JPH0836807A - 磁気テープ装置 - Google Patents
磁気テープ装置Info
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- JPH0836807A JPH0836807A JP6174939A JP17493994A JPH0836807A JP H0836807 A JPH0836807 A JP H0836807A JP 6174939 A JP6174939 A JP 6174939A JP 17493994 A JP17493994 A JP 17493994A JP H0836807 A JPH0836807 A JP H0836807A
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- tape
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- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
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- G11B15/46—Controlling, regulating, or indicating speed
- G11B15/467—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven
- G11B15/4673—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating
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- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
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- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/43—Control or regulation of mechanical tension of record carrier, e.g. tape tension
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】シングルリール・カートリッジをヘリカルスキ
ャン方式に適合させる。 【構成】シングルリールのカートリッジ46を投入し、
ロータリヘッド44を用いたヘリカルスキャン方式で再
生記録する。磁気テープ48のコントロールトラック
に、固定ヘッド40によって、コントロールトラックの
記録信号からコントロールパルスを再生し、リポジショ
ン動作や高速サーチをコントロールパルスに基づいて制
御する。キャプスタンモータのトルクリップルを予め測
定し、テープ走行時に、測定結果に基づき1回転のトル
ク変化を低減するようにモータ駆動電流を補正し、ワウ
・フラッタを改善する。またホールセンサによるモータ
コイルの切替タイミングを早めてトルク変動を抑える。
更に、PWM制御のオフタイミングで回生ブレーキ回路
を形成し、この分のトルク低下でテープバックテンショ
ンを作る。さらにカートリッジ投入時のテープスレッド
とテープラップを同時に並行して行う。
ャン方式に適合させる。 【構成】シングルリールのカートリッジ46を投入し、
ロータリヘッド44を用いたヘリカルスキャン方式で再
生記録する。磁気テープ48のコントロールトラック
に、固定ヘッド40によって、コントロールトラックの
記録信号からコントロールパルスを再生し、リポジショ
ン動作や高速サーチをコントロールパルスに基づいて制
御する。キャプスタンモータのトルクリップルを予め測
定し、テープ走行時に、測定結果に基づき1回転のトル
ク変化を低減するようにモータ駆動電流を補正し、ワウ
・フラッタを改善する。またホールセンサによるモータ
コイルの切替タイミングを早めてトルク変動を抑える。
更に、PWM制御のオフタイミングで回生ブレーキ回路
を形成し、この分のトルク低下でテープバックテンショ
ンを作る。さらにカートリッジ投入時のテープスレッド
とテープラップを同時に並行して行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロータリヘッドを用い
てデータを記録再生するヘリカルスキャン方式の磁気テ
ープ装置に関し、特に、シングルリールの磁気テープカ
ートリッジを使用する磁気テープ装置に関する。
てデータを記録再生するヘリカルスキャン方式の磁気テ
ープ装置に関し、特に、シングルリールの磁気テープカ
ートリッジを使用する磁気テープ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークステーションの分野を中心
として、磁気テープ装置が使用されている。この種の磁
気テープ装置は、テープ媒体として、マシンリールとフ
ァイルリールを内蔵した8mmカセットやデジタル・オ
ーディオ・テープ(DAT)を使用している。
として、磁気テープ装置が使用されている。この種の磁
気テープ装置は、テープ媒体として、マシンリールとフ
ァイルリールを内蔵した8mmカセットやデジタル・オ
ーディオ・テープ(DAT)を使用している。
【0003】しかし、8mmカセットやDATカセット
は、主に音声や映像のデジタル記録のために作られたも
のであり、コンピュータ用の磁気テープ媒体としては扱
いづらい面がある。コンピュータ用としては、国際標準
として知られたシングルリールタイプの3480カート
リッジテープが使用されている。従来、3480カート
リッジテープを使用した磁気テープ装置は、固定ヘッド
を使用して情報の記録再生を行っている。しかし、8m
mカセットやデータカセットの分野では、記録密度を引
き上げるため、ロータリヘッドを使用したヘリカルスキ
ャン方式の磁気テープ装置が実用化されている。この動
きに併せ、コンピュータの分野においても、3480カ
ートリッジテープを使用した磁気テープ装置にヘリカル
スキャン方式を採用する動きが見られる。
は、主に音声や映像のデジタル記録のために作られたも
のであり、コンピュータ用の磁気テープ媒体としては扱
いづらい面がある。コンピュータ用としては、国際標準
として知られたシングルリールタイプの3480カート
リッジテープが使用されている。従来、3480カート
リッジテープを使用した磁気テープ装置は、固定ヘッド
を使用して情報の記録再生を行っている。しかし、8m
mカセットやデータカセットの分野では、記録密度を引
き上げるため、ロータリヘッドを使用したヘリカルスキ
ャン方式の磁気テープ装置が実用化されている。この動
きに併せ、コンピュータの分野においても、3480カ
ートリッジテープを使用した磁気テープ装置にヘリカル
スキャン方式を採用する動きが見られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シング
ルリールの3480カセットテープを使用するヘリカル
スキャン方式の磁気テープ装置について、従来、オーデ
ィオ用として実用化されているヘリカルスキャン方式の
磁気テープ装置の技術を適用することは、使用方法、顧
客ニーズが異なり、データ処理用としての性能を十分に
満たすことができなかった。
ルリールの3480カセットテープを使用するヘリカル
スキャン方式の磁気テープ装置について、従来、オーデ
ィオ用として実用化されているヘリカルスキャン方式の
磁気テープ装置の技術を適用することは、使用方法、顧
客ニーズが異なり、データ処理用としての性能を十分に
満たすことができなかった。
【0005】例えば、記録済みのトラックを再度、記録
又は再生のためにヘッドに位置付けるリポジション動作
(一種のリトライ動作)の場合、オーディオ用では、リ
ポジション動作を画像と音声の処理を行いながら実施す
るため、ヘリカルトラック内にあるブロックIDをもと
に位置合わせを行っている。このため再生データからブ
ロックIDアドレスを認識する再生回路部との連携が必
要になる。
又は再生のためにヘッドに位置付けるリポジション動作
(一種のリトライ動作)の場合、オーディオ用では、リ
ポジション動作を画像と音声の処理を行いながら実施す
るため、ヘリカルトラック内にあるブロックIDをもと
に位置合わせを行っている。このため再生データからブ
ロックIDアドレスを認識する再生回路部との連携が必
要になる。
【0006】しかし、コンピュータ用では、記録再生を
ブロックというデータ単位で扱っている。このため最小
ブロック長をヘリカルトラック長に設定すれば、全てヘ
リカルトラック単位で扱うことが可能となる。このた
め、ヘリカルトラック内のブロックIDを再生する必要
性は必ずしもない。この問題は、テープの目標位置をヘ
ッドに位置付ける高速サーチにおいても同様である。
ブロックというデータ単位で扱っている。このため最小
ブロック長をヘリカルトラック長に設定すれば、全てヘ
リカルトラック単位で扱うことが可能となる。このた
め、ヘリカルトラック内のブロックIDを再生する必要
性は必ずしもない。この問題は、テープの目標位置をヘ
ッドに位置付ける高速サーチにおいても同様である。
【0007】従って、本発明の目的は、ヘリカルトラッ
クを再生することなく、リポジションやテープの高速サ
ーチを可能とするシングルリールタイプのカートリッジ
テープを用いた磁気テープ装置を提供する。またヘリカ
ルスキャン方式にあっても、ロータリヘッドに対するテ
ープ送りはキャプスタンをモータ駆動して行っており、
キャプスタンモータの回転で起きるトルクリップルは、
装置性能のひとつであるテープ走行のワウ・フラッタ
(速度変動)に影響し、装置互換性を左右する。そのた
めキャプスタンモータの回転トルクリップルを抑制する
ことが、テープ走行系の大きな課題である。
クを再生することなく、リポジションやテープの高速サ
ーチを可能とするシングルリールタイプのカートリッジ
テープを用いた磁気テープ装置を提供する。またヘリカ
ルスキャン方式にあっても、ロータリヘッドに対するテ
ープ送りはキャプスタンをモータ駆動して行っており、
キャプスタンモータの回転で起きるトルクリップルは、
装置性能のひとつであるテープ走行のワウ・フラッタ
(速度変動)に影響し、装置互換性を左右する。そのた
めキャプスタンモータの回転トルクリップルを抑制する
ことが、テープ走行系の大きな課題である。
【0008】さらに、キャプスタンモータには、通常、
ホールセンサを内蔵した3相のブラシレスDCモータを
使用して電流指示電圧に応じたパルス幅制御を行ってい
る。このブラシレスDCモータは、3相のコイル切替え
を、コイル毎に設けたホールセンサからの検出信号に同
期して行っている。しかし、ホールセンサに同期したコ
イル相の切替えにあっては、FET等のスイッチング素
子を切替えてから実際にコイルに流れる電流が立ち上が
るまでに、若干の時間遅れがある。
ホールセンサを内蔵した3相のブラシレスDCモータを
使用して電流指示電圧に応じたパルス幅制御を行ってい
る。このブラシレスDCモータは、3相のコイル切替え
を、コイル毎に設けたホールセンサからの検出信号に同
期して行っている。しかし、ホールセンサに同期したコ
イル相の切替えにあっては、FET等のスイッチング素
子を切替えてから実際にコイルに流れる電流が立ち上が
るまでに、若干の時間遅れがある。
【0009】このため実際のコイル電流の切替えタイミ
ングは、ホールセンサの切替タイミングに対し遅れを生
じ、これがトルク変動となって表われる。このようなコ
イル切替タイミングの遅れによるトルク変動は、テープ
走行系に設けているロータリヘッドのドラムモータ、カ
セットのファイルリールモータ、及びマシンリールモー
タについても同様であり、テープ走行のワウ・フラッタ
(速度変動)に影響を及ぼしている。
ングは、ホールセンサの切替タイミングに対し遅れを生
じ、これがトルク変動となって表われる。このようなコ
イル切替タイミングの遅れによるトルク変動は、テープ
走行系に設けているロータリヘッドのドラムモータ、カ
セットのファイルリールモータ、及びマシンリールモー
タについても同様であり、テープ走行のワウ・フラッタ
(速度変動)に影響を及ぼしている。
【0010】従って、本発明は、テープ走行系統に設け
ているモータのトルクリップルを抑えてワウ・フラッタ
を低減するシングルリールタイプのカートリッジテープ
を用いた磁気テープ装置を提供する。更に、ヘリカルス
キャン方式の磁気テープ装置は、テープ媒体の走行耐久
性を伸ばすため、テープ走行系のテープテンションを数
十g、望ましくは30g以下に抑える必要がある。この
テープテンションは、固定ヘッド方式の磁気テープ装置
に比べて、1/10以下となる。
ているモータのトルクリップルを抑えてワウ・フラッタ
を低減するシングルリールタイプのカートリッジテープ
を用いた磁気テープ装置を提供する。更に、ヘリカルス
キャン方式の磁気テープ装置は、テープ媒体の走行耐久
性を伸ばすため、テープ走行系のテープテンションを数
十g、望ましくは30g以下に抑える必要がある。この
テープテンションは、固定ヘッド方式の磁気テープ装置
に比べて、1/10以下となる。
【0011】テープを定速走行させている状態でのテン
ションコントロールは、巻取り側のリールモータの駆動
電流に対し、供給側(巻出し側)のリールモータの駆動
電流を、テンション分少なくすることで、所謂バックテ
ンションコントロールを行っている。しかし、定速制御
におけるリールモータの駆動電流は比較的低く、例えば
8ビットのDAコンバータによる電流指示データ値で見
ると、下位2〜3ビットの制御範囲しかない。このた
め、2〜3ビット程度の分解能でテープテンションを数
十g以下とするように供給側リールモータの駆動電流を
微妙に制御することは無理がある。勿論、分解能の16
ビット、32ビットといったDAコンバータを使用する
ことも考えられるが、コストパフォーマンスが大幅に低
下する。
ションコントロールは、巻取り側のリールモータの駆動
電流に対し、供給側(巻出し側)のリールモータの駆動
電流を、テンション分少なくすることで、所謂バックテ
ンションコントロールを行っている。しかし、定速制御
におけるリールモータの駆動電流は比較的低く、例えば
8ビットのDAコンバータによる電流指示データ値で見
ると、下位2〜3ビットの制御範囲しかない。このた
め、2〜3ビット程度の分解能でテープテンションを数
十g以下とするように供給側リールモータの駆動電流を
微妙に制御することは無理がある。勿論、分解能の16
ビット、32ビットといったDAコンバータを使用する
ことも考えられるが、コストパフォーマンスが大幅に低
下する。
【0012】また供給リール側にバネを用いて機械的に
バックテンションをかけている装置も多いが、これでは
正確なテンションコントロールができず、またテンショ
ン変動によってスピード変動やワウ・フラッタが発生し
てしまう。従って本発明の他の目的は、モータのドライ
バ段の制御で微妙なバックテンションの制御を可能にす
るシングルリールタイプのカートリッジテープを用いた
磁気テープ装置を提供する。
バックテンションをかけている装置も多いが、これでは
正確なテンションコントロールができず、またテンショ
ン変動によってスピード変動やワウ・フラッタが発生し
てしまう。従って本発明の他の目的は、モータのドライ
バ段の制御で微妙なバックテンションの制御を可能にす
るシングルリールタイプのカートリッジテープを用いた
磁気テープ装置を提供する。
【0013】更に、シングルリールのカートリッジを用
いたヘリカルスキャン方式の磁気テープ装置では、カー
トリッジを投入すると、テープ端に固定されているリー
ダブロックをスレッダが保持し、マシンリールまで運ん
でリール中心に固定するテープスレッド動作を行う。次
に、後退位置にある可動ガイドが磁気テープをロータリ
ヘッドに巻き付けるテープラップ動作を行う。
いたヘリカルスキャン方式の磁気テープ装置では、カー
トリッジを投入すると、テープ端に固定されているリー
ダブロックをスレッダが保持し、マシンリールまで運ん
でリール中心に固定するテープスレッド動作を行う。次
に、後退位置にある可動ガイドが磁気テープをロータリ
ヘッドに巻き付けるテープラップ動作を行う。
【0014】しかし、従来は、テープロード終了まで
に、テープスレッド動作とテープラップ動作が順番に行
われているため、カートリッジ投入から再生または記録
レデイ状態に達するまでに時間がかかる問題があった。
従って、本発明の他の目的は、カートリッジ投入から記
録再生がレディ状態となるまでのロード時間を短縮する
処理性能を可能にするシングルリールタイプのカートリ
ッジテープを用いた磁気テープ装置を提供する。
に、テープスレッド動作とテープラップ動作が順番に行
われているため、カートリッジ投入から再生または記録
レデイ状態に達するまでに時間がかかる問題があった。
従って、本発明の他の目的は、カートリッジ投入から記
録再生がレディ状態となるまでのロード時間を短縮する
処理性能を可能にするシングルリールタイプのカートリ
ッジテープを用いた磁気テープ装置を提供する。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。尚、()内は実施例図面名の符号である。ま
ず本発明の磁気テープ装置は、シングルリールに磁気テ
ープ(48)を装着したカートリッジ(46)を、ファ
イルリール45としてローディングして装置側のマシン
リール(70)に巻き出し(スレッド)、ファイルリー
ル45とマシンリール70の回転駆動により磁気テープ
(48)を走行させるテープ走行機構を備える。磁気テ
ープ(48)の記録再生は、ロータリヘッド44を用い
たヘリカルスキャン方式で行う。
図である。尚、()内は実施例図面名の符号である。ま
ず本発明の磁気テープ装置は、シングルリールに磁気テ
ープ(48)を装着したカートリッジ(46)を、ファ
イルリール45としてローディングして装置側のマシン
リール(70)に巻き出し(スレッド)、ファイルリー
ル45とマシンリール70の回転駆動により磁気テープ
(48)を走行させるテープ走行機構を備える。磁気テ
ープ(48)の記録再生は、ロータリヘッド44を用い
たヘリカルスキャン方式で行う。
【0016】ここで、テープ走行機構には、磁気テープ
を一定速度で送るキャプスタンモータ20、ファイルリ
ール45を駆動するファイルリールモータ28、及びマ
シンリール(70)を駆動するマシンリールモータ32
が設けられ、更に、ロータリヘッド44はドラムモータ
14で定速回転させる。モータは、ホールセンサ付きの
3相ブラシレスDCモータを使用する。モータドライバ
は、ホールセンサの検出信号に同期したコイル切替えを
行なう。同時に、切替えたコイルには、電流指示電圧
(電流ゲイン信号)に応じたパルス幅制御により駆動電
流を流す。
を一定速度で送るキャプスタンモータ20、ファイルリ
ール45を駆動するファイルリールモータ28、及びマ
シンリール(70)を駆動するマシンリールモータ32
が設けられ、更に、ロータリヘッド44はドラムモータ
14で定速回転させる。モータは、ホールセンサ付きの
3相ブラシレスDCモータを使用する。モータドライバ
は、ホールセンサの検出信号に同期したコイル切替えを
行なう。同時に、切替えたコイルには、電流指示電圧
(電流ゲイン信号)に応じたパルス幅制御により駆動電
流を流す。
【0017】このような磁気テープ装置につき本発明
は、情報記録時に、磁気テープのコントロールトラック
に、固定ヘッド(コントロールヘッド)40によって、
ヘリカルトラックの開始位置を示すコントロール信号を
記録する。また情報の再記録時又は記録後の再生時に、
固定ヘッド40により、コントロールトラックの記録信
号からコントロールパルスを再生する。そして、リポジ
ション部142は、記録又は再生時における前記磁気テ
ープ48のロータリヘッド部44への位置付け動作を、
固定ヘッド40で再生されるコントロールパルスに基づ
いて制御する。このリポジション処理部142は、第1
カウンタ(400)によってコントロールパルスをテー
プ走行方向に応じた加算又は減算によりテープ走行位置
を示すカウント値(C1)を計数している。同時に第2
カウンタ(402)によってコントロールパルスを計数
しているが、第2カウンタ(402)は、上位制御部1
2からリポジション実行信号(Reposition Go )を受け
た時に、計数動作を停止してカウント値(C2)をラッ
チする。
は、情報記録時に、磁気テープのコントロールトラック
に、固定ヘッド(コントロールヘッド)40によって、
ヘリカルトラックの開始位置を示すコントロール信号を
記録する。また情報の再記録時又は記録後の再生時に、
固定ヘッド40により、コントロールトラックの記録信
号からコントロールパルスを再生する。そして、リポジ
ション部142は、記録又は再生時における前記磁気テ
ープ48のロータリヘッド部44への位置付け動作を、
固定ヘッド40で再生されるコントロールパルスに基づ
いて制御する。このリポジション処理部142は、第1
カウンタ(400)によってコントロールパルスをテー
プ走行方向に応じた加算又は減算によりテープ走行位置
を示すカウント値(C1)を計数している。同時に第2
カウンタ(402)によってコントロールパルスを計数
しているが、第2カウンタ(402)は、上位制御部1
2からリポジション実行信号(Reposition Go )を受け
た時に、計数動作を停止してカウント値(C2)をラッ
チする。
【0018】第2カウント部(402)でラッチしたカ
ウント値(C2)から所定の停止遅延距離(Sd)を差
し引くと、リポジョン位置を示すカウント値(C0)が
算出される。そこで、リポジション実行信号を受けた際
に、定速走行中の磁気テープを停止後に逆方向に走行さ
せ、逆方向への定速走行中に第1カウンタ(400)の
カウント値(C1)がリポジション位置のカウント値
(C0)を通過したらテープ走行を停止して元の方向に
定速走行させる。
ウント値(C2)から所定の停止遅延距離(Sd)を差
し引くと、リポジョン位置を示すカウント値(C0)が
算出される。そこで、リポジション実行信号を受けた際
に、定速走行中の磁気テープを停止後に逆方向に走行さ
せ、逆方向への定速走行中に第1カウンタ(400)の
カウント値(C1)がリポジション位置のカウント値
(C0)を通過したらテープ走行を停止して元の方向に
定速走行させる。
【0019】この磁気テープを戻した後の定速走行中
に、第1カウンタ(400)のカウント値(C1)がリ
ポジョン位置のカウント値(C0)に一致した時に、完
了通知部(412)が上位制御部12にリポジション完
了信号を通知して記録又は再生を行わせることになる。
走行制御部(410)は、リポジション実行信号を受け
た際のテープ走行は、リニアスローの加減速制御とす
る。即ち、リポジション実行信号を受けたら、定速走行
中の磁気テープを所定距離、定速走行してから減速制御
して停止する。この停止後に逆方向に加速制御して定速
走行させ、更に、リポジション位置の通過後に、所定距
離定速走行してから減速制御して停止し、更に停止後に
元の走行方向に加速制御して定速走行させる。
に、第1カウンタ(400)のカウント値(C1)がリ
ポジョン位置のカウント値(C0)に一致した時に、完
了通知部(412)が上位制御部12にリポジション完
了信号を通知して記録又は再生を行わせることになる。
走行制御部(410)は、リポジション実行信号を受け
た際のテープ走行は、リニアスローの加減速制御とす
る。即ち、リポジション実行信号を受けたら、定速走行
中の磁気テープを所定距離、定速走行してから減速制御
して停止する。この停止後に逆方向に加速制御して定速
走行させ、更に、リポジション位置の通過後に、所定距
離定速走行してから減速制御して停止し、更に停止後に
元の走行方向に加速制御して定速走行させる。
【0020】リポシジョン動作において、走行制御部
(410)は、テープ走行機構のキャプスタンモータ2
0、ファイルリールモータ28およびマシンリールモー
タ32を制御することになる。高速サーチを実現するた
め、本発明のデータ処理用磁気テープ装置は、所定長の
データブロックの数を示すブロックIDで指示された目
標位置までの走行距離を、固定ヘッド40からのコント
ロールパルスのカウント値(C1)から計算して、高速
サーチ動作を行う高速サーチ部を有する。
(410)は、テープ走行機構のキャプスタンモータ2
0、ファイルリールモータ28およびマシンリールモー
タ32を制御することになる。高速サーチを実現するた
め、本発明のデータ処理用磁気テープ装置は、所定長の
データブロックの数を示すブロックIDで指示された目
標位置までの走行距離を、固定ヘッド40からのコント
ロールパルスのカウント値(C1)から計算して、高速
サーチ動作を行う高速サーチ部を有する。
【0021】この高速サーチ部は、コントロールパルス
のカウント値(C1)を、1ブロック長当りのコントロ
ールパルスの数Mで割ってブロックID信号を復調する
ブロックID復調部(502)を有し、目標位置のブロ
ックIDから現在位置のブロックIDを減算した値に、
1ブロック長当りのコントロールパルス数(M)を掛け
合せて、目標位置までの距離を示すコントロールパルス
数(C)を算出する。
のカウント値(C1)を、1ブロック長当りのコントロ
ールパルスの数Mで割ってブロックID信号を復調する
ブロックID復調部(502)を有し、目標位置のブロ
ックIDから現在位置のブロックIDを減算した値に、
1ブロック長当りのコントロールパルス数(M)を掛け
合せて、目標位置までの距離を示すコントロールパルス
数(C)を算出する。
【0022】またワウ・フラッタ性能向上のため本発明
のデータ処理用磁気テープ装置は、電源投入直後の初期
化診断処理の際に、キャプスタンモータ20を一定電流
で低速回転させて1回転分のトルク変化を測定するトル
クリップル測定部(192)を有する。テープ走行時に
は、トルクリップル測定部(192)の測定結果に基づ
き、1回転のトルク変化を低減するようにキャプスタン
モータ(20)に対する駆動電流を補正する。
のデータ処理用磁気テープ装置は、電源投入直後の初期
化診断処理の際に、キャプスタンモータ20を一定電流
で低速回転させて1回転分のトルク変化を測定するトル
クリップル測定部(192)を有する。テープ走行時に
は、トルクリップル測定部(192)の測定結果に基づ
き、1回転のトルク変化を低減するようにキャプスタン
モータ(20)に対する駆動電流を補正する。
【0023】例えば、トルクリップル測定部(192)
は、キャプスタンモータ(20)の駆動電流の検出値
を、モータ回転センサの発生パルスに同期してサンプリ
ングして、1回転の各位置での補正電流値を格納した補
正テーブル(194)を作成し、補正テーブル(19
4)の補正値に基づいてキャプスタンモータ20をフィ
ードフォワード制御する。
は、キャプスタンモータ(20)の駆動電流の検出値
を、モータ回転センサの発生パルスに同期してサンプリ
ングして、1回転の各位置での補正電流値を格納した補
正テーブル(194)を作成し、補正テーブル(19
4)の補正値に基づいてキャプスタンモータ20をフィ
ードフォワード制御する。
【0024】また、ワウ・フラッタ性能向上のため本発
明の磁気テープ装置は、コイル相分のホールセンサを備
えたブラシレスDCモータ用いたキャプスタンモータ2
0のドライバ部に、ホールセンサの検出信号に基づくコ
イル相の切替えタイミングの直前でコイル相を切替える
切替タイミング制御部(184)を設ける。この切替タ
イミング制御部(184)は、ドラムモータ14、ファ
イルリールモータ28、マシンリールモータ32につい
ても同様に設ける。
明の磁気テープ装置は、コイル相分のホールセンサを備
えたブラシレスDCモータ用いたキャプスタンモータ2
0のドライバ部に、ホールセンサの検出信号に基づくコ
イル相の切替えタイミングの直前でコイル相を切替える
切替タイミング制御部(184)を設ける。この切替タ
イミング制御部(184)は、ドラムモータ14、ファ
イルリールモータ28、マシンリールモータ32につい
ても同様に設ける。
【0025】この切替タイミング制御は、定速回転に達
した時のホールセンサの検出信号によるコイル相の切替
間隔を基準間隔としてカウンタで計数し、この基準間隔
から所定値を差し引いたカウント値をコイル相の最初の
切替間隔として切替タイミングを早め、その後は、基準
間隔ごとにコイル相を切替える。更に、テープテンショ
ンをコントロールするため本発明のデータ処理用磁気テ
ープ装置は、テープ供給側のリールモータをブレーキモ
ードで駆動させるブレーキモード設定部(246)を有
する。
した時のホールセンサの検出信号によるコイル相の切替
間隔を基準間隔としてカウンタで計数し、この基準間隔
から所定値を差し引いたカウント値をコイル相の最初の
切替間隔として切替タイミングを早め、その後は、基準
間隔ごとにコイル相を切替える。更に、テープテンショ
ンをコントロールするため本発明のデータ処理用磁気テ
ープ装置は、テープ供給側のリールモータをブレーキモ
ードで駆動させるブレーキモード設定部(246)を有
する。
【0026】ここで、リールモータのドライバは、スタ
ー結線された各コイル毎に、電流を流し込む第1スイッ
チング回路と電流を流し出す第1スイッチング回路を直
列接続したブリッジ回路を有する。巻取時のノーマルモ
ードでは、第1スイッチング回路と第2スイッチング回
路のいずれ一方を、電流制御信号に応じたパルス幅制御
信号とホールセンサの検出信号に基づくコイル切替信号
との論理積信号で駆動し、他方を前記コイル切替信号の
みで駆動している。
ー結線された各コイル毎に、電流を流し込む第1スイッ
チング回路と電流を流し出す第1スイッチング回路を直
列接続したブリッジ回路を有する。巻取時のノーマルモ
ードでは、第1スイッチング回路と第2スイッチング回
路のいずれ一方を、電流制御信号に応じたパルス幅制御
信号とホールセンサの検出信号に基づくコイル切替信号
との論理積信号で駆動し、他方を前記コイル切替信号の
みで駆動している。
【0027】一方、供給時のブレーキモードでは、第1
スイッチング回路と第2スイッチング回路の両方を、パ
ルス幅制御信号とコイル切替信号との論理積信号で同時
に駆動する。この場合、PWMにオフのタイミングで回
生ブレーキ回路が形成され、コイルの充電エネルギで逆
向きの電流を流し、駆動トルクをその分低下させる。更
に、本発明のデータ処理用磁気テープ装置は、ロード制
御部142によって、カートリッジ46のマシンリール
45からファイルリール70に磁気テープ48の先端を
引き出して装着するスレッド機構と、ロータリヘッド4
4にテープを巻き付けるテープラップ機構とを、並行し
て動作させる。
スイッチング回路と第2スイッチング回路の両方を、パ
ルス幅制御信号とコイル切替信号との論理積信号で同時
に駆動する。この場合、PWMにオフのタイミングで回
生ブレーキ回路が形成され、コイルの充電エネルギで逆
向きの電流を流し、駆動トルクをその分低下させる。更
に、本発明のデータ処理用磁気テープ装置は、ロード制
御部142によって、カートリッジ46のマシンリール
45からファイルリール70に磁気テープ48の先端を
引き出して装着するスレッド機構と、ロータリヘッド4
4にテープを巻き付けるテープラップ機構とを、並行し
て動作させる。
【0028】例えば、ロード制御部140は、スレッド
機構の動作開始でタイマを起動し、一定時間後にタイム
アウトでテープラップ機構の動作を開始させる。またロ
ード制御部140は、マシンリール(70)の手前のス
レッド軌跡の位置にセンサを設置し、テープスレッド機
構の動作によりセンサからテープ先端の検出出力が得ら
れた時に、テープラップ機構の動作を開始させる。
機構の動作開始でタイマを起動し、一定時間後にタイム
アウトでテープラップ機構の動作を開始させる。またロ
ード制御部140は、マシンリール(70)の手前のス
レッド軌跡の位置にセンサを設置し、テープスレッド機
構の動作によりセンサからテープ先端の検出出力が得ら
れた時に、テープラップ機構の動作を開始させる。
【0029】更に、ロード制御部140は、ファイルリ
ール45の回転パルスを計数するカウンタを有し、テー
プスレッド機構の動作によりカウンタのカウント値が所
定値に達した時に、テープラップ機構の動作を開始させ
る。更に、テープラップ機構の動作をマシンリール(7
0)の手前の所定位置で機械的に停止させるロック機構
を設け、並行して動作しているテープラップ機構の可動
ローラのラップ完了位置への移動で、ロック機構のロッ
ク状態を機械的に解除してスレッド動作を再開させても
よい。
ール45の回転パルスを計数するカウンタを有し、テー
プスレッド機構の動作によりカウンタのカウント値が所
定値に達した時に、テープラップ機構の動作を開始させ
る。更に、テープラップ機構の動作をマシンリール(7
0)の手前の所定位置で機械的に停止させるロック機構
を設け、並行して動作しているテープラップ機構の可動
ローラのラップ完了位置への移動で、ロック機構のロッ
ク状態を機械的に解除してスレッド動作を再開させても
よい。
【0030】またテープラップ機構は、一対のリンクの
一端を筐体側に軸により回動自在に装着すると共に、中
央部のスライド溝に対するピンの連結で相互にスライド
自在にクロス配置したリンク機構を使用する。筐体側の
ガイド溝に沿って移動可能な一対の可動ガイドは、一通
のリンクの他端に装着される。テープラップモータの回
転はギア機構を介して一方のリンクの軸に伝達され、一
対のリンクを開閉して可動ガイドをラップ開始位置とラ
ップ完了位置の間で移動させる。
一端を筐体側に軸により回動自在に装着すると共に、中
央部のスライド溝に対するピンの連結で相互にスライド
自在にクロス配置したリンク機構を使用する。筐体側の
ガイド溝に沿って移動可能な一対の可動ガイドは、一通
のリンクの他端に装着される。テープラップモータの回
転はギア機構を介して一方のリンクの軸に伝達され、一
対のリンクを開閉して可動ガイドをラップ開始位置とラ
ップ完了位置の間で移動させる。
【0031】
【作用】このような本発明の磁気テープ装置によれば、
次の作用が得られる。まずシングルリールタイプの34
80カートリッジテープを使用したヘリカルスキャン方
式であっても、フォーマット後の最初の記録時に、ヘリ
カルトラックを記録単位として示すコントロール信号の
固定ヘッドにより磁気テープのコントロールトラックに
記録しておき、リポジョン動作の際には、このコントロ
ールトラックのパルスのカウントに基づき、ヘリカルト
ラックのIDを再生することなく、リポジション動作を
行うことができる。
次の作用が得られる。まずシングルリールタイプの34
80カートリッジテープを使用したヘリカルスキャン方
式であっても、フォーマット後の最初の記録時に、ヘリ
カルトラックを記録単位として示すコントロール信号の
固定ヘッドにより磁気テープのコントロールトラックに
記録しておき、リポジョン動作の際には、このコントロ
ールトラックのパルスのカウントに基づき、ヘリカルト
ラックのIDを再生することなく、リポジション動作を
行うことができる。
【0032】また高速サーチについても、同様にコント
ロールトラックのパルスカウントに基づき、目的位置の
高速サーチが簡単にできる。更に、テープ送りを制御す
るキャプスタンモータの回転トルクリップルを事前に測
定し、テープ走行時には、変動分をフィードフォワード
制御により低減させることで、ワウ・フラッタを極力抑
えることができる。同時にテープ走行系統のモータのホ
ールセンサに基づく切替えタイミングを早めることで、
コイルに流れる電流の切替えをホールセンサの切替タイ
ミングに合わせ、このときのトルク変動を抑えてワウ・
フラッタを改善する。
ロールトラックのパルスカウントに基づき、目的位置の
高速サーチが簡単にできる。更に、テープ送りを制御す
るキャプスタンモータの回転トルクリップルを事前に測
定し、テープ走行時には、変動分をフィードフォワード
制御により低減させることで、ワウ・フラッタを極力抑
えることができる。同時にテープ走行系統のモータのホ
ールセンサに基づく切替えタイミングを早めることで、
コイルに流れる電流の切替えをホールセンサの切替タイ
ミングに合わせ、このときのトルク変動を抑えてワウ・
フラッタを改善する。
【0033】またDAコンバータによる電流ケインの制
御では困難な数十g以下という微妙なバックテンション
の制御を、供給側のドライバのPWM制御のオフ・タイ
ミングでコイルの回生ブレーキ回路を形成するようにス
イッチングし、この分だけ供給側のトルクを低減して、
微妙なバックテンションを与えることができる。更に、
カートリッジ投入時に、テープのスレッド動作に平行し
てテープラップ動作を行わせることで、カートリッジ投
入から記録再生待機状態に達するまでの時間を短縮する
ことができる。
御では困難な数十g以下という微妙なバックテンション
の制御を、供給側のドライバのPWM制御のオフ・タイ
ミングでコイルの回生ブレーキ回路を形成するようにス
イッチングし、この分だけ供給側のトルクを低減して、
微妙なバックテンションを与えることができる。更に、
カートリッジ投入時に、テープのスレッド動作に平行し
てテープラップ動作を行わせることで、カートリッジ投
入から記録再生待機状態に達するまでの時間を短縮する
ことができる。
【0034】
<目 次> 1.全体構成 2.リポジション動作 3.高速サーチ動作 4.ワウ・フラッタの低減 (1)トルク・リップルの補正 (2)ブラシレスDCモータのコイル切替タイミングの
制御 5.テープテンションの制御 6.テープロード 1.全体構成 図2は本発明の磁気テープ装置の全体構成である。本発
明の磁気テープ装置は、ドライブユニット10と上位コ
ントローラとして機能するMPU12で構成される。ド
ライブユニット10に対しては、ドラムモータ14、キ
ャプスタンモータ20、ファイルリールモータ28、マ
シンリールモータ32、テープスレッドモータ36、テ
ープラップモータ38が設けられる。
制御 5.テープテンションの制御 6.テープロード 1.全体構成 図2は本発明の磁気テープ装置の全体構成である。本発
明の磁気テープ装置は、ドライブユニット10と上位コ
ントローラとして機能するMPU12で構成される。ド
ライブユニット10に対しては、ドラムモータ14、キ
ャプスタンモータ20、ファイルリールモータ28、マ
シンリールモータ32、テープスレッドモータ36、テ
ープラップモータ38が設けられる。
【0035】ドラムモータ14は、同軸にタコジェネレ
ータ16とパルスジェネレータ18を設けている。タコ
ジェネレータ16は、ドラムモータ14の1回転でパル
ス1つを出力する。このタコジェネレータ16の1回転
当たり1つのパルスを、以下、インデックスパルスとい
う。パルスジェネレータ18は、ドラムモータ14の1
回転当たり例えば500個のパルスを出力する。以下、
パルスジェネレータ18の1回転当たり例えば500個
出力するパルスを、回転パルスという。
ータ16とパルスジェネレータ18を設けている。タコ
ジェネレータ16は、ドラムモータ14の1回転でパル
ス1つを出力する。このタコジェネレータ16の1回転
当たり1つのパルスを、以下、インデックスパルスとい
う。パルスジェネレータ18は、ドラムモータ14の1
回転当たり例えば500個のパルスを出力する。以下、
パルスジェネレータ18の1回転当たり例えば500個
出力するパルスを、回転パルスという。
【0036】キャプスタンモータ20も、インデックス
パルスを出力するタコジェネレータ22と回転パルスを
出力するパルスジェネレータ24を設けている。更に、
2相パルスジェネレータ26が設けられ、位相の異なる
2つのパルスを出力することで、回転方向を認識するこ
とができる。ファイルリールモータ28にはパルスジェ
ネレータ30が設けられ、1回転当たり例えば500パ
ルスを出力する。これに対し、マシンリールモータ32
にはタコジェネレータ34が設けられ、1回転当たり1
つのインデックスパルスを出力する。
パルスを出力するタコジェネレータ22と回転パルスを
出力するパルスジェネレータ24を設けている。更に、
2相パルスジェネレータ26が設けられ、位相の異なる
2つのパルスを出力することで、回転方向を認識するこ
とができる。ファイルリールモータ28にはパルスジェ
ネレータ30が設けられ、1回転当たり例えば500パ
ルスを出力する。これに対し、マシンリールモータ32
にはタコジェネレータ34が設けられ、1回転当たり1
つのインデックスパルスを出力する。
【0037】ここで、ドラムモータ14、キャプスタン
モータ20、ファイルリールモータ28およびマシンリ
ールモータ32のそれぞれは、3相のブラシレスDCモ
ータであり、コイル切替えのタイミングを作り出すた
め、3つのコイル位置に対応して3つのホールセンサを
内蔵している。これに対しテープスレッドモータ36お
よびテープラップモータ38は、ブラシを備えた単相の
DCモータを使用する。更に、ドライブユニット10に
対してはコントロールヘッド40が設けられる。
モータ20、ファイルリールモータ28およびマシンリ
ールモータ32のそれぞれは、3相のブラシレスDCモ
ータであり、コイル切替えのタイミングを作り出すた
め、3つのコイル位置に対応して3つのホールセンサを
内蔵している。これに対しテープスレッドモータ36お
よびテープラップモータ38は、ブラシを備えた単相の
DCモータを使用する。更に、ドライブユニット10に
対してはコントロールヘッド40が設けられる。
【0038】一方、MPU12に対してはリード/ライ
トユニット42が設けられ、リード/ライトユニット4
2はロータリヘッド44を使用して磁気テープに対する
記録再生を行う。このロータリヘッド44はドラムモー
タ14により駆動される。図3は図2のドライブユニッ
ト10の機構構造である。まず、記録媒体としての磁気
テープはカートリッジ46を使用する。このカートリッ
ジ46としては、国際標準で知られた3480カートリ
ッジテープである。カートリッジ46内には、リールに
磁気テープ48が巻かれており、カートリッジ46のリ
ールを装置本体のファイルリールモータの回転軸に装着
してファイルリール45とする。
トユニット42が設けられ、リード/ライトユニット4
2はロータリヘッド44を使用して磁気テープに対する
記録再生を行う。このロータリヘッド44はドラムモー
タ14により駆動される。図3は図2のドライブユニッ
ト10の機構構造である。まず、記録媒体としての磁気
テープはカートリッジ46を使用する。このカートリッ
ジ46としては、国際標準で知られた3480カートリ
ッジテープである。カートリッジ46内には、リールに
磁気テープ48が巻かれており、カートリッジ46のリ
ールを装置本体のファイルリールモータの回転軸に装着
してファイルリール45とする。
【0039】ファイルリール45から引き出された磁気
テープ48の先端は、マシンリール70に固着される。
このカートリッジ46からの磁気テープ48の引出し
は、テープスレッドモータ36のギア330に噛合った
ギア332の回転軸76を中心に回転する回転アーム3
02とガイドアーム300を備えたスレッダ機構316
を使用して行われる。
テープ48の先端は、マシンリール70に固着される。
このカートリッジ46からの磁気テープ48の引出し
は、テープスレッドモータ36のギア330に噛合った
ギア332の回転軸76を中心に回転する回転アーム3
02とガイドアーム300を備えたスレッダ機構316
を使用して行われる。
【0040】磁気テープ48のファイルリール45から
マシンリール70に至るテープ走行経路には、ファイル
リール45側より固定ガイド50、コントロールヘッド
40、キャプスタンローラ52とガイドローラ54、可
動ガイド58、ロータリヘッド44、可動ガイド60、
固定ガイド66、テンションアーム68が設けられてい
る。
マシンリール70に至るテープ走行経路には、ファイル
リール45側より固定ガイド50、コントロールヘッド
40、キャプスタンローラ52とガイドローラ54、可
動ガイド58、ロータリヘッド44、可動ガイド60、
固定ガイド66、テンションアーム68が設けられてい
る。
【0041】ロータリヘッド44はドラムモータで定速
回転され、周囲に4つのヘッド74−1〜74−4を備
えており、この実施例にあっては、可動ガイド58,6
0によって磁気テープ48を180°の範囲に亘って巻
き付けている。当然のことながら、ロータリヘッド44
の回転ドラムは垂直方向に対し所定の傾きをもってお
り、この傾いたドラム面に対する磁気テープ48の通過
で、磁気ヘッド74−1〜74−4によって磁気テープ
を斜めに横切るヘリカルトラックによる記録再生を行
う。
回転され、周囲に4つのヘッド74−1〜74−4を備
えており、この実施例にあっては、可動ガイド58,6
0によって磁気テープ48を180°の範囲に亘って巻
き付けている。当然のことながら、ロータリヘッド44
の回転ドラムは垂直方向に対し所定の傾きをもってお
り、この傾いたドラム面に対する磁気テープ48の通過
で、磁気ヘッド74−1〜74−4によって磁気テープ
を斜めに横切るヘリカルトラックによる記録再生を行
う。
【0042】可動ガイド58,60は、カートリッジ4
6を投入する前はロータリヘッド44から離れたガイド
溝62,64の端部に位置しており、スレッダ機構31
6によるマシンリール70に対する磁気テープ48のス
レッダー動作に伴って、図示の位置に磁気テープ48を
巻き付けるラップ動作を行う。ここで、カートリッジ4
6のファイルリール45はファイルリールモータ28で
駆動され、キャプスタンローラ52はキャプスタンモー
タ20で駆動され、マシンリール70はマシンリールモ
ータ32で駆動され、更にロータリヘッド44はドラム
モータ14で駆動される。また、スレッダ機構316は
テープスレッドモータ36で駆動され、可動ガイド5
8,60はテープラップモータ38で駆動される。
6を投入する前はロータリヘッド44から離れたガイド
溝62,64の端部に位置しており、スレッダ機構31
6によるマシンリール70に対する磁気テープ48のス
レッダー動作に伴って、図示の位置に磁気テープ48を
巻き付けるラップ動作を行う。ここで、カートリッジ4
6のファイルリール45はファイルリールモータ28で
駆動され、キャプスタンローラ52はキャプスタンモー
タ20で駆動され、マシンリール70はマシンリールモ
ータ32で駆動され、更にロータリヘッド44はドラム
モータ14で駆動される。また、スレッダ機構316は
テープスレッドモータ36で駆動され、可動ガイド5
8,60はテープラップモータ38で駆動される。
【0043】これらのモータのうち、ロータリヘッド4
4を回転するドラムモータ14は回転方向が一定方向に
決まっているが、それ以外のモータについては正回転と
逆回転の両方の駆動を行う。図4は図3を側面からみた
構造である。装置本体340の支持プレート342に
は、ファイルリールモータ28、マシンリールモータ3
2が装着される。ファイルリールモータ28の回転軸に
は、外部からローディングされたカートリッジ46が装
着される。マシンリールモータ32の回転軸にはマシン
リール70が装着される。スレッドモータ36は支持プ
レート342上に装着される。
4を回転するドラムモータ14は回転方向が一定方向に
決まっているが、それ以外のモータについては正回転と
逆回転の両方の駆動を行う。図4は図3を側面からみた
構造である。装置本体340の支持プレート342に
は、ファイルリールモータ28、マシンリールモータ3
2が装着される。ファイルリールモータ28の回転軸に
は、外部からローディングされたカートリッジ46が装
着される。マシンリールモータ32の回転軸にはマシン
リール70が装着される。スレッドモータ36は支持プ
レート342上に装着される。
【0044】スレッドモータ36の回転軸にはギア33
0が固定され、ギア330にはギア332が噛合ってい
る。ギア332は回転軸に回転アーム302を装着し、
回転アーム302にはガイドアーム300が連結され
る。ガイドアーム300の先端にはピン304が設けら
れ、カートリッジ46のテープ先端に装着しているリー
ダブロック315に嵌め込まれる。
0が固定され、ギア330にはギア332が噛合ってい
る。ギア332は回転軸に回転アーム302を装着し、
回転アーム302にはガイドアーム300が連結され
る。ガイドアーム300の先端にはピン304が設けら
れ、カートリッジ46のテープ先端に装着しているリー
ダブロック315に嵌め込まれる。
【0045】ロータリヘッド44の背後には、テープラ
ップ用のリンク機構334が設けられる。リンク機構3
34はテープラップモータ38で駆動され、可動ガイド
58,60を、図3のように磁気テープ48をロータリ
ヘッド44に巻き付ける位置に移動する。このリンク機
構334の詳細は後の説明で明かにされる。図5は図2
のドライブユニット10のハードウェア構成である。こ
の実施例にあっては、制御手段としてデジタル・シグナ
ル・プロセッサ(以下「DSP」という)80を使用し
ている。ドラムモータ14に対しては、DAコンバータ
82、フィルタ84、ドライバ86が設けられる。
ップ用のリンク機構334が設けられる。リンク機構3
34はテープラップモータ38で駆動され、可動ガイド
58,60を、図3のように磁気テープ48をロータリ
ヘッド44に巻き付ける位置に移動する。このリンク機
構334の詳細は後の説明で明かにされる。図5は図2
のドライブユニット10のハードウェア構成である。こ
の実施例にあっては、制御手段としてデジタル・シグナ
ル・プロセッサ(以下「DSP」という)80を使用し
ている。ドラムモータ14に対しては、DAコンバータ
82、フィルタ84、ドライバ86が設けられる。
【0046】キャプスタンモータ20に対しては、DA
コンバータ88、フィルタ90、ドライバ92が設けら
れる。また、キャプスタンモータ20の2相パルスジェ
ネレータの出力は回転方向検出回路94に与えられ、モ
ータ回転方向で決まるテープ走行方向がフォワード方向
(以下「FWD方向」という)かリバース方向(以下
「REV方向」という)かを出力する。ここでFWD方
向とは磁気テープ48をテープ始端(BOT側)からテ
ープ終端(EOT側)に走行させる場合であり、REV
方向とは磁気テープをテープ終端(EOT側)からテー
プ始端(BOT側)に走行させる場合である。
コンバータ88、フィルタ90、ドライバ92が設けら
れる。また、キャプスタンモータ20の2相パルスジェ
ネレータの出力は回転方向検出回路94に与えられ、モ
ータ回転方向で決まるテープ走行方向がフォワード方向
(以下「FWD方向」という)かリバース方向(以下
「REV方向」という)かを出力する。ここでFWD方
向とは磁気テープ48をテープ始端(BOT側)からテ
ープ終端(EOT側)に走行させる場合であり、REV
方向とは磁気テープをテープ終端(EOT側)からテー
プ始端(BOT側)に走行させる場合である。
【0047】ファイルリールモータ28に対しては、D
Aコンバータ96、フィルタ98、ドライバ100が設
けられる。マシンモータ32に対しては、DAコンバー
タ102、フィルタ104、ドライバ106が設けられ
る。テープスレッドモータ36に対しては、DAコンバ
ータ108、ドライバ110が設けられる。テープラッ
プモータ38に対しては、DAコンバータ112、ドラ
イバ114が設けられる。センサ116はテープスレッ
ド動作におけるテープの位置を検出するために使用す
る。
Aコンバータ96、フィルタ98、ドライバ100が設
けられる。マシンモータ32に対しては、DAコンバー
タ102、フィルタ104、ドライバ106が設けられ
る。テープスレッドモータ36に対しては、DAコンバ
ータ108、ドライバ110が設けられる。テープラッ
プモータ38に対しては、DAコンバータ112、ドラ
イバ114が設けられる。センサ116はテープスレッ
ド動作におけるテープの位置を検出するために使用す
る。
【0048】ここで、ドラムモータ14はロータリヘッ
ド44を一定方向に回転することから、ドライバ86に
対する方向切替えの信号は出力されていない。これに対
し、キャプスタンモータ20、ファイルリールモータ2
8、マシンリールモータ32、テープスレッドモータ3
6およびテープラップモータ38のドライバ92,10
0,106,110,114については、DSP80よ
り回転方向を制御するための信号が出力されている。
ド44を一定方向に回転することから、ドライバ86に
対する方向切替えの信号は出力されていない。これに対
し、キャプスタンモータ20、ファイルリールモータ2
8、マシンリールモータ32、テープスレッドモータ3
6およびテープラップモータ38のドライバ92,10
0,106,110,114については、DSP80よ
り回転方向を制御するための信号が出力されている。
【0049】また、ドライバ86,92,100および
106は、ブラシレスDCモータをホールセンサからの
検出信号に基づいて駆動する回路である。これに対しド
ライバ110,114は、ブラシ付きの単相DCモータ
を一定の電流ゲインで正回転または逆回転する簡単な回
路である。コントロールヘッド40は磁気テープ48の
コントロールヘッドにコントロールパルスを記録再生す
る。図6は磁気テープ48の記録状態である。磁気テー
プ48には、ロータリヘッド44によってヘリカルトラ
ック600による記録が行われている。このヘリカルト
ラック600に対し、テープ走行方向に固定ヘッドとし
てのコントロールヘッド40による記録再生が行われる
コントロールトラック610が設けられている。
106は、ブラシレスDCモータをホールセンサからの
検出信号に基づいて駆動する回路である。これに対しド
ライバ110,114は、ブラシ付きの単相DCモータ
を一定の電流ゲインで正回転または逆回転する簡単な回
路である。コントロールヘッド40は磁気テープ48の
コントロールヘッドにコントロールパルスを記録再生す
る。図6は磁気テープ48の記録状態である。磁気テー
プ48には、ロータリヘッド44によってヘリカルトラ
ック600による記録が行われている。このヘリカルト
ラック600に対し、テープ走行方向に固定ヘッドとし
てのコントロールヘッド40による記録再生が行われる
コントロールトラック610が設けられている。
【0050】コントロールトラック610にはロータリ
ヘッド44によりヘリカルトラック600の最初の記録
を行う際にヘリカルトラック600の1本当たり1つの
コントロールパルス信号412を記録している。ここ
で、ヘリカルトラック600の記録長は予め決まってい
ることから、ヘリカルトラック記録長を本発明の磁気テ
ープ装置の最小データブロック長と定義することで、磁
気テープ48に対するデータの読み書きをヘリカルトラ
ック長に一致するブロック長単位で行う。
ヘッド44によりヘリカルトラック600の最初の記録
を行う際にヘリカルトラック600の1本当たり1つの
コントロールパルス信号412を記録している。ここ
で、ヘリカルトラック600の記録長は予め決まってい
ることから、ヘリカルトラック記録長を本発明の磁気テ
ープ装置の最小データブロック長と定義することで、磁
気テープ48に対するデータの読み書きをヘリカルトラ
ック長に一致するブロック長単位で行う。
【0051】したがって、コントロールトラック610
のコントロールパルス信号612は、コントロールパル
ス1つでデータ部1つを示すことになる。このため、コ
ントロールトラック610のコントロールパルスをカウ
ントすることで、磁気テープ48におけるヘリカルトラ
ックの位置を特定することができる。再び図4を参照す
るに、コントロールヘッド40の読出信号はコントロー
ルパルス復調回路118に与えられている。セレクタ1
26には基準パルス作成回路124よりコントロールパ
ルスに相当する基準パルスが与えられている。基準パル
ス作成回路124はクロック発振器120からのクロッ
クパルスを分周回路122で分周して得ている。分周回
路122の分周パルスは、DSP80に基準クロックC
LKとして与えられている。
のコントロールパルス信号612は、コントロールパル
ス1つでデータ部1つを示すことになる。このため、コ
ントロールトラック610のコントロールパルスをカウ
ントすることで、磁気テープ48におけるヘリカルトラ
ックの位置を特定することができる。再び図4を参照す
るに、コントロールヘッド40の読出信号はコントロー
ルパルス復調回路118に与えられている。セレクタ1
26には基準パルス作成回路124よりコントロールパ
ルスに相当する基準パルスが与えられている。基準パル
ス作成回路124はクロック発振器120からのクロッ
クパルスを分周回路122で分周して得ている。分周回
路122の分周パルスは、DSP80に基準クロックC
LKとして与えられている。
【0052】セレクタ126は、磁気テープ48をフォ
ーマットした後の最初の記録動作(ライト動作)の際に
基準パルス作成回路124の基準パルスを選択して、D
SP80にコントロールパルスとして供給する。DSP
80は、この基準パルスに基づいて、コントロールヘッ
ド40を使用して磁気テープ48のコントロールトラッ
ク610にヘリカルトラック600に同期してコントロ
ールパルス信号612を書き込む。
ーマットした後の最初の記録動作(ライト動作)の際に
基準パルス作成回路124の基準パルスを選択して、D
SP80にコントロールパルスとして供給する。DSP
80は、この基準パルスに基づいて、コントロールヘッ
ド40を使用して磁気テープ48のコントロールトラッ
ク610にヘリカルトラック600に同期してコントロ
ールパルス信号612を書き込む。
【0053】一度コントロールトラック610の書込み
が済むと、その後の再記録および再生時にセレクタ12
6はコントロールパルス復調回路118を選択し、コン
トロールヘッド40で読み取ったコントロールパルスを
取り込む。DSP80と上位のコントローラであるMP
U12の間のやり取りは、転送バッファ128,130
を使用して行われる。MPU12からの各種のコマンド
制御パラメータは、転送バッファ128を経由して受領
される。また、DSP80から上位のMPU12に対す
るデータステータス応答などは、転送バッファ130を
使用して行われる。
が済むと、その後の再記録および再生時にセレクタ12
6はコントロールパルス復調回路118を選択し、コン
トロールヘッド40で読み取ったコントロールパルスを
取り込む。DSP80と上位のコントローラであるMP
U12の間のやり取りは、転送バッファ128,130
を使用して行われる。MPU12からの各種のコマンド
制御パラメータは、転送バッファ128を経由して受領
される。また、DSP80から上位のMPU12に対す
るデータステータス応答などは、転送バッファ130を
使用して行われる。
【0054】したがって転送バッファ128,130
は、MPU12とDSP80の間の通信バッファとして
使用される。具体的には、MPU12およびDSP80
がそれぞれのタイミングで転送バッファ128,130
に対する書込みと参照を行っている。図7は、図5のD
SP80のプログラム制御によって実現される本発明の
磁気テープ装置の処理機能である。DSP80には全体
制御部132が設けられる。
は、MPU12とDSP80の間の通信バッファとして
使用される。具体的には、MPU12およびDSP80
がそれぞれのタイミングで転送バッファ128,130
に対する書込みと参照を行っている。図7は、図5のD
SP80のプログラム制御によって実現される本発明の
磁気テープ装置の処理機能である。DSP80には全体
制御部132が設けられる。
【0055】全体制御部132に対しては、ドラム制御
部134、キャプスタン制御部136、リール制御部1
38およびテープロード制御部140が設けられる。ド
ラム制御部134、キャプスタン制御部136およびリ
ール制御部138は、全体制御部132の制御のもと
に、テープ走行に必要なモータの駆動制御を行う。テー
プロード制御部140は、カートリッジの46の投入時
に全体制御部132からの指示を受けてテープスレッド
動作とテープラップ動作を行う。全体制御部132に
は、リポジション処理部142と高速サーチ処理部50
0の機能が設けられている。リポジション処理部142
は、MPU12よりリポジション動作の指示を受ける
と、キャプスタン制御部136およびリール制御部13
8を制御しながらリポジション動作を行う。同様に、高
速サーチ処理部500はMPU12の高速サーチ命令部
より高速サーチ指示を受けると、キャプスタン制御部1
36およびリール制御部138を制御しながら高速サー
チ動作を行う。 2.リポジション動作 図8は、図7のDSP80のリポジション処理部142
の詳細である。第1カウンタ400は、コントロールヘ
ッド40から得たコントロールパルスE3をカウントす
る。第1カウンタ400のアップカウントとダウンカウ
ントは、FWD/REV信号E10で制御される。FW
D方向のとき第1カウンタ400はコントロールパルス
E3をアップカウントし、REV方向のときダウンカウ
ントする。ここで、第1カウンタ400のカウント値を
C1としている。
部134、キャプスタン制御部136、リール制御部1
38およびテープロード制御部140が設けられる。ド
ラム制御部134、キャプスタン制御部136およびリ
ール制御部138は、全体制御部132の制御のもと
に、テープ走行に必要なモータの駆動制御を行う。テー
プロード制御部140は、カートリッジの46の投入時
に全体制御部132からの指示を受けてテープスレッド
動作とテープラップ動作を行う。全体制御部132に
は、リポジション処理部142と高速サーチ処理部50
0の機能が設けられている。リポジション処理部142
は、MPU12よりリポジション動作の指示を受ける
と、キャプスタン制御部136およびリール制御部13
8を制御しながらリポジション動作を行う。同様に、高
速サーチ処理部500はMPU12の高速サーチ命令部
より高速サーチ指示を受けると、キャプスタン制御部1
36およびリール制御部138を制御しながら高速サー
チ動作を行う。 2.リポジション動作 図8は、図7のDSP80のリポジション処理部142
の詳細である。第1カウンタ400は、コントロールヘ
ッド40から得たコントロールパルスE3をカウントす
る。第1カウンタ400のアップカウントとダウンカウ
ントは、FWD/REV信号E10で制御される。FW
D方向のとき第1カウンタ400はコントロールパルス
E3をアップカウントし、REV方向のときダウンカウ
ントする。ここで、第1カウンタ400のカウント値を
C1としている。
【0056】第2カウンタ402は、第1カウンタ40
0に並行してコントロールパルスE3をカウントする。
これに加えて第2カウンタ402は、MPU12よりリ
ポジション実行信号E30を受けたときにカウント動作
を停止し、そのときのカウント値をラッチ404にC2
としてラッチさせる。リポジション位置算出部406
は、ラッチ404にラッチしたカウント値C2と予め定
まっている停止遅延距離Sdに基づいて、リポジション
位置を示すカウント値C0を算出する。一致検出部40
8は、リポジション位置算出部406で算出されたリポ
ジション位置のカウント値C0に第1カウンタ400の
カウント値C1が一致することを検出する。
0に並行してコントロールパルスE3をカウントする。
これに加えて第2カウンタ402は、MPU12よりリ
ポジション実行信号E30を受けたときにカウント動作
を停止し、そのときのカウント値をラッチ404にC2
としてラッチさせる。リポジション位置算出部406
は、ラッチ404にラッチしたカウント値C2と予め定
まっている停止遅延距離Sdに基づいて、リポジション
位置を示すカウント値C0を算出する。一致検出部40
8は、リポジション位置算出部406で算出されたリポ
ジション位置のカウント値C0に第1カウンタ400の
カウント値C1が一致することを検出する。
【0057】リポジション走行制御部410は、MPU
12からのリポジション実行信号E30、一致検出部4
08からの一致検出信号E31に基づき、図7のキャプ
スタン制御部136およびリール制御部138に対しリ
ポジション動作のための走行制御を指示する。完了通知
部412は、リポジション走行制御部410で所定のリ
ポジションテープ走行が完了した後の一致検出部408
からの一致検出信号E31を受けた際に、リポジション
完了信号E32をMPU12に出力する。
12からのリポジション実行信号E30、一致検出部4
08からの一致検出信号E31に基づき、図7のキャプ
スタン制御部136およびリール制御部138に対しリ
ポジション動作のための走行制御を指示する。完了通知
部412は、リポジション走行制御部410で所定のリ
ポジションテープ走行が完了した後の一致検出部408
からの一致検出信号E31を受けた際に、リポジション
完了信号E32をMPU12に出力する。
【0058】図9は、図8のリポジション処理部による
リポジション動作の様子である。図9(A)は、縦軸に
テープ走行速度を示し、横軸にテープ上をヘッドが走行
すると仮定して、テープ位置を示している。また縦軸の
テープ速度はプラス側でFWD方向、マイナス側でRE
V方向の速度を示す。いま図9(A)の位置414でリ
ポジション動作を開始する。リポジション動作は磁気テ
ープに対する記録または再生中のエラー発生に対するリ
トライ動作として行われる。位置414でリポジション
動作を開始する際に、予めリポジション位置が判ってい
る。このリポジション位置を位置428とする。
リポジション動作の様子である。図9(A)は、縦軸に
テープ走行速度を示し、横軸にテープ上をヘッドが走行
すると仮定して、テープ位置を示している。また縦軸の
テープ速度はプラス側でFWD方向、マイナス側でRE
V方向の速度を示す。いま図9(A)の位置414でリ
ポジション動作を開始する。リポジション動作は磁気テ
ープに対する記録または再生中のエラー発生に対するリ
トライ動作として行われる。位置414でリポジション
動作を開始する際に、予めリポジション位置が判ってい
る。このリポジション位置を位置428とする。
【0059】まず、磁気テープをFWD方向に加速制御
415とする。加速制御415が済むと、定速制御41
6となる。上位装置は図9(B)に示すコントロールパ
ルスの計数値からリポジション位置428への到達を監
視しており、定速制御416中にリポジション位置42
8を判別すると、DSP80に対しリポジション実行信
号の送出動作を行う。
415とする。加速制御415が済むと、定速制御41
6となる。上位装置は図9(B)に示すコントロールパ
ルスの計数値からリポジション位置428への到達を監
視しており、定速制御416中にリポジション位置42
8を判別すると、DSP80に対しリポジション実行信
号の送出動作を行う。
【0060】このリポジション実行信号をMPU12が
発行してから実際にDSP80で受信解析されるまで、
予め定めた停止遅延距離Sd分の時間遅れがある。した
がって、リポジション位置428を停止遅延距離Sd分
だけ過ぎた位置418で図9(B)に示すリポジション
実行信号E3が受信される。位置418でリポジション
実行信号E3を受信すると、図9(E)に示すように、
第2カウンタ402のコントロールパルスE3の計数を
停止し、カウント値C2をラッチする。
発行してから実際にDSP80で受信解析されるまで、
予め定めた停止遅延距離Sd分の時間遅れがある。した
がって、リポジション位置428を停止遅延距離Sd分
だけ過ぎた位置418で図9(B)に示すリポジション
実行信号E3が受信される。位置418でリポジション
実行信号E3を受信すると、図9(E)に示すように、
第2カウンタ402のコントロールパルスE3の計数を
停止し、カウント値C2をラッチする。
【0061】ここで第1カウンタ400は、図9(D)
に示すように、図9(C)のコントロールパルスを計数
しており、右側がFWD方向であることから、直線43
6に示すようにカウント値C1が増加する。同様に、第
2カウンタ402も図9(E)の直線438に示すよう
に、コントロールパルスEを計数しているが、リポジシ
ョン信号E3が得られた位置318でカウント値C2が
ラッチされる。
に示すように、図9(C)のコントロールパルスを計数
しており、右側がFWD方向であることから、直線43
6に示すようにカウント値C1が増加する。同様に、第
2カウンタ402も図9(E)の直線438に示すよう
に、コントロールパルスEを計数しているが、リポジシ
ョン信号E3が得られた位置318でカウント値C2が
ラッチされる。
【0062】位置418でリポジション信号E3が受信
したら、更に一定距離定速走行した後に減速制御420
に切り替える。減速制御420によりテープ走行が停止
して停止位置422に至ると、次は逆方向となるREV
方向への加速制御424を行う。この加速制御424に
より一定速度に達すると、REV方向への定速制御42
6となって磁気テープを元に戻す。
したら、更に一定距離定速走行した後に減速制御420
に切り替える。減速制御420によりテープ走行が停止
して停止位置422に至ると、次は逆方向となるREV
方向への加速制御424を行う。この加速制御424に
より一定速度に達すると、REV方向への定速制御42
6となって磁気テープを元に戻す。
【0063】ここで図7の一致検出部408は、リポジ
ション実行信号の受信で得られた第2カウンタ402の
カウント値C2と予め定めた停止遅延距離Sdに基づ
き、リポジション位置算出部406でC0=C2−Sd
としてリポジション位置428のカウント値C0を算出
して、一致検出部408にセットしている。
ション実行信号の受信で得られた第2カウンタ402の
カウント値C2と予め定めた停止遅延距離Sdに基づ
き、リポジション位置算出部406でC0=C2−Sd
としてリポジション位置428のカウント値C0を算出
して、一致検出部408にセットしている。
【0064】したがって第1カウンタ400のカウント
値C1は、REV方向への定速走行426によって図9
(D)の直線436に示すようにカウント値が減少し、
リポジション位置428に達したときにリポジション位
置のカウント値C0にカウント値C1が一致して、一致
検出信号E31が得られる。このリポジション位置42
8にテープが戻ったことが検出されると、一定距離定速
走行した後に減速制御430に切り替わり、停止位置4
22を過ぎると再び元のFWD方向への加速制御424
に切り替え、加速終了で定速制御435に移行する。
値C1は、REV方向への定速走行426によって図9
(D)の直線436に示すようにカウント値が減少し、
リポジション位置428に達したときにリポジション位
置のカウント値C0にカウント値C1が一致して、一致
検出信号E31が得られる。このリポジション位置42
8にテープが戻ったことが検出されると、一定距離定速
走行した後に減速制御430に切り替わり、停止位置4
22を過ぎると再び元のFWD方向への加速制御424
に切り替え、加速終了で定速制御435に移行する。
【0065】定速制御435に入って再びテープ位置が
リポジション位置428に達すると、一致検出部408
でリポジション位置のカウント値C0と第1カウンタ4
00のカウント値C1の一致が検出されて、一致検出信
号E31が再度出力される。このときリポジション走行
制御部410は、磁気テープをリポジション位置428
に戻した後に元の方向に走行させていることから、完了
通知部412をイネーブル状態としており、この段階で
一致検出信号E31が得られると、MPU12に対しリ
ポジション完了信号E32を送出する。
リポジション位置428に達すると、一致検出部408
でリポジション位置のカウント値C0と第1カウンタ4
00のカウント値C1の一致が検出されて、一致検出信
号E31が再度出力される。このときリポジション走行
制御部410は、磁気テープをリポジション位置428
に戻した後に元の方向に走行させていることから、完了
通知部412をイネーブル状態としており、この段階で
一致検出信号E31が得られると、MPU12に対しリ
ポジション完了信号E32を送出する。
【0066】このリポジション完了信号E32を受けた
MPU12は、リード/ライトユニット42(図2参
照)に対しリポジション動作完了に伴うライト動作また
はリード動作を指示し、リポジション位置428からの
記録または再生のリトライ動作を行わせる。図10のフ
ローチャートは図9のリポジション動作の処理であり、
FWD方向への定速走行中のリポジション処理を例にと
っている。
MPU12は、リード/ライトユニット42(図2参
照)に対しリポジション動作完了に伴うライト動作また
はリード動作を指示し、リポジション位置428からの
記録または再生のリトライ動作を行わせる。図10のフ
ローチャートは図9のリポジション動作の処理であり、
FWD方向への定速走行中のリポジション処理を例にと
っている。
【0067】まずステップS1で、FWD方向に加速制
御し、ステップS2で一定速度に達したならば、ステッ
プS3でFWD方向の定速制御に切り替える。定速制御
中にステップS4でリポジション指示の有無をチェック
しており、リポジション指示を受けると、ステップS5
で、第2カウンタ402のカウント値C2をラッチして
RAMにストアする。
御し、ステップS2で一定速度に達したならば、ステッ
プS3でFWD方向の定速制御に切り替える。定速制御
中にステップS4でリポジション指示の有無をチェック
しており、リポジション指示を受けると、ステップS5
で、第2カウンタ402のカウント値C2をラッチして
RAMにストアする。
【0068】続いてステップS6で、リトライ開始点と
なるリポジション位置を示すカウント値C0を算出す
る。続いてステップS7で、FWD方向への減速制御を
行い、テープ走行の停止による走行方向反転をステップ
S8でチェックする。走行方向反転を判別すると、ステ
ップS9でREV方向の加速制御を行い、ステップS1
0で一定速度に達したならば、ステップS11でREV
方向の定速制御に入る。
なるリポジション位置を示すカウント値C0を算出す
る。続いてステップS7で、FWD方向への減速制御を
行い、テープ走行の停止による走行方向反転をステップ
S8でチェックする。走行方向反転を判別すると、ステ
ップS9でREV方向の加速制御を行い、ステップS1
0で一定速度に達したならば、ステップS11でREV
方向の定速制御に入る。
【0069】続いてステップS12で、リトライ開始点
としてのリポジション位置を通過したか否かをリポジシ
ョン位置のカウント値C0と第1カウンタ400のカウ
ント値C1の一致で判別し、リトライ開始点の通過を判
別すると、ステップS13でREWの減速制御に入る。
続いてステップS14で、テープ走行が停止して方向反
転が判別されると、ステップS15でFWDの加速制御
に入る。
としてのリポジション位置を通過したか否かをリポジシ
ョン位置のカウント値C0と第1カウンタ400のカウ
ント値C1の一致で判別し、リトライ開始点の通過を判
別すると、ステップS13でREWの減速制御に入る。
続いてステップS14で、テープ走行が停止して方向反
転が判別されると、ステップS15でFWDの加速制御
に入る。
【0070】ステップS16で一定速度に達すると、ス
テップS17でFWD方向の定速制御に入る。ステップ
S18では、FWD方向の定速制御中にリトライ開始点
としてのリポジション位置の通過をチェックしており、
リポジション位置の通過を判別すると、ステップS19
で、上位のコントローラであるMPU12に対しリポジ
ション完了信号を通知し、ステップS20でFWD定速
制御を継続する。 3.高速サーチ動作 図11は本発明による高速サーチ処理の機能ブロック図
である。この高速サーチは、図7に示したDSP80に
おける下位の高速サーチ処理部500−1と図11に併
せて示すMPU12側の上位の高速サーチ処理部500
−2により実現される。下位の高速サーチ処理部500
−1には、コントロールパルスをテープ走行方向に応じ
てカウントする第1カウンタ部400が設けられる。ま
たレジスタ504が設けられ、レジスタ504にはMP
U12の高速サーチ処理部500−2より高速サーチを
行う目標位置を示すコントロールパルスのカウント値C
がセットされる。
テップS17でFWD方向の定速制御に入る。ステップ
S18では、FWD方向の定速制御中にリトライ開始点
としてのリポジション位置の通過をチェックしており、
リポジション位置の通過を判別すると、ステップS19
で、上位のコントローラであるMPU12に対しリポジ
ション完了信号を通知し、ステップS20でFWD定速
制御を継続する。 3.高速サーチ動作 図11は本発明による高速サーチ処理の機能ブロック図
である。この高速サーチは、図7に示したDSP80に
おける下位の高速サーチ処理部500−1と図11に併
せて示すMPU12側の上位の高速サーチ処理部500
−2により実現される。下位の高速サーチ処理部500
−1には、コントロールパルスをテープ走行方向に応じ
てカウントする第1カウンタ部400が設けられる。ま
たレジスタ504が設けられ、レジスタ504にはMP
U12の高速サーチ処理部500−2より高速サーチを
行う目標位置を示すコントロールパルスのカウント値C
がセットされる。
【0071】一致検出部506はレジスタ504の目標
カウント値Cと第1カウンタ400のカウント値C1を
比較し、一致検出出力を高速走行制御部508に出力す
る。高速走行制御部508は、MPU12の高速サーチ
処理部500−2からの起動信号を受けて、図6のキャ
プスタン制御部136およびリール制御部138を制御
して、磁気テープの高速走行を行う。また、高速走行中
に一致検出部506より一致検出が得られると、上位の
高速サーチ処理部500−2に対し高速サーチ完了信号
をステータス情報として出力する。
カウント値Cと第1カウンタ400のカウント値C1を
比較し、一致検出出力を高速走行制御部508に出力す
る。高速走行制御部508は、MPU12の高速サーチ
処理部500−2からの起動信号を受けて、図6のキャ
プスタン制御部136およびリール制御部138を制御
して、磁気テープの高速走行を行う。また、高速走行中
に一致検出部506より一致検出が得られると、上位の
高速サーチ処理部500−2に対し高速サーチ完了信号
をステータス情報として出力する。
【0072】MPU12にはブロックID復調部502
が設けられている。ブロックID復調部502は、ドラ
イブユニット10の第1カウンタ400によるコントロ
ールパルスのカウント値C1に基づいて、磁気テープに
おけるヘリカルトラックのブロックIDを復調する。こ
こで、図5に示したように、1つのヘリカルトラック6
00はコントロールトラック610の1つのコントロー
ルパルス612に対応している。したがって、コントロ
ールパルス1つが最小データブロック長を与える。
が設けられている。ブロックID復調部502は、ドラ
イブユニット10の第1カウンタ400によるコントロ
ールパルスのカウント値C1に基づいて、磁気テープに
おけるヘリカルトラックのブロックIDを復調する。こ
こで、図5に示したように、1つのヘリカルトラック6
00はコントロールトラック610の1つのコントロー
ルパルス612に対応している。したがって、コントロ
ールパルス1つが最小データブロック長を与える。
【0073】MPU12は、磁気テープに対する記録再
生単位となるブロック長を任意に決めることができる。
このブロック長はヘリカルトラック長の整数倍となる。
例えば、ヘリカルトラック8トラックを1ブロックとす
る場合には、コントロールパルス8つでブロックID復
調部502は1つのブロックIDと判断する。具体的に
は、ブロックID復調部502に対し1ブロックを構成
するコントロールパルス数Mをセットしておくことで、
ブロックID復調部502は現時点で得られる第1カウ
ンタ400のカウント値C1をMで割った値(C1÷
M)としてブロックIDを復調することができる。
生単位となるブロック長を任意に決めることができる。
このブロック長はヘリカルトラック長の整数倍となる。
例えば、ヘリカルトラック8トラックを1ブロックとす
る場合には、コントロールパルス8つでブロックID復
調部502は1つのブロックIDと判断する。具体的に
は、ブロックID復調部502に対し1ブロックを構成
するコントロールパルス数Mをセットしておくことで、
ブロックID復調部502は現時点で得られる第1カウ
ンタ400のカウント値C1をMで割った値(C1÷
M)としてブロックIDを復調することができる。
【0074】MPU12の高速サーチ命令部501は、
上位装置からの入出力命令に基づくコマンドの解析結果
として目標ブロックIDを例えばブロックID=Nとし
て求める。続いて目標ブロックID=Nに1ブロック当
たりのコントロールパルスMを掛け合わせた値(N×
M)を求め、この値をドライブユニット10側のレジス
タ504に目標位置を示すカウント値Cとしてセットす
る。
上位装置からの入出力命令に基づくコマンドの解析結果
として目標ブロックIDを例えばブロックID=Nとし
て求める。続いて目標ブロックID=Nに1ブロック当
たりのコントロールパルスMを掛け合わせた値(N×
M)を求め、この値をドライブユニット10側のレジス
タ504に目標位置を示すカウント値Cとしてセットす
る。
【0075】図12は、MPU12の高速サーチ命令部
501による目標ブロックと、目標ブロックの位置を示
すコントロールパルスの関係を示している。いま現在位
置のブロックIDをID=K、目標位置のブロックID
=Nとすると、目標位置のブロックID=Nはコントロ
ールパルスのカウント値に換算すると(C=N×M)パ
ルスとなる。
501による目標ブロックと、目標ブロックの位置を示
すコントロールパルスの関係を示している。いま現在位
置のブロックIDをID=K、目標位置のブロックID
=Nとすると、目標位置のブロックID=Nはコントロ
ールパルスのカウント値に換算すると(C=N×M)パ
ルスとなる。
【0076】ここで、現在位置から目標位置までの距離
をブロック数で求めてみると、(N−K)ブロックとな
る。これをコントロールパルスの数で表してみると、目
標位置までの距離は(N−K)×Mとなる。このように
現在位置から目標位置までの距離がコントロールパルス
の数として判ると、目標位置までの距離を高速走行制御
部508に与えることで加速、定速、減速のパターンに
従った高速走行制御が実現できる。
をブロック数で求めてみると、(N−K)ブロックとな
る。これをコントロールパルスの数で表してみると、目
標位置までの距離は(N−K)×Mとなる。このように
現在位置から目標位置までの距離がコントロールパルス
の数として判ると、目標位置までの距離を高速走行制御
部508に与えることで加速、定速、減速のパターンに
従った高速走行制御が実現できる。
【0077】図13のフローチャートは、高速サーチ処
理を示す。まずステップS1で、初期動作として1ブロ
ック当たりのコントロールパルス数Mをセットする。ス
テップS2で高速サーチ要求を判別すると、ステップS
3で、目標位置を示すブロックID=Nに、ステップS
1でセットした1ブロック当たりのコントロールパルス
Mを掛け合わせて、目標位置のコントロールパルスのカ
ウント値Cを算出してセットする。
理を示す。まずステップS1で、初期動作として1ブロ
ック当たりのコントロールパルス数Mをセットする。ス
テップS2で高速サーチ要求を判別すると、ステップS
3で、目標位置を示すブロックID=Nに、ステップS
1でセットした1ブロック当たりのコントロールパルス
Mを掛け合わせて、目標位置のコントロールパルスのカ
ウント値Cを算出してセットする。
【0078】続いてステップS4で、現在位置のブロッ
クID=Kに対する目標位置のブロックID=Nの差
(N−K)を求め、これにコントロールパルスMを掛け
合わせて、目標位置までの距離を示すコントロールパル
スのカウント値Cを求める。続いてステップS5で、目
標位置を示すコントロールパルスのカウント値Cおよび
目標位置までの距離を示すコントロールパルスのカウン
ト値をそれぞれドライバ側に転送し、加速、定速、減速
の速度パターンに従った高速サーチを起動する。起動後
は、ステップS6でドライバ側からの高速サーチ完了通
知を待つ。勿論、高速サーチ完了後は別ルーチンにより
再生または記録などの必要な動作に入る。 4.ワウ・フラッタの低減 (1)トルク・リップルの補正 本発明の磁気テープ装置にあっては、テープ送りを制御
するキャプスタンモータ20のもつ回転トルクリップル
が装置性能の1つであるワウ・フラッタ(テープ走行速
度変動)に影響し、ワウ・フラッタを低減するために回
転トルクリップルを可能な限り低減する必要がある。し
かし、キャプスタンモータ20にはモータの寿命を確保
するためにブラシレスDCモータを使用している。
クID=Kに対する目標位置のブロックID=Nの差
(N−K)を求め、これにコントロールパルスMを掛け
合わせて、目標位置までの距離を示すコントロールパル
スのカウント値Cを求める。続いてステップS5で、目
標位置を示すコントロールパルスのカウント値Cおよび
目標位置までの距離を示すコントロールパルスのカウン
ト値をそれぞれドライバ側に転送し、加速、定速、減速
の速度パターンに従った高速サーチを起動する。起動後
は、ステップS6でドライバ側からの高速サーチ完了通
知を待つ。勿論、高速サーチ完了後は別ルーチンにより
再生または記録などの必要な動作に入る。 4.ワウ・フラッタの低減 (1)トルク・リップルの補正 本発明の磁気テープ装置にあっては、テープ送りを制御
するキャプスタンモータ20のもつ回転トルクリップル
が装置性能の1つであるワウ・フラッタ(テープ走行速
度変動)に影響し、ワウ・フラッタを低減するために回
転トルクリップルを可能な限り低減する必要がある。し
かし、キャプスタンモータ20にはモータの寿命を確保
するためにブラシレスDCモータを使用している。
【0079】ブラシレスDCモータは通常、トルクリッ
プルが20%程度あり、定電流フィードバックによる駆
動制御だけではトルクリップルを抑えることが難しい。
そこで本発明にあっては、電源投入直後の初期化診断処
理の際にキャプスタンモータ20の回転位置と発生トル
クの関係を測定し、この測定結果をメモリに格納し、記
録または再生時のテープ定速走行の制御の際に、測定し
たトルクの変動分を除去するようにキャプスタンモータ
20のフィードフォワード制御を行って、ワウ・フラッ
タを低減する。
プルが20%程度あり、定電流フィードバックによる駆
動制御だけではトルクリップルを抑えることが難しい。
そこで本発明にあっては、電源投入直後の初期化診断処
理の際にキャプスタンモータ20の回転位置と発生トル
クの関係を測定し、この測定結果をメモリに格納し、記
録または再生時のテープ定速走行の制御の際に、測定し
たトルクの変動分を除去するようにキャプスタンモータ
20のフィードフォワード制御を行って、ワウ・フラッ
タを低減する。
【0080】図14は、図7のDSP80で実現される
キャプスタン制御部136の詳細であり、キャプスタン
モータ20のトルク測定と測定結果に基づくフィードフ
ォワード制御による補正機能をもつ。まず、キャプスタ
ンモータ20は記録または再生時のテープ定速走行の際
に回転速度制御と回転位相制御を行う。回転速度制御部
は、タイマ144、レジスタ146、減算部148、サ
ーボ演算部150で構成される。タイマ144は、キャ
プスタンモータ20に設けているパルスジェネレータ2
4から例えば1回転当たり500パルス得られる回転パ
ルスE2の時間間隔を測定する。レジスタ146にはテ
ープ定速走行の基準速度値T0 が格納されている。
キャプスタン制御部136の詳細であり、キャプスタン
モータ20のトルク測定と測定結果に基づくフィードフ
ォワード制御による補正機能をもつ。まず、キャプスタ
ンモータ20は記録または再生時のテープ定速走行の際
に回転速度制御と回転位相制御を行う。回転速度制御部
は、タイマ144、レジスタ146、減算部148、サ
ーボ演算部150で構成される。タイマ144は、キャ
プスタンモータ20に設けているパルスジェネレータ2
4から例えば1回転当たり500パルス得られる回転パ
ルスE2の時間間隔を測定する。レジスタ146にはテ
ープ定速走行の基準速度値T0 が格納されている。
【0081】減算部148はレジスタ146の基準速度
値T0 からタイマ144で測定した回転パルスE2の時
間間隔Tを引いて速度偏差(ΔT)を求めて、サーボ演
算部150に出力する。その結果、サーボ演算部150
はDAコンバータ88を介して速度偏差ΔTが0となる
ように、即ち回転パルスE2の時間間隔Tが基準速度値
T0 に一致するように、キャプスタンモータ20に駆動
電流を流すフィードバック制御を行う。
値T0 からタイマ144で測定した回転パルスE2の時
間間隔Tを引いて速度偏差(ΔT)を求めて、サーボ演
算部150に出力する。その結果、サーボ演算部150
はDAコンバータ88を介して速度偏差ΔTが0となる
ように、即ち回転パルスE2の時間間隔Tが基準速度値
T0 に一致するように、キャプスタンモータ20に駆動
電流を流すフィードバック制御を行う。
【0082】図15(A)は、キャプスタンモータ20
のパルスジェネレータ24より得られる回転パルスE2
を示しており、その時間間隔Tを測定して基準速度値T
0 に一致させるようにフィードバック制御する。一方、
キャプスタンモータ20の位相制御は、ロータリヘッド
を駆動するドラムモータ14との一体制御となってい
る。この位相制御部は、カウンタ152、レジスタ15
4、減算部156で構成される。カウンタ152は、ド
ラムモータ14に設けたタコジェネレータ16からのド
ラム・インデックスパルスE1でクロックパルスCLK
のカウントをスタートし、位相基準信号でカウントをス
トップさせて、位相量を示すカウント値Nを求める。
のパルスジェネレータ24より得られる回転パルスE2
を示しており、その時間間隔Tを測定して基準速度値T
0 に一致させるようにフィードバック制御する。一方、
キャプスタンモータ20の位相制御は、ロータリヘッド
を駆動するドラムモータ14との一体制御となってい
る。この位相制御部は、カウンタ152、レジスタ15
4、減算部156で構成される。カウンタ152は、ド
ラムモータ14に設けたタコジェネレータ16からのド
ラム・インデックスパルスE1でクロックパルスCLK
のカウントをスタートし、位相基準信号でカウントをス
トップさせて、位相量を示すカウント値Nを求める。
【0083】カウンタ152を停止させる位相基準信号
は、再生時にあってはコントロールヘッド40から得ら
れるコントロールパルスであり、書込時にあってはクロ
ック発振器に基づいて得られたクロックパルスである。
即ち図4のセレクタ126により、再生時にあってはコ
ントロールパルス復調回路118からのコントロールヘ
ッド40に基づくコントロールパルスを位相基準信号と
して使用し、一方、記録時には基準パルス作成回路12
4からの基準パルスを位相基準信号として使用する。
は、再生時にあってはコントロールヘッド40から得ら
れるコントロールパルスであり、書込時にあってはクロ
ック発振器に基づいて得られたクロックパルスである。
即ち図4のセレクタ126により、再生時にあってはコ
ントロールパルス復調回路118からのコントロールヘ
ッド40に基づくコントロールパルスを位相基準信号と
して使用し、一方、記録時には基準パルス作成回路12
4からの基準パルスを位相基準信号として使用する。
【0084】図15(B)はドラム・インデックスパル
スE1であり、図15(C)はコントロールヘッド40
から得られるコントロールパルスE3である。本発明に
あっては、図3に示したように、ロータリヘッド44に
対し磁気テープ48を180°の範囲でラップしてお
り、このためドラム・インデックスパルスE1のパルス
間隔即ちドラムモータ14が1回転する間にコントロー
ルパルスE3は2つ得られる。
スE1であり、図15(C)はコントロールヘッド40
から得られるコントロールパルスE3である。本発明に
あっては、図3に示したように、ロータリヘッド44に
対し磁気テープ48を180°の範囲でラップしてお
り、このためドラム・インデックスパルスE1のパルス
間隔即ちドラムモータ14が1回転する間にコントロー
ルパルスE3は2つ得られる。
【0085】カウンタ152はドラム・インデックスパ
ルスE1でクロックCLKのカウントをスタートし、位
相基準信号としてのコントロールパルスE3が得られる
とカウントを停止し、位相量を示すカウント値Nを得
る。そして、このカウント値Nとレジスタ154に設定
した基準位相量N0 を減算部156で減算して偏差ΔN
を求め、この偏差ΔNを0とするようにキャプスタンモ
ータ20を駆動する。この結果、キャプスタンモータ2
0の回転位相をドラムモータ14の回転位相に一致させ
るフェーズロックドループ(PLL)が構成される。
ルスE1でクロックCLKのカウントをスタートし、位
相基準信号としてのコントロールパルスE3が得られる
とカウントを停止し、位相量を示すカウント値Nを得
る。そして、このカウント値Nとレジスタ154に設定
した基準位相量N0 を減算部156で減算して偏差ΔN
を求め、この偏差ΔNを0とするようにキャプスタンモ
ータ20を駆動する。この結果、キャプスタンモータ2
0の回転位相をドラムモータ14の回転位相に一致させ
るフェーズロックドループ(PLL)が構成される。
【0086】加減速制御部158は、起動指示を受けた
ときにサーボ演算部150に対し一定の加速電流をキャ
プスタンモータ20に流すように指示する。加速制御で
キャプスタンモータ20の回転速度が目標速度の75%
に達すると、速度制御部および位相制御部による定速制
御に切り替える。また、定速制御中に停止指示を受ける
と、サーボ演算部150に規定の逆向きの電流を流す減
速制御を指示する。
ときにサーボ演算部150に対し一定の加速電流をキャ
プスタンモータ20に流すように指示する。加速制御で
キャプスタンモータ20の回転速度が目標速度の75%
に達すると、速度制御部および位相制御部による定速制
御に切り替える。また、定速制御中に停止指示を受ける
と、サーボ演算部150に規定の逆向きの電流を流す減
速制御を指示する。
【0087】更に本発明のキャプスタンモータ制御部に
あっては、トルクリップル測定部192と補正テーブル
194が設けられる。トルクリップル測定部192は、
装置の電源投入直後の初期化診断処理の中の1つのシー
ケンスとしてキャプスタンモータを一定電流で少なくと
も1回転し、1回転における各回転位置の電流値を検出
してトルクリップルを測定する。このため、トルクリッ
プル測定部192にはキャプスタンモータのインデック
スパルスE1と、同じくキャプスタンモータ20の回転
パルスE2が与えられている。
あっては、トルクリップル測定部192と補正テーブル
194が設けられる。トルクリップル測定部192は、
装置の電源投入直後の初期化診断処理の中の1つのシー
ケンスとしてキャプスタンモータを一定電流で少なくと
も1回転し、1回転における各回転位置の電流値を検出
してトルクリップルを測定する。このため、トルクリッ
プル測定部192にはキャプスタンモータのインデック
スパルスE1と、同じくキャプスタンモータ20の回転
パルスE2が与えられている。
【0088】図16のフローチャートは、トルクリップ
ル測定部192の測定処理である。まずステップS1
で、キャプスタンモータ20を一定電流でゆっくりと駆
動する。続いてステップS2で、タコジェネレータ22
からのインデックスパルスが検出されたか否かチェック
しており、インデックスパルスを検出すると、ステップ
S3に進む。ステップS3にあっては、パルスジェネレ
ータ24からの回転パルスE2を予め定めたn個検出し
たか否かチェックする。
ル測定部192の測定処理である。まずステップS1
で、キャプスタンモータ20を一定電流でゆっくりと駆
動する。続いてステップS2で、タコジェネレータ22
からのインデックスパルスが検出されたか否かチェック
しており、インデックスパルスを検出すると、ステップ
S3に進む。ステップS3にあっては、パルスジェネレ
ータ24からの回転パルスE2を予め定めたn個検出し
たか否かチェックする。
【0089】回転パルスE2をn個検出すると、ステッ
プS4に進み、そのときのキャプスタンモータ20の電
流値を取り込んでRAMにストアする。続いてステップ
S5で、キャプスタンモータ20が1回転したか否かチ
ェックする。これは次のインデックスパルスE1が得ら
れることで判断できる。ステップS5でキャプスタンモ
ータ20が1回転するまでの間、回転パルスE2がn個
ずつ検出されるごとに、そのときのモータ電流値を取り
込んでRAMにストアするステップS3,S4の処理を
繰り返す。ステップS5でキャプスタンモータ20の1
回転が判別されると、一連の測定処理を終了する。
プS4に進み、そのときのキャプスタンモータ20の電
流値を取り込んでRAMにストアする。続いてステップ
S5で、キャプスタンモータ20が1回転したか否かチ
ェックする。これは次のインデックスパルスE1が得ら
れることで判断できる。ステップS5でキャプスタンモ
ータ20が1回転するまでの間、回転パルスE2がn個
ずつ検出されるごとに、そのときのモータ電流値を取り
込んでRAMにストアするステップS3,S4の処理を
繰り返す。ステップS5でキャプスタンモータ20の1
回転が判別されると、一連の測定処理を終了する。
【0090】図17は、図16の回転トルク測定処理で
得られた測定データのテーブルを示す。番号は1回転に
おける回転位置を示しており、パルスジェネレータ24
がモータ1回転で出力するパルス数をMとし、n個ごと
に電流値を測定したとすると、1回転の回転位置を示す
番号は1〜M/nとなる。この回転位置を示す番号1〜
M/nごとに測定された電流値I1 〜IM/n が格納され
る。
得られた測定データのテーブルを示す。番号は1回転に
おける回転位置を示しており、パルスジェネレータ24
がモータ1回転で出力するパルス数をMとし、n個ごと
に電流値を測定したとすると、1回転の回転位置を示す
番号は1〜M/nとなる。この回転位置を示す番号1〜
M/nごとに測定された電流値I1 〜IM/n が格納され
る。
【0091】図18は、図17の測定結果に基づいて作
成された補正テーブル194の一例である。ここで、測
定時にキャプスタンモータ20に流す一定電流を指示し
た電流指示値をIcとすると、この指示電流値Icと測
定電流I1 〜IM/n との差がトルク変動に対応した電流
値の変化を示している。したがって、もし測定時の指示
電流値Icでキャプスタンモータ20を駆動した場合に
は、図18の補正テーブルに格納した補正電流値を電流
指示値に正負の関係を逆にして加算することで、1回転
のトルクリップルをなくして一定トルクとするフィード
フォワード制御ができる。
成された補正テーブル194の一例である。ここで、測
定時にキャプスタンモータ20に流す一定電流を指示し
た電流指示値をIcとすると、この指示電流値Icと測
定電流I1 〜IM/n との差がトルク変動に対応した電流
値の変化を示している。したがって、もし測定時の指示
電流値Icでキャプスタンモータ20を駆動した場合に
は、図18の補正テーブルに格納した補正電流値を電流
指示値に正負の関係を逆にして加算することで、1回転
のトルクリップルをなくして一定トルクとするフィード
フォワード制御ができる。
【0092】実際のキャプスタンモータ20の制御で
は、測定時の電流指示値Icとは異なった電流指示In
を行うことから、測定時の電流指示値Icとの比(In
/Ic)を求めて、これを図17の補正電流値に掛け合
わせる変換を行った後に、そのときの電流指示値Inに
正負を逆にして加算すればよい。勿論、実際の電流指示
値Inに対する補正電流値の変換は測定電流値Icとの
比(In/Ic)によらず、適当な重み付けを行った補
正電流値を使用してもよい。 (2)ブラシレスDCモータのコイル切替タイミングの
制御 テープ送り制御に使用しているキャプスタンモータ20
は、ブラシレスDCモータであり、内蔵したホールセン
サによるコイル切替えで駆動している。ブラシレスDC
モータのトルクリップルは、通常20%程度と大きく、
その原因の1つに、ホールセンサに基づくコイル切替え
のタイミングでトルク変動を起こしている点が挙げられ
る。このトルク変動は、コキングトルク変動として知ら
れている。
は、測定時の電流指示値Icとは異なった電流指示In
を行うことから、測定時の電流指示値Icとの比(In
/Ic)を求めて、これを図17の補正電流値に掛け合
わせる変換を行った後に、そのときの電流指示値Inに
正負を逆にして加算すればよい。勿論、実際の電流指示
値Inに対する補正電流値の変換は測定電流値Icとの
比(In/Ic)によらず、適当な重み付けを行った補
正電流値を使用してもよい。 (2)ブラシレスDCモータのコイル切替タイミングの
制御 テープ送り制御に使用しているキャプスタンモータ20
は、ブラシレスDCモータであり、内蔵したホールセン
サによるコイル切替えで駆動している。ブラシレスDC
モータのトルクリップルは、通常20%程度と大きく、
その原因の1つに、ホールセンサに基づくコイル切替え
のタイミングでトルク変動を起こしている点が挙げられ
る。このトルク変動は、コキングトルク変動として知ら
れている。
【0093】コキングトルク変動は、モータに内蔵した
ホールセンサの検出信号に基づくコイル切替タイミング
が得られてから、実際にドライバのFETなどのスイッ
チング素子で電流切替えが行われるまでに時間遅れがあ
り、この時間遅れによって、ホールセンサに基づく切替
タイミングを過ぎた位置で実際のコイル電流が切り替わ
ってしまうことに起因している。
ホールセンサの検出信号に基づくコイル切替タイミング
が得られてから、実際にドライバのFETなどのスイッ
チング素子で電流切替えが行われるまでに時間遅れがあ
り、この時間遅れによって、ホールセンサに基づく切替
タイミングを過ぎた位置で実際のコイル電流が切り替わ
ってしまうことに起因している。
【0094】そこで本発明にあっては、ホールセンサに
基づくコイル切替点より若干早めの位置でコイル切替タ
イミングを若干早め、実際のコイル電流の切替えをホー
ルセンサによる切替タイミングにほぼ一致させるように
制御してトルク変動を抑制する。図19は、図5のキャ
プスタンモータ20に設けたドライバ92の詳細であ
る。キャプスタンモータ20のドライバ92は、モータ
スピードコントローラ160とドライブ回路162で構
成される。
基づくコイル切替点より若干早めの位置でコイル切替タ
イミングを若干早め、実際のコイル電流の切替えをホー
ルセンサによる切替タイミングにほぼ一致させるように
制御してトルク変動を抑制する。図19は、図5のキャ
プスタンモータ20に設けたドライバ92の詳細であ
る。キャプスタンモータ20のドライバ92は、モータ
スピードコントローラ160とドライブ回路162で構
成される。
【0095】まずキャプスタンモータ20は、3つのス
テータコイル162−1〜162−3を120°異なっ
た回転位置に配置してスター結線している。ステータコ
イル162−1〜162−3の各々に対応して3つのホ
ールセンサ166−1〜166−3が設置されている。
ロータ164は、説明を簡単にするため、2極ロータと
している。
テータコイル162−1〜162−3を120°異なっ
た回転位置に配置してスター結線している。ステータコ
イル162−1〜162−3の各々に対応して3つのホ
ールセンサ166−1〜166−3が設置されている。
ロータ164は、説明を簡単にするため、2極ロータと
している。
【0096】ホールセンサ166−1〜166−3は、
ロータ164の磁極通過に応じたホールセンサ検出信号
E7〜E9をモータスピードコントローラ160に出力
する。ドライバ回路162は、6つのFET170−1
〜170−6を備える。電源電圧Vccとアース間に対
し、FET170−1,170−4が直列接続され、ま
たFET170−2,170−5が直列接続され、更に
FET170−3,170−6が直列接続される。
ロータ164の磁極通過に応じたホールセンサ検出信号
E7〜E9をモータスピードコントローラ160に出力
する。ドライバ回路162は、6つのFET170−1
〜170−6を備える。電源電圧Vccとアース間に対
し、FET170−1,170−4が直列接続され、ま
たFET170−2,170−5が直列接続され、更に
FET170−3,170−6が直列接続される。
【0097】キャプスタンモータ20のステータコイル
162−1の端子は、FET170−1と170−4の
間に接続される。ステータコイル162−2のコイル端
子は、FET170−2と170−5の間に接続され
る。更に、ステータコイル162−3のコイル端子は、
FET170−3と170−6の間に接続される。更
に、FET170−1〜170−6は、ゲート,ソース
間に電源に対し逆向きにダイオード172−1〜172
−6を各々接続している。
162−1の端子は、FET170−1と170−4の
間に接続される。ステータコイル162−2のコイル端
子は、FET170−2と170−5の間に接続され
る。更に、ステータコイル162−3のコイル端子は、
FET170−3と170−6の間に接続される。更
に、FET170−1〜170−6は、ゲート,ソース
間に電源に対し逆向きにダイオード172−1〜172
−6を各々接続している。
【0098】FET170−1〜170−6は、モータ
スピードコントローラ160からの制御信号E11〜E
16でスイッチング駆動される。ここで、上側に設けて
いる3つのFET170−1,170−2,170−3
は、オン動作によってキャプスタンモータ20のステー
タコイル162−1,162−3の各々に電流を流し込
むことから、流入側のFETと呼ばれる。これに対し下
側に設けた3つのFET170−4〜170−6は、オ
ン動作によりステータコイル162−1〜162−3か
ら電流を流し出すことから、流出側のFETといわれ
る。
スピードコントローラ160からの制御信号E11〜E
16でスイッチング駆動される。ここで、上側に設けて
いる3つのFET170−1,170−2,170−3
は、オン動作によってキャプスタンモータ20のステー
タコイル162−1,162−3の各々に電流を流し込
むことから、流入側のFETと呼ばれる。これに対し下
側に設けた3つのFET170−4〜170−6は、オ
ン動作によりステータコイル162−1〜162−3か
ら電流を流し出すことから、流出側のFETといわれ
る。
【0099】6つのFET170−1〜170−6は、
その制御信号E11〜E16により流入側のいずれか1
つのFETと流出側のいずれか1つのFETが同時にオ
ン動作され、ステータコイル162−1〜162−3の
うちの2つのコイルの一方から電流を流し込んで他方に
流し出す電流駆動を行う。更に、キャプスタンモータ2
0の駆動電流は、流出側のFET170−4〜170−
6の共通接続ラインに設けた電流検出抵抗174により
検出され、モータ検出信号E25としてモータスピード
コントローラ160に与えられる。
その制御信号E11〜E16により流入側のいずれか1
つのFETと流出側のいずれか1つのFETが同時にオ
ン動作され、ステータコイル162−1〜162−3の
うちの2つのコイルの一方から電流を流し込んで他方に
流し出す電流駆動を行う。更に、キャプスタンモータ2
0の駆動電流は、流出側のFET170−4〜170−
6の共通接続ラインに設けた電流検出抵抗174により
検出され、モータ検出信号E25としてモータスピード
コントローラ160に与えられる。
【0100】モータスピードコントローラ160は、ホ
ールセンサ166−1〜166−3からのホールセンサ
検出信号E7,E8,E9と、DSP80より与えられ
るモータ回転方向を決めるFWD/REV信号E10の
4つに基づいて、制御信号E11〜E16を発生する。
更に、モータスピードコントローラ160に対しては、
DSP80より起動/停止信号E5、キャプスタンモー
タに対する電流指示値となる電流制御信号E6、加速制
御の終了で得られる定速モード信号E20が与えられ
る。
ールセンサ166−1〜166−3からのホールセンサ
検出信号E7,E8,E9と、DSP80より与えられ
るモータ回転方向を決めるFWD/REV信号E10の
4つに基づいて、制御信号E11〜E16を発生する。
更に、モータスピードコントローラ160に対しては、
DSP80より起動/停止信号E5、キャプスタンモー
タに対する電流指示値となる電流制御信号E6、加速制
御の終了で得られる定速モード信号E20が与えられ
る。
【0101】図20は、図19のモータスピードコント
ローラ160の詳細である。モータスピードコントロー
ラ160は、ROMコントローラ176、ROM17
8、パルス幅制御部182、ANDゲート180−1〜
180−3、更に切替タイミング制御部184で構成さ
れる。ROMコントローラ176は起動信号E5で動作
し、そのとき得られているFWD信号またはREV信号
E10とホールセンサ検出信号E17〜E19に基づ
き、ROM178の読出アドレスを指定する。ROM1
78にはFWD/REV信号E10で決まる回転方向を
示す1ビット情報と、ホールセンサ検出信号E17〜E
19の3ビットを加えた4ビットのアドレスを使用し
て、各アドレスごとに制御信号E11〜E16の6つに
対応した6ビットデータを格納している。
ローラ160の詳細である。モータスピードコントロー
ラ160は、ROMコントローラ176、ROM17
8、パルス幅制御部182、ANDゲート180−1〜
180−3、更に切替タイミング制御部184で構成さ
れる。ROMコントローラ176は起動信号E5で動作
し、そのとき得られているFWD信号またはREV信号
E10とホールセンサ検出信号E17〜E19に基づ
き、ROM178の読出アドレスを指定する。ROM1
78にはFWD/REV信号E10で決まる回転方向を
示す1ビット情報と、ホールセンサ検出信号E17〜E
19の3ビットを加えた4ビットのアドレスを使用し
て、各アドレスごとに制御信号E11〜E16の6つに
対応した6ビットデータを格納している。
【0102】ROM178を使用した切替タイミングを
決めるための制御信号E11〜E16は、図20のタイ
ミングチャートから明らかになる。図21(A)〜
(C)は、ホールセンサ検出信号E7〜E9である。ホ
ールセンサ検出信号E7〜E9は、180°ごとに位相
が反転する信号であり、且つそれぞれの位相差120°
となっている。このため、ホールセンサ検出信号E7〜
E9の立上がりと立下がりのそれぞれがコイル切替タイ
ミングとなり、1回転につき〜に示す6回のコイル
切替えを行う。
決めるための制御信号E11〜E16は、図20のタイ
ミングチャートから明らかになる。図21(A)〜
(C)は、ホールセンサ検出信号E7〜E9である。ホ
ールセンサ検出信号E7〜E9は、180°ごとに位相
が反転する信号であり、且つそれぞれの位相差120°
となっている。このため、ホールセンサ検出信号E7〜
E9の立上がりと立下がりのそれぞれがコイル切替タイ
ミングとなり、1回転につき〜に示す6回のコイル
切替えを行う。
【0103】図21(D)〜(I)は制御信号E11〜
E16であり、ホールセンサ検出信号E7〜E9に基づ
き、〜に示す各タイミングで図示のように切り替え
られる。この制御信号E11〜E16による図19のド
ライブ回路162のFET170−1〜170−6の動
作で、図21(J)〜(L)に示す電流I1 ,I2 ,I
3 がステータコイル162−1〜162−3に流れる。
ここで、電流方向がプラスの場合はステータコイルに対
する電流の流れ込みであり、マイナス方向はステータコ
イルからの電流の流出を示す。
E16であり、ホールセンサ検出信号E7〜E9に基づ
き、〜に示す各タイミングで図示のように切り替え
られる。この制御信号E11〜E16による図19のド
ライブ回路162のFET170−1〜170−6の動
作で、図21(J)〜(L)に示す電流I1 ,I2 ,I
3 がステータコイル162−1〜162−3に流れる。
ここで、電流方向がプラスの場合はステータコイルに対
する電流の流れ込みであり、マイナス方向はステータコ
イルからの電流の流出を示す。
【0104】図22(A)は、図21のモータ回転方向
を時計回り方向(CW方向)としたときのフェーズ〜
におけるドライブ回路162のFET170−1〜1
70−6の動作状態と、ステータコイル162−1〜1
62−3における電流の流出または流入状態を示してい
る。図22(B)はROM178のアドレスとデータで
ある。図22(A)のフェーズ〜につき図21
(A)〜(C)に示すホールセンサ検出信号E7〜E9
の3ビットをアドレスとして、FET170−1〜17
0−6に対応した駆動信号E11〜16のデータビット
6ビットのうちの2つのビットを1、残りを0としてい
る。したがって、RAM178はホールセンサ検出信号
E17〜E19の3ビットによるアドレス制御で一義的
に図21の駆動信号E11〜E16のオンオフに対応し
た6ビットデータを読み出すことができる。
を時計回り方向(CW方向)としたときのフェーズ〜
におけるドライブ回路162のFET170−1〜1
70−6の動作状態と、ステータコイル162−1〜1
62−3における電流の流出または流入状態を示してい
る。図22(B)はROM178のアドレスとデータで
ある。図22(A)のフェーズ〜につき図21
(A)〜(C)に示すホールセンサ検出信号E7〜E9
の3ビットをアドレスとして、FET170−1〜17
0−6に対応した駆動信号E11〜16のデータビット
6ビットのうちの2つのビットを1、残りを0としてい
る。したがって、RAM178はホールセンサ検出信号
E17〜E19の3ビットによるアドレス制御で一義的
に図21の駆動信号E11〜E16のオンオフに対応し
た6ビットデータを読み出すことができる。
【0105】図21に示した基本的なホールセンサ検出
信号に基づく切替タイミングにあっては、実際にはホー
ルセンサに基づく切替タイミングが得られてからコイル
電流が切り替わるまでの間に時間遅れがあり、トルク変
動を生ずる。そこで図20の切替タイミング制御部18
4において、ホールセンサ検出信号E17〜E19の切
替タイミングを若干早めた3ビットアドレスデータを作
り出してROMコントローラ176に供給し、ホールセ
ンサの切替タイミングより早めにROM178よりコイ
ル切替えのための制御信号E11〜E16を出力するよ
うにしている。
信号に基づく切替タイミングにあっては、実際にはホー
ルセンサに基づく切替タイミングが得られてからコイル
電流が切り替わるまでの間に時間遅れがあり、トルク変
動を生ずる。そこで図20の切替タイミング制御部18
4において、ホールセンサ検出信号E17〜E19の切
替タイミングを若干早めた3ビットアドレスデータを作
り出してROMコントローラ176に供給し、ホールセ
ンサの切替タイミングより早めにROM178よりコイ
ル切替えのための制御信号E11〜E16を出力するよ
うにしている。
【0106】図23は、図20の切替タイミング制御部
184における動作のタイムチャートである。図23
(A)〜(C)は、ホールセンサ検出信号E7〜E9で
ある。切替タイミングを制御するための基準クロックと
して、この実施例にあっては、図23(D)に示す磁気
テープのコントロールトラックから読み出されたコント
ロールパルスE3を使用している。勿論、コントロール
パルスE3は再生時であり、書込時にはクロック発振器
から得られた基準パルスが使用される。図23(E)
は、図23(A)〜(C)のホールセンサ検出信号E7
〜E9の立上がりおよび立下がりを示す切替タイミング
信号E31である。
184における動作のタイムチャートである。図23
(A)〜(C)は、ホールセンサ検出信号E7〜E9で
ある。切替タイミングを制御するための基準クロックと
して、この実施例にあっては、図23(D)に示す磁気
テープのコントロールトラックから読み出されたコント
ロールパルスE3を使用している。勿論、コントロール
パルスE3は再生時であり、書込時にはクロック発振器
から得られた基準パルスが使用される。図23(E)
は、図23(A)〜(C)のホールセンサ検出信号E7
〜E9の立上がりおよび立下がりを示す切替タイミング
信号E31である。
【0107】図23(F)は、DSP20からの定速モ
ード信号E30であり、加速制御によりテープ走行が定
速制御に切り替わると、定速モード信号E30は論理レ
ベル1に立ち上がって有効となる。定速モード信号E3
0が有効になると、ホールセンサ検出信号から得られた
切替タイミング信号E31の間隔をコントロールパルス
E3を用いて計測する。
ード信号E30であり、加速制御によりテープ走行が定
速制御に切り替わると、定速モード信号E30は論理レ
ベル1に立ち上がって有効となる。定速モード信号E3
0が有効になると、ホールセンサ検出信号から得られた
切替タイミング信号E31の間隔をコントロールパルス
E3を用いて計測する。
【0108】このときのカウント値がN0 であったとす
る。これがホールセンサ検出信号に基づくコイル切替え
の間隔を設定する。基準間隔を示すカウント値N0 が得
られたら、次に図23(G)に示すように、基準カウン
ト値N0 から所定値ΔNを差し引いた値(N0 −ΔN)
を基準値とし、同時にコントロールパルスE3の計数を
開始して、両者が一致するタイミングを検出する。
る。これがホールセンサ検出信号に基づくコイル切替え
の間隔を設定する。基準間隔を示すカウント値N0 が得
られたら、次に図23(G)に示すように、基準カウン
ト値N0 から所定値ΔNを差し引いた値(N0 −ΔN)
を基準値とし、同時にコントロールパルスE3の計数を
開始して、両者が一致するタイミングを検出する。
【0109】このため、算出値(N0 −ΔN)分だけコ
ントロールパルスE3をカウントする期間を示す信号E
32が得られ、信号E32の立下がりで切替タイミング
を先行させたタイミング切替信号E33を発生する。そ
れ以降は、図23(E)で測定されたコイル切替間隔と
なる基準カウント値N0 ごとに切替タイミング信号E3
3を発生する。
ントロールパルスE3をカウントする期間を示す信号E
32が得られ、信号E32の立下がりで切替タイミング
を先行させたタイミング切替信号E33を発生する。そ
れ以降は、図23(E)で測定されたコイル切替間隔と
なる基準カウント値N0 ごとに切替タイミング信号E3
3を発生する。
【0110】このように、定速モードに切り替えたとき
のホールセンサに基づく切替間隔の計測と、その計測結
果より僅かに少ない間隔後の切替タイミング信号の出力
により、それ以降のコイル切替タイミングはホールセン
サに基づく切替タイミングよりΔNだけ先行した切替タ
イミングとなる。この先行させるΔNの間隔としては、
切替間隔のカウント値N0 をN0 =1000とすると、
ΔN=5程度の値となる。
のホールセンサに基づく切替間隔の計測と、その計測結
果より僅かに少ない間隔後の切替タイミング信号の出力
により、それ以降のコイル切替タイミングはホールセン
サに基づく切替タイミングよりΔNだけ先行した切替タ
イミングとなる。この先行させるΔNの間隔としては、
切替間隔のカウント値N0 をN0 =1000とすると、
ΔN=5程度の値となる。
【0111】図24は、REV方向の回転が指示されて
キャプスタンモータ20を反時計回り方向(CCW方
向)に回転する際のホールセンサ検出信号E7〜E9、
駆動信号E11〜E16、ステータコイルの電流I1〜
I3を、図25(A)〜(L)に示している。この場合
のフェーズ〜における170−1〜170−6およ
びステータコイル162−1〜162−3の状況は、図
25(A)のようになる。図25(B)はそのときのR
AM178のアドレスとデータである。
キャプスタンモータ20を反時計回り方向(CCW方
向)に回転する際のホールセンサ検出信号E7〜E9、
駆動信号E11〜E16、ステータコイルの電流I1〜
I3を、図25(A)〜(L)に示している。この場合
のフェーズ〜における170−1〜170−6およ
びステータコイル162−1〜162−3の状況は、図
25(A)のようになる。図25(B)はそのときのR
AM178のアドレスとデータである。
【0112】このため図19のROM178には図21
(B)の時計回り方向の6ビットデータに加え、図25
(B)の反時計回り方向のフェーズ〜に対応した6
ビットデータも格納されている。したがって、図22
(B)と図25(B)に基づくそれぞれのフェーズ〜
の6ビットデータを格納したROM178は、3ビッ
トのホールセンサ検出信号E17〜E19に回転方向を
決めるFWD/REV信号E10の1ビットを加えた4
ビットによるアドレッシングを受けて、対応する制御信
号E11〜E19を読み出す。
(B)の時計回り方向の6ビットデータに加え、図25
(B)の反時計回り方向のフェーズ〜に対応した6
ビットデータも格納されている。したがって、図22
(B)と図25(B)に基づくそれぞれのフェーズ〜
の6ビットデータを格納したROM178は、3ビッ
トのホールセンサ検出信号E17〜E19に回転方向を
決めるFWD/REV信号E10の1ビットを加えた4
ビットによるアドレッシングを受けて、対応する制御信
号E11〜E19を読み出す。
【0113】更に図20のモータスピードコントローラ
160にあっては、パルス幅制御部182を設けてい
る。パルス幅制御部182は、DSP80からの電流指
示値に基づく電流制御信号E6を入力し、この電流制御
信号E6に比例してデューティ比が変化するパルス幅制
御信号を出力する。このパルス幅制御信号の周波数は例
えば23KHzであり、ホールセンサ検出信号E17〜
E19に基づくコイル切替えのための制御信号E11〜
E16の切替周波数に対し、十分に高い周波数となって
いる。
160にあっては、パルス幅制御部182を設けてい
る。パルス幅制御部182は、DSP80からの電流指
示値に基づく電流制御信号E6を入力し、この電流制御
信号E6に比例してデューティ比が変化するパルス幅制
御信号を出力する。このパルス幅制御信号の周波数は例
えば23KHzであり、ホールセンサ検出信号E17〜
E19に基づくコイル切替えのための制御信号E11〜
E16の切替周波数に対し、十分に高い周波数となって
いる。
【0114】パルス幅制御部182からのパルス幅制御
信号は、ANDゲート180−1〜180−3に与えら
れ、ROM178からの流入側の3つの制御信号に対応
するビットデータが1となったとき、パルス幅制御信号
が制御信号E11,E12またはE13として出力され
る。図21の(D)(F)に示す制御信号E11〜E1
3は、ホールセンサ検出信号に基づいて得られた制御信
号とパルス幅制御信号との論理積で得られる制御信号と
なっている。この点は図24についても同様である。
信号は、ANDゲート180−1〜180−3に与えら
れ、ROM178からの流入側の3つの制御信号に対応
するビットデータが1となったとき、パルス幅制御信号
が制御信号E11,E12またはE13として出力され
る。図21の(D)(F)に示す制御信号E11〜E1
3は、ホールセンサ検出信号に基づいて得られた制御信
号とパルス幅制御信号との論理積で得られる制御信号と
なっている。この点は図24についても同様である。
【0115】以上のホールセンサに基づいた切替タイミ
ングを先行させる制御は、キャプスタンモータ20を例
にとるものであったが、テープ走行系には、これ以外に
ドラムモータ14、ファイルリールモータ28およびマ
シンリールモータ32が設けられており、各モータはキ
ャプスタンモータ20と同様、ブラシレスDCモータを
使用していることから、それぞれのドライバ86,10
0および106のキャプスタンモータのドライバ92と
同様、図18および図19と同じものにし、ホールセン
サに基づく切替タイミングを先行させてトルク変動を抑
えるようにする。 5.テープテンションの制御 ヘリカルスキャン方式を採用した本発明の磁気テープ装
置にあっては、磁気テープの走行耐久性を伸ばすため、
テープ走行系によるテープテンションを数十g、望まし
くは30g以下に抑えており、固定ヘッドを採用した磁
気テープ装置に比べて約10分の1程度のテープテンシ
ョンに制御しなければならない。
ングを先行させる制御は、キャプスタンモータ20を例
にとるものであったが、テープ走行系には、これ以外に
ドラムモータ14、ファイルリールモータ28およびマ
シンリールモータ32が設けられており、各モータはキ
ャプスタンモータ20と同様、ブラシレスDCモータを
使用していることから、それぞれのドライバ86,10
0および106のキャプスタンモータのドライバ92と
同様、図18および図19と同じものにし、ホールセン
サに基づく切替タイミングを先行させてトルク変動を抑
えるようにする。 5.テープテンションの制御 ヘリカルスキャン方式を採用した本発明の磁気テープ装
置にあっては、磁気テープの走行耐久性を伸ばすため、
テープ走行系によるテープテンションを数十g、望まし
くは30g以下に抑えており、固定ヘッドを採用した磁
気テープ装置に比べて約10分の1程度のテープテンシ
ョンに制御しなければならない。
【0116】テープテンションの制御は、ファイルリー
ルモータ28とマシンリールモータ32の間で磁気テー
プの供給側となるリールモータの電流ゲインを下げてバ
ックテンションを掛ける制御を行う。しかしながら、テ
ープテンションを制御している磁気テープの定速制御状
態において、供給側のリールモータの駆動電流は比較的
低い電流値となっており、DAコンバータに対する電流
指示値の制御のみでは微妙な電流制御ができず、数十g
程度のバックテンションコントロールは難しい。
ルモータ28とマシンリールモータ32の間で磁気テー
プの供給側となるリールモータの電流ゲインを下げてバ
ックテンションを掛ける制御を行う。しかしながら、テ
ープテンションを制御している磁気テープの定速制御状
態において、供給側のリールモータの駆動電流は比較的
低い電流値となっており、DAコンバータに対する電流
指示値の制御のみでは微妙な電流制御ができず、数十g
程度のバックテンションコントロールは難しい。
【0117】そこで本発明にあっては、供給側のリール
モータをドライバによってブレーキモードで駆動するこ
とで、DAコンバータによる電流制御によらず、発生ト
ルクを抑えてバックテンションをコントロールする。図
27は、本発明のテープテンションの制御を実現するD
SP80の機能ブロックを、モータ側への出力段ハード
ウェアと共に示している。いま磁気テープのFWD方向
の走行制御を例にとると、ファイルリールモータ28が
供給側のリールモータとなり、ブレーキモードで駆動さ
れる。ファイルリールモータ28は、DSP80からの
電流指示データE55に基づき、DAコンバータ10
2、フィルタ104、ドライバ106で駆動される。
モータをドライバによってブレーキモードで駆動するこ
とで、DAコンバータによる電流制御によらず、発生ト
ルクを抑えてバックテンションをコントロールする。図
27は、本発明のテープテンションの制御を実現するD
SP80の機能ブロックを、モータ側への出力段ハード
ウェアと共に示している。いま磁気テープのFWD方向
の走行制御を例にとると、ファイルリールモータ28が
供給側のリールモータとなり、ブレーキモードで駆動さ
れる。ファイルリールモータ28は、DSP80からの
電流指示データE55に基づき、DAコンバータ10
2、フィルタ104、ドライバ106で駆動される。
【0118】またマシンリールモータ32は、DSPか
らの電流指示データE54に基づき、DAコンバータ9
6、フィルタ98、ドライバ100で駆動される。DS
P80にはブレーキモード設定部246が設けられる。
ブレーキモード設定部246は、FWD/REVを示す
駆動方向の制御信号E53に基づき、FWD方向であれ
ばブレーキモード設定信号E57をドライバ106に出
力し、ファイルリールモータ28をブレーキモードで駆
動する。一方、REV方向であれば、ブレーキモード設
定信号E56をドライバ100に出力し、マシンリール
モータ32をブレーキモードで動作する。
らの電流指示データE54に基づき、DAコンバータ9
6、フィルタ98、ドライバ100で駆動される。DS
P80にはブレーキモード設定部246が設けられる。
ブレーキモード設定部246は、FWD/REVを示す
駆動方向の制御信号E53に基づき、FWD方向であれ
ばブレーキモード設定信号E57をドライバ106に出
力し、ファイルリールモータ28をブレーキモードで駆
動する。一方、REV方向であれば、ブレーキモード設
定信号E56をドライバ100に出力し、マシンリール
モータ32をブレーキモードで動作する。
【0119】図28は、図27のファイルリールモータ
28のドライバ106の実施例である。ドライバ106
は、モータスピードコントローラ260、ドライバ回路
262で構成される。ドライバ回路262は、6つのF
ET270−1〜270−6を有し、モータスピードコ
ントローラ260からの制御信号E11〜E26でスイ
ッチング制御する。
28のドライバ106の実施例である。ドライバ106
は、モータスピードコントローラ260、ドライバ回路
262で構成される。ドライバ回路262は、6つのF
ET270−1〜270−6を有し、モータスピードコ
ントローラ260からの制御信号E11〜E26でスイ
ッチング制御する。
【0120】ファイルリールモータ28は、ブラシレス
DCモータを使用しており、3つのステータコイル26
2−1〜262−3と例えば2極のロータ264を有す
る。更に、ステータコイル262−1〜262−3に対
応してホールセンサ266−1〜266−3を設けてい
る。ホールセンサ266−1〜266−3からは、ロー
タ264の回転に応じて120°位相の異なるホールセ
ンサ検出信号E27〜E29がモータスピードコントロ
ーラ260に出力される。
DCモータを使用しており、3つのステータコイル26
2−1〜262−3と例えば2極のロータ264を有す
る。更に、ステータコイル262−1〜262−3に対
応してホールセンサ266−1〜266−3を設けてい
る。ホールセンサ266−1〜266−3からは、ロー
タ264の回転に応じて120°位相の異なるホールセ
ンサ検出信号E27〜E29がモータスピードコントロ
ーラ260に出力される。
【0121】ここで、ドライバ回路262およびファイ
ルリールモータ28は、図19のキャプスタンモータ2
0およびそのドライバ回路162と基本的に同じであ
る。図29は、図28のモータスピードコントローラ2
60の実施例である。モータスピードコントローラ26
0は、ROMコントローラ248、ROM250、パル
ス幅制御回路252、AND検出254−1〜254−
6、セレクタ256−4〜256−6で構成される。こ
のモータスピードコントローラ260も、図20に示し
たキャプスタンモータ20のモータスピードコントロー
ラ160と基本的に同じであるが、ブレーキモードの制
御機能としてANDゲート254−4〜254−6とセ
レクタ256−4〜256−6を新たに設けた点が異な
る。
ルリールモータ28は、図19のキャプスタンモータ2
0およびそのドライバ回路162と基本的に同じであ
る。図29は、図28のモータスピードコントローラ2
60の実施例である。モータスピードコントローラ26
0は、ROMコントローラ248、ROM250、パル
ス幅制御回路252、AND検出254−1〜254−
6、セレクタ256−4〜256−6で構成される。こ
のモータスピードコントローラ260も、図20に示し
たキャプスタンモータ20のモータスピードコントロー
ラ160と基本的に同じであるが、ブレーキモードの制
御機能としてANDゲート254−4〜254−6とセ
レクタ256−4〜256−6を新たに設けた点が異な
る。
【0122】また図20にあっては、ROMコントロー
ラ176に対し切替タイミング制御部184を設けてホ
ールセンサ検出信号E17〜E19の切替タイミングを
僅かに先行させているが、この点も図29は同じであ
り、説明を簡単にするため、ROMコントローラ248
の機能に内蔵させている。したがってROM250につ
いても、図20のROM178と同様、FWD方向につ
いては図22(B)の3ビットアドレスに対する6ビッ
トデータが格納されており、またREV方向については
図25(B)の3ビットアドレスに対する6ビットデー
タが格納されている。
ラ176に対し切替タイミング制御部184を設けてホ
ールセンサ検出信号E17〜E19の切替タイミングを
僅かに先行させているが、この点も図29は同じであ
り、説明を簡単にするため、ROMコントローラ248
の機能に内蔵させている。したがってROM250につ
いても、図20のROM178と同様、FWD方向につ
いては図22(B)の3ビットアドレスに対する6ビッ
トデータが格納されており、またREV方向については
図25(B)の3ビットアドレスに対する6ビットデー
タが格納されている。
【0123】図30は、図28および図29のモータス
ピードコントローラ260およびドライバ回路262に
よるファイルリールモータ28のブレーキモードにおけ
るタイミングチャートである。このタイミングチャート
も、キャプスタンモータ20における基本的な時計回り
方向(CW方向)のタイミングチャートである図21と
基本的に同じである。勿論、キャプスタンモータ20に
あっては、実際には図24のように、ホールセンサによ
る切替タイミングに先行してコイル切換えのタイミング
が制御されるが、この点は省略している。
ピードコントローラ260およびドライバ回路262に
よるファイルリールモータ28のブレーキモードにおけ
るタイミングチャートである。このタイミングチャート
も、キャプスタンモータ20における基本的な時計回り
方向(CW方向)のタイミングチャートである図21と
基本的に同じである。勿論、キャプスタンモータ20に
あっては、実際には図24のように、ホールセンサによ
る切替タイミングに先行してコイル切換えのタイミング
が制御されるが、この点は省略している。
【0124】図29のブレーキモードでは、図30
(D)〜(I)に示すように、制御信号E21〜E46
によるドライバ回路のFET270−1〜270−6の
スイッチング制御が、流入側および流出側の全てについ
てパルス幅制御によるオンオフ制御としている点であ
る。これに対し通常モードにあっては、図21(D)〜
(F)と同様、流入側についてはパルス幅制御信号によ
るスイッチングであるが、図21(G)〜(I)の流出
側についてはホールセンサ検出信号に基づくオンオフ制
御のみとなっている。
(D)〜(I)に示すように、制御信号E21〜E46
によるドライバ回路のFET270−1〜270−6の
スイッチング制御が、流入側および流出側の全てについ
てパルス幅制御によるオンオフ制御としている点であ
る。これに対し通常モードにあっては、図21(D)〜
(F)と同様、流入側についてはパルス幅制御信号によ
るスイッチングであるが、図21(G)〜(I)の流出
側についてはホールセンサ検出信号に基づくオンオフ制
御のみとなっている。
【0125】図31と図32は、図30のブレーキモー
ドにおけるスイッチングの様子であり、図30のフェー
ズのスイッチングを例にとっている。フェーズにあ
っては、図29のドライバ回路262において、流入側
についてはFET270−2が制御信号E22でパルス
幅制御され、同時に流出側についてはFET270−6
が制御信号E26でパルス幅制御される。
ドにおけるスイッチングの様子であり、図30のフェー
ズのスイッチングを例にとっている。フェーズにあ
っては、図29のドライバ回路262において、流入側
についてはFET270−2が制御信号E22でパルス
幅制御され、同時に流出側についてはFET270−6
が制御信号E26でパルス幅制御される。
【0126】図31は、FET270−2と270−6
のパルス幅制御における同時オンの状態である。FET
270−2のオンで電源より流れ込んだ電流は、ファイ
ルリールモータ28のステータコイル262−2に流れ
込み、ステータコイル262−3から流れ出し、更に、
同時にオンしているFET270−6を通ってアースに
流れる。
のパルス幅制御における同時オンの状態である。FET
270−2のオンで電源より流れ込んだ電流は、ファイ
ルリールモータ28のステータコイル262−2に流れ
込み、ステータコイル262−3から流れ出し、更に、
同時にオンしているFET270−6を通ってアースに
流れる。
【0127】図32は、図31のオン状態に続いて、パ
ルス幅制御で同時にオフしたときの様子である。FET
270−2,270−6が同時にオフすると、このとき
ステータコイル262−2,262−3にチャージされ
ているエネルギにより、FET270−2,270−6
のそれぞれに逆向きに並列接続されているダイオード2
72−2,272−6を通って逆方向の放電電流が流れ
る。この逆向きの放電電流は、ステータコイル262−
2,262−3に逆向きの磁界を発生させ、ロータ回転
を抑える方向に電磁力を働かせる。
ルス幅制御で同時にオフしたときの様子である。FET
270−2,270−6が同時にオフすると、このとき
ステータコイル262−2,262−3にチャージされ
ているエネルギにより、FET270−2,270−6
のそれぞれに逆向きに並列接続されているダイオード2
72−2,272−6を通って逆方向の放電電流が流れ
る。この逆向きの放電電流は、ステータコイル262−
2,262−3に逆向きの磁界を発生させ、ロータ回転
を抑える方向に電磁力を働かせる。
【0128】これは所謂回生ブレーキ作用であり、この
間、モータトルクが減少することになる。このような図
29のオン動作と図30のブレーキモードを作り出すオ
フ動作を交互に繰り返すことで、通常の動作モードに比
べモータ駆動トルクを減少させることができ、電気的に
ほぼ一定のバックテンションを掛けることができる。次
に、図27のDSP80によるファイルリールモータ2
8とマシンリールモータ32のテープ走行の定速制御を
説明する。
間、モータトルクが減少することになる。このような図
29のオン動作と図30のブレーキモードを作り出すオ
フ動作を交互に繰り返すことで、通常の動作モードに比
べモータ駆動トルクを減少させることができ、電気的に
ほぼ一定のバックテンションを掛けることができる。次
に、図27のDSP80によるファイルリールモータ2
8とマシンリールモータ32のテープ走行の定速制御を
説明する。
【0129】図33(A)は、テープ走行におけるファ
イルリールモータの速度VfとマシンリールモータVm
の関係を示す。また図33(B)は、ファイルリール半
径Rfとマシンリール半径Rmの関係を示す。いまファ
イルリールとしてカートリッジが投入された状態で、テ
ープ始端(BOT)側からテープ終端(EOT)側にテ
ープを走行させたとする。
イルリールモータの速度VfとマシンリールモータVm
の関係を示す。また図33(B)は、ファイルリール半
径Rfとマシンリール半径Rmの関係を示す。いまファ
イルリールとしてカートリッジが投入された状態で、テ
ープ始端(BOT)側からテープ終端(EOT)側にテ
ープを走行させたとする。
【0130】最初、リール半径は磁気テープが全てファ
イルリールにあることから、ファイルリール半径Rfは
最大半径Rofとなっており、一方、マシンリールは空で
あることから、最小半径Rimとなっている。このため、
キャプスタンモータによる一定のテープ走行制御に対
し、最初はマシンリール速度Vmが大きく、ファイルリ
ール速度Vfは小さい。
イルリールにあることから、ファイルリール半径Rfは
最大半径Rofとなっており、一方、マシンリールは空で
あることから、最小半径Rimとなっている。このため、
キャプスタンモータによる一定のテープ走行制御に対
し、最初はマシンリール速度Vmが大きく、ファイルリ
ール速度Vfは小さい。
【0131】テープのFWD方向への走行が進むと、供
給側のファイルリール半径Rfは直線的に減少し、同時
に巻取側のマシンリール半径Rmは直線的に増加する。
このようなリール半径の変化に対し、逆に供給側のマシ
ンリール速度Vmは直線的に減少させ、巻取側のファイ
ルリール速度Vfは直線的に増加させなければならな
い。
給側のファイルリール半径Rfは直線的に減少し、同時
に巻取側のマシンリール半径Rmは直線的に増加する。
このようなリール半径の変化に対し、逆に供給側のマシ
ンリール速度Vmは直線的に減少させ、巻取側のファイ
ルリール速度Vfは直線的に増加させなければならな
い。
【0132】この関係から明らかなように、ファイルリ
ールモータの速度制御は、供給側と巻取側のリール半径
の変化に応じて供給側のリール速度を減速制御し、巻取
側のリール速度を加速制御しなければならない。そして
それぞれの速度制御には、そのときのリール半径がリア
ルタイムで検出されなければならない。図27のDSP
80にあっては、ファイルリールモータ28の駆動電流
Ifとマシンリールモータ32の駆動電流Imを次式に
より定義している。
ールモータの速度制御は、供給側と巻取側のリール半径
の変化に応じて供給側のリール速度を減速制御し、巻取
側のリール速度を加速制御しなければならない。そして
それぞれの速度制御には、そのときのリール半径がリア
ルタイムで検出されなければならない。図27のDSP
80にあっては、ファイルリールモータ28の駆動電流
Ifとマシンリールモータ32の駆動電流Imを次式に
より定義している。
【0133】
【数1】
【0134】また、(1)(2)式における右辺第2項
のテンション値と摩擦項については、図34のように加
減算が定められる。ここで(1)式のファイルリールモ
ータ28の駆動電流Ifを例にとって図25のDSP8
0を説明すると、次のようになる。まず、(1)式右辺
第1項のイナーシャテーブル値Cfはイナーシャテーブ
ル230から求められる。イナーシャテーブル230の
検索は、テープ半径演算部288によるそのときのファ
イルリール半径をアドレスとして使用することで得られ
る。
のテンション値と摩擦項については、図34のように加
減算が定められる。ここで(1)式のファイルリールモ
ータ28の駆動電流Ifを例にとって図25のDSP8
0を説明すると、次のようになる。まず、(1)式右辺
第1項のイナーシャテーブル値Cfはイナーシャテーブ
ル230から求められる。イナーシャテーブル230の
検索は、テープ半径演算部288によるそのときのファ
イルリール半径をアドレスとして使用することで得られ
る。
【0135】(1)式の右辺第2項のサーボエラーとし
ての偏差は、カウンタ208から得られる。カウンタ2
08にはファイルリールモータ28に設けたパルスジェ
ネレータ30の例えば1回転当たり500パルスとなる
回転パルス信号E52が与えられ、またレジスタ206
より基準周期を与えるカウント値Nrが与えられる。レ
ジスタ206には1周期前のカウンタ204の値が保持
される。
ての偏差は、カウンタ208から得られる。カウンタ2
08にはファイルリールモータ28に設けたパルスジェ
ネレータ30の例えば1回転当たり500パルスとなる
回転パルス信号E52が与えられ、またレジスタ206
より基準周期を与えるカウント値Nrが与えられる。レ
ジスタ206には1周期前のカウンタ204の値が保持
される。
【0136】カウンタ204は、マシンリールモータ3
2に設けているインデックスパルスジェネレータ34よ
りの1回転当たり1パルスとなるインデックスパルス信
号E51が得られるごとに、ファイルリールモータ28
に設けているパルスジェネレータ300からの回転パル
ス信号E52をカウントする。即ち、マシンリールモー
タ32が1回転する間にファイルリールモータ28がど
のくらい回転するかを示すカウント値を求めている。こ
のカウンタ204のカウント値が、次の周期における基
準カウント値としてレジスタ206によりカウンタ20
8にセットされる。
2に設けているインデックスパルスジェネレータ34よ
りの1回転当たり1パルスとなるインデックスパルス信
号E51が得られるごとに、ファイルリールモータ28
に設けているパルスジェネレータ300からの回転パル
ス信号E52をカウントする。即ち、マシンリールモー
タ32が1回転する間にファイルリールモータ28がど
のくらい回転するかを示すカウント値を求めている。こ
のカウンタ204のカウント値が、次の周期における基
準カウント値としてレジスタ206によりカウンタ20
8にセットされる。
【0137】カウンタ208は、マシンリールモータ3
2の回転周期ごとに、現在のファイルリールモータ28
の回転を示す回転パルスE52の計数値を、基準カウン
ト値Nrから引いて偏差(N−Nr)を求める。この偏
差(N−Nr)は、マルチプレクサ24を介して乗算部
222に与えられ、レジスタ236より得られるイナー
シャテーブル230からのイナーシャテーブル値Cfを
掛け合わせた(1)式右辺の第1項の値Iafとして加算
部244に出力する。
2の回転周期ごとに、現在のファイルリールモータ28
の回転を示す回転パルスE52の計数値を、基準カウン
ト値Nrから引いて偏差(N−Nr)を求める。この偏
差(N−Nr)は、マルチプレクサ24を介して乗算部
222に与えられ、レジスタ236より得られるイナー
シャテーブル230からのイナーシャテーブル値Cfを
掛け合わせた(1)式右辺の第1項の値Iafとして加算
部244に出力する。
【0138】イナーシャテーブル230の隣りにはテン
ションテーブル232が設けられる。テンションテーブ
ル232には、ファイルリール半径Rfをアドレスとし
て(1)式右辺第2項のテンションテーブル値Ctfが予
め格納されている。したがって、現時点におけるテープ
半径演算部228で求められたファイルリール半径Rf
によるアドレスで、テンションテーブル232からテン
ションテーブル値Ctfを読み出して、レジスタ240に
格納する。
ションテーブル232が設けられる。テンションテーブ
ル232には、ファイルリール半径Rfをアドレスとし
て(1)式右辺第2項のテンションテーブル値Ctfが予
め格納されている。したがって、現時点におけるテープ
半径演算部228で求められたファイルリール半径Rf
によるアドレスで、テンションテーブル232からテン
ションテーブル値Ctfを読み出して、レジスタ240に
格納する。
【0139】レジスタ240の値Ctfは符号セット部2
24に与えられ、図32に示したように、このときFW
D方向であることから、減算を行うためにマイナス符号
をセットして加算部244に出力する。更に、摩擦セッ
ト部220が設けられる。摩擦セット部220には固定
的に摩擦項の値Cdfが設定されている。この値はマシン
リールモータ32側についても同じ値である。
24に与えられ、図32に示したように、このときFW
D方向であることから、減算を行うためにマイナス符号
をセットして加算部244に出力する。更に、摩擦セッ
ト部220が設けられる。摩擦セット部220には固定
的に摩擦項の値Cdfが設定されている。この値はマシン
リールモータ32側についても同じ値である。
【0140】摩擦セット部220は、方向判別部212
からの方向判別信号に基づき、図34に示すように、F
WD方向ではプラス、REV方向ではマイナスとなる符
号設定を行って、加算部244に出力する。加算部24
4は、(1)式右辺の各項の加算を行い、加算結果とし
てファイルリールモータ28に対する電流値Ifのデジ
タルデータ、即ち電流指示データE55をDAコンバー
タ102に出力する。
からの方向判別信号に基づき、図34に示すように、F
WD方向ではプラス、REV方向ではマイナスとなる符
号設定を行って、加算部244に出力する。加算部24
4は、(1)式右辺の各項の加算を行い、加算結果とし
てファイルリールモータ28に対する電流値Ifのデジ
タルデータ、即ち電流指示データE55をDAコンバー
タ102に出力する。
【0141】DAコンバータ102に対する電流指示デ
ータE55は、例えばDAコンバータの1ステップ当た
りの電流値を25[mA/ステップ]とすると、加算部
244で算出した電流値Ifを0.025で割ってデシ
マルの入力ステップ数を求め、これを2進バイナリデー
タに変換して出力する。即ち、加算部244および加算
部242による算出電流値If,ImのDAコンバータ
102,96に対する変換は、次式のようになる。
ータE55は、例えばDAコンバータの1ステップ当た
りの電流値を25[mA/ステップ]とすると、加算部
244で算出した電流値Ifを0.025で割ってデシ
マルの入力ステップ数を求め、これを2進バイナリデー
タに変換して出力する。即ち、加算部244および加算
部242による算出電流値If,ImのDAコンバータ
102,96に対する変換は、次式のようになる。
【0142】 FADC=If/0.025 [STEP] MADC=Im/0.025 [STEP] (3) 次に、(2)式に示したマシンリールモータ32の電流
値Imについても同じ構成となる。即ち、イナーシャテ
ーブル230よりテープ半径演算部228で得られた現
在のマシンリール半径Rmより、(2)式右辺第1項の
イナーシャテーブル値Cmをレジスタ234に読み出
し、そのときマルチプレクサ214を介してカウンタ2
08より得られている偏差(N−Nr)と乗算部216
で乗算し、乗算値Iamを加算部242に出力する。
値Imについても同じ構成となる。即ち、イナーシャテ
ーブル230よりテープ半径演算部228で得られた現
在のマシンリール半径Rmより、(2)式右辺第1項の
イナーシャテーブル値Cmをレジスタ234に読み出
し、そのときマルチプレクサ214を介してカウンタ2
08より得られている偏差(N−Nr)と乗算部216
で乗算し、乗算値Iamを加算部242に出力する。
【0143】テンションテーブル232からはそのとき
のマシンリール半径Rmに基づいてレジスタ238に
(2)式右辺第2項のテンションテーブル値Ctmが読み
出され、符号セット部218で図34に従った加算符号
または減算符号の設定を行って、加算部242に出力す
る。更に摩擦セット部220からは方向判別部212に
よるそのときの方向に基づく加算または減算による摩擦
項Cdmが加算部242にセットされる。
のマシンリール半径Rmに基づいてレジスタ238に
(2)式右辺第2項のテンションテーブル値Ctmが読み
出され、符号セット部218で図34に従った加算符号
または減算符号の設定を行って、加算部242に出力す
る。更に摩擦セット部220からは方向判別部212に
よるそのときの方向に基づく加算または減算による摩擦
項Cdmが加算部242にセットされる。
【0144】加算部242は、(2)式右辺の各項を加
算し、電流値Imを求めた後、(3)式に従って、DA
コンバータ96の分解能に応じたデシマルデータに変換
し、更にバイナリデータに変換してDAコンバータ96
に出力する。次に、イナーシャテーブル230に格納さ
れた(1)式(2)式右辺第1項のイナーシャテーブル
値Cf,Cmを説明する。このイナーシャテーブル値C
f,Cmは、次式で与えられる。
算し、電流値Imを求めた後、(3)式に従って、DA
コンバータ96の分解能に応じたデシマルデータに変換
し、更にバイナリデータに変換してDAコンバータ96
に出力する。次に、イナーシャテーブル230に格納さ
れた(1)式(2)式右辺第1項のイナーシャテーブル
値Cf,Cmを説明する。このイナーシャテーブル値C
f,Cmは、次式で与えられる。
【0145】
【数2】
【0146】(4)式,(5)式から明らかなように、
イナーシャ値Cf,Cmを求めるためには、そのときの
ファイルリールのテープ半径Rfとマシンリールのテー
プ半径Rmを求める必要がある。このテープ半径Rf,
Rmは、半径定数演算部226とテープ半径演算部22
8により求められる。本発明にあっては、マシンリール
モータ32の1回転で1パルス得られるタコジェネレー
タ34からのインデックスパルス信号E51と、ファイ
ルリールモータ28に設けた例えば1回転で500パル
スを出力するパルスジェネレータ30からの回転パルス
E52を用いて、テープ半径Rf,Rmを算出する。
イナーシャ値Cf,Cmを求めるためには、そのときの
ファイルリールのテープ半径Rfとマシンリールのテー
プ半径Rmを求める必要がある。このテープ半径Rf,
Rmは、半径定数演算部226とテープ半径演算部22
8により求められる。本発明にあっては、マシンリール
モータ32の1回転で1パルス得られるタコジェネレー
タ34からのインデックスパルス信号E51と、ファイ
ルリールモータ28に設けた例えば1回転で500パル
スを出力するパルスジェネレータ30からの回転パルス
E52を用いて、テープ半径Rf,Rmを算出する。
【0147】ここで、マシンリール1回転で得られるフ
ァイルリールの回転パルス数をNf、マシンリール1回
転のパルス数をNmとすると、各リール半径Rf,Rm
は次式で与えられる。
ァイルリールの回転パルス数をNf、マシンリール1回
転のパルス数をNmとすると、各リール半径Rf,Rm
は次式で与えられる。
【0148】
【数3】
【0149】また、ファイルリールおよびマシンリール
でテープを全部巻き取ったときのテープ最大半径をR0
とし、テープを全て巻き出したときのテープ最小半径即
ちリール半径をRrとすると、(6)式,(7)式にお
ける半径定数Cは次式で与えられる。
でテープを全部巻き取ったときのテープ最大半径をR0
とし、テープを全て巻き出したときのテープ最小半径即
ちリール半径をRrとすると、(6)式,(7)式にお
ける半径定数Cは次式で与えられる。
【0150】
【数4】
【0151】したがって、半径定数演算部226にあっ
ては、カウンタ204で得られるマシンリール1回転当
たりのファイルリールの回転パルス数Nfをパラメータ
として(8)式に従った半径定数Cを求め、テープ半径
演算部228に出力する。テープ半径演算部228は
(6)式によりファイルリール半径Rfを求め、また
(7)式でマシンリール半径Rmを求める。
ては、カウンタ204で得られるマシンリール1回転当
たりのファイルリールの回転パルス数Nfをパラメータ
として(8)式に従った半径定数Cを求め、テープ半径
演算部228に出力する。テープ半径演算部228は
(6)式によりファイルリール半径Rfを求め、また
(7)式でマシンリール半径Rmを求める。
【0152】そして、それぞれのリール半径Rf,Rm
によりイナーシャテーブル232のアドレスを指定し、
イナーシャテーブル値Cf,Cmおよびテンションテー
ブル値Ctf,Ctmを読み出すことができる。一方、テー
プ走行開始時の加速制御と減速制御については、ファイ
ルリールモータ28およびマシンリールモータ32に対
し一定の加速電流または減速電流を供給する。この加
速,減速時即ち起動停止時にあっては、制御信号E52
によりマルチプレクサ214は、カウンタ210による
一定周期ごとのファイルリールモータ28に設けたパル
スジェネレータ30からの回転パルス信号E52の計数
値のみを取り込んで監視している。
によりイナーシャテーブル232のアドレスを指定し、
イナーシャテーブル値Cf,Cmおよびテンションテー
ブル値Ctf,Ctmを読み出すことができる。一方、テー
プ走行開始時の加速制御と減速制御については、ファイ
ルリールモータ28およびマシンリールモータ32に対
し一定の加速電流または減速電流を供給する。この加
速,減速時即ち起動停止時にあっては、制御信号E52
によりマルチプレクサ214は、カウンタ210による
一定周期ごとのファイルリールモータ28に設けたパル
スジェネレータ30からの回転パルス信号E52の計数
値のみを取り込んで監視している。
【0153】この場合、乗算部216および加算部24
2は単なる加速電流値または減速電流値の一定電流値の
出力機能に切り替わっている。カウンタ210の値は、
その周期をチェックすることでリール速度を判定するこ
とができる。このため、加速時にあっては、カウンタ2
10の計数値からリール速度を求め、規定の目標速度と
比較している。そして、リール速度が目標速度の75%
に達したときに(1)式及び(2)式に示した速度制御
に切り替える。
2は単なる加速電流値または減速電流値の一定電流値の
出力機能に切り替わっている。カウンタ210の値は、
その周期をチェックすることでリール速度を判定するこ
とができる。このため、加速時にあっては、カウンタ2
10の計数値からリール速度を求め、規定の目標速度と
比較している。そして、リール速度が目標速度の75%
に達したときに(1)式及び(2)式に示した速度制御
に切り替える。
【0154】図35(A)は加速制御から定速制御に移
行したときの電流指示値の変化であり、図35(B)は
そのときの速度変化である。加速制御にあっては、一定
の電流指示値であり、リード速度はほぼ直線的に増加す
る。リード速度が基準速度Vrの75%、即ち0.75
Vrに達すると、(1)式及び(2)式に示した定速制
御に切り替わり、滑らかに、オーバシュートを生ずるこ
となく、基準速度Vrによる定速制御に入ることができ
る。
行したときの電流指示値の変化であり、図35(B)は
そのときの速度変化である。加速制御にあっては、一定
の電流指示値であり、リード速度はほぼ直線的に増加す
る。リード速度が基準速度Vrの75%、即ち0.75
Vrに達すると、(1)式及び(2)式に示した定速制
御に切り替わり、滑らかに、オーバシュートを生ずるこ
となく、基準速度Vrによる定速制御に入ることができ
る。
【0155】定速制御における電流指示値は、比較的低
い電流値となっている。このため、50g程度のテープ
テンションを供給側のリールモータのバックテンション
コントロール即ち電流指示値の制御で行うには分解能が
不十分となっており、したがって図27(D)〜(I)
に示した流出側と流入側を同時にパルス幅制御信号でオ
ンオフするときのブレーキモードを供給リール側のモー
タに行わせることで、定速制御から独立した適切なバッ
クテンションコントロールを掛けることができる。 6.テープロード 本発明の磁気テープ装置にあっては、シングルリールの
磁気テープカートリッジを使用しており、カートリッジ
を装置にローディングするとスレッダー機構が動作し
て、カートリッジのテープ先端に固定されているリーダ
ブロックを保持して、マシンリールまで運んでリール中
心に固定する。また、テープラップ機構が動作し、マシ
ンリールに引き出しているテープをロータリヘッドの周
りにヘリカル状に巻き付けるテープラップを行う。
い電流値となっている。このため、50g程度のテープ
テンションを供給側のリールモータのバックテンション
コントロール即ち電流指示値の制御で行うには分解能が
不十分となっており、したがって図27(D)〜(I)
に示した流出側と流入側を同時にパルス幅制御信号でオ
ンオフするときのブレーキモードを供給リール側のモー
タに行わせることで、定速制御から独立した適切なバッ
クテンションコントロールを掛けることができる。 6.テープロード 本発明の磁気テープ装置にあっては、シングルリールの
磁気テープカートリッジを使用しており、カートリッジ
を装置にローディングするとスレッダー機構が動作し
て、カートリッジのテープ先端に固定されているリーダ
ブロックを保持して、マシンリールまで運んでリール中
心に固定する。また、テープラップ機構が動作し、マシ
ンリールに引き出しているテープをロータリヘッドの周
りにヘリカル状に巻き付けるテープラップを行う。
【0156】従来の磁気テープ装置にあっては、テープ
スレッドが終了した後にテープラップを開始している。
このため、テープロード終了までにテープスレッドとテ
ープラップの2工程の動作が必要となり、カートリッジ
投入後に記録または再生の待機状態に達するまでに時間
がかかるという問題があった。これに対し本発明にあっ
ては、テープスレッドとテープラップの動作を並行して
行わせることで、カートリッジ投入から再生または記録
の待機状態に至るまでの時間を短縮している。
スレッドが終了した後にテープラップを開始している。
このため、テープロード終了までにテープスレッドとテ
ープラップの2工程の動作が必要となり、カートリッジ
投入後に記録または再生の待機状態に達するまでに時間
がかかるという問題があった。これに対し本発明にあっ
ては、テープスレッドとテープラップの動作を並行して
行わせることで、カートリッジ投入から再生または記録
の待機状態に至るまでの時間を短縮している。
【0157】図36は、図7のDSP80に設けられた
ロード制御部142の詳細である。ロード制御部142
には、テープスレッド制御部310、テープラップ制御
部312が設けられる。テープスレッド制御部310は
カートリッジのローディング終了で起動し、テープスレ
ッドモータ36を駆動するための電流指示データをDA
コンバータ108に出力する。
ロード制御部142の詳細である。ロード制御部142
には、テープスレッド制御部310、テープラップ制御
部312が設けられる。テープスレッド制御部310は
カートリッジのローディング終了で起動し、テープスレ
ッドモータ36を駆動するための電流指示データをDA
コンバータ108に出力する。
【0158】DAコンバータ108に対する電流指示デ
ータはアナログ電圧に変換された後、ドライバ110に
与えられ、テープスレッドモータ36を指示さた電流値
でテープスレッド方向に回転する。このテープスレッド
モータ36の回転でテープスレッド機構316が動作す
る。図37は、テープスレッド機構316の実施例であ
る。テープスレッド機構316は、テープスレッドモー
タ36のギア330に噛合ったギア332の回転軸76
に固着された回転アーム302と、回転アーム302の
先端に軸305により回動自在に装着されたガイドアー
ム300を備える。ガイドアーム300の先端にはピン
304が設けられ、図示の位置でピン304は、カート
リッジ46の磁気テープの先端に設けているリーダブロ
ックに嵌着する。
ータはアナログ電圧に変換された後、ドライバ110に
与えられ、テープスレッドモータ36を指示さた電流値
でテープスレッド方向に回転する。このテープスレッド
モータ36の回転でテープスレッド機構316が動作す
る。図37は、テープスレッド機構316の実施例であ
る。テープスレッド機構316は、テープスレッドモー
タ36のギア330に噛合ったギア332の回転軸76
に固着された回転アーム302と、回転アーム302の
先端に軸305により回動自在に装着されたガイドアー
ム300を備える。ガイドアーム300の先端にはピン
304が設けられ、図示の位置でピン304は、カート
リッジ46の磁気テープの先端に設けているリーダブロ
ックに嵌着する。
【0159】テープスレッドモータ36による回転軸7
6の反時計回り方向(CCW方向)の回転で回転アーム
302が回転し、回転アーム302の回転に伴って、ガ
イドアーム300の先端のテープのリーダブロックを保
持したピン304を、破線で示すテープスレッド軌跡3
06に沿って移動し、マシンリール70のリール中心に
設けている切欠溝306にリーダブロックを嵌込み固定
する。尚、図38以降については、図3で示しているキ
ャプスタンローラ52、ガイドローラ54、テープスレ
ッドモータ36、ギア330、332は省略している。
6の反時計回り方向(CCW方向)の回転で回転アーム
302が回転し、回転アーム302の回転に伴って、ガ
イドアーム300の先端のテープのリーダブロックを保
持したピン304を、破線で示すテープスレッド軌跡3
06に沿って移動し、マシンリール70のリール中心に
設けている切欠溝306にリーダブロックを嵌込み固定
する。尚、図38以降については、図3で示しているキ
ャプスタンローラ52、ガイドローラ54、テープスレ
ッドモータ36、ギア330、332は省略している。
【0160】再び図36を参照するに、ロード制御部1
42にはテープラップ制御部312が設けられる。テー
プラップ制御部312は、DAコンバータ112にテー
プラップモータ38を駆動するための一定の電流指示デ
ータを出力する。ドライバ114は、DAコンバータ1
12からの電流指示電圧に基づき、テープラップモータ
38を駆動する。
42にはテープラップ制御部312が設けられる。テー
プラップ制御部312は、DAコンバータ112にテー
プラップモータ38を駆動するための一定の電流指示デ
ータを出力する。ドライバ114は、DAコンバータ1
12からの電流指示電圧に基づき、テープラップモータ
38を駆動する。
【0161】テープラップモータ38が回転すると、テ
ープラップ機構318が動作する。テープラップ機構3
18は、図37のロータリヘッド44の両側に設けてい
るガイド溝62,64の可動ガイド58,60を駆動す
る。初期状態で可動ガイド58,60は図示の位置にあ
り、テープラップ動作の際にはロータリヘッド44側に
移動し、磁気テープをロータリヘッド44にヘリカル状
に巻き付ける。
ープラップ機構318が動作する。テープラップ機構3
18は、図37のロータリヘッド44の両側に設けてい
るガイド溝62,64の可動ガイド58,60を駆動す
る。初期状態で可動ガイド58,60は図示の位置にあ
り、テープラップ動作の際にはロータリヘッド44側に
移動し、磁気テープをロータリヘッド44にヘリカル状
に巻き付ける。
【0162】図38は図4のテープラップ用のリンク機
構334の詳細である。リンク機構334は一対のリン
ク350,352を備える。リンク350の上側にはガ
イド溝368が設けられ、また中心から下側にはガイド
溝370が設けられる。リンク352も同様に、上側に
がイド溝366が設けられ、また中心から下側にはガイ
ド溝368が設けられる。リンク350,352は下端
を軸356,354によって支持プレート342に回動
自在に装着している。
構334の詳細である。リンク機構334は一対のリン
ク350,352を備える。リンク350の上側にはガ
イド溝368が設けられ、また中心から下側にはガイド
溝370が設けられる。リンク352も同様に、上側に
がイド溝366が設けられ、また中心から下側にはガイ
ド溝368が設けられる。リンク350,352は下端
を軸356,354によって支持プレート342に回動
自在に装着している。
【0163】またリンク350,352は中央でクロス
され、クロスしたガイド溝368,370の部分にピン
358を嵌め入れている。リンク350,352の上側
のガイド溝364,366には、図37の可動ガイド5
8,60を支持するシャフト360,362が嵌め込ま
れ、シャフト360,362はガイド溝62,64に沿
って移動する。リンク352の下端に固着した軸354
にはギア374が固定され、ギア354にテープラップ
モータ372の回転軸に設けたギア372が噛合ってい
る。
され、クロスしたガイド溝368,370の部分にピン
358を嵌め入れている。リンク350,352の上側
のガイド溝364,366には、図37の可動ガイド5
8,60を支持するシャフト360,362が嵌め込ま
れ、シャフト360,362はガイド溝62,64に沿
って移動する。リンク352の下端に固着した軸354
にはギア374が固定され、ギア354にテープラップ
モータ372の回転軸に設けたギア372が噛合ってい
る。
【0164】図38はテープラップ動作を行う前のリン
ク機構334である。このとき図37のように、可動ガ
イド58,60はガイド溝62,64の外側の位置に移
動している。テープラップ動作を行う場合には、テープ
ラップモータ38を駆動してギア372,374を介し
てリンク352を、軸354を中心に反時計回りに回動
する。リンク353が反時計回りに回動すると、図39
のように、リンク350,352は開き、ガイド溝6
2,64に沿って可動ガイド58,60のシャフト36
0,362を内側に移動させる。このため可動ガイド5
8,60は図3のように、ロータリヘッド44に磁気テ
ープ48をラップさせた位置に移動する。
ク機構334である。このとき図37のように、可動ガ
イド58,60はガイド溝62,64の外側の位置に移
動している。テープラップ動作を行う場合には、テープ
ラップモータ38を駆動してギア372,374を介し
てリンク352を、軸354を中心に反時計回りに回動
する。リンク353が反時計回りに回動すると、図39
のように、リンク350,352は開き、ガイド溝6
2,64に沿って可動ガイド58,60のシャフト36
0,362を内側に移動させる。このため可動ガイド5
8,60は図3のように、ロータリヘッド44に磁気テ
ープ48をラップさせた位置に移動する。
【0165】再び図36を参照するに、テープラップ制
御部312はタイマ314で起動される。タイマ314
は、テープスレッド制御部310がカートリッジのロー
ド完了信号を受けた際に起動され、予め定めた一定時間
後例えば数秒後にタイムアップして、テープラップ制御
部312にタイマ出力を生じ、テープラップ制御部31
2による動作を開始させる。このため、テープスレッド
機構316の動作中にテープラップ機構318が並行し
て動作することになる。
御部312はタイマ314で起動される。タイマ314
は、テープスレッド制御部310がカートリッジのロー
ド完了信号を受けた際に起動され、予め定めた一定時間
後例えば数秒後にタイムアップして、テープラップ制御
部312にタイマ出力を生じ、テープラップ制御部31
2による動作を開始させる。このため、テープスレッド
機構316の動作中にテープラップ機構318が並行し
て動作することになる。
【0166】図40は、図36のロード制御部142の
テープスレッド310により、カートリッジ投入による
テープスレッドモータ36の起動でテープスレッド機構
316が動作した状態を示す。この状態でテープスレッ
ド機構316の回転アーム302は、ロータリヘッド4
4の部分まで回転しており、ガイドアーム300の先端
のピン304により保持した磁気テープ48の先端のリ
ーダブロック315を固定ガイド66を越えた位置まで
引き出している。このときテープラップ機構318によ
り動作する可動ガイド58,60は、ガイド溝62,6
4の後退した位置にある。
テープスレッド310により、カートリッジ投入による
テープスレッドモータ36の起動でテープスレッド機構
316が動作した状態を示す。この状態でテープスレッ
ド機構316の回転アーム302は、ロータリヘッド4
4の部分まで回転しており、ガイドアーム300の先端
のピン304により保持した磁気テープ48の先端のリ
ーダブロック315を固定ガイド66を越えた位置まで
引き出している。このときテープラップ機構318によ
り動作する可動ガイド58,60は、ガイド溝62,6
4の後退した位置にある。
【0167】この時点でタイマ314がタイムアウト
し、テープラップモータ38の回転によりテープラップ
機構318が動作する。テープラップ機構318が動作
すると、図41に示すように、可動ガイド58,60が
ガイド溝62,64に沿ってロータリヘッド44側に移
動し、磁気テープ48をヘリカル状にロータリヘッド4
4に巻き付ける。このテープラップ動作はテープスレッ
ド動作と同時に行われる。
し、テープラップモータ38の回転によりテープラップ
機構318が動作する。テープラップ機構318が動作
すると、図41に示すように、可動ガイド58,60が
ガイド溝62,64に沿ってロータリヘッド44側に移
動し、磁気テープ48をヘリカル状にロータリヘッド4
4に巻き付ける。このテープラップ動作はテープスレッ
ド動作と同時に行われる。
【0168】最終的に、図42に示すように、回転アー
ム302によってガイドアーム300の先端のリーダブ
ロック315がマシンリール70の切欠溝306に嵌り
込んで、磁気テープ48の先端をマシンリール70に固
定する。このとき既に可動ガイド58,60はロータリ
ヘッド44に磁気テープ48を巻き付けたテープラップ
の完了状態となっている。
ム302によってガイドアーム300の先端のリーダブ
ロック315がマシンリール70の切欠溝306に嵌り
込んで、磁気テープ48の先端をマシンリール70に固
定する。このとき既に可動ガイド58,60はロータリ
ヘッド44に磁気テープ48を巻き付けたテープラップ
の完了状態となっている。
【0169】図43のフローチャートは、図36のロー
ド制御部142の処理である。ステップS1でカートリ
ッジが投入されると、ステップS2でテープスレッドモ
ータ36を起動し、テープスレッド機構316の動作を
開始する。同時にステップS3でタイマ314を起動す
る。続いてステップS4で、タイマ314のタイムアウ
トを監視している。
ド制御部142の処理である。ステップS1でカートリ
ッジが投入されると、ステップS2でテープスレッドモ
ータ36を起動し、テープスレッド機構316の動作を
開始する。同時にステップS3でタイマ314を起動す
る。続いてステップS4で、タイマ314のタイムアウ
トを監視している。
【0170】タイマ起動から予め定めた所定時間、例え
ば図40に示すロータリヘッド44を越えた位置まで磁
気テープ48のリーダブロック315を引き出すに必要
な時間、具体的には数秒を経過すると、タイマ314が
タイムアウトし、ステップS5でテープラップモータ3
8を起動してテープラップ機構318の動作を開始す
る。これによって、図41のようにテープスレッドと同
時にロータリヘッド44に対するテープラップが行われ
る。
ば図40に示すロータリヘッド44を越えた位置まで磁
気テープ48のリーダブロック315を引き出すに必要
な時間、具体的には数秒を経過すると、タイマ314が
タイムアウトし、ステップS5でテープラップモータ3
8を起動してテープラップ機構318の動作を開始す
る。これによって、図41のようにテープスレッドと同
時にロータリヘッド44に対するテープラップが行われ
る。
【0171】ステップS6にあっては、テープラップの
完了をチェックしている。テープラップ完了は、例えば
可動ガイド58,60のテープラップ完了位置への移動
を、フォトセンサ、タッチセンサ、近接スイッチなどの
センサで検出して判断する。ステップS6でテープラッ
プ完了を判別すると、ステップS7でテープラップモー
タ38を停止する。
完了をチェックしている。テープラップ完了は、例えば
可動ガイド58,60のテープラップ完了位置への移動
を、フォトセンサ、タッチセンサ、近接スイッチなどの
センサで検出して判断する。ステップS6でテープラッ
プ完了を判別すると、ステップS7でテープラップモー
タ38を停止する。
【0172】またステップS8にあっては、テープスレ
ッドの完了をチェックしている。テープスレッドの完了
は、図42のように、マシンリール70の切欠溝306
に磁気テープ48の先端のリーダブロック315を押し
込んだときのリール回転から判断することができる。勿
論、回転アーム302の回転角をセンサで検出してスレ
ッド完了を判断してもよい。
ッドの完了をチェックしている。テープスレッドの完了
は、図42のように、マシンリール70の切欠溝306
に磁気テープ48の先端のリーダブロック315を押し
込んだときのリール回転から判断することができる。勿
論、回転アーム302の回転角をセンサで検出してスレ
ッド完了を判断してもよい。
【0173】ステップS8でテープスレッドの完了を判
断すると、ステップS9でテープスレッドモータ36を
停止する。最終的にステップS10で、テープロード完
了通知を例えば図6の全体制御部132に通知し、全体
制御部132よりMPUに対しロード完了に伴う記録ま
たは再生の待機状態のステータスを通知する。図36の
実施例では、タイマ314でテープスレッドの起動から
数秒後にテープラップを開始しているが、タイマ314
の代わりにカウンタを使用してもよい。このカウンタ
は、テープスレッドでフリー回転されるカートリッジ4
6のファイルリール45を装着しているファイルリール
モータ28に設けているパルスジェネレータ30より出
力される回転パルスを計数する。
断すると、ステップS9でテープスレッドモータ36を
停止する。最終的にステップS10で、テープロード完
了通知を例えば図6の全体制御部132に通知し、全体
制御部132よりMPUに対しロード完了に伴う記録ま
たは再生の待機状態のステータスを通知する。図36の
実施例では、タイマ314でテープスレッドの起動から
数秒後にテープラップを開始しているが、タイマ314
の代わりにカウンタを使用してもよい。このカウンタ
は、テープスレッドでフリー回転されるカートリッジ4
6のファイルリール45を装着しているファイルリール
モータ28に設けているパルスジェネレータ30より出
力される回転パルスを計数する。
【0174】そして図40のように、磁気テープ48の
先端のリーダブロック315をロータリヘッド44を越
える位置例えば固定ガイド66を越える位置まで引き出
すまでの、ファイルリール46の回転数に対応した回転
パルスの数に達したときに、テープラップ制御部312
に対しテープラップモータ38の起動を指示するように
してもよい。
先端のリーダブロック315をロータリヘッド44を越
える位置例えば固定ガイド66を越える位置まで引き出
すまでの、ファイルリール46の回転数に対応した回転
パルスの数に達したときに、テープラップ制御部312
に対しテープラップモータ38の起動を指示するように
してもよい。
【0175】図44は、DSP80に設けたロード制御
部142の他の実施例である。この実施例にあっては、
図45のように、位置センサ116を例えば可動ガイド
60の手前の位置に設置し、センサ116のテープ先端
の検出出力、即ちリーダブロック315の検出出力でテ
ープラップを起動するようにしたことを特徴とする。セ
ンサ116としては、フォトセンサ、機械的な接触スイ
ッチ、非接触の近接スイッチなど、適宜のセンサを用い
ることができる。ロード制御部142にはセンサ116
による磁気テープ48のリーダブロック315の通過に
よるセンサ信号の検出部320が設けられる。検出部3
20はセンサ116の出力から磁気テープ先端のリーダ
ブロック315の通過を検出した出力をテープラップ制
御部312に与え、これによってテープラップ制御部3
12がテープラップモータ38を起動して、テープラッ
プ機構318によるテープラップの動作を開始させる。
部142の他の実施例である。この実施例にあっては、
図45のように、位置センサ116を例えば可動ガイド
60の手前の位置に設置し、センサ116のテープ先端
の検出出力、即ちリーダブロック315の検出出力でテ
ープラップを起動するようにしたことを特徴とする。セ
ンサ116としては、フォトセンサ、機械的な接触スイ
ッチ、非接触の近接スイッチなど、適宜のセンサを用い
ることができる。ロード制御部142にはセンサ116
による磁気テープ48のリーダブロック315の通過に
よるセンサ信号の検出部320が設けられる。検出部3
20はセンサ116の出力から磁気テープ先端のリーダ
ブロック315の通過を検出した出力をテープラップ制
御部312に与え、これによってテープラップ制御部3
12がテープラップモータ38を起動して、テープラッ
プ機構318によるテープラップの動作を開始させる。
【0176】図46のフローチャートは、図44のセン
サ116を用いた実施例の処理である。ステップS1で
カートリッジを投入すると、ステップS2でテープスレ
ッドモータ36を起動する。続いてステップS3で、セ
ンサ116によりテープ先端のリーダブロック315の
通過の検出出力の有無をチェックしている。検出出力が
あると、ステップS4に進み、テープラップモータ38
を起動する。これによって、テープスレッドに並行して
テープラップが行われる。
サ116を用いた実施例の処理である。ステップS1で
カートリッジを投入すると、ステップS2でテープスレ
ッドモータ36を起動する。続いてステップS3で、セ
ンサ116によりテープ先端のリーダブロック315の
通過の検出出力の有無をチェックしている。検出出力が
あると、ステップS4に進み、テープラップモータ38
を起動する。これによって、テープスレッドに並行して
テープラップが行われる。
【0177】ステップS5でテープラップの完了を判別
すると、ステップS6でテープラップモータ38を停止
する。また、ステップS7でテープスレッドの完了を判
別すると、ステップS8でテープスレッドモータ36を
停止する。最終的にステップS9で、テープロード完了
通知を送出して、再生または記録の待機状態とする。図
47の実施例は、テープスレッドを停止した状態でテー
プラップを開始し、テープラップの完了でテープスレッ
ドを再開するようにしたことを特徴とする。このテープ
スレッドの停止と再開のため、固定ガイド66を越えた
位置にロック機構322を設けている。ロック機構32
2は、軸326を中心に揺動自在なレバー324を有す
る。
すると、ステップS6でテープラップモータ38を停止
する。また、ステップS7でテープスレッドの完了を判
別すると、ステップS8でテープスレッドモータ36を
停止する。最終的にステップS9で、テープロード完了
通知を送出して、再生または記録の待機状態とする。図
47の実施例は、テープスレッドを停止した状態でテー
プラップを開始し、テープラップの完了でテープスレッ
ドを再開するようにしたことを特徴とする。このテープ
スレッドの停止と再開のため、固定ガイド66を越えた
位置にロック機構322を設けている。ロック機構32
2は、軸326を中心に揺動自在なレバー324を有す
る。
【0178】レバー324の右側はガイド溝64を横切
る位置に延在している。レバー324の左側はL字状に
屈曲している。このL字状の屈曲部の先端には、ピン3
82に対しスリット溝380を嵌め合わせたストッパレ
バー328が装着されている。ストッパレバー328は
先端をリーダブロック315のテープスレッド軌跡上に
位置している。
る位置に延在している。レバー324の左側はL字状に
屈曲している。このL字状の屈曲部の先端には、ピン3
82に対しスリット溝380を嵌め合わせたストッパレ
バー328が装着されている。ストッパレバー328は
先端をリーダブロック315のテープスレッド軌跡上に
位置している。
【0179】テープスレッドモータによる回転アーム3
02の回転で、ガイドアーム300の先端に支持された
リーダブロック315が図示のロックアーム328に当
接すると、その動きが停止する。このロック機構322
によるテープスレッドの停止を検出すると、テープラッ
プモータ38が起動し、ガイド溝62,64に沿って可
動ガイド58,60をロータリヘッド44側に移動し、
テープラップを行う。
02の回転で、ガイドアーム300の先端に支持された
リーダブロック315が図示のロックアーム328に当
接すると、その動きが停止する。このロック機構322
によるテープスレッドの停止を検出すると、テープラッ
プモータ38が起動し、ガイド溝62,64に沿って可
動ガイド58,60をロータリヘッド44側に移動し、
テープラップを行う。
【0180】可動ガイド58,60がテープラップの完
了位置に移動すると、図48のように可動ガイド60が
レバー324の右端を押し下げ、軸326を中心に右回
りに回動する。このため、ストッパレバー328が右側
に引き込まれ、リーダブロック315の停止を解除し、
テープスレッドモータ36によるテープスレッドを再開
させる。
了位置に移動すると、図48のように可動ガイド60が
レバー324の右端を押し下げ、軸326を中心に右回
りに回動する。このため、ストッパレバー328が右側
に引き込まれ、リーダブロック315の停止を解除し、
テープスレッドモータ36によるテープスレッドを再開
させる。
【0181】このように、テープスレッド軌跡の途中に
ロック機構322を設けることにより、まずテープスレ
ッドを開始し、続いてテープラップを行い、テープラッ
プの完了後にテープスレッドを再開させて完了させる処
理を行うことができる。勿論、機械的なロック機構32
2によらず、図36に示したタイマ314に従ったシー
ケンスあるいは図40の検出部320によるセンサに基
づくシーケンスでまずテープスレッドを行い、固定ガイ
ド66を越える位置でテープスレッドを停止してテープ
ラップを開始し、テープラップ完了でテープスレッドを
再開させるようにしてもよい。
ロック機構322を設けることにより、まずテープスレ
ッドを開始し、続いてテープラップを行い、テープラッ
プの完了後にテープスレッドを再開させて完了させる処
理を行うことができる。勿論、機械的なロック機構32
2によらず、図36に示したタイマ314に従ったシー
ケンスあるいは図40の検出部320によるセンサに基
づくシーケンスでまずテープスレッドを行い、固定ガイ
ド66を越える位置でテープスレッドを停止してテープ
ラップを開始し、テープラップ完了でテープスレッドを
再開させるようにしてもよい。
【0182】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明の磁気テ
ープ装置によれば、シングルリールタイプのカートリッ
ジを使用したヘリカルスキャン方式について、次の効果
が得られる。まず、磁気テープのコントロールトラック
に記録されたコントロールパルスのカウントに基づき、
リポジション動作および目的位置の高速サーチが簡単に
でき、従来のヘリカルトラックのIDを再生した処理に
比べ、装置構成の簡略化と処理時間の短縮化が実現でき
る。
ープ装置によれば、シングルリールタイプのカートリッ
ジを使用したヘリカルスキャン方式について、次の効果
が得られる。まず、磁気テープのコントロールトラック
に記録されたコントロールパルスのカウントに基づき、
リポジション動作および目的位置の高速サーチが簡単に
でき、従来のヘリカルトラックのIDを再生した処理に
比べ、装置構成の簡略化と処理時間の短縮化が実現でき
る。
【0183】また、テープ送りを制御するキャプスタン
モータの回転トルクリップルを事前に測定し、テープ走
行時には変動分をフイードフォワード制御により低減さ
せることで、テープ走行のワウ・フラッタを低減するこ
とができる。同時に、テープ走行系のモータ、即ちキャ
プスタンモータ、リールモータおよびドラムモータにつ
いて、ホールセンサに基づくコイル電流の切替タイミン
グを先行させることで、トルク変動を抑えてワウ・フラ
ッタを改善できる。
モータの回転トルクリップルを事前に測定し、テープ走
行時には変動分をフイードフォワード制御により低減さ
せることで、テープ走行のワウ・フラッタを低減するこ
とができる。同時に、テープ走行系のモータ、即ちキャ
プスタンモータ、リールモータおよびドラムモータにつ
いて、ホールセンサに基づくコイル電流の切替タイミン
グを先行させることで、トルク変動を抑えてワウ・フラ
ッタを改善できる。
【0184】また、リールモータの制御によるバックテ
ンションのコントロールについて、PWM制御のオフタ
イミングでコイルの回生ブレーキ回路を形成するように
スイッチングすることで、供給側のリールモータのトル
クを低減して、数十gというようなヘリカルスキャン方
式のテープ走行に要求される微妙なバックテンションを
適切に制御することができる。
ンションのコントロールについて、PWM制御のオフタ
イミングでコイルの回生ブレーキ回路を形成するように
スイッチングすることで、供給側のリールモータのトル
クを低減して、数十gというようなヘリカルスキャン方
式のテープ走行に要求される微妙なバックテンションを
適切に制御することができる。
【0185】更に、カートリッジ投入時にテープのスレ
ッド動作に並行してテープのラップ動作を行わせること
で、カートリッジ投入から記録または再生の待機状態に
達するまでの時間を短縮することができる。
ッド動作に並行してテープのラップ動作を行わせること
で、カートリッジ投入から記録または再生の待機状態に
達するまでの時間を短縮することができる。
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の全体的なブロック図
【図3】本発明のテープ走行機構の説明図
【図4】図3の側面から見た構造の説明図
【図5】図2のドライブユニットのブロック図
【図6】ヘリカルスキャン方式のテープ記録状態の説明
図
図
【図7】図5のDSPの機能ブロック図
【図8】図7のリポジション処理部の機能ブロック図
【図9】リポジション動作の説明図
【図10】リポジション処理のフローチャート
【図11】図7の高速サーチ処理部の機能ブロック図
【図12】高速サーチのテープ目標位置の説明図
【図13】高速サーチ処理のフローチャート
【図14】図7のキャプスタン制御部の機能ブロック図
【図15】キャプスタンモータの回転パルス、インデッ
クスパルスのタイムチャート
クスパルスのタイムチャート
【図16】回転トルク測定処理のフローチャート
【図17】測定結果の説明図
【図18】補正テーブルの説明図
【図19】キャプスタンモータのドライバの回路ブロッ
ク図
ク図
【図20】図19のモータスピードコントローラのブロ
ック図
ック図
【図21】キャプスタンモータのCW回転のタイミング
チャート
チャート
【図22】CW回転のタイミング制御に用いるFET及
びコイル切替条件の説明図
びコイル切替条件の説明図
【図23】ホールセンサに基づく切替タイミングを早め
る処理のタイミングチャート
る処理のタイミングチャート
【図24】切替えタイミングを早めたCW回転のタイミ
ングチャート
ングチャート
【図25】キャプスタンモータのCCW回転のタイミン
グチャート
グチャート
【図26】CCW回転のタイミング制御に用いるFET
及びコイル切替条件の説明図
及びコイル切替条件の説明図
【図27】図7のリールモータ制御部の機能ブロック図
【図28】ファイルリールモータのドライバの回路ブロ
ック図
ック図
【図29】図28のモータスピードコントローラのブロ
ック図
ック図
【図30】図28のドライバ回路でブレーキモードとし
たCW回転のタイミングチャート
たCW回転のタイミングチャート
【図31】FETを同時オンした駆動状態での説明図
【図32】FETを同時オフしたブレーキ状態の説明図
【図33】リール速度のリール半径の説明図
【図34】図28のテンション値と摩擦項の回転方向に
対する正負の関係の説明図
対する正負の関係の説明図
【図35】リール加速から定速制御での電流指示値と速
度の説明図
度の説明図
【図36】タイマを用いた図7のテープロード制御部の
機能ブロック図
機能ブロック図
【図37】テープスレッド機構とテープラップ機構の説
明図
明図
【図38】テープラップ用のリンク機構の説明図
【図39】テープラップ用のリンク機構のラップ動作完
了状態の説明図
了状態の説明図
【図40】テープラップ開始前のテープスレッドの説明
図
図
【図41】テープスレッドに並行したテープラップの説
明図
明図
【図42】テープラップ及びテープスレッド完了状態の
説明図
説明図
【図43】図36のロード処理のフローチャート
【図44】センサを用いた図7のテープロード制御部の
機能ブロック図
機能ブロック図
【図45】センサの手前までテープをスレッドした状態
の説明図
の説明図
【図46】図44のテープロード処理のフローチャート
【図47】テープスレッドを途中で停止してテープラッ
プを行い、ラップ完了でスレッドを再開する機構の説明
図
プを行い、ラップ完了でスレッドを再開する機構の説明
図
【図48】ラップ完了によりロック機構を解除してテー
プスレッドを再開させた状態の説明図
プスレッドを再開させた状態の説明図
10:ドライブユニット 12:MPU 14:ドラムモータ 16,22,34:タコジェネレータ(1パルス/rp
m) 18,24,30:パルスジェネレータ(500パルス
/rpm) 20:キャプスタンモータ 26:2相回転センサ 28:ファイルリールモータ 32:マシンリールモータ 36:テープスレッドモータ 38:テープラップモータ 40:コントロールヘッド 42:リード/ライトユニット 44:ロータリーヘッド 45:ファイルリール 46:カートリッジ 48:磁気テープ 50,66:固定ガイド 52:キャプスタンローラ 54:ガイドローラ 58,60:可動ガイド 62,64:ガイド溝 68:テンションガイド 70:マシンリール 74−1〜74−4:ヘッド 76:回転軸 80:デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP) 82,88,96,102,108,112:DAコン
バータ 84,90,98,104:フィルタ 86,92,100,106:ドライバ(3相ブラシレ
スDCモータ用) 94:回転方向検出回路 110,114:ドライバ(単相DCモータ用) 116:センサ 118:コントロールパルス復調回路 120:クロック発振器 122:分周回路 124:基準パルス作成回路 126:セレクタ 128,130:転送バッファ 132:全体制御部 134:ドラム制御部 136:キャプスタン制御部 138:リール制御部 140:テープロード制御部 142:リポジョン処理部 144:タイマ 146,154:レジスタ 148,156:減算部 150:サーボ演算部 158:加減速制御部 160,260:モータスピードコントローラ 162,262:ドライバ回路 162−1〜162−3,262−1〜262−3:ス
テータコイル 164,264:ロータ 166−1〜166−3,266−1〜266−3:ホ
ールセンサ 170−1〜170−6,270−1〜270−6:F
ET 172−1〜172−6,272−1〜272−6:ダ
イオード 174,274:電流検出抵抗 176,248:ROMコントローラ 178,250:ROM 180−1〜180−3,254−1〜254−6:A
NDゲート 182,252:パルス幅制御部 192:トルクリップル測定部 194:補正テーブル 204,208,210:カウンタ 206:レジスタ 212:方向判別部 214:マルチプレクサ 216,222:乗算部 218,224:符号セット部 220:摩擦セット部 226:半径定数演算部 228:テープ半径演算部 230:イナーシャテーブル 232:テンションテーブル 234,236,238,240:レジスタ 242,244:加算部 246:ブレーキモード設定部 256−4〜256−6:セレクタ 300:ガイドアーム 302:回転アーム 304:ピン 305:軸 306:テープスレッド軌跡 310:テープスレッド制御部 312:テープラップ制御部 314:タイマ 315:リーダーブロック 316:テープスレッド機構 318:テープラップ機構 320:検出部 322:ロック機構 324:レバー 326:軸 328:ロックレバー 330,332,372,374:ギア 334:リンク機構 340:装置本体 342:支持プレート 350,352:リンク 354,356:軸 458:ピン 560,362:シャフト 364,366,368,370:ガイド溝 380:スリット溝 382:ピン 400:第1カウンタ 402:第2カウンタ 404:ラッチ 406:リポジション位置算出部 408:一致検出部 410:リポジション走行制御部 412:完了通知部 500:高速サーチ部 501:高速サーチ命令部 502:ブロックID復調部 504:レジスタ 506:一致検出部 508:高速走行制御部
m) 18,24,30:パルスジェネレータ(500パルス
/rpm) 20:キャプスタンモータ 26:2相回転センサ 28:ファイルリールモータ 32:マシンリールモータ 36:テープスレッドモータ 38:テープラップモータ 40:コントロールヘッド 42:リード/ライトユニット 44:ロータリーヘッド 45:ファイルリール 46:カートリッジ 48:磁気テープ 50,66:固定ガイド 52:キャプスタンローラ 54:ガイドローラ 58,60:可動ガイド 62,64:ガイド溝 68:テンションガイド 70:マシンリール 74−1〜74−4:ヘッド 76:回転軸 80:デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP) 82,88,96,102,108,112:DAコン
バータ 84,90,98,104:フィルタ 86,92,100,106:ドライバ(3相ブラシレ
スDCモータ用) 94:回転方向検出回路 110,114:ドライバ(単相DCモータ用) 116:センサ 118:コントロールパルス復調回路 120:クロック発振器 122:分周回路 124:基準パルス作成回路 126:セレクタ 128,130:転送バッファ 132:全体制御部 134:ドラム制御部 136:キャプスタン制御部 138:リール制御部 140:テープロード制御部 142:リポジョン処理部 144:タイマ 146,154:レジスタ 148,156:減算部 150:サーボ演算部 158:加減速制御部 160,260:モータスピードコントローラ 162,262:ドライバ回路 162−1〜162−3,262−1〜262−3:ス
テータコイル 164,264:ロータ 166−1〜166−3,266−1〜266−3:ホ
ールセンサ 170−1〜170−6,270−1〜270−6:F
ET 172−1〜172−6,272−1〜272−6:ダ
イオード 174,274:電流検出抵抗 176,248:ROMコントローラ 178,250:ROM 180−1〜180−3,254−1〜254−6:A
NDゲート 182,252:パルス幅制御部 192:トルクリップル測定部 194:補正テーブル 204,208,210:カウンタ 206:レジスタ 212:方向判別部 214:マルチプレクサ 216,222:乗算部 218,224:符号セット部 220:摩擦セット部 226:半径定数演算部 228:テープ半径演算部 230:イナーシャテーブル 232:テンションテーブル 234,236,238,240:レジスタ 242,244:加算部 246:ブレーキモード設定部 256−4〜256−6:セレクタ 300:ガイドアーム 302:回転アーム 304:ピン 305:軸 306:テープスレッド軌跡 310:テープスレッド制御部 312:テープラップ制御部 314:タイマ 315:リーダーブロック 316:テープスレッド機構 318:テープラップ機構 320:検出部 322:ロック機構 324:レバー 326:軸 328:ロックレバー 330,332,372,374:ギア 334:リンク機構 340:装置本体 342:支持プレート 350,352:リンク 354,356:軸 458:ピン 560,362:シャフト 364,366,368,370:ガイド溝 380:スリット溝 382:ピン 400:第1カウンタ 402:第2カウンタ 404:ラッチ 406:リポジション位置算出部 408:一致検出部 410:リポジション走行制御部 412:完了通知部 500:高速サーチ部 501:高速サーチ命令部 502:ブロックID復調部 504:レジスタ 506:一致検出部 508:高速走行制御部
Claims (22)
- 【請求項1】シングルリールに磁気テープ(48)を装
着したカートリッジ(46)を、ファイルリール(4
5)側にローディングして前記磁気テープ(48)をマ
シンリール(70)に巻き出し、前記ファイルリール
(45)とマシンリール(70)の回転駆動により磁気
テープ(48)を走行させるテープ走行機構と、 前記磁気テープ(48)のヘリカルスキャンによって情
報を記録再生するロータリヘッド機構と、 情報記録時に、前記磁気テープ(48)のコントロール
トラックに、ヘリカルトラックの開始位置を示すコント
ロール信号を記録し、情報の再記録時又は記録後の再生
時に前記コントロールトラックの記録信号からコントロ
ールパルスを再生する固定ヘッド(40)と、 記録又は再生時における前記磁気テープ(48)のロー
タリヘッド機構(44)への再位置付け動作を、前記固
定ヘッド(40)で再生される前記コントロールパルス
に基づいて制御するリポジション処理ユニット(14
2)と、を設けたことを特徴とする磁気テープ装置。 - 【請求項2】請求項1記載の磁気テープ装置に於いて、 前記テープ走行機構は、磁気テープ(48)を一定速度
で送るキャプスタンモータ(20)、前記ファイルリー
ル(45)を駆動するファイルリールモータ(28)及
び前記マシンリール(70)を駆動するマシンリールモ
ータ(32)を備え、 前記ロータリヘッド機構はヘッドドラムを定速回転させ
るドラムモータ(14)を備えたことを特徴とする磁気
テープ装置。 - 【請求項3】請求項1記載の磁気テープ装置に於いて、
前記リポジション処理ユニット(142)は、 前記コントロールパルスのテープ走行方向に応じて加算
又は減算するによりテープ走行位置を示すカウント値
(C1)を計数する第1カウンタ(400)と、 前記第1カウンタ(400)と並行して前記コントロー
ルパルスを計数すると共に、上位制御手段(12)から
リポジション実行信号を受けた時に計数動作を停止して
カウント値(C2)をラッチする第2カウンタ(40
2)と、 前記第2カウント手段(402)でラッチした計数値
(C2)から所定の停止遅延距離(Sd)を差し引いて
リポジョン位置を示すカウント値(C0)を算出する位
置算出部(406)と、 前記リポジション実行信号を受けた際に、定速走行中の
磁気テープ(48)を停止後に逆方向に走行させ、該逆
方向への定速走行中に前記第1カウンタ(400)のカ
ウント値(C1)が前記リポジション位置のカウント値
(C0)を通過したらテープ走行を停止して元の方向に
定速走行させる走行制御部(410)と、 前記磁気テープ(48)を戻した後の定速走行中に、前
記第1カウンタ(400)のカウント値(C1)が前記
リポジション位置のカウント値(C0)に一致した時
に、上位制御部(12)にリポジション完了信号を通知
して記録又は再生を行わせる完了通知部(312)と、
を備えたことを特徴とする磁気テープ装置。 - 【請求項4】請求項3記載の磁気テープ装置に於いて、
前記走行制御部(410)は、リポジション実行信号を
受けた際に、定速走行中の磁気テープ(48)を所定距
離定速走行してから減速制御して停止し、該停止後に逆
方向に加速制御して定速走行させ、更に、前記リポジシ
ョン位置の通過後に、所定距離定速走行してから減速制
御して停止し、該停止後に元の走行方向に加速制御して
定速走行させることを特徴とする磁気テープ装置。 - 【請求項5】請求項3記載の磁気テープ装置に於いて、
前記走行制御部(410)は、前記テープ走行機構に設
けたキャプスタンモータ(20)、ファイルリールモー
タ(28)およびマシンリールモータ(32)を制御す
ることを特徴とする磁気テープ装置。 - 【請求項6】請求項2記載の磁気テープ装置に於いて、 所定長のデータブロックの数を示すブロックIDで指示
された目標位置までの走行距離を、前記固定ヘッド部
(40)からのコントロールパルスのカウント値(C
1)から計算して、高速サーチ動作を行う高速サーチ部
を設けたことを特徴とする磁気テープ装置。 - 【請求項7】請求項2記載の磁気テープ装置に於いて、
前記高速サーチ部は、前記コントロールパルスのカウン
ト値(C1)を1ブロック長当りのコントロールパルス
の数Mで割ってブロックID信号を復調するブロックI
D復調部(502)を備え、目標位置のブロックIDか
ら現在位置のブロックIDを減算した値に前記1ブロッ
ク長当りのコントロールパルス数(M)を掛け合せて、
目標位置までの距離を示すコントロールパルス数(C)
を算出することを特徴とする磁気テープ装置。 - 【請求項8】請求項2記載の磁気テープ装置に於いて、
更に、 電源投入直後の初期化診断処理の際に、キャプスタンモ
ータ(20)を一定電流で回転させて1回転分のトルク
変化を測定するトルクリップル測定部(192)と、 テープ走行時に、前記トルクリップル測定部(192)
の測定結果に基づき、1回転のトルク変化を低減するよ
うに前記キャプスタンモータ(20)に対する駆動電流
を補正する補正部と、を備えたことを特徴とする磁気テ
ープ装置。 - 【請求項9】請求項8記載の磁気テープ装置に於いて、
前記トルクリップル測定部(192)は、前記キャプス
タンモータ(20)の駆動電流の検出値を、モータ回転
センサの発生パルスに同期してサンプリングして、1回
転の各位置での補正電流値を格納した補正テーブル(1
94)を作成し、 前記補正部(194)は、前記補正テーブル(194)
の補正値に基づいて前記キャプスタンモータ(20)を
フィードフォワード制御することを特徴とする磁気テー
プ装置。 - 【請求項10】請求項2記載の磁気テープ装置に於い
て、更に、前記キャプスタンモータ(20)は、コイル
相分のホールセンサを備えたブラシレスDCモータであ
り、前記ホールセンサの検出信号に基づいてコイル相を
切替えるドライバ部を有し、該ドライバ部は、前記ホー
ルセンサの検出信号に基づくコイル相の切替えタイミン
グの直前で実際のコイル相を切替える切替タイミング制
御部(184)を備えたことを特徴とする磁気テープ装
置。 - 【請求項11】請求項2記載の磁気テープ装置に於い
て、更に、前記ドラムモータ(14)は、コイル相分の
ホールセンサを備えたブラシレスDCモータであり、前
記ホールセンサの検出信号に基づいてコイル相を切替え
るドライバ部を有し、該ドライバ部は、前記ホールセン
サの検出信号に基づくコイル相の切替えタイミングの直
前で実際のコイル相を切替える切替タイミング部を備え
たことを特徴とする磁気テープ装置。 - 【請求項12】請求項2記載の磁気テープ装置に於い
て、更に、前記ファイルリールモータ(28)は、コイ
ル相分のホールセンサを備えたブラシレスDCモータで
あり、前記ホールセンサの検出信号に基づいてコイル相
を切替えるドライバ部を有し、該ドライバ部は、前記ホ
ールセンサの検出信号に基づくコイル相の切替えタイミ
ングの直前で実際のコイル相を切替える切替タイミング
部を備えたことを特徴とする磁気テープ装置。 - 【請求項13】請求項2記載の磁気テープ装置に於い
て、更に、前記マシンリールモータ(28)は、コイル
相分のホールセンサを備えたブラシレスDCモータであ
り、前記ホールセンサの検出信号に基づいてコイル相を
切替えるドライバ部を有し、該ドライバ部は、前記ホー
ルセンサの検出信号に基づくコイル相の切替えタイミン
グの直前で実際のコイル相を切替える切替タイミング部
を備えたことを特徴とする磁気テープ装置。 - 【請求項14】請求項8、9、10又は11記載の磁気
テープ装置に於いて、前記切替タイミング制御部は、定
速回転に達した時の前記ホールセンサの検出信号による
コイル相の切替間隔を基準間隔として計数するカウンタ
と、前記基準間隔から所定値を差し引いたカウント値を
コイル相の切替間隔として初期設定して切替タイミング
を早め、その後は、前記基準間隔を設定したコイル相を
切替える切替タイミング部を備えたことを特徴とする磁
気テープ装置。 - 【請求項15】請求項2記載の磁気テープ装置に於い
て、 前記ファイルリールモータ(28)と前記マシンリール
モータ(32)の各々は、コイル相分のホールセンサを
備えたブラシレスDCモータであり、更に、 前記ホールセンサの検出信号に基づいてコイル相を切替
えるドライバ部(100,106)と、 テープ供給側のリールモータをブレーキモードで駆動さ
せるブレーキモード設定部(246)と、を備えたこと
を特徴とする磁気テープ装置。 - 【請求項16】請求項2記載の磁気テープ装置に於い
て、前記ドライバ部は、 スター結線された各コイル毎に、電流を流し込む第1ス
イッチング回路と電流を流し出す第1スイッチング回路
を直列接続したブリッジ回路を有し、 ノーマルモードでは前記第1スイッチング回路と第2ス
イッチング回路のいずれか一方を、電流制御信号に応じ
たパルス幅制御信号と前記ホールセンサの検出信号に基
づくコイル切替信号との論理積信号で駆動し、他方を前
記コイル切替信号のみで駆動し、 ブレーキモードでは、前記第1スイッチング回路と第2
スイッチング回路の両方を、前記パルス幅制御信号と前
記コイル切替信号との論理積信号で同時に駆動すること
を特徴とする磁気テープ装置。 - 【請求項17】請求項1記載の磁気テープ装置に於い
て、更に、 前記カートリッジ(46)のマシンリール(45)から
前記ファイルリール(70)に磁気テープ(48)の先
端を引き出して装着するスレッド機構と、 前記ロータリヘッド部(44)にテープを巻き付けるテ
ープラップ機構と、 前記スレッド機構と前記テープラップ機構を並行して動
作させるロード制御部(142)と、を備えたことを特
徴とする磁気テープ装置。 - 【請求項18】請求項17記載の磁気テープ装置に於い
て、前記ロード制御部(140)は、前記スレッド機構
の動作開始で起動し一定時間後にタイムアウトして前記
テープラップ機構の動作を開始させるタイマを備えたこ
とを特徴とする磁気テープ装置。 - 【請求項19】請求項17記載の磁気テープ装置に於い
て、前記ロード制御部(140)は、前記マシンリール
(70)の手前のスレッド軌跡の位置に設置したセンサ
を有し、前記テープスレッド機構の動作により該センサ
からテープ先端の検出出力が得られた時に前記テープラ
ップ機構の動作を開始させることを特徴とする磁気テー
プ装置。 - 【請求項20】請求項17記載の磁気テープ装置に於い
て、前記ロード制御部(140)は、前記ファイルリー
ル(45)の回転パルスを計数するカウンタを有し、前
記テープスレッド機構の動作により前記カウンタのカウ
ント値が所定値に達した時に、前記テープラップ機構の
動作を開始させることを特徴とする磁気テープ装置。 - 【請求項21】請求項17記載の磁気テープ装置に於い
て、更に、前記テープラップ機構の動作を前記マシンリ
ール(70)の手前の所定位置で機械的に停止させるロ
ック機構を有し、並行して動作している前記テープラッ
プ機構の可動ローラのラップ完了位置への移動で、前記
ロック機構のロック状態を機械的に解除してスレッド動
作を再開させることを特徴とする磁気テープ装置。 - 【請求項22】請求項17記載の磁気テープ装置に於い
て、テープラップ機構は、 一端を筐体側に軸により回動自在に装着すると共に、中
央部のスライド溝に対するピンの連結で相互にスライド
自在にクロス配置された一対のリンクと、 前記リンク部材の他端に装着され、筐体側のガイド溝に
沿って移動可能な一対の可動ガイドと、 前記一対のリンクの軸に前記テープラップモータの回転
を伝達し、前記一対のリンクを開閉して前記可動ガイド
をラップ開始位置とラップ完了位置の間で移動させるギ
ア機構と、を備えたことを特徴とする磁気テープ装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6174939A JPH0836807A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 磁気テープ装置 |
| US08/440,531 US5717537A (en) | 1994-07-27 | 1995-05-12 | Magnetic tape apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6174939A JPH0836807A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 磁気テープ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0836807A true JPH0836807A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15987376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6174939A Pending JPH0836807A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 磁気テープ装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5717537A (ja) |
| JP (1) | JPH0836807A (ja) |
Families Citing this family (8)
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- 1994-07-27 JP JP6174939A patent/JPH0836807A/ja active Pending
-
1995
- 1995-05-12 US US08/440,531 patent/US5717537A/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5717537A (en) | 1998-02-10 |
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