JPH0836267A - 小径有機系感光ドラムの浸漬塗布方法 - Google Patents

小径有機系感光ドラムの浸漬塗布方法

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JPH0836267A
JPH0836267A JP19134394A JP19134394A JPH0836267A JP H0836267 A JPH0836267 A JP H0836267A JP 19134394 A JP19134394 A JP 19134394A JP 19134394 A JP19134394 A JP 19134394A JP H0836267 A JPH0836267 A JP H0836267A
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JP
Japan
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cap
drum
coating
dip
dip coating
Prior art date
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Application number
JP19134394A
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English (en)
Inventor
Yuichi Yashiki
雄一 矢敷
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 下端部の塗膜の除去工程が不要なOPCドラ
ムの浸漬塗布方法を提供する。 【構成】 浸漬塗布方法によって直径30mm以下の有
機系感光ドラムを製造するに際して、ドラム基体の下端
部に樹脂またはゴム製のキャップを嵌めて浸漬塗布を行
い、浸漬塗布終了後にキャップを外すことにより下端部
に不塗布部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有機系感光ドラム(以
下、OPCドラムと略す)を浸漬塗布方法によって製造
する際に、下端部を露出させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】OPCドラムは、浸漬塗布方法によって
アルミニウムパイプ上に感光層等が塗設され、複写機や
プリンター等に広く使用されている。使用時にOPCド
ラム表面の静電潜像を現像する際、OPCドラムと現像
ロールとの距離は、現像性能をよくするために、常に一
定に保持されていなければならない。そのため、通常
は、ドラムの端部にコロを当接したり、カラーリングで
保持する方法が採用されている。その場合、コロやカラ
ーリングが当接される部分は、摺擦を受けるので、ドラ
ム基体上に感光層が存在すると、摺擦を受ける部分の感
光層が不均一に剥離したり、摩耗したりするという問題
がある。そこで、その部分には感光層を形成しないでお
くか、または感光層を除去することが必要となる。感光
層を存在させなくするための方法としては、例えば、特
開昭60−97361号公報に記載されているようにブ
ラシで塗膜を剥離する方法、特開昭60−194459
号公報等に記載されているようにクリーニングテープで
清拭する方法等、各種の方法が知られている。
【0003】浸漬塗布方法によって塗膜を形成する場
合、下端部も含め、ドラム基体全面に塗膜を形成し、後
で不要部分を拭う方法では、拭う工数が余分にかかり、
また、その為の設備も必要になる。また、直径30mm
以下の小径OPCドラムでは、小径であるがゆえに、ド
ラム基体を支持するのが困難になり、きれいに拭うこと
ができないという問題点もあった。本発明は、従来の技
術における上記のような問題点を解決することを目的と
してなされたものである。すなわち、本発明の目的は、
下端部の塗膜の除去工程が不要なOPCドラムの浸漬塗
布方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、小径ドラムを
塗布液に垂直に浸漬する場合、その底面積が小さくなる
ために、塗布中に浸漬しても底面にかかる圧力は小さい
という事実に着目し、簡単な構造のキャップを嵌合して
も十分に圧力に耐えられことを見出だし本発明を完成し
た。本発明は、浸漬塗布方法によって直径30mm以下
のOPCドラムを製造するに際して、ドラム基体の下端
部に樹脂またはゴム製のキャップをはめて浸漬塗布を行
い、浸漬塗布終了後にキャップを外すことにより下端部
に不塗布部を設けることを特徴とする。
【0005】以下、本発明を図面を参照して詳細に説明
する。図1は、本発明の浸漬塗布方法を説明するための
ものであって、小径のドラム基体1の下端部に、キャッ
プ2を嵌め込み、ドラム基体を浸漬塗布装置の支持部材
3に支持して、塗布槽5中の塗布液に浸漬する。塗布液
は、図示しない循環装置によって塗料供給口6から塗布
槽に導入され、塗布槽上部でオーバーフローして、受け
皿7に流れ、集められて循環する。
【0006】上記の場合、キャップは、ドラム基体下端
部に、塗膜不要部分の長さ分が隠蔽されるような深さま
で、基体の表側に嵌め込む。その状態で浸漬塗布を行
い、塗布後にキャップを外せばキャップによって隠蔽さ
れていた部分が露出され、不塗布部が形成される。その
際、キャップに液だまりが生じないようにするために、
キャップには、上面になる部分が形成されないように傾
斜面になるようにすればよい。
【0007】キャップの材質としては、柔軟性があり、
塗布する液の溶剤に対して不溶性のものであればよい。
例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエステル等の樹脂、ポリエチレンゴム、ポリプ
ロピレンゴム、塩化ゴム、フッ素ゴム、ポリウレタンゴ
ム、アクリルゴム、シリコーンゴム等のゴム材料があげ
られる。キャップの内径は、ドラム基体の外径よりやや
小さくしておき、キャップがきつめに嵌まるようにする
とよい。浸漬塗布終了後のキャップは、まとめて洗浄し
て再使用すればよい。ドラム基体に複数の層を塗布する
場合には、各層ごとに使用するキャップを別の色に着色
する等して区別しておけば、液の汚染が防止できるので
好ましい。
【0008】キャップの形状としては基体下端部を隠蔽
するものであれば如何なる形状であってもよく、例え
ば、図2(a)〜(d)に示す断面を持つものが使用さ
れる。これらのものの内でも、下側が平面状のもの(図
2(c))よりは、下に凸状部が形成されているもの
(図2(a)、(b)、(d))の方が浸漬塗布後の液
が落下しやすいので好ましい。
【0009】塗布後、取り外したキャップは、洗浄して
再使用することができる。図3は、洗浄を行う場合の装
置であって、取り外したキャップ2は集められて、かご
8に入れ、適当な溶剤、例えば、i−プロピルアルコー
ル、2−ブタノン、トルエン等を入れた超音波洗浄器9
によって洗浄し、再使用に供する。
【0010】
【実施例】以下、実施例によって、本発明を説明する。
なお、「部」は全て「重量部」を意味する。20mmφ
×260mmのアルミニウム製ED(Extrusio
n−Drawing)管を用意した。次に下記成分の塗
料を用意した。 トリブトキシジルコニウム 100部 アセチルアセトネートの50% トルエン溶液(ZL540松本交商社製) γ−アミノプロピルトリメトキシシラン 11部 (A1110、日本ユニカー社製) i−プロピルアルコール 440部 n−ブチルアルコール 220部 上記の塗料を図1に示す塗布槽5に入れて循環させた。
すなわち、循環装置(図示せず)により塗料供給口6か
ら流入させ、塗布槽上部でオーバーフローさせ、受け皿
7で塗料を集め、還流させた。ED管を基体とし、その
下端部にポリプロピレンゴム製のキャップ2を嵌め込ん
で、基体下端部の6mmの深さまで被覆した。なお、キ
ャップ内径は20mmよりやや小さく作製してあり、丁
度基体に嵌まるようになっていた。その状態で基体1を
塗布槽中の塗料4に浸漬し、次いで150mm/分の速
度で引き上げた。引き上げ後、基体からキャップを外し
て、基体を150℃で10分間加熱し、膜厚0.1μm
の下引き層を形成した。キャップは図3に示すように、
かごに入れ、i−プロピルアルコールを入れた超音波洗
浄器により洗浄し、再使用に供した。
【0011】次に、電荷発生層を設けた。すなわち、ポ
リビニルブチラール樹脂(商品名:BM1、積水化学社
製)1部をシクロヘキサノン19部に溶解した。この溶
液に、ジブロムアントアントロン顔料(C.I.ピグメ
ントレッド168)8部、及びトリフルオロ酢酸0.0
2部を混合した。次いで、1mmφガラスビーズを分散
媒としたサンドミルによって分散処理を行った。得られ
た分散液に、更にシクロヘキサノンを加えて、固形分濃
度が約10%の塗料とし、同様に図1に示される浸漬塗
布装置によって塗布した。すなわち、下引き層の場合と
同様に基体下端部にキャップを嵌めて、基体下端から6
mm幅の部分を覆い、塗布槽中の塗料に浸漬し、150
mm/分で引き上げた後、キャップを外し、100℃で
10分間乾燥して、膜厚0.8μmの電荷発生層を形成
した。キャップはやはり図3のようにして、2−ブタノ
ンを用いて洗浄した。
【0012】更に形成された電荷発生層の上に、電荷輸
送層を形成した。すなわち、N,N′−ジフェニル−
N,N′−ビス(3−メチルフェニル)−[1,1′−
ビフェニル]−4,4′−ジアミン4部を電荷輸送材料
とし、ポリカーボネートZ樹脂6部と共にモノクロロベ
ンゼン40部に溶解させた。得られた溶液を、図1に示
す浸漬塗布装置にて塗布した。すなわち、基体下端部に
上記の場合と同様にキャップを嵌め、塗布槽に浸漬し、
100mm/分で引き上げた後、キャップをはずし、1
15℃で30分間乾燥し、膜厚18μm厚の電荷輸送層
を形成した。キャップは図3のようにして、トルエンを
用いて洗浄した。なお、キャップは下引き層用、電荷発
生層用、電荷輸送層用それぞれに別個に着色したものを
用いた。なお、上記各層の浸漬塗布時には、基体上端部
から6mmを残して浸漬した。その結果、上端から6m
mの部分に不塗布部が形成された。また、下端部は上記
のように、各層の塗布ごとにキャップを嵌めたので、上
端部の場合と同様に6mm幅の不塗布部が形成された。
このようにして、両端部にアルミニウム面が露出したO
PCドラムを製造することができた。また、この製造方
法により、30mmφのOPCドラムも同様に製造する
ことができた。
【0013】比較例 基体として、60mmφ×260mmのアルミニウムパ
イプを用意した。この下端部に上記実施例と同様にポリ
プロピレンゴム製のキャップを、下端部から6mmの深
さまで嵌めた。そして下引き層溶液に浸漬したところ、
図4に示すように、大径のドラム基体11に嵌めた大径
キャップ12は、その下側部が液の圧力により変形し、
そのために、キャップの基体下端部の被覆部分に隙間が
生じた。液の圧力によってキャップが落下することはな
かったが、基体下部には塗布液が付着し、綺麗な露出部
は形成されなかった。キャップが変形しないような厚肉
のキャップを使用したところ、キャップの自重により、
6mm程度の嵌め込み深さでは、キャップが容易に落下
した。
【0014】
【発明の効果】ドラム基体の下端部にキャップを嵌めて
塗布することにより、ドラム基体の下端部に不塗布部を
容易に形成することができる。そのため、下端部表面の
塗膜除去装置が不要となるほか、ドラム基体の内側にも
塗料が回り込むこともないので、内面の清拭工程も不要
となり、OPCドラムの製造設備の簡略化をもたらすこ
とができ、したがってまた、OPCドラムの作製コスト
を低下することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の浸漬塗布方法の概略説明図である。
【図2】 本発明に使用する各種キャップの断面図であ
る。
【図3】 キャップの洗浄装置の一例の斜視図である。
【図4】 比較例の浸漬塗布方法を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
1…小径のドラム基体、2…キャップ、3…支持部材、
4…塗料、5…塗布槽、6…塗料供給口、7…オーバー
フロー受け皿、8…かご、9…超音波洗浄器、11…大
径のドラム基体、12…大径キャップ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浸漬塗布方法によって直径30mm以下
    の有機系感光ドラムを製造するに際して、ドラム基体の
    下端部に樹脂またはゴム製のキャップを嵌めて浸漬塗布
    を行い、浸漬塗布終了後にキャップを外すことにより下
    端部に不塗布部を設けることを特徴とする浸漬塗布方
    法。
JP19134394A 1994-07-22 1994-07-22 小径有機系感光ドラムの浸漬塗布方法 Pending JPH0836267A (ja)

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JP19134394A JPH0836267A (ja) 1994-07-22 1994-07-22 小径有機系感光ドラムの浸漬塗布方法

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JP19134394A Pending JPH0836267A (ja) 1994-07-22 1994-07-22 小径有機系感光ドラムの浸漬塗布方法

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