  4. 【請求項4】 上記式(II)において、Rがベンゾイル
    基である請求項3に記載のインデン化合物。
  5. 【請求項5】 下記式(III ) 【化3】 [式中、Rは上記式(I)における定義に同じであ
    る。]で表わされるインデン化合物。
  6. 【請求項6】 上記式(III )において、Rがベンゾイ
    ル基である請求項5に記載のインデン化合物。
  7. 【請求項7】 上記式(II)または(III )で表わされ
    るインデン化合物を、下記式(IV) 【化4】 [式中、Rは上記式(I)における定義に同じであ
    る。]で表わされる化合物に変換した後、メチル化剤を
    作用させ、必要により水酸基の保護基を除去させること
    を特徴とする下記式(V) 【化5】 [式中、R′は水素原子、炭素数2〜8のアシル基、ま
    たはトリ(炭素数1〜6の炭化水素基)置換シリル基を
    表わす。]で表わされるインデン誘導体の製造法。
  8. 【請求項8】 上記式(II)または(III )、および
    (IV)におけるRがベンゾイル基であり、上記式(V)
    におけるR′が水素原子である請求項7に記載のインデ
    ン誘導体の製造法。
  9. 【請求項9】 下記式(VI) 【化6】 [式中、Rは上記式(I)における定義に同じであ
    る。]で表わされる化合物にニトロエタンを反応させる
    ことを特徴とする上記式(I)で表わされるインデン化
    合物の製造法。
  10. 【請求項10】 上記式(I)および(VI)におけるR
    がベンゾイル基である請求項9に記載のインデン化合物
    の製造法。
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